20140201 ゆるしま・しるしま

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シマカイが注目する移住促進ターゲット層 五島への移住をサポートする仕組みをつくる 提案1 情報収集 決 断 ■移住までの流れ 家探し・ 仕事探し 地域にとけ込む ・移住情報の発信 ・支援するコミュニティ 2つのプロジェクトを起こす事によりフォローする 具体的な情報収集の手段 ・容易に現地体験できる 宿泊プラン HP/ 本 人との交流 現地体験 移住検討の最初のステップ 「情報収集」のフォローが重要 ターゲットが移住検討のきっかけとなるような 情報を提供できる仕組みが必要 20~30 で  ゆるモード [ターゲット] :資料による情報 :自分達(若者の東京人+五島人)の考え :五島の人へのヒアリング(移住者4人含む) 行く側 受け入れ側(五島) 行く側 受け入れ側(五島) ・情報少ない ・交通費が高い ・今すぐ移住を考えてい るわけではないが情報は 欲しいのでゆるい感じ で情報が知りたい ・地域の人や空気感が知 りたい ・不安が多い (どんな人が来る?前準 備は何が必要?トラブル あったらどうしたらい い?) ・コーディネートができ るか不安 ・体験用に土地建物は貸 して良いけど運営はで きない・水(海や川)と共存する 時間を送りたい ・移住までのステップな どの案内をしてほしい ・先移住者との交流がし たい ・宿泊者と事前コンタク ・情報がない (現地のことがわからな い) ・住居が少ない(選びた い) ・仕事がない ・交通費が高い ・官が実施する説明会など は敷居が高い ・不安が多い (どんな人が来る?仕事 にはついてる?前準備は 何か必要?トラブルあっ たらどうしたらいい?) ・地域に受け入れる人の 情報を事前に共有して欲 しい ・コーディネートができ るか不安 ・水(海や川)と共存する 生活を送りたい ・二地域居住をしたい (平日-福岡& 週末-五島) ・文化のある生活を送り たい ・地域に受け入れる人と 事前コンタクト 移住者増加に向けた情報発信支援・現地体験プラン ゆるしま しるしま 2013.11.04 移住にあたっての五島の課題をきちんとおさえる 田舎にあるよさ ■移住を憧れるきっかけ ・自然がある ・人が温かい ・安全(鍵閉めない) ・ご飯がおいしい ・・・etc ・島である 五島にしかないよさ(ヒアリング結果) :資料による情報 行く側 受け入れ側(五島) 行く側 受け入れ側(五島) ・情報少ない ・交通費が高い ・情報がない (現地のことがわか らない) ・住居が少ない ・仕事がない ・交通費が高い 世の中にあふれている情報は 行く側の課題ばかり それ以外の視点があまりない 移住促進をねらった対策を考えるには一部の課題のみを解決しただけでは結果につながらない。 総合的視点から課題を整理し対応策を探る事が望ましい。 ここであげた五島の魅力は一部でしかない、しっかり整理した上で発信する事が大切 調査・ヒアリングを半日実施しただけで、 いろいろな“課題”や“あるといいな”がみられた もっと網羅的に洗い出す必要あり 行政・移住検討者・移住者・受入れ側 関係者全ての“課題”や“あるといいな”を 洗い出し、解決案検討を実施したい 五島にしかない魅力を発見整理する 五島にしかない魅力を発見整理する 提案2 提案3 26,884 18,346 13,599 9,521 8,093 7,063 4,790 2,780 897 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 0~9 10~19 20~29 30~39 40~49 50~59 60~69 70~79 80~ ※暫定の算出方法による 2,981 3,466 2,125 3,693 6,685 5,990 6,095 4,824 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 0~9 10~19 20~29 30~39 40~49 50~59 60~69 70~79 80~ 4,735 2,981 3,466 2,125 3,693 6,685 5,990 6,095 4,824 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 0~9 10~19 20~29 30~39 40~49 50~59 60~69 70~79 80~ 4,735 五島の現状 人口 五島の現状 人口 40,000 195520102065(想定) 15,000 若者が急激に減り、高齢者が増えている! 90,000 -84% -56% 人口の減少は 負のループをもたらす 対策が必要!! 人口減少 人口減少 生産年齢人口の減少 による国内総生産( GDP)の低下 子供を産み育てるこ とへの不安からくる 出生率低下 税収の減少による公 共サービスの質の低 下、年金制度の崩壊 、生活水準の低下 負のループ ⇒すぐに海に出る事ができ、色々な海がある ⇒島っぽい暮らしをしつつも、生活基盤施設が充実した生活ができる。 (福江に行けばレストラン 、ドラックストア) ⇒都市(福岡・長崎)へ交通機関1つで行ける ・生活レベルを急激に落とさずに暮らせる。 <日本移住・交流ナビに登録された 移住者を受け入れしている市町村数> 人口増加・維持への対策 島民の離島防止 島外からの移住者受け入れ 東京人と五島人の私達だからこそ、検討できる領域! ■移住の現状 シマカイが考える人口増加・維持対策 田舎に移住したいと思っている人はいるが、受け入れる田舎も数多くある。 (九州だけで211市町村) 島民の離島防止ではなく、五島以外から移住を考える人を増やすことに 着目した。 福岡県 30 大分県 18 熊本県 36 宮崎県 13 鹿児島県 45 沖縄県 45 佐賀県 長崎県 16 ▲五島市 1 九州だけでも ここから五島を選んでもらう必要がある! 211 移住者促進により、五島への移住者が増え、彼らの新しい感性により五 島の魅力が再発見され、更なる移住者促進つながる ■移住者促進による波及効果 移住者の 新しい感性 移住者の 新しい感性 1 2 3 ワクワクの輪(循環) ワクワクの輪(循環) 五島の暮らしに 誇り・魅力・愛着 が定着 五島の暮らしに 誇り・魅力・愛着 が定着 五島若者の 価値観にも影響 五島若者の 価値観にも影響 五島暮らしに誇り・魅力・愛着が定着され  また新たな移住者を呼ぶ 移住者により新しい五島の暮らしや 五島の資源を活かした新たな仕事や産業が創出される 五島にいる若者や島を離れた五島人の 五島に対する価値観が変化 五島に留まる・Uターンを望む五島若者の増加 1 2 3 ■着眼点 20~30 ゆるモード ・移住後、住み続けられる期間が長い ・子供を産む世代 ・お金より生き方を選ぶ世代 (今までの世代とは価値観が違う) ・私達と同世代だから より具体的な提案が可能 加藤 正紘  北島 美喜   土屋 光太郎 やまさき まさき page1 「移住って面白そうだな~」くらい に移住について考えている層 移住者を増やすには ゆるモードを取り込む事が大切 本気モード ゆるモード <移住意識> ⇒人口がそれなりにおり(4万人)、土地が広い(横浜市と同面積)ため 都市として匿名性やプライバシーを守った生活ができる。 →知り合い1人を介すと人がつながる距離 1 2

