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今後伸びるマーケット・優良企業を見分けるポイントと、 若くして成長するファーストキャリアの選び方とは? スローガン株式会社 SLOGAN Goodfind 2016年卒予定の大学生・大学院生の皆さまへ

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今後伸びるマーケット・優良企業を見分けるポイントと、

若くして成長するファーストキャリアの選び方とは?

スローガン株式会社SLOGAN

Goodfind 2016年卒予定の大学生・大学院生の皆さまへ

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1

“大学では教えてくれない、真に社会で求められる学びを”

大学生向けのビジネススクールとして、東京・京都を中心にセミナー/イベントを開催しています。

●Goodfind主催セミナー例

・ロジカルシンキング力養成講座・グループディスカッション実践ゼミ

・ケース問題トレーニング・ロジカルコミュニケーション実践ゼミ

・マーケティング理解セミナー・ビジネスインテリジェンス&データ分析

・伸びるマーケットの見わけ方・マクロ経済から読み解くキャリア戦略・起業家・経営者を目指す人のキャリア・優良ベンチャーまとめてエントリー

etc…

●タイアップ企業ゾーン

・Professional コンサル・金融・Global グローバル進出企業・Growth 成長企業・ベンチャー

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Goodfindの紹介

16%

33%

6%14%

13%

18%Goodfindは、

上位校の大学生/大学院生に特化して、スキルアップや就職活動、キャリアに関する情報提供をおこなうWEB

メディアです。16% 東大・京大

33% 慶應・早稲田・一橋・東工大6% 北大・東北大・名大・阪大・九大・神戸

14% 上智・理科大・ICU・外大・筑波・横国・関関同立13% 明治・青学・立教・中央・法政

18% その他

学部生:院生以上=65 : 35

文系:理系=70 :30

留学生:約100名

2013卒User Profile

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1. 開催セミナー例

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4

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5

織 田 一 彰 (おだ かずあき)

スローガン株式会社 ExecutiveFellow&Co-Founder

ケイ・コンサルティング株式会社 代表取締役名古屋大学客員教授バンドン工科大学 客員講師

アンダーセン・コンサルティング (現アクセンチュア)にて、上場企業を中心に数々の企業のコンサルティングに従事。専門分野は、新規事業の展開、経営管理制度の刷新、マーケティング戦略、情報化戦略など。その後独立し、複数のインターネット:ベンチャー企業の立ち上げから育成に関わる。その間、いくつかの事業を立上げ、買収または売却し、上場企業の役員を経て、現在も複数の会社の経営をおこなっている。

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6

杉本悠 (すぎもと はるか)

スローガン株式会社 ヒューマンキャピタルディビジョンコンサルティンググループ コンサルタント

京都大学工学研究科 地球工学科修了。大阪府岸和田市出身。

社会と近い学問に携わりたいという想いから、大学院では都市社会工学を専攻。また学部時代の就職活動で感じた違和感から実際に社会に出て働いてみる必要性を感じ、ベンチャー企業でインターンシップを経験。その後、修士1年秋より、偶然に電車の中で出会った支社長の誘いでスローガン京都支社での長期インターンを開始。関西でのセミナー設計・マーケティングを任され、支社長からの無茶ぶりに応える日々。社会的意義のある仕事に本気に取り組んでいる中で、自分の存在意義を見出し、スローガンへの参画を決意。

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8

テーブルごとに自己紹介をしてください

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グループディスカッション

志望企業を決め、志望理由を

書くにあたって必要な情報を

挙げてください。

(5分)

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企業を知る

社会を知る

自分を知る

• 価値観を知る• 強みを知る

選考対策• 業界内ポジション• カルチャー…etc

• 政治・経済の状況• グローバルな競争環境…etc

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Topics

業界や企業の未来を読む

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今世の中で起こっていることは?

・終身雇用の崩壊

・少子高齢化

・企業の国際化

・テクノロジーの進化

・就職氷河期の長期化

・二極化

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1997年頃から年収はダウントレンド

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40代が年収のピークになっていく

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16

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

35.0%

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

80,000

90,000

2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013

世界全体GDPと主要国比率の推移

世界全体

米国

日本

中国

- 16 -

(中国は2006年以降が推計、その他の国は2007年以降が推計)資料:IMF

(10億ドル) (比率)

世界全体のGDPと主要国比率の推移

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17

グループワーク まずは考えてみましょう!

