20140201 (仮)五島ゆるまなび大学
TRANSCRIPT
五島ゆるまなび大学の今後のプロセス
自然地形からみる島景観
■五島の特徴と島景観・離島のスケールではなく、島の中に都会と田舎が共存しているような島である。・街並み・海・山といった豊かな自然景観、教会、食、美容など豊富な資源がある。・周りが海であり、いまでも個性を持ち続けている。
■行政の役割①地元のまちづくりの議論②活動への補助金、公的団体の調整、
■五島人の役割①現地発の情報発信②現地のコーディネート、イベントの企画・運営
■外部の人(東京人)の役割①東京でのイベント・情報発信、東京からの広報支援
行政 五島人 (住民)
外部の人 (東京人)
観光ツアー ・グリーンツーリズム ・エコツーリズム
若者の仕事
非日常的な 外部からの刺激
若者の教育
観光コーディネーターの 専門的技術の育成
地域のお祭りや 市民講座などの 既存コンテンツの活用
学び観光 ・五島検定合格者割や 島外でも学べる仕組み
、空海など、 より深みのある観光へ 民泊、移住の促進
(仮)特定非営利活動法人 五島ゆるまなび大学
長期を見据えた体制作り『五島ゆるまなび大学』
■メンバー〈東京参加〉 泉山塁威 今野聖平 清水善康
〈五島参加〉 中山梨華 廣瀬愛 芳澤瞳
・協会や天文台、公園など様々な資源が島全体にある
・海岸線沿線のみを通り、ほぼ類似のルート設定。
・初めての観光客にとってこの地域の規模を知らないと回りきれない。
福江島の中で行われている教育・文化活動のリストと行われている季節
・この地域でしか習えないことや、魅力的な活動が多く存在する。
・またやれることが出来る地域の方が多く存在し、親切心を持ち合わせている。
時期別による福江島の教育・文化活動(年間)
観
光
・歴史があるため、文化・教育活動は一年を通しても時期に応じた活動 がある。・文化・教育活動で行えることはかなりあるが、あまり知られていない・こういった活動を他集落の住民も知らず、また観光客も知ったら楽しめるのではないか・これらの活動を情報発信で可視化し、既存の観光資源と組み合わせて パッケージツアーができるのではないだろうか
島内の市街地と集落の生活関係(観光資源は島周にあるが、生活の基盤は市街地)
■五島内における課題・中心に機能が集中し、外部との関係が希薄・子供のための習い事が少ない。・義務教育以外の+αの習い事が欲しい。・各地域のイベントや祭りも盛んだが発信されていない。
■五島外における課題・地域名は有名だが、どこに訪れていいかわからない。・見たいところあるけど、知識ないため、遠いしお金かかるので、来るのには不安。・都会や他の観光地では味わえない、新たな観光をここでは味わえるか情報がない。
地域資源はあるが。。。
ターゲット⇒20~30 代の地域住民、観光客
需要を捉えられていないしっかりと発信ができていない
⇒地域住民、観光者への提案が必要 加えて、発信も考えなければいけない
: 2012: 2000
情報発信・体制
教育・生活
五島ゆるまび大学プロジェクトを進める上で、組織の体制を整えることも重要である。行政、五島の住民、外部の人(東京の人)の3者の連携と役割分担を明確にする必要がある。 行政は、地元まちづくりの議論、補助金や公的団体の調整を行い、五島の住民は現地発の情報発信、現地のコーディネート、イベント企画運営など行い、外部の人(東京の人など)は、東京でのイベント・情報発信、東京からの広報支援などである。 それらの体制の促進には五島人と東京人が NPO 法人などを組成し、一体的に活動をしていく必要がある。
五島ゆるまなび大学を動かしていくには、すぐに実現化するのは難しく、じっくりと積み重ねていく必要がある。 まずは、東京人だけでなく、五島人と行政との意識の共有や調整が必要である。数回のデザインキャンプやまちづくりの議論を通して、目標像を共有し、必要な体制や活動などを議論する講座やイベントをして、五島でお互いが会い、議論することが重要である。 数年後には、実行部隊としての組織(NPO 法人)を組成し、様々なプロジェクトを動かしていく必要がある。
今後のスケジュール感!"#$ !"#% !"#&
行政 五島人
外部の人 (東京人)
「(仮)特定非営利活動法人
五島ゆる まなび大学」設立
・数回のデザインキャンプと まちづくりと体制の議論・会議 ・講座やイベント
『五島ゆるまなび大学』の 様々なプロジェクト
五 島 の 現 状 ② 体 制 ・ プ ロ セ ス へ の 提 案
周辺地域からみる観光動態
福江島の観光資源の位置 及び 推薦ルート
季節別による福江島の教育・文化活動
魚釣り魚さばき
竹カゴ
かんころもち
春凡例
夏秋冬通年
観光 ・生活 ・教育を絡めた若者に響く情報発信ツールと
誰もが先生と生徒になれる 「ゆるまなび活動」
( 仮 ) 五島ゆるまなび大学
五島の情報発信のハブとなる『五島ゆるまなび大学』
ホームページの機能
○五島の最新のイベント情報が地域から更新!!
