2021年9月 no - city.fukaya.saitama.jp

編集 発行 深谷市農業委員会 事務局 〒366 8501 深谷市仲町11番1号 ☎577 3439 (直通)・FAX 578 7614 2021年9月 No.32 新しい農業委員と農地利用最適化推進委員(市役所3階にて)

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Page 1: 2021年9月 No - city.fukaya.saitama.jp

編集発行 深 谷 市 農 業 委 員 会事務局 〒366-8501 深谷市仲町11番1号 ☎577-3439(直通)・FAX 578-7614

2021年9月

No.32

新しい農業委員と農地利用最適化推進委員(市役所3階にて)

Page 2: 2021年9月 No - city.fukaya.saitama.jp

FUKAYASHI NOUGYOU IINKAI FUKAYASHI NOUGYOU IINKAI(2)農 委 だ よ り

 任期満了に伴う深谷市農業委員会の委員の改選が行われ、令和3年7月20日より農業委員24名、農地利用最適化推進委員16名で新体制がスタートしました。 また、7月20日に開催された農業委員会臨時総会において、会長に安藤已喜夫委員、会長職務代理者に福島明委員が選出されました。 「農業委員」は、農地等の利用の最適化の推進に関する指針の策定・変更、農地等の権利移動の許可、農用地利用集積計画の決定等を行います。「農地利用最適化推進委員」は農地等の利用の最適化の推進に関する指針を踏まえて農業委員と連携して、担当区域において現場活動を行います。農地に関すること、農業経営などについては、地元の委員に遠慮なくご相談ください。                              〈敬称略・議席番号順〉

新農業委員会体制決まる

木口 正彦(内ケ島)

下田 洋子(畠山)

大澤 慶三(上原)

茂木 浩(岡)

小嶋 道夫(大谷)

江口 明(小前田)

吉田 光雄(高畑)

柴崎 安雄(人見)

新井 安夫(境)

小内 忠(曲田)

新井美津子(山崎)

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FUKAYASHI NOUGYOU IINKAI FUKAYASHI NOUGYOU IINKAI(3) 農 委 だ よ り

今井 順子(普済寺)

坂本 清(中瀬)

石川野理子(中瀬)

小暮 次男(後榛沢)

関根 滿好(山崎)

増野 弘(深谷・大寄)

粂原 清(深谷・大寄)

塚原 勝美(大塚)

宇野 正行(北根)

田中島 隆(藤沢)

富田千惠子(武蔵野)

荻野 正和(下手計)

篠原 哲男(藤沢)

塚越 石夫(大谷)

飯島三喜男(新井)

農地利用最適化

福島 明(原郷)

職務代理者

安藤已喜夫(本田)

会長

Page 4: 2021年9月 No - city.fukaya.saitama.jp

FUKAYASHI NOUGYOU IINKAI FUKAYASHI NOUGYOU IINKAI(4)農 委 だ よ り

須永 政信(岡部)

加藤 富夫(幡羅・明戸)

根岸 英男(岡部)

大澤 正(藤沢)

野辺 一夫(川本)

橋本 繁穂(幡羅・明戸)

馬場 詔二(川本)

鶴田 博樹(豊里・八基)

大野 晃(花園)

飯塚 諭(豊里・八基)

髙荷 政行(花園)

原口 友一(岡部)

 

農業者の皆様方には、日頃より農業委

員会活動に関し、格別なるご理解ご協力

を賜りまして、厚く御礼申し上げます。

 

このたび、令和3年7月20日の臨時総

会において、農業委員の皆様からご推挙

を賜り、引き続き会長に就任いたしまし

た。改めてその職務の重さ、責任の大き

さを痛感しているところでございます。

 