各国の国内総生産GDPリスト(2011年、IMF)

出典:IMF World Economic Outlook Database, April 2012

(単位10億USD)

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18

0.00%

0.50%

1.00%

1.50%

2.00%

2.50%

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

7,000

8,000

9,000

10,000

世界人口と日本の比率の推移

世界合計

日本

資料: 国連データベースより

(百万人) (比率)

世界と日本の人口推計

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19

WHO 国別人口順位(2011年)

1 China 13.5

2 India 12.2

4 Indonesia 2.4

6 Pakistan 1.7

3 US 3.1

7 Nigeria 1.6

8 Bangladesh 1.5

9 Russia 1.4

10 Japan 1.3

5 Brasil 1.9

(単位:億人)

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20

平成17(2005)年は総務省統計局「国勢調査報告」。平成67(2055)年は「日本の将来推計人口(平成18年12月推計)」(出生中位[死亡中位]推計) 国立社会保障・人口問題研究所

50年間の日本の人口の変化予想

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21

WHO 合計特殊出生率(*)、国別順位(2011年)

1 Niger 7.1

2 Afghanistan 6.5

106 Argentine 2.2

128 France 1.9

39 Iraq 4.0

138 China 1.8

182 Singapore 1.3

182 Japan 1.3

191 Korea 1.2

112 US 2.1

(*)“合計特殊出生率”、=1人の女性が産む子供の数

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Topics

業界/企業をどう分析するか?

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日本産業の歴史

Scale

Time

1950年頃 2000年頃

ネットベンチャーなど

新世代型 起業家企業

戦後の復興から復活した

護送船団型の大企業

Old Establishment

Emerging Growth

・GHQによる人材のドメインチェンジ

(多様な民生分野への研究者の移動)

・公職追放令によって若手中心の組織に

・大企業の倒産

・新興市場の創設

・ネットの商用化

事業環境の非連続変化

(デジタル化とグローバル化)

・上世代のスキル/ノウハウの不良資産化

・40-50代が多すぎるいびつな人口構造

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Scale

HighLow(-minus)

Small

Large

ベンチャー企業

Copyright©SLOGAN Inc. All Rights Reserved.

外需牽引型グローバルカンパニー

中小企業

Growth Rate

内需依存型既得権益型

・国内金融・生保・損保,電通、博報堂、テレビ局、新聞、

不動産大手、建設等・外資系金融、外資系コンサル

外資系メーカーなど外資系全般

コマツ、大塚製薬、NOK、ファナック、ファーストリテイリング、HOYA、シマノ、マニー、ミスミ、トヨタ、JT、日本電産、ダイキン

大企業

人口減少・高齢化トレンドによる、国内市場停滞・減少と長期の円安トレンドおよび、新興国の経済発展による為替の変動による、国内市場依存型の大手企業の没落トレンドと、外需牽引型と国内成長ポテンシャルの成長トレンドが明確になっていく。

楽天、DeNA、GREE、サイバーエージェント

これから伸びる領域は限られる

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25

内需依存型=成熟産業

=>少数企業による寡占状態へ

=>ルールを壊す形態の誕生

・銀行=>メガバンク3行へ、オンラインバンクの台頭

・証券=>大手3社、オンライン証券の台頭

・生損保=>統合中、外資の参入と撤退

・ビール・飲料=>水平・垂直で大手同士の統合中

・・・

・小売(百貨店/スーパー/コンビニ/家電販売)=>統合模索中

・化学・繊維・薬品=>買収対策のため統合

The rule of magic number “3”

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Topics

コンサル・商社・広告業界の

動きについて

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社会動向をもとに、みなさんの働き方、キャリアに

どのような影響があるかを考えてください。

時間:5分間

社会動向からみた、HRへの影響

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資本の過剰流動性 ⇒ 儲かるところに資本が流れる

知識産業の隆盛 ⇒ 才能が新たな価値を生む

逃げられないグローバリゼーション ⇒ 土俵の規模拡大

情報インフラの整備 ⇒ 判断できる人的資本への価値偏重

社会動向からみた、HRへの影響

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ジェネラリスト

・特定の組織に最適化されたスキルセット

・一定の年数で複数の役割を経験

・45~50歳くらいでピークを迎えるように設計

スーパージェネラリスト(連続的スペシャリスト)

・特定の組織に依存しないスキルセット

・専門技能を短期連続的に習得し、他分野への応用を継続

・ピークの思想はなく、常に社会における最大価値を追求

「価値の源泉」が変化している

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コンサル業界

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戦略ファームの大まかな分類と、それぞれのトレンド

●戦略ファーム 外資/国内

●総合(IT)