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シマカイが注目する移住促進ターゲット層

五島への移住をサポートする仕組みをつくる提案1

情報収集 決 断

■移住までの流れ

家探し・仕事探し

地域にとけ込む

・移住情報の発信・支援するコミュニティ

2つのプロジェクトを起こす事によりフォローする

具体的な情報収集の手段

・容易に現地体験できる      宿泊プラン

HP/ 本 人との交流 現地体験

移住検討の最初のステップ「情報収集」のフォローが重要

ターゲットが移住検討のきっかけとなるような情報を提供できる仕組みが必要

20~30代 で ゆるモード

[ターゲット]

   :資料による情報    :自分達(若者の東京人+五島人)の考え    :五島の人へのヒアリング(移住者4人含む)

課題 要望(あるといいな) 行く側 受け入れ側(五島) 行く側 受け入れ側(五島)

移住体験

・情報少ない ・交通費が高い ・今すぐ移住を考えているわけではないが情報は欲しいので、ゆるい感じで情報が知りたい ・地域の人や空気感が知りたい

・不安が多い (どんな人が来る?前準備は何が必要?トラブルあったらどうしたらいい?) ・コーディネートができるか不安 ・体験用に土地建物は貸して良いけど、運営はできない。

・水(海や川)と共存する時間を送りたい ・移住までのステップなどの案内をしてほしい ・先移住者との交流がしたい

・宿泊者と事前コンタクト

移住

・情報がない (現地のことがわからない) ・住居が少ない(選びたい) ・仕事がない ・交通費が高い ・官が実施する説明会などは敷居が高い

・不安が多い (どんな人が来る?仕事にはついてる?前準備は何か必要?トラブルあったらどうしたらいい?) ・地域に受け入れる人の情報を事前に共有して欲しい ・コーディネートができるか不安

