2017/07/12日立内のプロフェッショナル技術者を認定する制度であり、グローバル・メジャー・...

28
©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved. 2万人のレベル診断 ~日立のIT人財強化の取り組み~ 株式会社 日立インフォメーションアカデミー 取締役社長 石川 拓夫 2017/07/12

Upload: others

Post on 24-Aug-2020

0 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved.

    2万人のレベル診断

    ~日立のIT人財強化の取り組み~

    株式会社 日立インフォメーションアカデミー取締役社長 石川 拓夫

    2017/07/12

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved.

    株式会社

    日立インフォメーションアカデミー

    取締役社長

    石川 拓夫

    略歴

    著書

    受賞歴

    1983年 日立西部ソフトウェア(株)(現日立ソリューションズ)入社人事総務部門において人事、採用、教育、活性化、組織風土改革、セカンドキャリア支援など、一貫して人事分野を担当。2017年4月より現職

    2004年 IPA ITプロフェッショナル人材育成協議会 委員

    2004年 JISA 人材育成委員会ワーキンググループ゚ 主査

    2005年 IPA 評価ガイドライン検討委員会 委員

    2005年~ ITSSユーザ協会認定シニアコンサルタント

    2007~2010年 IPA プロフェッショナルコミュニティ エデュケーション委員会 副主査

    2010~2012年 IPA 中小ITベンダー人材育成優秀賞表彰委員会 委員

    2010年~ ITスキル研究フォーラム(iSRF) 理事

    2012年 IPA ITSS改訂のあり方検討委員会 委員

    2017年 IPA 第4次産業革命に対応したスキル標準検討WG

    など歴任

    「キャリア開発支援制度事例集」 (共著、日本経団連出版)

    2012年 キャリア支援企業厚生労働大臣賞 受賞(日立ソリューションズ)

    自己紹介

    1©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved.

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved.

    売上収益 9兆1,622億円

    5,873億円調整後営業利益 *

    303,887名連結従業員数

    設立年月日大正9年(1920年)2月1日(1910年創業)

    資本金 458,790百万円

    (2017年3月末現在)

    (2017年3月末現在)

    (2017年3月期)

    (2017年3月期)

    株式会社日立製作所

    代表執行役

    執行役社長 兼 CEO

    東原 敏昭

    2

    日立製作所の概要

    ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved.

    *:調整後営業利益=売上収益-売上原価-販売費及び一般管理費

    投影のみ

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved. 3

    23%

    12%7%

    14%

    10%

    6%2%

    6% 20%

    売上収益

    オートモティブシステム

    その他(物流・サービス他) *1

    生活・エコシステム

    情報・通信システム

    9兆1,622億円

    社会・産業システム

    建設機械

    金融サービス*2

    電子装置・システム

    高機能材料

    (2016年度実績)

    投影のみ

    *1:「その他」に含まれる(株)日立物流は、2016年5月19日付で(株)日立製作所の持分法適用会社となりました。*2:「金融サービス」を構成する日立キャピタル(株)は、2016年10月3日付で(株)日立製作所の持分法適用会社となりました。

    日立のセグメント別構成(2016年度)

    Graph1

    情報・通信システム

    社会・産業システム

    電子装置・システム

    建設機械

    高機能材料

    オートモティブシステム

    生活・エコシステム

    その他(物流・サービス他)

    金融サービス

    売上高

    20

    23

    12

    7

    14

    10

    6

    6

    2

    Sheet1

    売上高

    情報・通信システム ジョウホウツウシン20

    社会・産業システム シャカイサンギョウ23

    電子装置・システム デンシソウチ12

    建設機械 ケンセツキカイ7

    高機能材料 コウキノウザイリョウ14

    オートモティブシステム10

    生活・エコシステム セイカツ6

    その他(物流・サービス他) タブツリュウホカ6

    金融サービス キンユウ2

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved.

