3 9世代移動通信システムの普及のための 特定基地局の開設...

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.9世代移動通信システムの普及のための 特定基地局の開設計画の認定申請マニュアル 773MHzを超え803MHz以下の周波数を使用する特定基地局~ 平成24年4月

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Page 1: 3 9世代移動通信システムの普及のための 特定基地局の開設 ...3.9世代移動通信システムの普及のための 特定基地局の開設計画の認定申請マニュアル

39世代移動通信システムの普及のための

特定基地局の開設計画の認定申請マニュアル

~773MHzを超え803MHz以下の周波数を使用する特定基地局~

平成24年4月

総 務 省

本マニュアルにおける法令等の略称は次のとおりです

「法」helliphelliphelliphellip電波法(昭和25年法律第131号)

「施行規則」hellip電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号)

「免許規則」hellip無線局免許手続規則(昭和25年電波監理委員会規則第15号)

「設備規則」hellip無線設備規則(昭和25年電波監理委員会規則第18号)

「開設指針」hellip平成23年総務省告示第513号(39世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開

設に関する指針を定める件)

i

目次

第1章 申請書類の提出 1 1 申請受付期間 1 2 申請受付場所 1 3 問合せ先 2 4 留意事項 2 (1) 関係法令の適用 2 (2) 記載方法等について 2 (3) その他 2

第2章 申請書類の作成 4 1 全体的注意事項 4 2 免許規則別表第5号の6認定申請書 5 (1) 記載例 5 (2) 注意事項 6

3 免許規則別表第5号の7開設計画 7 (1) 記載例 7 (2) 注意事項 8

4 免許規則別表第5号の7開設計画(開設指針別表第一に定められた事項) 12 (1) 「一 特定基地局の整備計画に関する事項」について 12 (2) 「二 開設計画に従って円滑に特定基地局を整備するための能力に関する事項」につ

いて 14 (3) 「三 電気通信設備の設置及び運用を円滑に行うための技術的能力に関する事項」に

ついて 16 (4) 「四 財務的基礎に関する事項」について 17 (5) 「五 業務執行体制の整備に関する事項」について 19 (6) 「六 混信等の防止に関する事項」について 20 (7) 「七 終了促進措置に関する事項」について 20 (8) 「八 電波の能率的な利用の確保に関する事項」について 23 (9) 「九 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与に関する事項」について 23 (10) 「十 申請者の条件に関する事項」について 23 (11) 「十一 一から十までに定めるもののほか本開設指針に定められた事項に関する

申請者のこれまでの取組の実績並びに計画及びその根拠」について 24 第3章 様式 25 1 様式1A(開設指針別表第一の一1関係) 25 2 様式1B(開設指針別表第一の一2及び3関係) 26 3 様式4A(開設指針別表第一の四1関係) 27 4 様式4B(開設指針別表第一の四4関係) 28

ii

5 様式4C(開設指針別表第一の四4関係) 29 6 様式7(開設指針別表第一の七3関係) 30

第4章 参考資料 31 1 開設指針の骨子 31 (1) 特定基地局の範囲 31 (2) 使用する周波数 31 (3) 特定基地局の配置及び開設時期 31 (4) 電波の能率的な利用を確保するための技術の導入 31 (5) 終了促進措置 31 (6) 開設計画の認定等 33 (7) 【参考】絶対審査基準について 34

2 負担可能額の算定に関する参考資料 35 (1) 下限額上限額の基本的な算定方法 35 (2) 1無線局当たりの平均単価等 35 (3) 地域別の無線局数 36

3 無線局免許等の検索方法 39 4 地上デジタル放送の受信障害への対策費用の推計に関する参考資料 40 (1) 地上デジタル放送の受信障害(受信ブースター干渉)の概要 40 (2) 受信ブースターへの干渉影響の評価 40 (3) 受信ブースター対策費用の推計 41 (4) シミュレーション参考資料 43

5 法第56条第1項の規定により指定された受信設備 47 第5章 主要関係法令 48

1 電波法(昭和25年法律第131号) 48 2 電波法施行令(平成13年政令第245号) 54 3 電波法関係手数料令(昭和33年政令第307号) 55 4 電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号) 55 5 無線局免許手続規則(昭和25年電波監理委員会規則第15号) 58 6 電気通信事業法関係法令 62 (1) 電気通信事業法(昭和59年法律第86号) 62 (2) 電気通信事業法施行規則(昭和60年郵政省令第25号) 62 (3) 電気通信主任技術者規則(昭和60年郵政省令第27号) 64 (4) 電気通信主任技術者選任の範囲を定める件(平成22年総務省告示第49号) 64

7 三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針を定める件(平

成23年総務省告示第513号) 66 8 その他関係告示 74 (1) 平成23年総務省告示第513号に基づく特定基地局の開設計画の認定の申請期間

等を定める件(平成24年総務省告示第167号) 74

1

第1章 申請書類の提出 開設指針に基づく773MHzを超え803MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定の申請

期間等は次のとおりです

1 申請受付期間 平成24年4月17日(火)8時30分から平成24年5月25日(金)17時15分まで

受付期間外の申請については理由の如何を問わず一律に受付を拒否することとなります

郵送等により申請を行う場合には受付期間内必着で送付してください

2 申請受付場所 申請書類は次表を参考の上総務大臣又は任意の総合通信局長(沖縄総合通信事務所長を含みま

す)に正本1部及び副本(写し)1部を提出してください

提出先 連絡先

総 務 大 臣 100-8926 千代田区霞が関2-1-2 中央合同庁舎2号館

総合通信基盤局 電波部 移動通信課 電話03-5253-5893

北海道総合

通 信 局 長

060-8795 札幌市北区北8条西2丁目1-1 札幌第1合同庁舎

北海道総合通信局 無線通信部 陸上課 電話011-709-2311(4642)

東 北 総 合

通 信 局 長

980-8795 仙台市青葉区本町3丁目2-23 仙台第2合同庁舎

東北総合通信局 無線通信部 陸上課 電話022-221-0682

関 東 総 合

通 信 局 長

102-8795 千代田区九段南1丁目2-1 九段第3合同庁舎

関東総合通信局 無線通信部 陸上第一課 電話03-6238-1760

信 越 総 合

通 信 局 長

380-8795 長野市旭町1108 長野第1合同庁舎

信越総合通信局 無線通信部 陸上課 電話026-234-9944

北 陸 総 合

通 信 局 長

920-8795 金沢市広坂2丁目2-60 金沢広坂合同庁舎

北陸総合通信局 無線通信部 陸上課 電話076-233-4480

東 海 総 合

通 信 局 長

461-8795 名古屋市東区白壁1丁目15-1 名古屋合同庁舎第3号館

東海総合通信局 無線通信部 陸上課 電話052-971-9618

近 畿 総 合

通 信 局 長

540-8795 大阪市中央区大手前1丁目5-44 大阪合同庁舎第1号館

近畿総合通信局 無線通信部 陸上第一課 電話06-6942-8552

中 国 総 合

通 信 局 長

730-8795 広島市中区東白島町19-36

中国総合通信局 無線通信部 陸上課 電話082-222-3362

四 国 総 合

通 信 局 長

790-8795 松山市宮田町8-5

四国総合通信局 無線通信部 陸上課 電話089-936-5066

九 州 総 合

通 信 局 長

860-8795 熊本市春日2丁目10-1 熊本地方合同庁舎

九州総合通信局 無線通信部 陸上課 電話096-326-7857

沖縄総合通

信事務所長

900-8795 那覇市東町26-29 4階

沖縄総合通信事務所 無線通信課 電話098-865-2386

いずれの提出先に提出されても申請受付期間や申請書類の扱いに差はありません

2

3 問合せ先 100-8926 東京都千代田区霞が関2-1-2

総務省 総合通信基盤局 電波部 移動通信課

電子メール 700mhz900mhztimesmlsoumugojp

(迷惑メール防止のためをtimesに変換して表記しています)

電 話 03-5253-5893

F A X 03-5253-5946

4 留意事項

(1) 関係法令の適用 申請書類は法第27条の13第2項免許規則第25条の4別表第5号の6及び別表第5号の7並

びに開設指針の規定に準拠することが必要です本マニュアルは認定の申請を行うための参考情

報を公表するもので申請書類の作成に当たり本マニュアルに準拠することを強制するものでは

ありません

(2) 記載方法等について 申請書類への記載方法等について個別のお問合せをいただいた場合であっても本マニュアル及

び開設指針その他公表されている資料に記載されている内容以外についてはお答えしかねます

申請受付期間中に申請希望者の皆様に対し公平にお知らせすべき追加の情報が発生した場合に

は必要に応じて総務省「電波利用ホームページ」の「700900MHz帯周波数再編ポータルサイト」

に掲載しますので適宜お役立てください

(参考)httpwwwtelesoumugojpjrefportal

申請書への記載に当たっては本マニュアルの他773MHzを超え803MHz以下の周波数を使用する

特定基地局に係る制度整備に対する意見募集の結果(平成 24年4月 11日報道発表

httpwwwsoumugojps-news01kiban14_02000082html)も併せて参考としてください

申請受付期間後の申請内容の変更は原則として認められませんただし審査に当たって記載

内容を正確に把握すること等を目的として総務省から口頭や書面による質問回答を任意でお願

いすることがありますその場合であっても申請後に進捗のあった内容を反映したり申請時に

抽象的に記載していた内容をより具体的に説明したりといった形での追加情報をいただいたとし

ても原則として審査において考慮することはできません

申請書類に記載した内容は開設計画の審査結果の公表等に当たって公表することがあります

ただし経営上の秘密に該当する内容がある場合にはその扱いについて申請者と相談させていた

だきますのでどの情報が経営上の秘密に該当するのかが分かるようにしてください

申請された内容について審査の効率化及び概要の公表等のため後日電子データでの提出を

求めることがあります

(3) その他 申請される開設計画の認定の有効期間は10年です(施行規則第9条の2)

3

申請を行う者は(開設指針の一部改正の)告示のときから認定を受けるまでの間終了促進措

置の対象免許人及び免許人団体に対し終了促進措置に関する費用の負担に関する協議調整等を

一切行わないことが義務付けられています(開設指針第九項第5号(一))ので留意してください

また同期間内に他の全ての申請者に対し終了促進措置の実施に係る開設指針第九項第4号(一)

の実施方法について協議調整等を一切行ってはならないことも義務付けられています(開設指針

第九項第5号(二))ので併せて留意してください

開設計画の認定制度は認定開設者が認定を受けた開設計画に係る周波数を使用する特定基地

局の免許について排他的に申請することを可能とする制度であり実際の周波数の使用については

電波法その他関係法令の規定に基づく審査を経て免許を受けることによって可能となるものです

ので留意してください

開設計画の認定に当たっては945MHzを超え960MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計

画の認定を受けている者の開設計画は他の申請者の開設計画よりも審査に当たって劣後して扱わ

れることとなりますので留意してください

申請を審査し認定する場合は官報掲載による公示を行う(法第27条の13第7項施行規則第

11条の2の6)とともに認定書を交付します(免許規則第25条の5)また認定を拒否する場

合は文書により通知します(免許規則第25条の6)

認定開設者は四半期ごとに開設計画に基づく事業の進捗状況(終了促進措置の実施状況を含

みます)を示す書類を総務大臣に提出することが義務付けられています(開設指針第九項第5号

(八)及び第十項第6号)

4

第2章 申請書類の作成 1 全体的注意事項 ア 製本

各資料の用紙は原則として日本工業規格A列4番の用紙としてください

申請書類は免許規則別表第5号の6に規定される特定基地局開設計画認定申請書に同規則別

表第5号の7に規定される特定基地局開設計画(別紙別添参考資料を含みます)を添付し

バルキーファイル等に綴じ込んで提出してください

目次を付けるページ番号を入れる仕切り紙を挿入する内容に重複があるものについては一

の書類にまとめて作成する相互の関係が分かるよう注記を付すなど適宜分かりやすい形で作成

してください

大部となるものや冊子等の資料は別添として分離し例えば「別添12(個人情報取扱規程)」

等と適宜の表題を付して申請書類に添付してください

イ 記載原則

各資料に記載する比率等の数値は本マニュアルに特段の記載の無いものは原則として小数

点第2位を四捨五入とし小数点第1位までの記載としてくださいまた整数部については3桁区

切りで「」を挿入してください

各資料に記載する金額は本マニュアルに特段の記載の無いものは原則として百万円を単位

として記載してください

各項目において開設指針等の規定により計画等の根拠を記載することとなっている事項につい

てはその計画等の内容についてできるだけ具体的な根拠の記載や裏付けとなる資料等の添付を

してください根拠が薄弱な内容については審査において考慮されないことがあります

ウ 定義等

「総合通信局」には沖縄総合通信事務所を含みます

認定日は平成24年度中であることを前提として記載してください

「特定基地局」とは773~803MHzの周波数を使用する

第3世代W-CDMA方式(設備規則第49条の6の4)の基地局

35世代HSPA方式等(設備規則第49条の6の5)の基地局

39世代LTE方式(設備規則第49条の6の9)の基地局

上記3種類の基地局の電波を中継する陸上移動中継局(設備規則第49条の6)

のいずれかをいいフェムトセル基地局及び屋内小型基地局を含みます(開設指針第一項)

「39世代移動通信システムの基地局」とは773~803MHzの周波数を使用する39世代の基地

局陸上移動中継局のうち占有周波数帯幅が10MHzのものをいいます(開設指針第三項第3号)

なお「39世代移動通信システムの導入のための特定基地局の開設指針(平成21年総務省告示第248

号)」とは異なり今回認定対象となる773~803MHzの周波数以外の周波数の基地局陸上移動中継

局は「39世代移動通信システムの基地局」に含まれないので留意してください

「地上デジタル放送」とは人工衛星の無線局以外の無線局により行われるテレビジョン放送(デ

ジタル放送)をいいます(開設指針別表第一の二4)

5

2 免許規則別表第5号の6認定申請書

(1) 記載例

特定基地局開設計画認定申請書

平成24年5月25日

総 務 大 臣 殿

申 請 者

郵 便 番 号 100-8926 フ リ ガ ナ トウキョウト チヨダク カスミガセキ 2-1-2

住 所 東京都千代田区霞が関2-1-2 フ リ ガ ナ イドウツウシンカブシキガイシャ

氏 名 移動通信株式会社 印 フ リ ガ ナ ダイヒョウトリシマリヤクシャチョウ イドウ タロウ

代表者氏名 代表取締役社長 移動 太郎 印

電波法第27条の13第1項の規定により特定基地局の開設計画の認定を受けたいので下記に

より別紙の書類を添えて申請します

1 該当する開設指針が示された告示の件名及び番号

件名39世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針を定める件

番号平成23年総務省告示第513号

2 欠格事由に関する事項

電波法第5条第3項各号の欠格事由に該当しません

収 入 印 紙

貼 付 欄

6

(2) 注意事項 ア 収入印紙

開設計画の認定申請手数料として1件につき137100円分の収入印紙を収入印紙貼付欄に貼

付してください

収入印紙の全部を収入印紙貼付欄に貼付できない場合は「収入印紙は別紙貼付」等と記載し

別紙に貼付してください

副本(写し)は収入印紙を貼付していない状態の写しとしてください

イ 申請者欄

住所については法人又は団体の場合は本店又は主たる事務所の所在地を記載してください

氏名を自筆で記入したときは押印を省略できます法人(団体)の場合はその商号(名称)

及び代表者の役職名氏名を記載し代表者が氏名を自筆で記入したときは押印を省略できます

(申請者が法律により直接に設立された法人又は特別の法律により特別の設立された法人の場合

は代表者の氏名の記載を要しません)

申請者が外国人である場合は住所については国籍及び本邦内における居住地を記載するもの

とし氏名については自筆により記載したときは押印を省略することができます

ウ その他

法第5条第3項各号の欠格事由に該当する者に対しては認定を行いません(法第27条の13第5

項)

7

3 免許規則別表第5号の7開設計画

(1) 記載例

特定基地局開設計画

1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するた

めのものであるのかの別

法第27条の12第1項第1号に掲げる事項

2 特定基地局の開設を必要とする理由

(1) 提供する電気通信役務の種類

携帯電話インターネット接続サービス(携帯電話PHS端末インターネット接続サービ

スであるものを除く)39世代携帯電話端末インターネット接続サービス39世代携帯

電話パケット通信アクセスサービス

(2) 開設しようとする特定基地局の内容

ア 無線局の種別

基地局及び陸上移動中継局

イ 発射を予定している電波の型式

5M00 X7W10M0 X7W

ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力

30W

エ 伝送情報の具体的内容

無線設備規則第49条の6の9に規定する技術基準による音声伝送及びデータ伝送

(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み

及びその算出根拠

別紙中「四1 電気通信事業により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根

拠」(timestimesページ)に併せて記載

3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲

全国

4 希望する周波数の範囲

第1希望 773MHzを超え783MHz以下

第2希望 783MHzを超え793MHz以下

第3希望 793MHzを超え803MHz以下

5 当該通信系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場

所及び開設時期

別紙中「一1 特定基地局の開設数に関する計画」及び「一2 特定基地局の人口カバー

率に関する計画」(timestimesページ)に併せて記載

8

6 電波の能率的な利用を確保するための技術であって特定基地局の無線設備に用いる予定

のもの

(1) 周波数の効率的利用の方策として導入を予定している技術の具体的内容

別紙中「八 電波の能率的な利用の確保に関する事項」(timestimesページ)に併せて記載

(2) 干渉回避の方策として導入を予定している技術の具体的内容

別紙中「六 混信等の防止に関する事項」(timestimesページ)に併せて記載

7 終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法

別紙中「七2 負担可能額に充てる資金の確保の計画及びその根拠」(timestimesページ)に併せ

て記載

8 その他の事項

(1) 運用開始の予定期日

平成26年1月1日

(サービス開始予定平成26年4月)

(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法

別紙中「三3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関す

る計画及びその根拠」及び「三5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信

設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑えるための措置に関する計画及びそ

の根拠」(timestimesページ)に併せて記載

(3) 無線従事者の配置方針

ア 無線従事者の配置場所ごとの無線従事者の資格及び人数

別紙中「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」(timestimes

ページ)に併せて記載

イ 将来的な無線従事者の確保の方法

別紙中「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」(timestimes

ページ)に併せて記載

(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項

別紙のとおり

本マニュアル上は1葉にて記載例を示していますが複数葉として構いません

(2) 注意事項 ア 「1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するた

めのものであるのかの別」について

「法第27条の12第1項第1号に掲げる事項」と記載してください

イ 「2(1) 提供する電気通信役務の種類」について

特定基地局を利用して提供する役務について電気通信事業法施行規則(昭和60年郵政省令第25

号)様式第4の表に掲げられる電気通信役務の種類から該当する可能性のあるものを全て記載して

くださいなお代表的な電気通信役務の種類は次のとおりです

9

携帯電話

インターネット接続サービス(携帯電話PHS端末インターネット接続サービスであるものを除く)

携帯電話PHS端末インターネット接続サービス(39世代携帯電話端末インターネット接続サービスであるものを除く)

携帯電話PHSパケット通信アクセスサービス(39世代携帯電話パケット通信アクセスサービスであるものを除く)

39世代携帯電話端末インターネット接続サービス

39世代携帯電話パケット通信アクセスサービス

現時点で提供することが確定しておらず将来的な市場動向等による可能性があるものはその

旨を具体的に付記してください

ウ 「2(2)ア 無線局の種別」について

「基地局」又は「基地局及び陸上移動中継局」と記載してください

陸上移動中継局を開設することが確定しておらず例えばエリア拡充等の電気通信事業の展開等

に応じて利用を検討する場合はその旨を具体的に付記してください

エ 「2(2)イ 発射を予定している電波の型式」について

発射を予定している電波の型式を次にしたがって全て記載してください

第3世代又は35世代「5M00 G7W」

39世代「5M00 X7W」又は「10M0 X7W」又は「5M00 X7W10M0 X7W」

現時点で発射することが確定しておらず将来的な市場動向等による可能性があるものはその

旨を具体的に付記してください

オ 「2(2)ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力」について

周波数帯幅又はMIMO多重数ごとに最大空中線電力が異なる場合はそれぞれ記載してください

現時点で使用することが確定していないものの将来的に空中線電力の増加を見込んでいる場合

はその旨及び増加後の最大空中線電力を具体的に付記してください

カ 「2(2)エ 伝送情報の具体的内容」について

記載例にならい使用する無線設備の規格及び音声データの別を記載してください

キ 「2(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み

及びその算出根拠」について

開設指針別表第一の四1に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてその内容

を記載してください

ク 「3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲」について

移動する無線局について包括免許制度を利用する場合には「全国」と記載してください

特定基地局によって無線通信業務を行うこととしている区域以外の区域においても通信の相手

方である移動する無線局の無線通信を可能とするために同一の開設指針に係る特定基地局の開設

を予定している他の事業者との業務委託契約の締結を予定している場合には当該他の事業者の氏

名又は名称及び当該他の事業者所属の特定基地局を通信の相手方とする場合の移動範囲を記載し

てください

10

ケ 「4 希望する周波数の範囲」について

記載例にならい次の3つの周波数帯を第1希望第2希望第3希望の順に記載してくださ

い(開設指針第十項第3号(一))

773MHzを超え783MHz以下

783MHzを超え793MHz以下

793MHzを超え803MHz以下

「773MHzを超え783MHz以下」「783MHzを超え793MHz以下」及び「793MHzを超え803MHz以下」以外

の周波数を記載しないでくださいまた同順位で複数の周波数を記載しないでください

指定の方法により記載されていない場合は申請の要件を満たしていないものとして扱います

開設計画の認定に当たっての周波数の指定方法については次のように行われます(開設指針第

十項第5号)よって全ての申請者に対して第1希望どおりに周波数を指定できない場合は競

願時審査基準(開設指針別表第3)の審査を実施し競願時審査基準への適合の度合いが高い者の

希望を優先して周波数を指定します

開設計画で記載した「希望する周波数の範囲」(開設指針第十項第3号(一))に基づいて行う

2以上の申請者が同じ周波数の範囲を希望するときは競願時審査基準への適合の度合いが高

い者の希望を優先する

申請者に945MHzを超え960MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けてい

る者が含まれる場合はその者の申請はそれ以外の者の申請に劣後する

コ 「5 当該通信系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場

所及び開設時期」について

開設指針別表第一の一1及び2に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてそ

の内容を記載してください

サ 「6 電波の能率的な利用を確保するための技術であって特定基地局の無線設備に用いる予定

のもの」について

(1)については開設指針別表第一の八に定められた事項と併せて記載する旨を記載し(2)につ

いては開設指針別表第一の六に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてその

内容を記載してください

シ 「7 終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法」について

開設指針別表第一の七2に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてその内容

を記載してください

ス 「8(1) 運用開始の予定期日」について

最初の特定基地局を運用する予定の日を年月日で記載してくださいなお平成24年7月24日

以前とすることはできません(開設指針第二項第1号)

特定基地局を利用するサービス(電気通信役務の提供)開始の時期についても併せて記載してく

ださい

セ 「8(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法」について

開設指針別表第一の三3及び5に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてそ

11

の内容を記載してください

ソ 「8(3) 無線従事者の配置方針」について

アイのいずれも開設指針別表第一の三4に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別

紙においてその内容を記載してください

タ 「8(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項」について

「別紙のとおり」等と記載し次ページ以降に従い別紙にてその内容を記載してください

12

4 免許規則別表第5号の7開設計画(開設指針別表第一に定められた事項) 「開設指針に定められた事項に関連する事項」については開設指針別表第一(開設計画に記載すべ

き事項)に規定される項目に従い以下の注意事項を踏まえた資料を別紙として作成してください

(1) 「一 特定基地局の整備計画に関する事項」について ア 共通的注意事項

正当な理由がないのにこの整備計画に従って特定基地局を開設していないときは認定を取り

消すことがあるので注意してください(法第27条の15第2項)

特定基地局が使用する773~803MHzの周波数については既存無線局としてFPU及び特定ラジオマ

イク(デジタル特定ラジオマイクを含む以下同じ)が770~806MHzの周波数を使用しています

FPUは報道スポーツ中継などの番組素材中継に使用される可搬型システムで放送事業者

が利用しています

特定ラジオマイクは各種興行やスタジオ等において音声音響等を伝送するためのワイヤ

レスマイクシステムで放送事業者や劇場等の興行者が利用していますなお779~788MHz

又は797~806MHzの周波数を使用する(アナログ)特定ラジオマイクと770~806MHzの周波数

を使用するデジタル特定ラジオマイクがあります

FPU及び特定ラジオマイクは開設指針第9項に規定される「終了促進措置」の対象無線局とな

っていますので開設指針別表第一の七3に定められた事項として記載する終了促進措置を実施す

る必要があります

FPU及び特定ラジオマイクの周波数使用期限(平成31年3月31日)以前に特定基地局を開設する

にためには原則として終了促進措置を完了するか又は終了促進措置の実施と特定基地局の

開設についてFPU及び特定ラジオマイクの免許人と合意していることが必要となります

FPUは12GHz帯(1240~1300MHz)及び23GHz帯(2330~2370MHz)に周波数移行すること

とされており平成24年度中に移行先周波数に係る技術基準が整備されることを前提として計画

を記載してください

特定ラジオマイクは地上デジタル放送帯域のホワイトスペース等(470~714MHz)及び12GHz

帯(1240~1260MHz)に周波数移行することとされており平成24年6~7月を目途に移行先周

波数に係る技術基準が整備されることを前提として計画を記載してくださいなおホワイトス

ペースとして利用する地上テレビジョン放送用周波数帯(470~710MHz)における「ホワイトスペ

ース利用システムの共用方針」(平成24年1月24日報道発表httpwwwsoumugojps-news02k

iban09_03000117html)に基づくホワイトスペース利用システム間の運用調整制度等については平

成24年度中に整備される予定となっています

特定基地局の通信の相手方である移動する無線局が使用する718~748MHzの周波数については

平成24年7月25日以降も岩手県及び宮城県において周波数割当計画上の最終使用期限を平成25年

3月31日として地上デジタル放送に関する周波数再編が行われていますのでその使用に際しては

注意してくださいなお具体的な再編のスケジュールにつきましては[総務省 地上デジタルテ

レビ放送のご案内](httpwwwsoumugojpjoho_tsusindtv)内の[データ集]-[チャン

ネル表]-[変更予定表](httpwwwsoumugojpjoho_tsusindtvpdf090403_02_btpdf)に

て公表しています

イ 様式の記載に当たっての共通的注意事項

特定基地局の開設数は次のいずれかの場合に該当する特定基地局の数としてください(開設指

13

針第十項第1号)なお「開設した」とは無線局の免許を受け当該無線局の無線設備の設置等

に関する工事を終え電波を発射することが可能となった時を指し「指定の変更を受けた」とは

同様に指定の変更を受け(無線設備の変更の工事が必要な場合にあっては当該変更の工事の許可

を受け工事を行うことが必要です)電波を発射することが可能となった時のことですので留

意してください

773~803MHzの周波数のみを使用する基地局又は陸上移動中継局を開設した場合

773~803MHzの周波数と当該周波数とは異なる周波数とを併せて使用する基地局又は陸上移動

中継局を開設した場合

既に開設している基地局又は陸上移動中継局について773~803MHzの周波数の追加又は当該

周波数への変更に係る周波数の指定の変更を受けた場合

総合通信局の管轄区域(又は全国)における人口カバー率は開設指針第七項第1号等に基づき

エリア化された市町村の人口を総合通信局の管轄区域(又は全国)の市町村の人口の合計で除し

て算出してくださいこのとき次の点に留意してください

人口は平成22年の国勢調査の結果を用います

(平成22年国勢調査ホームページhttpwwwstatgojpdatakokusei2010)

市町村は特別区(東京23区)を含み政令指定都市の区は含みません

市町村は平成22年10月1日における行政区画とします

ある市町村の全ての市町村事務所等(いわゆる役所役場)支所出張所(いずれも地方自

治法に規定するもの)で特定基地局の利用が可能となった際に当該市町村の全域がエリア化

されたこととみなしますただしフェムトセル基地局や屋内小型基地局等による屋内向けのサ

ービス提供はエリア化とはみなしません

様式は平成24年度から平成34年度までとしていますが「特定基地局の最初の運用開始の日」

が属する年度から「特定基地局の最初の運用開始の日」から十年を経過した日の属する年度まで

に必要に応じて適宜修正してくださいなお「特定基地局の最初の運用開始の日」とは免許規

則別表第5号の7において「8(1) 運用開始の予定期日」として記載した最初の特定基地局を

運用する予定の日としてください

例) 「特定基地局の最初の運用開始の日」が「平成25年6月1日」の場合は平成25年度から平

成35年度までについて記載してください

年度末の開設数は前年度の開設数に当該年度の開設数を加えた数(累計数)を記載してくだ

さい

ウ 「一1 特定基地局の開設数に関する計画」について

エリア展開の方針等を記載するとともに様式1Aを参考として年度末ごと都道府県ごとの

特定基地局数を次の区分ごとに記載してくださいなお開設を予定していない区分については

その旨を記載してください

①基地局(第3世代) ②基地局(屋内等設置第3世代)

③基地局(35世代) ④基地局(屋内等設置35世代)

⑤基地局(高度化35世代) ⑥基地局(屋内等設置高度化35世代)

⑦基地局(39世代5MHz幅) ⑧基地局(屋内等設置39世代5MHz幅)

⑨基地局(39世代10MHz幅) ⑩基地局(屋内等設置39世代10MHz幅)

⑪陸上移動中継局

基地局は屋内その他他の無線局の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置

するか(個別免許の屋内小型基地局等も含みます)どうかの別技術基準の別により区分します

技術基準は設備規則の条単位の区分(第3世代35世代39世代)とし35世代についてはDC-HSDPAやMIMO

の利用等により概ね40Mbps以上の通信速度を実現する高度化35世代かどうかの別39世代については占有周

14

波数帯幅の別により更に区分します

陸上移動中継局は屋内等設置の別技術基準の別を問わず1区分とします

全ての都道府県の区域において認定の有効期間中に特定基地局を整備する計画であるように

記載してください(開設指針別表第二の一)

計画において都道府県間や年度間に著しい差がある場合はその理由等について具体的に記載

するように留意してください

エ 「一2 特定基地局の人口カバー率に関する計画」について

様式1Bにより年度末ごと市町村ごとの特定基地局の開設数人口カバー率を記載してくだ

さいまた様式1Bの他例えば平成31年度末のサービスエリア地図を総合通信局の管轄区域

ごとに示す等特定基地局の整備計画の概要についても可能な限りわかりやすく記載してください

年度末ごと都道府県ごとの特定基地局の開設数が様式1Aにおける当該年度末当該都道府

県での各区分の合計数と異ならないように留意してください

平成31年度末までに各総合通信局の管轄区域における人口カバー率がそれぞれ80以上とす

る必要があります(開設指針第七項第1号)

オ 「一3 39世代移動通信システムの基地局の人口カバー率に関する計画」について

様式1Bを参考として年度末ごと市町村ごとの「39世代移動通信システムの基地局」の開

設数人口カバー率を記載してくださいなお開設指針別表第一の一2に定められた事項として

記載した計画と同じである場合はその旨を記載することで代替することができます

年度末ごと都道府県ごとの「39世代移動通信システムの基地局」の開設数が様式1Aにお

ける当該年度末当該都道府県での39世代かつ10MHz幅の基地局及び陸上移動中継局の区分の合計

数と異ならないように留意してください

ここで記載した「39世代移動通信システムの基地局」の全国の人口カバー率は競願時の審査

基準として用います(開設指針別表第三の二)この審査においては平成31年度末の人口カバー

率を使用しこの際95を超え100以下90を超え95以下85を超え90以下hellipのよ

うに5単位の区分の中の人口カバー率は同じ値とみなされます

カ 「一4 39世代移動通信システムの基地局の運用の開始に関する計画」について

「39世代移動通信システムの基地局」の運用の開始期日を記載してください

開始期日は平成31年度末までとしてください(開設指針第七項第2号)

「39世代移動通信システムの基地局」を用いたサービスについて例えばサービス提供内容

開始時期エリア展開計画等に留意して記載してください

(2) 「二 開設計画に従って円滑に特定基地局を整備するための能力に関する事項」について ア 「二1 特定基地局の設置場所の確保に関する計画及びその根拠」について

特定基地局について設置場所の確保に関する基本的な考え方を記載してください

設置場所を既に確保している場合はその具体的な確保内容を記載してください

既存の無線局に併設することとする場合は例えば電源容量耐荷重機器設置場所の確保(機

器の共通化省エネ化軽量化省スペース化)貸主との契約更改に留意し具体的に記載して

ください

15

設置場所を新たに確保していく場合は例えば設置場所候補の選定方法設置場所選定に関する

現地調査の状況貸主等関係者との協議状況鉄塔鉄柱等の建設等に関する計画と実行時期や

実行体制等の根拠に留意し具体的に記載してください

既に移動体通信事業を行っている者において本特定基地局の周波数以外の周波数を使用する基

地局を新たに開設することを予定している場合は例えばその内容及び規模を踏まえ当該基地

局の設置場所の確保が特定基地局の設置場所の確保に影響を及ぼさないよう留意した計画として

ください

上記の設置場所の確保に関する記載に加え特定基地局の開設に対する地域住民の合意形成に向

けた取組についても例えば工事業者等を含めた体制の構築資料の整備や研修の実施地域住民

への説明方法等に留意し具体的に記載してください

イ 「二2 特定基地局の無線設備の調達に関する計画及びその根拠」について

特定基地局について送受信設備空中線電源設備等の無線設備の調達に関する基本的な考え

方を記載してください(基地局へのアクセス回線を含めた無線設備以外の電気通信設備につい

ては開設指針別表第一の三に定められた事項として記載してください)

例えば無線設備の調達先調達先での当該無線設備の開発状況調達規模等の計画について調

達先の納入実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠に留意し具体的に記載してく

ださい

屋内用等の無線設備を別に調達する計画としている場合は別途その計画についても記載してく

ださい

ウ 「二3 特定基地局の整備に係る工事業者その他の業者との協力体制の確保に関する計画及びそ

の根拠」について

特定基地局の整備について外部委託請負等に関する基本的な考え方を記載してください

工事の委託請負先業者工事規模等の計画の記載に当たっては業者の地域性業者や申請者

の工事実績業者との協議状況等の根拠についても留意し具体的に記載してください

エ 「二4 ブースター障害等の防止又は解消に関する計画及びその根拠」について

特定基地局及び特定基地局の通信の相手方である移動する無線局が発する電波により地上デジ

タル放送の受信電波を増幅する機器その他の受信設備に作用することにより発生する地上デジタ

ル放送の受信障害(ブースター障害等)を与えるおそれがあり認定開設者にあってはこれを防止

又は解消する必要があります

ブースター障害等のある世帯数等の規模及び当該ブースター障害等の防止解消に要する費

用の見通し当該費用の負担方法についても根拠とともにその内容を具体的に記載してください

ブースター障害等のある世帯数及び費用については地上デジタル放送の受信障害への対策費用

の推計に関する参考資料(40ページ参照)を参考としてくださいなお同参考資料は773~803MHz

の30MHz幅全てを39世代移動通信システムで利用することを前提として推計していますが開設計

画の記載に当たっては自らに割り当てられる10MHz幅で特定基地局を整備する場合に発生する可

能性のあるブースター障害等の防止又は解消に関する記載で構いません

ブースター障害等を防止解消するための方法や地上デジタル放送を行う放送事業者との間の

連絡調整等のブースター障害等を防止解消するための計画について計画の実施を可能とす

る根拠とともに具体的に記載してくださいその際例えば対策のスケジュール工事の実施内容

16

及び実施体制ブースター設置世帯に対する事前事後の周知放送事業者への基地局開設情報の

提供や情報共有等にも留意してください

(3) 「三 電気通信設備の設置及び運用を円滑に行うための技術的能力に関する事項」について ア 「三1 無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績及び計画」について

特定基地局として設置しようとする無線設備に関し技術的な検討実験標準化等の実績及び

今後の計画を具体的に記載してください

実験等の実績が無い場合は例えば今後の特定基地局の設置展開に向けての実際の無線設備

の技術的な性能検証等の方法及び実施時期について具体的に記載してください

標準化等の実績の記載に当たっては例えば申請直近の概ね3年間において寄与文書論文

学会発表の一覧を標準化分野ごとに記載する等とりまとめ方法に留意してください

イ 「三2 電気通信設備の調達及び工事に関する計画及びその根拠」について

交換設備等については例えば次の内容に留意し具体的に記載してください

設備全体の構成(設備(ネットワーク)構成図主要設備の設置場所等)

各設備の調達先調達先での当該設備の開発状況調達規模等の計画

調達先の納入実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠

伝送路設備については中継回線(バックボーン回線)と基地局へのアクセス回線(エントラン

ス回線)について例えば次の内容に留意し具体的に記載してください

調達の方針(自社調達他社調達の別使用プロトコルインタフェース等)

回線の調達先(自社調達の場合はその旨)調達規模(回線容量等)等の計画

調達先での回線設置実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠

端末設備(携帯電話端末)については例えば次の内容に留意し具体的に記載してください

設備の調達先調達先での当該設備の開発状況調達規模等の計画

調達先の納入実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠

上記の各記載事項について既存の回線設備を活用する場合は例えば追加増設する回線

設備との区別調達先業者の地域性等に留意し具体的に記載してください

計画の記載に当たっては申請者において予測される認定の有効期間中のトラヒック増加を踏ま

えその増加への対応等の実現可能性に留意してください

ウ 「三3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関する計画及びその

根拠」について

電気通信設備(無線設備を含みます)の運用保守管理について例えば組織拠点等の体

制実施の方法等に留意し具体的に記載してくださいまた技術要員の確保について例えば

必要な要員数の見積りを明らかにしその確保の見通し等に留意し具体的に記載してください

障害時の対応については開設指針別表第一の三5に定められた事項として記載してください

外部への委託請負等を実施する場合は例えば委託請負先業者当該業者における実績必

要な技術要員の確保等に留意し具体的に記載してください

内部規程等の添付をもって記載に代える場合はそれを添付してください

17

エ 「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」について

無線従事者の配置方針及び電気通信主任技術者の選任配置方針について記載してください

既に無線従事者電気通信主任技術者を有している場合は配置場所ごとに配置(選任)先住

所資格人数を記載してくださいなお人数を重複計上している場合は実人数と延人数に

ついて明確となるように留意してください

無線従事者にあっては第1級総合無線通信士第2級総合無線通信士第1級陸上無線技術士第2級陸上無

線技術士第1級陸上特殊無線技士を電気通信主任技術者にあっては伝送交換線路を区別してください

当該無線従事者電気通信主任技術者を申請時点で有していない場合及び今後の拡充を行う

場合は例えば確保を行う時期人数資格取得に向けた教育訓練等に留意し計画と見通しを

記載してください

オ 「三5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止

し又は最小限に抑えるための措置に関する計画及びその根拠」について

障害時の対応について例えば組織拠点等の体制対応の方法等に留意し具体的に記載して

ください

地震津波等の災害及び事故の発生において設備障害通信輻輳を防止最小化するため

例えば停電対策を含む具体的な措置に関する計画当該措置の実施時期を含めた実現可能性等に留

意し具体的に記載してください

なお事故の発生に対する措置については重大な事故(電気通信事業法施行規則第58条に規定

する重大な事故)の発生の防止についても留意するほかこれまでに重大な事故の発生がある場合

には事故への対応策等にも留意し記載してください

申請者が過去に開設計画の認定を受けたことのある場合はその認定を受けた開設計画に記載さ

れた内容以外の内容を含めその部分を明確にしてください(開設指針別表第二の五)

内部規程等の添付をもって記載に代える場合はそれを添付してください

(4) 「四 財務的基礎に関する事項」について ア 共通的注意事項

年度ごとの記載を要する部分については平成24年度から「特定基地局の最初の運用開始の日」

から十年を経過した日の属する年度までとしてください

例) 「特定基地局の最初の運用開始の日」が「平成25年6月1日」の場合は平成24年度から平

成35年度までについて記載してください

既に移動体通信事業を行っている者が特定基地局を用いる電気通信事業を既存の電気通信事業

と一体的に運営する等により財務的基礎に関する事項を特定基地局部分のみ分離することが容易

でない場合は特段の記載のある場合を除いて移動体通信事業全体として記載して構いません

(既存の携帯電話事業者が700MHz帯を既存周波数帯の運用と特に区別して運用しない場合は特段

の記載のない限り全ての周波数帯での電気通信事業について記載してください)

イ 「四1 電気通信事業により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について

契約数(利用者数)について年度ごとの見通しとその算出根拠を具体的に記載してください

また例えば契約者当たりの平均利用単価(ARPU)等の収益に関する事項についても年度ごとの

見通しとその算出根拠を具体的に記載してください

18

契約数は万ARPUは円の単位で記載してください

年度ごとの見通しの記載方法については様式4Aを参考としてください

音声伝送とデータ伝送等ARPUを区分して記載する場合契約数についても当該ARPUの区分ごと

に記載してください

契約数timesARPUを電気通信事業の営業収益とする場合はその旨をそれ以外の場合はその内容及び

根拠を具体的に記載してください

ウ 「四2 特定基地局に係る設備投資の額及び終了促進措置の実施に要する費用その他当該電気通

信事業に要する費用に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について

電気通信事業に要する費用に関して年度ごとの見通しとその算出根拠を記載してくださいそ

の際特定基地局に係る設備投資の額と終了促進措置の実施に要する費用はそれぞれの費用が

明らかとなるように計画を策定してください

特定基地局に係る設備投資額については700MHz帯の特定基地局に関連する設備投資額を例え

ば次の点に留意し記載してください

算出根拠の明確化(基地局設備交換設備伝送設備情報システム研究開発等の区分)

全体の設備投資額と特定基地局に関する設備投資額との区別

機械類については単価及び台数(単価が変動する場合はその理由)

終了促進措置の実施に要する費用は開設指針第七項第2号に規定する費用(設備の取得工事

費)の他に例えば窓口等の設置終了促進措置の周知通知対象免許人との協議等の諸費用を

含んだものを記載してください

開設指針第七項第2号に規定する費用はその総額が開設指針別表第一の七1に定められた事項

として記載する額と同じとなるように留意してくださいなおその算定に当たっては負担可能額

の算定に関する参考資料(35ページ参照)を参考として開設指針別表第一の七3に定められた事

項として記載する計画に留意してください

電波利用料については例えば次のように前提をおいた上で費用を算出し記載してください

なおこの前提例は開設計画の記載を簡単にするためのもので実際の法令の適用は異なることが

あります

広域専用電波はその周波数として718~748MHz及び773~803MHzが平成24年7月25日から指

定されたものとして法第103条の2第2項及び第3項並びに施行規則第51条の9の10及び第51

条の9の11の規定に従いますなお法第103条の2第3項に規定する「六月経過日」は平成24

年12月1日として算出します

包括免許局は広域専用電波を使用する無線局として法第103条の2第5項及び第6項の規

定により算出します

上記以外の電気通信事業の営業費用についてその内容及び根拠を具体的に記載してください

エ 「四3 当該電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠」につい

開設指針別表第一の四2に定められた事項として記載した費用に充てる資金の確保計画を記載

するとともにその確実性等の根拠となる次の資料を添付等してください

申請者又は申請者の出資者の利益剰余金等の内部留保(利益剰余金等)を用いることとする場合

は例えば当該者の財務諸表等を添付してください

株式社債等を発行して資金を調達する場合は例えば調達の実績社債等の格付け引き受け

19

先との協議状況等に留意し記載するとともに例えば株式引受承諾書や社債申込証の写し等の関

係書類を添付してください

金融機関等からの資金借入や設備ファイナンスにより資金を調達する場合は例えば融資証明書

等を添付してくださいなおその際は次の点に留意してください

融資金額支払い条件(支払猶予期間の有無や支払年数等)の明記

金融機関等においてその金額の融資等を行う権限がある者の押印署名等

金融機関等の問合せ先(電話メールアドレス等)の明確化

オ 「四4 当該電気通信事業に係る損益及びキャッシュフローに関する年度ごとの見通し及び

その根拠」について

電気通信事業に係る損益計算書(様式4Bを参考としてください)及びキャッシュフロー計算

書(様式4Cを参考としてください)を年度ごとに記載してください

記載に当たっては開設指針別表第一の四1及び2に定められた事項として記載した内容を踏ま

えて補足すべき事項がある場合は具体的に記載してください

記載される計画において当期損益が利益を生じている年度が1年度以上存在することが必要で

す(開設指針別表第二の六)なお当期損益としては営業損益に電気通信事業に係る営業外

損益を加え特別損益(現時点で予定していない場合は計上不要です)を加え法人税等を調整

したいわゆる最終損益を可能な限り記載するようにしてください

(5) 「五 業務執行体制の整備に関する事項」について ア 共通的注意事項

申請者が行う電気通信事業(移動体通信事業)の運営に関する事項を対象とし業務委託先等の

申請者以外の者に対する対応にも留意して記載してください

各項目での体制の整備の記載に当たっては内部規程等が存在する場合はそれを添付してくださ

いまた規程の整備を今後行うこととする場合はその整備時期についても留意した計画を記載

してください

イ 「五1 法令遵守のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について

法令遵守(コンプライアンス)のための体制の整備例えば組織の設置研修教育の実施通

報窓口の設置等に留意し具体的に記載してくださいなおこれまでに法令遵守に関する重大な

事案があった場合は当該事案への対応についても留意して記載してください

ウ 「五2 個人情報保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について

個人情報保護のための体制の整備例えば組織の設置研修教育の実施相談窓口の設置等に

留意し具体的に記載してくださいなおこれまでに個人情報保護に関する重大な事案があった

場合は当該事案への対応についても留意して記載してください

記載に当たっては「電気通信事業における個人情報保護に関するガイドライン(平成16年総務

省告示第695号)(httpwwwsoumugojpmain_sosikijoho_tsusind_syohitelecom_perinfo_g

uideline_introhtml)」を踏まえたものとしてください

エ 「五3 電気通信事業の利用者の利益の保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」に

20

ついて

電気通信事業の利用者の利益(利用者からの苦情問合せを適切迅速に処理すること等)のた

めの体制の整備例えば組織の設置研修教育の実施応対窓口の設置等に留意し具体的に記

載してくださいなおこれまでに電気通信事業の利用者の利益の保護に関する重大な事案があっ

た場合は当該事案への対応についても留意して記載してください

(6) 「六 混信等の防止に関する事項」について 次の事項を阻害するような混信等を防止するための技術の具体的内容を記載してください

① 地上デジタル放送

② 773~803MHz(他の認定開設者)及び860~890MHzを使用する携帯電話システムの運用

③ 755~765MHzを使用するITSの運用

④ 770~806MHzを使用するFPUの運用

⑤ 770~806MHzを使用する特定ラジオマイクの運用

上記①~⑤以外の既設の無線局(予備免許を受けているものを含みます)の運用

法第56条第1項に規定する指定を受けている受信設備の運用(47ページ参照)

電波の監視

実施計画においては混信等防止の対応窓口の設置に関する計画に加え次の例を参考として電

波干渉を改善するための措置に関する計画を含むようにしてください(開設指針別表第二の八)

特定基地局の設置前に設置に関する情報交換や協議を実施すること

特定基地局の設置の際に無線設備へフィルタを追加すること

特定基地局の設置の際に無線局の設置場所空中線指向方向の調整を実施すること

記載に当たっては例えば技術能力作業人員の確保等の計画実施の確実性や情報通信審議

会の一部答申(平成24年2月17日)に示された共用条件等に留意してください

学術資料等の添付をもって記載に代える場合はその旨を記載し添付してください

(7) 「七 終了促進措置に関する事項」について ア 共通的注意事項

終了促進措置の対象となる無線局は次のとおりです(開設指針第九項第1号)

770~806MHzの周波数を使用するFPUの無線局

770~806MHzの周波数を使用する特定ラジオマイクの無線局

終了促進措置の対象となる無線局の免許人を「対象免許人」といいます(開設指針第九項第2号)

FPU又は特定ラジオマイクの免許人を構成員としている団体等を「免許人団体」といいます(開

設指針第九項第4号(四))具体的には特定ラジオマイク利用者連盟社団法人日本演劇興行協

会公益社団法人日本芸能実演家団体協議会日本舞台音響家協会及び一般社団法人日本民間放送

連盟などが該当します

全ての認定開設者は対象免許人との合意に基づき対象免許人が平成31年3月30日までに無線

局の廃止新設や周波数の変更の措置を行うことを条件として当該措置に係る無線局の運用の開

始を確保するために必要な範囲において次の費用(開設指針第九項第2号に規定する費用)の全

部を共同して負担する必要があります(開設指針第九項第2号及び第3号)

無線設備及びこれに附属する設備(受信設備伝送路設備等)の取得に要する費用

21

上記の無線設備及びこれに附属する設備の変更の工事に要する費用

認定開設者の数は申請を受け付けた段階では(審査が終わり認定を行うまでは)明らかではな

いため終了促進措置に関する内容は単独で周波数移行を行う前提で計画を記載してください

ただし終了促進措置の実施時期については開設指針第九項第4号(一)に定める他の全ての認定

開設者との協議を行う期間も考慮して記載してください

開設計画の申請予定者及び認定開設者に対しては終了促進措置に関する無線局の情報(設置場

所免許人住所使用周波数等)を求めに応じて提供することとしています(法第25条第2項

施行規則第11条の2の3及び別表第2号の2の3)なお申請から提供までに要する期間は2

週間~1か月を見込んでいますまた無線局の情報については電波利用ホームページの「無線

局等情報検索」においてもその一部を公表しています(39ページ参照)

(1)ア(共通的注意事項)を併せて確認してください

イ 「七1 負担可能額」について

開設指針第九項第2号に規定する費用として負担することが可能な金額の総額のみを「timestimes百

万円」のように記載してください

負担可能額の算定に当たっては負担可能額の算定に関する参考資料(35ページ参照)を参考と

してください

負担可能額は600億円以上であることが必要です(開設指針別表第二の九)またここで記載

した負担可能額は競願時の審査基準として用います(開設指針別表第三の一)この審査の際

10億円未満の端数及び1500億円を超える額は切り捨てて審査を行います

実際に認定開設者が負担する費用は負担可能額や600億円1500億円といった額にかかわらず

開設指針及び開設計画にしたがって対象免許人との協議の結果合意した金額を負担する必要が

あります

ウ 「七2 負担可能額に充てる資金の確保の計画及びその根拠」について

開設指針別表第一の四3に関する記載内容に準じて記載してください

資金を確実に確保することができることを証する書類としては例えば実際に申請者の預金口

座の残高として金融機関が証明した書類や金融機関による融資を行う旨を約する書類等を添付し

てください

外国通貨で表示された金額は平成24年4月17日における外国為替の売買相場により日本円に

換算し記載してください(参考日本銀行 外国為替市況 httpwwwbojorjpstatistics

marketforexfxdailyindexhtm)

エ 「七3 終了促進措置の協議を開始及び実施が完了する無線局の割合に関する計画及びその根拠」

について

様式7Aを参考としてFPUと特定ラジオマイクのそれぞれについて都道府県ごとに終了促

進措置の実施の対象となる想定無線局数を記載してくださいまたこの想定無線局数に対する

年度ごとの終了促進措置の協議を開始する無線局の割合及び終了促進措置の実施を完了する

無線局の割合を併せて記載してください

FPU及び特定ラジオマイクの両方について全国で終了促進措置の実施を完了するか又は

終了促進措置の実施と特定基地局の開設について合意するまでは773~803MHzを使用する特定基

地局を設置できませんので留意してください

22

計画の記載に当たっては負担可能額の算定に関する参考資料(35ページ参照)を参考としてく

ださい

例えば特定ラジオマイクの都道府県ごとの無線局の分布割合は全国における無線局の総数の

増減にかかわらず一定であるとする等前提条件を適宜設定した上で計画を記載してください

オ 「七4 窓口の設置周知通知の実施の確保に関する計画」について

認定日から3か月以内に開設指針第九項第4号(一)に定める他の全ての認定開設者との合意を

実施しインターネット等で公表することについて記載してください

上記の認定開設者間の合意日から1か月以内に対象免許人からの問合せに対応する窓口を設置

するため(開設指針第九項第5号(四))例えば窓口の設置時期規模運営方法要員の確保方

法要員に対する終了促進措置に関する事項の教育等に留意し具体的な計画を記載してください

上記の認定開設者間の合意日から6か月以内に終了促進措置の実施の概要(窓口の連絡先及び

対応時間を含みます)について対象免許人に周知を開始するため(開設指針第九項第4号(二))

例えば周知の開始時期継続期間周知内容周知手段等に留意し具体的な計画を記載してくだ

さい

同じく認定開設者間の合意日から6か月以内に終了促進措置の実施の手順について対象免許

人に通知を終わらせるため(開設指針第九項第4号(三))の例えば通知の実施時期通知内容

通知手段等に留意し具体的な計画を記載してくださいまた通知の内容については終了促進

措置の実施に関する透明性の確保のためインターネット等により公表することが義務付けられて

(開設指針第九項第5号(五))いますのでその点についても留意して記載してください

カ 「七5 第九項第五号(一)及び(二)に規定する事項の遵守を示す旨」について

開設指針の一部改正の告示のときから認定を受けるまでの間開設指針第九項第2号に規定する

対象免許人及び同項第4号(四)に規定する免許人団体に対し認定開設者が行う同項第二号に規定

する費用の負担に関する協議調整等を一切行っていない場合は「開設指針第九項第五号(一)に

規定する事項を遵守しています」等と記載してください

開設指針の一部改正の告示のときから認定を受けるまでの間他の全ての申請者に対し終了促

進措置の実施に係る開設指針第九項第4号(一)の実施方法について協議調整等を一切行ってはな

らないため当該実施方法について申請書の提出までに協議調整等を行った者がいるときはそ

の者の氏名又は名称(協議調整等を行った者がいない場合はその旨)を具体的に記載してくださ

いまた併せて申請書の提出から認定を受けるまでの間について「開設指針第九項第五号(二)

に規定する事項を遵守します」等と宣言してください

キ 「七6 協議及び合意の方法に関する計画」について

開設指針第九項第4号(四)及び(五)を踏まえて次の対象者に対する例えば協議の実施時期

内容方法合意事項の確認方法等の協議及び合意に関する計画を具体的に記載してください

FPUの無線局の免許人

特定ラジオマイクの無線局の免許人

免許人団体

FPU及び特定ラジオマイクの無線局の免許人が終了促進措置を行うまでの間にFPU及び特定ラジ

オマイクの無線局と周波数共用を実施することとする場合は共用条件及び当該条件の根拠等につ

いて記載してください

23

その他協議及び合意の方法に関して記載事項があれば例えば次の事項を遵守する旨や当該事

項に関連する内容等を記載してください

免許人団体との協議及び終了促進措置の対象免許人との合意の実施方法について認定日から3

か月以内に他の全ての認定開設者と協議し合意すること

終了促進措置の対象免許人から協議の申入れがあった場合に遅滞なく協議を開始すること

終了促進措置に関する費用の負担の公正が確保されるように十分に配意すること

(終了促進措置に免許人団体が関与する場合は当該免許人団体は対価を受けてはならないこと)

協議の合意書面等については全ての認定開設者及び対象免許人が記名押印等すること

合意書面等を認定の有効期間中保管し総務大臣の求めに応じて速やかに写しを提出すること

ク 「七7 対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体制の整

備その他必要な措置に関する計画」について

終了促進措置に関して対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図る

ための体制の整備その他必要な措置に関する計画を具体的に記載してください

ここでの記載内容は競願時の審査基準として用います(開設指針別表第三の三1)

(8) 「八 電波の能率的な利用の確保に関する事項」について 特定基地局の無線設備に用いる技術(適応多値変調及び空間多重技術など)について記載してく

ださい(開設指針第八項)またこれと区別して例えば次に示すような携帯無線通信を行う無

線局の周波数に係る取組についてもその技術方策の導入時期に留意し記載してください(開

設指針別表第二の十)

陸上移動局(携帯電話端末)の無線設備に用いる技術

特定基地局以外の携帯無線通信を行う無線局がある場合はその無線局に導入する技術

技術以外のサービス運用(小セル化多セクタ化等)により電波を能率的な利用を確保する方策

学術資料等の添付をもって記載に代える場合はその旨を記載し添付してください

(9) 「九 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与に関する事項」について 開設指針又は平成21年総務省告示第248号(39世代移動通信システムの導入のための特定基地局

の開設指針)に係る開設計画の認定を受けていない電気通信事業者に対する卸電気通信役務の提供

又は電気通信事業者間の接続その他の方法による特定基地局の利用を促進するための計画を具体

的に記載してください

ここでの記載内容は競願時の審査基準として用います(開設指針別表第三の三2(一))

(10) 「十 申請者の条件に関する事項」について 開設指針別表第二の十一の要件(申請者及びその関係者が申請を重複して行っていないこと)

に適合している場合は「開設指針別表第二の十一の要件に適合しています」等と記載してくださ

いなお開設指針別表第二の十一の要件とは具体的には申請者と次の者が申請を重複して行

っていないことです

申請者自身

申請者(法人団体)の役員(役員に相当する者を含みます)

24

申請者(法人団体)との議決権の関係が3分の1以上の繋がりとなるもの(親会社子会社

兄弟会社等のほか祖父母孫いとこ甥姪等の関係に相当するものも含みます)

申請者が法人団体である場合は次の書類を添付してください

申請者の役員(役員に相当する者を含みます)を示す書類(役員名簿等)

申請者が3分の1以上の議決権を保有する者及び申請者の議決権を3分の1以上保有する

者の氏名又は名称と議決権比率を記した一覧(それらの者が更に議決権の3分の1以上を保有

され又は保有する者がいる場合はその者の一覧を可能な限り順次付すこと)

開設指針別表第二の十一の要件に適合していない場合は認定を行うことができません

(11) 「十一 一から十までに定めるもののほか本開設指針に定められた事項に関する申請

者のこれまでの取組の実績並びに計画及びその根拠」について 申請者が他の申請者(申請者と地域ごとに連携する者)と連携して認定の申請を行いこれを

一の申請とみなすことを希望する場合は(開設指針第六項第2号)その旨を記載してください

その他開設指針に関係する事項があれば記載してください

25

第3章 様式 1 様式1A(開設指針別表第一の一1関係)

都道府県 (地方局)

平成24 年度末

平成25 年度末

平成26 年度末

平成27 年度末

平成28 年度末

平成29 年度末

平成30 年度末

平成31 年度末

平成32 年度末

平成33 年度末

平成34 年度末

01 北海道 北海道総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

02 青森県 03 岩手県 04 宮城県 05 秋田県 06 山形県 07 福島県 東北総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 08 茨城県 09 栃木県 10 群馬県 11 埼玉県 12 千葉県 13 東京都 14 神奈川県 19 山梨県

関東総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 15 新潟県 20 長野県

信越総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 16 富山県 17 石川県 18 福井県

北陸総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 21 岐阜県 22 静岡県 23 愛知県 24 三重県

東海総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 25 滋賀県 26 京都府 27 大阪府 28 兵庫県 29 奈良県 30 和歌山県 近畿総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

31 鳥取県 32 島根県 33 岡山県 34 広島県 35 山口県

中国総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 36 徳島県 37 香川県 38 愛媛県 39 高知県

四国総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 40 福岡県 41 佐賀県 42 長崎県 43 熊本県 44 大分県 45 宮崎県 46 鹿児島県 九州総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

47 沖縄県 沖縄総合通信事務所 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

全国 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

注 標題として「基地局(第3世代)」「基地局(屋内等設置第3世代)」「基地局(35世代)」「基地局(屋内等設

置35世代)」「基地局(高度化 35世代)」「基地局(屋内等設置高度化 35世代)」「基地局(39世代5MHz

幅)」「基地局(屋内等設置39世代5MHz幅)」「基地局(39世代10MHz幅)」「基地局(屋内等設置39 世代

10MHz幅)」又は「陸上移動中継局」のいずれかを記載してください

26

2 様式1B(開設指針別表第一の一2及び3関係) 市町村名 人口

エリア 化年度

平成24 年度末

平成25 年度末

平成26 年度末

平成27 年度末

平成28 年度末

平成29 年度末

平成30 年度末

平成31 年度末

平成32 年度末

平成33 年度末

平成34 年度末

札幌市 1913545 函館市 279127 小樽市 131928 旭川市 347095 室蘭市 94535 釧路市 181169 帯広市 168057 別海町 15855 中標津町 23982 標津町 5646 羅臼町 5885

北海道 計 3303435 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

北海道 総合通信局

3303435 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

青森市 299520 弘前市 183473 八戸市 237615 田子町 6175 南部町 19853 階上町 14699 新郷村 2851

青森県 計 764186 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

盛岡市 298348 宮古市 59430 大船渡市 40737 101438 浪江町 20905 葛尾村 1531 新地町 8224 飯舘村 6209

福島県 計 36869 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

東北 総合通信局

1301008 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

水戸市 268750 日立市 193129 土浦市 143839 久米島町 8519 八重瀬町 26681 多良間村 1231 竹富町 3859 与那国町 1657

沖縄県 計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

沖縄 総合通信事務所

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

全国 5252108 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

注 標題として「特定基地局の人口カバー率」又は「39世代移動通信システムの基地局の人口カバー率」のいずれか

を記載してください

27

3 様式4A(開設指針別表第一の四1関係)

区分 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

音声伝送

(39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

音声伝送

(非39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

データ伝送

(39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

データ伝送

(非39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

収入合計(百万円)

注1 区分及び年度は計画の記載にあわせ変更して使用してください

注2 平成30年度以降分については省略しています

28

4 様式4B(開設指針別表第一の四4関係) (単位百万円)

科目 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

収益

電気通信事業営業収益

音声伝送収入

データ伝送収入

その他の収入

附帯事業営業収益(注4)

営業外収益(注5)

費用

電気通信事業営業費用

営業費(注6)

施設保全費(注7)

研究開発費

減価償却費

固定資産除却費

通信設備使用料(注8)

終了促進措置費用(注9)

電波利用料

その他(注10)

租税公課(注11)

附帯事業営業費用(注4)

営業外費用(注5)

法人税等(注11)

当期損益

注1 科目及び年度は計画の記載にあわせ変更して使用してくださいなお各科目にどのような内容を含んで損益計算

を行ったのか明確となるよう補足説明を併せて記載してください

注2 平成30年度以降分については省略しています

注3 特別損失特別利益等により当期損益が収益と費用の差額と合致しない場合はその理由を記載してください

注4 端末販売修理による収入や端末調達による費用等を計上してください

注5 受取利息配当金による収入や支払利息による費用等を計上してください

注6 人件費家賃光熱費旅費等を計上してください

注7 設備の修理による費用等を計上してください

注8 通信設備に係る回線費用家賃光熱費運用保守費等を計上してください

注9 終了促進措置に要する費用を計上してください

注10 アクセスチャージ成約手数料等を計上してください

注11 租税公課は損金に算入できる租税公課を法人税等はそれ以外を計上してください

29

5 様式4C(開設指針別表第一の四4関係) (単位百万円)

区分 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

営業活動によるキャッシュフロー

投資活動によるキャッシュフロー

財務活動によるキャッシュフロー

現金及び現金同等物の期首残高

現金及び現金同等物の期末残高

注1 年度は計画の記載にあわせ変更して使用してください

注2 平成30年度以降分については省略しています

30

6 様式7(開設指針別表第一の七3関係)

都道府県 (地方局名)

想定対象 無線局数

終了促進措置の実施状況

区分 平成24 年度末

平成25 年度末

平成26 年度末

平成27 年度末

平成28 年度末

平成29 年度末

平成30 年度末

01 北海道 0 局 開始

完了

北海道 総合通信局

0 局 開始

完了

02 青森県 0 局 開始

完了

03 岩手県 0 局 開始

完了

45 宮崎県 0 局 開始

完了

46 鹿児島県 0 局 開始

完了

九州 総合通信局

0 局 開始

完了

47 沖縄県 0 局 開始

完了

沖縄 総合通信事務所

0 局 開始

完了

全国 0 局 開始

完了

注1 標題として「開設指針第九項第1号(一)に掲げる無線局(FPU)」又は「開設指針第九項第1号(二)に掲げる無

線局(特定ラジオマイク)」のいずれかを記載してください

注2 無線局の無い都道府県については行自体を省略して構いません

注3 想定対象無線局数は終了促進措置の実施を行う予定の無線局数を記載してください

注4 実施状況は年度末時点の終了促進措置の協議を開始した又は実施を完了した無線局数(累計数)を想

定対象無線局数で除した値を小数点以下第2位を四捨五入した百分率で記載してください

31

第4章 参考資料 1 開設指針の骨子

(1) 特定基地局の範囲 第3世代35世代及び39世代移動通信システムの基地局及び陸上移動中継局で下記(2)の周

波数を使用するものとする

(2) 使用する周波数 全国において773MHzを超え803MHz以下の周波数(平成24年7月25日以降に限る)とする

ただし当該周波数はFPU及び特定ラジオマイク(デジタル特定ラジオマイクを含む以下同じ)

が使用しており周波数割当計画において使用の期限が平成31年3月31日と定められている

(3) 特定基地局の配置及び開設時期 認定から7年後の年度末までに各総合通信局の管轄区域内の人口カバー率が80以上になるよ

うに特定基地局を配置しなければならない

認定から7年後の年度末までに39世代移動通信システム(占有周波数帯幅10MHz以上)の特定

基地局の運用を開始しなければならない

(4) 電波の能率的な利用を確保するための技術の導入 適応多値変調及び空間多重技術その他の電波の能率的な利用を確保するための技術を用いなけれ

ばならない

(5) 終了促進措置 ア 対象となる無線局

認定開設者は次の①及び②の無線局の周波数の使用を周波数割当計画における使用期限(平成31

年3月31日)前に終了させるため次の①及び②の無線局を対象として終了促進措置を実施しなけれ

ばならない

① 770MHzを超え806MHz以下の周波数を使用するFPUの無線局

② 770MHzを超え806MHz以下の周波数を使用する特定ラジオマイクの無線局

イ 終了促進措置により認定開設者が負担する費用

全ての認定開設者は対象免許人との合意に基づき終了促進措置として次に掲げる費用の全部

を連帯して負担しなければならない

① 無線設備及びこれに附属する設備(受信設備伝送路設備等)の取得に要する費用

② 上記①の設備の変更の工事に要する費用

ウ 終了促進措置の実施に関する事項

① 認定開設者は②及び③に掲げる事項及び終了促進措置に係る既存免許人との合意について他

の全ての認定開設者と共同して実施することとしそれらの実施方法について認定から3か月以

内に他の認定開設者と協議し合意することなお終了促進措置に要した費用について1の認

定開設者が負担する金額は当該費用の総額を認定開設者の数で除した額とすること

32

② ①の合意の日から6か月以内に終了促進措置の実施の概要を対象免許人に周知しかつ終

了促進措置の実施手順を免許人に通知すること

③ ②の実施前に免許人団体(FPU又は特定ラジオマイクの免許人を構成員としている団体)と

の間で②の事項の実施について協議を行うこと

④ FPU及び特定ラジオマイクの免許人との間で終了促進措置の内容(周波数移行のために行う

措置の内容実施時期並びに費用負担の範囲方法実施時期及び対象免許人の無線局の廃止又

は変更を行うまでの間に特定基地局と周波数を共用する場合は当該共用の条件等)について協議

を行うこと

⑤ 認定開設者は④の協議の申し入れがあった場合は遅滞なく協議を開始すること

エ 終了促進措置の実施に関する透明性の確保に関する事項

① 開設計画の申請者は認定までの間対象免許人と終了促進措置に関する費用の負担に関す

る協議調整等を一切行わないこと

② 開設計画の申請者は認定までの間他の全ての申請者と終了促進措置に係るウ①の実施方

法について協議調整等を一切行わないこと

③ 認定開設者はウ①の協議により他の全ての認定開設者と合意したときはその合意の内容を

示す書面の写しを速やかに総務大臣に提出するとともにその内容をインターネット等により公

表すること

④ 認定開設者はウ①の合意の日から1月以内に終了促進措置の実施に関する対象免許人から

の問合せに対応するための窓口を設置すること

⑤ 認定開設者はウ②の通知の内容をインターネット等により公表すること

⑥ 認定開設者は終了促進措置に関する費用の負担の公正が確保されるよう十分に配意し免許

人団体は終了促進措置の実施に関する協議に関与したことに対して認定開設者及び対象免許人

から対価を受けてはならないこと

⑦ 認定開設者はウ④の協議による合意内容を書面又は電磁的記録で確認し認定の有効期間

中保管し総務大臣の求めに応じて速やかにその写しを提出すること

⑧ 認定開設者は四半期ごとに終了促進措置を実施した無線局数やその費用等の実施状況を示

す書類を総務大臣に提出すること

オ その他の事項

総務大臣はエ⑧により提出された書類について適切に終了促進措置が実施されていることを

確認し書類概要及び確認結果をインターネット等で公表するものとする

認定開設者は対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体

制の整備等必要な措置を講ずるよう努めなければならない

33

(6) 開設計画の認定等 ア 申請できる周波数幅

申請できる周波数帯幅は10MHzとし希望する周波数の範囲として773MHzを超え783MHz以下

783MHzを超え793MHz以下及び793MHzを超え803MHz以下の周波数を希望する順に開設計画に記載する

こと

イ 絶対審査基準競願時審査基準

絶対審査基準に掲げる要件について審査を行い要件全てに適合する申請に対して認定を行う

ただし要件を満たす申請(900MHz帯認定開設者のものを除く)が3の場合は当該申請に対して

するものとし4以上の場合には競願時審査基準に掲げる各順序に従い基準に適合する申請の数

が3になるまで審査を行う

(ア) 絶対審査基準

特定基地局の設置場所確保設備調達及び設置工事体制の確保に関する計画を有していること

設備投資等に必要な資金の確保に関する計画及び開設計画の有効期間(10年間)中に単年度黒

字を達成する計画を有していること

負担可能額(終了促進措置に要する費用の負担に充てることが可能な金額の総額)が600億円

以上であり当該負担可能額を確実に確保できること

上記3に掲げる各基準に適合していること 等

(イ) 競願時審査基準

負担可能額(上限1500億円10億円単位)がより大きいこと

認定から7年後の年度末の全国の39世代移動通信システム(占有周波数帯幅10MHz以上)の

特定基地局の人口カバー率(5単位)がより大きいこと

次に掲げる基準への適合の度合いが高いこと

終了促進措置に関する事項について対象免許人との迅速な合意形成を図るための具体的な

対策及び円滑な実施を図るための具体的な体制の整備に関する計画がより充実していること

他の電気通信事業者等多数の者に対して卸電気通信役務の提供電気通信設備の接続(MVNO)

等特定基地局の利用を促進するための具体的な計画がより充実していること

周波数の割当状況(有無及び差違)及びひっ迫状況を勘案して特定基地局を開設して電気

通信事業を行うことが電気通信事業の健全な発達と円滑な運営により寄与すること

ウ その他

各認定開設者の周波数の指定は開設計画に記載した希望する周波数の範囲に基づき行うこの

場合において希望が重複した場合は競願時審査基準に係る審査における基準への適合の度合

いが高い者の希望を優先する

認定開設者は四半期ごとに開設計画に基づく事業の進捗の状況を示す書類を総務大臣に提

出しなければならない

ブースター障害等の防止又は解消に関する計画について開設計画に記載するとともにそれら

に要する費用の負担等当該ブースター障害等の防止又は解消に当たり必要な事項についてあら

かじめ全ての700MHz帯認定開設者間で協議し合意した上で共同して行わなければならない

34

(7) 【参考】絶対審査基準について ア 電波法における規定(法第27条の13第4項)

1 その開設計画が開設指針に照らし適切なものであること

2 その開設計画が確実に実施される見込みがあること

3 開設計画に係る通信系又は放送系に含まれる全ての特定基地局について周波数の割当てが現に

可能であり又は早期に可能となることが確実であると認められること

イ 開設指針における規定

第10項第4号(以下抜粋)

別表第2 開設計画の認定の要件

1 全ての都道府県の区域において特定基地局を整備する計画及びその根拠を有していること

2 開設計画に記載された全ての特定基地局についてその円滑な整備のため設置場所の確保無線設備の調達

及びその整備に係る業者との協力体制の確保に関する計画(ブースター障害等の防止又は解消に関する計画を含

む)及びその根拠を有していること

3 申請者が設置しようとする無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績又は計画を有しかつ特

定基地局の運用に必要な電気通信設備の調達及び工事並びに運用及び保守に関する計画及びその根拠を有してい

ること

4 関係法令の規定に基づき無線従事者の配置方針並びに電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及び

その根拠を有していること

5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑え

るための措置に関する計画(申請者が開設計画の認定を受けたことのある者である場合にあっては当該認定に

係る開設計画に記載されたもの以外のものを含むこと)及びその根拠を有していること

6 特定基地局の運用による電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠を有してお

りかつ当該電気通信事業に係る損益に関する年度ごとの見通しにおいて利益の生じる年度があること

7 法令遵守のための体制の整備平成16年総務省告示第695号(電気通信事業における個人情報保護に関するガイ

ドラインを定める件)に適合した個人情報保護のための体制の整備及び電気通信事業の利用者の利益の保護のた

めの体制の整備に関する計画及びその根拠を有していること

8 既設の無線局等の運用及び電波の監視を阻害する混信その他の妨害を防止するため当該妨害の防止に係る対

応を行う窓口の設置及び特定基地局の設置前に当該設置に係る情報交換若しくは協議の実施又は当該妨害を防止

するための特定基地局の設置における無線設備へのフィルタの追加若しくは無線局の設置場所及び無線設備の空

中線の指向方向の調整の実施による干渉の改善等の措置を行う計画及びその根拠を有していること

9 負担可能額が600億円以上であり当該負担可能額を確実に確保できること

10 申請者に係る携帯無線通信を行う無線局の周波数に係る電波の能率的な利用を確保するための取組に関する計

画及びその根拠を有していること(略)

11 申請者が次の要件を満たしていること(略申請者が複数申請を行ったり申請者である法人の役員等議決

権が3分の1以上の出資関係にある者が申請を行っていないこと)

4 本開設指針に係る開設計画の認定は電波法第27条の13第4項各号並びに第1項第2項及び

第7項から前項まで並びに前各号に規定する事項(骨子中1から6(1)までの事項)並びに別表

第2に規定する要件(以下参照)を満たしている申請に対して行うただし当該申請(945MHz

を超え960MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けている者のものを除

く)の数が3の場合は当該申請に対して認定するものとし3を超える場合は当該申請につい

て別表第3に掲げる順序に従い同表に掲げる基準に適合する申請の数が3となるまで審査した

当該申請に対して認定するものとするなお申請期間内に提出された本開設指針に係る開設計

画の認定の申請については前後なく受け付けたものとして同等に扱い審査を行う

35

2 負担可能額の算定に関する参考資料 開設指針別表第二の九2に規定する負担可能額の最低額(600億円)(以下「下限額」といいます)

及び同別表第三の一に規定する審査対象となる負担可能額の最高額(1500億円)(以下「上限額」とい

います)は以下の方法により算定していますので負担可能額の算定に当たってご参照下さい

以下の平均単価費用は審査に用いる下限額及び上限額を算定するために無線局の類型ごとに想定

したものであり実際の対象免許人と認定開設者との間の協議において用いられる金額又は個別の

無線局に対して認定開設者が負担すべき金額を示すものではありません個別の無線局に対して認定開

設者が負担する金額は対象免許人との協議により決定されるものであり以下の平均単価費用が適

用されるわけではありません

(1) 下限額上限額の基本的な算定方法 ア FPU

無線設備の種類ごとの1無線局当たりの平均単価 times 各区分の無線局数 の合計額

この資料においてFPUとは開設指針第九項第1号(一)の番組素材中継を行う無線局をいいます

イ 特定ラジオマイク

1無線局当たりの平均単価 times 無線局数

この資料において特定ラジオマイクとは開設指針第九項第1号(二)の特定ラジオマイク及びデジタル特

定ラジオマイクをいいます

(2) 1無線局当たりの平均単価等 総務省において実施した既存無線局の免許人及び無線設備の製造業者等に対するヒアリングアンケ

ート結果をもとに次の費用項目(開設指針第九項第3号(一)及び(二))ごとに1無線局当たりの平

均単価を算定しています

無線設備及びその附属設備の取得に要する費用(以下「取得費用」といいます)

無線設備及びその附属設備の変更の工事に要する費用(以下「工事費用」といいます)

以下に記載の単価は千円未満を四捨五入しているため内訳の合算額は内訳の金額の合計額と一致

しないことがあります

ア FPU

無線設備の種類に応じて次の3つの区分を設けそれぞれについて1無線局当たりの平均単価を

算出しました

(ア) 下限額におけるFPUの平均単価

無線設備の種類 平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

2ピースモデル+PA型 131788 千円 123429 千円 8359 千円

一体型モデル(通常型) 115584 千円 115442 千円 142 千円

一体型モデル(超小型) 116521 千円 116379 千円 142 千円

「2ピースモデル+PA型」とは制御部と高周波部が筐体として分離された送信機で必要に応じて出力を増

加させるためのPA(パワーアンプ)が用いられます

36

「一体型モデル」とは制御部と高周波部が一つの筐体に内蔵された送信機で通常型とこれよりさらに小型

化された超小型があります

全ての無線局が2330~2370MHz(以下「23GHz帯」といいます)に対応した無線設備を使用すると想定して

算出したものです

23GHz帯に対応するために増設が必要となる受信機及び伝送路設備(マイクロ波帯FPU送信機送信アンテナ)

の費用を含みます

(イ) 上限額におけるFPUの平均単価

無線設備の種類 平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

2ピースモデル+PA型 186851 千円 178784 千円 8067 千円

一体型モデル(通常型) 164074 千円 163941 千円 133 千円

一体型モデル(超小型) 165949 千円 165816 千円 133 千円

全ての無線局が1240~1300MHz(以下FPUに関する記載において「12GHz帯」といいます)及び23GHz帯に

対応した無線設備を使用すると想定して算出したものです

23GHz帯に対応するために増設が必要となる受信機及び伝送路設備の費用を含みます

イ 特定ラジオマイク

1無線局当たりの平均単価を算出しました

(ア) 下限額における特定ラジオマイクの平均単価

平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

1850 千円 1640 千円 210 千円

全ての無線局が470~710MHz帯の地上テレビジョン放送のホワイトスペース及び710~714MHz帯(以下単に「ホ

ワイトスペース」といいます)に対応した無線設備を使用すると想定して算出したものです

常設でない無線局(複数の場所で使用される無線局をいいます以下同じ)が移行先のホワイトスペースでの

使用を確保するために最小限増設が必要となる無線設備及び附属設備の費用を含みます

(イ) 上限額における特定ラジオマイクの平均単価

平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

5461 千円 5244 千円 217 千円

常設される無線局(固定の一箇所で使用される無線局をいいます)はホワイトスペースに対応した無線設備を

常設でない無線局はホワイトスペースに対応した無線設備及び1240~1260MHz(以下特定ラジオマイクに関す

る記載において「12GHz帯」といいます)に対応した無線設備を使用すると想定して算出したものです

常設でない無線局が移行先のホワイトスペースでの使用を確保するために最大限増設が必要となる無線設備及

び附属設備の費用を含みます

(3) 地域別の無線局数 下限額上限額において想定した無線局数はこれまでの無線局数の変動状況並びに総務省にお

いて実施した既存無線局の免許人及び無線設備の製造業者等に対するヒアリング及びアンケート結果

をもとに総務省において2014(平成26)年度末時点の無線局数を推計したものです(2014(平成26)年

度以降は新たに免許を行わないことを前提として推計しています)

以下の無線局数のうち過去の時点におけるものについては原則として総務省が管理する免許に

係る情報を基にしていますが総務省が管理していない情報については免許人及び無線設備の製造業

37

者等に対する調査結果を基にしているため実際の無線局数と誤差が生じる場合があります

ア FPUの無線局数

(ア) FPUの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)

地域 無線局数

2ピースモデル+PA型 一体型モデル(通常型) 一体型モデル(超小型)

01 北海道 2 局 - -

02 青森県 1 局 - -

04 宮城県 4 局 - -

07 福島県 2 局 - -

13 東京都 42 局 2 局 11 局

18 福井県 1 局 - -

22 静岡県 3 局 - -

23 愛知県 5 局 - -

27 大阪府 9 局 - 3 局

32 島根県 1 局 - -

33 岡山県 2 局 - -

34 広島県 2 局 - -

35 山口県 1 局 - -

37 香川県 1 局 1 局 -

38 愛媛県 2 局 - -

39 高知県 1 局 - -

40 福岡県 5 局 1 局 -

全国 計 84 局 4 局 14 局

無線局数は免許状に記載された常置場所のある都道府県で分類しまた各都道府県における無線設備の種

類ごとの無線局数は免許人に対して調査した結果を基にしています

無線局の移動範囲は各都道府県を超える地域が指定されている場合があります

(イ) 下限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

2ピースモデル+PA型 一体型モデル(通常型) 一体型モデル(超小型)

全国 84 局 4 局 14 局

(ア)の実績値のまま増加しないと想定した無線局数を下限値としています

(ウ) 上限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

2ピースモデル+PA型 一体型モデル(通常型) 一体型モデル(超小型)

全国 87 局 5 局 17 局

(ア)の実績値に免許人に対する調査に基づき2013(平成25)年度末までに増設されると見込まれる無線局数を

加えた数を上限値としています

(ア)の実績値からの都道府県別の増減数は2ピースモデル+PA型が東京都3局増加大阪府1局増加宮城

県1局減少一体型モデル(通常型)が福岡県1局増加一体型モデル(超小型)が東京都1局増加大阪府1

局増加福岡県1局増加です

38

イ 特定ラジオマイクの無線局数

(ア) 特定ラジオマイクの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)

地域 無線局数

地域 無線局数

(内放送事業者

の無線局数)

(内放送事業者

の無線局数)

01 北海道 534 局 306 局 25 滋賀県 124 局 28 局

02 青森県 78 局 78 局 26 京都府 276 局 55 局

03 岩手県 225 局 114 局 27 大阪府 2121 局 871 局

04 宮城県 229 局 184 局 28 兵庫県 552 局 44 局

05 秋田県 120 局 101 局 29 奈良県 106 局 19 局

06 山形県 65 局 64 局 30 和歌山県 15 局 14 局

07 福島県 126 局 106 局 31 鳥取県 46 局 42 局

08 茨城県 93 局 20 局 32 島根県 67 局 33 局

09 栃木県 76 局 42 局 33 岡山県 138 局 85 局

10 群馬県 48 局 25 局 34 広島県 363 局 184 局

11 埼玉県 304 局 22 局 35 山口県 87 局 48 局

12 千葉県 537 局 55 局 36 徳島県 111 局 58 局

13 東京都 9178 局 3570 局 37 香川県 123 局 63 局

14 神奈川県 1157 局 18 局 38 愛媛県 138 局 116 局

19 山梨県 135 局 89 局 39 高知県 67 局 45 局

15 新潟県 157 局 86 局 40 福岡県 742 局 416 局

20 長野県 225 局 86 局 41 佐賀県 27 局 27 局

16 富山県 229 局 86 局 42 長崎県 202 局 126 局

17 石川県 197 局 101 局 43 熊本県 185 局 159 局

18 福井県 97 局 77 局 44 大分県 124 局 75 局

21 岐阜県 64 局 13 局 45 宮崎県 109 局 83 局

22 静岡県 262 局 117 局 46 鹿児島県 129 局 94 局

23 愛知県 952 局 392 局 47 沖縄県 165 局 105 局

24 三重県 71 局 28 局 全国 計 21176 局 8570 局

無線局数は免許状に記載された常置場所のある都道府県で分類しています

無線局の移動範囲は各都道府県を超える地域が指定されている場合があります

免許人に対する調査によると常設でない無線局の割合は約70です

(イ) 下限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

全国 21553 局

(ア)の実績値に免許人に対する調査に基づき2013(平成25)年度末までに増設されると見込まれる無線局数を

加えた数を下限値としています

(ウ) 上限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

全国 23157 局

(ア)の実績値に過去の増減実績を基に算出した増加率(前年比約104倍)により算出した2013(平成25)年度

末までの増加予想数を加えた数を上限値としています

39

3 無線局免許等の検索方法 開設指針に関係する無線局について免許情報を検索することができます電波利用ホームページ(ht

tpwwwtelesoumugojp)から「無線局情報検索」 rarr 「1無線局等情報検索」 rarr 「詳し

く条件を指定する」を順次クリックし「エキスパート検索」画面へアクセスしてください

httpwwwtelesoumugojpmusenSearchServletpageID=2ampSelectID=5へ直接アクセスすることも可能です

次の検索条件で目的の無線局を検索してください

対象無線局 検索条件

FPU 無線局の種別「携帯局」

無線局の目的「放送事業用」

周波数「770~806MHz」1

特定ラジオマイク又は

デジタル特定ラジオマイク

無線局の種別「陸上移動局」

周波数「770~806MHz」12

1 個々の無線局情報の表示において放送事業用の無線局の周波数は100MHz単位での公表としているため「800~

800MHz」と表示されることがありますのでご了承ください

2 個々の無線局情報の表示において占有周波数帯幅が400kHz以下のものが特定ラジオマイク(デジタル特定ラジオ

マイクを含む)ですなお占有周波数帯幅が8MHz以上のもの(平成23年度末時点では1局のみ)はFPUです

検索条件の入力

検索ボタン

40

4 地上デジタル放送の受信障害への対策費用の推計に関する参考資料

(1) 地上デジタル放送の受信障害(受信ブースター干渉)の概要 放送局から遠く離れた場所やビル影また一つのアンテナで複数のテレビ受信機で視聴する場

合等においてはテレビへの入力信号が弱くなり正常に視聴できないことがありますこのとき

受信したテレビ信号を増幅する装置(受信ブースター)によって視聴を確保しています

アンテナがテレビ信号とともにある強さ以上の携帯電

話システムの電波を受信すると受信ブースターが携帯電話

システムの電波も増幅してしまうためテレビ受信機への過

度の入力や受信ブースターの処理能力を超えたことによる

動作不良によりテレビが正常に視聴できない場合がありま

す(受信ブースター干渉)

この受信ブースター干渉に対する主な対策は次のとおりです

不要な帯域(710MHzを超える周波数)を受信しないようフィルタを受信ブースターに挿入

不要な帯域を受信しない受信ブースターに交換

(2) 受信ブースターへの干渉影響の評価 総務省が実施した携帯電話信号による受信ブースターへの干渉影響を評価する以下の実証実験か

ら受信ブースターの耐干渉特性には機種毎のばらつきがあることを確認しました

ア 干渉影響の実証実験方法

機種に依存しない結果を得るため

11機種の受信ブースターに一定入力

レベルの携帯電話(LTE)信号と地上

デジタル放送(ISDB-T)信号を同時に

入力し受信ブースターへの干渉影響

が発生しなくなるまでLTE信号を減衰

させて影響を及ぼす入力レベルを測

定しました

イ 実証実験結果

右図の測定結果より受

信ブースターへの干渉影

響が発生しなくなるLTE信

号入力レベルは次のと

おりでした

最良値-14dBm

中央値-21dBm

最悪値-32dBm

デジタルTV入力レベル-77dBm

確認するTVチャンネル52ch

<実証実験パラメータ> LTE入力信号種別 下り信号のみ

LTE入力信号レベル可変幅 -85dBm ~ -5dBm GB幅 63MHz

LTE下り信号帯域 773MHz ~ 803MHz LTE下り信号送信電力 最大(36dBmMHz)

ISDB-Tダミー波入力 [ダミー波入力ch

あり(7波) [45(46)4748495051(52)] ()のチャンネルを確認する際には入力しない

確認するTVチャンネル 46ch52ch デジタルTV入力レベル -77dBm-39dBm(フルセグ受信)

TV放送局

TV受信機

携帯電話基地局

受信ブースター

携帯電話端末

0

5

10

15

20

25

30

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

-77dBm 46ch -77dBm 52ch -39dBm 46ch -39dBm 52ch

受信ブースター番号

LTE信号入力レベル減衰量(dB

(LTE信号初期入力レベル-

5dB

m)

(デジタルTV入力レベル 確認するTVチャンネル)

-20 -14 -22 -32 -21 -25 -19 -18 -21 -18 -21 LTE信号入力レベル (-77dbm46ch)

受信ブースターへの干渉影響が発生しなくなるLTE信号入力レベル減衰量

41

(3) 受信ブースター対策費用の推計 ア 推計方法

受信障害の原因となる受信ブースターは電波法の規制対象外であり多様な規格があるため実際

に対策が必要となる件数を確定させることは困難ですが以下の方法によりおおよその費用を推計

します

① 一般家庭の受信ブースター設置数をサンプル調査から推計(商業用建物は全建物が受信ブース

ター設置と仮定)

② LTE基地局エリア内の建物の高さや密集度受信ブースターの特性等によって受信障害の発生率

が変わるため(例えば高層建物が密集している地域では携帯電話の電波が遮蔽されるため受信障

害が発生する確率は低くなる)計算機シミュレーション(モンテカルロ法)から受信ブースター

設置建物のうち受信ブースター障害の発生する確率を算出し上記①で推計した受信ブースター設

置建物数に当該確率を乗じて対策対象建物数を推計

③ 上記②により得られた対策対象建物数に1建物あたりの対策費を乗じて対策費用の総額を推計

イ 受信ブースター設置数のサンプル調査

一般家屋については電波伝搬か

ら全国の市区町村を右表の4つの区

分に分類した上で無作為抽出した

1800棟(全国300地区)で受信ブー

スター有無の実態調査を実施し受

信ブースターを用いているブースタ

ー建物率を算出しています

商業建物については一般家屋よりも数が少ないため訪問調査はせず100受信ブースター設

置と仮定しています

<受信ブースター設置数に関するサンプル調査結果>

建物区分 地区区分

TV受信実態調査により得られたサンプル数 ブースター 建物率

受信方法区分 個別受信又は 共同受信かつ 受信ブースターあり

個別受信 ケーブルテレビ 受信

共同受信 衛星受信 のみ

a b c d e edivide(a+b+c+d)

居住建物

大 都 市 (A地区)

135 104 13 0 128 508

地 方 都 市 (B地区)

399 135 6 0 354 656

郊外住宅地 (C地区)

568 146 30 0 534 718

田 園 地 域 (D地区)

174 74 16 0 174 659

商業建物 共 通 - - - - - 100

光テレビ等の通信系受信含む

地区区分 建物面積率 平均建物高 伝搬式 平均セル半径 大 都 市 (A地区)

10以上 20m以上 Ex-HATA Dense Urban

350m

地 方 都 市 (B地区)

10以上 20m未満 Ex-HATA Urban

570m

郊外住宅地 (C地区)

2以上 10未満

- Ex-HATA Suburban

850m

田 園 地 域 (D地区)

2未満 - Ex-HATA Open Area

1200m

42

ウ 干渉影響場所率の計算機シミュレーション

LTE基地局を地区毎の平均

セル半径を反映させて正則

配置しエリア内にTV受信

アンテナが設置された建物

をランダムに分布させた状

態を想定しLTE基地局が最

大電力(30MHz幅全体)で送

信した時の各建物における

干渉量を計算機シミュレー

ションし許容値を上回って

いる確率を干渉影響場所率

として算出しています

なお干渉影響を受ける場所の規模(干渉影響場所率)は受信ブースターの耐干渉特性に大き

く依存しますが実際に設置されている受信ブースターの特性毎のシェアは不明ですので受信ブ

ースターの耐干渉特性としては実証実験で得られた平均的な特性(LTE下り信号入力レベル

-21dBm)を有していると仮定しています

<計算機シュミレーションによって得られた干渉影響場所率>

一般家屋 商業建物

大 都 市 (A地区) 129 66

地 方 都 市 (B地区) 183 347

郊 外 住 宅 地 (C地区) 224 322

田 園 地 域 (D地区) 445 173

エ 受信ブースター対策費用の推計

サンプル調査から推計したブースター建物率計算機シミュレーションから得られた干渉影響場

所率を基に干渉影響を受ける一般家屋及び商業建物の建物数を推計し当該建物数にブースタ

ー対策(受信フィルタ挿入)の費用単価を乗じて受信ブースター対策費用を推計しています

<受信ブースター対策費用の推計結果 (上段一般家屋下段商業建物)>

建物数1

ブースター 建物率

受信ブースター 設置建物数 (a)times(b)

干渉影響 場所率

干渉影響 建物数 (c)times(d)

対策費用2

(e)times5万円

(a) (b) (c) (d)

小計(e)

大 都 市 (A地区)

934万 331万

508 1000

474万 331万

129 66

61万 22万

83万 42億円

地 方 都 市 (B地区)

11770万 216万

656 1000

7721万 216万

183 347

1413万 75万

1488万 744億円

郊外住宅地 (C地区)

12273万 205万

718 1000

8813万 205万

224 322

1974万 66万

2040万 1020億円

田 園 地 域 (D地区)

8158万 -

659 1000

5376万 -

445 173

2392万 -

2392万 1196億円

合 計 33887万 - 23136万 -

6003万 3002億円

1 一般家屋平成20年住宅土地統計調査(総務省)ただし一部市町村で建物数データが存在しないものについては

平成22年住民基本台帳人口世帯数における世帯数を代用としています

商業建物平成20年法人建物調査確報集計結果(国土交通省)ただし都道府県毎に建物所在地を集計しているため

建物数を電波伝搬による4つの区分に分類する際には①大都市②地方都市③郊外住宅地④田園地域の

順に該当する市区町村を含む区分に都道府県を分類して建物合計を集計

2 日本CATV技術協会工数表を参考として標準的な対策費用単価を推計しています

UHFテレビアンテナ

テレビブースタ

テレビ端子

テレビ干渉発生時のイメージ(左)ブロックノイズ(右)ブラックアウト

ブースタの干渉許容レベルP2

LTE基地局

LTE干渉波レベルP1

ランダムに配置した建物ごとにP1>P2となるかどうかを判定し影響場所率α

を算出

建物

43

(4) シミュレーション参考資料 ア (参考)計算機シミュレーションパラメータ

パラメータ名 設定値

周波数帯域 770 MHz

LTE

送信アンテナ利得 140 dBi

送信給電線損失 50 dB

アンテナパタン 情報通信審議会

アンテナパタン(垂直水平)

送信出力 51 dBm (30MHz)

アンテナ高さ 40 m

訪問調査の結果からA~D地区で使われているTV受信アンテナの種類と特徴を抽出してシミュレーションに用いた

イ (参考)受信ブースター対策費用単価の推計

日本CATV技術協会工数表ヒアリング結果等を参考として受信ブースター対策(受信フィルタ

挿入)の平均的な費用単価を推計しています

以下の考え方に基づいて推計を行い一棟あたりの対策費用は5万円と推計

フィルタ接栓の価格は一般流通商品相当額の最低額の80

工事費及び諸経費率は日本CATV技術協会工数表を参考

工事費の技術員単価は建設物価2012年2月号の主要10地区の平均単価を参考

(通信技術員B18200円日通信工14800円日いずれも日当含む)

<一棟あたりの受信フィルタ挿入工事費>

(屋外でアンテナ出力に設置)

一棟あたりの受信フィルタ挿入工事費

(屋内で受信ブースター入力に設置)

名称 金額 備考 名称 金額 備考

1 材料費 10110 円

1 材料費 10110 円

受信フィルター 8000 円 一般流通商品相当額

の最低額の80

受信フィルター 8000 円 一般流通商品相当額

の最低額の80 接栓 1630 円 接栓 1630 円

消耗品諸材料 480 円

消耗品諸材料 480 円

2 工事費 7280 円

2 工事費 11020 円

通信技術員B 1820 円 01人日日当含む 通信技術員B 3640 円 02人日日当含む

通信工 2960 円 02人日日当含む 通信工 4880 円 033人日日当含む

車両費 2500 円

車両費 2500 円

3 報告書作成 6600 円

3 報告書作成 6600 円

4 諸経費 22660 円

4 諸経費 12230 円

安全対策費 14800 円

安全対策費 4440 円

現場経費 2940 円 (1+2)times169 現場経費 3570 円 (1+2)times169

一般管理費 4920 円

一般管理費 4220 円

5 消費税 2330 円 (1~4)times5 5 消費税 2000 円 (1~4)times5

総合計 48980 円

総合計 41960 円

パラメータ名 設定値

TV

受信アンテナ利得 下表に記載

受信給電線損失 下表に記載

許容受信電力 -21 dBm

アンテナ高さ 下表に記載

アンテナパタン それぞれのアンテナのパタンを使用

シミュレーション条件 3セクタベストレイアウト

19セルラップアラウンド

8素子 14素子 20素子 高性能型 14素子

高性能型 20素子 平面アンテナ 室内アンテナ その他

使用される

アンテナの割合

大 都 市 (A地区) 07 170 674 59 52 37 0 0 地 方 都 市 (B地区) 0 371 521 43 50 08 0 08 郊 外 住 宅 地 (C地区) 02 380 479 40 83 05 0 11 田 園 地 域 (D地区) 11 425 339 11 126 17 0 69

平均

アンテナ高さ

大 都 市 (A地区) 8 m 8 m 11 m 7 m 13 m 10 m - - 地 方 都 市 (B地区) - 8 m 8 m 8 m 10 m 7 m - 5 m 郊 外 住 宅 地 (C地区) 7 m 7 m 7 m 7 m 7 m 7 m - 7 m 田 園 地 域 (D地区) 8 m 7 m 7 m 7 m 7 m 7 m - 7 m

アンテナ利得 915 dBi 1265 dBi 1435 dBi 1475 dBi 1645 dBi 835 dBi - 1035 dBi

給電線損失 2 dB 2 dB 2 dB 2 dB 2 dB 2 dB - 2 dB

44

ウ (参考)地域ごとの電波伝搬区分

電波伝搬から全国の都道府県及び市区町村を4つの区分に分類した結果は次のとおりですなお大

都市地方都市郊外住宅地及び田園地域のそれぞれの地区をABC及びDと表記しています

北海道 A

札幌市中央区 A

札幌市北区 B

札幌市東区 B

札幌市白石区 B

札幌市豊平区 B

札幌市南区 C

札幌市西区 B

札幌市厚別区 B

札幌市手稲区 B

札幌市清田区 B

函館市 C

小樽市 C

旭川市 C

室蘭市 C

釧路市 C

帯広市 D

北見市 D

夕張市 D

岩見沢市 D

網走市 D

留萌市 D

苫小牧市 C

稚内市 D

美唄市 D

芦別市 D

江別市 C

赤平市 D

紋別市 D

士別市 D

名寄市 D

三笠市 D

根室市 D

千歳市 D

滝川市 D

砂川市 D

歌志内市 D

深川市 D

富良野市 D

登別市 C

恵庭市 C

伊達市 D

北広島市 C

石狩市 D

北斗市 D

当別町 D

新篠津村 D

松前町 D

福島町 D

知内町 D

木古内町 D

七飯町 D

鹿部町 D

森町 D

八雲町 D

長万部町 D

江差町 D

上ノ国町 D

厚沢部町 D

乙部町 D

奥尻町 D

今金町 D

せたな町 D

島牧村 D

寿都町 D

黒松内町 D

蘭越町 D

ニセコ町 D

真狩村 D

留寿都村 D

喜茂別町 D

京極町 D

倶知安町 D

共和町 D

岩内町 C

泊村 D

神恵内村 D

積丹町 D

古平町 D

仁木町 D

余市町 D

赤井川村 D

南幌町 D

奈井江町 D

上砂川町 C

由仁町 D

長沼町 D

栗山町 D

月形町 D

浦臼町 D

新十津川町 D

妹背牛町 D

秩父別町 D

雨竜町 D

北竜町 D

沼田町 D

鷹栖町 D

東神楽町 D

当麻町 D

比布町 D

愛別町 D

上川町 D

東川町 D

美瑛町 D

上富良野町 D

中富良野町 D

南富良野町 D

占冠村 D

和寒町 D

剣淵町 D

下川町 D

美深町 D

音威子府村 D

中川町 D

幌加内町 D

増毛町 D

小平町 D

苫前町 D

羽幌町 D

初山別村 D

遠別町 D

天塩町 D

猿払村 D

浜頓別町 D

中頓別町 D

枝幸町 D

豊富町 D

礼文町 D

利尻町 D

利尻富士町 D

幌延町 D

美幌町 D

津別町 D

斜里町 D

清里町 D

小清水町 D

訓子府町 D

置戸町 D

佐呂間町 D

遠軽町 D

湧別町 D

滝上町 D

興部町 D

西興部村 D

雄武町 D

大空町 D

豊浦町 D

壮瞥町 D

白老町 D

厚真町 D

洞爺湖町 D

安平町 D

むかわ町 D

日高町 D

平取町 D

新冠町 D

浦河町 D

様似町 D

えりも町 D

新ひだか町 D

音更町 D

士幌町 D

上士幌町 D

鹿追町 D

新得町 D

清水町 D

芽室町 D

中札内村 D

更別村 D

大樹町 D

広尾町 D

幕別町 D

池田町 D

豊頃町 D

本別町 D

足寄町 D

陸別町 D

浦幌町 D

釧路町 D

厚岸町 D

浜中町 D

標茶町 D

弟子屈町 D

鶴居村 D

白糠町 D

別海町 D

中標津町 D

標津町 D

羅臼町 D

青森県 C

青森市 C

弘前市 D

八戸市 C

黒石市 D

五所川原市 D

十和田市 D

三沢市 D

むつ市 D

つがる市 D

平川市 D

平内町 D

今別町 D

蓬田村 D

外ヶ浜町 D

鰺ヶ沢町 D

深浦町 D

西目屋村 D

藤崎町 D

大鰐町 D

田舎館村 D

板柳町 D

鶴田町 D

中泊町 D

野辺地町 D

七戸町 D

六戸町 D

横浜町 D

東北町 D

六ヶ所村 D

おいらせ町 D

大間町 D

東通村 D

風間浦村 D

佐井村 D

三戸町 D

五戸町 D

田子町 D

南部町 D

階上町 D

新郷村 D

岩手県 C

盛岡市 C

宮古市 D

大船渡市 C

花巻市 D

北上市 D

久慈市 D

遠野市 D

一関市 D

陸前高田市 D

釜石市 C

二戸市 D

八幡平市 D

奥州市 D

雫石町 D

葛巻町 D

岩手町 D

滝沢村 D

紫波町 D

矢巾町 D

西和賀町 D

金ケ崎町 D

平泉町 D

藤沢町 D

住田町 D

大槌町 D

山田町 D

岩泉町 D

田野畑村 D

普代村 D

軽米町 D

野田村 D

九戸村 D

洋野町 D

一戸町 D

宮城県 B

仙台市青葉区 B

仙台市宮城野区 B

仙台市若林区 B

仙台市太白区 B

仙台市泉区 B

石巻市 D

塩竈市 B

気仙沼市 C

白石市 D

名取市 C

角田市 D

多賀城市 B

岩沼市 C

登米市 D

栗原市 D

東松島市 D

大崎市 D

蔵王町 D

七ヶ宿町 D

大河原町 C

村田町 D

柴田町 C

川崎町 D

丸森町 D

亘理町 D

山元町 D

松島町 D

七ヶ浜町 C

利府町 C

大和町 D

大郷町 D

富谷町 C

大衡村 D

色麻町 D

加美町 D

涌谷町 D

美里町 D

女川町 C

南三陸町 D

秋田県 C

秋田市 C

能代市 D

横手市 D

大館市 D

男鹿市 D

湯沢市 D

鹿角市 D

由利本荘市 D

潟上市 D

大仙市 D

北秋田市 D

にかほ市 D

仙北市 D

小坂町 D

上小阿仁村 D

藤里町 D

三種町 D

八峰町 D

五城目町 D

八郎潟町 D

井川町 D

大潟村 D

美郷町 D

羽後町 D

東成瀬村 D

山形県 C

山形市 C

米沢市 C

鶴岡市 D

酒田市 D

新庄市 D

寒河江市 D

上山市 D

村山市 D

長井市 D

天童市 C

東根市 D

尾花沢市 D

南陽市 D

山辺町 D

中山町 D

河北町 D

西川町 D

朝日町 D

大江町 D

大石田町 D

金山町 D

最上町 D

舟形町 D

真室川町 D

大蔵村 D

鮭川村 D

戸沢村 D

高畠町 D

川西町 D

小国町 D

白鷹町 D

飯豊町 D

三川町 D

庄内町 D

遊佐町 D

福島県 C

福島市 C

会津若松市 C

郡山市 C

いわき市 C

白河市 D

須賀川市 D

喜多方市 D

相馬市 D

二本松市 D

田村市 D

南相馬市 D

伊達市 D

本宮市 D

桑折町 D

国見町 D

川俣町 D

大玉村 D

鏡石町 D

天栄村 D

下郷町 D

檜枝岐村 D

只見町 D

南会津町 D

北塩原村 D

西会津町 D

磐梯町 D

猪苗代町 D

会津坂下町 D

湯川村 D

柳津町 D

三島町 D

金山町 D

昭和村 D

会津美里町 D

西郷村 D

泉崎村 D

中島村 D

矢吹町 D

棚倉町 D

矢祭町 D

塙町 D

鮫川村 D

石川町 D

玉川村 D

平田村 D

浅川町 D

古殿町 D

三春町 D

小野町 D

広野町 D

楢葉町 D

富岡町 D

川内村 D

大熊町 D

双葉町 D

浪江町 D

葛尾村 D

新地町 D

飯舘村 D

茨城県 C

水戸市 C

日立市 C

土浦市 C

古河市 C

石岡市 D

結城市 D

龍ケ崎市 C

下妻市 D

常総市 D

常陸太田市 D

高萩市 C

北茨城市 C

笠間市 D

取手市 C

牛久市 C

つくば市 C

ひたちなか市 C

鹿嶋市 C

潮来市 D

守谷市 C

常陸大宮市 D

那珂市 D

筑西市 D

坂東市 D

稲敷市 D

かすみがうら市 D

桜川市 D

神栖市 D

行方市 D

鉾田市 D

つくばみらい市 D

小美玉市 D

茨城町 D

大洗町 C

城里町 D

東海村 C

大子町 D

美浦村 D

阿見町 C

河内町 D

八千代町 D

五霞町 D

境町 D

利根町 D

栃木県 C

宇都宮市 C

足利市 C

栃木市 D

佐野市 C

鹿沼市 C

日光市 D

小山市 C

真岡市 D

大田原市 D

矢板市 D

那須塩原市 D

さくら市 D

那須烏山市 D

下野市 C

上三川町 D

西方町 D

益子町 D

茂木町 D

市貝町 D

芳賀町 D

壬生町 D

野木町 C

岩舟町 D

塩谷町 D

高根沢町 D

那須町 D

那珂川町 D

群馬県 C

前橋市 C

高崎市 C

桐生市 C

伊勢崎市 C

太田市 C

沼田市 D

館林市 C

渋川市 C

藤岡市 C

富岡市 D

安中市 D

みどり市 C

榛東村 C

吉岡町 C

上野村 D

神流町 D

下仁田町 D

南牧村 D

甘楽町 D

中之条町 D

長野原町 D

嬬恋村 D

草津町 D

高山村 D

東吾妻町 D

片品村 D

川場村 D

昭和村 D

みなかみ町 D

玉村町 C

板倉町 D

明和町 D

千代田町 D

大泉町 C

邑楽町 C

埼玉県 B

さいたま市西区 C

さいたま市北区 B

さいたま市大宮区 B

さいたま市見沼区 B

さいたま市中央区 B

さいたま市桜区 B

さいたま市浦和区 B

さいたま市南区 B

さいたま市緑区 B

さいたま市岩槻区 C

川越市 B

熊谷市 C

川口市 B

行田市 C

秩父市 C

所沢市 B

飯能市 C

加須市 C

本庄市 C

東松山市 C

春日部市 B

狭山市 B

羽生市 C

鴻巣市 C

深谷市 C

上尾市 B

草加市 B

越谷市 B

蕨市 B

戸田市 B

入間市 B

鳩ヶ谷市 B

朝霞市 B

志木市 B

和光市 B

新座市 B

桶川市 B

久喜市 C

北本市 B

八潮市 B

富士見市 B

三郷市 B

蓮田市 C

坂戸市 B

幸手市 C

鶴ヶ島市 B

日高市 C

吉川市 C

ふじみ野市 B

伊奈町 C

三芳町 B

毛呂山町 C

越生町 C

滑川町 D

嵐山町 C

小川町 C

川島町 D

吉見町 D

鳩山町 C

ときがわ町 C

横瀬町 C

皆野町 D

長瀞町 C

小鹿野町 D

東秩父村 D

美里町 D

神川町 D

上里町 C

寄居町 C

宮代町 C

白岡町 C

杉戸町 C

松伏町 C

千葉県 A

千葉市中央区 B

千葉市花見川区 B

千葉市稲毛区 B

千葉市若葉区 C

千葉市緑区 C

千葉市美浜区 A

銚子市 C

市川市 B

船橋市 B

館山市 C

木更津市 C

松戸市 B

野田市 C

茂原市 C

成田市 C

佐倉市 C

東金市 C

旭市 D

習志野市 B

柏市 B

勝浦市 C

市原市 C

流山市 B

八千代市 B

我孫子市 B

鴨川市 D

鎌ケ谷市 B

君津市 C

富津市 D

45

浦安市 A

四街道市 C

袖ケ浦市 C

八街市 C

印西市 C

白井市 C

富里市 C

南房総市 D

匝瑳市 D

香取市 D

山武市 D

いすみ市 D

酒々井町 C

栄町 C

神崎町 D

多古町 D

東庄町 D

大網白里町 C

九十九里町 C

芝山町 D

横芝光町 D

一宮町 C

睦沢町 D

長生村 D

白子町 D

長柄町 D

長南町 D

大多喜町 D

御宿町 C

鋸南町 D

東京都 A

千代田区 A

中央区 A

港区 A

新宿区 A

文京区 A

台東区 A

墨田区 A

江東区 A

品川区 A

目黒区 B

大田区 B

世田谷区 B

渋谷区 A

中野区 B

杉並区 B

豊島区 B

北区 B

荒川区 B

板橋区 B

練馬区 B

足立区 B

葛飾区 B

江戸川区 B

八王子市 B

立川市 B

武蔵野市 B

三鷹市 B

青梅市 B

府中市 B

昭島市 B

調布市 B

町田市 B

小金井市 B

小平市 B

日野市 B

東村山市 B

国分寺市 B

国立市 B

福生市 B

狛江市 B

東大和市 B

清瀬市 B

東久留米市 B

武蔵村山市 B

多摩市 B

稲城市 B

羽村市 B

あきる野市 C

西東京市 B

瑞穂町 C

日の出町 C

檜原村 D

奥多摩町 D

大島町 D

利島村 D

新島村 D

神津島村 D

三宅村 D

御蔵島村 D

八丈町 D

青ヶ島村 D

小笠原村 D

神奈川県 A

横浜市鶴見区 B

横浜市神奈川区 B

横浜市西区 A

横浜市中区 A

横浜市南区 B

横浜市保土ケ谷区 B

横浜市磯子区 B

横浜市金沢区 B

横浜市港北区 B

横浜市戸塚区 B

横浜市港南区 B

横浜市旭区 B

横浜市緑区 B

横浜市瀬谷区 B

横浜市栄区 B

横浜市泉区 B

横浜市青葉区 B

横浜市都筑区 B

川崎市川崎区 B

川崎市幸区 A

川崎市中原区 B

川崎市高津区 B

川崎市多摩区 B

川崎市宮前区 B

川崎市麻生区 B

相模原市緑区 C

相模原市中央区 B

相模原市南区 B

横須賀市 B

平塚市 B

鎌倉市 B

藤沢市 B

小田原市 C

茅ヶ崎市 B

逗子市 B

三浦市 C

秦野市 B

厚木市 B

大和市 B

伊勢原市 B

海老名市 B

座間市 B

南足柄市 C

綾瀬市 B

葉山町 B

寒川町 B

大磯町 C

二宮町 B

中井町 D

大井町 C

松田町 C

山北町 D

開成町 C

箱根町 C

真鶴町 C

湯河原町 B

愛川町 C

清川村 D

新潟県 B

新潟市北区 D

新潟市東区 B

新潟市中央区 B

新潟市江南区 C

新潟市秋葉区 C

新潟市南区 D

新潟市西区 C

新潟市西蒲区 D

長岡市 D

三条市 D

柏崎市 D

新発田市 D

小千谷市 D

加茂市 D

十日町市 D

見附市 D

村上市 D

燕市 D

糸魚川市 D

妙高市 D

五泉市 D

上越市 D

阿賀野市 D

佐渡市 D

魚沼市 D

南魚沼市 D

胎内市 D

聖籠町 D

弥彦村 D

田上町 D

阿賀町 D

出雲崎町 D

湯沢町 D

津南町 D

刈羽村 D

関川村 D

粟島浦村 D

富山県 C

富山市 C

高岡市 C

魚津市 D

氷見市 D

滑川市 D

黒部市 D

砺波市 D

小矢部市 D

南砺市 D

射水市 C

舟橋村 C

上市町 D

立山町 D

入善町 D

朝日町 D

石川県 B

金沢市 C

七尾市 D

小松市 C

輪島市 D

珠洲市 D

加賀市 C

羽咋市 D

かほく市 C

白山市 D

能美市 C

川北町 D

野々市町 B

津幡町 D

内灘町 C

志賀町 D

宝達志水町 D

中能登町 D

穴水町 D

能登町 D

福井県 C

福井市 C

敦賀市 C

小浜市 C

大野市 D

勝山市 D

鯖江市 C

あわら市 D

越前市 C

坂井市 D

永平寺町 C

池田町 D

南越前町 D

越前町 D

美浜町 D

高浜町 D

おおい町 D

若狭町 D

山梨県 B

甲府市 B

富士吉田市 C

都留市 C

山梨市 D

大月市 C

韮崎市 D

南アルプス市 C

北杜市 D

甲斐市 C

笛吹市 C

上野原市 C

甲州市 D

中央市 C

市川三郷町 D

早川町 D

身延町 D

南部町 D

富士川町 C

昭和町 C

道志村 D

西桂町 C

忍野村 C

山中湖村 D

鳴沢村 D

富士河口湖町 D

小菅村 D

丹波山村 D

長野県 C

長野市 C

松本市 C

上田市 C

岡谷市 C

飯田市 C

諏訪市 C

須坂市 C

小諸市 D

伊那市 D

駒ヶ根市 C

中野市 D

大町市 D

飯山市 D

茅野市 C

塩尻市 C

佐久市 D

千曲市 C

東御市 D

安曇野市 D

小海町 D

川上村 D

南牧村 D

南相木村 D

北相木村 D

佐久穂町 D

軽井沢町 D

御代田町 D

立科町 D

青木村 D

長和町 D

下諏訪町 C

富士見町 D

原村 D

辰野町 C

箕輪町 C

飯島町 D

南箕輪村 C

中川村 D

宮田村 D

松川町 D

高森町 D

阿南町 D

阿智村 D

平谷村 D

根羽村 D

下條村 D

売木村 D

天龍村 D

泰阜村 D

喬木村 D

豊丘村 D

大鹿村 D

上松町 D

南木曽町 D

木祖村 D

王滝村 D

大桑村 D

木曽町 D

麻績村 D

生坂村 D

山形村 D

朝日村 D

筑北村 D

池田町 D

松川村 D

白馬村 D

小谷村 D

坂城町 C

小布施町 D

高山村 D

山ノ内町 D

木島平村 D

野沢温泉村 D

信濃町 D

小川村 D

飯綱町 D

栄村 D

岐阜県 B

岐阜市 B

大垣市 C

高山市 D

多治見市 C

関市 C

中津川市 D

美濃市 C

瑞浪市 C

羽島市 C

恵那市 D

美濃加茂市 C

土岐市 C

各務原市 C

可児市 C

山県市 D

瑞穂市 C

飛騨市 D

本巣市 D

郡上市 D

下呂市 D

海津市 D

岐南町 B

笠松町 C

養老町 D

垂井町 C

関ケ原町 D

神戸町 C

輪之内町 D

安八町 D

揖斐川町 D

大野町 D

池田町 C

北方町 B

坂祝町 C

富加町 D

川辺町 C

七宗町 D

八百津町 D

白川町 D

東白川村 D

御嵩町 C

白川村 D

静岡県 B

静岡市葵区 D

静岡市駿河区 B

静岡市清水区 C

浜松市中区 B

浜松市東区 B

浜松市西区 C

浜松市南区 B

浜松市北区 D

浜松市浜北区 C

浜松市天竜区 D

沼津市 C

熱海市 B

三島市 B

富士宮市 C

伊東市 C

島田市 C

富士市 C

磐田市 C

焼津市 C

掛川市 C

藤枝市 C

御殿場市 C

袋井市 C

下田市 C

裾野市 C

湖西市 C

伊豆市 D

御前崎市 D

菊川市 D

伊豆の国市 C

牧之原市 D

東伊豆町 C

河津町 D

南伊豆町 D

松崎町 D

西伊豆町 C

函南町 C

清水町 B

長泉町 C

小山町 D

吉田町 C

川根本町 D

森町 D

愛知県 A

名古屋市千種区 B

名古屋市東区 A

名古屋市北区 A

名古屋市西区 B

名古屋市中村区 B

名古屋市中区 A

名古屋市昭和区 B

名古屋市瑞穂区 B

名古屋市熱田区 A

名古屋市中川区 B

名古屋市港区 B

名古屋市南区 B

名古屋市守山区 B

名古屋市緑区 B

名古屋市名東区 B

名古屋市天白区 B

豊橋市 C

岡崎市 C

一宮市 B

瀬戸市 B

半田市 B

春日井市 B

豊川市 C

津島市 B

碧南市 C

刈谷市 B

豊田市 C

安城市 C

西尾市 C

蒲郡市 C

犬山市 C

常滑市 C

江南市 B

小牧市 B

稲沢市 C

新城市 D

東海市 B

大府市 B

知多市 C

知立市 B

尾張旭市 B

高浜市 B

岩倉市 B

豊明市 B

日進市 B

田原市 D

愛西市 C

清須市 B

北名古屋市 B

弥富市 C

みよし市 C

あま市 B

東郷町 C

長久手町 B

豊山町 C

大口町 C

扶桑町 C

大治町 B

蟹江町 B

飛島村 D

阿久比町 C

東浦町 C

南知多町 D

美浜町 C

武豊町 C

一色町 C

吉良町 D

幡豆町 C

幸田町 C

設楽町 D

東栄町 D

豊根村 D

三重県 C

津市 C

四日市市 C

伊勢市 C

松阪市 C

桑名市 C

鈴鹿市 C

名張市 C

尾鷲市 C

亀山市 C

鳥羽市 D

熊野市 D

いなべ市 D

志摩市 C

伊賀市 D

木曽岬町 D

東員町 C

菰野町 D

朝日町 C

川越町 C

多気町 D

明和町 D

大台町 D

玉城町 D

度会町 D

大紀町 D

南伊勢町 D

紀北町 D

御浜町 D

紀宝町 C

滋賀県 B

大津市 C

彦根市 C

長浜市 D

近江八幡市 D

草津市 B

守山市 C

栗東市 C

甲賀市 D

野洲市 C

湖南市 C

高島市 D

東近江市 D

米原市 D

日野町 D

竜王町 D

愛荘町 D

豊郷町 C

甲良町 D

多賀町 D

京都府 A

京都市北区 B

京都市上京区 B

京都市左京区 B

京都市中京区 A

京都市東山区 B

京都市下京区 A

京都市南区 B

京都市右京区 B

京都市伏見区 B

京都市山科区 B

京都市西京区 B

福知山市 D

舞鶴市 C

綾部市 D

宇治市 B

宮津市 D

亀岡市 C

城陽市 B

向日市 B

長岡京市 B

八幡市 B

京田辺市 C

京丹後市 D

南丹市 D

木津川市 C

大山崎町 B

久御山町 C

井手町 C

宇治田原町 D

笠置町 D

和束町 D

精華町 C

南山城村 D

京丹波町 D

伊根町 D

与謝野町 C

大阪府 A

大阪市都島区 A

大阪市福島区 A

大阪市此花区 A

大阪市西区 A

大阪市港区 A

大阪市大正区 B

大阪市天王寺区 A

大阪市浪速区 A

大阪市西淀川区 A

大阪市東淀川区 A

大阪市東成区 B

大阪市生野区 B

大阪市旭区 B

大阪市城東区 A

大阪市阿倍野区 B

大阪市住吉区 B

大阪市東住吉区 B

大阪市西成区 B

大阪市淀川区 A

大阪市鶴見区 A

大阪市住之江区 A

大阪市平野区 A

大阪市北区 A

大阪市中央区 A

堺市堺区 B

堺市中区 B

堺市東区 B

堺市西区 B

堺市南区 B

堺市北区 B

堺市美原区 B

岸和田市 B

豊中市 B

池田市 B

吹田市 A

泉大津市 B

高槻市 B

貝塚市 B

守口市 B

枚方市 B

茨木市 B

八尾市 B

泉佐野市 B

富田林市 B

寝屋川市 B

河内長野市 B

松原市 B

大東市 B

和泉市 B

箕面市 B

柏原市 B

羽曳野市 B

門真市 B

摂津市 B

高石市 B

藤井寺市 B

東大阪市 B

泉南市 B

四條畷市 B

交野市 B

大阪狭山市 B

阪南市 B

島本町 B

豊能町 C

能勢町 D

忠岡町 B

熊取町 B

田尻町 C

岬町 C

太子町 C

河南町 C

千早赤阪村 C

兵庫県 A

神戸市東灘区 A

神戸市灘区 B

神戸市兵庫区 A

神戸市長田区 B

神戸市須磨区 B

神戸市垂水区 B

神戸市北区 C

神戸市中央区 A

神戸市西区 B

姫路市 C

尼崎市 B

明石市 B

西宮市 B

洲本市 C

芦屋市 B

伊丹市 B

相生市 C

豊岡市 D

加古川市 C

赤穂市 C

西脇市 C

宝塚市 B

三木市 C

高砂市 B

川西市 B

小野市 C

三田市 C

加西市 D

篠山市 D

養父市 D

丹波市 D

南あわじ市 D

朝来市 D

46

淡路市 D

宍粟市 D

加東市 D

たつの市 C

猪名川町 C

多可町 D

稲美町 C

播磨町 B

市川町 D

福崎町 C

神河町 D

太子町 C

上郡町 D

佐用町 D

香美町 D

新温泉町 D

奈良県 B

奈良市 B

大和高田市 B

大和郡山市 C

天理市 C

橿原市 B

桜井市 C

五條市 D

御所市 C

生駒市 B

香芝市 B

葛城市 C

宇陀市 D

山添村 D

平群町 C

三郷町 B

斑鳩町 C

安堵町 C

川西町 C

三宅町 C

田原本町 C

曽爾村 D

御杖村 D

高取町 C

明日香村 D

上牧町 B

王寺町 B

広陵町 C

河合町 C

吉野町 D

大淀町 C

下市町 D

黒滝村 D

天川村 D

野迫川村 D

十津川村 D

下北山村 D

上北山村 D

川上村 D

東吉野村 D

和歌山県 B

和歌山市 B

海南市 C

橋本市 C

有田市 C

御坊市 C

田辺市 C

新宮市 C

紀の川市 D

岩出市 C

紀美野町 D

かつらぎ町 D

九度山町 D

高野町 D

湯浅町 C

広川町 D

有田川町 D

美浜町 C

日高町 D

由良町 D

印南町 D

みなべ町 D

日高川町 D

白浜町 D

上富田町 C

すさみ町 D

那智勝浦町 C

太地町 C

古座川町 D

北山村 D

串本町 C

鳥取県 C

鳥取市 C

米子市 C

倉吉市 D

境港市 C

岩美町 D

若桜町 D

智頭町 D

八頭町 D

三朝町 D

湯梨浜町 D

琴浦町 D

北栄町 D

日吉津村 D

大山町 D

南部町 D

伯耆町 D

日南町 D

日野町 D

江府町 D

島根県 C

松江市 C

浜田市 D

出雲市 C

益田市 D

大田市 D

安来市 D

江津市 D

雲南市 D

東出雲町 D

奥出雲町 D

飯南町 D

斐川町 D

川本町 D

美郷町 D

邑南町 D

津和野町 D

吉賀町 D

海士町 D

西ノ島町 C

知夫村 D

隠岐の島町 D

岡山県 B

岡山市北区 C

岡山市中区 B

岡山市東区 C

岡山市南区 B

倉敷市 C

津山市 D

玉野市 C

笠岡市 D

井原市 D

総社市 C

高梁市 D

新見市 D

備前市 C

瀬戸内市 D

赤磐市 D

真庭市 D

美作市 D

浅口市 C

和気町 D

早島町 C

里庄町 C

矢掛町 D

新庄村 D

鏡野町 D

勝央町 D

奈義町 D

西粟倉村 D

久米南町 D

美咲町 D

吉備中央町 D

広島県 A

広島市中区 A

広島市東区 B

広島市南区 B

広島市西区 B

広島市安佐南区 B

広島市安佐北区 C

広島市安芸区 B

広島市佐伯区 C

呉市 C

竹原市 C

三原市 C

尾道市 C

福山市 C

府中市 C

三次市 D

庄原市 D

大竹市 C

東広島市 C

廿日市市 C

安芸高田市 D

江田島市 D

府中町 B

海田町 B

熊野町 C

坂町 C

安芸太田町 D

北広島町 D

大崎上島町 D

世羅町 D

神石高原町 D

山口県 C

下関市 C

宇部市 C

山口市 C

萩市 D

防府市 C

下松市 C

岩国市 C

光市 C

長門市 D

柳井市 C

美祢市 D

周南市 C

山陽小野田市 C

周防大島町 D

和木町 C

上関町 D

田布施町 D

平生町 C

阿武町 D

徳島県 C

徳島市 C

鳴門市 C

小松島市 C

阿南市 D

吉野川市 D

阿波市 D

美馬市 D

三好市 D

勝浦町 D

上勝町 D

佐那河内村 D

石井町 C

神山町 D

那賀町 D

牟岐町 C

美波町 D

海陽町 D

松茂町 C

北島町 C

藍住町 C

板野町 C

上板町 D

つるぎ町 D

東みよし町 D

香川県 B

高松市 C

丸亀市 C

坂出市 C

善通寺市 C

観音寺市 C

さぬき市 C

東かがわ市 D

三豊市 D

土庄町 D

小豆島町 C

三木町 C

直島町 C

宇多津町 B

綾川町 D

琴平町 C

多度津町 C

まんのう町 D

愛媛県 B

松山市 B

今治市 C

宇和島市 C

八幡浜市 C

新居浜市 C

西条市 C

大洲市 D

伊予市 D

四国中央市 C

西予市 D

東温市 C

上島町 D

久万高原町 D

松前町 C

砥部町 C

内子町 D

伊方町 D

松野町 D

鬼北町 D

愛南町 D

高知県 B

高知市 B

室戸市 D

安芸市 D

南国市 C

土佐市 D

須崎市 C

宿毛市 D

土佐清水市 D

四万十市 D

香南市 C

香美市 D

東洋町 D

奈半利町 C

田野町 C

安田町 D

北川村 D

馬路村 D

芸西村 D

本山町 D

大豊町 D

土佐町 D

大川村 D

いの町 D

仁淀川町 D

中土佐町 D

佐川町 D

越知町 D

檮原町 D

日高村 D

津野町 D

四万十町 D

大月町 D

三原村 D

黒潮町 D

福岡県 A

北九州市門司区 B

北九州市若松区 C

北九州市戸畑区 B

北九州市小倉北区 A

北九州市小倉南区 B

北九州市八幡東区 B

北九州市八幡西区 B

福岡市東区 B

福岡市博多区 A

福岡市中央区 A

福岡市南区 B

福岡市西区 B

福岡市城南区 B

福岡市早良区 B

大牟田市 C

久留米市 C

直方市 C

飯塚市 C

田川市 C

柳川市 C

八女市 D

筑後市 C

大川市 C

行橋市 C

豊前市 D

中間市 B

小郡市 C

筑紫野市 B

春日市 B

大野城市 B

宗像市 C

太宰府市 B

古賀市 C

福津市 C

うきは市 D

宮若市 D

嘉麻市 C

朝倉市 D

みやま市 D

糸島市 C

那珂川町 C

宇美町 C

篠栗町 B

志免町 B

須恵町 C

新宮町 C

久山町 D

粕屋町 B

芦屋町 C

水巻町 B

岡垣町 C

遠賀町 C

小竹町 C

鞍手町 C

桂川町 C

筑前町 D

東峰村 D

大刀洗町 D

大木町 D

広川町 C

香春町 C

添田町 D

糸田町 C

川崎町 C

大任町 D

赤村 D

福智町 C

苅田町 C

みやこ町 D

吉富町 C

上毛町 D

築上町 D

佐賀県 C

佐賀市 C

唐津市 D

鳥栖市 C

多久市 D

伊万里市 D

武雄市 D

鹿島市 D

小城市 D

嬉野市 D

神埼市 D

吉野ヶ里町 D

基山町 C

上峰町 C

みやき町 D

玄海町 D

有田町 D

大町町 C

江北町 D

白石町 D

太良町 D

長崎県 B

長崎市 B

佐世保市 C

島原市 C

諫早市 C

大村市 C

平戸市 D

松浦市 D

対馬市 D

壱岐市 D

五島市 D

西海市 D

雲仙市 D

南島原市 D

長与町 C

時津町 C

東彼杵町 D

川棚町 C

波佐見町 D

小値賀町 D

佐々町 C

新上五島町 D

熊本県 B

熊本市 B

八代市 C

人吉市 C

荒尾市 C

水俣市 C

玉名市 D

山鹿市 D

菊池市 D

宇土市 C

上天草市 D

宇城市 D

阿蘇市 D

天草市 D

合志市 C

美里町 D

玉東町 D

南関町 D

長洲町 C

和水町 D

大津町 D

菊陽町 C

南小国町 D

小国町 D

産山村 D

高森町 D

西原村 D

南阿蘇村 D

御船町 D

嘉島町 D

益城町 D

甲佐町 D

山都町 D

氷川町 D

芦北町 D

津奈木町 D

錦町 D

多良木町 D

湯前町 D

水上村 D

相良村 D

五木村 D

山江村 D

球磨村 D

あさぎり町 D

苓北町 D

大分県 B

大分市 C

別府市 B

中津市 C

日田市 D

佐伯市 C

臼杵市 D

津久見市 C

竹田市 D

豊後高田市 D

杵築市 D

宇佐市 D

豊後大野市 D

由布市 D

国東市 D

姫島村 D

日出町 D

九重町 D

玖珠町 D

宮崎県 C

宮崎市 C

都城市 D

延岡市 C

日南市 D

小林市 D

日向市 C

串間市 D

西都市 D

えびの市 D

三股町 C

高原町 D

国富町 D

綾町 D

高鍋町 C

新富町 D

西米良村 D

木城町 D

川南町 D

都農町 D

門川町 C

諸塚村 D

椎葉村 D

美郷町 D

高千穂町 D

日之影町 D

五ヶ瀬町 D

鹿児島県 B

鹿児島市 B

鹿屋市 D

枕崎市 D

阿久根市 D

出水市 D

指宿市 D

西之表市 D

垂水市 D

薩摩川内市 D

日置市 D

曽於市 D

霧島市 C

いちき串木野市 C

南さつま市 D

志布志市 D

奄美市 C

南九州市 D

伊佐市 D

姶良市 C

三島村 D

十島村 D

さつま町 D

長島町 D

湧水町 D

大崎町 D

東串良町 D

錦江町 D

南大隅町 D

肝付町 D

中種子町 D

南種子町 D

屋久島町 D

大和村 D

宇検村 D

瀬戸内町 D

龍郷町 D

喜界町 D

徳之島町 D

天城町 D

伊仙町 D

和泊町 D

知名町 D

与論町 D

沖縄県 B

那覇市 B

宜野湾市 B

石垣市 D

浦添市 B

名護市 C

糸満市 C

沖縄市 B

豊見城市 B

うるま市 C

宮古島市 D

南城市 C

国頭村 D

大宜味村 D

東村 D

今帰仁村 D

本部町 D

恩納村 D

宜野座村 D

金武町 C

伊江村 D

読谷村 C

嘉手納町 C

北谷町 C

北中城村 C

中城村 C

西原町 C

与那原町 B

南風原町 B

渡嘉敷村 D

座間味村 D

粟国村 D

渡名喜村 D

南大東村 D

北大東村 D

伊平屋村 D

伊是名村 D

久米島町 D

八重瀬町 C

多良間村 D

竹富町 D

与那国町 D

47

5 法第56条第1項の規定により指定された受信設備 (平成24年4月17日現在)

告示番号 設置者 設置場所(市町村緯経度) 受信周波数 有効期間

平成15年

総務省告

示第287

国立天文台 長野県南佐久郡南牧村

E1382823 N355641

1400~1427MHz

16605~16684MHz

1535~154GHz

2221~225GHz

236~240GHz

313~315GHz

425~435GHz

860~920GHz

1050~1160GHz

平成15年3月25

日~平成25年3

月24日

平成18年

総務省告

示第51号

国立大学法人

北海道大学

北海道苫小牧市

E1413549 N424025

2221~225GHz

236~240GHz

平成17年12月9

日~平成27年12

月9日

平成20年

総務省告

示第679

国立大学法人名

古屋大学

(1) 山梨県南都留郡富士河口湖町

E1383631 N352548

(2) 長野県上田市

E1381905 N363123

(3) 長野県木曽郡上松町

E1373738 N354745

(4) 愛知県豊川市

E1372158 N345017

32575~32860MHz 平成20年12月2

日~平成30年12

月1日

平成22年

総務省告

示第448

大学共同利用機

関法人 自然科

学研究機構

(1) 岩手県奥州市

E1410757 N390801

(2) 東京都小笠原村

E1421300 N270531

(3) 鹿児島県薩摩川内市

E1302624 N314452

(4) 沖縄県石垣市

E1241016 N242444

2221~225GHz

236~240GHz

425~435GHz

855~920GHz

平成22年12月10

日~平成32年12

月9日

平成24年

総務省告

示第52号

大学共同利用機

関法人 自然科

学研究機構

鹿児島県鹿児島市平川町

E1303026 N312751

236~240GHz

860~920GHz

1050~1160GHz

平成24年2月11

日~平成34年2

月10日

大学共同利用機

関法人 自然科

学研究機構

岩手県水沢市

E1410757 N390800

236~240GHz 平成24年3月19

日~平成34年3

月18日

48

第5章 主要関係法令 1 電波法(昭和25年法律第131号)

(欠格事由)

第五条 (略)

2 (略)

3 次の各号のいずれかに該当する者には無線局の免許を与えないことができる

一 この法律又は放送法(昭和二十五年法律第百三十二号)に規定する罪を犯し罰金以上の刑に処せられその執行

を終わり又はその執行を受けることがなくなつた日から二年を経過しない者

二 第七十五条第一項又は第七十六条第四項(第四号を除く)若しくは第五項(第五号を除く)の規定により無線

局の免許の取消しを受けその取消しの日から二年を経過しない者

三 第二十七条の十五第一項又は第二項(第三号を除く)の規定により認定の取消しを受けその取消しの日から二

年を経過しない者

四 第七十六条第六項(第三号を除く)の規定により第二十七条の十八第一項の登録の取消しを受けその取消しの

日から二年を経過しない者

45 (略)

(免許の申請)

第六条 (略)

2~6 (略)

7 次に掲げる無線局(総務省令で定めるものを除く)であつて総務大臣が公示する周波数を使用するものの免許の申

請は総務大臣が公示する期間内に行わなければならない

一 電気通信業務を行うことを目的として陸上に開設する移動する無線局(一又は二以上の都道府県の区域の全部を

含む区域をその移動範囲とするものに限る)

二 電気通信業務を行うことを目的として陸上に開設する移動しない無線局であつて前号に掲げる無線局を通信の

相手方とするもの

三四 (略)

8 (略)

(簡易な免許手続)

第十五条 第十三条第一項ただし書の再免許及び適合表示無線設備のみを使用する無線局その他総務省令で定める無線

局の免許については第六条及び第八条から第十二条までの規定にかかわらず総務省令で定める簡易な手続によるこ

とができる

(無線局に関する情報の公表等)

第二十五条 (略)

2 前項の規定により公表する事項のほか総務大臣は自己の無線局の開設又は周波数の変更をする場合その他総務省

令で定める場合に必要とされる混信若しくはふくそうに関する調査又は第二十七条の十二第二項第五号に規定する終

了促進措置を行おうとする者の求めに応じ当該調査又は当該終了促進措置を行うために必要な限度において当該者

に対し無線局の無線設備の工事設計その他の無線局に関する事項に係る情報であつて総務省令で定めるものを提供す

ることができる

3 前項の規定に基づき情報の提供を受けた者は当該情報を同項の調査又は終了促進措置の用に供する目的以外の目的

のために利用し又は提供してはならない

(特定基地局の開設指針)

第二十七条の十二 総務大臣は陸上に開設する移動しない無線局であつて次の各号のいずれかに掲げる事項を確保す

るために同一の者により相当数開設されることが必要であるもののうち電波の公平かつ能率的な利用を確保するた

めその円滑な開設を図ることが必要であると認められるもの(以下「特定基地局」という)について特定基地局の

開設に関する指針(以下「開設指針」という)を定めることができる

49

一 電気通信業務を行うことを目的として陸上に開設する移動する無線局(一又は二以上の都道府県の区域の全部を

含む区域をその移動範囲とするものに限る)の移動範囲における当該電気通信業務のための無線通信

二 移動受信用地上基幹放送に係る放送対象地域(放送法第九十一条第二項第二号に規定する放送対象地域をいう

次条第二項第三号において同じ)における当該移動受信用地上基幹放送の受信

2 開設指針には次に掲げる事項を定めるものとする

一 開設指針の対象とする特定基地局の範囲に関する事項

二 周波数割当計画に示される割り当てることが可能である周波数のうち当該特定基地局に使用させることとする周

波数及びその周波数の使用に関する事項(現にその周波数の全部又は一部を当該特定基地局以外の無線局が使用し

ている場合であつてその周波数について周波数割当計画において使用の期限が定められているときはその周波

数及びその期限の満了の日を含む)

三 当該特定基地局の配置及び開設時期に関する事項

四 当該特定基地局の無線設備に係る電波の能率的な利用を確保するための技術の導入に関する事項

五 第二号括弧書に規定する場合において同号括弧書に規定する日以前に当該特定基地局の開設を図ることが電波

の有効利用に資すると認められるときは当該周波数を現に使用している無線局による当該周波数の使用を同日前

に終了させるために当該特定基地局を開設しようとする者が行う費用の負担その他の措置(次条第二項第九号及び

第百十六条第八号において「終了促進措置」という)に関する事項

六 前各号に掲げるもののほか当該特定基地局の円滑な開設の推進に関する事項その他必要な事項

3 総務大臣は開設指針を定め又はこれを変更したときは遅滞なくこれを公示しなければならない

(開設計画の認定)

第二十七条の十三 特定基地局を開設しようとする者は通信系(通信の相手方を同じくする同一の者によつて開設され

る特定基地局の総体をいう次項第五号及び第四項第三号において同じ)又は放送系(放送法第九十一条第二項第三

号に規定する放送系をいう次項第五号及び第七号並びに第四項第三号において同じ)ごとに特定基地局の開設に

関する計画(以下「開設計画」という)を作成しこれを総務大臣に提出してその開設計画が適当である旨の認定

を受けることができる

2 開設計画には次に掲げる事項(移動受信用地上基幹放送をする特定基地局以外の特定基地局に係る開設計画にあつ

ては第七号及び第八号に掲げる事項を除く)を記載しなければならない

一 特定基地局が前条第一項第一号又は第二号に掲げる事項のいずれを確保するためのものであるかの別

二 特定基地局の開設を必要とする理由

三 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲又は特定基地局により行われる移動受信用地上基幹

放送に係る放送対象地域

四 希望する周波数の範囲

五 当該通信系又は当該放送系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場所及び

開設時期

六 電波の能率的な利用を確保するための技術であつて特定基地局の無線設備に用いる予定のもの

七 当該放送系に含まれるすべての特定基地局に係る無線設備の工事費及び無線局の運用費の支弁方法

八 事業計画及び事業収支見積

九 終了促進措置を行う場合にあつては当該終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法

十 その他総務省令で定める事項

3 第一項の認定の申請は総務大臣が公示する一月を下らない期間内に行わなければならない

4 総務大臣は第一項の認定の申請があつた場合においてその申請が次の各号のいずれにも適合していると認めると

きは周波数を指定して同項の認定をするものとする

一 その開設計画が開設指針に照らし適切なものであること

二 その開設計画が確実に実施される見込みがあること

三 開設計画に係る通信系又は放送系に含まれる全ての特定基地局について周波数の割当てが現に可能であり又

は早期に可能となることが確実であると認められること

5 総務大臣は前項の規定にかかわらず第一項の認定を受けようとする者が第五条第三項各号(移動受信用地上基幹

放送をする特定基地局に係る開設計画の認定を受けようとする者にあつては同条第一項各号又は第三項各号)のいず

れかに該当するときは第一項の認定をしてはならない

6 第一項の認定の有効期間は当該認定の日から起算して五年(前条第二項第二号括弧書に規定する周波数を使用する

特定基地局の開設計画の認定にあつては十年)を超えない範囲内において総務省令で定める

7 総務大臣は第一項の認定をしたときは当該認定をした日及び認定の有効期間第四項の規定により指定した周波

50

数その他総務省令で定める事項を公示するものとする

(開設計画の変更等)

第二十七条の十四 前条第一項の認定を受けた者は当該認定に係る開設計画(同条第二項第一号及び第四号に掲げる事

項を除く)を変更しようとするときは総務大臣の認定を受けなければならない

2 前条第四項の規定は前項の認定に準用するこの場合において同条第四項中「ときは周波数を指定して」とあ

るのは「ときは」と読み替えるものとする

3 総務大臣は前条第一項の認定を受けた開設計画(第一項の規定による変更の認定があつたときはその変更後のも

の以下「認定計画」という)に係る特定基地局を開設する者(以下「認定開設者」という)が周波数の指定の変更

を申請した場合において混信の除去その他特に必要があると認めるときはその指定を変更することができる

4 総務大臣は認定開設者が認定の有効期間の延長を申請した場合において特に必要があると認めるときは一年を

超えない範囲内においてその期間を延長することができる

5 総務大臣は第一項の認定(前条第七項の総務省令で定める事項についての変更に係るものに限る)をしたとき

第三項の規定により周波数の指定を変更したとき又は前項の規定により認定の有効期間を延長したときはその旨を公

示するものとする

(認定の取消し等)

第二十七条の十五 総務大臣は移動受信用地上基幹放送をする特定基地局に係る認定開設者が第五条第一項各号のいず

れかに該当するに至つたときはその認定を取り消さなければならない

2 総務大臣は認定開設者が次の各号のいずれかに該当するときはその認定を取り消すことができる

一 正当な理由がないのに認定計画に係る特定基地局を当該認定計画に従つて開設していないと認めるとき

二 不正な手段により第二十七条の十三第一項若しくは前条第一項の認定を受け又は同条第三項の規定による指定

の変更を行わせたとき

三 認定開設者が第五条第三項第一号に該当するに至つたとき

3 総務大臣は前項(第三号を除く)の規定により認定の取消しをしたときは当該認定開設者であつた者が受けて

いる他の開設計画の第二十七条の十三第一項の認定又は無線局の免許等を取り消すことができる

4 総務大臣は前三項の規定による処分をしたときは理由を記載した文書をその認定開設者に送付しなければならな

(合併等に関する規定の準用)

第二十七条の十六 第二十条第一項から第三項まで第六項及び第九項の規定は認定開設者について準用するこの場

合において同条第六項中「第五条及び第七条」とあるのは「第二十七条の十三第四項及び第五項」と「第二項から

前項まで」とあるのは「第二項及び第三項」と同条第九項中「第一項及び前二項」とあるのは「第二十七条の十六に

おいて準用する第一項」と読み替えるものとする

(認定計画に係る特定基地局の免許申請期間の特例)

第二十七条の十七 認定開設者が認定計画に従つて開設する特定基地局の免許の申請については第六条第七項の規定は

適用しない

(無線設備の操作)

第三十九条 第四十条の定めるところにより無線設備の操作を行うことができる無線従事者(略)以外の者は無線局(ア

マチュア無線局を除く以下この条において同じ)の無線設備の操作の監督を行う者(以下「主任無線従事者」とい

う)として選任された者であつて第四項の規定によりその選任の届出がされたものにより監督を受けなければ無線

局の無線設備の操作(簡易な操作であつて総務省令で定めるものを除く)を行つてはならないただし船舶又は航

空機が航行中であるため無線従事者を補充することができないときその他総務省令で定める場合はこの限りでない

2 モールス符号を送り又は受ける無線電信の操作その他総務省令で定める無線設備の操作は前項本文の規定にかか

わらず第四十条の定めるところにより無線従事者でなければ行つてはならない

3 主任無線従事者は第四十条の定めるところにより無線設備の操作の監督を行うことができる無線従事者であつて

総務省令で定める事由に該当しないものでなければならない

4 無線局の免許人等は主任無線従事者を選任したときは遅滞なくその旨を総務大臣に届け出なければならない

これを解任したときも同様とする

5 前項の規定によりその選任の届出がされた主任無線従事者は無線設備の操作の監督に関し総務省令で定める職務を

51

誠実に行わなければならない

6 第四項の規定によりその選任の届出がされた主任無線従事者の監督の下に無線設備の操作に従事する者は当該主任

無線従事者が前項の職務を行うため必要であると認めてする指示に従わなければならない

7 無線局(総務省令で定めるものを除く)の免許人等は第四項の規定によりその選任の届出をした主任無線従事者

に総務省令で定める期間ごとに無線設備の操作の監督に関し総務大臣の行う講習を受けさせなければならない

(無線従事者の資格)

第四十条 無線従事者の資格は次の各号に掲げる区分に応じそれぞれ当該各号に掲げる資格とする

一 無線従事者(総合) 次の資格

イ 第一級総合無線通信士

ロ 第二級総合無線通信士

ハ 第三級総合無線通信士

二三 (略)

四 無線従事者(陸上) 次の資格

イ 第一級陸上無線技術士

ロ 第二級陸上無線技術士

ハ 政令で定める陸上特殊無線技士

五 (略)

