2017年度版 エコアクション21 · 中期行動計画の目指すべき姿...

20
中期行動計画の目指すべき姿 運用期間:2016年10月1日~2017年9月30日 発行日:2017年11月14日 株式会社 北陸工建 『2019年度までに各使用量3%削減』 2017年度版 エコアクション21 環境活動レポート 認証・登録番号 0000108

Upload: lethuy

Post on 06-Dec-2018

216 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

中期行動計画の目指すべき姿

運用期間:2016年10月1日~2017年9月30日

発行日:2017年11月14日

株式会社 北陸工建

『2019年度までに各使用量3%削減』

2017年度版

エコアクション21環境活動レポート

認証・登録番号0000108

■登録事業の概要

(1)事業名及び代表者名株式会社北陸工建

代表取締役 西田 勲

(2)所在地石川県金沢市西泉5丁目4番地

(3)環境管理責任者及び担当者連絡先責任者 : 常務取締役  島崎 豊

担当者 : 土木部      鈴木 啓介

連絡先 : TEL 076-242-8221

       FAX 076-241-9543

e-mail : [email protected]

 ホームページ : http://www.hrko-ken.jp/

(4)事業活動の内容土木工事業・建築工事業

(許可番号:石川県知事許可

(5)事業の規模 (2017年9月30日現在)

年間売上高 : 8.5 億円

従業員数 : 22 名(社長含む)

事業所敷地面積 : 300㎡+資材置き場182㎡

(6)エコアクション21認証登録の対象範囲 : 本社および作業所

1

■環境経営にかかわる運営体制(2017年10月1日現在)

EA21の環境経営システムを構築・運用し環境への取組を

実施するために効果的実施体制を構築する

代表者 ・ 西田 勲

土木部・建築部各作業所長

土木部門 佐藤・鈴木・今村・中井

建築部門 矢尾・坪田・大谷・藤村・森(雅)・岡田

南出・北川・岡﨑・太田・村上・森(陽)

土木・建築部作業所の環境管理の責任者とする。

作業所での環境活動の立案

環境活動の計画・実施・記録

社員 協力業者への教育

協    力    業    者

作成者 島崎

作成 2011年10月12日

改訂 2016年11月12日

環境管理責任者・島崎 豊

管理部門 建築・土木総括部長

2名 大谷内 裕勝

本江・船本

環境管理担当者・鈴木 啓介

2

・環境経営に関する統括責任

・環境経営システムの実施に必要な人、設備、費用、時間、技能、技術者を準備

・環境管理責任者を任命

・環境方針の策定・見直し及び全従業員へ周知

・環境目標・環境活動計画書を承認

・環境活動レポートを承認し、代表者による全体の評価と見直しを実施

・環境経営システムの構築、実施、管理

・環境関連法規等の取りまとめ表を作成及び確認

・環境目標・環境活動計画書を作成及び確認

・環境活動の取組結果を代表者へ報告

・環境活動レポートの作成及び確認

・環境負荷の自己チェック及び環境への取組の自己チェックの実施

・環境活動の実績集計

・自部門における環境経営システムの実施

・自部門における環境方針の周知

・自部門の従業員に対する教育訓練の実施

・自部門に関連する環境活動計画の実施

・特定された項目の手順書作成及び運用管理

・自部門の問題点の発見、是正、予防処置の実施

・外部コミュニケーション窓口(苦情・要望等)

・内部コミュニケーション窓口(要望等)

・文房具のグリーン購入(管理部)

・事務所の節電管理(管理部)

・建設現場における環境経営システムの実施

・建設現場における環境方針の周知

・建設現場の作業員に対する教育訓練の実施

・建設現場に関連する環境活動計画の実施

・特定された項目の手順書作成及び運用管理

・建設現場の特定された緊急事態への対応のための手順書作成、訓練の実施

・建設現場の問題点の発見、是正、予防処置の実施

・環境方針の理解と環境への取組の重要性を自覚

・決められたことを守り、自主的・積極的に環境活動へ参加

・協力業者への教育及び環境への取組要請

・環境方針の理解と環境活動への積極的参加

・建設現場での環境目標の遵守

各部部門長

建設現場責任者(現場代理人)

全従業員

協力会社

担当 役割・責任・権限

代表者(社長)