○FACEBOOK の最新情報と『いいね!』機能!
○五島の魅力をスライドショー写真で引きつける!!
○五島の最新のイベント情報が地域から更新!!
○五島の魅力をスライドショー写真で引きつける!! HP のトップページに五島の魅力を伝える写真がダイナミックにスライドショーで動きます。五島を知りたい人が、最初に目に引き付けられます!
五島列島の「ゆるまなび活動」やイベント情報の最新情報が更新されます。HP の枠組みに、各地域からフォーマットの情報をアップするだけで更新も簡単!!
FACEBOOK の最新情報(タイムライン)や『いいね!』機能があるので、広報に広がりが出ます。
ライドショーで動きます。五島を知りたい人が、最初に目に引き付
の最新情報が更新されます。HP の枠組みに、各地域からフォーマットの
FACEBOOK の最新情報(タイムライン)や『いいね!』機能があるので、広報に広が
FACEBOOK の最新情報(タイムライン)や『いいね!』
○既存の五島に関するHPやプロジェクトを一覧できる! 五島の行政、民間の HP や市民ベースの様々なプロジェクトなど、活動は盛んであるが、情報の窓口が多く、一覧で閲覧できないという課題がある。 「食べる」、「体験する」、「癒し」などのカテゴリ別に、様々な情報サイトにリンクしていれば、サイトを見る人が、「五島ゆるまなび大学」のサイトを見れば、五島の情報が全てわかるという状態になる。観光客や島外の人が見る時に、情報のおもてなしができるのではないか。
○宿泊と体験プログラムがパッケージで情報発信!! 現在の宿泊施設の情報発信は、民宿やホテルの情報があるだけで、情報も少なく、写真を見る限り、若者や女性が宿泊したいと思える情報発信と宿泊施設の現状にない。民泊プロジェクト『しるしま』や旅館などの宿泊施設の情報発信は、滞在期間によって、いくつかの宿泊施設のモデルを示している。1泊、2 泊、3泊などの滞在期間によって、宿泊と『ゆるまなび活動』や体験プログラムをパッケージで情報発信することで、五島列島の過ごし方がわかりやすく、行ってみたいと思うハードルを下げることになる。
五島ゆるまなび大学のホームページは、人の行動に訴えかける行動志向型カテゴリのアイコンがあり、観光客や住民が探したい情報を直感的に探しやすくなっている。 また、五島にある様々な既存サイトにリンクしており、このホームページから、必要なサイトにアクセスできる。 誰もが先生になれる住民の生活・教育活動である「ゆるまなび活動」や移住・民泊プロジェクトゆるしま・しるしまの情報にもアクセスできる。 観光情報だけでなく、生活や教育活動にも役立つサイトである。
観る
コンテンツコンテンツコンテンツ
既存サイト(行政、民間)
市民プロジェクト
ゆるまなび活動
歴史特産品
五島移住コミュニティゆるしま
五島民泊プロジェクトしるしま
体験する泊まる食べる観る 癒し
ゆるまなび活動
日常にある教育活動や体験・市民活動 民泊 PJ 移住 PJ 移住元
ネットワーク
イベント化各地域から情報発信
五島列島 島外・東京など
ホームページ
コンテンツ
移住・民泊 PJゆるしま・しるしま
移住・民泊 PJゆるしま・しるしま
① 情 報 発 信 へ の 提 案
観光客やサイトを見る人の視点に立った、行動指向型カテゴリ
・情報発信ツール(HP)等が、形式的であり、個々では一生懸命だが、必要な情報が必要な人に届いていない。・様々な情報が錯綜していて、連携出来てない。
■商工会議所特産品プロジェクトホームページ ⇒センスが良いが、情報量が少ない・・・
■五島観光協会のホームページ ⇒情報量はあるが、かたい。
■五島市ホームページ ⇒頑張っているが、わかりにくい。
■浜口水産ホームページ ⇒センスが良い。若者に響く
五島の情報発信の分析(悪い例・良い例) 情報発信の課題
・様々なサイトの役割分担や連携ができていない⇒団体間の役割分担・連携 など体制にも表れている?