2 前項第一号から第四号までに掲げる資格を有する者の行い又はその監督を行うことができる無線設備の操作の範囲

及び同項第五号に掲げる資格を有する者の行うことができる無線設備の操作の範囲は資格別に政令で定める

(免許)

第四十一条 無線従事者になろうとする者は総務大臣の免許を受けなければならない

2 無線従事者の免許は次の各号のいずれかに該当する者(第二号から第四号までに該当する者にあつては第四十八

条第一項後段の規定により期間を定めて試験を受けさせないこととした者で当該期間を経過しないものを除く)で

なければ受けることができない

一 前条第一項の資格別に行う無線従事者国家試験に合格した者

二 前条第一項の資格(総務省令で定めるものに限る)の無線従事者の養成課程で総務大臣が総務省令で定める基

準に適合するものであることの認定をしたものを修了した者

三 前条第一項の資格(総務省令で定めるものに限る)ごとに次に掲げる学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)

に基づく学校の区分に応じ総務省令で定める無線通信に関する科目を修めて卒業した者(略)

四 前条第一項の資格(総務省令で定めるものに限る)ごとに前三号に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有する

者として総務省令で定める同項の資格及び業務経歴その他の要件を備える者

(混信等の防止)

第五十六条 無線局は他の無線局又は電波天文業務(宇宙から発する電波の受信を基礎とする天文学のための当該電波

の受信の業務をいう)の用に供する受信設備その他の総務省令で定める受信設備(無線局のものを除く)で総務大臣

が指定するものにその運用を阻害するような混信その他の妨害を与えないように運用しなければならない(略)

2~4 (略)

(電波利用料の徴収等)

第百三条の二 免許人等は電波利用料として無線局の免許等の日から起算して三十日以内及びその後毎年その免許等

の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日以下この条において「応当日」という)から起算して三十

日以内に当該無線局の免許等の日又は応当日(以下この項において「起算日」という)から始まる各一年の期間(無

線局の免許等の日が二月二十九日である場合においてその期間がうるう年の前年の三月一日から始まるときは翌年の

二月二十八日までの期間とし起算日から当該免許等の有効期間の満了の日までの期間が一年に満たない場合はその期

間とする)について別表第六の上欄に掲げる無線局の区分に従い同表の下欄に掲げる金額(起算日から当該免許等

の有効期間の満了の日までの期間が一年に満たない場合はその額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得

た額に相当する金額)を国に納めなければならない

2 前項の規定によるもののほか広範囲の地域において同一の者により相当数開設される無線局に専ら使用させること

を目的として別表第七の上欄に掲げる区域を単位として総務大臣が指定する周波数(三千メガヘルツ以下のものに限

る)の電波(以下この条において「広域専用電波」という)を使用する免許人は電波利用料として毎年十一月一

52

日までにその年の十月一日から始まる一年の期間について当該免許人に係る広域専用電波の周波数の幅のメガヘル

ツで表した数値に当該区域に応じ同表の下欄に掲げる係数を乗じて得た数値に九千五百十四万八千九百円(別表第六の

四の項又は五の項に掲げる無線局に係る広域専用電波にあつては百七十七万四千九百円)を乗じて得た額に相当する

金額を国に納めなければならないこの場合において広域専用電波を最初に使用する無線局の免許の日(無線局の周

波数の指定の変更を受けることにより当該広域専用電波を使用できることとなる場合には当該指定の変更の日以下

この項において同じ)が十月一日以外の日である場合における当該免許の日から同日以後の最初の九月末日までの期

間についてのこの項前段の規定の適用については「毎年十一月一日までにその年の十月一日から始まる一年の期間

について」とあるのは「当該広域専用電波を最初に使用する無線局の免許の日(無線局の周波数の指定の変更を受ける

ことにより当該広域専用電波を使用できることとなる場合には当該指定の変更の日以下この項において同じ)の

属する月の末日から起算して三十日以内に当該免許の日から同日以後の最初の九月末日までの期間について」と「得

た額」とあるのは「得た額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得た額」とする

3 認定計画に係る指定された周波数の電波が広域専用電波である場合において当該認定計画に係る認定開設者がその

認定を受けた日から起算して六月を経過する日(認定計画に係る指定された周波数の電波が当該認定計画に係る認定開

設者がその認定を受けた日後に広域専用電波となつた場合にあつてはその認定を受けた日から起算して六月を経過す

る日又は当該指定された周波数の電波が広域専用電波となつた日のいずれか遅い日以下この項において「六月経過日」

という)までに当該認定計画に係るいずれの特定基地局の免許も受けなかつたときは当該認定開設者を当該六月経

過日に当該広域専用電波を最初に使用する特定基地局の免許を受けた免許人とみなして前項の規定を適用する

4 (略)

5 包括免許人又は包括登録人(以下この条において「包括免許人等」という)は第一項の規定にかかわらず電波

利用料として第一号包括免許人にあつては包括免許の日の属する月の末日及びその後毎年その包括免許の日に応当す

る日(応当する日がない場合はその前日)の属する月の末日現在において開設している特定無線局の数(以下この項

及び次項において「開設無線局数」という)をその翌月の十五日までに総務大臣に届け出て当該届出が受理された

日から起算して三十日以内に第二号包括免許人にあつては包括免許の日の属する月の末日及びその後毎年その包括免

許の日に応当する日(応当する日がない場合はその前日)の属する月の末日から起算して四十五日以内に(略)それ

ぞれ当該包括免許若しくは同項の規定による登録(以下「包括免許等」という)の日又はその後毎年その包括免許等

の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日)から始まる各一年の期間(包括免許等の日が二月二十九日で

ある場合においてその期間がうるう年の前年の三月一日から始まるときは翌年の二月二十八日までの期間とし当該包

括免許等の日又はその包括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日)から当該包括免許等の有効

期間の満了の日までの期間が一年に満たない場合はその期間とする以下この項及び次項において同じ)について

第一号包括免許人にあつては四百三十円(広域専用電波を使用する無線局及び当該無線局を通信の相手方とする無線局

については二百円)に第二号包括免許人にあつては別表第六の上欄に掲げる無線局の区分に従い同表の下欄に掲げ

る金額に(略)それぞれ当該一年の期間に係る開設無線局数(略)を乗じて得た金額(当該包括免許等の日又はその包

括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日)から当該包括免許等の有効期間の満了の日までの期

間が一年に満たない場合はその額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得た額に相当する金額)を国に納

めなければならない

6 包括免許人等は前項の規定によるもののほか包括免許等の日又はその後毎年その包括免許等の日に応当する日(応

当する日がない場合はその翌日)から始まる各一年の期間において当該包括免許等の日の属する月の翌月以後の月

の末日又はその後毎年その包括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその前日)の属する月の翌月以後

の月の末日現在において開設している特定無線局又は登録局の数がそれぞれ当該一年の期間に係る開設無線局数(特定

無線局(第二十七条の二第一号に掲げる無線局に係るものに限る)にあつては既にこの項の規定による届出があつた

場合にはその届出の日以後においてはその届出に係る特定無線局の数特定無線局(同条第二号に掲げる無線局に

係るものに限る)にあつては既に特定無線局の数が開設無線局数を超えた月があつた場合にはその月の翌月以後に

おいてはその月の末日現在において開設している特定無線局の数)(略)を超えたときは電波利用料として第一

号包括免許人にあつては当該開設している特定無線局の数を当該超えた月の翌月の十五日までに総務大臣に届け出て

当該届出が受理された日から起算して三十日以内に第二号包括免許人(略)にあつては当該超えた月の末日から起算

して四十五日以内に当該超えた月から次の包括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその前日)の属

する月の前月まで又は当該包括免許等の有効期間の満了の日の翌日の属する月の前月までの期間について第一号包括

免許人にあつては四百三十円(広域専用電波を使用する無線局及び当該無線局を通信の相手方とする無線局については

二百円)に第二号包括免許人にあつては別表第六の上欄に掲げる無線局の区分に従い同表の下欄に掲げる金額に(略)

それぞれその超える特定無線局の数又は登録局の数(当該包括免許人等が他の包括免許等(当該包括免許人等の包括免

許等に係る無線局と同等の機能を有するものとして総務省令で定める無線局に係るものに限る)を受けている場合で

あつて当該超えた月の末日現在において当該他の包括免許等に基づき開設している特定無線局の数又は登録局の数が

53

当該超えた月の前月の末日現在において当該他の包括免許等に基づき開設している特定無線局の数又は登録局の数を

下回るときは当該超える特定無線局の数又は登録局の数を限度としてこれらの数からそれぞれその下回る特定無線局

の数又は登録局の数を控除した数)を乗じて得た金額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得た額に相当す

る金額を国に納めなければならない

7~42 (略)

別表第六(第百三条の二関係)

無線局の区分 金額

一 移動する無線局(三の項から五の項まで及び八の項に掲げる無線局を除く二の項

において同じ)

(略) (略)

二 移動しない無線局であつて移動する無線局又は携帯して使用するための受信設備

と通信を行うために陸上に開設するもの(六の項及び八の項に掲げる無線局を除く)

(略) (略)

三~九 (略) (略) (略)

備考

一~八 (略)

九 一の項二の項及び四の項から六の項までに掲げる無線局のうち第百三条の二第二項に規定する広域専用電波を

使用するものに係るこの表の下欄に掲げる金額は同欄に掲げる金額にかかわらず二百円とする

十 (略)

別表第七(第百三条の二関係)

区域 係数

一 北海道の区域 〇〇二九五

二 青森県岩手県宮城県秋田県山形県及び福島県の区域 〇〇五〇二

三 茨城県栃木県群馬県埼玉県千葉県東京都神奈川県及び山梨県の区域 〇四五四六

四 新潟県及び長野県の区域 〇〇二四三

五 富山県石川県及び福井県の区域 〇〇一六四

六 岐阜県静岡県愛知県及び三重県の区域 〇一一九五

七 滋賀県京都府大阪府兵庫県奈良県及び和歌山県の区域 〇一六五二

八 鳥取県島根県岡山県広島県及び山口県の区域 〇〇四〇四

九 徳島県香川県愛媛県及び高知県の区域 〇〇二一六

十 福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県及び鹿児島県の区域 〇〇七〇八

十一 沖縄県の区域 〇〇〇七五

十二~十六 (略) (略)

備考 (略)

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2 電波法施行令(平成13年政令第245号)

(政令で定める海上特殊無線技士等)

第二条 (略)

2 (略)

3 法第四十条第一項第四号ハの政令で定める陸上特殊無線技士は次のとおりとする

一 第一級陸上特殊無線技士

二 第二級陸上特殊無線技士

三 第三級陸上特殊無線技士

四 国内電信級陸上特殊無線技士

(開設計画の認定申請手数料)

第七条 法第二十七条の十三第一項の規定による認定を申請する者が納めなければならない手数料の額は一三七一〇

〇円(移動受信用地上基幹放送をする特定基地局に係る開設計画の認定を申請する場合にあつては一七四一〇〇円)

とする

2 情報通信技術利用法第三条第一項の規定により同項に規定する電子情報処理組織を使用して認定を申請する場合に

おける前項の規定の適用については同項中「一三七一〇〇」とあるのは「一三六八〇〇」と「一七四一〇〇」

とあるのは「一七三九〇〇」とする

(操作及び監督の範囲)

第三条 次の表の上欄に掲げる資格の無線従事者はそれぞれ同表の下欄に掲げる無線設備の操作(アマチュア無線局

の無線設備の操作を除く以下この項において同じ)を行い並びに当該操作のうちモールス符号を送り又は受け

る無線電信の通信操作(以下この条において「モールス符号による通信操作」という)及び法第三十九条第二項の総

務省令で定める無線設備の操作以外の操作の監督を行うことができる

資格 操作の範囲

第一級総合無線通信士 一二 (略)

三 前号に掲げる操作以外の操作で第二級陸上無線技術士の操作の範囲に属するもの

第二級総合無線通信士 一 (略)

二 次に掲げる無線設備の技術操作

イ~ハ (略)

ニ イからハまでに掲げる無線設備以外の無線設備(基幹放送局の無線設備を除く)

で空中線電力二百五十ワット以下のもの

三 (略)

(略) (略)

第一級陸上無線技術士 無線設備の技術操作

第二級陸上無線技術士 次に掲げる無線設備の技術操作

一 空中線電力二キロワット以下の無線設備(テレビジョン基幹放送局の無線設備を除

く)

二~四 (略)

第一級陸上特殊無線技士 一 陸上の無線局の空中線電力五百ワット以下の多重無線設備(多重通信を行うことが

できる無線設備でテレビジョンとして使用するものを含む)で三十メガヘルツ以上

の周波数の電波を使用するものの技術操作

二 (略)

(略) (略)

55

3 電波法関係手数料令(昭和33年政令第307号)

(無線局に関する情報提供手数料)

第五条 法第二十五条第二項の規定による情報の提供を受ける者が納めなければならない手数料の額は情報の提供の方

法に従い次の表による額とする

情報の提供の方法 情報提供手数料(単位円)

一 用紙に出力したものの交付 一三〇〇

二 フレキシブルディスクカートリッジ(日本工業規格X六二二三に適合する幅九十ミ

リメートルのものに限る)に複写したものの交付

一一五〇

三 光ディスク(日本工業規格X〇六〇六及びX六二八一に適合する直径百二十ミリメ

ートルの光ディスクの再生装置で再生することが可能なものに限る)に複写した

ものの交付

一二〇〇

(開設計画の認定申請手数料)

第七条 法第二十七条の十三第一項の規定による認定を申請する者が納めなければならない手数料の額は一三七一〇

〇円(移動受信用地上基幹放送をする特定基地局に係る開設計画の認定を申請する場合にあつては一七四一〇〇円)

とする

2 情報通信技術利用法第三条第一項の規定により同項に規定する電子情報処理組織を使用して認定を申請する場合に

おける前項の規定の適用については同項中「一三七一〇〇」とあるのは「一三六八〇〇」と「一七四一〇〇」

とあるのは「一七三九〇〇」とする

4 電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号) (公示する期間内に申請することを要しない無線局)

第六条の四 法第六条第七項の総務省令で定める無線局は次の各号に掲げるものとする

一 認定開設者が認定計画に従つて開設する特定基地局を通信の相手方とする陸上に開設する移動する無線局

二~十一 (略)

(開設計画の認定の有効期間)

第九条の二 法第二十七条の十三第六項に規定する開設計画の認定の有効期間は当該認定の日から起算して五年(法第

二十七条の十二第二項第二号括弧書に規定する周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定にあつては十年)とす

(混信若しくはふくそうに関する調査又は終了促進措置のために提供する情報)

第十一条の二の三 法第二十五条第二項の無線局に関する事項に係る情報であつて総務省令で定めるもののうち混信又

はふくそうに関する調査に係るものは別表第二号の二の二終了促進措置に係るものは別表第二号の二の三のとおりと

するただし第十一条の二第一号第二号第五号及び第六号に規定する無線局(第十条の二第二号から第五号まで

に掲げる無線局非常局及び特別業務の局を除く)のもの並びに同条第七号第八号及び第十号に規定する無線局の

うち一GHz未満の周波数を使用する無線局のものについてはこの限りでない

(開設計画の認定の公示)

第十一条の二の六 法第二十七条の十三第七項の総務省令で定める公示する事項は次のとおりとする

一 認定を受けた者の氏名又は名称

二 当該認定計画に係る特定基地局の通信の相手方である陸上に開設する移動する無線局の移動範囲又は当該認定計

画に係る特定基地局により行われる移動受信用地上基幹放送に係る放送対象地域

2 認定開設者は前項第一号に掲げる事項に変更があつたときはその旨を届け出なければならない

3 前項の届出があつたときはその旨を公示する

(指定に係る受信設備の範囲)

56

第五十条の二 法第五十六条第一項に規定する指定(以下この節において単に「指定」という)に係る受信設備は次

の各号に掲げるもの(移動するものを除く)とする

一 電波天文業務の用に供する受信設備

二 宇宙無線通信の電波の受信を行なう受信設備

(広域専用電波の指定)

第五十一条の九の九 法第百三条の二第二項の規定による周波数の指定は総務大臣が別に告示により行うものとする

(広域専用電波の周波数の幅)

第五十一条の九の十 広域専用電波の周波数の幅は広域専用電波に該当する指定周波数の電波を使用する無線局(法別

表第六の一の項二の項及び四の項から六の項までに掲げる無線局及び包括免許に係る特定無線局に限る次条におい

て同じ)であつてその無線局の免許人が同一の者であるものに係る当該指定周波数ごとの占有周波数帯(認定計画

に従つて開設された特定基地局がある場合は当該認定計画に係る指定された周波数の周波数帯を含む次項において

同じ)を合わせた周波数帯の帯域幅とする

2 前項の規定にかかわらず設備規則又は周波数割当計画において移動しない無線局の使用する電波の周波数に応じて

移動する無線局の使用する電波の周波数が定まることとされている場合において当該移動しない無線局及び当該移動

する無線局の免許人が同一の者であるときは当該移動しない無線局及び当該移動する無線局の使用する広域専用電波

の周波数の幅は次に掲げる広域専用電波に該当する指定周波数ごとの占有周波数帯を合わせた周波数帯の帯域幅とす

一 次条の規定により当該移動する無線局に係る指定周波数の電波を使用するものとされる移動範囲又は区域におい

て設置される当該移動しない無線局に係る指定周波数

二 前号に掲げる指定周波数に応じて定まる当該移動する無線局に係る指定周波数

3 法第百三条の二第三項の規定により同条第二項の規定を適用する場合における広域専用電波の周波数の幅は認定計

画に係る指定された周波数の帯域幅とする

(広域専用電波の周波数の幅の算定に用いる区域等)

第五十一条の九の十一 広域専用電波に該当する指定周波数の電波を使用する無線局については次の各号に掲げる無線

局の区分に応じそれぞれ当該各号に定める移動範囲設置場所又は区域においてそれぞれ当該無線局に係る指定周

波数の電波を使用するものとして前条及び法第百三条の二第二項の規定を適用する

一 法別表第六の一の項に掲げる無線局(第三号及び第四号に掲げるものを除く) 当該無線局の移動範囲

二 法別表第六の二の項四の項及び六の項に掲げる無線局(第五号に掲げるものを除く) 当該無線局の無線設備

の設置場所

三 法別表第六の五の項に掲げる無線局及び包括免許に係る特定無線局(次号及び第五号に掲げるものを除く) 全

国の区域

四 包括免許に係る特定無線局(法第二十七条の二第一号に掲げる無線局に係るものに限る)であつて包括免許人

が開設する第二号又は次号に掲げる無線局を通信の相手方とするもの 当該特定無線局の送信の制御を行う主たる

無線局の無線設備の設置場所を管轄する総合通信局長の管轄区域(当該包括免許において指定周波数を使用する区

域に関する条件が付与されている場合にあつては当該区域)

五 包括免許に係る特定無線局(法第二十七条の二第二号に掲げる無線局に係るものに限る) 当該特定無線局の無

線設備の設置場所とすることができる区域

2 前項の規定にかかわらず広域専用電波に該当する指定周波数の電波を使用する法別表第六の一の項二の項若しく

は六の項に掲げる無線局又は包括免許に係る特定無線局が次の各号に掲げる場合のものであるときは当該各号に定め

る区域又は設置場所において当該無線局又は当該特定無線局に係る指定周波数の電波を使用するものとして前条及び

法第百三条の二第二項の規定を適用する

一 法別表第六の一の項に掲げる無線局及び包括免許に係る特定無線局(法第二十七条の二第一号に掲げる無線局に

係るものに限る)が指定周波数を同じくするものである場合(当該無線局及び当該特定無線局の免許人が同一の者

である場合に限る) 前項の規定により当該特定無線局に係る指定周波数の電波を使用するものとされる区域

二 法別表第六の二の項又は六の項に掲げる無線局が認定計画に従つて開設されたものである場合 当該認定計画に

記載されたすべての特定基地局の無線設備の設置場所

(書類の提出)

第五十二条 法及び法の規定に基づく命令の規定により総務大臣に提出する書類であつて次の表の上欄に掲げるものに

57

関するものは同表の下欄に掲げる場所を管轄する総合通信局長をその他のもの(法第二十五条第二項に規定する終了

促進措置に係る無線局に関する情報の提供に関するもの法第二十七条の十三第一項に規定する特定基地局の開設計画

の認定に関するもの無線設備の機器の型式検定に関するもの法第三十八条の二第一項に規定する無線設備の技術基

準の策定等の申出(法第百条第五項において準用する場合を含む第三項において同じ)に関するもの並びに法第三

十八条の五第一項に規定する登録証明機関法第三十八条の三十一第二項に規定する承認証明機関法第三十九条の二

第一項に規定する指定講習機関法第四十六条第一項に規定する指定試験機関法第七十一条の三第一項に規定する指

定周波数変更対策機関法第七十一条の三の二第一項に規定する登録周波数終了対策機関法第百二条の十七第一項に

規定するセンター及び法第百二条の十八第一項に規定する指定較正機関に関するものを除く)は前条第一項に規定す

る所轄総合通信局長(以下「所轄総合通信局長」という)を経由して総務大臣に提出するものとし法及び法の規定

に基づく命令の規定により総合通信局長に提出する書類は所轄総合通信局長に提出するものとするただし法第四

条の二の規定に基づく呼出符号又は呼出名称の指定の申請に関する書類及び法第八十三条第一項に規定する異議申立

書は総務大臣に直接提出することを妨げない

(表略)

2 (略)

3 法及び法の規定に基づく命令の規定により総務大臣に提出する書類であつて法第二十五条第二項に規定する終了促

進措置に係る無線局に関する情報の提供に関するもの及び法第二十七条の十三第一項に規定する特定基地局の開設計

画の認定に関するもの並びに法第三十八条の二第一項に規定する無線設備の技術基準の策定等の申出については第一

項の規定にかかわらず任意の総合通信局長を経由して総務大臣に提出することができる

4 (略)

別表第二号の二の三(第11条の2の3関係)

対象となる無線局 情報提供項目

開設指針において定める終了促進措置に係る無線局(法第

4条第1号から第3号までに掲げる無線局が含まれるとき

は当該無線局を除く)

1 免許人等の氏名又は名称(注1)

2 免許人等の住所(注2)

3 無線局の種別

4 無線局の目的(注3)

5 無線設備の設置場所(注4)

6 電波の型式周波数及び占有周波数帯幅(注5)

7 空中線電力

8 適合表示無線設備の番号(注6)

9 開設している無線局の数(注7)

注1 氏名については請求者が認定開設者(法第27条の14第3項に規定する認定開設者をいう以下同じ)である

場合に限り提供する

2 請求者が認定開設者以外の者である場合にあつては都道府県名及び市区町村名に限り提供する

3 登録局の場合にあつては提供しない

4 移動する無線局(包括免許に係る特定無線局を除く)にあつては常置場所包括免許に係る特定無線局にあっ

ては包括免許人の事務所の所在地を提供することとするただし請求者が認定開設者以外の者である場合にあ

つては都道府県名及び市区町村名に限り提供する

5 登録局の場合にあつては周波数に限り提供する

6 技術基準適合証明番号工事設計認証番号又は技術基準適合自己確認に係る届出番号を提供する

7 包括免許に係る特定無線局又は包括登録に係る登録局の場合に限り提供する

58

5 無線局免許手続規則(昭和25年電波監理委員会規則第15号) (記載事項の省略)

第十五条 次に掲げる無線局の免許を申請しようとするときは法第六条の規定する記載事項のうち次の区分に従い

それぞれ下記の事項の記載を省略することができる

一 (略)

二 認定開設者が認定計画に従つて開設する特定基地局 開設を必要とする理由

三~九 (略)

(認定の申請)

第二十五条の四 法第二十七条の十三第一項の認定の申請をしようとする者は申請書に開設計画及びそれぞれの写し一

通を添えて総務大臣に提出しなければならない

2 法第二十七条の十三第二項第十号の総務省令で定める事項は次のとおりとする

一 運用開始の予定期日(それぞれの特定基地局の運用が開始される日のうち最も早い日の予定期日をいう)

二 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法

三 無線従事者の配置方針

四 前各号に掲げるもののほか法第二十七条の十二第二項第六号に基づき開設指針において定める事項に関する事

3 第一項の申請書の様式は別表第五号の六のとおりとし当該申請書に添付する開設計画の様式は別表第五号の七

のとおりとする

(認定書の交付)

第二十五条の五 法第二十七条の十三第四項の規定により開設計画の認定をしたときは申請者に対しその旨認定の番

号認定の年月日及び認定の有効期間を記載した認定書を交付する

(認定等の拒否の通知)

第二十五条の六 法第二十七条の十三第一項の認定の申請を審査した結果により認定を拒否したときは申請者に対し

その旨の理由を記載した文書をもつて通知する

2 前項の規定は次条及び第二十五条の八の規定に基づく認定等の申請に準用する

(開設計画の変更等の申請)

第二十五条の七 (略)

(合併等に関する規定の準用)

第二十五条の八 (略)

59

別表第五号の六 特定基地局の開設計画の認定申請書及び開設計画の様式(第25条の4関係)

特定基地局開設計画認定申請書

年 月 日

総 務 大 臣 殿

申 請 者(注2)

郵 便 番 号 フ リ ガ ナ

住 所 フ リ ガ ナ

氏 名 印 フ リ ガ ナ

代表者氏名 印

電波法第27条の13第1項の規定により特定基地局の開設計画の認定を受けたいので下記により別紙

の書類を添えて申請します

1 該当する開設指針が示された告示の件名及び番号

2 欠格事由に関する事項(注3)

注1 収入印紙については該当欄に全部を貼付できない場合は別紙に貼付する旨を記載し日本

工業規格A列4番の用紙に貼付すること

2 申請者欄の記載は次によること

(1) 住所については法人又は団体の場合は本店又は主たる事務所の所在地を記載すること

(2) 氏名を自筆で記入したときは押印を省略できる法人又は団体の場合はその商号又は

名称並びに代表者の役職名及び氏名を記載することとし代表者が氏名を自筆で記入したとき

は押印を省略できるただし申請者が法律により直接に設立された法人又は特別の法律に

より特別の設立された法人の場合は代表者の氏名の記載を要しない

(3) 申請者が外国人である場合は住所については国籍及び本邦内における居住地を記載す

るものとし氏名については自筆により記載したときは押印を省略することができる

3 欠格事由については申請者が法第5条第3項各号(移動受信用地上基幹放送をする特定基

地局に係る開設計画の認定を受けようとする者にあつては同条第1項各号又は第3項各号)に

該当しないときはその旨を記載すること

4 用紙は日本工業規格A列4番とする

収入印紙貼付欄

(注1)

60

別表第五号の七 特定基地局の開設計画の様式(第25条の4関係)

特定基地局開設計画

1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するためのも

のであるのかの別

2 特定基地局の開設を必要とする理由

(1) 提供する電気通信役務の種類(注1)

(2) 開設しようとする特定基地局の内容

ア 無線局の種別

イ 発射を予定している電波の型式

ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力

エ 伝送情報の具体的内容(注1)

(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み及びその

算出根拠(注1)

3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲又は特定基地局により行われる移動

受信用地上基幹放送に係る放送対象地域(注2)

4 希望する周波数の範囲(注3)

5 当該通信系又は当該放送系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備

の設置場所及び開設時期(注4)

6 電波の能率的な利用を確保するための技術であつて特定基地局の無線設備に用いる予定のもの

(注5)

(1) 周波数の効率的利用の方策として導入を予定している技術の具体的内容

(2) 干渉回避の方策として導入を予定している技術の具体的内容

7 当該放送系に含まれるすべての特定基地局に係る無線設備の工事費及び無線局の運用費の支弁方

法(注6)(注7)

8 事業計画及び事業収支見積り(注6)(注8)

9 終了促進措置を行う場合にあつては当該終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用

の支弁方法

10 その他の事項

(1) 運用開始の予定期日(注9)

(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法(注10)

(3) 無線従事者の配置方針

ア 無線従事者の配置場所ごとの無線従事者の資格及び人数(注11)

イ 将来的な無線従事者の確保の方法

(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項(注12)

注1 移動受信用地上基幹放送をする特定基地局の開設計画にあつては記載を要しない

2 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲については当該特定基地局によ

つて無線通信業務を行うこととしている区域以外の区域においても通信の相手方である移動す

る無線局の無線通信を可能とするために同一の開設指針に係る特定基地局の開設を予定してい

る他の事業者との業務委託契約の締結を予定している場合であつては当該他の事業者の氏名又

は名称及び当該他の事業者所属の特定基地局を通信の相手方とする場合の移動範囲を記載する

こと

3 周波数は希望する周波数の範囲を「何MHzから何MHzまで」のように記載すること

61

なお特定の周波数を希望する場合は希望する周波数の範囲に代えて希望する周波数を記載

することができる

4 認定の有効期間中における毎年度ごと市区町村ごと及び無線局の種別ごとの開設予定無線局

数を記載すること

なお既に確保している無線設備の設置場所がある場合にあつてはそれぞれ設置場所の住所

を「何市何町」等のように併せて記載すること

5 学術資料等の添付をもつて記載に代える場合はその旨を記載し別紙により添付すること

6 電気通信業務を行うことを目的とする特定基地局の開設計画にあつては記載を要しない

7 無線設備の工事費についてはその総額並びに送信設備受信設備土地及び建物等に係る費

用の内訳をそれぞれ記載すること送信設備の規模等に応じて送信設備及び受信設備の単価が異

なる場合にはそれぞれの単価及びその数量についても記載すること

8 別表第二号第1の26の欄のうち別紙(1)から(12)まで及び(15)から(18)までについて記載す

ること

9 年月日を記載すること

10 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法の記載は次によること

(1) 保守管理及び障害時の具体的な対応体制及び方法を記載すること

(2) 部内規定等がある場合において部内規定等の添付をもつて記載に代える場合はその旨

を記載し別紙により添付すること

11 既に無線従事者を有している場合にあつては当該無線従事者の資格及び人数を併せて記載す

ること

12 法第27条の12第2項第6号の規定によりその他必要な事項として開設指針に定められた事項

について具体的内容を記載すること

13 用紙は日本工業規格A列4番とする

62

6 電気通信事業法関係法令

(1) 電気通信事業法(昭和59年法律第86号) (業務の停止等の報告)

第二十八条 電気通信事業者は第八条第二項の規定により電気通信業務の一部を停止したとき又は電気通信業務に関

し通信の秘密の漏えいその他総務省令で定める重大な事故が生じたときはその旨をその理由又は原因とともに遅滞

なく総務大臣に報告しなければならない

(電気通信主任技術者)

第四十五条 電気通信事業者は事業用電気通信設備の工事維持及び運用に関する事項を監督させるため総務省令で

定めるところにより電気通信主任技術者資格者証の交付を受けている者のうちから電気通信主任技術者を選任しな

ければならないただしその事業用電気通信設備が小規模である場合その他の総務省令で定める場合はこの限りで

ない

2 電気通信事業者は前項の規定により電気通信主任技術者を選任したときは遅滞なくその旨を総務大臣に届け出

なければならないこれを解任したときも同様とする

(電気通信主任技術者資格者証)

第四十六条 電気通信主任技術者資格者証の種類は伝送交換技術及び線路技術について総務省令で定める

2 電気通信主任技術者資格者証の交付を受けている者が監督することができる電気通信設備の工事維持及び運用に関

する事項の範囲は前項の電気通信主任技術者資格者証の種類に応じて総務省令で定める

3 総務大臣は次の各号のいずれかに該当する者に対し電気通信主任技術者資格者証を交付する

一 電気通信主任技術者試験に合格した者

二 電気通信主任技術者資格者証の交付を受けようとする者の養成課程で総務大臣が総務省令で定める基準に適合

するものであることの認定をしたものを修了した者

三 前二号に掲げる者と同等以上の専門的知識及び能力を有すると総務大臣が認定した者

45 (略)

(電気通信主任技術者の義務)

第四十九条 電気通信主任技術者は事業用電気通信設備の工事維持及び運用に関する事項の監督の職務を誠実に行わ

なければならない

(2) 電気通信事業法施行規則(昭和60年郵政省令第25号) (業務の停止等の報告)

第五十七条 法第二十八条の規定による報告をしようとする者は報告を要する事由が発生した後(通信の秘密の漏えい

に係るものにあつてはそれを知つた後)速やかにその発生日時及び場所概要理由又は原因措置模様その他参考

となる事項について適当な方法により報告するとともにその詳細について次の表の上欄に掲げる報告の事由の区分に

応じそれぞれ同表の中欄に掲げる様式により同表の下欄に掲げる報告期限までに報告書を提出しなければならない

報告の事由 様式 報告期限

一 法第八条第二項の規定による電気

通信業務の一部の停止

様式第五十 法第八条第二項の規定により電気通信業務の一部を停

止した日から三十日以内

二 通信の秘密の漏えい 様式第五十の二 電気通信業務に関し通信の秘密の漏えいを知つた日か

ら三十日以内

三 第五十八条で定める重大な事故 様式第五十の三 その重大な事故が発生した日から三十日以内

(報告を要する重大な事故)

第五十八条 法第二十八条の総務省令で定める重大な事故は次のとおりとする

一 電気通信設備の故障により電気通信役務の全部又は一部(付加的な機能の提供に係るものを除く)の提供を停止

又は品質を低下させた事故(他の電気通信事業者の電気通信設備の故障によるものを含む)であつて次のいずれ

にも該当するもの

イ 当該電気通信役務の提供の停止又は品質の低下を受けた利用者の数が三万以上のもの(総務大臣が当該利用者

63

の数の把握が困難であると認めるものにあつては総務大臣が別に告示する基準に該当するもの)

ロ 当該電気通信役務の提供の停止時間又は品質の低下の時間が二時間以上のもの

二 電気通信事業者が設置した衛星海底ケーブルその他これに準ずる重要な電気通信設備の故障により当該電気

通信設備を利用するすべての通信のそ通が二時間以上不能となる事故

様式第4(第4条第3項第2号第9条第1項第2号第10条第2項第60条の2第2号関係)

提供する電気通信役務

電 気 通 信 役 務 の 種 類 提供する役務

1 加入電話

2 総合デジタル通信サービス(中継電話又は公衆電話であるもの及び国際総合デジタル通信

サービスを除く)

3 中継電話(国際電話等であるものを除く)

4 国際電話等 国際電話

国際総合デジタル通信サービス

5 公衆電話

6 携帯電話 三九世代移動通信システムを使用するもの

三九世代移動通信システムを使用するもの以外のもの

7 PHS

8 IP電話 当該IP電話の提供のために電気通信番号規則第9条第1項第1号又は

第10条第1項第2号に規定する電気通信番号を使用するもの

当該IP電話の提供のために電気通信番号規則第9条第1項第1号又は

第10条第1項第2号に規定する電気通信番号を使用するもの以外のもの

9 FMCサービス

10 インターネット接続サービス(携帯電話PHS端末インターネット接続サービスである

ものを除く)

11 FTTHアクセ

スサービス

共同住宅等内にVDSL設備その他の電気通信設備を用いるもの以外の

もの

共同住宅等内にVDSL設備その他の電気通信設備を用いるもの

12 DSLアクセスサービス

13 FWAアクセスサービス

14 CATVアクセスサービス

15 携帯電話PHS端末インターネット接続サービス(三九世代携帯電話端末インターネ

ット接続サービスであるものを除く)

16 携帯電話PHSパケット通信アクセスサービス(三九世代携帯電話パケット通信アク

セスサービスであるものを除く)

17 三九世代携帯電話端末インターネット接続サービス

18 三九世代携帯電話パケット通信アクセスサービス

19 フレームリレーサービス

20 ATM交換サービス

21 公衆無線LANアクセスサービス

22 BWAアクセスサービス

23 IP-VPNサービス

24 広域イーサネットサービス

25 専用役務 国内電気通信役務であるもの

国際電気通信役務であるもの

26 上記1から25までに掲げる電気通信役務を利用した付加価値サービス

27 インターネット関連サービス(IP電話を除く)

28 電報 (略)

29 上記1から28までに掲げる電気通信役務以外の電気通信役務

注 (略)

64

(3) 電気通信主任技術者規則(昭和60年郵政省令第27号) (電気通信主任技術者の選任等)

第三条 法第四十五条第一項の規定による電気通信主任技術者の選任は次に掲げるところによるものとする

一 次の表の上欄に掲げる事業用電気通信設備を直接に管理する事業場ごとにそれぞれ当該事業場に常に勤務する

者であつて同表の下欄に掲げるもののうちから行うこと

イ 事業用電気通信設備(線路設備及び

これに附属する設備を除く)

伝送交換主任技術者資格者証の交付を受けている者

ロ 線路設備及びこれに附属する設備 線路主任技術者資格者証の交付を受けている者

二 業務区域が一の都道府県の区域を超える電気通信事業者にあつては前号の規定によるほか事業用電気通信設

備を設置する都道府県ごとに前号の表の上欄に掲げる事業用電気通信設備の種別に応じそれぞれ当該都道府県

に常に勤務する者であつて同表の下欄に掲げるもののうちから行うこと

2 前項各号の規定にかかわらず総務大臣が別に告示する場合は前項第一号の表の上欄に掲げる事業用電気通信設備

の種別に応じ同号の規定による選任に代えて同号の事業場を直接統括する事業場ごとに電気通信主任技術者を選任し

又は当該電気通信主任技術者若しくは前項各号の規定により選任された電気通信主任技術者に他の事業場若しくは都

道府県において選任すべき電気通信主任技術者を兼ねさせることができる

(資格者証の種類)

第五条 法第四十六条第一項の電気通信主任技術者資格者証(以下「資格者証」という)の種類は伝送交換主任技術

者資格者証及び線路主任技術者資格者証とする

(4) 電気通信主任技術者選任の範囲を定める件(平成22年総務省告示第49号) 電気通信主任技術者規則(以下「規則」という)第三条第二項の規定に基づき総務大臣が別に告示する場合は次

の各項に掲げる場合の区分に応じそれぞれ当該各項に掲げる場合とする

一 規則第三条第二項の規定により電気通信主任技術者を選任し又は同条第一項第一号若しくは同条第二項の規定によ

り選任された電気通信主任技術者に他の事業場(当該事業場に常に勤務する者のうちに電気通信主任技術者資格者証の

交付を受けている者がいない場合に限る)において選任すべき電気通信主任技術者を兼ねさせる場合 次の各号のい

ずれにも適合する場合

1 規則第三条第二項の規定により選任される電気通信主任技術者又は他の事業場の電気通信主任技術者を兼務する

こととなる者(以下「兼務主任技術者等」という)が直接統括される事業場又は兼務することとなる事業場に速

やかに到達できること

2 これらの事業場において直接に管理される電気通信設備に障害が生じた場合には予備設備への切り替え等の障

害防止のための応急措置が直ちに行われること

3 これらの事業場に係る電気通信設備の工事維持及び運用上必要な事項が兼務主任技術者等に容易に連絡できる

よう措置されていること

4 これらの事業場の電気通信設備の巡視点検及び検査の結果が兼務主任技術者等に報告されること

5 その他これらの事業場が兼務主任技術者等による監督で支障ないように措置されていること

二 規則第三条第一項第一号又は同条第二項の規定により選任された電気通信主任技術者に同条第一項第二号の規定に

基づき選任すべき電気通信主任技術者を兼ねさせる場合 次の各号のいずれかの場合

1 規則第三条第一項第一号又は同条第二項の規定により選任された電気通信主任技術者の勤務する事業場がある都

道府県の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合

2 電気通信事業者が事業開始後五年以内において電気通信設備を設置する都道府県ごとに電気通信主任技術者(第

三項に規定する兼任主任技術者を含む)を選任する計画を管理規程に定めている場合であって当該計画の期間中

における利用者の数が三万未満の都道府県の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合

3 電波法施行規則(昭和二十五年電波監理委員会規則第十四号)第四条第二十号の二に規定する地球局のうち専

ら一の利用者(当該電気通信事業者との間に電気通信役務の提供を受ける契約を締結する者であって電気通信事

業者以外の者をいう)に電気通信役務の提供を行うことを目的として開設された地球局における事業用電気通信設

備が設置されている都道府県(当該都道府県内に複数の利用者に電気通信役務の提供を行うことを目的として開

設された地球局がある場合を除く)の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合

三 規則第三条第一項第二号の規定により選任された電気通信主任技術者に他の都道府県において選任すべき電気通信

主任技術者を兼ねさせる場合 総務省組織令(平成十二年政令第二百四十六号)第百三十八条第一項に規定する総合通

65

信局(北海道総合通信局を除く)の管轄区域内又は当該管轄区域と隣接する都府県(沖縄県を除く以下この項にお

いて同じ)の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合であって次の各号のいずれにも適合する場合

1 当該都府県内に設置された電気通信設備に障害が生じた場合には予備設備への切り替え等の障害防止のための

応急措置が直ちに行われること

2 当該都府県内に設置された電気通信設備の工事維持及び運用上必要な事項が当該都府県の電気通信主任技術

者を兼任することとなる者(以下「兼任主任技術者」という)に容易に連絡できるよう措置されていること

3 当該都府県内の電気通信設備の巡視点検及び検査の結果が兼任主任技術者に報告されること

4 その他当該都府県内の電気通信設備が兼任主任技術者による監督で支障ないように措置されていること

66

7 三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指

針を定める件(平成23年総務省告示第513号) 改正平成24年4月17日(平成24年総務省告示第165号)

電波法(昭和二十五年法律第百三十一号)第二十七条の十二第一項の規定に基づき三九世代移動通信システムの普

及のための特定基地局の開設に関する指針を次のように定める

平成二十三年十二月十四日 総務大臣 川端 達夫

第一章 総則

一 開設指針の対象とする特定基地局の範囲に関する事項

本開設指針の対象とする特定基地局(以下単に「特定基地局」という)の範囲は無線設備規則(昭和二十五年電

波監理委員会規則第十八号)第四十九条の六の四第四十九条の六の五又は第四十九条の六の九に規定する技術基準

に係る無線設備(当該無線設備の発射する電波の中継を行う同規則第四十九条の六に規定する技術基準に係るものを

含む)を使用する基地局及び陸上移動中継局のうち次項第一号に規定する周波数を使用するものとする

二 周波数割当計画に示される割り当てることが可能である周波数のうち特定基地局に使用させることとする周波数及

びその周波数の使用に関する事項

1 特定基地局に使用させることとする周波数は九四五MHzを超え九六〇MHz以下又は七七三MHzを超え八〇三MHz以

下の周波数(当該周波数の使用は平成二十四年七月二十五日以降に限る)とする

2 特定基地局に係る前号に規定する周波数の使用区域は全国とする

3 第一号に規定する周波数のうち現に特定基地局以外の無線局が使用している場合であってその周波数について

周波数割当計画(平成二十年総務省告示第七百十四号)において使用の期限が定められている周波数及びその期限

の満了の日はそれぞれ次のとおりである

(一)(二) (略)

(三) 七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数 平成三十一年三月三十一日

第二章 九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定に係る事項

三 特定基地局の配置及び開設時期に関する事項

1 本開設指針に係る開設計画(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局のものに限る以下

この章において同じ)の認定を受けた者(以下この章において「認定開設者」という)は当該認定の日(以下

この章において「認定日」という)から四年を経過した日の属する年度の末日までに総合通信局(沖縄総合通信

事務所を含む以下同じ)の管轄区域ごとの特定基地局(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用するもの

に限る以下この章(第三号を除く)において同じ)の人口カバー率(一の市町村(特別区を含み平成二十二

年十月一日における行政区画による区域とする以下同じ)における全ての市町村事務所等(地方自治法(昭和二

十二年法律第六十七号)第四条第一項に規定する事務所並びに同法第百五十五条第一項(同法第二百八十三条第一

項において適用する場合を含む)に規定する支所及び出張所をいう以下同じ)において特定基地局(屋内その

他他の無線局の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置するものを除く)とその

通信の相手方である陸上移動局との間の通信が可能となる場合に当該一の市町村を当該通信が可能な市町村とみな

し一の総合通信局の管轄区域における当該通信が可能な市町村の人口(平成二十二年の国勢調査の結果による人

口とする以下同じ)の合計を当該一の総合通信局の管轄区域の人口で除した値をいう以下同じ)が全て百

分の五十以上になるように特定基地局を開設しなければならない

2 (略)

3 認定開設者は認定日から七年を経過した日の属する年度の末日までに三九世代移動通信システムの基地局

(特定基地局のうち無線設備規則第四十九条の六の九に規定する技術基準に係る無線設備(占有周波数帯幅が一〇

MHz以上のものに限る)を使用するものをいう以下同じ)であって九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を

使用するものの運用を開始しなければならない

四五 (略)

67

六 特定基地局の円滑な開設の推進に関する事項その他必要な事項

1~3 (略)

4 本開設指針に係る開設計画の認定は電波法第二十七条の十三第四項各号並びに前各項及び前各号に規定する事

項並びに別表第二に規定する要件を満たしている申請の数が一の場合は当該申請に対してするものとし一を超え

る場合は当該申請について別表第三に掲げる順序に従い同表に掲げる基準に適合する申請の数が一となるまで審査

した当該申請に対してするものとするなお同法第二十七条の十三第三項の規定により公示された期間(以下「申

請期間」という)内に提出された本開設指針に係る開設計画の認定の申請については前後なく受け付けたものと

して同等に扱い審査を行う

56 (略)

第三章 七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定に係る事項

七 特定基地局の配置及び開設時期に関する事項

1 本開設指針に係る開設計画(七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用する特定基地局のものに限る以下

この章において同じ)の認定を受けた者(以下この章において「認定開設者」という)は当該認定の日(以下

この章において「認定日」という)から七年を経過した日の属する年度の末日までに総合通信局の管轄区域ごと

の特定基地局(七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用するものに限る以下この章において同じ)の人口

カバー率が全て百分の八十以上になるように特定基地局を開設しなければならない

2 認定開設者は認定日から七年を経過した日の属する年度の末日までに三九世代移動通信システムの基地局

であって七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用するものの運用を開始しなければならない

八 特定基地局の無線設備に係る電波の能率的な利用を確保するための技術の導入に関する事項

特定基地局の無線設備に対しては適応多値変調及び空間多重技術その他の電波の能率的な利用を確保するための

技術を用いなければならない

九 終了促進措置に関する事項

1 認定開設者は次の(一)及び(二)に掲げる無線局による七七〇MHzを超え八〇六MHz以下の周波数の使用を第二項

第三号(三)に定める日前に終了させるためこの項に定めるところにより次の(一)及び(二)に掲げる無線局を対

象とする終了促進措置を実施しなければならない

(一) 番組素材中継を行う無線局(無線設備規則第三十七条の二十七の二十一に規定する番組素材中継を行う無線

局をいう以下同じ)であって七七〇MHzを超え八〇六MHz以下の周波数を使用するもの

(二) 無線設備規則第四十九条の十六に規定する特定ラジオマイクの無線局及び同規則第四十九条の十六の二に規

定するデジタル特定ラジオマイクの無線局

2 全ての認定開設者は前号(一)及び(二)に掲げる無線局の免許人(以下「対象免許人」という)との間の合意に

基づいて対象免許人が当該無線局について第二項第三号(三)に定める日前に次に掲げるいずれかの措置を行う

ことを条件として当該措置に係る無線局の運用の開始を確保するために必要な範囲において終了促進措置とし

て次号(一)及び(二)に掲げる費用の全部を連帯して負担しなければならない

(一) 前号(一)に掲げる無線局が使用する周波数を一二四〇MHzを超え一三〇〇MHz以下若しくは二三三〇MHz

を超え二三七〇MHz以下に変更する措置又は一二四〇MHzを超え一三〇〇MHz以下若しくは二三三〇MHzを

超え二三七〇MHz以下の周波数を使用する番組素材中継を行う無線局を開設しかつ同号(一)に掲げる無線局

を廃止若しくは当該無線局が使用する周波数を一二四〇MHzを超え一三〇〇MHz以下若しくは二三三〇MHz

を超え二三七〇MHz以下に変更する措置

(二) 前号(二)に掲げる無線局が使用する周波数を四七〇MHzを超え七一四MHz以下若しくは一二四〇MHzを超え一

二六〇MHz以下に変更する措置又は四七〇MHzを超え七一四MHz以下若しくは一二四〇MHzを超え一二六〇MHz

以下の周波数を使用するラジオマイクの無線局を開設しかつ同号(二)に掲げる無線局を廃止若しくは当該無

線局が使用する周波数を四七〇MHzを超え七一四MHz以下若しくは一二四〇MHzを超え一二六〇MHz以下に変更

する措置

3 前号の規定により認定開設者が負担する費用は同号に定める措置に係る次に掲げる費用とする

(一) 無線局の無線設備及びこれに附属する設備(当該無線局の開設に必要な受信設備伝送路設備その他の設備

68

をいう(二)において同じ)の取得に要する費用

(二) 第一号(一)及び(二)に掲げる無線局の無線設備及びこれに附属する設備の変更の工事に要する費用

4 認定開設者は終了促進措置の実施に当たって次に掲げる事項を行わなければならない

(一) (二)から(四)までに掲げる事項及び終了促進措置に係る対象免許人との合意について他の全ての認定開設

者と共同して実施することとし当該事項及び当該合意の実施方法について認定日から三月以内に他の全ての

認定開設者と協議し合意することなお終了促進措置に要した費用について一の認定開設者が負担する金額

は当該費用の総額を認定開設者の数で除した額とすること

(二) (一)の他の全ての認定開設者との合意の日から六月以内に終了促進措置の実施の概要(次号(四)の定めに

より設置した窓口の連絡先及び対応時間を含む)を対象免許人に周知させるための措置を開始すること

(三) (一)の他の全ての認定開設者との合意の日から六月以内に終了促進措置の実施手順を対象免許人に対して

通知すること

(四) (二)及び(三)に掲げる事項の実施前に対象免許人を社員その他の構成員としている法人又は団体(以下「免

許人団体」という)との間で(二)及び(三)の事項の実施について協議を行うこと

(五) 対象免許人との間で当該対象免許人が行う第二号に定める措置の内容及びその実施時期並びに当該措置に

係る終了促進措置に関する費用負担の範囲方法及び実施時期並びに当該対象免許人が当該措置を行うまでの間

に当該対象免許人の第一号(一)及び(二)に掲げる無線局と特定基地局が周波数を共用する場合の当該共用の条件

その他終了促進措置の内容について協議を行うこと

(六) 対象免許人から(五)の協議の申入れがあった場合には遅滞なく当該協議を開始すること

5 申請者(本開設指針に係る開設計画の申請者に限る以下この章において同じ)又は認定開設者は終了促進措

置の実施に関する透明性の確保を図るため次に掲げる事項を遵守しなければならない

(一) 申請者は平成二十四年総務省告示第百六十五号(三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局

の開設に関する指針を定める件の一部を改正する件)の告示のときから認定を受けるまでの間対象免許人及び

免許人団体に対し認定開設者が行う第二号に規定する費用の負担に関する協議調整等を一切行わないこと

(二) 申請者は平成二十四年総務省告示第百六十五号の告示のときから認定を受けるまでの間他の全ての申請

者に対し終了促進措置に係る前号(一)の実施方法について協議調整等を一切行わないこと

(三) 認定開設者は前号(一)により他の全ての認定開設者と合意したときはその合意の内容を示す書面の写し

を速やかに総務大臣に提出するとともにその内容をインターネットの利用その他の方法により公表すること

(四) 認定開設者は前号(一)の合意の日から一月以内に終了促進措置の実施に関する対象免許人からの問合せ

に対応するための窓口を設置し第二項第三号(三)に定める日の前日まで設置すること

(五) 認定開設者は前号(三)の通知をした場合はその通知の内容をインターネットの利用その他の方法により

公表すること

(六) 認定開設者は終了促進措置に関する費用の負担の公正が確保されるよう十分に配意することなお前号

(四)及び(五)に規定する終了促進措置の実施に関する協議において免許人団体が関与する場合には当該免許

人団体は当該関与に対して認定開設者及び対象免許人から対価を受けてはならないこと

(七) 認定開設者は前号(五)の協議により合意がなされたときはその内容を全ての認定開設者及び対象免許

人が署名若しくは記名押印した書面又は電子署名を行った電磁的記録により確認し本開設指針に係る開設計画

の認定の有効期間中当該書面又は当該電磁的記録を保管し総務大臣の求めに応じて速やかにその写しを提出

すること

(八) 認定開設者は当該認定に係る開設計画に基づく終了促進措置の完了までの間毎年度の四半期ごとに第

一号(一)及び(二)に掲げる無線局の区分に従い当該措置を実施した無線局数及び当該措置の実施に要した費用そ

の他当該措置の実施の状況を示す書類を総務大臣に提出すること

6 総務大臣は前号(八)の規定により認定開設者から提出された書類について本開設指針(七七三MHzを超え八〇

三MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画に係る部分に限る)及び当該認定に係る開設計画に基づき適

切に終了促進措置が実施されていることを確認し当該書類の概要及び確認の結果をインターネットの利用その他

の方法により公表するものとする

7 認定開設者は終了促進措置に関して対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図る

ための体制の整備その他必要な措置を講ずるよう努めなければならない

十 特定基地局の円滑な開設の推進に関する事項その他必要な事項

1 特定基地局は次に掲げる場合に開設されたものとする

(一) 第二項第一号に規定する七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数のみを使用する基地局又は陸上移動中継局

を開設した場合

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(二) 第二項第一号に規定する七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数と当該周波数とは異なる周波数とを併せて

使用する基地局又は陸上移動中継局を開設した場合

(三) 既に開設している基地局又は陸上移動中継局について第二項第一号に規定する七七三MHzを超え八〇三MHz以

下の周波数の追加又は当該周波数への変更に係る周波数の指定の変更を受けた場合

2 地域ごとに連携する複数の者がそれぞれ本開設指針に係る開設計画の認定の申請を行う場合にはこれらの申請

を一の申請とみなして本開設指針の規定を適用する

3 本開設指針に係る開設計画の認定の申請は次に定めるところにより行わなければならない

(一) 申請することができる周波数の帯域幅は一〇MHzとし電波法第二十七条の十三第二項第四号に規定する希

望する周波数の範囲として七七三MHzを超え七八三MHz以下七八三MHzを超え七九三MHz以下及び七九三MHzを超

え八〇三MHz以下の周波数を希望する順に開設計画に記載すること

(二) 申請に当たっては電波法第二十七条の十三第二項及び無線局免許手続規則第二十五条の四に定めるところ

によるほか別表第一に規定する事項について開設計画に記載しなければならない

4 本開設指針に係る開設計画の認定は電波法第二十七条の十三第四項各号並びに第一項第二項及び第七項から

前項まで並びに前各号に規定する事項並びに別表第二に規定する要件を満たしている申請に対して行うただし

当該申請(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けている者のもの

を除く)の数が三の場合は当該申請に対して認定するものとし三を超える場合は当該申請について別表第三に掲

げる順序に従い同表に掲げる基準に適合する申請の数が三となるまで審査した当該申請に対して認定するものとす

るなお申請期間内に提出された本開設指針に係る開設計画の認定の申請については前後なく受け付けたもの

として同等に扱い審査を行う

5 開設計画の認定に係る電波法第二十七条の十三第四項に基づく周波数の指定は第三号(一)により開設計画に記

載した希望する周波数の範囲に基づき行うこの場合において二以上の申請者が同じ周波数の範囲を希望すると

きは前号の別表第三に係る審査における基準への適合の度合いが高い者の希望を優先するただし当該申請者

に九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けている者が含まれる場合

はその者の申請はそれ以外の者の申請に劣後するものとする

6 認定開設者は毎年度の四半期ごとに当該認定に係る開設計画に基づく事業の進捗を示す書類を総務大臣に提

出しなければならない

7 別表第一の二4に規定するブースター障害等の防止又は解消はそれらに要する費用の負担等当該ブースター障

害等の防止又は解消に当たり必要な事項についてあらかじめ全ての認定開設者間で協議し合意した上で当該全

ての認定開設者が共同して行わなければならない

別表第一 開設計画に記載すべき事項

一 特定基地局の整備計画に関する事項

1 特定基地局の開設数に関する年度(特定基地局の最初の運用開始の日から十年を経過した日の属する年度まで

に限る以下この一及び四において同じ)の末日ごと都道府県ごと無線局の種別ごと(屋内その他他の無線局

の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置する無線局かの別を含む)及び技術基

準ごと(無線設備規則第四十九条の六の五に規定する技術基準(拡散符号速度が毎秒三八四メガチップのもので

あって六四値直交振幅変調が可能なものに限る)にあっては隣接する二の搬送波を使用すること又は複数の空中

線を使用する空間多重方式を用いることにより伝送速度を向上させるものかどうかの別同規則第四十九条の六の

九に規定する技術基準にあっては占有周波数帯幅の別を含む)の計画

2 総合通信局の管轄区域ごとの特定基地局の人口カバー率に関する市町村ごと年度の末日ごとの計画(当該計

画に係る無線局の開設数を含む)

3 別表第三の二に規定する全国の三九世代移動通信システムの基地局の人口カバー率に関する市町村ごと年

度の末日ごとの計画(当該計画に係る無線局の開設数を含む)

4 三九世代移動通信システムの基地局の運用の開始に関する計画

二 開設計画に従って円滑に特定基地局を整備するための能力に関する事項(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を

使用する特定基地局の開設計画(以下「九〇〇MHz帯開設計画」という)の申請に当たっては次の1から3まで七七

三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画(以下「七〇〇MHz帯開設計画」という)の申請

に当たっては次の1から4までに掲げる事項について記載すること)

1 特定基地局の設置場所の確保(開設に対する地域住民の合意形成に向けた取組を含む以下別表第二の二におい

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て同じ)に関する計画及びその根拠

2 特定基地局の無線設備の調達に関する計画及びその根拠

3 特定基地局の整備に係る工事業者その他の業者との協力体制の確保に関する計画及びその根拠

4 地上デジタル放送(人工衛星の無線局以外の無線局により行われるテレビジョン放送(デジタル放送に限る)を

いう以下この4において同じ)の受信電波を増幅する機器その他の受信設備に作用することにより発生する地上

デジタル放送の受信障害(以下「ブースター障害等」という)を与えるおそれのある世帯数等の規模当該ブース

ター障害等の防止又は解消に要する費用の見通し当該費用の負担に関する事項及びそれらの根拠並びに当該ブー

スター障害等を防止し又は解消するための方法当該方法の実施に関する地上デジタル放送を行う放送事業者(放

送法(昭和二十五年法律第百三十二号)第二条第二十六号に規定する放送事業者をいう)との間の連絡及び調整そ

の他のブースター障害等の防止又は解消に関する計画及びその根拠

三 電気通信設備の設置及び運用を円滑に行うための技術的能力に関する事項

1 申請者が設置しようとする無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績及び計画

2 特定基地局に係る伝送路設備交換設備端末設備その他の運用に必要な電気通信設備(電気通信事業法(昭和

五十九年法律第八十六号)第二条第二号に規定する電気通信設備をいう以下同じ)の調達及び工事に関する計画

及びその根拠

3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関する計画及びその根拠

4 電気通信主任技術者(電気通信事業法第四十五条第一項に規定する電気通信主任技術者をいう以下同じ)の選

任及び配置に関する計画及びその根拠

5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻(ふく)輳(そう)を防止し又は最

小限に抑えるための措置に関する計画及びその根拠

四 財務的基礎に関する事項

1 特定基地局の運用による電気通信事業(電気通信事業法第二条第四号に規定する電気通信事業をいう以下同じ)

により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根拠(当該電気通信事業に係る電気通信役務(同条第三号

に規定する電気通信役務をいう以下同じ)の契約数に関する事項を含む)

2 特定基地局に係る設備投資の額及び終了促進措置の実施に要する費用その他当該電気通信事業に要する費用に関

する年度ごとの見通し及びその根拠

3 当該電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠(申請者及び申請者に対する主な

出資者の財務諸表(財務諸表等の用語様式及び作成方法に関する規則(昭和三十八年大蔵省令第五十九号)第一

条第一項に規定する財務諸表をいう)その他の当該計画に従って必要な資金を確保することができることを証する

書類を別紙により添付すること)

4 当該電気通信事業に係る損益及びキャッシュフローに関する年度ごとの見通し及びその根拠

五 業務執行体制の整備に関する事項

1 法令遵守のための体制の整備に関する計画及びその根拠(法令遵守に係る内部規程がある場合は別紙により添

付すること)

2 個人情報保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠(個人情報保護に係る内部規程がある場合は別紙

により添付すること)

3 電気通信役務についての利用者からの苦情及び問合せに対する適切かつ迅速な処理を行うための体制その他の電

気通信事業の利用者の利益の保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠(電気通信事業の利用者の利益の

保護に係る内部規程がある場合は別紙により添付すること)

六 混信等の防止に関する事項

九〇〇MHz帯開設計画にあっては次の1七〇〇MHz帯開設計画にあっては次の2に掲げる無線局その他既設の無線

局(予備免許を受けているものを含む)及び電波法第五十六条第一項に規定する指定を受けている受信設備(以下「既

設の無線局等」という)の運用並びに電波の監視を阻害する混信その他の妨害を防止するための対策及び体制に関す

る計画及びその根拠

1 九〇〇MHz帯開設計画に係る無線局

(一)~(七) (略)

2 七〇〇MHz帯開設計画に係る無線局

(一) 無線設備規則第三十七条の二十七の九から第三十七条の二十七の十一までに規定する技術基準に係る無線設

備を使用する無線局

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(二) 無線設備規則第四十九条の六の三から第四十九条の六の五まで及び第四十九条の六の九に規定する技術基準

に係る無線設備を使用する基地局(七七三MHzを超え八〇三MHz以下及び八六〇MHzを超え八九〇MHz以下の周波数

を使用するものに限る)

(三) 無線設備規則第四十九条の二十二の二に規定する技術基準に係る無線設備を使用する無線局

(四) 番組素材中継を行う無線局であって七七〇MHzを超え八〇六MHz以下の周波数を使用するもの

(五) 無線設備規則第四十九条の十六及び第四十九条の十六の二に規定する技術基準に係る無線設備を使用する無

線局

七 終了促進措置に関する事項

1 第五項第二号(七〇〇MHz帯開設計画にあっては第九項第二号)に規定する費用の負担に充てることが可能な金

額の総額(以下「負担可能額」という)

2 当該費用に充てる資金の確保の計画及びその根拠(外国通貨で表示された金額は申請期間の開始日における外

国為替の売買相場により本邦通貨で表示された金額に換算することまた申請者の預金口座の残高として金融

機関が証明した書類金融機関による融資を行う旨を約する書類その他の負担可能額に相当する資金を確実に確保

することができることを証する書類を別紙により添付すること)

3 対象免許人等(七〇〇MHz帯開設計画にあっては対象免許人以下同じ)との終了促進措置の協議を開始する

無線局の割合及び終了促進措置の実施を完了する無線局の割合に関する年度ごと都道府県(第五項第一号(二)

及び(三)に掲げる無線局においては総合通信局の管轄区域)ごと第五項第一号(一)から(三)まで(七〇〇MHz帯開

設計画にあっては第九項第一号(一)及び(二))の区別ごとの計画及びその根拠

4 終了促進措置の実施に係る窓口の設置周知させるための措置及び通知の実施の確保に関する計画

5 第五項第五号(一)(七〇〇MHz帯開設計画にあっては第九項第五号(一)及び(二))に規定する事項の遵守を示す

6 対象免許人等との終了促進措置に係る協議及び合意の方法に関する計画

7 第五項(七〇〇MHz帯開設計画にあっては第九項)に定める終了促進措置に関する事項について対象免許人等

との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体制の整備その他必要な措置に関する計画

八 電波の能率的な利用の確保に関する事項

申請者に係る携帯無線通信(無線設備規則第三条第一号に規定する携帯無線通信をいう以下同じ)を行う無線局

の周波数に係る電波の能率的な利用を確保するための取組に関する計画(電波の利用状況及び利用計画を含む以下

別表第二の十において同じ)及びその根拠

九 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与に関する事項

本開設指針又は平成二十一年総務省告示第二百四十八号(三九世代移動通信システムの導入のための特定基地局

の開設に関する指針を定める件)に係る開設計画の認定を受けていない電気通信事業者(電気通信事業法第二条第五

号に規定する電気通信事業者をいい同号に規定する電気通信事業者になる見込みのある者を含む以下同じ)に対

する卸電気通信役務(同法第二十九条第一項第十号に規定する卸電気通信役務をいう以下同じ)の提供又は電気

通信設備の接続その他の方法による特定基地局の利用を促進するための具体的な計画

十 申請者の条件に関する事項

別表第二の十一の要件に対する適合を示す旨(申請者が法人又は団体である場合にあってはその役員(組合その

他これに準ずる事業体にあっては役員に相当する者を含む以下同じ)及び同表十一4の議決権の関係を示す書類

を別紙により添付すること)

十一 一から十までに定めるもののほか本開設指針に定められた事項に関する申請者のこれまでの取組の実績並びに計

画及びその根拠

別表第二 開設計画の認定の要件

一 全ての都道府県の区域において特定基地局を整備する計画及びその根拠を有していること

二 開設計画に記載された全ての特定基地局についてその円滑な整備のため設置場所の確保無線設備の調達及びそ

の整備に係る業者との協力体制の確保に関する計画(七〇〇MHz帯開設計画の認定においてはブースター障害等の防

止又は解消に関する計画を含む)及びその根拠を有していること

72

三 申請者が設置しようとする無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績又は計画を有しかつ特定基地

局の運用に必要な電気通信設備の調達及び工事並びに運用及び保守に関する計画及びその根拠を有していること

四 関係法令の規定に基づき無線従事者の配置方針並びに電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根

拠を有していること

五 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑えるため

の措置に関する計画(申請者が開設計画の認定を受けたことのある者である場合にあっては当該認定に係る開設計画

に記載されたもの以外のものを含むこと)及びその根拠を有していること

六 特定基地局の運用による電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠を有しておりか

つ当該電気通信事業に係る損益に関する年度ごとの見通しにおいて利益の生じる年度があること

七 法令遵守のための体制の整備平成十六年総務省告示第六百九十五号(電気通信事業における個人情報保護に関する

ガイドラインを定める件)に適合した個人情報保護のための体制の整備及び電気通信事業の利用者の利益の保護のため

の体制の整備に関する計画及びその根拠を有していること

八 既設の無線局等の運用及び電波の監視を阻害する混信その他の妨害を防止するため当該妨害の防止に係る対応を行

う窓口の設置及び特定基地局の設置前に当該設置に係る情報交換若しくは協議の実施又は当該妨害を防止するための

特定基地局の設置における無線設備へのフィルタの追加若しくは無線局の設置場所及び無線設備の空中線の指向方向

の調整の実施による干渉の改善等の措置を行う計画及びその根拠を有していること

九 負担可能額が次の各号に掲げる区分によりそれぞれ当該各号に定める金額以上であり当該負担可能額を確実に

確保できること

1 九〇〇MHz帯開設計画の認定 千二百億円

2 七〇〇MHz帯開設計画の認定 六百億円

十 申請者に係る携帯無線通信を行う無線局の周波数に係る電波の能率的な利用を確保するための取組に関する計画及

びその根拠を有していること(九〇〇MHz帯開設計画の認定においては第四項七〇〇MHz帯開設計画の認定においては

第八項に掲げる事項を除く)

十一 申請者が次の要件を満たしていること

1 申請者が本開設指針に係る二以上の開設計画の認定の申請(申請期間が同じものに限る以下この十一におい

て同じ)を行っていないこと

2 申請者が本開設指針に係る他の開設計画の認定の申請を行っている法人又は団体の役員ではないこと

3 申請者が法人又は団体である場合にあってはその役員が本開設指針に係る他の開設計画の認定の申請を行って

いないこと

4 申請者が法人又は団体である場合にあっては申請者により議決権の三分の一以上を保有される者申請者の議

決権を三分の一以上保有する者及び申請者の議決権を三分の一以上保有する者により議決権の三分の一以上を保有

される者(申請者を除く)(申請者と地域ごとに連携する者を除く)が本開設指針に係る開設計画の認定の申請

を行っていないことこの場合において一の者により議決権の三分の一以上を保有される者が議決権の三分の一

以上を保有する者は当該一の者により議決権の三分の一以上を保有される者と一の者の議決権を三分の一以上保

有する者の議決権を三分の一以上保有する者は当該一の者の議決権を三分の一以上保有する者と順次みなす

別表第三 開設計画の認定の審査基準

一 負担可能額(当該負担可能額に十億円未満の端数があるときはこれを切り捨てかつ九〇〇MHz帯開設計画の認定

においては二千百億円七〇〇MHz帯開設計画の認定においては千五百億円を超える額があるときはその超える額を

控除した額とする)がより大きいこと

二 認定日(九〇〇MHz帯開設計画の認定においては第三項第一号に規定する認定日七〇〇MHz帯開設計画の認定におい

ては第七項第一号に規定する認定日とする)から七年を経過した日の属する年度の末日の全国の三九世代移動通

信システムの基地局(九〇〇MHz帯開設計画の認定においては九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用するもの

七〇〇MHz帯開設計画の認定においては七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用するものに限るこの二におい

73

て同じ)の人口カバー率(一の市町村における全ての市町村事務所等において三九世代移動通信システムの基地局

(屋内その他他の無線局の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置するものを除く)

とその通信の相手方である陸上移動局との間の通信が可能となる場合に当該一の市町村を当該通信が可能な市町村と

みなし当該通信が可能な市町村の人口の合計を全国の人口で除した値をいう)を百分の五で除した値(一未満の

端数があるときはこれを一に切り上げるものとする)がより大きいこと

三 次に掲げる基準への適合の度合いが高いこと

1 終了促進措置に関する事項

第五項(七〇〇MHz帯開設計画の認定においては第九項)に定める終了促進措置に関する事項について対象免

許人等との迅速な合意形成を図るための具体的な対策及び円滑な実施を図るための具体的な体制の整備に関する計

画がより充実していること

2 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与

(一) 本開設指針又は平成二十一年総務省告示第二百四十八号に係る開設計画の認定を受けていない電気通信事業

者等多数の者に対する卸電気通信役務の提供又は電気通信設備の接続その他の方法による特定基地局の利用を

促進するための具体的な計画がより充実していること

(二) (一)のほか申請者に割り当てている周波数帯の有無及び差違並びに申請者に割り当てている周波数の幅に対

する当該周波数を利用する電気通信事業に係る契約数の程度を勘案して特定基地局を開設して電気通信事業を

行うことが電気通信事業の健全な発達と円滑な運営により寄与すること

74

8 その他関係告示

(1) 平成23年総務省告示第513号に基づく特定基地局の開設計画の認定の申請期間等を定

める件(平成24年総務省告示第167号) 電波法(昭和二十五年法律第百三十一号)第二十七条の十三第三項の規定に基づき及び同項を実施するため平成二

十三年総務省告示第五百十三号(三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針を定める件)

に基づく特定基地局の開設計画の認定の申請期間等を次のように定める

平成二十四年四月十七日 総務大臣 川端 達夫

一 周波数

七七三MHzを超え八〇三MHz以下

二 申請期間

平成二十四年四月十七日(火)八時三十分から同年五月二十五日(金)十七時十五分までの間

三 申請の提出先

総務大臣又は任意の総合通信局長若しくは沖縄総合通信事務所長

四 問合せ先

総務省総合通信基盤局電波部移動通信課 電話〇三(五二五三)五八九三

五 申請要領

開設計画の認定を受けようとする者が認定の申請を行うための要領その他の必要な事項は別に公表する

  • 第1章 申請書類の提出
    • 1 申請受付期間
    • 2 申請受付場所
    • 3 問合せ先
    • 4 留意事項
      • (1) 関係法令の適用
      • (2) 記載方法等について
      • (3) その他
          • 第2章 申請書類の作成
            • 1 全体的注意事項
              • ア 製本
              • イ 記載原則
              • ウ 定義等
                • 2 免許規則別表第5号の6認定申請書
                  • (1) 記載例
                  • (2) 注意事項
                    • ア 収入印紙
                    • イ 申請者欄
                    • ウ その他
                        • 3 免許規則別表第5号の7開設計画
                          • (1) 記載例
                          • (2) 注意事項
                            • ア 「1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するためのものであるのかの別」について
                            • イ 「2(1) 提供する電気通信役務の種類」について
                            • ウ 「2(2)ア 無線局の種別」について
                            • エ 「2(2)イ 発射を予定している電波の型式」について
                            • オ 「2(2)ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力」について
                            • カ 「2(2)エ 伝送情報の具体的内容」について
                            • キ 「2(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み及びその算出根拠」について
                            • ク 「3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲」について
                            • ケ 「4 希望する周波数の範囲」について
                            • コ 「5 当該通信系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場所及び開設時期」について
                            • サ 「6 電波の能率的な利用を確保するための技術であって特定基地局の無線設備に用いる予定のもの」について
                            • シ 「7 終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法」について
                            • ス 「8(1) 運用開始の予定期日」について
                            • セ 「8(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法」について
                            • ソ 「8(3) 無線従事者の配置方針」について
                            • タ 「8(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項」について
                                • 4 免許規則別表第5号の7開設計画(開設指針別表第一に定められた事項)
                                  • (1) 「一 特定基地局の整備計画に関する事項」について
                                    • ア 共通的注意事項
                                    • イ 様式の記載に当たっての共通的注意事項
                                    • ウ 「一1 特定基地局の開設数に関する計画」について
                                    • エ 「一2 特定基地局の人口カバー率に関する計画」について
                                    • オ 「一3 39世代移動通信システムの基地局の人口カバー率に関する計画」について
                                    • カ 「一4 39世代移動通信システムの基地局の運用の開始に関する計画」について
                                      • (2) 「二 開設計画に従って円滑に特定基地局を整備するための能力に関する事項」について
                                        • ア 「二1 特定基地局の設置場所の確保に関する計画及びその根拠」について
                                        • イ 「二2 特定基地局の無線設備の調達に関する計画及びその根拠」について
                                        • ウ 「二3 特定基地局の整備に係る工事業者その他の業者との協力体制の確保に関する計画及びその根拠」について
                                        • エ 「二4 ブースター障害等の防止又は解消に関する計画及びその根拠」について
                                          • (3) 「三 電気通信設備の設置及び運用を円滑に行うための技術的能力に関する事項」について
                                            • ア 「三1 無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績及び計画」について
                                            • イ 「三2 電気通信設備の調達及び工事に関する計画及びその根拠」について
                                            • ウ 「三3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関する計画及びその根拠」について
                                            • エ 「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」について
                                            • オ 「三5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑えるための措置に関する計画及びその根拠」について
                                              • (4) 「四 財務的基礎に関する事項」について
                                                • ア 共通的注意事項
                                                • イ 「四1 電気通信事業により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について
                                                • ウ 「四2 特定基地局に係る設備投資の額及び終了促進措置の実施に要する費用その他当該電気通信事業に要する費用に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について
                                                • エ 「四3 当該電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠」について
                                                • オ 「四4 当該電気通信事業に係る損益及びキャッシュフローに関する年度ごとの見通し及びその根拠」について
                                                  • (5) 「五 業務執行体制の整備に関する事項」について
                                                    • ア 共通的注意事項
                                                    • イ 「五1 法令遵守のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について
                                                    • ウ 「五2 個人情報保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について
                                                    • エ 「五3 電気通信事業の利用者の利益の保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について
                                                      • (6) 「六 混信等の防止に関する事項」について
                                                      • (7) 「七 終了促進措置に関する事項」について
                                                        • ア 共通的注意事項
                                                        • イ 「七1 負担可能額」について
                                                        • ウ 「七2 負担可能額に充てる資金の確保の計画及びその根拠」について
                                                        • エ 「七3 終了促進措置の協議を開始及び実施が完了する無線局の割合に関する計画及びその根拠」について
                                                        • オ 「七4 窓口の設置周知通知の実施の確保に関する計画」について
                                                        • カ 「七5 第九項第五号(一)及び(二)に規定する事項の遵守を示す旨」について
                                                        • キ 「七6 協議及び合意の方法に関する計画」について
                                                        • ク 「七7 対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体制の整備その他必要な措置に関する計画」について
                                                          • (8) 「八 電波の能率的な利用の確保に関する事項」について
                                                          • (9) 「九 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与に関する事項」について
                                                          • (10) 「十 申請者の条件に関する事項」について
                                                          • (11) 「十一 一から十までに定めるもののほか本開設指針に定められた事項に関する申請者のこれまでの取組の実績並びに計画及びその根拠」について
                                                              • 第3章 様式
                                                                • 1 様式1A(開設指針別表第一の一1関係)
                                                                • 2 様式1B(開設指針別表第一の一2及び3関係)
                                                                • 3 様式4A(開設指針別表第一の四1関係)
                                                                • 4 様式4B(開設指針別表第一の四4関係)
                                                                • 5 様式4C(開設指針別表第一の四4関係)
                                                                • 6 様式7(開設指針別表第一の七3関係)
                                                                  • 第4章 参考資料
                                                                    • 1 開設指針の骨子
                                                                      • (1) 特定基地局の範囲
                                                                      • (2) 使用する周波数
                                                                      • (3) 特定基地局の配置及び開設時期
                                                                      • (4) 電波の能率的な利用を確保するための技術の導入
                                                                      • (5) 終了促進措置
                                                                        • ア 対象となる無線局
                                                                        • イ 終了促進措置により認定開設者が負担する費用
                                                                        • ウ 終了促進措置の実施に関する事項
                                                                        • エ 終了促進措置の実施に関する透明性の確保に関する事項
                                                                        • オ その他の事項
                                                                          • (6) 開設計画の認定等
                                                                            • ア 申請できる周波数幅
                                                                            • イ 絶対審査基準競願時審査基準
                                                                              • (ア) 絶対審査基準
                                                                              • (イ) 競願時審査基準
                                                                                • ウ その他
                                                                                  • (7) 【参考】絶対審査基準について
                                                                                    • ア 電波法における規定(法第27条の13第4項)
                                                                                    • イ 開設指針における規定
                                                                                        • 2 負担可能額の算定に関する参考資料
                                                                                          • (1) 下限額上限額の基本的な算定方法
                                                                                            • ア FPU
                                                                                            • イ 特定ラジオマイク
                                                                                              • (2) 1無線局当たりの平均単価等
                                                                                                • ア FPU
                                                                                                  • (ア) 下限額におけるFPUの平均単価
                                                                                                  • (イ) 上限額におけるFPUの平均単価
                                                                                                    • イ 特定ラジオマイク
                                                                                                      • (ア) 下限額における特定ラジオマイクの平均単価
                                                                                                      • (イ) 上限額における特定ラジオマイクの平均単価
                                                                                                          • (3) 地域別の無線局数
                                                                                                            • ア FPUの無線局数
                                                                                                              • (ア) FPUの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)
                                                                                                              • (イ) 下限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                              • (ウ) 上限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                                • イ 特定ラジオマイクの無線局数
                                                                                                                  • (ア) 特定ラジオマイクの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)
                                                                                                                  • (イ) 下限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                                  • (ウ) 上限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                                    • 3 無線局免許等の検索方法
                                                                                                                    • 4 地上デジタル放送の受信障害への対策費用の推計に関する参考資料
                                                                                                                      • (1) 地上デジタル放送の受信障害(受信ブースター干渉)の概要
                                                                                                                      • (2) 受信ブースターへの干渉影響の評価
                                                                                                                        • ア  干渉影響の実証実験方法
                                                                                                                        • イ  実証実験結果
                                                                                                                          • (3) 受信ブースター対策費用の推計
                                                                                                                            • ア 推計方法
                                                                                                                            • イ 受信ブースター設置数のサンプル調査
                                                                                                                            • ウ 干渉影響場所率の計算機シミュレーション
                                                                                                                            • エ 受信ブースター対策費用の推計
                                                                                                                              • (4) シミュレーション参考資料
                                                                                                                                • ア (参考)計算機シミュレーションパラメータ
                                                                                                                                • イ (参考)受信ブースター対策費用単価の推計
                                                                                                                                • ウ (参考)地域ごとの電波伝搬区分
                                                                                                                                    • 5 法第56条第1項の規定により指定された受信設備
                                                                                                                                      • 第5章 主要関係法令
                                                                                                                                        • 1 電波法(昭和25年法律第131号)
                                                                                                                                        • 2 電波法施行令(平成13年政令第245号)
                                                                                                                                        • 3 電波法関係手数料令(昭和33年政令第307号)
                                                                                                                                        • 4 電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号)
                                                                                                                                        • 5 無線局免許手続規則(昭和25年電波監理委員会規則第15号)
                                                                                                                                        • 6 電気通信事業法関係法令
                                                                                                                                          • (1) 電気通信事業法(昭和59年法律第86号)
                                                                                                                                          • (2) 電気通信事業法施行規則(昭和60年郵政省令第25号)
                                                                                                                                          • (3) 電気通信主任技術者規則(昭和60年郵政省令第27号)
                                                                                                                                          • (4) 電気通信主任技術者選任の範囲を定める件(平成22年総務省告示第49号)
                                                                                                                                            • 7 三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針を定める件(平成23年総務省告示第513号)
                                                                                                                                            • 8 その他関係告示
                                                                                                                                              • (1) 平成23年総務省告示第513号に基づく特定基地局の開設計画の認定の申請期間等を定める件(平成24年総務省告示第167号)
Page 2: 3 9世代移動通信システムの普及のための 特定基地局の開設 ...3.9世代移動通信システムの普及のための 特定基地局の開設計画の認定申請マニュアル

本マニュアルにおける法令等の略称は次のとおりです

「法」helliphelliphelliphellip電波法(昭和25年法律第131号)

「施行規則」hellip電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号)

「免許規則」hellip無線局免許手続規則(昭和25年電波監理委員会規則第15号)

「設備規則」hellip無線設備規則(昭和25年電波監理委員会規則第18号)

「開設指針」hellip平成23年総務省告示第513号(39世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開

設に関する指針を定める件)

i

目次

第1章 申請書類の提出 1 1 申請受付期間 1 2 申請受付場所 1 3 問合せ先 2 4 留意事項 2 (1) 関係法令の適用 2 (2) 記載方法等について 2 (3) その他 2

第2章 申請書類の作成 4 1 全体的注意事項 4 2 免許規則別表第5号の6認定申請書 5 (1) 記載例 5 (2) 注意事項 6

3 免許規則別表第5号の7開設計画 7 (1) 記載例 7 (2) 注意事項 8

4 免許規則別表第5号の7開設計画(開設指針別表第一に定められた事項) 12 (1) 「一 特定基地局の整備計画に関する事項」について 12 (2) 「二 開設計画に従って円滑に特定基地局を整備するための能力に関する事項」につ

いて 14 (3) 「三 電気通信設備の設置及び運用を円滑に行うための技術的能力に関する事項」に

ついて 16 (4) 「四 財務的基礎に関する事項」について 17 (5) 「五 業務執行体制の整備に関する事項」について 19 (6) 「六 混信等の防止に関する事項」について 20 (7) 「七 終了促進措置に関する事項」について 20 (8) 「八 電波の能率的な利用の確保に関する事項」について 23 (9) 「九 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与に関する事項」について 23 (10) 「十 申請者の条件に関する事項」について 23 (11) 「十一 一から十までに定めるもののほか本開設指針に定められた事項に関する

申請者のこれまでの取組の実績並びに計画及びその根拠」について 24 第3章 様式 25 1 様式1A(開設指針別表第一の一1関係) 25 2 様式1B(開設指針別表第一の一2及び3関係) 26 3 様式4A(開設指針別表第一の四1関係) 27 4 様式4B(開設指針別表第一の四4関係) 28

ii

5 様式4C(開設指針別表第一の四4関係) 29 6 様式7(開設指針別表第一の七3関係) 30

第4章 参考資料 31 1 開設指針の骨子 31 (1) 特定基地局の範囲 31 (2) 使用する周波数 31 (3) 特定基地局の配置及び開設時期 31 (4) 電波の能率的な利用を確保するための技術の導入 31 (5) 終了促進措置 31 (6) 開設計画の認定等 33 (7) 【参考】絶対審査基準について 34

2 負担可能額の算定に関する参考資料 35 (1) 下限額上限額の基本的な算定方法 35 (2) 1無線局当たりの平均単価等 35 (3) 地域別の無線局数 36

3 無線局免許等の検索方法 39 4 地上デジタル放送の受信障害への対策費用の推計に関する参考資料 40 (1) 地上デジタル放送の受信障害(受信ブースター干渉)の概要 40 (2) 受信ブースターへの干渉影響の評価 40 (3) 受信ブースター対策費用の推計 41 (4) シミュレーション参考資料 43

5 法第56条第1項の規定により指定された受信設備 47 第5章 主要関係法令 48

1 電波法(昭和25年法律第131号) 48 2 電波法施行令(平成13年政令第245号) 54 3 電波法関係手数料令(昭和33年政令第307号) 55 4 電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号) 55 5 無線局免許手続規則(昭和25年電波監理委員会規則第15号) 58 6 電気通信事業法関係法令 62 (1) 電気通信事業法(昭和59年法律第86号) 62 (2) 電気通信事業法施行規則(昭和60年郵政省令第25号) 62 (3) 電気通信主任技術者規則(昭和60年郵政省令第27号) 64 (4) 電気通信主任技術者選任の範囲を定める件(平成22年総務省告示第49号) 64

7 三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針を定める件(平

成23年総務省告示第513号) 66 8 その他関係告示 74 (1) 平成23年総務省告示第513号に基づく特定基地局の開設計画の認定の申請期間

等を定める件(平成24年総務省告示第167号) 74

1

第1章 申請書類の提出 開設指針に基づく773MHzを超え803MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定の申請

期間等は次のとおりです

1 申請受付期間 平成24年4月17日(火)8時30分から平成24年5月25日(金)17時15分まで

受付期間外の申請については理由の如何を問わず一律に受付を拒否することとなります

郵送等により申請を行う場合には受付期間内必着で送付してください

2 申請受付場所 申請書類は次表を参考の上総務大臣又は任意の総合通信局長(沖縄総合通信事務所長を含みま

す)に正本1部及び副本(写し)1部を提出してください

提出先 連絡先

総 務 大 臣 100-8926 千代田区霞が関2-1-2 中央合同庁舎2号館

総合通信基盤局 電波部 移動通信課 電話03-5253-5893

北海道総合

通 信 局 長

060-8795 札幌市北区北8条西2丁目1-1 札幌第1合同庁舎

北海道総合通信局 無線通信部 陸上課 電話011-709-2311(4642)

東 北 総 合

通 信 局 長

980-8795 仙台市青葉区本町3丁目2-23 仙台第2合同庁舎

東北総合通信局 無線通信部 陸上課 電話022-221-0682

関 東 総 合

通 信 局 長

102-8795 千代田区九段南1丁目2-1 九段第3合同庁舎

関東総合通信局 無線通信部 陸上第一課 電話03-6238-1760

信 越 総 合

通 信 局 長

380-8795 長野市旭町1108 長野第1合同庁舎

信越総合通信局 無線通信部 陸上課 電話026-234-9944

北 陸 総 合

通 信 局 長

920-8795 金沢市広坂2丁目2-60 金沢広坂合同庁舎

北陸総合通信局 無線通信部 陸上課 電話076-233-4480

東 海 総 合

通 信 局 長

461-8795 名古屋市東区白壁1丁目15-1 名古屋合同庁舎第3号館

東海総合通信局 無線通信部 陸上課 電話052-971-9618

近 畿 総 合

通 信 局 長

540-8795 大阪市中央区大手前1丁目5-44 大阪合同庁舎第1号館

近畿総合通信局 無線通信部 陸上第一課 電話06-6942-8552

中 国 総 合

通 信 局 長

730-8795 広島市中区東白島町19-36

中国総合通信局 無線通信部 陸上課 電話082-222-3362

四 国 総 合

通 信 局 長

790-8795 松山市宮田町8-5

四国総合通信局 無線通信部 陸上課 電話089-936-5066

九 州 総 合

通 信 局 長

860-8795 熊本市春日2丁目10-1 熊本地方合同庁舎

九州総合通信局 無線通信部 陸上課 電話096-326-7857

沖縄総合通

信事務所長

900-8795 那覇市東町26-29 4階

沖縄総合通信事務所 無線通信課 電話098-865-2386

いずれの提出先に提出されても申請受付期間や申請書類の扱いに差はありません

2

3 問合せ先 100-8926 東京都千代田区霞が関2-1-2

総務省 総合通信基盤局 電波部 移動通信課

電子メール 700mhz900mhztimesmlsoumugojp

(迷惑メール防止のためをtimesに変換して表記しています)

電 話 03-5253-5893

F A X 03-5253-5946

4 留意事項

(1) 関係法令の適用 申請書類は法第27条の13第2項免許規則第25条の4別表第5号の6及び別表第5号の7並

びに開設指針の規定に準拠することが必要です本マニュアルは認定の申請を行うための参考情

報を公表するもので申請書類の作成に当たり本マニュアルに準拠することを強制するものでは

ありません

(2) 記載方法等について 申請書類への記載方法等について個別のお問合せをいただいた場合であっても本マニュアル及

び開設指針その他公表されている資料に記載されている内容以外についてはお答えしかねます

申請受付期間中に申請希望者の皆様に対し公平にお知らせすべき追加の情報が発生した場合に

は必要に応じて総務省「電波利用ホームページ」の「700900MHz帯周波数再編ポータルサイト」

に掲載しますので適宜お役立てください

(参考)httpwwwtelesoumugojpjrefportal

申請書への記載に当たっては本マニュアルの他773MHzを超え803MHz以下の周波数を使用する

特定基地局に係る制度整備に対する意見募集の結果(平成 24年4月 11日報道発表

httpwwwsoumugojps-news01kiban14_02000082html)も併せて参考としてください

申請受付期間後の申請内容の変更は原則として認められませんただし審査に当たって記載

内容を正確に把握すること等を目的として総務省から口頭や書面による質問回答を任意でお願

いすることがありますその場合であっても申請後に進捗のあった内容を反映したり申請時に

抽象的に記載していた内容をより具体的に説明したりといった形での追加情報をいただいたとし

ても原則として審査において考慮することはできません

申請書類に記載した内容は開設計画の審査結果の公表等に当たって公表することがあります

ただし経営上の秘密に該当する内容がある場合にはその扱いについて申請者と相談させていた

だきますのでどの情報が経営上の秘密に該当するのかが分かるようにしてください

申請された内容について審査の効率化及び概要の公表等のため後日電子データでの提出を

求めることがあります

(3) その他 申請される開設計画の認定の有効期間は10年です(施行規則第9条の2)

3

申請を行う者は(開設指針の一部改正の)告示のときから認定を受けるまでの間終了促進措

置の対象免許人及び免許人団体に対し終了促進措置に関する費用の負担に関する協議調整等を

一切行わないことが義務付けられています(開設指針第九項第5号(一))ので留意してください

また同期間内に他の全ての申請者に対し終了促進措置の実施に係る開設指針第九項第4号(一)

の実施方法について協議調整等を一切行ってはならないことも義務付けられています(開設指針

第九項第5号(二))ので併せて留意してください

開設計画の認定制度は認定開設者が認定を受けた開設計画に係る周波数を使用する特定基地

局の免許について排他的に申請することを可能とする制度であり実際の周波数の使用については

電波法その他関係法令の規定に基づく審査を経て免許を受けることによって可能となるものです

ので留意してください

開設計画の認定に当たっては945MHzを超え960MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計

画の認定を受けている者の開設計画は他の申請者の開設計画よりも審査に当たって劣後して扱わ

れることとなりますので留意してください

申請を審査し認定する場合は官報掲載による公示を行う(法第27条の13第7項施行規則第

11条の2の6)とともに認定書を交付します(免許規則第25条の5)また認定を拒否する場

合は文書により通知します(免許規則第25条の6)

認定開設者は四半期ごとに開設計画に基づく事業の進捗状況(終了促進措置の実施状況を含

みます)を示す書類を総務大臣に提出することが義務付けられています(開設指針第九項第5号

(八)及び第十項第6号)

4

第2章 申請書類の作成 1 全体的注意事項 ア 製本

各資料の用紙は原則として日本工業規格A列4番の用紙としてください

申請書類は免許規則別表第5号の6に規定される特定基地局開設計画認定申請書に同規則別

表第5号の7に規定される特定基地局開設計画(別紙別添参考資料を含みます)を添付し

バルキーファイル等に綴じ込んで提出してください

目次を付けるページ番号を入れる仕切り紙を挿入する内容に重複があるものについては一

の書類にまとめて作成する相互の関係が分かるよう注記を付すなど適宜分かりやすい形で作成

してください

大部となるものや冊子等の資料は別添として分離し例えば「別添12(個人情報取扱規程)」

等と適宜の表題を付して申請書類に添付してください

イ 記載原則

各資料に記載する比率等の数値は本マニュアルに特段の記載の無いものは原則として小数

点第2位を四捨五入とし小数点第1位までの記載としてくださいまた整数部については3桁区

切りで「」を挿入してください

各資料に記載する金額は本マニュアルに特段の記載の無いものは原則として百万円を単位

として記載してください

各項目において開設指針等の規定により計画等の根拠を記載することとなっている事項につい

てはその計画等の内容についてできるだけ具体的な根拠の記載や裏付けとなる資料等の添付を

してください根拠が薄弱な内容については審査において考慮されないことがあります

ウ 定義等

「総合通信局」には沖縄総合通信事務所を含みます

認定日は平成24年度中であることを前提として記載してください

「特定基地局」とは773~803MHzの周波数を使用する

第3世代W-CDMA方式(設備規則第49条の6の4)の基地局

35世代HSPA方式等(設備規則第49条の6の5)の基地局

39世代LTE方式(設備規則第49条の6の9)の基地局

上記3種類の基地局の電波を中継する陸上移動中継局(設備規則第49条の6)

のいずれかをいいフェムトセル基地局及び屋内小型基地局を含みます(開設指針第一項)

「39世代移動通信システムの基地局」とは773~803MHzの周波数を使用する39世代の基地

局陸上移動中継局のうち占有周波数帯幅が10MHzのものをいいます(開設指針第三項第3号)

なお「39世代移動通信システムの導入のための特定基地局の開設指針(平成21年総務省告示第248

号)」とは異なり今回認定対象となる773~803MHzの周波数以外の周波数の基地局陸上移動中継

局は「39世代移動通信システムの基地局」に含まれないので留意してください

「地上デジタル放送」とは人工衛星の無線局以外の無線局により行われるテレビジョン放送(デ

ジタル放送)をいいます(開設指針別表第一の二4)

5

2 免許規則別表第5号の6認定申請書

(1) 記載例

特定基地局開設計画認定申請書

平成24年5月25日

総 務 大 臣 殿

申 請 者

郵 便 番 号 100-8926 フ リ ガ ナ トウキョウト チヨダク カスミガセキ 2-1-2

住 所 東京都千代田区霞が関2-1-2 フ リ ガ ナ イドウツウシンカブシキガイシャ

氏 名 移動通信株式会社 印 フ リ ガ ナ ダイヒョウトリシマリヤクシャチョウ イドウ タロウ

代表者氏名 代表取締役社長 移動 太郎 印

電波法第27条の13第1項の規定により特定基地局の開設計画の認定を受けたいので下記に

より別紙の書類を添えて申請します

1 該当する開設指針が示された告示の件名及び番号

件名39世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針を定める件

番号平成23年総務省告示第513号

2 欠格事由に関する事項

電波法第5条第3項各号の欠格事由に該当しません

収 入 印 紙

貼 付 欄

6

(2) 注意事項 ア 収入印紙

開設計画の認定申請手数料として1件につき137100円分の収入印紙を収入印紙貼付欄に貼

付してください

収入印紙の全部を収入印紙貼付欄に貼付できない場合は「収入印紙は別紙貼付」等と記載し

別紙に貼付してください

副本(写し)は収入印紙を貼付していない状態の写しとしてください

イ 申請者欄

住所については法人又は団体の場合は本店又は主たる事務所の所在地を記載してください

氏名を自筆で記入したときは押印を省略できます法人(団体)の場合はその商号(名称)

及び代表者の役職名氏名を記載し代表者が氏名を自筆で記入したときは押印を省略できます

(申請者が法律により直接に設立された法人又は特別の法律により特別の設立された法人の場合

は代表者の氏名の記載を要しません)

申請者が外国人である場合は住所については国籍及び本邦内における居住地を記載するもの

とし氏名については自筆により記載したときは押印を省略することができます

ウ その他

法第5条第3項各号の欠格事由に該当する者に対しては認定を行いません(法第27条の13第5

項)

7

3 免許規則別表第5号の7開設計画

(1) 記載例

特定基地局開設計画

1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するた

めのものであるのかの別

法第27条の12第1項第1号に掲げる事項

2 特定基地局の開設を必要とする理由

(1) 提供する電気通信役務の種類

携帯電話インターネット接続サービス(携帯電話PHS端末インターネット接続サービ

スであるものを除く)39世代携帯電話端末インターネット接続サービス39世代携帯

電話パケット通信アクセスサービス

(2) 開設しようとする特定基地局の内容

ア 無線局の種別

基地局及び陸上移動中継局

イ 発射を予定している電波の型式

5M00 X7W10M0 X7W

ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力

30W

エ 伝送情報の具体的内容

無線設備規則第49条の6の9に規定する技術基準による音声伝送及びデータ伝送

(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み

及びその算出根拠

別紙中「四1 電気通信事業により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根

拠」(timestimesページ)に併せて記載

3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲

全国

4 希望する周波数の範囲

第1希望 773MHzを超え783MHz以下

第2希望 783MHzを超え793MHz以下

第3希望 793MHzを超え803MHz以下

5 当該通信系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場

所及び開設時期

別紙中「一1 特定基地局の開設数に関する計画」及び「一2 特定基地局の人口カバー

率に関する計画」(timestimesページ)に併せて記載

8

6 電波の能率的な利用を確保するための技術であって特定基地局の無線設備に用いる予定

のもの

(1) 周波数の効率的利用の方策として導入を予定している技術の具体的内容

別紙中「八 電波の能率的な利用の確保に関する事項」(timestimesページ)に併せて記載

(2) 干渉回避の方策として導入を予定している技術の具体的内容

別紙中「六 混信等の防止に関する事項」(timestimesページ)に併せて記載

7 終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法

別紙中「七2 負担可能額に充てる資金の確保の計画及びその根拠」(timestimesページ)に併せ

て記載

8 その他の事項

(1) 運用開始の予定期日

平成26年1月1日

(サービス開始予定平成26年4月)

(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法

別紙中「三3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関す

る計画及びその根拠」及び「三5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信

設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑えるための措置に関する計画及びそ

の根拠」(timestimesページ)に併せて記載

(3) 無線従事者の配置方針

ア 無線従事者の配置場所ごとの無線従事者の資格及び人数

別紙中「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」(timestimes

ページ)に併せて記載

イ 将来的な無線従事者の確保の方法

別紙中「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」(timestimes

ページ)に併せて記載

(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項

別紙のとおり

本マニュアル上は1葉にて記載例を示していますが複数葉として構いません

(2) 注意事項 ア 「1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するた

めのものであるのかの別」について

「法第27条の12第1項第1号に掲げる事項」と記載してください

イ 「2(1) 提供する電気通信役務の種類」について

特定基地局を利用して提供する役務について電気通信事業法施行規則(昭和60年郵政省令第25

号)様式第4の表に掲げられる電気通信役務の種類から該当する可能性のあるものを全て記載して

くださいなお代表的な電気通信役務の種類は次のとおりです

9

携帯電話

インターネット接続サービス(携帯電話PHS端末インターネット接続サービスであるものを除く)

携帯電話PHS端末インターネット接続サービス(39世代携帯電話端末インターネット接続サービスであるものを除く)

携帯電話PHSパケット通信アクセスサービス(39世代携帯電話パケット通信アクセスサービスであるものを除く)

39世代携帯電話端末インターネット接続サービス

39世代携帯電話パケット通信アクセスサービス

現時点で提供することが確定しておらず将来的な市場動向等による可能性があるものはその

旨を具体的に付記してください

ウ 「2(2)ア 無線局の種別」について

「基地局」又は「基地局及び陸上移動中継局」と記載してください

陸上移動中継局を開設することが確定しておらず例えばエリア拡充等の電気通信事業の展開等

に応じて利用を検討する場合はその旨を具体的に付記してください

エ 「2(2)イ 発射を予定している電波の型式」について

発射を予定している電波の型式を次にしたがって全て記載してください

第3世代又は35世代「5M00 G7W」

39世代「5M00 X7W」又は「10M0 X7W」又は「5M00 X7W10M0 X7W」

現時点で発射することが確定しておらず将来的な市場動向等による可能性があるものはその

旨を具体的に付記してください

オ 「2(2)ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力」について

周波数帯幅又はMIMO多重数ごとに最大空中線電力が異なる場合はそれぞれ記載してください

現時点で使用することが確定していないものの将来的に空中線電力の増加を見込んでいる場合

はその旨及び増加後の最大空中線電力を具体的に付記してください

カ 「2(2)エ 伝送情報の具体的内容」について

記載例にならい使用する無線設備の規格及び音声データの別を記載してください

キ 「2(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み

及びその算出根拠」について

開設指針別表第一の四1に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてその内容

を記載してください

ク 「3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲」について

移動する無線局について包括免許制度を利用する場合には「全国」と記載してください

特定基地局によって無線通信業務を行うこととしている区域以外の区域においても通信の相手

方である移動する無線局の無線通信を可能とするために同一の開設指針に係る特定基地局の開設

を予定している他の事業者との業務委託契約の締結を予定している場合には当該他の事業者の氏

名又は名称及び当該他の事業者所属の特定基地局を通信の相手方とする場合の移動範囲を記載し

てください

10

ケ 「4 希望する周波数の範囲」について

記載例にならい次の3つの周波数帯を第1希望第2希望第3希望の順に記載してくださ

い(開設指針第十項第3号(一))

773MHzを超え783MHz以下

783MHzを超え793MHz以下

793MHzを超え803MHz以下

「773MHzを超え783MHz以下」「783MHzを超え793MHz以下」及び「793MHzを超え803MHz以下」以外

の周波数を記載しないでくださいまた同順位で複数の周波数を記載しないでください

指定の方法により記載されていない場合は申請の要件を満たしていないものとして扱います

開設計画の認定に当たっての周波数の指定方法については次のように行われます(開設指針第

十項第5号)よって全ての申請者に対して第1希望どおりに周波数を指定できない場合は競

願時審査基準(開設指針別表第3)の審査を実施し競願時審査基準への適合の度合いが高い者の

希望を優先して周波数を指定します

開設計画で記載した「希望する周波数の範囲」(開設指針第十項第3号(一))に基づいて行う

2以上の申請者が同じ周波数の範囲を希望するときは競願時審査基準への適合の度合いが高

い者の希望を優先する

申請者に945MHzを超え960MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けてい

る者が含まれる場合はその者の申請はそれ以外の者の申請に劣後する

コ 「5 当該通信系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場

所及び開設時期」について

開設指針別表第一の一1及び2に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてそ

の内容を記載してください

サ 「6 電波の能率的な利用を確保するための技術であって特定基地局の無線設備に用いる予定

のもの」について

(1)については開設指針別表第一の八に定められた事項と併せて記載する旨を記載し(2)につ

いては開設指針別表第一の六に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてその

内容を記載してください

シ 「7 終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法」について

開設指針別表第一の七2に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてその内容

を記載してください

ス 「8(1) 運用開始の予定期日」について

最初の特定基地局を運用する予定の日を年月日で記載してくださいなお平成24年7月24日

以前とすることはできません(開設指針第二項第1号)

特定基地局を利用するサービス(電気通信役務の提供)開始の時期についても併せて記載してく

ださい

セ 「8(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法」について

開設指針別表第一の三3及び5に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてそ

11

の内容を記載してください

ソ 「8(3) 無線従事者の配置方針」について

アイのいずれも開設指針別表第一の三4に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別

紙においてその内容を記載してください

タ 「8(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項」について

「別紙のとおり」等と記載し次ページ以降に従い別紙にてその内容を記載してください

12

4 免許規則別表第5号の7開設計画(開設指針別表第一に定められた事項) 「開設指針に定められた事項に関連する事項」については開設指針別表第一(開設計画に記載すべ

き事項)に規定される項目に従い以下の注意事項を踏まえた資料を別紙として作成してください

(1) 「一 特定基地局の整備計画に関する事項」について ア 共通的注意事項

正当な理由がないのにこの整備計画に従って特定基地局を開設していないときは認定を取り

消すことがあるので注意してください(法第27条の15第2項)

特定基地局が使用する773~803MHzの周波数については既存無線局としてFPU及び特定ラジオマ

イク(デジタル特定ラジオマイクを含む以下同じ)が770~806MHzの周波数を使用しています

FPUは報道スポーツ中継などの番組素材中継に使用される可搬型システムで放送事業者

が利用しています

特定ラジオマイクは各種興行やスタジオ等において音声音響等を伝送するためのワイヤ

レスマイクシステムで放送事業者や劇場等の興行者が利用していますなお779~788MHz

又は797~806MHzの周波数を使用する(アナログ)特定ラジオマイクと770~806MHzの周波数

を使用するデジタル特定ラジオマイクがあります

FPU及び特定ラジオマイクは開設指針第9項に規定される「終了促進措置」の対象無線局とな

っていますので開設指針別表第一の七3に定められた事項として記載する終了促進措置を実施す

る必要があります

FPU及び特定ラジオマイクの周波数使用期限(平成31年3月31日)以前に特定基地局を開設する

にためには原則として終了促進措置を完了するか又は終了促進措置の実施と特定基地局の

開設についてFPU及び特定ラジオマイクの免許人と合意していることが必要となります

FPUは12GHz帯(1240~1300MHz)及び23GHz帯(2330~2370MHz)に周波数移行すること

とされており平成24年度中に移行先周波数に係る技術基準が整備されることを前提として計画

を記載してください

特定ラジオマイクは地上デジタル放送帯域のホワイトスペース等(470~714MHz)及び12GHz

帯(1240~1260MHz)に周波数移行することとされており平成24年6~7月を目途に移行先周

波数に係る技術基準が整備されることを前提として計画を記載してくださいなおホワイトス

ペースとして利用する地上テレビジョン放送用周波数帯(470~710MHz)における「ホワイトスペ

ース利用システムの共用方針」(平成24年1月24日報道発表httpwwwsoumugojps-news02k

iban09_03000117html)に基づくホワイトスペース利用システム間の運用調整制度等については平

成24年度中に整備される予定となっています

特定基地局の通信の相手方である移動する無線局が使用する718~748MHzの周波数については

平成24年7月25日以降も岩手県及び宮城県において周波数割当計画上の最終使用期限を平成25年

3月31日として地上デジタル放送に関する周波数再編が行われていますのでその使用に際しては

注意してくださいなお具体的な再編のスケジュールにつきましては[総務省 地上デジタルテ

レビ放送のご案内](httpwwwsoumugojpjoho_tsusindtv)内の[データ集]-[チャン

ネル表]-[変更予定表](httpwwwsoumugojpjoho_tsusindtvpdf090403_02_btpdf)に

て公表しています

イ 様式の記載に当たっての共通的注意事項

特定基地局の開設数は次のいずれかの場合に該当する特定基地局の数としてください(開設指

13

針第十項第1号)なお「開設した」とは無線局の免許を受け当該無線局の無線設備の設置等

に関する工事を終え電波を発射することが可能となった時を指し「指定の変更を受けた」とは

同様に指定の変更を受け(無線設備の変更の工事が必要な場合にあっては当該変更の工事の許可

を受け工事を行うことが必要です)電波を発射することが可能となった時のことですので留

意してください

773~803MHzの周波数のみを使用する基地局又は陸上移動中継局を開設した場合

773~803MHzの周波数と当該周波数とは異なる周波数とを併せて使用する基地局又は陸上移動

中継局を開設した場合

既に開設している基地局又は陸上移動中継局について773~803MHzの周波数の追加又は当該

周波数への変更に係る周波数の指定の変更を受けた場合

総合通信局の管轄区域(又は全国)における人口カバー率は開設指針第七項第1号等に基づき

エリア化された市町村の人口を総合通信局の管轄区域(又は全国)の市町村の人口の合計で除し

て算出してくださいこのとき次の点に留意してください

人口は平成22年の国勢調査の結果を用います

(平成22年国勢調査ホームページhttpwwwstatgojpdatakokusei2010)

市町村は特別区(東京23区)を含み政令指定都市の区は含みません

市町村は平成22年10月1日における行政区画とします

ある市町村の全ての市町村事務所等(いわゆる役所役場)支所出張所(いずれも地方自

治法に規定するもの)で特定基地局の利用が可能となった際に当該市町村の全域がエリア化

されたこととみなしますただしフェムトセル基地局や屋内小型基地局等による屋内向けのサ

ービス提供はエリア化とはみなしません

様式は平成24年度から平成34年度までとしていますが「特定基地局の最初の運用開始の日」

が属する年度から「特定基地局の最初の運用開始の日」から十年を経過した日の属する年度まで

に必要に応じて適宜修正してくださいなお「特定基地局の最初の運用開始の日」とは免許規

則別表第5号の7において「8(1) 運用開始の予定期日」として記載した最初の特定基地局を

運用する予定の日としてください

例) 「特定基地局の最初の運用開始の日」が「平成25年6月1日」の場合は平成25年度から平

成35年度までについて記載してください

年度末の開設数は前年度の開設数に当該年度の開設数を加えた数(累計数)を記載してくだ

さい

ウ 「一1 特定基地局の開設数に関する計画」について

エリア展開の方針等を記載するとともに様式1Aを参考として年度末ごと都道府県ごとの

特定基地局数を次の区分ごとに記載してくださいなお開設を予定していない区分については

その旨を記載してください

①基地局(第3世代) ②基地局(屋内等設置第3世代)

③基地局(35世代) ④基地局(屋内等設置35世代)

⑤基地局(高度化35世代) ⑥基地局(屋内等設置高度化35世代)

⑦基地局(39世代5MHz幅) ⑧基地局(屋内等設置39世代5MHz幅)

⑨基地局(39世代10MHz幅) ⑩基地局(屋内等設置39世代10MHz幅)

⑪陸上移動中継局

基地局は屋内その他他の無線局の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置

するか(個別免許の屋内小型基地局等も含みます)どうかの別技術基準の別により区分します

技術基準は設備規則の条単位の区分(第3世代35世代39世代)とし35世代についてはDC-HSDPAやMIMO

の利用等により概ね40Mbps以上の通信速度を実現する高度化35世代かどうかの別39世代については占有周

14

波数帯幅の別により更に区分します

陸上移動中継局は屋内等設置の別技術基準の別を問わず1区分とします

全ての都道府県の区域において認定の有効期間中に特定基地局を整備する計画であるように

記載してください(開設指針別表第二の一)

計画において都道府県間や年度間に著しい差がある場合はその理由等について具体的に記載

するように留意してください

エ 「一2 特定基地局の人口カバー率に関する計画」について

様式1Bにより年度末ごと市町村ごとの特定基地局の開設数人口カバー率を記載してくだ

さいまた様式1Bの他例えば平成31年度末のサービスエリア地図を総合通信局の管轄区域

ごとに示す等特定基地局の整備計画の概要についても可能な限りわかりやすく記載してください

年度末ごと都道府県ごとの特定基地局の開設数が様式1Aにおける当該年度末当該都道府

県での各区分の合計数と異ならないように留意してください

平成31年度末までに各総合通信局の管轄区域における人口カバー率がそれぞれ80以上とす

る必要があります(開設指針第七項第1号)

オ 「一3 39世代移動通信システムの基地局の人口カバー率に関する計画」について

様式1Bを参考として年度末ごと市町村ごとの「39世代移動通信システムの基地局」の開

設数人口カバー率を記載してくださいなお開設指針別表第一の一2に定められた事項として

記載した計画と同じである場合はその旨を記載することで代替することができます

年度末ごと都道府県ごとの「39世代移動通信システムの基地局」の開設数が様式1Aにお

ける当該年度末当該都道府県での39世代かつ10MHz幅の基地局及び陸上移動中継局の区分の合計

数と異ならないように留意してください

ここで記載した「39世代移動通信システムの基地局」の全国の人口カバー率は競願時の審査

基準として用います(開設指針別表第三の二)この審査においては平成31年度末の人口カバー

率を使用しこの際95を超え100以下90を超え95以下85を超え90以下hellipのよ

うに5単位の区分の中の人口カバー率は同じ値とみなされます

カ 「一4 39世代移動通信システムの基地局の運用の開始に関する計画」について

「39世代移動通信システムの基地局」の運用の開始期日を記載してください

開始期日は平成31年度末までとしてください(開設指針第七項第2号)

「39世代移動通信システムの基地局」を用いたサービスについて例えばサービス提供内容

開始時期エリア展開計画等に留意して記載してください

(2) 「二 開設計画に従って円滑に特定基地局を整備するための能力に関する事項」について ア 「二1 特定基地局の設置場所の確保に関する計画及びその根拠」について

特定基地局について設置場所の確保に関する基本的な考え方を記載してください

設置場所を既に確保している場合はその具体的な確保内容を記載してください

既存の無線局に併設することとする場合は例えば電源容量耐荷重機器設置場所の確保(機

器の共通化省エネ化軽量化省スペース化)貸主との契約更改に留意し具体的に記載して

ください

15

設置場所を新たに確保していく場合は例えば設置場所候補の選定方法設置場所選定に関する

現地調査の状況貸主等関係者との協議状況鉄塔鉄柱等の建設等に関する計画と実行時期や

実行体制等の根拠に留意し具体的に記載してください

既に移動体通信事業を行っている者において本特定基地局の周波数以外の周波数を使用する基

地局を新たに開設することを予定している場合は例えばその内容及び規模を踏まえ当該基地

局の設置場所の確保が特定基地局の設置場所の確保に影響を及ぼさないよう留意した計画として

ください

上記の設置場所の確保に関する記載に加え特定基地局の開設に対する地域住民の合意形成に向

けた取組についても例えば工事業者等を含めた体制の構築資料の整備や研修の実施地域住民

への説明方法等に留意し具体的に記載してください

イ 「二2 特定基地局の無線設備の調達に関する計画及びその根拠」について

特定基地局について送受信設備空中線電源設備等の無線設備の調達に関する基本的な考え

方を記載してください(基地局へのアクセス回線を含めた無線設備以外の電気通信設備につい

ては開設指針別表第一の三に定められた事項として記載してください)

例えば無線設備の調達先調達先での当該無線設備の開発状況調達規模等の計画について調

達先の納入実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠に留意し具体的に記載してく

ださい

屋内用等の無線設備を別に調達する計画としている場合は別途その計画についても記載してく

ださい

ウ 「二3 特定基地局の整備に係る工事業者その他の業者との協力体制の確保に関する計画及びそ

の根拠」について

特定基地局の整備について外部委託請負等に関する基本的な考え方を記載してください

工事の委託請負先業者工事規模等の計画の記載に当たっては業者の地域性業者や申請者

の工事実績業者との協議状況等の根拠についても留意し具体的に記載してください

エ 「二4 ブースター障害等の防止又は解消に関する計画及びその根拠」について

特定基地局及び特定基地局の通信の相手方である移動する無線局が発する電波により地上デジ

タル放送の受信電波を増幅する機器その他の受信設備に作用することにより発生する地上デジタ

ル放送の受信障害(ブースター障害等)を与えるおそれがあり認定開設者にあってはこれを防止

又は解消する必要があります

ブースター障害等のある世帯数等の規模及び当該ブースター障害等の防止解消に要する費

用の見通し当該費用の負担方法についても根拠とともにその内容を具体的に記載してください

ブースター障害等のある世帯数及び費用については地上デジタル放送の受信障害への対策費用

の推計に関する参考資料(40ページ参照)を参考としてくださいなお同参考資料は773~803MHz

の30MHz幅全てを39世代移動通信システムで利用することを前提として推計していますが開設計

画の記載に当たっては自らに割り当てられる10MHz幅で特定基地局を整備する場合に発生する可

能性のあるブースター障害等の防止又は解消に関する記載で構いません

ブースター障害等を防止解消するための方法や地上デジタル放送を行う放送事業者との間の

連絡調整等のブースター障害等を防止解消するための計画について計画の実施を可能とす

る根拠とともに具体的に記載してくださいその際例えば対策のスケジュール工事の実施内容

16

及び実施体制ブースター設置世帯に対する事前事後の周知放送事業者への基地局開設情報の

提供や情報共有等にも留意してください

(3) 「三 電気通信設備の設置及び運用を円滑に行うための技術的能力に関する事項」について ア 「三1 無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績及び計画」について

特定基地局として設置しようとする無線設備に関し技術的な検討実験標準化等の実績及び

今後の計画を具体的に記載してください

実験等の実績が無い場合は例えば今後の特定基地局の設置展開に向けての実際の無線設備

の技術的な性能検証等の方法及び実施時期について具体的に記載してください

標準化等の実績の記載に当たっては例えば申請直近の概ね3年間において寄与文書論文

学会発表の一覧を標準化分野ごとに記載する等とりまとめ方法に留意してください

イ 「三2 電気通信設備の調達及び工事に関する計画及びその根拠」について

交換設備等については例えば次の内容に留意し具体的に記載してください

設備全体の構成(設備(ネットワーク)構成図主要設備の設置場所等)

各設備の調達先調達先での当該設備の開発状況調達規模等の計画

調達先の納入実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠

伝送路設備については中継回線(バックボーン回線)と基地局へのアクセス回線(エントラン

ス回線)について例えば次の内容に留意し具体的に記載してください

調達の方針(自社調達他社調達の別使用プロトコルインタフェース等)

回線の調達先(自社調達の場合はその旨)調達規模(回線容量等)等の計画

調達先での回線設置実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠

端末設備(携帯電話端末)については例えば次の内容に留意し具体的に記載してください

設備の調達先調達先での当該設備の開発状況調達規模等の計画

調達先の納入実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠

上記の各記載事項について既存の回線設備を活用する場合は例えば追加増設する回線

設備との区別調達先業者の地域性等に留意し具体的に記載してください

計画の記載に当たっては申請者において予測される認定の有効期間中のトラヒック増加を踏ま

えその増加への対応等の実現可能性に留意してください

ウ 「三3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関する計画及びその

根拠」について

電気通信設備(無線設備を含みます)の運用保守管理について例えば組織拠点等の体

制実施の方法等に留意し具体的に記載してくださいまた技術要員の確保について例えば

必要な要員数の見積りを明らかにしその確保の見通し等に留意し具体的に記載してください

障害時の対応については開設指針別表第一の三5に定められた事項として記載してください

外部への委託請負等を実施する場合は例えば委託請負先業者当該業者における実績必

要な技術要員の確保等に留意し具体的に記載してください

内部規程等の添付をもって記載に代える場合はそれを添付してください

17

エ 「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」について

無線従事者の配置方針及び電気通信主任技術者の選任配置方針について記載してください

既に無線従事者電気通信主任技術者を有している場合は配置場所ごとに配置(選任)先住

所資格人数を記載してくださいなお人数を重複計上している場合は実人数と延人数に

ついて明確となるように留意してください

無線従事者にあっては第1級総合無線通信士第2級総合無線通信士第1級陸上無線技術士第2級陸上無

線技術士第1級陸上特殊無線技士を電気通信主任技術者にあっては伝送交換線路を区別してください

当該無線従事者電気通信主任技術者を申請時点で有していない場合及び今後の拡充を行う

場合は例えば確保を行う時期人数資格取得に向けた教育訓練等に留意し計画と見通しを

記載してください

オ 「三5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止

し又は最小限に抑えるための措置に関する計画及びその根拠」について

障害時の対応について例えば組織拠点等の体制対応の方法等に留意し具体的に記載して

ください

地震津波等の災害及び事故の発生において設備障害通信輻輳を防止最小化するため

例えば停電対策を含む具体的な措置に関する計画当該措置の実施時期を含めた実現可能性等に留

意し具体的に記載してください

なお事故の発生に対する措置については重大な事故(電気通信事業法施行規則第58条に規定

する重大な事故)の発生の防止についても留意するほかこれまでに重大な事故の発生がある場合

には事故への対応策等にも留意し記載してください

申請者が過去に開設計画の認定を受けたことのある場合はその認定を受けた開設計画に記載さ

れた内容以外の内容を含めその部分を明確にしてください(開設指針別表第二の五)

内部規程等の添付をもって記載に代える場合はそれを添付してください

(4) 「四 財務的基礎に関する事項」について ア 共通的注意事項

年度ごとの記載を要する部分については平成24年度から「特定基地局の最初の運用開始の日」

から十年を経過した日の属する年度までとしてください

例) 「特定基地局の最初の運用開始の日」が「平成25年6月1日」の場合は平成24年度から平

成35年度までについて記載してください

既に移動体通信事業を行っている者が特定基地局を用いる電気通信事業を既存の電気通信事業

と一体的に運営する等により財務的基礎に関する事項を特定基地局部分のみ分離することが容易

でない場合は特段の記載のある場合を除いて移動体通信事業全体として記載して構いません

(既存の携帯電話事業者が700MHz帯を既存周波数帯の運用と特に区別して運用しない場合は特段

の記載のない限り全ての周波数帯での電気通信事業について記載してください)

イ 「四1 電気通信事業により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について

契約数(利用者数)について年度ごとの見通しとその算出根拠を具体的に記載してください

また例えば契約者当たりの平均利用単価(ARPU)等の収益に関する事項についても年度ごとの

見通しとその算出根拠を具体的に記載してください

18

契約数は万ARPUは円の単位で記載してください

年度ごとの見通しの記載方法については様式4Aを参考としてください

音声伝送とデータ伝送等ARPUを区分して記載する場合契約数についても当該ARPUの区分ごと

に記載してください

契約数timesARPUを電気通信事業の営業収益とする場合はその旨をそれ以外の場合はその内容及び

根拠を具体的に記載してください

ウ 「四2 特定基地局に係る設備投資の額及び終了促進措置の実施に要する費用その他当該電気通

信事業に要する費用に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について

電気通信事業に要する費用に関して年度ごとの見通しとその算出根拠を記載してくださいそ

の際特定基地局に係る設備投資の額と終了促進措置の実施に要する費用はそれぞれの費用が

明らかとなるように計画を策定してください

特定基地局に係る設備投資額については700MHz帯の特定基地局に関連する設備投資額を例え

ば次の点に留意し記載してください

算出根拠の明確化(基地局設備交換設備伝送設備情報システム研究開発等の区分)

全体の設備投資額と特定基地局に関する設備投資額との区別

機械類については単価及び台数(単価が変動する場合はその理由)

終了促進措置の実施に要する費用は開設指針第七項第2号に規定する費用(設備の取得工事

費)の他に例えば窓口等の設置終了促進措置の周知通知対象免許人との協議等の諸費用を

含んだものを記載してください

開設指針第七項第2号に規定する費用はその総額が開設指針別表第一の七1に定められた事項

として記載する額と同じとなるように留意してくださいなおその算定に当たっては負担可能額

の算定に関する参考資料(35ページ参照)を参考として開設指針別表第一の七3に定められた事

項として記載する計画に留意してください

電波利用料については例えば次のように前提をおいた上で費用を算出し記載してください

なおこの前提例は開設計画の記載を簡単にするためのもので実際の法令の適用は異なることが

あります

広域専用電波はその周波数として718~748MHz及び773~803MHzが平成24年7月25日から指

定されたものとして法第103条の2第2項及び第3項並びに施行規則第51条の9の10及び第51

条の9の11の規定に従いますなお法第103条の2第3項に規定する「六月経過日」は平成24

年12月1日として算出します

包括免許局は広域専用電波を使用する無線局として法第103条の2第5項及び第6項の規

定により算出します

上記以外の電気通信事業の営業費用についてその内容及び根拠を具体的に記載してください

エ 「四3 当該電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠」につい

開設指針別表第一の四2に定められた事項として記載した費用に充てる資金の確保計画を記載

するとともにその確実性等の根拠となる次の資料を添付等してください

申請者又は申請者の出資者の利益剰余金等の内部留保(利益剰余金等)を用いることとする場合

は例えば当該者の財務諸表等を添付してください

株式社債等を発行して資金を調達する場合は例えば調達の実績社債等の格付け引き受け

19

先との協議状況等に留意し記載するとともに例えば株式引受承諾書や社債申込証の写し等の関

係書類を添付してください

金融機関等からの資金借入や設備ファイナンスにより資金を調達する場合は例えば融資証明書

等を添付してくださいなおその際は次の点に留意してください

融資金額支払い条件(支払猶予期間の有無や支払年数等)の明記

金融機関等においてその金額の融資等を行う権限がある者の押印署名等

金融機関等の問合せ先(電話メールアドレス等)の明確化

オ 「四4 当該電気通信事業に係る損益及びキャッシュフローに関する年度ごとの見通し及び

その根拠」について

電気通信事業に係る損益計算書(様式4Bを参考としてください)及びキャッシュフロー計算

書(様式4Cを参考としてください)を年度ごとに記載してください

記載に当たっては開設指針別表第一の四1及び2に定められた事項として記載した内容を踏ま

えて補足すべき事項がある場合は具体的に記載してください

記載される計画において当期損益が利益を生じている年度が1年度以上存在することが必要で

す(開設指針別表第二の六)なお当期損益としては営業損益に電気通信事業に係る営業外

損益を加え特別損益(現時点で予定していない場合は計上不要です)を加え法人税等を調整

したいわゆる最終損益を可能な限り記載するようにしてください

(5) 「五 業務執行体制の整備に関する事項」について ア 共通的注意事項

申請者が行う電気通信事業(移動体通信事業)の運営に関する事項を対象とし業務委託先等の

申請者以外の者に対する対応にも留意して記載してください

各項目での体制の整備の記載に当たっては内部規程等が存在する場合はそれを添付してくださ

いまた規程の整備を今後行うこととする場合はその整備時期についても留意した計画を記載

してください

イ 「五1 法令遵守のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について

法令遵守(コンプライアンス)のための体制の整備例えば組織の設置研修教育の実施通

報窓口の設置等に留意し具体的に記載してくださいなおこれまでに法令遵守に関する重大な

事案があった場合は当該事案への対応についても留意して記載してください

ウ 「五2 個人情報保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について

個人情報保護のための体制の整備例えば組織の設置研修教育の実施相談窓口の設置等に

留意し具体的に記載してくださいなおこれまでに個人情報保護に関する重大な事案があった

場合は当該事案への対応についても留意して記載してください

記載に当たっては「電気通信事業における個人情報保護に関するガイドライン(平成16年総務

省告示第695号)(httpwwwsoumugojpmain_sosikijoho_tsusind_syohitelecom_perinfo_g

uideline_introhtml)」を踏まえたものとしてください

エ 「五3 電気通信事業の利用者の利益の保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」に

20

ついて

電気通信事業の利用者の利益(利用者からの苦情問合せを適切迅速に処理すること等)のた

めの体制の整備例えば組織の設置研修教育の実施応対窓口の設置等に留意し具体的に記

載してくださいなおこれまでに電気通信事業の利用者の利益の保護に関する重大な事案があっ

た場合は当該事案への対応についても留意して記載してください

(6) 「六 混信等の防止に関する事項」について 次の事項を阻害するような混信等を防止するための技術の具体的内容を記載してください

① 地上デジタル放送

② 773~803MHz(他の認定開設者)及び860~890MHzを使用する携帯電話システムの運用

③ 755~765MHzを使用するITSの運用

④ 770~806MHzを使用するFPUの運用

⑤ 770~806MHzを使用する特定ラジオマイクの運用

上記①~⑤以外の既設の無線局(予備免許を受けているものを含みます)の運用

法第56条第1項に規定する指定を受けている受信設備の運用(47ページ参照)

電波の監視

実施計画においては混信等防止の対応窓口の設置に関する計画に加え次の例を参考として電

波干渉を改善するための措置に関する計画を含むようにしてください(開設指針別表第二の八)

特定基地局の設置前に設置に関する情報交換や協議を実施すること

特定基地局の設置の際に無線設備へフィルタを追加すること

特定基地局の設置の際に無線局の設置場所空中線指向方向の調整を実施すること

記載に当たっては例えば技術能力作業人員の確保等の計画実施の確実性や情報通信審議

会の一部答申(平成24年2月17日)に示された共用条件等に留意してください

学術資料等の添付をもって記載に代える場合はその旨を記載し添付してください

(7) 「七 終了促進措置に関する事項」について ア 共通的注意事項

終了促進措置の対象となる無線局は次のとおりです(開設指針第九項第1号)

770~806MHzの周波数を使用するFPUの無線局

770~806MHzの周波数を使用する特定ラジオマイクの無線局

終了促進措置の対象となる無線局の免許人を「対象免許人」といいます(開設指針第九項第2号)

FPU又は特定ラジオマイクの免許人を構成員としている団体等を「免許人団体」といいます(開

設指針第九項第4号(四))具体的には特定ラジオマイク利用者連盟社団法人日本演劇興行協

会公益社団法人日本芸能実演家団体協議会日本舞台音響家協会及び一般社団法人日本民間放送

連盟などが該当します

全ての認定開設者は対象免許人との合意に基づき対象免許人が平成31年3月30日までに無線

局の廃止新設や周波数の変更の措置を行うことを条件として当該措置に係る無線局の運用の開

始を確保するために必要な範囲において次の費用(開設指針第九項第2号に規定する費用)の全

部を共同して負担する必要があります(開設指針第九項第2号及び第3号)

無線設備及びこれに附属する設備(受信設備伝送路設備等)の取得に要する費用

21

上記の無線設備及びこれに附属する設備の変更の工事に要する費用

認定開設者の数は申請を受け付けた段階では(審査が終わり認定を行うまでは)明らかではな

いため終了促進措置に関する内容は単独で周波数移行を行う前提で計画を記載してください

ただし終了促進措置の実施時期については開設指針第九項第4号(一)に定める他の全ての認定

開設者との協議を行う期間も考慮して記載してください

開設計画の申請予定者及び認定開設者に対しては終了促進措置に関する無線局の情報(設置場

所免許人住所使用周波数等)を求めに応じて提供することとしています(法第25条第2項

施行規則第11条の2の3及び別表第2号の2の3)なお申請から提供までに要する期間は2

週間~1か月を見込んでいますまた無線局の情報については電波利用ホームページの「無線

局等情報検索」においてもその一部を公表しています(39ページ参照)

(1)ア(共通的注意事項)を併せて確認してください

イ 「七1 負担可能額」について

開設指針第九項第2号に規定する費用として負担することが可能な金額の総額のみを「timestimes百

万円」のように記載してください

負担可能額の算定に当たっては負担可能額の算定に関する参考資料(35ページ参照)を参考と

してください

負担可能額は600億円以上であることが必要です(開設指針別表第二の九)またここで記載

した負担可能額は競願時の審査基準として用います(開設指針別表第三の一)この審査の際

10億円未満の端数及び1500億円を超える額は切り捨てて審査を行います

実際に認定開設者が負担する費用は負担可能額や600億円1500億円といった額にかかわらず

開設指針及び開設計画にしたがって対象免許人との協議の結果合意した金額を負担する必要が

あります

ウ 「七2 負担可能額に充てる資金の確保の計画及びその根拠」について

開設指針別表第一の四3に関する記載内容に準じて記載してください

資金を確実に確保することができることを証する書類としては例えば実際に申請者の預金口

座の残高として金融機関が証明した書類や金融機関による融資を行う旨を約する書類等を添付し

てください

外国通貨で表示された金額は平成24年4月17日における外国為替の売買相場により日本円に

換算し記載してください(参考日本銀行 外国為替市況 httpwwwbojorjpstatistics

marketforexfxdailyindexhtm)

エ 「七3 終了促進措置の協議を開始及び実施が完了する無線局の割合に関する計画及びその根拠」

について

様式7Aを参考としてFPUと特定ラジオマイクのそれぞれについて都道府県ごとに終了促

進措置の実施の対象となる想定無線局数を記載してくださいまたこの想定無線局数に対する

年度ごとの終了促進措置の協議を開始する無線局の割合及び終了促進措置の実施を完了する

無線局の割合を併せて記載してください

FPU及び特定ラジオマイクの両方について全国で終了促進措置の実施を完了するか又は

終了促進措置の実施と特定基地局の開設について合意するまでは773~803MHzを使用する特定基

地局を設置できませんので留意してください

22

計画の記載に当たっては負担可能額の算定に関する参考資料(35ページ参照)を参考としてく

ださい

例えば特定ラジオマイクの都道府県ごとの無線局の分布割合は全国における無線局の総数の

増減にかかわらず一定であるとする等前提条件を適宜設定した上で計画を記載してください

オ 「七4 窓口の設置周知通知の実施の確保に関する計画」について

認定日から3か月以内に開設指針第九項第4号(一)に定める他の全ての認定開設者との合意を

実施しインターネット等で公表することについて記載してください

上記の認定開設者間の合意日から1か月以内に対象免許人からの問合せに対応する窓口を設置

するため(開設指針第九項第5号(四))例えば窓口の設置時期規模運営方法要員の確保方

法要員に対する終了促進措置に関する事項の教育等に留意し具体的な計画を記載してください

上記の認定開設者間の合意日から6か月以内に終了促進措置の実施の概要(窓口の連絡先及び

対応時間を含みます)について対象免許人に周知を開始するため(開設指針第九項第4号(二))

例えば周知の開始時期継続期間周知内容周知手段等に留意し具体的な計画を記載してくだ

さい

同じく認定開設者間の合意日から6か月以内に終了促進措置の実施の手順について対象免許

人に通知を終わらせるため(開設指針第九項第4号(三))の例えば通知の実施時期通知内容

通知手段等に留意し具体的な計画を記載してくださいまた通知の内容については終了促進

措置の実施に関する透明性の確保のためインターネット等により公表することが義務付けられて

(開設指針第九項第5号(五))いますのでその点についても留意して記載してください

カ 「七5 第九項第五号(一)及び(二)に規定する事項の遵守を示す旨」について

開設指針の一部改正の告示のときから認定を受けるまでの間開設指針第九項第2号に規定する

対象免許人及び同項第4号(四)に規定する免許人団体に対し認定開設者が行う同項第二号に規定

する費用の負担に関する協議調整等を一切行っていない場合は「開設指針第九項第五号(一)に

規定する事項を遵守しています」等と記載してください

開設指針の一部改正の告示のときから認定を受けるまでの間他の全ての申請者に対し終了促

進措置の実施に係る開設指針第九項第4号(一)の実施方法について協議調整等を一切行ってはな

らないため当該実施方法について申請書の提出までに協議調整等を行った者がいるときはそ

の者の氏名又は名称(協議調整等を行った者がいない場合はその旨)を具体的に記載してくださ

いまた併せて申請書の提出から認定を受けるまでの間について「開設指針第九項第五号(二)

に規定する事項を遵守します」等と宣言してください

キ 「七6 協議及び合意の方法に関する計画」について

開設指針第九項第4号(四)及び(五)を踏まえて次の対象者に対する例えば協議の実施時期

内容方法合意事項の確認方法等の協議及び合意に関する計画を具体的に記載してください

FPUの無線局の免許人

特定ラジオマイクの無線局の免許人

免許人団体

FPU及び特定ラジオマイクの無線局の免許人が終了促進措置を行うまでの間にFPU及び特定ラジ

オマイクの無線局と周波数共用を実施することとする場合は共用条件及び当該条件の根拠等につ

いて記載してください

23

その他協議及び合意の方法に関して記載事項があれば例えば次の事項を遵守する旨や当該事

項に関連する内容等を記載してください

免許人団体との協議及び終了促進措置の対象免許人との合意の実施方法について認定日から3

か月以内に他の全ての認定開設者と協議し合意すること

終了促進措置の対象免許人から協議の申入れがあった場合に遅滞なく協議を開始すること

終了促進措置に関する費用の負担の公正が確保されるように十分に配意すること

(終了促進措置に免許人団体が関与する場合は当該免許人団体は対価を受けてはならないこと)

協議の合意書面等については全ての認定開設者及び対象免許人が記名押印等すること

合意書面等を認定の有効期間中保管し総務大臣の求めに応じて速やかに写しを提出すること

ク 「七7 対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体制の整

備その他必要な措置に関する計画」について

終了促進措置に関して対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図る

ための体制の整備その他必要な措置に関する計画を具体的に記載してください

ここでの記載内容は競願時の審査基準として用います(開設指針別表第三の三1)

(8) 「八 電波の能率的な利用の確保に関する事項」について 特定基地局の無線設備に用いる技術(適応多値変調及び空間多重技術など)について記載してく

ださい(開設指針第八項)またこれと区別して例えば次に示すような携帯無線通信を行う無

線局の周波数に係る取組についてもその技術方策の導入時期に留意し記載してください(開

設指針別表第二の十)

陸上移動局(携帯電話端末)の無線設備に用いる技術

特定基地局以外の携帯無線通信を行う無線局がある場合はその無線局に導入する技術

技術以外のサービス運用(小セル化多セクタ化等)により電波を能率的な利用を確保する方策

学術資料等の添付をもって記載に代える場合はその旨を記載し添付してください

(9) 「九 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与に関する事項」について 開設指針又は平成21年総務省告示第248号(39世代移動通信システムの導入のための特定基地局

の開設指針)に係る開設計画の認定を受けていない電気通信事業者に対する卸電気通信役務の提供

又は電気通信事業者間の接続その他の方法による特定基地局の利用を促進するための計画を具体

的に記載してください

ここでの記載内容は競願時の審査基準として用います(開設指針別表第三の三2(一))

(10) 「十 申請者の条件に関する事項」について 開設指針別表第二の十一の要件(申請者及びその関係者が申請を重複して行っていないこと)

に適合している場合は「開設指針別表第二の十一の要件に適合しています」等と記載してくださ

いなお開設指針別表第二の十一の要件とは具体的には申請者と次の者が申請を重複して行

っていないことです

申請者自身

申請者(法人団体)の役員(役員に相当する者を含みます)

24

申請者(法人団体)との議決権の関係が3分の1以上の繋がりとなるもの(親会社子会社

兄弟会社等のほか祖父母孫いとこ甥姪等の関係に相当するものも含みます)

申請者が法人団体である場合は次の書類を添付してください

申請者の役員(役員に相当する者を含みます)を示す書類(役員名簿等)

申請者が3分の1以上の議決権を保有する者及び申請者の議決権を3分の1以上保有する

者の氏名又は名称と議決権比率を記した一覧(それらの者が更に議決権の3分の1以上を保有

され又は保有する者がいる場合はその者の一覧を可能な限り順次付すこと)

開設指針別表第二の十一の要件に適合していない場合は認定を行うことができません

(11) 「十一 一から十までに定めるもののほか本開設指針に定められた事項に関する申請

者のこれまでの取組の実績並びに計画及びその根拠」について 申請者が他の申請者(申請者と地域ごとに連携する者)と連携して認定の申請を行いこれを

一の申請とみなすことを希望する場合は(開設指針第六項第2号)その旨を記載してください

その他開設指針に関係する事項があれば記載してください

25

第3章 様式 1 様式1A(開設指針別表第一の一1関係)

都道府県 (地方局)

平成24 年度末

平成25 年度末

平成26 年度末

平成27 年度末

平成28 年度末

平成29 年度末

平成30 年度末

平成31 年度末

平成32 年度末

平成33 年度末

平成34 年度末

01 北海道 北海道総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

02 青森県 03 岩手県 04 宮城県 05 秋田県 06 山形県 07 福島県 東北総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 08 茨城県 09 栃木県 10 群馬県 11 埼玉県 12 千葉県 13 東京都 14 神奈川県 19 山梨県

関東総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 15 新潟県 20 長野県

信越総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 16 富山県 17 石川県 18 福井県

北陸総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 21 岐阜県 22 静岡県 23 愛知県 24 三重県

東海総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 25 滋賀県 26 京都府 27 大阪府 28 兵庫県 29 奈良県 30 和歌山県 近畿総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

31 鳥取県 32 島根県 33 岡山県 34 広島県 35 山口県

中国総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 36 徳島県 37 香川県 38 愛媛県 39 高知県

四国総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 40 福岡県 41 佐賀県 42 長崎県 43 熊本県 44 大分県 45 宮崎県 46 鹿児島県 九州総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

47 沖縄県 沖縄総合通信事務所 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

全国 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

注 標題として「基地局(第3世代)」「基地局(屋内等設置第3世代)」「基地局(35世代)」「基地局(屋内等設

置35世代)」「基地局(高度化 35世代)」「基地局(屋内等設置高度化 35世代)」「基地局(39世代5MHz

幅)」「基地局(屋内等設置39世代5MHz幅)」「基地局(39世代10MHz幅)」「基地局(屋内等設置39 世代

10MHz幅)」又は「陸上移動中継局」のいずれかを記載してください

26

2 様式1B(開設指針別表第一の一2及び3関係) 市町村名 人口

エリア 化年度

平成24 年度末

平成25 年度末

平成26 年度末

平成27 年度末

平成28 年度末

平成29 年度末

平成30 年度末

平成31 年度末

平成32 年度末

平成33 年度末

平成34 年度末

札幌市 1913545 函館市 279127 小樽市 131928 旭川市 347095 室蘭市 94535 釧路市 181169 帯広市 168057 別海町 15855 中標津町 23982 標津町 5646 羅臼町 5885

北海道 計 3303435 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

北海道 総合通信局

3303435 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

青森市 299520 弘前市 183473 八戸市 237615 田子町 6175 南部町 19853 階上町 14699 新郷村 2851

青森県 計 764186 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

盛岡市 298348 宮古市 59430 大船渡市 40737 101438 浪江町 20905 葛尾村 1531 新地町 8224 飯舘村 6209

福島県 計 36869 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

東北 総合通信局

1301008 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

水戸市 268750 日立市 193129 土浦市 143839 久米島町 8519 八重瀬町 26681 多良間村 1231 竹富町 3859 与那国町 1657

沖縄県 計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

沖縄 総合通信事務所

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

全国 5252108 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

注 標題として「特定基地局の人口カバー率」又は「39世代移動通信システムの基地局の人口カバー率」のいずれか

を記載してください

27

3 様式4A(開設指針別表第一の四1関係)

区分 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

音声伝送

(39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

音声伝送

(非39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

データ伝送

(39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

データ伝送

(非39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

収入合計(百万円)

注1 区分及び年度は計画の記載にあわせ変更して使用してください

注2 平成30年度以降分については省略しています

28

4 様式4B(開設指針別表第一の四4関係) (単位百万円)

科目 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

収益

電気通信事業営業収益

音声伝送収入

データ伝送収入

その他の収入

附帯事業営業収益(注4)

営業外収益(注5)

費用

電気通信事業営業費用

営業費(注6)

施設保全費(注7)

研究開発費

減価償却費

固定資産除却費

通信設備使用料(注8)

終了促進措置費用(注9)

電波利用料

その他(注10)

租税公課(注11)

附帯事業営業費用(注4)

営業外費用(注5)

法人税等(注11)

当期損益

注1 科目及び年度は計画の記載にあわせ変更して使用してくださいなお各科目にどのような内容を含んで損益計算

を行ったのか明確となるよう補足説明を併せて記載してください

注2 平成30年度以降分については省略しています

注3 特別損失特別利益等により当期損益が収益と費用の差額と合致しない場合はその理由を記載してください

注4 端末販売修理による収入や端末調達による費用等を計上してください

注5 受取利息配当金による収入や支払利息による費用等を計上してください

注6 人件費家賃光熱費旅費等を計上してください

注7 設備の修理による費用等を計上してください

注8 通信設備に係る回線費用家賃光熱費運用保守費等を計上してください

注9 終了促進措置に要する費用を計上してください

注10 アクセスチャージ成約手数料等を計上してください

注11 租税公課は損金に算入できる租税公課を法人税等はそれ以外を計上してください

29

5 様式4C(開設指針別表第一の四4関係) (単位百万円)

区分 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

営業活動によるキャッシュフロー

投資活動によるキャッシュフロー

財務活動によるキャッシュフロー

現金及び現金同等物の期首残高

現金及び現金同等物の期末残高

注1 年度は計画の記載にあわせ変更して使用してください

注2 平成30年度以降分については省略しています

30

6 様式7(開設指針別表第一の七3関係)

都道府県 (地方局名)

想定対象 無線局数

終了促進措置の実施状況

区分 平成24 年度末

平成25 年度末

平成26 年度末

平成27 年度末

平成28 年度末

平成29 年度末

平成30 年度末

01 北海道 0 局 開始

完了

北海道 総合通信局

0 局 開始

完了

02 青森県 0 局 開始

完了

03 岩手県 0 局 開始

完了

45 宮崎県 0 局 開始

完了

46 鹿児島県 0 局 開始

完了

九州 総合通信局

0 局 開始

完了

47 沖縄県 0 局 開始

完了

沖縄 総合通信事務所

0 局 開始

完了

全国 0 局 開始

完了

注1 標題として「開設指針第九項第1号(一)に掲げる無線局(FPU)」又は「開設指針第九項第1号(二)に掲げる無

線局(特定ラジオマイク)」のいずれかを記載してください

注2 無線局の無い都道府県については行自体を省略して構いません

注3 想定対象無線局数は終了促進措置の実施を行う予定の無線局数を記載してください

注4 実施状況は年度末時点の終了促進措置の協議を開始した又は実施を完了した無線局数(累計数)を想

定対象無線局数で除した値を小数点以下第2位を四捨五入した百分率で記載してください

31

第4章 参考資料 1 開設指針の骨子

(1) 特定基地局の範囲 第3世代35世代及び39世代移動通信システムの基地局及び陸上移動中継局で下記(2)の周

波数を使用するものとする

(2) 使用する周波数 全国において773MHzを超え803MHz以下の周波数(平成24年7月25日以降に限る)とする

ただし当該周波数はFPU及び特定ラジオマイク(デジタル特定ラジオマイクを含む以下同じ)