・水(海や川)と共存する生活を送りたい ・二地域居住をしたい(平日-福岡& 週末-五島) ・文化のある生活を送りたい

・地域に受け入れる人と事前コンタクト

移住者増加に向けた情報発信支援・現地体験プランゆるしま しるしま2013.11.04

移住にあたっての五島の課題をきちんとおさえる

田舎にあるよさ

■移住を憧れるきっかけ

・自然がある・人が温かい・安全(鍵閉めない)・ご飯がおいしい ・・・etc

・島である

五島にしかないよさ(ヒアリング結果)

   :資料による情報

課題 要望(あるといいな)

行く側 受け入れ側(五島) 行く側 受け入れ側(五島)

移住体験

・情報少ない ・交通費が高い

移住

・情報がない (現地のことがわからない) ・住居が少ない ・仕事がない ・交通費が高い

世の中にあふれている情報は

行く側の課題ばかり、 それ以外の視点があまりない

 移住促進をねらった対策を考えるには一部の課題のみを解決しただけでは結果につながらない。総合的視点から課題を整理し対応策を探る事が望ましい。

ここであげた五島の魅力は一部でしかない、しっかり整理した上で発信する事が大切

調査・ヒアリングを半日実施しただけで、いろいろな“課題”や“あるといいな”がみられた

↓もっと網羅的に洗い出す必要あり

↓行政・移住検討者・移住者・受入れ側関係者全ての“課題”や“あるといいな”を洗い出し、解決案検討を実施したい

五島にしかない魅力を発見・整理する五島にしかない魅力を発見・整理する提案2

提案3

26,884

18,346

13,599 9,521 8,093 7,063

4,790 2,780

897 0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

0~9 10~19 20~29 30~39 40~49 50~59 60~69 70~79 80~

※暫定の算出方法による

2,981 3,466 2,125 3,693

6,685 5,990 6,095 4,824

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0~9 10~19 20~29 30~39 40~49 50~59 60~69 70~79 80~

4,735 2,981 3,466 2,125

3,693 6,685 5,990 6,095 4,824

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0~9 10~19 20~29 30~39 40~49 50~59 60~69 70~79 80~

4,735

五島の現状 人口五島の現状 人口

人40,000

1955年

人約 約 約

2010年 2065年(想定)

15,000人

若者が急激に減り、高齢者が増えている!

90,000-84%-56%

人口の減少は負のループをもたらす

対策が必要!!

人口減少人口減少生産年齢人口の減少による国内総生産(GDP)の低下

子供を産み育てることへの不安からくる出生率低下

税収の減少による公共サービスの質の低下、年金制度の崩壊、生活水準の低下

負のループ

⇒すぐに海に出る事ができ、色々な海がある

⇒島っぽい暮らしをしつつも、生活基盤施設が充実した生活ができる。 (福江に行けばレストラン 、ドラックストア)⇒都市(福岡・長崎)へ交通機関1つで行ける

・生活レベルを急激に落とさずに暮らせる。

<日本移住・交流ナビに登録された         移住者を受け入れしている市町村数>人口増加・維持への対策

島民の離島防止 島外からの移住者受け入れ

東京人と五島人の私達だからこそ、検討できる領域!

■移住の現状

シマカイが考える人口増加・維持対策

 田舎に移住したいと思っている人はいるが、受け入れる田舎も数多くある。(九州だけで211市町村)

 島民の離島防止ではなく、五島以外から移住を考える人を増やすことに着目した。

福岡県30

大分県18

熊本県36

宮崎県13

鹿児島県45

沖縄県45

佐賀県8

長崎県16

▲五島市1

九州だけでも

ここから五島を選んでもらう必要がある!

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移住者促進により、五島への移住者が増え、彼らの新しい感性により五島の魅力が再発見され、更なる移住者促進つながる

■移住者促進による波及効果

移住者の 新しい感性移住者の 新しい感性1

23ワクワクの輪(循環)ワクワクの輪(循環)

 五島の暮らしに誇り・魅力・愛着      が定着

 五島の暮らしに誇り・魅力・愛着      が定着

五島若者の価値観にも影響五島若者の価値観にも影響

五島暮らしに誇り・魅力・愛着が定着され  また新たな移住者を呼ぶ

移住者により新しい五島の暮らしや五島の資源を活かした新たな仕事や産業が創出される

五島にいる若者や島を離れた五島人の五島に対する価値観が変化五島に留まる・Uターンを望む五島若者の増加

12

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■着眼点

20~30代 ゆるモード・移住後、住み続けられる期間が長い・子供を産む世代・お金より生き方を選ぶ世代  (今までの世代とは価値観が違う)・私達と同世代だから  より具体的な提案が可能

