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平成27年度 台湾教育旅行誘致(南東北)事業 実施報告書 平成28年3月 東北運輸局 観光部

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Page 1: 平成27年度 台湾教育旅行誘致(南東北)事業 実施 …平成27年度 台湾教育旅行誘致(南東北)事業 実施報告書 平成28年3月 東北運輸局観光部

平成27年度台湾教育旅行誘致(南東北)事業

実施報告書

平成28年3月東北運輸局 観光部

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目 次

1.事業概要・・・P3

2.事業行程内容・・・P4~6

3.各視察状況・・・P7~11

4.意見交換会の開催・・・P12~18

5.学校訪問・・・P19~20

6.アンケート調査 集計・分析・・・P26~36

7.まとめ・・・P37

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1.事業概要

観光庁では、観光立国実現に向けたアクションプログラム2015に掲げた訪日外国人旅行者数2000万人の早期実現を目指したビジットジャパン事業を展開していくこととしており、この一環として、東北運輸局においては東北地域の関係者と連携した、東北への外国人旅行者を誘致するためのビジットジャパン地方連携事業を実施しているところである。訪日外国人旅行者数は、日本全体としては2014年に史上初の1,300万人に到達して過去最高となっているものの、宿泊旅行統計調査(観光庁)によると東北地域に限っては依然として震災前水準への回復すら図れていないのが現状である。東北運輸局では、震災からの復興を第一に考え、東北における外国人宿泊者数の震災前の実績値を上回ることを目標に、「東北観光基本計画」を2013年3月に策定しており、観光関係者、地域住民をはじめとした官民が一丸となり、東北地方の観光振興に取り組んでいくこととしている。今般、JNTO主催の台湾教育関係者招請事業を活用し、台湾の教育旅行関係者を東北に招請し、東北の正しい現状の認識と東北の観光資源等について情報発信するとともに、地元の教育関係者との意見交換等を行うことにより、台湾からの教育旅行誘致促進を図ることを目的とする。

(1) 事業名称台湾教育旅行誘致(南東北)事業

(2) 事業目的

(3) 事業主体東北運輸局、福島県、山形県、宮城県

3

(4) 事業内容(1)教育旅行関係者の招請時期:平成27年12月15日(火)~12月19日(土)の4泊5日被招請者:台湾の教育旅行関係者10名

(2)被招請者に対するアンケート調査の実施・集計・分析(3)被招請者に対する事業実施後のフォローアップ

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2.事業行程内容

(1) コース選定理由

各県の担当者と打ち合わせをし、訪問箇所を設定。具体的には、教育旅行の見学地としてふさわしいもの、台湾の方に人気の観光地をピックアップし、コースに組み入れた。また、台湾の学校からニーズの高い学校訪問や、ホームステイ(ファームステイ)などに対応できるよう、高校の視察や、ホームステイ(ファームステイ)が実施できる協議会などを訪問し、実際に視察していただけるよう、コースを選定している。

(2) 被招請者名簿

1 國立斗六高級中學 校長 劉永堂 男

2 國立鳳山高級商工職業學校 校長 鄭越庭 男

3 新北市立安康高級中學 校長 謝金城 男

4 臺北市立復興高級中學 校長 鄭雅芬 女

5 國立後壁高級中學 校長 王崇懋 男

学 校 名 性別役 職 名 前

4

5 國立後壁高級中學 校長 王崇懋 男

6 屏東縣立東港高級中學 校長 郝靜宜 女

7 屏東縣立枋寮高級中學 校長 陳志偉 男

8 苗栗縣私立大成高級中學 校長 鄒紹騰 男

9 國立新營高級工業職業學校 校長 林義棟 男

10 南投縣私立三育高級中學 教師 郭孟倪 女

被招請者選定について

観光庁のビジット・ジャパン(VJ)台湾・訪日教育旅行促進事業との連携事業であり、日本に台湾高等学校関係者、教育旅行関係者(教育部・台湾国際教育旅行連盟等)120名を招請。120名を12方面に振り分け、日本国内の視察研修を実施。南東北コースを希望した(一部調整あり)関係者が視察に参加。

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(3) 被招請者概要

1 國立斗六高級中學

2 國立鳳山高級商工職業學校

3 新北市立安康高級中學

4 臺北市立復興高級中學

5 國立後壁高級中學

6 屏東縣立東港高級中學

7 屏東縣立枋寮高級中學

8 苗栗縣私立大成高級中學

1965年に創立した学校で、現在商業・工業系学科65クラス、進学クラス12クラス、合計77クラスで、学生数約2,700名の学校です。

中高一貫教育の学校であり、地域に根差した教育、道徳的教育、創意工夫の発展、国際的視野を広げること、目標をもって頑張ること、などを取り入れ、積極的な人材を育てています。

1946年2月に創立した学校で、地元の教育熱心な有力者黄先生が開設した学校です。普通科と職業科があ

創立70年の、理系・文系とも優れた生徒を輩出する学校です。理系・文系・外国語、美術、体育及び普通科と合計48クラスあり、生徒は約1,850名在籍しております。医大やその他トップクラスの大学にも多数進学しております。「健康・品格第一・優れた授業・創意工夫」を校訓とし、学校の発展を願っております。

台北市の隣り、新北市新店区にあり、創立1980年の高校・中学校・幼稚園も併設している高校です。中学部は24クラス、高校は31クラス、幼稚園は1クラスあります。学校教育の狙いとしては、人文・自然・総合・創造などの人材育成を目指し、道徳教育また日常生活の中での教育を重視しております。

渡平野や台北盆地を見下ろすことができる場所に学校があり、広い視野や多様な考え方ができる学生を育てていきます。多様な入学方法をとっており、台北市の昔からの文化を保存している北投地区にあるため、伝統文化的な芸術・教育資源を保護・育成するためにも、芸術科(音楽・美術・戯劇・舞踊の4学科)があり、また芸術分野と同様に体育科にも力をいれており、卓球、ビリヤード、柔道、空手等も教えており、スポーツ系の人材も輩出しております。また、国際的視野を広げるため、1999年には、沖縄県の宮古高校と姉妹校を締結し、また第二外国語の授業もとりいれ、学生の更なる学習機会を提供しています。姉妹校である宮古高校やシンガポールの高校と、ホームステイの交流なども行っております。