が使用しており周波数割当計画において使用の期限が平成31年3月31日と定められている

(3) 特定基地局の配置及び開設時期 認定から7年後の年度末までに各総合通信局の管轄区域内の人口カバー率が80以上になるよ

うに特定基地局を配置しなければならない

認定から7年後の年度末までに39世代移動通信システム(占有周波数帯幅10MHz以上)の特定

基地局の運用を開始しなければならない

(4) 電波の能率的な利用を確保するための技術の導入 適応多値変調及び空間多重技術その他の電波の能率的な利用を確保するための技術を用いなけれ

ばならない

(5) 終了促進措置 ア 対象となる無線局

認定開設者は次の①及び②の無線局の周波数の使用を周波数割当計画における使用期限(平成31

年3月31日)前に終了させるため次の①及び②の無線局を対象として終了促進措置を実施しなけれ

ばならない

① 770MHzを超え806MHz以下の周波数を使用するFPUの無線局

② 770MHzを超え806MHz以下の周波数を使用する特定ラジオマイクの無線局

イ 終了促進措置により認定開設者が負担する費用

全ての認定開設者は対象免許人との合意に基づき終了促進措置として次に掲げる費用の全部

を連帯して負担しなければならない

① 無線設備及びこれに附属する設備(受信設備伝送路設備等)の取得に要する費用

② 上記①の設備の変更の工事に要する費用

ウ 終了促進措置の実施に関する事項

① 認定開設者は②及び③に掲げる事項及び終了促進措置に係る既存免許人との合意について他

の全ての認定開設者と共同して実施することとしそれらの実施方法について認定から3か月以

内に他の認定開設者と協議し合意することなお終了促進措置に要した費用について1の認

定開設者が負担する金額は当該費用の総額を認定開設者の数で除した額とすること

32

② ①の合意の日から6か月以内に終了促進措置の実施の概要を対象免許人に周知しかつ終

了促進措置の実施手順を免許人に通知すること

③ ②の実施前に免許人団体(FPU又は特定ラジオマイクの免許人を構成員としている団体)と

の間で②の事項の実施について協議を行うこと

④ FPU及び特定ラジオマイクの免許人との間で終了促進措置の内容(周波数移行のために行う

措置の内容実施時期並びに費用負担の範囲方法実施時期及び対象免許人の無線局の廃止又

は変更を行うまでの間に特定基地局と周波数を共用する場合は当該共用の条件等)について協議

を行うこと

⑤ 認定開設者は④の協議の申し入れがあった場合は遅滞なく協議を開始すること

エ 終了促進措置の実施に関する透明性の確保に関する事項

① 開設計画の申請者は認定までの間対象免許人と終了促進措置に関する費用の負担に関す

る協議調整等を一切行わないこと

② 開設計画の申請者は認定までの間他の全ての申請者と終了促進措置に係るウ①の実施方

法について協議調整等を一切行わないこと

③ 認定開設者はウ①の協議により他の全ての認定開設者と合意したときはその合意の内容を

示す書面の写しを速やかに総務大臣に提出するとともにその内容をインターネット等により公

表すること

④ 認定開設者はウ①の合意の日から1月以内に終了促進措置の実施に関する対象免許人から

の問合せに対応するための窓口を設置すること

⑤ 認定開設者はウ②の通知の内容をインターネット等により公表すること

⑥ 認定開設者は終了促進措置に関する費用の負担の公正が確保されるよう十分に配意し免許

人団体は終了促進措置の実施に関する協議に関与したことに対して認定開設者及び対象免許人

から対価を受けてはならないこと

⑦ 認定開設者はウ④の協議による合意内容を書面又は電磁的記録で確認し認定の有効期間

中保管し総務大臣の求めに応じて速やかにその写しを提出すること

⑧ 認定開設者は四半期ごとに終了促進措置を実施した無線局数やその費用等の実施状況を示

す書類を総務大臣に提出すること

オ その他の事項

総務大臣はエ⑧により提出された書類について適切に終了促進措置が実施されていることを

確認し書類概要及び確認結果をインターネット等で公表するものとする

認定開設者は対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体

制の整備等必要な措置を講ずるよう努めなければならない

33

(6) 開設計画の認定等 ア 申請できる周波数幅

申請できる周波数帯幅は10MHzとし希望する周波数の範囲として773MHzを超え783MHz以下

783MHzを超え793MHz以下及び793MHzを超え803MHz以下の周波数を希望する順に開設計画に記載する

こと

イ 絶対審査基準競願時審査基準

絶対審査基準に掲げる要件について審査を行い要件全てに適合する申請に対して認定を行う

ただし要件を満たす申請(900MHz帯認定開設者のものを除く)が3の場合は当該申請に対して

するものとし4以上の場合には競願時審査基準に掲げる各順序に従い基準に適合する申請の数

が3になるまで審査を行う

(ア) 絶対審査基準

特定基地局の設置場所確保設備調達及び設置工事体制の確保に関する計画を有していること

設備投資等に必要な資金の確保に関する計画及び開設計画の有効期間(10年間)中に単年度黒

字を達成する計画を有していること

負担可能額(終了促進措置に要する費用の負担に充てることが可能な金額の総額)が600億円

以上であり当該負担可能額を確実に確保できること

上記3に掲げる各基準に適合していること 等

(イ) 競願時審査基準

負担可能額(上限1500億円10億円単位)がより大きいこと

認定から7年後の年度末の全国の39世代移動通信システム(占有周波数帯幅10MHz以上)の

特定基地局の人口カバー率(5単位)がより大きいこと

次に掲げる基準への適合の度合いが高いこと

終了促進措置に関する事項について対象免許人との迅速な合意形成を図るための具体的な

対策及び円滑な実施を図るための具体的な体制の整備に関する計画がより充実していること

他の電気通信事業者等多数の者に対して卸電気通信役務の提供電気通信設備の接続(MVNO)

等特定基地局の利用を促進するための具体的な計画がより充実していること

周波数の割当状況(有無及び差違)及びひっ迫状況を勘案して特定基地局を開設して電気

通信事業を行うことが電気通信事業の健全な発達と円滑な運営により寄与すること

ウ その他

各認定開設者の周波数の指定は開設計画に記載した希望する周波数の範囲に基づき行うこの

場合において希望が重複した場合は競願時審査基準に係る審査における基準への適合の度合

いが高い者の希望を優先する

認定開設者は四半期ごとに開設計画に基づく事業の進捗の状況を示す書類を総務大臣に提

出しなければならない

ブースター障害等の防止又は解消に関する計画について開設計画に記載するとともにそれら

に要する費用の負担等当該ブースター障害等の防止又は解消に当たり必要な事項についてあら

かじめ全ての700MHz帯認定開設者間で協議し合意した上で共同して行わなければならない

34

(7) 【参考】絶対審査基準について ア 電波法における規定(法第27条の13第4項)

1 その開設計画が開設指針に照らし適切なものであること

2 その開設計画が確実に実施される見込みがあること

3 開設計画に係る通信系又は放送系に含まれる全ての特定基地局について周波数の割当てが現に

可能であり又は早期に可能となることが確実であると認められること

イ 開設指針における規定

第10項第4号(以下抜粋)

別表第2 開設計画の認定の要件

1 全ての都道府県の区域において特定基地局を整備する計画及びその根拠を有していること

2 開設計画に記載された全ての特定基地局についてその円滑な整備のため設置場所の確保無線設備の調達

及びその整備に係る業者との協力体制の確保に関する計画(ブースター障害等の防止又は解消に関する計画を含

む)及びその根拠を有していること

3 申請者が設置しようとする無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績又は計画を有しかつ特

定基地局の運用に必要な電気通信設備の調達及び工事並びに運用及び保守に関する計画及びその根拠を有してい

ること

4 関係法令の規定に基づき無線従事者の配置方針並びに電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及び

その根拠を有していること

5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑え

るための措置に関する計画(申請者が開設計画の認定を受けたことのある者である場合にあっては当該認定に

係る開設計画に記載されたもの以外のものを含むこと)及びその根拠を有していること

6 特定基地局の運用による電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠を有してお

りかつ当該電気通信事業に係る損益に関する年度ごとの見通しにおいて利益の生じる年度があること

7 法令遵守のための体制の整備平成16年総務省告示第695号(電気通信事業における個人情報保護に関するガイ

ドラインを定める件)に適合した個人情報保護のための体制の整備及び電気通信事業の利用者の利益の保護のた

めの体制の整備に関する計画及びその根拠を有していること

8 既設の無線局等の運用及び電波の監視を阻害する混信その他の妨害を防止するため当該妨害の防止に係る対

応を行う窓口の設置及び特定基地局の設置前に当該設置に係る情報交換若しくは協議の実施又は当該妨害を防止

するための特定基地局の設置における無線設備へのフィルタの追加若しくは無線局の設置場所及び無線設備の空

中線の指向方向の調整の実施による干渉の改善等の措置を行う計画及びその根拠を有していること

9 負担可能額が600億円以上であり当該負担可能額を確実に確保できること

10 申請者に係る携帯無線通信を行う無線局の周波数に係る電波の能率的な利用を確保するための取組に関する計

画及びその根拠を有していること(略)

11 申請者が次の要件を満たしていること(略申請者が複数申請を行ったり申請者である法人の役員等議決

権が3分の1以上の出資関係にある者が申請を行っていないこと)

4 本開設指針に係る開設計画の認定は電波法第27条の13第4項各号並びに第1項第2項及び

第7項から前項まで並びに前各号に規定する事項(骨子中1から6(1)までの事項)並びに別表

第2に規定する要件(以下参照)を満たしている申請に対して行うただし当該申請(945MHz

を超え960MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けている者のものを除

く)の数が3の場合は当該申請に対して認定するものとし3を超える場合は当該申請につい

て別表第3に掲げる順序に従い同表に掲げる基準に適合する申請の数が3となるまで審査した

当該申請に対して認定するものとするなお申請期間内に提出された本開設指針に係る開設計

画の認定の申請については前後なく受け付けたものとして同等に扱い審査を行う

35

2 負担可能額の算定に関する参考資料 開設指針別表第二の九2に規定する負担可能額の最低額(600億円)(以下「下限額」といいます)

及び同別表第三の一に規定する審査対象となる負担可能額の最高額(1500億円)(以下「上限額」とい

います)は以下の方法により算定していますので負担可能額の算定に当たってご参照下さい

以下の平均単価費用は審査に用いる下限額及び上限額を算定するために無線局の類型ごとに想定

したものであり実際の対象免許人と認定開設者との間の協議において用いられる金額又は個別の

無線局に対して認定開設者が負担すべき金額を示すものではありません個別の無線局に対して認定開

設者が負担する金額は対象免許人との協議により決定されるものであり以下の平均単価費用が適

用されるわけではありません

(1) 下限額上限額の基本的な算定方法 ア FPU

無線設備の種類ごとの1無線局当たりの平均単価 times 各区分の無線局数 の合計額

この資料においてFPUとは開設指針第九項第1号(一)の番組素材中継を行う無線局をいいます

イ 特定ラジオマイク

1無線局当たりの平均単価 times 無線局数

この資料において特定ラジオマイクとは開設指針第九項第1号(二)の特定ラジオマイク及びデジタル特

定ラジオマイクをいいます

(2) 1無線局当たりの平均単価等 総務省において実施した既存無線局の免許人及び無線設備の製造業者等に対するヒアリングアンケ

ート結果をもとに次の費用項目(開設指針第九項第3号(一)及び(二))ごとに1無線局当たりの平

均単価を算定しています

無線設備及びその附属設備の取得に要する費用(以下「取得費用」といいます)

無線設備及びその附属設備の変更の工事に要する費用(以下「工事費用」といいます)

以下に記載の単価は千円未満を四捨五入しているため内訳の合算額は内訳の金額の合計額と一致

しないことがあります

ア FPU

無線設備の種類に応じて次の3つの区分を設けそれぞれについて1無線局当たりの平均単価を

算出しました

(ア) 下限額におけるFPUの平均単価

無線設備の種類 平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

2ピースモデル+PA型 131788 千円 123429 千円 8359 千円

一体型モデル(通常型) 115584 千円 115442 千円 142 千円

一体型モデル(超小型) 116521 千円 116379 千円 142 千円

「2ピースモデル+PA型」とは制御部と高周波部が筐体として分離された送信機で必要に応じて出力を増

加させるためのPA(パワーアンプ)が用いられます

36

「一体型モデル」とは制御部と高周波部が一つの筐体に内蔵された送信機で通常型とこれよりさらに小型

化された超小型があります

全ての無線局が2330~2370MHz(以下「23GHz帯」といいます)に対応した無線設備を使用すると想定して

算出したものです

23GHz帯に対応するために増設が必要となる受信機及び伝送路設備(マイクロ波帯FPU送信機送信アンテナ)

の費用を含みます

(イ) 上限額におけるFPUの平均単価

無線設備の種類 平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

2ピースモデル+PA型 186851 千円 178784 千円 8067 千円

一体型モデル(通常型) 164074 千円 163941 千円 133 千円

一体型モデル(超小型) 165949 千円 165816 千円 133 千円

全ての無線局が1240~1300MHz(以下FPUに関する記載において「12GHz帯」といいます)及び23GHz帯に

対応した無線設備を使用すると想定して算出したものです

23GHz帯に対応するために増設が必要となる受信機及び伝送路設備の費用を含みます

イ 特定ラジオマイク

1無線局当たりの平均単価を算出しました

(ア) 下限額における特定ラジオマイクの平均単価

平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

1850 千円 1640 千円 210 千円

全ての無線局が470~710MHz帯の地上テレビジョン放送のホワイトスペース及び710~714MHz帯(以下単に「ホ

ワイトスペース」といいます)に対応した無線設備を使用すると想定して算出したものです

常設でない無線局(複数の場所で使用される無線局をいいます以下同じ)が移行先のホワイトスペースでの

使用を確保するために最小限増設が必要となる無線設備及び附属設備の費用を含みます

(イ) 上限額における特定ラジオマイクの平均単価

平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

5461 千円 5244 千円 217 千円

常設される無線局(固定の一箇所で使用される無線局をいいます)はホワイトスペースに対応した無線設備を

常設でない無線局はホワイトスペースに対応した無線設備及び1240~1260MHz(以下特定ラジオマイクに関す

る記載において「12GHz帯」といいます)に対応した無線設備を使用すると想定して算出したものです

常設でない無線局が移行先のホワイトスペースでの使用を確保するために最大限増設が必要となる無線設備及

び附属設備の費用を含みます

(3) 地域別の無線局数 下限額上限額において想定した無線局数はこれまでの無線局数の変動状況並びに総務省にお

いて実施した既存無線局の免許人及び無線設備の製造業者等に対するヒアリング及びアンケート結果

をもとに総務省において2014(平成26)年度末時点の無線局数を推計したものです(2014(平成26)年

度以降は新たに免許を行わないことを前提として推計しています)

以下の無線局数のうち過去の時点におけるものについては原則として総務省が管理する免許に

係る情報を基にしていますが総務省が管理していない情報については免許人及び無線設備の製造業

37

者等に対する調査結果を基にしているため実際の無線局数と誤差が生じる場合があります

ア FPUの無線局数

(ア) FPUの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)

地域 無線局数

2ピースモデル+PA型 一体型モデル(通常型) 一体型モデル(超小型)

01 北海道 2 局 - -

02 青森県 1 局 - -

04 宮城県 4 局 - -

07 福島県 2 局 - -

13 東京都 42 局 2 局 11 局

18 福井県 1 局 - -

22 静岡県 3 局 - -

23 愛知県 5 局 - -

27 大阪府 9 局 - 3 局

32 島根県 1 局 - -

33 岡山県 2 局 - -

34 広島県 2 局 - -

35 山口県 1 局 - -

37 香川県 1 局 1 局 -

38 愛媛県 2 局 - -

39 高知県 1 局 - -

40 福岡県 5 局 1 局 -

全国 計 84 局 4 局 14 局

無線局数は免許状に記載された常置場所のある都道府県で分類しまた各都道府県における無線設備の種

類ごとの無線局数は免許人に対して調査した結果を基にしています

無線局の移動範囲は各都道府県を超える地域が指定されている場合があります

(イ) 下限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

2ピースモデル+PA型 一体型モデル(通常型) 一体型モデル(超小型)

全国 84 局 4 局 14 局

(ア)の実績値のまま増加しないと想定した無線局数を下限値としています

(ウ) 上限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

2ピースモデル+PA型 一体型モデル(通常型) 一体型モデル(超小型)

全国 87 局 5 局 17 局

(ア)の実績値に免許人に対する調査に基づき2013(平成25)年度末までに増設されると見込まれる無線局数を

加えた数を上限値としています

(ア)の実績値からの都道府県別の増減数は2ピースモデル+PA型が東京都3局増加大阪府1局増加宮城

県1局減少一体型モデル(通常型)が福岡県1局増加一体型モデル(超小型)が東京都1局増加大阪府1

局増加福岡県1局増加です

38

イ 特定ラジオマイクの無線局数

(ア) 特定ラジオマイクの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)

地域 無線局数

地域 無線局数

(内放送事業者

の無線局数)

(内放送事業者

の無線局数)

01 北海道 534 局 306 局 25 滋賀県 124 局 28 局

02 青森県 78 局 78 局 26 京都府 276 局 55 局

03 岩手県 225 局 114 局 27 大阪府 2121 局 871 局

04 宮城県 229 局 184 局 28 兵庫県 552 局 44 局

05 秋田県 120 局 101 局 29 奈良県 106 局 19 局

06 山形県 65 局 64 局 30 和歌山県 15 局 14 局

07 福島県 126 局 106 局 31 鳥取県 46 局 42 局

08 茨城県 93 局 20 局 32 島根県 67 局 33 局

09 栃木県 76 局 42 局 33 岡山県 138 局 85 局

10 群馬県 48 局 25 局 34 広島県 363 局 184 局

11 埼玉県 304 局 22 局 35 山口県 87 局 48 局

12 千葉県 537 局 55 局 36 徳島県 111 局 58 局

13 東京都 9178 局 3570 局 37 香川県 123 局 63 局

14 神奈川県 1157 局 18 局 38 愛媛県 138 局 116 局

19 山梨県 135 局 89 局 39 高知県 67 局 45 局

15 新潟県 157 局 86 局 40 福岡県 742 局 416 局

20 長野県 225 局 86 局 41 佐賀県 27 局 27 局

16 富山県 229 局 86 局 42 長崎県 202 局 126 局

17 石川県 197 局 101 局 43 熊本県 185 局 159 局

18 福井県 97 局 77 局 44 大分県 124 局 75 局

21 岐阜県 64 局 13 局 45 宮崎県 109 局 83 局

22 静岡県 262 局 117 局 46 鹿児島県 129 局 94 局

23 愛知県 952 局 392 局 47 沖縄県 165 局 105 局

24 三重県 71 局 28 局 全国 計 21176 局 8570 局

無線局数は免許状に記載された常置場所のある都道府県で分類しています

無線局の移動範囲は各都道府県を超える地域が指定されている場合があります

免許人に対する調査によると常設でない無線局の割合は約70です

(イ) 下限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

全国 21553 局

(ア)の実績値に免許人に対する調査に基づき2013(平成25)年度末までに増設されると見込まれる無線局数を

加えた数を下限値としています

(ウ) 上限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

全国 23157 局

(ア)の実績値に過去の増減実績を基に算出した増加率(前年比約104倍)により算出した2013(平成25)年度

末までの増加予想数を加えた数を上限値としています

39

3 無線局免許等の検索方法 開設指針に関係する無線局について免許情報を検索することができます電波利用ホームページ(ht

tpwwwtelesoumugojp)から「無線局情報検索」 rarr 「1無線局等情報検索」 rarr 「詳し

く条件を指定する」を順次クリックし「エキスパート検索」画面へアクセスしてください

httpwwwtelesoumugojpmusenSearchServletpageID=2ampSelectID=5へ直接アクセスすることも可能です

次の検索条件で目的の無線局を検索してください

対象無線局 検索条件

FPU 無線局の種別「携帯局」

無線局の目的「放送事業用」

周波数「770~806MHz」1

特定ラジオマイク又は

デジタル特定ラジオマイク

無線局の種別「陸上移動局」

周波数「770~806MHz」12

1 個々の無線局情報の表示において放送事業用の無線局の周波数は100MHz単位での公表としているため「800~

800MHz」と表示されることがありますのでご了承ください

2 個々の無線局情報の表示において占有周波数帯幅が400kHz以下のものが特定ラジオマイク(デジタル特定ラジオ

マイクを含む)ですなお占有周波数帯幅が8MHz以上のもの(平成23年度末時点では1局のみ)はFPUです

検索条件の入力

検索ボタン

40

4 地上デジタル放送の受信障害への対策費用の推計に関する参考資料

(1) 地上デジタル放送の受信障害(受信ブースター干渉)の概要 放送局から遠く離れた場所やビル影また一つのアンテナで複数のテレビ受信機で視聴する場

合等においてはテレビへの入力信号が弱くなり正常に視聴できないことがありますこのとき

受信したテレビ信号を増幅する装置(受信ブースター)によって視聴を確保しています

アンテナがテレビ信号とともにある強さ以上の携帯電

話システムの電波を受信すると受信ブースターが携帯電話

システムの電波も増幅してしまうためテレビ受信機への過

度の入力や受信ブースターの処理能力を超えたことによる

動作不良によりテレビが正常に視聴できない場合がありま

す(受信ブースター干渉)

この受信ブースター干渉に対する主な対策は次のとおりです

不要な帯域(710MHzを超える周波数)を受信しないようフィルタを受信ブースターに挿入

不要な帯域を受信しない受信ブースターに交換

(2) 受信ブースターへの干渉影響の評価 総務省が実施した携帯電話信号による受信ブースターへの干渉影響を評価する以下の実証実験か

ら受信ブースターの耐干渉特性には機種毎のばらつきがあることを確認しました

ア 干渉影響の実証実験方法

機種に依存しない結果を得るため

11機種の受信ブースターに一定入力

レベルの携帯電話(LTE)信号と地上

デジタル放送(ISDB-T)信号を同時に

入力し受信ブースターへの干渉影響

が発生しなくなるまでLTE信号を減衰

させて影響を及ぼす入力レベルを測

定しました

イ 実証実験結果

右図の測定結果より受

信ブースターへの干渉影

響が発生しなくなるLTE信

号入力レベルは次のと

おりでした

最良値-14dBm

中央値-21dBm

最悪値-32dBm

デジタルTV入力レベル-77dBm

確認するTVチャンネル52ch

<実証実験パラメータ> LTE入力信号種別 下り信号のみ

LTE入力信号レベル可変幅 -85dBm ~ -5dBm GB幅 63MHz

LTE下り信号帯域 773MHz ~ 803MHz LTE下り信号送信電力 最大(36dBmMHz)

ISDB-Tダミー波入力 [ダミー波入力ch

あり(7波) [45(46)4748495051(52)] ()のチャンネルを確認する際には入力しない

確認するTVチャンネル 46ch52ch デジタルTV入力レベル -77dBm-39dBm(フルセグ受信)

TV放送局

TV受信機

携帯電話基地局

受信ブースター

携帯電話端末

0

5

10

15

20

25

30

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

-77dBm 46ch -77dBm 52ch -39dBm 46ch -39dBm 52ch

受信ブースター番号

LTE信号入力レベル減衰量(dB

(LTE信号初期入力レベル-

5dB

m)

(デジタルTV入力レベル 確認するTVチャンネル)

-20 -14 -22 -32 -21 -25 -19 -18 -21 -18 -21 LTE信号入力レベル (-77dbm46ch)

受信ブースターへの干渉影響が発生しなくなるLTE信号入力レベル減衰量

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(3) 受信ブースター対策費用の推計 ア 推計方法

受信障害の原因となる受信ブースターは電波法の規制対象外であり多様な規格があるため実際

に対策が必要となる件数を確定させることは困難ですが以下の方法によりおおよその費用を推計

します

① 一般家庭の受信ブースター設置数をサンプル調査から推計(商業用建物は全建物が受信ブース

ター設置と仮定)

② LTE基地局エリア内の建物の高さや密集度受信ブースターの特性等によって受信障害の発生率

が変わるため(例えば高層建物が密集している地域では携帯電話の電波が遮蔽されるため受信障

害が発生する確率は低くなる)計算機シミュレーション(モンテカルロ法)から受信ブースター

設置建物のうち受信ブースター障害の発生する確率を算出し上記①で推計した受信ブースター設

置建物数に当該確率を乗じて対策対象建物数を推計

③ 上記②により得られた対策対象建物数に1建物あたりの対策費を乗じて対策費用の総額を推計

イ 受信ブースター設置数のサンプル調査

一般家屋については電波伝搬か

ら全国の市区町村を右表の4つの区

分に分類した上で無作為抽出した

1800棟(全国300地区)で受信ブー

スター有無の実態調査を実施し受

信ブースターを用いているブースタ

ー建物率を算出しています

商業建物については一般家屋よりも数が少ないため訪問調査はせず100受信ブースター設

置と仮定しています

<受信ブースター設置数に関するサンプル調査結果>

建物区分 地区区分

TV受信実態調査により得られたサンプル数 ブースター 建物率

受信方法区分 個別受信又は 共同受信かつ 受信ブースターあり

個別受信 ケーブルテレビ 受信

共同受信 衛星受信 のみ

a b c d e edivide(a+b+c+d)

居住建物

大 都 市 (A地区)

135 104 13 0 128 508

地 方 都 市 (B地区)

399 135 6 0 354 656

郊外住宅地 (C地区)

568 146 30 0 534 718

田 園 地 域 (D地区)

174 74 16 0 174 659

商業建物 共 通 - - - - - 100

光テレビ等の通信系受信含む

地区区分 建物面積率 平均建物高 伝搬式 平均セル半径 大 都 市 (A地区)

10以上 20m以上 Ex-HATA Dense Urban

350m

地 方 都 市 (B地区)

10以上 20m未満 Ex-HATA Urban

570m

郊外住宅地 (C地区)

2以上 10未満

- Ex-HATA Suburban

850m

田 園 地 域 (D地区)

2未満 - Ex-HATA Open Area

1200m

42

ウ 干渉影響場所率の計算機シミュレーション

LTE基地局を地区毎の平均

セル半径を反映させて正則

配置しエリア内にTV受信

アンテナが設置された建物

をランダムに分布させた状

態を想定しLTE基地局が最

大電力(30MHz幅全体)で送

信した時の各建物における

干渉量を計算機シミュレー

ションし許容値を上回って

いる確率を干渉影響場所率

として算出しています

なお干渉影響を受ける場所の規模(干渉影響場所率)は受信ブースターの耐干渉特性に大き

く依存しますが実際に設置されている受信ブースターの特性毎のシェアは不明ですので受信ブ

ースターの耐干渉特性としては実証実験で得られた平均的な特性(LTE下り信号入力レベル

-21dBm)を有していると仮定しています

<計算機シュミレーションによって得られた干渉影響場所率>

一般家屋 商業建物

大 都 市 (A地区) 129 66

地 方 都 市 (B地区) 183 347

郊 外 住 宅 地 (C地区) 224 322

田 園 地 域 (D地区) 445 173

エ 受信ブースター対策費用の推計

サンプル調査から推計したブースター建物率計算機シミュレーションから得られた干渉影響場

所率を基に干渉影響を受ける一般家屋及び商業建物の建物数を推計し当該建物数にブースタ

ー対策(受信フィルタ挿入)の費用単価を乗じて受信ブースター対策費用を推計しています

<受信ブースター対策費用の推計結果 (上段一般家屋下段商業建物)>

建物数1

ブースター 建物率

受信ブースター 設置建物数 (a)times(b)

干渉影響 場所率

干渉影響 建物数 (c)times(d)

対策費用2

(e)times5万円

(a) (b) (c) (d)

小計(e)

大 都 市 (A地区)

934万 331万

508 1000

474万 331万

129 66

61万 22万

83万 42億円

地 方 都 市 (B地区)

11770万 216万

656 1000

7721万 216万

183 347

1413万 75万

1488万 744億円

郊外住宅地 (C地区)

12273万 205万

718 1000

8813万 205万

224 322

1974万 66万

2040万 1020億円

田 園 地 域 (D地区)

8158万 -

659 1000

5376万 -

445 173

2392万 -

2392万 1196億円

合 計 33887万 - 23136万 -

6003万 3002億円

1 一般家屋平成20年住宅土地統計調査(総務省)ただし一部市町村で建物数データが存在しないものについては

平成22年住民基本台帳人口世帯数における世帯数を代用としています

商業建物平成20年法人建物調査確報集計結果(国土交通省)ただし都道府県毎に建物所在地を集計しているため

建物数を電波伝搬による4つの区分に分類する際には①大都市②地方都市③郊外住宅地④田園地域の

順に該当する市区町村を含む区分に都道府県を分類して建物合計を集計

2 日本CATV技術協会工数表を参考として標準的な対策費用単価を推計しています

UHFテレビアンテナ

テレビブースタ

テレビ端子

テレビ干渉発生時のイメージ(左)ブロックノイズ(右)ブラックアウト

ブースタの干渉許容レベルP2

LTE基地局

LTE干渉波レベルP1

ランダムに配置した建物ごとにP1>P2となるかどうかを判定し影響場所率α

を算出

建物

43

(4) シミュレーション参考資料 ア (参考)計算機シミュレーションパラメータ

パラメータ名 設定値

周波数帯域 770 MHz

LTE

送信アンテナ利得 140 dBi

送信給電線損失 50 dB

アンテナパタン 情報通信審議会

アンテナパタン(垂直水平)

送信出力 51 dBm (30MHz)

アンテナ高さ 40 m

訪問調査の結果からA~D地区で使われているTV受信アンテナの種類と特徴を抽出してシミュレーションに用いた

イ (参考)受信ブースター対策費用単価の推計

日本CATV技術協会工数表ヒアリング結果等を参考として受信ブースター対策(受信フィルタ

挿入)の平均的な費用単価を推計しています

以下の考え方に基づいて推計を行い一棟あたりの対策費用は5万円と推計

フィルタ接栓の価格は一般流通商品相当額の最低額の80

工事費及び諸経費率は日本CATV技術協会工数表を参考

工事費の技術員単価は建設物価2012年2月号の主要10地区の平均単価を参考

(通信技術員B18200円日通信工14800円日いずれも日当含む)

<一棟あたりの受信フィルタ挿入工事費>

(屋外でアンテナ出力に設置)

一棟あたりの受信フィルタ挿入工事費

(屋内で受信ブースター入力に設置)

名称 金額 備考 名称 金額 備考

1 材料費 10110 円

1 材料費 10110 円

受信フィルター 8000 円 一般流通商品相当額

の最低額の80

受信フィルター 8000 円 一般流通商品相当額

の最低額の80 接栓 1630 円 接栓 1630 円

消耗品諸材料 480 円

消耗品諸材料 480 円

2 工事費 7280 円

2 工事費 11020 円

通信技術員B 1820 円 01人日日当含む 通信技術員B 3640 円 02人日日当含む

通信工 2960 円 02人日日当含む 通信工 4880 円 033人日日当含む

車両費 2500 円

車両費 2500 円

3 報告書作成 6600 円

3 報告書作成 6600 円

4 諸経費 22660 円

4 諸経費 12230 円

安全対策費 14800 円

安全対策費 4440 円

現場経費 2940 円 (1+2)times169 現場経費 3570 円 (1+2)times169

一般管理費 4920 円

一般管理費 4220 円

5 消費税 2330 円 (1~4)times5 5 消費税 2000 円 (1~4)times5

総合計 48980 円

総合計 41960 円

パラメータ名 設定値

TV

受信アンテナ利得 下表に記載

受信給電線損失 下表に記載

許容受信電力 -21 dBm

アンテナ高さ 下表に記載

アンテナパタン それぞれのアンテナのパタンを使用

シミュレーション条件 3セクタベストレイアウト

19セルラップアラウンド

8素子 14素子 20素子 高性能型 14素子

高性能型 20素子 平面アンテナ 室内アンテナ その他

使用される

アンテナの割合

大 都 市 (A地区) 07 170 674 59 52 37 0 0 地 方 都 市 (B地区) 0 371 521 43 50 08 0 08 郊 外 住 宅 地 (C地区) 02 380 479 40 83 05 0 11 田 園 地 域 (D地区) 11 425 339 11 126 17 0 69

平均

アンテナ高さ

大 都 市 (A地区) 8 m 8 m 11 m 7 m 13 m 10 m - - 地 方 都 市 (B地区) - 8 m 8 m 8 m 10 m 7 m - 5 m 郊 外 住 宅 地 (C地区) 7 m 7 m 7 m 7 m 7 m 7 m - 7 m 田 園 地 域 (D地区) 8 m 7 m 7 m 7 m 7 m 7 m - 7 m

アンテナ利得 915 dBi 1265 dBi 1435 dBi 1475 dBi 1645 dBi 835 dBi - 1035 dBi

給電線損失 2 dB 2 dB 2 dB 2 dB 2 dB 2 dB - 2 dB

44

ウ (参考)地域ごとの電波伝搬区分

電波伝搬から全国の都道府県及び市区町村を4つの区分に分類した結果は次のとおりですなお大

都市地方都市郊外住宅地及び田園地域のそれぞれの地区をABC及びDと表記しています

北海道 A

札幌市中央区 A

札幌市北区 B

札幌市東区 B

札幌市白石区 B

札幌市豊平区 B

札幌市南区 C

札幌市西区 B

札幌市厚別区 B

札幌市手稲区 B

札幌市清田区 B

函館市 C

小樽市 C

旭川市 C

室蘭市 C

釧路市 C

帯広市 D

北見市 D

夕張市 D

岩見沢市 D

網走市 D

留萌市 D

苫小牧市 C

稚内市 D

美唄市 D

芦別市 D

江別市 C

赤平市 D

紋別市 D

士別市 D

名寄市 D

三笠市 D

根室市 D

千歳市 D

滝川市 D

砂川市 D

歌志内市 D

深川市 D

富良野市 D

登別市 C

恵庭市 C

伊達市 D

北広島市 C

石狩市 D

北斗市 D

当別町 D

新篠津村 D

松前町 D

福島町 D

知内町 D

木古内町 D

七飯町 D

鹿部町 D

森町 D

八雲町 D

長万部町 D

江差町 D

上ノ国町 D

厚沢部町 D

乙部町 D

奥尻町 D

今金町 D

せたな町 D

島牧村 D

寿都町 D

黒松内町 D

蘭越町 D

ニセコ町 D

真狩村 D

留寿都村 D

喜茂別町 D

京極町 D

倶知安町 D

共和町 D

岩内町 C

泊村 D

神恵内村 D

積丹町 D

古平町 D

仁木町 D

余市町 D

赤井川村 D

南幌町 D

奈井江町 D

上砂川町 C

由仁町 D

長沼町 D

栗山町 D

月形町 D

浦臼町 D

新十津川町 D

妹背牛町 D

秩父別町 D

雨竜町 D

北竜町 D

沼田町 D

鷹栖町 D

東神楽町 D

当麻町 D

比布町 D

愛別町 D

上川町 D

東川町 D

美瑛町 D

上富良野町 D

中富良野町 D

南富良野町 D

占冠村 D

和寒町 D

剣淵町 D

下川町 D

美深町 D

音威子府村 D

中川町 D

幌加内町 D

増毛町 D

小平町 D

苫前町 D

羽幌町 D

初山別村 D

遠別町 D

天塩町 D

猿払村 D

浜頓別町 D

中頓別町 D

枝幸町 D

豊富町 D

礼文町 D

利尻町 D

利尻富士町 D

幌延町 D

美幌町 D

津別町 D

斜里町 D

清里町 D

小清水町 D

訓子府町 D

置戸町 D

佐呂間町 D

遠軽町 D

湧別町 D

滝上町 D

興部町 D

西興部村 D

雄武町 D

大空町 D

豊浦町 D

壮瞥町 D

白老町 D

厚真町 D

洞爺湖町 D

安平町 D

むかわ町 D

日高町 D

平取町 D

新冠町 D

浦河町 D

様似町 D

えりも町 D

新ひだか町 D

音更町 D

士幌町 D

上士幌町 D

鹿追町 D

新得町 D

清水町 D

芽室町 D

中札内村 D

更別村 D

大樹町 D

広尾町 D

幕別町 D

池田町 D

豊頃町 D

本別町 D

足寄町 D

陸別町 D

浦幌町 D

釧路町 D

厚岸町 D

浜中町 D

標茶町 D

弟子屈町 D

鶴居村 D

白糠町 D

別海町 D

中標津町 D

標津町 D

羅臼町 D

青森県 C

青森市 C

弘前市 D

八戸市 C

黒石市 D

五所川原市 D

十和田市 D

三沢市 D

むつ市 D

つがる市 D

平川市 D

平内町 D

今別町 D

蓬田村 D

外ヶ浜町 D

鰺ヶ沢町 D

深浦町 D

西目屋村 D

藤崎町 D

大鰐町 D

田舎館村 D

板柳町 D

鶴田町 D

中泊町 D

野辺地町 D

七戸町 D

六戸町 D

横浜町 D

東北町 D

六ヶ所村 D

おいらせ町 D

大間町 D

東通村 D

風間浦村 D

佐井村 D

三戸町 D

五戸町 D

田子町 D

南部町 D

階上町 D

新郷村 D

岩手県 C

盛岡市 C

宮古市 D

大船渡市 C

花巻市 D

北上市 D

久慈市 D

遠野市 D

一関市 D

陸前高田市 D

釜石市 C

二戸市 D

八幡平市 D

奥州市 D

雫石町 D

葛巻町 D

岩手町 D

滝沢村 D

紫波町 D

矢巾町 D

西和賀町 D

金ケ崎町 D

平泉町 D

藤沢町 D

住田町 D

大槌町 D

山田町 D

岩泉町 D

田野畑村 D

普代村 D

軽米町 D

野田村 D

九戸村 D

洋野町 D

一戸町 D

宮城県 B

仙台市青葉区 B

仙台市宮城野区 B

仙台市若林区 B

仙台市太白区 B

仙台市泉区 B

石巻市 D

塩竈市 B

気仙沼市 C

白石市 D

名取市 C

角田市 D

多賀城市 B

岩沼市 C

登米市 D

栗原市 D

東松島市 D

大崎市 D

蔵王町 D

七ヶ宿町 D

大河原町 C

村田町 D

柴田町 C

川崎町 D

丸森町 D

亘理町 D

山元町 D

松島町 D

七ヶ浜町 C

利府町 C

大和町 D

大郷町 D

富谷町 C

大衡村 D

色麻町 D

加美町 D

涌谷町 D

美里町 D

女川町 C

南三陸町 D

秋田県 C

秋田市 C

能代市 D

横手市 D

大館市 D

男鹿市 D

湯沢市 D

鹿角市 D

由利本荘市 D

潟上市 D

大仙市 D

北秋田市 D

にかほ市 D

仙北市 D

小坂町 D

上小阿仁村 D

藤里町 D

三種町 D

八峰町 D

五城目町 D

八郎潟町 D

井川町 D

大潟村 D

美郷町 D

羽後町 D

東成瀬村 D

山形県 C

山形市 C

米沢市 C

鶴岡市 D

酒田市 D

新庄市 D

寒河江市 D

上山市 D

村山市 D

長井市 D

天童市 C

東根市 D

尾花沢市 D

南陽市 D

山辺町 D

中山町 D

河北町 D

西川町 D

朝日町 D

大江町 D

大石田町 D

金山町 D

最上町 D

舟形町 D

真室川町 D

大蔵村 D

鮭川村 D

戸沢村 D

高畠町 D

川西町 D

小国町 D

白鷹町 D

飯豊町 D

三川町 D

庄内町 D

遊佐町 D

福島県 C

福島市 C

会津若松市 C

郡山市 C

いわき市 C

白河市 D

須賀川市 D

喜多方市 D

相馬市 D

二本松市 D

田村市 D

南相馬市 D

伊達市 D

本宮市 D

桑折町 D

国見町 D

川俣町 D

大玉村 D

鏡石町 D

天栄村 D

下郷町 D

檜枝岐村 D

只見町 D

南会津町 D

北塩原村 D

西会津町 D

磐梯町 D

猪苗代町 D

会津坂下町 D

湯川村 D

柳津町 D

三島町 D

金山町 D

昭和村 D

会津美里町 D

西郷村 D

泉崎村 D

中島村 D

矢吹町 D

棚倉町 D

矢祭町 D

塙町 D

鮫川村 D

石川町 D

玉川村 D

平田村 D

浅川町 D

古殿町 D

三春町 D

小野町 D

広野町 D

楢葉町 D

富岡町 D

川内村 D

大熊町 D

双葉町 D

浪江町 D

葛尾村 D

新地町 D

飯舘村 D

茨城県 C

水戸市 C

日立市 C

土浦市 C

古河市 C

石岡市 D

結城市 D

龍ケ崎市 C

下妻市 D

常総市 D

常陸太田市 D

高萩市 C

北茨城市 C

笠間市 D

取手市 C

牛久市 C

つくば市 C

ひたちなか市 C

鹿嶋市 C

潮来市 D

守谷市 C

常陸大宮市 D

那珂市 D

筑西市 D

坂東市 D

稲敷市 D

かすみがうら市 D

桜川市 D

神栖市 D

行方市 D

鉾田市 D

つくばみらい市 D

小美玉市 D

茨城町 D

大洗町 C

城里町 D

東海村 C

大子町 D

美浦村 D

阿見町 C

河内町 D

八千代町 D

五霞町 D

境町 D

利根町 D

栃木県 C

宇都宮市 C

足利市 C

栃木市 D

佐野市 C

鹿沼市 C

日光市 D

小山市 C

真岡市 D

大田原市 D

矢板市 D

那須塩原市 D

さくら市 D

那須烏山市 D

下野市 C

上三川町 D

西方町 D

益子町 D

茂木町 D

市貝町 D

芳賀町 D

壬生町 D

野木町 C

岩舟町 D

塩谷町 D

高根沢町 D

那須町 D

那珂川町 D

群馬県 C

前橋市 C

高崎市 C

桐生市 C

伊勢崎市 C

太田市 C

沼田市 D

館林市 C

渋川市 C

藤岡市 C

富岡市 D

安中市 D

みどり市 C

榛東村 C

吉岡町 C

上野村 D

神流町 D

下仁田町 D

南牧村 D

甘楽町 D

中之条町 D

長野原町 D

嬬恋村 D

草津町 D

高山村 D

東吾妻町 D

片品村 D

川場村 D

昭和村 D

みなかみ町 D

玉村町 C

板倉町 D

明和町 D

千代田町 D

大泉町 C

邑楽町 C

埼玉県 B

さいたま市西区 C

さいたま市北区 B

さいたま市大宮区 B

さいたま市見沼区 B

さいたま市中央区 B

さいたま市桜区 B

さいたま市浦和区 B

さいたま市南区 B

さいたま市緑区 B

さいたま市岩槻区 C

川越市 B

熊谷市 C

川口市 B

行田市 C

秩父市 C

所沢市 B

飯能市 C

加須市 C

本庄市 C

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45

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東京都 A

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愛知県 A

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豊橋市 C

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半田市 B

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豊田市 C

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新城市 D

東海市 B

大府市 B

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田原市 D

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清須市 B

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あま市 B

東郷町 C

長久手町 B

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大治町 B

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一色町 C

吉良町 D

幡豆町 C

幸田町 C

設楽町 D

東栄町 D

豊根村 D

三重県 C

津市 C

四日市市 C

伊勢市 C

松阪市 C

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鈴鹿市 C

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亀山市 C

鳥羽市 D

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いなべ市 D

志摩市 C

伊賀市 D

木曽岬町 D

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川越町 C

多気町 D

明和町 D

大台町 D

玉城町 D

度会町 D

大紀町 D

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滋賀県 B

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野洲市 C

湖南市 C

高島市 D

東近江市 D

米原市 D

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豊郷町 C

甲良町 D

多賀町 D

京都府 A

京都市北区 B

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京都市左京区 B

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福知山市 D

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綾部市 D

宇治市 B

宮津市 D

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城陽市 B

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長岡京市 B

八幡市 B

京田辺市 C

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南丹市 D

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大山崎町 B

久御山町 C

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宇治田原町 D

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精華町 C

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京丹波町 D

伊根町 D

与謝野町 C

大阪府 A

大阪市都島区 A

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大阪市北区 A

大阪市中央区 A

堺市堺区 B

堺市中区 B

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堺市西区 B

堺市南区 B

堺市北区 B

堺市美原区 B

岸和田市 B

豊中市 B

池田市 B

吹田市 A

泉大津市 B

高槻市 B

貝塚市 B

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枚方市 B

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八尾市 B

泉佐野市 B

富田林市 B

寝屋川市 B

河内長野市 B

松原市 B

大東市 B

和泉市 B

箕面市 B

柏原市 B

羽曳野市 B

門真市 B

摂津市 B

高石市 B

藤井寺市 B

東大阪市 B

泉南市 B

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交野市 B

大阪狭山市 B

阪南市 B

島本町 B

豊能町 C

能勢町 D

忠岡町 B

熊取町 B

田尻町 C

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太子町 C

河南町 C

千早赤阪村 C

兵庫県 A

神戸市東灘区 A

神戸市灘区 B

神戸市兵庫区 A

神戸市長田区 B

神戸市須磨区 B

神戸市垂水区 B

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神戸市中央区 A

神戸市西区 B

姫路市 C

尼崎市 B

明石市 B

西宮市 B

洲本市 C

芦屋市 B

伊丹市 B

相生市 C

豊岡市 D

加古川市 C

赤穂市 C

西脇市 C

宝塚市 B

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高砂市 B

川西市 B

小野市 C

三田市 C

加西市 D

篠山市 D

養父市 D

丹波市 D

南あわじ市 D

朝来市 D

46

淡路市 D

宍粟市 D

加東市 D

たつの市 C

猪名川町 C

多可町 D

稲美町 C

播磨町 B

市川町 D

福崎町 C

神河町 D

太子町 C

上郡町 D

佐用町 D

香美町 D

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奈良県 B

奈良市 B

大和高田市 B

大和郡山市 C

天理市 C

橿原市 B

桜井市 C

五條市 D

御所市 C

生駒市 B

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宇陀市 D

山添村 D

平群町 C

三郷町 B

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安堵町 C

川西町 C

三宅町 C

田原本町 C

曽爾村 D

御杖村 D

高取町 C

明日香村 D

上牧町 B

王寺町 B

広陵町 C

河合町 C

吉野町 D

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下市町 D

黒滝村 D

天川村 D

野迫川村 D

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下北山村 D

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川上村 D

東吉野村 D

和歌山県 B

和歌山市 B

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有田市 C

御坊市 C

田辺市 C

新宮市 C

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かつらぎ町 D

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高野町 D

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広川町 D

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美浜町 C

日高町 D

由良町 D

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日高川町 D

白浜町 D

上富田町 C

すさみ町 D

那智勝浦町 C

太地町 C

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北山村 D

串本町 C

鳥取県 C

鳥取市 C

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倉吉市 D

境港市 C

岩美町 D

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智頭町 D

八頭町 D

三朝町 D

湯梨浜町 D

琴浦町 D

北栄町 D

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大山町 D

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日南町 D

日野町 D

江府町 D

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松江市 C

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安来市 D

江津市 D

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飯南町 D

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川本町 D

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邑南町 D

津和野町 D

吉賀町 D

海士町 D

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知夫村 D

隠岐の島町 D

岡山県 B

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倉敷市 C

津山市 D

玉野市 C

笠岡市 D

井原市 D

総社市 C

高梁市 D

新見市 D

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赤磐市 D

真庭市 D

美作市 D

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早島町 C

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呉市 C

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三原市 C

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福山市 C

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大竹市 C

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安芸高田市 D

江田島市 D

府中町 B

海田町 B

熊野町 C

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北広島町 D

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世羅町 D

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山口県 C

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山口市 C

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柳井市 C

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徳島県 C

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美波町 D

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北島町 C

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三木町 C

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西予市 D

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松野町 D

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愛南町 D

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高知市 B

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大豊町 D

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大川村 D

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日高村 D

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田川市 C

柳川市 C

八女市 D

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大川市 C

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中間市 B

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春日市 B

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福津市 C

うきは市 D

宮若市 D

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朝倉市 D

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佐賀市 C

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上峰町 C

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平戸市 D

松浦市 D

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五島市 D

西海市 D

雲仙市 D

南島原市 D

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宇城市 D

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合志市 C

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玉東町 D

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高森町 D

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嘉島町 D

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杵築市 D

宇佐市 D

豊後大野市 D

由布市 D

国東市 D

姫島村 D

日出町 D

九重町 D

玖珠町 D

宮崎県 C

宮崎市 C

都城市 D

延岡市 C

日南市 D

小林市 D

日向市 C

串間市 D

西都市 D

えびの市 D

三股町 C

高原町 D

国富町 D

綾町 D

高鍋町 C

新富町 D

西米良村 D

木城町 D

川南町 D

都農町 D

門川町 C

諸塚村 D

椎葉村 D

美郷町 D

高千穂町 D

日之影町 D

五ヶ瀬町 D

鹿児島県 B

鹿児島市 B

鹿屋市 D

枕崎市 D

阿久根市 D

出水市 D

指宿市 D

西之表市 D

垂水市 D

薩摩川内市 D

日置市 D

曽於市 D

霧島市 C

いちき串木野市 C

南さつま市 D

志布志市 D

奄美市 C

南九州市 D

伊佐市 D

姶良市 C

三島村 D

十島村 D

さつま町 D

長島町 D

湧水町 D

大崎町 D

東串良町 D

錦江町 D

南大隅町 D

肝付町 D

中種子町 D

南種子町 D

屋久島町 D

大和村 D

宇検村 D

瀬戸内町 D

龍郷町 D

喜界町 D

徳之島町 D

天城町 D

伊仙町 D

和泊町 D

知名町 D

与論町 D

沖縄県 B

那覇市 B

宜野湾市 B

石垣市 D

浦添市 B

名護市 C

糸満市 C

沖縄市 B

豊見城市 B

うるま市 C

宮古島市 D

南城市 C

国頭村 D

大宜味村 D

東村 D

今帰仁村 D

本部町 D

恩納村 D

宜野座村 D

金武町 C

伊江村 D

読谷村 C

嘉手納町 C

北谷町 C

北中城村 C

中城村 C

西原町 C

与那原町 B

南風原町 B

渡嘉敷村 D

座間味村 D

粟国村 D

渡名喜村 D

南大東村 D

北大東村 D

伊平屋村 D

伊是名村 D

久米島町 D

八重瀬町 C

多良間村 D

竹富町 D

与那国町 D

47

5 法第56条第1項の規定により指定された受信設備 (平成24年4月17日現在)

告示番号 設置者 設置場所(市町村緯経度) 受信周波数 有効期間

平成15年

総務省告

示第287

国立天文台 長野県南佐久郡南牧村

E1382823 N355641

1400~1427MHz

16605~16684MHz

1535~154GHz

2221~225GHz

236~240GHz

313~315GHz

425~435GHz

860~920GHz

1050~1160GHz

平成15年3月25

日~平成25年3

月24日

平成18年

総務省告

示第51号

国立大学法人

北海道大学

北海道苫小牧市

E1413549 N424025

2221~225GHz

236~240GHz

平成17年12月9

日~平成27年12

月9日

平成20年

総務省告

示第679

国立大学法人名

古屋大学

(1) 山梨県南都留郡富士河口湖町

E1383631 N352548

(2) 長野県上田市

E1381905 N363123

(3) 長野県木曽郡上松町

E1373738 N354745

(4) 愛知県豊川市

E1372158 N345017

32575~32860MHz 平成20年12月2

日~平成30年12

月1日

平成22年

総務省告

示第448

大学共同利用機

関法人 自然科

学研究機構

(1) 岩手県奥州市

E1410757 N390801

(2) 東京都小笠原村

E1421300 N270531

(3) 鹿児島県薩摩川内市

E1302624 N314452

(4) 沖縄県石垣市

E1241016 N242444

2221~225GHz

236~240GHz

425~435GHz

855~920GHz

平成22年12月10

日~平成32年12

月9日

平成24年

総務省告

示第52号

大学共同利用機

関法人 自然科

学研究機構

鹿児島県鹿児島市平川町

E1303026 N312751

236~240GHz

860~920GHz

1050~1160GHz

平成24年2月11

日~平成34年2

月10日

大学共同利用機

関法人 自然科

学研究機構

岩手県水沢市

E1410757 N390800

236~240GHz 平成24年3月19

日~平成34年3

月18日

48

第5章 主要関係法令 1 電波法(昭和25年法律第131号)

(欠格事由)

第五条 (略)

2 (略)

3 次の各号のいずれかに該当する者には無線局の免許を与えないことができる

一 この法律又は放送法(昭和二十五年法律第百三十二号)に規定する罪を犯し罰金以上の刑に処せられその執行

を終わり又はその執行を受けることがなくなつた日から二年を経過しない者

二 第七十五条第一項又は第七十六条第四項(第四号を除く)若しくは第五項(第五号を除く)の規定により無線

局の免許の取消しを受けその取消しの日から二年を経過しない者

三 第二十七条の十五第一項又は第二項(第三号を除く)の規定により認定の取消しを受けその取消しの日から二

年を経過しない者

四 第七十六条第六項(第三号を除く)の規定により第二十七条の十八第一項の登録の取消しを受けその取消しの

日から二年を経過しない者

45 (略)

(免許の申請)

第六条 (略)

2~6 (略)

7 次に掲げる無線局(総務省令で定めるものを除く)であつて総務大臣が公示する周波数を使用するものの免許の申

請は総務大臣が公示する期間内に行わなければならない

一 電気通信業務を行うことを目的として陸上に開設する移動する無線局(一又は二以上の都道府県の区域の全部を

含む区域をその移動範囲とするものに限る)

二 電気通信業務を行うことを目的として陸上に開設する移動しない無線局であつて前号に掲げる無線局を通信の

相手方とするもの

三四 (略)

8 (略)

(簡易な免許手続)

第十五条 第十三条第一項ただし書の再免許及び適合表示無線設備のみを使用する無線局その他総務省令で定める無線

局の免許については第六条及び第八条から第十二条までの規定にかかわらず総務省令で定める簡易な手続によるこ

とができる

(無線局に関する情報の公表等)

第二十五条 (略)

2 前項の規定により公表する事項のほか総務大臣は自己の無線局の開設又は周波数の変更をする場合その他総務省

令で定める場合に必要とされる混信若しくはふくそうに関する調査又は第二十七条の十二第二項第五号に規定する終

了促進措置を行おうとする者の求めに応じ当該調査又は当該終了促進措置を行うために必要な限度において当該者

に対し無線局の無線設備の工事設計その他の無線局に関する事項に係る情報であつて総務省令で定めるものを提供す

ることができる

3 前項の規定に基づき情報の提供を受けた者は当該情報を同項の調査又は終了促進措置の用に供する目的以外の目的

のために利用し又は提供してはならない

(特定基地局の開設指針)

第二十七条の十二 総務大臣は陸上に開設する移動しない無線局であつて次の各号のいずれかに掲げる事項を確保す

るために同一の者により相当数開設されることが必要であるもののうち電波の公平かつ能率的な利用を確保するた

めその円滑な開設を図ることが必要であると認められるもの(以下「特定基地局」という)について特定基地局の

開設に関する指針(以下「開設指針」という)を定めることができる

49

一 電気通信業務を行うことを目的として陸上に開設する移動する無線局(一又は二以上の都道府県の区域の全部を

含む区域をその移動範囲とするものに限る)の移動範囲における当該電気通信業務のための無線通信

二 移動受信用地上基幹放送に係る放送対象地域(放送法第九十一条第二項第二号に規定する放送対象地域をいう

次条第二項第三号において同じ)における当該移動受信用地上基幹放送の受信

2 開設指針には次に掲げる事項を定めるものとする

一 開設指針の対象とする特定基地局の範囲に関する事項

二 周波数割当計画に示される割り当てることが可能である周波数のうち当該特定基地局に使用させることとする周

波数及びその周波数の使用に関する事項(現にその周波数の全部又は一部を当該特定基地局以外の無線局が使用し

ている場合であつてその周波数について周波数割当計画において使用の期限が定められているときはその周波

数及びその期限の満了の日を含む)

三 当該特定基地局の配置及び開設時期に関する事項

四 当該特定基地局の無線設備に係る電波の能率的な利用を確保するための技術の導入に関する事項

五 第二号括弧書に規定する場合において同号括弧書に規定する日以前に当該特定基地局の開設を図ることが電波

の有効利用に資すると認められるときは当該周波数を現に使用している無線局による当該周波数の使用を同日前

に終了させるために当該特定基地局を開設しようとする者が行う費用の負担その他の措置(次条第二項第九号及び

第百十六条第八号において「終了促進措置」という)に関する事項

六 前各号に掲げるもののほか当該特定基地局の円滑な開設の推進に関する事項その他必要な事項

3 総務大臣は開設指針を定め又はこれを変更したときは遅滞なくこれを公示しなければならない

(開設計画の認定)

第二十七条の十三 特定基地局を開設しようとする者は通信系(通信の相手方を同じくする同一の者によつて開設され

る特定基地局の総体をいう次項第五号及び第四項第三号において同じ)又は放送系(放送法第九十一条第二項第三

号に規定する放送系をいう次項第五号及び第七号並びに第四項第三号において同じ)ごとに特定基地局の開設に

関する計画(以下「開設計画」という)を作成しこれを総務大臣に提出してその開設計画が適当である旨の認定

を受けることができる

2 開設計画には次に掲げる事項(移動受信用地上基幹放送をする特定基地局以外の特定基地局に係る開設計画にあつ

ては第七号及び第八号に掲げる事項を除く)を記載しなければならない

一 特定基地局が前条第一項第一号又は第二号に掲げる事項のいずれを確保するためのものであるかの別

二 特定基地局の開設を必要とする理由

三 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲又は特定基地局により行われる移動受信用地上基幹

放送に係る放送対象地域

四 希望する周波数の範囲

五 当該通信系又は当該放送系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場所及び

開設時期

六 電波の能率的な利用を確保するための技術であつて特定基地局の無線設備に用いる予定のもの

七 当該放送系に含まれるすべての特定基地局に係る無線設備の工事費及び無線局の運用費の支弁方法

八 事業計画及び事業収支見積

九 終了促進措置を行う場合にあつては当該終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法

十 その他総務省令で定める事項

3 第一項の認定の申請は総務大臣が公示する一月を下らない期間内に行わなければならない

4 総務大臣は第一項の認定の申請があつた場合においてその申請が次の各号のいずれにも適合していると認めると

きは周波数を指定して同項の認定をするものとする

一 その開設計画が開設指針に照らし適切なものであること

二 その開設計画が確実に実施される見込みがあること

三 開設計画に係る通信系又は放送系に含まれる全ての特定基地局について周波数の割当てが現に可能であり又

は早期に可能となることが確実であると認められること

5 総務大臣は前項の規定にかかわらず第一項の認定を受けようとする者が第五条第三項各号(移動受信用地上基幹

放送をする特定基地局に係る開設計画の認定を受けようとする者にあつては同条第一項各号又は第三項各号)のいず

れかに該当するときは第一項の認定をしてはならない

6 第一項の認定の有効期間は当該認定の日から起算して五年(前条第二項第二号括弧書に規定する周波数を使用する

特定基地局の開設計画の認定にあつては十年)を超えない範囲内において総務省令で定める

7 総務大臣は第一項の認定をしたときは当該認定をした日及び認定の有効期間第四項の規定により指定した周波

50

数その他総務省令で定める事項を公示するものとする

(開設計画の変更等)

第二十七条の十四 前条第一項の認定を受けた者は当該認定に係る開設計画(同条第二項第一号及び第四号に掲げる事

項を除く)を変更しようとするときは総務大臣の認定を受けなければならない

2 前条第四項の規定は前項の認定に準用するこの場合において同条第四項中「ときは周波数を指定して」とあ

るのは「ときは」と読み替えるものとする

3 総務大臣は前条第一項の認定を受けた開設計画(第一項の規定による変更の認定があつたときはその変更後のも

の以下「認定計画」という)に係る特定基地局を開設する者(以下「認定開設者」という)が周波数の指定の変更

を申請した場合において混信の除去その他特に必要があると認めるときはその指定を変更することができる

4 総務大臣は認定開設者が認定の有効期間の延長を申請した場合において特に必要があると認めるときは一年を

超えない範囲内においてその期間を延長することができる

5 総務大臣は第一項の認定(前条第七項の総務省令で定める事項についての変更に係るものに限る)をしたとき

第三項の規定により周波数の指定を変更したとき又は前項の規定により認定の有効期間を延長したときはその旨を公

示するものとする

(認定の取消し等)

第二十七条の十五 総務大臣は移動受信用地上基幹放送をする特定基地局に係る認定開設者が第五条第一項各号のいず

れかに該当するに至つたときはその認定を取り消さなければならない

2 総務大臣は認定開設者が次の各号のいずれかに該当するときはその認定を取り消すことができる

一 正当な理由がないのに認定計画に係る特定基地局を当該認定計画に従つて開設していないと認めるとき

二 不正な手段により第二十七条の十三第一項若しくは前条第一項の認定を受け又は同条第三項の規定による指定

の変更を行わせたとき

三 認定開設者が第五条第三項第一号に該当するに至つたとき

3 総務大臣は前項(第三号を除く)の規定により認定の取消しをしたときは当該認定開設者であつた者が受けて

いる他の開設計画の第二十七条の十三第一項の認定又は無線局の免許等を取り消すことができる

4 総務大臣は前三項の規定による処分をしたときは理由を記載した文書をその認定開設者に送付しなければならな

(合併等に関する規定の準用)

第二十七条の十六 第二十条第一項から第三項まで第六項及び第九項の規定は認定開設者について準用するこの場

合において同条第六項中「第五条及び第七条」とあるのは「第二十七条の十三第四項及び第五項」と「第二項から

前項まで」とあるのは「第二項及び第三項」と同条第九項中「第一項及び前二項」とあるのは「第二十七条の十六に

おいて準用する第一項」と読み替えるものとする

(認定計画に係る特定基地局の免許申請期間の特例)

第二十七条の十七 認定開設者が認定計画に従つて開設する特定基地局の免許の申請については第六条第七項の規定は

適用しない

(無線設備の操作)

第三十九条 第四十条の定めるところにより無線設備の操作を行うことができる無線従事者(略)以外の者は無線局(ア

マチュア無線局を除く以下この条において同じ)の無線設備の操作の監督を行う者(以下「主任無線従事者」とい

う)として選任された者であつて第四項の規定によりその選任の届出がされたものにより監督を受けなければ無線

局の無線設備の操作(簡易な操作であつて総務省令で定めるものを除く)を行つてはならないただし船舶又は航

空機が航行中であるため無線従事者を補充することができないときその他総務省令で定める場合はこの限りでない

2 モールス符号を送り又は受ける無線電信の操作その他総務省令で定める無線設備の操作は前項本文の規定にかか

わらず第四十条の定めるところにより無線従事者でなければ行つてはならない

3 主任無線従事者は第四十条の定めるところにより無線設備の操作の監督を行うことができる無線従事者であつて

総務省令で定める事由に該当しないものでなければならない

4 無線局の免許人等は主任無線従事者を選任したときは遅滞なくその旨を総務大臣に届け出なければならない

これを解任したときも同様とする

5 前項の規定によりその選任の届出がされた主任無線従事者は無線設備の操作の監督に関し総務省令で定める職務を

51

誠実に行わなければならない

6 第四項の規定によりその選任の届出がされた主任無線従事者の監督の下に無線設備の操作に従事する者は当該主任

無線従事者が前項の職務を行うため必要であると認めてする指示に従わなければならない

7 無線局(総務省令で定めるものを除く)の免許人等は第四項の規定によりその選任の届出をした主任無線従事者

に総務省令で定める期間ごとに無線設備の操作の監督に関し総務大臣の行う講習を受けさせなければならない

(無線従事者の資格)

第四十条 無線従事者の資格は次の各号に掲げる区分に応じそれぞれ当該各号に掲げる資格とする

一 無線従事者(総合) 次の資格

イ 第一級総合無線通信士

ロ 第二級総合無線通信士

ハ 第三級総合無線通信士

二三 (略)

四 無線従事者(陸上) 次の資格

イ 第一級陸上無線技術士

ロ 第二級陸上無線技術士

ハ 政令で定める陸上特殊無線技士

五 (略)

2 前項第一号から第四号までに掲げる資格を有する者の行い又はその監督を行うことができる無線設備の操作の範囲

及び同項第五号に掲げる資格を有する者の行うことができる無線設備の操作の範囲は資格別に政令で定める

(免許)

第四十一条 無線従事者になろうとする者は総務大臣の免許を受けなければならない

2 無線従事者の免許は次の各号のいずれかに該当する者(第二号から第四号までに該当する者にあつては第四十八

条第一項後段の規定により期間を定めて試験を受けさせないこととした者で当該期間を経過しないものを除く)で

なければ受けることができない

一 前条第一項の資格別に行う無線従事者国家試験に合格した者

二 前条第一項の資格(総務省令で定めるものに限る)の無線従事者の養成課程で総務大臣が総務省令で定める基

準に適合するものであることの認定をしたものを修了した者

三 前条第一項の資格(総務省令で定めるものに限る)ごとに次に掲げる学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)

に基づく学校の区分に応じ総務省令で定める無線通信に関する科目を修めて卒業した者(略)

四 前条第一項の資格(総務省令で定めるものに限る)ごとに前三号に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有する

者として総務省令で定める同項の資格及び業務経歴その他の要件を備える者

(混信等の防止)

第五十六条 無線局は他の無線局又は電波天文業務(宇宙から発する電波の受信を基礎とする天文学のための当該電波

の受信の業務をいう)の用に供する受信設備その他の総務省令で定める受信設備(無線局のものを除く)で総務大臣

が指定するものにその運用を阻害するような混信その他の妨害を与えないように運用しなければならない(略)

2~4 (略)

(電波利用料の徴収等)

第百三条の二 免許人等は電波利用料として無線局の免許等の日から起算して三十日以内及びその後毎年その免許等

の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日以下この条において「応当日」という)から起算して三十

日以内に当該無線局の免許等の日又は応当日(以下この項において「起算日」という)から始まる各一年の期間(無

線局の免許等の日が二月二十九日である場合においてその期間がうるう年の前年の三月一日から始まるときは翌年の

二月二十八日までの期間とし起算日から当該免許等の有効期間の満了の日までの期間が一年に満たない場合はその期

間とする)について別表第六の上欄に掲げる無線局の区分に従い同表の下欄に掲げる金額(起算日から当該免許等

の有効期間の満了の日までの期間が一年に満たない場合はその額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得

た額に相当する金額)を国に納めなければならない

2 前項の規定によるもののほか広範囲の地域において同一の者により相当数開設される無線局に専ら使用させること

を目的として別表第七の上欄に掲げる区域を単位として総務大臣が指定する周波数(三千メガヘルツ以下のものに限

る)の電波(以下この条において「広域専用電波」という)を使用する免許人は電波利用料として毎年十一月一

52

日までにその年の十月一日から始まる一年の期間について当該免許人に係る広域専用電波の周波数の幅のメガヘル

ツで表した数値に当該区域に応じ同表の下欄に掲げる係数を乗じて得た数値に九千五百十四万八千九百円(別表第六の

四の項又は五の項に掲げる無線局に係る広域専用電波にあつては百七十七万四千九百円)を乗じて得た額に相当する

金額を国に納めなければならないこの場合において広域専用電波を最初に使用する無線局の免許の日(無線局の周

波数の指定の変更を受けることにより当該広域専用電波を使用できることとなる場合には当該指定の変更の日以下

この項において同じ)が十月一日以外の日である場合における当該免許の日から同日以後の最初の九月末日までの期

間についてのこの項前段の規定の適用については「毎年十一月一日までにその年の十月一日から始まる一年の期間

について」とあるのは「当該広域専用電波を最初に使用する無線局の免許の日(無線局の周波数の指定の変更を受ける

ことにより当該広域専用電波を使用できることとなる場合には当該指定の変更の日以下この項において同じ)の

属する月の末日から起算して三十日以内に当該免許の日から同日以後の最初の九月末日までの期間について」と「得

た額」とあるのは「得た額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得た額」とする

3 認定計画に係る指定された周波数の電波が広域専用電波である場合において当該認定計画に係る認定開設者がその

認定を受けた日から起算して六月を経過する日(認定計画に係る指定された周波数の電波が当該認定計画に係る認定開

設者がその認定を受けた日後に広域専用電波となつた場合にあつてはその認定を受けた日から起算して六月を経過す

る日又は当該指定された周波数の電波が広域専用電波となつた日のいずれか遅い日以下この項において「六月経過日」

という)までに当該認定計画に係るいずれの特定基地局の免許も受けなかつたときは当該認定開設者を当該六月経

過日に当該広域専用電波を最初に使用する特定基地局の免許を受けた免許人とみなして前項の規定を適用する

4 (略)

5 包括免許人又は包括登録人(以下この条において「包括免許人等」という)は第一項の規定にかかわらず電波

利用料として第一号包括免許人にあつては包括免許の日の属する月の末日及びその後毎年その包括免許の日に応当す

る日(応当する日がない場合はその前日)の属する月の末日現在において開設している特定無線局の数(以下この項

及び次項において「開設無線局数」という)をその翌月の十五日までに総務大臣に届け出て当該届出が受理された

日から起算して三十日以内に第二号包括免許人にあつては包括免許の日の属する月の末日及びその後毎年その包括免

許の日に応当する日(応当する日がない場合はその前日)の属する月の末日から起算して四十五日以内に(略)それ

ぞれ当該包括免許若しくは同項の規定による登録(以下「包括免許等」という)の日又はその後毎年その包括免許等

の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日)から始まる各一年の期間(包括免許等の日が二月二十九日で

ある場合においてその期間がうるう年の前年の三月一日から始まるときは翌年の二月二十八日までの期間とし当該包

括免許等の日又はその包括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日)から当該包括免許等の有効

期間の満了の日までの期間が一年に満たない場合はその期間とする以下この項及び次項において同じ)について

第一号包括免許人にあつては四百三十円(広域専用電波を使用する無線局及び当該無線局を通信の相手方とする無線局

については二百円)に第二号包括免許人にあつては別表第六の上欄に掲げる無線局の区分に従い同表の下欄に掲げ

る金額に(略)それぞれ当該一年の期間に係る開設無線局数(略)を乗じて得た金額(当該包括免許等の日又はその包

括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日)から当該包括免許等の有効期間の満了の日までの期

間が一年に満たない場合はその額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得た額に相当する金額)を国に納

めなければならない

6 包括免許人等は前項の規定によるもののほか包括免許等の日又はその後毎年その包括免許等の日に応当する日(応

当する日がない場合はその翌日)から始まる各一年の期間において当該包括免許等の日の属する月の翌月以後の月

の末日又はその後毎年その包括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその前日)の属する月の翌月以後

の月の末日現在において開設している特定無線局又は登録局の数がそれぞれ当該一年の期間に係る開設無線局数(特定

無線局(第二十七条の二第一号に掲げる無線局に係るものに限る)にあつては既にこの項の規定による届出があつた

場合にはその届出の日以後においてはその届出に係る特定無線局の数特定無線局(同条第二号に掲げる無線局に

係るものに限る)にあつては既に特定無線局の数が開設無線局数を超えた月があつた場合にはその月の翌月以後に

おいてはその月の末日現在において開設している特定無線局の数)(略)を超えたときは電波利用料として第一

号包括免許人にあつては当該開設している特定無線局の数を当該超えた月の翌月の十五日までに総務大臣に届け出て

当該届出が受理された日から起算して三十日以内に第二号包括免許人(略)にあつては当該超えた月の末日から起算

して四十五日以内に当該超えた月から次の包括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその前日)の属

する月の前月まで又は当該包括免許等の有効期間の満了の日の翌日の属する月の前月までの期間について第一号包括

免許人にあつては四百三十円(広域専用電波を使用する無線局及び当該無線局を通信の相手方とする無線局については

二百円)に第二号包括免許人にあつては別表第六の上欄に掲げる無線局の区分に従い同表の下欄に掲げる金額に(略)

それぞれその超える特定無線局の数又は登録局の数(当該包括免許人等が他の包括免許等(当該包括免許人等の包括免

許等に係る無線局と同等の機能を有するものとして総務省令で定める無線局に係るものに限る)を受けている場合で

あつて当該超えた月の末日現在において当該他の包括免許等に基づき開設している特定無線局の数又は登録局の数が

53

当該超えた月の前月の末日現在において当該他の包括免許等に基づき開設している特定無線局の数又は登録局の数を

下回るときは当該超える特定無線局の数又は登録局の数を限度としてこれらの数からそれぞれその下回る特定無線局

の数又は登録局の数を控除した数)を乗じて得た金額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得た額に相当す

る金額を国に納めなければならない

7~42 (略)

別表第六(第百三条の二関係)

無線局の区分 金額

一 移動する無線局(三の項から五の項まで及び八の項に掲げる無線局を除く二の項

において同じ)

(略) (略)

二 移動しない無線局であつて移動する無線局又は携帯して使用するための受信設備

と通信を行うために陸上に開設するもの(六の項及び八の項に掲げる無線局を除く)

(略) (略)

三~九 (略) (略) (略)

備考

一~八 (略)

九 一の項二の項及び四の項から六の項までに掲げる無線局のうち第百三条の二第二項に規定する広域専用電波を

使用するものに係るこの表の下欄に掲げる金額は同欄に掲げる金額にかかわらず二百円とする

十 (略)

別表第七(第百三条の二関係)

区域 係数

一 北海道の区域 〇〇二九五

二 青森県岩手県宮城県秋田県山形県及び福島県の区域 〇〇五〇二

三 茨城県栃木県群馬県埼玉県千葉県東京都神奈川県及び山梨県の区域 〇四五四六

四 新潟県及び長野県の区域 〇〇二四三

五 富山県石川県及び福井県の区域 〇〇一六四

六 岐阜県静岡県愛知県及び三重県の区域 〇一一九五

七 滋賀県京都府大阪府兵庫県奈良県及び和歌山県の区域 〇一六五二

八 鳥取県島根県岡山県広島県及び山口県の区域 〇〇四〇四

九 徳島県香川県愛媛県及び高知県の区域 〇〇二一六

十 福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県及び鹿児島県の区域 〇〇七〇八

十一 沖縄県の区域 〇〇〇七五

十二~十六 (略) (略)

備考 (略)

54

2 電波法施行令(平成13年政令第245号)

(政令で定める海上特殊無線技士等)

第二条 (略)

2 (略)

3 法第四十条第一項第四号ハの政令で定める陸上特殊無線技士は次のとおりとする

一 第一級陸上特殊無線技士

二 第二級陸上特殊無線技士

三 第三級陸上特殊無線技士

四 国内電信級陸上特殊無線技士

(開設計画の認定申請手数料)

第七条 法第二十七条の十三第一項の規定による認定を申請する者が納めなければならない手数料の額は一三七一〇

〇円(移動受信用地上基幹放送をする特定基地局に係る開設計画の認定を申請する場合にあつては一七四一〇〇円)

とする

2 情報通信技術利用法第三条第一項の規定により同項に規定する電子情報処理組織を使用して認定を申請する場合に

おける前項の規定の適用については同項中「一三七一〇〇」とあるのは「一三六八〇〇」と「一七四一〇〇」

とあるのは「一七三九〇〇」とする

(操作及び監督の範囲)

第三条 次の表の上欄に掲げる資格の無線従事者はそれぞれ同表の下欄に掲げる無線設備の操作(アマチュア無線局

の無線設備の操作を除く以下この項において同じ)を行い並びに当該操作のうちモールス符号を送り又は受け

る無線電信の通信操作(以下この条において「モールス符号による通信操作」という)及び法第三十九条第二項の総

務省令で定める無線設備の操作以外の操作の監督を行うことができる

資格 操作の範囲

第一級総合無線通信士 一二 (略)

三 前号に掲げる操作以外の操作で第二級陸上無線技術士の操作の範囲に属するもの

第二級総合無線通信士 一 (略)

二 次に掲げる無線設備の技術操作

イ~ハ (略)

ニ イからハまでに掲げる無線設備以外の無線設備(基幹放送局の無線設備を除く)

で空中線電力二百五十ワット以下のもの

三 (略)

(略) (略)

第一級陸上無線技術士 無線設備の技術操作

第二級陸上無線技術士 次に掲げる無線設備の技術操作

一 空中線電力二キロワット以下の無線設備(テレビジョン基幹放送局の無線設備を除

く)

二~四 (略)

第一級陸上特殊無線技士 一 陸上の無線局の空中線電力五百ワット以下の多重無線設備(多重通信を行うことが

できる無線設備でテレビジョンとして使用するものを含む)で三十メガヘルツ以上

の周波数の電波を使用するものの技術操作

二 (略)

(略) (略)

55

3 電波法関係手数料令(昭和33年政令第307号)

(無線局に関する情報提供手数料)

第五条 法第二十五条第二項の規定による情報の提供を受ける者が納めなければならない手数料の額は情報の提供の方

法に従い次の表による額とする

情報の提供の方法 情報提供手数料(単位円)

一 用紙に出力したものの交付 一三〇〇

二 フレキシブルディスクカートリッジ(日本工業規格X六二二三に適合する幅九十ミ

リメートルのものに限る)に複写したものの交付

一一五〇

三 光ディスク(日本工業規格X〇六〇六及びX六二八一に適合する直径百二十ミリメ

ートルの光ディスクの再生装置で再生することが可能なものに限る)に複写した

ものの交付

一二〇〇

(開設計画の認定申請手数料)

第七条 法第二十七条の十三第一項の規定による認定を申請する者が納めなければならない手数料の額は一三七一〇

〇円(移動受信用地上基幹放送をする特定基地局に係る開設計画の認定を申請する場合にあつては一七四一〇〇円)

とする

2 情報通信技術利用法第三条第一項の規定により同項に規定する電子情報処理組織を使用して認定を申請する場合に

おける前項の規定の適用については同項中「一三七一〇〇」とあるのは「一三六八〇〇」と「一七四一〇〇」

とあるのは「一七三九〇〇」とする

4 電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号) (公示する期間内に申請することを要しない無線局)

第六条の四 法第六条第七項の総務省令で定める無線局は次の各号に掲げるものとする

一 認定開設者が認定計画に従つて開設する特定基地局を通信の相手方とする陸上に開設する移動する無線局

二~十一 (略)

(開設計画の認定の有効期間)

第九条の二 法第二十七条の十三第六項に規定する開設計画の認定の有効期間は当該認定の日から起算して五年(法第

二十七条の十二第二項第二号括弧書に規定する周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定にあつては十年)とす

(混信若しくはふくそうに関する調査又は終了促進措置のために提供する情報)

第十一条の二の三 法第二十五条第二項の無線局に関する事項に係る情報であつて総務省令で定めるもののうち混信又

はふくそうに関する調査に係るものは別表第二号の二の二終了促進措置に係るものは別表第二号の二の三のとおりと

するただし第十一条の二第一号第二号第五号及び第六号に規定する無線局(第十条の二第二号から第五号まで

に掲げる無線局非常局及び特別業務の局を除く)のもの並びに同条第七号第八号及び第十号に規定する無線局の

うち一GHz未満の周波数を使用する無線局のものについてはこの限りでない

(開設計画の認定の公示)

第十一条の二の六 法第二十七条の十三第七項の総務省令で定める公示する事項は次のとおりとする

一 認定を受けた者の氏名又は名称

二 当該認定計画に係る特定基地局の通信の相手方である陸上に開設する移動する無線局の移動範囲又は当該認定計

画に係る特定基地局により行われる移動受信用地上基幹放送に係る放送対象地域

2 認定開設者は前項第一号に掲げる事項に変更があつたときはその旨を届け出なければならない

3 前項の届出があつたときはその旨を公示する

(指定に係る受信設備の範囲)

56

第五十条の二 法第五十六条第一項に規定する指定(以下この節において単に「指定」という)に係る受信設備は次

の各号に掲げるもの(移動するものを除く)とする

一 電波天文業務の用に供する受信設備

二 宇宙無線通信の電波の受信を行なう受信設備

(広域専用電波の指定)

第五十一条の九の九 法第百三条の二第二項の規定による周波数の指定は総務大臣が別に告示により行うものとする

(広域専用電波の周波数の幅)

第五十一条の九の十 広域専用電波の周波数の幅は広域専用電波に該当する指定周波数の電波を使用する無線局(法別

表第六の一の項二の項及び四の項から六の項までに掲げる無線局及び包括免許に係る特定無線局に限る次条におい

て同じ)であつてその無線局の免許人が同一の者であるものに係る当該指定周波数ごとの占有周波数帯(認定計画

に従つて開設された特定基地局がある場合は当該認定計画に係る指定された周波数の周波数帯を含む次項において

同じ)を合わせた周波数帯の帯域幅とする

2 前項の規定にかかわらず設備規則又は周波数割当計画において移動しない無線局の使用する電波の周波数に応じて

移動する無線局の使用する電波の周波数が定まることとされている場合において当該移動しない無線局及び当該移動

する無線局の免許人が同一の者であるときは当該移動しない無線局及び当該移動する無線局の使用する広域専用電波

の周波数の幅は次に掲げる広域専用電波に該当する指定周波数ごとの占有周波数帯を合わせた周波数帯の帯域幅とす

一 次条の規定により当該移動する無線局に係る指定周波数の電波を使用するものとされる移動範囲又は区域におい

て設置される当該移動しない無線局に係る指定周波数

二 前号に掲げる指定周波数に応じて定まる当該移動する無線局に係る指定周波数

3 法第百三条の二第三項の規定により同条第二項の規定を適用する場合における広域専用電波の周波数の幅は認定計

画に係る指定された周波数の帯域幅とする

(広域専用電波の周波数の幅の算定に用いる区域等)

第五十一条の九の十一 広域専用電波に該当する指定周波数の電波を使用する無線局については次の各号に掲げる無線

局の区分に応じそれぞれ当該各号に定める移動範囲設置場所又は区域においてそれぞれ当該無線局に係る指定周

波数の電波を使用するものとして前条及び法第百三条の二第二項の規定を適用する

一 法別表第六の一の項に掲げる無線局(第三号及び第四号に掲げるものを除く) 当該無線局の移動範囲

二 法別表第六の二の項四の項及び六の項に掲げる無線局(第五号に掲げるものを除く) 当該無線局の無線設備

の設置場所

三 法別表第六の五の項に掲げる無線局及び包括免許に係る特定無線局(次号及び第五号に掲げるものを除く) 全

国の区域

四 包括免許に係る特定無線局(法第二十七条の二第一号に掲げる無線局に係るものに限る)であつて包括免許人

が開設する第二号又は次号に掲げる無線局を通信の相手方とするもの 当該特定無線局の送信の制御を行う主たる

無線局の無線設備の設置場所を管轄する総合通信局長の管轄区域(当該包括免許において指定周波数を使用する区

域に関する条件が付与されている場合にあつては当該区域)

五 包括免許に係る特定無線局(法第二十七条の二第二号に掲げる無線局に係るものに限る) 当該特定無線局の無

線設備の設置場所とすることができる区域

2 前項の規定にかかわらず広域専用電波に該当する指定周波数の電波を使用する法別表第六の一の項二の項若しく

は六の項に掲げる無線局又は包括免許に係る特定無線局が次の各号に掲げる場合のものであるときは当該各号に定め

る区域又は設置場所において当該無線局又は当該特定無線局に係る指定周波数の電波を使用するものとして前条及び

法第百三条の二第二項の規定を適用する

一 法別表第六の一の項に掲げる無線局及び包括免許に係る特定無線局(法第二十七条の二第一号に掲げる無線局に

係るものに限る)が指定周波数を同じくするものである場合(当該無線局及び当該特定無線局の免許人が同一の者

である場合に限る) 前項の規定により当該特定無線局に係る指定周波数の電波を使用するものとされる区域

二 法別表第六の二の項又は六の項に掲げる無線局が認定計画に従つて開設されたものである場合 当該認定計画に

記載されたすべての特定基地局の無線設備の設置場所

(書類の提出)

第五十二条 法及び法の規定に基づく命令の規定により総務大臣に提出する書類であつて次の表の上欄に掲げるものに

57

関するものは同表の下欄に掲げる場所を管轄する総合通信局長をその他のもの(法第二十五条第二項に規定する終了

促進措置に係る無線局に関する情報の提供に関するもの法第二十七条の十三第一項に規定する特定基地局の開設計画

の認定に関するもの無線設備の機器の型式検定に関するもの法第三十八条の二第一項に規定する無線設備の技術基

準の策定等の申出(法第百条第五項において準用する場合を含む第三項において同じ)に関するもの並びに法第三

十八条の五第一項に規定する登録証明機関法第三十八条の三十一第二項に規定する承認証明機関法第三十九条の二

第一項に規定する指定講習機関法第四十六条第一項に規定する指定試験機関法第七十一条の三第一項に規定する指

定周波数変更対策機関法第七十一条の三の二第一項に規定する登録周波数終了対策機関法第百二条の十七第一項に

規定するセンター及び法第百二条の十八第一項に規定する指定較正機関に関するものを除く)は前条第一項に規定す

る所轄総合通信局長(以下「所轄総合通信局長」という)を経由して総務大臣に提出するものとし法及び法の規定

に基づく命令の規定により総合通信局長に提出する書類は所轄総合通信局長に提出するものとするただし法第四

条の二の規定に基づく呼出符号又は呼出名称の指定の申請に関する書類及び法第八十三条第一項に規定する異議申立

書は総務大臣に直接提出することを妨げない

(表略)

2 (略)

3 法及び法の規定に基づく命令の規定により総務大臣に提出する書類であつて法第二十五条第二項に規定する終了促

進措置に係る無線局に関する情報の提供に関するもの及び法第二十七条の十三第一項に規定する特定基地局の開設計

画の認定に関するもの並びに法第三十八条の二第一項に規定する無線設備の技術基準の策定等の申出については第一

項の規定にかかわらず任意の総合通信局長を経由して総務大臣に提出することができる

4 (略)

別表第二号の二の三(第11条の2の3関係)

対象となる無線局 情報提供項目

開設指針において定める終了促進措置に係る無線局(法第

4条第1号から第3号までに掲げる無線局が含まれるとき

は当該無線局を除く)

1 免許人等の氏名又は名称(注1)

2 免許人等の住所(注2)

3 無線局の種別

4 無線局の目的(注3)

5 無線設備の設置場所(注4)

6 電波の型式周波数及び占有周波数帯幅(注5)

7 空中線電力

8 適合表示無線設備の番号(注6)

9 開設している無線局の数(注7)

注1 氏名については請求者が認定開設者(法第27条の14第3項に規定する認定開設者をいう以下同じ)である

場合に限り提供する

2 請求者が認定開設者以外の者である場合にあつては都道府県名及び市区町村名に限り提供する

3 登録局の場合にあつては提供しない

4 移動する無線局(包括免許に係る特定無線局を除く)にあつては常置場所包括免許に係る特定無線局にあっ

ては包括免許人の事務所の所在地を提供することとするただし請求者が認定開設者以外の者である場合にあ

つては都道府県名及び市区町村名に限り提供する

5 登録局の場合にあつては周波数に限り提供する

6 技術基準適合証明番号工事設計認証番号又は技術基準適合自己確認に係る届出番号を提供する

7 包括免許に係る特定無線局又は包括登録に係る登録局の場合に限り提供する

58

5 無線局免許手続規則(昭和25年電波監理委員会規則第15号) (記載事項の省略)

第十五条 次に掲げる無線局の免許を申請しようとするときは法第六条の規定する記載事項のうち次の区分に従い

それぞれ下記の事項の記載を省略することができる

一 (略)

二 認定開設者が認定計画に従つて開設する特定基地局 開設を必要とする理由

三~九 (略)

(認定の申請)

第二十五条の四 法第二十七条の十三第一項の認定の申請をしようとする者は申請書に開設計画及びそれぞれの写し一

通を添えて総務大臣に提出しなければならない

2 法第二十七条の十三第二項第十号の総務省令で定める事項は次のとおりとする

一 運用開始の予定期日(それぞれの特定基地局の運用が開始される日のうち最も早い日の予定期日をいう)

二 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法

三 無線従事者の配置方針

四 前各号に掲げるもののほか法第二十七条の十二第二項第六号に基づき開設指針において定める事項に関する事

3 第一項の申請書の様式は別表第五号の六のとおりとし当該申請書に添付する開設計画の様式は別表第五号の七

のとおりとする

(認定書の交付)

第二十五条の五 法第二十七条の十三第四項の規定により開設計画の認定をしたときは申請者に対しその旨認定の番

号認定の年月日及び認定の有効期間を記載した認定書を交付する

(認定等の拒否の通知)

第二十五条の六 法第二十七条の十三第一項の認定の申請を審査した結果により認定を拒否したときは申請者に対し

その旨の理由を記載した文書をもつて通知する

2 前項の規定は次条及び第二十五条の八の規定に基づく認定等の申請に準用する

(開設計画の変更等の申請)

第二十五条の七 (略)

(合併等に関する規定の準用)

第二十五条の八 (略)

59

別表第五号の六 特定基地局の開設計画の認定申請書及び開設計画の様式(第25条の4関係)

特定基地局開設計画認定申請書

年 月 日

総 務 大 臣 殿

申 請 者(注2)

郵 便 番 号 フ リ ガ ナ

住 所 フ リ ガ ナ

氏 名 印 フ リ ガ ナ

代表者氏名 印

電波法第27条の13第1項の規定により特定基地局の開設計画の認定を受けたいので下記により別紙

の書類を添えて申請します

1 該当する開設指針が示された告示の件名及び番号

2 欠格事由に関する事項(注3)

注1 収入印紙については該当欄に全部を貼付できない場合は別紙に貼付する旨を記載し日本

工業規格A列4番の用紙に貼付すること

2 申請者欄の記載は次によること

(1) 住所については法人又は団体の場合は本店又は主たる事務所の所在地を記載すること

(2) 氏名を自筆で記入したときは押印を省略できる法人又は団体の場合はその商号又は

名称並びに代表者の役職名及び氏名を記載することとし代表者が氏名を自筆で記入したとき

は押印を省略できるただし申請者が法律により直接に設立された法人又は特別の法律に

より特別の設立された法人の場合は代表者の氏名の記載を要しない

(3) 申請者が外国人である場合は住所については国籍及び本邦内における居住地を記載す

るものとし氏名については自筆により記載したときは押印を省略することができる

3 欠格事由については申請者が法第5条第3項各号(移動受信用地上基幹放送をする特定基

地局に係る開設計画の認定を受けようとする者にあつては同条第1項各号又は第3項各号)に

該当しないときはその旨を記載すること

4 用紙は日本工業規格A列4番とする

収入印紙貼付欄

(注1)

60

別表第五号の七 特定基地局の開設計画の様式(第25条の4関係)

特定基地局開設計画

1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するためのも

のであるのかの別

2 特定基地局の開設を必要とする理由

(1) 提供する電気通信役務の種類(注1)

(2) 開設しようとする特定基地局の内容

ア 無線局の種別

イ 発射を予定している電波の型式

ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力

エ 伝送情報の具体的内容(注1)

(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み及びその

算出根拠(注1)

3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲又は特定基地局により行われる移動

受信用地上基幹放送に係る放送対象地域(注2)

4 希望する周波数の範囲(注3)

5 当該通信系又は当該放送系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備

の設置場所及び開設時期(注4)

6 電波の能率的な利用を確保するための技術であつて特定基地局の無線設備に用いる予定のもの

(注5)

(1) 周波数の効率的利用の方策として導入を予定している技術の具体的内容

(2) 干渉回避の方策として導入を予定している技術の具体的内容

7 当該放送系に含まれるすべての特定基地局に係る無線設備の工事費及び無線局の運用費の支弁方

法(注6)(注7)

8 事業計画及び事業収支見積り(注6)(注8)

9 終了促進措置を行う場合にあつては当該終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用

の支弁方法

10 その他の事項

(1) 運用開始の予定期日(注9)

(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法(注10)

(3) 無線従事者の配置方針

ア 無線従事者の配置場所ごとの無線従事者の資格及び人数(注11)

イ 将来的な無線従事者の確保の方法

(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項(注12)

注1 移動受信用地上基幹放送をする特定基地局の開設計画にあつては記載を要しない

2 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲については当該特定基地局によ

つて無線通信業務を行うこととしている区域以外の区域においても通信の相手方である移動す

る無線局の無線通信を可能とするために同一の開設指針に係る特定基地局の開設を予定してい

る他の事業者との業務委託契約の締結を予定している場合であつては当該他の事業者の氏名又

は名称及び当該他の事業者所属の特定基地局を通信の相手方とする場合の移動範囲を記載する

こと

3 周波数は希望する周波数の範囲を「何MHzから何MHzまで」のように記載すること

61

なお特定の周波数を希望する場合は希望する周波数の範囲に代えて希望する周波数を記載

することができる

4 認定の有効期間中における毎年度ごと市区町村ごと及び無線局の種別ごとの開設予定無線局

数を記載すること

なお既に確保している無線設備の設置場所がある場合にあつてはそれぞれ設置場所の住所

を「何市何町」等のように併せて記載すること

5 学術資料等の添付をもつて記載に代える場合はその旨を記載し別紙により添付すること

6 電気通信業務を行うことを目的とする特定基地局の開設計画にあつては記載を要しない

7 無線設備の工事費についてはその総額並びに送信設備受信設備土地及び建物等に係る費

用の内訳をそれぞれ記載すること送信設備の規模等に応じて送信設備及び受信設備の単価が異

なる場合にはそれぞれの単価及びその数量についても記載すること

8 別表第二号第1の26の欄のうち別紙(1)から(12)まで及び(15)から(18)までについて記載す

ること

9 年月日を記載すること

10 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法の記載は次によること

(1) 保守管理及び障害時の具体的な対応体制及び方法を記載すること

(2) 部内規定等がある場合において部内規定等の添付をもつて記載に代える場合はその旨

を記載し別紙により添付すること

11 既に無線従事者を有している場合にあつては当該無線従事者の資格及び人数を併せて記載す

ること

12 法第27条の12第2項第6号の規定によりその他必要な事項として開設指針に定められた事項

について具体的内容を記載すること

13 用紙は日本工業規格A列4番とする

62

6 電気通信事業法関係法令

(1) 電気通信事業法(昭和59年法律第86号) (業務の停止等の報告)

第二十八条 電気通信事業者は第八条第二項の規定により電気通信業務の一部を停止したとき又は電気通信業務に関

し通信の秘密の漏えいその他総務省令で定める重大な事故が生じたときはその旨をその理由又は原因とともに遅滞

なく総務大臣に報告しなければならない

(電気通信主任技術者)

第四十五条 電気通信事業者は事業用電気通信設備の工事維持及び運用に関する事項を監督させるため総務省令で

定めるところにより電気通信主任技術者資格者証の交付を受けている者のうちから電気通信主任技術者を選任しな

ければならないただしその事業用電気通信設備が小規模である場合その他の総務省令で定める場合はこの限りで

ない

2 電気通信事業者は前項の規定により電気通信主任技術者を選任したときは遅滞なくその旨を総務大臣に届け出

なければならないこれを解任したときも同様とする

(電気通信主任技術者資格者証)

第四十六条 電気通信主任技術者資格者証の種類は伝送交換技術及び線路技術について総務省令で定める

2 電気通信主任技術者資格者証の交付を受けている者が監督することができる電気通信設備の工事維持及び運用に関

する事項の範囲は前項の電気通信主任技術者資格者証の種類に応じて総務省令で定める

3 総務大臣は次の各号のいずれかに該当する者に対し電気通信主任技術者資格者証を交付する

一 電気通信主任技術者試験に合格した者

二 電気通信主任技術者資格者証の交付を受けようとする者の養成課程で総務大臣が総務省令で定める基準に適合

するものであることの認定をしたものを修了した者

三 前二号に掲げる者と同等以上の専門的知識及び能力を有すると総務大臣が認定した者

45 (略)

(電気通信主任技術者の義務)

第四十九条 電気通信主任技術者は事業用電気通信設備の工事維持及び運用に関する事項の監督の職務を誠実に行わ

なければならない

(2) 電気通信事業法施行規則(昭和60年郵政省令第25号) (業務の停止等の報告)

第五十七条 法第二十八条の規定による報告をしようとする者は報告を要する事由が発生した後(通信の秘密の漏えい

に係るものにあつてはそれを知つた後)速やかにその発生日時及び場所概要理由又は原因措置模様その他参考

となる事項について適当な方法により報告するとともにその詳細について次の表の上欄に掲げる報告の事由の区分に

応じそれぞれ同表の中欄に掲げる様式により同表の下欄に掲げる報告期限までに報告書を提出しなければならない

報告の事由 様式 報告期限

一 法第八条第二項の規定による電気

通信業務の一部の停止

様式第五十 法第八条第二項の規定により電気通信業務の一部を停

止した日から三十日以内

二 通信の秘密の漏えい 様式第五十の二 電気通信業務に関し通信の秘密の漏えいを知つた日か

ら三十日以内

三 第五十八条で定める重大な事故 様式第五十の三 その重大な事故が発生した日から三十日以内

(報告を要する重大な事故)

第五十八条 法第二十八条の総務省令で定める重大な事故は次のとおりとする

一 電気通信設備の故障により電気通信役務の全部又は一部(付加的な機能の提供に係るものを除く)の提供を停止

又は品質を低下させた事故(他の電気通信事業者の電気通信設備の故障によるものを含む)であつて次のいずれ

にも該当するもの

イ 当該電気通信役務の提供の停止又は品質の低下を受けた利用者の数が三万以上のもの(総務大臣が当該利用者

63

の数の把握が困難であると認めるものにあつては総務大臣が別に告示する基準に該当するもの)

ロ 当該電気通信役務の提供の停止時間又は品質の低下の時間が二時間以上のもの

二 電気通信事業者が設置した衛星海底ケーブルその他これに準ずる重要な電気通信設備の故障により当該電気

通信設備を利用するすべての通信のそ通が二時間以上不能となる事故

様式第4(第4条第3項第2号第9条第1項第2号第10条第2項第60条の2第2号関係)

提供する電気通信役務

電 気 通 信 役 務 の 種 類 提供する役務

1 加入電話

2 総合デジタル通信サービス(中継電話又は公衆電話であるもの及び国際総合デジタル通信

サービスを除く)

3 中継電話(国際電話等であるものを除く)

4 国際電話等 国際電話

国際総合デジタル通信サービス

5 公衆電話

6 携帯電話 三九世代移動通信システムを使用するもの

三九世代移動通信システムを使用するもの以外のもの

7 PHS

8 IP電話 当該IP電話の提供のために電気通信番号規則第9条第1項第1号又は

第10条第1項第2号に規定する電気通信番号を使用するもの

当該IP電話の提供のために電気通信番号規則第9条第1項第1号又は

第10条第1項第2号に規定する電気通信番号を使用するもの以外のもの

9 FMCサービス

10 インターネット接続サービス(携帯電話PHS端末インターネット接続サービスである

ものを除く)

11 FTTHアクセ

スサービス

共同住宅等内にVDSL設備その他の電気通信設備を用いるもの以外の

もの

共同住宅等内にVDSL設備その他の電気通信設備を用いるもの

12 DSLアクセスサービス

13 FWAアクセスサービス

14 CATVアクセスサービス

15 携帯電話PHS端末インターネット接続サービス(三九世代携帯電話端末インターネ

ット接続サービスであるものを除く)

16 携帯電話PHSパケット通信アクセスサービス(三九世代携帯電話パケット通信アク

セスサービスであるものを除く)

17 三九世代携帯電話端末インターネット接続サービス

18 三九世代携帯電話パケット通信アクセスサービス

19 フレームリレーサービス

20 ATM交換サービス

21 公衆無線LANアクセスサービス

22 BWAアクセスサービス

23 IP-VPNサービス

24 広域イーサネットサービス

25 専用役務 国内電気通信役務であるもの

国際電気通信役務であるもの

26 上記1から25までに掲げる電気通信役務を利用した付加価値サービス

27 インターネット関連サービス(IP電話を除く)

28 電報 (略)

29 上記1から28までに掲げる電気通信役務以外の電気通信役務

注 (略)

64

(3) 電気通信主任技術者規則(昭和60年郵政省令第27号) (電気通信主任技術者の選任等)

第三条 法第四十五条第一項の規定による電気通信主任技術者の選任は次に掲げるところによるものとする

一 次の表の上欄に掲げる事業用電気通信設備を直接に管理する事業場ごとにそれぞれ当該事業場に常に勤務する

者であつて同表の下欄に掲げるもののうちから行うこと

イ 事業用電気通信設備(線路設備及び

これに附属する設備を除く)

伝送交換主任技術者資格者証の交付を受けている者

ロ 線路設備及びこれに附属する設備 線路主任技術者資格者証の交付を受けている者

二 業務区域が一の都道府県の区域を超える電気通信事業者にあつては前号の規定によるほか事業用電気通信設

備を設置する都道府県ごとに前号の表の上欄に掲げる事業用電気通信設備の種別に応じそれぞれ当該都道府県

に常に勤務する者であつて同表の下欄に掲げるもののうちから行うこと

2 前項各号の規定にかかわらず総務大臣が別に告示する場合は前項第一号の表の上欄に掲げる事業用電気通信設備

の種別に応じ同号の規定による選任に代えて同号の事業場を直接統括する事業場ごとに電気通信主任技術者を選任し

又は当該電気通信主任技術者若しくは前項各号の規定により選任された電気通信主任技術者に他の事業場若しくは都

道府県において選任すべき電気通信主任技術者を兼ねさせることができる

(資格者証の種類)

第五条 法第四十六条第一項の電気通信主任技術者資格者証(以下「資格者証」という)の種類は伝送交換主任技術

者資格者証及び線路主任技術者資格者証とする

(4) 電気通信主任技術者選任の範囲を定める件(平成22年総務省告示第49号) 電気通信主任技術者規則(以下「規則」という)第三条第二項の規定に基づき総務大臣が別に告示する場合は次

の各項に掲げる場合の区分に応じそれぞれ当該各項に掲げる場合とする

一 規則第三条第二項の規定により電気通信主任技術者を選任し又は同条第一項第一号若しくは同条第二項の規定によ

り選任された電気通信主任技術者に他の事業場(当該事業場に常に勤務する者のうちに電気通信主任技術者資格者証の

交付を受けている者がいない場合に限る)において選任すべき電気通信主任技術者を兼ねさせる場合 次の各号のい

ずれにも適合する場合

1 規則第三条第二項の規定により選任される電気通信主任技術者又は他の事業場の電気通信主任技術者を兼務する

こととなる者(以下「兼務主任技術者等」という)が直接統括される事業場又は兼務することとなる事業場に速

やかに到達できること

2 これらの事業場において直接に管理される電気通信設備に障害が生じた場合には予備設備への切り替え等の障

害防止のための応急措置が直ちに行われること

3 これらの事業場に係る電気通信設備の工事維持及び運用上必要な事項が兼務主任技術者等に容易に連絡できる

よう措置されていること

4 これらの事業場の電気通信設備の巡視点検及び検査の結果が兼務主任技術者等に報告されること

5 その他これらの事業場が兼務主任技術者等による監督で支障ないように措置されていること

二 規則第三条第一項第一号又は同条第二項の規定により選任された電気通信主任技術者に同条第一項第二号の規定に

基づき選任すべき電気通信主任技術者を兼ねさせる場合 次の各号のいずれかの場合

1 規則第三条第一項第一号又は同条第二項の規定により選任された電気通信主任技術者の勤務する事業場がある都

道府県の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合

2 電気通信事業者が事業開始後五年以内において電気通信設備を設置する都道府県ごとに電気通信主任技術者(第

三項に規定する兼任主任技術者を含む)を選任する計画を管理規程に定めている場合であって当該計画の期間中

における利用者の数が三万未満の都道府県の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合

3 電波法施行規則(昭和二十五年電波監理委員会規則第十四号)第四条第二十号の二に規定する地球局のうち専

ら一の利用者(当該電気通信事業者との間に電気通信役務の提供を受ける契約を締結する者であって電気通信事

業者以外の者をいう)に電気通信役務の提供を行うことを目的として開設された地球局における事業用電気通信設

備が設置されている都道府県(当該都道府県内に複数の利用者に電気通信役務の提供を行うことを目的として開

設された地球局がある場合を除く)の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合

三 規則第三条第一項第二号の規定により選任された電気通信主任技術者に他の都道府県において選任すべき電気通信

主任技術者を兼ねさせる場合 総務省組織令(平成十二年政令第二百四十六号)第百三十八条第一項に規定する総合通

65

信局(北海道総合通信局を除く)の管轄区域内又は当該管轄区域と隣接する都府県(沖縄県を除く以下この項にお

いて同じ)の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合であって次の各号のいずれにも適合する場合

1 当該都府県内に設置された電気通信設備に障害が生じた場合には予備設備への切り替え等の障害防止のための

応急措置が直ちに行われること

2 当該都府県内に設置された電気通信設備の工事維持及び運用上必要な事項が当該都府県の電気通信主任技術

者を兼任することとなる者(以下「兼任主任技術者」という)に容易に連絡できるよう措置されていること

3 当該都府県内の電気通信設備の巡視点検及び検査の結果が兼任主任技術者に報告されること

4 その他当該都府県内の電気通信設備が兼任主任技術者による監督で支障ないように措置されていること

66

7 三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指

針を定める件(平成23年総務省告示第513号) 改正平成24年4月17日(平成24年総務省告示第165号)

電波法(昭和二十五年法律第百三十一号)第二十七条の十二第一項の規定に基づき三九世代移動通信システムの普

及のための特定基地局の開設に関する指針を次のように定める

平成二十三年十二月十四日 総務大臣 川端 達夫

第一章 総則

一 開設指針の対象とする特定基地局の範囲に関する事項

本開設指針の対象とする特定基地局(以下単に「特定基地局」という)の範囲は無線設備規則(昭和二十五年電

波監理委員会規則第十八号)第四十九条の六の四第四十九条の六の五又は第四十九条の六の九に規定する技術基準

に係る無線設備(当該無線設備の発射する電波の中継を行う同規則第四十九条の六に規定する技術基準に係るものを

含む)を使用する基地局及び陸上移動中継局のうち次項第一号に規定する周波数を使用するものとする

二 周波数割当計画に示される割り当てることが可能である周波数のうち特定基地局に使用させることとする周波数及

びその周波数の使用に関する事項

1 特定基地局に使用させることとする周波数は九四五MHzを超え九六〇MHz以下又は七七三MHzを超え八〇三MHz以

下の周波数(当該周波数の使用は平成二十四年七月二十五日以降に限る)とする

2 特定基地局に係る前号に規定する周波数の使用区域は全国とする

3 第一号に規定する周波数のうち現に特定基地局以外の無線局が使用している場合であってその周波数について

周波数割当計画(平成二十年総務省告示第七百十四号)において使用の期限が定められている周波数及びその期限

の満了の日はそれぞれ次のとおりである

(一)(二) (略)

(三) 七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数 平成三十一年三月三十一日

第二章 九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定に係る事項

三 特定基地局の配置及び開設時期に関する事項

1 本開設指針に係る開設計画(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局のものに限る以下

この章において同じ)の認定を受けた者(以下この章において「認定開設者」という)は当該認定の日(以下

この章において「認定日」という)から四年を経過した日の属する年度の末日までに総合通信局(沖縄総合通信

事務所を含む以下同じ)の管轄区域ごとの特定基地局(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用するもの

に限る以下この章(第三号を除く)において同じ)の人口カバー率(一の市町村(特別区を含み平成二十二

年十月一日における行政区画による区域とする以下同じ)における全ての市町村事務所等(地方自治法(昭和二

十二年法律第六十七号)第四条第一項に規定する事務所並びに同法第百五十五条第一項(同法第二百八十三条第一

項において適用する場合を含む)に規定する支所及び出張所をいう以下同じ)において特定基地局(屋内その

他他の無線局の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置するものを除く)とその

通信の相手方である陸上移動局との間の通信が可能となる場合に当該一の市町村を当該通信が可能な市町村とみな

し一の総合通信局の管轄区域における当該通信が可能な市町村の人口(平成二十二年の国勢調査の結果による人

口とする以下同じ)の合計を当該一の総合通信局の管轄区域の人口で除した値をいう以下同じ)が全て百

分の五十以上になるように特定基地局を開設しなければならない

2 (略)

3 認定開設者は認定日から七年を経過した日の属する年度の末日までに三九世代移動通信システムの基地局

(特定基地局のうち無線設備規則第四十九条の六の九に規定する技術基準に係る無線設備(占有周波数帯幅が一〇

MHz以上のものに限る)を使用するものをいう以下同じ)であって九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を

使用するものの運用を開始しなければならない

四五 (略)

67

六 特定基地局の円滑な開設の推進に関する事項その他必要な事項

1~3 (略)

4 本開設指針に係る開設計画の認定は電波法第二十七条の十三第四項各号並びに前各項及び前各号に規定する事

項並びに別表第二に規定する要件を満たしている申請の数が一の場合は当該申請に対してするものとし一を超え

る場合は当該申請について別表第三に掲げる順序に従い同表に掲げる基準に適合する申請の数が一となるまで審査

した当該申請に対してするものとするなお同法第二十七条の十三第三項の規定により公示された期間(以下「申

請期間」という)内に提出された本開設指針に係る開設計画の認定の申請については前後なく受け付けたものと

して同等に扱い審査を行う

56 (略)

第三章 七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定に係る事項

七 特定基地局の配置及び開設時期に関する事項

1 本開設指針に係る開設計画(七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用する特定基地局のものに限る以下

この章において同じ)の認定を受けた者(以下この章において「認定開設者」という)は当該認定の日(以下

この章において「認定日」という)から七年を経過した日の属する年度の末日までに総合通信局の管轄区域ごと

の特定基地局(七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用するものに限る以下この章において同じ)の人口

カバー率が全て百分の八十以上になるように特定基地局を開設しなければならない

2 認定開設者は認定日から七年を経過した日の属する年度の末日までに三九世代移動通信システムの基地局

であって七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用するものの運用を開始しなければならない

八 特定基地局の無線設備に係る電波の能率的な利用を確保するための技術の導入に関する事項

特定基地局の無線設備に対しては適応多値変調及び空間多重技術その他の電波の能率的な利用を確保するための

技術を用いなければならない

九 終了促進措置に関する事項

1 認定開設者は次の(一)及び(二)に掲げる無線局による七七〇MHzを超え八〇六MHz以下の周波数の使用を第二項

第三号(三)に定める日前に終了させるためこの項に定めるところにより次の(一)及び(二)に掲げる無線局を対

象とする終了促進措置を実施しなければならない

(一) 番組素材中継を行う無線局(無線設備規則第三十七条の二十七の二十一に規定する番組素材中継を行う無線

局をいう以下同じ)であって七七〇MHzを超え八〇六MHz以下の周波数を使用するもの

(二) 無線設備規則第四十九条の十六に規定する特定ラジオマイクの無線局及び同規則第四十九条の十六の二に規

定するデジタル特定ラジオマイクの無線局

2 全ての認定開設者は前号(一)及び(二)に掲げる無線局の免許人(以下「対象免許人」という)との間の合意に

基づいて対象免許人が当該無線局について第二項第三号(三)に定める日前に次に掲げるいずれかの措置を行う

ことを条件として当該措置に係る無線局の運用の開始を確保するために必要な範囲において終了促進措置とし

て次号(一)及び(二)に掲げる費用の全部を連帯して負担しなければならない

(一) 前号(一)に掲げる無線局が使用する周波数を一二四〇MHzを超え一三〇〇MHz以下若しくは二三三〇MHz

を超え二三七〇MHz以下に変更する措置又は一二四〇MHzを超え一三〇〇MHz以下若しくは二三三〇MHzを

超え二三七〇MHz以下の周波数を使用する番組素材中継を行う無線局を開設しかつ同号(一)に掲げる無線局

を廃止若しくは当該無線局が使用する周波数を一二四〇MHzを超え一三〇〇MHz以下若しくは二三三〇MHz

を超え二三七〇MHz以下に変更する措置

(二) 前号(二)に掲げる無線局が使用する周波数を四七〇MHzを超え七一四MHz以下若しくは一二四〇MHzを超え一

二六〇MHz以下に変更する措置又は四七〇MHzを超え七一四MHz以下若しくは一二四〇MHzを超え一二六〇MHz

以下の周波数を使用するラジオマイクの無線局を開設しかつ同号(二)に掲げる無線局を廃止若しくは当該無

線局が使用する周波数を四七〇MHzを超え七一四MHz以下若しくは一二四〇MHzを超え一二六〇MHz以下に変更

する措置

3 前号の規定により認定開設者が負担する費用は同号に定める措置に係る次に掲げる費用とする

(一) 無線局の無線設備及びこれに附属する設備(当該無線局の開設に必要な受信設備伝送路設備その他の設備

68

をいう(二)において同じ)の取得に要する費用

(二) 第一号(一)及び(二)に掲げる無線局の無線設備及びこれに附属する設備の変更の工事に要する費用

4 認定開設者は終了促進措置の実施に当たって次に掲げる事項を行わなければならない

(一) (二)から(四)までに掲げる事項及び終了促進措置に係る対象免許人との合意について他の全ての認定開設

者と共同して実施することとし当該事項及び当該合意の実施方法について認定日から三月以内に他の全ての

認定開設者と協議し合意することなお終了促進措置に要した費用について一の認定開設者が負担する金額

は当該費用の総額を認定開設者の数で除した額とすること

(二) (一)の他の全ての認定開設者との合意の日から六月以内に終了促進措置の実施の概要(次号(四)の定めに

より設置した窓口の連絡先及び対応時間を含む)を対象免許人に周知させるための措置を開始すること

(三) (一)の他の全ての認定開設者との合意の日から六月以内に終了促進措置の実施手順を対象免許人に対して

通知すること

(四) (二)及び(三)に掲げる事項の実施前に対象免許人を社員その他の構成員としている法人又は団体(以下「免

許人団体」という)との間で(二)及び(三)の事項の実施について協議を行うこと

(五) 対象免許人との間で当該対象免許人が行う第二号に定める措置の内容及びその実施時期並びに当該措置に

係る終了促進措置に関する費用負担の範囲方法及び実施時期並びに当該対象免許人が当該措置を行うまでの間

に当該対象免許人の第一号(一)及び(二)に掲げる無線局と特定基地局が周波数を共用する場合の当該共用の条件

その他終了促進措置の内容について協議を行うこと

(六) 対象免許人から(五)の協議の申入れがあった場合には遅滞なく当該協議を開始すること

5 申請者(本開設指針に係る開設計画の申請者に限る以下この章において同じ)又は認定開設者は終了促進措

置の実施に関する透明性の確保を図るため次に掲げる事項を遵守しなければならない

(一) 申請者は平成二十四年総務省告示第百六十五号(三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局

の開設に関する指針を定める件の一部を改正する件)の告示のときから認定を受けるまでの間対象免許人及び

免許人団体に対し認定開設者が行う第二号に規定する費用の負担に関する協議調整等を一切行わないこと

(二) 申請者は平成二十四年総務省告示第百六十五号の告示のときから認定を受けるまでの間他の全ての申請

者に対し終了促進措置に係る前号(一)の実施方法について協議調整等を一切行わないこと

(三) 認定開設者は前号(一)により他の全ての認定開設者と合意したときはその合意の内容を示す書面の写し

を速やかに総務大臣に提出するとともにその内容をインターネットの利用その他の方法により公表すること

(四) 認定開設者は前号(一)の合意の日から一月以内に終了促進措置の実施に関する対象免許人からの問合せ

に対応するための窓口を設置し第二項第三号(三)に定める日の前日まで設置すること

(五) 認定開設者は前号(三)の通知をした場合はその通知の内容をインターネットの利用その他の方法により

公表すること

(六) 認定開設者は終了促進措置に関する費用の負担の公正が確保されるよう十分に配意することなお前号

(四)及び(五)に規定する終了促進措置の実施に関する協議において免許人団体が関与する場合には当該免許

人団体は当該関与に対して認定開設者及び対象免許人から対価を受けてはならないこと

(七) 認定開設者は前号(五)の協議により合意がなされたときはその内容を全ての認定開設者及び対象免許

人が署名若しくは記名押印した書面又は電子署名を行った電磁的記録により確認し本開設指針に係る開設計画

の認定の有効期間中当該書面又は当該電磁的記録を保管し総務大臣の求めに応じて速やかにその写しを提出

すること

(八) 認定開設者は当該認定に係る開設計画に基づく終了促進措置の完了までの間毎年度の四半期ごとに第

一号(一)及び(二)に掲げる無線局の区分に従い当該措置を実施した無線局数及び当該措置の実施に要した費用そ

の他当該措置の実施の状況を示す書類を総務大臣に提出すること

6 総務大臣は前号(八)の規定により認定開設者から提出された書類について本開設指針(七七三MHzを超え八〇

三MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画に係る部分に限る)及び当該認定に係る開設計画に基づき適

切に終了促進措置が実施されていることを確認し当該書類の概要及び確認の結果をインターネットの利用その他

の方法により公表するものとする

7 認定開設者は終了促進措置に関して対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図る

ための体制の整備その他必要な措置を講ずるよう努めなければならない

十 特定基地局の円滑な開設の推進に関する事項その他必要な事項

1 特定基地局は次に掲げる場合に開設されたものとする

(一) 第二項第一号に規定する七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数のみを使用する基地局又は陸上移動中継局

を開設した場合

69

(二) 第二項第一号に規定する七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数と当該周波数とは異なる周波数とを併せて

使用する基地局又は陸上移動中継局を開設した場合

(三) 既に開設している基地局又は陸上移動中継局について第二項第一号に規定する七七三MHzを超え八〇三MHz以

下の周波数の追加又は当該周波数への変更に係る周波数の指定の変更を受けた場合

2 地域ごとに連携する複数の者がそれぞれ本開設指針に係る開設計画の認定の申請を行う場合にはこれらの申請

を一の申請とみなして本開設指針の規定を適用する

3 本開設指針に係る開設計画の認定の申請は次に定めるところにより行わなければならない

(一) 申請することができる周波数の帯域幅は一〇MHzとし電波法第二十七条の十三第二項第四号に規定する希

望する周波数の範囲として七七三MHzを超え七八三MHz以下七八三MHzを超え七九三MHz以下及び七九三MHzを超

え八〇三MHz以下の周波数を希望する順に開設計画に記載すること

(二) 申請に当たっては電波法第二十七条の十三第二項及び無線局免許手続規則第二十五条の四に定めるところ

によるほか別表第一に規定する事項について開設計画に記載しなければならない

4 本開設指針に係る開設計画の認定は電波法第二十七条の十三第四項各号並びに第一項第二項及び第七項から

前項まで並びに前各号に規定する事項並びに別表第二に規定する要件を満たしている申請に対して行うただし

当該申請(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けている者のもの

を除く)の数が三の場合は当該申請に対して認定するものとし三を超える場合は当該申請について別表第三に掲

げる順序に従い同表に掲げる基準に適合する申請の数が三となるまで審査した当該申請に対して認定するものとす

るなお申請期間内に提出された本開設指針に係る開設計画の認定の申請については前後なく受け付けたもの

として同等に扱い審査を行う

5 開設計画の認定に係る電波法第二十七条の十三第四項に基づく周波数の指定は第三号(一)により開設計画に記

載した希望する周波数の範囲に基づき行うこの場合において二以上の申請者が同じ周波数の範囲を希望すると

きは前号の別表第三に係る審査における基準への適合の度合いが高い者の希望を優先するただし当該申請者

に九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けている者が含まれる場合

はその者の申請はそれ以外の者の申請に劣後するものとする

6 認定開設者は毎年度の四半期ごとに当該認定に係る開設計画に基づく事業の進捗を示す書類を総務大臣に提

出しなければならない

7 別表第一の二4に規定するブースター障害等の防止又は解消はそれらに要する費用の負担等当該ブースター障

害等の防止又は解消に当たり必要な事項についてあらかじめ全ての認定開設者間で協議し合意した上で当該全

ての認定開設者が共同して行わなければならない

別表第一 開設計画に記載すべき事項

一 特定基地局の整備計画に関する事項

1 特定基地局の開設数に関する年度(特定基地局の最初の運用開始の日から十年を経過した日の属する年度まで

に限る以下この一及び四において同じ)の末日ごと都道府県ごと無線局の種別ごと(屋内その他他の無線局

の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置する無線局かの別を含む)及び技術基

準ごと(無線設備規則第四十九条の六の五に規定する技術基準(拡散符号速度が毎秒三八四メガチップのもので

あって六四値直交振幅変調が可能なものに限る)にあっては隣接する二の搬送波を使用すること又は複数の空中

線を使用する空間多重方式を用いることにより伝送速度を向上させるものかどうかの別同規則第四十九条の六の

九に規定する技術基準にあっては占有周波数帯幅の別を含む)の計画

2 総合通信局の管轄区域ごとの特定基地局の人口カバー率に関する市町村ごと年度の末日ごとの計画(当該計

画に係る無線局の開設数を含む)

3 別表第三の二に規定する全国の三九世代移動通信システムの基地局の人口カバー率に関する市町村ごと年

度の末日ごとの計画(当該計画に係る無線局の開設数を含む)

4 三九世代移動通信システムの基地局の運用の開始に関する計画

二 開設計画に従って円滑に特定基地局を整備するための能力に関する事項(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を

使用する特定基地局の開設計画(以下「九〇〇MHz帯開設計画」という)の申請に当たっては次の1から3まで七七

三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画(以下「七〇〇MHz帯開設計画」という)の申請

に当たっては次の1から4までに掲げる事項について記載すること)

1 特定基地局の設置場所の確保(開設に対する地域住民の合意形成に向けた取組を含む以下別表第二の二におい

70

て同じ)に関する計画及びその根拠

2 特定基地局の無線設備の調達に関する計画及びその根拠

3 特定基地局の整備に係る工事業者その他の業者との協力体制の確保に関する計画及びその根拠

4 地上デジタル放送(人工衛星の無線局以外の無線局により行われるテレビジョン放送(デジタル放送に限る)を

いう以下この4において同じ)の受信電波を増幅する機器その他の受信設備に作用することにより発生する地上

デジタル放送の受信障害(以下「ブースター障害等」という)を与えるおそれのある世帯数等の規模当該ブース

ター障害等の防止又は解消に要する費用の見通し当該費用の負担に関する事項及びそれらの根拠並びに当該ブー

スター障害等を防止し又は解消するための方法当該方法の実施に関する地上デジタル放送を行う放送事業者(放

送法(昭和二十五年法律第百三十二号)第二条第二十六号に規定する放送事業者をいう)との間の連絡及び調整そ

の他のブースター障害等の防止又は解消に関する計画及びその根拠

三 電気通信設備の設置及び運用を円滑に行うための技術的能力に関する事項

1 申請者が設置しようとする無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績及び計画

2 特定基地局に係る伝送路設備交換設備端末設備その他の運用に必要な電気通信設備(電気通信事業法(昭和

五十九年法律第八十六号)第二条第二号に規定する電気通信設備をいう以下同じ)の調達及び工事に関する計画

及びその根拠

3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関する計画及びその根拠

4 電気通信主任技術者(電気通信事業法第四十五条第一項に規定する電気通信主任技術者をいう以下同じ)の選

任及び配置に関する計画及びその根拠

5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻(ふく)輳(そう)を防止し又は最

小限に抑えるための措置に関する計画及びその根拠

四 財務的基礎に関する事項

1 特定基地局の運用による電気通信事業(電気通信事業法第二条第四号に規定する電気通信事業をいう以下同じ)

により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根拠(当該電気通信事業に係る電気通信役務(同条第三号

に規定する電気通信役務をいう以下同じ)の契約数に関する事項を含む)

2 特定基地局に係る設備投資の額及び終了促進措置の実施に要する費用その他当該電気通信事業に要する費用に関

する年度ごとの見通し及びその根拠

3 当該電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠(申請者及び申請者に対する主な

出資者の財務諸表(財務諸表等の用語様式及び作成方法に関する規則(昭和三十八年大蔵省令第五十九号)第一

条第一項に規定する財務諸表をいう)その他の当該計画に従って必要な資金を確保することができることを証する

書類を別紙により添付すること)

4 当該電気通信事業に係る損益及びキャッシュフローに関する年度ごとの見通し及びその根拠

五 業務執行体制の整備に関する事項

1 法令遵守のための体制の整備に関する計画及びその根拠(法令遵守に係る内部規程がある場合は別紙により添

付すること)

2 個人情報保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠(個人情報保護に係る内部規程がある場合は別紙

により添付すること)

3 電気通信役務についての利用者からの苦情及び問合せに対する適切かつ迅速な処理を行うための体制その他の電

気通信事業の利用者の利益の保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠(電気通信事業の利用者の利益の

保護に係る内部規程がある場合は別紙により添付すること)

六 混信等の防止に関する事項

九〇〇MHz帯開設計画にあっては次の1七〇〇MHz帯開設計画にあっては次の2に掲げる無線局その他既設の無線

局(予備免許を受けているものを含む)及び電波法第五十六条第一項に規定する指定を受けている受信設備(以下「既

設の無線局等」という)の運用並びに電波の監視を阻害する混信その他の妨害を防止するための対策及び体制に関す

る計画及びその根拠

1 九〇〇MHz帯開設計画に係る無線局

(一)~(七) (略)

2 七〇〇MHz帯開設計画に係る無線局

(一) 無線設備規則第三十七条の二十七の九から第三十七条の二十七の十一までに規定する技術基準に係る無線設

備を使用する無線局

71

(二) 無線設備規則第四十九条の六の三から第四十九条の六の五まで及び第四十九条の六の九に規定する技術基準

に係る無線設備を使用する基地局(七七三MHzを超え八〇三MHz以下及び八六〇MHzを超え八九〇MHz以下の周波数

を使用するものに限る)

(三) 無線設備規則第四十九条の二十二の二に規定する技術基準に係る無線設備を使用する無線局

(四) 番組素材中継を行う無線局であって七七〇MHzを超え八〇六MHz以下の周波数を使用するもの

(五) 無線設備規則第四十九条の十六及び第四十九条の十六の二に規定する技術基準に係る無線設備を使用する無

線局

七 終了促進措置に関する事項

1 第五項第二号(七〇〇MHz帯開設計画にあっては第九項第二号)に規定する費用の負担に充てることが可能な金

額の総額(以下「負担可能額」という)

2 当該費用に充てる資金の確保の計画及びその根拠(外国通貨で表示された金額は申請期間の開始日における外

国為替の売買相場により本邦通貨で表示された金額に換算することまた申請者の預金口座の残高として金融

機関が証明した書類金融機関による融資を行う旨を約する書類その他の負担可能額に相当する資金を確実に確保

することができることを証する書類を別紙により添付すること)

3 対象免許人等(七〇〇MHz帯開設計画にあっては対象免許人以下同じ)との終了促進措置の協議を開始する

無線局の割合及び終了促進措置の実施を完了する無線局の割合に関する年度ごと都道府県(第五項第一号(二)

及び(三)に掲げる無線局においては総合通信局の管轄区域)ごと第五項第一号(一)から(三)まで(七〇〇MHz帯開

設計画にあっては第九項第一号(一)及び(二))の区別ごとの計画及びその根拠

4 終了促進措置の実施に係る窓口の設置周知させるための措置及び通知の実施の確保に関する計画

5 第五項第五号(一)(七〇〇MHz帯開設計画にあっては第九項第五号(一)及び(二))に規定する事項の遵守を示す

6 対象免許人等との終了促進措置に係る協議及び合意の方法に関する計画

7 第五項(七〇〇MHz帯開設計画にあっては第九項)に定める終了促進措置に関する事項について対象免許人等

との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体制の整備その他必要な措置に関する計画

八 電波の能率的な利用の確保に関する事項

申請者に係る携帯無線通信(無線設備規則第三条第一号に規定する携帯無線通信をいう以下同じ)を行う無線局

の周波数に係る電波の能率的な利用を確保するための取組に関する計画(電波の利用状況及び利用計画を含む以下

別表第二の十において同じ)及びその根拠

九 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与に関する事項

本開設指針又は平成二十一年総務省告示第二百四十八号(三九世代移動通信システムの導入のための特定基地局

の開設に関する指針を定める件)に係る開設計画の認定を受けていない電気通信事業者(電気通信事業法第二条第五

号に規定する電気通信事業者をいい同号に規定する電気通信事業者になる見込みのある者を含む以下同じ)に対

する卸電気通信役務(同法第二十九条第一項第十号に規定する卸電気通信役務をいう以下同じ)の提供又は電気

通信設備の接続その他の方法による特定基地局の利用を促進するための具体的な計画

十 申請者の条件に関する事項

別表第二の十一の要件に対する適合を示す旨(申請者が法人又は団体である場合にあってはその役員(組合その

他これに準ずる事業体にあっては役員に相当する者を含む以下同じ)及び同表十一4の議決権の関係を示す書類

を別紙により添付すること)

十一 一から十までに定めるもののほか本開設指針に定められた事項に関する申請者のこれまでの取組の実績並びに計

画及びその根拠

別表第二 開設計画の認定の要件

一 全ての都道府県の区域において特定基地局を整備する計画及びその根拠を有していること

二 開設計画に記載された全ての特定基地局についてその円滑な整備のため設置場所の確保無線設備の調達及びそ

の整備に係る業者との協力体制の確保に関する計画(七〇〇MHz帯開設計画の認定においてはブースター障害等の防

止又は解消に関する計画を含む)及びその根拠を有していること

72

三 申請者が設置しようとする無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績又は計画を有しかつ特定基地

局の運用に必要な電気通信設備の調達及び工事並びに運用及び保守に関する計画及びその根拠を有していること

四 関係法令の規定に基づき無線従事者の配置方針並びに電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根

拠を有していること

五 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑えるため

の措置に関する計画(申請者が開設計画の認定を受けたことのある者である場合にあっては当該認定に係る開設計画

に記載されたもの以外のものを含むこと)及びその根拠を有していること

六 特定基地局の運用による電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠を有しておりか

つ当該電気通信事業に係る損益に関する年度ごとの見通しにおいて利益の生じる年度があること

七 法令遵守のための体制の整備平成十六年総務省告示第六百九十五号(電気通信事業における個人情報保護に関する

ガイドラインを定める件)に適合した個人情報保護のための体制の整備及び電気通信事業の利用者の利益の保護のため

の体制の整備に関する計画及びその根拠を有していること

八 既設の無線局等の運用及び電波の監視を阻害する混信その他の妨害を防止するため当該妨害の防止に係る対応を行

う窓口の設置及び特定基地局の設置前に当該設置に係る情報交換若しくは協議の実施又は当該妨害を防止するための

特定基地局の設置における無線設備へのフィルタの追加若しくは無線局の設置場所及び無線設備の空中線の指向方向

の調整の実施による干渉の改善等の措置を行う計画及びその根拠を有していること

九 負担可能額が次の各号に掲げる区分によりそれぞれ当該各号に定める金額以上であり当該負担可能額を確実に

確保できること

1 九〇〇MHz帯開設計画の認定 千二百億円

2 七〇〇MHz帯開設計画の認定 六百億円

十 申請者に係る携帯無線通信を行う無線局の周波数に係る電波の能率的な利用を確保するための取組に関する計画及

びその根拠を有していること(九〇〇MHz帯開設計画の認定においては第四項七〇〇MHz帯開設計画の認定においては

第八項に掲げる事項を除く)

十一 申請者が次の要件を満たしていること

1 申請者が本開設指針に係る二以上の開設計画の認定の申請(申請期間が同じものに限る以下この十一におい

て同じ)を行っていないこと

2 申請者が本開設指針に係る他の開設計画の認定の申請を行っている法人又は団体の役員ではないこと

3 申請者が法人又は団体である場合にあってはその役員が本開設指針に係る他の開設計画の認定の申請を行って

いないこと

4 申請者が法人又は団体である場合にあっては申請者により議決権の三分の一以上を保有される者申請者の議

決権を三分の一以上保有する者及び申請者の議決権を三分の一以上保有する者により議決権の三分の一以上を保有

される者(申請者を除く)(申請者と地域ごとに連携する者を除く)が本開設指針に係る開設計画の認定の申請

を行っていないことこの場合において一の者により議決権の三分の一以上を保有される者が議決権の三分の一

以上を保有する者は当該一の者により議決権の三分の一以上を保有される者と一の者の議決権を三分の一以上保

有する者の議決権を三分の一以上保有する者は当該一の者の議決権を三分の一以上保有する者と順次みなす

別表第三 開設計画の認定の審査基準

一 負担可能額(当該負担可能額に十億円未満の端数があるときはこれを切り捨てかつ九〇〇MHz帯開設計画の認定

においては二千百億円七〇〇MHz帯開設計画の認定においては千五百億円を超える額があるときはその超える額を

控除した額とする)がより大きいこと

二 認定日(九〇〇MHz帯開設計画の認定においては第三項第一号に規定する認定日七〇〇MHz帯開設計画の認定におい

ては第七項第一号に規定する認定日とする)から七年を経過した日の属する年度の末日の全国の三九世代移動通

信システムの基地局(九〇〇MHz帯開設計画の認定においては九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用するもの

七〇〇MHz帯開設計画の認定においては七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用するものに限るこの二におい

73

て同じ)の人口カバー率(一の市町村における全ての市町村事務所等において三九世代移動通信システムの基地局

(屋内その他他の無線局の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置するものを除く)

とその通信の相手方である陸上移動局との間の通信が可能となる場合に当該一の市町村を当該通信が可能な市町村と

みなし当該通信が可能な市町村の人口の合計を全国の人口で除した値をいう)を百分の五で除した値(一未満の

端数があるときはこれを一に切り上げるものとする)がより大きいこと

三 次に掲げる基準への適合の度合いが高いこと

1 終了促進措置に関する事項

第五項(七〇〇MHz帯開設計画の認定においては第九項)に定める終了促進措置に関する事項について対象免

許人等との迅速な合意形成を図るための具体的な対策及び円滑な実施を図るための具体的な体制の整備に関する計

画がより充実していること

2 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与

(一) 本開設指針又は平成二十一年総務省告示第二百四十八号に係る開設計画の認定を受けていない電気通信事業

者等多数の者に対する卸電気通信役務の提供又は電気通信設備の接続その他の方法による特定基地局の利用を

促進するための具体的な計画がより充実していること

(二) (一)のほか申請者に割り当てている周波数帯の有無及び差違並びに申請者に割り当てている周波数の幅に対

する当該周波数を利用する電気通信事業に係る契約数の程度を勘案して特定基地局を開設して電気通信事業を

行うことが電気通信事業の健全な発達と円滑な運営により寄与すること

74

8 その他関係告示

(1) 平成23年総務省告示第513号に基づく特定基地局の開設計画の認定の申請期間等を定

める件(平成24年総務省告示第167号) 電波法(昭和二十五年法律第百三十一号)第二十七条の十三第三項の規定に基づき及び同項を実施するため平成二

十三年総務省告示第五百十三号(三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針を定める件)

に基づく特定基地局の開設計画の認定の申請期間等を次のように定める

平成二十四年四月十七日 総務大臣 川端 達夫

一 周波数

七七三MHzを超え八〇三MHz以下

二 申請期間

平成二十四年四月十七日(火)八時三十分から同年五月二十五日(金)十七時十五分までの間

三 申請の提出先

総務大臣又は任意の総合通信局長若しくは沖縄総合通信事務所長

四 問合せ先

総務省総合通信基盤局電波部移動通信課 電話〇三(五二五三)五八九三

五 申請要領

開設計画の認定を受けようとする者が認定の申請を行うための要領その他の必要な事項は別に公表する

  • 第1章 申請書類の提出
    • 1 申請受付期間
    • 2 申請受付場所
    • 3 問合せ先
    • 4 留意事項
      • (1) 関係法令の適用
      • (2) 記載方法等について
      • (3) その他
          • 第2章 申請書類の作成
            • 1 全体的注意事項
              • ア 製本
              • イ 記載原則
              • ウ 定義等
                • 2 免許規則別表第5号の6認定申請書
                  • (1) 記載例
                  • (2) 注意事項
                    • ア 収入印紙
                    • イ 申請者欄
                    • ウ その他
                        • 3 免許規則別表第5号の7開設計画
                          • (1) 記載例
                          • (2) 注意事項
                            • ア 「1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するためのものであるのかの別」について
                            • イ 「2(1) 提供する電気通信役務の種類」について
                            • ウ 「2(2)ア 無線局の種別」について
                            • エ 「2(2)イ 発射を予定している電波の型式」について
                            • オ 「2(2)ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力」について
                            • カ 「2(2)エ 伝送情報の具体的内容」について
                            • キ 「2(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み及びその算出根拠」について
                            • ク 「3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲」について
                            • ケ 「4 希望する周波数の範囲」について
                            • コ 「5 当該通信系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場所及び開設時期」について
                            • サ 「6 電波の能率的な利用を確保するための技術であって特定基地局の無線設備に用いる予定のもの」について
                            • シ 「7 終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法」について
                            • ス 「8(1) 運用開始の予定期日」について
                            • セ 「8(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法」について
                            • ソ 「8(3) 無線従事者の配置方針」について
                            • タ 「8(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項」について
                                • 4 免許規則別表第5号の7開設計画(開設指針別表第一に定められた事項)
                                  • (1) 「一 特定基地局の整備計画に関する事項」について
                                    • ア 共通的注意事項
                                    • イ 様式の記載に当たっての共通的注意事項
                                    • ウ 「一1 特定基地局の開設数に関する計画」について
                                    • エ 「一2 特定基地局の人口カバー率に関する計画」について
                                    • オ 「一3 39世代移動通信システムの基地局の人口カバー率に関する計画」について
                                    • カ 「一4 39世代移動通信システムの基地局の運用の開始に関する計画」について
                                      • (2) 「二 開設計画に従って円滑に特定基地局を整備するための能力に関する事項」について
                                        • ア 「二1 特定基地局の設置場所の確保に関する計画及びその根拠」について
                                        • イ 「二2 特定基地局の無線設備の調達に関する計画及びその根拠」について
                                        • ウ 「二3 特定基地局の整備に係る工事業者その他の業者との協力体制の確保に関する計画及びその根拠」について
                                        • エ 「二4 ブースター障害等の防止又は解消に関する計画及びその根拠」について
                                          • (3) 「三 電気通信設備の設置及び運用を円滑に行うための技術的能力に関する事項」について
                                            • ア 「三1 無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績及び計画」について
                                            • イ 「三2 電気通信設備の調達及び工事に関する計画及びその根拠」について
                                            • ウ 「三3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関する計画及びその根拠」について
                                            • エ 「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」について
                                            • オ 「三5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑えるための措置に関する計画及びその根拠」について
                                              • (4) 「四 財務的基礎に関する事項」について
                                                • ア 共通的注意事項
                                                • イ 「四1 電気通信事業により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について
                                                • ウ 「四2 特定基地局に係る設備投資の額及び終了促進措置の実施に要する費用その他当該電気通信事業に要する費用に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について
                                                • エ 「四3 当該電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠」について
                                                • オ 「四4 当該電気通信事業に係る損益及びキャッシュフローに関する年度ごとの見通し及びその根拠」について
                                                  • (5) 「五 業務執行体制の整備に関する事項」について
                                                    • ア 共通的注意事項
                                                    • イ 「五1 法令遵守のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について
                                                    • ウ 「五2 個人情報保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について
                                                    • エ 「五3 電気通信事業の利用者の利益の保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について
                                                      • (6) 「六 混信等の防止に関する事項」について
                                                      • (7) 「七 終了促進措置に関する事項」について
                                                        • ア 共通的注意事項
                                                        • イ 「七1 負担可能額」について
                                                        • ウ 「七2 負担可能額に充てる資金の確保の計画及びその根拠」について
                                                        • エ 「七3 終了促進措置の協議を開始及び実施が完了する無線局の割合に関する計画及びその根拠」について
                                                        • オ 「七4 窓口の設置周知通知の実施の確保に関する計画」について
                                                        • カ 「七5 第九項第五号(一)及び(二)に規定する事項の遵守を示す旨」について
                                                        • キ 「七6 協議及び合意の方法に関する計画」について
                                                        • ク 「七7 対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体制の整備その他必要な措置に関する計画」について
                                                          • (8) 「八 電波の能率的な利用の確保に関する事項」について
                                                          • (9) 「九 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与に関する事項」について
                                                          • (10) 「十 申請者の条件に関する事項」について
                                                          • (11) 「十一 一から十までに定めるもののほか本開設指針に定められた事項に関する申請者のこれまでの取組の実績並びに計画及びその根拠」について
                                                              • 第3章 様式
                                                                • 1 様式1A(開設指針別表第一の一1関係)
                                                                • 2 様式1B(開設指針別表第一の一2及び3関係)
                                                                • 3 様式4A(開設指針別表第一の四1関係)
                                                                • 4 様式4B(開設指針別表第一の四4関係)
                                                                • 5 様式4C(開設指針別表第一の四4関係)
                                                                • 6 様式7(開設指針別表第一の七3関係)
                                                                  • 第4章 参考資料
                                                                    • 1 開設指針の骨子
                                                                      • (1) 特定基地局の範囲
                                                                      • (2) 使用する周波数
                                                                      • (3) 特定基地局の配置及び開設時期
                                                                      • (4) 電波の能率的な利用を確保するための技術の導入
                                                                      • (5) 終了促進措置
                                                                        • ア 対象となる無線局
                                                                        • イ 終了促進措置により認定開設者が負担する費用
                                                                        • ウ 終了促進措置の実施に関する事項
                                                                        • エ 終了促進措置の実施に関する透明性の確保に関する事項
                                                                        • オ その他の事項
                                                                          • (6) 開設計画の認定等
                                                                            • ア 申請できる周波数幅
                                                                            • イ 絶対審査基準競願時審査基準
                                                                              • (ア) 絶対審査基準
                                                                              • (イ) 競願時審査基準
                                                                                • ウ その他
                                                                                  • (7) 【参考】絶対審査基準について
                                                                                    • ア 電波法における規定(法第27条の13第4項)
                                                                                    • イ 開設指針における規定
                                                                                        • 2 負担可能額の算定に関する参考資料
                                                                                          • (1) 下限額上限額の基本的な算定方法
                                                                                            • ア FPU
                                                                                            • イ 特定ラジオマイク
                                                                                              • (2) 1無線局当たりの平均単価等
                                                                                                • ア FPU
                                                                                                  • (ア) 下限額におけるFPUの平均単価
                                                                                                  • (イ) 上限額におけるFPUの平均単価
                                                                                                    • イ 特定ラジオマイク
                                                                                                      • (ア) 下限額における特定ラジオマイクの平均単価
                                                                                                      • (イ) 上限額における特定ラジオマイクの平均単価
                                                                                                          • (3) 地域別の無線局数
                                                                                                            • ア FPUの無線局数
                                                                                                              • (ア) FPUの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)
                                                                                                              • (イ) 下限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                              • (ウ) 上限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                                • イ 特定ラジオマイクの無線局数
                                                                                                                  • (ア) 特定ラジオマイクの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)
                                                                                                                  • (イ) 下限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                                  • (ウ) 上限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                                    • 3 無線局免許等の検索方法
                                                                                                                    • 4 地上デジタル放送の受信障害への対策費用の推計に関する参考資料
                                                                                                                      • (1) 地上デジタル放送の受信障害(受信ブースター干渉)の概要
                                                                                                                      • (2) 受信ブースターへの干渉影響の評価
                                                                                                                        • ア  干渉影響の実証実験方法
                                                                                                                        • イ  実証実験結果
                                                                                                                          • (3) 受信ブースター対策費用の推計
                                                                                                                            • ア 推計方法
                                                                                                                            • イ 受信ブースター設置数のサンプル調査
                                                                                                                            • ウ 干渉影響場所率の計算機シミュレーション
                                                                                                                            • エ 受信ブースター対策費用の推計
                                                                                                                              • (4) シミュレーション参考資料
                                                                                                                                • ア (参考)計算機シミュレーションパラメータ
                                                                                                                                • イ (参考)受信ブースター対策費用単価の推計
                                                                                                                                • ウ (参考)地域ごとの電波伝搬区分
                                                                                                                                    • 5 法第56条第1項の規定により指定された受信設備
                                                                                                                                      • 第5章 主要関係法令
                                                                                                                                        • 1 電波法(昭和25年法律第131号)
                                                                                                                                        • 2 電波法施行令(平成13年政令第245号)
                                                                                                                                        • 3 電波法関係手数料令(昭和33年政令第307号)
                                                                                                                                        • 4 電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号)
                                                                                                                                        • 5 無線局免許手続規則(昭和25年電波監理委員会規則第15号)
                                                                                                                                        • 6 電気通信事業法関係法令
                                                                                                                                          • (1) 電気通信事業法(昭和59年法律第86号)
                                                                                                                                          • (2) 電気通信事業法施行規則(昭和60年郵政省令第25号)
                                                                                                                                          • (3) 電気通信主任技術者規則(昭和60年郵政省令第27号)
                                                                                                                                          • (4) 電気通信主任技術者選任の範囲を定める件(平成22年総務省告示第49号)
                                                                                                                                            • 7 三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針を定める件(平成23年総務省告示第513号)
                                                                                                                                            • 8 その他関係告示
                                                                                                                                              • (1) 平成23年総務省告示第513号に基づく特定基地局の開設計画の認定の申請期間等を定める件(平成24年総務省告示第167号)
Page 3: 3 9世代移動通信システムの普及のための 特定基地局の開設 ...3.9世代移動通信システムの普及のための 特定基地局の開設計画の認定申請マニュアル

i

目次

第1章 申請書類の提出 1 1 申請受付期間 1 2 申請受付場所 1 3 問合せ先 2 4 留意事項 2 (1) 関係法令の適用 2 (2) 記載方法等について 2 (3) その他 2

第2章 申請書類の作成 4 1 全体的注意事項 4 2 免許規則別表第5号の6認定申請書 5 (1) 記載例 5 (2) 注意事項 6

3 免許規則別表第5号の7開設計画 7 (1) 記載例 7 (2) 注意事項 8

4 免許規則別表第5号の7開設計画(開設指針別表第一に定められた事項) 12 (1) 「一 特定基地局の整備計画に関する事項」について 12 (2) 「二 開設計画に従って円滑に特定基地局を整備するための能力に関する事項」につ

いて 14 (3) 「三 電気通信設備の設置及び運用を円滑に行うための技術的能力に関する事項」に

ついて 16 (4) 「四 財務的基礎に関する事項」について 17 (5) 「五 業務執行体制の整備に関する事項」について 19 (6) 「六 混信等の防止に関する事項」について 20 (7) 「七 終了促進措置に関する事項」について 20 (8) 「八 電波の能率的な利用の確保に関する事項」について 23 (9) 「九 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与に関する事項」について 23 (10) 「十 申請者の条件に関する事項」について 23 (11) 「十一 一から十までに定めるもののほか本開設指針に定められた事項に関する

申請者のこれまでの取組の実績並びに計画及びその根拠」について 24 第3章 様式 25 1 様式1A(開設指針別表第一の一1関係) 25 2 様式1B(開設指針別表第一の一2及び3関係) 26 3 様式4A(開設指針別表第一の四1関係) 27 4 様式4B(開設指針別表第一の四4関係) 28

ii

5 様式4C(開設指針別表第一の四4関係) 29 6 様式7(開設指針別表第一の七3関係) 30

第4章 参考資料 31 1 開設指針の骨子 31 (1) 特定基地局の範囲 31 (2) 使用する周波数 31 (3) 特定基地局の配置及び開設時期 31 (4) 電波の能率的な利用を確保するための技術の導入 31 (5) 終了促進措置 31 (6) 開設計画の認定等 33 (7) 【参考】絶対審査基準について 34