環境管理責任者環境管理担当者

3

■環境方針

●代表者の思い  私たちの建設活動から発生する、直接・間接の環境負荷を低減するため、

  自主的・積極的に環境保全活動に取り組みます。

●環境保全への行動指針

1. 次の事項について環境目標、活動計画を定め、継続的な改善に努めます。

① 電力・自動車燃料の消費に伴う二酸化炭素排出量の削減

② 廃棄物の削減及び再資源化の促進

③ 排水量(又は水使用量)の削減

④ グリーン購入法に基づいた、環境に配慮した資材の購入または調達

⑤ 使用資材の化学物質の削減

⑥ 環境に配慮した製品又はサービス、建築・土木の工法推進

⑦ やり直し工事(ISO9001における不適合工事)をなくす

    (ISO9001にて対応)

2. 環境関連法規制や当社が約束したことを遵守します。

環境方針は環境への取り組みの基本的方向を明示し、すべての作業員に周知する。

2003年 11月 21日  制定

2017年 12月 19日  改定

代表取締役

   西田 勲

株式会社北陸工建 環境方針

4

■環境負荷(過去5年分)の実績

kWh

ℓ/年

km/ℓ

ℓ/年

t/年

%/年

t/年

kg/年

t/年

品目

kg/年

16.1

663

107

16

0.92

968

107

983

750.49

98.2

29.00

kg-CO2

44.54

20,079

19.0

16

17,265

76

16

62.03

1,680

1469.34

89.1

0.81

38.8

15,712

14.3

1,601

1016.6

80.0

16

57.53

18,576

14.0

1,794

817.78

510

76 74

96.4

0.75

562

0.8

605

グリーン購入品

化学物質使用量

53,925 56,379

14,347 13,597

95.0

0.7

16

2016年度実績(H28)

2017年度実績(H29)

二酸化炭素排出量(2016年以前係数:0.6412017年以降係数:0.615)

購入電力使用量

67,159 60,663 61,194

15,809 13,082 14,792

産業廃棄物資源化率

一般廃棄物量

コピー用紙使用量

水使用量

2014年度実績(H26)

2015年度実績(H27)

16,699

14.4

1,395

927.0

2013年度実績(H25)

ガソリン使用量

自動車燃費量

灯油使用量

産業廃棄物総排出量

項目 単位

5

■中期の環境目標(2017年度~2019年度)

% 対基準値比 1%削減 2%削減 3%削減

kg-CO2 60,663 60,056 59,450 58,843

% 対基準値比 1%削減 2%削減 3%削減

kWh 15,082 14,931 14,780 14,630

% 対基準値比 1%削減 2%削減 3%削減

ℓ/年 17,465 17,290 17,116 16,941

% 対基準値比 1%向上 2%向上 3%向上

km/ℓ 16.1 16.3 16.4 16.6

% 対基準値比 1%削減 2%削減 3%削減

ℓ/年 1,680 1,663 1,646 1,630

% 対基準値比 1%削減 2%削減 3%削減

t/年 1,469 1,455 1,440 1,425

% 対基準値比 1%向上 2%向上 3%向上

%/年 89.1 90.0 90.9 91.8

% 対基準値比 1%削減 2%削減 3%削減

t/年 0.81 0.80 0.79 0.79

% 対基準値比 1%削減 2%削減 3%削減

kg/年 663 656 650 643

% 対基準値比 1%削減 2%削減 3%削減

t/年 107 106 105 104

- 対基準値比 現状維持 現状維持 現状維持

品目 16 16 16 16

% 対基準値比 1%削減 2%削減 3%削減

kg/年 44.5 44.1 43.6 43.2

購入電力使用量

ガソリン使用量

化学物質使用量

自動車燃費量

灯油使用量

産業廃棄物総排出量

産業廃棄物資源化率

一般廃棄物量

コピー用紙使用量

2018年度目標

2019年度目標

基準値(2016年度)

2017年度目標

水使用量

グリーン購入品

環境項目 単位

二酸化炭素排出量(係数:0.641)

6

■環境活動計画

①エアコン温度の設定と実行(夏:28℃ 冬:25℃)

  →エアコンに温度設定を表示

②高効率の蛍光灯導入検討と消灯の徹底

③冷暖房・パソコンは退社時電源OFFの徹底

①低公害車両に切替

②アイドリングストップの実施

③運転方法の配慮

  →急発進・急停車・空ふかしなどをしない

①不在時のストーブOFF徹底

②こまめな火力調整

①無駄を省いた購入計画

  →残土を盛土に転用するため、ストックヤードを

   確保(現在検討中)