●シンクタンク

●ブティックファーム

--組織/人事

--インキュベーション

--事業再生

--M&A

--マーケティング

大まかな分類

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●コンサルティングノウハウのコモディティ化

人材問題/ソフトウェア/グローバルリサーチ

●“基幹システム導入”特需の終焉 けっこう昔だけど

●デジタル・インキュベーション・再生・ファイナンスなど専門化

2000年付近を境に、

大手ファームからのスピンアウトファームが多数登場し、

独自のポートフォリオでコンサルティングサービスを展開するように。

特徴のないファームはやや停滞基調に。

コンサルティングの潮流の変化

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規模 ⇒ 横ばいから縮小傾向

企業数 ⇒ 合併による淘汰

専門性 ⇒ 多様化

競合状況 ⇒ 激化

市場 ⇒ 国際化

業界の動向

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求められるスキルと人物像

分析力

人間性コミュニケーション

能力

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・ 体力 ・・・ 倒れない、病気にならない、

・メンタルタフネス ・・・ ストレス耐性、モチベーション管理、、

・ 知力 ・・・ 頭の回転、発想力、柔軟性、学習能力、判断力、、

・ 自立心/独立心 ・・・自分で判断すること、揺るがない価値観、、

・ 行動力 ・・・ 積極性、実現能力、、

求められるスキルと人物像

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・パートナー:案件をとってくる

・プリンシパル:複数のプロジェクト管理

・シニアマネージャー:プロジェクトリーダー

・アナリスト:リサーチ・資料作成

雇用とキャリアについて

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・契約(昇進・昇給)は毎年更改(クビもある)

・プロモーションには差がある (外資>>内資)

・基本的に「Up or Out」の世界

・研修は最低限(本当に最小限、あとはOJT)

・ノウハウは、おもに人に依存する

・人材の流動性は高い(外資>>内資)

雇用とキャリアについて

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●プロジェクト単位で動く(所属部門はない)

●専門性によるチーム編成

●仕事はすべてカスタムメイド

●アウトプットは主にドキュメント

●プロフェッショナルであることを求められる

仕事内容について

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商社

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商社ビジネスの基本はこの2つ

■トレード

■事業投資

国内 :国内の卸売(与信)

輸入 :国産製品を海外へ

輸出 :海外製品を国内へ

三国間:海外製品を海外へ

⇒口銭(手数料)モデル

収益源となる資産(鉱山/プラント/事業会社etc.)

へ投資し、場合によっては経営もする。⇒配当金/連結取込モデル

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1970 1990 2000

建機メーカー 建機メーカー 建機メーカー

商社 商社 商社

鉱山開発会社 鉱山開発会社 鉱山開発会社

商社のビジネスモデルの変遷

輸出代行

輸出拡大海外生産拠点拡充

輸出減少 アフターサービス会社運営

事業投資貿易

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商社の強み①

●資金力

・高い信用力から、銀行から有利なレートで調達可能

・安定した自社ビジネスが生み出すキャッシュ

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商社の強み②

●ネットワーク力

・過去より蓄積された他国政府有力企業との信頼関係

・各拠点から集まってくる情報

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商社の強み③

●ポートフォリオ

・国内と海外

・各分野の事業

為替リスクの回避

景気変動リスクの回避

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商社の強み④

●バリューチェーン

川上 川中 川下

部品の調達 製造 販売

(例)自動車 支配力リスクの回避

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5大商社とは?

三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅総合商社連結純利益上位5社のこと

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目の前の川を渡りたい

目の前の川の渡り方を例に取る行動として有名なこんな話がありますが。。。

三菱商事:橋を作って渡る

三井物産:ヘリコプターで渡る

住友商事:商事が作った橋を渡る

伊藤忠商事:泳いで渡る

丸紅:お宝を見つけられない

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そもそもの話

同じ会社でも部署が変われば、別会社

繊維 食料

住生活・情報 金属

エネルギー・

化学品機械

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では会社間では具体的に何が違うのか?

1. 事業ポートフォリオ

2. 国別投資比率

3. 各種財務指標

殆どの人ができていないポイント

定量的に考える

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違いを見分けるポイント

●部門別の純利益額

社名 純利益(億円) 社名 純利益(億円) 社名 純利益(億円)

三菱商事 2,310 三菱商事 940 三菱商事 355

三井物産 2,113 三井物産 639 伊藤忠商事 224

伊藤忠商事 1,110 住友商事 617 丸紅 152

丸紅 337 丸紅 282 三井物産 46

金属 エネルギー 食料

※「ブレーンズ」誌 商品部門特集をもとに作成

(例)

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各社資源/非資源利益構成比

-60%

-40%

-20%

0%

20%

40%

60%

80%

100%

A B C D E

非資源

資源

利益構成比

(2014年度決算報告より)

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違いを見分けるポイント

●国別の投資額

国名リスクエクス

ポージャー(億円) 国名リスクエクス

ポージャー(億円) 国名リスクエクス

ポージャー(億円)

インドネシア 2,978 ブラジル 4,954 中国 1,476

チリ 2,010 インドネシア 2,340 インドネシア 1,325

ロシア 1,369 ロシア 1,729 ブラジル 1,217

中国 1,161 メキシコ 844 南アフリカ 572

タイ 1,065 タイ 831 タイ 557

三菱商事 三井物産 住友商事

※2011年8月現在の公表数値をもとに作成

(例)

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総合商社のキャリアプランとは?