普通科及び総合科(学術・設計・電機電子・土木建築)、職業科(美術工芸・設計・電機・建築)の三科からなる学校で、全31クラス、教職員は約100名、学生は約1,000名の学校です。

屏東縣東港鎮にある、地域密着型の高校です。東港中学校に2010年に増設された中高一貫学校で、現在81クラスの大型校になりました。2011年には、教育部が選定した「優れた高校」のひとつにも選ばれております。

学 校 名 学校の特色

5

8 苗栗縣私立大成高級中學

9 國立新營高級工業職業學校

10 南投縣私立三育高級中學

1946年2月に創立した学校で、地元の教育熱心な有力者黄先生が開設した学校です。普通科と職業科がある中部地区の総合高校です。

1939年創立の学校で、工業系の学科が6学科あります。実用的な技能を習得できる学科や、進学を目指すクラス、電子系、機械系など47クラスで、学生は1,500名です。技能スキルの取得と一般知識の両方を習得出来るよう、また学校を卒業して就職できるような人材を教育しています。学生の創造力を重視し、問題解決能力やひとりで考える力、学習意欲を持たせる事、学生の視野を広げる事に力を注いでいます。

キリスト系(ミッション系)の中・高がある学校です。全校生徒は約300名の小規模校であり、観光名所で有名な日月潭より、10キロ程度のところに位置しております。生徒も先生も校内にある寄宿舎で生活しております。

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(4) 事業行程(全体日程)

月日 場所 到着(開始)時間 出発(終了)時間 交通機関 行程 内容

第1日目 大阪市内 13:00 大阪市内にてVJ本部事業より、被招請者引継ぎ

12月15日 リムジンバス 大阪市内より、伊丹空港へ

(火) 伊丹空港 15:35 NH3179便伊丹空港より、全日空便にて福島空港へ

福島空港 16:40 17:00 貸切バス 福島空港着。貸切バスにて福島市内へ

18:15 福島市内ホテル着

18:45 20:15 福島県教育旅行関係者と意見交換会

ザ・セレクトン福島(泊)

第2日目 福島市 8:50 貸切バス ホテル出発 

12月16日 9:00 10:00 除染情報プラザ(現状説明と、食の安全・安心についての説明)

(水) 10:30 11:45 福島県立福島南高等学校視察

猪苗代町 12:45 13:45 昼食(芳本茶寮) 会津郷土料理

13:50 14:30 野口英世記念館視察

会津若松市 15:00 16:15 鶴ヶ城視察 歴史学習

喜多方市 17:00 喜多方市内着

着後、農家民泊の説明と意見交換会・農家民泊体験

喜多方農家民泊体験(泊)

第3日目 喜多方市 8:45 貸切バス 出発

12月17日 9:00 10:00 蒔絵体験(木之本漆器店) 伝統工芸品の体験

台湾教育旅行誘致事業行程表

6

12月17日 9:00 10:00 蒔絵体験(木之本漆器店) 伝統工芸品の体験

(木) 10:10 11:30 喜多方市内視察(蔵の街、ラーメンの街の紹介) 日本三大ラーメン「喜多方ラーメン」の試食

米沢市 12:40 13:30 米沢市内にて昼食(上杉伯爵邸)

13:40 14:10 上杉神社視察 武将隊による案内

山形市 15:20 17:50 蔵王温泉スキー場視察 スキー体験や、雪遊び体験プログラムの紹介

18:00 蔵王温泉着

18:30 20:30 山形県教育旅行関係者との意見交換会

蔵王温泉 堺屋森のホテルヴァルトベルク(泊)

第4日目 山形市 8:00 貸切バス ホテル出発

12月18日 新庄市 10:00 11:10 私立新庄東高等学校視察

(金) 大崎市 12:15 13:15 鳴子温泉にて昼食(幸雲閣) 鳴子ちゃんこ鍋

13:30 14:30 日本こけし館にて、こけしの絵付け体験 伝統工芸品の体験

16:00 17:00 宮城県の教育旅行概要の説明と震災学習(座学) 会場:宮城県庁14階会議室、南三陸職員参加

17:10 17:45 光のページェント視察 職員が徒歩にて案内

18:00 仙台市内ホテル着

18:30 20:00 宮城県教育旅行関係者との意見交換会

ホテルメルパルク仙台(泊)

第5日目 仙台市 8:00 貸切バス ホテル出発

12月19日 松島町 9:00 11:00 日本三景・松島における教育旅行コンテンツ視察

(土) ※西行戻しの松公園、福浦橋、観瀾亭、笹かま手焼き体験 など

11:00 12:00 松島にて昼食(たいかん亭)

仙台駅 13:00 13:30 新幹線 はやぶさ18号にて東京駅へ 

東京駅 15:04 15:33 JR 東京駅で、成田エクスプレス35号に乗り換え

成田空港 16:27 成田空港到着。VJ本部事業へ被招請者を引継ぎ

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日時 12月16日(水) 9:00~10:00

訪問先 除染情報プラザ

目的 原発事故後の現状説明と、食の安全・安心についての説明

福島県からの教育旅行の説明を聞いた後、原発事故後の福島の現状(除染状況等、放射性物質についての説明)、福島での食の安全・安心についての取組の説明を行なった。

3 各視察状況

日時 12月16日(水) 13:50~14:30

訪問先 野口英世記念館

目的 教育旅行見学施設

今年4月にリニューアルオープンした記念館を視察。猪苗代町からの歓迎も受け、施設担当者より施設の概要を説明していただく。日本の千円札に描かれている人だということで、興味を持っていただいたようであった。

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日時 12月16日(水) 15:00~16:15

訪問先 鶴ヶ城

目的 歴史学習施設の紹介

鶴ヶ城で会津若松市より歓迎を受けた後、施設職員に説明をしていただきながら、鶴ヶ城を視察。展示内容の説明や、江戸から明治(侍文化から近代文化)に日本が変わるときに、ここ会津が争い(戦争)の舞台になったことなど、興味深く、聞き入っていた。