②ごみの分別の徹底

  →中間処理業者との情報提供、適正処理の指導

③廃棄物の減量化、有用なものを再利用(再資源化)

  →再生砕石・再生アスファルトなどの利用促進

④廃棄物置場を決め、ルールを守る

①印刷ミス・ミスコピーの削減

②社内資料は裏紙の再利用を徹底する

③電子媒体(Email、クラウドシステムなど)を活用する

④手戻りをなくす、余計な書類を書かないような方法

と簡潔な作文方法を検討する

①水回りに「節水」を呼びかける案内

  →「節水」シールの貼付表示

②チラシを掲示し、節水を心がける

②エコ事務用品以外の商品購入の拡大

③現場で購入する資材もグリーン商品やリサイクル

 商品の購入を検討する

①化学物質を含まない材料の提案

②化学物質を含まない材料の設計時の配慮

③化学物質を含まない製品の購入

①生コンクリート・アスファルト・砕石・鋼材・木材・塗料

 ・コンクリート二次製品・紙・土砂の数量の把握

①環境に配慮した工法の導入

②環境に配慮した施工計画(工期の短縮など)

  →建設段階で適切な対策をとる(廃棄物適正処理

   ・省エネ・運搬車両の排ガス抑制・コスト縮減・現

   地指導継続実施)

   騒音・振動の防止、ダイオキシン・油漏れ対策

   顧客からの指定環境項目に対応、技術提案

資源等使用量3,138t/年以下に削減

資源等使用量の削減

環境に配慮した工法の推進

-

水使用量106t/年以下に削減

水使用量の削減

グリーン購入品目16品目/年以上を維持

グリーン購入の推進

活 動 内 容取 組 項 目 環 境 目 標

電気使用量12,951kWh/年以下に

削減

①グリーン購入の推進のための環境学習を取り入れる

  →各アイランドで最終退場者を明確にして遵守する

リサイクル率91.8%/年以上に向上

紙使用量656kg/年以下に削減

廃棄物排出量の削減

二酸化炭素排出量の削減

灯油使用量1,663ℓ/年以下に削減

産業廃棄物総排出量1,445t/年以下に削減

化学物質使用量44.1kg/年以下に削減

化学物質使用量の削減

ガソリン使用量17,092ℓ/年以下に

削減自動車燃費

14.6km/ℓ以上に向上

7

■運用期間中の環境目標と実績

評価の表示方法     「○」…目標達成     「×」…目標未達成

購入電力使用量 kWh ○

ガソリン使用量 ℓ/年 ×

km/ℓ ○

ℓ/年 ○

t/年 ○

%/年 ○

t/年 ×

kg/年 ×

t/年 ×

品目 -

kg/年 ○

t/年 ○

件/年 -

二酸化炭素排出量(係数:0.641)

60,056

一般廃棄物量

水使用量

グリーン購入品

コピー用紙使用量

15,082

自動車燃費量

灯油使用量

産業廃棄物総排出量

産業廃棄物資源化率

14,931 14,792

17,465 17,290 20,079

16.1 16.3 19.0

0.92

1,680 1,663 983

1,469 1,455 750.49

656 967.8

107 106 107

89.1 90.0 98.2

0.8 0.80

×

評価

環境に配慮した工法の推進

- 1-

16 16 16

663

化学物質使用量

資源等使用量

項目

kg-CO2

61,194

2017年度実績

2017年度目標

基準値(2016年度)