    1963

    1995 (株)日立インフォメーションアカデミー 設立

    (株)日立ソリューションズ・(株)日立システムズの人財育成部門統合

    各事業所の研修部門(教育センタ)を統合

    (株)日立製作所の一組織として

    日立コンピュータ研修を開始

    ISO29990(学習サービス事業者向け国際規格)取得

    項目 内容

    商号株式会社日立インフォメーションアカデミー

    設立 1995年4月3日

    資本金 1億円(日立製作所100%出資)

    代表者 取締役社長 石川 拓夫

    従業員数 330名

    本社

    〒140-0013東京都品川区南大井6丁目26番3号大森ベルポートD館13階TEL: 03-5471-8960URL:https://www.hitachi-ia.co.jp/

    ■ 会社概要 ■ 沿革

    設立20周年

    2000

    2012

    2011

    2015

    お客さま事業を成長させる人財育成会社になる

    vision

    4©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved.

    日立インフォメーションアカデミーの概要

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved.

    ■ サービス概要

    計 画 学 び 運 営コンサルティング 研 修 研 修 運 用

    人財育成

    お客さまが、自社で企画・運用される研修に関する業務をトータルに支援

    職場のさまざまな課題やニーズに対応し、適切な研修の企画・開発・実施・受講後の定着化まで支援

    お客さまの事業戦略や事業環境の変化に合わせながら人財育成の仕組みの構築を支援

    人財育成

    研 修

    人財育成

    研 修 運 用

    人財育成

    コンサルティング計 画

    学 び

    運 営

    5©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved.

    日立インフォメーションアカデミーのサービス概要

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved. 6

    日立インフォメーションアカデミーの取り組み

    これからは職場でマシン演習をする時代! マシン演習付きeラーニング

    個人の学びを最適化する ナビ機能付きeラーニング

    実機を使った演習を、eラーニングで

    手軽に行えます。

    本eラーニングは、クラウド環境上に

    準備した演習環境を独占できるため、

    納得いくまで繰り返し操作が可能です。

    実機演習を中心に知識とスキルを身につけるタイプのeラーニング!

    ●学習教材 閲覧画面

    要点を講師が解説操作演習用テキスト(PDF)をダウンロード

    ●マシン演習 操作画面

    クラウド活用により迅速に演習環境を提供

    知識の修得

    スキルの定着

    知って! 試す!

    多様化する研修へのニーズにお応えし、受講者一人ひとりに適した学習コンテンツをご提供します。◆学習前に理解度テストで知識レベルを測定し、一人ひとりに合わせたコンテンツを提供

    理解度の高い方はスキップ機能で学習すべきコンテンツを効率よく学習できます。 初めて学習する場合は、プレテストで学習のポイントを確認しながら、じっくり学べます。

    ◆学習後の試験結果により、復習すべきコンテンツを自動的に抽出し提供

    不正解の箇所が瞬時に明確になり、再学習(復習)が効率よく進められます。

    https://www.hitachi-ia.co.jp/solution/new/colum/index.html

    日立 研修

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved. 7

    社会や産業、人財の変化

    ※「IT人材白書2017」図表2-1-1より

    デジタル化によるビジネスやライフスタイルの変化の例

    • ITの進展やインフラの整備により、ビジネスや社会のあり方が変化• IoTの拡大、ビッグデータ活用、AIの様々な分野への適用• データ駆動型へのビジネスや社会の変革

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved.

    進化した社会イノベーション事業でお客さまとの協創を加速

    IoT時代のイノベーションパートナー

    注力4事業分野

    アーバン 金融・公共ヘルスケア

    電力・エネルギー 産業・流通・水

    8

    日立がめざす姿

    ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved.

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved. 9

    人財施策の再構築

    世の中の変化、日立の変化

    → 人財施策の再構築が必要

    環境変化に対応するためには、人財の多様化、高度化が必須

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved. 10

    人財育成のPDCAサイクル

    ※IT重点育成人財:事業遂行上重点的に育成が必要な人財

    IT部門全体の人財状況把握

    IT部門共通の育成方針策定

    人財状況の把握

    人財ポートフォリオの作成

    事業中計の策定

    育成計画

    IT重点育成人財※の選定と中期人財育成

    計画の策定

    経営幹部

    集計結果

    成長に向けた自律的な取組み

    人財状況を定期的に把握し、タイムリーな人財育成施策を実現する<人財の見える化>

    事業実現に求められる人財をより計画的に育成する

    人財育成サイクルのイメージ

    個別育成計画での活用

    Check/Action

    目標設定(業務やスキル等)