2 負担可能額の算定に関する参考資料 35 (1) 下限額上限額の基本的な算定方法 35 (2) 1無線局当たりの平均単価等 35 (3) 地域別の無線局数 36

3 無線局免許等の検索方法 39 4 地上デジタル放送の受信障害への対策費用の推計に関する参考資料 40 (1) 地上デジタル放送の受信障害(受信ブースター干渉)の概要 40 (2) 受信ブースターへの干渉影響の評価 40 (3) 受信ブースター対策費用の推計 41 (4) シミュレーション参考資料 43

5 法第56条第1項の規定により指定された受信設備 47 第5章 主要関係法令 48

1 電波法(昭和25年法律第131号) 48 2 電波法施行令(平成13年政令第245号) 54 3 電波法関係手数料令(昭和33年政令第307号) 55 4 電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号) 55 5 無線局免許手続規則(昭和25年電波監理委員会規則第15号) 58 6 電気通信事業法関係法令 62 (1) 電気通信事業法(昭和59年法律第86号) 62 (2) 電気通信事業法施行規則(昭和60年郵政省令第25号) 62 (3) 電気通信主任技術者規則(昭和60年郵政省令第27号) 64 (4) 電気通信主任技術者選任の範囲を定める件(平成22年総務省告示第49号) 64

7 三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針を定める件(平

成23年総務省告示第513号) 66 8 その他関係告示 74 (1) 平成23年総務省告示第513号に基づく特定基地局の開設計画の認定の申請期間

等を定める件(平成24年総務省告示第167号) 74

1

第1章 申請書類の提出 開設指針に基づく773MHzを超え803MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定の申請

期間等は次のとおりです

1 申請受付期間 平成24年4月17日(火)8時30分から平成24年5月25日(金)17時15分まで

受付期間外の申請については理由の如何を問わず一律に受付を拒否することとなります

郵送等により申請を行う場合には受付期間内必着で送付してください

2 申請受付場所 申請書類は次表を参考の上総務大臣又は任意の総合通信局長(沖縄総合通信事務所長を含みま

す)に正本1部及び副本(写し)1部を提出してください

提出先 連絡先

総 務 大 臣 100-8926 千代田区霞が関2-1-2 中央合同庁舎2号館

総合通信基盤局 電波部 移動通信課 電話03-5253-5893

北海道総合

通 信 局 長

060-8795 札幌市北区北8条西2丁目1-1 札幌第1合同庁舎

北海道総合通信局 無線通信部 陸上課 電話011-709-2311(4642)

東 北 総 合

通 信 局 長

980-8795 仙台市青葉区本町3丁目2-23 仙台第2合同庁舎

東北総合通信局 無線通信部 陸上課 電話022-221-0682

関 東 総 合

通 信 局 長

102-8795 千代田区九段南1丁目2-1 九段第3合同庁舎

関東総合通信局 無線通信部 陸上第一課 電話03-6238-1760

信 越 総 合

通 信 局 長

380-8795 長野市旭町1108 長野第1合同庁舎

信越総合通信局 無線通信部 陸上課 電話026-234-9944

北 陸 総 合

通 信 局 長

920-8795 金沢市広坂2丁目2-60 金沢広坂合同庁舎

北陸総合通信局 無線通信部 陸上課 電話076-233-4480

東 海 総 合

通 信 局 長

461-8795 名古屋市東区白壁1丁目15-1 名古屋合同庁舎第3号館

東海総合通信局 無線通信部 陸上課 電話052-971-9618

近 畿 総 合

通 信 局 長

540-8795 大阪市中央区大手前1丁目5-44 大阪合同庁舎第1号館

近畿総合通信局 無線通信部 陸上第一課 電話06-6942-8552

中 国 総 合

通 信 局 長

730-8795 広島市中区東白島町19-36

中国総合通信局 無線通信部 陸上課 電話082-222-3362

四 国 総 合

通 信 局 長

790-8795 松山市宮田町8-5

四国総合通信局 無線通信部 陸上課 電話089-936-5066

九 州 総 合

通 信 局 長

860-8795 熊本市春日2丁目10-1 熊本地方合同庁舎

九州総合通信局 無線通信部 陸上課 電話096-326-7857

沖縄総合通

信事務所長

900-8795 那覇市東町26-29 4階

沖縄総合通信事務所 無線通信課 電話098-865-2386

いずれの提出先に提出されても申請受付期間や申請書類の扱いに差はありません

2

3 問合せ先 100-8926 東京都千代田区霞が関2-1-2

総務省 総合通信基盤局 電波部 移動通信課

電子メール 700mhz900mhztimesmlsoumugojp

(迷惑メール防止のためをtimesに変換して表記しています)

電 話 03-5253-5893

F A X 03-5253-5946

4 留意事項

(1) 関係法令の適用 申請書類は法第27条の13第2項免許規則第25条の4別表第5号の6及び別表第5号の7並

びに開設指針の規定に準拠することが必要です本マニュアルは認定の申請を行うための参考情

報を公表するもので申請書類の作成に当たり本マニュアルに準拠することを強制するものでは

ありません

(2) 記載方法等について 申請書類への記載方法等について個別のお問合せをいただいた場合であっても本マニュアル及

び開設指針その他公表されている資料に記載されている内容以外についてはお答えしかねます

申請受付期間中に申請希望者の皆様に対し公平にお知らせすべき追加の情報が発生した場合に

は必要に応じて総務省「電波利用ホームページ」の「700900MHz帯周波数再編ポータルサイト」

に掲載しますので適宜お役立てください

(参考)httpwwwtelesoumugojpjrefportal

申請書への記載に当たっては本マニュアルの他773MHzを超え803MHz以下の周波数を使用する

特定基地局に係る制度整備に対する意見募集の結果(平成 24年4月 11日報道発表

httpwwwsoumugojps-news01kiban14_02000082html)も併せて参考としてください

申請受付期間後の申請内容の変更は原則として認められませんただし審査に当たって記載

内容を正確に把握すること等を目的として総務省から口頭や書面による質問回答を任意でお願

いすることがありますその場合であっても申請後に進捗のあった内容を反映したり申請時に

抽象的に記載していた内容をより具体的に説明したりといった形での追加情報をいただいたとし

ても原則として審査において考慮することはできません

申請書類に記載した内容は開設計画の審査結果の公表等に当たって公表することがあります

ただし経営上の秘密に該当する内容がある場合にはその扱いについて申請者と相談させていた

だきますのでどの情報が経営上の秘密に該当するのかが分かるようにしてください

申請された内容について審査の効率化及び概要の公表等のため後日電子データでの提出を

求めることがあります

(3) その他 申請される開設計画の認定の有効期間は10年です(施行規則第9条の2)

3

申請を行う者は(開設指針の一部改正の)告示のときから認定を受けるまでの間終了促進措

置の対象免許人及び免許人団体に対し終了促進措置に関する費用の負担に関する協議調整等を

一切行わないことが義務付けられています(開設指針第九項第5号(一))ので留意してください

また同期間内に他の全ての申請者に対し終了促進措置の実施に係る開設指針第九項第4号(一)

の実施方法について協議調整等を一切行ってはならないことも義務付けられています(開設指針

第九項第5号(二))ので併せて留意してください

開設計画の認定制度は認定開設者が認定を受けた開設計画に係る周波数を使用する特定基地

局の免許について排他的に申請することを可能とする制度であり実際の周波数の使用については

電波法その他関係法令の規定に基づく審査を経て免許を受けることによって可能となるものです

ので留意してください

開設計画の認定に当たっては945MHzを超え960MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計

画の認定を受けている者の開設計画は他の申請者の開設計画よりも審査に当たって劣後して扱わ

れることとなりますので留意してください

申請を審査し認定する場合は官報掲載による公示を行う(法第27条の13第7項施行規則第

11条の2の6)とともに認定書を交付します(免許規則第25条の5)また認定を拒否する場

合は文書により通知します(免許規則第25条の6)

認定開設者は四半期ごとに開設計画に基づく事業の進捗状況(終了促進措置の実施状況を含

みます)を示す書類を総務大臣に提出することが義務付けられています(開設指針第九項第5号

(八)及び第十項第6号)

4

第2章 申請書類の作成 1 全体的注意事項 ア 製本

各資料の用紙は原則として日本工業規格A列4番の用紙としてください

申請書類は免許規則別表第5号の6に規定される特定基地局開設計画認定申請書に同規則別

表第5号の7に規定される特定基地局開設計画(別紙別添参考資料を含みます)を添付し

バルキーファイル等に綴じ込んで提出してください

目次を付けるページ番号を入れる仕切り紙を挿入する内容に重複があるものについては一

の書類にまとめて作成する相互の関係が分かるよう注記を付すなど適宜分かりやすい形で作成

してください

大部となるものや冊子等の資料は別添として分離し例えば「別添12(個人情報取扱規程)」

等と適宜の表題を付して申請書類に添付してください

イ 記載原則

各資料に記載する比率等の数値は本マニュアルに特段の記載の無いものは原則として小数

点第2位を四捨五入とし小数点第1位までの記載としてくださいまた整数部については3桁区

切りで「」を挿入してください

各資料に記載する金額は本マニュアルに特段の記載の無いものは原則として百万円を単位

として記載してください

各項目において開設指針等の規定により計画等の根拠を記載することとなっている事項につい

てはその計画等の内容についてできるだけ具体的な根拠の記載や裏付けとなる資料等の添付を

してください根拠が薄弱な内容については審査において考慮されないことがあります

ウ 定義等

「総合通信局」には沖縄総合通信事務所を含みます

認定日は平成24年度中であることを前提として記載してください

「特定基地局」とは773~803MHzの周波数を使用する

第3世代W-CDMA方式(設備規則第49条の6の4)の基地局

35世代HSPA方式等(設備規則第49条の6の5)の基地局

39世代LTE方式(設備規則第49条の6の9)の基地局

上記3種類の基地局の電波を中継する陸上移動中継局(設備規則第49条の6)

のいずれかをいいフェムトセル基地局及び屋内小型基地局を含みます(開設指針第一項)

「39世代移動通信システムの基地局」とは773~803MHzの周波数を使用する39世代の基地

局陸上移動中継局のうち占有周波数帯幅が10MHzのものをいいます(開設指針第三項第3号)

なお「39世代移動通信システムの導入のための特定基地局の開設指針(平成21年総務省告示第248

号)」とは異なり今回認定対象となる773~803MHzの周波数以外の周波数の基地局陸上移動中継

局は「39世代移動通信システムの基地局」に含まれないので留意してください

「地上デジタル放送」とは人工衛星の無線局以外の無線局により行われるテレビジョン放送(デ

ジタル放送)をいいます(開設指針別表第一の二4)

5

2 免許規則別表第5号の6認定申請書

(1) 記載例

特定基地局開設計画認定申請書

平成24年5月25日

総 務 大 臣 殿

申 請 者

郵 便 番 号 100-8926 フ リ ガ ナ トウキョウト チヨダク カスミガセキ 2-1-2

住 所 東京都千代田区霞が関2-1-2 フ リ ガ ナ イドウツウシンカブシキガイシャ

氏 名 移動通信株式会社 印 フ リ ガ ナ ダイヒョウトリシマリヤクシャチョウ イドウ タロウ

代表者氏名 代表取締役社長 移動 太郎 印

電波法第27条の13第1項の規定により特定基地局の開設計画の認定を受けたいので下記に

より別紙の書類を添えて申請します

1 該当する開設指針が示された告示の件名及び番号

件名39世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針を定める件

番号平成23年総務省告示第513号

2 欠格事由に関する事項

電波法第5条第3項各号の欠格事由に該当しません

収 入 印 紙

貼 付 欄

6

(2) 注意事項 ア 収入印紙

開設計画の認定申請手数料として1件につき137100円分の収入印紙を収入印紙貼付欄に貼

付してください

収入印紙の全部を収入印紙貼付欄に貼付できない場合は「収入印紙は別紙貼付」等と記載し

別紙に貼付してください

副本(写し)は収入印紙を貼付していない状態の写しとしてください

イ 申請者欄

住所については法人又は団体の場合は本店又は主たる事務所の所在地を記載してください

氏名を自筆で記入したときは押印を省略できます法人(団体)の場合はその商号(名称)

及び代表者の役職名氏名を記載し代表者が氏名を自筆で記入したときは押印を省略できます

(申請者が法律により直接に設立された法人又は特別の法律により特別の設立された法人の場合

は代表者の氏名の記載を要しません)

申請者が外国人である場合は住所については国籍及び本邦内における居住地を記載するもの

とし氏名については自筆により記載したときは押印を省略することができます

ウ その他

法第5条第3項各号の欠格事由に該当する者に対しては認定を行いません(法第27条の13第5

項)

7

3 免許規則別表第5号の7開設計画

(1) 記載例

特定基地局開設計画

1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するた

めのものであるのかの別

法第27条の12第1項第1号に掲げる事項

2 特定基地局の開設を必要とする理由

(1) 提供する電気通信役務の種類

携帯電話インターネット接続サービス(携帯電話PHS端末インターネット接続サービ

スであるものを除く)39世代携帯電話端末インターネット接続サービス39世代携帯

電話パケット通信アクセスサービス

(2) 開設しようとする特定基地局の内容

ア 無線局の種別

基地局及び陸上移動中継局

イ 発射を予定している電波の型式

5M00 X7W10M0 X7W

ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力

30W

エ 伝送情報の具体的内容

無線設備規則第49条の6の9に規定する技術基準による音声伝送及びデータ伝送

(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み

及びその算出根拠

別紙中「四1 電気通信事業により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根

拠」(timestimesページ)に併せて記載

3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲

全国

4 希望する周波数の範囲

第1希望 773MHzを超え783MHz以下

第2希望 783MHzを超え793MHz以下

第3希望 793MHzを超え803MHz以下

5 当該通信系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場

所及び開設時期

別紙中「一1 特定基地局の開設数に関する計画」及び「一2 特定基地局の人口カバー

率に関する計画」(timestimesページ)に併せて記載

8

6 電波の能率的な利用を確保するための技術であって特定基地局の無線設備に用いる予定

のもの

(1) 周波数の効率的利用の方策として導入を予定している技術の具体的内容

別紙中「八 電波の能率的な利用の確保に関する事項」(timestimesページ)に併せて記載

(2) 干渉回避の方策として導入を予定している技術の具体的内容

別紙中「六 混信等の防止に関する事項」(timestimesページ)に併せて記載

7 終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法

別紙中「七2 負担可能額に充てる資金の確保の計画及びその根拠」(timestimesページ)に併せ

て記載

8 その他の事項

(1) 運用開始の予定期日

平成26年1月1日

(サービス開始予定平成26年4月)

(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法

別紙中「三3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関す

る計画及びその根拠」及び「三5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信

設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑えるための措置に関する計画及びそ

の根拠」(timestimesページ)に併せて記載

(3) 無線従事者の配置方針

ア 無線従事者の配置場所ごとの無線従事者の資格及び人数

別紙中「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」(timestimes

ページ)に併せて記載

イ 将来的な無線従事者の確保の方法

別紙中「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」(timestimes

ページ)に併せて記載

(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項

別紙のとおり

本マニュアル上は1葉にて記載例を示していますが複数葉として構いません

(2) 注意事項 ア 「1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するた

めのものであるのかの別」について

「法第27条の12第1項第1号に掲げる事項」と記載してください

イ 「2(1) 提供する電気通信役務の種類」について

特定基地局を利用して提供する役務について電気通信事業法施行規則(昭和60年郵政省令第25

号)様式第4の表に掲げられる電気通信役務の種類から該当する可能性のあるものを全て記載して

くださいなお代表的な電気通信役務の種類は次のとおりです

9

携帯電話

インターネット接続サービス(携帯電話PHS端末インターネット接続サービスであるものを除く)

携帯電話PHS端末インターネット接続サービス(39世代携帯電話端末インターネット接続サービスであるものを除く)

携帯電話PHSパケット通信アクセスサービス(39世代携帯電話パケット通信アクセスサービスであるものを除く)

39世代携帯電話端末インターネット接続サービス

39世代携帯電話パケット通信アクセスサービス

現時点で提供することが確定しておらず将来的な市場動向等による可能性があるものはその

旨を具体的に付記してください

ウ 「2(2)ア 無線局の種別」について

「基地局」又は「基地局及び陸上移動中継局」と記載してください

陸上移動中継局を開設することが確定しておらず例えばエリア拡充等の電気通信事業の展開等

に応じて利用を検討する場合はその旨を具体的に付記してください

エ 「2(2)イ 発射を予定している電波の型式」について

発射を予定している電波の型式を次にしたがって全て記載してください

第3世代又は35世代「5M00 G7W」

39世代「5M00 X7W」又は「10M0 X7W」又は「5M00 X7W10M0 X7W」

現時点で発射することが確定しておらず将来的な市場動向等による可能性があるものはその

旨を具体的に付記してください

オ 「2(2)ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力」について

周波数帯幅又はMIMO多重数ごとに最大空中線電力が異なる場合はそれぞれ記載してください

現時点で使用することが確定していないものの将来的に空中線電力の増加を見込んでいる場合

はその旨及び増加後の最大空中線電力を具体的に付記してください

カ 「2(2)エ 伝送情報の具体的内容」について

記載例にならい使用する無線設備の規格及び音声データの別を記載してください

キ 「2(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み

及びその算出根拠」について

開設指針別表第一の四1に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてその内容

を記載してください

ク 「3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲」について

移動する無線局について包括免許制度を利用する場合には「全国」と記載してください

特定基地局によって無線通信業務を行うこととしている区域以外の区域においても通信の相手

方である移動する無線局の無線通信を可能とするために同一の開設指針に係る特定基地局の開設

を予定している他の事業者との業務委託契約の締結を予定している場合には当該他の事業者の氏

名又は名称及び当該他の事業者所属の特定基地局を通信の相手方とする場合の移動範囲を記載し

てください

10

ケ 「4 希望する周波数の範囲」について

記載例にならい次の3つの周波数帯を第1希望第2希望第3希望の順に記載してくださ

い(開設指針第十項第3号(一))

773MHzを超え783MHz以下

783MHzを超え793MHz以下

793MHzを超え803MHz以下

「773MHzを超え783MHz以下」「783MHzを超え793MHz以下」及び「793MHzを超え803MHz以下」以外

の周波数を記載しないでくださいまた同順位で複数の周波数を記載しないでください

指定の方法により記載されていない場合は申請の要件を満たしていないものとして扱います

開設計画の認定に当たっての周波数の指定方法については次のように行われます(開設指針第

十項第5号)よって全ての申請者に対して第1希望どおりに周波数を指定できない場合は競

願時審査基準(開設指針別表第3)の審査を実施し競願時審査基準への適合の度合いが高い者の

希望を優先して周波数を指定します

開設計画で記載した「希望する周波数の範囲」(開設指針第十項第3号(一))に基づいて行う

2以上の申請者が同じ周波数の範囲を希望するときは競願時審査基準への適合の度合いが高

い者の希望を優先する

申請者に945MHzを超え960MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けてい

る者が含まれる場合はその者の申請はそれ以外の者の申請に劣後する

コ 「5 当該通信系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場

所及び開設時期」について

開設指針別表第一の一1及び2に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてそ

の内容を記載してください

サ 「6 電波の能率的な利用を確保するための技術であって特定基地局の無線設備に用いる予定

のもの」について

(1)については開設指針別表第一の八に定められた事項と併せて記載する旨を記載し(2)につ

いては開設指針別表第一の六に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてその

内容を記載してください

シ 「7 終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法」について

開設指針別表第一の七2に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてその内容

を記載してください

ス 「8(1) 運用開始の予定期日」について

最初の特定基地局を運用する予定の日を年月日で記載してくださいなお平成24年7月24日

以前とすることはできません(開設指針第二項第1号)

特定基地局を利用するサービス(電気通信役務の提供)開始の時期についても併せて記載してく

ださい

セ 「8(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法」について

開設指針別表第一の三3及び5に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてそ

11

の内容を記載してください

ソ 「8(3) 無線従事者の配置方針」について

アイのいずれも開設指針別表第一の三4に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別

紙においてその内容を記載してください

タ 「8(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項」について

「別紙のとおり」等と記載し次ページ以降に従い別紙にてその内容を記載してください

12

4 免許規則別表第5号の7開設計画(開設指針別表第一に定められた事項) 「開設指針に定められた事項に関連する事項」については開設指針別表第一(開設計画に記載すべ

き事項)に規定される項目に従い以下の注意事項を踏まえた資料を別紙として作成してください

(1) 「一 特定基地局の整備計画に関する事項」について ア 共通的注意事項

正当な理由がないのにこの整備計画に従って特定基地局を開設していないときは認定を取り

消すことがあるので注意してください(法第27条の15第2項)

特定基地局が使用する773~803MHzの周波数については既存無線局としてFPU及び特定ラジオマ

イク(デジタル特定ラジオマイクを含む以下同じ)が770~806MHzの周波数を使用しています

FPUは報道スポーツ中継などの番組素材中継に使用される可搬型システムで放送事業者

が利用しています

特定ラジオマイクは各種興行やスタジオ等において音声音響等を伝送するためのワイヤ

レスマイクシステムで放送事業者や劇場等の興行者が利用していますなお779~788MHz

又は797~806MHzの周波数を使用する(アナログ)特定ラジオマイクと770~806MHzの周波数

を使用するデジタル特定ラジオマイクがあります

FPU及び特定ラジオマイクは開設指針第9項に規定される「終了促進措置」の対象無線局とな

っていますので開設指針別表第一の七3に定められた事項として記載する終了促進措置を実施す

る必要があります

FPU及び特定ラジオマイクの周波数使用期限(平成31年3月31日)以前に特定基地局を開設する

にためには原則として終了促進措置を完了するか又は終了促進措置の実施と特定基地局の

開設についてFPU及び特定ラジオマイクの免許人と合意していることが必要となります

FPUは12GHz帯(1240~1300MHz)及び23GHz帯(2330~2370MHz)に周波数移行すること

とされており平成24年度中に移行先周波数に係る技術基準が整備されることを前提として計画

を記載してください

特定ラジオマイクは地上デジタル放送帯域のホワイトスペース等(470~714MHz)及び12GHz

帯(1240~1260MHz)に周波数移行することとされており平成24年6~7月を目途に移行先周

波数に係る技術基準が整備されることを前提として計画を記載してくださいなおホワイトス

ペースとして利用する地上テレビジョン放送用周波数帯(470~710MHz)における「ホワイトスペ

ース利用システムの共用方針」(平成24年1月24日報道発表httpwwwsoumugojps-news02k

iban09_03000117html)に基づくホワイトスペース利用システム間の運用調整制度等については平

成24年度中に整備される予定となっています

特定基地局の通信の相手方である移動する無線局が使用する718~748MHzの周波数については

平成24年7月25日以降も岩手県及び宮城県において周波数割当計画上の最終使用期限を平成25年

3月31日として地上デジタル放送に関する周波数再編が行われていますのでその使用に際しては

注意してくださいなお具体的な再編のスケジュールにつきましては[総務省 地上デジタルテ

レビ放送のご案内](httpwwwsoumugojpjoho_tsusindtv)内の[データ集]-[チャン

ネル表]-[変更予定表](httpwwwsoumugojpjoho_tsusindtvpdf090403_02_btpdf)に

て公表しています

イ 様式の記載に当たっての共通的注意事項

特定基地局の開設数は次のいずれかの場合に該当する特定基地局の数としてください(開設指

13

針第十項第1号)なお「開設した」とは無線局の免許を受け当該無線局の無線設備の設置等

に関する工事を終え電波を発射することが可能となった時を指し「指定の変更を受けた」とは

同様に指定の変更を受け(無線設備の変更の工事が必要な場合にあっては当該変更の工事の許可

を受け工事を行うことが必要です)電波を発射することが可能となった時のことですので留

意してください

773~803MHzの周波数のみを使用する基地局又は陸上移動中継局を開設した場合

773~803MHzの周波数と当該周波数とは異なる周波数とを併せて使用する基地局又は陸上移動

中継局を開設した場合

既に開設している基地局又は陸上移動中継局について773~803MHzの周波数の追加又は当該

周波数への変更に係る周波数の指定の変更を受けた場合

総合通信局の管轄区域(又は全国)における人口カバー率は開設指針第七項第1号等に基づき

エリア化された市町村の人口を総合通信局の管轄区域(又は全国)の市町村の人口の合計で除し

て算出してくださいこのとき次の点に留意してください

人口は平成22年の国勢調査の結果を用います

(平成22年国勢調査ホームページhttpwwwstatgojpdatakokusei2010)

市町村は特別区(東京23区)を含み政令指定都市の区は含みません

市町村は平成22年10月1日における行政区画とします

ある市町村の全ての市町村事務所等(いわゆる役所役場)支所出張所(いずれも地方自

治法に規定するもの)で特定基地局の利用が可能となった際に当該市町村の全域がエリア化

されたこととみなしますただしフェムトセル基地局や屋内小型基地局等による屋内向けのサ

ービス提供はエリア化とはみなしません

様式は平成24年度から平成34年度までとしていますが「特定基地局の最初の運用開始の日」

が属する年度から「特定基地局の最初の運用開始の日」から十年を経過した日の属する年度まで

に必要に応じて適宜修正してくださいなお「特定基地局の最初の運用開始の日」とは免許規

則別表第5号の7において「8(1) 運用開始の予定期日」として記載した最初の特定基地局を

運用する予定の日としてください

例) 「特定基地局の最初の運用開始の日」が「平成25年6月1日」の場合は平成25年度から平

成35年度までについて記載してください

年度末の開設数は前年度の開設数に当該年度の開設数を加えた数(累計数)を記載してくだ

さい

ウ 「一1 特定基地局の開設数に関する計画」について

エリア展開の方針等を記載するとともに様式1Aを参考として年度末ごと都道府県ごとの

特定基地局数を次の区分ごとに記載してくださいなお開設を予定していない区分については

その旨を記載してください

①基地局(第3世代) ②基地局(屋内等設置第3世代)

③基地局(35世代) ④基地局(屋内等設置35世代)

⑤基地局(高度化35世代) ⑥基地局(屋内等設置高度化35世代)

⑦基地局(39世代5MHz幅) ⑧基地局(屋内等設置39世代5MHz幅)

⑨基地局(39世代10MHz幅) ⑩基地局(屋内等設置39世代10MHz幅)

⑪陸上移動中継局

基地局は屋内その他他の無線局の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置

するか(個別免許の屋内小型基地局等も含みます)どうかの別技術基準の別により区分します

技術基準は設備規則の条単位の区分(第3世代35世代39世代)とし35世代についてはDC-HSDPAやMIMO

の利用等により概ね40Mbps以上の通信速度を実現する高度化35世代かどうかの別39世代については占有周

14

波数帯幅の別により更に区分します

陸上移動中継局は屋内等設置の別技術基準の別を問わず1区分とします

全ての都道府県の区域において認定の有効期間中に特定基地局を整備する計画であるように

記載してください(開設指針別表第二の一)

計画において都道府県間や年度間に著しい差がある場合はその理由等について具体的に記載

するように留意してください

エ 「一2 特定基地局の人口カバー率に関する計画」について

様式1Bにより年度末ごと市町村ごとの特定基地局の開設数人口カバー率を記載してくだ

さいまた様式1Bの他例えば平成31年度末のサービスエリア地図を総合通信局の管轄区域

ごとに示す等特定基地局の整備計画の概要についても可能な限りわかりやすく記載してください

年度末ごと都道府県ごとの特定基地局の開設数が様式1Aにおける当該年度末当該都道府

県での各区分の合計数と異ならないように留意してください

平成31年度末までに各総合通信局の管轄区域における人口カバー率がそれぞれ80以上とす

る必要があります(開設指針第七項第1号)

オ 「一3 39世代移動通信システムの基地局の人口カバー率に関する計画」について

様式1Bを参考として年度末ごと市町村ごとの「39世代移動通信システムの基地局」の開

設数人口カバー率を記載してくださいなお開設指針別表第一の一2に定められた事項として

記載した計画と同じである場合はその旨を記載することで代替することができます

年度末ごと都道府県ごとの「39世代移動通信システムの基地局」の開設数が様式1Aにお

ける当該年度末当該都道府県での39世代かつ10MHz幅の基地局及び陸上移動中継局の区分の合計

数と異ならないように留意してください

ここで記載した「39世代移動通信システムの基地局」の全国の人口カバー率は競願時の審査

基準として用います(開設指針別表第三の二)この審査においては平成31年度末の人口カバー

率を使用しこの際95を超え100以下90を超え95以下85を超え90以下hellipのよ

うに5単位の区分の中の人口カバー率は同じ値とみなされます

カ 「一4 39世代移動通信システムの基地局の運用の開始に関する計画」について

「39世代移動通信システムの基地局」の運用の開始期日を記載してください

開始期日は平成31年度末までとしてください(開設指針第七項第2号)

「39世代移動通信システムの基地局」を用いたサービスについて例えばサービス提供内容

開始時期エリア展開計画等に留意して記載してください

(2) 「二 開設計画に従って円滑に特定基地局を整備するための能力に関する事項」について ア 「二1 特定基地局の設置場所の確保に関する計画及びその根拠」について

特定基地局について設置場所の確保に関する基本的な考え方を記載してください

設置場所を既に確保している場合はその具体的な確保内容を記載してください

既存の無線局に併設することとする場合は例えば電源容量耐荷重機器設置場所の確保(機

器の共通化省エネ化軽量化省スペース化)貸主との契約更改に留意し具体的に記載して

ください

15

設置場所を新たに確保していく場合は例えば設置場所候補の選定方法設置場所選定に関する

現地調査の状況貸主等関係者との協議状況鉄塔鉄柱等の建設等に関する計画と実行時期や

実行体制等の根拠に留意し具体的に記載してください

既に移動体通信事業を行っている者において本特定基地局の周波数以外の周波数を使用する基

地局を新たに開設することを予定している場合は例えばその内容及び規模を踏まえ当該基地

局の設置場所の確保が特定基地局の設置場所の確保に影響を及ぼさないよう留意した計画として

ください

上記の設置場所の確保に関する記載に加え特定基地局の開設に対する地域住民の合意形成に向

けた取組についても例えば工事業者等を含めた体制の構築資料の整備や研修の実施地域住民

への説明方法等に留意し具体的に記載してください

イ 「二2 特定基地局の無線設備の調達に関する計画及びその根拠」について

特定基地局について送受信設備空中線電源設備等の無線設備の調達に関する基本的な考え

方を記載してください(基地局へのアクセス回線を含めた無線設備以外の電気通信設備につい

ては開設指針別表第一の三に定められた事項として記載してください)

例えば無線設備の調達先調達先での当該無線設備の開発状況調達規模等の計画について調

達先の納入実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠に留意し具体的に記載してく

ださい

屋内用等の無線設備を別に調達する計画としている場合は別途その計画についても記載してく

ださい

ウ 「二3 特定基地局の整備に係る工事業者その他の業者との協力体制の確保に関する計画及びそ

の根拠」について

特定基地局の整備について外部委託請負等に関する基本的な考え方を記載してください

工事の委託請負先業者工事規模等の計画の記載に当たっては業者の地域性業者や申請者

の工事実績業者との協議状況等の根拠についても留意し具体的に記載してください

エ 「二4 ブースター障害等の防止又は解消に関する計画及びその根拠」について

特定基地局及び特定基地局の通信の相手方である移動する無線局が発する電波により地上デジ

タル放送の受信電波を増幅する機器その他の受信設備に作用することにより発生する地上デジタ

ル放送の受信障害(ブースター障害等)を与えるおそれがあり認定開設者にあってはこれを防止

又は解消する必要があります

ブースター障害等のある世帯数等の規模及び当該ブースター障害等の防止解消に要する費

用の見通し当該費用の負担方法についても根拠とともにその内容を具体的に記載してください

ブースター障害等のある世帯数及び費用については地上デジタル放送の受信障害への対策費用

の推計に関する参考資料(40ページ参照)を参考としてくださいなお同参考資料は773~803MHz

の30MHz幅全てを39世代移動通信システムで利用することを前提として推計していますが開設計

画の記載に当たっては自らに割り当てられる10MHz幅で特定基地局を整備する場合に発生する可

能性のあるブースター障害等の防止又は解消に関する記載で構いません

ブースター障害等を防止解消するための方法や地上デジタル放送を行う放送事業者との間の

連絡調整等のブースター障害等を防止解消するための計画について計画の実施を可能とす

る根拠とともに具体的に記載してくださいその際例えば対策のスケジュール工事の実施内容

16

及び実施体制ブースター設置世帯に対する事前事後の周知放送事業者への基地局開設情報の

提供や情報共有等にも留意してください

(3) 「三 電気通信設備の設置及び運用を円滑に行うための技術的能力に関する事項」について ア 「三1 無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績及び計画」について

特定基地局として設置しようとする無線設備に関し技術的な検討実験標準化等の実績及び

今後の計画を具体的に記載してください

実験等の実績が無い場合は例えば今後の特定基地局の設置展開に向けての実際の無線設備

の技術的な性能検証等の方法及び実施時期について具体的に記載してください

標準化等の実績の記載に当たっては例えば申請直近の概ね3年間において寄与文書論文

学会発表の一覧を標準化分野ごとに記載する等とりまとめ方法に留意してください

イ 「三2 電気通信設備の調達及び工事に関する計画及びその根拠」について

交換設備等については例えば次の内容に留意し具体的に記載してください

設備全体の構成(設備(ネットワーク)構成図主要設備の設置場所等)

各設備の調達先調達先での当該設備の開発状況調達規模等の計画

調達先の納入実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠

伝送路設備については中継回線(バックボーン回線)と基地局へのアクセス回線(エントラン

ス回線)について例えば次の内容に留意し具体的に記載してください

調達の方針(自社調達他社調達の別使用プロトコルインタフェース等)

回線の調達先(自社調達の場合はその旨)調達規模(回線容量等)等の計画

調達先での回線設置実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠

端末設備(携帯電話端末)については例えば次の内容に留意し具体的に記載してください

設備の調達先調達先での当該設備の開発状況調達規模等の計画

調達先の納入実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠

上記の各記載事項について既存の回線設備を活用する場合は例えば追加増設する回線

設備との区別調達先業者の地域性等に留意し具体的に記載してください

計画の記載に当たっては申請者において予測される認定の有効期間中のトラヒック増加を踏ま

えその増加への対応等の実現可能性に留意してください

ウ 「三3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関する計画及びその

根拠」について

電気通信設備(無線設備を含みます)の運用保守管理について例えば組織拠点等の体

制実施の方法等に留意し具体的に記載してくださいまた技術要員の確保について例えば

必要な要員数の見積りを明らかにしその確保の見通し等に留意し具体的に記載してください

障害時の対応については開設指針別表第一の三5に定められた事項として記載してください

外部への委託請負等を実施する場合は例えば委託請負先業者当該業者における実績必

要な技術要員の確保等に留意し具体的に記載してください

内部規程等の添付をもって記載に代える場合はそれを添付してください

17

エ 「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」について

無線従事者の配置方針及び電気通信主任技術者の選任配置方針について記載してください

既に無線従事者電気通信主任技術者を有している場合は配置場所ごとに配置(選任)先住

所資格人数を記載してくださいなお人数を重複計上している場合は実人数と延人数に

ついて明確となるように留意してください

無線従事者にあっては第1級総合無線通信士第2級総合無線通信士第1級陸上無線技術士第2級陸上無

線技術士第1級陸上特殊無線技士を電気通信主任技術者にあっては伝送交換線路を区別してください

当該無線従事者電気通信主任技術者を申請時点で有していない場合及び今後の拡充を行う

場合は例えば確保を行う時期人数資格取得に向けた教育訓練等に留意し計画と見通しを

記載してください

オ 「三5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止

し又は最小限に抑えるための措置に関する計画及びその根拠」について

障害時の対応について例えば組織拠点等の体制対応の方法等に留意し具体的に記載して

ください

地震津波等の災害及び事故の発生において設備障害通信輻輳を防止最小化するため

例えば停電対策を含む具体的な措置に関する計画当該措置の実施時期を含めた実現可能性等に留

意し具体的に記載してください

なお事故の発生に対する措置については重大な事故(電気通信事業法施行規則第58条に規定

する重大な事故)の発生の防止についても留意するほかこれまでに重大な事故の発生がある場合

には事故への対応策等にも留意し記載してください

申請者が過去に開設計画の認定を受けたことのある場合はその認定を受けた開設計画に記載さ

れた内容以外の内容を含めその部分を明確にしてください(開設指針別表第二の五)

内部規程等の添付をもって記載に代える場合はそれを添付してください

(4) 「四 財務的基礎に関する事項」について ア 共通的注意事項

年度ごとの記載を要する部分については平成24年度から「特定基地局の最初の運用開始の日」

から十年を経過した日の属する年度までとしてください

例) 「特定基地局の最初の運用開始の日」が「平成25年6月1日」の場合は平成24年度から平

成35年度までについて記載してください

既に移動体通信事業を行っている者が特定基地局を用いる電気通信事業を既存の電気通信事業

と一体的に運営する等により財務的基礎に関する事項を特定基地局部分のみ分離することが容易

でない場合は特段の記載のある場合を除いて移動体通信事業全体として記載して構いません

(既存の携帯電話事業者が700MHz帯を既存周波数帯の運用と特に区別して運用しない場合は特段

の記載のない限り全ての周波数帯での電気通信事業について記載してください)

イ 「四1 電気通信事業により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について

契約数(利用者数)について年度ごとの見通しとその算出根拠を具体的に記載してください

また例えば契約者当たりの平均利用単価(ARPU)等の収益に関する事項についても年度ごとの

見通しとその算出根拠を具体的に記載してください

18

契約数は万ARPUは円の単位で記載してください

年度ごとの見通しの記載方法については様式4Aを参考としてください

音声伝送とデータ伝送等ARPUを区分して記載する場合契約数についても当該ARPUの区分ごと

に記載してください

契約数timesARPUを電気通信事業の営業収益とする場合はその旨をそれ以外の場合はその内容及び

根拠を具体的に記載してください

ウ 「四2 特定基地局に係る設備投資の額及び終了促進措置の実施に要する費用その他当該電気通

信事業に要する費用に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について

電気通信事業に要する費用に関して年度ごとの見通しとその算出根拠を記載してくださいそ

の際特定基地局に係る設備投資の額と終了促進措置の実施に要する費用はそれぞれの費用が

明らかとなるように計画を策定してください

特定基地局に係る設備投資額については700MHz帯の特定基地局に関連する設備投資額を例え

ば次の点に留意し記載してください

算出根拠の明確化(基地局設備交換設備伝送設備情報システム研究開発等の区分)

全体の設備投資額と特定基地局に関する設備投資額との区別

機械類については単価及び台数(単価が変動する場合はその理由)

終了促進措置の実施に要する費用は開設指針第七項第2号に規定する費用(設備の取得工事

費)の他に例えば窓口等の設置終了促進措置の周知通知対象免許人との協議等の諸費用を

含んだものを記載してください

開設指針第七項第2号に規定する費用はその総額が開設指針別表第一の七1に定められた事項

として記載する額と同じとなるように留意してくださいなおその算定に当たっては負担可能額

の算定に関する参考資料(35ページ参照)を参考として開設指針別表第一の七3に定められた事

項として記載する計画に留意してください

電波利用料については例えば次のように前提をおいた上で費用を算出し記載してください

なおこの前提例は開設計画の記載を簡単にするためのもので実際の法令の適用は異なることが

あります

広域専用電波はその周波数として718~748MHz及び773~803MHzが平成24年7月25日から指

定されたものとして法第103条の2第2項及び第3項並びに施行規則第51条の9の10及び第51

条の9の11の規定に従いますなお法第103条の2第3項に規定する「六月経過日」は平成24

年12月1日として算出します

包括免許局は広域専用電波を使用する無線局として法第103条の2第5項及び第6項の規

定により算出します

上記以外の電気通信事業の営業費用についてその内容及び根拠を具体的に記載してください

エ 「四3 当該電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠」につい

開設指針別表第一の四2に定められた事項として記載した費用に充てる資金の確保計画を記載

するとともにその確実性等の根拠となる次の資料を添付等してください

申請者又は申請者の出資者の利益剰余金等の内部留保(利益剰余金等)を用いることとする場合

は例えば当該者の財務諸表等を添付してください

株式社債等を発行して資金を調達する場合は例えば調達の実績社債等の格付け引き受け

19

先との協議状況等に留意し記載するとともに例えば株式引受承諾書や社債申込証の写し等の関

係書類を添付してください

金融機関等からの資金借入や設備ファイナンスにより資金を調達する場合は例えば融資証明書

等を添付してくださいなおその際は次の点に留意してください

融資金額支払い条件(支払猶予期間の有無や支払年数等)の明記

金融機関等においてその金額の融資等を行う権限がある者の押印署名等

金融機関等の問合せ先(電話メールアドレス等)の明確化

オ 「四4 当該電気通信事業に係る損益及びキャッシュフローに関する年度ごとの見通し及び

その根拠」について

電気通信事業に係る損益計算書(様式4Bを参考としてください)及びキャッシュフロー計算

書(様式4Cを参考としてください)を年度ごとに記載してください

記載に当たっては開設指針別表第一の四1及び2に定められた事項として記載した内容を踏ま

えて補足すべき事項がある場合は具体的に記載してください

記載される計画において当期損益が利益を生じている年度が1年度以上存在することが必要で

す(開設指針別表第二の六)なお当期損益としては営業損益に電気通信事業に係る営業外

損益を加え特別損益(現時点で予定していない場合は計上不要です)を加え法人税等を調整

したいわゆる最終損益を可能な限り記載するようにしてください

(5) 「五 業務執行体制の整備に関する事項」について ア 共通的注意事項

申請者が行う電気通信事業(移動体通信事業)の運営に関する事項を対象とし業務委託先等の

申請者以外の者に対する対応にも留意して記載してください

各項目での体制の整備の記載に当たっては内部規程等が存在する場合はそれを添付してくださ

いまた規程の整備を今後行うこととする場合はその整備時期についても留意した計画を記載

してください

イ 「五1 法令遵守のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について

法令遵守(コンプライアンス)のための体制の整備例えば組織の設置研修教育の実施通

報窓口の設置等に留意し具体的に記載してくださいなおこれまでに法令遵守に関する重大な

事案があった場合は当該事案への対応についても留意して記載してください

ウ 「五2 個人情報保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について

個人情報保護のための体制の整備例えば組織の設置研修教育の実施相談窓口の設置等に

留意し具体的に記載してくださいなおこれまでに個人情報保護に関する重大な事案があった

場合は当該事案への対応についても留意して記載してください

記載に当たっては「電気通信事業における個人情報保護に関するガイドライン(平成16年総務

省告示第695号)(httpwwwsoumugojpmain_sosikijoho_tsusind_syohitelecom_perinfo_g

uideline_introhtml)」を踏まえたものとしてください

エ 「五3 電気通信事業の利用者の利益の保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」に

20

ついて

電気通信事業の利用者の利益(利用者からの苦情問合せを適切迅速に処理すること等)のた

めの体制の整備例えば組織の設置研修教育の実施応対窓口の設置等に留意し具体的に記

載してくださいなおこれまでに電気通信事業の利用者の利益の保護に関する重大な事案があっ

た場合は当該事案への対応についても留意して記載してください

(6) 「六 混信等の防止に関する事項」について 次の事項を阻害するような混信等を防止するための技術の具体的内容を記載してください

① 地上デジタル放送

② 773~803MHz(他の認定開設者)及び860~890MHzを使用する携帯電話システムの運用

③ 755~765MHzを使用するITSの運用

④ 770~806MHzを使用するFPUの運用

⑤ 770~806MHzを使用する特定ラジオマイクの運用

上記①~⑤以外の既設の無線局(予備免許を受けているものを含みます)の運用

法第56条第1項に規定する指定を受けている受信設備の運用(47ページ参照)

電波の監視

実施計画においては混信等防止の対応窓口の設置に関する計画に加え次の例を参考として電

波干渉を改善するための措置に関する計画を含むようにしてください(開設指針別表第二の八)

特定基地局の設置前に設置に関する情報交換や協議を実施すること

特定基地局の設置の際に無線設備へフィルタを追加すること

特定基地局の設置の際に無線局の設置場所空中線指向方向の調整を実施すること

記載に当たっては例えば技術能力作業人員の確保等の計画実施の確実性や情報通信審議

会の一部答申(平成24年2月17日)に示された共用条件等に留意してください

学術資料等の添付をもって記載に代える場合はその旨を記載し添付してください

(7) 「七 終了促進措置に関する事項」について ア 共通的注意事項

終了促進措置の対象となる無線局は次のとおりです(開設指針第九項第1号)

770~806MHzの周波数を使用するFPUの無線局

770~806MHzの周波数を使用する特定ラジオマイクの無線局

終了促進措置の対象となる無線局の免許人を「対象免許人」といいます(開設指針第九項第2号)

FPU又は特定ラジオマイクの免許人を構成員としている団体等を「免許人団体」といいます(開

設指針第九項第4号(四))具体的には特定ラジオマイク利用者連盟社団法人日本演劇興行協

会公益社団法人日本芸能実演家団体協議会日本舞台音響家協会及び一般社団法人日本民間放送

連盟などが該当します

全ての認定開設者は対象免許人との合意に基づき対象免許人が平成31年3月30日までに無線

局の廃止新設や周波数の変更の措置を行うことを条件として当該措置に係る無線局の運用の開

始を確保するために必要な範囲において次の費用(開設指針第九項第2号に規定する費用)の全

部を共同して負担する必要があります(開設指針第九項第2号及び第3号)

無線設備及びこれに附属する設備(受信設備伝送路設備等)の取得に要する費用

21

上記の無線設備及びこれに附属する設備の変更の工事に要する費用

認定開設者の数は申請を受け付けた段階では(審査が終わり認定を行うまでは)明らかではな

いため終了促進措置に関する内容は単独で周波数移行を行う前提で計画を記載してください

ただし終了促進措置の実施時期については開設指針第九項第4号(一)に定める他の全ての認定

開設者との協議を行う期間も考慮して記載してください

開設計画の申請予定者及び認定開設者に対しては終了促進措置に関する無線局の情報(設置場

所免許人住所使用周波数等)を求めに応じて提供することとしています(法第25条第2項

施行規則第11条の2の3及び別表第2号の2の3)なお申請から提供までに要する期間は2

週間~1か月を見込んでいますまた無線局の情報については電波利用ホームページの「無線

局等情報検索」においてもその一部を公表しています(39ページ参照)

(1)ア(共通的注意事項)を併せて確認してください

イ 「七1 負担可能額」について

開設指針第九項第2号に規定する費用として負担することが可能な金額の総額のみを「timestimes百

万円」のように記載してください

負担可能額の算定に当たっては負担可能額の算定に関する参考資料(35ページ参照)を参考と

してください

負担可能額は600億円以上であることが必要です(開設指針別表第二の九)またここで記載

した負担可能額は競願時の審査基準として用います(開設指針別表第三の一)この審査の際

10億円未満の端数及び1500億円を超える額は切り捨てて審査を行います

実際に認定開設者が負担する費用は負担可能額や600億円1500億円といった額にかかわらず

開設指針及び開設計画にしたがって対象免許人との協議の結果合意した金額を負担する必要が

あります

ウ 「七2 負担可能額に充てる資金の確保の計画及びその根拠」について

開設指針別表第一の四3に関する記載内容に準じて記載してください

資金を確実に確保することができることを証する書類としては例えば実際に申請者の預金口

座の残高として金融機関が証明した書類や金融機関による融資を行う旨を約する書類等を添付し

てください

外国通貨で表示された金額は平成24年4月17日における外国為替の売買相場により日本円に

換算し記載してください(参考日本銀行 外国為替市況 httpwwwbojorjpstatistics

marketforexfxdailyindexhtm)

エ 「七3 終了促進措置の協議を開始及び実施が完了する無線局の割合に関する計画及びその根拠」

について

様式7Aを参考としてFPUと特定ラジオマイクのそれぞれについて都道府県ごとに終了促

進措置の実施の対象となる想定無線局数を記載してくださいまたこの想定無線局数に対する

年度ごとの終了促進措置の協議を開始する無線局の割合及び終了促進措置の実施を完了する

無線局の割合を併せて記載してください

FPU及び特定ラジオマイクの両方について全国で終了促進措置の実施を完了するか又は

終了促進措置の実施と特定基地局の開設について合意するまでは773~803MHzを使用する特定基

地局を設置できませんので留意してください

22

計画の記載に当たっては負担可能額の算定に関する参考資料(35ページ参照)を参考としてく

ださい

例えば特定ラジオマイクの都道府県ごとの無線局の分布割合は全国における無線局の総数の

増減にかかわらず一定であるとする等前提条件を適宜設定した上で計画を記載してください

オ 「七4 窓口の設置周知通知の実施の確保に関する計画」について

認定日から3か月以内に開設指針第九項第4号(一)に定める他の全ての認定開設者との合意を

実施しインターネット等で公表することについて記載してください

上記の認定開設者間の合意日から1か月以内に対象免許人からの問合せに対応する窓口を設置

するため(開設指針第九項第5号(四))例えば窓口の設置時期規模運営方法要員の確保方

法要員に対する終了促進措置に関する事項の教育等に留意し具体的な計画を記載してください

上記の認定開設者間の合意日から6か月以内に終了促進措置の実施の概要(窓口の連絡先及び

対応時間を含みます)について対象免許人に周知を開始するため(開設指針第九項第4号(二))

例えば周知の開始時期継続期間周知内容周知手段等に留意し具体的な計画を記載してくだ

さい

同じく認定開設者間の合意日から6か月以内に終了促進措置の実施の手順について対象免許

人に通知を終わらせるため(開設指針第九項第4号(三))の例えば通知の実施時期通知内容

通知手段等に留意し具体的な計画を記載してくださいまた通知の内容については終了促進

措置の実施に関する透明性の確保のためインターネット等により公表することが義務付けられて

(開設指針第九項第5号(五))いますのでその点についても留意して記載してください

カ 「七5 第九項第五号(一)及び(二)に規定する事項の遵守を示す旨」について

開設指針の一部改正の告示のときから認定を受けるまでの間開設指針第九項第2号に規定する

対象免許人及び同項第4号(四)に規定する免許人団体に対し認定開設者が行う同項第二号に規定

する費用の負担に関する協議調整等を一切行っていない場合は「開設指針第九項第五号(一)に

規定する事項を遵守しています」等と記載してください

開設指針の一部改正の告示のときから認定を受けるまでの間他の全ての申請者に対し終了促

進措置の実施に係る開設指針第九項第4号(一)の実施方法について協議調整等を一切行ってはな

らないため当該実施方法について申請書の提出までに協議調整等を行った者がいるときはそ

の者の氏名又は名称(協議調整等を行った者がいない場合はその旨)を具体的に記載してくださ

いまた併せて申請書の提出から認定を受けるまでの間について「開設指針第九項第五号(二)

に規定する事項を遵守します」等と宣言してください

キ 「七6 協議及び合意の方法に関する計画」について

開設指針第九項第4号(四)及び(五)を踏まえて次の対象者に対する例えば協議の実施時期

内容方法合意事項の確認方法等の協議及び合意に関する計画を具体的に記載してください

FPUの無線局の免許人

特定ラジオマイクの無線局の免許人

免許人団体

FPU及び特定ラジオマイクの無線局の免許人が終了促進措置を行うまでの間にFPU及び特定ラジ

オマイクの無線局と周波数共用を実施することとする場合は共用条件及び当該条件の根拠等につ

いて記載してください

23

その他協議及び合意の方法に関して記載事項があれば例えば次の事項を遵守する旨や当該事

項に関連する内容等を記載してください

免許人団体との協議及び終了促進措置の対象免許人との合意の実施方法について認定日から3

か月以内に他の全ての認定開設者と協議し合意すること

終了促進措置の対象免許人から協議の申入れがあった場合に遅滞なく協議を開始すること

終了促進措置に関する費用の負担の公正が確保されるように十分に配意すること

(終了促進措置に免許人団体が関与する場合は当該免許人団体は対価を受けてはならないこと)

協議の合意書面等については全ての認定開設者及び対象免許人が記名押印等すること

合意書面等を認定の有効期間中保管し総務大臣の求めに応じて速やかに写しを提出すること

ク 「七7 対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体制の整

備その他必要な措置に関する計画」について

終了促進措置に関して対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図る

ための体制の整備その他必要な措置に関する計画を具体的に記載してください

ここでの記載内容は競願時の審査基準として用います(開設指針別表第三の三1)

(8) 「八 電波の能率的な利用の確保に関する事項」について 特定基地局の無線設備に用いる技術(適応多値変調及び空間多重技術など)について記載してく

ださい(開設指針第八項)またこれと区別して例えば次に示すような携帯無線通信を行う無

線局の周波数に係る取組についてもその技術方策の導入時期に留意し記載してください(開

設指針別表第二の十)

陸上移動局(携帯電話端末)の無線設備に用いる技術

特定基地局以外の携帯無線通信を行う無線局がある場合はその無線局に導入する技術

技術以外のサービス運用(小セル化多セクタ化等)により電波を能率的な利用を確保する方策

学術資料等の添付をもって記載に代える場合はその旨を記載し添付してください

(9) 「九 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与に関する事項」について 開設指針又は平成21年総務省告示第248号(39世代移動通信システムの導入のための特定基地局

の開設指針)に係る開設計画の認定を受けていない電気通信事業者に対する卸電気通信役務の提供

又は電気通信事業者間の接続その他の方法による特定基地局の利用を促進するための計画を具体

的に記載してください

ここでの記載内容は競願時の審査基準として用います(開設指針別表第三の三2(一))

(10) 「十 申請者の条件に関する事項」について 開設指針別表第二の十一の要件(申請者及びその関係者が申請を重複して行っていないこと)

に適合している場合は「開設指針別表第二の十一の要件に適合しています」等と記載してくださ

いなお開設指針別表第二の十一の要件とは具体的には申請者と次の者が申請を重複して行

っていないことです

申請者自身

申請者(法人団体)の役員(役員に相当する者を含みます)

24

申請者(法人団体)との議決権の関係が3分の1以上の繋がりとなるもの(親会社子会社

兄弟会社等のほか祖父母孫いとこ甥姪等の関係に相当するものも含みます)

申請者が法人団体である場合は次の書類を添付してください

申請者の役員(役員に相当する者を含みます)を示す書類(役員名簿等)

申請者が3分の1以上の議決権を保有する者及び申請者の議決権を3分の1以上保有する

者の氏名又は名称と議決権比率を記した一覧(それらの者が更に議決権の3分の1以上を保有

され又は保有する者がいる場合はその者の一覧を可能な限り順次付すこと)

開設指針別表第二の十一の要件に適合していない場合は認定を行うことができません

(11) 「十一 一から十までに定めるもののほか本開設指針に定められた事項に関する申請

者のこれまでの取組の実績並びに計画及びその根拠」について 申請者が他の申請者(申請者と地域ごとに連携する者)と連携して認定の申請を行いこれを

一の申請とみなすことを希望する場合は(開設指針第六項第2号)その旨を記載してください

その他開設指針に関係する事項があれば記載してください

25

第3章 様式 1 様式1A(開設指針別表第一の一1関係)

都道府県 (地方局)

平成24 年度末

平成25 年度末

平成26 年度末

平成27 年度末

平成28 年度末

平成29 年度末

平成30 年度末

平成31 年度末

平成32 年度末

平成33 年度末

平成34 年度末

01 北海道 北海道総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

02 青森県 03 岩手県 04 宮城県 05 秋田県 06 山形県 07 福島県 東北総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 08 茨城県 09 栃木県 10 群馬県 11 埼玉県 12 千葉県 13 東京都 14 神奈川県 19 山梨県

関東総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 15 新潟県 20 長野県

信越総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 16 富山県 17 石川県 18 福井県

北陸総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 21 岐阜県 22 静岡県 23 愛知県 24 三重県

東海総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 25 滋賀県 26 京都府 27 大阪府 28 兵庫県 29 奈良県 30 和歌山県 近畿総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

31 鳥取県 32 島根県 33 岡山県 34 広島県 35 山口県

中国総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 36 徳島県 37 香川県 38 愛媛県 39 高知県

四国総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 40 福岡県 41 佐賀県 42 長崎県 43 熊本県 44 大分県 45 宮崎県 46 鹿児島県 九州総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

47 沖縄県 沖縄総合通信事務所 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

全国 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

注 標題として「基地局(第3世代)」「基地局(屋内等設置第3世代)」「基地局(35世代)」「基地局(屋内等設

置35世代)」「基地局(高度化 35世代)」「基地局(屋内等設置高度化 35世代)」「基地局(39世代5MHz

幅)」「基地局(屋内等設置39世代5MHz幅)」「基地局(39世代10MHz幅)」「基地局(屋内等設置39 世代

10MHz幅)」又は「陸上移動中継局」のいずれかを記載してください

26

2 様式1B(開設指針別表第一の一2及び3関係) 市町村名 人口

エリア 化年度

平成24 年度末

平成25 年度末

平成26 年度末

平成27 年度末

平成28 年度末

平成29 年度末

平成30 年度末

平成31 年度末

平成32 年度末

平成33 年度末

平成34 年度末

札幌市 1913545 函館市 279127 小樽市 131928 旭川市 347095 室蘭市 94535 釧路市 181169 帯広市 168057 別海町 15855 中標津町 23982 標津町 5646 羅臼町 5885

北海道 計 3303435 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

北海道 総合通信局

3303435 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

青森市 299520 弘前市 183473 八戸市 237615 田子町 6175 南部町 19853 階上町 14699 新郷村 2851

青森県 計 764186 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

盛岡市 298348 宮古市 59430 大船渡市 40737 101438 浪江町 20905 葛尾村 1531 新地町 8224 飯舘村 6209

福島県 計 36869 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

東北 総合通信局

1301008 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

水戸市 268750 日立市 193129 土浦市 143839 久米島町 8519 八重瀬町 26681 多良間村 1231 竹富町 3859 与那国町 1657

沖縄県 計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

沖縄 総合通信事務所

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

全国 5252108 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

注 標題として「特定基地局の人口カバー率」又は「39世代移動通信システムの基地局の人口カバー率」のいずれか

を記載してください

27

3 様式4A(開設指針別表第一の四1関係)

区分 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

音声伝送

(39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

音声伝送

(非39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

データ伝送

(39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

データ伝送

(非39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

収入合計(百万円)

注1 区分及び年度は計画の記載にあわせ変更して使用してください

注2 平成30年度以降分については省略しています

28

4 様式4B(開設指針別表第一の四4関係) (単位百万円)

科目 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

収益

電気通信事業営業収益

音声伝送収入

データ伝送収入

その他の収入

附帯事業営業収益(注4)

営業外収益(注5)

費用

電気通信事業営業費用

営業費(注6)

施設保全費(注7)

研究開発費

減価償却費

固定資産除却費

通信設備使用料(注8)

終了促進措置費用(注9)

電波利用料

その他(注10)

租税公課(注11)

附帯事業営業費用(注4)

営業外費用(注5)

法人税等(注11)

当期損益

注1 科目及び年度は計画の記載にあわせ変更して使用してくださいなお各科目にどのような内容を含んで損益計算

を行ったのか明確となるよう補足説明を併せて記載してください

注2 平成30年度以降分については省略しています

注3 特別損失特別利益等により当期損益が収益と費用の差額と合致しない場合はその理由を記載してください

注4 端末販売修理による収入や端末調達による費用等を計上してください

注5 受取利息配当金による収入や支払利息による費用等を計上してください

注6 人件費家賃光熱費旅費等を計上してください

注7 設備の修理による費用等を計上してください

注8 通信設備に係る回線費用家賃光熱費運用保守費等を計上してください

注9 終了促進措置に要する費用を計上してください

注10 アクセスチャージ成約手数料等を計上してください

注11 租税公課は損金に算入できる租税公課を法人税等はそれ以外を計上してください

29

5 様式4C(開設指針別表第一の四4関係) (単位百万円)

区分 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

営業活動によるキャッシュフロー

投資活動によるキャッシュフロー

財務活動によるキャッシュフロー

現金及び現金同等物の期首残高

現金及び現金同等物の期末残高

注1 年度は計画の記載にあわせ変更して使用してください

注2 平成30年度以降分については省略しています

30

6 様式7(開設指針別表第一の七3関係)

都道府県 (地方局名)

想定対象 無線局数

終了促進措置の実施状況

区分 平成24 年度末

平成25 年度末

平成26 年度末

平成27 年度末

平成28 年度末

平成29 年度末

平成30 年度末

01 北海道 0 局 開始

完了

北海道 総合通信局

0 局 開始

完了

02 青森県 0 局 開始

完了

03 岩手県 0 局 開始

完了

45 宮崎県 0 局 開始

完了

46 鹿児島県 0 局 開始

完了

九州 総合通信局

0 局 開始

完了

47 沖縄県 0 局 開始

完了

沖縄 総合通信事務所

0 局 開始

完了

全国 0 局 開始

完了

注1 標題として「開設指針第九項第1号(一)に掲げる無線局(FPU)」又は「開設指針第九項第1号(二)に掲げる無

線局(特定ラジオマイク)」のいずれかを記載してください

注2 無線局の無い都道府県については行自体を省略して構いません

注3 想定対象無線局数は終了促進措置の実施を行う予定の無線局数を記載してください

注4 実施状況は年度末時点の終了促進措置の協議を開始した又は実施を完了した無線局数(累計数)を想

定対象無線局数で除した値を小数点以下第2位を四捨五入した百分率で記載してください

31

第4章 参考資料 1 開設指針の骨子

(1) 特定基地局の範囲 第3世代35世代及び39世代移動通信システムの基地局及び陸上移動中継局で下記(2)の周

波数を使用するものとする

(2) 使用する周波数 全国において773MHzを超え803MHz以下の周波数(平成24年7月25日以降に限る)とする

ただし当該周波数はFPU及び特定ラジオマイク(デジタル特定ラジオマイクを含む以下同じ)

が使用しており周波数割当計画において使用の期限が平成31年3月31日と定められている

(3) 特定基地局の配置及び開設時期 認定から7年後の年度末までに各総合通信局の管轄区域内の人口カバー率が80以上になるよ

うに特定基地局を配置しなければならない

認定から7年後の年度末までに39世代移動通信システム(占有周波数帯幅10MHz以上)の特定

基地局の運用を開始しなければならない

(4) 電波の能率的な利用を確保するための技術の導入 適応多値変調及び空間多重技術その他の電波の能率的な利用を確保するための技術を用いなけれ

ばならない

(5) 終了促進措置 ア 対象となる無線局

認定開設者は次の①及び②の無線局の周波数の使用を周波数割当計画における使用期限(平成31

年3月31日)前に終了させるため次の①及び②の無線局を対象として終了促進措置を実施しなけれ

ばならない

① 770MHzを超え806MHz以下の周波数を使用するFPUの無線局

② 770MHzを超え806MHz以下の周波数を使用する特定ラジオマイクの無線局

イ 終了促進措置により認定開設者が負担する費用

全ての認定開設者は対象免許人との合意に基づき終了促進措置として次に掲げる費用の全部

を連帯して負担しなければならない

① 無線設備及びこれに附属する設備(受信設備伝送路設備等)の取得に要する費用

② 上記①の設備の変更の工事に要する費用

ウ 終了促進措置の実施に関する事項

① 認定開設者は②及び③に掲げる事項及び終了促進措置に係る既存免許人との合意について他

の全ての認定開設者と共同して実施することとしそれらの実施方法について認定から3か月以

内に他の認定開設者と協議し合意することなお終了促進措置に要した費用について1の認

定開設者が負担する金額は当該費用の総額を認定開設者の数で除した額とすること

32

② ①の合意の日から6か月以内に終了促進措置の実施の概要を対象免許人に周知しかつ終

了促進措置の実施手順を免許人に通知すること

③ ②の実施前に免許人団体(FPU又は特定ラジオマイクの免許人を構成員としている団体)と

の間で②の事項の実施について協議を行うこと

④ FPU及び特定ラジオマイクの免許人との間で終了促進措置の内容(周波数移行のために行う

措置の内容実施時期並びに費用負担の範囲方法実施時期及び対象免許人の無線局の廃止又

は変更を行うまでの間に特定基地局と周波数を共用する場合は当該共用の条件等)について協議

を行うこと

⑤ 認定開設者は④の協議の申し入れがあった場合は遅滞なく協議を開始すること

エ 終了促進措置の実施に関する透明性の確保に関する事項

① 開設計画の申請者は認定までの間対象免許人と終了促進措置に関する費用の負担に関す

る協議調整等を一切行わないこと

② 開設計画の申請者は認定までの間他の全ての申請者と終了促進措置に係るウ①の実施方

法について協議調整等を一切行わないこと

③ 認定開設者はウ①の協議により他の全ての認定開設者と合意したときはその合意の内容を

示す書面の写しを速やかに総務大臣に提出するとともにその内容をインターネット等により公

表すること

④ 認定開設者はウ①の合意の日から1月以内に終了促進措置の実施に関する対象免許人から

の問合せに対応するための窓口を設置すること

⑤ 認定開設者はウ②の通知の内容をインターネット等により公表すること

⑥ 認定開設者は終了促進措置に関する費用の負担の公正が確保されるよう十分に配意し免許

人団体は終了促進措置の実施に関する協議に関与したことに対して認定開設者及び対象免許人

から対価を受けてはならないこと

⑦ 認定開設者はウ④の協議による合意内容を書面又は電磁的記録で確認し認定の有効期間

中保管し総務大臣の求めに応じて速やかにその写しを提出すること

⑧ 認定開設者は四半期ごとに終了促進措置を実施した無線局数やその費用等の実施状況を示

す書類を総務大臣に提出すること

オ その他の事項

総務大臣はエ⑧により提出された書類について適切に終了促進措置が実施されていることを

確認し書類概要及び確認結果をインターネット等で公表するものとする

認定開設者は対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体

制の整備等必要な措置を講ずるよう努めなければならない

33

(6) 開設計画の認定等 ア 申請できる周波数幅

申請できる周波数帯幅は10MHzとし希望する周波数の範囲として773MHzを超え783MHz以下

783MHzを超え793MHz以下及び793MHzを超え803MHz以下の周波数を希望する順に開設計画に記載する

こと

イ 絶対審査基準競願時審査基準

絶対審査基準に掲げる要件について審査を行い要件全てに適合する申請に対して認定を行う

ただし要件を満たす申請(900MHz帯認定開設者のものを除く)が3の場合は当該申請に対して

するものとし4以上の場合には競願時審査基準に掲げる各順序に従い基準に適合する申請の数

が3になるまで審査を行う

(ア) 絶対審査基準

特定基地局の設置場所確保設備調達及び設置工事体制の確保に関する計画を有していること

設備投資等に必要な資金の確保に関する計画及び開設計画の有効期間(10年間)中に単年度黒

字を達成する計画を有していること

負担可能額(終了促進措置に要する費用の負担に充てることが可能な金額の総額)が600億円

以上であり当該負担可能額を確実に確保できること

上記3に掲げる各基準に適合していること 等

(イ) 競願時審査基準

負担可能額(上限1500億円10億円単位)がより大きいこと

認定から7年後の年度末の全国の39世代移動通信システム(占有周波数帯幅10MHz以上)の

特定基地局の人口カバー率(5単位)がより大きいこと

次に掲げる基準への適合の度合いが高いこと

終了促進措置に関する事項について対象免許人との迅速な合意形成を図るための具体的な

対策及び円滑な実施を図るための具体的な体制の整備に関する計画がより充実していること

他の電気通信事業者等多数の者に対して卸電気通信役務の提供電気通信設備の接続(MVNO)

等特定基地局の利用を促進するための具体的な計画がより充実していること

周波数の割当状況(有無及び差違)及びひっ迫状況を勘案して特定基地局を開設して電気

通信事業を行うことが電気通信事業の健全な発達と円滑な運営により寄与すること

ウ その他

各認定開設者の周波数の指定は開設計画に記載した希望する周波数の範囲に基づき行うこの

場合において希望が重複した場合は競願時審査基準に係る審査における基準への適合の度合

いが高い者の希望を優先する

認定開設者は四半期ごとに開設計画に基づく事業の進捗の状況を示す書類を総務大臣に提

出しなければならない

ブースター障害等の防止又は解消に関する計画について開設計画に記載するとともにそれら

に要する費用の負担等当該ブースター障害等の防止又は解消に当たり必要な事項についてあら

かじめ全ての700MHz帯認定開設者間で協議し合意した上で共同して行わなければならない

34

(7) 【参考】絶対審査基準について ア 電波法における規定(法第27条の13第4項)

1 その開設計画が開設指針に照らし適切なものであること

2 その開設計画が確実に実施される見込みがあること

3 開設計画に係る通信系又は放送系に含まれる全ての特定基地局について周波数の割当てが現に

可能であり又は早期に可能となることが確実であると認められること

イ 開設指針における規定

第10項第4号(以下抜粋)

別表第2 開設計画の認定の要件

1 全ての都道府県の区域において特定基地局を整備する計画及びその根拠を有していること

2 開設計画に記載された全ての特定基地局についてその円滑な整備のため設置場所の確保無線設備の調達

及びその整備に係る業者との協力体制の確保に関する計画(ブースター障害等の防止又は解消に関する計画を含

む)及びその根拠を有していること

3 申請者が設置しようとする無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績又は計画を有しかつ特

定基地局の運用に必要な電気通信設備の調達及び工事並びに運用及び保守に関する計画及びその根拠を有してい

ること

4 関係法令の規定に基づき無線従事者の配置方針並びに電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及び

その根拠を有していること

5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑え

るための措置に関する計画(申請者が開設計画の認定を受けたことのある者である場合にあっては当該認定に

係る開設計画に記載されたもの以外のものを含むこと)及びその根拠を有していること

6 特定基地局の運用による電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠を有してお

りかつ当該電気通信事業に係る損益に関する年度ごとの見通しにおいて利益の生じる年度があること

7 法令遵守のための体制の整備平成16年総務省告示第695号(電気通信事業における個人情報保護に関するガイ

ドラインを定める件)に適合した個人情報保護のための体制の整備及び電気通信事業の利用者の利益の保護のた

めの体制の整備に関する計画及びその根拠を有していること

8 既設の無線局等の運用及び電波の監視を阻害する混信その他の妨害を防止するため当該妨害の防止に係る対

応を行う窓口の設置及び特定基地局の設置前に当該設置に係る情報交換若しくは協議の実施又は当該妨害を防止

するための特定基地局の設置における無線設備へのフィルタの追加若しくは無線局の設置場所及び無線設備の空

中線の指向方向の調整の実施による干渉の改善等の措置を行う計画及びその根拠を有していること

9 負担可能額が600億円以上であり当該負担可能額を確実に確保できること

10 申請者に係る携帯無線通信を行う無線局の周波数に係る電波の能率的な利用を確保するための取組に関する計

画及びその根拠を有していること(略)

11 申請者が次の要件を満たしていること(略申請者が複数申請を行ったり申請者である法人の役員等議決

権が3分の1以上の出資関係にある者が申請を行っていないこと)

4 本開設指針に係る開設計画の認定は電波法第27条の13第4項各号並びに第1項第2項及び

第7項から前項まで並びに前各号に規定する事項(骨子中1から6(1)までの事項)並びに別表

第2に規定する要件(以下参照)を満たしている申請に対して行うただし当該申請(945MHz

を超え960MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けている者のものを除

く)の数が3の場合は当該申請に対して認定するものとし3を超える場合は当該申請につい

て別表第3に掲げる順序に従い同表に掲げる基準に適合する申請の数が3となるまで審査した

当該申請に対して認定するものとするなお申請期間内に提出された本開設指針に係る開設計

画の認定の申請については前後なく受け付けたものとして同等に扱い審査を行う

35

2 負担可能額の算定に関する参考資料 開設指針別表第二の九2に規定する負担可能額の最低額(600億円)(以下「下限額」といいます)

及び同別表第三の一に規定する審査対象となる負担可能額の最高額(1500億円)(以下「上限額」とい

います)は以下の方法により算定していますので負担可能額の算定に当たってご参照下さい

以下の平均単価費用は審査に用いる下限額及び上限額を算定するために無線局の類型ごとに想定

したものであり実際の対象免許人と認定開設者との間の協議において用いられる金額又は個別の

無線局に対して認定開設者が負担すべき金額を示すものではありません個別の無線局に対して認定開

設者が負担する金額は対象免許人との協議により決定されるものであり以下の平均単価費用が適

用されるわけではありません

(1) 下限額上限額の基本的な算定方法 ア FPU

無線設備の種類ごとの1無線局当たりの平均単価 times 各区分の無線局数 の合計額

この資料においてFPUとは開設指針第九項第1号(一)の番組素材中継を行う無線局をいいます

イ 特定ラジオマイク

1無線局当たりの平均単価 times 無線局数

この資料において特定ラジオマイクとは開設指針第九項第1号(二)の特定ラジオマイク及びデジタル特

定ラジオマイクをいいます

(2) 1無線局当たりの平均単価等 総務省において実施した既存無線局の免許人及び無線設備の製造業者等に対するヒアリングアンケ

ート結果をもとに次の費用項目(開設指針第九項第3号(一)及び(二))ごとに1無線局当たりの平

均単価を算定しています

無線設備及びその附属設備の取得に要する費用(以下「取得費用」といいます)

無線設備及びその附属設備の変更の工事に要する費用(以下「工事費用」といいます)

以下に記載の単価は千円未満を四捨五入しているため内訳の合算額は内訳の金額の合計額と一致

しないことがあります

ア FPU

無線設備の種類に応じて次の3つの区分を設けそれぞれについて1無線局当たりの平均単価を

算出しました

(ア) 下限額におけるFPUの平均単価

無線設備の種類 平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

2ピースモデル+PA型 131788 千円 123429 千円 8359 千円

一体型モデル(通常型) 115584 千円 115442 千円 142 千円

一体型モデル(超小型) 116521 千円 116379 千円 142 千円

「2ピースモデル+PA型」とは制御部と高周波部が筐体として分離された送信機で必要に応じて出力を増

加させるためのPA(パワーアンプ)が用いられます

36

「一体型モデル」とは制御部と高周波部が一つの筐体に内蔵された送信機で通常型とこれよりさらに小型

化された超小型があります

全ての無線局が2330~2370MHz(以下「23GHz帯」といいます)に対応した無線設備を使用すると想定して

算出したものです

23GHz帯に対応するために増設が必要となる受信機及び伝送路設備(マイクロ波帯FPU送信機送信アンテナ)

の費用を含みます

(イ) 上限額におけるFPUの平均単価

無線設備の種類 平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

2ピースモデル+PA型 186851 千円 178784 千円 8067 千円

一体型モデル(通常型) 164074 千円 163941 千円 133 千円

一体型モデル(超小型) 165949 千円 165816 千円 133 千円

全ての無線局が1240~1300MHz(以下FPUに関する記載において「12GHz帯」といいます)及び23GHz帯に

対応した無線設備を使用すると想定して算出したものです

23GHz帯に対応するために増設が必要となる受信機及び伝送路設備の費用を含みます

イ 特定ラジオマイク

1無線局当たりの平均単価を算出しました

(ア) 下限額における特定ラジオマイクの平均単価

平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

1850 千円 1640 千円 210 千円

全ての無線局が470~710MHz帯の地上テレビジョン放送のホワイトスペース及び710~714MHz帯(以下単に「ホ

ワイトスペース」といいます)に対応した無線設備を使用すると想定して算出したものです

常設でない無線局(複数の場所で使用される無線局をいいます以下同じ)が移行先のホワイトスペースでの

使用を確保するために最小限増設が必要となる無線設備及び附属設備の費用を含みます

(イ) 上限額における特定ラジオマイクの平均単価

平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

5461 千円 5244 千円 217 千円

常設される無線局(固定の一箇所で使用される無線局をいいます)はホワイトスペースに対応した無線設備を

常設でない無線局はホワイトスペースに対応した無線設備及び1240~1260MHz(以下特定ラジオマイクに関す

る記載において「12GHz帯」といいます)に対応した無線設備を使用すると想定して算出したものです

常設でない無線局が移行先のホワイトスペースでの使用を確保するために最大限増設が必要となる無線設備及

び附属設備の費用を含みます

(3) 地域別の無線局数 下限額上限額において想定した無線局数はこれまでの無線局数の変動状況並びに総務省にお

いて実施した既存無線局の免許人及び無線設備の製造業者等に対するヒアリング及びアンケート結果

をもとに総務省において2014(平成26)年度末時点の無線局数を推計したものです(2014(平成26)年

度以降は新たに免許を行わないことを前提として推計しています)

以下の無線局数のうち過去の時点におけるものについては原則として総務省が管理する免許に

係る情報を基にしていますが総務省が管理していない情報については免許人及び無線設備の製造業

37

者等に対する調査結果を基にしているため実際の無線局数と誤差が生じる場合があります

ア FPUの無線局数

(ア) FPUの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)

地域 無線局数

2ピースモデル+PA型 一体型モデル(通常型) 一体型モデル(超小型)

01 北海道 2 局 - -

02 青森県 1 局 - -

04 宮城県 4 局 - -

07 福島県 2 局 - -

13 東京都 42 局 2 局 11 局

18 福井県 1 局 - -

22 静岡県 3 局 - -

23 愛知県 5 局 - -

27 大阪府 9 局 - 3 局

32 島根県 1 局 - -

33 岡山県 2 局 - -

34 広島県 2 局 - -

35 山口県 1 局 - -

37 香川県 1 局 1 局 -

38 愛媛県 2 局 - -

39 高知県 1 局 - -

40 福岡県 5 局 1 局 -

全国 計 84 局 4 局 14 局

無線局数は免許状に記載された常置場所のある都道府県で分類しまた各都道府県における無線設備の種

類ごとの無線局数は免許人に対して調査した結果を基にしています

無線局の移動範囲は各都道府県を超える地域が指定されている場合があります

(イ) 下限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

2ピースモデル+PA型 一体型モデル(通常型) 一体型モデル(超小型)

全国 84 局 4 局 14 局

(ア)の実績値のまま増加しないと想定した無線局数を下限値としています

(ウ) 上限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

2ピースモデル+PA型 一体型モデル(通常型) 一体型モデル(超小型)

全国 87 局 5 局 17 局

(ア)の実績値に免許人に対する調査に基づき2013(平成25)年度末までに増設されると見込まれる無線局数を

加えた数を上限値としています

(ア)の実績値からの都道府県別の増減数は2ピースモデル+PA型が東京都3局増加大阪府1局増加宮城

県1局減少一体型モデル(通常型)が福岡県1局増加一体型モデル(超小型)が東京都1局増加大阪府1

局増加福岡県1局増加です

38

イ 特定ラジオマイクの無線局数

(ア) 特定ラジオマイクの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)

地域 無線局数

地域 無線局数

(内放送事業者

の無線局数)

(内放送事業者

の無線局数)

01 北海道 534 局 306 局 25 滋賀県 124 局 28 局

02 青森県 78 局 78 局 26 京都府 276 局 55 局

03 岩手県 225 局 114 局 27 大阪府 2121 局 871 局

04 宮城県 229 局 184 局 28 兵庫県 552 局 44 局

05 秋田県 120 局 101 局 29 奈良県 106 局 19 局

06 山形県 65 局 64 局 30 和歌山県 15 局 14 局

07 福島県 126 局 106 局 31 鳥取県 46 局 42 局

08 茨城県 93 局 20 局 32 島根県 67 局 33 局

09 栃木県 76 局 42 局 33 岡山県 138 局 85 局

10 群馬県 48 局 25 局 34 広島県 363 局 184 局

11 埼玉県 304 局 22 局 35 山口県 87 局 48 局

12 千葉県 537 局 55 局 36 徳島県 111 局 58 局

13 東京都 9178 局 3570 局 37 香川県 123 局 63 局

14 神奈川県 1157 局 18 局 38 愛媛県 138 局 116 局

19 山梨県 135 局 89 局 39 高知県 67 局 45 局

15 新潟県 157 局 86 局 40 福岡県 742 局 416 局

20 長野県 225 局 86 局 41 佐賀県 27 局 27 局

16 富山県 229 局 86 局 42 長崎県 202 局 126 局

17 石川県 197 局 101 局 43 熊本県 185 局 159 局

18 福井県 97 局 77 局 44 大分県 124 局 75 局

21 岐阜県 64 局 13 局 45 宮崎県 109 局 83 局

22 静岡県 262 局 117 局 46 鹿児島県 129 局 94 局

23 愛知県 952 局 392 局 47 沖縄県 165 局 105 局

24 三重県 71 局 28 局 全国 計 21176 局 8570 局

無線局数は免許状に記載された常置場所のある都道府県で分類しています

無線局の移動範囲は各都道府県を超える地域が指定されている場合があります

免許人に対する調査によると常設でない無線局の割合は約70です

(イ) 下限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

全国 21553 局

(ア)の実績値に免許人に対する調査に基づき2013(平成25)年度末までに増設されると見込まれる無線局数を

加えた数を下限値としています

(ウ) 上限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

全国 23157 局

(ア)の実績値に過去の増減実績を基に算出した増加率(前年比約104倍)により算出した2013(平成25)年度

末までの増加予想数を加えた数を上限値としています

39

3 無線局免許等の検索方法 開設指針に関係する無線局について免許情報を検索することができます電波利用ホームページ(ht

tpwwwtelesoumugojp)から「無線局情報検索」 rarr 「1無線局等情報検索」 rarr 「詳し

く条件を指定する」を順次クリックし「エキスパート検索」画面へアクセスしてください

httpwwwtelesoumugojpmusenSearchServletpageID=2ampSelectID=5へ直接アクセスすることも可能です

次の検索条件で目的の無線局を検索してください

対象無線局 検索条件

FPU 無線局の種別「携帯局」

無線局の目的「放送事業用」

周波数「770~806MHz」1

特定ラジオマイク又は

デジタル特定ラジオマイク

無線局の種別「陸上移動局」

周波数「770~806MHz」12

1 個々の無線局情報の表示において放送事業用の無線局の周波数は100MHz単位での公表としているため「800~

800MHz」と表示されることがありますのでご了承ください

2 個々の無線局情報の表示において占有周波数帯幅が400kHz以下のものが特定ラジオマイク(デジタル特定ラジオ

マイクを含む)ですなお占有周波数帯幅が8MHz以上のもの(平成23年度末時点では1局のみ)はFPUです

検索条件の入力

検索ボタン

40

4 地上デジタル放送の受信障害への対策費用の推計に関する参考資料

(1) 地上デジタル放送の受信障害(受信ブースター干渉)の概要 放送局から遠く離れた場所やビル影また一つのアンテナで複数のテレビ受信機で視聴する場

合等においてはテレビへの入力信号が弱くなり正常に視聴できないことがありますこのとき

受信したテレビ信号を増幅する装置(受信ブースター)によって視聴を確保しています

アンテナがテレビ信号とともにある強さ以上の携帯電

話システムの電波を受信すると受信ブースターが携帯電話

システムの電波も増幅してしまうためテレビ受信機への過

度の入力や受信ブースターの処理能力を超えたことによる

動作不良によりテレビが正常に視聴できない場合がありま

す(受信ブースター干渉)

この受信ブースター干渉に対する主な対策は次のとおりです

不要な帯域(710MHzを超える周波数)を受信しないようフィルタを受信ブースターに挿入

不要な帯域を受信しない受信ブースターに交換

(2) 受信ブースターへの干渉影響の評価 総務省が実施した携帯電話信号による受信ブースターへの干渉影響を評価する以下の実証実験か

ら受信ブースターの耐干渉特性には機種毎のばらつきがあることを確認しました

ア 干渉影響の実証実験方法

機種に依存しない結果を得るため

11機種の受信ブースターに一定入力

レベルの携帯電話(LTE)信号と地上

デジタル放送(ISDB-T)信号を同時に

入力し受信ブースターへの干渉影響

が発生しなくなるまでLTE信号を減衰

させて影響を及ぼす入力レベルを測

定しました

イ 実証実験結果

右図の測定結果より受

信ブースターへの干渉影

響が発生しなくなるLTE信

号入力レベルは次のと

おりでした

最良値-14dBm

中央値-21dBm

最悪値-32dBm

デジタルTV入力レベル-77dBm

確認するTVチャンネル52ch

<実証実験パラメータ> LTE入力信号種別 下り信号のみ

LTE入力信号レベル可変幅 -85dBm ~ -5dBm GB幅 63MHz

LTE下り信号帯域 773MHz ~ 803MHz LTE下り信号送信電力 最大(36dBmMHz)

ISDB-Tダミー波入力 [ダミー波入力ch

あり(7波) [45(46)4748495051(52)] ()のチャンネルを確認する際には入力しない

確認するTVチャンネル 46ch52ch デジタルTV入力レベル -77dBm-39dBm(フルセグ受信)

TV放送局

TV受信機

携帯電話基地局

受信ブースター

携帯電話端末

0

5

10

15

20

25

30

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

-77dBm 46ch -77dBm 52ch -39dBm 46ch -39dBm 52ch

受信ブースター番号

LTE信号入力レベル減衰量(dB

(LTE信号初期入力レベル-

5dB

m)

(デジタルTV入力レベル 確認するTVチャンネル)

-20 -14 -22 -32 -21 -25 -19 -18 -21 -18 -21 LTE信号入力レベル (-77dbm46ch)

受信ブースターへの干渉影響が発生しなくなるLTE信号入力レベル減衰量

41

(3) 受信ブースター対策費用の推計 ア 推計方法

受信障害の原因となる受信ブースターは電波法の規制対象外であり多様な規格があるため実際

に対策が必要となる件数を確定させることは困難ですが以下の方法によりおおよその費用を推計

します

① 一般家庭の受信ブースター設置数をサンプル調査から推計(商業用建物は全建物が受信ブース

ター設置と仮定)

② LTE基地局エリア内の建物の高さや密集度受信ブースターの特性等によって受信障害の発生率

が変わるため(例えば高層建物が密集している地域では携帯電話の電波が遮蔽されるため受信障

害が発生する確率は低くなる)計算機シミュレーション(モンテカルロ法)から受信ブースター

設置建物のうち受信ブースター障害の発生する確率を算出し上記①で推計した受信ブースター設

置建物数に当該確率を乗じて対策対象建物数を推計

③ 上記②により得られた対策対象建物数に1建物あたりの対策費を乗じて対策費用の総額を推計

イ 受信ブースター設置数のサンプル調査

一般家屋については電波伝搬か

ら全国の市区町村を右表の4つの区

分に分類した上で無作為抽出した

1800棟(全国300地区)で受信ブー

スター有無の実態調査を実施し受

信ブースターを用いているブースタ

ー建物率を算出しています

商業建物については一般家屋よりも数が少ないため訪問調査はせず100受信ブースター設

置と仮定しています

<受信ブースター設置数に関するサンプル調査結果>

建物区分 地区区分

TV受信実態調査により得られたサンプル数 ブースター 建物率

受信方法区分 個別受信又は 共同受信かつ 受信ブースターあり

個別受信 ケーブルテレビ 受信

共同受信 衛星受信 のみ

a b c d e edivide(a+b+c+d)

居住建物

大 都 市 (A地区)

135 104 13 0 128 508

地 方 都 市 (B地区)

399 135 6 0 354 656

郊外住宅地 (C地区)

568 146 30 0 534 718

田 園 地 域 (D地区)

174 74 16 0 174 659

商業建物 共 通 - - - - - 100

光テレビ等の通信系受信含む

地区区分 建物面積率 平均建物高 伝搬式 平均セル半径 大 都 市 (A地区)

10以上 20m以上 Ex-HATA Dense Urban

350m

地 方 都 市 (B地区)

10以上 20m未満 Ex-HATA Urban

570m

郊外住宅地 (C地区)

2以上 10未満

- Ex-HATA Suburban

850m

田 園 地 域 (D地区)

2未満 - Ex-HATA Open Area

1200m

42

ウ 干渉影響場所率の計算機シミュレーション

LTE基地局を地区毎の平均

セル半径を反映させて正則

配置しエリア内にTV受信

アンテナが設置された建物

をランダムに分布させた状

態を想定しLTE基地局が最

大電力(30MHz幅全体)で送

信した時の各建物における

干渉量を計算機シミュレー

ションし許容値を上回って

いる確率を干渉影響場所率

として算出しています

なお干渉影響を受ける場所の規模(干渉影響場所率)は受信ブースターの耐干渉特性に大き

く依存しますが実際に設置されている受信ブースターの特性毎のシェアは不明ですので受信ブ

ースターの耐干渉特性としては実証実験で得られた平均的な特性(LTE下り信号入力レベル

-21dBm)を有していると仮定しています

<計算機シュミレーションによって得られた干渉影響場所率>

一般家屋 商業建物

大 都 市 (A地区) 129 66

地 方 都 市 (B地区) 183 347

郊 外 住 宅 地 (C地区) 224 322

田 園 地 域 (D地区) 445 173

エ 受信ブースター対策費用の推計

サンプル調査から推計したブースター建物率計算機シミュレーションから得られた干渉影響場

所率を基に干渉影響を受ける一般家屋及び商業建物の建物数を推計し当該建物数にブースタ

ー対策(受信フィルタ挿入)の費用単価を乗じて受信ブースター対策費用を推計しています

<受信ブースター対策費用の推計結果 (上段一般家屋下段商業建物)>

建物数1

ブースター 建物率

受信ブースター 設置建物数 (a)times(b)

干渉影響 場所率

干渉影響 建物数 (c)times(d)

対策費用2

(e)times5万円

(a) (b) (c) (d)

小計(e)

大 都 市 (A地区)

934万 331万

508 1000

474万 331万

129 66

61万 22万

83万 42億円

地 方 都 市 (B地区)

11770万 216万

656 1000

7721万 216万

183 347

1413万 75万

1488万 744億円

郊外住宅地 (C地区)

12273万 205万

718 1000

8813万 205万

224 322

1974万 66万

2040万 1020億円

田 園 地 域 (D地区)

8158万 -

659 1000

5376万 -

445 173

2392万 -

2392万 1196億円

合 計 33887万 - 23136万 -

6003万 3002億円

1 一般家屋平成20年住宅土地統計調査(総務省)ただし一部市町村で建物数データが存在しないものについては

平成22年住民基本台帳人口世帯数における世帯数を代用としています

商業建物平成20年法人建物調査確報集計結果(国土交通省)ただし都道府県毎に建物所在地を集計しているため

建物数を電波伝搬による4つの区分に分類する際には①大都市②地方都市③郊外住宅地④田園地域の

順に該当する市区町村を含む区分に都道府県を分類して建物合計を集計

2 日本CATV技術協会工数表を参考として標準的な対策費用単価を推計しています

UHFテレビアンテナ

テレビブースタ

テレビ端子

テレビ干渉発生時のイメージ(左)ブロックノイズ(右)ブラックアウト

ブースタの干渉許容レベルP2

LTE基地局

LTE干渉波レベルP1

ランダムに配置した建物ごとにP1>P2となるかどうかを判定し影響場所率α

を算出

建物

43

(4) シミュレーション参考資料 ア (参考)計算機シミュレーションパラメータ

パラメータ名 設定値

周波数帯域 770 MHz

LTE

送信アンテナ利得 140 dBi

送信給電線損失 50 dB

アンテナパタン 情報通信審議会

アンテナパタン(垂直水平)

送信出力 51 dBm (30MHz)

アンテナ高さ 40 m

訪問調査の結果からA~D地区で使われているTV受信アンテナの種類と特徴を抽出してシミュレーションに用いた

イ (参考)受信ブースター対策費用単価の推計

日本CATV技術協会工数表ヒアリング結果等を参考として受信ブースター対策(受信フィルタ

挿入)の平均的な費用単価を推計しています

以下の考え方に基づいて推計を行い一棟あたりの対策費用は5万円と推計

フィルタ接栓の価格は一般流通商品相当額の最低額の80

工事費及び諸経費率は日本CATV技術協会工数表を参考

工事費の技術員単価は建設物価2012年2月号の主要10地区の平均単価を参考

(通信技術員B18200円日通信工14800円日いずれも日当含む)

<一棟あたりの受信フィルタ挿入工事費>

(屋外でアンテナ出力に設置)

一棟あたりの受信フィルタ挿入工事費

(屋内で受信ブースター入力に設置)

名称 金額 備考 名称 金額 備考

1 材料費 10110 円

1 材料費 10110 円

受信フィルター 8000 円 一般流通商品相当額

の最低額の80

受信フィルター 8000 円 一般流通商品相当額

の最低額の80 接栓 1630 円 接栓 1630 円

消耗品諸材料 480 円

消耗品諸材料 480 円

2 工事費 7280 円

2 工事費 11020 円

通信技術員B 1820 円 01人日日当含む 通信技術員B 3640 円 02人日日当含む

通信工 2960 円 02人日日当含む 通信工 4880 円 033人日日当含む

車両費 2500 円

車両費 2500 円

3 報告書作成 6600 円

3 報告書作成 6600 円

4 諸経費 22660 円

4 諸経費 12230 円

安全対策費 14800 円

安全対策費 4440 円

現場経費 2940 円 (1+2)times169 現場経費 3570 円 (1+2)times169

一般管理費 4920 円

一般管理費 4220 円

5 消費税 2330 円 (1~4)times5 5 消費税 2000 円 (1~4)times5

総合計 48980 円

総合計 41960 円

パラメータ名 設定値

TV

受信アンテナ利得 下表に記載

受信給電線損失 下表に記載

許容受信電力 -21 dBm

アンテナ高さ 下表に記載

アンテナパタン それぞれのアンテナのパタンを使用

シミュレーション条件 3セクタベストレイアウト

19セルラップアラウンド

8素子 14素子 20素子 高性能型 14素子

高性能型 20素子 平面アンテナ 室内アンテナ その他

使用される

アンテナの割合

大 都 市 (A地区) 07 170 674 59 52 37 0 0 地 方 都 市 (B地区) 0 371 521 43 50 08 0 08 郊 外 住 宅 地 (C地区) 02 380 479 40 83 05 0 11 田 園 地 域 (D地区) 11 425 339 11 126 17 0 69

平均

アンテナ高さ

大 都 市 (A地区) 8 m 8 m 11 m 7 m 13 m 10 m - - 地 方 都 市 (B地区) - 8 m 8 m 8 m 10 m 7 m - 5 m 郊 外 住 宅 地 (C地区) 7 m 7 m 7 m 7 m 7 m 7 m - 7 m 田 園 地 域 (D地区) 8 m 7 m 7 m 7 m 7 m 7 m - 7 m

アンテナ利得 915 dBi 1265 dBi 1435 dBi 1475 dBi 1645 dBi 835 dBi - 1035 dBi

給電線損失 2 dB 2 dB 2 dB 2 dB 2 dB 2 dB - 2 dB

44

ウ (参考)地域ごとの電波伝搬区分

電波伝搬から全国の都道府県及び市区町村を4つの区分に分類した結果は次のとおりですなお大

都市地方都市郊外住宅地及び田園地域のそれぞれの地区をABC及びDと表記しています

北海道 A

札幌市中央区 A

札幌市北区 B

札幌市東区 B

札幌市白石区 B

札幌市豊平区 B

札幌市南区 C

札幌市西区 B

札幌市厚別区 B

札幌市手稲区 B

札幌市清田区 B

函館市 C

小樽市 C

旭川市 C

室蘭市 C

釧路市 C

帯広市 D

北見市 D

夕張市 D

岩見沢市 D

網走市 D

留萌市 D

苫小牧市 C

稚内市 D

美唄市 D

芦別市 D

江別市 C

赤平市 D

紋別市 D

士別市 D

名寄市 D

三笠市 D

根室市 D

千歳市 D

滝川市 D

砂川市 D

歌志内市 D

深川市 D

富良野市 D

登別市 C

恵庭市 C

伊達市 D

北広島市 C

石狩市 D

北斗市 D

当別町 D

新篠津村 D

松前町 D

福島町 D

知内町 D

木古内町 D

七飯町 D

鹿部町 D

森町 D

八雲町 D

長万部町 D

江差町 D

上ノ国町 D

厚沢部町 D

乙部町 D

奥尻町 D

今金町 D

せたな町 D

島牧村 D

寿都町 D

黒松内町 D

蘭越町 D

ニセコ町 D

真狩村 D

留寿都村 D

喜茂別町 D

京極町 D

倶知安町 D

共和町 D

岩内町 C

泊村 D

神恵内村 D

積丹町 D

古平町 D

仁木町 D

余市町 D

赤井川村 D

南幌町 D

奈井江町 D

上砂川町 C

由仁町 D

長沼町 D

栗山町 D

月形町 D

浦臼町 D

新十津川町 D

妹背牛町 D

秩父別町 D

雨竜町 D

北竜町 D

沼田町 D

鷹栖町 D

東神楽町 D

当麻町 D

比布町 D

愛別町 D

上川町 D

東川町 D

美瑛町 D

上富良野町 D

中富良野町 D

南富良野町 D

占冠村 D

和寒町 D

剣淵町 D

下川町 D

美深町 D

音威子府村 D

中川町 D

幌加内町 D

増毛町 D

小平町 D

苫前町 D

羽幌町 D

初山別村 D

遠別町 D

天塩町 D

猿払村 D

浜頓別町 D

中頓別町 D

枝幸町 D

豊富町 D

礼文町 D

利尻町 D

利尻富士町 D

幌延町 D

美幌町 D

津別町 D

斜里町 D

清里町 D

小清水町 D

訓子府町 D

置戸町 D

佐呂間町 D

遠軽町 D

湧別町 D

滝上町 D

興部町 D

西興部村 D

雄武町 D

大空町 D

豊浦町 D

壮瞥町 D

白老町 D

厚真町 D

洞爺湖町 D

安平町 D

むかわ町 D

日高町 D

平取町 D

新冠町 D

浦河町 D

様似町 D

えりも町 D

新ひだか町 D

音更町 D

士幌町 D

上士幌町 D

鹿追町 D

新得町 D

清水町 D

芽室町 D

中札内村 D

更別村 D

大樹町 D

広尾町 D

幕別町 D

池田町 D

豊頃町 D

本別町 D

足寄町 D

陸別町 D

浦幌町 D

釧路町 D

厚岸町 D

浜中町 D

標茶町 D

弟子屈町 D

鶴居村 D

白糠町 D

別海町 D

中標津町 D

標津町 D

羅臼町 D

青森県 C

青森市 C

弘前市 D

八戸市 C

黒石市 D

五所川原市 D

十和田市 D

三沢市 D

むつ市 D

つがる市 D

平川市 D

平内町 D

今別町 D

蓬田村 D

外ヶ浜町 D

鰺ヶ沢町 D

深浦町 D

西目屋村 D

藤崎町 D

大鰐町 D

田舎館村 D

板柳町 D

鶴田町 D

中泊町 D

野辺地町 D

七戸町 D

六戸町 D

横浜町 D

東北町 D

六ヶ所村 D

おいらせ町 D

大間町 D

東通村 D

風間浦村 D

佐井村 D

三戸町 D

五戸町 D

田子町 D

南部町 D

階上町 D

新郷村 D

岩手県 C

盛岡市 C

宮古市 D

大船渡市 C

花巻市 D

北上市 D

久慈市 D

遠野市 D

一関市 D

陸前高田市 D

釜石市 C

二戸市 D

八幡平市 D

奥州市 D

雫石町 D

葛巻町 D

岩手町 D

滝沢村 D

紫波町 D

矢巾町 D

西和賀町 D

金ケ崎町 D

平泉町 D

藤沢町 D

住田町 D

大槌町 D

山田町 D

岩泉町 D

田野畑村 D

普代村 D

軽米町 D

野田村 D

九戸村 D

洋野町 D

一戸町 D

宮城県 B

仙台市青葉区 B

仙台市宮城野区 B

仙台市若林区 B

仙台市太白区 B

仙台市泉区 B

石巻市 D

塩竈市 B

気仙沼市 C

白石市 D

名取市 C

角田市 D

多賀城市 B

岩沼市 C

登米市 D

栗原市 D

東松島市 D

大崎市 D

蔵王町 D

七ヶ宿町 D

大河原町 C

村田町 D

柴田町 C

川崎町 D

丸森町 D

亘理町 D

山元町 D

松島町 D

七ヶ浜町 C

利府町 C

大和町 D

大郷町 D

富谷町 C

大衡村 D

色麻町 D

加美町 D

涌谷町 D

美里町 D

女川町 C

南三陸町 D

秋田県 C

秋田市 C

能代市 D

横手市 D

大館市 D

男鹿市 D

湯沢市 D

鹿角市 D

由利本荘市 D

潟上市 D

大仙市 D

北秋田市 D

にかほ市 D

仙北市 D

小坂町 D

上小阿仁村 D

藤里町 D

三種町 D

八峰町 D

五城目町 D

八郎潟町 D

井川町 D

大潟村 D

美郷町 D

羽後町 D

東成瀬村 D

山形県 C

山形市 C

米沢市 C

鶴岡市 D

酒田市 D

新庄市 D

寒河江市 D

上山市 D

村山市 D

長井市 D

天童市 C

東根市 D

尾花沢市 D

南陽市 D

山辺町 D

中山町 D

河北町 D

西川町 D

朝日町 D

大江町 D

大石田町 D

金山町 D

最上町 D

舟形町 D

真室川町 D

大蔵村 D

鮭川村 D

戸沢村 D

高畠町 D

川西町 D

小国町 D

白鷹町 D

飯豊町 D

三川町 D

庄内町 D

遊佐町 D

福島県 C

福島市 C

会津若松市 C

郡山市 C

いわき市 C

白河市 D

須賀川市 D

喜多方市 D

相馬市 D

二本松市 D

田村市 D

南相馬市 D

伊達市 D

本宮市 D

桑折町 D

国見町 D

川俣町 D

大玉村 D

鏡石町 D

天栄村 D

下郷町 D

檜枝岐村 D

只見町 D

南会津町 D

北塩原村 D

西会津町 D

磐梯町 D

猪苗代町 D

会津坂下町 D

湯川村 D

柳津町 D

三島町 D

金山町 D

昭和村 D

会津美里町 D

西郷村 D

泉崎村 D

中島村 D

矢吹町 D

棚倉町 D

矢祭町 D

塙町 D

鮫川村 D

石川町 D

玉川村 D

平田村 D

浅川町 D

古殿町 D

三春町 D

小野町 D

広野町 D

楢葉町 D

富岡町 D

川内村 D

大熊町 D

双葉町 D

浪江町 D

葛尾村 D

新地町 D

飯舘村 D

茨城県 C

水戸市 C

日立市 C

土浦市 C

古河市 C

石岡市 D

結城市 D

龍ケ崎市 C

下妻市 D

常総市 D

常陸太田市 D

高萩市 C

北茨城市 C

笠間市 D

取手市 C

牛久市 C

つくば市 C

ひたちなか市 C

鹿嶋市 C

潮来市 D

守谷市 C

常陸大宮市 D

那珂市 D

筑西市 D

坂東市 D

稲敷市 D

かすみがうら市 D

桜川市 D

神栖市 D

行方市 D

鉾田市 D

つくばみらい市 D

小美玉市 D

茨城町 D

大洗町 C

城里町 D

東海村 C

大子町 D

美浦村 D

阿見町 C

河内町 D

八千代町 D

五霞町 D

境町 D

利根町 D

栃木県 C

宇都宮市 C

足利市 C

栃木市 D

佐野市 C

鹿沼市 C

日光市 D

小山市 C

真岡市 D

大田原市 D

矢板市 D

那須塩原市 D

さくら市 D

那須烏山市 D

下野市 C

上三川町 D

西方町 D

益子町 D

茂木町 D

市貝町 D

芳賀町 D

壬生町 D

野木町 C

岩舟町 D

塩谷町 D

高根沢町 D

那須町 D

那珂川町 D

群馬県 C

前橋市 C

高崎市 C

桐生市 C

伊勢崎市 C

太田市 C

沼田市 D

館林市 C

渋川市 C

藤岡市 C

富岡市 D

安中市 D

みどり市 C

榛東村 C

吉岡町 C

上野村 D

神流町 D

下仁田町 D

南牧村 D

甘楽町 D

中之条町 D

長野原町 D

嬬恋村 D

草津町 D

高山村 D

東吾妻町 D

片品村 D

川場村 D

昭和村 D

みなかみ町 D

玉村町 C

板倉町 D

明和町 D

千代田町 D

大泉町 C

邑楽町 C

埼玉県 B

さいたま市西区 C

さいたま市北区 B

さいたま市大宮区 B

さいたま市見沼区 B

さいたま市中央区 B

さいたま市桜区 B

さいたま市浦和区 B

さいたま市南区 B

さいたま市緑区 B

さいたま市岩槻区 C

川越市 B

熊谷市 C

川口市 B

行田市 C

秩父市 C

所沢市 B

飯能市 C

加須市 C

本庄市 C

東松山市 C

春日部市 B

狭山市 B

羽生市 C

鴻巣市 C

深谷市 C

上尾市 B

草加市 B

越谷市 B

蕨市 B

戸田市 B

入間市 B

鳩ヶ谷市 B

朝霞市 B

志木市 B

和光市 B

新座市 B

桶川市 B

久喜市 C

北本市 B

八潮市 B

富士見市 B

三郷市 B

蓮田市 C

坂戸市 B

幸手市 C

鶴ヶ島市 B

日高市 C

吉川市 C

ふじみ野市 B

伊奈町 C

三芳町 B

毛呂山町 C

越生町 C

滑川町 D

嵐山町 C

小川町 C

川島町 D

吉見町 D

鳩山町 C

ときがわ町 C

横瀬町 C

皆野町 D

長瀞町 C

小鹿野町 D

東秩父村 D

美里町 D

神川町 D

上里町 C

寄居町 C

宮代町 C

白岡町 C

杉戸町 C

松伏町 C

千葉県 A

千葉市中央区 B

千葉市花見川区 B

千葉市稲毛区 B

千葉市若葉区 C

千葉市緑区 C

千葉市美浜区 A

銚子市 C

市川市 B

船橋市 B

館山市 C

木更津市 C

松戸市 B

野田市 C

茂原市 C

成田市 C

佐倉市 C

東金市 C

旭市 D

習志野市 B

柏市 B

勝浦市 C

市原市 C

流山市 B

八千代市 B

我孫子市 B

鴨川市 D

鎌ケ谷市 B

君津市 C

富津市 D

45

浦安市 A

四街道市 C

袖ケ浦市 C

八街市 C

印西市 C

白井市 C

富里市 C

南房総市 D

匝瑳市 D

香取市 D

山武市 D

いすみ市 D

酒々井町 C

栄町 C

神崎町 D

多古町 D

東庄町 D

大網白里町 C

九十九里町 C

芝山町 D

横芝光町 D

一宮町 C

睦沢町 D

長生村 D

白子町 D

長柄町 D

長南町 D

大多喜町 D

御宿町 C

鋸南町 D

東京都 A

千代田区 A

中央区 A

港区 A

新宿区 A

文京区 A

台東区 A

墨田区 A

江東区 A

品川区 A

目黒区 B

大田区 B

世田谷区 B

渋谷区 A

中野区 B

杉並区 B

豊島区 B

北区 B

荒川区 B

板橋区 B

練馬区 B

足立区 B

葛飾区 B

江戸川区 B

八王子市 B

立川市 B

武蔵野市 B

三鷹市 B

青梅市 B

府中市 B

昭島市 B

調布市 B

町田市 B

小金井市 B

小平市 B

日野市 B

東村山市 B

国分寺市 B

国立市 B

福生市 B

狛江市 B

東大和市 B

清瀬市 B

東久留米市 B

武蔵村山市 B

多摩市 B

稲城市 B

羽村市 B

あきる野市 C

西東京市 B

瑞穂町 C

日の出町 C

檜原村 D

奥多摩町 D

大島町 D

利島村 D

新島村 D

神津島村 D

三宅村 D

御蔵島村 D

八丈町 D

青ヶ島村 D

小笠原村 D

神奈川県 A

横浜市鶴見区 B

横浜市神奈川区 B

横浜市西区 A

横浜市中区 A

横浜市南区 B

横浜市保土ケ谷区 B

横浜市磯子区 B

横浜市金沢区 B

横浜市港北区 B

横浜市戸塚区 B

横浜市港南区 B

横浜市旭区 B

横浜市緑区 B

横浜市瀬谷区 B

横浜市栄区 B

横浜市泉区 B

横浜市青葉区 B

横浜市都筑区 B

川崎市川崎区 B

川崎市幸区 A

川崎市中原区 B

川崎市高津区 B

川崎市多摩区 B

川崎市宮前区 B

川崎市麻生区 B

相模原市緑区 C

相模原市中央区 B

相模原市南区 B

横須賀市 B

平塚市 B

鎌倉市 B

藤沢市 B

小田原市 C

茅ヶ崎市 B

逗子市 B

三浦市 C

秦野市 B

厚木市 B

大和市 B

伊勢原市 B

海老名市 B

座間市 B

南足柄市 C

綾瀬市 B

葉山町 B

寒川町 B

大磯町 C

二宮町 B

中井町 D

大井町 C

松田町 C

山北町 D

開成町 C

箱根町 C

真鶴町 C

湯河原町 B

愛川町 C

清川村 D

新潟県 B

新潟市北区 D

新潟市東区 B

新潟市中央区 B

新潟市江南区 C

新潟市秋葉区 C

新潟市南区 D

新潟市西区 C

新潟市西蒲区 D

長岡市 D

三条市 D

柏崎市 D

新発田市 D

小千谷市 D

加茂市 D

十日町市 D

見附市 D

村上市 D

燕市 D

糸魚川市 D

妙高市 D

五泉市 D

上越市 D

阿賀野市 D

佐渡市 D

魚沼市 D

南魚沼市 D

胎内市 D

聖籠町 D

弥彦村 D

田上町 D

阿賀町 D

出雲崎町 D

湯沢町 D

津南町 D

刈羽村 D

関川村 D

粟島浦村 D

富山県 C

富山市 C

高岡市 C

魚津市 D

氷見市 D

滑川市 D

黒部市 D

砺波市 D

小矢部市 D

南砺市 D

射水市 C

舟橋村 C

上市町 D

立山町 D

入善町 D

朝日町 D

石川県 B

金沢市 C

七尾市 D

小松市 C

輪島市 D

珠洲市 D

加賀市 C

羽咋市 D

かほく市 C

白山市 D

能美市 C

川北町 D

野々市町 B

津幡町 D

内灘町 C

志賀町 D

宝達志水町 D

中能登町 D

穴水町 D

能登町 D

福井県 C

福井市 C

敦賀市 C

小浜市 C

大野市 D

勝山市 D

鯖江市 C

あわら市 D

越前市 C

坂井市 D

永平寺町 C

池田町 D

南越前町 D

越前町 D

美浜町 D

高浜町 D

おおい町 D

若狭町 D

山梨県 B

甲府市 B

富士吉田市 C

都留市 C

山梨市 D

大月市 C

韮崎市 D

南アルプス市 C

北杜市 D

甲斐市 C

笛吹市 C

上野原市 C

甲州市 D

中央市 C

市川三郷町 D

早川町 D

身延町 D

南部町 D

富士川町 C

昭和町 C

道志村 D

西桂町 C

忍野村 C

山中湖村 D

鳴沢村 D

富士河口湖町 D

小菅村 D

丹波山村 D

長野県 C

長野市 C

松本市 C

上田市 C

岡谷市 C

飯田市 C

諏訪市 C

須坂市 C

小諸市 D

伊那市 D

駒ヶ根市 C

中野市 D

大町市 D

飯山市 D

茅野市 C

塩尻市 C

佐久市 D

千曲市 C

東御市 D

安曇野市 D

小海町 D

川上村 D

南牧村 D

南相木村 D

北相木村 D

佐久穂町 D

軽井沢町 D

御代田町 D

立科町 D

青木村 D

長和町 D

下諏訪町 C

富士見町 D

原村 D

辰野町 C

箕輪町 C

飯島町 D

南箕輪村 C

中川村 D

宮田村 D

松川町 D

高森町 D

阿南町 D

阿智村 D

平谷村 D

根羽村 D

下條村 D

売木村 D

天龍村 D

泰阜村 D

喬木村 D

豊丘村 D

大鹿村 D

上松町 D

南木曽町 D

木祖村 D

王滝村 D

大桑村 D

木曽町 D

麻績村 D

生坂村 D

山形村 D

朝日村 D

筑北村 D

池田町 D

松川村 D

白馬村 D

小谷村 D

坂城町 C

小布施町 D

高山村 D

山ノ内町 D

木島平村 D

野沢温泉村 D

信濃町 D

小川村 D

飯綱町 D

栄村 D

岐阜県 B

岐阜市 B

大垣市 C

高山市 D

多治見市 C

関市 C

中津川市 D

美濃市 C

瑞浪市 C

羽島市 C

恵那市 D

美濃加茂市 C

土岐市 C

各務原市 C

可児市 C

山県市 D

瑞穂市 C

飛騨市 D

本巣市 D

郡上市 D

下呂市 D

海津市 D

岐南町 B

笠松町 C

養老町 D

垂井町 C

関ケ原町 D

神戸町 C

輪之内町 D

安八町 D

揖斐川町 D

大野町 D

池田町 C

北方町 B

坂祝町 C

富加町 D

川辺町 C

七宗町 D

八百津町 D

白川町 D

東白川村 D

御嵩町 C

白川村 D

静岡県 B

静岡市葵区 D

静岡市駿河区 B

静岡市清水区 C

浜松市中区 B

浜松市東区 B

浜松市西区 C

浜松市南区 B

浜松市北区 D

浜松市浜北区 C

浜松市天竜区 D

沼津市 C

熱海市 B

三島市 B

富士宮市 C

伊東市 C

島田市 C

富士市 C

磐田市 C

焼津市 C

掛川市 C

藤枝市 C

御殿場市 C

袋井市 C

下田市 C

裾野市 C

湖西市 C

伊豆市 D

御前崎市 D

菊川市 D

伊豆の国市 C

牧之原市 D

東伊豆町 C

河津町 D

南伊豆町 D

松崎町 D

西伊豆町 C

函南町 C

清水町 B

長泉町 C

小山町 D

吉田町 C

川根本町 D

森町 D

愛知県 A

名古屋市千種区 B

名古屋市東区 A

名古屋市北区 A

名古屋市西区 B

名古屋市中村区 B

名古屋市中区 A

名古屋市昭和区 B

名古屋市瑞穂区 B

名古屋市熱田区 A

名古屋市中川区 B

名古屋市港区 B

名古屋市南区 B

名古屋市守山区 B

名古屋市緑区 B

名古屋市名東区 B

名古屋市天白区 B

豊橋市 C

岡崎市 C

一宮市 B

瀬戸市 B

半田市 B

春日井市 B

豊川市 C

津島市 B

碧南市 C

刈谷市 B

豊田市 C

安城市 C

西尾市 C

蒲郡市 C

犬山市 C

常滑市 C

江南市 B

小牧市 B

稲沢市 C

新城市 D

東海市 B

大府市 B

知多市 C

知立市 B

尾張旭市 B

高浜市 B

岩倉市 B

豊明市 B

日進市 B

田原市 D

愛西市 C

清須市 B

北名古屋市 B

弥富市 C

みよし市 C

あま市 B

東郷町 C

長久手町 B

豊山町 C

大口町 C

扶桑町 C

大治町 B

蟹江町 B

飛島村 D

阿久比町 C

東浦町 C

南知多町 D

美浜町 C

武豊町 C

一色町 C

吉良町 D

幡豆町 C

幸田町 C

設楽町 D

東栄町 D

豊根村 D

三重県 C

津市 C

四日市市 C

伊勢市 C

松阪市 C

桑名市 C

鈴鹿市 C

名張市 C

尾鷲市 C

亀山市 C

鳥羽市 D

熊野市 D

いなべ市 D

志摩市 C

伊賀市 D

木曽岬町 D

東員町 C

菰野町 D

朝日町 C

川越町 C

多気町 D

明和町 D

大台町 D

玉城町 D

度会町 D

大紀町 D

南伊勢町 D

紀北町 D

御浜町 D

紀宝町 C

滋賀県 B

大津市 C

彦根市 C

長浜市 D

近江八幡市 D

草津市 B

守山市 C

栗東市 C

甲賀市 D

野洲市 C

湖南市 C

高島市 D

東近江市 D

米原市 D

日野町 D

竜王町 D

愛荘町 D

豊郷町 C

甲良町 D

多賀町 D

京都府 A

京都市北区 B

京都市上京区 B

京都市左京区 B

京都市中京区 A

京都市東山区 B

京都市下京区 A

京都市南区 B

京都市右京区 B

京都市伏見区 B

京都市山科区 B

京都市西京区 B

福知山市 D

舞鶴市 C

綾部市 D

宇治市 B

宮津市 D

亀岡市 C

城陽市 B

向日市 B

長岡京市 B

八幡市 B

京田辺市 C

京丹後市 D

南丹市 D

木津川市 C

大山崎町 B

久御山町 C

井手町 C

宇治田原町 D

笠置町 D

和束町 D

精華町 C

南山城村 D

京丹波町 D

伊根町 D

与謝野町 C

大阪府 A

大阪市都島区 A

大阪市福島区 A

大阪市此花区 A

大阪市西区 A

大阪市港区 A

大阪市大正区 B

大阪市天王寺区 A

大阪市浪速区 A

大阪市西淀川区 A

大阪市東淀川区 A

大阪市東成区 B

大阪市生野区 B

大阪市旭区 B

大阪市城東区 A

大阪市阿倍野区 B

大阪市住吉区 B

大阪市東住吉区 B

大阪市西成区 B

大阪市淀川区 A

大阪市鶴見区 A

大阪市住之江区 A

大阪市平野区 A

大阪市北区 A

大阪市中央区 A

堺市堺区 B

堺市中区 B

堺市東区 B

堺市西区 B

堺市南区 B

堺市北区 B

堺市美原区 B

岸和田市 B

豊中市 B

池田市 B

吹田市 A

泉大津市 B

高槻市 B

貝塚市 B

守口市 B

枚方市 B

茨木市 B

八尾市 B

泉佐野市 B

富田林市 B

寝屋川市 B

河内長野市 B

松原市 B

大東市 B

和泉市 B

箕面市 B

柏原市 B

羽曳野市 B

門真市 B

摂津市 B

高石市 B

藤井寺市 B

東大阪市 B

泉南市 B

四條畷市 B

交野市 B

大阪狭山市 B

阪南市 B

島本町 B

豊能町 C

能勢町 D

忠岡町 B

熊取町 B

田尻町 C

岬町 C

太子町 C

河南町 C

千早赤阪村 C

兵庫県 A

神戸市東灘区 A

神戸市灘区 B

神戸市兵庫区 A

神戸市長田区 B

神戸市須磨区 B

神戸市垂水区 B

神戸市北区 C

神戸市中央区 A

神戸市西区 B

姫路市 C

尼崎市 B

明石市 B

西宮市 B

洲本市 C

芦屋市 B

伊丹市 B

相生市 C

豊岡市 D

加古川市 C

赤穂市 C

西脇市 C

宝塚市 B

三木市 C

高砂市 B

川西市 B

小野市 C

三田市 C

加西市 D

篠山市 D

養父市 D

丹波市 D

南あわじ市 D

朝来市 D

46

淡路市 D

宍粟市 D

加東市 D

たつの市 C

猪名川町 C

多可町 D

稲美町 C

播磨町 B

市川町 D

福崎町 C

神河町 D

太子町 C

上郡町 D

佐用町 D

香美町 D

新温泉町 D

奈良県 B

奈良市 B

大和高田市 B

大和郡山市 C

天理市 C

橿原市 B

桜井市 C

五條市 D

御所市 C

生駒市 B

香芝市 B

葛城市 C

宇陀市 D

山添村 D

平群町 C

三郷町 B

斑鳩町 C

安堵町 C

川西町 C

三宅町 C

田原本町 C

曽爾村 D

御杖村 D

高取町 C

明日香村 D

上牧町 B

王寺町 B

広陵町 C

河合町 C

吉野町 D

大淀町 C

下市町 D

黒滝村 D

天川村 D

野迫川村 D

十津川村 D

下北山村 D

上北山村 D

川上村 D

東吉野村 D

和歌山県 B

和歌山市 B

海南市 C

橋本市 C

有田市 C

御坊市 C

田辺市 C

新宮市 C

紀の川市 D

岩出市 C

紀美野町 D

かつらぎ町 D

九度山町 D

高野町 D

湯浅町 C

広川町 D

有田川町 D

美浜町 C

日高町 D

由良町 D

印南町 D

みなべ町 D

日高川町 D

白浜町 D

上富田町 C

すさみ町 D

那智勝浦町 C

太地町 C

古座川町 D

北山村 D

串本町 C

鳥取県 C

鳥取市 C

米子市 C

倉吉市 D

境港市 C

岩美町 D

若桜町 D

智頭町 D

八頭町 D

三朝町 D

湯梨浜町 D

琴浦町 D

北栄町 D

日吉津村 D

大山町 D

南部町 D

伯耆町 D

日南町 D

日野町 D

江府町 D

島根県 C

松江市 C

浜田市 D

出雲市 C

益田市 D

大田市 D

安来市 D

江津市 D

雲南市 D

東出雲町 D

奥出雲町 D

飯南町 D

斐川町 D

川本町 D

美郷町 D

邑南町 D

津和野町 D

吉賀町 D

海士町 D

西ノ島町 C

知夫村 D

隠岐の島町 D

岡山県 B

岡山市北区 C

岡山市中区 B

岡山市東区 C

岡山市南区 B

倉敷市 C

津山市 D

玉野市 C

笠岡市 D

井原市 D

総社市 C

高梁市 D

新見市 D

備前市 C

瀬戸内市 D

赤磐市 D

真庭市 D

美作市 D

浅口市 C

和気町 D

早島町 C

里庄町 C

矢掛町 D

新庄村 D

鏡野町 D

勝央町 D

奈義町 D

西粟倉村 D

久米南町 D

美咲町 D

吉備中央町 D

広島県 A

広島市中区 A

広島市東区 B

広島市南区 B

広島市西区 B

広島市安佐南区 B

広島市安佐北区 C

広島市安芸区 B

広島市佐伯区 C

呉市 C

竹原市 C

三原市 C

尾道市 C

福山市 C

府中市 C

三次市 D

庄原市 D

大竹市 C

東広島市 C

廿日市市 C

安芸高田市 D

江田島市 D

府中町 B

海田町 B

熊野町 C

坂町 C

安芸太田町 D

北広島町 D

大崎上島町 D

世羅町 D

神石高原町 D

山口県 C

下関市 C

宇部市 C

山口市 C

萩市 D

防府市 C

下松市 C

岩国市 C

光市 C

長門市 D

柳井市 C

美祢市 D

周南市 C

山陽小野田市 C

周防大島町 D

和木町 C

上関町 D

田布施町 D

平生町 C

阿武町 D

徳島県 C

徳島市 C

鳴門市 C

小松島市 C

阿南市 D

吉野川市 D

阿波市 D

美馬市 D

三好市 D

勝浦町 D

上勝町 D

佐那河内村 D

石井町 C

神山町 D

那賀町 D

牟岐町 C

美波町 D

海陽町 D

松茂町 C

北島町 C

藍住町 C

板野町 C

上板町 D

つるぎ町 D

東みよし町 D

香川県 B

高松市 C

丸亀市 C

坂出市 C

善通寺市 C

観音寺市 C

さぬき市 C

東かがわ市 D

三豊市 D

土庄町 D

小豆島町 C

三木町 C

直島町 C

宇多津町 B

綾川町 D

琴平町 C

多度津町 C

まんのう町 D

愛媛県 B

松山市 B

今治市 C

宇和島市 C

八幡浜市 C

新居浜市 C

西条市 C

大洲市 D

伊予市 D

四国中央市 C

西予市 D

東温市 C

上島町 D

久万高原町 D

松前町 C

砥部町 C

内子町 D

伊方町 D

松野町 D

鬼北町 D

愛南町 D

高知県 B

高知市 B

室戸市 D

安芸市 D

南国市 C

土佐市 D

須崎市 C

宿毛市 D

土佐清水市 D

四万十市 D

香南市 C

香美市 D

東洋町 D

奈半利町 C

田野町 C

安田町 D

北川村 D

馬路村 D

芸西村 D

本山町 D

大豊町 D

土佐町 D

大川村 D

いの町 D

仁淀川町 D

中土佐町 D

佐川町 D

越知町 D

檮原町 D

日高村 D

津野町 D

四万十町 D

大月町 D

三原村 D

黒潮町 D

福岡県 A

北九州市門司区 B

北九州市若松区 C

北九州市戸畑区 B

北九州市小倉北区 A

北九州市小倉南区 B

北九州市八幡東区 B

北九州市八幡西区 B

福岡市東区 B

福岡市博多区 A

福岡市中央区 A

福岡市南区 B

福岡市西区 B

福岡市城南区 B

福岡市早良区 B

大牟田市 C

久留米市 C

直方市 C

飯塚市 C

田川市 C

柳川市 C

八女市 D

筑後市 C

大川市 C

行橋市 C

豊前市 D

中間市 B

小郡市 C

筑紫野市 B

春日市 B

大野城市 B

宗像市 C

太宰府市 B

古賀市 C

福津市 C

うきは市 D

宮若市 D

嘉麻市 C

朝倉市 D

みやま市 D

糸島市 C

那珂川町 C

宇美町 C

篠栗町 B

志免町 B

須恵町 C

新宮町 C

久山町 D

粕屋町 B

芦屋町 C

水巻町 B

岡垣町 C

遠賀町 C

小竹町 C

鞍手町 C

桂川町 C

筑前町 D

東峰村 D

大刀洗町 D

大木町 D

広川町 C

香春町 C

添田町 D

糸田町 C

川崎町 C

大任町 D

赤村 D

福智町 C

苅田町 C

みやこ町 D

吉富町 C

上毛町 D

築上町 D

佐賀県 C

佐賀市 C

唐津市 D

鳥栖市 C

多久市 D

伊万里市 D

武雄市 D

鹿島市 D

小城市 D

嬉野市 D

神埼市 D

吉野ヶ里町 D

基山町 C

上峰町 C

みやき町 D

玄海町 D

有田町 D

大町町 C

江北町 D

白石町 D

太良町 D

長崎県 B

長崎市 B

佐世保市 C

島原市 C

諫早市 C

大村市 C

平戸市 D

松浦市 D

対馬市 D

壱岐市 D

五島市 D

西海市 D

雲仙市 D

南島原市 D

長与町 C

時津町 C

東彼杵町 D

川棚町 C

波佐見町 D

小値賀町 D

佐々町 C

新上五島町 D

熊本県 B

熊本市 B

八代市 C

人吉市 C

荒尾市 C

水俣市 C

玉名市 D

山鹿市 D

菊池市 D

宇土市 C

上天草市 D

宇城市 D

阿蘇市 D

天草市 D

合志市 C

美里町 D

玉東町 D

南関町 D

長洲町 C

和水町 D

大津町 D

菊陽町 C

南小国町 D

小国町 D

産山村 D

高森町 D

西原村 D

南阿蘇村 D

御船町 D

嘉島町 D

益城町 D

甲佐町 D

山都町 D

氷川町 D

芦北町 D

津奈木町 D

錦町 D

多良木町 D

湯前町 D

水上村 D

相良村 D

五木村 D

山江村 D

球磨村 D

あさぎり町 D

苓北町 D

大分県 B

大分市 C

別府市 B

中津市 C

日田市 D

佐伯市 C

臼杵市 D

津久見市 C

竹田市 D

豊後高田市 D

杵築市 D

宇佐市 D

豊後大野市 D

由布市 D

国東市 D

姫島村 D

日出町 D

九重町 D

玖珠町 D

宮崎県 C

宮崎市 C

都城市 D

延岡市 C

日南市 D

小林市 D

日向市 C

串間市 D

西都市 D

えびの市 D

三股町 C

高原町 D

国富町 D

綾町 D

高鍋町 C

新富町 D

西米良村 D

木城町 D

川南町 D

都農町 D

門川町 C

諸塚村 D

椎葉村 D

美郷町 D

高千穂町 D

日之影町 D

五ヶ瀬町 D

鹿児島県 B

鹿児島市 B

鹿屋市 D

枕崎市 D

阿久根市 D

出水市 D

指宿市 D

西之表市 D

垂水市 D

薩摩川内市 D

日置市 D

曽於市 D

霧島市 C

いちき串木野市 C

南さつま市 D

志布志市 D

奄美市 C

南九州市 D

伊佐市 D

姶良市 C

三島村 D

十島村 D

さつま町 D

長島町 D

湧水町 D

大崎町 D

東串良町 D

錦江町 D

南大隅町 D

肝付町 D

中種子町 D

南種子町 D

屋久島町 D

大和村 D

宇検村 D

瀬戸内町 D

龍郷町 D

喜界町 D

徳之島町 D

天城町 D

伊仙町 D

和泊町 D

知名町 D

与論町 D

沖縄県 B

那覇市 B

宜野湾市 B

石垣市 D

浦添市 B

名護市 C

糸満市 C

沖縄市 B

豊見城市 B

うるま市 C

宮古島市 D

南城市 C

国頭村 D

大宜味村 D

東村 D

今帰仁村 D

本部町 D

恩納村 D

宜野座村 D

金武町 C

伊江村 D

読谷村 C

嘉手納町 C

北谷町 C

北中城村 C

中城村 C

西原町 C

与那原町 B

南風原町 B

渡嘉敷村 D

座間味村 D

粟国村 D

渡名喜村 D

南大東村 D

北大東村 D

伊平屋村 D

伊是名村 D

久米島町 D

八重瀬町 C

多良間村 D

竹富町 D

与那国町 D

47

5 法第56条第1項の規定により指定された受信設備 (平成24年4月17日現在)

告示番号 設置者 設置場所(市町村緯経度) 受信周波数 有効期間

平成15年

総務省告

示第287

国立天文台 長野県南佐久郡南牧村

E1382823 N355641

1400~1427MHz

16605~16684MHz

1535~154GHz

2221~225GHz

236~240GHz

313~315GHz

425~435GHz

860~920GHz

1050~1160GHz

平成15年3月25

日~平成25年3

月24日

平成18年

総務省告

示第51号

国立大学法人

北海道大学

北海道苫小牧市

E1413549 N424025

2221~225GHz

236~240GHz

平成17年12月9

日~平成27年12

月9日

平成20年

総務省告

示第679

国立大学法人名

古屋大学

(1) 山梨県南都留郡富士河口湖町

E1383631 N352548

(2) 長野県上田市

E1381905 N363123

(3) 長野県木曽郡上松町

E1373738 N354745

(4) 愛知県豊川市

E1372158 N345017

32575~32860MHz 平成20年12月2

日~平成30年12

月1日

平成22年

総務省告

示第448

大学共同利用機

関法人 自然科

学研究機構

(1) 岩手県奥州市

E1410757 N390801

(2) 東京都小笠原村

E1421300 N270531

(3) 鹿児島県薩摩川内市

E1302624 N314452

(4) 沖縄県石垣市

E1241016 N242444

2221~225GHz

236~240GHz

425~435GHz

855~920GHz

平成22年12月10

日~平成32年12

月9日

平成24年

総務省告

示第52号

大学共同利用機

関法人 自然科

学研究機構

鹿児島県鹿児島市平川町

E1303026 N312751

236~240GHz

860~920GHz

1050~1160GHz

平成24年2月11

日~平成34年2

月10日

大学共同利用機

関法人 自然科

学研究機構

岩手県水沢市

E1410757 N390800

236~240GHz 平成24年3月19

日~平成34年3

月18日

48

第5章 主要関係法令 1 電波法(昭和25年法律第131号)

(欠格事由)

第五条 (略)

2 (略)

3 次の各号のいずれかに該当する者には無線局の免許を与えないことができる

一 この法律又は放送法(昭和二十五年法律第百三十二号)に規定する罪を犯し罰金以上の刑に処せられその執行

を終わり又はその執行を受けることがなくなつた日から二年を経過しない者

二 第七十五条第一項又は第七十六条第四項(第四号を除く)若しくは第五項(第五号を除く)の規定により無線

局の免許の取消しを受けその取消しの日から二年を経過しない者

三 第二十七条の十五第一項又は第二項(第三号を除く)の規定により認定の取消しを受けその取消しの日から二

年を経過しない者

四 第七十六条第六項(第三号を除く)の規定により第二十七条の十八第一項の登録の取消しを受けその取消しの

日から二年を経過しない者

45 (略)

(免許の申請)

第六条 (略)

2~6 (略)

7 次に掲げる無線局(総務省令で定めるものを除く)であつて総務大臣が公示する周波数を使用するものの免許の申

請は総務大臣が公示する期間内に行わなければならない

一 電気通信業務を行うことを目的として陸上に開設する移動する無線局(一又は二以上の都道府県の区域の全部を

含む区域をその移動範囲とするものに限る)

二 電気通信業務を行うことを目的として陸上に開設する移動しない無線局であつて前号に掲げる無線局を通信の

相手方とするもの

三四 (略)

8 (略)

(簡易な免許手続)

第十五条 第十三条第一項ただし書の再免許及び適合表示無線設備のみを使用する無線局その他総務省令で定める無線

局の免許については第六条及び第八条から第十二条までの規定にかかわらず総務省令で定める簡易な手続によるこ

とができる

(無線局に関する情報の公表等)

第二十五条 (略)

2 前項の規定により公表する事項のほか総務大臣は自己の無線局の開設又は周波数の変更をする場合その他総務省

令で定める場合に必要とされる混信若しくはふくそうに関する調査又は第二十七条の十二第二項第五号に規定する終

了促進措置を行おうとする者の求めに応じ当該調査又は当該終了促進措置を行うために必要な限度において当該者

に対し無線局の無線設備の工事設計その他の無線局に関する事項に係る情報であつて総務省令で定めるものを提供す

ることができる

3 前項の規定に基づき情報の提供を受けた者は当該情報を同項の調査又は終了促進措置の用に供する目的以外の目的

のために利用し又は提供してはならない

(特定基地局の開設指針)

第二十七条の十二 総務大臣は陸上に開設する移動しない無線局であつて次の各号のいずれかに掲げる事項を確保す

るために同一の者により相当数開設されることが必要であるもののうち電波の公平かつ能率的な利用を確保するた

めその円滑な開設を図ることが必要であると認められるもの(以下「特定基地局」という)について特定基地局の

開設に関する指針(以下「開設指針」という)を定めることができる

49

一 電気通信業務を行うことを目的として陸上に開設する移動する無線局(一又は二以上の都道府県の区域の全部を

含む区域をその移動範囲とするものに限る)の移動範囲における当該電気通信業務のための無線通信

二 移動受信用地上基幹放送に係る放送対象地域(放送法第九十一条第二項第二号に規定する放送対象地域をいう

次条第二項第三号において同じ)における当該移動受信用地上基幹放送の受信

2 開設指針には次に掲げる事項を定めるものとする

一 開設指針の対象とする特定基地局の範囲に関する事項

二 周波数割当計画に示される割り当てることが可能である周波数のうち当該特定基地局に使用させることとする周

波数及びその周波数の使用に関する事項(現にその周波数の全部又は一部を当該特定基地局以外の無線局が使用し

ている場合であつてその周波数について周波数割当計画において使用の期限が定められているときはその周波

数及びその期限の満了の日を含む)

三 当該特定基地局の配置及び開設時期に関する事項

四 当該特定基地局の無線設備に係る電波の能率的な利用を確保するための技術の導入に関する事項

五 第二号括弧書に規定する場合において同号括弧書に規定する日以前に当該特定基地局の開設を図ることが電波

の有効利用に資すると認められるときは当該周波数を現に使用している無線局による当該周波数の使用を同日前

に終了させるために当該特定基地局を開設しようとする者が行う費用の負担その他の措置(次条第二項第九号及び

第百十六条第八号において「終了促進措置」という)に関する事項

六 前各号に掲げるもののほか当該特定基地局の円滑な開設の推進に関する事項その他必要な事項

3 総務大臣は開設指針を定め又はこれを変更したときは遅滞なくこれを公示しなければならない

(開設計画の認定)

第二十七条の十三 特定基地局を開設しようとする者は通信系(通信の相手方を同じくする同一の者によつて開設され

る特定基地局の総体をいう次項第五号及び第四項第三号において同じ)又は放送系(放送法第九十一条第二項第三

号に規定する放送系をいう次項第五号及び第七号並びに第四項第三号において同じ)ごとに特定基地局の開設に

関する計画(以下「開設計画」という)を作成しこれを総務大臣に提出してその開設計画が適当である旨の認定

を受けることができる

2 開設計画には次に掲げる事項(移動受信用地上基幹放送をする特定基地局以外の特定基地局に係る開設計画にあつ

ては第七号及び第八号に掲げる事項を除く)を記載しなければならない

一 特定基地局が前条第一項第一号又は第二号に掲げる事項のいずれを確保するためのものであるかの別

二 特定基地局の開設を必要とする理由

三 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲又は特定基地局により行われる移動受信用地上基幹

放送に係る放送対象地域

四 希望する周波数の範囲

五 当該通信系又は当該放送系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場所及び

開設時期

六 電波の能率的な利用を確保するための技術であつて特定基地局の無線設備に用いる予定のもの

七 当該放送系に含まれるすべての特定基地局に係る無線設備の工事費及び無線局の運用費の支弁方法

八 事業計画及び事業収支見積

九 終了促進措置を行う場合にあつては当該終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法

十 その他総務省令で定める事項

3 第一項の認定の申請は総務大臣が公示する一月を下らない期間内に行わなければならない

4 総務大臣は第一項の認定の申請があつた場合においてその申請が次の各号のいずれにも適合していると認めると

きは周波数を指定して同項の認定をするものとする

一 その開設計画が開設指針に照らし適切なものであること

二 その開設計画が確実に実施される見込みがあること

三 開設計画に係る通信系又は放送系に含まれる全ての特定基地局について周波数の割当てが現に可能であり又

は早期に可能となることが確実であると認められること

5 総務大臣は前項の規定にかかわらず第一項の認定を受けようとする者が第五条第三項各号(移動受信用地上基幹

放送をする特定基地局に係る開設計画の認定を受けようとする者にあつては同条第一項各号又は第三項各号)のいず

れかに該当するときは第一項の認定をしてはならない

6 第一項の認定の有効期間は当該認定の日から起算して五年(前条第二項第二号括弧書に規定する周波数を使用する

特定基地局の開設計画の認定にあつては十年)を超えない範囲内において総務省令で定める

7 総務大臣は第一項の認定をしたときは当該認定をした日及び認定の有効期間第四項の規定により指定した周波

50

数その他総務省令で定める事項を公示するものとする

(開設計画の変更等)

第二十七条の十四 前条第一項の認定を受けた者は当該認定に係る開設計画(同条第二項第一号及び第四号に掲げる事

項を除く)を変更しようとするときは総務大臣の認定を受けなければならない

2 前条第四項の規定は前項の認定に準用するこの場合において同条第四項中「ときは周波数を指定して」とあ

るのは「ときは」と読み替えるものとする

3 総務大臣は前条第一項の認定を受けた開設計画(第一項の規定による変更の認定があつたときはその変更後のも

の以下「認定計画」という)に係る特定基地局を開設する者(以下「認定開設者」という)が周波数の指定の変更

を申請した場合において混信の除去その他特に必要があると認めるときはその指定を変更することができる

4 総務大臣は認定開設者が認定の有効期間の延長を申請した場合において特に必要があると認めるときは一年を

超えない範囲内においてその期間を延長することができる

5 総務大臣は第一項の認定(前条第七項の総務省令で定める事項についての変更に係るものに限る)をしたとき

第三項の規定により周波数の指定を変更したとき又は前項の規定により認定の有効期間を延長したときはその旨を公

示するものとする

(認定の取消し等)

第二十七条の十五 総務大臣は移動受信用地上基幹放送をする特定基地局に係る認定開設者が第五条第一項各号のいず

れかに該当するに至つたときはその認定を取り消さなければならない

2 総務大臣は認定開設者が次の各号のいずれかに該当するときはその認定を取り消すことができる

一 正当な理由がないのに認定計画に係る特定基地局を当該認定計画に従つて開設していないと認めるとき

二 不正な手段により第二十七条の十三第一項若しくは前条第一項の認定を受け又は同条第三項の規定による指定

の変更を行わせたとき

三 認定開設者が第五条第三項第一号に該当するに至つたとき

3 総務大臣は前項(第三号を除く)の規定により認定の取消しをしたときは当該認定開設者であつた者が受けて

いる他の開設計画の第二十七条の十三第一項の認定又は無線局の免許等を取り消すことができる

4 総務大臣は前三項の規定による処分をしたときは理由を記載した文書をその認定開設者に送付しなければならな

(合併等に関する規定の準用)

第二十七条の十六 第二十条第一項から第三項まで第六項及び第九項の規定は認定開設者について準用するこの場

合において同条第六項中「第五条及び第七条」とあるのは「第二十七条の十三第四項及び第五項」と「第二項から

前項まで」とあるのは「第二項及び第三項」と同条第九項中「第一項及び前二項」とあるのは「第二十七条の十六に

おいて準用する第一項」と読み替えるものとする

(認定計画に係る特定基地局の免許申請期間の特例)

第二十七条の十七 認定開設者が認定計画に従つて開設する特定基地局の免許の申請については第六条第七項の規定は

適用しない

(無線設備の操作)

第三十九条 第四十条の定めるところにより無線設備の操作を行うことができる無線従事者(略)以外の者は無線局(ア

マチュア無線局を除く以下この条において同じ)の無線設備の操作の監督を行う者(以下「主任無線従事者」とい

う)として選任された者であつて第四項の規定によりその選任の届出がされたものにより監督を受けなければ無線

局の無線設備の操作(簡易な操作であつて総務省令で定めるものを除く)を行つてはならないただし船舶又は航

空機が航行中であるため無線従事者を補充することができないときその他総務省令で定める場合はこの限りでない

2 モールス符号を送り又は受ける無線電信の操作その他総務省令で定める無線設備の操作は前項本文の規定にかか

わらず第四十条の定めるところにより無線従事者でなければ行つてはならない

3 主任無線従事者は第四十条の定めるところにより無線設備の操作の監督を行うことができる無線従事者であつて

総務省令で定める事由に該当しないものでなければならない

4 無線局の免許人等は主任無線従事者を選任したときは遅滞なくその旨を総務大臣に届け出なければならない

これを解任したときも同様とする

5 前項の規定によりその選任の届出がされた主任無線従事者は無線設備の操作の監督に関し総務省令で定める職務を

51

誠実に行わなければならない

6 第四項の規定によりその選任の届出がされた主任無線従事者の監督の下に無線設備の操作に従事する者は当該主任

無線従事者が前項の職務を行うため必要であると認めてする指示に従わなければならない

7 無線局(総務省令で定めるものを除く)の免許人等は第四項の規定によりその選任の届出をした主任無線従事者

に総務省令で定める期間ごとに無線設備の操作の監督に関し総務大臣の行う講習を受けさせなければならない

(無線従事者の資格)

第四十条 無線従事者の資格は次の各号に掲げる区分に応じそれぞれ当該各号に掲げる資格とする

一 無線従事者(総合) 次の資格

イ 第一級総合無線通信士

ロ 第二級総合無線通信士

ハ 第三級総合無線通信士

二三 (略)

四 無線従事者(陸上) 次の資格

イ 第一級陸上無線技術士

ロ 第二級陸上無線技術士

ハ 政令で定める陸上特殊無線技士

五 (略)

2 前項第一号から第四号までに掲げる資格を有する者の行い又はその監督を行うことができる無線設備の操作の範囲

及び同項第五号に掲げる資格を有する者の行うことができる無線設備の操作の範囲は資格別に政令で定める

(免許)

第四十一条 無線従事者になろうとする者は総務大臣の免許を受けなければならない

2 無線従事者の免許は次の各号のいずれかに該当する者(第二号から第四号までに該当する者にあつては第四十八

条第一項後段の規定により期間を定めて試験を受けさせないこととした者で当該期間を経過しないものを除く)で

なければ受けることができない

一 前条第一項の資格別に行う無線従事者国家試験に合格した者

二 前条第一項の資格(総務省令で定めるものに限る)の無線従事者の養成課程で総務大臣が総務省令で定める基

準に適合するものであることの認定をしたものを修了した者

三 前条第一項の資格(総務省令で定めるものに限る)ごとに次に掲げる学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)

に基づく学校の区分に応じ総務省令で定める無線通信に関する科目を修めて卒業した者(略)

四 前条第一項の資格(総務省令で定めるものに限る)ごとに前三号に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有する

者として総務省令で定める同項の資格及び業務経歴その他の要件を備える者

(混信等の防止)

第五十六条 無線局は他の無線局又は電波天文業務(宇宙から発する電波の受信を基礎とする天文学のための当該電波

の受信の業務をいう)の用に供する受信設備その他の総務省令で定める受信設備(無線局のものを除く)で総務大臣

が指定するものにその運用を阻害するような混信その他の妨害を与えないように運用しなければならない(略)

2~4 (略)

(電波利用料の徴収等)

第百三条の二 免許人等は電波利用料として無線局の免許等の日から起算して三十日以内及びその後毎年その免許等

の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日以下この条において「応当日」という)から起算して三十

日以内に当該無線局の免許等の日又は応当日(以下この項において「起算日」という)から始まる各一年の期間(無

線局の免許等の日が二月二十九日である場合においてその期間がうるう年の前年の三月一日から始まるときは翌年の

二月二十八日までの期間とし起算日から当該免許等の有効期間の満了の日までの期間が一年に満たない場合はその期

間とする)について別表第六の上欄に掲げる無線局の区分に従い同表の下欄に掲げる金額(起算日から当該免許等

の有効期間の満了の日までの期間が一年に満たない場合はその額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得

