2017 年夏号 - 筑波大学つくばスチューデンツ・平成29年度 2(通巻674号) 3...

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Web 版つくばスチューデンツ URL http://www.tsukuba.ac.jp/public/students/ つくばスチューデンツ 2017 年夏号 p. 2-3 学生諸君へ 大学執行役員(大学戦略・企画評価担当)からのメッセージ p. 4 学群・学類だより/ p. 5 研究科だより/ p. 6-8 つくばの仲間たち p. 9-10 つくばアクションプロジェクト p. 11 つくばスポーツライフ p. 12 保健管理センターだより/ p. 13 第40回エンカウンター合宿セミナーのお誘い p. 14 自転車のマナーにご協力をお願いします!/ p. 15-17 展覧会より p. 18-19 第41回春季スポーツ・デーを終えて/ p. 20 第43回やどかり祭を終えて p. 21 平成29年度全代会議長就任挨拶/ p. 22 筑波大学学生人材バンクからのお知らせ p. 23 自転車などの環境について/平成29年度放置自転車などの移動・撤去について p. 24 夏休みまであとわずか!安心・安全に注意して夏休みを過ごしましょう! p. 25 2017筑波大学安全キャンペーン週間

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Web版つくばスチューデンツURLhttp://www.tsukuba.ac.jp/public/students/

つくばスチューデンツ

2 0 1 7 年夏号

p.2-3 学生諸君へ 大学執行役員(大学戦略・企画評価担当)からのメッセージ

p.4 学群・学類だより/ p.5 研究科だより/ p.6-8 つくばの仲間たち

p.9-10 つくばアクションプロジェクト / p.11 つくばスポーツライフ

p.12 保健管理センターだより/ p.13 第 40 回エンカウンター合宿セミナーのお誘い

p.14 自転車のマナーにご協力をお願いします!/ p.15-17 展覧会より

p.18-19 第 41 回春季スポーツ・デーを終えて/ p.20 第 43 回やどかり祭を終えて

p.21 平成 29 年度全代会議長就任挨拶/ p.22 筑波大学学生人材バンクからのお知らせ

p.23 自転車などの環境について/平成 29 年度放置自転車などの移動・撤去について

p.24 夏休みまであとわずか!安心・安全に注意して夏休みを過ごしましょう!

p.25 2 0 1 7 筑波大学安全キャンペーン週間

つくばスチューデンツ・平成29年度 №2(通巻674号)2

 スチューデンツに寄稿する機会を得て何をテーマとするかと思いあぐねていましたが,自身が感じて政策形成活動に反映してきたことを正直に述べるほかないと考えました。筑波大学の学生の方々に読んでいただいていささかでもご自身の将来について思いを巡らせていただければ幸いです。

社会の変化を感じ,自分自身に関わる問題として捉える 私は,大学を卒業後,36年あまり行政に携わってきました。その間,初等中等教育行政担当の中堅幹部職員として,大学・学術行政を担当する幹部職員として多くのそしてさまざまな政策の形成と実施方策の具現化を担当し,政策目標の実現に十分に寄与できたと考えています。 その基盤となったものは,大学での,また卒業後も,読書を通じて培った歴史の知識/理解と歴史的にものを見るというスタンスです。 そのような知識/理解とスタンスに立って,社会の変化,人々の価値観や意識の変化に敏感であろうとし,自分なりに変化の動向を理解しようと努めたことが求められ持続する政策の形成に有用であったと考えています。実は多くの人々は社会の変化などに敏感なのですが,それらの変化を自分がインボルブされているものと認識するかどうかで,対応が異なってくるものと考えています。 また,他省庁や与党を含めた政策形成に関する合意形成や,実施方策の導入に関する折衝などにおいて有用だったのは,大学で学んだ法学の基本-法の目的,手続が真理/不真理を分かつことなど)や「政治過程論」で学んだ「第二のムラ」理論などです。

「第三の波」と「知価革命」などを読んで考えたこと 私は1976年に大学を卒業し,文部省に入省しました。第二次オイルショックによって多くの企業が新規卒業者の採用を中止してしまい,公的部門と採用を継続する一部の企業だけ就職志望者が集中するという大変な年でした。その上,中央省庁の就職面接が4年生の10月からとなり,卒業数ヶ月前まで就職が決まらず,自動車運転免許証取得もままならない状況に陥りました。 そんな中で鉄道会社,運輸省,銀行,製鉄企業などで面接を重ねた挙げ句に,文部省を選びました。文部省の役割や業務も知らずに入省し,障害児教育を担当する部署に配属され,視覚・聴覚障害以外の重度の障害児の教育は未だ義務教育でなく,3年後の義務制実施をめざしてその準備をすることが担当職務と聞いて驚きました。

 入省後5年程経た時,アルビン・トフラーの「第三の波」を読んで衝撃を受けました。農耕(農耕による余剰の獲得と定住生活と共同社会の形成),産業革命に次ぐ第三の波に人類は直面しているという内容で,第三の波がどのような変化をもたらすかはあまり明確でなかったけれど,社会の在り方がこれまでの延長線で思い描けるものではないこと,美術の変化が社会の変化の先行指標であるとの主張は十分理解でき,得心できるものでした。 ジョン・ケネス・ガルブレイス「不確実性の時代」,ピーター・ドラッカー「明日を支配するもの」などを経て堺屋太一「知価革命」を読み,情報革命による脱産業社会の到来という「第三の波」の意味内容を再確認するとともに,近代の中央集権国家が今後も続く保証はなく,中世のような文明圏でしかない世界帝国と都市国家の時代の再来もありうることと考えるようになりました。 教育政策の重点は初等中等教育政策にあって,主要な政策手段は学習指導要領と教員配置/学級編制基準と教員養成です。社会の在り方がこれまでの延長線で思い描けるものに変化すると予測される状況の下で,子供たちが学習を通じて獲得しなければならないのは既存の社会における必要性と価値体系を反映した知識でなく,社会の変化などに柔軟に対応して自己成長/幸福追求/知識獲得していく能力です。私はこのように考えて,関連する政策を立案し,施策を考案し,合意を取り付けてきました。

人口減少時代の学校教育に関する調査研究を通じて考えたこと 日本の人口は,2010年の1億2,806万人をピークとして,既に長期の人口減少過程に入っています。2017年の国立社会保障・人口問題研究所による「日本の将来推計人口」によれば,2025年に1億2,254万人,2035年に1億1,522万人,そして2053年には1億人を下回ると推計されています(在住外国人を含む)。 「推計人口」の推計区分中の0~14歳人口が3年後にそのまま3~17歳の人口に移動することとして初等中等教育対象人口の推移を見ると,2010年には1,724万人であったものが2025年に1,470万人,2035年に1,286万人となり,2059年には1千万人を下回ります。 日本の学校教育は,1872年の学制発布に始まり,1900年前後に小学校~大学の学校体系が整備されました。小学校は1874年に現在数(約2万校)に並び,就学率も1905年に95%を超え,1907年に修業年限が6年延長されて現在の姿が完成します。中等教育段階の学校は戦時中の1943年に修業年限が統一され,戦後1948年に一元化されました。これらの年の3~

MESSAGEMESSAGE学生諸君へ 大学執行役員(大学戦略・企画評価担当)からのメッセージ

歴史的な考察を通じて 今後の社会変化に備えることの大切さ

德とく

永なが

  保たもつ

(大学執行役員(大学戦略・企画評価担当))

つくばスチューデンツ・平成29年度 №2(通巻674号) 3

17歳人口を推計すると,1872年は約1,200万人,1907年は1,781万人,1943年と1948年は2,500万人程であったと思われます。 すると,現在から18年後には初等中等教育対象人口が学制発布の頃に戻ってしまい,それ以後はこれまで経験したことのない規模で学校教育を実施することになります。教員養成や教育財政を含めた学校教育と教育行政などの仕組みは,対象人口が2,500万人程であった時期に制度設計されていますから,対象人口が半分を下回るような状況で果たして十分機能していくかどうか疑問です。 2013年には小中学校,高校で100万人を超える教員が教えていますが,教科の指導や学級編制の関係で児童生徒が減る程には必要教員数は小さくなりません。しかし,生産年齢人口の減少,消費人口の減少に関連した経済成長の停滞などにより,さまざまな社会システムに投入しうる資源(資金,人員,人材)の全体規模が縮小する中で教育に割り当てる資源を他の社会システムに優先して確保することは非常に難しいように思われます。 2011年2月,国土交通省の国土審議会政策部会長期展望委員会が「国土の中期展望(中間とりまとめ)」と2050年時点の居住地点1km2メッシュでの社会移動を加味した人口増減推計を公表しました。推計では,全国の2/3の地点で人口が2010年の半分以下に減るとされています。県内の全域にわたって居住地点の多くが無人化あるいは人口半減と推計される地域では,現在の形態や仕組みのままでは学校教育の機能が維持できないと直感されます。 それは,現在の学校教育が学校に所属する教職員だけによって提供されるというスタイルを採っており,また,学校教育を支える行財政の仕組みが複雑でしかも全国に一律に適用されているからです。後半の部分について敷衍すると,小学校と中学校は市町村が,高校と特別支援学校は都道府県が,それぞれ設置義務を負い,一方で市町村立小中学校の教職員の人件費は市町村でなく国と都道府県が分担し,都道府県がその人事権を行使し,また特別支援学校の対象者を含めた学校教育対象の児童生徒をまず市町村が把握することになっています。これでは,ある市の人口が著しく減少して行政組織としての機能を十分に果たせなくなった場合に県が代わることもできませんし,人口が減少した地域でも県立高校と市町村立小中学校とで別々に運営されることになります。 私は,学校教育の新しいスタイルを求めて「未来の学校づくり研究会」を立ち上げるとともに,人口減少時代の教育行財政の仕組みを検討するための基礎調査として「人口減少社会における学校制度の設計と教育形態の開発のための総合的研究」(ともに国立教育政策研究所のプロジェクト研究)を立ち上げました。 調査研究を通じて考えたことは,人口減少時代には時代に相応しいスタイル,システム,スタンスが必要で,既存のスタイル,システム,スタンスでは前途が開けないように思われます(但し,大学については国境を越えて展開することにより人口減少時代も現在のシステムを基本とすることが可能です)。