日時 12月17日(木) 9:00~10:00

訪問先 木之本漆器店

目的 伝統工芸(蒔絵)体験

喜多方市にて、伝統工芸品である蒔絵の体験を行なった。各々手鏡やフォトスタンドなど、蒔絵をする物を選んで頂き、説明を聞きながら、蒔絵を施していった。

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日時 12月17日(木) 10:10~11:30

訪問先 喜多方市内散策

目的 ラーメンと蔵の街「喜多方」の紹介

蒔絵体験後、「ラーメンと蔵の街」である喜多方を紹介するため、市内散策を行なう。喜多方ラーメン店でのラーメンの試食や、若貴商店にて、蔵の説明等を実施。

日時 12月17日(木) 13:40~14:10

訪問先 上杉神社(米沢城址公園)

目的 歴史学習

米沢市内の昼食場所(上杉伯爵邸)で山形県の担当者と合流し、食後武将隊による上杉神社の案内と歓迎パフォーマンスを見学した。

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日時 12月17日(木) 15:20~17:50

訪問先 蔵王温泉スキー場

目的 スキー体験や雪遊びプログラムの紹介

蔵王温泉スキー場にてロープウェイに乗車し、ゲレンデの視察や、雪上車の乗車体験を行なう。時期になれば、この雪上車に乗車し樹氷見学ツアーも可能である、と紹介。雪もかなり積もっており、大変興味深く視察していた。

日時 12月18日(金) 13:30~14:30

訪問先 にほんこけし館

目的 伝統工芸品(こけしの絵付け)体験

宮城をはじめとした東北を代表する工芸品でもあるこけしの絵付けを体験した。

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日時 12月18日(金) 17:10~17:45

訪問先 仙台市内(定禅寺通り)

目的 光のページェント視察

仙台の冬(12月)の風物詩でもあるイベント「光のページェント」を視察していただいた。

日時 12月19日(火) 9:00~11:00

訪問先 松島(西行戻しの松公園、福浦橋、観瀾亭、笹かま手焼き体験)

目的 松島の教育旅行コンテンツの紹介

今回遊覧船に乗船しなかったため、西行戻しの松公園で松島湾を一望していただき、松島の説明を実施。その後、宮城の特産品でもある笹かまの手焼き体験や、観瀾亭にて見学と抹茶体験、東日本大震災で被害にあったが、台湾からの義援金等で修復した福浦橋などを視察した。

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4 意見交換会の開催

・福島県教育旅行関係者との意見交換会

開催日時:12月15日(火)18:45 ~20:15

開催場所:ザ・セレレクトン福島

日本側参加者

(順不同)

番号 所属氏名漢字

(氏名 かな) 性別 役職等

1 福島県観光交流課 吾妻 嘉博 あづま よしひろ 男 課長

2 福島県観光交流課 上野 紀之 うえの のりゆき 男 国際観光推進員

3公益財団法人福島県観光物産交流協会

畠 隆章 はた たかあき 男国際観光推進委員会委員長  (吉川屋・代表取締役社長)

4公益財団法人福島県観光物産交流協会

阿部 三枝子 あべ みえこ 女国際観光推進委員会副委員長  (櫟平ホテル・代表取締役社長)

5公益財団法人福島県観光物産交流協会

一ノ瀬 正一 いちのせ まさいち 男教育旅行推進委員会委員長

 (マウント磐梯・代表取締役社長)

6公益財団法人福島県観光物産交流協会

田代 嘉宏 たしろ よしひろ 男教育旅行推進委員会副委員長

 (羽鳥湖高原レジーナの森・代表)

7公益財団法人

徳永 勝男 とくなが かつお 男常務理事

 〔福島県側〕

12

7公益財団法人福島県観光物産交流協会

徳永 勝男 とくなが かつお 男常務理事

(兼)事務局長

8公益財団法人福島県観光物産交流協会

佐藤 敬 さとう たかし 男 観光部長

9公益財団法人福島県観光物産交流協会

渡辺 隆 わたなべ たかし 男観光部業務担当部長(兼)教育旅行推進課長

10公益財団法人福島県観光物産交流協会

吉岡 一彦 よしおか かずひこ 男観光部業務担当部長(兼)海外誘客推進課長

・台湾側参加者10名、福島県側参加者10名の計20名で意見交換会を行った。大阪から移動し、視察の初日ということもあり、意見交換はもちろんであるが、歓待の意も含め多くの県内の教育旅行関係者が集まり、情報交換や懇親を深めた。

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・福島県教育旅行説明会

開催日時:12月16日(水)9:00~10:00

開催場所:除染情報プラザ

次第

台湾教育旅行関係者訪問団

福島県教育旅行説明会

日時:平成27年12月16日(水)

9:00~10:00

場所:除染情報プラザ

司会:福島県観光物産交流協会 渡辺

1 開会のあいさつ

2 福島県教育旅行受入の説明

3 福島県内の除染状況についての説明

4 質疑応答

13

・福島市内の除染情報プラザにて開催。福島県の教育旅行の入込状況(国内)の現状や、海外からの教育旅行の受入状況等の説明と、福島県内の今回の視察の訪問箇所の説明、福島の現状や、農産物を含めた県産品の安全・安心の取組について説明を行った。その後、原発事故後の放射線の状況や放射線自体の説明、除染について方法等の説明を行った。やはり福島県では、原発事故の影響等の懸念材料はあるが、説明を受けて参加者一同理解していただいた。

4 質疑応答

5 除染情報プラザ内展示物見学 6 閉会

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・喜多方地区グリーンツーリズム関係者との意見交換会

開催日時:12月16日(水)17:30~19:30

開催場所:ファームイン メイクフレンズ

日本側参加者

(順不同)