た額に相当する金額)を国に納めなければならない

2 前項の規定によるもののほか広範囲の地域において同一の者により相当数開設される無線局に専ら使用させること

を目的として別表第七の上欄に掲げる区域を単位として総務大臣が指定する周波数(三千メガヘルツ以下のものに限

る)の電波(以下この条において「広域専用電波」という)を使用する免許人は電波利用料として毎年十一月一

52

日までにその年の十月一日から始まる一年の期間について当該免許人に係る広域専用電波の周波数の幅のメガヘル

ツで表した数値に当該区域に応じ同表の下欄に掲げる係数を乗じて得た数値に九千五百十四万八千九百円(別表第六の

四の項又は五の項に掲げる無線局に係る広域専用電波にあつては百七十七万四千九百円)を乗じて得た額に相当する

金額を国に納めなければならないこの場合において広域専用電波を最初に使用する無線局の免許の日(無線局の周

波数の指定の変更を受けることにより当該広域専用電波を使用できることとなる場合には当該指定の変更の日以下

この項において同じ)が十月一日以外の日である場合における当該免許の日から同日以後の最初の九月末日までの期

間についてのこの項前段の規定の適用については「毎年十一月一日までにその年の十月一日から始まる一年の期間

について」とあるのは「当該広域専用電波を最初に使用する無線局の免許の日(無線局の周波数の指定の変更を受ける

ことにより当該広域専用電波を使用できることとなる場合には当該指定の変更の日以下この項において同じ)の

属する月の末日から起算して三十日以内に当該免許の日から同日以後の最初の九月末日までの期間について」と「得

た額」とあるのは「得た額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得た額」とする

3 認定計画に係る指定された周波数の電波が広域専用電波である場合において当該認定計画に係る認定開設者がその

認定を受けた日から起算して六月を経過する日(認定計画に係る指定された周波数の電波が当該認定計画に係る認定開

設者がその認定を受けた日後に広域専用電波となつた場合にあつてはその認定を受けた日から起算して六月を経過す

る日又は当該指定された周波数の電波が広域専用電波となつた日のいずれか遅い日以下この項において「六月経過日」

という)までに当該認定計画に係るいずれの特定基地局の免許も受けなかつたときは当該認定開設者を当該六月経

過日に当該広域専用電波を最初に使用する特定基地局の免許を受けた免許人とみなして前項の規定を適用する

4 (略)

5 包括免許人又は包括登録人(以下この条において「包括免許人等」という)は第一項の規定にかかわらず電波

利用料として第一号包括免許人にあつては包括免許の日の属する月の末日及びその後毎年その包括免許の日に応当す

る日(応当する日がない場合はその前日)の属する月の末日現在において開設している特定無線局の数(以下この項

及び次項において「開設無線局数」という)をその翌月の十五日までに総務大臣に届け出て当該届出が受理された

日から起算して三十日以内に第二号包括免許人にあつては包括免許の日の属する月の末日及びその後毎年その包括免

許の日に応当する日(応当する日がない場合はその前日)の属する月の末日から起算して四十五日以内に(略)それ

ぞれ当該包括免許若しくは同項の規定による登録(以下「包括免許等」という)の日又はその後毎年その包括免許等

の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日)から始まる各一年の期間(包括免許等の日が二月二十九日で

ある場合においてその期間がうるう年の前年の三月一日から始まるときは翌年の二月二十八日までの期間とし当該包

括免許等の日又はその包括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日)から当該包括免許等の有効

期間の満了の日までの期間が一年に満たない場合はその期間とする以下この項及び次項において同じ)について

第一号包括免許人にあつては四百三十円(広域専用電波を使用する無線局及び当該無線局を通信の相手方とする無線局

については二百円)に第二号包括免許人にあつては別表第六の上欄に掲げる無線局の区分に従い同表の下欄に掲げ

る金額に(略)それぞれ当該一年の期間に係る開設無線局数(略)を乗じて得た金額(当該包括免許等の日又はその包

括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日)から当該包括免許等の有効期間の満了の日までの期

間が一年に満たない場合はその額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得た額に相当する金額)を国に納

めなければならない

6 包括免許人等は前項の規定によるもののほか包括免許等の日又はその後毎年その包括免許等の日に応当する日(応

当する日がない場合はその翌日)から始まる各一年の期間において当該包括免許等の日の属する月の翌月以後の月

の末日又はその後毎年その包括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその前日)の属する月の翌月以後

の月の末日現在において開設している特定無線局又は登録局の数がそれぞれ当該一年の期間に係る開設無線局数(特定

無線局(第二十七条の二第一号に掲げる無線局に係るものに限る)にあつては既にこの項の規定による届出があつた

場合にはその届出の日以後においてはその届出に係る特定無線局の数特定無線局(同条第二号に掲げる無線局に

係るものに限る)にあつては既に特定無線局の数が開設無線局数を超えた月があつた場合にはその月の翌月以後に

おいてはその月の末日現在において開設している特定無線局の数)(略)を超えたときは電波利用料として第一

号包括免許人にあつては当該開設している特定無線局の数を当該超えた月の翌月の十五日までに総務大臣に届け出て

当該届出が受理された日から起算して三十日以内に第二号包括免許人(略)にあつては当該超えた月の末日から起算

して四十五日以内に当該超えた月から次の包括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその前日)の属

する月の前月まで又は当該包括免許等の有効期間の満了の日の翌日の属する月の前月までの期間について第一号包括

免許人にあつては四百三十円(広域専用電波を使用する無線局及び当該無線局を通信の相手方とする無線局については

二百円)に第二号包括免許人にあつては別表第六の上欄に掲げる無線局の区分に従い同表の下欄に掲げる金額に(略)

それぞれその超える特定無線局の数又は登録局の数(当該包括免許人等が他の包括免許等(当該包括免許人等の包括免

許等に係る無線局と同等の機能を有するものとして総務省令で定める無線局に係るものに限る)を受けている場合で

あつて当該超えた月の末日現在において当該他の包括免許等に基づき開設している特定無線局の数又は登録局の数が

53

当該超えた月の前月の末日現在において当該他の包括免許等に基づき開設している特定無線局の数又は登録局の数を

下回るときは当該超える特定無線局の数又は登録局の数を限度としてこれらの数からそれぞれその下回る特定無線局

の数又は登録局の数を控除した数)を乗じて得た金額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得た額に相当す

る金額を国に納めなければならない

7~42 (略)

別表第六(第百三条の二関係)

無線局の区分 金額

一 移動する無線局(三の項から五の項まで及び八の項に掲げる無線局を除く二の項

において同じ)

(略) (略)

二 移動しない無線局であつて移動する無線局又は携帯して使用するための受信設備

と通信を行うために陸上に開設するもの(六の項及び八の項に掲げる無線局を除く)

(略) (略)

三~九 (略) (略) (略)

備考

一~八 (略)

九 一の項二の項及び四の項から六の項までに掲げる無線局のうち第百三条の二第二項に規定する広域専用電波を

使用するものに係るこの表の下欄に掲げる金額は同欄に掲げる金額にかかわらず二百円とする

十 (略)

別表第七(第百三条の二関係)

区域 係数

一 北海道の区域 〇〇二九五

二 青森県岩手県宮城県秋田県山形県及び福島県の区域 〇〇五〇二

三 茨城県栃木県群馬県埼玉県千葉県東京都神奈川県及び山梨県の区域 〇四五四六

四 新潟県及び長野県の区域 〇〇二四三

五 富山県石川県及び福井県の区域 〇〇一六四

六 岐阜県静岡県愛知県及び三重県の区域 〇一一九五

七 滋賀県京都府大阪府兵庫県奈良県及び和歌山県の区域 〇一六五二

八 鳥取県島根県岡山県広島県及び山口県の区域 〇〇四〇四

九 徳島県香川県愛媛県及び高知県の区域 〇〇二一六

十 福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県及び鹿児島県の区域 〇〇七〇八

十一 沖縄県の区域 〇〇〇七五

十二~十六 (略) (略)

備考 (略)

54

2 電波法施行令(平成13年政令第245号)

(政令で定める海上特殊無線技士等)

第二条 (略)

2 (略)

3 法第四十条第一項第四号ハの政令で定める陸上特殊無線技士は次のとおりとする

一 第一級陸上特殊無線技士

二 第二級陸上特殊無線技士

三 第三級陸上特殊無線技士

四 国内電信級陸上特殊無線技士

(開設計画の認定申請手数料)

第七条 法第二十七条の十三第一項の規定による認定を申請する者が納めなければならない手数料の額は一三七一〇

〇円(移動受信用地上基幹放送をする特定基地局に係る開設計画の認定を申請する場合にあつては一七四一〇〇円)

とする

2 情報通信技術利用法第三条第一項の規定により同項に規定する電子情報処理組織を使用して認定を申請する場合に

おける前項の規定の適用については同項中「一三七一〇〇」とあるのは「一三六八〇〇」と「一七四一〇〇」

とあるのは「一七三九〇〇」とする

(操作及び監督の範囲)

第三条 次の表の上欄に掲げる資格の無線従事者はそれぞれ同表の下欄に掲げる無線設備の操作(アマチュア無線局

の無線設備の操作を除く以下この項において同じ)を行い並びに当該操作のうちモールス符号を送り又は受け

る無線電信の通信操作(以下この条において「モールス符号による通信操作」という)及び法第三十九条第二項の総

務省令で定める無線設備の操作以外の操作の監督を行うことができる

資格 操作の範囲

第一級総合無線通信士 一二 (略)

三 前号に掲げる操作以外の操作で第二級陸上無線技術士の操作の範囲に属するもの

第二級総合無線通信士 一 (略)

二 次に掲げる無線設備の技術操作

イ~ハ (略)

ニ イからハまでに掲げる無線設備以外の無線設備(基幹放送局の無線設備を除く)

で空中線電力二百五十ワット以下のもの

三 (略)

(略) (略)

第一級陸上無線技術士 無線設備の技術操作

第二級陸上無線技術士 次に掲げる無線設備の技術操作

一 空中線電力二キロワット以下の無線設備(テレビジョン基幹放送局の無線設備を除

く)

二~四 (略)

第一級陸上特殊無線技士 一 陸上の無線局の空中線電力五百ワット以下の多重無線設備(多重通信を行うことが

できる無線設備でテレビジョンとして使用するものを含む)で三十メガヘルツ以上

の周波数の電波を使用するものの技術操作

二 (略)

(略) (略)

55

3 電波法関係手数料令(昭和33年政令第307号)

(無線局に関する情報提供手数料)

第五条 法第二十五条第二項の規定による情報の提供を受ける者が納めなければならない手数料の額は情報の提供の方

法に従い次の表による額とする

情報の提供の方法 情報提供手数料(単位円)

一 用紙に出力したものの交付 一三〇〇

二 フレキシブルディスクカートリッジ(日本工業規格X六二二三に適合する幅九十ミ

リメートルのものに限る)に複写したものの交付

一一五〇

三 光ディスク(日本工業規格X〇六〇六及びX六二八一に適合する直径百二十ミリメ

ートルの光ディスクの再生装置で再生することが可能なものに限る)に複写した

ものの交付

一二〇〇

(開設計画の認定申請手数料)

第七条 法第二十七条の十三第一項の規定による認定を申請する者が納めなければならない手数料の額は一三七一〇

〇円(移動受信用地上基幹放送をする特定基地局に係る開設計画の認定を申請する場合にあつては一七四一〇〇円)

とする

2 情報通信技術利用法第三条第一項の規定により同項に規定する電子情報処理組織を使用して認定を申請する場合に

おける前項の規定の適用については同項中「一三七一〇〇」とあるのは「一三六八〇〇」と「一七四一〇〇」

とあるのは「一七三九〇〇」とする

4 電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号) (公示する期間内に申請することを要しない無線局)

第六条の四 法第六条第七項の総務省令で定める無線局は次の各号に掲げるものとする

一 認定開設者が認定計画に従つて開設する特定基地局を通信の相手方とする陸上に開設する移動する無線局

二~十一 (略)

(開設計画の認定の有効期間)

第九条の二 法第二十七条の十三第六項に規定する開設計画の認定の有効期間は当該認定の日から起算して五年(法第

二十七条の十二第二項第二号括弧書に規定する周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定にあつては十年)とす

(混信若しくはふくそうに関する調査又は終了促進措置のために提供する情報)

第十一条の二の三 法第二十五条第二項の無線局に関する事項に係る情報であつて総務省令で定めるもののうち混信又

はふくそうに関する調査に係るものは別表第二号の二の二終了促進措置に係るものは別表第二号の二の三のとおりと

するただし第十一条の二第一号第二号第五号及び第六号に規定する無線局(第十条の二第二号から第五号まで

に掲げる無線局非常局及び特別業務の局を除く)のもの並びに同条第七号第八号及び第十号に規定する無線局の

うち一GHz未満の周波数を使用する無線局のものについてはこの限りでない

(開設計画の認定の公示)

第十一条の二の六 法第二十七条の十三第七項の総務省令で定める公示する事項は次のとおりとする

一 認定を受けた者の氏名又は名称

二 当該認定計画に係る特定基地局の通信の相手方である陸上に開設する移動する無線局の移動範囲又は当該認定計

画に係る特定基地局により行われる移動受信用地上基幹放送に係る放送対象地域

2 認定開設者は前項第一号に掲げる事項に変更があつたときはその旨を届け出なければならない

3 前項の届出があつたときはその旨を公示する

(指定に係る受信設備の範囲)

56

第五十条の二 法第五十六条第一項に規定する指定(以下この節において単に「指定」という)に係る受信設備は次

の各号に掲げるもの(移動するものを除く)とする

一 電波天文業務の用に供する受信設備

二 宇宙無線通信の電波の受信を行なう受信設備

(広域専用電波の指定)

第五十一条の九の九 法第百三条の二第二項の規定による周波数の指定は総務大臣が別に告示により行うものとする

(広域専用電波の周波数の幅)

第五十一条の九の十 広域専用電波の周波数の幅は広域専用電波に該当する指定周波数の電波を使用する無線局(法別

表第六の一の項二の項及び四の項から六の項までに掲げる無線局及び包括免許に係る特定無線局に限る次条におい

て同じ)であつてその無線局の免許人が同一の者であるものに係る当該指定周波数ごとの占有周波数帯(認定計画

に従つて開設された特定基地局がある場合は当該認定計画に係る指定された周波数の周波数帯を含む次項において

同じ)を合わせた周波数帯の帯域幅とする

2 前項の規定にかかわらず設備規則又は周波数割当計画において移動しない無線局の使用する電波の周波数に応じて

移動する無線局の使用する電波の周波数が定まることとされている場合において当該移動しない無線局及び当該移動

する無線局の免許人が同一の者であるときは当該移動しない無線局及び当該移動する無線局の使用する広域専用電波

の周波数の幅は次に掲げる広域専用電波に該当する指定周波数ごとの占有周波数帯を合わせた周波数帯の帯域幅とす

一 次条の規定により当該移動する無線局に係る指定周波数の電波を使用するものとされる移動範囲又は区域におい

て設置される当該移動しない無線局に係る指定周波数

二 前号に掲げる指定周波数に応じて定まる当該移動する無線局に係る指定周波数

3 法第百三条の二第三項の規定により同条第二項の規定を適用する場合における広域専用電波の周波数の幅は認定計

画に係る指定された周波数の帯域幅とする

(広域専用電波の周波数の幅の算定に用いる区域等)

第五十一条の九の十一 広域専用電波に該当する指定周波数の電波を使用する無線局については次の各号に掲げる無線

局の区分に応じそれぞれ当該各号に定める移動範囲設置場所又は区域においてそれぞれ当該無線局に係る指定周

波数の電波を使用するものとして前条及び法第百三条の二第二項の規定を適用する

一 法別表第六の一の項に掲げる無線局(第三号及び第四号に掲げるものを除く) 当該無線局の移動範囲

二 法別表第六の二の項四の項及び六の項に掲げる無線局(第五号に掲げるものを除く) 当該無線局の無線設備

の設置場所

三 法別表第六の五の項に掲げる無線局及び包括免許に係る特定無線局(次号及び第五号に掲げるものを除く) 全

国の区域

四 包括免許に係る特定無線局(法第二十七条の二第一号に掲げる無線局に係るものに限る)であつて包括免許人

が開設する第二号又は次号に掲げる無線局を通信の相手方とするもの 当該特定無線局の送信の制御を行う主たる

無線局の無線設備の設置場所を管轄する総合通信局長の管轄区域(当該包括免許において指定周波数を使用する区

域に関する条件が付与されている場合にあつては当該区域)

五 包括免許に係る特定無線局(法第二十七条の二第二号に掲げる無線局に係るものに限る) 当該特定無線局の無

線設備の設置場所とすることができる区域

2 前項の規定にかかわらず広域専用電波に該当する指定周波数の電波を使用する法別表第六の一の項二の項若しく

は六の項に掲げる無線局又は包括免許に係る特定無線局が次の各号に掲げる場合のものであるときは当該各号に定め

る区域又は設置場所において当該無線局又は当該特定無線局に係る指定周波数の電波を使用するものとして前条及び

法第百三条の二第二項の規定を適用する

一 法別表第六の一の項に掲げる無線局及び包括免許に係る特定無線局(法第二十七条の二第一号に掲げる無線局に

係るものに限る)が指定周波数を同じくするものである場合(当該無線局及び当該特定無線局の免許人が同一の者

である場合に限る) 前項の規定により当該特定無線局に係る指定周波数の電波を使用するものとされる区域

二 法別表第六の二の項又は六の項に掲げる無線局が認定計画に従つて開設されたものである場合 当該認定計画に

記載されたすべての特定基地局の無線設備の設置場所

(書類の提出)

第五十二条 法及び法の規定に基づく命令の規定により総務大臣に提出する書類であつて次の表の上欄に掲げるものに

57

関するものは同表の下欄に掲げる場所を管轄する総合通信局長をその他のもの(法第二十五条第二項に規定する終了

促進措置に係る無線局に関する情報の提供に関するもの法第二十七条の十三第一項に規定する特定基地局の開設計画

の認定に関するもの無線設備の機器の型式検定に関するもの法第三十八条の二第一項に規定する無線設備の技術基

準の策定等の申出(法第百条第五項において準用する場合を含む第三項において同じ)に関するもの並びに法第三

十八条の五第一項に規定する登録証明機関法第三十八条の三十一第二項に規定する承認証明機関法第三十九条の二

第一項に規定する指定講習機関法第四十六条第一項に規定する指定試験機関法第七十一条の三第一項に規定する指

定周波数変更対策機関法第七十一条の三の二第一項に規定する登録周波数終了対策機関法第百二条の十七第一項に

規定するセンター及び法第百二条の十八第一項に規定する指定較正機関に関するものを除く)は前条第一項に規定す

る所轄総合通信局長(以下「所轄総合通信局長」という)を経由して総務大臣に提出するものとし法及び法の規定

に基づく命令の規定により総合通信局長に提出する書類は所轄総合通信局長に提出するものとするただし法第四

条の二の規定に基づく呼出符号又は呼出名称の指定の申請に関する書類及び法第八十三条第一項に規定する異議申立

書は総務大臣に直接提出することを妨げない

(表略)

2 (略)

3 法及び法の規定に基づく命令の規定により総務大臣に提出する書類であつて法第二十五条第二項に規定する終了促

進措置に係る無線局に関する情報の提供に関するもの及び法第二十七条の十三第一項に規定する特定基地局の開設計

画の認定に関するもの並びに法第三十八条の二第一項に規定する無線設備の技術基準の策定等の申出については第一

項の規定にかかわらず任意の総合通信局長を経由して総務大臣に提出することができる

4 (略)

別表第二号の二の三(第11条の2の3関係)

対象となる無線局 情報提供項目

開設指針において定める終了促進措置に係る無線局(法第

4条第1号から第3号までに掲げる無線局が含まれるとき

は当該無線局を除く)

1 免許人等の氏名又は名称(注1)

2 免許人等の住所(注2)

3 無線局の種別

4 無線局の目的(注3)

5 無線設備の設置場所(注4)

6 電波の型式周波数及び占有周波数帯幅(注5)

7 空中線電力

8 適合表示無線設備の番号(注6)

9 開設している無線局の数(注7)

注1 氏名については請求者が認定開設者(法第27条の14第3項に規定する認定開設者をいう以下同じ)である

場合に限り提供する

2 請求者が認定開設者以外の者である場合にあつては都道府県名及び市区町村名に限り提供する

3 登録局の場合にあつては提供しない

4 移動する無線局(包括免許に係る特定無線局を除く)にあつては常置場所包括免許に係る特定無線局にあっ

ては包括免許人の事務所の所在地を提供することとするただし請求者が認定開設者以外の者である場合にあ

つては都道府県名及び市区町村名に限り提供する

5 登録局の場合にあつては周波数に限り提供する

6 技術基準適合証明番号工事設計認証番号又は技術基準適合自己確認に係る届出番号を提供する

7 包括免許に係る特定無線局又は包括登録に係る登録局の場合に限り提供する

58

5 無線局免許手続規則(昭和25年電波監理委員会規則第15号) (記載事項の省略)

第十五条 次に掲げる無線局の免許を申請しようとするときは法第六条の規定する記載事項のうち次の区分に従い

それぞれ下記の事項の記載を省略することができる

一 (略)

二 認定開設者が認定計画に従つて開設する特定基地局 開設を必要とする理由

三~九 (略)

(認定の申請)

第二十五条の四 法第二十七条の十三第一項の認定の申請をしようとする者は申請書に開設計画及びそれぞれの写し一

通を添えて総務大臣に提出しなければならない

2 法第二十七条の十三第二項第十号の総務省令で定める事項は次のとおりとする

一 運用開始の予定期日(それぞれの特定基地局の運用が開始される日のうち最も早い日の予定期日をいう)

二 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法

三 無線従事者の配置方針

四 前各号に掲げるもののほか法第二十七条の十二第二項第六号に基づき開設指針において定める事項に関する事

3 第一項の申請書の様式は別表第五号の六のとおりとし当該申請書に添付する開設計画の様式は別表第五号の七

のとおりとする

(認定書の交付)

第二十五条の五 法第二十七条の十三第四項の規定により開設計画の認定をしたときは申請者に対しその旨認定の番

号認定の年月日及び認定の有効期間を記載した認定書を交付する

(認定等の拒否の通知)

第二十五条の六 法第二十七条の十三第一項の認定の申請を審査した結果により認定を拒否したときは申請者に対し

その旨の理由を記載した文書をもつて通知する

2 前項の規定は次条及び第二十五条の八の規定に基づく認定等の申請に準用する

(開設計画の変更等の申請)

第二十五条の七 (略)

(合併等に関する規定の準用)

第二十五条の八 (略)

59

別表第五号の六 特定基地局の開設計画の認定申請書及び開設計画の様式(第25条の4関係)

特定基地局開設計画認定申請書

年 月 日

総 務 大 臣 殿

申 請 者(注2)

郵 便 番 号 フ リ ガ ナ

住 所 フ リ ガ ナ

氏 名 印 フ リ ガ ナ

代表者氏名 印

電波法第27条の13第1項の規定により特定基地局の開設計画の認定を受けたいので下記により別紙

の書類を添えて申請します

1 該当する開設指針が示された告示の件名及び番号

2 欠格事由に関する事項(注3)

注1 収入印紙については該当欄に全部を貼付できない場合は別紙に貼付する旨を記載し日本

工業規格A列4番の用紙に貼付すること

2 申請者欄の記載は次によること

(1) 住所については法人又は団体の場合は本店又は主たる事務所の所在地を記載すること

(2) 氏名を自筆で記入したときは押印を省略できる法人又は団体の場合はその商号又は

名称並びに代表者の役職名及び氏名を記載することとし代表者が氏名を自筆で記入したとき

は押印を省略できるただし申請者が法律により直接に設立された法人又は特別の法律に

より特別の設立された法人の場合は代表者の氏名の記載を要しない

(3) 申請者が外国人である場合は住所については国籍及び本邦内における居住地を記載す

るものとし氏名については自筆により記載したときは押印を省略することができる

3 欠格事由については申請者が法第5条第3項各号(移動受信用地上基幹放送をする特定基

地局に係る開設計画の認定を受けようとする者にあつては同条第1項各号又は第3項各号)に

該当しないときはその旨を記載すること

4 用紙は日本工業規格A列4番とする

収入印紙貼付欄

(注1)

60

別表第五号の七 特定基地局の開設計画の様式(第25条の4関係)

特定基地局開設計画

1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するためのも

のであるのかの別

2 特定基地局の開設を必要とする理由

(1) 提供する電気通信役務の種類(注1)

(2) 開設しようとする特定基地局の内容

ア 無線局の種別

イ 発射を予定している電波の型式

ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力

エ 伝送情報の具体的内容(注1)

(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み及びその

算出根拠(注1)

3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲又は特定基地局により行われる移動

受信用地上基幹放送に係る放送対象地域(注2)

4 希望する周波数の範囲(注3)

5 当該通信系又は当該放送系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備

の設置場所及び開設時期(注4)

6 電波の能率的な利用を確保するための技術であつて特定基地局の無線設備に用いる予定のもの

(注5)

(1) 周波数の効率的利用の方策として導入を予定している技術の具体的内容

(2) 干渉回避の方策として導入を予定している技術の具体的内容

7 当該放送系に含まれるすべての特定基地局に係る無線設備の工事費及び無線局の運用費の支弁方

法(注6)(注7)

8 事業計画及び事業収支見積り(注6)(注8)

9 終了促進措置を行う場合にあつては当該終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用

の支弁方法

10 その他の事項

(1) 運用開始の予定期日(注9)

(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法(注10)

(3) 無線従事者の配置方針

ア 無線従事者の配置場所ごとの無線従事者の資格及び人数(注11)

イ 将来的な無線従事者の確保の方法

(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項(注12)

注1 移動受信用地上基幹放送をする特定基地局の開設計画にあつては記載を要しない

2 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲については当該特定基地局によ

つて無線通信業務を行うこととしている区域以外の区域においても通信の相手方である移動す

る無線局の無線通信を可能とするために同一の開設指針に係る特定基地局の開設を予定してい

る他の事業者との業務委託契約の締結を予定している場合であつては当該他の事業者の氏名又

は名称及び当該他の事業者所属の特定基地局を通信の相手方とする場合の移動範囲を記載する

こと

3 周波数は希望する周波数の範囲を「何MHzから何MHzまで」のように記載すること

61

なお特定の周波数を希望する場合は希望する周波数の範囲に代えて希望する周波数を記載

することができる

4 認定の有効期間中における毎年度ごと市区町村ごと及び無線局の種別ごとの開設予定無線局

数を記載すること

なお既に確保している無線設備の設置場所がある場合にあつてはそれぞれ設置場所の住所

を「何市何町」等のように併せて記載すること

5 学術資料等の添付をもつて記載に代える場合はその旨を記載し別紙により添付すること

6 電気通信業務を行うことを目的とする特定基地局の開設計画にあつては記載を要しない

7 無線設備の工事費についてはその総額並びに送信設備受信設備土地及び建物等に係る費

用の内訳をそれぞれ記載すること送信設備の規模等に応じて送信設備及び受信設備の単価が異

なる場合にはそれぞれの単価及びその数量についても記載すること

8 別表第二号第1の26の欄のうち別紙(1)から(12)まで及び(15)から(18)までについて記載す

ること

9 年月日を記載すること

10 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法の記載は次によること

(1) 保守管理及び障害時の具体的な対応体制及び方法を記載すること

(2) 部内規定等がある場合において部内規定等の添付をもつて記載に代える場合はその旨

を記載し別紙により添付すること

11 既に無線従事者を有している場合にあつては当該無線従事者の資格及び人数を併せて記載す

ること

12 法第27条の12第2項第6号の規定によりその他必要な事項として開設指針に定められた事項

について具体的内容を記載すること

13 用紙は日本工業規格A列4番とする

62

6 電気通信事業法関係法令

(1) 電気通信事業法(昭和59年法律第86号) (業務の停止等の報告)

第二十八条 電気通信事業者は第八条第二項の規定により電気通信業務の一部を停止したとき又は電気通信業務に関

し通信の秘密の漏えいその他総務省令で定める重大な事故が生じたときはその旨をその理由又は原因とともに遅滞

なく総務大臣に報告しなければならない

(電気通信主任技術者)

第四十五条 電気通信事業者は事業用電気通信設備の工事維持及び運用に関する事項を監督させるため総務省令で

定めるところにより電気通信主任技術者資格者証の交付を受けている者のうちから電気通信主任技術者を選任しな

ければならないただしその事業用電気通信設備が小規模である場合その他の総務省令で定める場合はこの限りで

ない

2 電気通信事業者は前項の規定により電気通信主任技術者を選任したときは遅滞なくその旨を総務大臣に届け出

なければならないこれを解任したときも同様とする

(電気通信主任技術者資格者証)

第四十六条 電気通信主任技術者資格者証の種類は伝送交換技術及び線路技術について総務省令で定める

2 電気通信主任技術者資格者証の交付を受けている者が監督することができる電気通信設備の工事維持及び運用に関

する事項の範囲は前項の電気通信主任技術者資格者証の種類に応じて総務省令で定める

3 総務大臣は次の各号のいずれかに該当する者に対し電気通信主任技術者資格者証を交付する

一 電気通信主任技術者試験に合格した者

二 電気通信主任技術者資格者証の交付を受けようとする者の養成課程で総務大臣が総務省令で定める基準に適合

するものであることの認定をしたものを修了した者

三 前二号に掲げる者と同等以上の専門的知識及び能力を有すると総務大臣が認定した者

45 (略)

(電気通信主任技術者の義務)

第四十九条 電気通信主任技術者は事業用電気通信設備の工事維持及び運用に関する事項の監督の職務を誠実に行わ

なければならない

(2) 電気通信事業法施行規則(昭和60年郵政省令第25号) (業務の停止等の報告)

第五十七条 法第二十八条の規定による報告をしようとする者は報告を要する事由が発生した後(通信の秘密の漏えい

に係るものにあつてはそれを知つた後)速やかにその発生日時及び場所概要理由又は原因措置模様その他参考

となる事項について適当な方法により報告するとともにその詳細について次の表の上欄に掲げる報告の事由の区分に

応じそれぞれ同表の中欄に掲げる様式により同表の下欄に掲げる報告期限までに報告書を提出しなければならない

報告の事由 様式 報告期限

一 法第八条第二項の規定による電気

通信業務の一部の停止

様式第五十 法第八条第二項の規定により電気通信業務の一部を停

止した日から三十日以内

二 通信の秘密の漏えい 様式第五十の二 電気通信業務に関し通信の秘密の漏えいを知つた日か

ら三十日以内

三 第五十八条で定める重大な事故 様式第五十の三 その重大な事故が発生した日から三十日以内

(報告を要する重大な事故)

第五十八条 法第二十八条の総務省令で定める重大な事故は次のとおりとする

一 電気通信設備の故障により電気通信役務の全部又は一部(付加的な機能の提供に係るものを除く)の提供を停止

又は品質を低下させた事故(他の電気通信事業者の電気通信設備の故障によるものを含む)であつて次のいずれ

にも該当するもの

イ 当該電気通信役務の提供の停止又は品質の低下を受けた利用者の数が三万以上のもの(総務大臣が当該利用者

63

の数の把握が困難であると認めるものにあつては総務大臣が別に告示する基準に該当するもの)

ロ 当該電気通信役務の提供の停止時間又は品質の低下の時間が二時間以上のもの

二 電気通信事業者が設置した衛星海底ケーブルその他これに準ずる重要な電気通信設備の故障により当該電気

通信設備を利用するすべての通信のそ通が二時間以上不能となる事故

様式第4(第4条第3項第2号第9条第1項第2号第10条第2項第60条の2第2号関係)

提供する電気通信役務

電 気 通 信 役 務 の 種 類 提供する役務

1 加入電話

2 総合デジタル通信サービス(中継電話又は公衆電話であるもの及び国際総合デジタル通信

サービスを除く)

3 中継電話(国際電話等であるものを除く)

4 国際電話等 国際電話

国際総合デジタル通信サービス

5 公衆電話

6 携帯電話 三九世代移動通信システムを使用するもの

三九世代移動通信システムを使用するもの以外のもの

7 PHS

8 IP電話 当該IP電話の提供のために電気通信番号規則第9条第1項第1号又は

第10条第1項第2号に規定する電気通信番号を使用するもの

当該IP電話の提供のために電気通信番号規則第9条第1項第1号又は

第10条第1項第2号に規定する電気通信番号を使用するもの以外のもの

9 FMCサービス

10 インターネット接続サービス(携帯電話PHS端末インターネット接続サービスである

ものを除く)

11 FTTHアクセ

スサービス

共同住宅等内にVDSL設備その他の電気通信設備を用いるもの以外の

もの

共同住宅等内にVDSL設備その他の電気通信設備を用いるもの

12 DSLアクセスサービス

13 FWAアクセスサービス

14 CATVアクセスサービス

15 携帯電話PHS端末インターネット接続サービス(三九世代携帯電話端末インターネ

ット接続サービスであるものを除く)

16 携帯電話PHSパケット通信アクセスサービス(三九世代携帯電話パケット通信アク

セスサービスであるものを除く)

17 三九世代携帯電話端末インターネット接続サービス

18 三九世代携帯電話パケット通信アクセスサービス

19 フレームリレーサービス

20 ATM交換サービス

21 公衆無線LANアクセスサービス

22 BWAアクセスサービス

23 IP-VPNサービス

24 広域イーサネットサービス

25 専用役務 国内電気通信役務であるもの

国際電気通信役務であるもの

26 上記1から25までに掲げる電気通信役務を利用した付加価値サービス

27 インターネット関連サービス(IP電話を除く)

28 電報 (略)

29 上記1から28までに掲げる電気通信役務以外の電気通信役務

注 (略)

64

(3) 電気通信主任技術者規則(昭和60年郵政省令第27号) (電気通信主任技術者の選任等)

第三条 法第四十五条第一項の規定による電気通信主任技術者の選任は次に掲げるところによるものとする

一 次の表の上欄に掲げる事業用電気通信設備を直接に管理する事業場ごとにそれぞれ当該事業場に常に勤務する

者であつて同表の下欄に掲げるもののうちから行うこと

イ 事業用電気通信設備(線路設備及び

これに附属する設備を除く)

伝送交換主任技術者資格者証の交付を受けている者

ロ 線路設備及びこれに附属する設備 線路主任技術者資格者証の交付を受けている者

二 業務区域が一の都道府県の区域を超える電気通信事業者にあつては前号の規定によるほか事業用電気通信設

備を設置する都道府県ごとに前号の表の上欄に掲げる事業用電気通信設備の種別に応じそれぞれ当該都道府県

に常に勤務する者であつて同表の下欄に掲げるもののうちから行うこと

2 前項各号の規定にかかわらず総務大臣が別に告示する場合は前項第一号の表の上欄に掲げる事業用電気通信設備

の種別に応じ同号の規定による選任に代えて同号の事業場を直接統括する事業場ごとに電気通信主任技術者を選任し

又は当該電気通信主任技術者若しくは前項各号の規定により選任された電気通信主任技術者に他の事業場若しくは都

道府県において選任すべき電気通信主任技術者を兼ねさせることができる

(資格者証の種類)

第五条 法第四十六条第一項の電気通信主任技術者資格者証(以下「資格者証」という)の種類は伝送交換主任技術

者資格者証及び線路主任技術者資格者証とする

(4) 電気通信主任技術者選任の範囲を定める件(平成22年総務省告示第49号) 電気通信主任技術者規則(以下「規則」という)第三条第二項の規定に基づき総務大臣が別に告示する場合は次

の各項に掲げる場合の区分に応じそれぞれ当該各項に掲げる場合とする

一 規則第三条第二項の規定により電気通信主任技術者を選任し又は同条第一項第一号若しくは同条第二項の規定によ

り選任された電気通信主任技術者に他の事業場(当該事業場に常に勤務する者のうちに電気通信主任技術者資格者証の

交付を受けている者がいない場合に限る)において選任すべき電気通信主任技術者を兼ねさせる場合 次の各号のい

ずれにも適合する場合

1 規則第三条第二項の規定により選任される電気通信主任技術者又は他の事業場の電気通信主任技術者を兼務する

こととなる者(以下「兼務主任技術者等」という)が直接統括される事業場又は兼務することとなる事業場に速

やかに到達できること

2 これらの事業場において直接に管理される電気通信設備に障害が生じた場合には予備設備への切り替え等の障

害防止のための応急措置が直ちに行われること

3 これらの事業場に係る電気通信設備の工事維持及び運用上必要な事項が兼務主任技術者等に容易に連絡できる

よう措置されていること

4 これらの事業場の電気通信設備の巡視点検及び検査の結果が兼務主任技術者等に報告されること

5 その他これらの事業場が兼務主任技術者等による監督で支障ないように措置されていること

二 規則第三条第一項第一号又は同条第二項の規定により選任された電気通信主任技術者に同条第一項第二号の規定に

基づき選任すべき電気通信主任技術者を兼ねさせる場合 次の各号のいずれかの場合

1 規則第三条第一項第一号又は同条第二項の規定により選任された電気通信主任技術者の勤務する事業場がある都

道府県の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合

2 電気通信事業者が事業開始後五年以内において電気通信設備を設置する都道府県ごとに電気通信主任技術者(第

三項に規定する兼任主任技術者を含む)を選任する計画を管理規程に定めている場合であって当該計画の期間中

における利用者の数が三万未満の都道府県の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合

3 電波法施行規則(昭和二十五年電波監理委員会規則第十四号)第四条第二十号の二に規定する地球局のうち専

ら一の利用者(当該電気通信事業者との間に電気通信役務の提供を受ける契約を締結する者であって電気通信事

業者以外の者をいう)に電気通信役務の提供を行うことを目的として開設された地球局における事業用電気通信設

備が設置されている都道府県(当該都道府県内に複数の利用者に電気通信役務の提供を行うことを目的として開

設された地球局がある場合を除く)の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合

三 規則第三条第一項第二号の規定により選任された電気通信主任技術者に他の都道府県において選任すべき電気通信

主任技術者を兼ねさせる場合 総務省組織令(平成十二年政令第二百四十六号)第百三十八条第一項に規定する総合通

65

信局(北海道総合通信局を除く)の管轄区域内又は当該管轄区域と隣接する都府県(沖縄県を除く以下この項にお

いて同じ)の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合であって次の各号のいずれにも適合する場合

1 当該都府県内に設置された電気通信設備に障害が生じた場合には予備設備への切り替え等の障害防止のための

応急措置が直ちに行われること

2 当該都府県内に設置された電気通信設備の工事維持及び運用上必要な事項が当該都府県の電気通信主任技術

者を兼任することとなる者(以下「兼任主任技術者」という)に容易に連絡できるよう措置されていること

3 当該都府県内の電気通信設備の巡視点検及び検査の結果が兼任主任技術者に報告されること

4 その他当該都府県内の電気通信設備が兼任主任技術者による監督で支障ないように措置されていること

66

7 三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指

針を定める件(平成23年総務省告示第513号) 改正平成24年4月17日(平成24年総務省告示第165号)

電波法(昭和二十五年法律第百三十一号)第二十七条の十二第一項の規定に基づき三九世代移動通信システムの普

及のための特定基地局の開設に関する指針を次のように定める

平成二十三年十二月十四日 総務大臣 川端 達夫

第一章 総則

一 開設指針の対象とする特定基地局の範囲に関する事項

本開設指針の対象とする特定基地局(以下単に「特定基地局」という)の範囲は無線設備規則(昭和二十五年電

波監理委員会規則第十八号)第四十九条の六の四第四十九条の六の五又は第四十九条の六の九に規定する技術基準

に係る無線設備(当該無線設備の発射する電波の中継を行う同規則第四十九条の六に規定する技術基準に係るものを

含む)を使用する基地局及び陸上移動中継局のうち次項第一号に規定する周波数を使用するものとする

二 周波数割当計画に示される割り当てることが可能である周波数のうち特定基地局に使用させることとする周波数及

びその周波数の使用に関する事項

1 特定基地局に使用させることとする周波数は九四五MHzを超え九六〇MHz以下又は七七三MHzを超え八〇三MHz以

下の周波数(当該周波数の使用は平成二十四年七月二十五日以降に限る)とする

2 特定基地局に係る前号に規定する周波数の使用区域は全国とする

3 第一号に規定する周波数のうち現に特定基地局以外の無線局が使用している場合であってその周波数について

周波数割当計画(平成二十年総務省告示第七百十四号)において使用の期限が定められている周波数及びその期限

の満了の日はそれぞれ次のとおりである

(一)(二) (略)

(三) 七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数 平成三十一年三月三十一日

第二章 九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定に係る事項

三 特定基地局の配置及び開設時期に関する事項

1 本開設指針に係る開設計画(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局のものに限る以下

この章において同じ)の認定を受けた者(以下この章において「認定開設者」という)は当該認定の日(以下

この章において「認定日」という)から四年を経過した日の属する年度の末日までに総合通信局(沖縄総合通信

事務所を含む以下同じ)の管轄区域ごとの特定基地局(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用するもの

に限る以下この章(第三号を除く)において同じ)の人口カバー率(一の市町村(特別区を含み平成二十二

年十月一日における行政区画による区域とする以下同じ)における全ての市町村事務所等(地方自治法(昭和二

十二年法律第六十七号)第四条第一項に規定する事務所並びに同法第百五十五条第一項(同法第二百八十三条第一

項において適用する場合を含む)に規定する支所及び出張所をいう以下同じ)において特定基地局(屋内その

他他の無線局の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置するものを除く)とその

通信の相手方である陸上移動局との間の通信が可能となる場合に当該一の市町村を当該通信が可能な市町村とみな

し一の総合通信局の管轄区域における当該通信が可能な市町村の人口(平成二十二年の国勢調査の結果による人

口とする以下同じ)の合計を当該一の総合通信局の管轄区域の人口で除した値をいう以下同じ)が全て百

分の五十以上になるように特定基地局を開設しなければならない

2 (略)

3 認定開設者は認定日から七年を経過した日の属する年度の末日までに三九世代移動通信システムの基地局

(特定基地局のうち無線設備規則第四十九条の六の九に規定する技術基準に係る無線設備(占有周波数帯幅が一〇

MHz以上のものに限る)を使用するものをいう以下同じ)であって九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を

使用するものの運用を開始しなければならない

四五 (略)

67

六 特定基地局の円滑な開設の推進に関する事項その他必要な事項

1~3 (略)

4 本開設指針に係る開設計画の認定は電波法第二十七条の十三第四項各号並びに前各項及び前各号に規定する事

項並びに別表第二に規定する要件を満たしている申請の数が一の場合は当該申請に対してするものとし一を超え

る場合は当該申請について別表第三に掲げる順序に従い同表に掲げる基準に適合する申請の数が一となるまで審査

した当該申請に対してするものとするなお同法第二十七条の十三第三項の規定により公示された期間(以下「申

請期間」という)内に提出された本開設指針に係る開設計画の認定の申請については前後なく受け付けたものと

して同等に扱い審査を行う

56 (略)

第三章 七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定に係る事項

七 特定基地局の配置及び開設時期に関する事項

1 本開設指針に係る開設計画(七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用する特定基地局のものに限る以下

この章において同じ)の認定を受けた者(以下この章において「認定開設者」という)は当該認定の日(以下

この章において「認定日」という)から七年を経過した日の属する年度の末日までに総合通信局の管轄区域ごと

の特定基地局(七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用するものに限る以下この章において同じ)の人口

カバー率が全て百分の八十以上になるように特定基地局を開設しなければならない

2 認定開設者は認定日から七年を経過した日の属する年度の末日までに三九世代移動通信システムの基地局

であって七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用するものの運用を開始しなければならない

八 特定基地局の無線設備に係る電波の能率的な利用を確保するための技術の導入に関する事項

特定基地局の無線設備に対しては適応多値変調及び空間多重技術その他の電波の能率的な利用を確保するための

技術を用いなければならない

九 終了促進措置に関する事項

1 認定開設者は次の(一)及び(二)に掲げる無線局による七七〇MHzを超え八〇六MHz以下の周波数の使用を第二項

第三号(三)に定める日前に終了させるためこの項に定めるところにより次の(一)及び(二)に掲げる無線局を対

象とする終了促進措置を実施しなければならない

(一) 番組素材中継を行う無線局(無線設備規則第三十七条の二十七の二十一に規定する番組素材中継を行う無線

局をいう以下同じ)であって七七〇MHzを超え八〇六MHz以下の周波数を使用するもの

(二) 無線設備規則第四十九条の十六に規定する特定ラジオマイクの無線局及び同規則第四十九条の十六の二に規

定するデジタル特定ラジオマイクの無線局

2 全ての認定開設者は前号(一)及び(二)に掲げる無線局の免許人(以下「対象免許人」という)との間の合意に

基づいて対象免許人が当該無線局について第二項第三号(三)に定める日前に次に掲げるいずれかの措置を行う

ことを条件として当該措置に係る無線局の運用の開始を確保するために必要な範囲において終了促進措置とし

て次号(一)及び(二)に掲げる費用の全部を連帯して負担しなければならない

(一) 前号(一)に掲げる無線局が使用する周波数を一二四〇MHzを超え一三〇〇MHz以下若しくは二三三〇MHz

を超え二三七〇MHz以下に変更する措置又は一二四〇MHzを超え一三〇〇MHz以下若しくは二三三〇MHzを

超え二三七〇MHz以下の周波数を使用する番組素材中継を行う無線局を開設しかつ同号(一)に掲げる無線局

を廃止若しくは当該無線局が使用する周波数を一二四〇MHzを超え一三〇〇MHz以下若しくは二三三〇MHz

を超え二三七〇MHz以下に変更する措置

(二) 前号(二)に掲げる無線局が使用する周波数を四七〇MHzを超え七一四MHz以下若しくは一二四〇MHzを超え一

二六〇MHz以下に変更する措置又は四七〇MHzを超え七一四MHz以下若しくは一二四〇MHzを超え一二六〇MHz

以下の周波数を使用するラジオマイクの無線局を開設しかつ同号(二)に掲げる無線局を廃止若しくは当該無

線局が使用する周波数を四七〇MHzを超え七一四MHz以下若しくは一二四〇MHzを超え一二六〇MHz以下に変更

する措置

3 前号の規定により認定開設者が負担する費用は同号に定める措置に係る次に掲げる費用とする

(一) 無線局の無線設備及びこれに附属する設備(当該無線局の開設に必要な受信設備伝送路設備その他の設備

68

をいう(二)において同じ)の取得に要する費用

(二) 第一号(一)及び(二)に掲げる無線局の無線設備及びこれに附属する設備の変更の工事に要する費用

4 認定開設者は終了促進措置の実施に当たって次に掲げる事項を行わなければならない

(一) (二)から(四)までに掲げる事項及び終了促進措置に係る対象免許人との合意について他の全ての認定開設

者と共同して実施することとし当該事項及び当該合意の実施方法について認定日から三月以内に他の全ての

認定開設者と協議し合意することなお終了促進措置に要した費用について一の認定開設者が負担する金額

は当該費用の総額を認定開設者の数で除した額とすること

(二) (一)の他の全ての認定開設者との合意の日から六月以内に終了促進措置の実施の概要(次号(四)の定めに

より設置した窓口の連絡先及び対応時間を含む)を対象免許人に周知させるための措置を開始すること

(三) (一)の他の全ての認定開設者との合意の日から六月以内に終了促進措置の実施手順を対象免許人に対して

通知すること

(四) (二)及び(三)に掲げる事項の実施前に対象免許人を社員その他の構成員としている法人又は団体(以下「免

許人団体」という)との間で(二)及び(三)の事項の実施について協議を行うこと

(五) 対象免許人との間で当該対象免許人が行う第二号に定める措置の内容及びその実施時期並びに当該措置に

係る終了促進措置に関する費用負担の範囲方法及び実施時期並びに当該対象免許人が当該措置を行うまでの間

に当該対象免許人の第一号(一)及び(二)に掲げる無線局と特定基地局が周波数を共用する場合の当該共用の条件

その他終了促進措置の内容について協議を行うこと

(六) 対象免許人から(五)の協議の申入れがあった場合には遅滞なく当該協議を開始すること

5 申請者(本開設指針に係る開設計画の申請者に限る以下この章において同じ)又は認定開設者は終了促進措

置の実施に関する透明性の確保を図るため次に掲げる事項を遵守しなければならない

(一) 申請者は平成二十四年総務省告示第百六十五号(三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局

の開設に関する指針を定める件の一部を改正する件)の告示のときから認定を受けるまでの間対象免許人及び

免許人団体に対し認定開設者が行う第二号に規定する費用の負担に関する協議調整等を一切行わないこと

(二) 申請者は平成二十四年総務省告示第百六十五号の告示のときから認定を受けるまでの間他の全ての申請

者に対し終了促進措置に係る前号(一)の実施方法について協議調整等を一切行わないこと

(三) 認定開設者は前号(一)により他の全ての認定開設者と合意したときはその合意の内容を示す書面の写し

を速やかに総務大臣に提出するとともにその内容をインターネットの利用その他の方法により公表すること

(四) 認定開設者は前号(一)の合意の日から一月以内に終了促進措置の実施に関する対象免許人からの問合せ

に対応するための窓口を設置し第二項第三号(三)に定める日の前日まで設置すること

(五) 認定開設者は前号(三)の通知をした場合はその通知の内容をインターネットの利用その他の方法により

公表すること

(六) 認定開設者は終了促進措置に関する費用の負担の公正が確保されるよう十分に配意することなお前号

(四)及び(五)に規定する終了促進措置の実施に関する協議において免許人団体が関与する場合には当該免許

人団体は当該関与に対して認定開設者及び対象免許人から対価を受けてはならないこと

(七) 認定開設者は前号(五)の協議により合意がなされたときはその内容を全ての認定開設者及び対象免許

人が署名若しくは記名押印した書面又は電子署名を行った電磁的記録により確認し本開設指針に係る開設計画

の認定の有効期間中当該書面又は当該電磁的記録を保管し総務大臣の求めに応じて速やかにその写しを提出

すること

(八) 認定開設者は当該認定に係る開設計画に基づく終了促進措置の完了までの間毎年度の四半期ごとに第

一号(一)及び(二)に掲げる無線局の区分に従い当該措置を実施した無線局数及び当該措置の実施に要した費用そ

の他当該措置の実施の状況を示す書類を総務大臣に提出すること

6 総務大臣は前号(八)の規定により認定開設者から提出された書類について本開設指針(七七三MHzを超え八〇

三MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画に係る部分に限る)及び当該認定に係る開設計画に基づき適

切に終了促進措置が実施されていることを確認し当該書類の概要及び確認の結果をインターネットの利用その他

の方法により公表するものとする

7 認定開設者は終了促進措置に関して対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図る

ための体制の整備その他必要な措置を講ずるよう努めなければならない

十 特定基地局の円滑な開設の推進に関する事項その他必要な事項

1 特定基地局は次に掲げる場合に開設されたものとする

(一) 第二項第一号に規定する七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数のみを使用する基地局又は陸上移動中継局

を開設した場合

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(二) 第二項第一号に規定する七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数と当該周波数とは異なる周波数とを併せて

使用する基地局又は陸上移動中継局を開設した場合

(三) 既に開設している基地局又は陸上移動中継局について第二項第一号に規定する七七三MHzを超え八〇三MHz以

下の周波数の追加又は当該周波数への変更に係る周波数の指定の変更を受けた場合

2 地域ごとに連携する複数の者がそれぞれ本開設指針に係る開設計画の認定の申請を行う場合にはこれらの申請

を一の申請とみなして本開設指針の規定を適用する

3 本開設指針に係る開設計画の認定の申請は次に定めるところにより行わなければならない

(一) 申請することができる周波数の帯域幅は一〇MHzとし電波法第二十七条の十三第二項第四号に規定する希

望する周波数の範囲として七七三MHzを超え七八三MHz以下七八三MHzを超え七九三MHz以下及び七九三MHzを超

え八〇三MHz以下の周波数を希望する順に開設計画に記載すること

(二) 申請に当たっては電波法第二十七条の十三第二項及び無線局免許手続規則第二十五条の四に定めるところ

によるほか別表第一に規定する事項について開設計画に記載しなければならない

4 本開設指針に係る開設計画の認定は電波法第二十七条の十三第四項各号並びに第一項第二項及び第七項から

前項まで並びに前各号に規定する事項並びに別表第二に規定する要件を満たしている申請に対して行うただし

当該申請(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けている者のもの

を除く)の数が三の場合は当該申請に対して認定するものとし三を超える場合は当該申請について別表第三に掲

げる順序に従い同表に掲げる基準に適合する申請の数が三となるまで審査した当該申請に対して認定するものとす

るなお申請期間内に提出された本開設指針に係る開設計画の認定の申請については前後なく受け付けたもの

として同等に扱い審査を行う

5 開設計画の認定に係る電波法第二十七条の十三第四項に基づく周波数の指定は第三号(一)により開設計画に記

載した希望する周波数の範囲に基づき行うこの場合において二以上の申請者が同じ周波数の範囲を希望すると

きは前号の別表第三に係る審査における基準への適合の度合いが高い者の希望を優先するただし当該申請者

に九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けている者が含まれる場合

はその者の申請はそれ以外の者の申請に劣後するものとする

6 認定開設者は毎年度の四半期ごとに当該認定に係る開設計画に基づく事業の進捗を示す書類を総務大臣に提

出しなければならない

7 別表第一の二4に規定するブースター障害等の防止又は解消はそれらに要する費用の負担等当該ブースター障

害等の防止又は解消に当たり必要な事項についてあらかじめ全ての認定開設者間で協議し合意した上で当該全

ての認定開設者が共同して行わなければならない

別表第一 開設計画に記載すべき事項

一 特定基地局の整備計画に関する事項

1 特定基地局の開設数に関する年度(特定基地局の最初の運用開始の日から十年を経過した日の属する年度まで

に限る以下この一及び四において同じ)の末日ごと都道府県ごと無線局の種別ごと(屋内その他他の無線局

の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置する無線局かの別を含む)及び技術基

準ごと(無線設備規則第四十九条の六の五に規定する技術基準(拡散符号速度が毎秒三八四メガチップのもので

あって六四値直交振幅変調が可能なものに限る)にあっては隣接する二の搬送波を使用すること又は複数の空中

線を使用する空間多重方式を用いることにより伝送速度を向上させるものかどうかの別同規則第四十九条の六の

九に規定する技術基準にあっては占有周波数帯幅の別を含む)の計画

2 総合通信局の管轄区域ごとの特定基地局の人口カバー率に関する市町村ごと年度の末日ごとの計画(当該計

画に係る無線局の開設数を含む)

3 別表第三の二に規定する全国の三九世代移動通信システムの基地局の人口カバー率に関する市町村ごと年

度の末日ごとの計画(当該計画に係る無線局の開設数を含む)

4 三九世代移動通信システムの基地局の運用の開始に関する計画

二 開設計画に従って円滑に特定基地局を整備するための能力に関する事項(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を

使用する特定基地局の開設計画(以下「九〇〇MHz帯開設計画」という)の申請に当たっては次の1から3まで七七

三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画(以下「七〇〇MHz帯開設計画」という)の申請

に当たっては次の1から4までに掲げる事項について記載すること)

1 特定基地局の設置場所の確保(開設に対する地域住民の合意形成に向けた取組を含む以下別表第二の二におい

70

て同じ)に関する計画及びその根拠

2 特定基地局の無線設備の調達に関する計画及びその根拠

3 特定基地局の整備に係る工事業者その他の業者との協力体制の確保に関する計画及びその根拠

4 地上デジタル放送(人工衛星の無線局以外の無線局により行われるテレビジョン放送(デジタル放送に限る)を

いう以下この4において同じ)の受信電波を増幅する機器その他の受信設備に作用することにより発生する地上

デジタル放送の受信障害(以下「ブースター障害等」という)を与えるおそれのある世帯数等の規模当該ブース

ター障害等の防止又は解消に要する費用の見通し当該費用の負担に関する事項及びそれらの根拠並びに当該ブー

スター障害等を防止し又は解消するための方法当該方法の実施に関する地上デジタル放送を行う放送事業者(放

送法(昭和二十五年法律第百三十二号)第二条第二十六号に規定する放送事業者をいう)との間の連絡及び調整そ

の他のブースター障害等の防止又は解消に関する計画及びその根拠

三 電気通信設備の設置及び運用を円滑に行うための技術的能力に関する事項

1 申請者が設置しようとする無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績及び計画

2 特定基地局に係る伝送路設備交換設備端末設備その他の運用に必要な電気通信設備(電気通信事業法(昭和

五十九年法律第八十六号)第二条第二号に規定する電気通信設備をいう以下同じ)の調達及び工事に関する計画

及びその根拠

3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関する計画及びその根拠

4 電気通信主任技術者(電気通信事業法第四十五条第一項に規定する電気通信主任技術者をいう以下同じ)の選

任及び配置に関する計画及びその根拠

5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻(ふく)輳(そう)を防止し又は最

小限に抑えるための措置に関する計画及びその根拠

四 財務的基礎に関する事項

1 特定基地局の運用による電気通信事業(電気通信事業法第二条第四号に規定する電気通信事業をいう以下同じ)

により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根拠(当該電気通信事業に係る電気通信役務(同条第三号

に規定する電気通信役務をいう以下同じ)の契約数に関する事項を含む)

2 特定基地局に係る設備投資の額及び終了促進措置の実施に要する費用その他当該電気通信事業に要する費用に関

する年度ごとの見通し及びその根拠

3 当該電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠(申請者及び申請者に対する主な

出資者の財務諸表(財務諸表等の用語様式及び作成方法に関する規則(昭和三十八年大蔵省令第五十九号)第一

条第一項に規定する財務諸表をいう)その他の当該計画に従って必要な資金を確保することができることを証する

書類を別紙により添付すること)

4 当該電気通信事業に係る損益及びキャッシュフローに関する年度ごとの見通し及びその根拠

五 業務執行体制の整備に関する事項

1 法令遵守のための体制の整備に関する計画及びその根拠(法令遵守に係る内部規程がある場合は別紙により添

付すること)

2 個人情報保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠(個人情報保護に係る内部規程がある場合は別紙

により添付すること)

3 電気通信役務についての利用者からの苦情及び問合せに対する適切かつ迅速な処理を行うための体制その他の電

気通信事業の利用者の利益の保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠(電気通信事業の利用者の利益の

保護に係る内部規程がある場合は別紙により添付すること)

六 混信等の防止に関する事項

九〇〇MHz帯開設計画にあっては次の1七〇〇MHz帯開設計画にあっては次の2に掲げる無線局その他既設の無線

局(予備免許を受けているものを含む)及び電波法第五十六条第一項に規定する指定を受けている受信設備(以下「既

設の無線局等」という)の運用並びに電波の監視を阻害する混信その他の妨害を防止するための対策及び体制に関す

る計画及びその根拠

1 九〇〇MHz帯開設計画に係る無線局

(一)~(七) (略)

2 七〇〇MHz帯開設計画に係る無線局

(一) 無線設備規則第三十七条の二十七の九から第三十七条の二十七の十一までに規定する技術基準に係る無線設

備を使用する無線局

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(二) 無線設備規則第四十九条の六の三から第四十九条の六の五まで及び第四十九条の六の九に規定する技術基準

に係る無線設備を使用する基地局(七七三MHzを超え八〇三MHz以下及び八六〇MHzを超え八九〇MHz以下の周波数

を使用するものに限る)

(三) 無線設備規則第四十九条の二十二の二に規定する技術基準に係る無線設備を使用する無線局

(四) 番組素材中継を行う無線局であって七七〇MHzを超え八〇六MHz以下の周波数を使用するもの

(五) 無線設備規則第四十九条の十六及び第四十九条の十六の二に規定する技術基準に係る無線設備を使用する無

線局

七 終了促進措置に関する事項

1 第五項第二号(七〇〇MHz帯開設計画にあっては第九項第二号)に規定する費用の負担に充てることが可能な金

額の総額(以下「負担可能額」という)

2 当該費用に充てる資金の確保の計画及びその根拠(外国通貨で表示された金額は申請期間の開始日における外

国為替の売買相場により本邦通貨で表示された金額に換算することまた申請者の預金口座の残高として金融

機関が証明した書類金融機関による融資を行う旨を約する書類その他の負担可能額に相当する資金を確実に確保

することができることを証する書類を別紙により添付すること)

3 対象免許人等(七〇〇MHz帯開設計画にあっては対象免許人以下同じ)との終了促進措置の協議を開始する

無線局の割合及び終了促進措置の実施を完了する無線局の割合に関する年度ごと都道府県(第五項第一号(二)

及び(三)に掲げる無線局においては総合通信局の管轄区域)ごと第五項第一号(一)から(三)まで(七〇〇MHz帯開

設計画にあっては第九項第一号(一)及び(二))の区別ごとの計画及びその根拠

4 終了促進措置の実施に係る窓口の設置周知させるための措置及び通知の実施の確保に関する計画

5 第五項第五号(一)(七〇〇MHz帯開設計画にあっては第九項第五号(一)及び(二))に規定する事項の遵守を示す

6 対象免許人等との終了促進措置に係る協議及び合意の方法に関する計画

7 第五項(七〇〇MHz帯開設計画にあっては第九項)に定める終了促進措置に関する事項について対象免許人等

との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体制の整備その他必要な措置に関する計画

八 電波の能率的な利用の確保に関する事項

申請者に係る携帯無線通信(無線設備規則第三条第一号に規定する携帯無線通信をいう以下同じ)を行う無線局

の周波数に係る電波の能率的な利用を確保するための取組に関する計画(電波の利用状況及び利用計画を含む以下

別表第二の十において同じ)及びその根拠

九 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与に関する事項

本開設指針又は平成二十一年総務省告示第二百四十八号(三九世代移動通信システムの導入のための特定基地局

の開設に関する指針を定める件)に係る開設計画の認定を受けていない電気通信事業者(電気通信事業法第二条第五

号に規定する電気通信事業者をいい同号に規定する電気通信事業者になる見込みのある者を含む以下同じ)に対

する卸電気通信役務(同法第二十九条第一項第十号に規定する卸電気通信役務をいう以下同じ)の提供又は電気

通信設備の接続その他の方法による特定基地局の利用を促進するための具体的な計画

十 申請者の条件に関する事項

別表第二の十一の要件に対する適合を示す旨(申請者が法人又は団体である場合にあってはその役員(組合その

他これに準ずる事業体にあっては役員に相当する者を含む以下同じ)及び同表十一4の議決権の関係を示す書類

を別紙により添付すること)

十一 一から十までに定めるもののほか本開設指針に定められた事項に関する申請者のこれまでの取組の実績並びに計

画及びその根拠

別表第二 開設計画の認定の要件

一 全ての都道府県の区域において特定基地局を整備する計画及びその根拠を有していること

二 開設計画に記載された全ての特定基地局についてその円滑な整備のため設置場所の確保無線設備の調達及びそ

の整備に係る業者との協力体制の確保に関する計画(七〇〇MHz帯開設計画の認定においてはブースター障害等の防

止又は解消に関する計画を含む)及びその根拠を有していること

72

三 申請者が設置しようとする無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績又は計画を有しかつ特定基地

局の運用に必要な電気通信設備の調達及び工事並びに運用及び保守に関する計画及びその根拠を有していること

四 関係法令の規定に基づき無線従事者の配置方針並びに電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根

拠を有していること

五 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑えるため

の措置に関する計画(申請者が開設計画の認定を受けたことのある者である場合にあっては当該認定に係る開設計画

に記載されたもの以外のものを含むこと)及びその根拠を有していること

六 特定基地局の運用による電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠を有しておりか

つ当該電気通信事業に係る損益に関する年度ごとの見通しにおいて利益の生じる年度があること

七 法令遵守のための体制の整備平成十六年総務省告示第六百九十五号(電気通信事業における個人情報保護に関する

ガイドラインを定める件)に適合した個人情報保護のための体制の整備及び電気通信事業の利用者の利益の保護のため

の体制の整備に関する計画及びその根拠を有していること

八 既設の無線局等の運用及び電波の監視を阻害する混信その他の妨害を防止するため当該妨害の防止に係る対応を行

う窓口の設置及び特定基地局の設置前に当該設置に係る情報交換若しくは協議の実施又は当該妨害を防止するための

特定基地局の設置における無線設備へのフィルタの追加若しくは無線局の設置場所及び無線設備の空中線の指向方向

の調整の実施による干渉の改善等の措置を行う計画及びその根拠を有していること

九 負担可能額が次の各号に掲げる区分によりそれぞれ当該各号に定める金額以上であり当該負担可能額を確実に

確保できること

1 九〇〇MHz帯開設計画の認定 千二百億円

2 七〇〇MHz帯開設計画の認定 六百億円

十 申請者に係る携帯無線通信を行う無線局の周波数に係る電波の能率的な利用を確保するための取組に関する計画及

びその根拠を有していること(九〇〇MHz帯開設計画の認定においては第四項七〇〇MHz帯開設計画の認定においては

第八項に掲げる事項を除く)

十一 申請者が次の要件を満たしていること

1 申請者が本開設指針に係る二以上の開設計画の認定の申請(申請期間が同じものに限る以下この十一におい

て同じ)を行っていないこと

2 申請者が本開設指針に係る他の開設計画の認定の申請を行っている法人又は団体の役員ではないこと

3 申請者が法人又は団体である場合にあってはその役員が本開設指針に係る他の開設計画の認定の申請を行って

いないこと

4 申請者が法人又は団体である場合にあっては申請者により議決権の三分の一以上を保有される者申請者の議

決権を三分の一以上保有する者及び申請者の議決権を三分の一以上保有する者により議決権の三分の一以上を保有

される者(申請者を除く)(申請者と地域ごとに連携する者を除く)が本開設指針に係る開設計画の認定の申請

を行っていないことこの場合において一の者により議決権の三分の一以上を保有される者が議決権の三分の一

以上を保有する者は当該一の者により議決権の三分の一以上を保有される者と一の者の議決権を三分の一以上保

有する者の議決権を三分の一以上保有する者は当該一の者の議決権を三分の一以上保有する者と順次みなす

別表第三 開設計画の認定の審査基準

一 負担可能額(当該負担可能額に十億円未満の端数があるときはこれを切り捨てかつ九〇〇MHz帯開設計画の認定

においては二千百億円七〇〇MHz帯開設計画の認定においては千五百億円を超える額があるときはその超える額を

控除した額とする)がより大きいこと

二 認定日(九〇〇MHz帯開設計画の認定においては第三項第一号に規定する認定日七〇〇MHz帯開設計画の認定におい

ては第七項第一号に規定する認定日とする)から七年を経過した日の属する年度の末日の全国の三九世代移動通

信システムの基地局(九〇〇MHz帯開設計画の認定においては九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用するもの

七〇〇MHz帯開設計画の認定においては七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用するものに限るこの二におい

73

て同じ)の人口カバー率(一の市町村における全ての市町村事務所等において三九世代移動通信システムの基地局

(屋内その他他の無線局の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置するものを除く)

とその通信の相手方である陸上移動局との間の通信が可能となる場合に当該一の市町村を当該通信が可能な市町村と

みなし当該通信が可能な市町村の人口の合計を全国の人口で除した値をいう)を百分の五で除した値(一未満の

端数があるときはこれを一に切り上げるものとする)がより大きいこと

三 次に掲げる基準への適合の度合いが高いこと

1 終了促進措置に関する事項

第五項(七〇〇MHz帯開設計画の認定においては第九項)に定める終了促進措置に関する事項について対象免

許人等との迅速な合意形成を図るための具体的な対策及び円滑な実施を図るための具体的な体制の整備に関する計

画がより充実していること

2 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与

(一) 本開設指針又は平成二十一年総務省告示第二百四十八号に係る開設計画の認定を受けていない電気通信事業

者等多数の者に対する卸電気通信役務の提供又は電気通信設備の接続その他の方法による特定基地局の利用を

促進するための具体的な計画がより充実していること

(二) (一)のほか申請者に割り当てている周波数帯の有無及び差違並びに申請者に割り当てている周波数の幅に対

する当該周波数を利用する電気通信事業に係る契約数の程度を勘案して特定基地局を開設して電気通信事業を

行うことが電気通信事業の健全な発達と円滑な運営により寄与すること

74

8 その他関係告示

(1) 平成23年総務省告示第513号に基づく特定基地局の開設計画の認定の申請期間等を定

める件(平成24年総務省告示第167号) 電波法(昭和二十五年法律第百三十一号)第二十七条の十三第三項の規定に基づき及び同項を実施するため平成二

十三年総務省告示第五百十三号(三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針を定める件)

に基づく特定基地局の開設計画の認定の申請期間等を次のように定める

平成二十四年四月十七日 総務大臣 川端 達夫

一 周波数

七七三MHzを超え八〇三MHz以下

二 申請期間

平成二十四年四月十七日(火)八時三十分から同年五月二十五日(金)十七時十五分までの間

三 申請の提出先

総務大臣又は任意の総合通信局長若しくは沖縄総合通信事務所長

四 問合せ先

総務省総合通信基盤局電波部移動通信課 電話〇三(五二五三)五八九三

五 申請要領

開設計画の認定を受けようとする者が認定の申請を行うための要領その他の必要な事項は別に公表する

  • 第1章 申請書類の提出
    • 1 申請受付期間
    • 2 申請受付場所
    • 3 問合せ先
    • 4 留意事項
      • (1) 関係法令の適用
      • (2) 記載方法等について
      • (3) その他
          • 第2章 申請書類の作成
            • 1 全体的注意事項
              • ア 製本
              • イ 記載原則
              • ウ 定義等
                • 2 免許規則別表第5号の6認定申請書
                  • (1) 記載例
                  • (2) 注意事項
                    • ア 収入印紙
                    • イ 申請者欄
                    • ウ その他
                        • 3 免許規則別表第5号の7開設計画
                          • (1) 記載例
                          • (2) 注意事項
                            • ア 「1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するためのものであるのかの別」について
                            • イ 「2(1) 提供する電気通信役務の種類」について
                            • ウ 「2(2)ア 無線局の種別」について
                            • エ 「2(2)イ 発射を予定している電波の型式」について
                            • オ 「2(2)ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力」について
                            • カ 「2(2)エ 伝送情報の具体的内容」について
                            • キ 「2(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み及びその算出根拠」について
                            • ク 「3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲」について
                            • ケ 「4 希望する周波数の範囲」について
                            • コ 「5 当該通信系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場所及び開設時期」について
                            • サ 「6 電波の能率的な利用を確保するための技術であって特定基地局の無線設備に用いる予定のもの」について
                            • シ 「7 終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法」について
                            • ス 「8(1) 運用開始の予定期日」について
                            • セ 「8(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法」について
                            • ソ 「8(3) 無線従事者の配置方針」について
                            • タ 「8(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項」について
                                • 4 免許規則別表第5号の7開設計画(開設指針別表第一に定められた事項)
                                  • (1) 「一 特定基地局の整備計画に関する事項」について
                                    • ア 共通的注意事項
                                    • イ 様式の記載に当たっての共通的注意事項
                                    • ウ 「一1 特定基地局の開設数に関する計画」について
                                    • エ 「一2 特定基地局の人口カバー率に関する計画」について
                                    • オ 「一3 39世代移動通信システムの基地局の人口カバー率に関する計画」について
                                    • カ 「一4 39世代移動通信システムの基地局の運用の開始に関する計画」について
                                      • (2) 「二 開設計画に従って円滑に特定基地局を整備するための能力に関する事項」について
                                        • ア 「二1 特定基地局の設置場所の確保に関する計画及びその根拠」について
                                        • イ 「二2 特定基地局の無線設備の調達に関する計画及びその根拠」について
                                        • ウ 「二3 特定基地局の整備に係る工事業者その他の業者との協力体制の確保に関する計画及びその根拠」について
                                        • エ 「二4 ブースター障害等の防止又は解消に関する計画及びその根拠」について
                                          • (3) 「三 電気通信設備の設置及び運用を円滑に行うための技術的能力に関する事項」について
                                            • ア 「三1 無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績及び計画」について
                                            • イ 「三2 電気通信設備の調達及び工事に関する計画及びその根拠」について
                                            • ウ 「三3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関する計画及びその根拠」について
                                            • エ 「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」について
                                            • オ 「三5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑えるための措置に関する計画及びその根拠」について
                                              • (4) 「四 財務的基礎に関する事項」について
                                                • ア 共通的注意事項
                                                • イ 「四1 電気通信事業により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について
                                                • ウ 「四2 特定基地局に係る設備投資の額及び終了促進措置の実施に要する費用その他当該電気通信事業に要する費用に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について
                                                • エ 「四3 当該電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠」について
                                                • オ 「四4 当該電気通信事業に係る損益及びキャッシュフローに関する年度ごとの見通し及びその根拠」について
                                                  • (5) 「五 業務執行体制の整備に関する事項」について
                                                    • ア 共通的注意事項
                                                    • イ 「五1 法令遵守のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について
                                                    • ウ 「五2 個人情報保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について
                                                    • エ 「五3 電気通信事業の利用者の利益の保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について
                                                      • (6) 「六 混信等の防止に関する事項」について
                                                      • (7) 「七 終了促進措置に関する事項」について
                                                        • ア 共通的注意事項
                                                        • イ 「七1 負担可能額」について
                                                        • ウ 「七2 負担可能額に充てる資金の確保の計画及びその根拠」について
                                                        • エ 「七3 終了促進措置の協議を開始及び実施が完了する無線局の割合に関する計画及びその根拠」について
                                                        • オ 「七4 窓口の設置周知通知の実施の確保に関する計画」について
                                                        • カ 「七5 第九項第五号(一)及び(二)に規定する事項の遵守を示す旨」について
                                                        • キ 「七6 協議及び合意の方法に関する計画」について
                                                        • ク 「七7 対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体制の整備その他必要な措置に関する計画」について
                                                          • (8) 「八 電波の能率的な利用の確保に関する事項」について
                                                          • (9) 「九 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与に関する事項」について
                                                          • (10) 「十 申請者の条件に関する事項」について
                                                          • (11) 「十一 一から十までに定めるもののほか本開設指針に定められた事項に関する申請者のこれまでの取組の実績並びに計画及びその根拠」について
                                                              • 第3章 様式
                                                                • 1 様式1A(開設指針別表第一の一1関係)
                                                                • 2 様式1B(開設指針別表第一の一2及び3関係)
                                                                • 3 様式4A(開設指針別表第一の四1関係)
                                                                • 4 様式4B(開設指針別表第一の四4関係)
                                                                • 5 様式4C(開設指針別表第一の四4関係)
                                                                • 6 様式7(開設指針別表第一の七3関係)
                                                                  • 第4章 参考資料
                                                                    • 1 開設指針の骨子
                                                                      • (1) 特定基地局の範囲
                                                                      • (2) 使用する周波数
                                                                      • (3) 特定基地局の配置及び開設時期
                                                                      • (4) 電波の能率的な利用を確保するための技術の導入
                                                                      • (5) 終了促進措置
                                                                        • ア 対象となる無線局
                                                                        • イ 終了促進措置により認定開設者が負担する費用
                                                                        • ウ 終了促進措置の実施に関する事項
                                                                        • エ 終了促進措置の実施に関する透明性の確保に関する事項
                                                                        • オ その他の事項
                                                                          • (6) 開設計画の認定等
                                                                            • ア 申請できる周波数幅
                                                                            • イ 絶対審査基準競願時審査基準
                                                                              • (ア) 絶対審査基準
                                                                              • (イ) 競願時審査基準
                                                                                • ウ その他
                                                                                  • (7) 【参考】絶対審査基準について
                                                                                    • ア 電波法における規定(法第27条の13第4項)
                                                                                    • イ 開設指針における規定
                                                                                        • 2 負担可能額の算定に関する参考資料
                                                                                          • (1) 下限額上限額の基本的な算定方法
                                                                                            • ア FPU
                                                                                            • イ 特定ラジオマイク
                                                                                              • (2) 1無線局当たりの平均単価等
                                                                                                • ア FPU
                                                                                                  • (ア) 下限額におけるFPUの平均単価
                                                                                                  • (イ) 上限額におけるFPUの平均単価
                                                                                                    • イ 特定ラジオマイク
                                                                                                      • (ア) 下限額における特定ラジオマイクの平均単価
                                                                                                      • (イ) 上限額における特定ラジオマイクの平均単価
                                                                                                          • (3) 地域別の無線局数
                                                                                                            • ア FPUの無線局数
                                                                                                              • (ア) FPUの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)
                                                                                                              • (イ) 下限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                              • (ウ) 上限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                                • イ 特定ラジオマイクの無線局数
                                                                                                                  • (ア) 特定ラジオマイクの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)
                                                                                                                  • (イ) 下限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                                  • (ウ) 上限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                                    • 3 無線局免許等の検索方法
                                                                                                                    • 4 地上デジタル放送の受信障害への対策費用の推計に関する参考資料
                                                                                                                      • (1) 地上デジタル放送の受信障害(受信ブースター干渉)の概要
                                                                                                                      • (2) 受信ブースターへの干渉影響の評価
                                                                                                                        • ア  干渉影響の実証実験方法
                                                                                                                        • イ  実証実験結果
                                                                                                                          • (3) 受信ブースター対策費用の推計
                                                                                                                            • ア 推計方法
                                                                                                                            • イ 受信ブースター設置数のサンプル調査
                                                                                                                            • ウ 干渉影響場所率の計算機シミュレーション
                                                                                                                            • エ 受信ブースター対策費用の推計
                                                                                                                              • (4) シミュレーション参考資料
                                                                                                                                • ア (参考)計算機シミュレーションパラメータ
                                                                                                                                • イ (参考)受信ブースター対策費用単価の推計
                                                                                                                                • ウ (参考)地域ごとの電波伝搬区分
                                                                                                                                    • 5 法第56条第1項の規定により指定された受信設備
                                                                                                                                      • 第5章 主要関係法令
                                                                                                                                        • 1 電波法(昭和25年法律第131号)
                                                                                                                                        • 2 電波法施行令(平成13年政令第245号)
                                                                                                                                        • 3 電波法関係手数料令(昭和33年政令第307号)
                                                                                                                                        • 4 電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号)
                                                                                                                                        • 5 無線局免許手続規則(昭和25年電波監理委員会規則第15号)
                                                                                                                                        • 6 電気通信事業法関係法令
                                                                                                                                          • (1) 電気通信事業法(昭和59年法律第86号)
                                                                                                                                          • (2) 電気通信事業法施行規則(昭和60年郵政省令第25号)
                                                                                                                                          • (3) 電気通信主任技術者規則(昭和60年郵政省令第27号)
                                                                                                                                          • (4) 電気通信主任技術者選任の範囲を定める件(平成22年総務省告示第49号)
                                                                                                                                            • 7 三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針を定める件(平成23年総務省告示第513号)
                                                                                                                                            • 8 その他関係告示
                                                                                                                                              • (1) 平成23年総務省告示第513号に基づく特定基地局の開設計画の認定の申請期間等を定める件(平成24年総務省告示第167号)
Page 4: 3 9世代移動通信システムの普及のための 特定基地局の開設 ...3.9世代移動通信システムの普及のための 特定基地局の開設計画の認定申請マニュアル

ii

5 様式4C(開設指針別表第一の四4関係) 29 6 様式7(開設指針別表第一の七3関係) 30

第4章 参考資料 31 1 開設指針の骨子 31 (1) 特定基地局の範囲 31 (2) 使用する周波数 31 (3) 特定基地局の配置及び開設時期 31 (4) 電波の能率的な利用を確保するための技術の導入 31 (5) 終了促進措置 31 (6) 開設計画の認定等 33 (7) 【参考】絶対審査基準について 34

2 負担可能額の算定に関する参考資料 35 (1) 下限額上限額の基本的な算定方法 35 (2) 1無線局当たりの平均単価等 35 (3) 地域別の無線局数 36

3 無線局免許等の検索方法 39 4 地上デジタル放送の受信障害への対策費用の推計に関する参考資料 40 (1) 地上デジタル放送の受信障害(受信ブースター干渉)の概要 40 (2) 受信ブースターへの干渉影響の評価 40 (3) 受信ブースター対策費用の推計 41 (4) シミュレーション参考資料 43

5 法第56条第1項の規定により指定された受信設備 47 第5章 主要関係法令 48

1 電波法(昭和25年法律第131号) 48 2 電波法施行令(平成13年政令第245号) 54 3 電波法関係手数料令(昭和33年政令第307号) 55 4 電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号) 55 5 無線局免許手続規則(昭和25年電波監理委員会規則第15号) 58 6 電気通信事業法関係法令 62 (1) 電気通信事業法(昭和59年法律第86号) 62 (2) 電気通信事業法施行規則(昭和60年郵政省令第25号) 62 (3) 電気通信主任技術者規則(昭和60年郵政省令第27号) 64 (4) 電気通信主任技術者選任の範囲を定める件(平成22年総務省告示第49号) 64

7 三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針を定める件(平

成23年総務省告示第513号) 66 8 その他関係告示 74 (1) 平成23年総務省告示第513号に基づく特定基地局の開設計画の認定の申請期間

等を定める件(平成24年総務省告示第167号) 74

1

第1章 申請書類の提出 開設指針に基づく773MHzを超え803MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定の申請

期間等は次のとおりです

1 申請受付期間 平成24年4月17日(火)8時30分から平成24年5月25日(金)17時15分まで

受付期間外の申請については理由の如何を問わず一律に受付を拒否することとなります

郵送等により申請を行う場合には受付期間内必着で送付してください

2 申請受付場所 申請書類は次表を参考の上総務大臣又は任意の総合通信局長(沖縄総合通信事務所長を含みま

す)に正本1部及び副本(写し)1部を提出してください

提出先 連絡先

総 務 大 臣 100-8926 千代田区霞が関2-1-2 中央合同庁舎2号館

総合通信基盤局 電波部 移動通信課 電話03-5253-5893

北海道総合

通 信 局 長

060-8795 札幌市北区北8条西2丁目1-1 札幌第1合同庁舎

北海道総合通信局 無線通信部 陸上課 電話011-709-2311(4642)

東 北 総 合

通 信 局 長

980-8795 仙台市青葉区本町3丁目2-23 仙台第2合同庁舎

東北総合通信局 無線通信部 陸上課 電話022-221-0682

関 東 総 合

通 信 局 長

102-8795 千代田区九段南1丁目2-1 九段第3合同庁舎

関東総合通信局 無線通信部 陸上第一課 電話03-6238-1760

信 越 総 合

通 信 局 長

380-8795 長野市旭町1108 長野第1合同庁舎

信越総合通信局 無線通信部 陸上課 電話026-234-9944

北 陸 総 合

通 信 局 長

920-8795 金沢市広坂2丁目2-60 金沢広坂合同庁舎

北陸総合通信局 無線通信部 陸上課 電話076-233-4480

東 海 総 合

通 信 局 長

461-8795 名古屋市東区白壁1丁目15-1 名古屋合同庁舎第3号館

東海総合通信局 無線通信部 陸上課 電話052-971-9618

近 畿 総 合

通 信 局 長

540-8795 大阪市中央区大手前1丁目5-44 大阪合同庁舎第1号館

近畿総合通信局 無線通信部 陸上第一課 電話06-6942-8552

中 国 総 合

通 信 局 長

730-8795 広島市中区東白島町19-36

中国総合通信局 無線通信部 陸上課 電話082-222-3362

四 国 総 合

通 信 局 長

790-8795 松山市宮田町8-5

四国総合通信局 無線通信部 陸上課 電話089-936-5066

九 州 総 合

通 信 局 長

860-8795 熊本市春日2丁目10-1 熊本地方合同庁舎

九州総合通信局 無線通信部 陸上課 電話096-326-7857

沖縄総合通

信事務所長

900-8795 那覇市東町26-29 4階

沖縄総合通信事務所 無線通信課 電話098-865-2386

いずれの提出先に提出されても申請受付期間や申請書類の扱いに差はありません

2

3 問合せ先 100-8926 東京都千代田区霞が関2-1-2

総務省 総合通信基盤局 電波部 移動通信課

電子メール 700mhz900mhztimesmlsoumugojp

(迷惑メール防止のためをtimesに変換して表記しています)

電 話 03-5253-5893

F A X 03-5253-5946

4 留意事項

(1) 関係法令の適用 申請書類は法第27条の13第2項免許規則第25条の4別表第5号の6及び別表第5号の7並

びに開設指針の規定に準拠することが必要です本マニュアルは認定の申請を行うための参考情

報を公表するもので申請書類の作成に当たり本マニュアルに準拠することを強制するものでは

ありません

(2) 記載方法等について 申請書類への記載方法等について個別のお問合せをいただいた場合であっても本マニュアル及

び開設指針その他公表されている資料に記載されている内容以外についてはお答えしかねます

申請受付期間中に申請希望者の皆様に対し公平にお知らせすべき追加の情報が発生した場合に

は必要に応じて総務省「電波利用ホームページ」の「700900MHz帯周波数再編ポータルサイト」

に掲載しますので適宜お役立てください

(参考)httpwwwtelesoumugojpjrefportal

申請書への記載に当たっては本マニュアルの他773MHzを超え803MHz以下の周波数を使用する

特定基地局に係る制度整備に対する意見募集の結果(平成 24年4月 11日報道発表

httpwwwsoumugojps-news01kiban14_02000082html)も併せて参考としてください

申請受付期間後の申請内容の変更は原則として認められませんただし審査に当たって記載

内容を正確に把握すること等を目的として総務省から口頭や書面による質問回答を任意でお願

いすることがありますその場合であっても申請後に進捗のあった内容を反映したり申請時に

抽象的に記載していた内容をより具体的に説明したりといった形での追加情報をいただいたとし

ても原則として審査において考慮することはできません

申請書類に記載した内容は開設計画の審査結果の公表等に当たって公表することがあります

ただし経営上の秘密に該当する内容がある場合にはその扱いについて申請者と相談させていた

だきますのでどの情報が経営上の秘密に該当するのかが分かるようにしてください

申請された内容について審査の効率化及び概要の公表等のため後日電子データでの提出を

求めることがあります

(3) その他 申請される開設計画の認定の有効期間は10年です(施行規則第9条の2)

3

申請を行う者は(開設指針の一部改正の)告示のときから認定を受けるまでの間終了促進措

置の対象免許人及び免許人団体に対し終了促進措置に関する費用の負担に関する協議調整等を

一切行わないことが義務付けられています(開設指針第九項第5号(一))ので留意してください

また同期間内に他の全ての申請者に対し終了促進措置の実施に係る開設指針第九項第4号(一)

の実施方法について協議調整等を一切行ってはならないことも義務付けられています(開設指針

第九項第5号(二))ので併せて留意してください

開設計画の認定制度は認定開設者が認定を受けた開設計画に係る周波数を使用する特定基地

局の免許について排他的に申請することを可能とする制度であり実際の周波数の使用については

電波法その他関係法令の規定に基づく審査を経て免許を受けることによって可能となるものです

ので留意してください

開設計画の認定に当たっては945MHzを超え960MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計

画の認定を受けている者の開設計画は他の申請者の開設計画よりも審査に当たって劣後して扱わ

れることとなりますので留意してください

申請を審査し認定する場合は官報掲載による公示を行う(法第27条の13第7項施行規則第

11条の2の6)とともに認定書を交付します(免許規則第25条の5)また認定を拒否する場

合は文書により通知します(免許規則第25条の6)

認定開設者は四半期ごとに開設計画に基づく事業の進捗状況(終了促進措置の実施状況を含

みます)を示す書類を総務大臣に提出することが義務付けられています(開設指針第九項第5号

(八)及び第十項第6号)

4

第2章 申請書類の作成 1 全体的注意事項 ア 製本

各資料の用紙は原則として日本工業規格A列4番の用紙としてください

申請書類は免許規則別表第5号の6に規定される特定基地局開設計画認定申請書に同規則別

表第5号の7に規定される特定基地局開設計画(別紙別添参考資料を含みます)を添付し

バルキーファイル等に綴じ込んで提出してください

目次を付けるページ番号を入れる仕切り紙を挿入する内容に重複があるものについては一

の書類にまとめて作成する相互の関係が分かるよう注記を付すなど適宜分かりやすい形で作成

してください

大部となるものや冊子等の資料は別添として分離し例えば「別添12(個人情報取扱規程)」

等と適宜の表題を付して申請書類に添付してください

イ 記載原則

各資料に記載する比率等の数値は本マニュアルに特段の記載の無いものは原則として小数

点第2位を四捨五入とし小数点第1位までの記載としてくださいまた整数部については3桁区

切りで「」を挿入してください

各資料に記載する金額は本マニュアルに特段の記載の無いものは原則として百万円を単位

として記載してください

各項目において開設指針等の規定により計画等の根拠を記載することとなっている事項につい

てはその計画等の内容についてできるだけ具体的な根拠の記載や裏付けとなる資料等の添付を

してください根拠が薄弱な内容については審査において考慮されないことがあります

ウ 定義等

「総合通信局」には沖縄総合通信事務所を含みます

認定日は平成24年度中であることを前提として記載してください

「特定基地局」とは773~803MHzの周波数を使用する

第3世代W-CDMA方式(設備規則第49条の6の4)の基地局

35世代HSPA方式等(設備規則第49条の6の5)の基地局

39世代LTE方式(設備規則第49条の6の9)の基地局

上記3種類の基地局の電波を中継する陸上移動中継局(設備規則第49条の6)

のいずれかをいいフェムトセル基地局及び屋内小型基地局を含みます(開設指針第一項)

「39世代移動通信システムの基地局」とは773~803MHzの周波数を使用する39世代の基地

局陸上移動中継局のうち占有周波数帯幅が10MHzのものをいいます(開設指針第三項第3号)

なお「39世代移動通信システムの導入のための特定基地局の開設指針(平成21年総務省告示第248

号)」とは異なり今回認定対象となる773~803MHzの周波数以外の周波数の基地局陸上移動中継

局は「39世代移動通信システムの基地局」に含まれないので留意してください

「地上デジタル放送」とは人工衛星の無線局以外の無線局により行われるテレビジョン放送(デ

ジタル放送)をいいます(開設指針別表第一の二4)

5

2 免許規則別表第5号の6認定申請書

(1) 記載例

特定基地局開設計画認定申請書

平成24年5月25日

総 務 大 臣 殿

申 請 者

郵 便 番 号 100-8926 フ リ ガ ナ トウキョウト チヨダク カスミガセキ 2-1-2

住 所 東京都千代田区霞が関2-1-2 フ リ ガ ナ イドウツウシンカブシキガイシャ

氏 名 移動通信株式会社 印 フ リ ガ ナ ダイヒョウトリシマリヤクシャチョウ イドウ タロウ

代表者氏名 代表取締役社長 移動 太郎 印

電波法第27条の13第1項の規定により特定基地局の開設計画の認定を受けたいので下記に

より別紙の書類を添えて申請します

1 該当する開設指針が示された告示の件名及び番号

件名39世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針を定める件

番号平成23年総務省告示第513号

2 欠格事由に関する事項

電波法第5条第3項各号の欠格事由に該当しません

収 入 印 紙

貼 付 欄

6

(2) 注意事項 ア 収入印紙

開設計画の認定申請手数料として1件につき137100円分の収入印紙を収入印紙貼付欄に貼

付してください

収入印紙の全部を収入印紙貼付欄に貼付できない場合は「収入印紙は別紙貼付」等と記載し

別紙に貼付してください

副本(写し)は収入印紙を貼付していない状態の写しとしてください

イ 申請者欄

住所については法人又は団体の場合は本店又は主たる事務所の所在地を記載してください

氏名を自筆で記入したときは押印を省略できます法人(団体)の場合はその商号(名称)

及び代表者の役職名氏名を記載し代表者が氏名を自筆で記入したときは押印を省略できます

(申請者が法律により直接に設立された法人又は特別の法律により特別の設立された法人の場合

は代表者の氏名の記載を要しません)

申請者が外国人である場合は住所については国籍及び本邦内における居住地を記載するもの

とし氏名については自筆により記載したときは押印を省略することができます

ウ その他

法第5条第3項各号の欠格事由に該当する者に対しては認定を行いません(法第27条の13第5

項)

7

3 免許規則別表第5号の7開設計画

(1) 記載例

特定基地局開設計画

1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するた

めのものであるのかの別

法第27条の12第1項第1号に掲げる事項

2 特定基地局の開設を必要とする理由

(1) 提供する電気通信役務の種類

携帯電話インターネット接続サービス(携帯電話PHS端末インターネット接続サービ

スであるものを除く)39世代携帯電話端末インターネット接続サービス39世代携帯

電話パケット通信アクセスサービス

(2) 開設しようとする特定基地局の内容

ア 無線局の種別

基地局及び陸上移動中継局

イ 発射を予定している電波の型式

5M00 X7W10M0 X7W

ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力

30W

エ 伝送情報の具体的内容

無線設備規則第49条の6の9に規定する技術基準による音声伝送及びデータ伝送

(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み

及びその算出根拠

別紙中「四1 電気通信事業により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根

拠」(timestimesページ)に併せて記載

3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲

全国

4 希望する周波数の範囲

第1希望 773MHzを超え783MHz以下

第2希望 783MHzを超え793MHz以下

第3希望 793MHzを超え803MHz以下

5 当該通信系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場

所及び開設時期

別紙中「一1 特定基地局の開設数に関する計画」及び「一2 特定基地局の人口カバー

率に関する計画」(timestimesページ)に併せて記載

8

6 電波の能率的な利用を確保するための技術であって特定基地局の無線設備に用いる予定

のもの

(1) 周波数の効率的利用の方策として導入を予定している技術の具体的内容

別紙中「八 電波の能率的な利用の確保に関する事項」(timestimesページ)に併せて記載

(2) 干渉回避の方策として導入を予定している技術の具体的内容

別紙中「六 混信等の防止に関する事項」(timestimesページ)に併せて記載

7 終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法

別紙中「七2 負担可能額に充てる資金の確保の計画及びその根拠」(timestimesページ)に併せ

て記載

8 その他の事項

(1) 運用開始の予定期日

平成26年1月1日

(サービス開始予定平成26年4月)

(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法

別紙中「三3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関す

る計画及びその根拠」及び「三5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信

設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑えるための措置に関する計画及びそ

の根拠」(timestimesページ)に併せて記載

(3) 無線従事者の配置方針

ア 無線従事者の配置場所ごとの無線従事者の資格及び人数

別紙中「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」(timestimes

ページ)に併せて記載

イ 将来的な無線従事者の確保の方法

別紙中「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」(timestimes

ページ)に併せて記載

(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項

別紙のとおり

本マニュアル上は1葉にて記載例を示していますが複数葉として構いません

(2) 注意事項 ア 「1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するた

めのものであるのかの別」について

「法第27条の12第1項第1号に掲げる事項」と記載してください

イ 「2(1) 提供する電気通信役務の種類」について

特定基地局を利用して提供する役務について電気通信事業法施行規則(昭和60年郵政省令第25

号)様式第4の表に掲げられる電気通信役務の種類から該当する可能性のあるものを全て記載して

くださいなお代表的な電気通信役務の種類は次のとおりです

9

携帯電話

インターネット接続サービス(携帯電話PHS端末インターネット接続サービスであるものを除く)

携帯電話PHS端末インターネット接続サービス(39世代携帯電話端末インターネット接続サービスであるものを除く)

携帯電話PHSパケット通信アクセスサービス(39世代携帯電話パケット通信アクセスサービスであるものを除く)

39世代携帯電話端末インターネット接続サービス

39世代携帯電話パケット通信アクセスサービス

現時点で提供することが確定しておらず将来的な市場動向等による可能性があるものはその

旨を具体的に付記してください

ウ 「2(2)ア 無線局の種別」について

「基地局」又は「基地局及び陸上移動中継局」と記載してください

陸上移動中継局を開設することが確定しておらず例えばエリア拡充等の電気通信事業の展開等

に応じて利用を検討する場合はその旨を具体的に付記してください

エ 「2(2)イ 発射を予定している電波の型式」について

発射を予定している電波の型式を次にしたがって全て記載してください

第3世代又は35世代「5M00 G7W」

39世代「5M00 X7W」又は「10M0 X7W」又は「5M00 X7W10M0 X7W」

現時点で発射することが確定しておらず将来的な市場動向等による可能性があるものはその

旨を具体的に付記してください

オ 「2(2)ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力」について

周波数帯幅又はMIMO多重数ごとに最大空中線電力が異なる場合はそれぞれ記載してください

現時点で使用することが確定していないものの将来的に空中線電力の増加を見込んでいる場合

はその旨及び増加後の最大空中線電力を具体的に付記してください

カ 「2(2)エ 伝送情報の具体的内容」について

記載例にならい使用する無線設備の規格及び音声データの別を記載してください

キ 「2(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み

及びその算出根拠」について

開設指針別表第一の四1に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてその内容

を記載してください

ク 「3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲」について

移動する無線局について包括免許制度を利用する場合には「全国」と記載してください

特定基地局によって無線通信業務を行うこととしている区域以外の区域においても通信の相手

方である移動する無線局の無線通信を可能とするために同一の開設指針に係る特定基地局の開設

を予定している他の事業者との業務委託契約の締結を予定している場合には当該他の事業者の氏

名又は名称及び当該他の事業者所属の特定基地局を通信の相手方とする場合の移動範囲を記載し

てください

10

ケ 「4 希望する周波数の範囲」について

記載例にならい次の3つの周波数帯を第1希望第2希望第3希望の順に記載してくださ

い(開設指針第十項第3号(一))

773MHzを超え783MHz以下

783MHzを超え793MHz以下

793MHzを超え803MHz以下

「773MHzを超え783MHz以下」「783MHzを超え793MHz以下」及び「793MHzを超え803MHz以下」以外

の周波数を記載しないでくださいまた同順位で複数の周波数を記載しないでください

指定の方法により記載されていない場合は申請の要件を満たしていないものとして扱います

開設計画の認定に当たっての周波数の指定方法については次のように行われます(開設指針第

十項第5号)よって全ての申請者に対して第1希望どおりに周波数を指定できない場合は競

願時審査基準(開設指針別表第3)の審査を実施し競願時審査基準への適合の度合いが高い者の

希望を優先して周波数を指定します

開設計画で記載した「希望する周波数の範囲」(開設指針第十項第3号(一))に基づいて行う

2以上の申請者が同じ周波数の範囲を希望するときは競願時審査基準への適合の度合いが高

い者の希望を優先する

申請者に945MHzを超え960MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けてい

る者が含まれる場合はその者の申請はそれ以外の者の申請に劣後する

コ 「5 当該通信系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場

所及び開設時期」について

開設指針別表第一の一1及び2に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてそ

の内容を記載してください

サ 「6 電波の能率的な利用を確保するための技術であって特定基地局の無線設備に用いる予定

のもの」について

(1)については開設指針別表第一の八に定められた事項と併せて記載する旨を記載し(2)につ

いては開設指針別表第一の六に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてその

内容を記載してください

シ 「7 終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法」について

開設指針別表第一の七2に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてその内容

を記載してください

ス 「8(1) 運用開始の予定期日」について

最初の特定基地局を運用する予定の日を年月日で記載してくださいなお平成24年7月24日

以前とすることはできません(開設指針第二項第1号)

特定基地局を利用するサービス(電気通信役務の提供)開始の時期についても併せて記載してく

ださい

セ 「8(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法」について

開設指針別表第一の三3及び5に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてそ

11

の内容を記載してください

ソ 「8(3) 無線従事者の配置方針」について

アイのいずれも開設指針別表第一の三4に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別

紙においてその内容を記載してください

タ 「8(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項」について

「別紙のとおり」等と記載し次ページ以降に従い別紙にてその内容を記載してください

12

4 免許規則別表第5号の7開設計画(開設指針別表第一に定められた事項) 「開設指針に定められた事項に関連する事項」については開設指針別表第一(開設計画に記載すべ

き事項)に規定される項目に従い以下の注意事項を踏まえた資料を別紙として作成してください

(1) 「一 特定基地局の整備計画に関する事項」について ア 共通的注意事項

正当な理由がないのにこの整備計画に従って特定基地局を開設していないときは認定を取り

消すことがあるので注意してください(法第27条の15第2項)

特定基地局が使用する773~803MHzの周波数については既存無線局としてFPU及び特定ラジオマ

イク(デジタル特定ラジオマイクを含む以下同じ)が770~806MHzの周波数を使用しています

FPUは報道スポーツ中継などの番組素材中継に使用される可搬型システムで放送事業者

が利用しています

特定ラジオマイクは各種興行やスタジオ等において音声音響等を伝送するためのワイヤ

レスマイクシステムで放送事業者や劇場等の興行者が利用していますなお779~788MHz

又は797~806MHzの周波数を使用する(アナログ)特定ラジオマイクと770~806MHzの周波数

を使用するデジタル特定ラジオマイクがあります

FPU及び特定ラジオマイクは開設指針第9項に規定される「終了促進措置」の対象無線局とな

っていますので開設指針別表第一の七3に定められた事項として記載する終了促進措置を実施す

る必要があります

FPU及び特定ラジオマイクの周波数使用期限(平成31年3月31日)以前に特定基地局を開設する

にためには原則として終了促進措置を完了するか又は終了促進措置の実施と特定基地局の

開設についてFPU及び特定ラジオマイクの免許人と合意していることが必要となります

FPUは12GHz帯(1240~1300MHz)及び23GHz帯(2330~2370MHz)に周波数移行すること

とされており平成24年度中に移行先周波数に係る技術基準が整備されることを前提として計画

を記載してください

特定ラジオマイクは地上デジタル放送帯域のホワイトスペース等(470~714MHz)及び12GHz

帯(1240~1260MHz)に周波数移行することとされており平成24年6~7月を目途に移行先周

波数に係る技術基準が整備されることを前提として計画を記載してくださいなおホワイトス

ペースとして利用する地上テレビジョン放送用周波数帯(470~710MHz)における「ホワイトスペ

ース利用システムの共用方針」(平成24年1月24日報道発表httpwwwsoumugojps-news02k

iban09_03000117html)に基づくホワイトスペース利用システム間の運用調整制度等については平

成24年度中に整備される予定となっています

特定基地局の通信の相手方である移動する無線局が使用する718~748MHzの周波数については

平成24年7月25日以降も岩手県及び宮城県において周波数割当計画上の最終使用期限を平成25年

3月31日として地上デジタル放送に関する周波数再編が行われていますのでその使用に際しては

注意してくださいなお具体的な再編のスケジュールにつきましては[総務省 地上デジタルテ

レビ放送のご案内](httpwwwsoumugojpjoho_tsusindtv)内の[データ集]-[チャン

ネル表]-[変更予定表](httpwwwsoumugojpjoho_tsusindtvpdf090403_02_btpdf)に

て公表しています

イ 様式の記載に当たっての共通的注意事項

特定基地局の開設数は次のいずれかの場合に該当する特定基地局の数としてください(開設指

13

針第十項第1号)なお「開設した」とは無線局の免許を受け当該無線局の無線設備の設置等

に関する工事を終え電波を発射することが可能となった時を指し「指定の変更を受けた」とは

同様に指定の変更を受け(無線設備の変更の工事が必要な場合にあっては当該変更の工事の許可

を受け工事を行うことが必要です)電波を発射することが可能となった時のことですので留

意してください

773~803MHzの周波数のみを使用する基地局又は陸上移動中継局を開設した場合

773~803MHzの周波数と当該周波数とは異なる周波数とを併せて使用する基地局又は陸上移動

中継局を開設した場合

既に開設している基地局又は陸上移動中継局について773~803MHzの周波数の追加又は当該

周波数への変更に係る周波数の指定の変更を受けた場合

総合通信局の管轄区域(又は全国)における人口カバー率は開設指針第七項第1号等に基づき

エリア化された市町村の人口を総合通信局の管轄区域(又は全国)の市町村の人口の合計で除し

て算出してくださいこのとき次の点に留意してください

人口は平成22年の国勢調査の結果を用います

(平成22年国勢調査ホームページhttpwwwstatgojpdatakokusei2010)

市町村は特別区(東京23区)を含み政令指定都市の区は含みません

市町村は平成22年10月1日における行政区画とします

ある市町村の全ての市町村事務所等(いわゆる役所役場)支所出張所(いずれも地方自

治法に規定するもの)で特定基地局の利用が可能となった際に当該市町村の全域がエリア化

されたこととみなしますただしフェムトセル基地局や屋内小型基地局等による屋内向けのサ

ービス提供はエリア化とはみなしません

様式は平成24年度から平成34年度までとしていますが「特定基地局の最初の運用開始の日」

が属する年度から「特定基地局の最初の運用開始の日」から十年を経過した日の属する年度まで

に必要に応じて適宜修正してくださいなお「特定基地局の最初の運用開始の日」とは免許規

則別表第5号の7において「8(1) 運用開始の予定期日」として記載した最初の特定基地局を

運用する予定の日としてください

例) 「特定基地局の最初の運用開始の日」が「平成25年6月1日」の場合は平成25年度から平

成35年度までについて記載してください

年度末の開設数は前年度の開設数に当該年度の開設数を加えた数(累計数)を記載してくだ

さい

ウ 「一1 特定基地局の開設数に関する計画」について

エリア展開の方針等を記載するとともに様式1Aを参考として年度末ごと都道府県ごとの

特定基地局数を次の区分ごとに記載してくださいなお開設を予定していない区分については

その旨を記載してください

①基地局(第3世代) ②基地局(屋内等設置第3世代)

③基地局(35世代) ④基地局(屋内等設置35世代)

⑤基地局(高度化35世代) ⑥基地局(屋内等設置高度化35世代)

⑦基地局(39世代5MHz幅) ⑧基地局(屋内等設置39世代5MHz幅)

⑨基地局(39世代10MHz幅) ⑩基地局(屋内等設置39世代10MHz幅)

⑪陸上移動中継局

基地局は屋内その他他の無線局の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置

するか(個別免許の屋内小型基地局等も含みます)どうかの別技術基準の別により区分します

技術基準は設備規則の条単位の区分(第3世代35世代39世代)とし35世代についてはDC-HSDPAやMIMO

の利用等により概ね40Mbps以上の通信速度を実現する高度化35世代かどうかの別39世代については占有周

14

波数帯幅の別により更に区分します

陸上移動中継局は屋内等設置の別技術基準の別を問わず1区分とします

全ての都道府県の区域において認定の有効期間中に特定基地局を整備する計画であるように

記載してください(開設指針別表第二の一)

計画において都道府県間や年度間に著しい差がある場合はその理由等について具体的に記載

するように留意してください

エ 「一2 特定基地局の人口カバー率に関する計画」について

様式1Bにより年度末ごと市町村ごとの特定基地局の開設数人口カバー率を記載してくだ

さいまた様式1Bの他例えば平成31年度末のサービスエリア地図を総合通信局の管轄区域

ごとに示す等特定基地局の整備計画の概要についても可能な限りわかりやすく記載してください

年度末ごと都道府県ごとの特定基地局の開設数が様式1Aにおける当該年度末当該都道府

県での各区分の合計数と異ならないように留意してください

平成31年度末までに各総合通信局の管轄区域における人口カバー率がそれぞれ80以上とす

る必要があります(開設指針第七項第1号)

オ 「一3 39世代移動通信システムの基地局の人口カバー率に関する計画」について

様式1Bを参考として年度末ごと市町村ごとの「39世代移動通信システムの基地局」の開

設数人口カバー率を記載してくださいなお開設指針別表第一の一2に定められた事項として

記載した計画と同じである場合はその旨を記載することで代替することができます

年度末ごと都道府県ごとの「39世代移動通信システムの基地局」の開設数が様式1Aにお

ける当該年度末当該都道府県での39世代かつ10MHz幅の基地局及び陸上移動中継局の区分の合計

数と異ならないように留意してください

ここで記載した「39世代移動通信システムの基地局」の全国の人口カバー率は競願時の審査

基準として用います(開設指針別表第三の二)この審査においては平成31年度末の人口カバー

率を使用しこの際95を超え100以下90を超え95以下85を超え90以下hellipのよ

うに5単位の区分の中の人口カバー率は同じ値とみなされます

カ 「一4 39世代移動通信システムの基地局の運用の開始に関する計画」について

「39世代移動通信システムの基地局」の運用の開始期日を記載してください

開始期日は平成31年度末までとしてください(開設指針第七項第2号)

「39世代移動通信システムの基地局」を用いたサービスについて例えばサービス提供内容

開始時期エリア展開計画等に留意して記載してください

(2) 「二 開設計画に従って円滑に特定基地局を整備するための能力に関する事項」について ア 「二1 特定基地局の設置場所の確保に関する計画及びその根拠」について

特定基地局について設置場所の確保に関する基本的な考え方を記載してください

設置場所を既に確保している場合はその具体的な確保内容を記載してください

既存の無線局に併設することとする場合は例えば電源容量耐荷重機器設置場所の確保(機

器の共通化省エネ化軽量化省スペース化)貸主との契約更改に留意し具体的に記載して

ください

15

設置場所を新たに確保していく場合は例えば設置場所候補の選定方法設置場所選定に関する

現地調査の状況貸主等関係者との協議状況鉄塔鉄柱等の建設等に関する計画と実行時期や

実行体制等の根拠に留意し具体的に記載してください

既に移動体通信事業を行っている者において本特定基地局の周波数以外の周波数を使用する基

地局を新たに開設することを予定している場合は例えばその内容及び規模を踏まえ当該基地

局の設置場所の確保が特定基地局の設置場所の確保に影響を及ぼさないよう留意した計画として

ください

上記の設置場所の確保に関する記載に加え特定基地局の開設に対する地域住民の合意形成に向

けた取組についても例えば工事業者等を含めた体制の構築資料の整備や研修の実施地域住民

への説明方法等に留意し具体的に記載してください

イ 「二2 特定基地局の無線設備の調達に関する計画及びその根拠」について

特定基地局について送受信設備空中線電源設備等の無線設備の調達に関する基本的な考え

方を記載してください(基地局へのアクセス回線を含めた無線設備以外の電気通信設備につい

ては開設指針別表第一の三に定められた事項として記載してください)

例えば無線設備の調達先調達先での当該無線設備の開発状況調達規模等の計画について調

達先の納入実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠に留意し具体的に記載してく

ださい

屋内用等の無線設備を別に調達する計画としている場合は別途その計画についても記載してく

ださい

ウ 「二3 特定基地局の整備に係る工事業者その他の業者との協力体制の確保に関する計画及びそ

の根拠」について

特定基地局の整備について外部委託請負等に関する基本的な考え方を記載してください

工事の委託請負先業者工事規模等の計画の記載に当たっては業者の地域性業者や申請者

の工事実績業者との協議状況等の根拠についても留意し具体的に記載してください

エ 「二4 ブースター障害等の防止又は解消に関する計画及びその根拠」について

特定基地局及び特定基地局の通信の相手方である移動する無線局が発する電波により地上デジ

タル放送の受信電波を増幅する機器その他の受信設備に作用することにより発生する地上デジタ

ル放送の受信障害(ブースター障害等)を与えるおそれがあり認定開設者にあってはこれを防止

又は解消する必要があります

ブースター障害等のある世帯数等の規模及び当該ブースター障害等の防止解消に要する費

用の見通し当該費用の負担方法についても根拠とともにその内容を具体的に記載してください

ブースター障害等のある世帯数及び費用については地上デジタル放送の受信障害への対策費用

の推計に関する参考資料(40ページ参照)を参考としてくださいなお同参考資料は773~803MHz

の30MHz幅全てを39世代移動通信システムで利用することを前提として推計していますが開設計

画の記載に当たっては自らに割り当てられる10MHz幅で特定基地局を整備する場合に発生する可

能性のあるブースター障害等の防止又は解消に関する記載で構いません

ブースター障害等を防止解消するための方法や地上デジタル放送を行う放送事業者との間の

連絡調整等のブースター障害等を防止解消するための計画について計画の実施を可能とす

る根拠とともに具体的に記載してくださいその際例えば対策のスケジュール工事の実施内容

16

及び実施体制ブースター設置世帯に対する事前事後の周知放送事業者への基地局開設情報の

提供や情報共有等にも留意してください

(3) 「三 電気通信設備の設置及び運用を円滑に行うための技術的能力に関する事項」について ア 「三1 無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績及び計画」について

特定基地局として設置しようとする無線設備に関し技術的な検討実験標準化等の実績及び

今後の計画を具体的に記載してください

実験等の実績が無い場合は例えば今後の特定基地局の設置展開に向けての実際の無線設備

の技術的な性能検証等の方法及び実施時期について具体的に記載してください

標準化等の実績の記載に当たっては例えば申請直近の概ね3年間において寄与文書論文

学会発表の一覧を標準化分野ごとに記載する等とりまとめ方法に留意してください

イ 「三2 電気通信設備の調達及び工事に関する計画及びその根拠」について

交換設備等については例えば次の内容に留意し具体的に記載してください

設備全体の構成(設備(ネットワーク)構成図主要設備の設置場所等)

各設備の調達先調達先での当該設備の開発状況調達規模等の計画

調達先の納入実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠

伝送路設備については中継回線(バックボーン回線)と基地局へのアクセス回線(エントラン

ス回線)について例えば次の内容に留意し具体的に記載してください

調達の方針(自社調達他社調達の別使用プロトコルインタフェース等)

回線の調達先(自社調達の場合はその旨)調達規模(回線容量等)等の計画

調達先での回線設置実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠

端末設備(携帯電話端末)については例えば次の内容に留意し具体的に記載してください

設備の調達先調達先での当該設備の開発状況調達規模等の計画

調達先の納入実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠

上記の各記載事項について既存の回線設備を活用する場合は例えば追加増設する回線

設備との区別調達先業者の地域性等に留意し具体的に記載してください

計画の記載に当たっては申請者において予測される認定の有効期間中のトラヒック増加を踏ま

えその増加への対応等の実現可能性に留意してください

ウ 「三3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関する計画及びその

根拠」について

電気通信設備(無線設備を含みます)の運用保守管理について例えば組織拠点等の体

制実施の方法等に留意し具体的に記載してくださいまた技術要員の確保について例えば

必要な要員数の見積りを明らかにしその確保の見通し等に留意し具体的に記載してください

障害時の対応については開設指針別表第一の三5に定められた事項として記載してください

外部への委託請負等を実施する場合は例えば委託請負先業者当該業者における実績必

要な技術要員の確保等に留意し具体的に記載してください

内部規程等の添付をもって記載に代える場合はそれを添付してください

17

エ 「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」について

無線従事者の配置方針及び電気通信主任技術者の選任配置方針について記載してください

既に無線従事者電気通信主任技術者を有している場合は配置場所ごとに配置(選任)先住

所資格人数を記載してくださいなお人数を重複計上している場合は実人数と延人数に

ついて明確となるように留意してください

無線従事者にあっては第1級総合無線通信士第2級総合無線通信士第1級陸上無線技術士第2級陸上無

線技術士第1級陸上特殊無線技士を電気通信主任技術者にあっては伝送交換線路を区別してください

当該無線従事者電気通信主任技術者を申請時点で有していない場合及び今後の拡充を行う

場合は例えば確保を行う時期人数資格取得に向けた教育訓練等に留意し計画と見通しを

記載してください

オ 「三5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止

し又は最小限に抑えるための措置に関する計画及びその根拠」について

障害時の対応について例えば組織拠点等の体制対応の方法等に留意し具体的に記載して

ください

地震津波等の災害及び事故の発生において設備障害通信輻輳を防止最小化するため

例えば停電対策を含む具体的な措置に関する計画当該措置の実施時期を含めた実現可能性等に留

意し具体的に記載してください

なお事故の発生に対する措置については重大な事故(電気通信事業法施行規則第58条に規定

する重大な事故)の発生の防止についても留意するほかこれまでに重大な事故の発生がある場合

には事故への対応策等にも留意し記載してください

申請者が過去に開設計画の認定を受けたことのある場合はその認定を受けた開設計画に記載さ

れた内容以外の内容を含めその部分を明確にしてください(開設指針別表第二の五)

内部規程等の添付をもって記載に代える場合はそれを添付してください

(4) 「四 財務的基礎に関する事項」について ア 共通的注意事項

年度ごとの記載を要する部分については平成24年度から「特定基地局の最初の運用開始の日」

から十年を経過した日の属する年度までとしてください

例) 「特定基地局の最初の運用開始の日」が「平成25年6月1日」の場合は平成24年度から平

成35年度までについて記載してください

既に移動体通信事業を行っている者が特定基地局を用いる電気通信事業を既存の電気通信事業

と一体的に運営する等により財務的基礎に関する事項を特定基地局部分のみ分離することが容易

でない場合は特段の記載のある場合を除いて移動体通信事業全体として記載して構いません

(既存の携帯電話事業者が700MHz帯を既存周波数帯の運用と特に区別して運用しない場合は特段

の記載のない限り全ての周波数帯での電気通信事業について記載してください)

イ 「四1 電気通信事業により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について

契約数(利用者数)について年度ごとの見通しとその算出根拠を具体的に記載してください

また例えば契約者当たりの平均利用単価(ARPU)等の収益に関する事項についても年度ごとの

見通しとその算出根拠を具体的に記載してください

18

契約数は万ARPUは円の単位で記載してください

年度ごとの見通しの記載方法については様式4Aを参考としてください

音声伝送とデータ伝送等ARPUを区分して記載する場合契約数についても当該ARPUの区分ごと

に記載してください

契約数timesARPUを電気通信事業の営業収益とする場合はその旨をそれ以外の場合はその内容及び

根拠を具体的に記載してください

ウ 「四2 特定基地局に係る設備投資の額及び終了促進措置の実施に要する費用その他当該電気通

信事業に要する費用に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について

電気通信事業に要する費用に関して年度ごとの見通しとその算出根拠を記載してくださいそ

の際特定基地局に係る設備投資の額と終了促進措置の実施に要する費用はそれぞれの費用が

明らかとなるように計画を策定してください

特定基地局に係る設備投資額については700MHz帯の特定基地局に関連する設備投資額を例え

ば次の点に留意し記載してください

算出根拠の明確化(基地局設備交換設備伝送設備情報システム研究開発等の区分)

全体の設備投資額と特定基地局に関する設備投資額との区別

機械類については単価及び台数(単価が変動する場合はその理由)

終了促進措置の実施に要する費用は開設指針第七項第2号に規定する費用(設備の取得工事

費)の他に例えば窓口等の設置終了促進措置の周知通知対象免許人との協議等の諸費用を

含んだものを記載してください

開設指針第七項第2号に規定する費用はその総額が開設指針別表第一の七1に定められた事項

として記載する額と同じとなるように留意してくださいなおその算定に当たっては負担可能額

の算定に関する参考資料(35ページ参照)を参考として開設指針別表第一の七3に定められた事

項として記載する計画に留意してください

電波利用料については例えば次のように前提をおいた上で費用を算出し記載してください

なおこの前提例は開設計画の記載を簡単にするためのもので実際の法令の適用は異なることが

あります

広域専用電波はその周波数として718~748MHz及び773~803MHzが平成24年7月25日から指

定されたものとして法第103条の2第2項及び第3項並びに施行規則第51条の9の10及び第51

条の9の11の規定に従いますなお法第103条の2第3項に規定する「六月経過日」は平成24

年12月1日として算出します

包括免許局は広域専用電波を使用する無線局として法第103条の2第5項及び第6項の規

定により算出します

上記以外の電気通信事業の営業費用についてその内容及び根拠を具体的に記載してください

エ 「四3 当該電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠」につい

開設指針別表第一の四2に定められた事項として記載した費用に充てる資金の確保計画を記載

するとともにその確実性等の根拠となる次の資料を添付等してください

申請者又は申請者の出資者の利益剰余金等の内部留保(利益剰余金等)を用いることとする場合

は例えば当該者の財務諸表等を添付してください

株式社債等を発行して資金を調達する場合は例えば調達の実績社債等の格付け引き受け

19

先との協議状況等に留意し記載するとともに例えば株式引受承諾書や社債申込証の写し等の関

係書類を添付してください

金融機関等からの資金借入や設備ファイナンスにより資金を調達する場合は例えば融資証明書

等を添付してくださいなおその際は次の点に留意してください

融資金額支払い条件(支払猶予期間の有無や支払年数等)の明記

金融機関等においてその金額の融資等を行う権限がある者の押印署名等

金融機関等の問合せ先(電話メールアドレス等)の明確化

オ 「四4 当該電気通信事業に係る損益及びキャッシュフローに関する年度ごとの見通し及び

その根拠」について

電気通信事業に係る損益計算書(様式4Bを参考としてください)及びキャッシュフロー計算

書(様式4Cを参考としてください)を年度ごとに記載してください

記載に当たっては開設指針別表第一の四1及び2に定められた事項として記載した内容を踏ま

えて補足すべき事項がある場合は具体的に記載してください

記載される計画において当期損益が利益を生じている年度が1年度以上存在することが必要で

す(開設指針別表第二の六)なお当期損益としては営業損益に電気通信事業に係る営業外

損益を加え特別損益(現時点で予定していない場合は計上不要です)を加え法人税等を調整

したいわゆる最終損益を可能な限り記載するようにしてください

(5) 「五 業務執行体制の整備に関する事項」について ア 共通的注意事項

申請者が行う電気通信事業(移動体通信事業)の運営に関する事項を対象とし業務委託先等の

申請者以外の者に対する対応にも留意して記載してください

各項目での体制の整備の記載に当たっては内部規程等が存在する場合はそれを添付してくださ

いまた規程の整備を今後行うこととする場合はその整備時期についても留意した計画を記載

してください

イ 「五1 法令遵守のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について

法令遵守(コンプライアンス)のための体制の整備例えば組織の設置研修教育の実施通

報窓口の設置等に留意し具体的に記載してくださいなおこれまでに法令遵守に関する重大な

事案があった場合は当該事案への対応についても留意して記載してください

ウ 「五2 個人情報保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について

個人情報保護のための体制の整備例えば組織の設置研修教育の実施相談窓口の設置等に

留意し具体的に記載してくださいなおこれまでに個人情報保護に関する重大な事案があった

場合は当該事案への対応についても留意して記載してください

記載に当たっては「電気通信事業における個人情報保護に関するガイドライン(平成16年総務

省告示第695号)(httpwwwsoumugojpmain_sosikijoho_tsusind_syohitelecom_perinfo_g

uideline_introhtml)」を踏まえたものとしてください

エ 「五3 電気通信事業の利用者の利益の保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」に

20

ついて

電気通信事業の利用者の利益(利用者からの苦情問合せを適切迅速に処理すること等)のた

めの体制の整備例えば組織の設置研修教育の実施応対窓口の設置等に留意し具体的に記

載してくださいなおこれまでに電気通信事業の利用者の利益の保護に関する重大な事案があっ

た場合は当該事案への対応についても留意して記載してください

(6) 「六 混信等の防止に関する事項」について 次の事項を阻害するような混信等を防止するための技術の具体的内容を記載してください

① 地上デジタル放送

② 773~803MHz(他の認定開設者)及び860~890MHzを使用する携帯電話システムの運用

③ 755~765MHzを使用するITSの運用

④ 770~806MHzを使用するFPUの運用

⑤ 770~806MHzを使用する特定ラジオマイクの運用

上記①~⑤以外の既設の無線局(予備免許を受けているものを含みます)の運用

法第56条第1項に規定する指定を受けている受信設備の運用(47ページ参照)

電波の監視

実施計画においては混信等防止の対応窓口の設置に関する計画に加え次の例を参考として電

波干渉を改善するための措置に関する計画を含むようにしてください(開設指針別表第二の八)

特定基地局の設置前に設置に関する情報交換や協議を実施すること

特定基地局の設置の際に無線設備へフィルタを追加すること

特定基地局の設置の際に無線局の設置場所空中線指向方向の調整を実施すること

記載に当たっては例えば技術能力作業人員の確保等の計画実施の確実性や情報通信審議

会の一部答申(平成24年2月17日)に示された共用条件等に留意してください

学術資料等の添付をもって記載に代える場合はその旨を記載し添付してください

(7) 「七 終了促進措置に関する事項」について ア 共通的注意事項

終了促進措置の対象となる無線局は次のとおりです(開設指針第九項第1号)

770~806MHzの周波数を使用するFPUの無線局

770~806MHzの周波数を使用する特定ラジオマイクの無線局

終了促進措置の対象となる無線局の免許人を「対象免許人」といいます(開設指針第九項第2号)

FPU又は特定ラジオマイクの免許人を構成員としている団体等を「免許人団体」といいます(開

設指針第九項第4号(四))具体的には特定ラジオマイク利用者連盟社団法人日本演劇興行協

会公益社団法人日本芸能実演家団体協議会日本舞台音響家協会及び一般社団法人日本民間放送

連盟などが該当します

全ての認定開設者は対象免許人との合意に基づき対象免許人が平成31年3月30日までに無線

局の廃止新設や周波数の変更の措置を行うことを条件として当該措置に係る無線局の運用の開

始を確保するために必要な範囲において次の費用(開設指針第九項第2号に規定する費用)の全

部を共同して負担する必要があります(開設指針第九項第2号及び第3号)

無線設備及びこれに附属する設備(受信設備伝送路設備等)の取得に要する費用

21

上記の無線設備及びこれに附属する設備の変更の工事に要する費用

認定開設者の数は申請を受け付けた段階では(審査が終わり認定を行うまでは)明らかではな

いため終了促進措置に関する内容は単独で周波数移行を行う前提で計画を記載してください

ただし終了促進措置の実施時期については開設指針第九項第4号(一)に定める他の全ての認定

開設者との協議を行う期間も考慮して記載してください

開設計画の申請予定者及び認定開設者に対しては終了促進措置に関する無線局の情報(設置場

所免許人住所使用周波数等)を求めに応じて提供することとしています(法第25条第2項

施行規則第11条の2の3及び別表第2号の2の3)なお申請から提供までに要する期間は2

週間~1か月を見込んでいますまた無線局の情報については電波利用ホームページの「無線

局等情報検索」においてもその一部を公表しています(39ページ参照)

(1)ア(共通的注意事項)を併せて確認してください

イ 「七1 負担可能額」について

開設指針第九項第2号に規定する費用として負担することが可能な金額の総額のみを「timestimes百

万円」のように記載してください

負担可能額の算定に当たっては負担可能額の算定に関する参考資料(35ページ参照)を参考と

してください

負担可能額は600億円以上であることが必要です(開設指針別表第二の九)またここで記載

した負担可能額は競願時の審査基準として用います(開設指針別表第三の一)この審査の際

10億円未満の端数及び1500億円を超える額は切り捨てて審査を行います

実際に認定開設者が負担する費用は負担可能額や600億円1500億円といった額にかかわらず

開設指針及び開設計画にしたがって対象免許人との協議の結果合意した金額を負担する必要が

あります

ウ 「七2 負担可能額に充てる資金の確保の計画及びその根拠」について

開設指針別表第一の四3に関する記載内容に準じて記載してください

資金を確実に確保することができることを証する書類としては例えば実際に申請者の預金口

座の残高として金融機関が証明した書類や金融機関による融資を行う旨を約する書類等を添付し

てください

外国通貨で表示された金額は平成24年4月17日における外国為替の売買相場により日本円に

換算し記載してください(参考日本銀行 外国為替市況 httpwwwbojorjpstatistics

marketforexfxdailyindexhtm)

エ 「七3 終了促進措置の協議を開始及び実施が完了する無線局の割合に関する計画及びその根拠」

について

様式7Aを参考としてFPUと特定ラジオマイクのそれぞれについて都道府県ごとに終了促

進措置の実施の対象となる想定無線局数を記載してくださいまたこの想定無線局数に対する

年度ごとの終了促進措置の協議を開始する無線局の割合及び終了促進措置の実施を完了する

無線局の割合を併せて記載してください

FPU及び特定ラジオマイクの両方について全国で終了促進措置の実施を完了するか又は

終了促進措置の実施と特定基地局の開設について合意するまでは773~803MHzを使用する特定基

地局を設置できませんので留意してください

22

計画の記載に当たっては負担可能額の算定に関する参考資料(35ページ参照)を参考としてく

ださい

例えば特定ラジオマイクの都道府県ごとの無線局の分布割合は全国における無線局の総数の

増減にかかわらず一定であるとする等前提条件を適宜設定した上で計画を記載してください

オ 「七4 窓口の設置周知通知の実施の確保に関する計画」について

認定日から3か月以内に開設指針第九項第4号(一)に定める他の全ての認定開設者との合意を

実施しインターネット等で公表することについて記載してください

上記の認定開設者間の合意日から1か月以内に対象免許人からの問合せに対応する窓口を設置

するため(開設指針第九項第5号(四))例えば窓口の設置時期規模運営方法要員の確保方

法要員に対する終了促進措置に関する事項の教育等に留意し具体的な計画を記載してください

上記の認定開設者間の合意日から6か月以内に終了促進措置の実施の概要(窓口の連絡先及び

対応時間を含みます)について対象免許人に周知を開始するため(開設指針第九項第4号(二))

例えば周知の開始時期継続期間周知内容周知手段等に留意し具体的な計画を記載してくだ

さい

同じく認定開設者間の合意日から6か月以内に終了促進措置の実施の手順について対象免許

人に通知を終わらせるため(開設指針第九項第4号(三))の例えば通知の実施時期通知内容

通知手段等に留意し具体的な計画を記載してくださいまた通知の内容については終了促進

措置の実施に関する透明性の確保のためインターネット等により公表することが義務付けられて

(開設指針第九項第5号(五))いますのでその点についても留意して記載してください

カ 「七5 第九項第五号(一)及び(二)に規定する事項の遵守を示す旨」について

開設指針の一部改正の告示のときから認定を受けるまでの間開設指針第九項第2号に規定する

対象免許人及び同項第4号(四)に規定する免許人団体に対し認定開設者が行う同項第二号に規定

する費用の負担に関する協議調整等を一切行っていない場合は「開設指針第九項第五号(一)に

規定する事項を遵守しています」等と記載してください

開設指針の一部改正の告示のときから認定を受けるまでの間他の全ての申請者に対し終了促

進措置の実施に係る開設指針第九項第4号(一)の実施方法について協議調整等を一切行ってはな

らないため当該実施方法について申請書の提出までに協議調整等を行った者がいるときはそ

の者の氏名又は名称(協議調整等を行った者がいない場合はその旨)を具体的に記載してくださ

いまた併せて申請書の提出から認定を受けるまでの間について「開設指針第九項第五号(二)

に規定する事項を遵守します」等と宣言してください

キ 「七6 協議及び合意の方法に関する計画」について

開設指針第九項第4号(四)及び(五)を踏まえて次の対象者に対する例えば協議の実施時期

内容方法合意事項の確認方法等の協議及び合意に関する計画を具体的に記載してください

FPUの無線局の免許人

特定ラジオマイクの無線局の免許人

免許人団体

FPU及び特定ラジオマイクの無線局の免許人が終了促進措置を行うまでの間にFPU及び特定ラジ

オマイクの無線局と周波数共用を実施することとする場合は共用条件及び当該条件の根拠等につ

いて記載してください

23

その他協議及び合意の方法に関して記載事項があれば例えば次の事項を遵守する旨や当該事

項に関連する内容等を記載してください

免許人団体との協議及び終了促進措置の対象免許人との合意の実施方法について認定日から3

か月以内に他の全ての認定開設者と協議し合意すること

終了促進措置の対象免許人から協議の申入れがあった場合に遅滞なく協議を開始すること

終了促進措置に関する費用の負担の公正が確保されるように十分に配意すること

(終了促進措置に免許人団体が関与する場合は当該免許人団体は対価を受けてはならないこと)

協議の合意書面等については全ての認定開設者及び対象免許人が記名押印等すること

合意書面等を認定の有効期間中保管し総務大臣の求めに応じて速やかに写しを提出すること

ク 「七7 対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体制の整

備その他必要な措置に関する計画」について

終了促進措置に関して対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図る

ための体制の整備その他必要な措置に関する計画を具体的に記載してください

ここでの記載内容は競願時の審査基準として用います(開設指針別表第三の三1)

(8) 「八 電波の能率的な利用の確保に関する事項」について 特定基地局の無線設備に用いる技術(適応多値変調及び空間多重技術など)について記載してく

ださい(開設指針第八項)またこれと区別して例えば次に示すような携帯無線通信を行う無

線局の周波数に係る取組についてもその技術方策の導入時期に留意し記載してください(開

設指針別表第二の十)

陸上移動局(携帯電話端末)の無線設備に用いる技術

特定基地局以外の携帯無線通信を行う無線局がある場合はその無線局に導入する技術

技術以外のサービス運用(小セル化多セクタ化等)により電波を能率的な利用を確保する方策

学術資料等の添付をもって記載に代える場合はその旨を記載し添付してください

(9) 「九 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与に関する事項」について 開設指針又は平成21年総務省告示第248号(39世代移動通信システムの導入のための特定基地局

の開設指針)に係る開設計画の認定を受けていない電気通信事業者に対する卸電気通信役務の提供

又は電気通信事業者間の接続その他の方法による特定基地局の利用を促進するための計画を具体

的に記載してください

ここでの記載内容は競願時の審査基準として用います(開設指針別表第三の三2(一))

(10) 「十 申請者の条件に関する事項」について 開設指針別表第二の十一の要件(申請者及びその関係者が申請を重複して行っていないこと)

に適合している場合は「開設指針別表第二の十一の要件に適合しています」等と記載してくださ

いなお開設指針別表第二の十一の要件とは具体的には申請者と次の者が申請を重複して行

っていないことです

申請者自身

申請者(法人団体)の役員(役員に相当する者を含みます)

24

申請者(法人団体)との議決権の関係が3分の1以上の繋がりとなるもの(親会社子会社

兄弟会社等のほか祖父母孫いとこ甥姪等の関係に相当するものも含みます)

申請者が法人団体である場合は次の書類を添付してください

申請者の役員(役員に相当する者を含みます)を示す書類(役員名簿等)

申請者が3分の1以上の議決権を保有する者及び申請者の議決権を3分の1以上保有する

者の氏名又は名称と議決権比率を記した一覧(それらの者が更に議決権の3分の1以上を保有

され又は保有する者がいる場合はその者の一覧を可能な限り順次付すこと)

開設指針別表第二の十一の要件に適合していない場合は認定を行うことができません

(11) 「十一 一から十までに定めるもののほか本開設指針に定められた事項に関する申請

者のこれまでの取組の実績並びに計画及びその根拠」について 申請者が他の申請者(申請者と地域ごとに連携する者)と連携して認定の申請を行いこれを

一の申請とみなすことを希望する場合は(開設指針第六項第2号)その旨を記載してください

その他開設指針に関係する事項があれば記載してください

25

第3章 様式 1 様式1A(開設指針別表第一の一1関係)

都道府県 (地方局)

平成24 年度末

平成25 年度末

平成26 年度末

平成27 年度末

平成28 年度末

平成29 年度末

平成30 年度末

平成31 年度末

平成32 年度末

平成33 年度末

平成34 年度末

01 北海道 北海道総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

02 青森県 03 岩手県 04 宮城県 05 秋田県 06 山形県 07 福島県 東北総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 08 茨城県 09 栃木県 10 群馬県 11 埼玉県 12 千葉県 13 東京都 14 神奈川県 19 山梨県

関東総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 15 新潟県 20 長野県

信越総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 16 富山県 17 石川県 18 福井県

北陸総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 21 岐阜県 22 静岡県 23 愛知県 24 三重県

東海総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 25 滋賀県 26 京都府 27 大阪府 28 兵庫県 29 奈良県 30 和歌山県 近畿総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

31 鳥取県 32 島根県 33 岡山県 34 広島県 35 山口県

中国総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 36 徳島県 37 香川県 38 愛媛県 39 高知県

四国総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 40 福岡県 41 佐賀県 42 長崎県 43 熊本県 44 大分県 45 宮崎県 46 鹿児島県 九州総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

47 沖縄県 沖縄総合通信事務所 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

全国 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

注 標題として「基地局(第3世代)」「基地局(屋内等設置第3世代)」「基地局(35世代)」「基地局(屋内等設

置35世代)」「基地局(高度化 35世代)」「基地局(屋内等設置高度化 35世代)」「基地局(39世代5MHz

幅)」「基地局(屋内等設置39世代5MHz幅)」「基地局(39世代10MHz幅)」「基地局(屋内等設置39 世代

10MHz幅)」又は「陸上移動中継局」のいずれかを記載してください

26

2 様式1B(開設指針別表第一の一2及び3関係) 市町村名 人口

エリア 化年度

平成24 年度末

平成25 年度末

平成26 年度末

平成27 年度末

平成28 年度末

平成29 年度末

平成30 年度末

平成31 年度末

平成32 年度末

平成33 年度末

平成34 年度末

札幌市 1913545 函館市 279127 小樽市 131928 旭川市 347095 室蘭市 94535 釧路市 181169 帯広市 168057 別海町 15855 中標津町 23982 標津町 5646 羅臼町 5885

北海道 計 3303435 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

北海道 総合通信局

3303435 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

青森市 299520 弘前市 183473 八戸市 237615 田子町 6175 南部町 19853 階上町 14699 新郷村 2851

青森県 計 764186 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

盛岡市 298348 宮古市 59430 大船渡市 40737 101438 浪江町 20905 葛尾村 1531 新地町 8224 飯舘村 6209

福島県 計 36869 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

東北 総合通信局

1301008 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

水戸市 268750 日立市 193129 土浦市 143839 久米島町 8519 八重瀬町 26681 多良間村 1231 竹富町 3859 与那国町 1657

沖縄県 計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

沖縄 総合通信事務所

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

全国 5252108 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

注 標題として「特定基地局の人口カバー率」又は「39世代移動通信システムの基地局の人口カバー率」のいずれか

を記載してください

27

3 様式4A(開設指針別表第一の四1関係)

区分 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

音声伝送

(39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

音声伝送

(非39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

データ伝送

(39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

データ伝送

(非39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

収入合計(百万円)

注1 区分及び年度は計画の記載にあわせ変更して使用してください

注2 平成30年度以降分については省略しています

28

4 様式4B(開設指針別表第一の四4関係) (単位百万円)

科目 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

収益

電気通信事業営業収益

音声伝送収入

データ伝送収入

その他の収入

附帯事業営業収益(注4)

営業外収益(注5)

費用

電気通信事業営業費用

営業費(注6)

施設保全費(注7)

研究開発費

減価償却費

固定資産除却費

通信設備使用料(注8)

終了促進措置費用(注9)

電波利用料

その他(注10)

租税公課(注11)

附帯事業営業費用(注4)

営業外費用(注5)

法人税等(注11)

当期損益

注1 科目及び年度は計画の記載にあわせ変更して使用してくださいなお各科目にどのような内容を含んで損益計算

を行ったのか明確となるよう補足説明を併せて記載してください

注2 平成30年度以降分については省略しています

注3 特別損失特別利益等により当期損益が収益と費用の差額と合致しない場合はその理由を記載してください

注4 端末販売修理による収入や端末調達による費用等を計上してください

注5 受取利息配当金による収入や支払利息による費用等を計上してください

注6 人件費家賃光熱費旅費等を計上してください

注7 設備の修理による費用等を計上してください

注8 通信設備に係る回線費用家賃光熱費運用保守費等を計上してください

注9 終了促進措置に要する費用を計上してください

注10 アクセスチャージ成約手数料等を計上してください

注11 租税公課は損金に算入できる租税公課を法人税等はそれ以外を計上してください

29

5 様式4C(開設指針別表第一の四4関係) (単位百万円)

区分 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

営業活動によるキャッシュフロー

投資活動によるキャッシュフロー

財務活動によるキャッシュフロー

現金及び現金同等物の期首残高

現金及び現金同等物の期末残高

注1 年度は計画の記載にあわせ変更して使用してください

注2 平成30年度以降分については省略しています

30

6 様式7(開設指針別表第一の七3関係)

都道府県 (地方局名)

想定対象 無線局数

終了促進措置の実施状況

区分 平成24 年度末

平成25 年度末

平成26 年度末

平成27 年度末

平成28 年度末

平成29 年度末

平成30 年度末

01 北海道 0 局 開始

完了

北海道 総合通信局

0 局 開始

完了

02 青森県 0 局 開始

完了

03 岩手県 0 局 開始

完了

45 宮崎県 0 局 開始

完了

46 鹿児島県 0 局 開始

完了

九州 総合通信局

0 局 開始

完了

47 沖縄県 0 局 開始

完了

沖縄 総合通信事務所

0 局 開始

完了

全国 0 局 開始

完了

注1 標題として「開設指針第九項第1号(一)に掲げる無線局(FPU)」又は「開設指針第九項第1号(二)に掲げる無

線局(特定ラジオマイク)」のいずれかを記載してください

注2 無線局の無い都道府県については行自体を省略して構いません

注3 想定対象無線局数は終了促進措置の実施を行う予定の無線局数を記載してください

注4 実施状況は年度末時点の終了促進措置の協議を開始した又は実施を完了した無線局数(累計数)を想

定対象無線局数で除した値を小数点以下第2位を四捨五入した百分率で記載してください

31

第4章 参考資料 1 開設指針の骨子

(1) 特定基地局の範囲 第3世代35世代及び39世代移動通信システムの基地局及び陸上移動中継局で下記(2)の周

波数を使用するものとする

(2) 使用する周波数 全国において773MHzを超え803MHz以下の周波数(平成24年7月25日以降に限る)とする

ただし当該周波数はFPU及び特定ラジオマイク(デジタル特定ラジオマイクを含む以下同じ)

が使用しており周波数割当計画において使用の期限が平成31年3月31日と定められている

(3) 特定基地局の配置及び開設時期 認定から7年後の年度末までに各総合通信局の管轄区域内の人口カバー率が80以上になるよ

うに特定基地局を配置しなければならない

認定から7年後の年度末までに39世代移動通信システム(占有周波数帯幅10MHz以上)の特定

基地局の運用を開始しなければならない

(4) 電波の能率的な利用を確保するための技術の導入 適応多値変調及び空間多重技術その他の電波の能率的な利用を確保するための技術を用いなけれ

ばならない

(5) 終了促進措置 ア 対象となる無線局

認定開設者は次の①及び②の無線局の周波数の使用を周波数割当計画における使用期限(平成31

年3月31日)前に終了させるため次の①及び②の無線局を対象として終了促進措置を実施しなけれ

ばならない

① 770MHzを超え806MHz以下の周波数を使用するFPUの無線局

② 770MHzを超え806MHz以下の周波数を使用する特定ラジオマイクの無線局

イ 終了促進措置により認定開設者が負担する費用

全ての認定開設者は対象免許人との合意に基づき終了促進措置として次に掲げる費用の全部

を連帯して負担しなければならない

① 無線設備及びこれに附属する設備(受信設備伝送路設備等)の取得に要する費用

② 上記①の設備の変更の工事に要する費用

ウ 終了促進措置の実施に関する事項

① 認定開設者は②及び③に掲げる事項及び終了促進措置に係る既存免許人との合意について他

の全ての認定開設者と共同して実施することとしそれらの実施方法について認定から3か月以

内に他の認定開設者と協議し合意することなお終了促進措置に要した費用について1の認

定開設者が負担する金額は当該費用の総額を認定開設者の数で除した額とすること

32

② ①の合意の日から6か月以内に終了促進措置の実施の概要を対象免許人に周知しかつ終

了促進措置の実施手順を免許人に通知すること

③ ②の実施前に免許人団体(FPU又は特定ラジオマイクの免許人を構成員としている団体)と

の間で②の事項の実施について協議を行うこと

④ FPU及び特定ラジオマイクの免許人との間で終了促進措置の内容(周波数移行のために行う

措置の内容実施時期並びに費用負担の範囲方法実施時期及び対象免許人の無線局の廃止又

は変更を行うまでの間に特定基地局と周波数を共用する場合は当該共用の条件等)について協議

を行うこと

⑤ 認定開設者は④の協議の申し入れがあった場合は遅滞なく協議を開始すること

エ 終了促進措置の実施に関する透明性の確保に関する事項

① 開設計画の申請者は認定までの間対象免許人と終了促進措置に関する費用の負担に関す

る協議調整等を一切行わないこと

② 開設計画の申請者は認定までの間他の全ての申請者と終了促進措置に係るウ①の実施方

法について協議調整等を一切行わないこと

③ 認定開設者はウ①の協議により他の全ての認定開設者と合意したときはその合意の内容を

示す書面の写しを速やかに総務大臣に提出するとともにその内容をインターネット等により公

表すること

④ 認定開設者はウ①の合意の日から1月以内に終了促進措置の実施に関する対象免許人から

の問合せに対応するための窓口を設置すること

⑤ 認定開設者はウ②の通知の内容をインターネット等により公表すること

⑥ 認定開設者は終了促進措置に関する費用の負担の公正が確保されるよう十分に配意し免許

人団体は終了促進措置の実施に関する協議に関与したことに対して認定開設者及び対象免許人

から対価を受けてはならないこと

⑦ 認定開設者はウ④の協議による合意内容を書面又は電磁的記録で確認し認定の有効期間

中保管し総務大臣の求めに応じて速やかにその写しを提出すること

⑧ 認定開設者は四半期ごとに終了促進措置を実施した無線局数やその費用等の実施状況を示

す書類を総務大臣に提出すること

オ その他の事項

総務大臣はエ⑧により提出された書類について適切に終了促進措置が実施されていることを

確認し書類概要及び確認結果をインターネット等で公表するものとする

認定開設者は対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体

制の整備等必要な措置を講ずるよう努めなければならない

33

(6) 開設計画の認定等 ア 申請できる周波数幅

申請できる周波数帯幅は10MHzとし希望する周波数の範囲として773MHzを超え783MHz以下

783MHzを超え793MHz以下及び793MHzを超え803MHz以下の周波数を希望する順に開設計画に記載する

こと

イ 絶対審査基準競願時審査基準

絶対審査基準に掲げる要件について審査を行い要件全てに適合する申請に対して認定を行う

ただし要件を満たす申請(900MHz帯認定開設者のものを除く)が3の場合は当該申請に対して

するものとし4以上の場合には競願時審査基準に掲げる各順序に従い基準に適合する申請の数

が3になるまで審査を行う

(ア) 絶対審査基準

特定基地局の設置場所確保設備調達及び設置工事体制の確保に関する計画を有していること

設備投資等に必要な資金の確保に関する計画及び開設計画の有効期間(10年間)中に単年度黒

字を達成する計画を有していること

負担可能額(終了促進措置に要する費用の負担に充てることが可能な金額の総額)が600億円

以上であり当該負担可能額を確実に確保できること

上記3に掲げる各基準に適合していること 等

(イ) 競願時審査基準

負担可能額(上限1500億円10億円単位)がより大きいこと

認定から7年後の年度末の全国の39世代移動通信システム(占有周波数帯幅10MHz以上)の

特定基地局の人口カバー率(5単位)がより大きいこと

次に掲げる基準への適合の度合いが高いこと

終了促進措置に関する事項について対象免許人との迅速な合意形成を図るための具体的な

対策及び円滑な実施を図るための具体的な体制の整備に関する計画がより充実していること

他の電気通信事業者等多数の者に対して卸電気通信役務の提供電気通信設備の接続(MVNO)

等特定基地局の利用を促進するための具体的な計画がより充実していること

周波数の割当状況(有無及び差違)及びひっ迫状況を勘案して特定基地局を開設して電気

通信事業を行うことが電気通信事業の健全な発達と円滑な運営により寄与すること

ウ その他

各認定開設者の周波数の指定は開設計画に記載した希望する周波数の範囲に基づき行うこの

場合において希望が重複した場合は競願時審査基準に係る審査における基準への適合の度合

いが高い者の希望を優先する

認定開設者は四半期ごとに開設計画に基づく事業の進捗の状況を示す書類を総務大臣に提

出しなければならない

ブースター障害等の防止又は解消に関する計画について開設計画に記載するとともにそれら

に要する費用の負担等当該ブースター障害等の防止又は解消に当たり必要な事項についてあら

かじめ全ての700MHz帯認定開設者間で協議し合意した上で共同して行わなければならない

34

(7) 【参考】絶対審査基準について ア 電波法における規定(法第27条の13第4項)