 例えば,都道府県と市町村による二層的な地方自治制度が今後も必要で,また存続できるでしょうか。東京圏,名古屋圏,沖縄県など2050年に向けてさらなる人口増加が見込める地域では現行制度を維持することが適当と思われます。しかし,北海道,東北,北関東,甲信越,北陸,近畿,中国,四国,九州の中には基礎自治体だけ,あるいは広域自治体だけとするなど,基本システムの変更が必要と思われる地域があると思われます。最も適切な方策は,地方自治制度に複数のシステムを許容することではないかと考えられます。人口が大きく減少し,地域ごとにその様相が大きく異なる状況になると全国を一つのシステムで律することは困難ですし,一つのシステムで律してもコストがかさむだけということになると思われます。 もし,地方自治制度にデュアルシステムが導入されれば,それは日本の社会に大きな変革をもたらすと思われます。国と地方公共団体の関係において国の指導性が低下するでしょう。また,地方自治以外の社会システム,教育,福祉,税金などについてのデュアルシステムの導入を促すことになると思われます。

グローバル化と「第4次産業革命」について 人口減少について長々述べてきましたが,世界的にみれば,大きな社会変化をもたらしているものは,「第三の波」でトフラーが述べたことですが,むしろICTの発達,普及でしょう。その第一波がグローバル化で,本格的な大波が「第4次産業」ということかもしれません。 グローバル化の教育へのインパクトについては,JAPIC連携講座で話していますし,拙著「グローバル人材の育成」をご覧ください。もう一つのテーマについてはクラウス・シュワブ著「第4次産業革命」をお読みください。学生の方々には,将来の雇用/スキル・トレンドを予想する能力と学習スキルを修得されることをお勧めします。

つくばスチューデンツ・平成29年度 №2(通巻674号)4

2つの出逢い 私が国際協力に興味を持ち始めたのは小学生の頃の2つの出逢いがきっかけです。ひとつはNPO法人「地球のステージ」が行う講演会でした。それは開発途上国の姿を映像と音楽で語り,世界の平和・平等への意識づくりを目的とするイベントでした。その時はじめて開発途上国と呼ばれる国の存在を知り,日本で暮らしている中で当たり前だと思っていた事が全く当たり前ではない世界があるという現実に,衝撃を受けました。ふたつ目は青年海外協力隊です。派遣先のガーナから帰国した協力隊員が現地での活動や途上国への想いを語り,国際協力の現場で活躍するその姿に心を動かされました。これら2つの出逢いから,私は途上国の現場で国際協力活動に従事することを将来の夢として持つに至りました。

大学に入学して 途上国の開発や国際協力について学びたいと考え,国際総合学類を志望しました。授業などで学びを深めるうちに,一方的な援助は持続性に欠け,現地の人々の自立心を失わせてしまうことや,開発自体が周縁化される人々を生み出しているという現実があることを知りました。今後は,現地の人々と共に活動する参加型開発や,「持続可能な開発」理念に根ざした援助についても,更に理解を深めていきたいと考えています。 また,サークル活動ではフェアトレード推進委員会FRATに所属し,2年次にはその代表を務めました。フェアトレードとは,途上国で作られた原料や製品を「適正な」価格で継続的に売買することを通じて,生産者の持続的な生活向上を目指す貿易のしくみのことです。私たちのサークルは,フェアトレード活動をつくば市の人々に今以上に知って欲しいという思いから,さま

ざまな活動を行っています。その代表的な活動が「つくちょこ」の販売です。それは,私たちがフェアトレード商品を扱う会社からチョコレートを購入し,「つくば」風にプロデュースして販売する活動です。パッケージのデザインを地元の小・中高生や筑波大生から募集し,商品に「つくばのお土産」という付加価値を付け,学内のパン屋さんや近隣のカフェなど数店舗に置かせてもらい,販売しています。ある年にはつくば市のプロバスケットボールチーム「つくばロボッツ」とコラボし,約1,000枚の「つくちょこ」を売り上げました。「つくちょこ」の販売を通じてフェアトレードの認知度を高めたい。その思いから,この活動に必死に取り組みました。 日本での活動を進めるうちに,私は途上国を自分の目で見て肌で感じたいと強く思いはじめ,ガーナ共和国へ1ヶ月間ボランティアとして赴きました。実際に現地で生活してみて,想像していた途上国の姿とは異なる実情を知ることができました。それまで私が抱いていた途上国のイメージは,貧困や劣悪な環境,児童労働など,否定的な事柄と結びついていました。しかし,現地ではお金がないことや生活インフラが整っていないことを必ずしも悲観するわけではなく,むしろ「これがアフリカのやり方だから!」と言って自信を持って語っていました。他方,大学を卒業するなど一定の教育を受けていても,縁故採用や経済格差などにより,自らが望む就職ができない人々が数多くいることも知りました。このような経験から,イメージだけでなく現場を知ることが国際協力を行う上でとても重要であることを経験的に知ることができました。

将来にむけて 私はこれまで,学習環境に恵まれ,国内・外を問わずさまざまな経験を積み重ねてきました。それでも今,自分が将来の仕事として国際協力の現場でやりたいこと,やるべきことを明確に見いだせているわけではありません。しかし,できれば日本の子供たちに,途上国の暗い部分だけでなく明るい現実についても伝え,途上国の人や文化に興味を抱き,好意を寄せる人を一人でも多く増やしたいと考えています。これからも,周囲の人や環境に感謝しつつさまざまなことに挑戦し,自分の道を切り拓いていきたいと思います。

つくばフェアトレード推進委員会FRAT問合せ先:[email protected]:@FRAT_tsukubaHP:frattsukuba.wixsite.com/frat

学群・学類だより

国際協力への道大おお

津つ

  萌もえ

社会・国際学群 国際総合学類 4年ガーナの民族衣装

2016年度のつくちょこ

つくばスチューデンツ・平成29年度 №2(通巻674号) 5

研究科 だより

数学パズル人生 筑波大学に職を得てから既に20年以上が経ち,筆者も定年まであと数年を残すのみとなりました。最初は電子・情報工学系に所属していましたが,縁あって数学系に移り,その後は,組織変更に合わせて所属組織の名前こそいろいろ変わりましたが,一貫して数学の教育・研究にたずさわってきたことになります。 大学に所属する教員の本務は,もちろん研究と教育にあります。しかし,昨今では社会的貢献を求められることも多く,別にそういうことを意識してのことではありませんが,筆者も一般の人が読むかもしれない雑誌に数学記事を書くことがあります。その中でも特に力を入れてきたことが,『日経サイエンス』という科学雑誌に毎月連載している数学パズルのコラムです。10年近くも続けてきたかいもあって,たまった記事は2冊の単行本にまとめていただくほどになりましたが,こういう仕事を通じて一番やりたかったことは,あまり人気のある学問とはいえない数学の魅力と有用性を伝えるということだった気がします。

グレゴリオ暦とは 今回の「研究科だより」は教育研究科から執筆を依頼されたものですから,数学教育に関わる自分の仕事を見つめなおすのが一番よいのかもしれないのですが,あまりこだわらずに,この機会を利用して数学理論の一般応用の1つとしてカレンダーについて述べてみたいと思います。 ご存知のように,われわれは1年を12ヶ月,1月を約30日に区切って生活しています。人類がその上で生活している惑星(すなわち地球)の天体としての運行から来る事情によるもので,そのように区切るのが生活に便利だからでしょう。明治以降は,日本でも太陽暦(グレゴリ

オ暦)が採用されて,月の区切りは人工的なものになりましたが,地球の自転と公転は無視できず,しかもそれらが整数比を持たないために4年ごとに閏年という例外をおいて,狂いを調整しています。ところが,それでも完全には調整できないために,100年ごとに閏年をはずすという例外の例外をおき,さらに400年ごとに「閏年はずしはやめてやっぱり閏年」という3重の例外規定を定めて対処しています。近年では西暦2000年がこの3重例外の年に当たったのが比較的記憶に新しいところです。 一般の人にどのくらい知られているか分かりませんが,閏年を決めるこのルールは,1582年2月24日に時の教皇グレゴリオ13世が定めたものです。その前はというと,西洋では有名なローマ皇帝ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)が紀元前46年に定めたユリウス暦というものを用いていました。4年ごとに閏年が来るという簡単なルールによるもので,これだと1世紀に3/4日程度ずれて行きますから,制定されてから16世紀以上もたつと,たまったずれは半月ほどにもなりました。そこで,400年に97回の閏年と決めたのがグレゴリオ暦です。このグレゴリオ暦がどのくらいもつか計算してみます。一太陽年はおよそ365.24219日です(実は,年々ほんの少しずつ短くなっているのですが,それは無視します)。0.24219×400=96.876ですから,400年に97回の閏年は多すぎて,400年に0.124日くらい狂います。すなわち3200年くらいたつと1日狂います。