・観光情報として、自然や景 観などのハード的な観光資源のみが掲載され、どう楽しめば良いかの提案がない
・観光ルートは、島を1周す るルートが描かれているが、所要時間もなく、実際1日では回りきれないルートである
⇒生きた情報とわかりやすい 情報発信体制が求められる
特 徴 課 題
■メンバー〈東京参加〉 泉山塁威 今野聖平 清水善康
〈五島参加〉 中山梨華 廣瀬愛 芳澤瞳
観光 ・生活 ・教育を絡めた若者に響く情報発信ツールと
誰もが先生と生徒になれる 「ゆるまなび活動」
( 仮 ) 五島ゆるまなび大学
教育と観光の2つを主に行っていき、内向けには地元民の地域理解をはかり、直に人に触れ経験をし、地域内の子供への地域理解をはかることに2点があり、それらを教育と呼ぶ。観光に関しては、観光客に関してである。
やれること:五島で行えることやりたいこと:五島人が行いたいこともとめられていること:外部の人が求める五島のスベテ3つを満たした【教育・観光】と【情報・体制】の2つの提案を行う。それが、ゆる学び大学である。
ただし、情報発信・体制に関しては必須項目となっている。 地域に愛着を持ってもらうためには、地域内部に目を向けるのは当然のことであり、かつ外部にも目を向ける必要がある。 そのため今回のテーマを【教育】、【観光】を取り上げている。
自分の生活・趣味 自分の生活・趣味 自分の生活・趣味地域の教育 地域の教育
観光
島内で得た経験(仕事・趣味)から島内の教育に活かす。
現在の生活はしっかり土台とする
余裕が出て来たら、外部への観光にも!
多少時間を割いて地域の教育に時間を費やす !
A さん(現在)
Aさん(1ヶ月後)
Aさん(2年後)
自分の生活・趣味地域の教育観光
自分の生活・趣味地域の教育観光
自分の生活・趣味地域の教育観光 地域資源
ゆるまなび活動+現在ある観光資源のパッケージ化Aさん Bさん Cさん
一人一人の負担を減らすため、活動をパッケージにする様々な経験が出来ることにより、参加者も楽しめる
パッケージ化
STEP1 ゆるまなび活動
STEP1 ゆるまなび活動地域に眠る地域の方が行う日常の活動
ゆる学び活動+地域資源などをパッケージ化
STEP2 ゆるまなびキャンプ
STEP2 ゆるまなびキャンプ
今ある観光資源(自然景観、協会、
椿 等)
ゆるまなび活動
ゆるまなび
キャンプ
情報発信(観光・移住)
(仮)五島ゆるまなび大学
++
=
日常の教育や文化活動
が観光になる
やれる
こと
やり
たい
こと
求められていること
実施可能
観光客地域の子地元民対象者
『地域の方により愛着をもってもらいたい』
教 育 観光
教 育 観光
■外部の方と関わり、生の声を聞くことで、この地域の魅力の再発見にになる■一人ではできないと思っていた人が、後続で名乗りをあげ、地域は盛り上がる■やはり地域の方ががんばらねばいけん
■自然に触れながら、様々なことを学ぶ■大学進学などで外部に出ても、五島の良さを理解しているため、Uターンの可能性あり■地域外への方に情報を提供する語り部の一員になる
■選択可能なキャンプのコースがあることで、再度訪れてくれる■居住へのきっかけになる■地域外への方に情報を提供する語り部の一員になる
■「ゆるまなび活動」とは、地元民が島内で日常生活で行う活動の延長上で、地域の子どもたちの教育、また外部の人にとっても日常では体験出来ない観光として活かす活動のことである。
■「ゆるまなびキャンプ」とは、島民の負担を少なくし、観光者により種類を豊富にするため他のゆるまなび活動や地域資源、自然をひとつの活動のパッケージにする