加藤 正紘  北島 美喜  土屋 光太郎 やまさき まさき

page1

で「移住って面白そうだな~」くらいに移住について考えている層

移住者を増やすにはゆるモードを取り込む事が大切

本気モード

ゆるモード

<移住意識>

⇒人口がそれなりにおり(4万人)、土地が広い(横浜市と同面積)ため 都市として匿名性やプライバシーを守った生活ができる。  →知り合い1人を介すと人がつながる距離

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移住者増加に向けた情報発信支援・現地体験プランゆるしま しるしま2013.11.04

古民家ステイ

))

)

企業

ゲストハウス

管理人

民泊

家主

NPO等

ゆるまなび活動

管理 管理 管理

企画・運営

企画運営

サポート

・受け入れ側(五島)の立場にあった、運営のしくみが必要・移住に関するコンテンツをトータルで考える企画・運営体制が必要

<しるしま>では移住検討者が自由にコンテンツを選択できる

○現地体験を    申し込む

 家主や行政等が宿を確保し提供する。NPOは受け入れ側(五島)の思いを受け止め、企画・運営を実施し、サポートも実施する。

■2泊3日のシミュレーション   <ゲストハウス+民泊>を選択した場合のプラン

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① 福江港周辺:ゲストハウス A邸<利点>

確保提供

確保提供

<利点>② 玉之浦町小川:民泊 B邸(先移住者 宅)

CASE STUDY

現地体験宿泊プロジェクト

しるしま 段階的な移住の為の現地体験型宿泊プラン(しま宿) と各集落の魅力を体験できる活動(ゆるまなび活動)をセットとして提供する現地体験プラン。利用者に併せたコースを利用者が自由に選択できる方式

+ ゆるまなび活動

ゆるまなび活動

移住検討レベルや、移住してみたい場所に合わせて         選べる3つの現地体験型宿泊プランを提供 

■しま宿の配置

実現化にあたって

実現化案

例えばフライヤーで選ぶ

しま宿

しま宿

しま宿

 多くの市民や移住者が集まる港付近のみゲストハウスを配置、島中に古民家ステイ・民泊を配置とする

■地域ごとに用意された豊富な宿泊プラン

・交流やイベント等に気軽に参加できる・一人でも、家族でも宿泊可能

・先移住者の働き方に直に触れる事ができる (例えば馬小屋をリノベーションしたアトリエを見学など)

・畑等での自給自足を体験する事や周辺の住民との関わり方など生活の仕方を学べる

・先移住者に密な移住相談をする事ができる

 五島の人たちの生活や営みを、子どもたちに対する学習として、また島の中・外の人などに対する観光や交流の機会として、体験できるようにする活動(詳細は「(仮)五島ゆるまなび大学」参照)

古民家ステイ

ゲストハウス

民泊

かんころもち作り

酪農体験

漁業体験

・・・

古民家ステイ移住関心 Level.1

ゲストハウス

民泊(移住者宅、地元住民宅)

 五島の風景を活かした、おしゃれな宿で、島の観光や暮らしを体験し、五島を知ってもらい移住検討を促す。観光価値としての向上も期待できる。

 移住検討者が集まれる宿泊施設。移住検討者同士のつながりも生まれ、移住のイメージが膨らむ

 五島の暮らしを、先移住者宅や、地元の家庭で体験する。移住後の具体的なイメージを体験。

移住意識が高まる

移住関心 Level.2

移住関心 Level.3

おしゃれで  趣ある施設に泊まる

共同施設に泊まる

一般家庭に泊まる

ゆるまなび活動

行政・民間家主

ゆるしま

移住情報発信・支援プロジェクト

活動内容●五島移住情報発信  ⇒HP製作●移住検討者コミュニティづくり ⇒「五島移住計画(仮)」○移住イベント○島ぐらしLab. ⇒新しい島暮らしを考える●「しるしま」の案内●「しるしま」の企画支援 ⇒現地体験コーディネート ⇒物件企画・コンサル

 移住に関する情報発信や移住を考えるコミュニティづくり、イベント等を、五島に留まらず東京などの島外でも実施

page2加藤 正紘  北島 美喜  土屋 光太郎 やまさき まさき

五島への移住をサポートする仕組みをつくる提案1の詳細

■移住イベントのイメージ

■島暮らしLabのイメージ

民泊

ゲストハウス

古民家ステイ