番号 所属氏名漢字

(氏名 かな) 性別 役職等

1喜多方市観光交流課グリーンツーリズム推進室

庄司 一也 しょうじ かずなり 男 室長

2喜多方市観光交流課グリーンツーリズム推進室

田中  威 たなか たけし 男 副主任主査

3喜多方市グリーンツーリズムサポートセンター

小林 孝雄 こばやし たかお 男 事務長

4 農泊 庭の宿 喜多蔵 皆川 健一 みなかわ けんいち 男 代表

5 農泊 若草物語 猪俣 まさえ いのまた まさえ 女 代表

6 農泊 花菜(hana) 五十嵐 美和代 いがらし みわよ 女 代表

7 農泊 小林 小林 成子 こばやし せいこ 女 代表

8公益財団法人福島県観光物産交流協会

渡辺 隆 わたなべ たかし 男観光部業務担当部長(兼)教育旅行推進課長

 〔福島県側〕

14

・喜多方市グリーンツーリズムサポートセンター主催で、喜多方市内の農家民泊を含むグリーンツーリズム関係者との意見交換会を開催した。はじめに、喜多方市のグリーンツーリズムの受け入れ状況や、海外からの受け入れ状況、体験プログラム等の説明をしていただき、その後参加者との意見交換会を行った。

福島県観光物産交流協会 (兼)教育旅行推進課長

9公益財団法人福島県観光物産交流協会

大関 秀樹 おおぜき ひでき 男 教育旅行推進担当

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・山形県教育旅行関係者との意見交換会

開催日時:12月17日(木)18:30~19:00

開催場所:堺屋森のホテルヴァルトベルク

日本側参加者

(順不同)

番号 所属氏名漢字

(氏名 かな) 性別 役職等

1 蔵王索道協会 小関 和夫 こせき かずお 男 会長

2 蔵王温泉観光協会 岡崎 明 おかざき あきら 男 誘客宣伝委員長

3 蔵王温泉観光協会 黒崎 広宣 くろさき ひろのぶ 男 事務局長

4 蔵王ロープウェイ 吉川 佳和 よしかわ よしかず 男 常務取締役

5 蔵王温泉 森のホテルヴァルトベルク  佐藤 公彦 さとう きみひこ 男 営業部長

6 新庄東高等学校 田宮 邦彦 たみや くにひこ 男 校長

7 新庄市商工観光課COOL JAPAN新庄推進室 亀井 博人 かめい ひろと 男 課長

8 山形県高校教育課 吉田 武史 よしだ たけし 男 指導主事

 〔山形県側〕

15

9 山形県観光交流課 菊川 和宏 きくかわ かずひろ 男 課長補佐

10 山形県観光交流課 津田 悠佑 つだ ゆうすけ 男 主事

11 山形県観光交流課 後藤 恵美 ごとう えみ 女 台湾担当

12 公益社団法人山形県観光物産協会 佐藤 嘉高 さとう よしたか 男 専務理事

13 公益社団法人山形県観光物産協会 坂川 好則 さかがわ よしのり 男 観光部長

14 公益社団法人山形県観光物産協会 梅津 憲正 うめつ けんせい 男 主任

15 公益社団法人山形県観光物産協会 林 真由子 はやし まゆこ 女 担当

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次第

台湾教育旅行関係者視察訪問団 意見交換会

日時:2015 年 12 月 16 日 18:30〜19:00

場所:蔵王温泉

堺屋森のホテルヴァルトベルク

次 第

⒈歓迎のあいさつ

⒉視察団代表のあいさつ

16

・スクリーンを利用し、山形県の紹介、教育旅行の視察箇所や、実際に学校交流を行なったときの様子や流れ等の説明、山形県で学校交流するときの申込方法などのプレゼンテーションを行なった。

⒊山形県のご紹介

⒋質疑応答

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・南三陸町教育旅行説明会

開催日時:12月18日(金)16:00~17:00

開催場所:宮城県庁内会議室

次第台湾教育旅行関係者視察訪問団

南三陸町教育旅行説明会

日時:2016 年 12 月 17 日 16:00〜17:00

場所:宮城県庁内会議室

次 第

1.歓迎のあいさつ

17

・パワーポイントを使いながら、南三陸町の震災時の被害状況や震災からの復興の様子、台湾から援助していただいた町立病院の完成について、町内でできる交流プログラムや震災プログラムの説明をおこなった。

2.南三陸町のご紹介

3.質疑応答

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・宮城県教育旅行関係者との意見交換会

開催日時:12月18日(金)18:30~20:00

開催場所:ホテルメルパルク仙台

日本側参加者

(順不同)

番号 所属氏名漢字

(氏名 かな) 性別 役職等

1 宮城県工業高等学校 大内 栄幸 おおうち えいこう 男 校長

2 私立仙台城南高等学校 中川西 剛 なかがわさい たけし 男 学校法人参与

3 私立仙台城南高等学校 佐々木 啓充 ささき ひろみつ 男 教頭

4 私立仙台城南高等学校 鈴木 秀之 すずき ひでゆき 男 グローバル推進室長

5 聖和学園高等学校 小山内 聡子 おやまうち さとこ 女 教諭

6 一般社団法人南三陸町観光協会 及川 和人 おいかわ かずと 男 交流促進部門チーフ

7 みやぎ教育旅行等コーディネート支援センター 高橋 千恵 たかはし ちえ 女 職員

8 宮城県観光課 三浦 理 みうら みがく 男 副参事兼課長補佐

9 宮城県観光課 貝塚 憲一 かいつか けんいち 男 主幹(観光産業第一班長)

 〔宮城県側〕

18

・資料を配布し、宮城県の紹介、教育旅行の視察箇所や、モデルコースの紹介を行なった。また学校交流を受け入れる学校として、仙台城南高校、宮城県工業高校、聖和学園高校の先生が、学校紹介と受入体制について説明を行なった。

9 宮城県観光課 貝塚 憲一 かいつか けんいち 男 主幹(観光産業第一班長)

10 宮城県観光課 伊藤 崇宏 いとう たかひろ 男 主査

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5 学校訪問

・福島県立福島南高等学校

開催日時:12月16日(水)10:30~11:45

次第

台湾教育旅行関係者視察訪問団

福島県立福島南高等学校 学校訪問次第

日時:平成27年12月16日(水) 10:30~11:45

場所:福島県立福島南高等学校

司会:観光交流課 上野 紀之

1 名刺交換

2 参加者紹介(司会からの紹介) (10:30~10:40)