単位

60,663

44.5 44.1 29.00

3,170 3,138 2,985

8

■運用期間中の実績比較グラフ

電気使用量は、エアコンやプリンターを新しいものに変えた効果が現れたのか、

最終的な数値が昨年・一昨年よりも低くなっている。この調子で電気使用量の

削減を心掛けていきたい。

水使用量は、今年度は全体的に多くなっており、最終的な数値のみで言えば

漏水が発覚した昨年と変わらない数値になっている。現在原因は調査中だが、

一昨年のような水準まで数字を持っていけるようになればと思う。

■運用期間中の実績比較グラフ

灯油使用量は、昨年の秋にエアコンを取り替えた影響か、例年より低い数字に抑えられ、

最終使用量で言えば例年の半分近い数字になった。このあたりは冬の寒さにもよるかと

思われるが、思いのほか削減量が大きかったので驚いている。

コピー用紙の使用量に関しては、点検業務による報告書の作成があったため、昨年

一昨年と比べて非常に多い使用量となった。社内文書等に関しては裏紙の使用を

心掛けているが、紙による文書の提出を顧客から求められてしまうとどうにもならない

部分もあるので、社内については引き続き裏紙の使用することやミスコピーをしない

などの努力をしていきたい。

■運用期間中の実績比較グラフ

ガソリン使用量については、社有車が2台増えたこと、社員の増加もあり、1月ごろから

徐々に増えていく結果となった。しかし個人の車や新しい社有車が年式の新しいもの

であるためか自動車燃費は19km/ℓとかなりいい水準に行けた。これからも各人が安全

運転を意識して行動できればと思う。

■運用期間中の実績総括

●二酸化炭素排出量について

目標値 実績値 実績/目標

●購入電力使用量について

目標値 実績値 実績/目標

●ガソリン使用量について

目標値 実績値 実績/目標

●自動車燃費量について

目標値 実績値 実績/目標

●灯油使用量について

目標値 実績値 実績/目標

●産業廃棄物総排出量・資源化率について

目標値 実績値 実績/目標

●一般廃棄物量について

目標値 実績値 実績/目標

60,056 61,194 1.019

0.80 0.92 1.150

1,455 750.49

16.3

14,931 14,792 0.991

17,290 20,079 1.161

19 1.166

1,663 983 0.591

0.516

評価及び今後の取組内容

電力使用量、灯油使用量が減ったもののガソリンの使用量が多くなったため目標値をわずかに上回る結果となった。次回からは目標値をわずかでも下回るように努力したい。

評価及び今後の取組内容

昨年と同様エアコンと照明を変えた効果が出てきているように感じる。今後も目標値を下回る結果を維持していきたい。

評価及び今後の取組内容

今年度も引き続き高速道路内での工事が多く、また、個人車で遠くの現場まで行く従業員もいたので、全体的に多くなってしまった。削減は難しいように思うが努力したい。

評価及び今後の取組内容

遠方に行くことは多かったが、社有車や個人の車が比較的年式の新しいものが多いこともあってか、自動車燃費は大幅に向上した。今後は最低でもこの数字を維持できるように努めたい。

評価及び今後の取組内容

エアコンを新調した影響か、今年度は石油ストーブや石油ファンヒーターを使う機会が少なく、例年の半分近い数字となった。今後も引き続き使用量削減活動に取り組みたい。

評価及び今後の取組内容

昨年の産業廃棄物量が多すぎたこともあってか、今年度は昨年の半分近い数字になった。また再資源化率に関しては98%と非常によい数字になったと思う。今後もこの水準を維持できるようにしたい。

