20150217 さくらa4 - paper museum · 2015. 2. 25. · title: 20150217 さくらa4 created date:...
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©Takashi Ohta2015
※会期中一部展示替えあり
〜王子で楽しむ花見〜
会期中休館日:月曜日(3/30、4/6、5/4 は開館) 3 /24(火) 4 /30(木) 5 /7(木)
関連イベント
王子の歴史や、さくらと紙の意外な関係など、
展示の見どころをご紹介します。
浮世絵木版画の手摺り工程を、最初から完成まで実演します。
ペーパーアーティスト・太田隆司氏を迎え、
作品がどのように生まれるのか、紹介いただきます。
さくら
〜王子で楽しむ花見〜
ミュージアムトーク
4月18日(土)/5月16日(土)
浮世絵手摺り実演会
5月4日(月・祝)
太田隆司ギャラリートーク
5月24日(日)
太田隆司 作 「君暮らす街 1」
利 用 案 内
[開館時間][休 館日][入館料]
10:00~17:00(入館は16:30まで)月曜日(祝日開館)・祝日直後の平日・年末年始大人300円(240円)/小中高100円(80円)※( )内は20名以上の団体料金
梨本宮妃絵はがきコレクション-日仏絵はがきに描かれた近代の表象-会期:3月14日(土)~5月6日(水・休)
TEL.03-3916-1133
〜王子で楽しむ花見〜
さくら~王子で楽しむ花見~
会期:3月14日(土)~5月31日(日)TEL.03-3916-2320
近代紡績のススメ-渋沢栄一と東洋紡-
会期:3月14日(土)~5月31日(日)TEL.03-3910-0005
紙の博物館の立地する北区王子周辺は、江戸時代には四季折 に々人々が訪れる、江戸近郊の行楽地として賑わいました。特に飛鳥山のさくらは有名で、花見の名所として現在もなお親しまれています。 この王子に、明治8年(1875)、抄紙会社(後の王子製紙王子工場)が開業しました。これを契機に多くの製紙関連工場が周辺に建設され、近代的な工業地帯が形成されました。王子は文明開化を象徴する名所となり、さくらと飛鳥山から見下ろす西洋建築の製紙工場の姿が、王子のシンボルとなりました。 王子の地がそうであるように、さくらと紙には意外なつながりがあるものです。例えば「桜紙」と呼ばれる紙もあれば、桜をモチーフにした紙小物は昔から人気で、千代紙・ぽち袋・扇子・ちりめん紙・一閑張など様 な々ものが作られてきました。木材としての桜も、紙製品に欠かせません。浮世絵木版画や金唐革紙などの版木は、山桜が最適とされています。 さらに本展では、20センチ程の奥行きの中に独特の世界を創り出す、ペーパーアーティスト・太田隆司氏の作品を特別展示します。代表作「君暮らす街 1」「箱根湯本ロマンシングロード」の2点に加えて、この展示が初お披露目となる新作「明治通り 飛鳥山 さくら Downhill」は、必見です。 抄紙会社が開業して今年でちょうど140年、洋紙発祥の地・王子で、さくらと紙の共演による紙の博物館ならではの花見をお楽しみください。
紙すき教室
■毎週土・日曜日 13:00~14:30(時間中随時受付/申込不要)■費用:無料(入館料別)
牛乳パックの再生原料から、手すきのオリジナルハガキを作ります。年齢を問わず、楽しみながら紙の作り方・リサイクルのしくみが分かります。
桜の名所であり、明治の開化名所となった王子の歴史や、さくらとは切っても切れない紙製品など、展示の見どころを担当学芸員がご紹介します。
■4月18日(土)/5月16日(土) 14:30~15:00■費用:無料(入館料別)■定員:20名(当日先着順)
さくら ~王子で楽しむ花見~ミュージアムトーク
浮世絵木版画の手摺り工程を、最初から完成まで、通しで実演します。摺師の技を目の当たりにしながら、気軽に質問もできる貴重なチャンスです。
■5月4日(月・祝) 13:30~16:00■実演:沼辺伸吉(摺師)■費用:無料(入館料別)■定員:なし(当日直接会場へ)
浮世絵手摺り実演会
ペーパーアーティスト・太田隆司氏を迎え、作品の制作過程や、その世界観について紹介いただきます。
■5月24日(日) 11:30~12:00(午前の部) 14:30~15:00(午後の部)■費用:無料(入館料別)■定員:各回20名(当日先着順)
太田隆司ギャラリートーク
関 連 イベ ント
※会期中一部展示替えあり
企画展 「企業の原点を探る」シリーズ 春期企画展
[団扇絵/酒井抱一][金唐革紙用版木ロール] [古今東京名所 飛鳥山公園地王子製紙会社/歌川広重(三代)]
【タイトルバック「櫻」 竹久夢二 画/日本橋榛原 蔵】