※参加者紹介の際

福島県立福島南高等学校 代表 挨拶

台湾教育旅行関係者訪問団 代表 挨拶

19

・福島南高校長より、歓迎のご挨拶をしていただいた。ご挨拶の中で、先月、修学旅行で2学年が、台湾に修学旅行に行ってきたばかりであったことをお話しされた。荘敬高級工業家事職業学校と交流を行なってきており、生徒の旅行後のアンケートや感想を聞くと、学校交流が一番の思い出になっているようである、とのことでした。これからの国際社会では、まず自国を知ることがとても大事であると気づかされたし、生徒もそのように感じたようで、様々な意味でとても意味・意義のある台湾での修学旅行であった、とのことであった。その後、台湾側訪問団団長より、ご挨拶をいただいた。その後、福島南高校の概要の説明をしていただき、校舎内視察で、一通り校舎内を見学した。再度会議室に戻り、質疑応答をおこなったが、校舎内視察が予定より時間がかかったため、あまり多く質疑応答はできなかった。質疑応答の内容は以下のとおりであった。台湾側:同じ校舎に福島南高校と福島中央高校があるようだが、違いは何か?またどのように校舎を使い分けているのか?福島側:南高校が全日制(日中)で、中央高校が定時制である。校長は共通だが、教頭は別々にいる。職員室や生徒の教室は別々だが、体育館や実験室などは共有で仕様している。台湾側:修学旅行での学校交流はどのようにして学校を決めているのか?福島側:ある程度希望を伝え、旅行会社を通して選定していただいている。

3 福島県立福島南高等学校の概要説明(10:40~10:50)

4 校舎内視察 (10:50~11:30)

5 質疑応答 (11:30~11:35)

6 その他(記念品贈呈・写真撮影) (11:35~11:45)

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・山形県私立新庄東高等学校

開催日時:12月18日(金)9:20~11:00

・会議室で歓迎セレモニーを行った。内容としては、新庄東高校校長よりご挨拶、その後台湾側より代表の先生よりご挨拶をしていただいた。次に、2年生Aコースの学生が、新庄のPR、そして学校のPRをスクリーンを利用しながら、台湾の先生方にむけてプレゼンテーションを行った。その後、校内の授業見学を行い、書道を行っている教室では「台湾でも書道の教育が盛んです」とおっしゃり、熱心に見学されていた。新庄東高校では、今回の台湾の先生方を迎えるに当たり、授業時間を変更して、生徒がプレゼンテーションできるように、また台湾側の先生が授業風景を視察できるよう対応していただいた。2年生Aコースの修学旅行が台湾ということもあり、先生方も親しみが沸いたようであった。質疑応答の中

20

Aコースの修学旅行が台湾ということもあり、先生方も親しみが沸いたようであった。質疑応答の中では、新庄東高校の生徒の家にホームステイも可能だという話もあり、台湾の先生方も新庄東高校の受け入れ態勢、お迎えしたいという熱意に圧倒されたようであった。

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6.アンケート調査 集計・分析

(1) アンケート内容

アンケート用紙 学校名: 氏 名: 今回は「台湾訪日教育旅行考察団」にご参加いただきましてありがとうございます。今後の取

組みの参考とさせていただきたくアンケートへのご協力をお願いいたします。 1 今回の視察先全般の印象を教えてください。 ①とても良かった ②良かった ③普通 ④あまり良くなかった ⑤悪かった 2 今回視察した観光地や体験のプログラムで、教育旅行の目的として参考になったプログラム

に順位をつけてください(各県ごと) ■福島県 ・意見交換会( ) ・除染情報プラザ( ) ・学校訪問( ) ・野口英世記念館( ) ・鶴ヶ城( ) ・農家民泊体験( ) ・蒔絵体験( ) ・喜多方ラーメン( ) ・喜多方散策( )

■山形県

21

・米沢散策( ) ・蔵王スキー場視察( ) ・意見交換会( )、 ・学校訪問( ) ■宮城県 ・こけし絵付け体験( ) ・南三陸震災学習プログラム( ) ・光のページェント( )

・意見交換会( ) ・松島地区視察( ) ※全体を通して印象に残ったプログラムを3つご記入いただき、理由をお書きください。 ( ) ( ) ( )

3 東北への教育旅行の実施にあたり、今回のツアーで知りたかったこと、追加すべきであった

プログラムに○をつけてください。 ・学校訪問( )、・ホームステイ(ファームステイ)( )、・体験学習(農林漁業)、( ) ・体験学習(伝統文化、民芸品製作など)( )、・体験学習(防災学習)( ) ・歴史的建造物の視察( )、・自然・景勝地の見学( )、・冬のスポーツ体験( ) 4 訪日教育旅行で重視するのはなんですか。下記の項目で順位をつけて下さい。 ・費用()、・学校交流( )、・体験学習( )、・ホームステイ( )、 ・歴史的建造物の視察( )、・自然・景勝地の見学( )、冬のスポーツ体験( )

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5 学校訪問では、どのようなプログラムが望ましいか、下記の項目から順位をつけてください。

・生徒同士の交流(ディスカッション)( )、・生徒同士の交流(スポーツ交流) ・授業への参加( )、部活動への参加( )、一緒に食事をとる( )、 ・その他( ) 6 貴校では今までに訪日教育旅行を実施したことがありますか。 ①ある ②無い 7(6であると回答した方へ)今までどの日本のどの地域に行きましたか。 ( ) 8(7であると回答した方へ)今までに印象に残っている地区やプログラムはなんですか。 地区( ) プログラム( )

9 今回のコースを参考に今後東北への訪日教育旅行を実施したいと思いますか。 ①実施したい ②実施しない ③まだわからない

10 貴校の教育旅行を検討する時期と実施する時期はいつですか。また、予算はどのくらいで

すか。

22

すか。 (検討時期 ) (実施時期 ) (予算 元) 11 日本での教育旅行を検討(実施)する場合、日本国内のどの県(地域)を主に訪問したい

と思いますか。理由とあわせ3つ回答してください。 県 理由:

理由:

理由:

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12 今後、南東北での教育旅行を検討する場合、どちらの県を主に訪問したいと思いますか。

