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Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism
平成28年度 第1回 神 戸 市 公 園 緑 地 審 議 会
資料4
■神戸市をとりまく課題
1
■身近な公園をめぐる国の動き
■神戸市の身近な公園が抱える課題
防災機能の向上
ヒートアイランド現象の緩和
安全性・安心性の向上
歴史性・文化性を活かした魅力向上
都市再生への対応
地球環境問題等への対応
豊かな地域づくりへの対応
参画社会への対応
快適性の向上
地域のコミュニティ形成への貢献
維持管理の効率化
公園不足地の解消
老朽化施設の計画的な更新
マネジメント 計画
機能 配置
長期未整備公園の解消
生物多様性の保全
地域ニーズへの対応
施設の多様化、バリアフリー化
開発による小規模な公園の増加
民間活力の導入
街のにぎわいへの貢献
2
■神戸市の公園の実態
人口
住区基幹公園
( 街区 ・近隣 ・地区 ) その他 全体 一人
当た り 公園面積(㎡ /人 ) 箇所数 面積(㎡)
一人当たり
公園面積 (㎡/人)
箇所数 面積(㎡) 箇所数 面積(㎡)
東灘 213,727 162 535,191 2.50
174
箇所
19,707,679
㎡
・総合運動公園
・王子公園
・布引公園
・離宮公園
・須磨浦公園
・奥須磨公園
・高塚公園
・垂水健康公園
・北神戸田園
スポーツ公園
・神戸青少年公園
・しあわせの森
・森林植物園
・緑地
他
1,651
箇所 26,371,722
㎡
17.15
㎡/人
灘 136,130 79 318,324 2.34
中央 135,218 65 495,688 3.67
兵庫 106,983 69 335,041 3.13
北 219,868 306 1,361,175 6.19
長田 97,952 84 244,691 2.50
須磨 162,533 156 866,196 5.33
垂水 219,554 255 730,961 3.33
西 245,895 301 1,776,776 7.23
計 1,537,860 1,477 6,664,042 4.33
◆平成 2 7年度末種別公園面積 【住区基幹公園】主として徒歩圏内に居住
する住民の利用に供する身近な公園
第5次神戸市基本計画
神戸づくりの指針 (目標年次2025年)
神戸2020ビジョン 各区計画
連携
連携 反映・実現
連携
相互補完 神戸市における
身近な公園再生プラン
グリーンコウベ21プラン ~神戸市緑の基本計画~
部門別計画
下位計画
◆安心なくらしづくり (1)多様なすまいづくり ⑧身近な公園の再生
施策 として
具体化に向けた方針
<国などの動き>
• 新たな時代の都市マネジメントに対応した都市公園等のあり方検討会
• 全国的な長期未整備公園に対する、見直しの方針策定への動き
方向性の検討
■計画の位置付け
3
■神戸市の公園の成り立ち
身近な公園には、計画的に配置され、作られてきたものだけではなく、 さまざまな成り立ちのものがある。
・ ・ ・など
計画
◆戦災前からあるもの
◆戦災復興でつくられたもの
◆震災復興で つくられたもの
◆ニュータウン等の開発でできたもの
◆提供公園と してできたもの
湊川公園
磯上公園
春日台公園
若松公園 岡本北小公園
■都市計画公園の課題 計画
都市計画決定公園
の約20%
都市公園
整備済み
未供用
一部 未整備
他 部 局
未移管
都市計画決定
全域 未整備
長期未整備
◆未整備公園、未供用公園
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■都市公園の配置の基準
街区公園
小学校 近隣公園
◆住区レベル
◆地区レベル
都市公園の配置及び規模の基準として、近隣住区をもとにした
誘致距離の標準が明示されていた。
250m 250m
500m
小
小
小
小
近隣
街区
地区公園
1km
1km
配置
■小学校区ごとの公園の誘致圏充足 配置
5
◆摩耶小学校区(不足) ◆高倉台小学校区(充足)
◆会下山小学校区(重複) ◆福池小学校区(偏り)
【誘致圏域】 300㎡未満の街区公園は125m、300㎡以上の街区公園・近隣公園・地区公園は250mで表記
■公園の一般的な役割 機能
存 在 効 果
都市形態規制効果 無秩序な市街化の連担の防止等都市の発展形態の規制・誘導
環境衛生効果 ヒートアイランドの緩和、騒音・振動の吸収、防風、防塵、大気汚染防止、省エネルギー等
防災効果 大規模地震火災時の避難地、延焼防止、爆発等の緩衝、洪水調節、災害危険地の保護等
心理的効果 緑による心理的安定効果、美しく潤いのある都市景観、郷土に対する愛着意識の涵養
経済的効果 緑の存在による周辺地区への地価上昇等の経済効果、地域の文化・歴史資産と一体となった緑地による観光資源等への付加価値
自然環境保全効果
生物の生息環境保全効果
利 用 効 果
休息・休憩の場
子供の健全な育成の場
競技スポーツ、健康運動の場
教養、文化活動様々な余暇活動の場
地域のコミュニティ活動、参加活動の場
■身近な公園にかかる負の要素 機能
外 的 要 素
立地
近隣に大きな公園、より使いやすい公園等がある
近隣住民が少ない。周辺の人通りが少ない
近隣住民の加齢に伴いニーズが変化。子供や子育て世代の住民が少ないなど
内 的 要 素
規模・形状
面積が狭小
敷地が細長い等の使いにくさ
施設
施設の老朽化
施設の陳腐化(公園間で画一的な構成)
段差や階段等の移動のバリアが存在
危険
乳児の園外等への飛び出し
ボール遊び等のボールの飛び出し
遊具の近接配置による衝突
犯罪不安 公園外からの見通しの悪さ(施設構造等)
暗がりがあることによる犯罪・いたずらの発生
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■維持管理の効率化 マネジメント
◆長寿命化計画の策定 ◆定期的な施設点検の実施
施設の管理保全を効果的に行い、老朽化した施設の改築・更新を行うため、長寿命化計画を策定。
遊具用による事故を未然に防ぎ、誰もがいつでも安全で安心して利用できるように、公園施設の専門的な安全点検を定期的に実施するとともに、美緑花ボランティア等と連携をはかり、日常的な点検の強化を推進。
■地域や利用者の参画
公園の管理について、公園周辺の住民及び住民組織によ り結成 され 、管理業務を委託されている市民組織。
◆美緑花ボランティア
マネジメント
◆新たな活用・にぎわいの取り組み
東遊園地
みなとのもり公園
会下山公園
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神戸市における身近な公園再生プラン
■諸課題の解決に向けて
◆近隣住区にとらわれな
い配置の考え方
◆公園配置のバランスの
方向性
マネジ メント 計画
機能 配置
◆都市計画決定区域の
見直しの進め方
◆ストック活用の考え方
◆多様な担い手による新たな
利活用の考え方
◆地域住民と身近な公園の
マネジメントの方向性
◆地域の需要に見合った
公園機能見直しの手法・方向性
◆公園が持つ効果や機能の検証
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