都会では味わえない魅力がここにはある・自然・活動・地域の笑顔
地域に触れる人が増えれば、この地域を好きになり。好きな人が増えれば地元民も誇りを持てる
・一人でも可能 ・外部に行って情報発信
・地元の理解を深める
・Uターンの可能性もあり
・ゆるまなび活動が発展すると観光にも利用可能
・いずれは『ゆるまなび留学』のようなものも
・一人では行い切れないが、なにか行ってみたい。地域の子供に教えたい。ほかの活動と行うことで負担減。
地域住民の地域への愛着を醸成
内 外
内 外
■各々のプランによるルート(仮) 1地域で完結出来るプランや一日1地域で地域を渡り歩く、観光・文化教育活動が行うことができる。PlanA: 家族向け南半部一周コース(3エリア)PlanB: アウトドア中心地集中コース(1エリア)PlanC: すきなこと一周回遊コース(島全体)PlanD: 美容と健康目的地でゆったりコース(目的地のみ)このように様々なプランがあることで次回にもつながる。
日1地域で地域を渡り歩く、観光・日1地域で地域を渡り歩く、観光・
時期別による福江島の教育・文化活動時期別による福江島の教育・文化活動時期別による福江島の教育・文化活動時期別による福江島の教育・文化活動
他のゆるまなびキャンププランとルートは? planA: 家族向け1日目
間伐材で箸づくり・間伐現場に入り、
生態系や林業について、 プロから学ぶ
3 日目グラススキー体験・橇を使って、
鬼岳、椿公園といった 五島の自然を楽しむ
2 日目カヌー体験
・ネイチャーガイドともに カヌーで島から島へ planB: アウトドア
1日目まちなか観光
・ボランティアガイドと一緒に当日のコースを回りながら情報収集
2 日目自主練習
・自主練習で一汗かいたら荒川温泉で疲れを癒す
3 日目バラモン凧作り
・バラモン凧を作って 完走祈願をするべし
planC: すきなこと1日目
ばっばの知恵袋・野菜の収穫を行い、ばっばの手料理を一緒に作って食べる
2 日目じっじの知恵袋
・じっじに弟子入りして魚釣り→さばき、薪割り→風呂
を体験し、人生相談する
3 日目浜辺で反省と読書
4日目バイバイ五島!
planD: 美容と健康
1日目椿油とアロマオイル・五島の椿油を使ったアロママッサージで癒され、化粧水づくりを
体験する
2 日目朝ヨガ@高浜ビーチ・高浜ビーチで
朝ヨガをみんなで行い心も体もリフレッシュ
五島の自然の恵みである杉や檜、椿、竹、土を使い、指導を受けながら自分たちの手で作る。作る物は、箸やスプーンなどの手軽に作れ、普段使いが出来る物から始まり、器・竹ざるなどの道具へと発展していく。食卓を囲むのに必要な物が出来上がる。
五島は自然が豊富な上に、それを活かした産業や施設や活動が多くあります。それを繋げて「まなび」の場として活用していけるのではないか?
そこで、地域の方から郷土料理を教わり、一緒に作り、自分たちが作った皿にもりつけ、食を囲み、交流へと繋がっていく。
更にスツールやテーブルや小屋などの製作へ発展していく事も考えられる。
作る際には材料採取の現場へ赴きネイチャーウォッチングしながら森についてのレクチャーを受ける。五島の自然を満喫し、森の循環の仕組みや自然との調和する営みなどについて知識を得ることができる。森から物へ。物から食へ。食は農に通じ、食卓は場となる。場ができればコミュティへも繋がっていく。
action
effect
action
effect
action
effect
観光客地域の子地元民
③教育・観光への提案提 案
教育・観光の提案で影響する人々