数学の連分数理論を使うと 数学の連分数を使うと,与えられた実数にとても近いけれども,分母が比較的小さい分数を探し出すことができます。ためしに0.24219に適用するとそれに近い分数として31/128が得られます。これが意味するのは128年に31回閏年を入れると暦の狂いが少なくて済みそうだということです。それには,閏年の第二の例外規定を変えて「128で割り切れる年は閏年からはずす」とするだけでよく,第三の例外規定は不要です。また,この場合,0.24219×128=31.00032ですから,128年で0.00032日狂うだけで,1日の狂いが生ずるには40万年もかかります。 こんな計算をして1人で悦に入っていても,現実には改暦など難しいでしょうし,グレゴリオ暦でも3000年以上は持つのですから大きな問題はないのですが,数学にも,小難しい無益な理論ばかりではなく,魅力たっぷりの有益な応用だってあるのだと,上の計算やパズル本の内容から感じ取ってもらえるとうれしいです。

数学の面白さと効用坂さか

井い

  公こう

数理物質系 准教授 教育研究科

つくばスチューデンツ・平成29年度 №2(通巻674号)6

図画団~自由な創作ができる場所~

染そめ

谷や

 公く

美み

(情報学群 知識情報・図書館学類 2年)

図画団とは 私たち図画団は筑波大学の公式サークルの中で唯一の“美術”サークルです。他にも絵をかけるサークルはありますが,美術としての表現を求めているのは図画団だけなのです。私たちは画材や絵の形態もしくは立体,平面を問わず,あらゆる枠に縛られずに制作をしています。イラストを描くもよし,油絵,水彩を使うもよし,立体に手を出してもいいし,服飾であってもそれもまた芸術であり,大いに歓迎します。 芸術とは常に自由であって楽しいものです。誰に制限されることなく,自分の表現したいものを表現したいままに表す。誰の顔色を伺うことなく,誰もが,学年も経歴も大学内での立場を問うことなく表すのです。時に自分の世界をひたすらに,時に他のメンバーと意見を交わし,お互いの技量を高めあって。 図画団は団員が描いたものを表にだす大きな場を年に2回設けています。一つは筑波大学挙げての一大イベント「雙峰祭」で,サークルごとに与えられたスペースで行われる秋の展示会です。ここでは他のサークルに交じって個人の作品や,決められたテーマに沿って団員たちが作品を制作する企画作品などを展示します。もう一つは夏季休業前に行う「図画団展」です。図画団展は図画団が単独で行う展示会であり,学内の多目的ホールを貸し切って行います。広々とした空間に団員たちの作品がたくさん展示されます。

図画団の人たち 図画団は文系,理系,芸術系,色々な人がいますが,あまり自分の意見を表に出さず,誰にでも優しく接する穏やかなメンバーばかりです。そんな彼らの絵は,普段とは似ても似つかない様相です。誰もが個性的で魅力的な作品を作り,各々の世界を作品の上いっぱいに広げます。そのいずれもが決してありふれたものではなく,一つ一つ,筆の一運びにす

ら制作者の想いが込められています。 私たちは普段,お互いに干渉しあわず各々好きに作品を作りますが,団員たちの仲は決して悪くなく,クリスマスや団展,雙峰祭のときなどには団員の家やお店に集まって総出で楽しみます。お互いの作品に関しても全く無関心ではなく展示会などでは感想や意見を言い合ったりすることもあります。

私たちが目指すところ 多くの人は総じて高校まで厳しい規則に縛られ,そして社会に出てからも自由な時間を持つことは少なく,また大変な日々を送るのでしょう。大学生活というのは私たちに残された最後のモラトリアムなのだと思います。大学生活中,課題やゼミ,研究などに追われて忙しく過ごす人が大半であり煩わしく思っている人も多いでしょう。ただ,忘れてはいけないのは,大学生活はただ授業を受けて単位だけを気にするための猶予ではないということです。面倒ごとが多い大学生活でも,その気になれば好きなことに手を伸ばせる最後の時間です。 社会に入る前の最後のモラトリアムを少しでもこの図画団で楽しんでもらえたらと思っています。

 活動日や団員たちの作品をご覧になりたい方は,ぜひ「図画団」で検索をしてホームページをご覧ください。少しでも興味を持っていただければ幸いです。

筑波大学美術サークル図画団HP:http://www.stb.tsukuba.ac.jp/~zzzzugadan/Twitter:@ZugaTon問合せ先:[email protected]

新歓期の活動風景 図画団展の看板

つくばスチューデンツ・平成29年度 №2(通巻674号) 7

アカペラサークルDoo-Wop~ハーモニーを創る~

安あ

達だち

 諒りょ

子うこ

(�人文・文化学群 �日本語・日本文化学類 3年)

アカペラとは

 アカペラ(a cappella)とは,無伴奏の音楽全般を指します。楽器を使わず,人の声だけを使うアカペ

ラは,息づかいなどの少しのずれで音が変化してし

まうという儚さや繊細さを有しています。しかし同

時に,楽器では表現することのできないたくさんの

音色を表現することができ,一人ひとりの音がぴっ

たりと重なった時の和音は圧巻です。人の声が創

りだすハーモニーの可能性は無限大であり,Pops,Jazz,R&B,Rockなどジャンルを問わず,声と声とを重ね合わせることで,いつでもどこでも音楽を表

現することができます。

サークル活動

 毎週火曜,金曜の18:30~ミーティングを行っています。ミーティング後には,サークル員全体で歌う

イベントを行うこともあります。基本的には4~6

人のバンドを組み,それぞれで予定を合わせ,練習

をしていきます。自分の都合に合わせて活動できる

ので,サークルを掛け持ちしている人もたくさんい

ます。自分の大学生活スタイルに合わせて活動ので

きるサークルです。

年間活動

 Doo-Wopでは,1年を通してたくさんのライブやイベントを開催しています。春には新歓活動を兼ね

た春ライブ,夏には他大学を交えた夏ライブ,秋に

は雙峰祭の特設ステージライブ,冬にはカピオホー

ルでの冬ライブなど,季節ごとに大きなライブを開

催しています。この他にもさまざまなイベントがあ

り,夏には千葉や新潟に合宿に行きます。アカペラ

だけではなく,大学生活の楽しい思い出もたくさん

作ることができます。

 また,学内のイベントはもちろん,外部のアカペ

ライベントにも積極的に参加しています。アカペラ

には数々の全国大会が存在し,全国のアカペラーた

ちがしのぎを削っています。そこでの優勝を目指し

て取り組んでいるサークル員もたくさんいます。

 サークル員の中には音楽未経験者もいます。楽譜

が読めなくても大丈夫です。歌うことが大好きな方,

音楽が大好きな方,私たちと一緒にハーモニーを創

る感動を味わってみませんか。

筑波大学アカペラサークルDoo-WopHP:http://doowop.web.fc2.com/w/top.htmlTwitter:@DooWop_tsukuba

雙峰祭2016教室ステージの様子

雙峰祭2016 全体写真

つくばスチューデンツ・平成29年度 №2(通巻674号)8

水泳部~TSUKUBA SWIM TEAM~

海え

老び

原はら

 里り

菜な

(体育専門学群 4年)

筑波大学体育会水泳部とは?

 私たち筑波大学体育会水泳部は,現在競泳・水球・

飛込・シンクロナイズドスイミングの4部門で活動

しています。現在部員は72名でその多くは体育専門

学群に所属していますが,医学類や応用理工学類な

ど,体専以外の学生も一緒に活動しています。また,

筑波大学水泳部は前身の東京教育大学時代からあり,

日本の大学で最も古い歴史を持つ水泳部でもありま

す。

どんなチーム?

 とても明るく,いい意味で上下関係に壁のない

チームです。目標を達成するために毎日練習がハー

ドですが,このチームメイトがいなければまず乗り

越えられません。メイン練習の前には上級生を中心

に全員でエールを行います。練習の途中には上級生・

下級生関係なく個人・全体への声掛けを行います。練

習後にはお互いその日の練習を振り返りながら,ア

ドバイスをし合ったり練習を乗り越えた気持ちを共

有したりしています。つらいときほどチームメイト

の存在に助けられているのは間違いありません。時

には厳しい言葉をかけることもありますが,それも

その人やチームを想うが故であり,このチームのい

いところです。

 そして,普段からこのつらさを共有している仲間

だからこそ試合の時に心から応援することができ,

応援されたときはそれが本当に力になります。誰か

がよい結果を出せばチームみんなで喜びます。思う

ような結果が出せなくてもチームみんなでカバーし

ます。それは,部門を越えて共通することです。

 また,筑波大学体育会水泳部では,「日本一のチー

ムになる」ことを目標にするとともに,「日本一礼儀

正しいチームである」ことを理念としています。競技

役員の入退場時には拍手をする,ジャージの着方な

ど身だしなみを整えるといったように,ただ単に競

技力の向上を目指すだけでなく,人として模範とな

るような集団であるべきだという自覚を持っています。

4部門あるって?