    Plan

    ・業務遂行/教育受講・資格取得/自己啓発

    Do

    事業部

    個人

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved. 11

    2018中計に向けたIT人財育成計画策定

    ※CIP制度:日立ITプロフェッショナル認定制度

    IT人財育成計画の趣旨・目的

    2018中計の達成に向け、事業計画とリンクした人財育成計画の策定を行う 2018中計達成の為に必要なプロフェッショナル人財について、職種やレベルおよび、

    必要な人員数の議論、計画策定を行う(全社員をマッピングするものではない) 人財の質を議論する為の共通のモノサシ・ツールとして、CIP制度※ 、および

    ITSS診断を活用する

    中期IT人財育成計画(部門ごとに作成)

    事業中計達成における人財面の課題

    主な育成施策

    事業中計ビジョン、ビジネス目標値

    中期人財育成計画値

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved. 12

    日立ITプロフェッショナル認定制度

    Level7

    Level6

    Level5

    世界で通用するプレイヤー

    Level4

    国内のハイエンドプレイヤー

    企業内ハイエンドプレイヤー

    高度な知識・技能シルバー

    ゴールド

    プラチナ

    プレミアム

    ITスキル標準(ITSS) 日立ITプロフェッショナル認定制度(CIP制度)

    高度なIT技術者の可視化

    認定制度の活用や教育の拡充、人的ネットワーク強化により、高度な能力を持つIT技術者を組織的および計画的に育成

    日立内のプロフェッショナル技術者を認定する制度であり、グローバル・メジャー・プレーヤーにふさわしい高度ITプロフェッショナルの育成を目的とするもの

    CIP制度とは

    ■ 情報処理学会 CITP制度の企業認定取得済- 国際標準へ適合

    ■ プロフェッショナルコミュニティ活動- 次世代への知識や技術の伝承

    ■ PM任命制度- 認定未取得者はPMを担当できない運用ルール(人財育成の制度と実務の紐付け)

    スキル要素(研修、公的資格)とキャリア要素(業務経験、プロフェッショナル貢献、面談)により認定PM、ITAなどITSS系職種に加え、データアナリティクス、IoTといった領域の職種も定義

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved. 13

    人財育成・見える化のスキーム

    専門性の深化、多能工化促進

    認定結果

    判定結果

    ITSSレベル診断(自律的な自己診断)

    ITSSベースのレベル診断

    ITSSレベル診断およびCIP制度を併用し、人財育成、人財状況を把握

    レベル診断結果、面接、取得資格、業務経験

    人財状況のマクロ分析

    事業部門毎の人財状況把握

    キャリア目標設定の目安

    経営層 事業部 個人

    CIP制度(プロフェッショナル認定)

    IT重点育成人財の把握

    IT重点育成人財の選定・育成

    専門性の認定

    経営層 事業部 個人

    目安

    ITSS 入社

    人財の見える化(人財状況の把握方法)

    ハイレベル

    エントリレベル

    ミドルレベル

    Lv7Lv6Lv5

    15年~

    Lv4Lv3

    14年~6年

    Lv2Lv1

    5年~1年

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved. 14

    ITSSレベル診断の見直し

    人財育成制度の再構築に伴い、診断システムの全面的な見直しを実施

    変更の要件

    iコンピテンシディクショナリ(iCD)を活用して職種/専門分野の定義を全面的に見直し、レベルをスキルではなくタスクで診断する

    要件1

    日立の情報・通信分野の共通基盤として、日立製作所だけでなくグループ会社にも提供する

    要件2

    経営戦略を踏まえ、新たに必要な役割を定義して追加する

    要件3

    経営層・事業部門・個人のPDCAを再構築し、これらを連動させた効果的な人財育成をめざす(人財育成のエコシステムの構築)