訪問したい県に○をつけ、理由と合わせてお教えください。 ・福島県( )、・山形県( )、・宮城県( )、・どの県でも良い( )

理由: 13 南東北への教育旅行を検討する場合、動機付けになる理由に順位をつけてください。

・体験プログラムの充実( )、・学校交流の相手として魅力がある( )、

・東北の文化・自然・歴史に魅力がある( )、

・ホームステイ(ファームステイ)ができるから( )、

・雪体験や冬のプログラムに魅力がある( )

14 今回のコースで改善すべき点があれば教えて下さい。 ( ) 15 訪日教育旅行を誘致するにあたり、福島県・山形県や宮城県に必要なことがあれば教えて

ください。 ( )

23

( ) お疲れ様でした。アンケートへのご協力ありがとうございました。

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感想問卷 學 校 姓 名 非常感謝各位參加“台灣訪日教育旅行考察團”。為進一步提高我們今後的服務水準,請

協助我們提出寶貴的意見與建議。 1 此次考察的總體感覺如何? ①非常滿意 ②滿意 ③普普通通 ④不太滿意 ⑤非常不滿意 2 此次考察的觀光景點和體驗活動中,哪個項目可作為教育旅行的參考項目?請按可參考排

名依次填寫。(分縣填寫) ■福島縣 ・學校訪問( )・除染情報廣場( )・民間工藝品繪製體驗( )

・鶴城 ( )・GRANDECO SNOW RESORT( ) ・意見交流會( )・參觀喜多方農家民宿( )・在喜多方街上散步(

■山形縣 ・在米澤街上散步( )・參觀藏王滑雪場( )・意見交流會( )

・學校訪問( )

24

・學校訪問( ) ■宮城縣 ・考察加美町農業體驗、農家民宿設施( )・光之盛典 ( ) ・意見交流會( )・閖上地區震災學習( ) ・七夕博物館( )

※總體活動中印象最深的是哪個項目? 煩請回答 3 個的同時一同寫一下其理由。

( ( ( 3 在考慮東北地區教育旅行的過程中,您透過此次旅行希望了解哪些事情?或旅行中有哪些

項目會更加有意義?請再相應項目上畫圈。 ・訪問學校( ) ・家庭、農家寄宿( ) ・體驗學習(農、林、漁業) ・體驗學習(傳統文化 ・民間工藝品製作等( ) ・體驗學習(防災學習)( ) ・參觀歷史性建築( ) ・參觀自然景勝( ) ・體驗冬季運動( ) 4 針對訪日教育旅行,您最重視的是什麼?請按重視程度排名依次填寫。 ・費用( ) ・學校交流( ) ・體驗學習( ) ・家庭寄宿( ) ・參觀歷史性建築( ) ・參觀自然景勝( ) ・體驗冬季運動( )

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5 在學校訪問中您希望有什麼樣的項目? 請按重要排名依此填寫。 ・學生互相交流(討論)( ) ・學生互相交流(體育運動交流) ・參加課堂( ) ・參加社團活動( ) ・共同進餐( ) ・其他( ) 6 貴校有曾實施過日本進行教育旅行? ①有 ②無 7(在 6 中回答為“有”時)請問迄今為止您都來過日本的哪些地區? ( ) 8(在 7 中回答為”有”時)請問迄今為止讓您印象最深的地區和項目是什麼? 地區( ) 項目( ) 9 請問您是否想今後以此次行程為參考,實施對東北地區的訪日教育旅行? ①想實施 ②不實施 ③未決定 10 貴校什麼時候開始考慮教育旅行? 以及大致預算多少? (開始考慮時期 )

25

(開始考慮時期 ) (具體實施時期 ) (預算 元(NT$)) 11 考慮(實施)訪日教育旅行時,具體想訪問日本的哪些地區。煩請一同寫下想訪問的理由。

縣 理由: 縣 理由: 縣 理由:

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12 今後若考慮對日本東北地區南部進行教育旅行時,主要想訪問哪個縣? 煩請在想訪問的

縣畫圈的同時一同寫下想訪問的理由。 ・福島縣( ) ・山形縣( ) ・宮城縣( ) ・哪裡都可以( ) 理由: 13 在考慮訪問東北地區南部進行教育旅行時,最大的決定性因素是什麼?。請按影響強度

排名依次填寫。 ・體驗項目豐富( ) ・作為與學校交流的對象魅力十足( ) ・日本東北地區文化、自然與歷史魅力十足( ) ・可以進行家庭(農家)寄宿( ) ・雪中體驗活動等冬季活動項目魅力十足( ) 14 這次行程當中是否有應改善之處? ( 15

26

15 煩請對福島縣、山形縣及宮城縣招攬訪日教育旅遊提出寶貴意見和建議。 ( ) 非常感謝各位合作。

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(2) アンケート集計

1 今回の視察先全般の印象を教えてください。

①とても良かった ②良かった ③普通 ④あまり良くなかった ⑤悪かった

9

1

人数

とても良かった

良かった

普通

あまり良くなかった

悪かった

27

2 今回視察した観光地や体験のプログラムで、教育旅行の目的として参考になったプログラムに順位をつけてください(各県ごと)

福島県(プログラムの順位1位9点~9位1点として)

0

1

2

3

4

5

6

7

8

平均得点

平均得点

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山形県(プログラムの順位1位4点~4位1点として)

0

0.5

1

1.5

2

2.5

3

3.5

蔵王スキー場視察 学校訪問 意見交換会 米沢散策

平均得点

宮城県(プログラムの順位1位5点~5位1点として)

■平均得点

28

宮城県(プログラムの順位1位5点~5位1点として)

0

0.5

1

1.5

2

2.5

3

3.5

4

4.5

5

平均得点

平均得点

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※全体を通して印象に残ったプログラムを3つご記入いただき、理由をお教えください。

プログラム 理由

蔵王スキー場 ・なかなか見られない綺麗な雪景色とケーブルカーからの壮観な雪景色。・零下4度の寒さを体験できた。生まれて初めての体験だったので、とても良かった。・初めての体験だったから。・大自然の凄さを体感できた。・樹氷の観賞