 前述したとおり,私たちは4部門に分かれて活動

しています。活動が違うのに同じ部…?と思う人も

いるかと思うので,簡単に紹介していきます。練習

や試合は各部門異なりますが,新歓や納会などで親

睦を深めたり,日本学生選手権前には全員集まって

エールを交換し合ったりして交流を図っています。

また,各部門全国トップレベル,また世界で活躍し

ており,競技は異なりながらもお互いの活躍を応援

し合うとともに,刺激を与え合って切磋琢磨してい

ます。競技や活動が異なっていても,同じ水中で勝

負している者同士,仲間意識はとても強いです。

 少しでも水泳部に興味を持っていただけたら,ぜ

ひHPを覗いてみてください。よろしくお願いします。

HP:http://www.sports.tsukuba.ac.jp/swim/

問合せ先:[email protected]

豊実杯2016 アジア選手権準優勝

つくばスチューデンツ・平成29年度 №2(通巻674号) 9

Teens Café~中高生の進路選択を応援する~

伊い

藤とう

 春はる

花か

(体育専門学群 3年)

 突然ですが,あなたは今の学群・学類になぜ入学しましたか?筑波大学進学を決めた高校時代のあの頃,自分は何を考えていたでしょうか。振り返ると,自分の得意な科目に合わせて決めた,趣味や好きなことに合わせて決めた,という理由は多いと思います。では,入学した結果,納得のいく大学生活を送ることはできていますか?思い描いた生活と違う。こんな風に感じたことはありませんか?高校時代のあの頃,パンフレットや年に数回のオープンキャンパスだけで進路選択をしなければならなかった私たちには,限られた選択肢しかなかったでしょう。

「これがしたい」と「これしかできない」 限られた選択肢から,自分の行けそうな学校を選ぶ。このような中高生の現状を打破しようと活動しているのが,私たちTeens Caféです。活動のメインであるワークショップや対談を繰り返すうちに,中高生の口から出てくる「志望校は決まっているけど,どの学部に行けばいいかわからない。」「この教科が得意だから,この教科しか取り柄がないからこの学部に行く。」という言葉。否が応でも勉強しなければ大学にすら行けない現代の状況の中で,勉強の点数や教科との相性という判断基準で志望校・志望学部を決定するというのも無理はありません。教育現場は,どうしても生徒に受験で戦える「知識」を教えることで手一杯になってしまいます。ですが,このような進路決定の仕方の中に,「未来」という言葉はあるでしょうか。「これしかできない」から,この学部に行く,という進路選択では,その能力が通用しなくなった時の対処の仕方が分からない,他の潜在的能力に気づくことができない,という状態に陥りはしないでしょうか。 そこで私たちは,中高生が「今」を捉え,「未来」を考えるきっかけづくりをしています。受験勉強に追われる中高生に,将来のキャリアまで今のうちから考えろ,というのではありません。自分より一歩先を歩く先輩と話をすることで,自分とは違う生き方に気づくこと。この気づきがあってこそ,受験競争に勝つことが目的ではなく,「これがしたい」から「この進路選択にする」という受験のその先を見据えた進路選択ができるのだと考えます。

色んな生き方を知ったからこそ,自分を肯定できるようになった。 これは,対談を重ねる中である高校生が言ってくれた言葉です。机を付け,大学生1人が自分の進路

選択や生き方について語っているのを,高校生が真剣な目をして聞いている。毎回の活動でよく目にする光景ですが,この日は浪人経験のある先輩が参加していた日でした。「浪人経験は無駄ではない。本当にしたいことをするために,行きたい大学を妥協したくなかった。」と語る先輩の話を聞いて,「浪人は恥ずかしいことじゃない,浪人という選択もありなんだ。」こう思えたといいます。 また筑波大学の新入生向けに行ったイベントでは,「生死を彷徨った経験があるからこそ,本当にやりたいことを妥協しない人生を送れるようになった。」と生まれつき難病を抱える先輩が語っていました。この話を聞いて,「大学生活を無駄にしないように,一度きりの人生,存分に楽しみたい。」。新入生は真剣な顔で語ってくれました。

 中高生と大学生・社会人が対談する中で,中高生はさまざまな価値観に出会うことができます。 失敗した話,失敗から立ち直った話,人生観が変わった話,大学でしかできない学問の話。選択の連続の人生の中で,先輩たち一人ひとりの「生き方」を形づくる思いを知ることは,中高生にとって新たな価値観との出会いになります。これが正解という言い方をするのでなく,自分の体験を語り合い生き方について一緒に考えること。そして,中高生が一人でも多く「したいこと」をするための最初の一歩として進路を決定できれば,そのエネルギーは周りの中高生にも広がっていくでしょう。 現在,竹園高校と月1回の交流会,また不定期でBiviつくばで中高生向けのイベント開催を行っています。活動のメインはその交流会と,交流会に向けてのミーティングです。中高生と一緒に将来を考えながら私たち大学生も日々成長できるよう,これからも活動を続けていきたいと思います。Twitter:@TeensCafe_TKB

竹園高校での活動の様子

つくばスチューデンツ・平成29年度 №2(通巻674号)10

つくばテーブルゲーム交流協会

高たか

野の

  大まさ

(�人文・文化学群 �比較文化学類 4年)

つくばをゲームの街に! 「10年後にゲームを通して多様な人々がもっと気軽に出会えるまちをつくる。」これが,この団体の最も大切な目標です。テーブルゲームには将棋やバックギャモンのように古典的なものからカタンやドミニオンのように近年の作品まで,さまざまな時代・地域・ジャンルのものがあります。これらのゲームには,初めて出会った人が対面で交流でき,言語や世代の壁を越えて楽しむことができるという特長があります。つくばにはさまざまな背景を持つ人々が集まっていますが,異なる層の人同士が出会える場所は少ないと僕らは感じています。同じ学生であっても出会うことのできる範囲は限られており,学生と地域の交流という観点に視野を広げるとその可能性はさらに狭められます。せっかくつくばに来たのに,筑波大学だけを知りつくばを知らずに飛び立つのはもったいない。逆に地域はもっと学生を利用してしまってもいいはずです。つくばは研究や産官学連携においてひいでた街であり,市民がそれに触れることのできる機会も十分に提供されているかもしれません。けれども僕らは集まってきた人々によるプロダクツだけでなく,彼ら自身にもより注目してよいのではないかと思うのです。そしてそうした活動では地域の人々がより積極的なアクターとなって地域促進に加わることができます。地域が学生を利用する,より敷居の低い活動の在り方がテーブルゲームには可能ではないだろうかと僕らは考えました。

これまでの活動 多様な人々による交流を実現するためには,様々な層の市民が気軽に加わることのできる場を作らなければなりません。そこで,僕らはなるべく多くの場所を利用してテーブルゲームのイベントを開催す

ることにしました。テーブルゲームになじみのある参加者と,もともとその場所になじみのある参加者との交流が実現され,そこに新たな参加者が加わることによってより多くの人が楽しめる,そのような場づくりを試みました。2016年12月に動き出し,翌1月から6月までの半年間で5つの会場・20のイベントを開催しましたが,初期の活動はそれほどうまくいきませんでした。より多くの人が参加できる時間を想定し早朝にゲーム会を開催しましたが,これにはほとんど人が来ることはありませんでした。朝早起きをして参加するほどにはテーブルゲームの魅力を伝えることができていないと反省をまとめ,開催を取りやめる結果となってしまいました。初期のイベントの中で多くの方に来ていただくことができたのは,Biviつくばの筑波大学サテライトオフィスで開いた「つくばゲームまつり―将棋の古今東西―」でした。2月末に,世界中の将棋系ゲームを古いものから新しいものまで集めようというテーマで開催しました。テーマ性に加えて休日開催であったこと,さらに広報に2ヶ月かけたことが成功の要因だと思っています。

今後の活動 T-ACTでの活動は6月で終了しますが,僕らの活動は目標達成に向けてこれからも続いていきます。いくつかの会場では今後もイベント開催について承諾をいただいており,それぞれの場に合ったコンセプトで,今後も活動を継続していきたいと考えています。前述の筑波大学サテライトオフィスでは毎月上旬に,最も間口を広く設定し子どもから大人まで初めての人でも楽しめるゲームをそろえてイベントを開催します。また,コワーキングスペースでは,ゲームを楽しむだけでなく,ゲームを通して可能になるアイデアを語り合うようなトークも交えたイベントの実施を企画中です。4月にイベントを開催した絵本屋さんでは今後も絵をテーマにしたゲームイベントを継続する準備を進めています。毎回初参加の方がおり,また何度も足を運んでくれる方がおり,とても励みになっています。より多くの会場でより多くの人に楽しんでもらうための活動も続けていき,市内の既存の団体とも連携して,テーブルゲームのもつ魅力を発信していきたいと思っています。

Blog:http://blog.livedoor.jp/shirokoma/Facebook:https://www.facebook.com/TsukubaGame/Twitter:https://twitter.com/TsukubaGame問合せ先:[email protected]筑波大学サテライトオフィスでゲームを楽しむ参加者

つくばスチューデンツ・平成29年度 №2(通巻674号) 11

筑波大学のトレーニング施設の紹介

柏かしわくら

倉 秀ひで

徳のり

(体育系 体育センター 特任助教)