さて、当市農業委員会は、24名の農業

委員が市長から任命され、また16名の農

地利用最適化推進委員が農業委員会から

委嘱され、新体制のもと3年間の任期

をスタートさせました。当市における

農業の現状は、他地域と同様に担い手の

高齢化や後継者不足、遊休農地の増加な

ど、様々な課題を抱えております。加え

て、昨年より新型コロナウイルスによる

感染拡大が猛威を振るい、一向に終息の

兆しが見受けられず、先の見えない状況

となっています。

 

このような状況のなか、新しい農業委

員と農地利用最適化推進委員が相互に機

能・連携し、この困難な状況を克服して

いけるよう精一杯努めていく所存であり

ます。

 

皆様方のより一層のご理解、ご支援を

賜りますよう、よろしくお願い申し上げ

ます。 新

会長就任あいさつ

会長 

安あん

藤どう 

已み

喜き

夫お

Page 5: 2021年9月 No - city.fukaya.saitama.jp

FUKAYASHI NOUGYOU IINKAI FUKAYASHI NOUGYOU IINKAI(5) 農 委 だ よ り 

トラクターなどの農作業後、田や畑から

公道に出る際には、機械についた泥などを

落としてから走行するようお願いします。

道路に落ちた泥のかたまりは、歩行者、自

転車、バイク、自動車などの通行の妨げに

なり、大変危険です。

 

交通安全と環境美化のため、道路に泥を

落とさないようにしましょう。やむを得ず、

落としてしまった場合には、速やかに泥の

撤去・清掃をお願いいたします。

問い合わせ 

農業振興課 

農業政策係

      

☎577ー3298

 

加入者のみなさまからお預かりした保

険料や国庫補助金等の資産を運用した

結果、令和2年度の運用収入は約プラス

252億8700万円、収益率はプラス

10・82%、時価総額は約2604億円とな

りました。(※直近10年間の運用利回りの

平均は、年率4・54%です。なお、新制度

発足以降の19年間の運用利回りの平均は、

年率2・97%です。)

 

農業者年金基金の運用については、農林

水産大臣の認可を得て策定した「年金給付

等準備金運用の基本方針」に基づいて行っ

ております。令和2年度は世界的に新型コ

ロナウイルスの感染が拡大するなか、経済

対策としての財政支出や緩和的な金融政策

に加え、特に国外において当該ウイルスに

対するワクチンが普及することへの期待感

により、国内外の金利が上昇(債券価格は

低下)する一方、株価は大幅に上昇しまし

た。こうしたことから、運用全体ではプラ

ス(10・82%)の運用利回りとなりました。

農業者年金広報誌『のうねん』より抜粋‒

■加入についてのお問合せは

 

農業委員会事務局(☎577ー3439)

または最寄りの農協へ

 

相続等により農地の権利を取得した場合、

農業委員会にその旨を届け出なければなら

ないとされていますが、これまで任意とさ

れていた相続登記についても申請が義務化

されます。(令和3年4月21日、「民法等の

一部を改正する法律」が成立し、同月28日

に公布されました。相続登記義務化関係の

改正についての施行日は、公布後3年以内

の政令で定める日となります。)この改正

によって、不動産を取得した相続人に対し、

その取得を知った日から3年以内に相続登

記の申請を義務付けることとし、正当な理

 

令和4年1月1日から若い農業者が加入

しやすいよう保険料が引き下げられます。

35歳未満で認定農業者に該当しない等一定

の要件を満たす方※は、1万円から(上限

6万7千円、千円単位で選択できます)で

も通常加入できるようになります。(保険

料の納付下限額が2万円から1万円に引き

下げられます。)

※�

保険料引き下げ(保険料1万円以上)の

対象者

 

次の①~⑤のいずれにも該当しない方

① 

認定農業者かつ青色申告者

② 

認定就農者かつ青色申告者

③ �

①又②の者と家族経営協定を締結し経

営に参画している配偶者又は直系卑属

④ 

認定農業者又は青色申告者

⑤ 

①又は②以外の農業を営む者の直系卑

属で、その農業に常時従事する後継者

 (留意事項)