1 その開設計画が開設指針に照らし適切なものであること

2 その開設計画が確実に実施される見込みがあること

3 開設計画に係る通信系又は放送系に含まれる全ての特定基地局について周波数の割当てが現に

可能であり又は早期に可能となることが確実であると認められること

イ 開設指針における規定

第10項第4号(以下抜粋)

別表第2 開設計画の認定の要件

1 全ての都道府県の区域において特定基地局を整備する計画及びその根拠を有していること

2 開設計画に記載された全ての特定基地局についてその円滑な整備のため設置場所の確保無線設備の調達

及びその整備に係る業者との協力体制の確保に関する計画(ブースター障害等の防止又は解消に関する計画を含

む)及びその根拠を有していること

3 申請者が設置しようとする無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績又は計画を有しかつ特

定基地局の運用に必要な電気通信設備の調達及び工事並びに運用及び保守に関する計画及びその根拠を有してい

ること

4 関係法令の規定に基づき無線従事者の配置方針並びに電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及び

その根拠を有していること

5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑え

るための措置に関する計画(申請者が開設計画の認定を受けたことのある者である場合にあっては当該認定に

係る開設計画に記載されたもの以外のものを含むこと)及びその根拠を有していること

6 特定基地局の運用による電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠を有してお

りかつ当該電気通信事業に係る損益に関する年度ごとの見通しにおいて利益の生じる年度があること

7 法令遵守のための体制の整備平成16年総務省告示第695号(電気通信事業における個人情報保護に関するガイ

ドラインを定める件)に適合した個人情報保護のための体制の整備及び電気通信事業の利用者の利益の保護のた

めの体制の整備に関する計画及びその根拠を有していること

8 既設の無線局等の運用及び電波の監視を阻害する混信その他の妨害を防止するため当該妨害の防止に係る対

応を行う窓口の設置及び特定基地局の設置前に当該設置に係る情報交換若しくは協議の実施又は当該妨害を防止

するための特定基地局の設置における無線設備へのフィルタの追加若しくは無線局の設置場所及び無線設備の空

中線の指向方向の調整の実施による干渉の改善等の措置を行う計画及びその根拠を有していること

9 負担可能額が600億円以上であり当該負担可能額を確実に確保できること

10 申請者に係る携帯無線通信を行う無線局の周波数に係る電波の能率的な利用を確保するための取組に関する計

画及びその根拠を有していること(略)

11 申請者が次の要件を満たしていること(略申請者が複数申請を行ったり申請者である法人の役員等議決

権が3分の1以上の出資関係にある者が申請を行っていないこと)

4 本開設指針に係る開設計画の認定は電波法第27条の13第4項各号並びに第1項第2項及び

第7項から前項まで並びに前各号に規定する事項(骨子中1から6(1)までの事項)並びに別表

第2に規定する要件(以下参照)を満たしている申請に対して行うただし当該申請(945MHz

を超え960MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けている者のものを除

く)の数が3の場合は当該申請に対して認定するものとし3を超える場合は当該申請につい

て別表第3に掲げる順序に従い同表に掲げる基準に適合する申請の数が3となるまで審査した

当該申請に対して認定するものとするなお申請期間内に提出された本開設指針に係る開設計

画の認定の申請については前後なく受け付けたものとして同等に扱い審査を行う

35

2 負担可能額の算定に関する参考資料 開設指針別表第二の九2に規定する負担可能額の最低額(600億円)(以下「下限額」といいます)

及び同別表第三の一に規定する審査対象となる負担可能額の最高額(1500億円)(以下「上限額」とい

います)は以下の方法により算定していますので負担可能額の算定に当たってご参照下さい

以下の平均単価費用は審査に用いる下限額及び上限額を算定するために無線局の類型ごとに想定

したものであり実際の対象免許人と認定開設者との間の協議において用いられる金額又は個別の

無線局に対して認定開設者が負担すべき金額を示すものではありません個別の無線局に対して認定開

設者が負担する金額は対象免許人との協議により決定されるものであり以下の平均単価費用が適

用されるわけではありません

(1) 下限額上限額の基本的な算定方法 ア FPU

無線設備の種類ごとの1無線局当たりの平均単価 times 各区分の無線局数 の合計額

この資料においてFPUとは開設指針第九項第1号(一)の番組素材中継を行う無線局をいいます

イ 特定ラジオマイク

1無線局当たりの平均単価 times 無線局数

この資料において特定ラジオマイクとは開設指針第九項第1号(二)の特定ラジオマイク及びデジタル特

定ラジオマイクをいいます

(2) 1無線局当たりの平均単価等 総務省において実施した既存無線局の免許人及び無線設備の製造業者等に対するヒアリングアンケ

ート結果をもとに次の費用項目(開設指針第九項第3号(一)及び(二))ごとに1無線局当たりの平

均単価を算定しています

無線設備及びその附属設備の取得に要する費用(以下「取得費用」といいます)

無線設備及びその附属設備の変更の工事に要する費用(以下「工事費用」といいます)

以下に記載の単価は千円未満を四捨五入しているため内訳の合算額は内訳の金額の合計額と一致

しないことがあります

ア FPU

無線設備の種類に応じて次の3つの区分を設けそれぞれについて1無線局当たりの平均単価を

算出しました

(ア) 下限額におけるFPUの平均単価

無線設備の種類 平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

2ピースモデル+PA型 131788 千円 123429 千円 8359 千円

一体型モデル(通常型) 115584 千円 115442 千円 142 千円

一体型モデル(超小型) 116521 千円 116379 千円 142 千円

「2ピースモデル+PA型」とは制御部と高周波部が筐体として分離された送信機で必要に応じて出力を増

加させるためのPA(パワーアンプ)が用いられます

36

「一体型モデル」とは制御部と高周波部が一つの筐体に内蔵された送信機で通常型とこれよりさらに小型

化された超小型があります

全ての無線局が2330~2370MHz(以下「23GHz帯」といいます)に対応した無線設備を使用すると想定して

算出したものです

23GHz帯に対応するために増設が必要となる受信機及び伝送路設備(マイクロ波帯FPU送信機送信アンテナ)

の費用を含みます

(イ) 上限額におけるFPUの平均単価

無線設備の種類 平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

2ピースモデル+PA型 186851 千円 178784 千円 8067 千円

一体型モデル(通常型) 164074 千円 163941 千円 133 千円

一体型モデル(超小型) 165949 千円 165816 千円 133 千円

全ての無線局が1240~1300MHz(以下FPUに関する記載において「12GHz帯」といいます)及び23GHz帯に

対応した無線設備を使用すると想定して算出したものです

23GHz帯に対応するために増設が必要となる受信機及び伝送路設備の費用を含みます

イ 特定ラジオマイク

1無線局当たりの平均単価を算出しました

(ア) 下限額における特定ラジオマイクの平均単価

平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

1850 千円 1640 千円 210 千円

全ての無線局が470~710MHz帯の地上テレビジョン放送のホワイトスペース及び710~714MHz帯(以下単に「ホ

ワイトスペース」といいます)に対応した無線設備を使用すると想定して算出したものです

常設でない無線局(複数の場所で使用される無線局をいいます以下同じ)が移行先のホワイトスペースでの

使用を確保するために最小限増設が必要となる無線設備及び附属設備の費用を含みます

(イ) 上限額における特定ラジオマイクの平均単価

平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

5461 千円 5244 千円 217 千円

常設される無線局(固定の一箇所で使用される無線局をいいます)はホワイトスペースに対応した無線設備を

常設でない無線局はホワイトスペースに対応した無線設備及び1240~1260MHz(以下特定ラジオマイクに関す

る記載において「12GHz帯」といいます)に対応した無線設備を使用すると想定して算出したものです

常設でない無線局が移行先のホワイトスペースでの使用を確保するために最大限増設が必要となる無線設備及

び附属設備の費用を含みます

(3) 地域別の無線局数 下限額上限額において想定した無線局数はこれまでの無線局数の変動状況並びに総務省にお

いて実施した既存無線局の免許人及び無線設備の製造業者等に対するヒアリング及びアンケート結果

をもとに総務省において2014(平成26)年度末時点の無線局数を推計したものです(2014(平成26)年

度以降は新たに免許を行わないことを前提として推計しています)

以下の無線局数のうち過去の時点におけるものについては原則として総務省が管理する免許に

係る情報を基にしていますが総務省が管理していない情報については免許人及び無線設備の製造業

37

者等に対する調査結果を基にしているため実際の無線局数と誤差が生じる場合があります

ア FPUの無線局数

(ア) FPUの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)

地域 無線局数

2ピースモデル+PA型 一体型モデル(通常型) 一体型モデル(超小型)

01 北海道 2 局 - -

02 青森県 1 局 - -

04 宮城県 4 局 - -

07 福島県 2 局 - -

13 東京都 42 局 2 局 11 局

18 福井県 1 局 - -

22 静岡県 3 局 - -

23 愛知県 5 局 - -

27 大阪府 9 局 - 3 局

32 島根県 1 局 - -

33 岡山県 2 局 - -

34 広島県 2 局 - -

35 山口県 1 局 - -

37 香川県 1 局 1 局 -

38 愛媛県 2 局 - -

39 高知県 1 局 - -

40 福岡県 5 局 1 局 -

全国 計 84 局 4 局 14 局

無線局数は免許状に記載された常置場所のある都道府県で分類しまた各都道府県における無線設備の種

類ごとの無線局数は免許人に対して調査した結果を基にしています

無線局の移動範囲は各都道府県を超える地域が指定されている場合があります

(イ) 下限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

2ピースモデル+PA型 一体型モデル(通常型) 一体型モデル(超小型)

全国 84 局 4 局 14 局

(ア)の実績値のまま増加しないと想定した無線局数を下限値としています

(ウ) 上限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

2ピースモデル+PA型 一体型モデル(通常型) 一体型モデル(超小型)

全国 87 局 5 局 17 局

(ア)の実績値に免許人に対する調査に基づき2013(平成25)年度末までに増設されると見込まれる無線局数を

加えた数を上限値としています

(ア)の実績値からの都道府県別の増減数は2ピースモデル+PA型が東京都3局増加大阪府1局増加宮城

県1局減少一体型モデル(通常型)が福岡県1局増加一体型モデル(超小型)が東京都1局増加大阪府1

局増加福岡県1局増加です

38

イ 特定ラジオマイクの無線局数

(ア) 特定ラジオマイクの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)

地域 無線局数

地域 無線局数

(内放送事業者

の無線局数)

(内放送事業者

の無線局数)

01 北海道 534 局 306 局 25 滋賀県 124 局 28 局

02 青森県 78 局 78 局 26 京都府 276 局 55 局

03 岩手県 225 局 114 局 27 大阪府 2121 局 871 局

04 宮城県 229 局 184 局 28 兵庫県 552 局 44 局

05 秋田県 120 局 101 局 29 奈良県 106 局 19 局

06 山形県 65 局 64 局 30 和歌山県 15 局 14 局

07 福島県 126 局 106 局 31 鳥取県 46 局 42 局

08 茨城県 93 局 20 局 32 島根県 67 局 33 局

09 栃木県 76 局 42 局 33 岡山県 138 局 85 局

10 群馬県 48 局 25 局 34 広島県 363 局 184 局

11 埼玉県 304 局 22 局 35 山口県 87 局 48 局

12 千葉県 537 局 55 局 36 徳島県 111 局 58 局

13 東京都 9178 局 3570 局 37 香川県 123 局 63 局

14 神奈川県 1157 局 18 局 38 愛媛県 138 局 116 局

19 山梨県 135 局 89 局 39 高知県 67 局 45 局

15 新潟県 157 局 86 局 40 福岡県 742 局 416 局

20 長野県 225 局 86 局 41 佐賀県 27 局 27 局

16 富山県 229 局 86 局 42 長崎県 202 局 126 局

17 石川県 197 局 101 局 43 熊本県 185 局 159 局

18 福井県 97 局 77 局 44 大分県 124 局 75 局

21 岐阜県 64 局 13 局 45 宮崎県 109 局 83 局

22 静岡県 262 局 117 局 46 鹿児島県 129 局 94 局

23 愛知県 952 局 392 局 47 沖縄県 165 局 105 局

24 三重県 71 局 28 局 全国 計 21176 局 8570 局

無線局数は免許状に記載された常置場所のある都道府県で分類しています

無線局の移動範囲は各都道府県を超える地域が指定されている場合があります

免許人に対する調査によると常設でない無線局の割合は約70です

(イ) 下限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

全国 21553 局

(ア)の実績値に免許人に対する調査に基づき2013(平成25)年度末までに増設されると見込まれる無線局数を

加えた数を下限値としています

(ウ) 上限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

全国 23157 局

(ア)の実績値に過去の増減実績を基に算出した増加率(前年比約104倍)により算出した2013(平成25)年度

末までの増加予想数を加えた数を上限値としています

39

3 無線局免許等の検索方法 開設指針に関係する無線局について免許情報を検索することができます電波利用ホームページ(ht

tpwwwtelesoumugojp)から「無線局情報検索」 rarr 「1無線局等情報検索」 rarr 「詳し

く条件を指定する」を順次クリックし「エキスパート検索」画面へアクセスしてください

httpwwwtelesoumugojpmusenSearchServletpageID=2ampSelectID=5へ直接アクセスすることも可能です

次の検索条件で目的の無線局を検索してください

対象無線局 検索条件

FPU 無線局の種別「携帯局」

無線局の目的「放送事業用」

周波数「770~806MHz」1

特定ラジオマイク又は

デジタル特定ラジオマイク

無線局の種別「陸上移動局」

周波数「770~806MHz」12

1 個々の無線局情報の表示において放送事業用の無線局の周波数は100MHz単位での公表としているため「800~

800MHz」と表示されることがありますのでご了承ください

2 個々の無線局情報の表示において占有周波数帯幅が400kHz以下のものが特定ラジオマイク(デジタル特定ラジオ

マイクを含む)ですなお占有周波数帯幅が8MHz以上のもの(平成23年度末時点では1局のみ)はFPUです

検索条件の入力

検索ボタン

40

4 地上デジタル放送の受信障害への対策費用の推計に関する参考資料

(1) 地上デジタル放送の受信障害(受信ブースター干渉)の概要 放送局から遠く離れた場所やビル影また一つのアンテナで複数のテレビ受信機で視聴する場

合等においてはテレビへの入力信号が弱くなり正常に視聴できないことがありますこのとき

受信したテレビ信号を増幅する装置(受信ブースター)によって視聴を確保しています

アンテナがテレビ信号とともにある強さ以上の携帯電

話システムの電波を受信すると受信ブースターが携帯電話

システムの電波も増幅してしまうためテレビ受信機への過

度の入力や受信ブースターの処理能力を超えたことによる

動作不良によりテレビが正常に視聴できない場合がありま

す(受信ブースター干渉)

この受信ブースター干渉に対する主な対策は次のとおりです

不要な帯域(710MHzを超える周波数)を受信しないようフィルタを受信ブースターに挿入

不要な帯域を受信しない受信ブースターに交換

(2) 受信ブースターへの干渉影響の評価 総務省が実施した携帯電話信号による受信ブースターへの干渉影響を評価する以下の実証実験か

ら受信ブースターの耐干渉特性には機種毎のばらつきがあることを確認しました

ア 干渉影響の実証実験方法

機種に依存しない結果を得るため

11機種の受信ブースターに一定入力

レベルの携帯電話(LTE)信号と地上

デジタル放送(ISDB-T)信号を同時に

入力し受信ブースターへの干渉影響

が発生しなくなるまでLTE信号を減衰

させて影響を及ぼす入力レベルを測

定しました

イ 実証実験結果

右図の測定結果より受

信ブースターへの干渉影

響が発生しなくなるLTE信

号入力レベルは次のと

おりでした

最良値-14dBm

中央値-21dBm

最悪値-32dBm

デジタルTV入力レベル-77dBm

確認するTVチャンネル52ch

<実証実験パラメータ> LTE入力信号種別 下り信号のみ

LTE入力信号レベル可変幅 -85dBm ~ -5dBm GB幅 63MHz

LTE下り信号帯域 773MHz ~ 803MHz LTE下り信号送信電力 最大(36dBmMHz)

ISDB-Tダミー波入力 [ダミー波入力ch

あり(7波) [45(46)4748495051(52)] ()のチャンネルを確認する際には入力しない

確認するTVチャンネル 46ch52ch デジタルTV入力レベル -77dBm-39dBm(フルセグ受信)

TV放送局

TV受信機

携帯電話基地局

受信ブースター

携帯電話端末

0

5

10

15

20

25

30

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

-77dBm 46ch -77dBm 52ch -39dBm 46ch -39dBm 52ch

受信ブースター番号

LTE信号入力レベル減衰量(dB

(LTE信号初期入力レベル-

5dB

m)

(デジタルTV入力レベル 確認するTVチャンネル)

-20 -14 -22 -32 -21 -25 -19 -18 -21 -18 -21 LTE信号入力レベル (-77dbm46ch)

受信ブースターへの干渉影響が発生しなくなるLTE信号入力レベル減衰量

41

(3) 受信ブースター対策費用の推計 ア 推計方法

受信障害の原因となる受信ブースターは電波法の規制対象外であり多様な規格があるため実際

に対策が必要となる件数を確定させることは困難ですが以下の方法によりおおよその費用を推計

します

① 一般家庭の受信ブースター設置数をサンプル調査から推計(商業用建物は全建物が受信ブース

ター設置と仮定)

② LTE基地局エリア内の建物の高さや密集度受信ブースターの特性等によって受信障害の発生率

が変わるため(例えば高層建物が密集している地域では携帯電話の電波が遮蔽されるため受信障

害が発生する確率は低くなる)計算機シミュレーション(モンテカルロ法)から受信ブースター

設置建物のうち受信ブースター障害の発生する確率を算出し上記①で推計した受信ブースター設

置建物数に当該確率を乗じて対策対象建物数を推計

③ 上記②により得られた対策対象建物数に1建物あたりの対策費を乗じて対策費用の総額を推計

イ 受信ブースター設置数のサンプル調査

一般家屋については電波伝搬か

ら全国の市区町村を右表の4つの区

分に分類した上で無作為抽出した

1800棟(全国300地区)で受信ブー

スター有無の実態調査を実施し受

信ブースターを用いているブースタ

ー建物率を算出しています

商業建物については一般家屋よりも数が少ないため訪問調査はせず100受信ブースター設

置と仮定しています

<受信ブースター設置数に関するサンプル調査結果>

建物区分 地区区分

TV受信実態調査により得られたサンプル数 ブースター 建物率

受信方法区分 個別受信又は 共同受信かつ 受信ブースターあり

個別受信 ケーブルテレビ 受信

共同受信 衛星受信 のみ

a b c d e edivide(a+b+c+d)

居住建物

大 都 市 (A地区)

135 104 13 0 128 508

地 方 都 市 (B地区)

399 135 6 0 354 656

郊外住宅地 (C地区)

568 146 30 0 534 718

田 園 地 域 (D地区)

174 74 16 0 174 659

商業建物 共 通 - - - - - 100

光テレビ等の通信系受信含む

地区区分 建物面積率 平均建物高 伝搬式 平均セル半径 大 都 市 (A地区)

10以上 20m以上 Ex-HATA Dense Urban

350m

地 方 都 市 (B地区)

10以上 20m未満 Ex-HATA Urban

570m

郊外住宅地 (C地区)

2以上 10未満

- Ex-HATA Suburban

850m

田 園 地 域 (D地区)

2未満 - Ex-HATA Open Area

1200m

42

ウ 干渉影響場所率の計算機シミュレーション

LTE基地局を地区毎の平均

セル半径を反映させて正則

配置しエリア内にTV受信

アンテナが設置された建物

をランダムに分布させた状

態を想定しLTE基地局が最

大電力(30MHz幅全体)で送

信した時の各建物における

干渉量を計算機シミュレー

ションし許容値を上回って

いる確率を干渉影響場所率

として算出しています

なお干渉影響を受ける場所の規模(干渉影響場所率)は受信ブースターの耐干渉特性に大き

く依存しますが実際に設置されている受信ブースターの特性毎のシェアは不明ですので受信ブ

ースターの耐干渉特性としては実証実験で得られた平均的な特性(LTE下り信号入力レベル

-21dBm)を有していると仮定しています

<計算機シュミレーションによって得られた干渉影響場所率>

一般家屋 商業建物

大 都 市 (A地区) 129 66

地 方 都 市 (B地区) 183 347

郊 外 住 宅 地 (C地区) 224 322

田 園 地 域 (D地区) 445 173

エ 受信ブースター対策費用の推計

サンプル調査から推計したブースター建物率計算機シミュレーションから得られた干渉影響場

所率を基に干渉影響を受ける一般家屋及び商業建物の建物数を推計し当該建物数にブースタ

ー対策(受信フィルタ挿入)の費用単価を乗じて受信ブースター対策費用を推計しています

<受信ブースター対策費用の推計結果 (上段一般家屋下段商業建物)>

建物数1

ブースター 建物率

受信ブースター 設置建物数 (a)times(b)

干渉影響 場所率

干渉影響 建物数 (c)times(d)

対策費用2

(e)times5万円

(a) (b) (c) (d)

小計(e)

大 都 市 (A地区)

934万 331万

508 1000

474万 331万

129 66

61万 22万

83万 42億円

地 方 都 市 (B地区)

11770万 216万

656 1000

7721万 216万

183 347

1413万 75万

1488万 744億円

郊外住宅地 (C地区)

12273万 205万

718 1000

8813万 205万

224 322

1974万 66万

2040万 1020億円

田 園 地 域 (D地区)

8158万 -

659 1000

5376万 -

445 173

2392万 -

2392万 1196億円

合 計 33887万 - 23136万 -

6003万 3002億円

1 一般家屋平成20年住宅土地統計調査(総務省)ただし一部市町村で建物数データが存在しないものについては

平成22年住民基本台帳人口世帯数における世帯数を代用としています

商業建物平成20年法人建物調査確報集計結果(国土交通省)ただし都道府県毎に建物所在地を集計しているため

建物数を電波伝搬による4つの区分に分類する際には①大都市②地方都市③郊外住宅地④田園地域の

順に該当する市区町村を含む区分に都道府県を分類して建物合計を集計

2 日本CATV技術協会工数表を参考として標準的な対策費用単価を推計しています

UHFテレビアンテナ

テレビブースタ

テレビ端子

テレビ干渉発生時のイメージ(左)ブロックノイズ(右)ブラックアウト

ブースタの干渉許容レベルP2

LTE基地局

LTE干渉波レベルP1

ランダムに配置した建物ごとにP1>P2となるかどうかを判定し影響場所率α

を算出

建物

43

(4) シミュレーション参考資料 ア (参考)計算機シミュレーションパラメータ

パラメータ名 設定値

周波数帯域 770 MHz

LTE

送信アンテナ利得 140 dBi

送信給電線損失 50 dB

アンテナパタン 情報通信審議会

アンテナパタン(垂直水平)

送信出力 51 dBm (30MHz)

アンテナ高さ 40 m

訪問調査の結果からA~D地区で使われているTV受信アンテナの種類と特徴を抽出してシミュレーションに用いた

イ (参考)受信ブースター対策費用単価の推計

日本CATV技術協会工数表ヒアリング結果等を参考として受信ブースター対策(受信フィルタ

挿入)の平均的な費用単価を推計しています

以下の考え方に基づいて推計を行い一棟あたりの対策費用は5万円と推計

フィルタ接栓の価格は一般流通商品相当額の最低額の80

工事費及び諸経費率は日本CATV技術協会工数表を参考

工事費の技術員単価は建設物価2012年2月号の主要10地区の平均単価を参考

(通信技術員B18200円日通信工14800円日いずれも日当含む)

<一棟あたりの受信フィルタ挿入工事費>

(屋外でアンテナ出力に設置)

一棟あたりの受信フィルタ挿入工事費

(屋内で受信ブースター入力に設置)

名称 金額 備考 名称 金額 備考

1 材料費 10110 円

1 材料費 10110 円

受信フィルター 8000 円 一般流通商品相当額

の最低額の80

受信フィルター 8000 円 一般流通商品相当額

の最低額の80 接栓 1630 円 接栓 1630 円

消耗品諸材料 480 円

消耗品諸材料 480 円

2 工事費 7280 円

2 工事費 11020 円

通信技術員B 1820 円 01人日日当含む 通信技術員B 3640 円 02人日日当含む

通信工 2960 円 02人日日当含む 通信工 4880 円 033人日日当含む

車両費 2500 円

車両費 2500 円

3 報告書作成 6600 円

3 報告書作成 6600 円

4 諸経費 22660 円

4 諸経費 12230 円

安全対策費 14800 円

安全対策費 4440 円

現場経費 2940 円 (1+2)times169 現場経費 3570 円 (1+2)times169

一般管理費 4920 円

一般管理費 4220 円

5 消費税 2330 円 (1~4)times5 5 消費税 2000 円 (1~4)times5

総合計 48980 円

総合計 41960 円

パラメータ名 設定値

TV

受信アンテナ利得 下表に記載

受信給電線損失 下表に記載

許容受信電力 -21 dBm

アンテナ高さ 下表に記載

アンテナパタン それぞれのアンテナのパタンを使用

シミュレーション条件 3セクタベストレイアウト

19セルラップアラウンド

8素子 14素子 20素子 高性能型 14素子

高性能型 20素子 平面アンテナ 室内アンテナ その他

使用される

アンテナの割合

大 都 市 (A地区) 07 170 674 59 52 37 0 0 地 方 都 市 (B地区) 0 371 521 43 50 08 0 08 郊 外 住 宅 地 (C地区) 02 380 479 40 83 05 0 11 田 園 地 域 (D地区) 11 425 339 11 126 17 0 69

平均

アンテナ高さ

大 都 市 (A地区) 8 m 8 m 11 m 7 m 13 m 10 m - - 地 方 都 市 (B地区) - 8 m 8 m 8 m 10 m 7 m - 5 m 郊 外 住 宅 地 (C地区) 7 m 7 m 7 m 7 m 7 m 7 m - 7 m 田 園 地 域 (D地区) 8 m 7 m 7 m 7 m 7 m 7 m - 7 m

アンテナ利得 915 dBi 1265 dBi 1435 dBi 1475 dBi 1645 dBi 835 dBi - 1035 dBi

給電線損失 2 dB 2 dB 2 dB 2 dB 2 dB 2 dB - 2 dB

44

ウ (参考)地域ごとの電波伝搬区分

電波伝搬から全国の都道府県及び市区町村を4つの区分に分類した結果は次のとおりですなお大

都市地方都市郊外住宅地及び田園地域のそれぞれの地区をABC及びDと表記しています

北海道 A

札幌市中央区 A

札幌市北区 B

札幌市東区 B

札幌市白石区 B

札幌市豊平区 B

札幌市南区 C

札幌市西区 B

札幌市厚別区 B

札幌市手稲区 B

札幌市清田区 B

函館市 C

小樽市 C

旭川市 C

室蘭市 C

釧路市 C

帯広市 D

北見市 D

夕張市 D

岩見沢市 D

網走市 D

留萌市 D

苫小牧市 C

稚内市 D

美唄市 D

芦別市 D

江別市 C

赤平市 D

紋別市 D

士別市 D

名寄市 D

三笠市 D

根室市 D

千歳市 D

滝川市 D

砂川市 D

歌志内市 D

深川市 D

富良野市 D

登別市 C

恵庭市 C

伊達市 D

北広島市 C

石狩市 D

北斗市 D

当別町 D

新篠津村 D

松前町 D

福島町 D

知内町 D

木古内町 D

七飯町 D

鹿部町 D

森町 D

八雲町 D

長万部町 D

江差町 D

上ノ国町 D

厚沢部町 D

乙部町 D

奥尻町 D

今金町 D

せたな町 D

島牧村 D

寿都町 D

黒松内町 D

蘭越町 D

ニセコ町 D

真狩村 D

留寿都村 D

喜茂別町 D

京極町 D

倶知安町 D

共和町 D

岩内町 C

泊村 D

神恵内村 D

積丹町 D

古平町 D

仁木町 D

余市町 D

赤井川村 D

南幌町 D

奈井江町 D

上砂川町 C

由仁町 D

長沼町 D

栗山町 D

月形町 D

浦臼町 D

新十津川町 D

妹背牛町 D

秩父別町 D

雨竜町 D

北竜町 D

沼田町 D

鷹栖町 D

東神楽町 D

当麻町 D

比布町 D

愛別町 D

上川町 D

東川町 D

美瑛町 D

上富良野町 D

中富良野町 D

南富良野町 D

占冠村 D

和寒町 D

剣淵町 D

下川町 D

美深町 D

音威子府村 D

中川町 D

幌加内町 D

増毛町 D

小平町 D

苫前町 D

羽幌町 D

初山別村 D

遠別町 D

天塩町 D

猿払村 D

浜頓別町 D

中頓別町 D

枝幸町 D

豊富町 D

礼文町 D

利尻町 D

利尻富士町 D

幌延町 D

美幌町 D

津別町 D

斜里町 D

清里町 D

小清水町 D

訓子府町 D

置戸町 D

佐呂間町 D

遠軽町 D

湧別町 D

滝上町 D

興部町 D

西興部村 D

雄武町 D

大空町 D

豊浦町 D

壮瞥町 D

白老町 D

厚真町 D

洞爺湖町 D

安平町 D

むかわ町 D

日高町 D

平取町 D

新冠町 D

浦河町 D

様似町 D

えりも町 D

新ひだか町 D

音更町 D

士幌町 D

上士幌町 D

鹿追町 D

新得町 D

清水町 D

芽室町 D

中札内村 D

更別村 D

大樹町 D

広尾町 D

幕別町 D

池田町 D

豊頃町 D

本別町 D

足寄町 D

陸別町 D

浦幌町 D

釧路町 D

厚岸町 D

浜中町 D

標茶町 D

弟子屈町 D

鶴居村 D

白糠町 D

別海町 D

中標津町 D

標津町 D

羅臼町 D

青森県 C

青森市 C

弘前市 D

八戸市 C

黒石市 D

五所川原市 D

十和田市 D

三沢市 D

むつ市 D

つがる市 D

平川市 D

平内町 D

今別町 D

蓬田村 D

外ヶ浜町 D

鰺ヶ沢町 D

深浦町 D

西目屋村 D

藤崎町 D

大鰐町 D

田舎館村 D

板柳町 D

鶴田町 D

中泊町 D

野辺地町 D

七戸町 D

六戸町 D

横浜町 D

東北町 D

六ヶ所村 D

おいらせ町 D

大間町 D

東通村 D

風間浦村 D

佐井村 D

三戸町 D

五戸町 D

田子町 D

南部町 D

階上町 D

新郷村 D

岩手県 C

盛岡市 C

宮古市 D

大船渡市 C

花巻市 D

北上市 D

久慈市 D

遠野市 D

一関市 D

陸前高田市 D

釜石市 C

二戸市 D

八幡平市 D

奥州市 D

雫石町 D

葛巻町 D

岩手町 D

滝沢村 D

紫波町 D

矢巾町 D

西和賀町 D

金ケ崎町 D

平泉町 D

藤沢町 D

住田町 D

大槌町 D

山田町 D

岩泉町 D

田野畑村 D

普代村 D

軽米町 D

野田村 D

九戸村 D

洋野町 D

一戸町 D

宮城県 B

仙台市青葉区 B

仙台市宮城野区 B

仙台市若林区 B

仙台市太白区 B

仙台市泉区 B

石巻市 D

塩竈市 B

気仙沼市 C

白石市 D

名取市 C

角田市 D

多賀城市 B

岩沼市 C

登米市 D

栗原市 D

東松島市 D

大崎市 D

蔵王町 D

七ヶ宿町 D

大河原町 C

村田町 D

柴田町 C

川崎町 D

丸森町 D

亘理町 D

山元町 D

松島町 D

七ヶ浜町 C

利府町 C

大和町 D

大郷町 D

富谷町 C

大衡村 D

色麻町 D

加美町 D

涌谷町 D

美里町 D

女川町 C

南三陸町 D

秋田県 C

秋田市 C

能代市 D

横手市 D

大館市 D

男鹿市 D

湯沢市 D

鹿角市 D

由利本荘市 D

潟上市 D

大仙市 D

北秋田市 D

にかほ市 D

仙北市 D

小坂町 D

上小阿仁村 D

藤里町 D

三種町 D

八峰町 D

五城目町 D

八郎潟町 D

井川町 D

大潟村 D

美郷町 D

羽後町 D

東成瀬村 D

山形県 C

山形市 C

米沢市 C

鶴岡市 D

酒田市 D

新庄市 D

寒河江市 D

上山市 D

村山市 D

長井市 D

天童市 C

東根市 D

尾花沢市 D

南陽市 D

山辺町 D

中山町 D

河北町 D

西川町 D

朝日町 D

大江町 D

大石田町 D

金山町 D

最上町 D

舟形町 D

真室川町 D

大蔵村 D

鮭川村 D

戸沢村 D

高畠町 D

川西町 D

小国町 D

白鷹町 D

飯豊町 D

三川町 D

庄内町 D

遊佐町 D

福島県 C

福島市 C

会津若松市 C

郡山市 C

いわき市 C

白河市 D

須賀川市 D

喜多方市 D

相馬市 D

二本松市 D

田村市 D

南相馬市 D

伊達市 D

本宮市 D

桑折町 D

国見町 D

川俣町 D

大玉村 D

鏡石町 D

天栄村 D

下郷町 D

檜枝岐村 D

只見町 D

南会津町 D

北塩原村 D

西会津町 D

磐梯町 D

猪苗代町 D

会津坂下町 D

湯川村 D

柳津町 D

三島町 D

金山町 D

昭和村 D

会津美里町 D

西郷村 D

泉崎村 D

中島村 D

矢吹町 D

棚倉町 D

矢祭町 D

塙町 D

鮫川村 D

石川町 D

玉川村 D

平田村 D

浅川町 D

古殿町 D

三春町 D

小野町 D

広野町 D

楢葉町 D

富岡町 D

川内村 D

大熊町 D

双葉町 D

浪江町 D

葛尾村 D

新地町 D

飯舘村 D

茨城県 C

水戸市 C

日立市 C

土浦市 C

古河市 C

石岡市 D

結城市 D

龍ケ崎市 C

下妻市 D

常総市 D

常陸太田市 D

高萩市 C

北茨城市 C

笠間市 D

取手市 C

牛久市 C

つくば市 C

ひたちなか市 C

鹿嶋市 C

潮来市 D

守谷市 C

常陸大宮市 D

那珂市 D

筑西市 D

坂東市 D

稲敷市 D

かすみがうら市 D

桜川市 D

神栖市 D

行方市 D

鉾田市 D

つくばみらい市 D

小美玉市 D

茨城町 D

大洗町 C

城里町 D

東海村 C

大子町 D

美浦村 D

阿見町 C

河内町 D

八千代町 D

五霞町 D

境町 D

利根町 D

栃木県 C

宇都宮市 C

足利市 C

栃木市 D

佐野市 C

鹿沼市 C

日光市 D

小山市 C

真岡市 D

大田原市 D

矢板市 D

那須塩原市 D

さくら市 D

那須烏山市 D

下野市 C

上三川町 D

西方町 D

益子町 D

茂木町 D

市貝町 D

芳賀町 D

壬生町 D

野木町 C

岩舟町 D

塩谷町 D

高根沢町 D

那須町 D

那珂川町 D

群馬県 C

前橋市 C

高崎市 C

桐生市 C

伊勢崎市 C

太田市 C

沼田市 D

館林市 C

渋川市 C

藤岡市 C

富岡市 D

安中市 D

みどり市 C

榛東村 C

吉岡町 C

上野村 D

神流町 D

下仁田町 D

南牧村 D

甘楽町 D

中之条町 D

長野原町 D

嬬恋村 D

草津町 D

高山村 D

東吾妻町 D

片品村 D

川場村 D

昭和村 D

みなかみ町 D

玉村町 C

板倉町 D

明和町 D

千代田町 D

大泉町 C

邑楽町 C

埼玉県 B

さいたま市西区 C

さいたま市北区 B

さいたま市大宮区 B

さいたま市見沼区 B

さいたま市中央区 B

さいたま市桜区 B

さいたま市浦和区 B

さいたま市南区 B

さいたま市緑区 B

さいたま市岩槻区 C

川越市 B

熊谷市 C

川口市 B

行田市 C

秩父市 C

所沢市 B

飯能市 C

加須市 C

本庄市 C

東松山市 C

春日部市 B

狭山市 B

羽生市 C

鴻巣市 C

深谷市 C

上尾市 B

草加市 B

越谷市 B

蕨市 B

戸田市 B

入間市 B

鳩ヶ谷市 B

朝霞市 B

志木市 B

和光市 B

新座市 B

桶川市 B

久喜市 C

北本市 B

八潮市 B

富士見市 B

三郷市 B

蓮田市 C

坂戸市 B

幸手市 C

鶴ヶ島市 B

日高市 C

吉川市 C

ふじみ野市 B

伊奈町 C

三芳町 B

毛呂山町 C

越生町 C

滑川町 D

嵐山町 C

小川町 C

川島町 D

吉見町 D

鳩山町 C

ときがわ町 C

横瀬町 C

皆野町 D

長瀞町 C

小鹿野町 D

東秩父村 D

美里町 D

神川町 D

上里町 C

寄居町 C

宮代町 C

白岡町 C

杉戸町 C

松伏町 C

千葉県 A

千葉市中央区 B

千葉市花見川区 B

千葉市稲毛区 B

千葉市若葉区 C

千葉市緑区 C

千葉市美浜区 A

銚子市 C

市川市 B

船橋市 B

館山市 C

木更津市 C

松戸市 B

野田市 C

茂原市 C

成田市 C

佐倉市 C

東金市 C

旭市 D

習志野市 B

柏市 B

勝浦市 C

市原市 C

流山市 B

八千代市 B

我孫子市 B

鴨川市 D

鎌ケ谷市 B

君津市 C

富津市 D

45

浦安市 A

四街道市 C

袖ケ浦市 C

八街市 C

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兵庫県 A

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46

淡路市 D

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太子町 C

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奈良県 B

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豊見城市 B

うるま市 C

宮古島市 D

南城市 C

国頭村 D

大宜味村 D

東村 D

今帰仁村 D

本部町 D

恩納村 D

宜野座村 D

金武町 C

伊江村 D

読谷村 C

嘉手納町 C

北谷町 C

北中城村 C

中城村 C

西原町 C

与那原町 B

南風原町 B

渡嘉敷村 D

座間味村 D

粟国村 D

渡名喜村 D

南大東村 D

北大東村 D

伊平屋村 D

伊是名村 D

久米島町 D

八重瀬町 C

多良間村 D

竹富町 D

与那国町 D

47

5 法第56条第1項の規定により指定された受信設備 (平成24年4月17日現在)

告示番号 設置者 設置場所(市町村緯経度) 受信周波数 有効期間

平成15年

総務省告

示第287

国立天文台 長野県南佐久郡南牧村

E1382823 N355641

1400~1427MHz

16605~16684MHz

1535~154GHz

2221~225GHz

236~240GHz

313~315GHz

425~435GHz

860~920GHz

1050~1160GHz

平成15年3月25

日~平成25年3

月24日

平成18年

総務省告

示第51号

国立大学法人

北海道大学

北海道苫小牧市

E1413549 N424025

2221~225GHz

236~240GHz

平成17年12月9

日~平成27年12

月9日

平成20年

総務省告

示第679

国立大学法人名

古屋大学

(1) 山梨県南都留郡富士河口湖町

E1383631 N352548

(2) 長野県上田市

E1381905 N363123

(3) 長野県木曽郡上松町

E1373738 N354745

(4) 愛知県豊川市

E1372158 N345017

32575~32860MHz 平成20年12月2

日~平成30年12

月1日

平成22年

総務省告

示第448

大学共同利用機

関法人 自然科

学研究機構

(1) 岩手県奥州市

E1410757 N390801

(2) 東京都小笠原村

E1421300 N270531

(3) 鹿児島県薩摩川内市

E1302624 N314452

(4) 沖縄県石垣市

E1241016 N242444

2221~225GHz

236~240GHz

425~435GHz

855~920GHz

平成22年12月10

日~平成32年12

月9日

平成24年

総務省告

示第52号

大学共同利用機

関法人 自然科

学研究機構

鹿児島県鹿児島市平川町

E1303026 N312751

236~240GHz

860~920GHz

1050~1160GHz

平成24年2月11

日~平成34年2

月10日

大学共同利用機

関法人 自然科

学研究機構

岩手県水沢市

E1410757 N390800

236~240GHz 平成24年3月19

日~平成34年3

月18日

48

第5章 主要関係法令 1 電波法(昭和25年法律第131号)

(欠格事由)

第五条 (略)

2 (略)

3 次の各号のいずれかに該当する者には無線局の免許を与えないことができる

一 この法律又は放送法(昭和二十五年法律第百三十二号)に規定する罪を犯し罰金以上の刑に処せられその執行

を終わり又はその執行を受けることがなくなつた日から二年を経過しない者

二 第七十五条第一項又は第七十六条第四項(第四号を除く)若しくは第五項(第五号を除く)の規定により無線

局の免許の取消しを受けその取消しの日から二年を経過しない者

三 第二十七条の十五第一項又は第二項(第三号を除く)の規定により認定の取消しを受けその取消しの日から二

年を経過しない者

四 第七十六条第六項(第三号を除く)の規定により第二十七条の十八第一項の登録の取消しを受けその取消しの

日から二年を経過しない者

45 (略)

(免許の申請)

第六条 (略)

2~6 (略)

7 次に掲げる無線局(総務省令で定めるものを除く)であつて総務大臣が公示する周波数を使用するものの免許の申

請は総務大臣が公示する期間内に行わなければならない

一 電気通信業務を行うことを目的として陸上に開設する移動する無線局(一又は二以上の都道府県の区域の全部を

含む区域をその移動範囲とするものに限る)

二 電気通信業務を行うことを目的として陸上に開設する移動しない無線局であつて前号に掲げる無線局を通信の

相手方とするもの

三四 (略)

8 (略)

(簡易な免許手続)

第十五条 第十三条第一項ただし書の再免許及び適合表示無線設備のみを使用する無線局その他総務省令で定める無線

局の免許については第六条及び第八条から第十二条までの規定にかかわらず総務省令で定める簡易な手続によるこ

とができる

(無線局に関する情報の公表等)

第二十五条 (略)

2 前項の規定により公表する事項のほか総務大臣は自己の無線局の開設又は周波数の変更をする場合その他総務省

令で定める場合に必要とされる混信若しくはふくそうに関する調査又は第二十七条の十二第二項第五号に規定する終

了促進措置を行おうとする者の求めに応じ当該調査又は当該終了促進措置を行うために必要な限度において当該者

に対し無線局の無線設備の工事設計その他の無線局に関する事項に係る情報であつて総務省令で定めるものを提供す

ることができる

3 前項の規定に基づき情報の提供を受けた者は当該情報を同項の調査又は終了促進措置の用に供する目的以外の目的

のために利用し又は提供してはならない

(特定基地局の開設指針)

第二十七条の十二 総務大臣は陸上に開設する移動しない無線局であつて次の各号のいずれかに掲げる事項を確保す

るために同一の者により相当数開設されることが必要であるもののうち電波の公平かつ能率的な利用を確保するた

めその円滑な開設を図ることが必要であると認められるもの(以下「特定基地局」という)について特定基地局の

開設に関する指針(以下「開設指針」という)を定めることができる

49

一 電気通信業務を行うことを目的として陸上に開設する移動する無線局(一又は二以上の都道府県の区域の全部を

含む区域をその移動範囲とするものに限る)の移動範囲における当該電気通信業務のための無線通信

二 移動受信用地上基幹放送に係る放送対象地域(放送法第九十一条第二項第二号に規定する放送対象地域をいう

次条第二項第三号において同じ)における当該移動受信用地上基幹放送の受信

2 開設指針には次に掲げる事項を定めるものとする

一 開設指針の対象とする特定基地局の範囲に関する事項

二 周波数割当計画に示される割り当てることが可能である周波数のうち当該特定基地局に使用させることとする周

波数及びその周波数の使用に関する事項(現にその周波数の全部又は一部を当該特定基地局以外の無線局が使用し

ている場合であつてその周波数について周波数割当計画において使用の期限が定められているときはその周波

数及びその期限の満了の日を含む)

三 当該特定基地局の配置及び開設時期に関する事項

四 当該特定基地局の無線設備に係る電波の能率的な利用を確保するための技術の導入に関する事項

五 第二号括弧書に規定する場合において同号括弧書に規定する日以前に当該特定基地局の開設を図ることが電波

の有効利用に資すると認められるときは当該周波数を現に使用している無線局による当該周波数の使用を同日前

に終了させるために当該特定基地局を開設しようとする者が行う費用の負担その他の措置(次条第二項第九号及び

第百十六条第八号において「終了促進措置」という)に関する事項

六 前各号に掲げるもののほか当該特定基地局の円滑な開設の推進に関する事項その他必要な事項

3 総務大臣は開設指針を定め又はこれを変更したときは遅滞なくこれを公示しなければならない

(開設計画の認定)

第二十七条の十三 特定基地局を開設しようとする者は通信系(通信の相手方を同じくする同一の者によつて開設され

る特定基地局の総体をいう次項第五号及び第四項第三号において同じ)又は放送系(放送法第九十一条第二項第三

号に規定する放送系をいう次項第五号及び第七号並びに第四項第三号において同じ)ごとに特定基地局の開設に

関する計画(以下「開設計画」という)を作成しこれを総務大臣に提出してその開設計画が適当である旨の認定

を受けることができる

2 開設計画には次に掲げる事項(移動受信用地上基幹放送をする特定基地局以外の特定基地局に係る開設計画にあつ

ては第七号及び第八号に掲げる事項を除く)を記載しなければならない

一 特定基地局が前条第一項第一号又は第二号に掲げる事項のいずれを確保するためのものであるかの別

二 特定基地局の開設を必要とする理由

三 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲又は特定基地局により行われる移動受信用地上基幹

放送に係る放送対象地域

四 希望する周波数の範囲

五 当該通信系又は当該放送系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場所及び

開設時期

六 電波の能率的な利用を確保するための技術であつて特定基地局の無線設備に用いる予定のもの

七 当該放送系に含まれるすべての特定基地局に係る無線設備の工事費及び無線局の運用費の支弁方法

八 事業計画及び事業収支見積

九 終了促進措置を行う場合にあつては当該終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法

十 その他総務省令で定める事項

3 第一項の認定の申請は総務大臣が公示する一月を下らない期間内に行わなければならない

4 総務大臣は第一項の認定の申請があつた場合においてその申請が次の各号のいずれにも適合していると認めると

きは周波数を指定して同項の認定をするものとする

一 その開設計画が開設指針に照らし適切なものであること

二 その開設計画が確実に実施される見込みがあること

三 開設計画に係る通信系又は放送系に含まれる全ての特定基地局について周波数の割当てが現に可能であり又

は早期に可能となることが確実であると認められること

5 総務大臣は前項の規定にかかわらず第一項の認定を受けようとする者が第五条第三項各号(移動受信用地上基幹

放送をする特定基地局に係る開設計画の認定を受けようとする者にあつては同条第一項各号又は第三項各号)のいず

れかに該当するときは第一項の認定をしてはならない

6 第一項の認定の有効期間は当該認定の日から起算して五年(前条第二項第二号括弧書に規定する周波数を使用する

特定基地局の開設計画の認定にあつては十年)を超えない範囲内において総務省令で定める

7 総務大臣は第一項の認定をしたときは当該認定をした日及び認定の有効期間第四項の規定により指定した周波

50

数その他総務省令で定める事項を公示するものとする

(開設計画の変更等)

第二十七条の十四 前条第一項の認定を受けた者は当該認定に係る開設計画(同条第二項第一号及び第四号に掲げる事

項を除く)を変更しようとするときは総務大臣の認定を受けなければならない

2 前条第四項の規定は前項の認定に準用するこの場合において同条第四項中「ときは周波数を指定して」とあ

るのは「ときは」と読み替えるものとする

3 総務大臣は前条第一項の認定を受けた開設計画(第一項の規定による変更の認定があつたときはその変更後のも

の以下「認定計画」という)に係る特定基地局を開設する者(以下「認定開設者」という)が周波数の指定の変更

を申請した場合において混信の除去その他特に必要があると認めるときはその指定を変更することができる

4 総務大臣は認定開設者が認定の有効期間の延長を申請した場合において特に必要があると認めるときは一年を

超えない範囲内においてその期間を延長することができる

5 総務大臣は第一項の認定(前条第七項の総務省令で定める事項についての変更に係るものに限る)をしたとき

第三項の規定により周波数の指定を変更したとき又は前項の規定により認定の有効期間を延長したときはその旨を公

示するものとする

(認定の取消し等)

第二十七条の十五 総務大臣は移動受信用地上基幹放送をする特定基地局に係る認定開設者が第五条第一項各号のいず

れかに該当するに至つたときはその認定を取り消さなければならない

2 総務大臣は認定開設者が次の各号のいずれかに該当するときはその認定を取り消すことができる

一 正当な理由がないのに認定計画に係る特定基地局を当該認定計画に従つて開設していないと認めるとき

二 不正な手段により第二十七条の十三第一項若しくは前条第一項の認定を受け又は同条第三項の規定による指定

の変更を行わせたとき

三 認定開設者が第五条第三項第一号に該当するに至つたとき

3 総務大臣は前項(第三号を除く)の規定により認定の取消しをしたときは当該認定開設者であつた者が受けて

いる他の開設計画の第二十七条の十三第一項の認定又は無線局の免許等を取り消すことができる

4 総務大臣は前三項の規定による処分をしたときは理由を記載した文書をその認定開設者に送付しなければならな

(合併等に関する規定の準用)

第二十七条の十六 第二十条第一項から第三項まで第六項及び第九項の規定は認定開設者について準用するこの場

合において同条第六項中「第五条及び第七条」とあるのは「第二十七条の十三第四項及び第五項」と「第二項から

前項まで」とあるのは「第二項及び第三項」と同条第九項中「第一項及び前二項」とあるのは「第二十七条の十六に

おいて準用する第一項」と読み替えるものとする

(認定計画に係る特定基地局の免許申請期間の特例)

第二十七条の十七 認定開設者が認定計画に従つて開設する特定基地局の免許の申請については第六条第七項の規定は

適用しない

(無線設備の操作)

第三十九条 第四十条の定めるところにより無線設備の操作を行うことができる無線従事者(略)以外の者は無線局(ア

マチュア無線局を除く以下この条において同じ)の無線設備の操作の監督を行う者(以下「主任無線従事者」とい

う)として選任された者であつて第四項の規定によりその選任の届出がされたものにより監督を受けなければ無線

局の無線設備の操作(簡易な操作であつて総務省令で定めるものを除く)を行つてはならないただし船舶又は航

空機が航行中であるため無線従事者を補充することができないときその他総務省令で定める場合はこの限りでない

2 モールス符号を送り又は受ける無線電信の操作その他総務省令で定める無線設備の操作は前項本文の規定にかか

わらず第四十条の定めるところにより無線従事者でなければ行つてはならない

3 主任無線従事者は第四十条の定めるところにより無線設備の操作の監督を行うことができる無線従事者であつて

総務省令で定める事由に該当しないものでなければならない

4 無線局の免許人等は主任無線従事者を選任したときは遅滞なくその旨を総務大臣に届け出なければならない

これを解任したときも同様とする

5 前項の規定によりその選任の届出がされた主任無線従事者は無線設備の操作の監督に関し総務省令で定める職務を

51

誠実に行わなければならない

6 第四項の規定によりその選任の届出がされた主任無線従事者の監督の下に無線設備の操作に従事する者は当該主任

無線従事者が前項の職務を行うため必要であると認めてする指示に従わなければならない

7 無線局(総務省令で定めるものを除く)の免許人等は第四項の規定によりその選任の届出をした主任無線従事者

に総務省令で定める期間ごとに無線設備の操作の監督に関し総務大臣の行う講習を受けさせなければならない

(無線従事者の資格)

第四十条 無線従事者の資格は次の各号に掲げる区分に応じそれぞれ当該各号に掲げる資格とする

一 無線従事者(総合) 次の資格

イ 第一級総合無線通信士

ロ 第二級総合無線通信士

ハ 第三級総合無線通信士

二三 (略)

四 無線従事者(陸上) 次の資格

イ 第一級陸上無線技術士

ロ 第二級陸上無線技術士

ハ 政令で定める陸上特殊無線技士

五 (略)

2 前項第一号から第四号までに掲げる資格を有する者の行い又はその監督を行うことができる無線設備の操作の範囲

及び同項第五号に掲げる資格を有する者の行うことができる無線設備の操作の範囲は資格別に政令で定める

(免許)

第四十一条 無線従事者になろうとする者は総務大臣の免許を受けなければならない

2 無線従事者の免許は次の各号のいずれかに該当する者(第二号から第四号までに該当する者にあつては第四十八

条第一項後段の規定により期間を定めて試験を受けさせないこととした者で当該期間を経過しないものを除く)で

なければ受けることができない

一 前条第一項の資格別に行う無線従事者国家試験に合格した者

二 前条第一項の資格(総務省令で定めるものに限る)の無線従事者の養成課程で総務大臣が総務省令で定める基

準に適合するものであることの認定をしたものを修了した者

三 前条第一項の資格(総務省令で定めるものに限る)ごとに次に掲げる学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)

に基づく学校の区分に応じ総務省令で定める無線通信に関する科目を修めて卒業した者(略)

四 前条第一項の資格(総務省令で定めるものに限る)ごとに前三号に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有する

者として総務省令で定める同項の資格及び業務経歴その他の要件を備える者

(混信等の防止)

第五十六条 無線局は他の無線局又は電波天文業務(宇宙から発する電波の受信を基礎とする天文学のための当該電波

の受信の業務をいう)の用に供する受信設備その他の総務省令で定める受信設備(無線局のものを除く)で総務大臣

が指定するものにその運用を阻害するような混信その他の妨害を与えないように運用しなければならない(略)

2~4 (略)

(電波利用料の徴収等)

第百三条の二 免許人等は電波利用料として無線局の免許等の日から起算して三十日以内及びその後毎年その免許等

の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日以下この条において「応当日」という)から起算して三十

日以内に当該無線局の免許等の日又は応当日(以下この項において「起算日」という)から始まる各一年の期間(無

線局の免許等の日が二月二十九日である場合においてその期間がうるう年の前年の三月一日から始まるときは翌年の

二月二十八日までの期間とし起算日から当該免許等の有効期間の満了の日までの期間が一年に満たない場合はその期

間とする)について別表第六の上欄に掲げる無線局の区分に従い同表の下欄に掲げる金額(起算日から当該免許等

の有効期間の満了の日までの期間が一年に満たない場合はその額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得

た額に相当する金額)を国に納めなければならない

2 前項の規定によるもののほか広範囲の地域において同一の者により相当数開設される無線局に専ら使用させること

を目的として別表第七の上欄に掲げる区域を単位として総務大臣が指定する周波数(三千メガヘルツ以下のものに限

る)の電波(以下この条において「広域専用電波」という)を使用する免許人は電波利用料として毎年十一月一

52

日までにその年の十月一日から始まる一年の期間について当該免許人に係る広域専用電波の周波数の幅のメガヘル

ツで表した数値に当該区域に応じ同表の下欄に掲げる係数を乗じて得た数値に九千五百十四万八千九百円(別表第六の

四の項又は五の項に掲げる無線局に係る広域専用電波にあつては百七十七万四千九百円)を乗じて得た額に相当する

金額を国に納めなければならないこの場合において広域専用電波を最初に使用する無線局の免許の日(無線局の周

波数の指定の変更を受けることにより当該広域専用電波を使用できることとなる場合には当該指定の変更の日以下

この項において同じ)が十月一日以外の日である場合における当該免許の日から同日以後の最初の九月末日までの期

間についてのこの項前段の規定の適用については「毎年十一月一日までにその年の十月一日から始まる一年の期間

について」とあるのは「当該広域専用電波を最初に使用する無線局の免許の日(無線局の周波数の指定の変更を受ける

ことにより当該広域専用電波を使用できることとなる場合には当該指定の変更の日以下この項において同じ)の

属する月の末日から起算して三十日以内に当該免許の日から同日以後の最初の九月末日までの期間について」と「得

た額」とあるのは「得た額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得た額」とする

3 認定計画に係る指定された周波数の電波が広域専用電波である場合において当該認定計画に係る認定開設者がその

認定を受けた日から起算して六月を経過する日(認定計画に係る指定された周波数の電波が当該認定計画に係る認定開

設者がその認定を受けた日後に広域専用電波となつた場合にあつてはその認定を受けた日から起算して六月を経過す

る日又は当該指定された周波数の電波が広域専用電波となつた日のいずれか遅い日以下この項において「六月経過日」

という)までに当該認定計画に係るいずれの特定基地局の免許も受けなかつたときは当該認定開設者を当該六月経

過日に当該広域専用電波を最初に使用する特定基地局の免許を受けた免許人とみなして前項の規定を適用する

4 (略)

5 包括免許人又は包括登録人(以下この条において「包括免許人等」という)は第一項の規定にかかわらず電波

利用料として第一号包括免許人にあつては包括免許の日の属する月の末日及びその後毎年その包括免許の日に応当す

る日(応当する日がない場合はその前日)の属する月の末日現在において開設している特定無線局の数(以下この項

及び次項において「開設無線局数」という)をその翌月の十五日までに総務大臣に届け出て当該届出が受理された

日から起算して三十日以内に第二号包括免許人にあつては包括免許の日の属する月の末日及びその後毎年その包括免

許の日に応当する日(応当する日がない場合はその前日)の属する月の末日から起算して四十五日以内に(略)それ

ぞれ当該包括免許若しくは同項の規定による登録(以下「包括免許等」という)の日又はその後毎年その包括免許等

の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日)から始まる各一年の期間(包括免許等の日が二月二十九日で

ある場合においてその期間がうるう年の前年の三月一日から始まるときは翌年の二月二十八日までの期間とし当該包

括免許等の日又はその包括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日)から当該包括免許等の有効

期間の満了の日までの期間が一年に満たない場合はその期間とする以下この項及び次項において同じ)について

第一号包括免許人にあつては四百三十円(広域専用電波を使用する無線局及び当該無線局を通信の相手方とする無線局

については二百円)に第二号包括免許人にあつては別表第六の上欄に掲げる無線局の区分に従い同表の下欄に掲げ

る金額に(略)それぞれ当該一年の期間に係る開設無線局数(略)を乗じて得た金額(当該包括免許等の日又はその包

括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日)から当該包括免許等の有効期間の満了の日までの期

間が一年に満たない場合はその額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得た額に相当する金額)を国に納

めなければならない

6 包括免許人等は前項の規定によるもののほか包括免許等の日又はその後毎年その包括免許等の日に応当する日(応

当する日がない場合はその翌日)から始まる各一年の期間において当該包括免許等の日の属する月の翌月以後の月

の末日又はその後毎年その包括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその前日)の属する月の翌月以後

の月の末日現在において開設している特定無線局又は登録局の数がそれぞれ当該一年の期間に係る開設無線局数(特定

無線局(第二十七条の二第一号に掲げる無線局に係るものに限る)にあつては既にこの項の規定による届出があつた

場合にはその届出の日以後においてはその届出に係る特定無線局の数特定無線局(同条第二号に掲げる無線局に

係るものに限る)にあつては既に特定無線局の数が開設無線局数を超えた月があつた場合にはその月の翌月以後に

おいてはその月の末日現在において開設している特定無線局の数)(略)を超えたときは電波利用料として第一

号包括免許人にあつては当該開設している特定無線局の数を当該超えた月の翌月の十五日までに総務大臣に届け出て

当該届出が受理された日から起算して三十日以内に第二号包括免許人(略)にあつては当該超えた月の末日から起算

して四十五日以内に当該超えた月から次の包括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその前日)の属

する月の前月まで又は当該包括免許等の有効期間の満了の日の翌日の属する月の前月までの期間について第一号包括

免許人にあつては四百三十円(広域専用電波を使用する無線局及び当該無線局を通信の相手方とする無線局については

二百円)に第二号包括免許人にあつては別表第六の上欄に掲げる無線局の区分に従い同表の下欄に掲げる金額に(略)

それぞれその超える特定無線局の数又は登録局の数(当該包括免許人等が他の包括免許等(当該包括免許人等の包括免

許等に係る無線局と同等の機能を有するものとして総務省令で定める無線局に係るものに限る)を受けている場合で

あつて当該超えた月の末日現在において当該他の包括免許等に基づき開設している特定無線局の数又は登録局の数が

53

当該超えた月の前月の末日現在において当該他の包括免許等に基づき開設している特定無線局の数又は登録局の数を

下回るときは当該超える特定無線局の数又は登録局の数を限度としてこれらの数からそれぞれその下回る特定無線局

の数又は登録局の数を控除した数)を乗じて得た金額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得た額に相当す

る金額を国に納めなければならない

7~42 (略)

別表第六(第百三条の二関係)

無線局の区分 金額

一 移動する無線局(三の項から五の項まで及び八の項に掲げる無線局を除く二の項

において同じ)

(略) (略)

二 移動しない無線局であつて移動する無線局又は携帯して使用するための受信設備

と通信を行うために陸上に開設するもの(六の項及び八の項に掲げる無線局を除く)

(略) (略)

三~九 (略) (略) (略)

備考

一~八 (略)

九 一の項二の項及び四の項から六の項までに掲げる無線局のうち第百三条の二第二項に規定する広域専用電波を

使用するものに係るこの表の下欄に掲げる金額は同欄に掲げる金額にかかわらず二百円とする

十 (略)

別表第七(第百三条の二関係)

区域 係数

一 北海道の区域 〇〇二九五

二 青森県岩手県宮城県秋田県山形県及び福島県の区域 〇〇五〇二

三 茨城県栃木県群馬県埼玉県千葉県東京都神奈川県及び山梨県の区域 〇四五四六

四 新潟県及び長野県の区域 〇〇二四三

五 富山県石川県及び福井県の区域 〇〇一六四

六 岐阜県静岡県愛知県及び三重県の区域 〇一一九五

七 滋賀県京都府大阪府兵庫県奈良県及び和歌山県の区域 〇一六五二

八 鳥取県島根県岡山県広島県及び山口県の区域 〇〇四〇四

九 徳島県香川県愛媛県及び高知県の区域 〇〇二一六

十 福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県及び鹿児島県の区域 〇〇七〇八

十一 沖縄県の区域 〇〇〇七五

十二~十六 (略) (略)

備考 (略)

54

2 電波法施行令(平成13年政令第245号)

(政令で定める海上特殊無線技士等)

第二条 (略)

2 (略)

3 法第四十条第一項第四号ハの政令で定める陸上特殊無線技士は次のとおりとする

一 第一級陸上特殊無線技士

二 第二級陸上特殊無線技士

三 第三級陸上特殊無線技士

四 国内電信級陸上特殊無線技士

(開設計画の認定申請手数料)

第七条 法第二十七条の十三第一項の規定による認定を申請する者が納めなければならない手数料の額は一三七一〇

〇円(移動受信用地上基幹放送をする特定基地局に係る開設計画の認定を申請する場合にあつては一七四一〇〇円)

とする

2 情報通信技術利用法第三条第一項の規定により同項に規定する電子情報処理組織を使用して認定を申請する場合に

おける前項の規定の適用については同項中「一三七一〇〇」とあるのは「一三六八〇〇」と「一七四一〇〇」

とあるのは「一七三九〇〇」とする

(操作及び監督の範囲)

第三条 次の表の上欄に掲げる資格の無線従事者はそれぞれ同表の下欄に掲げる無線設備の操作(アマチュア無線局

の無線設備の操作を除く以下この項において同じ)を行い並びに当該操作のうちモールス符号を送り又は受け

る無線電信の通信操作(以下この条において「モールス符号による通信操作」という)及び法第三十九条第二項の総

務省令で定める無線設備の操作以外の操作の監督を行うことができる

資格 操作の範囲

第一級総合無線通信士 一二 (略)

三 前号に掲げる操作以外の操作で第二級陸上無線技術士の操作の範囲に属するもの

第二級総合無線通信士 一 (略)

二 次に掲げる無線設備の技術操作

イ~ハ (略)

ニ イからハまでに掲げる無線設備以外の無線設備(基幹放送局の無線設備を除く)

で空中線電力二百五十ワット以下のもの

三 (略)

(略) (略)

第一級陸上無線技術士 無線設備の技術操作

第二級陸上無線技術士 次に掲げる無線設備の技術操作

一 空中線電力二キロワット以下の無線設備(テレビジョン基幹放送局の無線設備を除

く)

二~四 (略)

第一級陸上特殊無線技士 一 陸上の無線局の空中線電力五百ワット以下の多重無線設備(多重通信を行うことが

できる無線設備でテレビジョンとして使用するものを含む)で三十メガヘルツ以上

の周波数の電波を使用するものの技術操作

二 (略)

(略) (略)

55

3 電波法関係手数料令(昭和33年政令第307号)

(無線局に関する情報提供手数料)

第五条 法第二十五条第二項の規定による情報の提供を受ける者が納めなければならない手数料の額は情報の提供の方

法に従い次の表による額とする

情報の提供の方法 情報提供手数料(単位円)

一 用紙に出力したものの交付 一三〇〇

二 フレキシブルディスクカートリッジ(日本工業規格X六二二三に適合する幅九十ミ

リメートルのものに限る)に複写したものの交付

一一五〇

三 光ディスク(日本工業規格X〇六〇六及びX六二八一に適合する直径百二十ミリメ

ートルの光ディスクの再生装置で再生することが可能なものに限る)に複写した

ものの交付

一二〇〇

(開設計画の認定申請手数料)

第七条 法第二十七条の十三第一項の規定による認定を申請する者が納めなければならない手数料の額は一三七一〇

〇円(移動受信用地上基幹放送をする特定基地局に係る開設計画の認定を申請する場合にあつては一七四一〇〇円)

とする

2 情報通信技術利用法第三条第一項の規定により同項に規定する電子情報処理組織を使用して認定を申請する場合に

おける前項の規定の適用については同項中「一三七一〇〇」とあるのは「一三六八〇〇」と「一七四一〇〇」

とあるのは「一七三九〇〇」とする

4 電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号) (公示する期間内に申請することを要しない無線局)

第六条の四 法第六条第七項の総務省令で定める無線局は次の各号に掲げるものとする

一 認定開設者が認定計画に従つて開設する特定基地局を通信の相手方とする陸上に開設する移動する無線局

二~十一 (略)

(開設計画の認定の有効期間)

第九条の二 法第二十七条の十三第六項に規定する開設計画の認定の有効期間は当該認定の日から起算して五年(法第

二十七条の十二第二項第二号括弧書に規定する周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定にあつては十年)とす

(混信若しくはふくそうに関する調査又は終了促進措置のために提供する情報)

第十一条の二の三 法第二十五条第二項の無線局に関する事項に係る情報であつて総務省令で定めるもののうち混信又

はふくそうに関する調査に係るものは別表第二号の二の二終了促進措置に係るものは別表第二号の二の三のとおりと

するただし第十一条の二第一号第二号第五号及び第六号に規定する無線局(第十条の二第二号から第五号まで

に掲げる無線局非常局及び特別業務の局を除く)のもの並びに同条第七号第八号及び第十号に規定する無線局の

うち一GHz未満の周波数を使用する無線局のものについてはこの限りでない

(開設計画の認定の公示)

第十一条の二の六 法第二十七条の十三第七項の総務省令で定める公示する事項は次のとおりとする

一 認定を受けた者の氏名又は名称

二 当該認定計画に係る特定基地局の通信の相手方である陸上に開設する移動する無線局の移動範囲又は当該認定計

画に係る特定基地局により行われる移動受信用地上基幹放送に係る放送対象地域

2 認定開設者は前項第一号に掲げる事項に変更があつたときはその旨を届け出なければならない

3 前項の届出があつたときはその旨を公示する

(指定に係る受信設備の範囲)

56

第五十条の二 法第五十六条第一項に規定する指定(以下この節において単に「指定」という)に係る受信設備は次

の各号に掲げるもの(移動するものを除く)とする

一 電波天文業務の用に供する受信設備

二 宇宙無線通信の電波の受信を行なう受信設備

(広域専用電波の指定)

第五十一条の九の九 法第百三条の二第二項の規定による周波数の指定は総務大臣が別に告示により行うものとする

(広域専用電波の周波数の幅)

第五十一条の九の十 広域専用電波の周波数の幅は広域専用電波に該当する指定周波数の電波を使用する無線局(法別

表第六の一の項二の項及び四の項から六の項までに掲げる無線局及び包括免許に係る特定無線局に限る次条におい

て同じ)であつてその無線局の免許人が同一の者であるものに係る当該指定周波数ごとの占有周波数帯(認定計画

に従つて開設された特定基地局がある場合は当該認定計画に係る指定された周波数の周波数帯を含む次項において

同じ)を合わせた周波数帯の帯域幅とする

2 前項の規定にかかわらず設備規則又は周波数割当計画において移動しない無線局の使用する電波の周波数に応じて

移動する無線局の使用する電波の周波数が定まることとされている場合において当該移動しない無線局及び当該移動

する無線局の免許人が同一の者であるときは当該移動しない無線局及び当該移動する無線局の使用する広域専用電波

の周波数の幅は次に掲げる広域専用電波に該当する指定周波数ごとの占有周波数帯を合わせた周波数帯の帯域幅とす

一 次条の規定により当該移動する無線局に係る指定周波数の電波を使用するものとされる移動範囲又は区域におい

て設置される当該移動しない無線局に係る指定周波数

二 前号に掲げる指定周波数に応じて定まる当該移動する無線局に係る指定周波数

3 法第百三条の二第三項の規定により同条第二項の規定を適用する場合における広域専用電波の周波数の幅は認定計

画に係る指定された周波数の帯域幅とする

(広域専用電波の周波数の幅の算定に用いる区域等)

第五十一条の九の十一 広域専用電波に該当する指定周波数の電波を使用する無線局については次の各号に掲げる無線

局の区分に応じそれぞれ当該各号に定める移動範囲設置場所又は区域においてそれぞれ当該無線局に係る指定周

波数の電波を使用するものとして前条及び法第百三条の二第二項の規定を適用する

一 法別表第六の一の項に掲げる無線局(第三号及び第四号に掲げるものを除く) 当該無線局の移動範囲

二 法別表第六の二の項四の項及び六の項に掲げる無線局(第五号に掲げるものを除く) 当該無線局の無線設備

の設置場所

三 法別表第六の五の項に掲げる無線局及び包括免許に係る特定無線局(次号及び第五号に掲げるものを除く) 全

国の区域

四 包括免許に係る特定無線局(法第二十七条の二第一号に掲げる無線局に係るものに限る)であつて包括免許人

が開設する第二号又は次号に掲げる無線局を通信の相手方とするもの 当該特定無線局の送信の制御を行う主たる

無線局の無線設備の設置場所を管轄する総合通信局長の管轄区域(当該包括免許において指定周波数を使用する区

域に関する条件が付与されている場合にあつては当該区域)

五 包括免許に係る特定無線局(法第二十七条の二第二号に掲げる無線局に係るものに限る) 当該特定無線局の無

線設備の設置場所とすることができる区域

2 前項の規定にかかわらず広域専用電波に該当する指定周波数の電波を使用する法別表第六の一の項二の項若しく

は六の項に掲げる無線局又は包括免許に係る特定無線局が次の各号に掲げる場合のものであるときは当該各号に定め

る区域又は設置場所において当該無線局又は当該特定無線局に係る指定周波数の電波を使用するものとして前条及び

法第百三条の二第二項の規定を適用する

一 法別表第六の一の項に掲げる無線局及び包括免許に係る特定無線局(法第二十七条の二第一号に掲げる無線局に

係るものに限る)が指定周波数を同じくするものである場合(当該無線局及び当該特定無線局の免許人が同一の者

である場合に限る) 前項の規定により当該特定無線局に係る指定周波数の電波を使用するものとされる区域

二 法別表第六の二の項又は六の項に掲げる無線局が認定計画に従つて開設されたものである場合 当該認定計画に

記載されたすべての特定基地局の無線設備の設置場所

(書類の提出)

第五十二条 法及び法の規定に基づく命令の規定により総務大臣に提出する書類であつて次の表の上欄に掲げるものに

57

関するものは同表の下欄に掲げる場所を管轄する総合通信局長をその他のもの(法第二十五条第二項に規定する終了

促進措置に係る無線局に関する情報の提供に関するもの法第二十七条の十三第一項に規定する特定基地局の開設計画

の認定に関するもの無線設備の機器の型式検定に関するもの法第三十八条の二第一項に規定する無線設備の技術基

準の策定等の申出(法第百条第五項において準用する場合を含む第三項において同じ)に関するもの並びに法第三

十八条の五第一項に規定する登録証明機関法第三十八条の三十一第二項に規定する承認証明機関法第三十九条の二

第一項に規定する指定講習機関法第四十六条第一項に規定する指定試験機関法第七十一条の三第一項に規定する指

定周波数変更対策機関法第七十一条の三の二第一項に規定する登録周波数終了対策機関法第百二条の十七第一項に

規定するセンター及び法第百二条の十八第一項に規定する指定較正機関に関するものを除く)は前条第一項に規定す

る所轄総合通信局長(以下「所轄総合通信局長」という)を経由して総務大臣に提出するものとし法及び法の規定

に基づく命令の規定により総合通信局長に提出する書類は所轄総合通信局長に提出するものとするただし法第四

条の二の規定に基づく呼出符号又は呼出名称の指定の申請に関する書類及び法第八十三条第一項に規定する異議申立

書は総務大臣に直接提出することを妨げない

(表略)

2 (略)

3 法及び法の規定に基づく命令の規定により総務大臣に提出する書類であつて法第二十五条第二項に規定する終了促

進措置に係る無線局に関する情報の提供に関するもの及び法第二十七条の十三第一項に規定する特定基地局の開設計

画の認定に関するもの並びに法第三十八条の二第一項に規定する無線設備の技術基準の策定等の申出については第一

項の規定にかかわらず任意の総合通信局長を経由して総務大臣に提出することができる

4 (略)

別表第二号の二の三(第11条の2の3関係)

対象となる無線局 情報提供項目

開設指針において定める終了促進措置に係る無線局(法第

4条第1号から第3号までに掲げる無線局が含まれるとき

は当該無線局を除く)

1 免許人等の氏名又は名称(注1)

2 免許人等の住所(注2)

3 無線局の種別

4 無線局の目的(注3)

5 無線設備の設置場所(注4)

6 電波の型式周波数及び占有周波数帯幅(注5)

7 空中線電力

8 適合表示無線設備の番号(注6)

9 開設している無線局の数(注7)

注1 氏名については請求者が認定開設者(法第27条の14第3項に規定する認定開設者をいう以下同じ)である

場合に限り提供する

2 請求者が認定開設者以外の者である場合にあつては都道府県名及び市区町村名に限り提供する

3 登録局の場合にあつては提供しない

4 移動する無線局(包括免許に係る特定無線局を除く)にあつては常置場所包括免許に係る特定無線局にあっ

ては包括免許人の事務所の所在地を提供することとするただし請求者が認定開設者以外の者である場合にあ

つては都道府県名及び市区町村名に限り提供する

5 登録局の場合にあつては周波数に限り提供する

6 技術基準適合証明番号工事設計認証番号又は技術基準適合自己確認に係る届出番号を提供する

7 包括免許に係る特定無線局又は包括登録に係る登録局の場合に限り提供する

58

5 無線局免許手続規則(昭和25年電波監理委員会規則第15号) (記載事項の省略)

第十五条 次に掲げる無線局の免許を申請しようとするときは法第六条の規定する記載事項のうち次の区分に従い

それぞれ下記の事項の記載を省略することができる

一 (略)

二 認定開設者が認定計画に従つて開設する特定基地局 開設を必要とする理由

三~九 (略)

(認定の申請)

第二十五条の四 法第二十七条の十三第一項の認定の申請をしようとする者は申請書に開設計画及びそれぞれの写し一

通を添えて総務大臣に提出しなければならない

2 法第二十七条の十三第二項第十号の総務省令で定める事項は次のとおりとする

一 運用開始の予定期日(それぞれの特定基地局の運用が開始される日のうち最も早い日の予定期日をいう)

二 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法

三 無線従事者の配置方針

四 前各号に掲げるもののほか法第二十七条の十二第二項第六号に基づき開設指針において定める事項に関する事

3 第一項の申請書の様式は別表第五号の六のとおりとし当該申請書に添付する開設計画の様式は別表第五号の七

のとおりとする

(認定書の交付)

第二十五条の五 法第二十七条の十三第四項の規定により開設計画の認定をしたときは申請者に対しその旨認定の番

号認定の年月日及び認定の有効期間を記載した認定書を交付する

(認定等の拒否の通知)

第二十五条の六 法第二十七条の十三第一項の認定の申請を審査した結果により認定を拒否したときは申請者に対し

その旨の理由を記載した文書をもつて通知する

2 前項の規定は次条及び第二十五条の八の規定に基づく認定等の申請に準用する

(開設計画の変更等の申請)

第二十五条の七 (略)

(合併等に関する規定の準用)

第二十五条の八 (略)

59

別表第五号の六 特定基地局の開設計画の認定申請書及び開設計画の様式(第25条の4関係)

特定基地局開設計画認定申請書

年 月 日

総 務 大 臣 殿

申 請 者(注2)

郵 便 番 号 フ リ ガ ナ

住 所 フ リ ガ ナ

氏 名 印 フ リ ガ ナ

代表者氏名 印

電波法第27条の13第1項の規定により特定基地局の開設計画の認定を受けたいので下記により別紙

の書類を添えて申請します

1 該当する開設指針が示された告示の件名及び番号

2 欠格事由に関する事項(注3)

注1 収入印紙については該当欄に全部を貼付できない場合は別紙に貼付する旨を記載し日本

工業規格A列4番の用紙に貼付すること

2 申請者欄の記載は次によること

(1) 住所については法人又は団体の場合は本店又は主たる事務所の所在地を記載すること

(2) 氏名を自筆で記入したときは押印を省略できる法人又は団体の場合はその商号又は

名称並びに代表者の役職名及び氏名を記載することとし代表者が氏名を自筆で記入したとき

は押印を省略できるただし申請者が法律により直接に設立された法人又は特別の法律に

より特別の設立された法人の場合は代表者の氏名の記載を要しない

(3) 申請者が外国人である場合は住所については国籍及び本邦内における居住地を記載す

るものとし氏名については自筆により記載したときは押印を省略することができる

3 欠格事由については申請者が法第5条第3項各号(移動受信用地上基幹放送をする特定基

地局に係る開設計画の認定を受けようとする者にあつては同条第1項各号又は第3項各号)に

該当しないときはその旨を記載すること

4 用紙は日本工業規格A列4番とする

収入印紙貼付欄

(注1)

60

別表第五号の七 特定基地局の開設計画の様式(第25条の4関係)

特定基地局開設計画

1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するためのも

のであるのかの別

2 特定基地局の開設を必要とする理由

(1) 提供する電気通信役務の種類(注1)

(2) 開設しようとする特定基地局の内容

ア 無線局の種別

イ 発射を予定している電波の型式

ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力

エ 伝送情報の具体的内容(注1)

(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み及びその

算出根拠(注1)

3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲又は特定基地局により行われる移動

受信用地上基幹放送に係る放送対象地域(注2)

4 希望する周波数の範囲(注3)

5 当該通信系又は当該放送系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備

の設置場所及び開設時期(注4)

6 電波の能率的な利用を確保するための技術であつて特定基地局の無線設備に用いる予定のもの

(注5)

(1) 周波数の効率的利用の方策として導入を予定している技術の具体的内容

(2) 干渉回避の方策として導入を予定している技術の具体的内容

7 当該放送系に含まれるすべての特定基地局に係る無線設備の工事費及び無線局の運用費の支弁方

法(注6)(注7)

8 事業計画及び事業収支見積り(注6)(注8)

9 終了促進措置を行う場合にあつては当該終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用

の支弁方法

10 その他の事項

(1) 運用開始の予定期日(注9)

(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法(注10)

(3) 無線従事者の配置方針

ア 無線従事者の配置場所ごとの無線従事者の資格及び人数(注11)

イ 将来的な無線従事者の確保の方法

(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項(注12)

注1 移動受信用地上基幹放送をする特定基地局の開設計画にあつては記載を要しない

2 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲については当該特定基地局によ

つて無線通信業務を行うこととしている区域以外の区域においても通信の相手方である移動す

る無線局の無線通信を可能とするために同一の開設指針に係る特定基地局の開設を予定してい

る他の事業者との業務委託契約の締結を予定している場合であつては当該他の事業者の氏名又

は名称及び当該他の事業者所属の特定基地局を通信の相手方とする場合の移動範囲を記載する

こと

3 周波数は希望する周波数の範囲を「何MHzから何MHzまで」のように記載すること

61

なお特定の周波数を希望する場合は希望する周波数の範囲に代えて希望する周波数を記載

することができる

4 認定の有効期間中における毎年度ごと市区町村ごと及び無線局の種別ごとの開設予定無線局

数を記載すること

なお既に確保している無線設備の設置場所がある場合にあつてはそれぞれ設置場所の住所

を「何市何町」等のように併せて記載すること

5 学術資料等の添付をもつて記載に代える場合はその旨を記載し別紙により添付すること

6 電気通信業務を行うことを目的とする特定基地局の開設計画にあつては記載を要しない

7 無線設備の工事費についてはその総額並びに送信設備受信設備土地及び建物等に係る費

用の内訳をそれぞれ記載すること送信設備の規模等に応じて送信設備及び受信設備の単価が異

なる場合にはそれぞれの単価及びその数量についても記載すること

8 別表第二号第1の26の欄のうち別紙(1)から(12)まで及び(15)から(18)までについて記載す

ること

9 年月日を記載すること

10 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法の記載は次によること

(1) 保守管理及び障害時の具体的な対応体制及び方法を記載すること

(2) 部内規定等がある場合において部内規定等の添付をもつて記載に代える場合はその旨

を記載し別紙により添付すること

11 既に無線従事者を有している場合にあつては当該無線従事者の資格及び人数を併せて記載す

ること

12 法第27条の12第2項第6号の規定によりその他必要な事項として開設指針に定められた事項

について具体的内容を記載すること

13 用紙は日本工業規格A列4番とする

62

6 電気通信事業法関係法令

(1) 電気通信事業法(昭和59年法律第86号) (業務の停止等の報告)

第二十八条 電気通信事業者は第八条第二項の規定により電気通信業務の一部を停止したとき又は電気通信業務に関

し通信の秘密の漏えいその他総務省令で定める重大な事故が生じたときはその旨をその理由又は原因とともに遅滞

なく総務大臣に報告しなければならない

(電気通信主任技術者)

第四十五条 電気通信事業者は事業用電気通信設備の工事維持及び運用に関する事項を監督させるため総務省令で

定めるところにより電気通信主任技術者資格者証の交付を受けている者のうちから電気通信主任技術者を選任しな

ければならないただしその事業用電気通信設備が小規模である場合その他の総務省令で定める場合はこの限りで

ない

2 電気通信事業者は前項の規定により電気通信主任技術者を選任したときは遅滞なくその旨を総務大臣に届け出

なければならないこれを解任したときも同様とする

(電気通信主任技術者資格者証)

第四十六条 電気通信主任技術者資格者証の種類は伝送交換技術及び線路技術について総務省令で定める

2 電気通信主任技術者資格者証の交付を受けている者が監督することができる電気通信設備の工事維持及び運用に関

する事項の範囲は前項の電気通信主任技術者資格者証の種類に応じて総務省令で定める

3 総務大臣は次の各号のいずれかに該当する者に対し電気通信主任技術者資格者証を交付する

一 電気通信主任技術者試験に合格した者

二 電気通信主任技術者資格者証の交付を受けようとする者の養成課程で総務大臣が総務省令で定める基準に適合

するものであることの認定をしたものを修了した者

三 前二号に掲げる者と同等以上の専門的知識及び能力を有すると総務大臣が認定した者

45 (略)

(電気通信主任技術者の義務)

第四十九条 電気通信主任技術者は事業用電気通信設備の工事維持及び運用に関する事項の監督の職務を誠実に行わ

なければならない

(2) 電気通信事業法施行規則(昭和60年郵政省令第25号) (業務の停止等の報告)

第五十七条 法第二十八条の規定による報告をしようとする者は報告を要する事由が発生した後(通信の秘密の漏えい

に係るものにあつてはそれを知つた後)速やかにその発生日時及び場所概要理由又は原因措置模様その他参考

となる事項について適当な方法により報告するとともにその詳細について次の表の上欄に掲げる報告の事由の区分に

応じそれぞれ同表の中欄に掲げる様式により同表の下欄に掲げる報告期限までに報告書を提出しなければならない

報告の事由 様式 報告期限

一 法第八条第二項の規定による電気

通信業務の一部の停止

様式第五十 法第八条第二項の規定により電気通信業務の一部を停

止した日から三十日以内

二 通信の秘密の漏えい 様式第五十の二 電気通信業務に関し通信の秘密の漏えいを知つた日か

ら三十日以内

三 第五十八条で定める重大な事故 様式第五十の三 その重大な事故が発生した日から三十日以内

(報告を要する重大な事故)

第五十八条 法第二十八条の総務省令で定める重大な事故は次のとおりとする

一 電気通信設備の故障により電気通信役務の全部又は一部(付加的な機能の提供に係るものを除く)の提供を停止

又は品質を低下させた事故(他の電気通信事業者の電気通信設備の故障によるものを含む)であつて次のいずれ

にも該当するもの

イ 当該電気通信役務の提供の停止又は品質の低下を受けた利用者の数が三万以上のもの(総務大臣が当該利用者

63

の数の把握が困難であると認めるものにあつては総務大臣が別に告示する基準に該当するもの)

ロ 当該電気通信役務の提供の停止時間又は品質の低下の時間が二時間以上のもの

二 電気通信事業者が設置した衛星海底ケーブルその他これに準ずる重要な電気通信設備の故障により当該電気

通信設備を利用するすべての通信のそ通が二時間以上不能となる事故

様式第4(第4条第3項第2号第9条第1項第2号第10条第2項第60条の2第2号関係)

提供する電気通信役務

電 気 通 信 役 務 の 種 類 提供する役務

1 加入電話

2 総合デジタル通信サービス(中継電話又は公衆電話であるもの及び国際総合デジタル通信

サービスを除く)

3 中継電話(国際電話等であるものを除く)

4 国際電話等 国際電話

国際総合デジタル通信サービス

5 公衆電話

6 携帯電話 三九世代移動通信システムを使用するもの

三九世代移動通信システムを使用するもの以外のもの

7 PHS

8 IP電話 当該IP電話の提供のために電気通信番号規則第9条第1項第1号又は

第10条第1項第2号に規定する電気通信番号を使用するもの

当該IP電話の提供のために電気通信番号規則第9条第1項第1号又は

第10条第1項第2号に規定する電気通信番号を使用するもの以外のもの

9 FMCサービス

10 インターネット接続サービス(携帯電話PHS端末インターネット接続サービスである

ものを除く)

11 FTTHアクセ

スサービス

共同住宅等内にVDSL設備その他の電気通信設備を用いるもの以外の

もの

共同住宅等内にVDSL設備その他の電気通信設備を用いるもの

12 DSLアクセスサービス

13 FWAアクセスサービス

14 CATVアクセスサービス

15 携帯電話PHS端末インターネット接続サービス(三九世代携帯電話端末インターネ

ット接続サービスであるものを除く)

16 携帯電話PHSパケット通信アクセスサービス(三九世代携帯電話パケット通信アク

セスサービスであるものを除く)

17 三九世代携帯電話端末インターネット接続サービス

18 三九世代携帯電話パケット通信アクセスサービス

19 フレームリレーサービス

20 ATM交換サービス

21 公衆無線LANアクセスサービス

22 BWAアクセスサービス

23 IP-VPNサービス

24 広域イーサネットサービス

25 専用役務 国内電気通信役務であるもの

国際電気通信役務であるもの

26 上記1から25までに掲げる電気通信役務を利用した付加価値サービス

27 インターネット関連サービス(IP電話を除く)

28 電報 (略)

29 上記1から28までに掲げる電気通信役務以外の電気通信役務

注 (略)

64

(3) 電気通信主任技術者規則(昭和60年郵政省令第27号) (電気通信主任技術者の選任等)

第三条 法第四十五条第一項の規定による電気通信主任技術者の選任は次に掲げるところによるものとする

一 次の表の上欄に掲げる事業用電気通信設備を直接に管理する事業場ごとにそれぞれ当該事業場に常に勤務する

者であつて同表の下欄に掲げるもののうちから行うこと

イ 事業用電気通信設備(線路設備及び

これに附属する設備を除く)

伝送交換主任技術者資格者証の交付を受けている者

ロ 線路設備及びこれに附属する設備 線路主任技術者資格者証の交付を受けている者

二 業務区域が一の都道府県の区域を超える電気通信事業者にあつては前号の規定によるほか事業用電気通信設

備を設置する都道府県ごとに前号の表の上欄に掲げる事業用電気通信設備の種別に応じそれぞれ当該都道府県

に常に勤務する者であつて同表の下欄に掲げるもののうちから行うこと

2 前項各号の規定にかかわらず総務大臣が別に告示する場合は前項第一号の表の上欄に掲げる事業用電気通信設備

の種別に応じ同号の規定による選任に代えて同号の事業場を直接統括する事業場ごとに電気通信主任技術者を選任し

又は当該電気通信主任技術者若しくは前項各号の規定により選任された電気通信主任技術者に他の事業場若しくは都

道府県において選任すべき電気通信主任技術者を兼ねさせることができる

(資格者証の種類)

第五条 法第四十六条第一項の電気通信主任技術者資格者証(以下「資格者証」という)の種類は伝送交換主任技術

者資格者証及び線路主任技術者資格者証とする

(4) 電気通信主任技術者選任の範囲を定める件(平成22年総務省告示第49号) 電気通信主任技術者規則(以下「規則」という)第三条第二項の規定に基づき総務大臣が別に告示する場合は次

の各項に掲げる場合の区分に応じそれぞれ当該各項に掲げる場合とする

一 規則第三条第二項の規定により電気通信主任技術者を選任し又は同条第一項第一号若しくは同条第二項の規定によ

り選任された電気通信主任技術者に他の事業場(当該事業場に常に勤務する者のうちに電気通信主任技術者資格者証の

交付を受けている者がいない場合に限る)において選任すべき電気通信主任技術者を兼ねさせる場合 次の各号のい

ずれにも適合する場合

1 規則第三条第二項の規定により選任される電気通信主任技術者又は他の事業場の電気通信主任技術者を兼務する

こととなる者(以下「兼務主任技術者等」という)が直接統括される事業場又は兼務することとなる事業場に速

やかに到達できること

2 これらの事業場において直接に管理される電気通信設備に障害が生じた場合には予備設備への切り替え等の障

害防止のための応急措置が直ちに行われること

3 これらの事業場に係る電気通信設備の工事維持及び運用上必要な事項が兼務主任技術者等に容易に連絡できる

よう措置されていること

4 これらの事業場の電気通信設備の巡視点検及び検査の結果が兼務主任技術者等に報告されること

5 その他これらの事業場が兼務主任技術者等による監督で支障ないように措置されていること

二 規則第三条第一項第一号又は同条第二項の規定により選任された電気通信主任技術者に同条第一項第二号の規定に

基づき選任すべき電気通信主任技術者を兼ねさせる場合 次の各号のいずれかの場合

1 規則第三条第一項第一号又は同条第二項の規定により選任された電気通信主任技術者の勤務する事業場がある都

道府県の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合

2 電気通信事業者が事業開始後五年以内において電気通信設備を設置する都道府県ごとに電気通信主任技術者(第

三項に規定する兼任主任技術者を含む)を選任する計画を管理規程に定めている場合であって当該計画の期間中

における利用者の数が三万未満の都道府県の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合

3 電波法施行規則(昭和二十五年電波監理委員会規則第十四号)第四条第二十号の二に規定する地球局のうち専

ら一の利用者(当該電気通信事業者との間に電気通信役務の提供を受ける契約を締結する者であって電気通信事

業者以外の者をいう)に電気通信役務の提供を行うことを目的として開設された地球局における事業用電気通信設

備が設置されている都道府県(当該都道府県内に複数の利用者に電気通信役務の提供を行うことを目的として開

設された地球局がある場合を除く)の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合

三 規則第三条第一項第二号の規定により選任された電気通信主任技術者に他の都道府県において選任すべき電気通信

主任技術者を兼ねさせる場合 総務省組織令(平成十二年政令第二百四十六号)第百三十八条第一項に規定する総合通

65

信局(北海道総合通信局を除く)の管轄区域内又は当該管轄区域と隣接する都府県(沖縄県を除く以下この項にお

いて同じ)の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合であって次の各号のいずれにも適合する場合

1 当該都府県内に設置された電気通信設備に障害が生じた場合には予備設備への切り替え等の障害防止のための

応急措置が直ちに行われること

2 当該都府県内に設置された電気通信設備の工事維持及び運用上必要な事項が当該都府県の電気通信主任技術

者を兼任することとなる者(以下「兼任主任技術者」という)に容易に連絡できるよう措置されていること

3 当該都府県内の電気通信設備の巡視点検及び検査の結果が兼任主任技術者に報告されること

4 その他当該都府県内の電気通信設備が兼任主任技術者による監督で支障ないように措置されていること

66

7 三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指

針を定める件(平成23年総務省告示第513号) 改正平成24年4月17日(平成24年総務省告示第165号)

電波法(昭和二十五年法律第百三十一号)第二十七条の十二第一項の規定に基づき三九世代移動通信システムの普

及のための特定基地局の開設に関する指針を次のように定める

平成二十三年十二月十四日 総務大臣 川端 達夫

第一章 総則

一 開設指針の対象とする特定基地局の範囲に関する事項

本開設指針の対象とする特定基地局(以下単に「特定基地局」という)の範囲は無線設備規則(昭和二十五年電

波監理委員会規則第十八号)第四十九条の六の四第四十九条の六の五又は第四十九条の六の九に規定する技術基準

に係る無線設備(当該無線設備の発射する電波の中継を行う同規則第四十九条の六に規定する技術基準に係るものを

含む)を使用する基地局及び陸上移動中継局のうち次項第一号に規定する周波数を使用するものとする

二 周波数割当計画に示される割り当てることが可能である周波数のうち特定基地局に使用させることとする周波数及

びその周波数の使用に関する事項

1 特定基地局に使用させることとする周波数は九四五MHzを超え九六〇MHz以下又は七七三MHzを超え八〇三MHz以

下の周波数(当該周波数の使用は平成二十四年七月二十五日以降に限る)とする

2 特定基地局に係る前号に規定する周波数の使用区域は全国とする

3 第一号に規定する周波数のうち現に特定基地局以外の無線局が使用している場合であってその周波数について

周波数割当計画(平成二十年総務省告示第七百十四号)において使用の期限が定められている周波数及びその期限

の満了の日はそれぞれ次のとおりである

(一)(二) (略)

(三) 七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数 平成三十一年三月三十一日

第二章 九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定に係る事項

三 特定基地局の配置及び開設時期に関する事項

1 本開設指針に係る開設計画(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局のものに限る以下

この章において同じ)の認定を受けた者(以下この章において「認定開設者」という)は当該認定の日(以下

この章において「認定日」という)から四年を経過した日の属する年度の末日までに総合通信局(沖縄総合通信

事務所を含む以下同じ)の管轄区域ごとの特定基地局(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用するもの

に限る以下この章(第三号を除く)において同じ)の人口カバー率(一の市町村(特別区を含み平成二十二

年十月一日における行政区画による区域とする以下同じ)における全ての市町村事務所等(地方自治法(昭和二

十二年法律第六十七号)第四条第一項に規定する事務所並びに同法第百五十五条第一項(同法第二百八十三条第一

項において適用する場合を含む)に規定する支所及び出張所をいう以下同じ)において特定基地局(屋内その

他他の無線局の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置するものを除く)とその

通信の相手方である陸上移動局との間の通信が可能となる場合に当該一の市町村を当該通信が可能な市町村とみな

し一の総合通信局の管轄区域における当該通信が可能な市町村の人口(平成二十二年の国勢調査の結果による人

口とする以下同じ)の合計を当該一の総合通信局の管轄区域の人口で除した値をいう以下同じ)が全て百

分の五十以上になるように特定基地局を開設しなければならない

2 (略)

3 認定開設者は認定日から七年を経過した日の属する年度の末日までに三九世代移動通信システムの基地局

(特定基地局のうち無線設備規則第四十九条の六の九に規定する技術基準に係る無線設備(占有周波数帯幅が一〇

MHz以上のものに限る)を使用するものをいう以下同じ)であって九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を

使用するものの運用を開始しなければならない

四五 (略)

67

六 特定基地局の円滑な開設の推進に関する事項その他必要な事項

1~3 (略)

4 本開設指針に係る開設計画の認定は電波法第二十七条の十三第四項各号並びに前各項及び前各号に規定する事

項並びに別表第二に規定する要件を満たしている申請の数が一の場合は当該申請に対してするものとし一を超え

る場合は当該申請について別表第三に掲げる順序に従い同表に掲げる基準に適合する申請の数が一となるまで審査

した当該申請に対してするものとするなお同法第二十七条の十三第三項の規定により公示された期間(以下「申

請期間」という)内に提出された本開設指針に係る開設計画の認定の申請については前後なく受け付けたものと

して同等に扱い審査を行う

56 (略)

第三章 七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定に係る事項

七 特定基地局の配置及び開設時期に関する事項

1 本開設指針に係る開設計画(七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用する特定基地局のものに限る以下

この章において同じ)の認定を受けた者(以下この章において「認定開設者」という)は当該認定の日(以下

この章において「認定日」という)から七年を経過した日の属する年度の末日までに総合通信局の管轄区域ごと

の特定基地局(七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用するものに限る以下この章において同じ)の人口

カバー率が全て百分の八十以上になるように特定基地局を開設しなければならない

2 認定開設者は認定日から七年を経過した日の属する年度の末日までに三九世代移動通信システムの基地局

であって七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用するものの運用を開始しなければならない

八 特定基地局の無線設備に係る電波の能率的な利用を確保するための技術の導入に関する事項

特定基地局の無線設備に対しては適応多値変調及び空間多重技術その他の電波の能率的な利用を確保するための

技術を用いなければならない

九 終了促進措置に関する事項

1 認定開設者は次の(一)及び(二)に掲げる無線局による七七〇MHzを超え八〇六MHz以下の周波数の使用を第二項

第三号(三)に定める日前に終了させるためこの項に定めるところにより次の(一)及び(二)に掲げる無線局を対

象とする終了促進措置を実施しなければならない

(一) 番組素材中継を行う無線局(無線設備規則第三十七条の二十七の二十一に規定する番組素材中継を行う無線

局をいう以下同じ)であって七七〇MHzを超え八〇六MHz以下の周波数を使用するもの

(二) 無線設備規則第四十九条の十六に規定する特定ラジオマイクの無線局及び同規則第四十九条の十六の二に規

定するデジタル特定ラジオマイクの無線局

2 全ての認定開設者は前号(一)及び(二)に掲げる無線局の免許人(以下「対象免許人」という)との間の合意に

基づいて対象免許人が当該無線局について第二項第三号(三)に定める日前に次に掲げるいずれかの措置を行う

ことを条件として当該措置に係る無線局の運用の開始を確保するために必要な範囲において終了促進措置とし

て次号(一)及び(二)に掲げる費用の全部を連帯して負担しなければならない

(一) 前号(一)に掲げる無線局が使用する周波数を一二四〇MHzを超え一三〇〇MHz以下若しくは二三三〇MHz

を超え二三七〇MHz以下に変更する措置又は一二四〇MHzを超え一三〇〇MHz以下若しくは二三三〇MHzを

超え二三七〇MHz以下の周波数を使用する番組素材中継を行う無線局を開設しかつ同号(一)に掲げる無線局

を廃止若しくは当該無線局が使用する周波数を一二四〇MHzを超え一三〇〇MHz以下若しくは二三三〇MHz

を超え二三七〇MHz以下に変更する措置

(二) 前号(二)に掲げる無線局が使用する周波数を四七〇MHzを超え七一四MHz以下若しくは一二四〇MHzを超え一

二六〇MHz以下に変更する措置又は四七〇MHzを超え七一四MHz以下若しくは一二四〇MHzを超え一二六〇MHz

以下の周波数を使用するラジオマイクの無線局を開設しかつ同号(二)に掲げる無線局を廃止若しくは当該無

線局が使用する周波数を四七〇MHzを超え七一四MHz以下若しくは一二四〇MHzを超え一二六〇MHz以下に変更

する措置

3 前号の規定により認定開設者が負担する費用は同号に定める措置に係る次に掲げる費用とする

(一) 無線局の無線設備及びこれに附属する設備(当該無線局の開設に必要な受信設備伝送路設備その他の設備

68

をいう(二)において同じ)の取得に要する費用

(二) 第一号(一)及び(二)に掲げる無線局の無線設備及びこれに附属する設備の変更の工事に要する費用

4 認定開設者は終了促進措置の実施に当たって次に掲げる事項を行わなければならない

(一) (二)から(四)までに掲げる事項及び終了促進措置に係る対象免許人との合意について他の全ての認定開設

者と共同して実施することとし当該事項及び当該合意の実施方法について認定日から三月以内に他の全ての

認定開設者と協議し合意することなお終了促進措置に要した費用について一の認定開設者が負担する金額

は当該費用の総額を認定開設者の数で除した額とすること

(二) (一)の他の全ての認定開設者との合意の日から六月以内に終了促進措置の実施の概要(次号(四)の定めに

より設置した窓口の連絡先及び対応時間を含む)を対象免許人に周知させるための措置を開始すること

(三) (一)の他の全ての認定開設者との合意の日から六月以内に終了促進措置の実施手順を対象免許人に対して

通知すること

(四) (二)及び(三)に掲げる事項の実施前に対象免許人を社員その他の構成員としている法人又は団体(以下「免

許人団体」という)との間で(二)及び(三)の事項の実施について協議を行うこと

(五) 対象免許人との間で当該対象免許人が行う第二号に定める措置の内容及びその実施時期並びに当該措置に

係る終了促進措置に関する費用負担の範囲方法及び実施時期並びに当該対象免許人が当該措置を行うまでの間

に当該対象免許人の第一号(一)及び(二)に掲げる無線局と特定基地局が周波数を共用する場合の当該共用の条件

その他終了促進措置の内容について協議を行うこと

(六) 対象免許人から(五)の協議の申入れがあった場合には遅滞なく当該協議を開始すること

5 申請者(本開設指針に係る開設計画の申請者に限る以下この章において同じ)又は認定開設者は終了促進措

置の実施に関する透明性の確保を図るため次に掲げる事項を遵守しなければならない

(一) 申請者は平成二十四年総務省告示第百六十五号(三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局

の開設に関する指針を定める件の一部を改正する件)の告示のときから認定を受けるまでの間対象免許人及び

免許人団体に対し認定開設者が行う第二号に規定する費用の負担に関する協議調整等を一切行わないこと

(二) 申請者は平成二十四年総務省告示第百六十五号の告示のときから認定を受けるまでの間他の全ての申請

者に対し終了促進措置に係る前号(一)の実施方法について協議調整等を一切行わないこと

(三) 認定開設者は前号(一)により他の全ての認定開設者と合意したときはその合意の内容を示す書面の写し

を速やかに総務大臣に提出するとともにその内容をインターネットの利用その他の方法により公表すること

(四) 認定開設者は前号(一)の合意の日から一月以内に終了促進措置の実施に関する対象免許人からの問合せ

に対応するための窓口を設置し第二項第三号(三)に定める日の前日まで設置すること

(五) 認定開設者は前号(三)の通知をした場合はその通知の内容をインターネットの利用その他の方法により

公表すること

(六) 認定開設者は終了促進措置に関する費用の負担の公正が確保されるよう十分に配意することなお前号

(四)及び(五)に規定する終了促進措置の実施に関する協議において免許人団体が関与する場合には当該免許

人団体は当該関与に対して認定開設者及び対象免許人から対価を受けてはならないこと

(七) 認定開設者は前号(五)の協議により合意がなされたときはその内容を全ての認定開設者及び対象免許

人が署名若しくは記名押印した書面又は電子署名を行った電磁的記録により確認し本開設指針に係る開設計画

の認定の有効期間中当該書面又は当該電磁的記録を保管し総務大臣の求めに応じて速やかにその写しを提出

すること

(八) 認定開設者は当該認定に係る開設計画に基づく終了促進措置の完了までの間毎年度の四半期ごとに第

一号(一)及び(二)に掲げる無線局の区分に従い当該措置を実施した無線局数及び当該措置の実施に要した費用そ

の他当該措置の実施の状況を示す書類を総務大臣に提出すること

6 総務大臣は前号(八)の規定により認定開設者から提出された書類について本開設指針(七七三MHzを超え八〇

三MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画に係る部分に限る)及び当該認定に係る開設計画に基づき適

切に終了促進措置が実施されていることを確認し当該書類の概要及び確認の結果をインターネットの利用その他

の方法により公表するものとする

7 認定開設者は終了促進措置に関して対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図る

ための体制の整備その他必要な措置を講ずるよう努めなければならない

十 特定基地局の円滑な開設の推進に関する事項その他必要な事項

1 特定基地局は次に掲げる場合に開設されたものとする

(一) 第二項第一号に規定する七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数のみを使用する基地局又は陸上移動中継局

を開設した場合

69

(二) 第二項第一号に規定する七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数と当該周波数とは異なる周波数とを併せて

使用する基地局又は陸上移動中継局を開設した場合

(三) 既に開設している基地局又は陸上移動中継局について第二項第一号に規定する七七三MHzを超え八〇三MHz以

下の周波数の追加又は当該周波数への変更に係る周波数の指定の変更を受けた場合

2 地域ごとに連携する複数の者がそれぞれ本開設指針に係る開設計画の認定の申請を行う場合にはこれらの申請

を一の申請とみなして本開設指針の規定を適用する

3 本開設指針に係る開設計画の認定の申請は次に定めるところにより行わなければならない

(一) 申請することができる周波数の帯域幅は一〇MHzとし電波法第二十七条の十三第二項第四号に規定する希

望する周波数の範囲として七七三MHzを超え七八三MHz以下七八三MHzを超え七九三MHz以下及び七九三MHzを超

え八〇三MHz以下の周波数を希望する順に開設計画に記載すること

(二) 申請に当たっては電波法第二十七条の十三第二項及び無線局免許手続規則第二十五条の四に定めるところ

によるほか別表第一に規定する事項について開設計画に記載しなければならない

4 本開設指針に係る開設計画の認定は電波法第二十七条の十三第四項各号並びに第一項第二項及び第七項から

前項まで並びに前各号に規定する事項並びに別表第二に規定する要件を満たしている申請に対して行うただし

当該申請(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けている者のもの

を除く)の数が三の場合は当該申請に対して認定するものとし三を超える場合は当該申請について別表第三に掲

げる順序に従い同表に掲げる基準に適合する申請の数が三となるまで審査した当該申請に対して認定するものとす

るなお申請期間内に提出された本開設指針に係る開設計画の認定の申請については前後なく受け付けたもの

として同等に扱い審査を行う

5 開設計画の認定に係る電波法第二十七条の十三第四項に基づく周波数の指定は第三号(一)により開設計画に記

載した希望する周波数の範囲に基づき行うこの場合において二以上の申請者が同じ周波数の範囲を希望すると

きは前号の別表第三に係る審査における基準への適合の度合いが高い者の希望を優先するただし当該申請者

に九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けている者が含まれる場合

はその者の申請はそれ以外の者の申請に劣後するものとする

6 認定開設者は毎年度の四半期ごとに当該認定に係る開設計画に基づく事業の進捗を示す書類を総務大臣に提

出しなければならない

7 別表第一の二4に規定するブースター障害等の防止又は解消はそれらに要する費用の負担等当該ブースター障

害等の防止又は解消に当たり必要な事項についてあらかじめ全ての認定開設者間で協議し合意した上で当該全

ての認定開設者が共同して行わなければならない

別表第一 開設計画に記載すべき事項

一 特定基地局の整備計画に関する事項

1 特定基地局の開設数に関する年度(特定基地局の最初の運用開始の日から十年を経過した日の属する年度まで

に限る以下この一及び四において同じ)の末日ごと都道府県ごと無線局の種別ごと(屋内その他他の無線局

の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置する無線局かの別を含む)及び技術基

準ごと(無線設備規則第四十九条の六の五に規定する技術基準(拡散符号速度が毎秒三八四メガチップのもので

あって六四値直交振幅変調が可能なものに限る)にあっては隣接する二の搬送波を使用すること又は複数の空中

線を使用する空間多重方式を用いることにより伝送速度を向上させるものかどうかの別同規則第四十九条の六の

九に規定する技術基準にあっては占有周波数帯幅の別を含む)の計画

2 総合通信局の管轄区域ごとの特定基地局の人口カバー率に関する市町村ごと年度の末日ごとの計画(当該計

画に係る無線局の開設数を含む)

3 別表第三の二に規定する全国の三九世代移動通信システムの基地局の人口カバー率に関する市町村ごと年

度の末日ごとの計画(当該計画に係る無線局の開設数を含む)

4 三九世代移動通信システムの基地局の運用の開始に関する計画

二 開設計画に従って円滑に特定基地局を整備するための能力に関する事項(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を

使用する特定基地局の開設計画(以下「九〇〇MHz帯開設計画」という)の申請に当たっては次の1から3まで七七

三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画(以下「七〇〇MHz帯開設計画」という)の申請

に当たっては次の1から4までに掲げる事項について記載すること)

1 特定基地局の設置場所の確保(開設に対する地域住民の合意形成に向けた取組を含む以下別表第二の二におい

70

て同じ)に関する計画及びその根拠

2 特定基地局の無線設備の調達に関する計画及びその根拠

3 特定基地局の整備に係る工事業者その他の業者との協力体制の確保に関する計画及びその根拠

4 地上デジタル放送(人工衛星の無線局以外の無線局により行われるテレビジョン放送(デジタル放送に限る)を

いう以下この4において同じ)の受信電波を増幅する機器その他の受信設備に作用することにより発生する地上

デジタル放送の受信障害(以下「ブースター障害等」という)を与えるおそれのある世帯数等の規模当該ブース

ター障害等の防止又は解消に要する費用の見通し当該費用の負担に関する事項及びそれらの根拠並びに当該ブー

スター障害等を防止し又は解消するための方法当該方法の実施に関する地上デジタル放送を行う放送事業者(放

送法(昭和二十五年法律第百三十二号)第二条第二十六号に規定する放送事業者をいう)との間の連絡及び調整そ

の他のブースター障害等の防止又は解消に関する計画及びその根拠

三 電気通信設備の設置及び運用を円滑に行うための技術的能力に関する事項

1 申請者が設置しようとする無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績及び計画

2 特定基地局に係る伝送路設備交換設備端末設備その他の運用に必要な電気通信設備(電気通信事業法(昭和

五十九年法律第八十六号)第二条第二号に規定する電気通信設備をいう以下同じ)の調達及び工事に関する計画

及びその根拠

3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関する計画及びその根拠

4 電気通信主任技術者(電気通信事業法第四十五条第一項に規定する電気通信主任技術者をいう以下同じ)の選

任及び配置に関する計画及びその根拠

5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻(ふく)輳(そう)を防止し又は最

小限に抑えるための措置に関する計画及びその根拠

四 財務的基礎に関する事項

1 特定基地局の運用による電気通信事業(電気通信事業法第二条第四号に規定する電気通信事業をいう以下同じ)

により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根拠(当該電気通信事業に係る電気通信役務(同条第三号

に規定する電気通信役務をいう以下同じ)の契約数に関する事項を含む)

2 特定基地局に係る設備投資の額及び終了促進措置の実施に要する費用その他当該電気通信事業に要する費用に関

する年度ごとの見通し及びその根拠

3 当該電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠(申請者及び申請者に対する主な

出資者の財務諸表(財務諸表等の用語様式及び作成方法に関する規則(昭和三十八年大蔵省令第五十九号)第一

条第一項に規定する財務諸表をいう)その他の当該計画に従って必要な資金を確保することができることを証する

書類を別紙により添付すること)

4 当該電気通信事業に係る損益及びキャッシュフローに関する年度ごとの見通し及びその根拠

五 業務執行体制の整備に関する事項

1 法令遵守のための体制の整備に関する計画及びその根拠(法令遵守に係る内部規程がある場合は別紙により添

付すること)

2 個人情報保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠(個人情報保護に係る内部規程がある場合は別紙

により添付すること)

3 電気通信役務についての利用者からの苦情及び問合せに対する適切かつ迅速な処理を行うための体制その他の電

気通信事業の利用者の利益の保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠(電気通信事業の利用者の利益の

保護に係る内部規程がある場合は別紙により添付すること)

六 混信等の防止に関する事項

九〇〇MHz帯開設計画にあっては次の1七〇〇MHz帯開設計画にあっては次の2に掲げる無線局その他既設の無線

局(予備免許を受けているものを含む)及び電波法第五十六条第一項に規定する指定を受けている受信設備(以下「既

設の無線局等」という)の運用並びに電波の監視を阻害する混信その他の妨害を防止するための対策及び体制に関す

る計画及びその根拠

1 九〇〇MHz帯開設計画に係る無線局

(一)~(七) (略)

2 七〇〇MHz帯開設計画に係る無線局

(一) 無線設備規則第三十七条の二十七の九から第三十七条の二十七の十一までに規定する技術基準に係る無線設

備を使用する無線局

71

(二) 無線設備規則第四十九条の六の三から第四十九条の六の五まで及び第四十九条の六の九に規定する技術基準

に係る無線設備を使用する基地局(七七三MHzを超え八〇三MHz以下及び八六〇MHzを超え八九〇MHz以下の周波数

を使用するものに限る)

(三) 無線設備規則第四十九条の二十二の二に規定する技術基準に係る無線設備を使用する無線局

(四) 番組素材中継を行う無線局であって七七〇MHzを超え八〇六MHz以下の周波数を使用するもの

(五) 無線設備規則第四十九条の十六及び第四十九条の十六の二に規定する技術基準に係る無線設備を使用する無

線局

七 終了促進措置に関する事項

1 第五項第二号(七〇〇MHz帯開設計画にあっては第九項第二号)に規定する費用の負担に充てることが可能な金

額の総額(以下「負担可能額」という)

2 当該費用に充てる資金の確保の計画及びその根拠(外国通貨で表示された金額は申請期間の開始日における外

国為替の売買相場により本邦通貨で表示された金額に換算することまた申請者の預金口座の残高として金融

機関が証明した書類金融機関による融資を行う旨を約する書類その他の負担可能額に相当する資金を確実に確保

することができることを証する書類を別紙により添付すること)

3 対象免許人等(七〇〇MHz帯開設計画にあっては対象免許人以下同じ)との終了促進措置の協議を開始する

無線局の割合及び終了促進措置の実施を完了する無線局の割合に関する年度ごと都道府県(第五項第一号(二)

及び(三)に掲げる無線局においては総合通信局の管轄区域)ごと第五項第一号(一)から(三)まで(七〇〇MHz帯開

設計画にあっては第九項第一号(一)及び(二))の区別ごとの計画及びその根拠

4 終了促進措置の実施に係る窓口の設置周知させるための措置及び通知の実施の確保に関する計画

5 第五項第五号(一)(七〇〇MHz帯開設計画にあっては第九項第五号(一)及び(二))に規定する事項の遵守を示す

6 対象免許人等との終了促進措置に係る協議及び合意の方法に関する計画

7 第五項(七〇〇MHz帯開設計画にあっては第九項)に定める終了促進措置に関する事項について対象免許人等

との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体制の整備その他必要な措置に関する計画

八 電波の能率的な利用の確保に関する事項

申請者に係る携帯無線通信(無線設備規則第三条第一号に規定する携帯無線通信をいう以下同じ)を行う無線局

の周波数に係る電波の能率的な利用を確保するための取組に関する計画(電波の利用状況及び利用計画を含む以下

別表第二の十において同じ)及びその根拠

九 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与に関する事項

本開設指針又は平成二十一年総務省告示第二百四十八号(三九世代移動通信システムの導入のための特定基地局

の開設に関する指針を定める件)に係る開設計画の認定を受けていない電気通信事業者(電気通信事業法第二条第五

号に規定する電気通信事業者をいい同号に規定する電気通信事業者になる見込みのある者を含む以下同じ)に対

する卸電気通信役務(同法第二十九条第一項第十号に規定する卸電気通信役務をいう以下同じ)の提供又は電気

通信設備の接続その他の方法による特定基地局の利用を促進するための具体的な計画

十 申請者の条件に関する事項

別表第二の十一の要件に対する適合を示す旨(申請者が法人又は団体である場合にあってはその役員(組合その

他これに準ずる事業体にあっては役員に相当する者を含む以下同じ)及び同表十一4の議決権の関係を示す書類

を別紙により添付すること)

十一 一から十までに定めるもののほか本開設指針に定められた事項に関する申請者のこれまでの取組の実績並びに計

画及びその根拠

別表第二 開設計画の認定の要件

一 全ての都道府県の区域において特定基地局を整備する計画及びその根拠を有していること

二 開設計画に記載された全ての特定基地局についてその円滑な整備のため設置場所の確保無線設備の調達及びそ

の整備に係る業者との協力体制の確保に関する計画(七〇〇MHz帯開設計画の認定においてはブースター障害等の防

止又は解消に関する計画を含む)及びその根拠を有していること

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三 申請者が設置しようとする無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績又は計画を有しかつ特定基地

局の運用に必要な電気通信設備の調達及び工事並びに運用及び保守に関する計画及びその根拠を有していること

四 関係法令の規定に基づき無線従事者の配置方針並びに電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根

拠を有していること

五 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑えるため

の措置に関する計画(申請者が開設計画の認定を受けたことのある者である場合にあっては当該認定に係る開設計画

に記載されたもの以外のものを含むこと)及びその根拠を有していること

六 特定基地局の運用による電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠を有しておりか

つ当該電気通信事業に係る損益に関する年度ごとの見通しにおいて利益の生じる年度があること

七 法令遵守のための体制の整備平成十六年総務省告示第六百九十五号(電気通信事業における個人情報保護に関する

ガイドラインを定める件)に適合した個人情報保護のための体制の整備及び電気通信事業の利用者の利益の保護のため

の体制の整備に関する計画及びその根拠を有していること

八 既設の無線局等の運用及び電波の監視を阻害する混信その他の妨害を防止するため当該妨害の防止に係る対応を行

う窓口の設置及び特定基地局の設置前に当該設置に係る情報交換若しくは協議の実施又は当該妨害を防止するための

特定基地局の設置における無線設備へのフィルタの追加若しくは無線局の設置場所及び無線設備の空中線の指向方向

の調整の実施による干渉の改善等の措置を行う計画及びその根拠を有していること

九 負担可能額が次の各号に掲げる区分によりそれぞれ当該各号に定める金額以上であり当該負担可能額を確実に

確保できること

1 九〇〇MHz帯開設計画の認定 千二百億円

2 七〇〇MHz帯開設計画の認定 六百億円

十 申請者に係る携帯無線通信を行う無線局の周波数に係る電波の能率的な利用を確保するための取組に関する計画及

びその根拠を有していること(九〇〇MHz帯開設計画の認定においては第四項七〇〇MHz帯開設計画の認定においては

第八項に掲げる事項を除く)

十一 申請者が次の要件を満たしていること

1 申請者が本開設指針に係る二以上の開設計画の認定の申請(申請期間が同じものに限る以下この十一におい

て同じ)を行っていないこと

2 申請者が本開設指針に係る他の開設計画の認定の申請を行っている法人又は団体の役員ではないこと

3 申請者が法人又は団体である場合にあってはその役員が本開設指針に係る他の開設計画の認定の申請を行って

いないこと

4 申請者が法人又は団体である場合にあっては申請者により議決権の三分の一以上を保有される者申請者の議

決権を三分の一以上保有する者及び申請者の議決権を三分の一以上保有する者により議決権の三分の一以上を保有

される者(申請者を除く)(申請者と地域ごとに連携する者を除く)が本開設指針に係る開設計画の認定の申請

を行っていないことこの場合において一の者により議決権の三分の一以上を保有される者が議決権の三分の一

以上を保有する者は当該一の者により議決権の三分の一以上を保有される者と一の者の議決権を三分の一以上保

有する者の議決権を三分の一以上保有する者は当該一の者の議決権を三分の一以上保有する者と順次みなす

別表第三 開設計画の認定の審査基準

一 負担可能額(当該負担可能額に十億円未満の端数があるときはこれを切り捨てかつ九〇〇MHz帯開設計画の認定

においては二千百億円七〇〇MHz帯開設計画の認定においては千五百億円を超える額があるときはその超える額を

控除した額とする)がより大きいこと

二 認定日(九〇〇MHz帯開設計画の認定においては第三項第一号に規定する認定日七〇〇MHz帯開設計画の認定におい

ては第七項第一号に規定する認定日とする)から七年を経過した日の属する年度の末日の全国の三九世代移動通

信システムの基地局(九〇〇MHz帯開設計画の認定においては九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用するもの

七〇〇MHz帯開設計画の認定においては七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用するものに限るこの二におい

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て同じ)の人口カバー率(一の市町村における全ての市町村事務所等において三九世代移動通信システムの基地局

(屋内その他他の無線局の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置するものを除く)

とその通信の相手方である陸上移動局との間の通信が可能となる場合に当該一の市町村を当該通信が可能な市町村と

みなし当該通信が可能な市町村の人口の合計を全国の人口で除した値をいう)を百分の五で除した値(一未満の

端数があるときはこれを一に切り上げるものとする)がより大きいこと

三 次に掲げる基準への適合の度合いが高いこと

1 終了促進措置に関する事項

第五項(七〇〇MHz帯開設計画の認定においては第九項)に定める終了促進措置に関する事項について対象免

許人等との迅速な合意形成を図るための具体的な対策及び円滑な実施を図るための具体的な体制の整備に関する計

画がより充実していること

2 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与

(一) 本開設指針又は平成二十一年総務省告示第二百四十八号に係る開設計画の認定を受けていない電気通信事業

者等多数の者に対する卸電気通信役務の提供又は電気通信設備の接続その他の方法による特定基地局の利用を

促進するための具体的な計画がより充実していること

(二) (一)のほか申請者に割り当てている周波数帯の有無及び差違並びに申請者に割り当てている周波数の幅に対

する当該周波数を利用する電気通信事業に係る契約数の程度を勘案して特定基地局を開設して電気通信事業を

行うことが電気通信事業の健全な発達と円滑な運営により寄与すること

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8 その他関係告示

(1) 平成23年総務省告示第513号に基づく特定基地局の開設計画の認定の申請期間等を定

める件(平成24年総務省告示第167号) 電波法(昭和二十五年法律第百三十一号)第二十七条の十三第三項の規定に基づき及び同項を実施するため平成二

十三年総務省告示第五百十三号(三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針を定める件)

に基づく特定基地局の開設計画の認定の申請期間等を次のように定める

平成二十四年四月十七日 総務大臣 川端 達夫

一 周波数

七七三MHzを超え八〇三MHz以下

二 申請期間

平成二十四年四月十七日(火)八時三十分から同年五月二十五日(金)十七時十五分までの間

三 申請の提出先

総務大臣又は任意の総合通信局長若しくは沖縄総合通信事務所長

四 問合せ先

総務省総合通信基盤局電波部移動通信課 電話〇三(五二五三)五八九三

五 申請要領

開設計画の認定を受けようとする者が認定の申請を行うための要領その他の必要な事項は別に公表する

  • 第1章 申請書類の提出
    • 1 申請受付期間
    • 2 申請受付場所
    • 3 問合せ先
    • 4 留意事項
      • (1) 関係法令の適用
      • (2) 記載方法等について
      • (3) その他
          • 第2章 申請書類の作成
            • 1 全体的注意事項
              • ア 製本
              • イ 記載原則
              • ウ 定義等
                • 2 免許規則別表第5号の6認定申請書
                  • (1) 記載例
                  • (2) 注意事項
                    • ア 収入印紙
                    • イ 申請者欄
                    • ウ その他
                        • 3 免許規則別表第5号の7開設計画
                          • (1) 記載例
                          • (2) 注意事項
                            • ア 「1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するためのものであるのかの別」について
                            • イ 「2(1) 提供する電気通信役務の種類」について
                            • ウ 「2(2)ア 無線局の種別」について
                            • エ 「2(2)イ 発射を予定している電波の型式」について
                            • オ 「2(2)ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力」について
                            • カ 「2(2)エ 伝送情報の具体的内容」について
                            • キ 「2(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み及びその算出根拠」について
                            • ク 「3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲」について
                            • ケ 「4 希望する周波数の範囲」について
                            • コ 「5 当該通信系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場所及び開設時期」について
                            • サ 「6 電波の能率的な利用を確保するための技術であって特定基地局の無線設備に用いる予定のもの」について
                            • シ 「7 終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法」について
                            • ス 「8(1) 運用開始の予定期日」について
                            • セ 「8(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法」について
                            • ソ 「8(3) 無線従事者の配置方針」について
                            • タ 「8(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項」について
                                • 4 免許規則別表第5号の7開設計画(開設指針別表第一に定められた事項)
                                  • (1) 「一 特定基地局の整備計画に関する事項」について
                                    • ア 共通的注意事項
                                    • イ 様式の記載に当たっての共通的注意事項
                                    • ウ 「一1 特定基地局の開設数に関する計画」について
                                    • エ 「一2 特定基地局の人口カバー率に関する計画」について
                                    • オ 「一3 39世代移動通信システムの基地局の人口カバー率に関する計画」について
                                    • カ 「一4 39世代移動通信システムの基地局の運用の開始に関する計画」について
                                      • (2) 「二 開設計画に従って円滑に特定基地局を整備するための能力に関する事項」について
                                        • ア 「二1 特定基地局の設置場所の確保に関する計画及びその根拠」について
                                        • イ 「二2 特定基地局の無線設備の調達に関する計画及びその根拠」について
                                        • ウ 「二3 特定基地局の整備に係る工事業者その他の業者との協力体制の確保に関する計画及びその根拠」について
                                        • エ 「二4 ブースター障害等の防止又は解消に関する計画及びその根拠」について
                                          • (3) 「三 電気通信設備の設置及び運用を円滑に行うための技術的能力に関する事項」について
                                            • ア 「三1 無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績及び計画」について
                                            • イ 「三2 電気通信設備の調達及び工事に関する計画及びその根拠」について
                                            • ウ 「三3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関する計画及びその根拠」について
                                            • エ 「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」について
                                            • オ 「三5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑えるための措置に関する計画及びその根拠」について
                                              • (4) 「四 財務的基礎に関する事項」について
                                                • ア 共通的注意事項
                                                • イ 「四1 電気通信事業により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について
                                                • ウ 「四2 特定基地局に係る設備投資の額及び終了促進措置の実施に要する費用その他当該電気通信事業に要する費用に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について
                                                • エ 「四3 当該電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠」について
                                                • オ 「四4 当該電気通信事業に係る損益及びキャッシュフローに関する年度ごとの見通し及びその根拠」について
                                                  • (5) 「五 業務執行体制の整備に関する事項」について
                                                    • ア 共通的注意事項
                                                    • イ 「五1 法令遵守のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について
                                                    • ウ 「五2 個人情報保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について
                                                    • エ 「五3 電気通信事業の利用者の利益の保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について
                                                      • (6) 「六 混信等の防止に関する事項」について
                                                      • (7) 「七 終了促進措置に関する事項」について
                                                        • ア 共通的注意事項
                                                        • イ 「七1 負担可能額」について
                                                        • ウ 「七2 負担可能額に充てる資金の確保の計画及びその根拠」について
                                                        • エ 「七3 終了促進措置の協議を開始及び実施が完了する無線局の割合に関する計画及びその根拠」について
                                                        • オ 「七4 窓口の設置周知通知の実施の確保に関する計画」について
                                                        • カ 「七5 第九項第五号(一)及び(二)に規定する事項の遵守を示す旨」について
                                                        • キ 「七6 協議及び合意の方法に関する計画」について
                                                        • ク 「七7 対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体制の整備その他必要な措置に関する計画」について
                                                          • (8) 「八 電波の能率的な利用の確保に関する事項」について
                                                          • (9) 「九 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与に関する事項」について
                                                          • (10) 「十 申請者の条件に関する事項」について
                                                          • (11) 「十一 一から十までに定めるもののほか本開設指針に定められた事項に関する申請者のこれまでの取組の実績並びに計画及びその根拠」について
                                                              • 第3章 様式
                                                                • 1 様式1A(開設指針別表第一の一1関係)
                                                                • 2 様式1B(開設指針別表第一の一2及び3関係)
                                                                • 3 様式4A(開設指針別表第一の四1関係)
                                                                • 4 様式4B(開設指針別表第一の四4関係)
                                                                • 5 様式4C(開設指針別表第一の四4関係)
                                                                • 6 様式7(開設指針別表第一の七3関係)
                                                                  • 第4章 参考資料
                                                                    • 1 開設指針の骨子
                                                                      • (1) 特定基地局の範囲
                                                                      • (2) 使用する周波数
                                                                      • (3) 特定基地局の配置及び開設時期
                                                                      • (4) 電波の能率的な利用を確保するための技術の導入
                                                                      • (5) 終了促進措置
                                                                        • ア 対象となる無線局
                                                                        • イ 終了促進措置により認定開設者が負担する費用
                                                                        • ウ 終了促進措置の実施に関する事項
                                                                        • エ 終了促進措置の実施に関する透明性の確保に関する事項
                                                                        • オ その他の事項
                                                                          • (6) 開設計画の認定等
                                                                            • ア 申請できる周波数幅
                                                                            • イ 絶対審査基準競願時審査基準
                                                                              • (ア) 絶対審査基準
                                                                              • (イ) 競願時審査基準
                                                                                • ウ その他
                                                                                  • (7) 【参考】絶対審査基準について
                                                                                    • ア 電波法における規定(法第27条の13第4項)
                                                                                    • イ 開設指針における規定
                                                                                        • 2 負担可能額の算定に関する参考資料
                                                                                          • (1) 下限額上限額の基本的な算定方法
                                                                                            • ア FPU
                                                                                            • イ 特定ラジオマイク
                                                                                              • (2) 1無線局当たりの平均単価等
                                                                                                • ア FPU
                                                                                                  • (ア) 下限額におけるFPUの平均単価
                                                                                                  • (イ) 上限額におけるFPUの平均単価
                                                                                                    • イ 特定ラジオマイク
                                                                                                      • (ア) 下限額における特定ラジオマイクの平均単価
                                                                                                      • (イ) 上限額における特定ラジオマイクの平均単価
                                                                                                          • (3) 地域別の無線局数
                                                                                                            • ア FPUの無線局数
                                                                                                              • (ア) FPUの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)
                                                                                                              • (イ) 下限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                              • (ウ) 上限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                                • イ 特定ラジオマイクの無線局数
                                                                                                                  • (ア) 特定ラジオマイクの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)
                                                                                                                  • (イ) 下限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                                  • (ウ) 上限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                                    • 3 無線局免許等の検索方法
                                                                                                                    • 4 地上デジタル放送の受信障害への対策費用の推計に関する参考資料
                                                                                                                      • (1) 地上デジタル放送の受信障害(受信ブースター干渉)の概要
                                                                                                                      • (2) 受信ブースターへの干渉影響の評価
                                                                                                                        • ア  干渉影響の実証実験方法
                                                                                                                        • イ  実証実験結果
                                                                                                                          • (3) 受信ブースター対策費用の推計
                                                                                                                            • ア 推計方法
                                                                                                                            • イ 受信ブースター設置数のサンプル調査
                                                                                                                            • ウ 干渉影響場所率の計算機シミュレーション
                                                                                                                            • エ 受信ブースター対策費用の推計
                                                                                                                              • (4) シミュレーション参考資料
                                                                                                                                • ア (参考)計算機シミュレーションパラメータ
                                                                                                                                • イ (参考)受信ブースター対策費用単価の推計
                                                                                                                                • ウ (参考)地域ごとの電波伝搬区分
                                                                                                                                    • 5 法第56条第1項の規定により指定された受信設備
                                                                                                                                      • 第5章 主要関係法令
                                                                                                                                        • 1 電波法(昭和25年法律第131号)
                                                                                                                                        • 2 電波法施行令(平成13年政令第245号)
                                                                                                                                        • 3 電波法関係手数料令(昭和33年政令第307号)
                                                                                                                                        • 4 電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号)
                                                                                                                                        • 5 無線局免許手続規則(昭和25年電波監理委員会規則第15号)
                                                                                                                                        • 6 電気通信事業法関係法令
                                                                                                                                          • (1) 電気通信事業法(昭和59年法律第86号)
                                                                                                                                          • (2) 電気通信事業法施行規則(昭和60年郵政省令第25号)
                                                                                                                                          • (3) 電気通信主任技術者規則(昭和60年郵政省令第27号)
                                                                                                                                          • (4) 電気通信主任技術者選任の範囲を定める件(平成22年総務省告示第49号)
                                                                                                                                            • 7 三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針を定める件(平成23年総務省告示第513号)
                                                                                                                                            • 8 その他関係告示
                                                                                                                                              • (1) 平成23年総務省告示第513号に基づく特定基地局の開設計画の認定の申請期間等を定める件(平成24年総務省告示第167号)
Page 5: 3 9世代移動通信システムの普及のための 特定基地局の開設 ...3.9世代移動通信システムの普及のための 特定基地局の開設計画の認定申請マニュアル

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第1章 申請書類の提出 開設指針に基づく773MHzを超え803MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定の申請

期間等は次のとおりです

1 申請受付期間 平成24年4月17日(火)8時30分から平成24年5月25日(金)17時15分まで

受付期間外の申請については理由の如何を問わず一律に受付を拒否することとなります

郵送等により申請を行う場合には受付期間内必着で送付してください

2 申請受付場所 申請書類は次表を参考の上総務大臣又は任意の総合通信局長(沖縄総合通信事務所長を含みま

す)に正本1部及び副本(写し)1部を提出してください

提出先 連絡先

総 務 大 臣 100-8926 千代田区霞が関2-1-2 中央合同庁舎2号館

総合通信基盤局 電波部 移動通信課 電話03-5253-5893

北海道総合

通 信 局 長

060-8795 札幌市北区北8条西2丁目1-1 札幌第1合同庁舎

北海道総合通信局 無線通信部 陸上課 電話011-709-2311(4642)

東 北 総 合

通 信 局 長

980-8795 仙台市青葉区本町3丁目2-23 仙台第2合同庁舎

東北総合通信局 無線通信部 陸上課 電話022-221-0682

関 東 総 合

通 信 局 長

102-8795 千代田区九段南1丁目2-1 九段第3合同庁舎

関東総合通信局 無線通信部 陸上第一課 電話03-6238-1760

信 越 総 合

通 信 局 長

380-8795 長野市旭町1108 長野第1合同庁舎

信越総合通信局 無線通信部 陸上課 電話026-234-9944

北 陸 総 合

通 信 局 長

920-8795 金沢市広坂2丁目2-60 金沢広坂合同庁舎

北陸総合通信局 無線通信部 陸上課 電話076-233-4480

東 海 総 合

通 信 局 長

461-8795 名古屋市東区白壁1丁目15-1 名古屋合同庁舎第3号館

東海総合通信局 無線通信部 陸上課 電話052-971-9618

近 畿 総 合

通 信 局 長

540-8795 大阪市中央区大手前1丁目5-44 大阪合同庁舎第1号館

近畿総合通信局 無線通信部 陸上第一課 電話06-6942-8552

中 国 総 合

通 信 局 長

730-8795 広島市中区東白島町19-36

中国総合通信局 無線通信部 陸上課 電話082-222-3362

四 国 総 合

通 信 局 長

790-8795 松山市宮田町8-5

四国総合通信局 無線通信部 陸上課 電話089-936-5066

九 州 総 合

通 信 局 長

860-8795 熊本市春日2丁目10-1 熊本地方合同庁舎

九州総合通信局 無線通信部 陸上課 電話096-326-7857

沖縄総合通

信事務所長

900-8795 那覇市東町26-29 4階

沖縄総合通信事務所 無線通信課 電話098-865-2386

いずれの提出先に提出されても申請受付期間や申請書類の扱いに差はありません

2

3 問合せ先 100-8926 東京都千代田区霞が関2-1-2

総務省 総合通信基盤局 電波部 移動通信課

電子メール 700mhz900mhztimesmlsoumugojp

(迷惑メール防止のためをtimesに変換して表記しています)

電 話 03-5253-5893

F A X 03-5253-5946

4 留意事項

(1) 関係法令の適用 申請書類は法第27条の13第2項免許規則第25条の4別表第5号の6及び別表第5号の7並

びに開設指針の規定に準拠することが必要です本マニュアルは認定の申請を行うための参考情

報を公表するもので申請書類の作成に当たり本マニュアルに準拠することを強制するものでは

ありません

(2) 記載方法等について 申請書類への記載方法等について個別のお問合せをいただいた場合であっても本マニュアル及

び開設指針その他公表されている資料に記載されている内容以外についてはお答えしかねます

申請受付期間中に申請希望者の皆様に対し公平にお知らせすべき追加の情報が発生した場合に

は必要に応じて総務省「電波利用ホームページ」の「700900MHz帯周波数再編ポータルサイト」

に掲載しますので適宜お役立てください

(参考)httpwwwtelesoumugojpjrefportal

申請書への記載に当たっては本マニュアルの他773MHzを超え803MHz以下の周波数を使用する

特定基地局に係る制度整備に対する意見募集の結果(平成 24年4月 11日報道発表

httpwwwsoumugojps-news01kiban14_02000082html)も併せて参考としてください

申請受付期間後の申請内容の変更は原則として認められませんただし審査に当たって記載

内容を正確に把握すること等を目的として総務省から口頭や書面による質問回答を任意でお願

いすることがありますその場合であっても申請後に進捗のあった内容を反映したり申請時に

抽象的に記載していた内容をより具体的に説明したりといった形での追加情報をいただいたとし

ても原則として審査において考慮することはできません

申請書類に記載した内容は開設計画の審査結果の公表等に当たって公表することがあります

ただし経営上の秘密に該当する内容がある場合にはその扱いについて申請者と相談させていた

だきますのでどの情報が経営上の秘密に該当するのかが分かるようにしてください

申請された内容について審査の効率化及び概要の公表等のため後日電子データでの提出を

求めることがあります

(3) その他 申請される開設計画の認定の有効期間は10年です(施行規則第9条の2)

3

申請を行う者は(開設指針の一部改正の)告示のときから認定を受けるまでの間終了促進措

置の対象免許人及び免許人団体に対し終了促進措置に関する費用の負担に関する協議調整等を

一切行わないことが義務付けられています(開設指針第九項第5号(一))ので留意してください

また同期間内に他の全ての申請者に対し終了促進措置の実施に係る開設指針第九項第4号(一)

の実施方法について協議調整等を一切行ってはならないことも義務付けられています(開設指針

第九項第5号(二))ので併せて留意してください

開設計画の認定制度は認定開設者が認定を受けた開設計画に係る周波数を使用する特定基地

局の免許について排他的に申請することを可能とする制度であり実際の周波数の使用については

電波法その他関係法令の規定に基づく審査を経て免許を受けることによって可能となるものです

ので留意してください

開設計画の認定に当たっては945MHzを超え960MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計

画の認定を受けている者の開設計画は他の申請者の開設計画よりも審査に当たって劣後して扱わ

れることとなりますので留意してください

申請を審査し認定する場合は官報掲載による公示を行う(法第27条の13第7項施行規則第

11条の2の6)とともに認定書を交付します(免許規則第25条の5)また認定を拒否する場

合は文書により通知します(免許規則第25条の6)

認定開設者は四半期ごとに開設計画に基づく事業の進捗状況(終了促進措置の実施状況を含

みます)を示す書類を総務大臣に提出することが義務付けられています(開設指針第九項第5号

(八)及び第十項第6号)

4

第2章 申請書類の作成 1 全体的注意事項 ア 製本

各資料の用紙は原則として日本工業規格A列4番の用紙としてください

申請書類は免許規則別表第5号の6に規定される特定基地局開設計画認定申請書に同規則別

表第5号の7に規定される特定基地局開設計画(別紙別添参考資料を含みます)を添付し

バルキーファイル等に綴じ込んで提出してください

目次を付けるページ番号を入れる仕切り紙を挿入する内容に重複があるものについては一

の書類にまとめて作成する相互の関係が分かるよう注記を付すなど適宜分かりやすい形で作成

してください

大部となるものや冊子等の資料は別添として分離し例えば「別添12(個人情報取扱規程)」

等と適宜の表題を付して申請書類に添付してください

イ 記載原則

各資料に記載する比率等の数値は本マニュアルに特段の記載の無いものは原則として小数

点第2位を四捨五入とし小数点第1位までの記載としてくださいまた整数部については3桁区

切りで「」を挿入してください

各資料に記載する金額は本マニュアルに特段の記載の無いものは原則として百万円を単位

として記載してください

各項目において開設指針等の規定により計画等の根拠を記載することとなっている事項につい

てはその計画等の内容についてできるだけ具体的な根拠の記載や裏付けとなる資料等の添付を

してください根拠が薄弱な内容については審査において考慮されないことがあります

ウ 定義等

「総合通信局」には沖縄総合通信事務所を含みます

認定日は平成24年度中であることを前提として記載してください

「特定基地局」とは773~803MHzの周波数を使用する

第3世代W-CDMA方式(設備規則第49条の6の4)の基地局

35世代HSPA方式等(設備規則第49条の6の5)の基地局

39世代LTE方式(設備規則第49条の6の9)の基地局

上記3種類の基地局の電波を中継する陸上移動中継局(設備規則第49条の6)

のいずれかをいいフェムトセル基地局及び屋内小型基地局を含みます(開設指針第一項)

「39世代移動通信システムの基地局」とは773~803MHzの周波数を使用する39世代の基地

局陸上移動中継局のうち占有周波数帯幅が10MHzのものをいいます(開設指針第三項第3号)

なお「39世代移動通信システムの導入のための特定基地局の開設指針(平成21年総務省告示第248

号)」とは異なり今回認定対象となる773~803MHzの周波数以外の周波数の基地局陸上移動中継

局は「39世代移動通信システムの基地局」に含まれないので留意してください

「地上デジタル放送」とは人工衛星の無線局以外の無線局により行われるテレビジョン放送(デ

ジタル放送)をいいます(開設指針別表第一の二4)

5

2 免許規則別表第5号の6認定申請書

(1) 記載例

特定基地局開設計画認定申請書

平成24年5月25日

総 務 大 臣 殿

申 請 者

郵 便 番 号 100-8926 フ リ ガ ナ トウキョウト チヨダク カスミガセキ 2-1-2

住 所 東京都千代田区霞が関2-1-2 フ リ ガ ナ イドウツウシンカブシキガイシャ

氏 名 移動通信株式会社 印 フ リ ガ ナ ダイヒョウトリシマリヤクシャチョウ イドウ タロウ

代表者氏名 代表取締役社長 移動 太郎 印

電波法第27条の13第1項の規定により特定基地局の開設計画の認定を受けたいので下記に

より別紙の書類を添えて申請します

1 該当する開設指針が示された告示の件名及び番号

件名39世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針を定める件

番号平成23年総務省告示第513号

2 欠格事由に関する事項

電波法第5条第3項各号の欠格事由に該当しません

収 入 印 紙

貼 付 欄

6

(2) 注意事項 ア 収入印紙

開設計画の認定申請手数料として1件につき137100円分の収入印紙を収入印紙貼付欄に貼

付してください

収入印紙の全部を収入印紙貼付欄に貼付できない場合は「収入印紙は別紙貼付」等と記載し

別紙に貼付してください

副本(写し)は収入印紙を貼付していない状態の写しとしてください

イ 申請者欄

住所については法人又は団体の場合は本店又は主たる事務所の所在地を記載してください

氏名を自筆で記入したときは押印を省略できます法人(団体)の場合はその商号(名称)

及び代表者の役職名氏名を記載し代表者が氏名を自筆で記入したときは押印を省略できます

(申請者が法律により直接に設立された法人又は特別の法律により特別の設立された法人の場合

は代表者の氏名の記載を要しません)

申請者が外国人である場合は住所については国籍及び本邦内における居住地を記載するもの

とし氏名については自筆により記載したときは押印を省略することができます

ウ その他

法第5条第3項各号の欠格事由に該当する者に対しては認定を行いません(法第27条の13第5

項)

7

3 免許規則別表第5号の7開設計画

(1) 記載例

特定基地局開設計画

1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するた

めのものであるのかの別

法第27条の12第1項第1号に掲げる事項

2 特定基地局の開設を必要とする理由

(1) 提供する電気通信役務の種類

携帯電話インターネット接続サービス(携帯電話PHS端末インターネット接続サービ

スであるものを除く)39世代携帯電話端末インターネット接続サービス39世代携帯

電話パケット通信アクセスサービス

(2) 開設しようとする特定基地局の内容

ア 無線局の種別

基地局及び陸上移動中継局

イ 発射を予定している電波の型式

5M00 X7W10M0 X7W

ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力

30W

エ 伝送情報の具体的内容

無線設備規則第49条の6の9に規定する技術基準による音声伝送及びデータ伝送

(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み

及びその算出根拠

別紙中「四1 電気通信事業により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根

拠」(timestimesページ)に併せて記載

3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲

全国

4 希望する周波数の範囲

第1希望 773MHzを超え783MHz以下

第2希望 783MHzを超え793MHz以下

第3希望 793MHzを超え803MHz以下

5 当該通信系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場

所及び開設時期

別紙中「一1 特定基地局の開設数に関する計画」及び「一2 特定基地局の人口カバー

率に関する計画」(timestimesページ)に併せて記載

8

6 電波の能率的な利用を確保するための技術であって特定基地局の無線設備に用いる予定

のもの

(1) 周波数の効率的利用の方策として導入を予定している技術の具体的内容

別紙中「八 電波の能率的な利用の確保に関する事項」(timestimesページ)に併せて記載

(2) 干渉回避の方策として導入を予定している技術の具体的内容

別紙中「六 混信等の防止に関する事項」(timestimesページ)に併せて記載

7 終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法

別紙中「七2 負担可能額に充てる資金の確保の計画及びその根拠」(timestimesページ)に併せ

て記載

8 その他の事項

(1) 運用開始の予定期日

平成26年1月1日

(サービス開始予定平成26年4月)