    要件4

    職種別レベルの診断結果だけでなく個々のタスクの診断結果の分析を行い、分析結果を課題の見える化(事業戦略とのギャップ)やその対策の提言に役立てる

    要件5

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved. 15

    新システム概要

    ITSSレベル診断システム(株)エス・アイ・エス提供 Standard Skills Inventory for iCD (クラウドシステム)

    新システム名

    稼働開始時期 2017年1月

    診断対象者 日立製作所 および日立グループ(約2万人)

    新システムの特徴・従来からの変更点

    • IT人財の見える化と人財育成の共通基盤を確立し、グループ会社への適用拡大を図る• グループ会社でも同システムを導入し、同じスキームで人財状況を把握するとともに、

    業務の一元化により作業工数の削減を図る

    特徴1 日立グループ共通基盤の構築

    特徴2 iコンピテンシディクショナリ(iCD)の活用• 最新のスキル標準である業務のタスクを分類・体系化したiCDタスクディクショナリを利用

    し、ITSS職種を再定義するとともに、独自職種を追加する

    特徴3 「タスク」をベースにした診断• スキルベースの診断からタスク(業務)ベースの診断へ変更する• 診断実施者のタスクの遂行レベルを把握することによりそれに基づく人財育成や業務アサ

    インメントが可能となる

    特徴4 診断者の負荷軽減• 設問数を削減※することにより、診断実施者の負荷軽減を図る

    ※一専門分野当りの設問数:旧システムの約150~300問に対し新システムでは 約50~200問へ削減

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved. 16

    全体日程

    職種定義、システム構築、運用について、以下の日程で推進

    職種定義

    システム構築

    運用

    2015年 2016年 2017年

    11月 1月 3月 6月 9月 12月 1月 3月 6月

    職種定義案の作成

    現場との調整

    職種定義内容の検証

    要件定義詳細設計

    開発・テスト

    インフラ構築

    運用設計

    診断実施集計・分析

    着手2015/12~

    2017/1~開始

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved. 17

    工夫点①-新職種への対応

    ITSS (11職種)

    マーケティング

    エデュケーション

    コンサル

    ティング

    ITサービスマネジメント

    ・・・

    事業戦略上求められる新たな役割への柔軟な対応

    ・事業戦略を鑑み、既存のITSS職種に無い役割(2職種)を追加設定・iCDを適用し、従来のITSS職種の定義の全面見直しと新規追加職種(ビジネスアナリスト)の定義を行い、タスクベースの設問を作成・iCDで定義されていない職種(サービス)は、自社で独自にタスク定義と設問作成を実施

    ビジネスアナリスト

    サービス

    診断対象全職種

    日立で独自定義

    職種定義の柔軟性

    iCDで定義

    追加 追加

    今後も継続的に新規人財定義や見直しを実施

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved. 18

    工夫点②-レベル判定の適正化

    有効な人財データとするためのレベル判定の適正化

    ・単にiCDで職種を定義(設問化)してもITSSの7レベルは算出できないため、独自の判定ロジックを作成

    ・設問選択肢(回答ランク)を高位レベルまで対応できるよう6段階に設定・適正なレベル診断結果となるように、職種ごとにサンプリングを行い検証を繰り返しながらロジックを調整

    例:回答ランク

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved. 19

    iCD活用のメリットと注意点

    •職種定義を短期間で行うことができる•業務と関連しているため分析がしやすい•業務の変化に対応しやすい(職種・専門分野とタスクの対応を調整するのみで対応可)

    •タスクベースのため、OJTなどのアサインメントに活用できる

    •職種定義にあたって現場との調整が必要である(ITSSのような標準ではない)

    •iCDが毎年更新されるため、職種定義の見直し検討が必要•スキルベースで作成された現研修施策との関連付けを見直す必要がある•「用語」の調整が必要な場合がある(社内規格に翻訳する必要がある)

    メリット

    注意点

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved. 20

    結果の分析(組織へのフィードバック)