グループ

経営層

出向本社

海外

その場、その場で必要な能力を身につけながら40後半から50代で商社の経営を担える人材に近づくこと

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メリット、デメリット

・若いうちから国際感覚が磨かれる

・基礎的なビジネス力が身につく

・若いうちに海外にいける

・上下関係が身につく

・英文契約書に慣れる

・多様な知識が身につく

(貿易、事業管理など)

・精神的タフさが身につく

・金額の大きな仕事に携われる

・異常なほどの高給

・世間的名声を得られる

(社会的ステータス)

・個人の影響力が小さい

・年功序列の世界

・既に成熟した世界での勝負

・起業をするには向いていない

・平均年齢が高い

・プライドがつきまとう

・社内ポストの数のわりに人が多い

・配属リスク

・異動リスク

・決定までのスピードが遅い

メリット デメリット

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広告・マーケティング

Page 55: 業界分析2015 10-17 oda

62

市場規模の推移

日本の広告市場規模=約6兆円

市場規模の推移

Page 56: 業界分析2015 10-17 oda

広告のビジネスモデル

・広告を出稿する広告主とメディアの仲介業務

・メディアが広告主から受け取った広告料金の一部が取引手数料として広告代理店の収入となる

・広告主からの報酬(企画料・制作料)も大きな収益源

広告のビジネスモデル

Page 57: 業界分析2015 10-17 oda

64

インターネット広告業界のUniversal Map

広告主 媒体(メディア)広告代理店

サービスプロバイダー

広告のビジネスモデル広告のビジネスモデル

Page 58: 業界分析2015 10-17 oda

知らない広告事情

1.コンペティション‐広告主から依頼された課題に対して、代理店は解決案をプレゼンし、選ばれた代理店がフィーをもらう

2.収益率の低さ‐代理店の利益率は10%台

電通(2014年) 売上高 2,309,359

営業利益 71,490純利益 38,800

(単位:100万円)* 2015年より会計基準がIFRSに変更された

知らない広告事情

Page 59: 業界分析2015 10-17 oda

大手代理店の仕事内容

広告制作の流れと各職種の役割

大手代理店の仕事内容

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67

広告業界のプレイヤー分類

<ネット系>

サイバーエージェント

オプト

<大手系>

電通・博報堂・ADK

<マーケティング系>

マクロミル

インテージ

現在、主な広告業界のプレイヤーは、大きく3種類に分類できる

広告業界のプレイヤー分類

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68

各企業のポジショニング

総合

中小

大手

専門

各企業のポジションニング

Page 62: 業界分析2015 10-17 oda

マーケティングの変遷

Marketing1.0

Marketing2.0

Marketing3.0

Page 63: 業界分析2015 10-17 oda

マスマーケティングとは何か

大量生産、大量消費時代を象徴するマーケティング手法。

すべての消費者を対象として大量生産・大量流通・大量プロモーションを単一製品に

ついて行なうこと。テレビやラジオ、新聞、雑誌などのマス媒体を活用し、市場

全体、一般大衆を対象に広告、流通を展開すること。

マスマーケティングとは何か?

Page 64: 業界分析2015 10-17 oda

インターネットは上昇傾向

※出典:電通「日本の広告費」2013年2月

マス低迷 Web順調

インターネットは上昇傾向

Page 65: 業界分析2015 10-17 oda

インターネットは上昇傾向アメリカでは既に逆転

Page 66: 業界分析2015 10-17 oda

メディア接触時間もWebが増加傾向

博報堂DYメディアパートナーズメディア環境研究所「メディア定点調査2013」

メディア接触時間もWebが増加傾向

Page 67: 業界分析2015 10-17 oda

若年層ほどWebに偏る傾向

博報堂DYメディアパートナーズメディア環境研究所「メディア定点調査2013」

若年層ほどWebに偏る傾向

Page 68: 業界分析2015 10-17 oda

新聞もWebに接触時間を奪われる新聞もWebに接触時間を奪われる

Page 69: 業界分析2015 10-17 oda

79

EC(モバイルも含む)は飛躍的にマーケットが伸びる

広告の伸びは、純広告は伸び悩むがコンテキストマッチングやアフィリエイトなどはまだまだ伸びる(多様化する)