筑波大学のトレーニング施設

 筑波大学には多くのトレーニング施設があります。

南地区の中央体育館内に第1トレーニング場と第2

トレーニング場,屋内プール内に第3トレーニング

場,陸上競技場横に併設されている第4トレーニン

グ場,テニスコート裏側にあるテント式トレーニン

グ場のT-Domeがあります。主に授業や測定,課外教

育活動の施設として設置されています。今回は,こ

のトレーニング施設について紹介したいと思います。

 まずは,中央体育館第1トレーニング場です。こ

こでは,バーベルや重いダンベルを用いたフリーウ

エイトを中心としたトレーニング場となっています。

一方,第2トレーニング場は,1人でも行えるト

レーニングマシンや軽いダンベルが設置され,それ

らを用いて初心者でも安全にトレーニングを行うこ

とができます。また,大きな鏡と広いフリースペー

スが備えられているので,鏡を使ってのダンスや運

動,マットを用いてのストレッチなども行える施設

になっています。また,第1・2トレーニング場の間

には,有酸素系運動を行えるエアロバイクやステッ

プマシンなどが20台程完備されています。平成27年

4月より利用者登録制度を導入し,トレーニング場

の出入口では入退室管理システムが稼働しています。

本学の学生,教職員であれば,トレーニング場利用

者講習会を受講することにより第1・2トレーニング

場を利用できます(中央体育館第1・2トレーニング

場の利用方法が変更になるため,今年度のトレーニ

ング場利用者講習会は7月以降を予定しています)。

 さらに,中央体育館トレーニング場入口には「アス

リートラウンジ」が設けられ,アスリート間や一般学

生,留学生,教職員との交流を図ることができます。

授業や課外活動などで活用されている施設

 第3トレーニング場はプールに併設されていて,

基本的には水泳部が使用しています。第4トレーニ

ング場は陸上競技場横に併設されていて,平成3年

から開設されている歴史あるトレーニング場ですが,

スクワットラックなどのトレーニング機器も平成26

年より設置され,充実したトレーニング場となって

います。T-Domeは,震災復旧対策による総合体育館

トレーニング場の代替施設として建設されたテント

式トレーニング場で,床面積約500m2,天井の高さが

約8m(最も高い部分)とゆったりとした空間になっ

ています。

 第3・4,T-Domeにつきましては,現在,個人利

用として開放はしていませんが,授業での使用や体

育会運動部に対して部活動単位によるトレーニング

の使用を認めていて,多人数でのトレーニングを行

う際には非常に有効な施設となっています。現在,

本学運動部の活躍もみられますが,多くの体育会運

動部もこれらの施設を活用しています。

おわりに

 筑波大学には多くの充実したトレーニング施設が

あり,第1・2トレーニング場のように,授業や体育

会運動部の強化の他にも一般の学生や教職員に開放

されています。「スポーツパフォーマンスの向上」「健

康の維持増進」「運動不足の解消」など,皆さんの目

的,目標にあったトレーニングを自分のライフワー

クに合わせて実施することができると思います。身

体を動かしてトレーニングをしたいと思っている方

は,中央体育館にある第1・2トレーニング場を活用

してください。

第1・2トレーニング場間のエアロバイクなど 第2トレーニング場

つくばスチューデンツ・平成29年度 №2(通巻674号)12

なんだか苦手なあの人とどう付き合うか~自らを深め広げる人間関係のヒント

田た

中なか

 崇たか

恵え

(保健管理センター学生相談室/人間系 心理学域)

苦手な人との人間関係を考えるヒント 新年度も始まって数ヶ月。新しい友人や新たなフィールドでの人間関係ができた人もいるかもしれません。楽しく安心できる人間関係ばかりならば心配はいらないでしょうが,社会のなかで生きているかぎりさまざまな人と付き合っていかなければなりません。だからこそ,人間関係で悩んだり,その中で自分のことを反省したりすることもでてきますよね。今回は,もし苦手な人との関係について悩んでいる人がいれば,少しだけ考え方の変わるヒントになることがお話しできたらと思います。 皆さんは,同性の友人や知り合いの中で,どうしてかは分からないけれども,どうも虫が好かなかったり,いちいち言動にイライラさせられたりする人はいないでしょうか?例えば,「あいつは決まりごとも守らず,いつも好き勝手にやっている。人の迷惑も考えないでイライラするな」「あの人はいつも人に頼ってばかりで嫌い。ちょっとは自分でやってみたらいいのに」など,どこか心に引っかかって嫌な気持ちになってしまうような人,誰しも心当たりがあるのではないでしょうか。実はこういう人にこそ,自分について理解を深める大切なメッセージが隠されていることがあるのです。

「影―シャドウ―」という存在 上述したような,なんだか分からないけど気になってイライラする人(特に同性)のことを,スイスの心理学者であるユング(Jung, C.G.)は「影(シャドウ)」として説明しました。簡単にいうと影(シャドウ)とは,自分自身について認めがたい部分,その人の人生において生きてこられなかった側面を表すものとされます。それは現実にいる他者に映し出されて(投影されて),自分の目の前に立ち現れるときに特にはっきりとします。 先ほどあげた例で考えてみると,真面目で約束事もきちんと守るAさんが「Bさんはみんなで決めたこともきちんと守らない。自分の好き勝手に行動して本当に迷惑。いつもイライラさせられる!」と思っているとします。Aさんのような人の場合,人に迷惑をかけないよう自分の気持ちよりも周りの気持ちを優先させて行動していることが非常に多いのですが,そういう人こそ本当はもっと自由に振る舞いたい,

自分の気持ちを優先させてもう少しワガママになりたいという気持ちを無意識のうちに抑え込んで生きていることがよくあります。ところが現実場面でBさんが自分勝手に振る舞って生きているのを目にすると,Aさんの心の奥にしまいこんでいた部分がチクチクと刺激されてどうにも気になってしまうのです。ここではBさんがAさんにとっての影ということになります。 影はその人が無意識的に押さえつけたり,選び取ってこなかった人生の半面を生きている可能性があります。いつも心の奥底に押さえつけている分,そういう行動をする人がいると,その部分がチクチクと刺激されてなんだか不愉快な気分になることがあるのです。しかしそこで,相手の言動をよくよく観察してみると,自分が生きられていない側面や本当はそう振る舞いたいのにという思いが浮かび上がってくることがあります。自分の影となる人は,実は自分の奥底に潜んでいる性質を映し出す鏡なのかもしれません。そういう視点を持ってみると,少しだけその人を許せるような気持ちになったり,自分とつながりの深い人のようにも思えてきたり,そんな気持ちが沸いてこないでしょうか。

人間関係で苦しいときは… 人を嫌ったり,悪く言ったりすることはいけないことだと強く思っている方にたまに出会いますが,影の考え方からすれば,そういう気持ちが生じるのも当然のような気がします。むしろそれを強く禁止すればするほど,心の奥底に自分の生きられなかった半面が沈んでいき,嫌いな人により深く影を落としていくことになります。ユング心理学では,このような自分の影とつながりを持ち,こころの全体性を回復していくことに重きを置いています。影を嫌うだけで終わるのでなく,自分の中のうまく表現できずに苦しい部分,本当は生かしたい部分を教えてくれる大切な存在であると考えてみるのはいかがでしょう。影を理解し,つながっていこうとすることで,本当に生き生きとしていくことができるのかもしれません。もし一人で人間関係に悩んでいる方がいたら,いつでも学生相談室を利用してください。一緒に考えてみませんか?そこからあなたの新しい側面が発見できるかもしれません。

つくばスチューデンツ・平成29年度 №2(通巻674号) 13

学生相談室が主催です 皆さんは,自分自身のことや将来のことについてもっと深く考えたい,考えたことを本音で話し合いたい,新しい人間関係をつくりたい,と思ったことはありませんか?そのような皆さんのために,学生相談室では毎年エンカウンター合宿セミナーを行っています。今年は夏のつくばで1泊2日の合宿を実施します。 日々に変化がほしい方,他学類・他学群の新しい友だちがほしい方,自分の考えや思いを率直に話したり,他の人の考えや思いを聴きたい方,その他すべての方にとって役立つ機会となると思います。興味のある方は,どうぞ気軽に参加してみてください。友だち同士の参加でも構いません。

例年のプログラム 例年,絵を描き,絵を通して自己を語るワークや,色んな質問をしたり受けたりするワークや,体をほぐしてリラックスするワークなどを行います。

参加者の感想 過去の合宿セミナーでの感想文を一部ご紹介します(了承済み。紙面の都合上,一部省略しています)。 「合宿に参加するにあたって,どういう人が来るのか少し不安な気持ちがありましたが,いざ参加すると気さくに話しかけてくれる人がいて,合宿中は安心して過ごすことができました。色んなワークを通して,普段は気づけない“自分”を認識することができました。また,自分の課題に気付くことができたので,今後改善したいと思いました。(Aさん,女性)」 「さまざまなワークや共同生活を通して,人と交流することの良さや楽しさを改めて知ることができました。人と関わる中で,新しい自分を発見できたり,他人の価値観を知ることができたりした経験は,とても新鮮でこれからの生活に生きてくると思います。短い間でしたが有意義な時間を過ごすことができました。(Bさん,男性)」

第40回エンカウンター合宿セミナーのお誘い

保健管理センター学生相談室

期  間:7月13日(木)~7月14日(金)1泊2日

場  所:豊里ゆかりの森(つくば市遠東)

人  数:15名程度(男女約半数ずつ)

費  用:6,500円(交通費,食事,宿泊費など込)

申 込 先:学生相談室受付(☎029-853-2415)

締  切:6月26日(月)17:00

     ※定員になり次第締め切ります。

スタッフ:杉江征,田附あえか,田中崇恵 他

内  容: 心理学的なワークや野外炊飯(バーベキュー

他)など多数の活動を通して,参加者と交

流し,相互の理解を深めます。

* 宿泊は快適なログハウスです。こちらからご覧にな

れます → http://www.tsukubaykr.jp/stay/stay.html

 (豊里ゆかりの森・宿舎あかまつ)☎853-2415 (内:2415)

保健管理センター学生相談室

申込みの流れ1. 電話・メール・来室にて事前説明の申込み ①氏名,②所属,③学年,④学籍番号,⑤事前面接の希望日時(第1希望・第2希望を下記から選択),⑥連絡先メールアドレス,⑦電話番号をお申し出ください

2. カウンセラーによる事前説明面談3. 参加するかどうか決定。学生相談室受付にて申込書の記入と参加費の入金 → 合宿当日へGO!

つくば市豊里ゆかりの森

問合せ・申込み先 QRコード

申込み先メールアドレス*本アドレスはセミナー申込専用です。学生相談は電話か来室で受付します。

[email protected]

ホームページもご覧ください!http://www.hokekan.tsukuba.ac.jp/sodan/event.php

事前説明面談開催日時(6月1日~26日まで)平日12:10~13:30・16:10~17:00の間(約10分間)*予定が合わない場合は調整しますので遠慮なくお申し出ください。

つくばスチューデンツ・平成29年度 №2(通巻674号)14

自転車のマナーにご協力をお願いします!

ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター�アクセシビリティ部門

自転車に乗る人のマナー

●自転車の爆走は危険

 視覚障害のある方を対象とした日本盲人会連合の

調査(2011)によれば,視覚障害のある方の約半数

が自転車とぶつかる事故を経験しているとの結果が

出ています。また,自転車は軽車両のため,加害事

故に対して,損害賠償請求の事例もあるようです。

ゆっくり走行すれば,事故を防ぐことが可能です。

自転車で爆走したい方は,ロードレースへの参加が

おすすめです。

 自転車走行のマナーを知りたい方は,政府広報オ

ンラインをご覧ください。

 http://www.gov-online.go.jp/featured/201105/

●自転車は駐輪スペースへ

 筑波大学には,点字ブロックを利用して移動する

学生や,通行にあたって,より広いスペースを必要

とする学生(車いす,歩行器のユーザーなど)がいま

す。自転車で点字ブロックや道をふさがれてしまう

と,遠回りをしなければならなかったり,授業のあ

る建物に入ることができなかったりすることがあり

ます。「駐輪マナー向上キャンペーン」では,筑波大

学を利用するすべての皆さんにとってのアクセシビ

リティを確保する目的で,呼びかけと駐輪自転車の

整理を行っています。

駐輪マナー違反を見つけたら

 キャンペーンの期間中にマナー違反の自転車を見

つけたら,スタッフが声をかけ,付近の駐輪スペー

スに自転車を誘導または移動します。駐輪スペース

でない場所に自転車を停めようとしている人にも声

をかけることがあります。

駐輪マナー向上キャンペーンが終わると…

 毎年多くの皆さんが駐輪マナーを意識してくれる

おかげで,最終的にはこんなにきれいになります!

 筑波大学では,構内が大変広いため,移動手段として自転車を利用する学生が多くいます。歩行者のとなりを

ものすごいスピードで自転車が走っていくこともしばしばあります。そのような自転車に対して,怖い思いをし

たことのある人もいるのではないでしょうか?背の小さい子どもたちや,車いすに乗っている人にとっては,自

転車のハンドルの位置は,ちょうど顔の位置にあたりますので,ぶつかると大変危険です。自分で状況を見なが

ら避けることができる人もいれば,そうでない人もいます。相手が避けてくれると思っても,相手が視覚障害の

ある方や,ベルの聞こえない聴覚障害のある方の場合もあります。大学構内での自転車による交通事故を防ぐた

めにも,自転車のマナーにほんの少し意識を向けてもらえたらと思っています。

 また,学内の駐輪スペースに自転車があふれかえる春学期は,通路がふさがれてしまうこともあります。アク

セシビリティ部門では,毎年春学期(6月頃),秋学期(10月頃)にそれぞれ1回ずつ「駐輪マナー向上キャンペー

ン」を実施し,筑波大学の皆さんが過ごしやすいキャンパスを目指して,活動を続けています。今年度も駐輪マ

ナーの向上にご理解とご協力をお願いいたします!

ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター

アクセシビリティ部門スチューデントプラザ2階開室時間:8:30~12:15 13:15~17:15☎ 029-853-4584 5 029-853-2257E-mail:[email protected]://dac.tsukuba.ac.jp/shien/

BEFORE AFTER

点字ブロックが使えません…

つくばスチューデンツ・平成29年度 №2(通巻674号) 15

展覧会より 芸術専門学群ならびに人間総合科学研究科芸術専攻に在籍する学生の作品と公募展・コンクールなどにおける入賞・入選実績

の一部を紹介します。

笠原 浩美(博士後期2年・洋画)「Alcove」第13回春季二紀展

澤田 麻実(博士後期2年・日本画)「眩む」第43回東京春季創画展

菅澤 薫(博士後期2年・洋画)「dull」第34回上野の森美術館大賞展

笠原 浩美(博士後期2年・洋画)「ゲルダの迎え」第2回みんなのアンデルセン展

市川 加那子(博士前期2年・日本画)「群青」第43回東京春季創画展

菅澤 薫(博士後期2年・洋画)「春あつめ」25人の作家たち展(佐藤美術館)

菅澤 薫(博士後期2年・洋画)「神様の通り道」FACE展2017

市川 加那子(博士前期2年・日本画)「かわせみ」第22回松伯美術館花鳥画展

陳 芃宇(博士特別研究員・日本画)「雨のにおい」第43回東京春季創画展

つくばスチューデンツ・平成29年度 №2(通巻674号)16

川嶋 頌梧(博士前期2年・日本画)「紅煌」第1回新日春展

瀧本 泰士(博士前期2年・日本画)「朽ちては紡ぎ出す」第43回東京春季創画展

佐藤 真奈美(博士後期1年・版画)「rosette」第16回南島原市セミナリヨ現代版画展 島原新聞社賞

太田 夏希(博士前期2年・版画)「第八夜」第13回浜松市美術館版画大賞展静岡新聞社‒静岡放送社賞

山本 将之(博士後期3年・彫塑)「これから」第47回日彫展優秀賞

山本 将之(博士後期3年・彫塑)「歪」第93回白日会展会員推挙

服部 真知(博士前期2年・彫塑)「そっぽ」第47回日彫展新人賞

藤井 茜(博士前期1年・彫塑)「日曜、昼過ぎ」第91回国展

志村 真惟(学群3年・彫塑)「ここから」第47回日彫展

つくばスチューデンツ・平成29年度 №2(通巻674号) 17

鈴木 真凛(学群2年・書)「謝霊運詩之一節」第7回全国青少年書き初め大会文部科学大臣賞(最高賞)

島田 一輝(学群1年・書)「臨 曼殊院本古今集」 第7回全国青少年書き初め大会全国大学書道学会理事長賞

長野 有紗(学群1年・書)「臨 継色紙」第7回全国青少年書き初め大会全国大学書道学会理事長賞

島田 一輝「臨 曼殊院本古今集」(部分) 長野 有紗「臨 継色紙」(部分)

つくばスチューデンツ・平成29年度 №2(通巻674号)18

第41回春季スポーツ・デーを終えて

第41代スポーツ・デー学生委員会委員長

百もも

瀬せ

  彩あや

(情報学群 情報メディア創成学類 3年)

 皆さん,こんにちは。第41代スポーツ・デー学生委員会委員長の百瀬彩です。 先日の第41回春季スポーツ・デーにはご参加いただけたでしょうか。当日足を運んでくださった方々はもちろん,当日の運営にご協力してくださった皆さん,さまざまなご支援をしていただいた方々,本当にありがとうございました。 今年度は,1日目の悪天候にも関わらず,総述べ7,249人もの方に参加していただけたことを大変喜ばしく思います。参加者数の内訳は,正式種目が4,185人,学生委員会企画が2,813人,サークル企画が251人でした。スポーツ・デーが誕生した時からの重要な柱である正式種目の人数が昨年に比べ250人近く増えており,広報物設置場所の増設,新しい広報の実施など自分たちが力をいれて行った試みの成果を感じています。 また今年も多くの留学生の方々にご参加いただけました。私も当日陸上競技場で学生委員会企画を見ていましたが,留学生の方がたくさん遊びに来てくださっている姿を目にし,大変嬉しく思いました。それと同時に,年々学生における留学生の割合が増えている筑波大学において,スポーツ・デーの規模を更に拡大していくためには,留学生の誘致にもっと力を注がなければならないと強く感じました。ホームページやSNSの英語化をはじめ,アンケートの英語化や宿舎メールを利用して留学生へスポーツ・デー開催の告知を行うなど留学生の方に対する広報活動の強化を行いましたが,もっと他にもできることがあるはずですので,現状に満足せず,もっとより良い誘致を行えるよう委員一丸となって頑張っていき

たいと思います。 そして今年はスポーツ・デー初の試みとして体育会との合同企画「横断幕作成プロジェクト」を行い,参加者の皆さんからスポーツ・デーの審判をしてくださっている体育会の団体さん宛にたくさんの応援メッセージをいただくことができました。初めての試みでしたが,十分な手応えを感じることができ,嬉しく思います。この企画を通して,スポーツ・デーは沢山の方々のご協力,ご支援のもとで開催できていることをより実感し,スポーツ・デーに関わってくださっている皆さんへの感謝を忘れず,秋季スポーツ・デーも頑張っていきたいと強く思いました。今後も新たなる企画の立案に着手し,もっともっと多くの参加者の皆さんの笑顔であふれるスポーツ・デーが開催できるように,日々努力を重ねていきたいと思います。 スポーツ・デーは筑波大学の全学生・教職員のためのスポーツの祭典であり,運営する私たちからすると,もっとたくさんの教職員の方々にも参加していただきたいというのが率直な意見です。学生と一緒にスポーツをすることで,学生たちの普段と違った一面も見られるのではないでしょうか。 春季スポーツ・デーは無事成功のうちに終わることができましたが,スポーツ・デーは秋にも開催されます。参加者の方々に更に満足していただく為にも,秋にまた皆さんの笑顔を見る為にも,委員一同秋季スポーツ・デーに向けて一致団結して準備を進めて行きます。11月18,19日に行われる秋季スポーツ・デーで,皆さんとまたお会いできることを楽しみにしています。

