平成25年度 事業計画 及び 収支予算 -...
TRANSCRIPT
1
平成28年度 特定非営利活動に係る事業報告書
NPO法人ちば子ども学研究会
1 事業の成果
平成18年度より協力している千葉大学教育学部の「地域子育て支援活動実習Ⅰ、Ⅱ」の履修学生との活動を
中心に事業を行い、そのうちの「HIC プロジェクト」が千葉県コラボ大賞の知事賞を受賞した。
ゆるプロ~ちばゆるやかにつながろうプロジェクト~では、他団体と
協力して「ちばサンタプロジェクト」を開催し、横浜サンタプロジェクト
の関係者の方々とのつながりもうまれた。
情報モラル教育に関するワークショップのプログラムを作って講座
を行うこともでき、これまでの活動とは少し、対象や内容を変えて新
しい取り組みを行った1年となった。
【子育てに関する研修、学習の場を提供する事業】
■千葉大学教育学部小学校教員養成課程「地域子育て支援活動実習Ⅰ,Ⅱ」の開催協力
今年度から「地域子育て支援活動実習 I、Ⅱ」は小学校教員養成課程の科目となり、教員志望の学生が多くなっ
た。「学生は近い将来、親や先生となる存在である」という視点で、学生が様々な人たちと関わりを持つ機会を多
く設けた。
HIC(Happy International Communication)プロジェクト
千葉大学生と3H日本語学校の留学生が交流する機会を作り、力を合わせて小学生向けイベント「アジアのあそ
びツアーにいこう!」を企画開催した。複数の団体が協力して異世代、異文化交流の活動をした点が評価され、千
葉県コラボ大賞「知事賞」を受賞することになった。
【前期】 【後期】
月日 内 容 5/10 はじめましての交流会 5/31 ベトナム料理「フォーと春巻きを作ってみよう」 6/14 小学生向けイベント企画会議① 7/12 小学生向けイベント企画会議② 7/26 アジアのあそびツアーに行こう!
小学生 50名参加
月日 内 容 10/25 アイスブレイクゲーム 11/22 新聞紙テントを作ろう 12/25 アイスブレイクゲーム②
2
■情報モラルに関するワークショップ プログラム作り
小学生のスマホ利用が増えて、情報モラル教育の対象者が低年齢化してきた現状を知り、ITが苦手な私たちで
もできることを考えようと決意。スマホ音痴でもできるプログラム作りに取り組み、NPO法人企業教育研究会の
市野さんやプロシードジャパンの吉川さんにご協力いただきながら、ワークショップを実践することができた。情
報モラル教育の担い手が必要とされている中、誰でも気軽に取り組めるプログラムの開発は有効であると実感
しており、今後更に内容を練り上げていきたい。
おやこで作ろう「スマホのトリセツ」 @ドコモショップ花見川店 2/19、2/26
ドコモショップでのイベント依頼を受け、スマホデビューを考えている親子対象のワークショップを企画実施した。
大学生もファシリテーターとして参加し、子どもに寄り添った対応をしてくれて、学生とともに活動する良さをあら
ためて感じることができた。参加人数が少なかったので広報のしかたや、開催方法など検討していきたい。
ちば地域コンソーシアムに参加
青少年が携帯電話やインターネットを安心して安全に利用できる環境を作ることを目的とした「千葉県青少年を
取り巻く有害環境対策推進協議会(ちば地域コンソーシアム)」に参加した。
ちば地域コンソーシアム実行委員会(2回)参加 7/27 、 3/7
指導者養成講座(3回)参加 10/8 、12/3 、 1/21
ケータイ・インターネット安全教室 フォーラムに出展 2/25
【子ども向けイベント事業】
■子どもなんでも体験隊 in千葉そごう
夏休みイベントという事で、色染めうちわ、オリジナルカード、忍者グッズ作りの 3 コーナーを用意した。基本の物
を用意して、参加者が自分でアイテムを選んでオリジナルの物が作れるようにしたので、子どもも大人も夢中に
なって作っていた。
3
■夏休み子どもなんでも体験隊 「紙コップであそぼう」 @轟公民館 8/9
轟公民館で実施。参加者は少なかったが、紙コップを好きなように使って、思いつくまま、気の向くまま自由にで
き子どもたちは楽しそうだった。
【子育てに関する情報の発信、発行事業】
■あそびレシピブックの改定
昨年度に引き続き、今年度もあそびレシピブックの改定作業をほぼ大学生に任せて行った。
今年度は、HICプロジェクトやサンタプロジェクトの実践を行ってから、レシピをまとめたので、
実際に即した内容となった。来年度は、このレシピブックに「子ども学流」の要素を加え、完成
させたい。
■ブログ・ホームページの更新
ブログ、ツイッターと連動する正式な Facebook ページを作った。まだ手探りで更新している状態で、どれだけの
効果があるか未知数だが、今後も地道に更新していきたい。 https://www.facebook.com/chibakodomogaku/
【子どもも大人も安心して過ごせる居場所作り事業】
■ゆるプロ~ちばゆるやかにつながろうプロジェクト~
2012年から続けているゆるプロをリニューアルして「ちばゆるプロ実行委員会」を立ち上げ、facebookグループ
(非公開)で情報共有を行うことになった。セミナーやイベント開催の協力体制が作りやすくなり、情報交換会の
他に、防災セミナーやちばサンタプロジェクトを開催することができた。
ちばゆるプロ Facebookページ https://www.facebook.com/chibayurupuro/
ゆるプロ情報交換会の開催
月日 活動内容 参加団体数・人数
4/26 全体での情報交換会 12団体・約 30名
5/24 情報交換会・それぞれの課題の深掘り 11団体・約 30名
6/28 全体での情報交換会 10団体・約 30名
11/1 活動紹介① 8団体・約 50名
11/8 活動紹介② 9団体・約 50名
4
みんなで防災@稲毛 の開催 9/16
ゆるプロ実行委員会のメンバーの発案で、子育てママと地域の人が一緒に学ぶ「みんなで防災@稲毛」を開催
した。普段違う活動している人たちが、同じ目的で協力するのは、とても面白く有意義だと実感することができた。
ちばサンタプロジェクト の開催 @まちスポ稲毛 12/10
2016年 3月に参加したシンポジウムで知った「横浜サンタプロジェクト」に共感し、千葉でも実施したいと思い、ゆ
るプロ実行委員会で提案し、開催に至った。想いをイメージだけ伝えながら、他の団体と作り上げるのは不安だ
ったが、11団体が協力して、参加者 120名のイベントを無事に開催することができた。
【参加人数】大人男 5名、女 37名、子ども男 19名、女 26名 計 87名
【スタッフ】ゆるプロメンバー10名、大学生 14名、高校生 3名+先生 1名、ダンスメンバー6名 計 33名
ちばサンタプロジェクト 振り返りの会 1/24
サンタプロジェクトの振り返りの会を横浜サンタプロジェクト実行委員会の方にもご参加いただき行った。
横浜サンタプロジェクトの予想以上の規模の大きさに驚きながら、いずれは千葉でも!と決意を新たにした。