除染情報プラザ ・福島の放射線の除染状況や、障害になりそうなことの質疑応答ができたこと。・福島の復興と、復興の過程に感銘を受けた。・原発事故に対して、一歩前進の理解ができた。・放射能災害のことが理解できた。

松島地区の視察 コメント記載無し

いろいろ ・各県それぞれ特色があり、視察候補になり得るため。・人を招く際の心遣いが行き届いている。

農家民泊 ・農家の生活の様子が良くわかり、冬の厳しい寒さをいとわない心がわかった。・現地の農家との交流と各種体験が可能なこと。

29

・現地の農家との交流と各種体験が可能なこと。

学校視察 ・日本の高校の学習方法と、生徒の学習方式がよくわかった。・新庄東高校の自信のある学校理念。

南三陸町の震災学習プログラム ・国際への関心が持てた。・日本人の復興精神。・命の教育の強化と、自然災害の際の助け合いを認識した。・命の教育としての学習素材。

鶴ヶ城 ・先人の力と智慧が見れた。

蒔絵・こけしの絵付け体験 ・伝統文化を体験でき、作品を持ち帰ってお土産にもできるところ。

交流会 ・各県・各方面の方々と知り合うことができ、お願いするときの窓口などがわかったから。

野口英世記念館 コメント記載無し

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3 東北への教育旅行の実施にあたり、今回のツアーで知りたかったこと、追加すべきであったプログラムに○をつけてください。(複数回答可)

0

1

2

3

4

5

6

7

8

人数

人数

4 訪日教育旅行で重視する項目はなんですか。提示している項目に順位をつけてください。(項目の順位1位7点~7位1点として)

30

0

1

2

3

4

5

6

7

平均得点

平均得点

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5 学校訪問では、どのようなプログラムが望ましいか、下記の項目から順位をつけてください。

・生徒同士の交流(ディスカッション) ・生徒同士の交流(スポーツ交流) ・授業への参加、・部活動への参加、・一緒に食事をとる、・その他

(プログラムの順位1位5点~5位1点として)

0

0.5

1

1.5

2

2.5

3

3.5

4

4.5

平均得点

平均得点

31

6 貴校では今までに訪日教育旅行を実施したことがありますか。

8

2

回答数

有り 無し

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7 (6であると回答した方へ)今までどの日本のどの地域に行きましたか。

0

1

2

3

4

5

6

7

東京 大阪 京都 山梨 静岡 奈良 四国 神戸 福井 岡山 岐阜 広島 千葉 長野 北海道

回答数

回答数

32

8 (7であると回答した方へ)今までに印象に残っている地区やプログラムはなんですか。

地区 プログラム

京都 ・清水寺及び周辺の歴史的文化の施設

東京・福井 ・学校交流

福島・山形・東京・大阪 ・学校、文化、景色の観光

東京 ・スカイツリー、浅草、ディズニーランド

長野 ・スキー・景色と農家にホームステイすること

河口湖 ・民宿及び友好交流

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9 今回のコースを参考に今後東北への訪日教育旅行を実施したいと思いますか。

実施したい, 9

まだわからない, 1

回答人数

実施したい

まだわからない

10 貴校の教育旅行を検討する時期と実施する時期はいつですか。また、予算はどのくらいですか。

33

学校名 検討時期 実施時期 予算斗六高中 12月 5月 42,000元

鳳山商工 9月 5~6月 40,000元

安康高中 実施の半年前 2~12月 40,000元

復興高中 10月 翌11月 40,000元

東港高中 1年前 6月 40,000元

枋寮高中 半年前 5~6月、又は12~1月

35,000元~40,000元

大成高中 1~半年前 4月 40,000元

新営高工 10月 5月中・下旬 40,000元

三育高中 1月末 5月末~6月 38,000元~40,000元

後壁高中 9月 未記入 35,000元~45,000元

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11 日本での教育旅行を検討(実施)する場合、日本国内のどの県(地域)を主に訪問したいと思いますか。理由とあわせ3つ回答してください。

地域 理由

宮城県 ・大津波による災害で受けた傷跡がいかに迅速に復興するか勉強になるから。・災害復興への理解促進。・防災教育ができる。・命の学習ができる。・台湾の地形と宮城県の地形が似ているので、震災のときに、いかに被害を最小限に食い止めるかなど、防災知識を学ぶ必要がある。

山形県 ・美しい景色と蔵王温泉でのスキー体験。・ホームステイ(ファームステイ)が体験できる。・蔵王でのスキーと、学校交流。・ホームステイ体験、スキー体験、また景色がきれいで、台湾にはない気候の体験ができるところ。

東京都 ・都会の近代化とディズニーランド。

福島・山形・宮城 ・名所が豊富で、沢山の体験や学習ができる。温泉があり、スキーもでき、歴史的な文化施設もある。・災害復興の精神や、命の学習ができるプログラムがあり、風光明媚。・今回視察して、訪問するにあたり何も心配することはないのが、理

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・今回視察して、訪問するにあたり何も心配することはないのが、理解できた。自然や景観が美しく、名産物も多い。復興の一助にもなる。

広島 ・姉妹校訪問し、友情を深め、お互い切磋琢磨する。

東京・大阪 ・大都会の先進性と時代の流行の最先端。

大阪 ・交通が便利。学校交流できる学校が数多くあり、選択できるところがいい。

福島県 ・極めて具体的な教育意義がある。・放射線についてきちんと説明がされた。・景色が美しく、食べ物が美味しい。台湾の電気は未だに原子力が主であるため、放射線の問題について、理解することができた。

山形県・宮城県 ・台湾とは違う生活体験

長野県と山梨県 ・長野県観光協会も、たくさんの細かい手配までいろいろと助けてくれる。山梨は富士山が見れる。

沖縄県 ・台湾から近く、LCCの飛行機もあり、安い料金でいけるので、多くの生徒が参加しやすい。

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12 今後、南東北での教育旅行を検討する場合、どちらの県を主に訪問したいと思いますか。

宮城県 ・交通が便利。災害復興学習がしっかりしている。・農業・漁業体験ができる。

福島県・山形県・宮城県三県 ・災害復興、美しい景色、美味しい食べ物(果物やお菓子、ラーメンなど)・それぞれ違った特色があり、それぞれいい。・どの県もおもてなしがよかった。・産物が豊富で、環境教育・防災教育・農家民泊の手配ができる。