(ユニークユーザーの伸び、PVの伸び、一人当たりの閲覧時間の伸びなどに注目)

ゲームやSNSのプラットフォームが国際的になる

TV、映画、スポーツのコンテンツが本格的にネットで見れるようになる

広告業界の展望

それに伴いインターネット広告も比例して伸びていく

広告業界の展望

Page 70: 業界分析2015 10-17 oda

インターネット活動の領域と時間の急増

チャネルとしてWebサイトを構築する必要性

物質面の生活水準向上によるWantsの複雑化

Targetの細分化、Benefitの多様化

Webマーケティングが注目される理由

1.インターネットの影響力

インターネット活動の領域と時間の急増(ブログ/SNS)

チャネルとしてWebサイトを構築する必要性

消費者 製品、サービス提供者

2.消費者行動の多様化

物質面の生活水準向上による行動の複雑化

Customerの細分化、ニーズやベネフィットの多様化

消費者 製品、サービス提供者

3.企業の「ROI(投資対効果)」への意識の変化

Webマーケティングが注目される理由

Page 71: 業界分析2015 10-17 oda

グローバルで見ると広告ってどうなの??

Page 72: 業界分析2015 10-17 oda

82

海外の広告事情

世界最大の広告市場…アメリカ

世界の広告業界ランキング1. WPPグループ (イギリス)

2. オムニコ・グループ (アメリカ)

3. インターパブリックグループ (アメリカ)

4. ピュブリシスグループ (フランス)

5. 電通

海外の広告事情

Page 73: 業界分析2015 10-17 oda

83

先進国の広告事情

1. 市場が寡占状態

日本では電通、博報堂、ADKの3社で占められる.

電通

53%博報堂

25%

ADK8%

その他

14%

売上高シェア(2012)

電通

博報堂

ADK

その他

2. インターネットの台頭

大手広告代理店では、インターネット広告のノウハウを持つ企業のM&Aの増加

例)・英大手広告代理店イージス・グループを買収(2012年)

・サイバーコミュニケーションズの完全子会社化

広告市場の特徴

先進国の広告事情

Page 74: 業界分析2015 10-17 oda

84

発展途上国の広告事情

市場の特徴

1.市場の成長スピードが圧倒的に早い

2.ECの急速な発達に伴う、インターネット広告の急成長

発展途上国の広告市場

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85

出所:野村総合研究所『IT市場ナビゲーター2009』

出所:iResearch China Internet Market Annual Review(2009)

(億円)

▼野村総合研究所によると、モバイルが市場を

牽引し、将来5年間で市場全体平均10%以上の成長率を維持▼2013年には、EC市場全体で約11兆円規模と予測されている。またオークション市場は1.5兆円になると予測

(億円)

▼iResearchによると、中国ネットショッピング流通総額は2009年~2013年の将来5年間の

市場平均成長率は、約41.7%と爆発的に伸びる

と予測▼2013年には、市場全体で約13兆円規模になると予測されており、日本市場を越えると推定される。

▼中国

▼日本

2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年

JAPAN 51,015 62,255 74,011 85,806 97,174 107,719 117,153

US 114,930 119,070 121,410 136,890 153,990 170,910 186,300

CHINA 7,280 16,640 32,240 53,300 76,700 102,700 130,000

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

140,000

160,000

180,000

200,000

出所:eMarketer US Retail E-Commerce Forecast Mar 2010

▼米国

▼eMarketerによると、2010年は前年比7.5%

増であるが、2011年から二桁成長に回復されると予測▼2013年には、市場全体で約18兆円規模になると予測されている。

単位(億円)

(参考)ECマーケット市場規模予測(日、米、中比較)

(参考)参考

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Search(検索)の対策

検索エンジンからの訪問者数を増やすマーケティング手法。

SEM

リスティング広告

SEO

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Web広告によるAttention

アドネットワークの活用

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Web広告によるAttention

DSP、SSPの登場

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Web広告によるAttention

データエクスチェンジとRTBの出現

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Web広告によるAttention

リターゲティング広告

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オウンドメディアによるブランディング

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Web広告によるAttentionLPO

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Web広告によるAttentionオムニチャネル

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Topics

会社をどう選ぶか?

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会社は生き物。人材輩出企業は変遷する。

History

Scale

Phase

IBM Japan

RECRUIT

Accenture

DeNA

???