    職種

    ビジネスアナリスト

    マーケティング

    セールスプロジェクトマネジメント

    ITアーキテクト

    ITスペシャリスト

    アプリケーションスペシャリスト

    ITサービスマネジメント

    サービス

    7 0 0 0 0 0 0 0

    6 0 0 0 2 1 0 0 0 0

    5 1 3 3 25 4 11 6 0 3

    4 2 5 8 34 12 26 38 6 4

    3 5 5 10 53 25 43 63 8 3

    2 8 2 8 35 31 52 47 11 2

    1 0 0 3 0 3 21 19 4 0

    16 15 32 149 76 153 173 29 12

    レベル

    ハイレベル

    ミドルレベル

    エントリーレベル

    職種別合計

    以下のような情報を全社、部門別に見える化し、事業戦略とのギャップ把握や今後の人財施策の提言に活用 職種、レベル別分布 職種別比率 タスク、レベル別分布

    課題の見える化(事業戦略とのギャップ)やその対策の提言に

    ※このデータは例示であり、実データではありません。

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved. 21

    結果分析の活用例

    【事業目標】SIからサービス事業へのシフト(サービス比率をXX%に)

    【人財方針】・サービス事業を企画する人財の拡大・運用系人財の拡大

    実態はSI系職種が大半

    実態はSI系職種が大半人財シフト施策の立案・提言

    投影のみ

    ※このデータは例示であり、実データではありません。

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved. 22

    一人ひとりの成長を支援

    タスク別推奨研修

    タスク詳細

    一人ひとりに、気づきにつながる情報を提供し、成長に向けた活動を支援 現状の能力認識 今後伸ばすべき能力の認識 必要な学び

    自分の強み弱みを認識し、更なる成長へ

    ※このデータは例示であり、実データではありません。

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved. 23

    課題

    ・新システム1年目、データを活用したソリューションの提供はこれから

    育成上の課題を見える化して具体的な対策を加速する必要あり(他のHRデータも加味し HR Tech を駆使した取り組み)

    ・事業戦略に対応したブラッシュアップの継続(特にOT分野の対応)

    変化する事業目標達成のため、新規人財定義など人財戦略のブラッシュアップは常に必要

    ・技術テーマ別の技術レベルの把握

    セキュリティ、OSS、IoT、データ解析など先端分野における保有戦力分析がさらに必要(但し鮮度との戦い、投資対効果の視点必要)

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved. 24

    人財データアナリティクスを活用した採用活動を実行し、人財ポートフォリオチェンジを実現!

    今後も人財データアナリティクスを軸とした新たな価値創造にチャレンジ

    今後の組織に必要な軸の設定

    現状人財の可視化、必要な人財の定義

    採用スキームの変革実行

    人財ポートフォリオの見直し

    採用スキームの設計

    適用と実績

    データ分析

    <決定木分析>

    ・・・増やしたいゾーン

    増やしたいゾーン

    増やしたいゾーン

    現状のボリュームゾーン

    ○○○○

    ●●●●

    △△

    □□

    <クラスタ分析>

    AIなど先端テクノロジーの活用

    HR Tech を活用したIT人財強化の例

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved. 25

    さいごに

    ・見える化を基点とした人財施策のPDCAサイクルの重要性

    ・正解ではなく納得解

    ・仮説検証の大切さ

    ・スピード重視

    社員とのエンゲージメント(キャリア自律の促進)

    一番大切なのは...

  • ©Hitachi Information Academy Co., Ltd. 2017. All rights reserved. 26

    ご清聴いただきありがとうございました。

    投影のみ

  • 2万人のレベル診断 �~日立のIT人財強化の取り組み~自己紹介日立製作所の概要日立のセグメント別構成(2016年度)日立インフォメーションアカデミーの概要日立インフォメーションアカデミーのサービス概要日立インフォメーションアカデミーの取り組み社会や産業、人財の変化日立がめざす姿人財施策の再構築人財育成のPDCAサイクル2018中計に向けたIT人財育成計画策定日立ITプロフェッショナル認定制度人財育成・見える化のスキームITSSレベル診断の見直し新システム概要全体日程工夫点①-新職種への対応工夫点②-レベル判定の適正化iCD活用のメリットと注意点結果の分析(組織へのフィードバック)結果分析の活用例一人ひとりの成長を支援課題HR Tech を活用したIT人財強化の例さいごにスライド番号 27スライド番号 28