つくばスチューデンツ・平成29年度 №2(通巻674号) 19

正式種目入賞チーム・ペア一覧種目 部門・カップ 1位 2位 3位

オリエンテーリング 一般 ちかちゃん ぬまぬま ぬま~ず

ソフトバレーボール一般

スタンダード 出羽桜ビギナーズ 俺らM

教職員・大学院生 大藏LABちゃん

ソフトボール男子

スタンダード チーム名ってなんだ チームこばけん earth17ビギナーズ混合

テニスミックス マツバラ・オカノ イケダ・イコマ イシヤマ・コウチヤマ女子 アオキ・スガハラ イナガキ・タシロ男子

ドッジボール女子 なかじまスニッカーズ チームA 国際Girls男子 DTズ たまごとえび タイイクカキョウイク

バスケットボール女子

スタンダード ホワイトパンダ Shamgod サンシャイン国際ビギナーズ チームDrops お願いしまぁす うめしゅ

男子スタンダード ダグディック 花畑2 花畑1ビギナーズ チームTojo 天下の応理 Green boys

ハンドボール女子 3月のアイロン男子

※結果が斜線の部分は悪天候の為順位つかず

チーム数と参加者数               種目 部門・カップ チーム数 参加者数

オリエンテーリング 一般 17 78

ソフトバレーボール一般

スタンダード 11 107ビギナーズ 65 566

教職員・大学院生 9 85

ソフトボール男子

スタンダード 10 168ビギナーズ 41 637混合 33 515

テニスミックス 8 16女子 4 8男子 21 42

ドッジボール女子 13 151男子 49 590

バスケットボール女子

スタンダード 5 36ビギナーズ 15 128

男子スタンダード 13 141ビギナーズ 49 504

ハンドボール女子 5 57男子 29 356

合計 397 4185

学生委員会企画 合計(延べ) 2813サークル企画  合計(延べ) 251総述べ 7249

結果報告

つくばスチューデンツ・平成29年度 №2(通巻674号)20

第43回やどかり祭を終えて

第43回宿舎祭実行委員会委員長

岩いわ

本もと

 淳あつ

宏ひろ

(理工学群 工学システム学類 3年)

 こんにちは。第43回筑波大学宿舎祭実行委員会委員長の岩本淳宏です。初めに,ご支援ご協力いただいた方々のおかげで,第43回やどかり祭を無事終えることができました。また,ご来場者の皆さんや企画に参加していただいた方々のたくさんの笑顔のおかげで,第43回やどかり祭は大成功だったと胸を張って言えます。誠にありがとうございました。 今年で第43回をむかえたやどかり祭は筑波大学とほぼ同時期に生まれた伝統ある祭です。そんな伝統ある祭を無事終えることができてホッとしています。私はもともととても面倒くさがり屋で,何かやるときも怒られない程度にやって,後は遊んでいるタイプの人間でした。しかし,このやどかり祭を通して変わることができました。私が1年生として実行委員会に入ったときに,先輩方にとてもよくしていただき,祭の準備やそれ以外のところでもとても楽しい思いをすることができました。その中で,どんどんこのサークルが好きになり,また今度は自分に後輩ができたときに,自分がしてもらったように,1年生を楽しませてあげたいと思うようになりました。そして,先代から委員長を任命され,楽しませてくれた先輩方への恩返しと,後輩を楽しませることを先頭に立って行えることに魅力を感じ,引き受けました。しかし,委員長という立場はそんなに甘いものではなく,そのプレッシャーや忙しさから逃げ出したくなる時もありましたが,こんな私を慕ってついてきてくれる後輩,支えてくれた同期,そしてさまざまなアドバイスをくださった先輩方のおかげで,委員長として走り続けることができました。サークルの仲間には感謝してもしきれません。 祭の準備を進めていくうえで苦労したことは,今年から生じる問題が多かったことです。やどかり祭は平砂テニスコートをメインステージとしているので,今年から運用されるグローバルヴィレッジやその工事の影響で例年とは異な

る対応をしなくてはなりませんでした。祭ギリギリになって色々と変更しなくてはならないことが沢山あったので,祭当日まで不安でいっぱいだったのですが,各担当が臨機応変な対応をしてくれたので,問題なく祭を迎えることができました。 今年のやどかり祭は前夜祭で多少雨がぱらついたもののほとんどの企画や模擬店は順調に進めることができ,最後のゆかたコンテストでは例年以上の盛り上がりを見せたと思います。また,昨年度諸事情により行えなかった花火も本年度から復活することができ,皆さまにお楽しみいただけたと思います。 やどかり祭は,入学したばかりの新入生に交流の場を与えたいという想いで作られました。各企画や模擬店を通して友だちがふえたでしょうか?楽しんでいただけたでしょうか?祭中に見た新入生の笑顔がその答えだと確信しています。今年の祭のテーマである「千祭一遇」の通り,人生の中で一度しかない新入生としてのやどかり祭をかけがえのない最高の想い出にしていただければ幸いです。 最後に改めまして,第43回宿舎祭は多くの方の支えによって,成功を収めることができました。誠にありがとうございました。

委員の集合写真

左:メインステージのフェンスアート右上段:祭の様子 下段:前夜祭企画火文字

結果一覧ゆかたコンテストグ ラ ン プ リ:生命環境学群準グランプリ:体育専門学群個 性 派 賞:芸術専門学群

御 輿総 合 優 勝:芸術専門学群総合準優勝:生命環境学群パフォーマンス賞:情報学群御 輿 賞:医学群

やどカラ優勝:丹 誠也   (工学システム学類 2年)

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平成29年度全代会議長就任挨拶

全学学類・専門学群代表者会議議長

鈴すず

見み

 祐ゆう

悟ご

(理工学群 物理学類 3年)

 こんにちは。昨年度に引き続き,平成29年度の全学学類・専門学群代表者会議(以下,全代会)議長を務めることになりました,物理学類3年の鈴見祐悟です。今年度も,何卒よろしくお願いします。このたびは,全代会の役割と昨年度の活動報告,今年度の方針についてお話しします。 全代会は,筑波大学の全学類・専門学群に設置されているクラス代表者会議にて選出された座長団75名で構成されています。筑波大生の生活・教育環境に関する意見・要望を大学に提出する他,大学の提示する事業計画に対し,学生の代表として意見を述べる事が全代会の主な業務です。 昨年度は,一昨年度の「TSUNAGARU×TSUKUBA」という活動理念を踏襲した上で,先代が十分に行えなかった組織との連携強化を目指す「つながりの強化」を活動方針としました。具体的には,全代会内部のつながりの強化として,全代会が有する6つの常任委員会の連携。全代会外部のつながりの強化として,各クラス代表者会議との連携。さらに筑波大学内の諸組織との連携を図りました。これにより,今までより連携が強化されたところについては,討議すべき議題の共有や懇親会の開催など,有意義なやり取りが行われました。しかし,一部の組織とは挨拶に止まってしまい,より密な関係性を作ることはできませんでした。 今年度は昨年度の方針を基本的には継続したうえで,「業務の圧縮」と「入試制度変更に係る今後の体制の決定」の2つを掲げ,活動していきます。これらについて具体的に説明したいと思います。 まず業務の圧縮について,全代会は今年で42年目を迎え,その存在はもはや筑波大学の伝統の1つだといえます。その中で現在,全代会の一部において,

制度の疲労化が露呈してきているように感じています。したがって今年度はまず,全代会の役割自体やすべての業務について重要性や必要性を再検討し,全代会が本来行うべき業務や担うべき役割を優先させていくつもりです。委員会ごとの具体的な案はここでは割愛しますが,制度を見直し,すべての業務について優先順位を考えることを,ここでは業務の圧縮と述べさせていただきました。 次に入試制度変更に係る今後の体制の決定について,入試制度が変更されるにあたり,本大学のクラス制度についても変更が余儀なくされます。当然,我々全代会の選出制度についても変更が加わるので,これを機に全代会が抱えている選出制度の問題点やクラス制度の欠点についての改善案を模索し,大学側に提案していこうと考えています。特にクラス制度の提案については,現在は各学類・専門学群によって異なりますが,クラス代表者会議(以下,クラ代会)が新入生の新歓業務や福利厚生,大学説明会の業務などを行っています。したがって,クラ代会は入試制度が変更になろうとも,必要不可欠な学生組織であると断言できます。具体的な活動としては,新たなクラ代会の形態や構成,役割はどうあるべきかについて,各クラ代会から意見や要望を聴取し,まとめたものを学生の意見として大学側に伝達する予定です。 最後になりますが,全代会は「学生の意見・要望を集約し,大学側に提出する」役割を担っていると考えています。さまざまな決定事項がなされるであろう今年度は転機の年であり,これを良きものにするべく最善を尽くします。どうかご理解,ご協力のほどよろしくお願いします。

第一回本会議の様子

全体写真

つくばスチューデンツ・平成29年度 №2(通巻674号)22

 筑波大学学生人材バンクは,学生の自主性及び自立心を育成することを目的として,学生への経済的支援,

キャリア支援を兼ねて整備された事業であり,将来,起業を目指す学生に対し,大学業務を委託する「委託業務」

と,大学が雇用して大学業務に従事していただく「短期雇用」で構成されています。

 学生の皆さん「筑波大学学生人材バンク」を活用していろいろな業務にトライしてみてください。

 筑波大学学生人材バンクに登録すると「委託業務」や「短期雇用」の最新の募集情報などがメールで届きます。

筑波大学学生人材バンクHP ⇒ https://ut-jinzai-bank.tsukuba.ac.jp/

※ 登録は年度ごとです。登録情報は3月末で全て削除されますので,引き続き登録する場合は4月以降に改めて

登録してください。

【業務例】委託業務:HPの制作 など

     短期雇用: 国際会議の運営補助,夏季リケジョサイエンス合宿スタッフ,附属病院の事務補助,

アンケート集計作業,講義室等の節電巡回調査,実験動物(マウス)の維持・管理補助,

英語プログラムの実務補助 など

担当:学生生活課学生企画チーム

   ☎029-853-2224, 4484 E-mail:[email protected]

