オープンソースカンファレンス2014 kansai@kyoto
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京都オープンソースカンファレンス2014TRANSCRIPT
オープンソースカンファレンス 2014 Kansai@Kyoto
2 日目( 8/2 土) レポート野田純一
開催場所は「京都リサーチパーク」京都駅から 1 駅の丹波駅から徒歩 5 分
大きく、企業ブースと個人ブースにわかれる、コミケのようなノリ
Linux HA クラスタ Pacemaker の日本コミュニティのデモ
東芝の Flash Air(WiFi 搭載 SD メモリカード ) を使ったクレーンゲームデモiPad で Flash Air と通信してクレーンを操作する。
Flash Air プレゼント抽選会で東芝の中の人(エンジニア)登場、ご年配なのに萌えキャラが書けるすごさ
http://www.toshiba.co.jp/p-media/flashair/
https://flashair-developers.com/ja/
GMO VS さくら VS IIJユーザー & コミュニティに受け入れられるために萌えキャラクターも宣伝の重要なファクターに
IIJ MOGOK (Ruby PaaS)http://mogok.jp/
申し込みから数分後にあらかじめ用意されてるアプリケーション (REDMINE など)が利用できるのは便利。Ruby1.x 系なのがイケてないがもうすぐ 2 系に対応するらしい。
ベース OS は CentOS6
IIJ MOGOK セミナー所感
1 インスタンスは無料なのは魅力的だがあくまで個人(アマチュア)の範囲の性能なので大規模を想定したサイトの場合は他の PaaSのほうが魅力的か。得に Ruby 1.X 系なのは痛い。
HTTP サーバーは Thin を使用してる・・・。法人用に使う場合は複数のインスタンスをたててロードバランシングするらしい。
クラウドシステムは Linux LXC を利用。
さくらのクラウド セミナーhttp://cloud.sakura.ad.jp/
会場では 2 万円 ! のさくらクラウド無料チケットを配り、さくらインターネット研究所 所長でさくらクラウドの責任者の鷲北氏が自ら全容と利用例を解説するというコンボ。会場を出てすぐためしたくなる仕掛け。
さくらクラウド セミナー メモ
・さくら VPS からさくらクラウドへマイグレーションが可能(知ってたがやっぱりこれすごい便利)
・さくらクラウドのセットアップ機能などは REST API を用意・さくらクラウドを利用しているテレビ局から100台サーバー増えやしたいという話をうけたから API を利用したバッチをかいてサーバーを100台いっきに増やしたりした。・さくらクラウドの利用例:ゲーム系のサイト、ニュース配信のサイト・トラフィック課金がないのが強み(確かにこれすごいよ、 AWS に勝っている点)・さくらクラウドと AWS とのハイブリット運用も可能、実際にやっている所もある・ AWS でニュース記事をつくってさくらクラウドで配信とか・「はてな」もさくらを利用・ Hatena::Mackerel サーバー監視ツールで、はてなと協力してやっていく計画
https://mackerel.io/
GMO は・・ ConoHa のバッテリープレゼントとライトニングトークでのラップ調「 ConoHa CentOS7 対応」プレゼンのみ。ただし、 OSS カンファレンスでのこのはたその人気度は異常。
大人気だった GMO のこのはとあんずのグッズ
BLACK DUCK のセミナーhttp://www.blackducksoftware.jp/
上記の動画がわかりやすい。オープンソース全般のサービス。
オープンソースコミュニティの活発度をグラフ化して活発な OSS ソフトを利用することがしやすくなる。作った製品に OSS ソフトライセンス違反がないか調べてくれる。
https://www.openhub.net/
OSS へのコミット活動履歴から転職用の履歴書を作成したりしてくれるらしい。(おそらくアメリカ向けのみ)
ライトニングトーク 2 本目の orumin 氏の講演で気になった OSvGoogle からの支援で OSv への CRuby の移植をやってる大学生 (orumin 氏 )の話。
OSv とは Google が作っている PaaS 用のレイヤーが薄い OSハイパーバイザで動くのを最初から想定されている OS
C++11 で実装されている。まだ α ステージで年末ぐらいに正式リリースらしい。
AmazonEC2 などでは動くようになっている。
http://osv.io/https://github.com/cloudius-systems/osv
個人ブースでの灘校パソコン研究部のデモツイッターからアニメキャラクターの人気度を図るソフトを展示。実に灘校らしい開発。素晴らしい。
18: 00~ 20: 00懇親会の様子・・会費 3500 円のクオリティかは微妙な所
学生が多く、ボランティアの方もほぼ大学生だったので新鮮でした。Perl の YAPC などよりもさらにライトな雰囲気。明らかに東京でやってる言語や技術系のイベントとは雰囲気が違う。
いい点としてはやはり地域コミュニティという概念が主体で地域の OSS 活動やコミュニティの盛り上がりをどうやって促すかといった点を講演されている方が多かったです。
地域独自の OSS成果物を出すのを促すために、広島 OSC など比較的規模の小さいであろうイベントにもより多くの個人と企業の参加と支援を期待します。
余談ですが、ライトニングトーク司会の京都ノートルダム女子大学の方の声が萌死でした。連れてきた人は神。