(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法

別紙中「三3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関す

る計画及びその根拠」及び「三5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信

設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑えるための措置に関する計画及びそ

の根拠」(timestimesページ)に併せて記載

(3) 無線従事者の配置方針

ア 無線従事者の配置場所ごとの無線従事者の資格及び人数

別紙中「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」(timestimes

ページ)に併せて記載

イ 将来的な無線従事者の確保の方法

別紙中「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」(timestimes

ページ)に併せて記載

(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項

別紙のとおり

本マニュアル上は1葉にて記載例を示していますが複数葉として構いません

(2) 注意事項 ア 「1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するた

めのものであるのかの別」について

「法第27条の12第1項第1号に掲げる事項」と記載してください

イ 「2(1) 提供する電気通信役務の種類」について

特定基地局を利用して提供する役務について電気通信事業法施行規則(昭和60年郵政省令第25

号)様式第4の表に掲げられる電気通信役務の種類から該当する可能性のあるものを全て記載して

くださいなお代表的な電気通信役務の種類は次のとおりです

9

携帯電話

インターネット接続サービス(携帯電話PHS端末インターネット接続サービスであるものを除く)

携帯電話PHS端末インターネット接続サービス(39世代携帯電話端末インターネット接続サービスであるものを除く)

携帯電話PHSパケット通信アクセスサービス(39世代携帯電話パケット通信アクセスサービスであるものを除く)

39世代携帯電話端末インターネット接続サービス

39世代携帯電話パケット通信アクセスサービス

現時点で提供することが確定しておらず将来的な市場動向等による可能性があるものはその

旨を具体的に付記してください

ウ 「2(2)ア 無線局の種別」について

「基地局」又は「基地局及び陸上移動中継局」と記載してください

陸上移動中継局を開設することが確定しておらず例えばエリア拡充等の電気通信事業の展開等

に応じて利用を検討する場合はその旨を具体的に付記してください

エ 「2(2)イ 発射を予定している電波の型式」について

発射を予定している電波の型式を次にしたがって全て記載してください

第3世代又は35世代「5M00 G7W」

39世代「5M00 X7W」又は「10M0 X7W」又は「5M00 X7W10M0 X7W」

現時点で発射することが確定しておらず将来的な市場動向等による可能性があるものはその

旨を具体的に付記してください

オ 「2(2)ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力」について

周波数帯幅又はMIMO多重数ごとに最大空中線電力が異なる場合はそれぞれ記載してください

現時点で使用することが確定していないものの将来的に空中線電力の増加を見込んでいる場合

はその旨及び増加後の最大空中線電力を具体的に付記してください

カ 「2(2)エ 伝送情報の具体的内容」について

記載例にならい使用する無線設備の規格及び音声データの別を記載してください

キ 「2(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み

及びその算出根拠」について

開設指針別表第一の四1に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてその内容

を記載してください

ク 「3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲」について

移動する無線局について包括免許制度を利用する場合には「全国」と記載してください

特定基地局によって無線通信業務を行うこととしている区域以外の区域においても通信の相手

方である移動する無線局の無線通信を可能とするために同一の開設指針に係る特定基地局の開設

を予定している他の事業者との業務委託契約の締結を予定している場合には当該他の事業者の氏

名又は名称及び当該他の事業者所属の特定基地局を通信の相手方とする場合の移動範囲を記載し

てください

10

ケ 「4 希望する周波数の範囲」について

記載例にならい次の3つの周波数帯を第1希望第2希望第3希望の順に記載してくださ

い(開設指針第十項第3号(一))

773MHzを超え783MHz以下

783MHzを超え793MHz以下

793MHzを超え803MHz以下

「773MHzを超え783MHz以下」「783MHzを超え793MHz以下」及び「793MHzを超え803MHz以下」以外

の周波数を記載しないでくださいまた同順位で複数の周波数を記載しないでください

指定の方法により記載されていない場合は申請の要件を満たしていないものとして扱います

開設計画の認定に当たっての周波数の指定方法については次のように行われます(開設指針第

十項第5号)よって全ての申請者に対して第1希望どおりに周波数を指定できない場合は競

願時審査基準(開設指針別表第3)の審査を実施し競願時審査基準への適合の度合いが高い者の

希望を優先して周波数を指定します

開設計画で記載した「希望する周波数の範囲」(開設指針第十項第3号(一))に基づいて行う

2以上の申請者が同じ周波数の範囲を希望するときは競願時審査基準への適合の度合いが高

い者の希望を優先する

申請者に945MHzを超え960MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けてい

る者が含まれる場合はその者の申請はそれ以外の者の申請に劣後する

コ 「5 当該通信系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場

所及び開設時期」について

開設指針別表第一の一1及び2に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてそ

の内容を記載してください

サ 「6 電波の能率的な利用を確保するための技術であって特定基地局の無線設備に用いる予定

のもの」について

(1)については開設指針別表第一の八に定められた事項と併せて記載する旨を記載し(2)につ

いては開設指針別表第一の六に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてその

内容を記載してください

シ 「7 終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法」について

開設指針別表第一の七2に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてその内容

を記載してください

ス 「8(1) 運用開始の予定期日」について

最初の特定基地局を運用する予定の日を年月日で記載してくださいなお平成24年7月24日

以前とすることはできません(開設指針第二項第1号)

特定基地局を利用するサービス(電気通信役務の提供)開始の時期についても併せて記載してく

ださい

セ 「8(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法」について

開設指針別表第一の三3及び5に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてそ

11

の内容を記載してください

ソ 「8(3) 無線従事者の配置方針」について

アイのいずれも開設指針別表第一の三4に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別

紙においてその内容を記載してください

タ 「8(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項」について

「別紙のとおり」等と記載し次ページ以降に従い別紙にてその内容を記載してください

12

4 免許規則別表第5号の7開設計画(開設指針別表第一に定められた事項) 「開設指針に定められた事項に関連する事項」については開設指針別表第一(開設計画に記載すべ

き事項)に規定される項目に従い以下の注意事項を踏まえた資料を別紙として作成してください

(1) 「一 特定基地局の整備計画に関する事項」について ア 共通的注意事項

正当な理由がないのにこの整備計画に従って特定基地局を開設していないときは認定を取り

消すことがあるので注意してください(法第27条の15第2項)

特定基地局が使用する773~803MHzの周波数については既存無線局としてFPU及び特定ラジオマ

イク(デジタル特定ラジオマイクを含む以下同じ)が770~806MHzの周波数を使用しています

FPUは報道スポーツ中継などの番組素材中継に使用される可搬型システムで放送事業者

が利用しています

特定ラジオマイクは各種興行やスタジオ等において音声音響等を伝送するためのワイヤ

レスマイクシステムで放送事業者や劇場等の興行者が利用していますなお779~788MHz

又は797~806MHzの周波数を使用する(アナログ)特定ラジオマイクと770~806MHzの周波数

を使用するデジタル特定ラジオマイクがあります

FPU及び特定ラジオマイクは開設指針第9項に規定される「終了促進措置」の対象無線局とな

っていますので開設指針別表第一の七3に定められた事項として記載する終了促進措置を実施す

る必要があります

FPU及び特定ラジオマイクの周波数使用期限(平成31年3月31日)以前に特定基地局を開設する

にためには原則として終了促進措置を完了するか又は終了促進措置の実施と特定基地局の

開設についてFPU及び特定ラジオマイクの免許人と合意していることが必要となります

FPUは12GHz帯(1240~1300MHz)及び23GHz帯(2330~2370MHz)に周波数移行すること

とされており平成24年度中に移行先周波数に係る技術基準が整備されることを前提として計画

を記載してください

特定ラジオマイクは地上デジタル放送帯域のホワイトスペース等(470~714MHz)及び12GHz

帯(1240~1260MHz)に周波数移行することとされており平成24年6~7月を目途に移行先周

波数に係る技術基準が整備されることを前提として計画を記載してくださいなおホワイトス

ペースとして利用する地上テレビジョン放送用周波数帯(470~710MHz)における「ホワイトスペ

ース利用システムの共用方針」(平成24年1月24日報道発表httpwwwsoumugojps-news02k

iban09_03000117html)に基づくホワイトスペース利用システム間の運用調整制度等については平

成24年度中に整備される予定となっています

特定基地局の通信の相手方である移動する無線局が使用する718~748MHzの周波数については

平成24年7月25日以降も岩手県及び宮城県において周波数割当計画上の最終使用期限を平成25年

3月31日として地上デジタル放送に関する周波数再編が行われていますのでその使用に際しては

注意してくださいなお具体的な再編のスケジュールにつきましては[総務省 地上デジタルテ

レビ放送のご案内](httpwwwsoumugojpjoho_tsusindtv)内の[データ集]-[チャン

ネル表]-[変更予定表](httpwwwsoumugojpjoho_tsusindtvpdf090403_02_btpdf)に

て公表しています

イ 様式の記載に当たっての共通的注意事項

特定基地局の開設数は次のいずれかの場合に該当する特定基地局の数としてください(開設指

13

針第十項第1号)なお「開設した」とは無線局の免許を受け当該無線局の無線設備の設置等

に関する工事を終え電波を発射することが可能となった時を指し「指定の変更を受けた」とは

同様に指定の変更を受け(無線設備の変更の工事が必要な場合にあっては当該変更の工事の許可

を受け工事を行うことが必要です)電波を発射することが可能となった時のことですので留

意してください

773~803MHzの周波数のみを使用する基地局又は陸上移動中継局を開設した場合

773~803MHzの周波数と当該周波数とは異なる周波数とを併せて使用する基地局又は陸上移動

中継局を開設した場合

既に開設している基地局又は陸上移動中継局について773~803MHzの周波数の追加又は当該

周波数への変更に係る周波数の指定の変更を受けた場合

総合通信局の管轄区域(又は全国)における人口カバー率は開設指針第七項第1号等に基づき

エリア化された市町村の人口を総合通信局の管轄区域(又は全国)の市町村の人口の合計で除し

て算出してくださいこのとき次の点に留意してください

人口は平成22年の国勢調査の結果を用います

(平成22年国勢調査ホームページhttpwwwstatgojpdatakokusei2010)

市町村は特別区(東京23区)を含み政令指定都市の区は含みません

市町村は平成22年10月1日における行政区画とします

ある市町村の全ての市町村事務所等(いわゆる役所役場)支所出張所(いずれも地方自

治法に規定するもの)で特定基地局の利用が可能となった際に当該市町村の全域がエリア化

されたこととみなしますただしフェムトセル基地局や屋内小型基地局等による屋内向けのサ

ービス提供はエリア化とはみなしません

様式は平成24年度から平成34年度までとしていますが「特定基地局の最初の運用開始の日」

が属する年度から「特定基地局の最初の運用開始の日」から十年を経過した日の属する年度まで

に必要に応じて適宜修正してくださいなお「特定基地局の最初の運用開始の日」とは免許規

則別表第5号の7において「8(1) 運用開始の予定期日」として記載した最初の特定基地局を

運用する予定の日としてください

例) 「特定基地局の最初の運用開始の日」が「平成25年6月1日」の場合は平成25年度から平

成35年度までについて記載してください

年度末の開設数は前年度の開設数に当該年度の開設数を加えた数(累計数)を記載してくだ

さい

ウ 「一1 特定基地局の開設数に関する計画」について

エリア展開の方針等を記載するとともに様式1Aを参考として年度末ごと都道府県ごとの

特定基地局数を次の区分ごとに記載してくださいなお開設を予定していない区分については

その旨を記載してください

①基地局(第3世代) ②基地局(屋内等設置第3世代)

③基地局(35世代) ④基地局(屋内等設置35世代)

⑤基地局(高度化35世代) ⑥基地局(屋内等設置高度化35世代)

⑦基地局(39世代5MHz幅) ⑧基地局(屋内等設置39世代5MHz幅)

⑨基地局(39世代10MHz幅) ⑩基地局(屋内等設置39世代10MHz幅)

⑪陸上移動中継局

基地局は屋内その他他の無線局の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置

するか(個別免許の屋内小型基地局等も含みます)どうかの別技術基準の別により区分します

技術基準は設備規則の条単位の区分(第3世代35世代39世代)とし35世代についてはDC-HSDPAやMIMO

の利用等により概ね40Mbps以上の通信速度を実現する高度化35世代かどうかの別39世代については占有周

14

波数帯幅の別により更に区分します

陸上移動中継局は屋内等設置の別技術基準の別を問わず1区分とします

全ての都道府県の区域において認定の有効期間中に特定基地局を整備する計画であるように

記載してください(開設指針別表第二の一)

計画において都道府県間や年度間に著しい差がある場合はその理由等について具体的に記載

するように留意してください

エ 「一2 特定基地局の人口カバー率に関する計画」について

様式1Bにより年度末ごと市町村ごとの特定基地局の開設数人口カバー率を記載してくだ

さいまた様式1Bの他例えば平成31年度末のサービスエリア地図を総合通信局の管轄区域

ごとに示す等特定基地局の整備計画の概要についても可能な限りわかりやすく記載してください

年度末ごと都道府県ごとの特定基地局の開設数が様式1Aにおける当該年度末当該都道府

県での各区分の合計数と異ならないように留意してください

平成31年度末までに各総合通信局の管轄区域における人口カバー率がそれぞれ80以上とす

る必要があります(開設指針第七項第1号)

オ 「一3 39世代移動通信システムの基地局の人口カバー率に関する計画」について

様式1Bを参考として年度末ごと市町村ごとの「39世代移動通信システムの基地局」の開

設数人口カバー率を記載してくださいなお開設指針別表第一の一2に定められた事項として

記載した計画と同じである場合はその旨を記載することで代替することができます

年度末ごと都道府県ごとの「39世代移動通信システムの基地局」の開設数が様式1Aにお

ける当該年度末当該都道府県での39世代かつ10MHz幅の基地局及び陸上移動中継局の区分の合計

数と異ならないように留意してください

ここで記載した「39世代移動通信システムの基地局」の全国の人口カバー率は競願時の審査

基準として用います(開設指針別表第三の二)この審査においては平成31年度末の人口カバー

率を使用しこの際95を超え100以下90を超え95以下85を超え90以下hellipのよ

うに5単位の区分の中の人口カバー率は同じ値とみなされます

カ 「一4 39世代移動通信システムの基地局の運用の開始に関する計画」について

「39世代移動通信システムの基地局」の運用の開始期日を記載してください

開始期日は平成31年度末までとしてください(開設指針第七項第2号)

「39世代移動通信システムの基地局」を用いたサービスについて例えばサービス提供内容

開始時期エリア展開計画等に留意して記載してください

(2) 「二 開設計画に従って円滑に特定基地局を整備するための能力に関する事項」について ア 「二1 特定基地局の設置場所の確保に関する計画及びその根拠」について

特定基地局について設置場所の確保に関する基本的な考え方を記載してください

設置場所を既に確保している場合はその具体的な確保内容を記載してください

既存の無線局に併設することとする場合は例えば電源容量耐荷重機器設置場所の確保(機

器の共通化省エネ化軽量化省スペース化)貸主との契約更改に留意し具体的に記載して

ください

15

設置場所を新たに確保していく場合は例えば設置場所候補の選定方法設置場所選定に関する

現地調査の状況貸主等関係者との協議状況鉄塔鉄柱等の建設等に関する計画と実行時期や

実行体制等の根拠に留意し具体的に記載してください

既に移動体通信事業を行っている者において本特定基地局の周波数以外の周波数を使用する基

地局を新たに開設することを予定している場合は例えばその内容及び規模を踏まえ当該基地

局の設置場所の確保が特定基地局の設置場所の確保に影響を及ぼさないよう留意した計画として

ください

上記の設置場所の確保に関する記載に加え特定基地局の開設に対する地域住民の合意形成に向

けた取組についても例えば工事業者等を含めた体制の構築資料の整備や研修の実施地域住民

への説明方法等に留意し具体的に記載してください

イ 「二2 特定基地局の無線設備の調達に関する計画及びその根拠」について

特定基地局について送受信設備空中線電源設備等の無線設備の調達に関する基本的な考え

方を記載してください(基地局へのアクセス回線を含めた無線設備以外の電気通信設備につい

ては開設指針別表第一の三に定められた事項として記載してください)

例えば無線設備の調達先調達先での当該無線設備の開発状況調達規模等の計画について調

達先の納入実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠に留意し具体的に記載してく

ださい

屋内用等の無線設備を別に調達する計画としている場合は別途その計画についても記載してく

ださい

ウ 「二3 特定基地局の整備に係る工事業者その他の業者との協力体制の確保に関する計画及びそ

の根拠」について

特定基地局の整備について外部委託請負等に関する基本的な考え方を記載してください

工事の委託請負先業者工事規模等の計画の記載に当たっては業者の地域性業者や申請者

の工事実績業者との協議状況等の根拠についても留意し具体的に記載してください

エ 「二4 ブースター障害等の防止又は解消に関する計画及びその根拠」について

特定基地局及び特定基地局の通信の相手方である移動する無線局が発する電波により地上デジ

タル放送の受信電波を増幅する機器その他の受信設備に作用することにより発生する地上デジタ

ル放送の受信障害(ブースター障害等)を与えるおそれがあり認定開設者にあってはこれを防止

又は解消する必要があります

ブースター障害等のある世帯数等の規模及び当該ブースター障害等の防止解消に要する費

用の見通し当該費用の負担方法についても根拠とともにその内容を具体的に記載してください

ブースター障害等のある世帯数及び費用については地上デジタル放送の受信障害への対策費用

の推計に関する参考資料(40ページ参照)を参考としてくださいなお同参考資料は773~803MHz

の30MHz幅全てを39世代移動通信システムで利用することを前提として推計していますが開設計

画の記載に当たっては自らに割り当てられる10MHz幅で特定基地局を整備する場合に発生する可

能性のあるブースター障害等の防止又は解消に関する記載で構いません

ブースター障害等を防止解消するための方法や地上デジタル放送を行う放送事業者との間の

連絡調整等のブースター障害等を防止解消するための計画について計画の実施を可能とす

る根拠とともに具体的に記載してくださいその際例えば対策のスケジュール工事の実施内容

16

及び実施体制ブースター設置世帯に対する事前事後の周知放送事業者への基地局開設情報の

提供や情報共有等にも留意してください

(3) 「三 電気通信設備の設置及び運用を円滑に行うための技術的能力に関する事項」について ア 「三1 無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績及び計画」について

特定基地局として設置しようとする無線設備に関し技術的な検討実験標準化等の実績及び

今後の計画を具体的に記載してください

実験等の実績が無い場合は例えば今後の特定基地局の設置展開に向けての実際の無線設備

の技術的な性能検証等の方法及び実施時期について具体的に記載してください

標準化等の実績の記載に当たっては例えば申請直近の概ね3年間において寄与文書論文

学会発表の一覧を標準化分野ごとに記載する等とりまとめ方法に留意してください

イ 「三2 電気通信設備の調達及び工事に関する計画及びその根拠」について

交換設備等については例えば次の内容に留意し具体的に記載してください

設備全体の構成(設備(ネットワーク)構成図主要設備の設置場所等)

各設備の調達先調達先での当該設備の開発状況調達規模等の計画

調達先の納入実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠

伝送路設備については中継回線(バックボーン回線)と基地局へのアクセス回線(エントラン

ス回線)について例えば次の内容に留意し具体的に記載してください

調達の方針(自社調達他社調達の別使用プロトコルインタフェース等)

回線の調達先(自社調達の場合はその旨)調達規模(回線容量等)等の計画

調達先での回線設置実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠

端末設備(携帯電話端末)については例えば次の内容に留意し具体的に記載してください

設備の調達先調達先での当該設備の開発状況調達規模等の計画

調達先の納入実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠

上記の各記載事項について既存の回線設備を活用する場合は例えば追加増設する回線

設備との区別調達先業者の地域性等に留意し具体的に記載してください

計画の記載に当たっては申請者において予測される認定の有効期間中のトラヒック増加を踏ま

えその増加への対応等の実現可能性に留意してください

ウ 「三3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関する計画及びその

根拠」について

電気通信設備(無線設備を含みます)の運用保守管理について例えば組織拠点等の体

制実施の方法等に留意し具体的に記載してくださいまた技術要員の確保について例えば

必要な要員数の見積りを明らかにしその確保の見通し等に留意し具体的に記載してください

障害時の対応については開設指針別表第一の三5に定められた事項として記載してください

外部への委託請負等を実施する場合は例えば委託請負先業者当該業者における実績必

要な技術要員の確保等に留意し具体的に記載してください

内部規程等の添付をもって記載に代える場合はそれを添付してください

17

エ 「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」について

無線従事者の配置方針及び電気通信主任技術者の選任配置方針について記載してください

既に無線従事者電気通信主任技術者を有している場合は配置場所ごとに配置(選任)先住

所資格人数を記載してくださいなお人数を重複計上している場合は実人数と延人数に

ついて明確となるように留意してください

無線従事者にあっては第1級総合無線通信士第2級総合無線通信士第1級陸上無線技術士第2級陸上無

線技術士第1級陸上特殊無線技士を電気通信主任技術者にあっては伝送交換線路を区別してください

当該無線従事者電気通信主任技術者を申請時点で有していない場合及び今後の拡充を行う

場合は例えば確保を行う時期人数資格取得に向けた教育訓練等に留意し計画と見通しを

記載してください

オ 「三5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止

し又は最小限に抑えるための措置に関する計画及びその根拠」について

障害時の対応について例えば組織拠点等の体制対応の方法等に留意し具体的に記載して

ください

地震津波等の災害及び事故の発生において設備障害通信輻輳を防止最小化するため

例えば停電対策を含む具体的な措置に関する計画当該措置の実施時期を含めた実現可能性等に留

意し具体的に記載してください

なお事故の発生に対する措置については重大な事故(電気通信事業法施行規則第58条に規定

する重大な事故)の発生の防止についても留意するほかこれまでに重大な事故の発生がある場合

には事故への対応策等にも留意し記載してください

申請者が過去に開設計画の認定を受けたことのある場合はその認定を受けた開設計画に記載さ

れた内容以外の内容を含めその部分を明確にしてください(開設指針別表第二の五)

内部規程等の添付をもって記載に代える場合はそれを添付してください

(4) 「四 財務的基礎に関する事項」について ア 共通的注意事項

年度ごとの記載を要する部分については平成24年度から「特定基地局の最初の運用開始の日」

から十年を経過した日の属する年度までとしてください

例) 「特定基地局の最初の運用開始の日」が「平成25年6月1日」の場合は平成24年度から平

成35年度までについて記載してください

既に移動体通信事業を行っている者が特定基地局を用いる電気通信事業を既存の電気通信事業

と一体的に運営する等により財務的基礎に関する事項を特定基地局部分のみ分離することが容易

でない場合は特段の記載のある場合を除いて移動体通信事業全体として記載して構いません

(既存の携帯電話事業者が700MHz帯を既存周波数帯の運用と特に区別して運用しない場合は特段

の記載のない限り全ての周波数帯での電気通信事業について記載してください)

イ 「四1 電気通信事業により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について

契約数(利用者数)について年度ごとの見通しとその算出根拠を具体的に記載してください

また例えば契約者当たりの平均利用単価(ARPU)等の収益に関する事項についても年度ごとの

見通しとその算出根拠を具体的に記載してください

18

契約数は万ARPUは円の単位で記載してください

年度ごとの見通しの記載方法については様式4Aを参考としてください

音声伝送とデータ伝送等ARPUを区分して記載する場合契約数についても当該ARPUの区分ごと

に記載してください

契約数timesARPUを電気通信事業の営業収益とする場合はその旨をそれ以外の場合はその内容及び

根拠を具体的に記載してください

ウ 「四2 特定基地局に係る設備投資の額及び終了促進措置の実施に要する費用その他当該電気通

信事業に要する費用に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について

電気通信事業に要する費用に関して年度ごとの見通しとその算出根拠を記載してくださいそ

の際特定基地局に係る設備投資の額と終了促進措置の実施に要する費用はそれぞれの費用が

明らかとなるように計画を策定してください

特定基地局に係る設備投資額については700MHz帯の特定基地局に関連する設備投資額を例え

ば次の点に留意し記載してください

算出根拠の明確化(基地局設備交換設備伝送設備情報システム研究開発等の区分)

全体の設備投資額と特定基地局に関する設備投資額との区別

機械類については単価及び台数(単価が変動する場合はその理由)

終了促進措置の実施に要する費用は開設指針第七項第2号に規定する費用(設備の取得工事

費)の他に例えば窓口等の設置終了促進措置の周知通知対象免許人との協議等の諸費用を

含んだものを記載してください

開設指針第七項第2号に規定する費用はその総額が開設指針別表第一の七1に定められた事項

として記載する額と同じとなるように留意してくださいなおその算定に当たっては負担可能額

の算定に関する参考資料(35ページ参照)を参考として開設指針別表第一の七3に定められた事

項として記載する計画に留意してください

電波利用料については例えば次のように前提をおいた上で費用を算出し記載してください

なおこの前提例は開設計画の記載を簡単にするためのもので実際の法令の適用は異なることが

あります

広域専用電波はその周波数として718~748MHz及び773~803MHzが平成24年7月25日から指

定されたものとして法第103条の2第2項及び第3項並びに施行規則第51条の9の10及び第51

条の9の11の規定に従いますなお法第103条の2第3項に規定する「六月経過日」は平成24

年12月1日として算出します

包括免許局は広域専用電波を使用する無線局として法第103条の2第5項及び第6項の規

定により算出します

上記以外の電気通信事業の営業費用についてその内容及び根拠を具体的に記載してください

エ 「四3 当該電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠」につい

開設指針別表第一の四2に定められた事項として記載した費用に充てる資金の確保計画を記載

するとともにその確実性等の根拠となる次の資料を添付等してください

申請者又は申請者の出資者の利益剰余金等の内部留保(利益剰余金等)を用いることとする場合

は例えば当該者の財務諸表等を添付してください

株式社債等を発行して資金を調達する場合は例えば調達の実績社債等の格付け引き受け

19

先との協議状況等に留意し記載するとともに例えば株式引受承諾書や社債申込証の写し等の関

係書類を添付してください

金融機関等からの資金借入や設備ファイナンスにより資金を調達する場合は例えば融資証明書

等を添付してくださいなおその際は次の点に留意してください

融資金額支払い条件(支払猶予期間の有無や支払年数等)の明記

金融機関等においてその金額の融資等を行う権限がある者の押印署名等

金融機関等の問合せ先(電話メールアドレス等)の明確化

オ 「四4 当該電気通信事業に係る損益及びキャッシュフローに関する年度ごとの見通し及び

その根拠」について

電気通信事業に係る損益計算書(様式4Bを参考としてください)及びキャッシュフロー計算

書(様式4Cを参考としてください)を年度ごとに記載してください

記載に当たっては開設指針別表第一の四1及び2に定められた事項として記載した内容を踏ま

えて補足すべき事項がある場合は具体的に記載してください

記載される計画において当期損益が利益を生じている年度が1年度以上存在することが必要で

す(開設指針別表第二の六)なお当期損益としては営業損益に電気通信事業に係る営業外

損益を加え特別損益(現時点で予定していない場合は計上不要です)を加え法人税等を調整

したいわゆる最終損益を可能な限り記載するようにしてください

(5) 「五 業務執行体制の整備に関する事項」について ア 共通的注意事項

申請者が行う電気通信事業(移動体通信事業)の運営に関する事項を対象とし業務委託先等の

申請者以外の者に対する対応にも留意して記載してください

各項目での体制の整備の記載に当たっては内部規程等が存在する場合はそれを添付してくださ

いまた規程の整備を今後行うこととする場合はその整備時期についても留意した計画を記載

してください

イ 「五1 法令遵守のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について

法令遵守(コンプライアンス)のための体制の整備例えば組織の設置研修教育の実施通

報窓口の設置等に留意し具体的に記載してくださいなおこれまでに法令遵守に関する重大な

事案があった場合は当該事案への対応についても留意して記載してください

ウ 「五2 個人情報保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について

個人情報保護のための体制の整備例えば組織の設置研修教育の実施相談窓口の設置等に

留意し具体的に記載してくださいなおこれまでに個人情報保護に関する重大な事案があった

場合は当該事案への対応についても留意して記載してください

記載に当たっては「電気通信事業における個人情報保護に関するガイドライン(平成16年総務

省告示第695号)(httpwwwsoumugojpmain_sosikijoho_tsusind_syohitelecom_perinfo_g

uideline_introhtml)」を踏まえたものとしてください

エ 「五3 電気通信事業の利用者の利益の保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」に

20

ついて

電気通信事業の利用者の利益(利用者からの苦情問合せを適切迅速に処理すること等)のた

めの体制の整備例えば組織の設置研修教育の実施応対窓口の設置等に留意し具体的に記

載してくださいなおこれまでに電気通信事業の利用者の利益の保護に関する重大な事案があっ

た場合は当該事案への対応についても留意して記載してください

(6) 「六 混信等の防止に関する事項」について 次の事項を阻害するような混信等を防止するための技術の具体的内容を記載してください

① 地上デジタル放送

② 773~803MHz(他の認定開設者)及び860~890MHzを使用する携帯電話システムの運用

③ 755~765MHzを使用するITSの運用

④ 770~806MHzを使用するFPUの運用

⑤ 770~806MHzを使用する特定ラジオマイクの運用

上記①~⑤以外の既設の無線局(予備免許を受けているものを含みます)の運用

法第56条第1項に規定する指定を受けている受信設備の運用(47ページ参照)

電波の監視

実施計画においては混信等防止の対応窓口の設置に関する計画に加え次の例を参考として電

波干渉を改善するための措置に関する計画を含むようにしてください(開設指針別表第二の八)

特定基地局の設置前に設置に関する情報交換や協議を実施すること

特定基地局の設置の際に無線設備へフィルタを追加すること

特定基地局の設置の際に無線局の設置場所空中線指向方向の調整を実施すること

記載に当たっては例えば技術能力作業人員の確保等の計画実施の確実性や情報通信審議

会の一部答申(平成24年2月17日)に示された共用条件等に留意してください

学術資料等の添付をもって記載に代える場合はその旨を記載し添付してください

(7) 「七 終了促進措置に関する事項」について ア 共通的注意事項

終了促進措置の対象となる無線局は次のとおりです(開設指針第九項第1号)

770~806MHzの周波数を使用するFPUの無線局

770~806MHzの周波数を使用する特定ラジオマイクの無線局

終了促進措置の対象となる無線局の免許人を「対象免許人」といいます(開設指針第九項第2号)

FPU又は特定ラジオマイクの免許人を構成員としている団体等を「免許人団体」といいます(開

設指針第九項第4号(四))具体的には特定ラジオマイク利用者連盟社団法人日本演劇興行協

会公益社団法人日本芸能実演家団体協議会日本舞台音響家協会及び一般社団法人日本民間放送

連盟などが該当します

全ての認定開設者は対象免許人との合意に基づき対象免許人が平成31年3月30日までに無線

局の廃止新設や周波数の変更の措置を行うことを条件として当該措置に係る無線局の運用の開

始を確保するために必要な範囲において次の費用(開設指針第九項第2号に規定する費用)の全

部を共同して負担する必要があります(開設指針第九項第2号及び第3号)

無線設備及びこれに附属する設備(受信設備伝送路設備等)の取得に要する費用

21

上記の無線設備及びこれに附属する設備の変更の工事に要する費用

認定開設者の数は申請を受け付けた段階では(審査が終わり認定を行うまでは)明らかではな

いため終了促進措置に関する内容は単独で周波数移行を行う前提で計画を記載してください

ただし終了促進措置の実施時期については開設指針第九項第4号(一)に定める他の全ての認定

開設者との協議を行う期間も考慮して記載してください

開設計画の申請予定者及び認定開設者に対しては終了促進措置に関する無線局の情報(設置場

所免許人住所使用周波数等)を求めに応じて提供することとしています(法第25条第2項

施行規則第11条の2の3及び別表第2号の2の3)なお申請から提供までに要する期間は2

週間~1か月を見込んでいますまた無線局の情報については電波利用ホームページの「無線

局等情報検索」においてもその一部を公表しています(39ページ参照)

(1)ア(共通的注意事項)を併せて確認してください

イ 「七1 負担可能額」について

開設指針第九項第2号に規定する費用として負担することが可能な金額の総額のみを「timestimes百

万円」のように記載してください

負担可能額の算定に当たっては負担可能額の算定に関する参考資料(35ページ参照)を参考と

してください

負担可能額は600億円以上であることが必要です(開設指針別表第二の九)またここで記載

した負担可能額は競願時の審査基準として用います(開設指針別表第三の一)この審査の際

10億円未満の端数及び1500億円を超える額は切り捨てて審査を行います

実際に認定開設者が負担する費用は負担可能額や600億円1500億円といった額にかかわらず

開設指針及び開設計画にしたがって対象免許人との協議の結果合意した金額を負担する必要が

あります

ウ 「七2 負担可能額に充てる資金の確保の計画及びその根拠」について

開設指針別表第一の四3に関する記載内容に準じて記載してください

資金を確実に確保することができることを証する書類としては例えば実際に申請者の預金口

座の残高として金融機関が証明した書類や金融機関による融資を行う旨を約する書類等を添付し

てください

外国通貨で表示された金額は平成24年4月17日における外国為替の売買相場により日本円に

換算し記載してください(参考日本銀行 外国為替市況 httpwwwbojorjpstatistics

marketforexfxdailyindexhtm)

エ 「七3 終了促進措置の協議を開始及び実施が完了する無線局の割合に関する計画及びその根拠」

について

様式7Aを参考としてFPUと特定ラジオマイクのそれぞれについて都道府県ごとに終了促

進措置の実施の対象となる想定無線局数を記載してくださいまたこの想定無線局数に対する

年度ごとの終了促進措置の協議を開始する無線局の割合及び終了促進措置の実施を完了する

無線局の割合を併せて記載してください

FPU及び特定ラジオマイクの両方について全国で終了促進措置の実施を完了するか又は

終了促進措置の実施と特定基地局の開設について合意するまでは773~803MHzを使用する特定基

地局を設置できませんので留意してください

22

計画の記載に当たっては負担可能額の算定に関する参考資料(35ページ参照)を参考としてく

ださい

例えば特定ラジオマイクの都道府県ごとの無線局の分布割合は全国における無線局の総数の

増減にかかわらず一定であるとする等前提条件を適宜設定した上で計画を記載してください

オ 「七4 窓口の設置周知通知の実施の確保に関する計画」について

認定日から3か月以内に開設指針第九項第4号(一)に定める他の全ての認定開設者との合意を

実施しインターネット等で公表することについて記載してください

上記の認定開設者間の合意日から1か月以内に対象免許人からの問合せに対応する窓口を設置

するため(開設指針第九項第5号(四))例えば窓口の設置時期規模運営方法要員の確保方

法要員に対する終了促進措置に関する事項の教育等に留意し具体的な計画を記載してください

上記の認定開設者間の合意日から6か月以内に終了促進措置の実施の概要(窓口の連絡先及び

対応時間を含みます)について対象免許人に周知を開始するため(開設指針第九項第4号(二))

例えば周知の開始時期継続期間周知内容周知手段等に留意し具体的な計画を記載してくだ

さい

同じく認定開設者間の合意日から6か月以内に終了促進措置の実施の手順について対象免許

人に通知を終わらせるため(開設指針第九項第4号(三))の例えば通知の実施時期通知内容

通知手段等に留意し具体的な計画を記載してくださいまた通知の内容については終了促進

措置の実施に関する透明性の確保のためインターネット等により公表することが義務付けられて

(開設指針第九項第5号(五))いますのでその点についても留意して記載してください

カ 「七5 第九項第五号(一)及び(二)に規定する事項の遵守を示す旨」について

開設指針の一部改正の告示のときから認定を受けるまでの間開設指針第九項第2号に規定する

対象免許人及び同項第4号(四)に規定する免許人団体に対し認定開設者が行う同項第二号に規定

する費用の負担に関する協議調整等を一切行っていない場合は「開設指針第九項第五号(一)に

規定する事項を遵守しています」等と記載してください

開設指針の一部改正の告示のときから認定を受けるまでの間他の全ての申請者に対し終了促

進措置の実施に係る開設指針第九項第4号(一)の実施方法について協議調整等を一切行ってはな

らないため当該実施方法について申請書の提出までに協議調整等を行った者がいるときはそ

の者の氏名又は名称(協議調整等を行った者がいない場合はその旨)を具体的に記載してくださ

いまた併せて申請書の提出から認定を受けるまでの間について「開設指針第九項第五号(二)

に規定する事項を遵守します」等と宣言してください

キ 「七6 協議及び合意の方法に関する計画」について

開設指針第九項第4号(四)及び(五)を踏まえて次の対象者に対する例えば協議の実施時期

内容方法合意事項の確認方法等の協議及び合意に関する計画を具体的に記載してください

FPUの無線局の免許人

特定ラジオマイクの無線局の免許人

免許人団体

FPU及び特定ラジオマイクの無線局の免許人が終了促進措置を行うまでの間にFPU及び特定ラジ

オマイクの無線局と周波数共用を実施することとする場合は共用条件及び当該条件の根拠等につ

いて記載してください

23

その他協議及び合意の方法に関して記載事項があれば例えば次の事項を遵守する旨や当該事

項に関連する内容等を記載してください

免許人団体との協議及び終了促進措置の対象免許人との合意の実施方法について認定日から3

か月以内に他の全ての認定開設者と協議し合意すること

終了促進措置の対象免許人から協議の申入れがあった場合に遅滞なく協議を開始すること

終了促進措置に関する費用の負担の公正が確保されるように十分に配意すること

(終了促進措置に免許人団体が関与する場合は当該免許人団体は対価を受けてはならないこと)

協議の合意書面等については全ての認定開設者及び対象免許人が記名押印等すること

合意書面等を認定の有効期間中保管し総務大臣の求めに応じて速やかに写しを提出すること

ク 「七7 対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体制の整

備その他必要な措置に関する計画」について

終了促進措置に関して対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図る

ための体制の整備その他必要な措置に関する計画を具体的に記載してください

ここでの記載内容は競願時の審査基準として用います(開設指針別表第三の三1)

(8) 「八 電波の能率的な利用の確保に関する事項」について 特定基地局の無線設備に用いる技術(適応多値変調及び空間多重技術など)について記載してく

ださい(開設指針第八項)またこれと区別して例えば次に示すような携帯無線通信を行う無

線局の周波数に係る取組についてもその技術方策の導入時期に留意し記載してください(開

設指針別表第二の十)

陸上移動局(携帯電話端末)の無線設備に用いる技術

特定基地局以外の携帯無線通信を行う無線局がある場合はその無線局に導入する技術

技術以外のサービス運用(小セル化多セクタ化等)により電波を能率的な利用を確保する方策

学術資料等の添付をもって記載に代える場合はその旨を記載し添付してください

(9) 「九 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与に関する事項」について 開設指針又は平成21年総務省告示第248号(39世代移動通信システムの導入のための特定基地局

の開設指針)に係る開設計画の認定を受けていない電気通信事業者に対する卸電気通信役務の提供

又は電気通信事業者間の接続その他の方法による特定基地局の利用を促進するための計画を具体

的に記載してください

ここでの記載内容は競願時の審査基準として用います(開設指針別表第三の三2(一))

(10) 「十 申請者の条件に関する事項」について 開設指針別表第二の十一の要件(申請者及びその関係者が申請を重複して行っていないこと)

に適合している場合は「開設指針別表第二の十一の要件に適合しています」等と記載してくださ

いなお開設指針別表第二の十一の要件とは具体的には申請者と次の者が申請を重複して行

っていないことです

申請者自身

申請者(法人団体)の役員(役員に相当する者を含みます)

24

申請者(法人団体)との議決権の関係が3分の1以上の繋がりとなるもの(親会社子会社

兄弟会社等のほか祖父母孫いとこ甥姪等の関係に相当するものも含みます)

申請者が法人団体である場合は次の書類を添付してください

申請者の役員(役員に相当する者を含みます)を示す書類(役員名簿等)

申請者が3分の1以上の議決権を保有する者及び申請者の議決権を3分の1以上保有する

者の氏名又は名称と議決権比率を記した一覧(それらの者が更に議決権の3分の1以上を保有

され又は保有する者がいる場合はその者の一覧を可能な限り順次付すこと)

開設指針別表第二の十一の要件に適合していない場合は認定を行うことができません

(11) 「十一 一から十までに定めるもののほか本開設指針に定められた事項に関する申請

者のこれまでの取組の実績並びに計画及びその根拠」について 申請者が他の申請者(申請者と地域ごとに連携する者)と連携して認定の申請を行いこれを

一の申請とみなすことを希望する場合は(開設指針第六項第2号)その旨を記載してください

その他開設指針に関係する事項があれば記載してください

25

第3章 様式 1 様式1A(開設指針別表第一の一1関係)

都道府県 (地方局)

平成24 年度末

平成25 年度末

平成26 年度末

平成27 年度末

平成28 年度末

平成29 年度末

平成30 年度末

平成31 年度末

平成32 年度末

平成33 年度末

平成34 年度末

01 北海道 北海道総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

02 青森県 03 岩手県 04 宮城県 05 秋田県 06 山形県 07 福島県 東北総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 08 茨城県 09 栃木県 10 群馬県 11 埼玉県 12 千葉県 13 東京都 14 神奈川県 19 山梨県

関東総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 15 新潟県 20 長野県

信越総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 16 富山県 17 石川県 18 福井県

北陸総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 21 岐阜県 22 静岡県 23 愛知県 24 三重県

東海総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 25 滋賀県 26 京都府 27 大阪府 28 兵庫県 29 奈良県 30 和歌山県 近畿総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

31 鳥取県 32 島根県 33 岡山県 34 広島県 35 山口県

中国総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 36 徳島県 37 香川県 38 愛媛県 39 高知県

四国総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 40 福岡県 41 佐賀県 42 長崎県 43 熊本県 44 大分県 45 宮崎県 46 鹿児島県 九州総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

47 沖縄県 沖縄総合通信事務所 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

全国 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

注 標題として「基地局(第3世代)」「基地局(屋内等設置第3世代)」「基地局(35世代)」「基地局(屋内等設

置35世代)」「基地局(高度化 35世代)」「基地局(屋内等設置高度化 35世代)」「基地局(39世代5MHz

幅)」「基地局(屋内等設置39世代5MHz幅)」「基地局(39世代10MHz幅)」「基地局(屋内等設置39 世代

10MHz幅)」又は「陸上移動中継局」のいずれかを記載してください

26

2 様式1B(開設指針別表第一の一2及び3関係) 市町村名 人口

エリア 化年度

平成24 年度末

平成25 年度末

平成26 年度末

平成27 年度末

平成28 年度末

平成29 年度末

平成30 年度末

平成31 年度末

平成32 年度末

平成33 年度末

平成34 年度末

札幌市 1913545 函館市 279127 小樽市 131928 旭川市 347095 室蘭市 94535 釧路市 181169 帯広市 168057 別海町 15855 中標津町 23982 標津町 5646 羅臼町 5885

北海道 計 3303435 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

北海道 総合通信局

3303435 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

青森市 299520 弘前市 183473 八戸市 237615 田子町 6175 南部町 19853 階上町 14699 新郷村 2851

青森県 計 764186 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

盛岡市 298348 宮古市 59430 大船渡市 40737 101438 浪江町 20905 葛尾村 1531 新地町 8224 飯舘村 6209

福島県 計 36869 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

東北 総合通信局

1301008 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

水戸市 268750 日立市 193129 土浦市 143839 久米島町 8519 八重瀬町 26681 多良間村 1231 竹富町 3859 与那国町 1657

沖縄県 計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

沖縄 総合通信事務所

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

全国 5252108 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

注 標題として「特定基地局の人口カバー率」又は「39世代移動通信システムの基地局の人口カバー率」のいずれか

を記載してください

27

3 様式4A(開設指針別表第一の四1関係)

区分 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

音声伝送

(39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

音声伝送

(非39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

データ伝送

(39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

データ伝送

(非39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

収入合計(百万円)

注1 区分及び年度は計画の記載にあわせ変更して使用してください

注2 平成30年度以降分については省略しています

28

4 様式4B(開設指針別表第一の四4関係) (単位百万円)

科目 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

収益

電気通信事業営業収益

音声伝送収入

データ伝送収入

その他の収入

附帯事業営業収益(注4)

営業外収益(注5)

費用

電気通信事業営業費用

営業費(注6)

施設保全費(注7)

研究開発費

減価償却費

固定資産除却費

通信設備使用料(注8)

終了促進措置費用(注9)

電波利用料

その他(注10)

租税公課(注11)

附帯事業営業費用(注4)

営業外費用(注5)

法人税等(注11)

当期損益

注1 科目及び年度は計画の記載にあわせ変更して使用してくださいなお各科目にどのような内容を含んで損益計算

を行ったのか明確となるよう補足説明を併せて記載してください

注2 平成30年度以降分については省略しています

注3 特別損失特別利益等により当期損益が収益と費用の差額と合致しない場合はその理由を記載してください

注4 端末販売修理による収入や端末調達による費用等を計上してください

注5 受取利息配当金による収入や支払利息による費用等を計上してください

注6 人件費家賃光熱費旅費等を計上してください

注7 設備の修理による費用等を計上してください

注8 通信設備に係る回線費用家賃光熱費運用保守費等を計上してください

注9 終了促進措置に要する費用を計上してください

注10 アクセスチャージ成約手数料等を計上してください

注11 租税公課は損金に算入できる租税公課を法人税等はそれ以外を計上してください

29

5 様式4C(開設指針別表第一の四4関係) (単位百万円)

区分 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

営業活動によるキャッシュフロー

投資活動によるキャッシュフロー

財務活動によるキャッシュフロー

現金及び現金同等物の期首残高

現金及び現金同等物の期末残高

注1 年度は計画の記載にあわせ変更して使用してください

注2 平成30年度以降分については省略しています

30

6 様式7(開設指針別表第一の七3関係)

都道府県 (地方局名)

想定対象 無線局数

終了促進措置の実施状況

区分 平成24 年度末

平成25 年度末

平成26 年度末

平成27 年度末

平成28 年度末

平成29 年度末

平成30 年度末

01 北海道 0 局 開始

完了

北海道 総合通信局

0 局 開始

完了

02 青森県 0 局 開始

完了

03 岩手県 0 局 開始

完了

45 宮崎県 0 局 開始

完了

46 鹿児島県 0 局 開始

完了

九州 総合通信局

0 局 開始

完了

47 沖縄県 0 局 開始

完了

沖縄 総合通信事務所

0 局 開始

完了

全国 0 局 開始

完了

注1 標題として「開設指針第九項第1号(一)に掲げる無線局(FPU)」又は「開設指針第九項第1号(二)に掲げる無

線局(特定ラジオマイク)」のいずれかを記載してください

注2 無線局の無い都道府県については行自体を省略して構いません

注3 想定対象無線局数は終了促進措置の実施を行う予定の無線局数を記載してください

注4 実施状況は年度末時点の終了促進措置の協議を開始した又は実施を完了した無線局数(累計数)を想

定対象無線局数で除した値を小数点以下第2位を四捨五入した百分率で記載してください

31

第4章 参考資料 1 開設指針の骨子

(1) 特定基地局の範囲 第3世代35世代及び39世代移動通信システムの基地局及び陸上移動中継局で下記(2)の周

波数を使用するものとする

(2) 使用する周波数 全国において773MHzを超え803MHz以下の周波数(平成24年7月25日以降に限る)とする

ただし当該周波数はFPU及び特定ラジオマイク(デジタル特定ラジオマイクを含む以下同じ)

が使用しており周波数割当計画において使用の期限が平成31年3月31日と定められている

(3) 特定基地局の配置及び開設時期 認定から7年後の年度末までに各総合通信局の管轄区域内の人口カバー率が80以上になるよ

うに特定基地局を配置しなければならない

認定から7年後の年度末までに39世代移動通信システム(占有周波数帯幅10MHz以上)の特定

基地局の運用を開始しなければならない

(4) 電波の能率的な利用を確保するための技術の導入 適応多値変調及び空間多重技術その他の電波の能率的な利用を確保するための技術を用いなけれ

ばならない

(5) 終了促進措置 ア 対象となる無線局

認定開設者は次の①及び②の無線局の周波数の使用を周波数割当計画における使用期限(平成31

年3月31日)前に終了させるため次の①及び②の無線局を対象として終了促進措置を実施しなけれ

ばならない

① 770MHzを超え806MHz以下の周波数を使用するFPUの無線局

② 770MHzを超え806MHz以下の周波数を使用する特定ラジオマイクの無線局

イ 終了促進措置により認定開設者が負担する費用

全ての認定開設者は対象免許人との合意に基づき終了促進措置として次に掲げる費用の全部

を連帯して負担しなければならない

① 無線設備及びこれに附属する設備(受信設備伝送路設備等)の取得に要する費用

② 上記①の設備の変更の工事に要する費用

ウ 終了促進措置の実施に関する事項

① 認定開設者は②及び③に掲げる事項及び終了促進措置に係る既存免許人との合意について他

の全ての認定開設者と共同して実施することとしそれらの実施方法について認定から3か月以

内に他の認定開設者と協議し合意することなお終了促進措置に要した費用について1の認

定開設者が負担する金額は当該費用の総額を認定開設者の数で除した額とすること

32

② ①の合意の日から6か月以内に終了促進措置の実施の概要を対象免許人に周知しかつ終

了促進措置の実施手順を免許人に通知すること

③ ②の実施前に免許人団体(FPU又は特定ラジオマイクの免許人を構成員としている団体)と

の間で②の事項の実施について協議を行うこと

④ FPU及び特定ラジオマイクの免許人との間で終了促進措置の内容(周波数移行のために行う

措置の内容実施時期並びに費用負担の範囲方法実施時期及び対象免許人の無線局の廃止又

は変更を行うまでの間に特定基地局と周波数を共用する場合は当該共用の条件等)について協議

を行うこと

⑤ 認定開設者は④の協議の申し入れがあった場合は遅滞なく協議を開始すること

エ 終了促進措置の実施に関する透明性の確保に関する事項

① 開設計画の申請者は認定までの間対象免許人と終了促進措置に関する費用の負担に関す

る協議調整等を一切行わないこと

② 開設計画の申請者は認定までの間他の全ての申請者と終了促進措置に係るウ①の実施方

法について協議調整等を一切行わないこと

③ 認定開設者はウ①の協議により他の全ての認定開設者と合意したときはその合意の内容を

示す書面の写しを速やかに総務大臣に提出するとともにその内容をインターネット等により公

表すること

④ 認定開設者はウ①の合意の日から1月以内に終了促進措置の実施に関する対象免許人から

の問合せに対応するための窓口を設置すること

⑤ 認定開設者はウ②の通知の内容をインターネット等により公表すること

⑥ 認定開設者は終了促進措置に関する費用の負担の公正が確保されるよう十分に配意し免許

人団体は終了促進措置の実施に関する協議に関与したことに対して認定開設者及び対象免許人

から対価を受けてはならないこと

⑦ 認定開設者はウ④の協議による合意内容を書面又は電磁的記録で確認し認定の有効期間

中保管し総務大臣の求めに応じて速やかにその写しを提出すること

⑧ 認定開設者は四半期ごとに終了促進措置を実施した無線局数やその費用等の実施状況を示

す書類を総務大臣に提出すること

オ その他の事項

総務大臣はエ⑧により提出された書類について適切に終了促進措置が実施されていることを

確認し書類概要及び確認結果をインターネット等で公表するものとする

認定開設者は対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体

制の整備等必要な措置を講ずるよう努めなければならない

33

(6) 開設計画の認定等 ア 申請できる周波数幅

申請できる周波数帯幅は10MHzとし希望する周波数の範囲として773MHzを超え783MHz以下

783MHzを超え793MHz以下及び793MHzを超え803MHz以下の周波数を希望する順に開設計画に記載する

こと

イ 絶対審査基準競願時審査基準

絶対審査基準に掲げる要件について審査を行い要件全てに適合する申請に対して認定を行う

ただし要件を満たす申請(900MHz帯認定開設者のものを除く)が3の場合は当該申請に対して

するものとし4以上の場合には競願時審査基準に掲げる各順序に従い基準に適合する申請の数

が3になるまで審査を行う

(ア) 絶対審査基準

特定基地局の設置場所確保設備調達及び設置工事体制の確保に関する計画を有していること

設備投資等に必要な資金の確保に関する計画及び開設計画の有効期間(10年間)中に単年度黒

字を達成する計画を有していること

負担可能額(終了促進措置に要する費用の負担に充てることが可能な金額の総額)が600億円

以上であり当該負担可能額を確実に確保できること

上記3に掲げる各基準に適合していること 等

(イ) 競願時審査基準

負担可能額(上限1500億円10億円単位)がより大きいこと

認定から7年後の年度末の全国の39世代移動通信システム(占有周波数帯幅10MHz以上)の

特定基地局の人口カバー率(5単位)がより大きいこと

次に掲げる基準への適合の度合いが高いこと

終了促進措置に関する事項について対象免許人との迅速な合意形成を図るための具体的な

対策及び円滑な実施を図るための具体的な体制の整備に関する計画がより充実していること

他の電気通信事業者等多数の者に対して卸電気通信役務の提供電気通信設備の接続(MVNO)

等特定基地局の利用を促進するための具体的な計画がより充実していること

周波数の割当状況(有無及び差違)及びひっ迫状況を勘案して特定基地局を開設して電気

通信事業を行うことが電気通信事業の健全な発達と円滑な運営により寄与すること

ウ その他

各認定開設者の周波数の指定は開設計画に記載した希望する周波数の範囲に基づき行うこの

場合において希望が重複した場合は競願時審査基準に係る審査における基準への適合の度合

いが高い者の希望を優先する

認定開設者は四半期ごとに開設計画に基づく事業の進捗の状況を示す書類を総務大臣に提

出しなければならない

ブースター障害等の防止又は解消に関する計画について開設計画に記載するとともにそれら

に要する費用の負担等当該ブースター障害等の防止又は解消に当たり必要な事項についてあら

かじめ全ての700MHz帯認定開設者間で協議し合意した上で共同して行わなければならない

34

(7) 【参考】絶対審査基準について ア 電波法における規定(法第27条の13第4項)

1 その開設計画が開設指針に照らし適切なものであること

2 その開設計画が確実に実施される見込みがあること

3 開設計画に係る通信系又は放送系に含まれる全ての特定基地局について周波数の割当てが現に

可能であり又は早期に可能となることが確実であると認められること

イ 開設指針における規定

第10項第4号(以下抜粋)

別表第2 開設計画の認定の要件

1 全ての都道府県の区域において特定基地局を整備する計画及びその根拠を有していること

2 開設計画に記載された全ての特定基地局についてその円滑な整備のため設置場所の確保無線設備の調達

及びその整備に係る業者との協力体制の確保に関する計画(ブースター障害等の防止又は解消に関する計画を含

む)及びその根拠を有していること

3 申請者が設置しようとする無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績又は計画を有しかつ特

定基地局の運用に必要な電気通信設備の調達及び工事並びに運用及び保守に関する計画及びその根拠を有してい

ること

4 関係法令の規定に基づき無線従事者の配置方針並びに電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及び

その根拠を有していること

5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑え

るための措置に関する計画(申請者が開設計画の認定を受けたことのある者である場合にあっては当該認定に

係る開設計画に記載されたもの以外のものを含むこと)及びその根拠を有していること

6 特定基地局の運用による電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠を有してお

りかつ当該電気通信事業に係る損益に関する年度ごとの見通しにおいて利益の生じる年度があること

7 法令遵守のための体制の整備平成16年総務省告示第695号(電気通信事業における個人情報保護に関するガイ

ドラインを定める件)に適合した個人情報保護のための体制の整備及び電気通信事業の利用者の利益の保護のた

めの体制の整備に関する計画及びその根拠を有していること

8 既設の無線局等の運用及び電波の監視を阻害する混信その他の妨害を防止するため当該妨害の防止に係る対

応を行う窓口の設置及び特定基地局の設置前に当該設置に係る情報交換若しくは協議の実施又は当該妨害を防止

するための特定基地局の設置における無線設備へのフィルタの追加若しくは無線局の設置場所及び無線設備の空

中線の指向方向の調整の実施による干渉の改善等の措置を行う計画及びその根拠を有していること

9 負担可能額が600億円以上であり当該負担可能額を確実に確保できること

10 申請者に係る携帯無線通信を行う無線局の周波数に係る電波の能率的な利用を確保するための取組に関する計

画及びその根拠を有していること(略)

11 申請者が次の要件を満たしていること(略申請者が複数申請を行ったり申請者である法人の役員等議決

権が3分の1以上の出資関係にある者が申請を行っていないこと)

4 本開設指針に係る開設計画の認定は電波法第27条の13第4項各号並びに第1項第2項及び

第7項から前項まで並びに前各号に規定する事項(骨子中1から6(1)までの事項)並びに別表

第2に規定する要件(以下参照)を満たしている申請に対して行うただし当該申請(945MHz

を超え960MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けている者のものを除

く)の数が3の場合は当該申請に対して認定するものとし3を超える場合は当該申請につい

て別表第3に掲げる順序に従い同表に掲げる基準に適合する申請の数が3となるまで審査した

当該申請に対して認定するものとするなお申請期間内に提出された本開設指針に係る開設計

画の認定の申請については前後なく受け付けたものとして同等に扱い審査を行う

35

2 負担可能額の算定に関する参考資料 開設指針別表第二の九2に規定する負担可能額の最低額(600億円)(以下「下限額」といいます)

及び同別表第三の一に規定する審査対象となる負担可能額の最高額(1500億円)(以下「上限額」とい

います)は以下の方法により算定していますので負担可能額の算定に当たってご参照下さい

以下の平均単価費用は審査に用いる下限額及び上限額を算定するために無線局の類型ごとに想定

したものであり実際の対象免許人と認定開設者との間の協議において用いられる金額又は個別の

無線局に対して認定開設者が負担すべき金額を示すものではありません個別の無線局に対して認定開

設者が負担する金額は対象免許人との協議により決定されるものであり以下の平均単価費用が適

用されるわけではありません

(1) 下限額上限額の基本的な算定方法 ア FPU

無線設備の種類ごとの1無線局当たりの平均単価 times 各区分の無線局数 の合計額

この資料においてFPUとは開設指針第九項第1号(一)の番組素材中継を行う無線局をいいます

イ 特定ラジオマイク

1無線局当たりの平均単価 times 無線局数

この資料において特定ラジオマイクとは開設指針第九項第1号(二)の特定ラジオマイク及びデジタル特

定ラジオマイクをいいます

(2) 1無線局当たりの平均単価等 総務省において実施した既存無線局の免許人及び無線設備の製造業者等に対するヒアリングアンケ

ート結果をもとに次の費用項目(開設指針第九項第3号(一)及び(二))ごとに1無線局当たりの平

均単価を算定しています

無線設備及びその附属設備の取得に要する費用(以下「取得費用」といいます)

無線設備及びその附属設備の変更の工事に要する費用(以下「工事費用」といいます)

以下に記載の単価は千円未満を四捨五入しているため内訳の合算額は内訳の金額の合計額と一致

しないことがあります

ア FPU

無線設備の種類に応じて次の3つの区分を設けそれぞれについて1無線局当たりの平均単価を

算出しました

(ア) 下限額におけるFPUの平均単価

無線設備の種類 平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

2ピースモデル+PA型 131788 千円 123429 千円 8359 千円

一体型モデル(通常型) 115584 千円 115442 千円 142 千円

一体型モデル(超小型) 116521 千円 116379 千円 142 千円

「2ピースモデル+PA型」とは制御部と高周波部が筐体として分離された送信機で必要に応じて出力を増

加させるためのPA(パワーアンプ)が用いられます

36

「一体型モデル」とは制御部と高周波部が一つの筐体に内蔵された送信機で通常型とこれよりさらに小型

化された超小型があります

全ての無線局が2330~2370MHz(以下「23GHz帯」といいます)に対応した無線設備を使用すると想定して

算出したものです

23GHz帯に対応するために増設が必要となる受信機及び伝送路設備(マイクロ波帯FPU送信機送信アンテナ)

の費用を含みます

(イ) 上限額におけるFPUの平均単価

無線設備の種類 平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

2ピースモデル+PA型 186851 千円 178784 千円 8067 千円

一体型モデル(通常型) 164074 千円 163941 千円 133 千円

一体型モデル(超小型) 165949 千円 165816 千円 133 千円

全ての無線局が1240~1300MHz(以下FPUに関する記載において「12GHz帯」といいます)及び23GHz帯に

対応した無線設備を使用すると想定して算出したものです

23GHz帯に対応するために増設が必要となる受信機及び伝送路設備の費用を含みます

イ 特定ラジオマイク

1無線局当たりの平均単価を算出しました

(ア) 下限額における特定ラジオマイクの平均単価

平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

1850 千円 1640 千円 210 千円

全ての無線局が470~710MHz帯の地上テレビジョン放送のホワイトスペース及び710~714MHz帯(以下単に「ホ

ワイトスペース」といいます)に対応した無線設備を使用すると想定して算出したものです

常設でない無線局(複数の場所で使用される無線局をいいます以下同じ)が移行先のホワイトスペースでの

使用を確保するために最小限増設が必要となる無線設備及び附属設備の費用を含みます

(イ) 上限額における特定ラジオマイクの平均単価

平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

5461 千円 5244 千円 217 千円

常設される無線局(固定の一箇所で使用される無線局をいいます)はホワイトスペースに対応した無線設備を

常設でない無線局はホワイトスペースに対応した無線設備及び1240~1260MHz(以下特定ラジオマイクに関す

る記載において「12GHz帯」といいます)に対応した無線設備を使用すると想定して算出したものです

常設でない無線局が移行先のホワイトスペースでの使用を確保するために最大限増設が必要となる無線設備及

び附属設備の費用を含みます

(3) 地域別の無線局数 下限額上限額において想定した無線局数はこれまでの無線局数の変動状況並びに総務省にお

いて実施した既存無線局の免許人及び無線設備の製造業者等に対するヒアリング及びアンケート結果

をもとに総務省において2014(平成26)年度末時点の無線局数を推計したものです(2014(平成26)年

度以降は新たに免許を行わないことを前提として推計しています)

以下の無線局数のうち過去の時点におけるものについては原則として総務省が管理する免許に

係る情報を基にしていますが総務省が管理していない情報については免許人及び無線設備の製造業

37

者等に対する調査結果を基にしているため実際の無線局数と誤差が生じる場合があります

ア FPUの無線局数

(ア) FPUの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)

地域 無線局数

2ピースモデル+PA型 一体型モデル(通常型) 一体型モデル(超小型)

01 北海道 2 局 - -

02 青森県 1 局 - -

04 宮城県 4 局 - -

07 福島県 2 局 - -

13 東京都 42 局 2 局 11 局

18 福井県 1 局 - -

22 静岡県 3 局 - -

23 愛知県 5 局 - -

27 大阪府 9 局 - 3 局

32 島根県 1 局 - -

33 岡山県 2 局 - -

34 広島県 2 局 - -

35 山口県 1 局 - -

37 香川県 1 局 1 局 -

38 愛媛県 2 局 - -

39 高知県 1 局 - -

40 福岡県 5 局 1 局 -

全国 計 84 局 4 局 14 局

無線局数は免許状に記載された常置場所のある都道府県で分類しまた各都道府県における無線設備の種

類ごとの無線局数は免許人に対して調査した結果を基にしています

無線局の移動範囲は各都道府県を超える地域が指定されている場合があります

(イ) 下限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

2ピースモデル+PA型 一体型モデル(通常型) 一体型モデル(超小型)

全国 84 局 4 局 14 局

(ア)の実績値のまま増加しないと想定した無線局数を下限値としています

(ウ) 上限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

2ピースモデル+PA型 一体型モデル(通常型) 一体型モデル(超小型)

全国 87 局 5 局 17 局

(ア)の実績値に免許人に対する調査に基づき2013(平成25)年度末までに増設されると見込まれる無線局数を

加えた数を上限値としています

(ア)の実績値からの都道府県別の増減数は2ピースモデル+PA型が東京都3局増加大阪府1局増加宮城

県1局減少一体型モデル(通常型)が福岡県1局増加一体型モデル(超小型)が東京都1局増加大阪府1

局増加福岡県1局増加です

38

イ 特定ラジオマイクの無線局数

(ア) 特定ラジオマイクの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)

地域 無線局数

地域 無線局数

(内放送事業者

の無線局数)

(内放送事業者

の無線局数)

01 北海道 534 局 306 局 25 滋賀県 124 局 28 局

02 青森県 78 局 78 局 26 京都府 276 局 55 局

03 岩手県 225 局 114 局 27 大阪府 2121 局 871 局

04 宮城県 229 局 184 局 28 兵庫県 552 局 44 局

05 秋田県 120 局 101 局 29 奈良県 106 局 19 局

06 山形県 65 局 64 局 30 和歌山県 15 局 14 局

07 福島県 126 局 106 局 31 鳥取県 46 局 42 局

08 茨城県 93 局 20 局 32 島根県 67 局 33 局

09 栃木県 76 局 42 局 33 岡山県 138 局 85 局

10 群馬県 48 局 25 局 34 広島県 363 局 184 局

11 埼玉県 304 局 22 局 35 山口県 87 局 48 局

12 千葉県 537 局 55 局 36 徳島県 111 局 58 局

13 東京都 9178 局 3570 局 37 香川県 123 局 63 局

14 神奈川県 1157 局 18 局 38 愛媛県 138 局 116 局

19 山梨県 135 局 89 局 39 高知県 67 局 45 局

15 新潟県 157 局 86 局 40 福岡県 742 局 416 局

20 長野県 225 局 86 局 41 佐賀県 27 局 27 局

16 富山県 229 局 86 局 42 長崎県 202 局 126 局

17 石川県 197 局 101 局 43 熊本県 185 局 159 局

18 福井県 97 局 77 局 44 大分県 124 局 75 局

21 岐阜県 64 局 13 局 45 宮崎県 109 局 83 局

22 静岡県 262 局 117 局 46 鹿児島県 129 局 94 局

23 愛知県 952 局 392 局 47 沖縄県 165 局 105 局

24 三重県 71 局 28 局 全国 計 21176 局 8570 局

無線局数は免許状に記載された常置場所のある都道府県で分類しています

無線局の移動範囲は各都道府県を超える地域が指定されている場合があります

免許人に対する調査によると常設でない無線局の割合は約70です

(イ) 下限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

全国 21553 局

(ア)の実績値に免許人に対する調査に基づき2013(平成25)年度末までに増設されると見込まれる無線局数を

加えた数を下限値としています

(ウ) 上限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

全国 23157 局

(ア)の実績値に過去の増減実績を基に算出した増加率(前年比約104倍)により算出した2013(平成25)年度

末までの増加予想数を加えた数を上限値としています

39

3 無線局免許等の検索方法 開設指針に関係する無線局について免許情報を検索することができます電波利用ホームページ(ht

tpwwwtelesoumugojp)から「無線局情報検索」 rarr 「1無線局等情報検索」 rarr 「詳し

く条件を指定する」を順次クリックし「エキスパート検索」画面へアクセスしてください

httpwwwtelesoumugojpmusenSearchServletpageID=2ampSelectID=5へ直接アクセスすることも可能です

次の検索条件で目的の無線局を検索してください

対象無線局 検索条件

FPU 無線局の種別「携帯局」

無線局の目的「放送事業用」

周波数「770~806MHz」1

特定ラジオマイク又は

デジタル特定ラジオマイク

無線局の種別「陸上移動局」

周波数「770~806MHz」12

1 個々の無線局情報の表示において放送事業用の無線局の周波数は100MHz単位での公表としているため「800~

800MHz」と表示されることがありますのでご了承ください

2 個々の無線局情報の表示において占有周波数帯幅が400kHz以下のものが特定ラジオマイク(デジタル特定ラジオ

マイクを含む)ですなお占有周波数帯幅が8MHz以上のもの(平成23年度末時点では1局のみ)はFPUです

検索条件の入力

検索ボタン

40

4 地上デジタル放送の受信障害への対策費用の推計に関する参考資料

(1) 地上デジタル放送の受信障害(受信ブースター干渉)の概要 放送局から遠く離れた場所やビル影また一つのアンテナで複数のテレビ受信機で視聴する場

合等においてはテレビへの入力信号が弱くなり正常に視聴できないことがありますこのとき

受信したテレビ信号を増幅する装置(受信ブースター)によって視聴を確保しています

アンテナがテレビ信号とともにある強さ以上の携帯電

話システムの電波を受信すると受信ブースターが携帯電話

システムの電波も増幅してしまうためテレビ受信機への過

度の入力や受信ブースターの処理能力を超えたことによる

動作不良によりテレビが正常に視聴できない場合がありま

す(受信ブースター干渉)

この受信ブースター干渉に対する主な対策は次のとおりです

不要な帯域(710MHzを超える周波数)を受信しないようフィルタを受信ブースターに挿入

不要な帯域を受信しない受信ブースターに交換

(2) 受信ブースターへの干渉影響の評価 総務省が実施した携帯電話信号による受信ブースターへの干渉影響を評価する以下の実証実験か

ら受信ブースターの耐干渉特性には機種毎のばらつきがあることを確認しました

ア 干渉影響の実証実験方法

機種に依存しない結果を得るため

11機種の受信ブースターに一定入力

レベルの携帯電話(LTE)信号と地上

デジタル放送(ISDB-T)信号を同時に

入力し受信ブースターへの干渉影響

が発生しなくなるまでLTE信号を減衰

させて影響を及ぼす入力レベルを測

定しました

イ 実証実験結果

右図の測定結果より受

信ブースターへの干渉影

響が発生しなくなるLTE信

号入力レベルは次のと

おりでした

最良値-14dBm

中央値-21dBm

最悪値-32dBm

デジタルTV入力レベル-77dBm

確認するTVチャンネル52ch

<実証実験パラメータ> LTE入力信号種別 下り信号のみ

LTE入力信号レベル可変幅 -85dBm ~ -5dBm GB幅 63MHz

LTE下り信号帯域 773MHz ~ 803MHz LTE下り信号送信電力 最大(36dBmMHz)

ISDB-Tダミー波入力 [ダミー波入力ch

あり(7波) [45(46)4748495051(52)] ()のチャンネルを確認する際には入力しない

確認するTVチャンネル 46ch52ch デジタルTV入力レベル -77dBm-39dBm(フルセグ受信)

TV放送局

TV受信機

携帯電話基地局

受信ブースター

携帯電話端末

0

5

10

15

20

25

30

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

-77dBm 46ch -77dBm 52ch -39dBm 46ch -39dBm 52ch

受信ブースター番号

LTE信号入力レベル減衰量(dB

(LTE信号初期入力レベル-

5dB

m)

(デジタルTV入力レベル 確認するTVチャンネル)

-20 -14 -22 -32 -21 -25 -19 -18 -21 -18 -21 LTE信号入力レベル (-77dbm46ch)

受信ブースターへの干渉影響が発生しなくなるLTE信号入力レベル減衰量

41

(3) 受信ブースター対策費用の推計 ア 推計方法

受信障害の原因となる受信ブースターは電波法の規制対象外であり多様な規格があるため実際

に対策が必要となる件数を確定させることは困難ですが以下の方法によりおおよその費用を推計

します

① 一般家庭の受信ブースター設置数をサンプル調査から推計(商業用建物は全建物が受信ブース

ター設置と仮定)

② LTE基地局エリア内の建物の高さや密集度受信ブースターの特性等によって受信障害の発生率

が変わるため(例えば高層建物が密集している地域では携帯電話の電波が遮蔽されるため受信障

害が発生する確率は低くなる)計算機シミュレーション(モンテカルロ法)から受信ブースター

設置建物のうち受信ブースター障害の発生する確率を算出し上記①で推計した受信ブースター設

置建物数に当該確率を乗じて対策対象建物数を推計

③ 上記②により得られた対策対象建物数に1建物あたりの対策費を乗じて対策費用の総額を推計

イ 受信ブースター設置数のサンプル調査

一般家屋については電波伝搬か

ら全国の市区町村を右表の4つの区

分に分類した上で無作為抽出した

1800棟(全国300地区)で受信ブー

スター有無の実態調査を実施し受

信ブースターを用いているブースタ

ー建物率を算出しています

商業建物については一般家屋よりも数が少ないため訪問調査はせず100受信ブースター設

置と仮定しています

<受信ブースター設置数に関するサンプル調査結果>

建物区分 地区区分

TV受信実態調査により得られたサンプル数 ブースター 建物率

受信方法区分 個別受信又は 共同受信かつ 受信ブースターあり

個別受信 ケーブルテレビ 受信

共同受信 衛星受信 のみ

a b c d e edivide(a+b+c+d)

居住建物

大 都 市 (A地区)

135 104 13 0 128 508

地 方 都 市 (B地区)

399 135 6 0 354 656

郊外住宅地 (C地区)

568 146 30 0 534 718

田 園 地 域 (D地区)

174 74 16 0 174 659

商業建物 共 通 - - - - - 100

光テレビ等の通信系受信含む

地区区分 建物面積率 平均建物高 伝搬式 平均セル半径 大 都 市 (A地区)

10以上 20m以上 Ex-HATA Dense Urban

350m

地 方 都 市 (B地区)

10以上 20m未満 Ex-HATA Urban

570m

郊外住宅地 (C地区)

2以上 10未満

- Ex-HATA Suburban

850m

田 園 地 域 (D地区)

2未満 - Ex-HATA Open Area

1200m

42

ウ 干渉影響場所率の計算機シミュレーション

LTE基地局を地区毎の平均

セル半径を反映させて正則

配置しエリア内にTV受信

アンテナが設置された建物

をランダムに分布させた状

態を想定しLTE基地局が最

大電力(30MHz幅全体)で送

信した時の各建物における

干渉量を計算機シミュレー

ションし許容値を上回って

いる確率を干渉影響場所率

として算出しています

なお干渉影響を受ける場所の規模(干渉影響場所率)は受信ブースターの耐干渉特性に大き

く依存しますが実際に設置されている受信ブースターの特性毎のシェアは不明ですので受信ブ

ースターの耐干渉特性としては実証実験で得られた平均的な特性(LTE下り信号入力レベル

-21dBm)を有していると仮定しています

<計算機シュミレーションによって得られた干渉影響場所率>

一般家屋 商業建物

大 都 市 (A地区) 129 66

地 方 都 市 (B地区) 183 347

郊 外 住 宅 地 (C地区) 224 322

田 園 地 域 (D地区) 445 173

エ 受信ブースター対策費用の推計

サンプル調査から推計したブースター建物率計算機シミュレーションから得られた干渉影響場

所率を基に干渉影響を受ける一般家屋及び商業建物の建物数を推計し当該建物数にブースタ

ー対策(受信フィルタ挿入)の費用単価を乗じて受信ブースター対策費用を推計しています

<受信ブースター対策費用の推計結果 (上段一般家屋下段商業建物)>

建物数1

ブースター 建物率

受信ブースター 設置建物数 (a)times(b)

干渉影響 場所率

干渉影響 建物数 (c)times(d)

対策費用2

(e)times5万円

(a) (b) (c) (d)

小計(e)

大 都 市 (A地区)

934万 331万

508 1000

474万 331万

129 66

61万 22万

83万 42億円

地 方 都 市 (B地区)

11770万 216万

656 1000

7721万 216万

183 347

1413万 75万

1488万 744億円

郊外住宅地 (C地区)

12273万 205万

718 1000

8813万 205万

224 322

1974万 66万

2040万 1020億円

田 園 地 域 (D地区)

8158万 -

659 1000

5376万 -

445 173

2392万 -

2392万 1196億円

合 計 33887万 - 23136万 -

6003万 3002億円

1 一般家屋平成20年住宅土地統計調査(総務省)ただし一部市町村で建物数データが存在しないものについては

平成22年住民基本台帳人口世帯数における世帯数を代用としています

商業建物平成20年法人建物調査確報集計結果(国土交通省)ただし都道府県毎に建物所在地を集計しているため

建物数を電波伝搬による4つの区分に分類する際には①大都市②地方都市③郊外住宅地④田園地域の

順に該当する市区町村を含む区分に都道府県を分類して建物合計を集計

2 日本CATV技術協会工数表を参考として標準的な対策費用単価を推計しています

UHFテレビアンテナ

テレビブースタ

テレビ端子

テレビ干渉発生時のイメージ(左)ブロックノイズ(右)ブラックアウト

ブースタの干渉許容レベルP2

LTE基地局

LTE干渉波レベルP1

ランダムに配置した建物ごとにP1>P2となるかどうかを判定し影響場所率α

を算出

建物

43

(4) シミュレーション参考資料 ア (参考)計算機シミュレーションパラメータ

パラメータ名 設定値

周波数帯域 770 MHz

LTE

送信アンテナ利得 140 dBi

送信給電線損失 50 dB

アンテナパタン 情報通信審議会

アンテナパタン(垂直水平)

送信出力 51 dBm (30MHz)

アンテナ高さ 40 m

訪問調査の結果からA~D地区で使われているTV受信アンテナの種類と特徴を抽出してシミュレーションに用いた

イ (参考)受信ブースター対策費用単価の推計

日本CATV技術協会工数表ヒアリング結果等を参考として受信ブースター対策(受信フィルタ

挿入)の平均的な費用単価を推計しています

以下の考え方に基づいて推計を行い一棟あたりの対策費用は5万円と推計

フィルタ接栓の価格は一般流通商品相当額の最低額の80

工事費及び諸経費率は日本CATV技術協会工数表を参考

工事費の技術員単価は建設物価2012年2月号の主要10地区の平均単価を参考

(通信技術員B18200円日通信工14800円日いずれも日当含む)

<一棟あたりの受信フィルタ挿入工事費>

(屋外でアンテナ出力に設置)

一棟あたりの受信フィルタ挿入工事費

(屋内で受信ブースター入力に設置)

名称 金額 備考 名称 金額 備考

1 材料費 10110 円

1 材料費 10110 円

受信フィルター 8000 円 一般流通商品相当額

の最低額の80

受信フィルター 8000 円 一般流通商品相当額

の最低額の80 接栓 1630 円 接栓 1630 円

消耗品諸材料 480 円

消耗品諸材料 480 円

2 工事費 7280 円

2 工事費 11020 円

通信技術員B 1820 円 01人日日当含む 通信技術員B 3640 円 02人日日当含む

通信工 2960 円 02人日日当含む 通信工 4880 円 033人日日当含む

車両費 2500 円

車両費 2500 円

3 報告書作成 6600 円

3 報告書作成 6600 円

4 諸経費 22660 円

4 諸経費 12230 円

安全対策費 14800 円

安全対策費 4440 円

現場経費 2940 円 (1+2)times169 現場経費 3570 円 (1+2)times169

一般管理費 4920 円

一般管理費 4220 円

5 消費税 2330 円 (1~4)times5 5 消費税 2000 円 (1~4)times5

総合計 48980 円

総合計 41960 円

パラメータ名 設定値

TV

受信アンテナ利得 下表に記載

受信給電線損失 下表に記載

許容受信電力 -21 dBm

アンテナ高さ 下表に記載

アンテナパタン それぞれのアンテナのパタンを使用

シミュレーション条件 3セクタベストレイアウト

19セルラップアラウンド

8素子 14素子 20素子 高性能型 14素子

高性能型 20素子 平面アンテナ 室内アンテナ その他

使用される

アンテナの割合

大 都 市 (A地区) 07 170 674 59 52 37 0 0 地 方 都 市 (B地区) 0 371 521 43 50 08 0 08 郊 外 住 宅 地 (C地区) 02 380 479 40 83 05 0 11 田 園 地 域 (D地区) 11 425 339 11 126 17 0 69

平均

アンテナ高さ

大 都 市 (A地区) 8 m 8 m 11 m 7 m 13 m 10 m - - 地 方 都 市 (B地区) - 8 m 8 m 8 m 10 m 7 m - 5 m 郊 外 住 宅 地 (C地区) 7 m 7 m 7 m 7 m 7 m 7 m - 7 m 田 園 地 域 (D地区) 8 m 7 m 7 m 7 m 7 m 7 m - 7 m

アンテナ利得 915 dBi 1265 dBi 1435 dBi 1475 dBi 1645 dBi 835 dBi - 1035 dBi

給電線損失 2 dB 2 dB 2 dB 2 dB 2 dB 2 dB - 2 dB

44

ウ (参考)地域ごとの電波伝搬区分

電波伝搬から全国の都道府県及び市区町村を4つの区分に分類した結果は次のとおりですなお大

都市地方都市郊外住宅地及び田園地域のそれぞれの地区をABC及びDと表記しています

北海道 A

札幌市中央区 A

札幌市北区 B

札幌市東区 B

札幌市白石区 B

札幌市豊平区 B

札幌市南区 C

札幌市西区 B

札幌市厚別区 B

札幌市手稲区 B

札幌市清田区 B

函館市 C

小樽市 C

旭川市 C

室蘭市 C

釧路市 C

帯広市 D

北見市 D

夕張市 D

岩見沢市 D

網走市 D

留萌市 D

苫小牧市 C

稚内市 D

美唄市 D

芦別市 D

江別市 C

赤平市 D

紋別市 D

士別市 D

名寄市 D

三笠市 D

根室市 D

千歳市 D

滝川市 D

砂川市 D

歌志内市 D

深川市 D

富良野市 D

登別市 C

恵庭市 C

伊達市 D

北広島市 C

石狩市 D

北斗市 D

当別町 D

新篠津村 D

松前町 D

福島町 D

知内町 D

木古内町 D

七飯町 D

鹿部町 D

森町 D

八雲町 D

長万部町 D

江差町 D

上ノ国町 D

厚沢部町 D

乙部町 D

奥尻町 D

今金町 D

せたな町 D

島牧村 D

寿都町 D

黒松内町 D

蘭越町 D

ニセコ町 D

真狩村 D

留寿都村 D

喜茂別町 D

京極町 D

倶知安町 D

共和町 D

岩内町 C

泊村 D

神恵内村 D

積丹町 D

古平町 D

仁木町 D

余市町 D

赤井川村 D

南幌町 D

奈井江町 D

上砂川町 C

由仁町 D

長沼町 D

栗山町 D

月形町 D

浦臼町 D

新十津川町 D

妹背牛町 D

秩父別町 D

雨竜町 D

北竜町 D

沼田町 D

鷹栖町 D

東神楽町 D

当麻町 D

比布町 D

愛別町 D

上川町 D

東川町 D

美瑛町 D

上富良野町 D

中富良野町 D

南富良野町 D

占冠村 D

和寒町 D

剣淵町 D

下川町 D

美深町 D

音威子府村 D

中川町 D

幌加内町 D

増毛町 D

小平町 D

苫前町 D

羽幌町 D

初山別村 D

遠別町 D

天塩町 D

猿払村 D

浜頓別町 D

中頓別町 D

枝幸町 D

豊富町 D

礼文町 D

利尻町 D

利尻富士町 D

幌延町 D

美幌町 D

津別町 D

斜里町 D

清里町 D

小清水町 D

訓子府町 D

置戸町 D

佐呂間町 D

遠軽町 D

湧別町 D

滝上町 D

興部町 D

西興部村 D

雄武町 D

大空町 D

豊浦町 D

壮瞥町 D

白老町 D

厚真町 D

洞爺湖町 D

安平町 D

むかわ町 D

日高町 D

平取町 D

新冠町 D

浦河町 D

様似町 D

えりも町 D

新ひだか町 D

音更町 D

士幌町 D

上士幌町 D

鹿追町 D

新得町 D

清水町 D

芽室町 D

中札内村 D

更別村 D

大樹町 D

広尾町 D

幕別町 D

池田町 D

豊頃町 D

本別町 D

足寄町 D

陸別町 D

浦幌町 D

釧路町 D

厚岸町 D

浜中町 D

標茶町 D

弟子屈町 D

鶴居村 D

白糠町 D

別海町 D

中標津町 D

標津町 D

羅臼町 D

青森県 C

青森市 C

弘前市 D

八戸市 C

黒石市 D

五所川原市 D

十和田市 D

三沢市 D

むつ市 D

つがる市 D

平川市 D

平内町 D

今別町 D

蓬田村 D

外ヶ浜町 D

鰺ヶ沢町 D

深浦町 D

西目屋村 D

藤崎町 D

大鰐町 D

田舎館村 D

板柳町 D

鶴田町 D

中泊町 D

野辺地町 D

七戸町 D

六戸町 D

横浜町 D

東北町 D

六ヶ所村 D

おいらせ町 D

大間町 D

東通村 D

風間浦村 D

佐井村 D

三戸町 D

五戸町 D

田子町 D

南部町 D

階上町 D

新郷村 D

岩手県 C

盛岡市 C

宮古市 D

大船渡市 C

花巻市 D

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久慈市 D

遠野市 D

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釜石市 C

二戸市 D

八幡平市 D

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雫石町 D

葛巻町 D

岩手町 D

滝沢村 D

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藤沢町 D

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一戸町 D

宮城県 B

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石巻市 D

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川崎町 D

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亘理町 D

山元町 D

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大和町 D

大郷町 D

富谷町 C

大衡村 D

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加美町 D

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福島県 C

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栃木市 D

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邑楽町 C

埼玉県 B

さいたま市西区 C

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さいたま市中央区 B

さいたま市桜区 B

さいたま市浦和区 B

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川越市 B

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川口市 B

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狭山市 B

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上尾市 B

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和光市 B

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伊奈町 C

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越生町 C

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吉見町 D

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白岡町 C

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千葉県 A

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千葉市緑区 C

千葉市美浜区 A

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市川市 B

船橋市 B

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松戸市 B

野田市 C

茂原市 C

成田市 C

佐倉市 C

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勝浦市 C

市原市 C

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八千代市 B

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鎌ケ谷市 B

君津市 C

富津市 D

45

浦安市 A

四街道市 C

袖ケ浦市 C

八街市 C

印西市 C

白井市 C

富里市 C

南房総市 D

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香取市 D

山武市 D

いすみ市 D

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神崎町 D

多古町 D

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横芝光町 D

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長生村 D

白子町 D

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大多喜町 D

御宿町 C

鋸南町 D

東京都 A

千代田区 A

中央区 A

港区 A

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文京区 A

台東区 A

墨田区 A

江東区 A

品川区 A

目黒区 B

大田区 B

世田谷区 B

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中野区 B

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北区 B

荒川区 B

板橋区 B

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足立区 B

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立川市 B

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三鷹市 B

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調布市 B

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小平市 B

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福生市 B

狛江市 B

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西東京市 B

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神奈川県 A

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相模原市南区 B

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逗子市 B

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綾瀬市 B

葉山町 B

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松田町 C

山北町 D

開成町 C

箱根町 C

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新潟県 B

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長岡市 D

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上越市 D

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聖籠町 D

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田上町 D

阿賀町 D

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粟島浦村 D

富山県 C

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魚津市 D

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滑川市 D

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石川県 B

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加賀市 C

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志賀町 D

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福井県 C

福井市 C

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小浜市 C

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越前町 D

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上野原市 C

甲州市 D

中央市 C

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早川町 D

身延町 D

南部町 D

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小菅村 D

丹波山村 D

長野県 C

長野市 C

松本市 C

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小諸市 D

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佐久穂町 D

軽井沢町 D

御代田町 D

立科町 D

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長和町 D

下諏訪町 C

富士見町 D

原村 D

辰野町 C

箕輪町 C

飯島町 D

南箕輪村 C

中川村 D

宮田村 D

松川町 D

高森町 D

阿南町 D

阿智村 D

平谷村 D

根羽村 D

下條村 D

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泰阜村 D

喬木村 D

豊丘村 D

大鹿村 D

上松町 D

南木曽町 D

木祖村 D

王滝村 D

大桑村 D

木曽町 D

麻績村 D

生坂村 D

山形村 D

朝日村 D

筑北村 D

池田町 D

松川村 D

白馬村 D

小谷村 D

坂城町 C

小布施町 D

高山村 D

山ノ内町 D

木島平村 D

野沢温泉村 D

信濃町 D

小川村 D

飯綱町 D

栄村 D

岐阜県 B

岐阜市 B

大垣市 C

高山市 D

多治見市 C

関市 C

中津川市 D

美濃市 C

瑞浪市 C

羽島市 C

恵那市 D

美濃加茂市 C

土岐市 C

各務原市 C

可児市 C

山県市 D

瑞穂市 C

飛騨市 D

本巣市 D

郡上市 D

下呂市 D

海津市 D

岐南町 B

笠松町 C

養老町 D

垂井町 C

関ケ原町 D

神戸町 C

輪之内町 D

安八町 D

揖斐川町 D

大野町 D

池田町 C

北方町 B

坂祝町 C

富加町 D

川辺町 C

七宗町 D

八百津町 D

白川町 D

東白川村 D

御嵩町 C

白川村 D

静岡県 B

静岡市葵区 D

静岡市駿河区 B

静岡市清水区 C

浜松市中区 B

浜松市東区 B

浜松市西区 C

浜松市南区 B

浜松市北区 D

浜松市浜北区 C

浜松市天竜区 D

沼津市 C

熱海市 B

三島市 B

富士宮市 C

伊東市 C

島田市 C

富士市 C

磐田市 C

焼津市 C

掛川市 C

藤枝市 C

御殿場市 C

袋井市 C

下田市 C

裾野市 C

湖西市 C

伊豆市 D

御前崎市 D

菊川市 D

伊豆の国市 C

牧之原市 D

東伊豆町 C

河津町 D

南伊豆町 D

松崎町 D

西伊豆町 C

函南町 C

清水町 B

長泉町 C

小山町 D

吉田町 C

川根本町 D

森町 D

愛知県 A

名古屋市千種区 B

名古屋市東区 A

名古屋市北区 A

名古屋市西区 B

名古屋市中村区 B

名古屋市中区 A

名古屋市昭和区 B

名古屋市瑞穂区 B

名古屋市熱田区 A

名古屋市中川区 B

名古屋市港区 B

名古屋市南区 B

名古屋市守山区 B

名古屋市緑区 B

名古屋市名東区 B

名古屋市天白区 B

豊橋市 C

岡崎市 C

一宮市 B

瀬戸市 B

半田市 B

春日井市 B

豊川市 C

津島市 B

碧南市 C

刈谷市 B

豊田市 C

安城市 C

西尾市 C

蒲郡市 C

犬山市 C

常滑市 C

江南市 B

小牧市 B

稲沢市 C

新城市 D

東海市 B

大府市 B

知多市 C

知立市 B

尾張旭市 B

高浜市 B

岩倉市 B

豊明市 B

日進市 B

田原市 D

愛西市 C

清須市 B

北名古屋市 B

弥富市 C

みよし市 C

あま市 B

東郷町 C

長久手町 B

豊山町 C

大口町 C

扶桑町 C

大治町 B

蟹江町 B

飛島村 D

阿久比町 C

東浦町 C

南知多町 D

美浜町 C

武豊町 C

一色町 C

吉良町 D

幡豆町 C

幸田町 C

設楽町 D

東栄町 D

豊根村 D

三重県 C

津市 C

四日市市 C

伊勢市 C

松阪市 C

桑名市 C

鈴鹿市 C

名張市 C

尾鷲市 C

亀山市 C

鳥羽市 D

熊野市 D

いなべ市 D

志摩市 C

伊賀市 D

木曽岬町 D

東員町 C

菰野町 D

朝日町 C

川越町 C

多気町 D

明和町 D

大台町 D

玉城町 D

度会町 D

大紀町 D

南伊勢町 D

紀北町 D

御浜町 D

紀宝町 C

滋賀県 B

大津市 C

彦根市 C

長浜市 D

近江八幡市 D

草津市 B

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栗東市 C

甲賀市 D

野洲市 C

湖南市 C

高島市 D

東近江市 D

米原市 D

日野町 D

竜王町 D

愛荘町 D

豊郷町 C

甲良町 D

多賀町 D

京都府 A

京都市北区 B

京都市上京区 B

京都市左京区 B

京都市中京区 A

京都市東山区 B

京都市下京区 A

京都市南区 B

京都市右京区 B

京都市伏見区 B

京都市山科区 B

京都市西京区 B

福知山市 D

舞鶴市 C

綾部市 D

宇治市 B

宮津市 D

亀岡市 C

城陽市 B

向日市 B

長岡京市 B

八幡市 B

京田辺市 C

京丹後市 D

南丹市 D

木津川市 C

大山崎町 B

久御山町 C

井手町 C

宇治田原町 D

笠置町 D

和束町 D

精華町 C

南山城村 D

京丹波町 D

伊根町 D

与謝野町 C

大阪府 A

大阪市都島区 A

大阪市福島区 A

大阪市此花区 A

大阪市西区 A

大阪市港区 A

大阪市大正区 B

大阪市天王寺区 A

大阪市浪速区 A

大阪市西淀川区 A

大阪市東淀川区 A

大阪市東成区 B

大阪市生野区 B

大阪市旭区 B

大阪市城東区 A

大阪市阿倍野区 B

大阪市住吉区 B

大阪市東住吉区 B

大阪市西成区 B

大阪市淀川区 A

大阪市鶴見区 A

大阪市住之江区 A

大阪市平野区 A

大阪市北区 A

大阪市中央区 A

堺市堺区 B

堺市中区 B

堺市東区 B

堺市西区 B

堺市南区 B

堺市北区 B

堺市美原区 B

岸和田市 B

豊中市 B

池田市 B

吹田市 A

泉大津市 B

高槻市 B

貝塚市 B

守口市 B

枚方市 B

茨木市 B

八尾市 B

泉佐野市 B

富田林市 B

寝屋川市 B

河内長野市 B

松原市 B

大東市 B

和泉市 B

箕面市 B

柏原市 B

羽曳野市 B

門真市 B

摂津市 B

高石市 B

藤井寺市 B

東大阪市 B

泉南市 B

四條畷市 B

交野市 B

大阪狭山市 B

阪南市 B

島本町 B

豊能町 C

能勢町 D

忠岡町 B

熊取町 B

田尻町 C

岬町 C

太子町 C

河南町 C

千早赤阪村 C

兵庫県 A

神戸市東灘区 A

神戸市灘区 B

神戸市兵庫区 A

神戸市長田区 B

神戸市須磨区 B

神戸市垂水区 B

神戸市北区 C

神戸市中央区 A

神戸市西区 B

姫路市 C

尼崎市 B

明石市 B

西宮市 B

洲本市 C

芦屋市 B

伊丹市 B

相生市 C

豊岡市 D

加古川市 C

赤穂市 C

西脇市 C

宝塚市 B

三木市 C

高砂市 B

川西市 B

小野市 C

三田市 C

加西市 D

篠山市 D

養父市 D

丹波市 D

南あわじ市 D

朝来市 D

46

淡路市 D

宍粟市 D

加東市 D

たつの市 C

猪名川町 C

多可町 D

稲美町 C

播磨町 B

市川町 D

福崎町 C

神河町 D

太子町 C

上郡町 D

佐用町 D

香美町 D

新温泉町 D

奈良県 B

奈良市 B

大和高田市 B

大和郡山市 C

天理市 C

橿原市 B

桜井市 C

五條市 D

御所市 C

生駒市 B

香芝市 B

葛城市 C

宇陀市 D

山添村 D

平群町 C

三郷町 B

斑鳩町 C

安堵町 C

川西町 C

三宅町 C

田原本町 C

曽爾村 D

御杖村 D

高取町 C

明日香村 D

上牧町 B

王寺町 B

広陵町 C

河合町 C

吉野町 D

大淀町 C

下市町 D

黒滝村 D

天川村 D

野迫川村 D

十津川村 D

下北山村 D

上北山村 D

川上村 D

東吉野村 D

和歌山県 B

和歌山市 B

海南市 C

橋本市 C

有田市 C

御坊市 C

田辺市 C

新宮市 C

紀の川市 D

岩出市 C

紀美野町 D

かつらぎ町 D

九度山町 D

高野町 D

湯浅町 C

広川町 D

有田川町 D

美浜町 C

日高町 D

由良町 D

印南町 D

みなべ町 D

日高川町 D

白浜町 D

上富田町 C

すさみ町 D

那智勝浦町 C

太地町 C

古座川町 D

北山村 D

串本町 C

鳥取県 C

鳥取市 C

米子市 C

倉吉市 D

境港市 C

岩美町 D

若桜町 D

智頭町 D

八頭町 D

三朝町 D

湯梨浜町 D

琴浦町 D

北栄町 D

日吉津村 D

大山町 D

南部町 D

伯耆町 D

日南町 D

日野町 D

江府町 D

島根県 C

松江市 C

浜田市 D

出雲市 C

益田市 D

大田市 D

安来市 D

江津市 D

雲南市 D

東出雲町 D

奥出雲町 D

飯南町 D

斐川町 D

川本町 D

美郷町 D

邑南町 D

津和野町 D

吉賀町 D

海士町 D

西ノ島町 C

知夫村 D

隠岐の島町 D

岡山県 B

岡山市北区 C

岡山市中区 B

岡山市東区 C

岡山市南区 B

倉敷市 C

津山市 D

玉野市 C

笠岡市 D

井原市 D

総社市 C

高梁市 D

新見市 D

備前市 C

瀬戸内市 D

赤磐市 D

真庭市 D

美作市 D

浅口市 C

和気町 D

早島町 C

里庄町 C

矢掛町 D

新庄村 D

鏡野町 D

勝央町 D

奈義町 D

西粟倉村 D

久米南町 D

美咲町 D

吉備中央町 D

広島県 A

広島市中区 A

広島市東区 B

広島市南区 B

広島市西区 B

広島市安佐南区 B

広島市安佐北区 C

広島市安芸区 B

広島市佐伯区 C

呉市 C

竹原市 C

三原市 C

尾道市 C

福山市 C

府中市 C

三次市 D

庄原市 D

大竹市 C

東広島市 C

廿日市市 C

安芸高田市 D

江田島市 D

府中町 B

海田町 B

熊野町 C

坂町 C

安芸太田町 D

北広島町 D

大崎上島町 D

世羅町 D

神石高原町 D

山口県 C

下関市 C

宇部市 C

山口市 C

萩市 D

防府市 C

下松市 C

岩国市 C

光市 C

長門市 D

柳井市 C

美祢市 D

周南市 C

山陽小野田市 C

周防大島町 D

和木町 C

上関町 D

田布施町 D

平生町 C

阿武町 D

徳島県 C

徳島市 C

鳴門市 C

小松島市 C

阿南市 D

吉野川市 D

阿波市 D

美馬市 D

三好市 D

勝浦町 D

上勝町 D

佐那河内村 D

石井町 C

神山町 D

那賀町 D

牟岐町 C

美波町 D

海陽町 D

松茂町 C

北島町 C

藍住町 C

板野町 C

上板町 D

つるぎ町 D

東みよし町 D

香川県 B

高松市 C

丸亀市 C

坂出市 C

善通寺市 C

観音寺市 C

さぬき市 C

東かがわ市 D

三豊市 D

土庄町 D

小豆島町 C

三木町 C

直島町 C

宇多津町 B

綾川町 D

琴平町 C

多度津町 C

まんのう町 D

愛媛県 B

松山市 B

今治市 C

宇和島市 C

八幡浜市 C

新居浜市 C

西条市 C

大洲市 D

伊予市 D

四国中央市 C

西予市 D

東温市 C

上島町 D

久万高原町 D

松前町 C

砥部町 C

内子町 D

伊方町 D

松野町 D

鬼北町 D

愛南町 D

高知県 B

高知市 B

室戸市 D

安芸市 D

南国市 C

土佐市 D

須崎市 C

宿毛市 D

土佐清水市 D

四万十市 D

香南市 C

香美市 D

東洋町 D

奈半利町 C

田野町 C

安田町 D

北川村 D

馬路村 D

芸西村 D

本山町 D

大豊町 D

土佐町 D

大川村 D

いの町 D

仁淀川町 D

中土佐町 D

佐川町 D

越知町 D

檮原町 D

日高村 D

津野町 D

四万十町 D

大月町 D

三原村 D

黒潮町 D

福岡県 A

北九州市門司区 B

北九州市若松区 C

北九州市戸畑区 B

北九州市小倉北区 A

北九州市小倉南区 B

北九州市八幡東区 B

北九州市八幡西区 B

福岡市東区 B

福岡市博多区 A

福岡市中央区 A

福岡市南区 B

福岡市西区 B

福岡市城南区 B

福岡市早良区 B

大牟田市 C

久留米市 C

直方市 C

飯塚市 C

田川市 C

柳川市 C

八女市 D

筑後市 C

大川市 C

行橋市 C

豊前市 D

中間市 B

小郡市 C

筑紫野市 B

春日市 B

大野城市 B

宗像市 C

太宰府市 B

古賀市 C

福津市 C

うきは市 D

宮若市 D

嘉麻市 C

朝倉市 D

みやま市 D

糸島市 C

那珂川町 C

宇美町 C

篠栗町 B

志免町 B

須恵町 C

新宮町 C

久山町 D

粕屋町 B

芦屋町 C

水巻町 B

岡垣町 C

遠賀町 C

小竹町 C

鞍手町 C

桂川町 C

筑前町 D

東峰村 D

大刀洗町 D

大木町 D

広川町 C

香春町 C

添田町 D

糸田町 C

川崎町 C

大任町 D

赤村 D

福智町 C

苅田町 C

みやこ町 D

吉富町 C

上毛町 D

築上町 D

佐賀県 C

佐賀市 C

唐津市 D

鳥栖市 C

多久市 D

伊万里市 D

武雄市 D

鹿島市 D

小城市 D

嬉野市 D

神埼市 D

吉野ヶ里町 D

基山町 C

上峰町 C

みやき町 D

玄海町 D

有田町 D

大町町 C

江北町 D

白石町 D

太良町 D

長崎県 B

長崎市 B

佐世保市 C

島原市 C

諫早市 C

大村市 C

平戸市 D

松浦市 D

対馬市 D

壱岐市 D

五島市 D

西海市 D

雲仙市 D

南島原市 D

長与町 C

時津町 C

東彼杵町 D

川棚町 C

波佐見町 D

小値賀町 D

佐々町 C

新上五島町 D

熊本県 B

熊本市 B

八代市 C

人吉市 C

荒尾市 C

水俣市 C

玉名市 D

山鹿市 D

菊池市 D

宇土市 C

上天草市 D

宇城市 D

阿蘇市 D

天草市 D

合志市 C

美里町 D

玉東町 D

南関町 D

長洲町 C

和水町 D

大津町 D

菊陽町 C

南小国町 D

小国町 D

産山村 D

高森町 D

西原村 D

南阿蘇村 D

御船町 D

嘉島町 D

益城町 D

甲佐町 D

山都町 D

氷川町 D

芦北町 D

津奈木町 D

錦町 D

多良木町 D

湯前町 D

水上村 D

相良村 D

五木村 D

山江村 D

球磨村 D

あさぎり町 D

苓北町 D

大分県 B

大分市 C

別府市 B

中津市 C

日田市 D

佐伯市 C

臼杵市 D

津久見市 C

竹田市 D

豊後高田市 D

杵築市 D

宇佐市 D

豊後大野市 D

由布市 D

国東市 D

姫島村 D

日出町 D

九重町 D

玖珠町 D

宮崎県 C

宮崎市 C

都城市 D

延岡市 C

日南市 D

小林市 D

日向市 C

串間市 D

西都市 D

えびの市 D

三股町 C

高原町 D

国富町 D

綾町 D

高鍋町 C

新富町 D

西米良村 D

木城町 D

川南町 D

都農町 D

門川町 C

諸塚村 D

椎葉村 D

美郷町 D

高千穂町 D

日之影町 D

五ヶ瀬町 D

鹿児島県 B

鹿児島市 B

鹿屋市 D

枕崎市 D

阿久根市 D

出水市 D

指宿市 D

西之表市 D

垂水市 D

薩摩川内市 D

日置市 D

曽於市 D

霧島市 C

いちき串木野市 C

南さつま市 D

志布志市 D

奄美市 C

南九州市 D

伊佐市 D

姶良市 C

三島村 D

十島村 D

さつま町 D

長島町 D

湧水町 D

大崎町 D

東串良町 D

錦江町 D

南大隅町 D

肝付町 D

中種子町 D

南種子町 D

屋久島町 D

大和村 D

宇検村 D

瀬戸内町 D

龍郷町 D

喜界町 D

徳之島町 D

天城町 D

伊仙町 D

和泊町 D

知名町 D

与論町 D

沖縄県 B

那覇市 B

宜野湾市 B

石垣市 D

浦添市 B

名護市 C

糸満市 C

沖縄市 B

豊見城市 B

うるま市 C

宮古島市 D

南城市 C

国頭村 D

大宜味村 D

東村 D

今帰仁村 D

本部町 D

恩納村 D

宜野座村 D

金武町 C

伊江村 D

読谷村 C

嘉手納町 C

北谷町 C

北中城村 C

中城村 C

西原町 C

与那原町 B

南風原町 B

渡嘉敷村 D

座間味村 D

粟国村 D

渡名喜村 D

南大東村 D

北大東村 D

伊平屋村 D

伊是名村 D

久米島町 D

八重瀬町 C

多良間村 D

竹富町 D

与那国町 D

47

5 法第56条第1項の規定により指定された受信設備 (平成24年4月17日現在)

告示番号 設置者 設置場所(市町村緯経度) 受信周波数 有効期間

平成15年

総務省告

示第287

国立天文台 長野県南佐久郡南牧村

E1382823 N355641

1400~1427MHz

16605~16684MHz

1535~154GHz

2221~225GHz

236~240GHz

313~315GHz

425~435GHz

860~920GHz

1050~1160GHz

平成15年3月25

日~平成25年3

月24日

平成18年

総務省告

示第51号

国立大学法人

北海道大学

北海道苫小牧市

E1413549 N424025

2221~225GHz

236~240GHz

平成17年12月9

日~平成27年12

月9日

平成20年

総務省告

示第679

国立大学法人名

古屋大学

(1) 山梨県南都留郡富士河口湖町

E1383631 N352548

(2) 長野県上田市

E1381905 N363123

(3) 長野県木曽郡上松町

E1373738 N354745

(4) 愛知県豊川市

E1372158 N345017

32575~32860MHz 平成20年12月2

日~平成30年12

月1日

平成22年

総務省告

示第448

大学共同利用機

関法人 自然科

学研究機構

(1) 岩手県奥州市

E1410757 N390801

(2) 東京都小笠原村

E1421300 N270531

(3) 鹿児島県薩摩川内市

E1302624 N314452

(4) 沖縄県石垣市

E1241016 N242444

2221~225GHz

236~240GHz

425~435GHz

855~920GHz

平成22年12月10

日~平成32年12

月9日

平成24年

総務省告

示第52号

大学共同利用機

関法人 自然科

学研究機構

鹿児島県鹿児島市平川町

E1303026 N312751

236~240GHz

860~920GHz

1050~1160GHz

平成24年2月11

日~平成34年2

月10日

大学共同利用機

関法人 自然科

学研究機構

岩手県水沢市

E1410757 N390800

236~240GHz 平成24年3月19

日~平成34年3

月18日

48

第5章 主要関係法令 1 電波法(昭和25年法律第131号)

(欠格事由)

第五条 (略)

2 (略)

3 次の各号のいずれかに該当する者には無線局の免許を与えないことができる

一 この法律又は放送法(昭和二十五年法律第百三十二号)に規定する罪を犯し罰金以上の刑に処せられその執行

を終わり又はその執行を受けることがなくなつた日から二年を経過しない者

二 第七十五条第一項又は第七十六条第四項(第四号を除く)若しくは第五項(第五号を除く)の規定により無線

局の免許の取消しを受けその取消しの日から二年を経過しない者

三 第二十七条の十五第一項又は第二項(第三号を除く)の規定により認定の取消しを受けその取消しの日から二

年を経過しない者

四 第七十六条第六項(第三号を除く)の規定により第二十七条の十八第一項の登録の取消しを受けその取消しの

日から二年を経過しない者

45 (略)

(免許の申請)

第六条 (略)

2~6 (略)

7 次に掲げる無線局(総務省令で定めるものを除く)であつて総務大臣が公示する周波数を使用するものの免許の申

請は総務大臣が公示する期間内に行わなければならない

一 電気通信業務を行うことを目的として陸上に開設する移動する無線局(一又は二以上の都道府県の区域の全部を

含む区域をその移動範囲とするものに限る)

二 電気通信業務を行うことを目的として陸上に開設する移動しない無線局であつて前号に掲げる無線局を通信の

相手方とするもの

三四 (略)

8 (略)

(簡易な免許手続)

第十五条 第十三条第一項ただし書の再免許及び適合表示無線設備のみを使用する無線局その他総務省令で定める無線

局の免許については第六条及び第八条から第十二条までの規定にかかわらず総務省令で定める簡易な手続によるこ

とができる

(無線局に関する情報の公表等)

第二十五条 (略)

2 前項の規定により公表する事項のほか総務大臣は自己の無線局の開設又は周波数の変更をする場合その他総務省

令で定める場合に必要とされる混信若しくはふくそうに関する調査又は第二十七条の十二第二項第五号に規定する終

了促進措置を行おうとする者の求めに応じ当該調査又は当該終了促進措置を行うために必要な限度において当該者

に対し無線局の無線設備の工事設計その他の無線局に関する事項に係る情報であつて総務省令で定めるものを提供す

ることができる

3 前項の規定に基づき情報の提供を受けた者は当該情報を同項の調査又は終了促進措置の用に供する目的以外の目的

のために利用し又は提供してはならない

(特定基地局の開設指針)

第二十七条の十二 総務大臣は陸上に開設する移動しない無線局であつて次の各号のいずれかに掲げる事項を確保す

るために同一の者により相当数開設されることが必要であるもののうち電波の公平かつ能率的な利用を確保するた

めその円滑な開設を図ることが必要であると認められるもの(以下「特定基地局」という)について特定基地局の

開設に関する指針(以下「開設指針」という)を定めることができる

49

一 電気通信業務を行うことを目的として陸上に開設する移動する無線局(一又は二以上の都道府県の区域の全部を

含む区域をその移動範囲とするものに限る)の移動範囲における当該電気通信業務のための無線通信

二 移動受信用地上基幹放送に係る放送対象地域(放送法第九十一条第二項第二号に規定する放送対象地域をいう

次条第二項第三号において同じ)における当該移動受信用地上基幹放送の受信

2 開設指針には次に掲げる事項を定めるものとする

一 開設指針の対象とする特定基地局の範囲に関する事項

二 周波数割当計画に示される割り当てることが可能である周波数のうち当該特定基地局に使用させることとする周

波数及びその周波数の使用に関する事項(現にその周波数の全部又は一部を当該特定基地局以外の無線局が使用し

ている場合であつてその周波数について周波数割当計画において使用の期限が定められているときはその周波

数及びその期限の満了の日を含む)

三 当該特定基地局の配置及び開設時期に関する事項

四 当該特定基地局の無線設備に係る電波の能率的な利用を確保するための技術の導入に関する事項

五 第二号括弧書に規定する場合において同号括弧書に規定する日以前に当該特定基地局の開設を図ることが電波

の有効利用に資すると認められるときは当該周波数を現に使用している無線局による当該周波数の使用を同日前

に終了させるために当該特定基地局を開設しようとする者が行う費用の負担その他の措置(次条第二項第九号及び

第百十六条第八号において「終了促進措置」という)に関する事項

六 前各号に掲げるもののほか当該特定基地局の円滑な開設の推進に関する事項その他必要な事項

3 総務大臣は開設指針を定め又はこれを変更したときは遅滞なくこれを公示しなければならない

(開設計画の認定)

第二十七条の十三 特定基地局を開設しようとする者は通信系(通信の相手方を同じくする同一の者によつて開設され

る特定基地局の総体をいう次項第五号及び第四項第三号において同じ)又は放送系(放送法第九十一条第二項第三

号に規定する放送系をいう次項第五号及び第七号並びに第四項第三号において同じ)ごとに特定基地局の開設に

関する計画(以下「開設計画」という)を作成しこれを総務大臣に提出してその開設計画が適当である旨の認定

を受けることができる

2 開設計画には次に掲げる事項(移動受信用地上基幹放送をする特定基地局以外の特定基地局に係る開設計画にあつ

ては第七号及び第八号に掲げる事項を除く)を記載しなければならない

一 特定基地局が前条第一項第一号又は第二号に掲げる事項のいずれを確保するためのものであるかの別

二 特定基地局の開設を必要とする理由

三 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲又は特定基地局により行われる移動受信用地上基幹

放送に係る放送対象地域

四 希望する周波数の範囲

五 当該通信系又は当該放送系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場所及び

開設時期

六 電波の能率的な利用を確保するための技術であつて特定基地局の無線設備に用いる予定のもの

七 当該放送系に含まれるすべての特定基地局に係る無線設備の工事費及び無線局の運用費の支弁方法

八 事業計画及び事業収支見積

九 終了促進措置を行う場合にあつては当該終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法

十 その他総務省令で定める事項

3 第一項の認定の申請は総務大臣が公示する一月を下らない期間内に行わなければならない

4 総務大臣は第一項の認定の申請があつた場合においてその申請が次の各号のいずれにも適合していると認めると

きは周波数を指定して同項の認定をするものとする

一 その開設計画が開設指針に照らし適切なものであること

二 その開設計画が確実に実施される見込みがあること

三 開設計画に係る通信系又は放送系に含まれる全ての特定基地局について周波数の割当てが現に可能であり又

は早期に可能となることが確実であると認められること

5 総務大臣は前項の規定にかかわらず第一項の認定を受けようとする者が第五条第三項各号(移動受信用地上基幹

放送をする特定基地局に係る開設計画の認定を受けようとする者にあつては同条第一項各号又は第三項各号)のいず

れかに該当するときは第一項の認定をしてはならない

6 第一項の認定の有効期間は当該認定の日から起算して五年(前条第二項第二号括弧書に規定する周波数を使用する

特定基地局の開設計画の認定にあつては十年)を超えない範囲内において総務省令で定める

7 総務大臣は第一項の認定をしたときは当該認定をした日及び認定の有効期間第四項の規定により指定した周波

50

数その他総務省令で定める事項を公示するものとする

(開設計画の変更等)

第二十七条の十四 前条第一項の認定を受けた者は当該認定に係る開設計画(同条第二項第一号及び第四号に掲げる事

項を除く)を変更しようとするときは総務大臣の認定を受けなければならない

2 前条第四項の規定は前項の認定に準用するこの場合において同条第四項中「ときは周波数を指定して」とあ

るのは「ときは」と読み替えるものとする

3 総務大臣は前条第一項の認定を受けた開設計画(第一項の規定による変更の認定があつたときはその変更後のも

の以下「認定計画」という)に係る特定基地局を開設する者(以下「認定開設者」という)が周波数の指定の変更

を申請した場合において混信の除去その他特に必要があると認めるときはその指定を変更することができる

4 総務大臣は認定開設者が認定の有効期間の延長を申請した場合において特に必要があると認めるときは一年を

超えない範囲内においてその期間を延長することができる

5 総務大臣は第一項の認定(前条第七項の総務省令で定める事項についての変更に係るものに限る)をしたとき

第三項の規定により周波数の指定を変更したとき又は前項の規定により認定の有効期間を延長したときはその旨を公

示するものとする

(認定の取消し等)

第二十七条の十五 総務大臣は移動受信用地上基幹放送をする特定基地局に係る認定開設者が第五条第一項各号のいず

れかに該当するに至つたときはその認定を取り消さなければならない

2 総務大臣は認定開設者が次の各号のいずれかに該当するときはその認定を取り消すことができる

一 正当な理由がないのに認定計画に係る特定基地局を当該認定計画に従つて開設していないと認めるとき

二 不正な手段により第二十七条の十三第一項若しくは前条第一項の認定を受け又は同条第三項の規定による指定

の変更を行わせたとき

三 認定開設者が第五条第三項第一号に該当するに至つたとき

3 総務大臣は前項(第三号を除く)の規定により認定の取消しをしたときは当該認定開設者であつた者が受けて

いる他の開設計画の第二十七条の十三第一項の認定又は無線局の免許等を取り消すことができる

4 総務大臣は前三項の規定による処分をしたときは理由を記載した文書をその認定開設者に送付しなければならな

(合併等に関する規定の準用)

第二十七条の十六 第二十条第一項から第三項まで第六項及び第九項の規定は認定開設者について準用するこの場

合において同条第六項中「第五条及び第七条」とあるのは「第二十七条の十三第四項及び第五項」と「第二項から

前項まで」とあるのは「第二項及び第三項」と同条第九項中「第一項及び前二項」とあるのは「第二十七条の十六に

おいて準用する第一項」と読み替えるものとする

(認定計画に係る特定基地局の免許申請期間の特例)

第二十七条の十七 認定開設者が認定計画に従つて開設する特定基地局の免許の申請については第六条第七項の規定は

適用しない

(無線設備の操作)

第三十九条 第四十条の定めるところにより無線設備の操作を行うことができる無線従事者(略)以外の者は無線局(ア

マチュア無線局を除く以下この条において同じ)の無線設備の操作の監督を行う者(以下「主任無線従事者」とい

う)として選任された者であつて第四項の規定によりその選任の届出がされたものにより監督を受けなければ無線

局の無線設備の操作(簡易な操作であつて総務省令で定めるものを除く)を行つてはならないただし船舶又は航

空機が航行中であるため無線従事者を補充することができないときその他総務省令で定める場合はこの限りでない

2 モールス符号を送り又は受ける無線電信の操作その他総務省令で定める無線設備の操作は前項本文の規定にかか

わらず第四十条の定めるところにより無線従事者でなければ行つてはならない

3 主任無線従事者は第四十条の定めるところにより無線設備の操作の監督を行うことができる無線従事者であつて

総務省令で定める事由に該当しないものでなければならない

4 無線局の免許人等は主任無線従事者を選任したときは遅滞なくその旨を総務大臣に届け出なければならない

これを解任したときも同様とする

5 前項の規定によりその選任の届出がされた主任無線従事者は無線設備の操作の監督に関し総務省令で定める職務を

51

誠実に行わなければならない

6 第四項の規定によりその選任の届出がされた主任無線従事者の監督の下に無線設備の操作に従事する者は当該主任

無線従事者が前項の職務を行うため必要であると認めてする指示に従わなければならない

7 無線局(総務省令で定めるものを除く)の免許人等は第四項の規定によりその選任の届出をした主任無線従事者

に総務省令で定める期間ごとに無線設備の操作の監督に関し総務大臣の行う講習を受けさせなければならない

(無線従事者の資格)

第四十条 無線従事者の資格は次の各号に掲げる区分に応じそれぞれ当該各号に掲げる資格とする

一 無線従事者(総合) 次の資格

イ 第一級総合無線通信士

ロ 第二級総合無線通信士

ハ 第三級総合無線通信士

二三 (略)

四 無線従事者(陸上) 次の資格

イ 第一級陸上無線技術士

ロ 第二級陸上無線技術士

ハ 政令で定める陸上特殊無線技士

五 (略)

2 前項第一号から第四号までに掲げる資格を有する者の行い又はその監督を行うことができる無線設備の操作の範囲

及び同項第五号に掲げる資格を有する者の行うことができる無線設備の操作の範囲は資格別に政令で定める

(免許)

第四十一条 無線従事者になろうとする者は総務大臣の免許を受けなければならない

2 無線従事者の免許は次の各号のいずれかに該当する者(第二号から第四号までに該当する者にあつては第四十八

条第一項後段の規定により期間を定めて試験を受けさせないこととした者で当該期間を経過しないものを除く)で

なければ受けることができない

一 前条第一項の資格別に行う無線従事者国家試験に合格した者

二 前条第一項の資格(総務省令で定めるものに限る)の無線従事者の養成課程で総務大臣が総務省令で定める基

準に適合するものであることの認定をしたものを修了した者

三 前条第一項の資格(総務省令で定めるものに限る)ごとに次に掲げる学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)

に基づく学校の区分に応じ総務省令で定める無線通信に関する科目を修めて卒業した者(略)

四 前条第一項の資格(総務省令で定めるものに限る)ごとに前三号に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有する

者として総務省令で定める同項の資格及び業務経歴その他の要件を備える者

(混信等の防止)

第五十六条 無線局は他の無線局又は電波天文業務(宇宙から発する電波の受信を基礎とする天文学のための当該電波

の受信の業務をいう)の用に供する受信設備その他の総務省令で定める受信設備(無線局のものを除く)で総務大臣

が指定するものにその運用を阻害するような混信その他の妨害を与えないように運用しなければならない(略)

2~4 (略)

(電波利用料の徴収等)

第百三条の二 免許人等は電波利用料として無線局の免許等の日から起算して三十日以内及びその後毎年その免許等

の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日以下この条において「応当日」という)から起算して三十

日以内に当該無線局の免許等の日又は応当日(以下この項において「起算日」という)から始まる各一年の期間(無

線局の免許等の日が二月二十九日である場合においてその期間がうるう年の前年の三月一日から始まるときは翌年の

二月二十八日までの期間とし起算日から当該免許等の有効期間の満了の日までの期間が一年に満たない場合はその期

間とする)について別表第六の上欄に掲げる無線局の区分に従い同表の下欄に掲げる金額(起算日から当該免許等

の有効期間の満了の日までの期間が一年に満たない場合はその額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得

た額に相当する金額)を国に納めなければならない

2 前項の規定によるもののほか広範囲の地域において同一の者により相当数開設される無線局に専ら使用させること

を目的として別表第七の上欄に掲げる区域を単位として総務大臣が指定する周波数(三千メガヘルツ以下のものに限

る)の電波(以下この条において「広域専用電波」という)を使用する免許人は電波利用料として毎年十一月一

52

日までにその年の十月一日から始まる一年の期間について当該免許人に係る広域専用電波の周波数の幅のメガヘル

ツで表した数値に当該区域に応じ同表の下欄に掲げる係数を乗じて得た数値に九千五百十四万八千九百円(別表第六の

四の項又は五の項に掲げる無線局に係る広域専用電波にあつては百七十七万四千九百円)を乗じて得た額に相当する

金額を国に納めなければならないこの場合において広域専用電波を最初に使用する無線局の免許の日(無線局の周

波数の指定の変更を受けることにより当該広域専用電波を使用できることとなる場合には当該指定の変更の日以下

この項において同じ)が十月一日以外の日である場合における当該免許の日から同日以後の最初の九月末日までの期

間についてのこの項前段の規定の適用については「毎年十一月一日までにその年の十月一日から始まる一年の期間

について」とあるのは「当該広域専用電波を最初に使用する無線局の免許の日(無線局の周波数の指定の変更を受ける

ことにより当該広域専用電波を使用できることとなる場合には当該指定の変更の日以下この項において同じ)の

属する月の末日から起算して三十日以内に当該免許の日から同日以後の最初の九月末日までの期間について」と「得

た額」とあるのは「得た額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得た額」とする

3 認定計画に係る指定された周波数の電波が広域専用電波である場合において当該認定計画に係る認定開設者がその

認定を受けた日から起算して六月を経過する日(認定計画に係る指定された周波数の電波が当該認定計画に係る認定開

設者がその認定を受けた日後に広域専用電波となつた場合にあつてはその認定を受けた日から起算して六月を経過す

る日又は当該指定された周波数の電波が広域専用電波となつた日のいずれか遅い日以下この項において「六月経過日」

という)までに当該認定計画に係るいずれの特定基地局の免許も受けなかつたときは当該認定開設者を当該六月経

過日に当該広域専用電波を最初に使用する特定基地局の免許を受けた免許人とみなして前項の規定を適用する

4 (略)

5 包括免許人又は包括登録人(以下この条において「包括免許人等」という)は第一項の規定にかかわらず電波

利用料として第一号包括免許人にあつては包括免許の日の属する月の末日及びその後毎年その包括免許の日に応当す

る日(応当する日がない場合はその前日)の属する月の末日現在において開設している特定無線局の数(以下この項

及び次項において「開設無線局数」という)をその翌月の十五日までに総務大臣に届け出て当該届出が受理された

日から起算して三十日以内に第二号包括免許人にあつては包括免許の日の属する月の末日及びその後毎年その包括免

許の日に応当する日(応当する日がない場合はその前日)の属する月の末日から起算して四十五日以内に(略)それ

ぞれ当該包括免許若しくは同項の規定による登録(以下「包括免許等」という)の日又はその後毎年その包括免許等

の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日)から始まる各一年の期間(包括免許等の日が二月二十九日で

ある場合においてその期間がうるう年の前年の三月一日から始まるときは翌年の二月二十八日までの期間とし当該包

括免許等の日又はその包括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日)から当該包括免許等の有効

期間の満了の日までの期間が一年に満たない場合はその期間とする以下この項及び次項において同じ)について

第一号包括免許人にあつては四百三十円(広域専用電波を使用する無線局及び当該無線局を通信の相手方とする無線局

については二百円)に第二号包括免許人にあつては別表第六の上欄に掲げる無線局の区分に従い同表の下欄に掲げ

る金額に(略)それぞれ当該一年の期間に係る開設無線局数(略)を乗じて得た金額(当該包括免許等の日又はその包

括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日)から当該包括免許等の有効期間の満了の日までの期

間が一年に満たない場合はその額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得た額に相当する金額)を国に納

めなければならない

6 包括免許人等は前項の規定によるもののほか包括免許等の日又はその後毎年その包括免許等の日に応当する日(応

当する日がない場合はその翌日)から始まる各一年の期間において当該包括免許等の日の属する月の翌月以後の月

の末日又はその後毎年その包括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその前日)の属する月の翌月以後

の月の末日現在において開設している特定無線局又は登録局の数がそれぞれ当該一年の期間に係る開設無線局数(特定

無線局(第二十七条の二第一号に掲げる無線局に係るものに限る)にあつては既にこの項の規定による届出があつた

場合にはその届出の日以後においてはその届出に係る特定無線局の数特定無線局(同条第二号に掲げる無線局に

係るものに限る)にあつては既に特定無線局の数が開設無線局数を超えた月があつた場合にはその月の翌月以後に

おいてはその月の末日現在において開設している特定無線局の数)(略)を超えたときは電波利用料として第一

号包括免許人にあつては当該開設している特定無線局の数を当該超えた月の翌月の十五日までに総務大臣に届け出て

当該届出が受理された日から起算して三十日以内に第二号包括免許人(略)にあつては当該超えた月の末日から起算

して四十五日以内に当該超えた月から次の包括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその前日)の属

する月の前月まで又は当該包括免許等の有効期間の満了の日の翌日の属する月の前月までの期間について第一号包括

免許人にあつては四百三十円(広域専用電波を使用する無線局及び当該無線局を通信の相手方とする無線局については

二百円)に第二号包括免許人にあつては別表第六の上欄に掲げる無線局の区分に従い同表の下欄に掲げる金額に(略)

それぞれその超える特定無線局の数又は登録局の数(当該包括免許人等が他の包括免許等(当該包括免許人等の包括免

許等に係る無線局と同等の機能を有するものとして総務省令で定める無線局に係るものに限る)を受けている場合で

あつて当該超えた月の末日現在において当該他の包括免許等に基づき開設している特定無線局の数又は登録局の数が

53

当該超えた月の前月の末日現在において当該他の包括免許等に基づき開設している特定無線局の数又は登録局の数を

下回るときは当該超える特定無線局の数又は登録局の数を限度としてこれらの数からそれぞれその下回る特定無線局

の数又は登録局の数を控除した数)を乗じて得た金額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得た額に相当す

る金額を国に納めなければならない

7~42 (略)

別表第六(第百三条の二関係)

無線局の区分 金額

一 移動する無線局(三の項から五の項まで及び八の項に掲げる無線局を除く二の項

において同じ)

(略) (略)

二 移動しない無線局であつて移動する無線局又は携帯して使用するための受信設備

と通信を行うために陸上に開設するもの(六の項及び八の項に掲げる無線局を除く)

(略) (略)

三~九 (略) (略) (略)

備考

一~八 (略)

九 一の項二の項及び四の項から六の項までに掲げる無線局のうち第百三条の二第二項に規定する広域専用電波を

使用するものに係るこの表の下欄に掲げる金額は同欄に掲げる金額にかかわらず二百円とする

十 (略)

別表第七(第百三条の二関係)

区域 係数

一 北海道の区域 〇〇二九五

二 青森県岩手県宮城県秋田県山形県及び福島県の区域 〇〇五〇二

三 茨城県栃木県群馬県埼玉県千葉県東京都神奈川県及び山梨県の区域 〇四五四六

四 新潟県及び長野県の区域 〇〇二四三

五 富山県石川県及び福井県の区域 〇〇一六四

六 岐阜県静岡県愛知県及び三重県の区域 〇一一九五

七 滋賀県京都府大阪府兵庫県奈良県及び和歌山県の区域 〇一六五二

八 鳥取県島根県岡山県広島県及び山口県の区域 〇〇四〇四

九 徳島県香川県愛媛県及び高知県の区域 〇〇二一六

十 福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県及び鹿児島県の区域 〇〇七〇八

十一 沖縄県の区域 〇〇〇七五

十二~十六 (略) (略)

備考 (略)

54

2 電波法施行令(平成13年政令第245号)

(政令で定める海上特殊無線技士等)

第二条 (略)

2 (略)

3 法第四十条第一項第四号ハの政令で定める陸上特殊無線技士は次のとおりとする

一 第一級陸上特殊無線技士

二 第二級陸上特殊無線技士

三 第三級陸上特殊無線技士

四 国内電信級陸上特殊無線技士

(開設計画の認定申請手数料)

第七条 法第二十七条の十三第一項の規定による認定を申請する者が納めなければならない手数料の額は一三七一〇

〇円(移動受信用地上基幹放送をする特定基地局に係る開設計画の認定を申請する場合にあつては一七四一〇〇円)

とする

2 情報通信技術利用法第三条第一項の規定により同項に規定する電子情報処理組織を使用して認定を申請する場合に

おける前項の規定の適用については同項中「一三七一〇〇」とあるのは「一三六八〇〇」と「一七四一〇〇」

とあるのは「一七三九〇〇」とする

(操作及び監督の範囲)

第三条 次の表の上欄に掲げる資格の無線従事者はそれぞれ同表の下欄に掲げる無線設備の操作(アマチュア無線局

の無線設備の操作を除く以下この項において同じ)を行い並びに当該操作のうちモールス符号を送り又は受け

る無線電信の通信操作(以下この条において「モールス符号による通信操作」という)及び法第三十九条第二項の総

務省令で定める無線設備の操作以外の操作の監督を行うことができる

資格 操作の範囲

第一級総合無線通信士 一二 (略)

三 前号に掲げる操作以外の操作で第二級陸上無線技術士の操作の範囲に属するもの

第二級総合無線通信士 一 (略)

二 次に掲げる無線設備の技術操作

イ~ハ (略)

ニ イからハまでに掲げる無線設備以外の無線設備(基幹放送局の無線設備を除く)

で空中線電力二百五十ワット以下のもの

三 (略)

(略) (略)

第一級陸上無線技術士 無線設備の技術操作

第二級陸上無線技術士 次に掲げる無線設備の技術操作

一 空中線電力二キロワット以下の無線設備(テレビジョン基幹放送局の無線設備を除

く)

二~四 (略)

第一級陸上特殊無線技士 一 陸上の無線局の空中線電力五百ワット以下の多重無線設備(多重通信を行うことが

できる無線設備でテレビジョンとして使用するものを含む)で三十メガヘルツ以上

の周波数の電波を使用するものの技術操作

二 (略)

(略) (略)

55

3 電波法関係手数料令(昭和33年政令第307号)

(無線局に関する情報提供手数料)

第五条 法第二十五条第二項の規定による情報の提供を受ける者が納めなければならない手数料の額は情報の提供の方

法に従い次の表による額とする

情報の提供の方法 情報提供手数料(単位円)

一 用紙に出力したものの交付 一三〇〇

二 フレキシブルディスクカートリッジ(日本工業規格X六二二三に適合する幅九十ミ

リメートルのものに限る)に複写したものの交付

一一五〇

三 光ディスク(日本工業規格X〇六〇六及びX六二八一に適合する直径百二十ミリメ

ートルの光ディスクの再生装置で再生することが可能なものに限る)に複写した

ものの交付

一二〇〇

(開設計画の認定申請手数料)

第七条 法第二十七条の十三第一項の規定による認定を申請する者が納めなければならない手数料の額は一三七一〇

〇円(移動受信用地上基幹放送をする特定基地局に係る開設計画の認定を申請する場合にあつては一七四一〇〇円)

とする

2 情報通信技術利用法第三条第一項の規定により同項に規定する電子情報処理組織を使用して認定を申請する場合に

おける前項の規定の適用については同項中「一三七一〇〇」とあるのは「一三六八〇〇」と「一七四一〇〇」

とあるのは「一七三九〇〇」とする

4 電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号) (公示する期間内に申請することを要しない無線局)

第六条の四 法第六条第七項の総務省令で定める無線局は次の各号に掲げるものとする

一 認定開設者が認定計画に従つて開設する特定基地局を通信の相手方とする陸上に開設する移動する無線局

二~十一 (略)

(開設計画の認定の有効期間)

第九条の二 法第二十七条の十三第六項に規定する開設計画の認定の有効期間は当該認定の日から起算して五年(法第

二十七条の十二第二項第二号括弧書に規定する周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定にあつては十年)とす

(混信若しくはふくそうに関する調査又は終了促進措置のために提供する情報)

第十一条の二の三 法第二十五条第二項の無線局に関する事項に係る情報であつて総務省令で定めるもののうち混信又

はふくそうに関する調査に係るものは別表第二号の二の二終了促進措置に係るものは別表第二号の二の三のとおりと

するただし第十一条の二第一号第二号第五号及び第六号に規定する無線局(第十条の二第二号から第五号まで

に掲げる無線局非常局及び特別業務の局を除く)のもの並びに同条第七号第八号及び第十号に規定する無線局の

うち一GHz未満の周波数を使用する無線局のものについてはこの限りでない

(開設計画の認定の公示)

第十一条の二の六 法第二十七条の十三第七項の総務省令で定める公示する事項は次のとおりとする

一 認定を受けた者の氏名又は名称

二 当該認定計画に係る特定基地局の通信の相手方である陸上に開設する移動する無線局の移動範囲又は当該認定計

画に係る特定基地局により行われる移動受信用地上基幹放送に係る放送対象地域

2 認定開設者は前項第一号に掲げる事項に変更があつたときはその旨を届け出なければならない

3 前項の届出があつたときはその旨を公示する

(指定に係る受信設備の範囲)

56

第五十条の二 法第五十六条第一項に規定する指定(以下この節において単に「指定」という)に係る受信設備は次

の各号に掲げるもの(移動するものを除く)とする

一 電波天文業務の用に供する受信設備

二 宇宙無線通信の電波の受信を行なう受信設備

(広域専用電波の指定)

第五十一条の九の九 法第百三条の二第二項の規定による周波数の指定は総務大臣が別に告示により行うものとする

(広域専用電波の周波数の幅)

第五十一条の九の十 広域専用電波の周波数の幅は広域専用電波に該当する指定周波数の電波を使用する無線局(法別

表第六の一の項二の項及び四の項から六の項までに掲げる無線局及び包括免許に係る特定無線局に限る次条におい

て同じ)であつてその無線局の免許人が同一の者であるものに係る当該指定周波数ごとの占有周波数帯(認定計画

に従つて開設された特定基地局がある場合は当該認定計画に係る指定された周波数の周波数帯を含む次項において

同じ)を合わせた周波数帯の帯域幅とする

2 前項の規定にかかわらず設備規則又は周波数割当計画において移動しない無線局の使用する電波の周波数に応じて

移動する無線局の使用する電波の周波数が定まることとされている場合において当該移動しない無線局及び当該移動

する無線局の免許人が同一の者であるときは当該移動しない無線局及び当該移動する無線局の使用する広域専用電波

の周波数の幅は次に掲げる広域専用電波に該当する指定周波数ごとの占有周波数帯を合わせた周波数帯の帯域幅とす

一 次条の規定により当該移動する無線局に係る指定周波数の電波を使用するものとされる移動範囲又は区域におい

て設置される当該移動しない無線局に係る指定周波数

二 前号に掲げる指定周波数に応じて定まる当該移動する無線局に係る指定周波数

3 法第百三条の二第三項の規定により同条第二項の規定を適用する場合における広域専用電波の周波数の幅は認定計

画に係る指定された周波数の帯域幅とする

(広域専用電波の周波数の幅の算定に用いる区域等)

第五十一条の九の十一 広域専用電波に該当する指定周波数の電波を使用する無線局については次の各号に掲げる無線

局の区分に応じそれぞれ当該各号に定める移動範囲設置場所又は区域においてそれぞれ当該無線局に係る指定周

波数の電波を使用するものとして前条及び法第百三条の二第二項の規定を適用する

一 法別表第六の一の項に掲げる無線局(第三号及び第四号に掲げるものを除く) 当該無線局の移動範囲

二 法別表第六の二の項四の項及び六の項に掲げる無線局(第五号に掲げるものを除く) 当該無線局の無線設備

の設置場所

三 法別表第六の五の項に掲げる無線局及び包括免許に係る特定無線局(次号及び第五号に掲げるものを除く) 全

国の区域

四 包括免許に係る特定無線局(法第二十七条の二第一号に掲げる無線局に係るものに限る)であつて包括免許人

が開設する第二号又は次号に掲げる無線局を通信の相手方とするもの 当該特定無線局の送信の制御を行う主たる

無線局の無線設備の設置場所を管轄する総合通信局長の管轄区域(当該包括免許において指定周波数を使用する区

域に関する条件が付与されている場合にあつては当該区域)

五 包括免許に係る特定無線局(法第二十七条の二第二号に掲げる無線局に係るものに限る) 当該特定無線局の無

線設備の設置場所とすることができる区域

2 前項の規定にかかわらず広域専用電波に該当する指定周波数の電波を使用する法別表第六の一の項二の項若しく

は六の項に掲げる無線局又は包括免許に係る特定無線局が次の各号に掲げる場合のものであるときは当該各号に定め

る区域又は設置場所において当該無線局又は当該特定無線局に係る指定周波数の電波を使用するものとして前条及び

法第百三条の二第二項の規定を適用する

一 法別表第六の一の項に掲げる無線局及び包括免許に係る特定無線局(法第二十七条の二第一号に掲げる無線局に

係るものに限る)が指定周波数を同じくするものである場合(当該無線局及び当該特定無線局の免許人が同一の者

である場合に限る) 前項の規定により当該特定無線局に係る指定周波数の電波を使用するものとされる区域

二 法別表第六の二の項又は六の項に掲げる無線局が認定計画に従つて開設されたものである場合 当該認定計画に

記載されたすべての特定基地局の無線設備の設置場所

(書類の提出)

第五十二条 法及び法の規定に基づく命令の規定により総務大臣に提出する書類であつて次の表の上欄に掲げるものに

57

関するものは同表の下欄に掲げる場所を管轄する総合通信局長をその他のもの(法第二十五条第二項に規定する終了

促進措置に係る無線局に関する情報の提供に関するもの法第二十七条の十三第一項に規定する特定基地局の開設計画

の認定に関するもの無線設備の機器の型式検定に関するもの法第三十八条の二第一項に規定する無線設備の技術基

準の策定等の申出(法第百条第五項において準用する場合を含む第三項において同じ)に関するもの並びに法第三

十八条の五第一項に規定する登録証明機関法第三十八条の三十一第二項に規定する承認証明機関法第三十九条の二

第一項に規定する指定講習機関法第四十六条第一項に規定する指定試験機関法第七十一条の三第一項に規定する指

定周波数変更対策機関法第七十一条の三の二第一項に規定する登録周波数終了対策機関法第百二条の十七第一項に

規定するセンター及び法第百二条の十八第一項に規定する指定較正機関に関するものを除く)は前条第一項に規定す

る所轄総合通信局長(以下「所轄総合通信局長」という)を経由して総務大臣に提出するものとし法及び法の規定

に基づく命令の規定により総合通信局長に提出する書類は所轄総合通信局長に提出するものとするただし法第四

条の二の規定に基づく呼出符号又は呼出名称の指定の申請に関する書類及び法第八十三条第一項に規定する異議申立

書は総務大臣に直接提出することを妨げない

(表略)

2 (略)

3 法及び法の規定に基づく命令の規定により総務大臣に提出する書類であつて法第二十五条第二項に規定する終了促

進措置に係る無線局に関する情報の提供に関するもの及び法第二十七条の十三第一項に規定する特定基地局の開設計

画の認定に関するもの並びに法第三十八条の二第一項に規定する無線設備の技術基準の策定等の申出については第一

項の規定にかかわらず任意の総合通信局長を経由して総務大臣に提出することができる

4 (略)

別表第二号の二の三(第11条の2の3関係)

対象となる無線局 情報提供項目

開設指針において定める終了促進措置に係る無線局(法第

4条第1号から第3号までに掲げる無線局が含まれるとき

は当該無線局を除く)

1 免許人等の氏名又は名称(注1)

2 免許人等の住所(注2)

3 無線局の種別

4 無線局の目的(注3)

5 無線設備の設置場所(注4)

6 電波の型式周波数及び占有周波数帯幅(注5)

7 空中線電力

8 適合表示無線設備の番号(注6)

9 開設している無線局の数(注7)

注1 氏名については請求者が認定開設者(法第27条の14第3項に規定する認定開設者をいう以下同じ)である

場合に限り提供する

2 請求者が認定開設者以外の者である場合にあつては都道府県名及び市区町村名に限り提供する

3 登録局の場合にあつては提供しない

4 移動する無線局(包括免許に係る特定無線局を除く)にあつては常置場所包括免許に係る特定無線局にあっ

ては包括免許人の事務所の所在地を提供することとするただし請求者が認定開設者以外の者である場合にあ

つては都道府県名及び市区町村名に限り提供する

5 登録局の場合にあつては周波数に限り提供する

6 技術基準適合証明番号工事設計認証番号又は技術基準適合自己確認に係る届出番号を提供する

7 包括免許に係る特定無線局又は包括登録に係る登録局の場合に限り提供する

58

5 無線局免許手続規則(昭和25年電波監理委員会規則第15号) (記載事項の省略)

第十五条 次に掲げる無線局の免許を申請しようとするときは法第六条の規定する記載事項のうち次の区分に従い

それぞれ下記の事項の記載を省略することができる

一 (略)

二 認定開設者が認定計画に従つて開設する特定基地局 開設を必要とする理由

三~九 (略)

(認定の申請)

第二十五条の四 法第二十七条の十三第一項の認定の申請をしようとする者は申請書に開設計画及びそれぞれの写し一

通を添えて総務大臣に提出しなければならない

2 法第二十七条の十三第二項第十号の総務省令で定める事項は次のとおりとする

一 運用開始の予定期日(それぞれの特定基地局の運用が開始される日のうち最も早い日の予定期日をいう)

二 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法

三 無線従事者の配置方針

四 前各号に掲げるもののほか法第二十七条の十二第二項第六号に基づき開設指針において定める事項に関する事

3 第一項の申請書の様式は別表第五号の六のとおりとし当該申請書に添付する開設計画の様式は別表第五号の七

のとおりとする

(認定書の交付)

第二十五条の五 法第二十七条の十三第四項の規定により開設計画の認定をしたときは申請者に対しその旨認定の番

号認定の年月日及び認定の有効期間を記載した認定書を交付する

(認定等の拒否の通知)

第二十五条の六 法第二十七条の十三第一項の認定の申請を審査した結果により認定を拒否したときは申請者に対し

その旨の理由を記載した文書をもつて通知する

2 前項の規定は次条及び第二十五条の八の規定に基づく認定等の申請に準用する

(開設計画の変更等の申請)

第二十五条の七 (略)

(合併等に関する規定の準用)

第二十五条の八 (略)

59

別表第五号の六 特定基地局の開設計画の認定申請書及び開設計画の様式(第25条の4関係)

特定基地局開設計画認定申請書

年 月 日

総 務 大 臣 殿

申 請 者(注2)

郵 便 番 号 フ リ ガ ナ

住 所 フ リ ガ ナ

氏 名 印 フ リ ガ ナ

代表者氏名 印

電波法第27条の13第1項の規定により特定基地局の開設計画の認定を受けたいので下記により別紙

の書類を添えて申請します

1 該当する開設指針が示された告示の件名及び番号

2 欠格事由に関する事項(注3)

注1 収入印紙については該当欄に全部を貼付できない場合は別紙に貼付する旨を記載し日本

工業規格A列4番の用紙に貼付すること

2 申請者欄の記載は次によること

(1) 住所については法人又は団体の場合は本店又は主たる事務所の所在地を記載すること

(2) 氏名を自筆で記入したときは押印を省略できる法人又は団体の場合はその商号又は

名称並びに代表者の役職名及び氏名を記載することとし代表者が氏名を自筆で記入したとき

は押印を省略できるただし申請者が法律により直接に設立された法人又は特別の法律に

より特別の設立された法人の場合は代表者の氏名の記載を要しない

(3) 申請者が外国人である場合は住所については国籍及び本邦内における居住地を記載す

るものとし氏名については自筆により記載したときは押印を省略することができる

3 欠格事由については申請者が法第5条第3項各号(移動受信用地上基幹放送をする特定基

地局に係る開設計画の認定を受けようとする者にあつては同条第1項各号又は第3項各号)に

該当しないときはその旨を記載すること

4 用紙は日本工業規格A列4番とする

収入印紙貼付欄

(注1)

60

別表第五号の七 特定基地局の開設計画の様式(第25条の4関係)

特定基地局開設計画

1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するためのも

のであるのかの別

2 特定基地局の開設を必要とする理由

(1) 提供する電気通信役務の種類(注1)

(2) 開設しようとする特定基地局の内容

ア 無線局の種別

イ 発射を予定している電波の型式

ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力

エ 伝送情報の具体的内容(注1)

(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み及びその

算出根拠(注1)

3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲又は特定基地局により行われる移動

受信用地上基幹放送に係る放送対象地域(注2)

4 希望する周波数の範囲(注3)

5 当該通信系又は当該放送系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備

の設置場所及び開設時期(注4)

6 電波の能率的な利用を確保するための技術であつて特定基地局の無線設備に用いる予定のもの

(注5)

(1) 周波数の効率的利用の方策として導入を予定している技術の具体的内容

(2) 干渉回避の方策として導入を予定している技術の具体的内容

7 当該放送系に含まれるすべての特定基地局に係る無線設備の工事費及び無線局の運用費の支弁方

法(注6)(注7)

8 事業計画及び事業収支見積り(注6)(注8)