筑波大学学生人材バンクからのお知らせ

学生部学生生活課

ここをクリック

つくばスチューデンツ・平成29年度 №2(通巻674号) 23

 筑波大学では,通学・通勤で多くの学生・教職員が自転車など(バイク・原付を含む)を利用しています。その中で残念ながら構内においては駐輪場以外の駐輪や放置自転車が数多く見られます。特に,建物出入口付近や点字ブロック上及びその周辺への駐輪などは,災害時の緊急避難の際や障害者の移動に大きな妨げとなり,場合によっては命の危機に及ぶことも考えられます。 また,ペデストリアンデッキの通路上に違反駐輪をしていることから,渋滞(中央図書館前,1D棟前,大学会館別館ATM前,CEGLOC前など)が発生しており,移動時間のロスを解消するためスピードを出してしまい事故に至ることもあります。 更に,地域住民の方から大学に対し,無灯火,逆走,並列運転など,交通規則やマナーを守っていない学生が多く非常に危険であることや,コンビニなどに自転車を長時間駐輪したり,飲食店などの駐輪場から路上にはみ出して通行の妨げになっているなどの苦情が数多く入っています。 これらの問題については,フレッシュマン・セミナーの講義や安全キャンペーンなどで注意喚起しておりますが,構内に限らず構外においても,自転車などに乗る一人ひとりの意識改革によって解決できる問題であり,違反をなくすことで,安全で快適な環境を作ることとなりますので,皆さんのご協力をお願いします(セーフティライフ2017:7~11頁を参照)。 最後に,学生の皆さんは,地域住民の一人であることを自覚していただくとともに,住民の方々は,皆さんの行動を見ていることを忘れず,社会人として恥ずかしくない行動をお願いします。

自転車などの環境向上のための意識改革と注意点1.交通規則を守り,安全運転を心掛ける。2.自転車などで歩行者や車椅子などの脇を通過する際は,減速するなど配慮する。3.自転車などは,駐輪スペース内に駐輪する。4.自転車などを構内に乗り入れる方は,大学に必ず登録(ICycleシステム)する。5.自転車を譲り受けた際は,防犯登録の名義変更及びICycleシステムの新規登録を必ず行う。6.卒業などのためつくばを離れる際は,自転車は絶対に放置しない。※自転車事故による損害賠償請求が増えていますので,TSマークを活用するなど,任意保険に加入することをお勧めします。(TSマーク(賠償責任保険と傷害保険の2つがセットになった1年間の保険):年に1回,自転車安全整備店で点検・整備を受けると,そのしるしとしてTSマークが自転車に貼付されます。)

平成29年度放置自転車などの移動・撤去について

総務部リスク・安全管理課,学生部学生生活課

 良好な構内の環境を保持するため,放置されている自転車など(自転車・原動機付自転車・自動二輪車・軽自動車・自動車)について,国立大学法人筑波大学構内自動車等放置防止要項に基づき,平成29年6月30日(金)までに撤去通告書を取り付けます。→放置自転車などの持ち主は,速やかに撤去するようお願いします。なお,撤去通知書を取り付けた自転車などは,一定期間保管後に移動・撤去します。

自転車 破損しているもの,使用形跡がないものは放置しているものとみなします。

原動機付自転車・自動二輪車・軽自動車・自動車ナンバーがないもの,車検切れのもの,使用形跡がないもの,破損して走行が不能で1ヶ月以上置かれているものは放置しているものとみなします。

自転車などの環境について

学生部学生生活課

≪不適切駐輪・渋滞状況≫

①避難経路が塞がれています!!

②歩行・走行の妨げに!!

③渋滞による事故も発生!!

つくばスチューデンツ・平成29年度 №2(通巻674号)24

学生生活

支 援 室

 夏休みはサークル活動やバイトや帰省など,ふだんの生活とは違った環境となり,気が緩むことなどから,事件や事故が多い時期でもあります。夏休みに懸念される事件や事故の例をまとめてみましたので,以下に留意し安全に気を配りながら,大いに楽しんでください。

盗難・侵入被害 ─施錠は防犯の第一歩,安全な生活習慣を!!

 毎年多くの筑波大生が被害に遭っており,夏休みは盗難が増える時期でもあります。 つくば中央警察署管内で1年間(2015年8月~2016年7月)に300件近い盗難が発生しており,最も多いのが自転車の盗難で約220件,その約半数は未施錠による被害となっています。必ず鍵を閉め二重ロックを心掛けましょう!! また,住宅への侵入被害も多く発生しています。帰宅した際には,玄関の鍵を掛けるだけではなく,チェーンロックをする習慣をつけてください。深夜にベランダの窓から侵入される事件も報告されていますので,たとえアパートなどの高層階であっても窓を開けたままにせず,戸締りは確実に行いましょう!! 夏休み中に,長期間自転車を使用しない場合や,帰省などにより家を空ける場合も,十分に注意してください(セーフティライフ2017:14頁を参照)。

飲酒による事件・事故 ─酔いが醒めてから後悔しても遅い!!

 夏休みには飲酒に関わるさまざまな事件・事故が報告されます。特に過度の飲酒により病院に搬送される例は少なくありません。 フレッシュマン・セミナーの講義や課外活動連絡会などさまざまな場面で注意喚起をしておりますが,未成年者は飲酒をしない。成人でも過度の飲酒はせず,イッキ飲みをしない・させないことが大前提であり,成人は未成年者がいる中ではアルコールを提供しないことが重要です。また,酔いつぶれた人がいた場合は,きちんと介抱をし,状況によっては救急要請をしてください。そうしなければ「大切な命」が奪われるかもしれません。 飲酒にからむ事件では,大切な友人へハラスメントをしてしまい信頼を失う例や,泥酔し理性を失い犯罪(猥褻行為,暴行など)を起こし,警察署において対応した事例もあります。酔いが醒めてから後悔しても遅いのです(セーフティライフ2017:21頁を参照)。

事件・事故にあった時には…所属するエリア支援室(セーフティライフ2017:4頁を参照)又は,学生生活課学生支援(スチューデントプラザ1D棟3階) ☎029-853-6092

メンタルヘルス ─心にも休息。迷ったときはすぐ相談

1. 気分が落ち込んでいて,食欲がなくなったり,眠れなくなったりしたら,うつ状態の可能性もあります。心を休ませる必要があるかもしれません。

2. 進路に迷うときは,いろいろな情報が入りすぎて混乱してしまっていることが多いものです。今の自分に必要な情報に絞って,長期的な視点をもって考えると,考えを整理しやすくなります。

3. サークルや研究室での人間関係のトラブルは,自分一人で解決するのが難しい場合があります。そのようなときは,そのトラブルに直接関係していない第三者に相談してみましょう。

4. 友人が悩んでいるのを見かけたら,心配していることを伝え,本人の意向を尊重しながら,まずはどんなことで悩んでいるのか,そっと話を聞いてみましょう。また,最近連絡がとれない,あるいは引きこもり気味の友人がいたら,クラス担任や所属エリア支援室に相談してみましょう(セーフティライフ2017:6,32頁を参照)。

総合相談窓口・スチューデントプラザ(1D北棟3階) 1029-853-8430(カウンセラー対応)・春日エリア(7B棟215) 1029-859-1207(カウンセラー対応)※開室時間はWebをご参照ください。 http://www.tsukuba.ac.jp/campuslife/ studentplaza.html学生相談室(保健管理センター1階) 1029-853-2415(受付),1029-853-2406(電話相談)茨城いのちの電話 1029-855-1000(電話相談) http://www.iid.or.jp/日本いのちの電話連盟 http://www.find-j.jp/

参考資料

セーフティライフ~快適な学生生活を送るために~(2017版) http://www.tsukuba.ac.jp/campuslife/  pdf/safeliving2017.pdf

夏休みまであとわずか!安心・安全に注意して夏休みを過ごしましょう!

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2 9 年度 No.2 通巻 6 74 号発行 筑波大学学生生活課 T E L 0 2 9 - 8 5 3 - 2 2 2 4編集 学 生 生 活 支 援 室 FAX 0 2 9 - 8 5 3 - 6 015

発行日 平成 29 年 6 月 22 日

学生生活

支 援 室2017筑波大学安全キャンペーン週間実施期間:10月2日(月)~6日(金)

学生生活支援室主催,DACセンター・学生生活課共催

 学生生活支援充実の一環として,学生の事件・事故に対する予防策を中心にさまざまな活動を「安全キャンペー

ン週間」として実施いたします。期間中,学内随所にて以下のとおり,キャンペーンを行いますので,ご協力並

びに積極的なご参加をお願いいたします。

○朝の駐輪指導 日時:10月2日(月)~ 6日(金)    8:20~8:45 場所:第一エリア,第二エリア,第三エリア,    体芸エリア,医学エリア,春日エリア

○自転車の防犯・駐輪マナー向上キャンペーン (ダイバーシティ Awareness week) 日時:10月2日(月) 11:35~12:10 場所:第三エリア付近屋外(雨天時翌日開催)

○夜間の交通安全指導 日時:10月2日(月) 17:45~18:45 場所:県道平塚線沿いの交差点    (大学会館北側,大学公園南,柴崎)

○自転車交通安全講習会 日時:10月4日(水) 16:45~18:45 場所:2H101講義室

○セーフティパトロール 日時:10月4日(水) 19:00~ 

○セーフティライフ講習会 日時:12月上旬予定 場所:未定

○「安全のしおり:STUDENTS安全特集号・秋号」  キャンペーン期間中に第一,第二,第三,体芸,医学,春日エリアの学内食堂

付近および学内スタンドボックスにて配布

鍵のかけ忘れにご注意!さらに二重ロックが安心です。

TSUKUBA UNIVERSITY SAFETY CAMPAIGN!

TSUKUBA UNIVERSITY SAFETY CAMPAIGN!

本当に安全?つくばセーフティスタイル総点検!

安全なキャンパス、つくばの人々とつくる筑波大学

Safe Enough? Really? Double Check!

A Safer Campus together with the People of Tsukuba

720cm

90cm

90cm

横断幕 OK案