 

通常加入で2万円未満の保険料を選択し

ている方が、35歳になった又は認定農業者

になった等右記①~⑤のいずれかに該当し

た場合には、通常加入の保険料を2万円以

上に変更又は政策支援加入の手続きが必要

となりますので、ご注意ください。

道路に泥を落とさないように

注意しましょう

農業者年金の運用状況について

(令和2年度)

相続登記の申請が義務化され

ます

農業者年金制度が改正されます

由のない申請漏れに対しては過料の罰則が

適用されることとなります。

Page 6: 2021年9月 No - city.fukaya.saitama.jp

FUKAYASHI NOUGYOU IINKAI FUKAYASHI NOUGYOU IINKAI(6)農 委 だ よ り

グリーン購入法適合印刷物です

 このコーナーでは、深谷市の明日の農業

を担う新規就農者を紹介しています。

 シリーズ第27回は、市内の岡部地区で営

農されている法人で、その代表である松下

和彦さんにお話を伺いました。

Q� 農業を始めたきっかけやこれまでの経

歴を教えてください。

A  

実家が農業を営んでいたこともあり、

28歳の時に両親のもとで就農しました。

就農当時から生産販売だけの農業は考え

ていなかったため、将来は加工品の販売

も手掛けようと考えていました。種を蒔

くところからお客様の手に届くまでを一

貫してプロデュースするという理念のも

と、平成28年7月に会社を設立しました。

現在5年目を迎えて、従業員数は社員、

パートを含め15名となっています。

Q 現在主に何を生産していますか?

A  

ブロッコリー、トウモロコシ、ねぎ、

にんじんなどを生産しています。それら

はJAやレストラン等に卸しています

が、同時に加工品(ドレッシングやジャ

ムなど)も販売しています。出荷先はJ

A、道の駅、サービスエリア、百貨店等

で、通販も行っています。

Q  農業を行ううえで大変なことは何です

か?

A  農業は、気候などの条件で生産物の生

育等が大きく変化します。近年、温暖化

による気候変化やゲリラ豪雨等による影

響により、昔と同じやり方では安定した

生産が難しくなってきているので生産時

期をずらすなどの対応をしています。

Q  法人経営をしていくうえで必要なこと

はありますか?

A  

ブランディングが大事だと思います。

会社の色づくりを考えていくのは大変で

すが、面白い部分でもあります。

Q 趣味などはありますか? 

A  

趣味は大好きなゴルフです。ベストス

コアは90です。

Q 将来の夢、または目標は何ですか? 

A  

以前、海外(ニューヨーク)で生活し

ていた経験があり、そこで得た価値観を

活かすため、ニューヨークと何かつなが

ることができたらと考えています。

Q  最後に、これか

ら新規就農する方

に一言!

A  

農業は自分次第

で可能性を広げら

れる分野だと思う

ので、ぜひ、挑戦

してもらいたいと

思います。

最初から最後までを

   

プロデュースする

㈱和ナチュラルテイスト 

㈹松下 和彦さん(44才)

週 刊金曜日発行月700円

お申し込みは農業委員会へ

全国農業

  新聞

 

去る令和3年7月20日に開催された

臨時総会において、農業委員24名が任

命、農地利用最適化推進委員16名が委

嘱され、新たな農業委員会体制がス

タートしました。今号は、新体制となっ

た農業委員・農地利用最適化推進委員

の紹介をさせていただきました。

 

編集委員会も新しい体制になりまし

たが、皆様のお役に立つ情報の発信に

努め、親しまれる〝農委だより〟をお

届けできるよう取り組んでまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。

農委だより編集委員会

 

委員長 

橋本 

繁穂

 

委 

員 

粂原  

清  

田中島 

     

飯塚  

諭  

根岸 

英男

     

馬場 

詔二  

髙荷 

政行

シリーズ新規就農

編集後記

編集後記