13 南東北への教育旅行を検討する場合、動機付けになる理由に順位をつけてください。

(項目の順位1位5点~5位1点として)

平均得点

35

0

0.5

1

1.5

2

2.5

3

3.5

4

平均得点

平均得点

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14 今回のコースで改善すべき点があれば教えて下さい。

・ 行程が少し忙しく、詰め込みすぎのような感じだった。各地の体験や楽しむ時間がとても短かった。・ 生徒を家庭にホームステイさせ、さらにどのようにして学習させればよいのか。・ 全部とても良かった。とても収穫があった。行程の手配はとてもしっかりしていて、素晴らしかった。・ 日本人の最善を尽くす手配に、敬服いたします。・ 非常に満足しました。・ 時間は短かったのですが、視察の行程の内容はとてもよく、印象に残りました。みなさん、お疲れ様でした。・ とても良かったです。ありがとうございました。・ とても素晴らしかったです。引率の皆様、お疲れ様でした。

15 訪日教育旅行を誘致するにあたり、福島県・山形県や宮城県に必要なことがあれば教えてください。

・ みなさんの親切と熱意には感動しました。将来、実施するための参考になりました。お疲れ様でした。・ 学生にもっといろいろな体験をさせ、学習させる。・ 親切、友好的でとても温かかった。災害後の復興への頑張りは感動させられました。・ 既に最善を尽くされていて、サービスも行き届いており、これ以上必要なことはありません。・ 視察先や学校交流については、学校によります。・ 東京から行くには時間がもったいないが、仙台直行便は週2便のため、日程が組みにくい。・ 南東北三県が広すぎる。

(3) アンケートの分析

訪問施設で評価の高かった施設として、福島県では除染情報プラザ、農家民泊体験、山形県では蔵王スキー場と、学校訪問、宮城県では南三陸震災学習プログラムであった。台湾でも原発事故の影響は訪問するにあたっての心配事のひとつであるが、除染状況や復興の取組などをきちんと理解していただいたことが高い評価に繋がった。また、訪日教育旅行で重視する項目で上位3つに挙げられている「学校交流」、「体験学習」、「ホームステイ」が、各県の訪問箇所でもおなじように挙げられている。(学校交流:山形県、体験学習:宮城県南三陸

36

ムステイ」が、各県の訪問箇所でもおなじように挙げられている。(学校交流:山形県、体験学習:宮城県南三陸震災学習プログラム、ホームステイ:福島県ファームステイ)

今まで、ファームステイ(ホームステイ)の紹介はしていたが、実際に誘致事業で泊まっていただくということは初めてであり、コミュニケーションの問題など心配な面もあったが、アンケートの結果をみても、また行程中のヒアリングでも満足していただけたようであった。

学校訪問については、山形県の新庄東高校の評価が高かった。実際に新庄東高校が台湾に修学旅行に行っている事、授業時間を変更してまで、今回の訪問に対応していただいたこと、前日に蔵王温泉で開催された意見交換会にも校長先生が参加していただいたことなど、新庄東高校の積極的な姿勢が高評価に繋がった。南三陸の震災学習プログラムについては、地震・津波からの復興において、南三陸町の町立病院の再建にあたり、台湾からの多額の援助金をいただいており、台湾のみなさまの善意が復興の一助になっている、という点が参加された先生方に響いたようである。

以前は、スキーなどの雪体験も含め、冬の時期に南東北三県を訪れる学校が多かったが、アンケートの結果からも冬のスポーツ体験というのは、あまり重視されているようではなく、学校交流・体験学習・ホームステイがうまく組み込むことができるコースが求められている。

今回のコースを参考に南東北三県を組み入れた訪日教育旅行を実施したいかどうかの項目でも、9割の方が実施したいとしており、今後の実施の可能性がとても期待できるが、アンケートやファムトリップを通じての感想でも、南東北三県は、それぞれ良い箇所があるが、広すぎて三県全部訪れることは、難しいかもという意見もあった。但し、三県それぞれの魅力は十分に理解していただいており、引き続き情報発信や学校へのアプローチなどを通じて、実施に繋がるようにしていくことが重要である。

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7.まとめ

今回の視察に関しては、アンケートの結果からもわかるとおり、被招請者の方々の満足度がとても高かった。旅行中にも、実施に向けての具体的な質問がされており、宮城県・山形県・福島県の南東北三県にとても興味を持っていただいたようである。ただ、今回訪問した三県全てを訪れるには、三県が広すぎる、という意見も聞かれ、実施するには三県全ての訪問ではなく、三県中二県というのがより具体的ではないか、という意見もあった。昨年度の同事業に比べ、原発事故や放射線に対する影響等の質問があまりなく、除染情報プラザでの説明にも納得していただいたようで、年々原発事故に対する不安が少なくなっているように感じる。特に今回の視察の中で、南三陸町の病院の再興や、松島の福浦橋の修繕などが、台湾からの寄付金等が多く使われているという説明もあり、震災の復興に台湾が係わっているということがわかりやすく示された。被災地を視察する、震災時の話をきく、という震災学習以外に、復興に係わる震災学習という側面でも学ぶことができる(国際貢献という観点で)ということに、興味を持たれた参加者もいた。また別の参加者からは、実際に修学旅行で実施可能なコースでの視察をしたかった、という意見もいただいた。各県の紹介したい箇所を繋ぎ合わせると、どうしても移動時間がかかったりしてロスが生じる。三県のベストコースを実際に体験してみたい、という意見もあり、次回以降の同様の視察事業等のコースで検討していく必要もある。3月に実施した追跡調査で、既に5月に南東北を中心に実施することを決定した学校(三育高級中学)や、次年度の実施に既に具体的に検討している学校が複数あり、このことからも、今回の視察が実り多いものであったことが伺える。今回参加していただいた学校とは、定期的に連絡をとるなど繋がりを切らさないようにしていき、修学旅行の実施に繋げていくことが必要である。

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受託事業者株式会社日本旅行東北福島支店福島県福島市本町5番8号