評価及び今後の取組内容

紙使用量による影響が大きいため、相対的に一般廃棄物量も増える結果となってしまった。紙使用量を減らす努力を心掛けたい。

12

●紙使用量について

目標値 実績値 実績/目標

●水使用量について

目標値 実績値 実績/目標

●グリーン購入品について

目標値 実績値 実績/目標

●化学物質使用量について

目標値 実績値 実績/目標

●環境に配慮した工法の推進について

今年度は1件あった。

事務所の移転による新築工事で、複層ガラスを利用したサッシの使用や断熱効果の

高い壁・床の仕上材を顧客に勧めることが出来た。夏季の冷房使用量が思いのほか

少なくて助かるとの声も顧客からあがっており、今後もこのような材料や工法を

勧めていけたらよいなと感じている。

16 16 1.000

44.1 29 0.658

656 968 1.476

106 107 1.009

評価及び今後の取組内容

塗装工事や防水工事が昨年と比べてあまり多くなかったため、目標値よりも大幅に削減できた。今後もこの水準を保っていきたい。

評価及び今後の取組内容

今年度は高速の施設点検の報告書を提出する業務があったため、例年と比べても膨大な使用量となってしまった。社内文書等での裏紙使用を徹底したいと思う。

評価及び今後の取組内容

今年度は全体的な使用が多く、例年と比べても約2.5㎥/月も多くなっており総使用量だけだと昨年と変わらない結果となっている。原因を突き止めて節水を心掛けたい。

評価及び今後の取組内容

この数値は例年どおり16品目を購入することを目標としているので、今後とも継続に努めたい。

13

エコアクション21 2009年版 ガイドライン

必須項目

1 取組の対象組織・活動の明確化 組織は、全組織・全活動(事業活動及び製品・サービス)を対象としてエコアクション21に

取り組み、環境経営システムを構築、運用、維持する。

2 環境方針の作成 代表者(経営者)は環境経営に関する方針(環境方針)を定め、誓約する。

環境方針は、環境への取組の基本的方向を明示し、すべての従業員に周知する。

3 環境負荷と環境への取組状況の 事業活動に伴う環境負荷を把握するため「環境への負荷の自己チェック」を実施し、

把握及び評価 その結果を踏まえ、経営上取組の対象とすべき環境負荷を特定する。

二酸化炭素排出量、廃棄物排出量及び排水量(水使用量)、資源等使用量

(使用する主な建設資材)、化学物質使用量は必ず把握する。

環境への取組状況を把握・評価するため「環境への取組の自己チェック」を実施する。

4 環境関連法規の取りまとめ 事業活動に当って遵守しなければならない環境関連法規、条例及びその他の規制を

整理し、一覧表に取りまとめる。 環境関連法規等は常に最新のものとなるように管理する。

5 環境目標及び環境活動計画の策定 環境方針、環境負荷及び環境への取組状況の把握・評価結果を踏まえて、

具体的な環境目標及び環境活動計画を策定する。

環境目標は可能な限り数値化する。

6 実施体制の構築 エコアクション21環境経営システムを構築・運用し、環境への取組を実施するために

効果的な実施体制を構築する。

実施体制においては、各自の役割、責任及び権限を定め、全従業員に周知する。

7 教育・訓練の実施 エコアクション21の取組を適切に実行するため、必要な教育・訓練を実施する。

8 環境コミュニケーションの実施 環境活動レポートを作成し、公表する。

外部からの環境に関する苦情や要望を受付け、必要な対応を行う。

組織内において、エコアクション21に関する内部コミュニケーションを行う。

9 実施及び運用 環境方針、環境目標及び環境活動計画を達成するために必要な取組を実施する。

10 環境上の緊急事態への準備及び対応 環境上の緊急事態を想定し、その対応策を定め、定期的な訓練を実施する。

11 環境関連文書及び記録の作成・整理 エコアクション21の取組を実施するのに必要な文章を作成し、整理する。

エコアクション21の取組に必要な記録を整理する。

12 取組状況の確認及び問題の是正 環境目標の達成状況及び環境活動計画の実施状況を、定期的に確認・評価する。

環境関連法規等の順守状況を定期的に確認する。

環境目標の達成及び環境活動計画の実施状況に問題がある場合は、是正処置を行い、

必要に応じて予防処置を実施する。

13 代表者による全体の評価と見直し 代表者(経営者)は、エコアクション21全体の取組状況を評価し、全般的な見直しを実施し、

必要な指示を行う

環境活動レポート 事業年度終了後(毎年9月30日)代表者による見直し後に作成し、

地域事務局に届出します。

要求事項

14

■環境関連法規取りまとめ表確認日 2017年9月 全1回

確認者 鈴木

事業活動に当って尊守しなければならない環境関連法規、条例及びその他規制を

理解し、取りまとめる。

廃棄物処理法 産業廃棄物(20種類)(特管廃油等) 委託先の許可確認

一般廃棄物(特管PCB等) マニフェストの交付

廃棄物の処理 現場保管又は仮置場

野外焼却禁止

労働安全衛生法 石綿等の除去作業 封じ込め・囲い込み

作業主任者

資源有効利用促進法 解体工事 土木 外構 型枠 リサイクル法、発生抑制(ラーンリサイクル法) 木工事 再利用、再生利用

再資源化努力

建設リサイクル法 解体80㎡以上.新築500㎡以上 分別解体.再資源化促進

修繕1億円以上.土木工事500万円以上 再生資源使用

省エネ基準法 新築・増改築300㎡以上 省エネ措置の届出

省エネ維持保全の報告

家電リサイクル法 家庭用機器の排出(家電) 小売店へ料金を払い

引き渡す。

家電リサイクル表の

控の受け取り

オフロード法 協力会社の持込み建設機械等 適合証明 平成26年1月

施行前販売証明

フロン回収破壊法 解体・改修工事 解体前に設置有無確認

有の場合各書類届出

建築基準法 内装工事・空調設備工事 内装仕上規制

ホルムアルデヒド、石綿等 天井裏の制限

騒音規制法 特定建設作業(杭打、削岩機等) 知事へ7日前届出

85デシベル

振動規制法 特定建設作業(杭打、ブレーカー等) 知事へ7日前届出

75デシベル

悪臭防止法 塗装工事、アスファルト防水工事 ゴム等を焼却しない

消防法 少量危険物貯蔵 火気の使用 ガソリン 200ℓ

灯油 1000ℓ

水質汚濁防止法 事業場からの公共用水域への排出、 排水基準の遵守

及び地下水への浸透の規制

建設工事公衆災害 工事全般・解体工事 付近住民等への周知

防止対策要綱 粉塵対策

学校環境衛生の基準 学校の新築、改修、改築全て ホルムアルデヒト 100mg/㎥以下

(必須、ホルムアルデヒト・トルエン) トルエン 260mg/㎥以下

作業所で同意する 廃棄物の発生抑制、時間外近隣協定 時間外の事前連絡

要求事項 発注者、顧客からの要望 粉塵防止

アイドリングストップ

金沢市条例 廃棄物の減量、適正処理 市民参加、減量

適正処理

石川県ハンドブック 環境にやさしい企業活動 企業の責務と法令

3-1

環境法規制等 規制内容 実施手続き事項最新版確認

2017/9/20

15

■環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果並びに違反、訴訟の等の有無

2017.9.20

評価者  鈴木

法規制変更情報の入手法保法

・毎年2月環境法令はNECの環境法令の最新動向のページ及び総務庁法令データーベースで確認する。

・条例は自治体例規集で確認する。

順守評価

評価者

廃棄物処理法 委託先の許可確認委託契約の締結契約書の5年間保存マニフェストの交付、回収、照合A、B2、D、E票の保管(5年間)各関係者への報告(石川県・金沢市等)

労働安全衛生法 レベル1の場合は作業開始前14日前までに労働基準監督署に建築工事計画戸届を提出レベル2の場合は作業開始前に提出作業主任者の選定事前調査結果等の表示

資源有効利用促進法 解体工事、土工事、外構工事、型枠工事、木工事での指定副産物の発生抑制(施工方法、資材選択)・再利用・再生利用・再資源化努力

建設リサイクル法 発注者への書面による計画等説明工事着手する日の7日前までに必要事項を県知事に届出発注者へ書面による完了報告・分別解体・再資源化等の促進・再生資源の使用

家電リサイクル法 (テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機・衣類乾燥機)小売店へ料金を支払い引き渡し、領収証を受取る。

オフロード法 適合証明 平成26年1月施行前販売証明

フロン回収破壊法 解体前に設置有無を確認、発注者に書面説明 ○ 鈴木建築基準法 石綿含有建材の使用禁止

内装仕上げの規制換気設備の義務付天井裏等の制限

騒音規制法 特定建設等の届出 開始7日前作業敷地境界にて85デジベル以下

振動規制法 特定建設等の届出 開始7日前作業敷地境界にて75デジベル以下

悪臭防止法 アスファルト防水材加熱時の悪臭削減剤の使用臭気の著しい溶剤、塗料等を使用する場合の1回での作業量や時間帯の検討

消防法少量危険物の取扱 ガソリン 200ℓ    灯油、軽油等 1000ℓ消防計画水質汚濁防止法 事業場からの公共用水域への排出、

及び地下水への浸透の防止

労働安全衛生法 化学物質使用時のリスクアセスメント調査・評価(H28.6より施行)労働者のストレスチェック(H28.6より施行)

顧客からの要望 騒音の出る工事はAM8:30~PM17:00まで(㈱トランテックスより) 火気使用時は消火器とバケツの用意、消火栓位置の把握

決められた場所での喫煙

鈴木

鈴木

鈴木

鈴木

環境法令等 要求事項

(解体・改修工事に伴う石綿等の除去工事)

(解体工事80㎡以上、新築・増築工事500㎡以上、修繕1億円以上、土木工事500万円以上)

鈴木

鈴木

鈴木

鈴木

鈴木

鈴木

○ 鈴木

鈴木

○ 鈴木

(悪臭発生の可能性のある作業 塗装工事・アスファルト防水工事等)

鈴木○

16

順守評価

評価者

建設工事公衆災害 付近居住者等への周知防止対策要要綱 騒音防止の措置学校環境衛生の基準 測定項目(必須) ホルムアルヒデト、トルエン 

      (任意) キシレン、パラジクロロベンゼン、エチルベンゼン、スチレン

廃棄物の発生抑制、時間外近隣協定発注者、顧客からの要望

金沢市環境保全条例 特定建設作業の追加 アースオーガーと併用する杭打ち作業 インパクトレンチを使用する作業 コンクリートカッターを使用する作業 ディーゼル発電機を使用する作業

石川県ハンドブック 環境にやさしい企業活動

2)違反、訴訟等過去3年間、関連関係法違反及び、訴訟の事実はありません。又環境関連法規は自主的及び定期的にチェックし問題のないことを確認しています。

島崎○

作業所で同意する要求事項

(学校の新築・改修工事)

島崎○

要求事項環境法令等

○ 島崎

○ 島崎

○ 島崎

17

■代表者による全体評価と見直しの結果

 今年度は半分以上の項目で目標を達成することが出来たのは大いによかったと思う。しかし、

紙使用量が相変わらず多く、それによる一般廃棄物量が多いのも少しばかり残念だと感じる。

紙使用量に関しては、今年度は高速道路の施設点検業務による報告書の紙媒体による提出が

求められたため、例年よりも多い結果となってしまった。顧客の要求事項なので致し方ない場面

もあるかも知れないが、その分社内書類で紙使用量の削減に努めていきたい。

 また、水使用量が今年は例年と比べて全体的に多く、累積使用量で言えば水道の破損があった

昨年と変わらない数字になっている。現在原因は調査中だが、いち早く原因を突き止めて節水で

きたらと考えている。

 反対に今年度は電力使用量、灯油使用量は少なくなっており、やはり設備機器を新しいものに

した影響が現れてきているような印象を受けた。また、産業廃棄物量も昨年の半分近くまで抑え

られたのもよい結果ではないかと評価している。

 来年度は社屋の移転という一大イベントが控えているので、これを機によりいっそう省エネルギー

活動に力を入れていけたらさらなる会社の発展にもつながるのではないだろうか。

2017年 11月 13日

代表取締役

   西田 勲

18

■環境活動計画書(今年度のまとめ)

作成日 2016年10月5日 作成者 島崎

2016.10 2017.1 2017.9

環境目標 活動計画 責任者 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月

継続実施

エアコンに温度設定表示 環境活動報告書

継続実施

実施

継続実施

   各アイランドで最終退場者を明確にして遵守する 環境活動報告書

環境活動報告書

ストーブ不在時のOFF徹底

こまめな火力調整 環境活動報告書

無駄を省いた購入計画

ゴミの分別の徹底 環境活動報告書

環境活動報告書

継続実施

環境活動報告書継続実施

節水シール貼付表示 環境活動報告書物品調達継続実施

実施 環境活動報告書継続実施

実施 環境活動報告書継続実施

実施 環境活動報告書モデル現場維持する

環境活動報告書継続実施

環境活動報告書

    建設段階で適切な対策を取る(廃棄物適正処理,省エネ、運搬車輌の排ガス抑制、コスト縮減、現地指導継続実施)

車輌整備、急発進、空ふかし等運転方法配慮 市内バス利用、自動車利用促進に努める

環境管理責任者

管理部

管理部

環境管理責任者

中間処理業者との情報提供と適正処理の指導 再生砕石利用推進 再生As利用推進 残土を盛土に転用する為ストックヤードを確保する

化学物質のない製品の購入

印刷ミス・ミスコピーの削減情報のネットワーク共有化

の強化

水道の節減対策水質汚濁防止法の順守

グリーン購入の推進環境学習

環境管理責任者

管理部

管理部

環境管理責任者

廃棄物再資源化プラスチック減量化と排出量削減

管理部

地域及び社会活動の推進 地域社会活動参加

環境に配慮した施工計画

再生資源を積極的に購入

環境管理責任者

環境管理責任者

環境管理責任者

灯油使用量1,367ℓ以下に削減

産業廃棄物総量の削減

清掃・草刈の実施     ゴミゼロ運動地域清掃活動

水使用量74t/年以下に削減

紙使用量500㎏以下に削減

リサイクル率全体の96%以上

環境保全グリーン購入比率100%を目指す

化学物質量の削減

資源等使用量の把握

環境を配慮した資材購入と取組

電気使用量13,917kwh/年以下に削減

ガソリン使用量16,365ℓ以下に削減

エアコン温度設定と実行

高効率の蛍光灯導入検討と消灯の徹底

エアコン、パソコンは元スイッチから切る

低公害車輌切替連絡用自動車エコ運転実施

自動車燃費を14.7㎞以上にする

まとめ 評価