9 終了促進措置を行う場合にあつては当該終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用

の支弁方法

10 その他の事項

(1) 運用開始の予定期日(注9)

(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法(注10)

(3) 無線従事者の配置方針

ア 無線従事者の配置場所ごとの無線従事者の資格及び人数(注11)

イ 将来的な無線従事者の確保の方法

(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項(注12)

注1 移動受信用地上基幹放送をする特定基地局の開設計画にあつては記載を要しない

2 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲については当該特定基地局によ

つて無線通信業務を行うこととしている区域以外の区域においても通信の相手方である移動す

る無線局の無線通信を可能とするために同一の開設指針に係る特定基地局の開設を予定してい

る他の事業者との業務委託契約の締結を予定している場合であつては当該他の事業者の氏名又

は名称及び当該他の事業者所属の特定基地局を通信の相手方とする場合の移動範囲を記載する

こと

3 周波数は希望する周波数の範囲を「何MHzから何MHzまで」のように記載すること

61

なお特定の周波数を希望する場合は希望する周波数の範囲に代えて希望する周波数を記載

することができる

4 認定の有効期間中における毎年度ごと市区町村ごと及び無線局の種別ごとの開設予定無線局

数を記載すること

なお既に確保している無線設備の設置場所がある場合にあつてはそれぞれ設置場所の住所

を「何市何町」等のように併せて記載すること

5 学術資料等の添付をもつて記載に代える場合はその旨を記載し別紙により添付すること

6 電気通信業務を行うことを目的とする特定基地局の開設計画にあつては記載を要しない

7 無線設備の工事費についてはその総額並びに送信設備受信設備土地及び建物等に係る費

用の内訳をそれぞれ記載すること送信設備の規模等に応じて送信設備及び受信設備の単価が異

なる場合にはそれぞれの単価及びその数量についても記載すること

8 別表第二号第1の26の欄のうち別紙(1)から(12)まで及び(15)から(18)までについて記載す

ること

9 年月日を記載すること

10 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法の記載は次によること

(1) 保守管理及び障害時の具体的な対応体制及び方法を記載すること

(2) 部内規定等がある場合において部内規定等の添付をもつて記載に代える場合はその旨

を記載し別紙により添付すること

11 既に無線従事者を有している場合にあつては当該無線従事者の資格及び人数を併せて記載す

ること

12 法第27条の12第2項第6号の規定によりその他必要な事項として開設指針に定められた事項

について具体的内容を記載すること

13 用紙は日本工業規格A列4番とする

62

6 電気通信事業法関係法令

(1) 電気通信事業法(昭和59年法律第86号) (業務の停止等の報告)

第二十八条 電気通信事業者は第八条第二項の規定により電気通信業務の一部を停止したとき又は電気通信業務に関

し通信の秘密の漏えいその他総務省令で定める重大な事故が生じたときはその旨をその理由又は原因とともに遅滞

なく総務大臣に報告しなければならない

(電気通信主任技術者)

第四十五条 電気通信事業者は事業用電気通信設備の工事維持及び運用に関する事項を監督させるため総務省令で

定めるところにより電気通信主任技術者資格者証の交付を受けている者のうちから電気通信主任技術者を選任しな

ければならないただしその事業用電気通信設備が小規模である場合その他の総務省令で定める場合はこの限りで

ない

2 電気通信事業者は前項の規定により電気通信主任技術者を選任したときは遅滞なくその旨を総務大臣に届け出

なければならないこれを解任したときも同様とする

(電気通信主任技術者資格者証)

第四十六条 電気通信主任技術者資格者証の種類は伝送交換技術及び線路技術について総務省令で定める

2 電気通信主任技術者資格者証の交付を受けている者が監督することができる電気通信設備の工事維持及び運用に関

する事項の範囲は前項の電気通信主任技術者資格者証の種類に応じて総務省令で定める

3 総務大臣は次の各号のいずれかに該当する者に対し電気通信主任技術者資格者証を交付する

一 電気通信主任技術者試験に合格した者

二 電気通信主任技術者資格者証の交付を受けようとする者の養成課程で総務大臣が総務省令で定める基準に適合

するものであることの認定をしたものを修了した者

三 前二号に掲げる者と同等以上の専門的知識及び能力を有すると総務大臣が認定した者

45 (略)

(電気通信主任技術者の義務)

第四十九条 電気通信主任技術者は事業用電気通信設備の工事維持及び運用に関する事項の監督の職務を誠実に行わ

なければならない

(2) 電気通信事業法施行規則(昭和60年郵政省令第25号) (業務の停止等の報告)

第五十七条 法第二十八条の規定による報告をしようとする者は報告を要する事由が発生した後(通信の秘密の漏えい

に係るものにあつてはそれを知つた後)速やかにその発生日時及び場所概要理由又は原因措置模様その他参考

となる事項について適当な方法により報告するとともにその詳細について次の表の上欄に掲げる報告の事由の区分に

応じそれぞれ同表の中欄に掲げる様式により同表の下欄に掲げる報告期限までに報告書を提出しなければならない

報告の事由 様式 報告期限

一 法第八条第二項の規定による電気

通信業務の一部の停止

様式第五十 法第八条第二項の規定により電気通信業務の一部を停

止した日から三十日以内

二 通信の秘密の漏えい 様式第五十の二 電気通信業務に関し通信の秘密の漏えいを知つた日か

ら三十日以内

三 第五十八条で定める重大な事故 様式第五十の三 その重大な事故が発生した日から三十日以内

(報告を要する重大な事故)

第五十八条 法第二十八条の総務省令で定める重大な事故は次のとおりとする

一 電気通信設備の故障により電気通信役務の全部又は一部(付加的な機能の提供に係るものを除く)の提供を停止

又は品質を低下させた事故(他の電気通信事業者の電気通信設備の故障によるものを含む)であつて次のいずれ

にも該当するもの

イ 当該電気通信役務の提供の停止又は品質の低下を受けた利用者の数が三万以上のもの(総務大臣が当該利用者

63

の数の把握が困難であると認めるものにあつては総務大臣が別に告示する基準に該当するもの)

ロ 当該電気通信役務の提供の停止時間又は品質の低下の時間が二時間以上のもの

二 電気通信事業者が設置した衛星海底ケーブルその他これに準ずる重要な電気通信設備の故障により当該電気

通信設備を利用するすべての通信のそ通が二時間以上不能となる事故

様式第4(第4条第3項第2号第9条第1項第2号第10条第2項第60条の2第2号関係)

提供する電気通信役務

電 気 通 信 役 務 の 種 類 提供する役務

1 加入電話

2 総合デジタル通信サービス(中継電話又は公衆電話であるもの及び国際総合デジタル通信

サービスを除く)

3 中継電話(国際電話等であるものを除く)

4 国際電話等 国際電話

国際総合デジタル通信サービス

5 公衆電話

6 携帯電話 三九世代移動通信システムを使用するもの

三九世代移動通信システムを使用するもの以外のもの

7 PHS

8 IP電話 当該IP電話の提供のために電気通信番号規則第9条第1項第1号又は

第10条第1項第2号に規定する電気通信番号を使用するもの

当該IP電話の提供のために電気通信番号規則第9条第1項第1号又は

第10条第1項第2号に規定する電気通信番号を使用するもの以外のもの

9 FMCサービス

10 インターネット接続サービス(携帯電話PHS端末インターネット接続サービスである

ものを除く)

11 FTTHアクセ

スサービス

共同住宅等内にVDSL設備その他の電気通信設備を用いるもの以外の

もの

共同住宅等内にVDSL設備その他の電気通信設備を用いるもの

12 DSLアクセスサービス

13 FWAアクセスサービス

14 CATVアクセスサービス

15 携帯電話PHS端末インターネット接続サービス(三九世代携帯電話端末インターネ

ット接続サービスであるものを除く)

16 携帯電話PHSパケット通信アクセスサービス(三九世代携帯電話パケット通信アク

セスサービスであるものを除く)

17 三九世代携帯電話端末インターネット接続サービス

18 三九世代携帯電話パケット通信アクセスサービス

19 フレームリレーサービス

20 ATM交換サービス

21 公衆無線LANアクセスサービス

22 BWAアクセスサービス

23 IP-VPNサービス

24 広域イーサネットサービス

25 専用役務 国内電気通信役務であるもの

国際電気通信役務であるもの

26 上記1から25までに掲げる電気通信役務を利用した付加価値サービス

27 インターネット関連サービス(IP電話を除く)

28 電報 (略)

29 上記1から28までに掲げる電気通信役務以外の電気通信役務

注 (略)

64

(3) 電気通信主任技術者規則(昭和60年郵政省令第27号) (電気通信主任技術者の選任等)

第三条 法第四十五条第一項の規定による電気通信主任技術者の選任は次に掲げるところによるものとする

一 次の表の上欄に掲げる事業用電気通信設備を直接に管理する事業場ごとにそれぞれ当該事業場に常に勤務する

者であつて同表の下欄に掲げるもののうちから行うこと

イ 事業用電気通信設備(線路設備及び

これに附属する設備を除く)

伝送交換主任技術者資格者証の交付を受けている者

ロ 線路設備及びこれに附属する設備 線路主任技術者資格者証の交付を受けている者

二 業務区域が一の都道府県の区域を超える電気通信事業者にあつては前号の規定によるほか事業用電気通信設

備を設置する都道府県ごとに前号の表の上欄に掲げる事業用電気通信設備の種別に応じそれぞれ当該都道府県

に常に勤務する者であつて同表の下欄に掲げるもののうちから行うこと

2 前項各号の規定にかかわらず総務大臣が別に告示する場合は前項第一号の表の上欄に掲げる事業用電気通信設備

の種別に応じ同号の規定による選任に代えて同号の事業場を直接統括する事業場ごとに電気通信主任技術者を選任し

又は当該電気通信主任技術者若しくは前項各号の規定により選任された電気通信主任技術者に他の事業場若しくは都

道府県において選任すべき電気通信主任技術者を兼ねさせることができる

(資格者証の種類)

第五条 法第四十六条第一項の電気通信主任技術者資格者証(以下「資格者証」という)の種類は伝送交換主任技術

者資格者証及び線路主任技術者資格者証とする

(4) 電気通信主任技術者選任の範囲を定める件(平成22年総務省告示第49号) 電気通信主任技術者規則(以下「規則」という)第三条第二項の規定に基づき総務大臣が別に告示する場合は次

の各項に掲げる場合の区分に応じそれぞれ当該各項に掲げる場合とする

一 規則第三条第二項の規定により電気通信主任技術者を選任し又は同条第一項第一号若しくは同条第二項の規定によ

り選任された電気通信主任技術者に他の事業場(当該事業場に常に勤務する者のうちに電気通信主任技術者資格者証の

交付を受けている者がいない場合に限る)において選任すべき電気通信主任技術者を兼ねさせる場合 次の各号のい

ずれにも適合する場合

1 規則第三条第二項の規定により選任される電気通信主任技術者又は他の事業場の電気通信主任技術者を兼務する

こととなる者(以下「兼務主任技術者等」という)が直接統括される事業場又は兼務することとなる事業場に速

やかに到達できること

2 これらの事業場において直接に管理される電気通信設備に障害が生じた場合には予備設備への切り替え等の障

害防止のための応急措置が直ちに行われること

3 これらの事業場に係る電気通信設備の工事維持及び運用上必要な事項が兼務主任技術者等に容易に連絡できる

よう措置されていること

4 これらの事業場の電気通信設備の巡視点検及び検査の結果が兼務主任技術者等に報告されること

5 その他これらの事業場が兼務主任技術者等による監督で支障ないように措置されていること

二 規則第三条第一項第一号又は同条第二項の規定により選任された電気通信主任技術者に同条第一項第二号の規定に

基づき選任すべき電気通信主任技術者を兼ねさせる場合 次の各号のいずれかの場合

1 規則第三条第一項第一号又は同条第二項の規定により選任された電気通信主任技術者の勤務する事業場がある都

道府県の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合

2 電気通信事業者が事業開始後五年以内において電気通信設備を設置する都道府県ごとに電気通信主任技術者(第

三項に規定する兼任主任技術者を含む)を選任する計画を管理規程に定めている場合であって当該計画の期間中

における利用者の数が三万未満の都道府県の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合

3 電波法施行規則(昭和二十五年電波監理委員会規則第十四号)第四条第二十号の二に規定する地球局のうち専

ら一の利用者(当該電気通信事業者との間に電気通信役務の提供を受ける契約を締結する者であって電気通信事

業者以外の者をいう)に電気通信役務の提供を行うことを目的として開設された地球局における事業用電気通信設

備が設置されている都道府県(当該都道府県内に複数の利用者に電気通信役務の提供を行うことを目的として開

設された地球局がある場合を除く)の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合

三 規則第三条第一項第二号の規定により選任された電気通信主任技術者に他の都道府県において選任すべき電気通信

主任技術者を兼ねさせる場合 総務省組織令(平成十二年政令第二百四十六号)第百三十八条第一項に規定する総合通

65

信局(北海道総合通信局を除く)の管轄区域内又は当該管轄区域と隣接する都府県(沖縄県を除く以下この項にお

いて同じ)の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合であって次の各号のいずれにも適合する場合

1 当該都府県内に設置された電気通信設備に障害が生じた場合には予備設備への切り替え等の障害防止のための

応急措置が直ちに行われること

2 当該都府県内に設置された電気通信設備の工事維持及び運用上必要な事項が当該都府県の電気通信主任技術

者を兼任することとなる者(以下「兼任主任技術者」という)に容易に連絡できるよう措置されていること

3 当該都府県内の電気通信設備の巡視点検及び検査の結果が兼任主任技術者に報告されること

4 その他当該都府県内の電気通信設備が兼任主任技術者による監督で支障ないように措置されていること

66

7 三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指

針を定める件(平成23年総務省告示第513号) 改正平成24年4月17日(平成24年総務省告示第165号)

電波法(昭和二十五年法律第百三十一号)第二十七条の十二第一項の規定に基づき三九世代移動通信システムの普

及のための特定基地局の開設に関する指針を次のように定める

平成二十三年十二月十四日 総務大臣 川端 達夫

第一章 総則

一 開設指針の対象とする特定基地局の範囲に関する事項

本開設指針の対象とする特定基地局(以下単に「特定基地局」という)の範囲は無線設備規則(昭和二十五年電

波監理委員会規則第十八号)第四十九条の六の四第四十九条の六の五又は第四十九条の六の九に規定する技術基準

に係る無線設備(当該無線設備の発射する電波の中継を行う同規則第四十九条の六に規定する技術基準に係るものを

含む)を使用する基地局及び陸上移動中継局のうち次項第一号に規定する周波数を使用するものとする

二 周波数割当計画に示される割り当てることが可能である周波数のうち特定基地局に使用させることとする周波数及

びその周波数の使用に関する事項

1 特定基地局に使用させることとする周波数は九四五MHzを超え九六〇MHz以下又は七七三MHzを超え八〇三MHz以

下の周波数(当該周波数の使用は平成二十四年七月二十五日以降に限る)とする

2 特定基地局に係る前号に規定する周波数の使用区域は全国とする

3 第一号に規定する周波数のうち現に特定基地局以外の無線局が使用している場合であってその周波数について

周波数割当計画(平成二十年総務省告示第七百十四号)において使用の期限が定められている周波数及びその期限

の満了の日はそれぞれ次のとおりである

(一)(二) (略)

(三) 七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数 平成三十一年三月三十一日

第二章 九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定に係る事項

三 特定基地局の配置及び開設時期に関する事項

1 本開設指針に係る開設計画(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局のものに限る以下

この章において同じ)の認定を受けた者(以下この章において「認定開設者」という)は当該認定の日(以下

この章において「認定日」という)から四年を経過した日の属する年度の末日までに総合通信局(沖縄総合通信

事務所を含む以下同じ)の管轄区域ごとの特定基地局(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用するもの

に限る以下この章(第三号を除く)において同じ)の人口カバー率(一の市町村(特別区を含み平成二十二

年十月一日における行政区画による区域とする以下同じ)における全ての市町村事務所等(地方自治法(昭和二

十二年法律第六十七号)第四条第一項に規定する事務所並びに同法第百五十五条第一項(同法第二百八十三条第一

項において適用する場合を含む)に規定する支所及び出張所をいう以下同じ)において特定基地局(屋内その

他他の無線局の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置するものを除く)とその

通信の相手方である陸上移動局との間の通信が可能となる場合に当該一の市町村を当該通信が可能な市町村とみな

し一の総合通信局の管轄区域における当該通信が可能な市町村の人口(平成二十二年の国勢調査の結果による人

口とする以下同じ)の合計を当該一の総合通信局の管轄区域の人口で除した値をいう以下同じ)が全て百

分の五十以上になるように特定基地局を開設しなければならない

2 (略)

3 認定開設者は認定日から七年を経過した日の属する年度の末日までに三九世代移動通信システムの基地局

(特定基地局のうち無線設備規則第四十九条の六の九に規定する技術基準に係る無線設備(占有周波数帯幅が一〇

MHz以上のものに限る)を使用するものをいう以下同じ)であって九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を

使用するものの運用を開始しなければならない

四五 (略)

67

六 特定基地局の円滑な開設の推進に関する事項その他必要な事項

1~3 (略)

4 本開設指針に係る開設計画の認定は電波法第二十七条の十三第四項各号並びに前各項及び前各号に規定する事

項並びに別表第二に規定する要件を満たしている申請の数が一の場合は当該申請に対してするものとし一を超え

る場合は当該申請について別表第三に掲げる順序に従い同表に掲げる基準に適合する申請の数が一となるまで審査

した当該申請に対してするものとするなお同法第二十七条の十三第三項の規定により公示された期間(以下「申

請期間」という)内に提出された本開設指針に係る開設計画の認定の申請については前後なく受け付けたものと

して同等に扱い審査を行う

56 (略)

第三章 七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定に係る事項

七 特定基地局の配置及び開設時期に関する事項

1 本開設指針に係る開設計画(七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用する特定基地局のものに限る以下

この章において同じ)の認定を受けた者(以下この章において「認定開設者」という)は当該認定の日(以下

この章において「認定日」という)から七年を経過した日の属する年度の末日までに総合通信局の管轄区域ごと

の特定基地局(七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用するものに限る以下この章において同じ)の人口

カバー率が全て百分の八十以上になるように特定基地局を開設しなければならない

2 認定開設者は認定日から七年を経過した日の属する年度の末日までに三九世代移動通信システムの基地局

であって七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用するものの運用を開始しなければならない

八 特定基地局の無線設備に係る電波の能率的な利用を確保するための技術の導入に関する事項

特定基地局の無線設備に対しては適応多値変調及び空間多重技術その他の電波の能率的な利用を確保するための

技術を用いなければならない

九 終了促進措置に関する事項

1 認定開設者は次の(一)及び(二)に掲げる無線局による七七〇MHzを超え八〇六MHz以下の周波数の使用を第二項

第三号(三)に定める日前に終了させるためこの項に定めるところにより次の(一)及び(二)に掲げる無線局を対

象とする終了促進措置を実施しなければならない

(一) 番組素材中継を行う無線局(無線設備規則第三十七条の二十七の二十一に規定する番組素材中継を行う無線

局をいう以下同じ)であって七七〇MHzを超え八〇六MHz以下の周波数を使用するもの

(二) 無線設備規則第四十九条の十六に規定する特定ラジオマイクの無線局及び同規則第四十九条の十六の二に規

定するデジタル特定ラジオマイクの無線局

2 全ての認定開設者は前号(一)及び(二)に掲げる無線局の免許人(以下「対象免許人」という)との間の合意に

基づいて対象免許人が当該無線局について第二項第三号(三)に定める日前に次に掲げるいずれかの措置を行う

ことを条件として当該措置に係る無線局の運用の開始を確保するために必要な範囲において終了促進措置とし

て次号(一)及び(二)に掲げる費用の全部を連帯して負担しなければならない

(一) 前号(一)に掲げる無線局が使用する周波数を一二四〇MHzを超え一三〇〇MHz以下若しくは二三三〇MHz

を超え二三七〇MHz以下に変更する措置又は一二四〇MHzを超え一三〇〇MHz以下若しくは二三三〇MHzを

超え二三七〇MHz以下の周波数を使用する番組素材中継を行う無線局を開設しかつ同号(一)に掲げる無線局

を廃止若しくは当該無線局が使用する周波数を一二四〇MHzを超え一三〇〇MHz以下若しくは二三三〇MHz

を超え二三七〇MHz以下に変更する措置

(二) 前号(二)に掲げる無線局が使用する周波数を四七〇MHzを超え七一四MHz以下若しくは一二四〇MHzを超え一

二六〇MHz以下に変更する措置又は四七〇MHzを超え七一四MHz以下若しくは一二四〇MHzを超え一二六〇MHz

以下の周波数を使用するラジオマイクの無線局を開設しかつ同号(二)に掲げる無線局を廃止若しくは当該無

線局が使用する周波数を四七〇MHzを超え七一四MHz以下若しくは一二四〇MHzを超え一二六〇MHz以下に変更

する措置

3 前号の規定により認定開設者が負担する費用は同号に定める措置に係る次に掲げる費用とする

(一) 無線局の無線設備及びこれに附属する設備(当該無線局の開設に必要な受信設備伝送路設備その他の設備

68

をいう(二)において同じ)の取得に要する費用

(二) 第一号(一)及び(二)に掲げる無線局の無線設備及びこれに附属する設備の変更の工事に要する費用

4 認定開設者は終了促進措置の実施に当たって次に掲げる事項を行わなければならない

(一) (二)から(四)までに掲げる事項及び終了促進措置に係る対象免許人との合意について他の全ての認定開設

者と共同して実施することとし当該事項及び当該合意の実施方法について認定日から三月以内に他の全ての

認定開設者と協議し合意することなお終了促進措置に要した費用について一の認定開設者が負担する金額

は当該費用の総額を認定開設者の数で除した額とすること

(二) (一)の他の全ての認定開設者との合意の日から六月以内に終了促進措置の実施の概要(次号(四)の定めに

より設置した窓口の連絡先及び対応時間を含む)を対象免許人に周知させるための措置を開始すること

(三) (一)の他の全ての認定開設者との合意の日から六月以内に終了促進措置の実施手順を対象免許人に対して

通知すること

(四) (二)及び(三)に掲げる事項の実施前に対象免許人を社員その他の構成員としている法人又は団体(以下「免

許人団体」という)との間で(二)及び(三)の事項の実施について協議を行うこと

(五) 対象免許人との間で当該対象免許人が行う第二号に定める措置の内容及びその実施時期並びに当該措置に

係る終了促進措置に関する費用負担の範囲方法及び実施時期並びに当該対象免許人が当該措置を行うまでの間

に当該対象免許人の第一号(一)及び(二)に掲げる無線局と特定基地局が周波数を共用する場合の当該共用の条件

その他終了促進措置の内容について協議を行うこと

(六) 対象免許人から(五)の協議の申入れがあった場合には遅滞なく当該協議を開始すること

5 申請者(本開設指針に係る開設計画の申請者に限る以下この章において同じ)又は認定開設者は終了促進措

置の実施に関する透明性の確保を図るため次に掲げる事項を遵守しなければならない

(一) 申請者は平成二十四年総務省告示第百六十五号(三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局

の開設に関する指針を定める件の一部を改正する件)の告示のときから認定を受けるまでの間対象免許人及び

免許人団体に対し認定開設者が行う第二号に規定する費用の負担に関する協議調整等を一切行わないこと

(二) 申請者は平成二十四年総務省告示第百六十五号の告示のときから認定を受けるまでの間他の全ての申請

者に対し終了促進措置に係る前号(一)の実施方法について協議調整等を一切行わないこと

(三) 認定開設者は前号(一)により他の全ての認定開設者と合意したときはその合意の内容を示す書面の写し

を速やかに総務大臣に提出するとともにその内容をインターネットの利用その他の方法により公表すること

(四) 認定開設者は前号(一)の合意の日から一月以内に終了促進措置の実施に関する対象免許人からの問合せ

に対応するための窓口を設置し第二項第三号(三)に定める日の前日まで設置すること

(五) 認定開設者は前号(三)の通知をした場合はその通知の内容をインターネットの利用その他の方法により

公表すること

(六) 認定開設者は終了促進措置に関する費用の負担の公正が確保されるよう十分に配意することなお前号

(四)及び(五)に規定する終了促進措置の実施に関する協議において免許人団体が関与する場合には当該免許

人団体は当該関与に対して認定開設者及び対象免許人から対価を受けてはならないこと

(七) 認定開設者は前号(五)の協議により合意がなされたときはその内容を全ての認定開設者及び対象免許

人が署名若しくは記名押印した書面又は電子署名を行った電磁的記録により確認し本開設指針に係る開設計画

の認定の有効期間中当該書面又は当該電磁的記録を保管し総務大臣の求めに応じて速やかにその写しを提出

すること

(八) 認定開設者は当該認定に係る開設計画に基づく終了促進措置の完了までの間毎年度の四半期ごとに第

一号(一)及び(二)に掲げる無線局の区分に従い当該措置を実施した無線局数及び当該措置の実施に要した費用そ

の他当該措置の実施の状況を示す書類を総務大臣に提出すること

6 総務大臣は前号(八)の規定により認定開設者から提出された書類について本開設指針(七七三MHzを超え八〇

三MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画に係る部分に限る)及び当該認定に係る開設計画に基づき適

切に終了促進措置が実施されていることを確認し当該書類の概要及び確認の結果をインターネットの利用その他

の方法により公表するものとする

7 認定開設者は終了促進措置に関して対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図る

ための体制の整備その他必要な措置を講ずるよう努めなければならない

十 特定基地局の円滑な開設の推進に関する事項その他必要な事項

1 特定基地局は次に掲げる場合に開設されたものとする

(一) 第二項第一号に規定する七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数のみを使用する基地局又は陸上移動中継局

を開設した場合

69

(二) 第二項第一号に規定する七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数と当該周波数とは異なる周波数とを併せて

使用する基地局又は陸上移動中継局を開設した場合

(三) 既に開設している基地局又は陸上移動中継局について第二項第一号に規定する七七三MHzを超え八〇三MHz以

下の周波数の追加又は当該周波数への変更に係る周波数の指定の変更を受けた場合

2 地域ごとに連携する複数の者がそれぞれ本開設指針に係る開設計画の認定の申請を行う場合にはこれらの申請

を一の申請とみなして本開設指針の規定を適用する

3 本開設指針に係る開設計画の認定の申請は次に定めるところにより行わなければならない

(一) 申請することができる周波数の帯域幅は一〇MHzとし電波法第二十七条の十三第二項第四号に規定する希

望する周波数の範囲として七七三MHzを超え七八三MHz以下七八三MHzを超え七九三MHz以下及び七九三MHzを超

え八〇三MHz以下の周波数を希望する順に開設計画に記載すること

(二) 申請に当たっては電波法第二十七条の十三第二項及び無線局免許手続規則第二十五条の四に定めるところ

によるほか別表第一に規定する事項について開設計画に記載しなければならない

4 本開設指針に係る開設計画の認定は電波法第二十七条の十三第四項各号並びに第一項第二項及び第七項から

前項まで並びに前各号に規定する事項並びに別表第二に規定する要件を満たしている申請に対して行うただし

当該申請(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けている者のもの

を除く)の数が三の場合は当該申請に対して認定するものとし三を超える場合は当該申請について別表第三に掲

げる順序に従い同表に掲げる基準に適合する申請の数が三となるまで審査した当該申請に対して認定するものとす

るなお申請期間内に提出された本開設指針に係る開設計画の認定の申請については前後なく受け付けたもの

として同等に扱い審査を行う

5 開設計画の認定に係る電波法第二十七条の十三第四項に基づく周波数の指定は第三号(一)により開設計画に記

載した希望する周波数の範囲に基づき行うこの場合において二以上の申請者が同じ周波数の範囲を希望すると

きは前号の別表第三に係る審査における基準への適合の度合いが高い者の希望を優先するただし当該申請者

に九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けている者が含まれる場合

はその者の申請はそれ以外の者の申請に劣後するものとする

6 認定開設者は毎年度の四半期ごとに当該認定に係る開設計画に基づく事業の進捗を示す書類を総務大臣に提

出しなければならない

7 別表第一の二4に規定するブースター障害等の防止又は解消はそれらに要する費用の負担等当該ブースター障

害等の防止又は解消に当たり必要な事項についてあらかじめ全ての認定開設者間で協議し合意した上で当該全

ての認定開設者が共同して行わなければならない

別表第一 開設計画に記載すべき事項

一 特定基地局の整備計画に関する事項

1 特定基地局の開設数に関する年度(特定基地局の最初の運用開始の日から十年を経過した日の属する年度まで

に限る以下この一及び四において同じ)の末日ごと都道府県ごと無線局の種別ごと(屋内その他他の無線局

の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置する無線局かの別を含む)及び技術基

準ごと(無線設備規則第四十九条の六の五に規定する技術基準(拡散符号速度が毎秒三八四メガチップのもので

あって六四値直交振幅変調が可能なものに限る)にあっては隣接する二の搬送波を使用すること又は複数の空中

線を使用する空間多重方式を用いることにより伝送速度を向上させるものかどうかの別同規則第四十九条の六の

九に規定する技術基準にあっては占有周波数帯幅の別を含む)の計画

2 総合通信局の管轄区域ごとの特定基地局の人口カバー率に関する市町村ごと年度の末日ごとの計画(当該計

画に係る無線局の開設数を含む)

3 別表第三の二に規定する全国の三九世代移動通信システムの基地局の人口カバー率に関する市町村ごと年

度の末日ごとの計画(当該計画に係る無線局の開設数を含む)

4 三九世代移動通信システムの基地局の運用の開始に関する計画

二 開設計画に従って円滑に特定基地局を整備するための能力に関する事項(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を

使用する特定基地局の開設計画(以下「九〇〇MHz帯開設計画」という)の申請に当たっては次の1から3まで七七

三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画(以下「七〇〇MHz帯開設計画」という)の申請

に当たっては次の1から4までに掲げる事項について記載すること)

1 特定基地局の設置場所の確保(開設に対する地域住民の合意形成に向けた取組を含む以下別表第二の二におい

70

て同じ)に関する計画及びその根拠

2 特定基地局の無線設備の調達に関する計画及びその根拠

3 特定基地局の整備に係る工事業者その他の業者との協力体制の確保に関する計画及びその根拠

4 地上デジタル放送(人工衛星の無線局以外の無線局により行われるテレビジョン放送(デジタル放送に限る)を

いう以下この4において同じ)の受信電波を増幅する機器その他の受信設備に作用することにより発生する地上

デジタル放送の受信障害(以下「ブースター障害等」という)を与えるおそれのある世帯数等の規模当該ブース

ター障害等の防止又は解消に要する費用の見通し当該費用の負担に関する事項及びそれらの根拠並びに当該ブー

スター障害等を防止し又は解消するための方法当該方法の実施に関する地上デジタル放送を行う放送事業者(放

送法(昭和二十五年法律第百三十二号)第二条第二十六号に規定する放送事業者をいう)との間の連絡及び調整そ

の他のブースター障害等の防止又は解消に関する計画及びその根拠

三 電気通信設備の設置及び運用を円滑に行うための技術的能力に関する事項

1 申請者が設置しようとする無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績及び計画

2 特定基地局に係る伝送路設備交換設備端末設備その他の運用に必要な電気通信設備(電気通信事業法(昭和

五十九年法律第八十六号)第二条第二号に規定する電気通信設備をいう以下同じ)の調達及び工事に関する計画

及びその根拠

3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関する計画及びその根拠

4 電気通信主任技術者(電気通信事業法第四十五条第一項に規定する電気通信主任技術者をいう以下同じ)の選

任及び配置に関する計画及びその根拠

5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻(ふく)輳(そう)を防止し又は最

小限に抑えるための措置に関する計画及びその根拠

四 財務的基礎に関する事項

1 特定基地局の運用による電気通信事業(電気通信事業法第二条第四号に規定する電気通信事業をいう以下同じ)

により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根拠(当該電気通信事業に係る電気通信役務(同条第三号

に規定する電気通信役務をいう以下同じ)の契約数に関する事項を含む)

2 特定基地局に係る設備投資の額及び終了促進措置の実施に要する費用その他当該電気通信事業に要する費用に関

する年度ごとの見通し及びその根拠

3 当該電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠(申請者及び申請者に対する主な

出資者の財務諸表(財務諸表等の用語様式及び作成方法に関する規則(昭和三十八年大蔵省令第五十九号)第一

条第一項に規定する財務諸表をいう)その他の当該計画に従って必要な資金を確保することができることを証する

書類を別紙により添付すること)

4 当該電気通信事業に係る損益及びキャッシュフローに関する年度ごとの見通し及びその根拠

五 業務執行体制の整備に関する事項

1 法令遵守のための体制の整備に関する計画及びその根拠(法令遵守に係る内部規程がある場合は別紙により添

付すること)

2 個人情報保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠(個人情報保護に係る内部規程がある場合は別紙

により添付すること)

3 電気通信役務についての利用者からの苦情及び問合せに対する適切かつ迅速な処理を行うための体制その他の電

気通信事業の利用者の利益の保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠(電気通信事業の利用者の利益の

保護に係る内部規程がある場合は別紙により添付すること)

六 混信等の防止に関する事項

九〇〇MHz帯開設計画にあっては次の1七〇〇MHz帯開設計画にあっては次の2に掲げる無線局その他既設の無線

局(予備免許を受けているものを含む)及び電波法第五十六条第一項に規定する指定を受けている受信設備(以下「既

設の無線局等」という)の運用並びに電波の監視を阻害する混信その他の妨害を防止するための対策及び体制に関す

る計画及びその根拠

1 九〇〇MHz帯開設計画に係る無線局

(一)~(七) (略)

2 七〇〇MHz帯開設計画に係る無線局

(一) 無線設備規則第三十七条の二十七の九から第三十七条の二十七の十一までに規定する技術基準に係る無線設

備を使用する無線局

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(二) 無線設備規則第四十九条の六の三から第四十九条の六の五まで及び第四十九条の六の九に規定する技術基準

に係る無線設備を使用する基地局(七七三MHzを超え八〇三MHz以下及び八六〇MHzを超え八九〇MHz以下の周波数

を使用するものに限る)

(三) 無線設備規則第四十九条の二十二の二に規定する技術基準に係る無線設備を使用する無線局

(四) 番組素材中継を行う無線局であって七七〇MHzを超え八〇六MHz以下の周波数を使用するもの

(五) 無線設備規則第四十九条の十六及び第四十九条の十六の二に規定する技術基準に係る無線設備を使用する無

線局

七 終了促進措置に関する事項

1 第五項第二号(七〇〇MHz帯開設計画にあっては第九項第二号)に規定する費用の負担に充てることが可能な金

額の総額(以下「負担可能額」という)

2 当該費用に充てる資金の確保の計画及びその根拠(外国通貨で表示された金額は申請期間の開始日における外

国為替の売買相場により本邦通貨で表示された金額に換算することまた申請者の預金口座の残高として金融

機関が証明した書類金融機関による融資を行う旨を約する書類その他の負担可能額に相当する資金を確実に確保

することができることを証する書類を別紙により添付すること)

3 対象免許人等(七〇〇MHz帯開設計画にあっては対象免許人以下同じ)との終了促進措置の協議を開始する

無線局の割合及び終了促進措置の実施を完了する無線局の割合に関する年度ごと都道府県(第五項第一号(二)

及び(三)に掲げる無線局においては総合通信局の管轄区域)ごと第五項第一号(一)から(三)まで(七〇〇MHz帯開

設計画にあっては第九項第一号(一)及び(二))の区別ごとの計画及びその根拠

4 終了促進措置の実施に係る窓口の設置周知させるための措置及び通知の実施の確保に関する計画

5 第五項第五号(一)(七〇〇MHz帯開設計画にあっては第九項第五号(一)及び(二))に規定する事項の遵守を示す

6 対象免許人等との終了促進措置に係る協議及び合意の方法に関する計画

7 第五項(七〇〇MHz帯開設計画にあっては第九項)に定める終了促進措置に関する事項について対象免許人等

との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体制の整備その他必要な措置に関する計画

八 電波の能率的な利用の確保に関する事項

申請者に係る携帯無線通信(無線設備規則第三条第一号に規定する携帯無線通信をいう以下同じ)を行う無線局

の周波数に係る電波の能率的な利用を確保するための取組に関する計画(電波の利用状況及び利用計画を含む以下

別表第二の十において同じ)及びその根拠

九 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与に関する事項

本開設指針又は平成二十一年総務省告示第二百四十八号(三九世代移動通信システムの導入のための特定基地局

の開設に関する指針を定める件)に係る開設計画の認定を受けていない電気通信事業者(電気通信事業法第二条第五

号に規定する電気通信事業者をいい同号に規定する電気通信事業者になる見込みのある者を含む以下同じ)に対

する卸電気通信役務(同法第二十九条第一項第十号に規定する卸電気通信役務をいう以下同じ)の提供又は電気

通信設備の接続その他の方法による特定基地局の利用を促進するための具体的な計画

十 申請者の条件に関する事項

別表第二の十一の要件に対する適合を示す旨(申請者が法人又は団体である場合にあってはその役員(組合その

他これに準ずる事業体にあっては役員に相当する者を含む以下同じ)及び同表十一4の議決権の関係を示す書類

を別紙により添付すること)

十一 一から十までに定めるもののほか本開設指針に定められた事項に関する申請者のこれまでの取組の実績並びに計

画及びその根拠

別表第二 開設計画の認定の要件

一 全ての都道府県の区域において特定基地局を整備する計画及びその根拠を有していること

二 開設計画に記載された全ての特定基地局についてその円滑な整備のため設置場所の確保無線設備の調達及びそ

の整備に係る業者との協力体制の確保に関する計画(七〇〇MHz帯開設計画の認定においてはブースター障害等の防

止又は解消に関する計画を含む)及びその根拠を有していること

72

三 申請者が設置しようとする無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績又は計画を有しかつ特定基地

局の運用に必要な電気通信設備の調達及び工事並びに運用及び保守に関する計画及びその根拠を有していること

四 関係法令の規定に基づき無線従事者の配置方針並びに電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根

拠を有していること

五 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑えるため

の措置に関する計画(申請者が開設計画の認定を受けたことのある者である場合にあっては当該認定に係る開設計画

に記載されたもの以外のものを含むこと)及びその根拠を有していること

六 特定基地局の運用による電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠を有しておりか

つ当該電気通信事業に係る損益に関する年度ごとの見通しにおいて利益の生じる年度があること

七 法令遵守のための体制の整備平成十六年総務省告示第六百九十五号(電気通信事業における個人情報保護に関する

ガイドラインを定める件)に適合した個人情報保護のための体制の整備及び電気通信事業の利用者の利益の保護のため

の体制の整備に関する計画及びその根拠を有していること

八 既設の無線局等の運用及び電波の監視を阻害する混信その他の妨害を防止するため当該妨害の防止に係る対応を行

う窓口の設置及び特定基地局の設置前に当該設置に係る情報交換若しくは協議の実施又は当該妨害を防止するための

特定基地局の設置における無線設備へのフィルタの追加若しくは無線局の設置場所及び無線設備の空中線の指向方向

の調整の実施による干渉の改善等の措置を行う計画及びその根拠を有していること

九 負担可能額が次の各号に掲げる区分によりそれぞれ当該各号に定める金額以上であり当該負担可能額を確実に

確保できること

1 九〇〇MHz帯開設計画の認定 千二百億円

2 七〇〇MHz帯開設計画の認定 六百億円

十 申請者に係る携帯無線通信を行う無線局の周波数に係る電波の能率的な利用を確保するための取組に関する計画及

びその根拠を有していること(九〇〇MHz帯開設計画の認定においては第四項七〇〇MHz帯開設計画の認定においては

第八項に掲げる事項を除く)

十一 申請者が次の要件を満たしていること

1 申請者が本開設指針に係る二以上の開設計画の認定の申請(申請期間が同じものに限る以下この十一におい

て同じ)を行っていないこと

2 申請者が本開設指針に係る他の開設計画の認定の申請を行っている法人又は団体の役員ではないこと

3 申請者が法人又は団体である場合にあってはその役員が本開設指針に係る他の開設計画の認定の申請を行って

いないこと

4 申請者が法人又は団体である場合にあっては申請者により議決権の三分の一以上を保有される者申請者の議

決権を三分の一以上保有する者及び申請者の議決権を三分の一以上保有する者により議決権の三分の一以上を保有

される者(申請者を除く)(申請者と地域ごとに連携する者を除く)が本開設指針に係る開設計画の認定の申請

を行っていないことこの場合において一の者により議決権の三分の一以上を保有される者が議決権の三分の一

以上を保有する者は当該一の者により議決権の三分の一以上を保有される者と一の者の議決権を三分の一以上保

有する者の議決権を三分の一以上保有する者は当該一の者の議決権を三分の一以上保有する者と順次みなす

別表第三 開設計画の認定の審査基準

一 負担可能額(当該負担可能額に十億円未満の端数があるときはこれを切り捨てかつ九〇〇MHz帯開設計画の認定

においては二千百億円七〇〇MHz帯開設計画の認定においては千五百億円を超える額があるときはその超える額を

控除した額とする)がより大きいこと

二 認定日(九〇〇MHz帯開設計画の認定においては第三項第一号に規定する認定日七〇〇MHz帯開設計画の認定におい

ては第七項第一号に規定する認定日とする)から七年を経過した日の属する年度の末日の全国の三九世代移動通

信システムの基地局(九〇〇MHz帯開設計画の認定においては九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用するもの

七〇〇MHz帯開設計画の認定においては七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用するものに限るこの二におい

73

て同じ)の人口カバー率(一の市町村における全ての市町村事務所等において三九世代移動通信システムの基地局

(屋内その他他の無線局の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置するものを除く)

とその通信の相手方である陸上移動局との間の通信が可能となる場合に当該一の市町村を当該通信が可能な市町村と

みなし当該通信が可能な市町村の人口の合計を全国の人口で除した値をいう)を百分の五で除した値(一未満の

端数があるときはこれを一に切り上げるものとする)がより大きいこと

三 次に掲げる基準への適合の度合いが高いこと

1 終了促進措置に関する事項

第五項(七〇〇MHz帯開設計画の認定においては第九項)に定める終了促進措置に関する事項について対象免

許人等との迅速な合意形成を図るための具体的な対策及び円滑な実施を図るための具体的な体制の整備に関する計

画がより充実していること

2 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与

(一) 本開設指針又は平成二十一年総務省告示第二百四十八号に係る開設計画の認定を受けていない電気通信事業

者等多数の者に対する卸電気通信役務の提供又は電気通信設備の接続その他の方法による特定基地局の利用を

促進するための具体的な計画がより充実していること

(二) (一)のほか申請者に割り当てている周波数帯の有無及び差違並びに申請者に割り当てている周波数の幅に対

する当該周波数を利用する電気通信事業に係る契約数の程度を勘案して特定基地局を開設して電気通信事業を

行うことが電気通信事業の健全な発達と円滑な運営により寄与すること

74

8 その他関係告示

(1) 平成23年総務省告示第513号に基づく特定基地局の開設計画の認定の申請期間等を定

める件(平成24年総務省告示第167号) 電波法(昭和二十五年法律第百三十一号)第二十七条の十三第三項の規定に基づき及び同項を実施するため平成二

十三年総務省告示第五百十三号(三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針を定める件)

に基づく特定基地局の開設計画の認定の申請期間等を次のように定める

平成二十四年四月十七日 総務大臣 川端 達夫

一 周波数

七七三MHzを超え八〇三MHz以下

二 申請期間

平成二十四年四月十七日(火)八時三十分から同年五月二十五日(金)十七時十五分までの間

三 申請の提出先

総務大臣又は任意の総合通信局長若しくは沖縄総合通信事務所長

四 問合せ先

総務省総合通信基盤局電波部移動通信課 電話〇三(五二五三)五八九三

五 申請要領

開設計画の認定を受けようとする者が認定の申請を行うための要領その他の必要な事項は別に公表する

  • 第1章 申請書類の提出
    • 1 申請受付期間
    • 2 申請受付場所
    • 3 問合せ先
    • 4 留意事項
      • (1) 関係法令の適用
      • (2) 記載方法等について
      • (3) その他
          • 第2章 申請書類の作成
            • 1 全体的注意事項
              • ア 製本
              • イ 記載原則
              • ウ 定義等
                • 2 免許規則別表第5号の6認定申請書
                  • (1) 記載例
                  • (2) 注意事項
                    • ア 収入印紙
                    • イ 申請者欄
                    • ウ その他
                        • 3 免許規則別表第5号の7開設計画
                          • (1) 記載例
                          • (2) 注意事項
                            • ア 「1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するためのものであるのかの別」について
                            • イ 「2(1) 提供する電気通信役務の種類」について
                            • ウ 「2(2)ア 無線局の種別」について
                            • エ 「2(2)イ 発射を予定している電波の型式」について
                            • オ 「2(2)ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力」について
                            • カ 「2(2)エ 伝送情報の具体的内容」について
                            • キ 「2(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み及びその算出根拠」について
                            • ク 「3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲」について
                            • ケ 「4 希望する周波数の範囲」について
                            • コ 「5 当該通信系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場所及び開設時期」について
                            • サ 「6 電波の能率的な利用を確保するための技術であって特定基地局の無線設備に用いる予定のもの」について
                            • シ 「7 終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法」について
                            • ス 「8(1) 運用開始の予定期日」について
                            • セ 「8(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法」について
                            • ソ 「8(3) 無線従事者の配置方針」について
                            • タ 「8(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項」について
                                • 4 免許規則別表第5号の7開設計画(開設指針別表第一に定められた事項)
                                  • (1) 「一 特定基地局の整備計画に関する事項」について
                                    • ア 共通的注意事項
                                    • イ 様式の記載に当たっての共通的注意事項
                                    • ウ 「一1 特定基地局の開設数に関する計画」について
                                    • エ 「一2 特定基地局の人口カバー率に関する計画」について
                                    • オ 「一3 39世代移動通信システムの基地局の人口カバー率に関する計画」について
                                    • カ 「一4 39世代移動通信システムの基地局の運用の開始に関する計画」について
                                      • (2) 「二 開設計画に従って円滑に特定基地局を整備するための能力に関する事項」について
                                        • ア 「二1 特定基地局の設置場所の確保に関する計画及びその根拠」について
                                        • イ 「二2 特定基地局の無線設備の調達に関する計画及びその根拠」について
                                        • ウ 「二3 特定基地局の整備に係る工事業者その他の業者との協力体制の確保に関する計画及びその根拠」について
                                        • エ 「二4 ブースター障害等の防止又は解消に関する計画及びその根拠」について
                                          • (3) 「三 電気通信設備の設置及び運用を円滑に行うための技術的能力に関する事項」について
                                            • ア 「三1 無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績及び計画」について
                                            • イ 「三2 電気通信設備の調達及び工事に関する計画及びその根拠」について
                                            • ウ 「三3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関する計画及びその根拠」について
                                            • エ 「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」について
                                            • オ 「三5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑えるための措置に関する計画及びその根拠」について
                                              • (4) 「四 財務的基礎に関する事項」について
                                                • ア 共通的注意事項
                                                • イ 「四1 電気通信事業により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について
                                                • ウ 「四2 特定基地局に係る設備投資の額及び終了促進措置の実施に要する費用その他当該電気通信事業に要する費用に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について
                                                • エ 「四3 当該電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠」について
                                                • オ 「四4 当該電気通信事業に係る損益及びキャッシュフローに関する年度ごとの見通し及びその根拠」について
                                                  • (5) 「五 業務執行体制の整備に関する事項」について
                                                    • ア 共通的注意事項
                                                    • イ 「五1 法令遵守のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について
                                                    • ウ 「五2 個人情報保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について
                                                    • エ 「五3 電気通信事業の利用者の利益の保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について
                                                      • (6) 「六 混信等の防止に関する事項」について
                                                      • (7) 「七 終了促進措置に関する事項」について
                                                        • ア 共通的注意事項
                                                        • イ 「七1 負担可能額」について
                                                        • ウ 「七2 負担可能額に充てる資金の確保の計画及びその根拠」について
                                                        • エ 「七3 終了促進措置の協議を開始及び実施が完了する無線局の割合に関する計画及びその根拠」について
                                                        • オ 「七4 窓口の設置周知通知の実施の確保に関する計画」について
                                                        • カ 「七5 第九項第五号(一)及び(二)に規定する事項の遵守を示す旨」について
                                                        • キ 「七6 協議及び合意の方法に関する計画」について
                                                        • ク 「七7 対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体制の整備その他必要な措置に関する計画」について
                                                          • (8) 「八 電波の能率的な利用の確保に関する事項」について
                                                          • (9) 「九 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与に関する事項」について
                                                          • (10) 「十 申請者の条件に関する事項」について
                                                          • (11) 「十一 一から十までに定めるもののほか本開設指針に定められた事項に関する申請者のこれまでの取組の実績並びに計画及びその根拠」について
                                                              • 第3章 様式
                                                                • 1 様式1A(開設指針別表第一の一1関係)
                                                                • 2 様式1B(開設指針別表第一の一2及び3関係)
                                                                • 3 様式4A(開設指針別表第一の四1関係)
                                                                • 4 様式4B(開設指針別表第一の四4関係)
                                                                • 5 様式4C(開設指針別表第一の四4関係)
                                                                • 6 様式7(開設指針別表第一の七3関係)
                                                                  • 第4章 参考資料
                                                                    • 1 開設指針の骨子
                                                                      • (1) 特定基地局の範囲
                                                                      • (2) 使用する周波数
                                                                      • (3) 特定基地局の配置及び開設時期
                                                                      • (4) 電波の能率的な利用を確保するための技術の導入
                                                                      • (5) 終了促進措置
                                                                        • ア 対象となる無線局
                                                                        • イ 終了促進措置により認定開設者が負担する費用
                                                                        • ウ 終了促進措置の実施に関する事項
                                                                        • エ 終了促進措置の実施に関する透明性の確保に関する事項
                                                                        • オ その他の事項
                                                                          • (6) 開設計画の認定等
                                                                            • ア 申請できる周波数幅
                                                                            • イ 絶対審査基準競願時審査基準
                                                                              • (ア) 絶対審査基準
                                                                              • (イ) 競願時審査基準
                                                                                • ウ その他
                                                                                  • (7) 【参考】絶対審査基準について
                                                                                    • ア 電波法における規定(法第27条の13第4項)
                                                                                    • イ 開設指針における規定
                                                                                        • 2 負担可能額の算定に関する参考資料
                                                                                          • (1) 下限額上限額の基本的な算定方法
                                                                                            • ア FPU
                                                                                            • イ 特定ラジオマイク
                                                                                              • (2) 1無線局当たりの平均単価等
                                                                                                • ア FPU
                                                                                                  • (ア) 下限額におけるFPUの平均単価
                                                                                                  • (イ) 上限額におけるFPUの平均単価
                                                                                                    • イ 特定ラジオマイク
                                                                                                      • (ア) 下限額における特定ラジオマイクの平均単価
                                                                                                      • (イ) 上限額における特定ラジオマイクの平均単価
                                                                                                          • (3) 地域別の無線局数
                                                                                                            • ア FPUの無線局数
                                                                                                              • (ア) FPUの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)
                                                                                                              • (イ) 下限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                              • (ウ) 上限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                                • イ 特定ラジオマイクの無線局数
                                                                                                                  • (ア) 特定ラジオマイクの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)
                                                                                                                  • (イ) 下限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                                  • (ウ) 上限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                                    • 3 無線局免許等の検索方法
                                                                                                                    • 4 地上デジタル放送の受信障害への対策費用の推計に関する参考資料
                                                                                                                      • (1) 地上デジタル放送の受信障害(受信ブースター干渉)の概要
                                                                                                                      • (2) 受信ブースターへの干渉影響の評価
                                                                                                                        • ア  干渉影響の実証実験方法
                                                                                                                        • イ  実証実験結果
                                                                                                                          • (3) 受信ブースター対策費用の推計
                                                                                                                            • ア 推計方法
                                                                                                                            • イ 受信ブースター設置数のサンプル調査
                                                                                                                            • ウ 干渉影響場所率の計算機シミュレーション
                                                                                                                            • エ 受信ブースター対策費用の推計
                                                                                                                              • (4) シミュレーション参考資料
                                                                                                                                • ア (参考)計算機シミュレーションパラメータ
                                                                                                                                • イ (参考)受信ブースター対策費用単価の推計
                                                                                                                                • ウ (参考)地域ごとの電波伝搬区分
                                                                                                                                    • 5 法第56条第1項の規定により指定された受信設備
                                                                                                                                      • 第5章 主要関係法令
                                                                                                                                        • 1 電波法(昭和25年法律第131号)
                                                                                                                                        • 2 電波法施行令(平成13年政令第245号)
                                                                                                                                        • 3 電波法関係手数料令(昭和33年政令第307号)
                                                                                                                                        • 4 電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号)
                                                                                                                                        • 5 無線局免許手続規則(昭和25年電波監理委員会規則第15号)
                                                                                                                                        • 6 電気通信事業法関係法令
                                                                                                                                          • (1) 電気通信事業法(昭和59年法律第86号)
                                                                                                                                          • (2) 電気通信事業法施行規則(昭和60年郵政省令第25号)
                                                                                                                                          • (3) 電気通信主任技術者規則(昭和60年郵政省令第27号)
                                                                                                                                          • (4) 電気通信主任技術者選任の範囲を定める件(平成22年総務省告示第49号)
                                                                                                                                            • 7 三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針を定める件(平成23年総務省告示第513号)
                                                                                                                                            • 8 その他関係告示
                                                                                                                                              • (1) 平成23年総務省告示第513号に基づく特定基地局の開設計画の認定の申請期間等を定める件(平成24年総務省告示第167号)
Page 6: 3 9世代移動通信システムの普及のための 特定基地局の開設 ...3.9世代移動通信システムの普及のための 特定基地局の開設計画の認定申請マニュアル

2

3 問合せ先 100-8926 東京都千代田区霞が関2-1-2

総務省 総合通信基盤局 電波部 移動通信課

電子メール 700mhz900mhztimesmlsoumugojp

(迷惑メール防止のためをtimesに変換して表記しています)

電 話 03-5253-5893

F A X 03-5253-5946

4 留意事項

(1) 関係法令の適用 申請書類は法第27条の13第2項免許規則第25条の4別表第5号の6及び別表第5号の7並

びに開設指針の規定に準拠することが必要です本マニュアルは認定の申請を行うための参考情

報を公表するもので申請書類の作成に当たり本マニュアルに準拠することを強制するものでは

ありません

(2) 記載方法等について 申請書類への記載方法等について個別のお問合せをいただいた場合であっても本マニュアル及

び開設指針その他公表されている資料に記載されている内容以外についてはお答えしかねます

申請受付期間中に申請希望者の皆様に対し公平にお知らせすべき追加の情報が発生した場合に

は必要に応じて総務省「電波利用ホームページ」の「700900MHz帯周波数再編ポータルサイト」

に掲載しますので適宜お役立てください

(参考)httpwwwtelesoumugojpjrefportal

申請書への記載に当たっては本マニュアルの他773MHzを超え803MHz以下の周波数を使用する

特定基地局に係る制度整備に対する意見募集の結果(平成 24年4月 11日報道発表

httpwwwsoumugojps-news01kiban14_02000082html)も併せて参考としてください

申請受付期間後の申請内容の変更は原則として認められませんただし審査に当たって記載

内容を正確に把握すること等を目的として総務省から口頭や書面による質問回答を任意でお願

いすることがありますその場合であっても申請後に進捗のあった内容を反映したり申請時に

抽象的に記載していた内容をより具体的に説明したりといった形での追加情報をいただいたとし

ても原則として審査において考慮することはできません

申請書類に記載した内容は開設計画の審査結果の公表等に当たって公表することがあります

ただし経営上の秘密に該当する内容がある場合にはその扱いについて申請者と相談させていた

だきますのでどの情報が経営上の秘密に該当するのかが分かるようにしてください

申請された内容について審査の効率化及び概要の公表等のため後日電子データでの提出を

求めることがあります

(3) その他 申請される開設計画の認定の有効期間は10年です(施行規則第9条の2)

3

申請を行う者は(開設指針の一部改正の)告示のときから認定を受けるまでの間終了促進措

置の対象免許人及び免許人団体に対し終了促進措置に関する費用の負担に関する協議調整等を

一切行わないことが義務付けられています(開設指針第九項第5号(一))ので留意してください

また同期間内に他の全ての申請者に対し終了促進措置の実施に係る開設指針第九項第4号(一)

の実施方法について協議調整等を一切行ってはならないことも義務付けられています(開設指針

第九項第5号(二))ので併せて留意してください

開設計画の認定制度は認定開設者が認定を受けた開設計画に係る周波数を使用する特定基地

局の免許について排他的に申請することを可能とする制度であり実際の周波数の使用については

電波法その他関係法令の規定に基づく審査を経て免許を受けることによって可能となるものです

ので留意してください

開設計画の認定に当たっては945MHzを超え960MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計

画の認定を受けている者の開設計画は他の申請者の開設計画よりも審査に当たって劣後して扱わ

れることとなりますので留意してください

申請を審査し認定する場合は官報掲載による公示を行う(法第27条の13第7項施行規則第

11条の2の6)とともに認定書を交付します(免許規則第25条の5)また認定を拒否する場

合は文書により通知します(免許規則第25条の6)

認定開設者は四半期ごとに開設計画に基づく事業の進捗状況(終了促進措置の実施状況を含

みます)を示す書類を総務大臣に提出することが義務付けられています(開設指針第九項第5号

(八)及び第十項第6号)

4

第2章 申請書類の作成 1 全体的注意事項 ア 製本

各資料の用紙は原則として日本工業規格A列4番の用紙としてください

申請書類は免許規則別表第5号の6に規定される特定基地局開設計画認定申請書に同規則別

表第5号の7に規定される特定基地局開設計画(別紙別添参考資料を含みます)を添付し

バルキーファイル等に綴じ込んで提出してください

目次を付けるページ番号を入れる仕切り紙を挿入する内容に重複があるものについては一

の書類にまとめて作成する相互の関係が分かるよう注記を付すなど適宜分かりやすい形で作成

してください

大部となるものや冊子等の資料は別添として分離し例えば「別添12(個人情報取扱規程)」

等と適宜の表題を付して申請書類に添付してください

イ 記載原則

各資料に記載する比率等の数値は本マニュアルに特段の記載の無いものは原則として小数

点第2位を四捨五入とし小数点第1位までの記載としてくださいまた整数部については3桁区

切りで「」を挿入してください

各資料に記載する金額は本マニュアルに特段の記載の無いものは原則として百万円を単位

として記載してください

各項目において開設指針等の規定により計画等の根拠を記載することとなっている事項につい

てはその計画等の内容についてできるだけ具体的な根拠の記載や裏付けとなる資料等の添付を

してください根拠が薄弱な内容については審査において考慮されないことがあります

ウ 定義等

「総合通信局」には沖縄総合通信事務所を含みます

認定日は平成24年度中であることを前提として記載してください

「特定基地局」とは773~803MHzの周波数を使用する

第3世代W-CDMA方式(設備規則第49条の6の4)の基地局

35世代HSPA方式等(設備規則第49条の6の5)の基地局

39世代LTE方式(設備規則第49条の6の9)の基地局

上記3種類の基地局の電波を中継する陸上移動中継局(設備規則第49条の6)

のいずれかをいいフェムトセル基地局及び屋内小型基地局を含みます(開設指針第一項)

「39世代移動通信システムの基地局」とは773~803MHzの周波数を使用する39世代の基地

局陸上移動中継局のうち占有周波数帯幅が10MHzのものをいいます(開設指針第三項第3号)

なお「39世代移動通信システムの導入のための特定基地局の開設指針(平成21年総務省告示第248

号)」とは異なり今回認定対象となる773~803MHzの周波数以外の周波数の基地局陸上移動中継

局は「39世代移動通信システムの基地局」に含まれないので留意してください

「地上デジタル放送」とは人工衛星の無線局以外の無線局により行われるテレビジョン放送(デ

ジタル放送)をいいます(開設指針別表第一の二4)

5

2 免許規則別表第5号の6認定申請書

(1) 記載例

特定基地局開設計画認定申請書

平成24年5月25日

総 務 大 臣 殿

申 請 者

郵 便 番 号 100-8926 フ リ ガ ナ トウキョウト チヨダク カスミガセキ 2-1-2

住 所 東京都千代田区霞が関2-1-2 フ リ ガ ナ イドウツウシンカブシキガイシャ

氏 名 移動通信株式会社 印 フ リ ガ ナ ダイヒョウトリシマリヤクシャチョウ イドウ タロウ

代表者氏名 代表取締役社長 移動 太郎 印

電波法第27条の13第1項の規定により特定基地局の開設計画の認定を受けたいので下記に

より別紙の書類を添えて申請します

1 該当する開設指針が示された告示の件名及び番号

件名39世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針を定める件

番号平成23年総務省告示第513号

2 欠格事由に関する事項

電波法第5条第3項各号の欠格事由に該当しません

収 入 印 紙

貼 付 欄

6

(2) 注意事項 ア 収入印紙

開設計画の認定申請手数料として1件につき137100円分の収入印紙を収入印紙貼付欄に貼

付してください

収入印紙の全部を収入印紙貼付欄に貼付できない場合は「収入印紙は別紙貼付」等と記載し

別紙に貼付してください

副本(写し)は収入印紙を貼付していない状態の写しとしてください

イ 申請者欄

住所については法人又は団体の場合は本店又は主たる事務所の所在地を記載してください

氏名を自筆で記入したときは押印を省略できます法人(団体)の場合はその商号(名称)

及び代表者の役職名氏名を記載し代表者が氏名を自筆で記入したときは押印を省略できます

(申請者が法律により直接に設立された法人又は特別の法律により特別の設立された法人の場合

は代表者の氏名の記載を要しません)

申請者が外国人である場合は住所については国籍及び本邦内における居住地を記載するもの

とし氏名については自筆により記載したときは押印を省略することができます

ウ その他

法第5条第3項各号の欠格事由に該当する者に対しては認定を行いません(法第27条の13第5

項)

7

3 免許規則別表第5号の7開設計画

(1) 記載例

特定基地局開設計画

1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するた

めのものであるのかの別

法第27条の12第1項第1号に掲げる事項

2 特定基地局の開設を必要とする理由

(1) 提供する電気通信役務の種類

携帯電話インターネット接続サービス(携帯電話PHS端末インターネット接続サービ

スであるものを除く)39世代携帯電話端末インターネット接続サービス39世代携帯

電話パケット通信アクセスサービス

(2) 開設しようとする特定基地局の内容

ア 無線局の種別

基地局及び陸上移動中継局

イ 発射を予定している電波の型式

5M00 X7W10M0 X7W

ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力

30W

エ 伝送情報の具体的内容

無線設備規則第49条の6の9に規定する技術基準による音声伝送及びデータ伝送

(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み

及びその算出根拠

別紙中「四1 電気通信事業により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根

拠」(timestimesページ)に併せて記載

3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲

全国

4 希望する周波数の範囲

第1希望 773MHzを超え783MHz以下

第2希望 783MHzを超え793MHz以下

第3希望 793MHzを超え803MHz以下

5 当該通信系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場

所及び開設時期

別紙中「一1 特定基地局の開設数に関する計画」及び「一2 特定基地局の人口カバー

率に関する計画」(timestimesページ)に併せて記載

8

6 電波の能率的な利用を確保するための技術であって特定基地局の無線設備に用いる予定

のもの

(1) 周波数の効率的利用の方策として導入を予定している技術の具体的内容

別紙中「八 電波の能率的な利用の確保に関する事項」(timestimesページ)に併せて記載

(2) 干渉回避の方策として導入を予定している技術の具体的内容

別紙中「六 混信等の防止に関する事項」(timestimesページ)に併せて記載

7 終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法

別紙中「七2 負担可能額に充てる資金の確保の計画及びその根拠」(timestimesページ)に併せ

て記載

8 その他の事項

(1) 運用開始の予定期日

平成26年1月1日

(サービス開始予定平成26年4月)

(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法

別紙中「三3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関す

る計画及びその根拠」及び「三5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信

設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑えるための措置に関する計画及びそ

の根拠」(timestimesページ)に併せて記載

(3) 無線従事者の配置方針

ア 無線従事者の配置場所ごとの無線従事者の資格及び人数

別紙中「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」(timestimes

ページ)に併せて記載

イ 将来的な無線従事者の確保の方法

別紙中「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」(timestimes

ページ)に併せて記載

(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項

別紙のとおり

本マニュアル上は1葉にて記載例を示していますが複数葉として構いません

(2) 注意事項 ア 「1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するた

めのものであるのかの別」について

「法第27条の12第1項第1号に掲げる事項」と記載してください

イ 「2(1) 提供する電気通信役務の種類」について

特定基地局を利用して提供する役務について電気通信事業法施行規則(昭和60年郵政省令第25

号)様式第4の表に掲げられる電気通信役務の種類から該当する可能性のあるものを全て記載して

くださいなお代表的な電気通信役務の種類は次のとおりです

9

携帯電話

インターネット接続サービス(携帯電話PHS端末インターネット接続サービスであるものを除く)

携帯電話PHS端末インターネット接続サービス(39世代携帯電話端末インターネット接続サービスであるものを除く)

携帯電話PHSパケット通信アクセスサービス(39世代携帯電話パケット通信アクセスサービスであるものを除く)

39世代携帯電話端末インターネット接続サービス

39世代携帯電話パケット通信アクセスサービス

現時点で提供することが確定しておらず将来的な市場動向等による可能性があるものはその

旨を具体的に付記してください

ウ 「2(2)ア 無線局の種別」について

「基地局」又は「基地局及び陸上移動中継局」と記載してください

陸上移動中継局を開設することが確定しておらず例えばエリア拡充等の電気通信事業の展開等

に応じて利用を検討する場合はその旨を具体的に付記してください

エ 「2(2)イ 発射を予定している電波の型式」について

発射を予定している電波の型式を次にしたがって全て記載してください

第3世代又は35世代「5M00 G7W」

39世代「5M00 X7W」又は「10M0 X7W」又は「5M00 X7W10M0 X7W」

現時点で発射することが確定しておらず将来的な市場動向等による可能性があるものはその

旨を具体的に付記してください

オ 「2(2)ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力」について

周波数帯幅又はMIMO多重数ごとに最大空中線電力が異なる場合はそれぞれ記載してください

現時点で使用することが確定していないものの将来的に空中線電力の増加を見込んでいる場合

はその旨及び増加後の最大空中線電力を具体的に付記してください

カ 「2(2)エ 伝送情報の具体的内容」について

記載例にならい使用する無線設備の規格及び音声データの別を記載してください

キ 「2(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み

及びその算出根拠」について

開設指針別表第一の四1に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてその内容

を記載してください

ク 「3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲」について

移動する無線局について包括免許制度を利用する場合には「全国」と記載してください

特定基地局によって無線通信業務を行うこととしている区域以外の区域においても通信の相手

方である移動する無線局の無線通信を可能とするために同一の開設指針に係る特定基地局の開設

を予定している他の事業者との業務委託契約の締結を予定している場合には当該他の事業者の氏

名又は名称及び当該他の事業者所属の特定基地局を通信の相手方とする場合の移動範囲を記載し

てください

10

ケ 「4 希望する周波数の範囲」について

記載例にならい次の3つの周波数帯を第1希望第2希望第3希望の順に記載してくださ

い(開設指針第十項第3号(一))

773MHzを超え783MHz以下

783MHzを超え793MHz以下

793MHzを超え803MHz以下

「773MHzを超え783MHz以下」「783MHzを超え793MHz以下」及び「793MHzを超え803MHz以下」以外

の周波数を記載しないでくださいまた同順位で複数の周波数を記載しないでください

指定の方法により記載されていない場合は申請の要件を満たしていないものとして扱います

開設計画の認定に当たっての周波数の指定方法については次のように行われます(開設指針第

十項第5号)よって全ての申請者に対して第1希望どおりに周波数を指定できない場合は競

願時審査基準(開設指針別表第3)の審査を実施し競願時審査基準への適合の度合いが高い者の

希望を優先して周波数を指定します

開設計画で記載した「希望する周波数の範囲」(開設指針第十項第3号(一))に基づいて行う

2以上の申請者が同じ周波数の範囲を希望するときは競願時審査基準への適合の度合いが高

い者の希望を優先する

申請者に945MHzを超え960MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けてい

る者が含まれる場合はその者の申請はそれ以外の者の申請に劣後する

コ 「5 当該通信系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場

所及び開設時期」について

開設指針別表第一の一1及び2に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてそ

の内容を記載してください

サ 「6 電波の能率的な利用を確保するための技術であって特定基地局の無線設備に用いる予定

のもの」について

(1)については開設指針別表第一の八に定められた事項と併せて記載する旨を記載し(2)につ

いては開設指針別表第一の六に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてその

内容を記載してください

シ 「7 終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法」について

開設指針別表第一の七2に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてその内容

を記載してください

ス 「8(1) 運用開始の予定期日」について

最初の特定基地局を運用する予定の日を年月日で記載してくださいなお平成24年7月24日

以前とすることはできません(開設指針第二項第1号)

特定基地局を利用するサービス(電気通信役務の提供)開始の時期についても併せて記載してく

ださい

セ 「8(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法」について

開設指針別表第一の三3及び5に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてそ

11

の内容を記載してください

ソ 「8(3) 無線従事者の配置方針」について

アイのいずれも開設指針別表第一の三4に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別

紙においてその内容を記載してください

タ 「8(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項」について

「別紙のとおり」等と記載し次ページ以降に従い別紙にてその内容を記載してください

12

4 免許規則別表第5号の7開設計画(開設指針別表第一に定められた事項) 「開設指針に定められた事項に関連する事項」については開設指針別表第一(開設計画に記載すべ

き事項)に規定される項目に従い以下の注意事項を踏まえた資料を別紙として作成してください

(1) 「一 特定基地局の整備計画に関する事項」について ア 共通的注意事項

正当な理由がないのにこの整備計画に従って特定基地局を開設していないときは認定を取り

消すことがあるので注意してください(法第27条の15第2項)

特定基地局が使用する773~803MHzの周波数については既存無線局としてFPU及び特定ラジオマ

イク(デジタル特定ラジオマイクを含む以下同じ)が770~806MHzの周波数を使用しています

FPUは報道スポーツ中継などの番組素材中継に使用される可搬型システムで放送事業者

が利用しています

特定ラジオマイクは各種興行やスタジオ等において音声音響等を伝送するためのワイヤ

レスマイクシステムで放送事業者や劇場等の興行者が利用していますなお779~788MHz

又は797~806MHzの周波数を使用する(アナログ)特定ラジオマイクと770~806MHzの周波数

を使用するデジタル特定ラジオマイクがあります

FPU及び特定ラジオマイクは開設指針第9項に規定される「終了促進措置」の対象無線局とな

っていますので開設指針別表第一の七3に定められた事項として記載する終了促進措置を実施す

る必要があります

FPU及び特定ラジオマイクの周波数使用期限(平成31年3月31日)以前に特定基地局を開設する

にためには原則として終了促進措置を完了するか又は終了促進措置の実施と特定基地局の

開設についてFPU及び特定ラジオマイクの免許人と合意していることが必要となります

FPUは12GHz帯(1240~1300MHz)及び23GHz帯(2330~2370MHz)に周波数移行すること

とされており平成24年度中に移行先周波数に係る技術基準が整備されることを前提として計画

を記載してください

特定ラジオマイクは地上デジタル放送帯域のホワイトスペース等(470~714MHz)及び12GHz

帯(1240~1260MHz)に周波数移行することとされており平成24年6~7月を目途に移行先周

波数に係る技術基準が整備されることを前提として計画を記載してくださいなおホワイトス

ペースとして利用する地上テレビジョン放送用周波数帯(470~710MHz)における「ホワイトスペ

ース利用システムの共用方針」(平成24年1月24日報道発表httpwwwsoumugojps-news02k

iban09_03000117html)に基づくホワイトスペース利用システム間の運用調整制度等については平

成24年度中に整備される予定となっています

特定基地局の通信の相手方である移動する無線局が使用する718~748MHzの周波数については

平成24年7月25日以降も岩手県及び宮城県において周波数割当計画上の最終使用期限を平成25年

3月31日として地上デジタル放送に関する周波数再編が行われていますのでその使用に際しては

注意してくださいなお具体的な再編のスケジュールにつきましては[総務省 地上デジタルテ

レビ放送のご案内](httpwwwsoumugojpjoho_tsusindtv)内の[データ集]-[チャン

ネル表]-[変更予定表](httpwwwsoumugojpjoho_tsusindtvpdf090403_02_btpdf)に

て公表しています

イ 様式の記載に当たっての共通的注意事項

特定基地局の開設数は次のいずれかの場合に該当する特定基地局の数としてください(開設指

13

針第十項第1号)なお「開設した」とは無線局の免許を受け当該無線局の無線設備の設置等

に関する工事を終え電波を発射することが可能となった時を指し「指定の変更を受けた」とは

同様に指定の変更を受け(無線設備の変更の工事が必要な場合にあっては当該変更の工事の許可

を受け工事を行うことが必要です)電波を発射することが可能となった時のことですので留

意してください

773~803MHzの周波数のみを使用する基地局又は陸上移動中継局を開設した場合

773~803MHzの周波数と当該周波数とは異なる周波数とを併せて使用する基地局又は陸上移動

中継局を開設した場合

既に開設している基地局又は陸上移動中継局について773~803MHzの周波数の追加又は当該

周波数への変更に係る周波数の指定の変更を受けた場合

総合通信局の管轄区域(又は全国)における人口カバー率は開設指針第七項第1号等に基づき

エリア化された市町村の人口を総合通信局の管轄区域(又は全国)の市町村の人口の合計で除し

て算出してくださいこのとき次の点に留意してください

人口は平成22年の国勢調査の結果を用います

(平成22年国勢調査ホームページhttpwwwstatgojpdatakokusei2010)

市町村は特別区(東京23区)を含み政令指定都市の区は含みません

市町村は平成22年10月1日における行政区画とします

ある市町村の全ての市町村事務所等(いわゆる役所役場)支所出張所(いずれも地方自

治法に規定するもの)で特定基地局の利用が可能となった際に当該市町村の全域がエリア化

されたこととみなしますただしフェムトセル基地局や屋内小型基地局等による屋内向けのサ

ービス提供はエリア化とはみなしません

様式は平成24年度から平成34年度までとしていますが「特定基地局の最初の運用開始の日」

が属する年度から「特定基地局の最初の運用開始の日」から十年を経過した日の属する年度まで

に必要に応じて適宜修正してくださいなお「特定基地局の最初の運用開始の日」とは免許規

則別表第5号の7において「8(1) 運用開始の予定期日」として記載した最初の特定基地局を

運用する予定の日としてください

例) 「特定基地局の最初の運用開始の日」が「平成25年6月1日」の場合は平成25年度から平

成35年度までについて記載してください

年度末の開設数は前年度の開設数に当該年度の開設数を加えた数(累計数)を記載してくだ

さい

ウ 「一1 特定基地局の開設数に関する計画」について

エリア展開の方針等を記載するとともに様式1Aを参考として年度末ごと都道府県ごとの

特定基地局数を次の区分ごとに記載してくださいなお開設を予定していない区分については

その旨を記載してください

①基地局(第3世代) ②基地局(屋内等設置第3世代)

③基地局(35世代) ④基地局(屋内等設置35世代)

⑤基地局(高度化35世代) ⑥基地局(屋内等設置高度化35世代)

⑦基地局(39世代5MHz幅) ⑧基地局(屋内等設置39世代5MHz幅)

⑨基地局(39世代10MHz幅) ⑩基地局(屋内等設置39世代10MHz幅)

⑪陸上移動中継局

基地局は屋内その他他の無線局の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置

するか(個別免許の屋内小型基地局等も含みます)どうかの別技術基準の別により区分します

技術基準は設備規則の条単位の区分(第3世代35世代39世代)とし35世代についてはDC-HSDPAやMIMO

の利用等により概ね40Mbps以上の通信速度を実現する高度化35世代かどうかの別39世代については占有周

14

波数帯幅の別により更に区分します

陸上移動中継局は屋内等設置の別技術基準の別を問わず1区分とします

全ての都道府県の区域において認定の有効期間中に特定基地局を整備する計画であるように

記載してください(開設指針別表第二の一)

計画において都道府県間や年度間に著しい差がある場合はその理由等について具体的に記載

するように留意してください

エ 「一2 特定基地局の人口カバー率に関する計画」について

様式1Bにより年度末ごと市町村ごとの特定基地局の開設数人口カバー率を記載してくだ

さいまた様式1Bの他例えば平成31年度末のサービスエリア地図を総合通信局の管轄区域

ごとに示す等特定基地局の整備計画の概要についても可能な限りわかりやすく記載してください

年度末ごと都道府県ごとの特定基地局の開設数が様式1Aにおける当該年度末当該都道府

県での各区分の合計数と異ならないように留意してください

平成31年度末までに各総合通信局の管轄区域における人口カバー率がそれぞれ80以上とす

る必要があります(開設指針第七項第1号)

オ 「一3 39世代移動通信システムの基地局の人口カバー率に関する計画」について

様式1Bを参考として年度末ごと市町村ごとの「39世代移動通信システムの基地局」の開

設数人口カバー率を記載してくださいなお開設指針別表第一の一2に定められた事項として

記載した計画と同じである場合はその旨を記載することで代替することができます

年度末ごと都道府県ごとの「39世代移動通信システムの基地局」の開設数が様式1Aにお

ける当該年度末当該都道府県での39世代かつ10MHz幅の基地局及び陸上移動中継局の区分の合計

数と異ならないように留意してください

ここで記載した「39世代移動通信システムの基地局」の全国の人口カバー率は競願時の審査

基準として用います(開設指針別表第三の二)この審査においては平成31年度末の人口カバー

率を使用しこの際95を超え100以下90を超え95以下85を超え90以下hellipのよ

うに5単位の区分の中の人口カバー率は同じ値とみなされます

カ 「一4 39世代移動通信システムの基地局の運用の開始に関する計画」について

「39世代移動通信システムの基地局」の運用の開始期日を記載してください

開始期日は平成31年度末までとしてください(開設指針第七項第2号)

「39世代移動通信システムの基地局」を用いたサービスについて例えばサービス提供内容

開始時期エリア展開計画等に留意して記載してください

(2) 「二 開設計画に従って円滑に特定基地局を整備するための能力に関する事項」について ア 「二1 特定基地局の設置場所の確保に関する計画及びその根拠」について

特定基地局について設置場所の確保に関する基本的な考え方を記載してください

設置場所を既に確保している場合はその具体的な確保内容を記載してください

既存の無線局に併設することとする場合は例えば電源容量耐荷重機器設置場所の確保(機

器の共通化省エネ化軽量化省スペース化)貸主との契約更改に留意し具体的に記載して

ください

15

設置場所を新たに確保していく場合は例えば設置場所候補の選定方法設置場所選定に関する

現地調査の状況貸主等関係者との協議状況鉄塔鉄柱等の建設等に関する計画と実行時期や

実行体制等の根拠に留意し具体的に記載してください

既に移動体通信事業を行っている者において本特定基地局の周波数以外の周波数を使用する基

地局を新たに開設することを予定している場合は例えばその内容及び規模を踏まえ当該基地

局の設置場所の確保が特定基地局の設置場所の確保に影響を及ぼさないよう留意した計画として

ください

上記の設置場所の確保に関する記載に加え特定基地局の開設に対する地域住民の合意形成に向

けた取組についても例えば工事業者等を含めた体制の構築資料の整備や研修の実施地域住民

への説明方法等に留意し具体的に記載してください

イ 「二2 特定基地局の無線設備の調達に関する計画及びその根拠」について

特定基地局について送受信設備空中線電源設備等の無線設備の調達に関する基本的な考え

方を記載してください(基地局へのアクセス回線を含めた無線設備以外の電気通信設備につい

ては開設指針別表第一の三に定められた事項として記載してください)

例えば無線設備の調達先調達先での当該無線設備の開発状況調達規模等の計画について調

達先の納入実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠に留意し具体的に記載してく

ださい

屋内用等の無線設備を別に調達する計画としている場合は別途その計画についても記載してく

ださい

ウ 「二3 特定基地局の整備に係る工事業者その他の業者との協力体制の確保に関する計画及びそ

の根拠」について

特定基地局の整備について外部委託請負等に関する基本的な考え方を記載してください

工事の委託請負先業者工事規模等の計画の記載に当たっては業者の地域性業者や申請者

の工事実績業者との協議状況等の根拠についても留意し具体的に記載してください

エ 「二4 ブースター障害等の防止又は解消に関する計画及びその根拠」について

特定基地局及び特定基地局の通信の相手方である移動する無線局が発する電波により地上デジ

タル放送の受信電波を増幅する機器その他の受信設備に作用することにより発生する地上デジタ

ル放送の受信障害(ブースター障害等)を与えるおそれがあり認定開設者にあってはこれを防止

又は解消する必要があります

ブースター障害等のある世帯数等の規模及び当該ブースター障害等の防止解消に要する費

用の見通し当該費用の負担方法についても根拠とともにその内容を具体的に記載してください

ブースター障害等のある世帯数及び費用については地上デジタル放送の受信障害への対策費用

の推計に関する参考資料(40ページ参照)を参考としてくださいなお同参考資料は773~803MHz

の30MHz幅全てを39世代移動通信システムで利用することを前提として推計していますが開設計

画の記載に当たっては自らに割り当てられる10MHz幅で特定基地局を整備する場合に発生する可

能性のあるブースター障害等の防止又は解消に関する記載で構いません

ブースター障害等を防止解消するための方法や地上デジタル放送を行う放送事業者との間の

連絡調整等のブースター障害等を防止解消するための計画について計画の実施を可能とす

る根拠とともに具体的に記載してくださいその際例えば対策のスケジュール工事の実施内容

16

及び実施体制ブースター設置世帯に対する事前事後の周知放送事業者への基地局開設情報の

提供や情報共有等にも留意してください

(3) 「三 電気通信設備の設置及び運用を円滑に行うための技術的能力に関する事項」について ア 「三1 無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績及び計画」について

特定基地局として設置しようとする無線設備に関し技術的な検討実験標準化等の実績及び

今後の計画を具体的に記載してください

実験等の実績が無い場合は例えば今後の特定基地局の設置展開に向けての実際の無線設備

の技術的な性能検証等の方法及び実施時期について具体的に記載してください

標準化等の実績の記載に当たっては例えば申請直近の概ね3年間において寄与文書論文

学会発表の一覧を標準化分野ごとに記載する等とりまとめ方法に留意してください

イ 「三2 電気通信設備の調達及び工事に関する計画及びその根拠」について

交換設備等については例えば次の内容に留意し具体的に記載してください

設備全体の構成(設備(ネットワーク)構成図主要設備の設置場所等)

各設備の調達先調達先での当該設備の開発状況調達規模等の計画

調達先の納入実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠

伝送路設備については中継回線(バックボーン回線)と基地局へのアクセス回線(エントラン

ス回線)について例えば次の内容に留意し具体的に記載してください

調達の方針(自社調達他社調達の別使用プロトコルインタフェース等)

回線の調達先(自社調達の場合はその旨)調達規模(回線容量等)等の計画

調達先での回線設置実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠

端末設備(携帯電話端末)については例えば次の内容に留意し具体的に記載してください

設備の調達先調達先での当該設備の開発状況調達規模等の計画

調達先の納入実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠

上記の各記載事項について既存の回線設備を活用する場合は例えば追加増設する回線

設備との区別調達先業者の地域性等に留意し具体的に記載してください

計画の記載に当たっては申請者において予測される認定の有効期間中のトラヒック増加を踏ま

えその増加への対応等の実現可能性に留意してください

ウ 「三3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関する計画及びその

根拠」について

電気通信設備(無線設備を含みます)の運用保守管理について例えば組織拠点等の体

制実施の方法等に留意し具体的に記載してくださいまた技術要員の確保について例えば

必要な要員数の見積りを明らかにしその確保の見通し等に留意し具体的に記載してください

障害時の対応については開設指針別表第一の三5に定められた事項として記載してください

外部への委託請負等を実施する場合は例えば委託請負先業者当該業者における実績必

要な技術要員の確保等に留意し具体的に記載してください

内部規程等の添付をもって記載に代える場合はそれを添付してください

17

エ 「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」について

無線従事者の配置方針及び電気通信主任技術者の選任配置方針について記載してください

既に無線従事者電気通信主任技術者を有している場合は配置場所ごとに配置(選任)先住

所資格人数を記載してくださいなお人数を重複計上している場合は実人数と延人数に

ついて明確となるように留意してください

無線従事者にあっては第1級総合無線通信士第2級総合無線通信士第1級陸上無線技術士第2級陸上無

線技術士第1級陸上特殊無線技士を電気通信主任技術者にあっては伝送交換線路を区別してください

当該無線従事者電気通信主任技術者を申請時点で有していない場合及び今後の拡充を行う

場合は例えば確保を行う時期人数資格取得に向けた教育訓練等に留意し計画と見通しを

記載してください

オ 「三5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止

し又は最小限に抑えるための措置に関する計画及びその根拠」について

障害時の対応について例えば組織拠点等の体制対応の方法等に留意し具体的に記載して

ください

地震津波等の災害及び事故の発生において設備障害通信輻輳を防止最小化するため

例えば停電対策を含む具体的な措置に関する計画当該措置の実施時期を含めた実現可能性等に留

意し具体的に記載してください

なお事故の発生に対する措置については重大な事故(電気通信事業法施行規則第58条に規定

する重大な事故)の発生の防止についても留意するほかこれまでに重大な事故の発生がある場合

には事故への対応策等にも留意し記載してください

申請者が過去に開設計画の認定を受けたことのある場合はその認定を受けた開設計画に記載さ

れた内容以外の内容を含めその部分を明確にしてください(開設指針別表第二の五)

内部規程等の添付をもって記載に代える場合はそれを添付してください

(4) 「四 財務的基礎に関する事項」について ア 共通的注意事項

年度ごとの記載を要する部分については平成24年度から「特定基地局の最初の運用開始の日」

から十年を経過した日の属する年度までとしてください

例) 「特定基地局の最初の運用開始の日」が「平成25年6月1日」の場合は平成24年度から平

成35年度までについて記載してください

既に移動体通信事業を行っている者が特定基地局を用いる電気通信事業を既存の電気通信事業

と一体的に運営する等により財務的基礎に関する事項を特定基地局部分のみ分離することが容易

でない場合は特段の記載のある場合を除いて移動体通信事業全体として記載して構いません

(既存の携帯電話事業者が700MHz帯を既存周波数帯の運用と特に区別して運用しない場合は特段

の記載のない限り全ての周波数帯での電気通信事業について記載してください)

イ 「四1 電気通信事業により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について

契約数(利用者数)について年度ごとの見通しとその算出根拠を具体的に記載してください

また例えば契約者当たりの平均利用単価(ARPU)等の収益に関する事項についても年度ごとの

見通しとその算出根拠を具体的に記載してください

18

契約数は万ARPUは円の単位で記載してください

年度ごとの見通しの記載方法については様式4Aを参考としてください

音声伝送とデータ伝送等ARPUを区分して記載する場合契約数についても当該ARPUの区分ごと

に記載してください

契約数timesARPUを電気通信事業の営業収益とする場合はその旨をそれ以外の場合はその内容及び

根拠を具体的に記載してください

ウ 「四2 特定基地局に係る設備投資の額及び終了促進措置の実施に要する費用その他当該電気通

信事業に要する費用に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について

電気通信事業に要する費用に関して年度ごとの見通しとその算出根拠を記載してくださいそ

の際特定基地局に係る設備投資の額と終了促進措置の実施に要する費用はそれぞれの費用が

明らかとなるように計画を策定してください

特定基地局に係る設備投資額については700MHz帯の特定基地局に関連する設備投資額を例え

ば次の点に留意し記載してください

算出根拠の明確化(基地局設備交換設備伝送設備情報システム研究開発等の区分)

全体の設備投資額と特定基地局に関する設備投資額との区別

機械類については単価及び台数(単価が変動する場合はその理由)

終了促進措置の実施に要する費用は開設指針第七項第2号に規定する費用(設備の取得工事

費)の他に例えば窓口等の設置終了促進措置の周知通知対象免許人との協議等の諸費用を

含んだものを記載してください

開設指針第七項第2号に規定する費用はその総額が開設指針別表第一の七1に定められた事項

として記載する額と同じとなるように留意してくださいなおその算定に当たっては負担可能額

の算定に関する参考資料(35ページ参照)を参考として開設指針別表第一の七3に定められた事

項として記載する計画に留意してください

電波利用料については例えば次のように前提をおいた上で費用を算出し記載してください

なおこの前提例は開設計画の記載を簡単にするためのもので実際の法令の適用は異なることが

あります

広域専用電波はその周波数として718~748MHz及び773~803MHzが平成24年7月25日から指

定されたものとして法第103条の2第2項及び第3項並びに施行規則第51条の9の10及び第51

条の9の11の規定に従いますなお法第103条の2第3項に規定する「六月経過日」は平成24

年12月1日として算出します

包括免許局は広域専用電波を使用する無線局として法第103条の2第5項及び第6項の規

定により算出します

上記以外の電気通信事業の営業費用についてその内容及び根拠を具体的に記載してください

エ 「四3 当該電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠」につい

開設指針別表第一の四2に定められた事項として記載した費用に充てる資金の確保計画を記載

するとともにその確実性等の根拠となる次の資料を添付等してください

申請者又は申請者の出資者の利益剰余金等の内部留保(利益剰余金等)を用いることとする場合

は例えば当該者の財務諸表等を添付してください

株式社債等を発行して資金を調達する場合は例えば調達の実績社債等の格付け引き受け

19

先との協議状況等に留意し記載するとともに例えば株式引受承諾書や社債申込証の写し等の関

係書類を添付してください

金融機関等からの資金借入や設備ファイナンスにより資金を調達する場合は例えば融資証明書

等を添付してくださいなおその際は次の点に留意してください

融資金額支払い条件(支払猶予期間の有無や支払年数等)の明記

金融機関等においてその金額の融資等を行う権限がある者の押印署名等

金融機関等の問合せ先(電話メールアドレス等)の明確化

オ 「四4 当該電気通信事業に係る損益及びキャッシュフローに関する年度ごとの見通し及び

その根拠」について

電気通信事業に係る損益計算書(様式4Bを参考としてください)及びキャッシュフロー計算

書(様式4Cを参考としてください)を年度ごとに記載してください

記載に当たっては開設指針別表第一の四1及び2に定められた事項として記載した内容を踏ま

えて補足すべき事項がある場合は具体的に記載してください

記載される計画において当期損益が利益を生じている年度が1年度以上存在することが必要で

す(開設指針別表第二の六)なお当期損益としては営業損益に電気通信事業に係る営業外

損益を加え特別損益(現時点で予定していない場合は計上不要です)を加え法人税等を調整

したいわゆる最終損益を可能な限り記載するようにしてください

(5) 「五 業務執行体制の整備に関する事項」について ア 共通的注意事項

申請者が行う電気通信事業(移動体通信事業)の運営に関する事項を対象とし業務委託先等の

申請者以外の者に対する対応にも留意して記載してください

各項目での体制の整備の記載に当たっては内部規程等が存在する場合はそれを添付してくださ

いまた規程の整備を今後行うこととする場合はその整備時期についても留意した計画を記載

してください

イ 「五1 法令遵守のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について

法令遵守(コンプライアンス)のための体制の整備例えば組織の設置研修教育の実施通

報窓口の設置等に留意し具体的に記載してくださいなおこれまでに法令遵守に関する重大な

事案があった場合は当該事案への対応についても留意して記載してください

ウ 「五2 個人情報保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について

個人情報保護のための体制の整備例えば組織の設置研修教育の実施相談窓口の設置等に

留意し具体的に記載してくださいなおこれまでに個人情報保護に関する重大な事案があった

場合は当該事案への対応についても留意して記載してください

記載に当たっては「電気通信事業における個人情報保護に関するガイドライン(平成16年総務

省告示第695号)(httpwwwsoumugojpmain_sosikijoho_tsusind_syohitelecom_perinfo_g

uideline_introhtml)」を踏まえたものとしてください

エ 「五3 電気通信事業の利用者の利益の保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」に

20

ついて

電気通信事業の利用者の利益(利用者からの苦情問合せを適切迅速に処理すること等)のた

めの体制の整備例えば組織の設置研修教育の実施応対窓口の設置等に留意し具体的に記

載してくださいなおこれまでに電気通信事業の利用者の利益の保護に関する重大な事案があっ

た場合は当該事案への対応についても留意して記載してください

(6) 「六 混信等の防止に関する事項」について 次の事項を阻害するような混信等を防止するための技術の具体的内容を記載してください

① 地上デジタル放送

② 773~803MHz(他の認定開設者)及び860~890MHzを使用する携帯電話システムの運用

③ 755~765MHzを使用するITSの運用

④ 770~806MHzを使用するFPUの運用

⑤ 770~806MHzを使用する特定ラジオマイクの運用

上記①~⑤以外の既設の無線局(予備免許を受けているものを含みます)の運用

法第56条第1項に規定する指定を受けている受信設備の運用(47ページ参照)

電波の監視

実施計画においては混信等防止の対応窓口の設置に関する計画に加え次の例を参考として電

波干渉を改善するための措置に関する計画を含むようにしてください(開設指針別表第二の八)

特定基地局の設置前に設置に関する情報交換や協議を実施すること

特定基地局の設置の際に無線設備へフィルタを追加すること

特定基地局の設置の際に無線局の設置場所空中線指向方向の調整を実施すること

記載に当たっては例えば技術能力作業人員の確保等の計画実施の確実性や情報通信審議

会の一部答申(平成24年2月17日)に示された共用条件等に留意してください

学術資料等の添付をもって記載に代える場合はその旨を記載し添付してください

(7) 「七 終了促進措置に関する事項」について ア 共通的注意事項

終了促進措置の対象となる無線局は次のとおりです(開設指針第九項第1号)

770~806MHzの周波数を使用するFPUの無線局

770~806MHzの周波数を使用する特定ラジオマイクの無線局

終了促進措置の対象となる無線局の免許人を「対象免許人」といいます(開設指針第九項第2号)

FPU又は特定ラジオマイクの免許人を構成員としている団体等を「免許人団体」といいます(開

設指針第九項第4号(四))具体的には特定ラジオマイク利用者連盟社団法人日本演劇興行協

会公益社団法人日本芸能実演家団体協議会日本舞台音響家協会及び一般社団法人日本民間放送

連盟などが該当します

全ての認定開設者は対象免許人との合意に基づき対象免許人が平成31年3月30日までに無線

局の廃止新設や周波数の変更の措置を行うことを条件として当該措置に係る無線局の運用の開

始を確保するために必要な範囲において次の費用(開設指針第九項第2号に規定する費用)の全

部を共同して負担する必要があります(開設指針第九項第2号及び第3号)

無線設備及びこれに附属する設備(受信設備伝送路設備等)の取得に要する費用

21

上記の無線設備及びこれに附属する設備の変更の工事に要する費用

認定開設者の数は申請を受け付けた段階では(審査が終わり認定を行うまでは)明らかではな

いため終了促進措置に関する内容は単独で周波数移行を行う前提で計画を記載してください

ただし終了促進措置の実施時期については開設指針第九項第4号(一)に定める他の全ての認定

開設者との協議を行う期間も考慮して記載してください

開設計画の申請予定者及び認定開設者に対しては終了促進措置に関する無線局の情報(設置場

所免許人住所使用周波数等)を求めに応じて提供することとしています(法第25条第2項

施行規則第11条の2の3及び別表第2号の2の3)なお申請から提供までに要する期間は2

週間~1か月を見込んでいますまた無線局の情報については電波利用ホームページの「無線

局等情報検索」においてもその一部を公表しています(39ページ参照)

(1)ア(共通的注意事項)を併せて確認してください

イ 「七1 負担可能額」について

開設指針第九項第2号に規定する費用として負担することが可能な金額の総額のみを「timestimes百

万円」のように記載してください

負担可能額の算定に当たっては負担可能額の算定に関する参考資料(35ページ参照)を参考と

してください

負担可能額は600億円以上であることが必要です(開設指針別表第二の九)またここで記載

した負担可能額は競願時の審査基準として用います(開設指針別表第三の一)この審査の際

10億円未満の端数及び1500億円を超える額は切り捨てて審査を行います

実際に認定開設者が負担する費用は負担可能額や600億円1500億円といった額にかかわらず

開設指針及び開設計画にしたがって対象免許人との協議の結果合意した金額を負担する必要が

あります

ウ 「七2 負担可能額に充てる資金の確保の計画及びその根拠」について

開設指針別表第一の四3に関する記載内容に準じて記載してください

資金を確実に確保することができることを証する書類としては例えば実際に申請者の預金口

座の残高として金融機関が証明した書類や金融機関による融資を行う旨を約する書類等を添付し

てください

外国通貨で表示された金額は平成24年4月17日における外国為替の売買相場により日本円に

換算し記載してください(参考日本銀行 外国為替市況 httpwwwbojorjpstatistics

marketforexfxdailyindexhtm)

エ 「七3 終了促進措置の協議を開始及び実施が完了する無線局の割合に関する計画及びその根拠」

について

様式7Aを参考としてFPUと特定ラジオマイクのそれぞれについて都道府県ごとに終了促

進措置の実施の対象となる想定無線局数を記載してくださいまたこの想定無線局数に対する

年度ごとの終了促進措置の協議を開始する無線局の割合及び終了促進措置の実施を完了する

無線局の割合を併せて記載してください

FPU及び特定ラジオマイクの両方について全国で終了促進措置の実施を完了するか又は

終了促進措置の実施と特定基地局の開設について合意するまでは773~803MHzを使用する特定基

地局を設置できませんので留意してください

22

計画の記載に当たっては負担可能額の算定に関する参考資料(35ページ参照)を参考としてく

ださい

例えば特定ラジオマイクの都道府県ごとの無線局の分布割合は全国における無線局の総数の

増減にかかわらず一定であるとする等前提条件を適宜設定した上で計画を記載してください

オ 「七4 窓口の設置周知通知の実施の確保に関する計画」について

認定日から3か月以内に開設指針第九項第4号(一)に定める他の全ての認定開設者との合意を

実施しインターネット等で公表することについて記載してください

上記の認定開設者間の合意日から1か月以内に対象免許人からの問合せに対応する窓口を設置

するため(開設指針第九項第5号(四))例えば窓口の設置時期規模運営方法要員の確保方

法要員に対する終了促進措置に関する事項の教育等に留意し具体的な計画を記載してください

上記の認定開設者間の合意日から6か月以内に終了促進措置の実施の概要(窓口の連絡先及び

対応時間を含みます)について対象免許人に周知を開始するため(開設指針第九項第4号(二))

例えば周知の開始時期継続期間周知内容周知手段等に留意し具体的な計画を記載してくだ

さい

同じく認定開設者間の合意日から6か月以内に終了促進措置の実施の手順について対象免許

人に通知を終わらせるため(開設指針第九項第4号(三))の例えば通知の実施時期通知内容

通知手段等に留意し具体的な計画を記載してくださいまた通知の内容については終了促進

措置の実施に関する透明性の確保のためインターネット等により公表することが義務付けられて

(開設指針第九項第5号(五))いますのでその点についても留意して記載してください

カ 「七5 第九項第五号(一)及び(二)に規定する事項の遵守を示す旨」について

開設指針の一部改正の告示のときから認定を受けるまでの間開設指針第九項第2号に規定する

対象免許人及び同項第4号(四)に規定する免許人団体に対し認定開設者が行う同項第二号に規定

する費用の負担に関する協議調整等を一切行っていない場合は「開設指針第九項第五号(一)に

規定する事項を遵守しています」等と記載してください

開設指針の一部改正の告示のときから認定を受けるまでの間他の全ての申請者に対し終了促

進措置の実施に係る開設指針第九項第4号(一)の実施方法について協議調整等を一切行ってはな

らないため当該実施方法について申請書の提出までに協議調整等を行った者がいるときはそ

の者の氏名又は名称(協議調整等を行った者がいない場合はその旨)を具体的に記載してくださ

いまた併せて申請書の提出から認定を受けるまでの間について「開設指針第九項第五号(二)

に規定する事項を遵守します」等と宣言してください

キ 「七6 協議及び合意の方法に関する計画」について

開設指針第九項第4号(四)及び(五)を踏まえて次の対象者に対する例えば協議の実施時期

内容方法合意事項の確認方法等の協議及び合意に関する計画を具体的に記載してください

FPUの無線局の免許人

特定ラジオマイクの無線局の免許人

免許人団体

FPU及び特定ラジオマイクの無線局の免許人が終了促進措置を行うまでの間にFPU及び特定ラジ

オマイクの無線局と周波数共用を実施することとする場合は共用条件及び当該条件の根拠等につ

いて記載してください

23

その他協議及び合意の方法に関して記載事項があれば例えば次の事項を遵守する旨や当該事

項に関連する内容等を記載してください

免許人団体との協議及び終了促進措置の対象免許人との合意の実施方法について認定日から3

か月以内に他の全ての認定開設者と協議し合意すること

終了促進措置の対象免許人から協議の申入れがあった場合に遅滞なく協議を開始すること

終了促進措置に関する費用の負担の公正が確保されるように十分に配意すること

(終了促進措置に免許人団体が関与する場合は当該免許人団体は対価を受けてはならないこと)

協議の合意書面等については全ての認定開設者及び対象免許人が記名押印等すること

合意書面等を認定の有効期間中保管し総務大臣の求めに応じて速やかに写しを提出すること

ク 「七7 対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体制の整

備その他必要な措置に関する計画」について

終了促進措置に関して対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図る

ための体制の整備その他必要な措置に関する計画を具体的に記載してください

ここでの記載内容は競願時の審査基準として用います(開設指針別表第三の三1)

(8) 「八 電波の能率的な利用の確保に関する事項」について 特定基地局の無線設備に用いる技術(適応多値変調及び空間多重技術など)について記載してく

ださい(開設指針第八項)またこれと区別して例えば次に示すような携帯無線通信を行う無

線局の周波数に係る取組についてもその技術方策の導入時期に留意し記載してください(開

設指針別表第二の十)

陸上移動局(携帯電話端末)の無線設備に用いる技術

特定基地局以外の携帯無線通信を行う無線局がある場合はその無線局に導入する技術

技術以外のサービス運用(小セル化多セクタ化等)により電波を能率的な利用を確保する方策

学術資料等の添付をもって記載に代える場合はその旨を記載し添付してください

(9) 「九 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与に関する事項」について 開設指針又は平成21年総務省告示第248号(39世代移動通信システムの導入のための特定基地局

の開設指針)に係る開設計画の認定を受けていない電気通信事業者に対する卸電気通信役務の提供

又は電気通信事業者間の接続その他の方法による特定基地局の利用を促進するための計画を具体

的に記載してください

ここでの記載内容は競願時の審査基準として用います(開設指針別表第三の三2(一))

(10) 「十 申請者の条件に関する事項」について 開設指針別表第二の十一の要件(申請者及びその関係者が申請を重複して行っていないこと)

に適合している場合は「開設指針別表第二の十一の要件に適合しています」等と記載してくださ

いなお開設指針別表第二の十一の要件とは具体的には申請者と次の者が申請を重複して行

っていないことです

申請者自身

申請者(法人団体)の役員(役員に相当する者を含みます)

24

申請者(法人団体)との議決権の関係が3分の1以上の繋がりとなるもの(親会社子会社

兄弟会社等のほか祖父母孫いとこ甥姪等の関係に相当するものも含みます)

申請者が法人団体である場合は次の書類を添付してください

申請者の役員(役員に相当する者を含みます)を示す書類(役員名簿等)

申請者が3分の1以上の議決権を保有する者及び申請者の議決権を3分の1以上保有する

者の氏名又は名称と議決権比率を記した一覧(それらの者が更に議決権の3分の1以上を保有

され又は保有する者がいる場合はその者の一覧を可能な限り順次付すこと)

開設指針別表第二の十一の要件に適合していない場合は認定を行うことができません

(11) 「十一 一から十までに定めるもののほか本開設指針に定められた事項に関する申請

者のこれまでの取組の実績並びに計画及びその根拠」について 申請者が他の申請者(申請者と地域ごとに連携する者)と連携して認定の申請を行いこれを

一の申請とみなすことを希望する場合は(開設指針第六項第2号)その旨を記載してください

その他開設指針に関係する事項があれば記載してください

25

第3章 様式 1 様式1A(開設指針別表第一の一1関係)

都道府県 (地方局)

平成24 年度末

平成25 年度末

平成26 年度末

平成27 年度末

平成28 年度末

平成29 年度末

平成30 年度末

平成31 年度末

平成32 年度末

平成33 年度末

平成34 年度末

01 北海道 北海道総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

02 青森県 03 岩手県 04 宮城県 05 秋田県 06 山形県 07 福島県 東北総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 08 茨城県 09 栃木県 10 群馬県 11 埼玉県 12 千葉県 13 東京都 14 神奈川県 19 山梨県

関東総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 15 新潟県 20 長野県

信越総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 16 富山県 17 石川県 18 福井県

北陸総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 21 岐阜県 22 静岡県 23 愛知県 24 三重県

東海総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 25 滋賀県 26 京都府 27 大阪府 28 兵庫県 29 奈良県 30 和歌山県 近畿総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

31 鳥取県 32 島根県 33 岡山県 34 広島県 35 山口県

中国総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 36 徳島県 37 香川県 38 愛媛県 39 高知県

四国総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 40 福岡県 41 佐賀県 42 長崎県 43 熊本県 44 大分県 45 宮崎県 46 鹿児島県 九州総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

47 沖縄県 沖縄総合通信事務所 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

全国 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

注 標題として「基地局(第3世代)」「基地局(屋内等設置第3世代)」「基地局(35世代)」「基地局(屋内等設

置35世代)」「基地局(高度化 35世代)」「基地局(屋内等設置高度化 35世代)」「基地局(39世代5MHz

幅)」「基地局(屋内等設置39世代5MHz幅)」「基地局(39世代10MHz幅)」「基地局(屋内等設置39 世代

10MHz幅)」又は「陸上移動中継局」のいずれかを記載してください

26

2 様式1B(開設指針別表第一の一2及び3関係) 市町村名 人口

エリア 化年度

平成24 年度末

平成25 年度末

平成26 年度末

平成27 年度末

平成28 年度末

平成29 年度末

平成30 年度末

平成31 年度末

平成32 年度末

平成33 年度末

平成34 年度末

札幌市 1913545 函館市 279127 小樽市 131928 旭川市 347095 室蘭市 94535 釧路市 181169 帯広市 168057 別海町 15855 中標津町 23982 標津町 5646 羅臼町 5885

北海道 計 3303435 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

北海道 総合通信局

3303435 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

青森市 299520 弘前市 183473 八戸市 237615 田子町 6175 南部町 19853 階上町 14699 新郷村 2851

青森県 計 764186 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

盛岡市 298348 宮古市 59430 大船渡市 40737 101438 浪江町 20905 葛尾村 1531 新地町 8224 飯舘村 6209

福島県 計 36869 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

東北 総合通信局

1301008 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

水戸市 268750 日立市 193129 土浦市 143839 久米島町 8519 八重瀬町 26681 多良間村 1231 竹富町 3859 与那国町 1657

沖縄県 計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

沖縄 総合通信事務所

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

全国 5252108 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

注 標題として「特定基地局の人口カバー率」又は「39世代移動通信システムの基地局の人口カバー率」のいずれか

を記載してください

27

3 様式4A(開設指針別表第一の四1関係)

区分 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

音声伝送

(39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

音声伝送

(非39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

データ伝送

(39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

データ伝送

(非39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

収入合計(百万円)

注1 区分及び年度は計画の記載にあわせ変更して使用してください

注2 平成30年度以降分については省略しています

28

4 様式4B(開設指針別表第一の四4関係) (単位百万円)

科目 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

収益

電気通信事業営業収益

音声伝送収入

データ伝送収入

その他の収入

附帯事業営業収益(注4)

営業外収益(注5)

費用

電気通信事業営業費用

営業費(注6)

施設保全費(注7)

研究開発費

減価償却費

固定資産除却費

通信設備使用料(注8)

終了促進措置費用(注9)

電波利用料

その他(注10)

租税公課(注11)

附帯事業営業費用(注4)

営業外費用(注5)

法人税等(注11)

当期損益

注1 科目及び年度は計画の記載にあわせ変更して使用してくださいなお各科目にどのような内容を含んで損益計算

を行ったのか明確となるよう補足説明を併せて記載してください

注2 平成30年度以降分については省略しています

注3 特別損失特別利益等により当期損益が収益と費用の差額と合致しない場合はその理由を記載してください

注4 端末販売修理による収入や端末調達による費用等を計上してください

注5 受取利息配当金による収入や支払利息による費用等を計上してください

注6 人件費家賃光熱費旅費等を計上してください

注7 設備の修理による費用等を計上してください

注8 通信設備に係る回線費用家賃光熱費運用保守費等を計上してください

注9 終了促進措置に要する費用を計上してください

注10 アクセスチャージ成約手数料等を計上してください

注11 租税公課は損金に算入できる租税公課を法人税等はそれ以外を計上してください

29

5 様式4C(開設指針別表第一の四4関係) (単位百万円)

区分 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

営業活動によるキャッシュフロー

投資活動によるキャッシュフロー

財務活動によるキャッシュフロー

現金及び現金同等物の期首残高

現金及び現金同等物の期末残高

注1 年度は計画の記載にあわせ変更して使用してください

注2 平成30年度以降分については省略しています

30

6 様式7(開設指針別表第一の七3関係)

都道府県 (地方局名)

想定対象 無線局数

終了促進措置の実施状況

区分 平成24 年度末

平成25 年度末

平成26 年度末

平成27 年度末

平成28 年度末

平成29 年度末

平成30 年度末

01 北海道 0 局 開始

完了

北海道 総合通信局

0 局 開始

完了

02 青森県 0 局 開始

完了

03 岩手県 0 局 開始

完了

45 宮崎県 0 局 開始

完了

46 鹿児島県 0 局 開始

完了

九州 総合通信局

0 局 開始

完了

47 沖縄県 0 局 開始

完了

沖縄 総合通信事務所

0 局 開始

完了

全国 0 局 開始

完了

注1 標題として「開設指針第九項第1号(一)に掲げる無線局(FPU)」又は「開設指針第九項第1号(二)に掲げる無

線局(特定ラジオマイク)」のいずれかを記載してください

注2 無線局の無い都道府県については行自体を省略して構いません

注3 想定対象無線局数は終了促進措置の実施を行う予定の無線局数を記載してください

注4 実施状況は年度末時点の終了促進措置の協議を開始した又は実施を完了した無線局数(累計数)を想

定対象無線局数で除した値を小数点以下第2位を四捨五入した百分率で記載してください

31

第4章 参考資料 1 開設指針の骨子

(1) 特定基地局の範囲 第3世代35世代及び39世代移動通信システムの基地局及び陸上移動中継局で下記(2)の周

波数を使用するものとする

(2) 使用する周波数 全国において773MHzを超え803MHz以下の周波数(平成24年7月25日以降に限る)とする

ただし当該周波数はFPU及び特定ラジオマイク(デジタル特定ラジオマイクを含む以下同じ)

が使用しており周波数割当計画において使用の期限が平成31年3月31日と定められている

(3) 特定基地局の配置及び開設時期 認定から7年後の年度末までに各総合通信局の管轄区域内の人口カバー率が80以上になるよ

うに特定基地局を配置しなければならない

認定から7年後の年度末までに39世代移動通信システム(占有周波数帯幅10MHz以上)の特定

基地局の運用を開始しなければならない

(4) 電波の能率的な利用を確保するための技術の導入 適応多値変調及び空間多重技術その他の電波の能率的な利用を確保するための技術を用いなけれ

ばならない

(5) 終了促進措置 ア 対象となる無線局

認定開設者は次の①及び②の無線局の周波数の使用を周波数割当計画における使用期限(平成31

年3月31日)前に終了させるため次の①及び②の無線局を対象として終了促進措置を実施しなけれ

ばならない

① 770MHzを超え806MHz以下の周波数を使用するFPUの無線局

② 770MHzを超え806MHz以下の周波数を使用する特定ラジオマイクの無線局

イ 終了促進措置により認定開設者が負担する費用

全ての認定開設者は対象免許人との合意に基づき終了促進措置として次に掲げる費用の全部

を連帯して負担しなければならない

① 無線設備及びこれに附属する設備(受信設備伝送路設備等)の取得に要する費用

② 上記①の設備の変更の工事に要する費用

ウ 終了促進措置の実施に関する事項

① 認定開設者は②及び③に掲げる事項及び終了促進措置に係る既存免許人との合意について他

の全ての認定開設者と共同して実施することとしそれらの実施方法について認定から3か月以

内に他の認定開設者と協議し合意することなお終了促進措置に要した費用について1の認

定開設者が負担する金額は当該費用の総額を認定開設者の数で除した額とすること

32

② ①の合意の日から6か月以内に終了促進措置の実施の概要を対象免許人に周知しかつ終

了促進措置の実施手順を免許人に通知すること

③ ②の実施前に免許人団体(FPU又は特定ラジオマイクの免許人を構成員としている団体)と

の間で②の事項の実施について協議を行うこと

④ FPU及び特定ラジオマイクの免許人との間で終了促進措置の内容(周波数移行のために行う

措置の内容実施時期並びに費用負担の範囲方法実施時期及び対象免許人の無線局の廃止又

は変更を行うまでの間に特定基地局と周波数を共用する場合は当該共用の条件等)について協議

を行うこと

⑤ 認定開設者は④の協議の申し入れがあった場合は遅滞なく協議を開始すること

エ 終了促進措置の実施に関する透明性の確保に関する事項

① 開設計画の申請者は認定までの間対象免許人と終了促進措置に関する費用の負担に関す

る協議調整等を一切行わないこと

② 開設計画の申請者は認定までの間他の全ての申請者と終了促進措置に係るウ①の実施方

法について協議調整等を一切行わないこと

③ 認定開設者はウ①の協議により他の全ての認定開設者と合意したときはその合意の内容を

示す書面の写しを速やかに総務大臣に提出するとともにその内容をインターネット等により公

表すること

④ 認定開設者はウ①の合意の日から1月以内に終了促進措置の実施に関する対象免許人から

の問合せに対応するための窓口を設置すること

⑤ 認定開設者はウ②の通知の内容をインターネット等により公表すること

⑥ 認定開設者は終了促進措置に関する費用の負担の公正が確保されるよう十分に配意し免許

人団体は終了促進措置の実施に関する協議に関与したことに対して認定開設者及び対象免許人

から対価を受けてはならないこと

⑦ 認定開設者はウ④の協議による合意内容を書面又は電磁的記録で確認し認定の有効期間

中保管し総務大臣の求めに応じて速やかにその写しを提出すること

⑧ 認定開設者は四半期ごとに終了促進措置を実施した無線局数やその費用等の実施状況を示

す書類を総務大臣に提出すること

オ その他の事項

総務大臣はエ⑧により提出された書類について適切に終了促進措置が実施されていることを

確認し書類概要及び確認結果をインターネット等で公表するものとする

認定開設者は対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体

制の整備等必要な措置を講ずるよう努めなければならない

33

(6) 開設計画の認定等 ア 申請できる周波数幅

申請できる周波数帯幅は10MHzとし希望する周波数の範囲として773MHzを超え783MHz以下

783MHzを超え793MHz以下及び793MHzを超え803MHz以下の周波数を希望する順に開設計画に記載する

こと

イ 絶対審査基準競願時審査基準

絶対審査基準に掲げる要件について審査を行い要件全てに適合する申請に対して認定を行う

ただし要件を満たす申請(900MHz帯認定開設者のものを除く)が3の場合は当該申請に対して

するものとし4以上の場合には競願時審査基準に掲げる各順序に従い基準に適合する申請の数

が3になるまで審査を行う

(ア) 絶対審査基準

特定基地局の設置場所確保設備調達及び設置工事体制の確保に関する計画を有していること

設備投資等に必要な資金の確保に関する計画及び開設計画の有効期間(10年間)中に単年度黒

字を達成する計画を有していること

負担可能額(終了促進措置に要する費用の負担に充てることが可能な金額の総額)が600億円

以上であり当該負担可能額を確実に確保できること

上記3に掲げる各基準に適合していること 等

(イ) 競願時審査基準

負担可能額(上限1500億円10億円単位)がより大きいこと

認定から7年後の年度末の全国の39世代移動通信システム(占有周波数帯幅10MHz以上)の

特定基地局の人口カバー率(5単位)がより大きいこと

次に掲げる基準への適合の度合いが高いこと

終了促進措置に関する事項について対象免許人との迅速な合意形成を図るための具体的な

対策及び円滑な実施を図るための具体的な体制の整備に関する計画がより充実していること

他の電気通信事業者等多数の者に対して卸電気通信役務の提供電気通信設備の接続(MVNO)

等特定基地局の利用を促進するための具体的な計画がより充実していること

周波数の割当状況(有無及び差違)及びひっ迫状況を勘案して特定基地局を開設して電気

通信事業を行うことが電気通信事業の健全な発達と円滑な運営により寄与すること

ウ その他

各認定開設者の周波数の指定は開設計画に記載した希望する周波数の範囲に基づき行うこの

場合において希望が重複した場合は競願時審査基準に係る審査における基準への適合の度合

いが高い者の希望を優先する

認定開設者は四半期ごとに開設計画に基づく事業の進捗の状況を示す書類を総務大臣に提

出しなければならない

ブースター障害等の防止又は解消に関する計画について開設計画に記載するとともにそれら

に要する費用の負担等当該ブースター障害等の防止又は解消に当たり必要な事項についてあら

かじめ全ての700MHz帯認定開設者間で協議し合意した上で共同して行わなければならない

34

(7) 【参考】絶対審査基準について ア 電波法における規定(法第27条の13第4項)

1 その開設計画が開設指針に照らし適切なものであること

2 その開設計画が確実に実施される見込みがあること

3 開設計画に係る通信系又は放送系に含まれる全ての特定基地局について周波数の割当てが現に

可能であり又は早期に可能となることが確実であると認められること

イ 開設指針における規定

第10項第4号(以下抜粋)

別表第2 開設計画の認定の要件

1 全ての都道府県の区域において特定基地局を整備する計画及びその根拠を有していること

2 開設計画に記載された全ての特定基地局についてその円滑な整備のため設置場所の確保無線設備の調達

及びその整備に係る業者との協力体制の確保に関する計画(ブースター障害等の防止又は解消に関する計画を含

む)及びその根拠を有していること

3 申請者が設置しようとする無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績又は計画を有しかつ特

定基地局の運用に必要な電気通信設備の調達及び工事並びに運用及び保守に関する計画及びその根拠を有してい

ること

4 関係法令の規定に基づき無線従事者の配置方針並びに電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及び

その根拠を有していること

5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑え

るための措置に関する計画(申請者が開設計画の認定を受けたことのある者である場合にあっては当該認定に

係る開設計画に記載されたもの以外のものを含むこと)及びその根拠を有していること

6 特定基地局の運用による電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠を有してお

りかつ当該電気通信事業に係る損益に関する年度ごとの見通しにおいて利益の生じる年度があること

7 法令遵守のための体制の整備平成16年総務省告示第695号(電気通信事業における個人情報保護に関するガイ

ドラインを定める件)に適合した個人情報保護のための体制の整備及び電気通信事業の利用者の利益の保護のた

めの体制の整備に関する計画及びその根拠を有していること

8 既設の無線局等の運用及び電波の監視を阻害する混信その他の妨害を防止するため当該妨害の防止に係る対

応を行う窓口の設置及び特定基地局の設置前に当該設置に係る情報交換若しくは協議の実施又は当該妨害を防止

するための特定基地局の設置における無線設備へのフィルタの追加若しくは無線局の設置場所及び無線設備の空

中線の指向方向の調整の実施による干渉の改善等の措置を行う計画及びその根拠を有していること

9 負担可能額が600億円以上であり当該負担可能額を確実に確保できること

10 申請者に係る携帯無線通信を行う無線局の周波数に係る電波の能率的な利用を確保するための取組に関する計

画及びその根拠を有していること(略)

11 申請者が次の要件を満たしていること(略申請者が複数申請を行ったり申請者である法人の役員等議決

権が3分の1以上の出資関係にある者が申請を行っていないこと)

4 本開設指針に係る開設計画の認定は電波法第27条の13第4項各号並びに第1項第2項及び

第7項から前項まで並びに前各号に規定する事項(骨子中1から6(1)までの事項)並びに別表

第2に規定する要件(以下参照)を満たしている申請に対して行うただし当該申請(945MHz

を超え960MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けている者のものを除

く)の数が3の場合は当該申請に対して認定するものとし3を超える場合は当該申請につい

て別表第3に掲げる順序に従い同表に掲げる基準に適合する申請の数が3となるまで審査した

当該申請に対して認定するものとするなお申請期間内に提出された本開設指針に係る開設計

画の認定の申請については前後なく受け付けたものとして同等に扱い審査を行う

35

2 負担可能額の算定に関する参考資料 開設指針別表第二の九2に規定する負担可能額の最低額(600億円)(以下「下限額」といいます)

及び同別表第三の一に規定する審査対象となる負担可能額の最高額(1500億円)(以下「上限額」とい

います)は以下の方法により算定していますので負担可能額の算定に当たってご参照下さい

以下の平均単価費用は審査に用いる下限額及び上限額を算定するために無線局の類型ごとに想定

したものであり実際の対象免許人と認定開設者との間の協議において用いられる金額又は個別の

無線局に対して認定開設者が負担すべき金額を示すものではありません個別の無線局に対して認定開

設者が負担する金額は対象免許人との協議により決定されるものであり以下の平均単価費用が適

用されるわけではありません

(1) 下限額上限額の基本的な算定方法 ア FPU

無線設備の種類ごとの1無線局当たりの平均単価 times 各区分の無線局数 の合計額

この資料においてFPUとは開設指針第九項第1号(一)の番組素材中継を行う無線局をいいます

イ 特定ラジオマイク

1無線局当たりの平均単価 times 無線局数

この資料において特定ラジオマイクとは開設指針第九項第1号(二)の特定ラジオマイク及びデジタル特

定ラジオマイクをいいます

(2) 1無線局当たりの平均単価等 総務省において実施した既存無線局の免許人及び無線設備の製造業者等に対するヒアリングアンケ

ート結果をもとに次の費用項目(開設指針第九項第3号(一)及び(二))ごとに1無線局当たりの平

均単価を算定しています

無線設備及びその附属設備の取得に要する費用(以下「取得費用」といいます)

無線設備及びその附属設備の変更の工事に要する費用(以下「工事費用」といいます)

以下に記載の単価は千円未満を四捨五入しているため内訳の合算額は内訳の金額の合計額と一致

しないことがあります

ア FPU

無線設備の種類に応じて次の3つの区分を設けそれぞれについて1無線局当たりの平均単価を

算出しました

(ア) 下限額におけるFPUの平均単価

無線設備の種類 平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

2ピースモデル+PA型 131788 千円 123429 千円 8359 千円

一体型モデル(通常型) 115584 千円 115442 千円 142 千円

一体型モデル(超小型) 116521 千円 116379 千円 142 千円

「2ピースモデル+PA型」とは制御部と高周波部が筐体として分離された送信機で必要に応じて出力を増

加させるためのPA(パワーアンプ)が用いられます

36

「一体型モデル」とは制御部と高周波部が一つの筐体に内蔵された送信機で通常型とこれよりさらに小型

化された超小型があります

全ての無線局が2330~2370MHz(以下「23GHz帯」といいます)に対応した無線設備を使用すると想定して

算出したものです

23GHz帯に対応するために増設が必要となる受信機及び伝送路設備(マイクロ波帯FPU送信機送信アンテナ)

の費用を含みます

(イ) 上限額におけるFPUの平均単価

無線設備の種類 平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

2ピースモデル+PA型 186851 千円 178784 千円 8067 千円

一体型モデル(通常型) 164074 千円 163941 千円 133 千円

一体型モデル(超小型) 165949 千円 165816 千円 133 千円

全ての無線局が1240~1300MHz(以下FPUに関する記載において「12GHz帯」といいます)及び23GHz帯に

対応した無線設備を使用すると想定して算出したものです

23GHz帯に対応するために増設が必要となる受信機及び伝送路設備の費用を含みます

イ 特定ラジオマイク

1無線局当たりの平均単価を算出しました

(ア) 下限額における特定ラジオマイクの平均単価

平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

1850 千円 1640 千円 210 千円

全ての無線局が470~710MHz帯の地上テレビジョン放送のホワイトスペース及び710~714MHz帯(以下単に「ホ

ワイトスペース」といいます)に対応した無線設備を使用すると想定して算出したものです

常設でない無線局(複数の場所で使用される無線局をいいます以下同じ)が移行先のホワイトスペースでの

使用を確保するために最小限増設が必要となる無線設備及び附属設備の費用を含みます

(イ) 上限額における特定ラジオマイクの平均単価

平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

5461 千円 5244 千円 217 千円

常設される無線局(固定の一箇所で使用される無線局をいいます)はホワイトスペースに対応した無線設備を

常設でない無線局はホワイトスペースに対応した無線設備及び1240~1260MHz(以下特定ラジオマイクに関す

る記載において「12GHz帯」といいます)に対応した無線設備を使用すると想定して算出したものです

常設でない無線局が移行先のホワイトスペースでの使用を確保するために最大限増設が必要となる無線設備及

び附属設備の費用を含みます

(3) 地域別の無線局数 下限額上限額において想定した無線局数はこれまでの無線局数の変動状況並びに総務省にお

いて実施した既存無線局の免許人及び無線設備の製造業者等に対するヒアリング及びアンケート結果

をもとに総務省において2014(平成26)年度末時点の無線局数を推計したものです(2014(平成26)年

度以降は新たに免許を行わないことを前提として推計しています)

以下の無線局数のうち過去の時点におけるものについては原則として総務省が管理する免許に

係る情報を基にしていますが総務省が管理していない情報については免許人及び無線設備の製造業

37

者等に対する調査結果を基にしているため実際の無線局数と誤差が生じる場合があります

ア FPUの無線局数

(ア) FPUの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)

地域 無線局数

2ピースモデル+PA型 一体型モデル(通常型) 一体型モデル(超小型)

01 北海道 2 局 - -

02 青森県 1 局 - -

04 宮城県 4 局 - -

07 福島県 2 局 - -

13 東京都 42 局 2 局 11 局

18 福井県 1 局 - -

22 静岡県 3 局 - -

23 愛知県 5 局 - -

27 大阪府 9 局 - 3 局

32 島根県 1 局 - -

33 岡山県 2 局 - -

34 広島県 2 局 - -

35 山口県 1 局 - -

37 香川県 1 局 1 局 -

38 愛媛県 2 局 - -

39 高知県 1 局 - -

40 福岡県 5 局 1 局 -

全国 計 84 局 4 局 14 局

無線局数は免許状に記載された常置場所のある都道府県で分類しまた各都道府県における無線設備の種

類ごとの無線局数は免許人に対して調査した結果を基にしています

無線局の移動範囲は各都道府県を超える地域が指定されている場合があります

(イ) 下限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

2ピースモデル+PA型 一体型モデル(通常型) 一体型モデル(超小型)

全国 84 局 4 局 14 局

(ア)の実績値のまま増加しないと想定した無線局数を下限値としています

(ウ) 上限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

2ピースモデル+PA型 一体型モデル(通常型) 一体型モデル(超小型)

全国 87 局 5 局 17 局

(ア)の実績値に免許人に対する調査に基づき2013(平成25)年度末までに増設されると見込まれる無線局数を

加えた数を上限値としています

(ア)の実績値からの都道府県別の増減数は2ピースモデル+PA型が東京都3局増加大阪府1局増加宮城

県1局減少一体型モデル(通常型)が福岡県1局増加一体型モデル(超小型)が東京都1局増加大阪府1

局増加福岡県1局増加です

38

イ 特定ラジオマイクの無線局数

(ア) 特定ラジオマイクの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)

地域 無線局数

地域 無線局数

(内放送事業者

の無線局数)

(内放送事業者

の無線局数)

01 北海道 534 局 306 局 25 滋賀県 124 局 28 局

02 青森県 78 局 78 局 26 京都府 276 局 55 局

03 岩手県 225 局 114 局 27 大阪府 2121 局 871 局

04 宮城県 229 局 184 局 28 兵庫県 552 局 44 局

05 秋田県 120 局 101 局 29 奈良県 106 局 19 局

06 山形県 65 局 64 局 30 和歌山県 15 局 14 局

07 福島県 126 局 106 局 31 鳥取県 46 局 42 局

08 茨城県 93 局 20 局 32 島根県 67 局 33 局

09 栃木県 76 局 42 局 33 岡山県 138 局 85 局

10 群馬県 48 局 25 局 34 広島県 363 局 184 局

11 埼玉県 304 局 22 局 35 山口県 87 局 48 局

12 千葉県 537 局 55 局 36 徳島県 111 局 58 局

13 東京都 9178 局 3570 局 37 香川県 123 局 63 局

14 神奈川県 1157 局 18 局 38 愛媛県 138 局 116 局

19 山梨県 135 局 89 局 39 高知県 67 局 45 局

15 新潟県 157 局 86 局 40 福岡県 742 局 416 局

20 長野県 225 局 86 局 41 佐賀県 27 局 27 局

16 富山県 229 局 86 局 42 長崎県 202 局 126 局

17 石川県 197 局 101 局 43 熊本県 185 局 159 局

18 福井県 97 局 77 局 44 大分県 124 局 75 局

21 岐阜県 64 局 13 局 45 宮崎県 109 局 83 局

22 静岡県 262 局 117 局 46 鹿児島県 129 局 94 局

23 愛知県 952 局 392 局 47 沖縄県 165 局 105 局

24 三重県 71 局 28 局 全国 計 21176 局 8570 局

無線局数は免許状に記載された常置場所のある都道府県で分類しています

無線局の移動範囲は各都道府県を超える地域が指定されている場合があります

免許人に対する調査によると常設でない無線局の割合は約70です

(イ) 下限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

全国 21553 局

(ア)の実績値に免許人に対する調査に基づき2013(平成25)年度末までに増設されると見込まれる無線局数を

加えた数を下限値としています

(ウ) 上限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

全国 23157 局

(ア)の実績値に過去の増減実績を基に算出した増加率(前年比約104倍)により算出した2013(平成25)年度

末までの増加予想数を加えた数を上限値としています

39

3 無線局免許等の検索方法 開設指針に関係する無線局について免許情報を検索することができます電波利用ホームページ(ht

tpwwwtelesoumugojp)から「無線局情報検索」 rarr 「1無線局等情報検索」 rarr 「詳し

く条件を指定する」を順次クリックし「エキスパート検索」画面へアクセスしてください

httpwwwtelesoumugojpmusenSearchServletpageID=2ampSelectID=5へ直接アクセスすることも可能です

次の検索条件で目的の無線局を検索してください

対象無線局 検索条件

FPU 無線局の種別「携帯局」

無線局の目的「放送事業用」

周波数「770~806MHz」1

特定ラジオマイク又は

デジタル特定ラジオマイク

無線局の種別「陸上移動局」

周波数「770~806MHz」12

1 個々の無線局情報の表示において放送事業用の無線局の周波数は100MHz単位での公表としているため「800~

800MHz」と表示されることがありますのでご了承ください

2 個々の無線局情報の表示において占有周波数帯幅が400kHz以下のものが特定ラジオマイク(デジタル特定ラジオ

マイクを含む)ですなお占有周波数帯幅が8MHz以上のもの(平成23年度末時点では1局のみ)はFPUです

検索条件の入力

検索ボタン

40

4 地上デジタル放送の受信障害への対策費用の推計に関する参考資料

(1) 地上デジタル放送の受信障害(受信ブースター干渉)の概要 放送局から遠く離れた場所やビル影また一つのアンテナで複数のテレビ受信機で視聴する場

合等においてはテレビへの入力信号が弱くなり正常に視聴できないことがありますこのとき

受信したテレビ信号を増幅する装置(受信ブースター)によって視聴を確保しています

アンテナがテレビ信号とともにある強さ以上の携帯電

話システムの電波を受信すると受信ブースターが携帯電話

システムの電波も増幅してしまうためテレビ受信機への過

度の入力や受信ブースターの処理能力を超えたことによる

動作不良によりテレビが正常に視聴できない場合がありま

す(受信ブースター干渉)

この受信ブースター干渉に対する主な対策は次のとおりです

不要な帯域(710MHzを超える周波数)を受信しないようフィルタを受信ブースターに挿入

不要な帯域を受信しない受信ブースターに交換

(2) 受信ブースターへの干渉影響の評価 総務省が実施した携帯電話信号による受信ブースターへの干渉影響を評価する以下の実証実験か

ら受信ブースターの耐干渉特性には機種毎のばらつきがあることを確認しました

ア 干渉影響の実証実験方法

機種に依存しない結果を得るため

11機種の受信ブースターに一定入力

レベルの携帯電話(LTE)信号と地上

デジタル放送(ISDB-T)信号を同時に

入力し受信ブースターへの干渉影響

が発生しなくなるまでLTE信号を減衰

させて影響を及ぼす入力レベルを測

定しました

イ 実証実験結果

右図の測定結果より受

信ブースターへの干渉影

響が発生しなくなるLTE信

号入力レベルは次のと

おりでした

最良値-14dBm

中央値-21dBm

最悪値-32dBm

デジタルTV入力レベル-77dBm

確認するTVチャンネル52ch

<実証実験パラメータ> LTE入力信号種別 下り信号のみ

LTE入力信号レベル可変幅 -85dBm ~ -5dBm GB幅 63MHz

LTE下り信号帯域 773MHz ~ 803MHz LTE下り信号送信電力 最大(36dBmMHz)

ISDB-Tダミー波入力 [ダミー波入力ch

あり(7波) [45(46)4748495051(52)] ()のチャンネルを確認する際には入力しない

確認するTVチャンネル 46ch52ch デジタルTV入力レベル -77dBm-39dBm(フルセグ受信)

TV放送局

TV受信機

携帯電話基地局

受信ブースター

携帯電話端末

0

5

10

15

20

25

30

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

-77dBm 46ch -77dBm 52ch -39dBm 46ch -39dBm 52ch

受信ブースター番号

LTE信号入力レベル減衰量(dB

(LTE信号初期入力レベル-

5dB

m)

(デジタルTV入力レベル 確認するTVチャンネル)

-20 -14 -22 -32 -21 -25 -19 -18 -21 -18 -21 LTE信号入力レベル (-77dbm46ch)

受信ブースターへの干渉影響が発生しなくなるLTE信号入力レベル減衰量

41

(3) 受信ブースター対策費用の推計 ア 推計方法

受信障害の原因となる受信ブースターは電波法の規制対象外であり多様な規格があるため実際

に対策が必要となる件数を確定させることは困難ですが以下の方法によりおおよその費用を推計

します

① 一般家庭の受信ブースター設置数をサンプル調査から推計(商業用建物は全建物が受信ブース

ター設置と仮定)

② LTE基地局エリア内の建物の高さや密集度受信ブースターの特性等によって受信障害の発生率

が変わるため(例えば高層建物が密集している地域では携帯電話の電波が遮蔽されるため受信障

害が発生する確率は低くなる)計算機シミュレーション(モンテカルロ法)から受信ブースター

設置建物のうち受信ブースター障害の発生する確率を算出し上記①で推計した受信ブースター設

置建物数に当該確率を乗じて対策対象建物数を推計

③ 上記②により得られた対策対象建物数に1建物あたりの対策費を乗じて対策費用の総額を推計

イ 受信ブースター設置数のサンプル調査

一般家屋については電波伝搬か

ら全国の市区町村を右表の4つの区

分に分類した上で無作為抽出した

1800棟(全国300地区)で受信ブー

スター有無の実態調査を実施し受

信ブースターを用いているブースタ

ー建物率を算出しています

商業建物については一般家屋よりも数が少ないため訪問調査はせず100受信ブースター設

置と仮定しています

<受信ブースター設置数に関するサンプル調査結果>

建物区分 地区区分

TV受信実態調査により得られたサンプル数 ブースター 建物率

受信方法区分 個別受信又は 共同受信かつ 受信ブースターあり

個別受信 ケーブルテレビ 受信

共同受信 衛星受信 のみ

a b c d e edivide(a+b+c+d)

居住建物

大 都 市 (A地区)

135 104 13 0 128 508

地 方 都 市 (B地区)

399 135 6 0 354 656

郊外住宅地 (C地区)

568 146 30 0 534 718

田 園 地 域 (D地区)

174 74 16 0 174 659

商業建物 共 通 - - - - - 100

光テレビ等の通信系受信含む

地区区分 建物面積率 平均建物高 伝搬式 平均セル半径 大 都 市 (A地区)

10以上 20m以上 Ex-HATA Dense Urban

350m

地 方 都 市 (B地区)

10以上 20m未満 Ex-HATA Urban

570m

郊外住宅地 (C地区)

2以上 10未満

- Ex-HATA Suburban

850m

田 園 地 域 (D地区)

2未満 - Ex-HATA Open Area

1200m

42

ウ 干渉影響場所率の計算機シミュレーション

LTE基地局を地区毎の平均

セル半径を反映させて正則

配置しエリア内にTV受信

アンテナが設置された建物

をランダムに分布させた状

態を想定しLTE基地局が最

大電力(30MHz幅全体)で送

信した時の各建物における

干渉量を計算機シミュレー

ションし許容値を上回って

いる確率を干渉影響場所率

として算出しています

なお干渉影響を受ける場所の規模(干渉影響場所率)は受信ブースターの耐干渉特性に大き

く依存しますが実際に設置されている受信ブースターの特性毎のシェアは不明ですので受信ブ

ースターの耐干渉特性としては実証実験で得られた平均的な特性(LTE下り信号入力レベル

-21dBm)を有していると仮定しています

<計算機シュミレーションによって得られた干渉影響場所率>

一般家屋 商業建物

大 都 市 (A地区) 129 66

地 方 都 市 (B地区) 183 347

郊 外 住 宅 地 (C地区) 224 322

田 園 地 域 (D地区) 445 173

エ 受信ブースター対策費用の推計

サンプル調査から推計したブースター建物率計算機シミュレーションから得られた干渉影響場

所率を基に干渉影響を受ける一般家屋及び商業建物の建物数を推計し当該建物数にブースタ

ー対策(受信フィルタ挿入)の費用単価を乗じて受信ブースター対策費用を推計しています

<受信ブースター対策費用の推計結果 (上段一般家屋下段商業建物)>

建物数1

ブースター 建物率

受信ブースター 設置建物数 (a)times(b)

干渉影響 場所率

干渉影響 建物数 (c)times(d)

対策費用2

(e)times5万円

(a) (b) (c) (d)

小計(e)

大 都 市 (A地区)

934万 331万

508 1000

474万 331万

129 66

61万 22万

83万 42億円

地 方 都 市 (B地区)

11770万 216万

656 1000

7721万 216万

183 347

1413万 75万

1488万 744億円

郊外住宅地 (C地区)

12273万 205万

718 1000

8813万 205万

224 322

1974万 66万

2040万 1020億円

田 園 地 域 (D地区)

8158万 -

659 1000

5376万 -

445 173

2392万 -

2392万 1196億円

合 計 33887万 - 23136万 -

6003万 3002億円

1 一般家屋平成20年住宅土地統計調査(総務省)ただし一部市町村で建物数データが存在しないものについては

平成22年住民基本台帳人口世帯数における世帯数を代用としています

商業建物平成20年法人建物調査確報集計結果(国土交通省)ただし都道府県毎に建物所在地を集計しているため

建物数を電波伝搬による4つの区分に分類する際には①大都市②地方都市③郊外住宅地④田園地域の

順に該当する市区町村を含む区分に都道府県を分類して建物合計を集計

2 日本CATV技術協会工数表を参考として標準的な対策費用単価を推計しています

UHFテレビアンテナ

テレビブースタ

テレビ端子

テレビ干渉発生時のイメージ(左)ブロックノイズ(右)ブラックアウト

ブースタの干渉許容レベルP2

LTE基地局

LTE干渉波レベルP1

ランダムに配置した建物ごとにP1>P2となるかどうかを判定し影響場所率α

を算出

建物

43

(4) シミュレーション参考資料 ア (参考)計算機シミュレーションパラメータ

パラメータ名 設定値

周波数帯域 770 MHz

LTE

送信アンテナ利得 140 dBi

送信給電線損失 50 dB

アンテナパタン 情報通信審議会

アンテナパタン(垂直水平)

送信出力 51 dBm (30MHz)

アンテナ高さ 40 m

訪問調査の結果からA~D地区で使われているTV受信アンテナの種類と特徴を抽出してシミュレーションに用いた

イ (参考)受信ブースター対策費用単価の推計

日本CATV技術協会工数表ヒアリング結果等を参考として受信ブースター対策(受信フィルタ

挿入)の平均的な費用単価を推計しています

以下の考え方に基づいて推計を行い一棟あたりの対策費用は5万円と推計

フィルタ接栓の価格は一般流通商品相当額の最低額の80

工事費及び諸経費率は日本CATV技術協会工数表を参考

工事費の技術員単価は建設物価2012年2月号の主要10地区の平均単価を参考

(通信技術員B18200円日通信工14800円日いずれも日当含む)

<一棟あたりの受信フィルタ挿入工事費>

(屋外でアンテナ出力に設置)

一棟あたりの受信フィルタ挿入工事費

(屋内で受信ブースター入力に設置)

名称 金額 備考 名称 金額 備考

1 材料費 10110 円

1 材料費 10110 円

受信フィルター 8000 円 一般流通商品相当額

の最低額の80

受信フィルター 8000 円 一般流通商品相当額

の最低額の80 接栓 1630 円 接栓 1630 円

消耗品諸材料 480 円

消耗品諸材料 480 円

2 工事費 7280 円

2 工事費 11020 円

通信技術員B 1820 円 01人日日当含む 通信技術員B 3640 円 02人日日当含む

通信工 2960 円 02人日日当含む 通信工 4880 円 033人日日当含む

車両費 2500 円

車両費 2500 円

3 報告書作成 6600 円

3 報告書作成 6600 円

4 諸経費 22660 円

4 諸経費 12230 円

安全対策費 14800 円

安全対策費 4440 円

現場経費 2940 円 (1+2)times169 現場経費 3570 円 (1+2)times169

一般管理費 4920 円

一般管理費 4220 円

5 消費税 2330 円 (1~4)times5 5 消費税 2000 円 (1~4)times5

総合計 48980 円

総合計 41960 円

パラメータ名 設定値

TV

受信アンテナ利得 下表に記載

受信給電線損失 下表に記載

許容受信電力 -21 dBm

アンテナ高さ 下表に記載

アンテナパタン それぞれのアンテナのパタンを使用

シミュレーション条件 3セクタベストレイアウト

19セルラップアラウンド

8素子 14素子 20素子 高性能型 14素子

高性能型 20素子 平面アンテナ 室内アンテナ その他

使用される

アンテナの割合

大 都 市 (A地区) 07 170 674 59 52 37 0 0 地 方 都 市 (B地区) 0 371 521 43 50 08 0 08 郊 外 住 宅 地 (C地区) 02 380 479 40 83 05 0 11 田 園 地 域 (D地区) 11 425 339 11 126 17 0 69

平均

アンテナ高さ

大 都 市 (A地区) 8 m 8 m 11 m 7 m 13 m 10 m - - 地 方 都 市 (B地区) - 8 m 8 m 8 m 10 m 7 m - 5 m 郊 外 住 宅 地 (C地区) 7 m 7 m 7 m 7 m 7 m 7 m - 7 m 田 園 地 域 (D地区) 8 m 7 m 7 m 7 m 7 m 7 m - 7 m

アンテナ利得 915 dBi 1265 dBi 1435 dBi 1475 dBi 1645 dBi 835 dBi - 1035 dBi

給電線損失 2 dB 2 dB 2 dB 2 dB 2 dB 2 dB - 2 dB

44

ウ (参考)地域ごとの電波伝搬区分

電波伝搬から全国の都道府県及び市区町村を4つの区分に分類した結果は次のとおりですなお大

都市地方都市郊外住宅地及び田園地域のそれぞれの地区をABC及びDと表記しています

北海道 A

札幌市中央区 A

札幌市北区 B

札幌市東区 B

札幌市白石区 B

札幌市豊平区 B

札幌市南区 C

札幌市西区 B

札幌市厚別区 B

札幌市手稲区 B

札幌市清田区 B

函館市 C

小樽市 C

旭川市 C

室蘭市 C

釧路市 C

帯広市 D

北見市 D

夕張市 D

岩見沢市 D

網走市 D

留萌市 D

苫小牧市 C

稚内市 D

美唄市 D

芦別市 D

江別市 C

赤平市 D

紋別市 D

士別市 D

名寄市 D

三笠市 D

根室市 D

千歳市 D

滝川市 D

砂川市 D

歌志内市 D

深川市 D

富良野市 D

登別市 C

恵庭市 C

伊達市 D

北広島市 C

石狩市 D

北斗市 D

当別町 D

新篠津村 D

松前町 D

福島町 D

知内町 D

木古内町 D

七飯町 D

鹿部町 D

森町 D

八雲町 D

長万部町 D

江差町 D

上ノ国町 D

厚沢部町 D

乙部町 D

奥尻町 D

今金町 D

せたな町 D

島牧村 D

寿都町 D

黒松内町 D

蘭越町 D

ニセコ町 D

真狩村 D

留寿都村 D

喜茂別町 D

京極町 D

倶知安町 D

共和町 D

岩内町 C

泊村 D

神恵内村 D

積丹町 D

古平町 D

仁木町 D

余市町 D

赤井川村 D

南幌町 D

奈井江町 D

上砂川町 C

由仁町 D

長沼町 D

栗山町 D

月形町 D

浦臼町 D

新十津川町 D

妹背牛町 D

秩父別町 D

雨竜町 D

北竜町 D

沼田町 D

鷹栖町 D

東神楽町 D

当麻町 D

比布町 D

愛別町 D

上川町 D

東川町 D

美瑛町 D

上富良野町 D

中富良野町 D

南富良野町 D

占冠村 D

和寒町 D

剣淵町 D

下川町 D

美深町 D

音威子府村 D

中川町 D

幌加内町 D

増毛町 D

小平町 D

苫前町 D

羽幌町 D

初山別村 D

遠別町 D

天塩町 D

猿払村 D

浜頓別町 D

中頓別町 D

枝幸町 D

豊富町 D

礼文町 D

利尻町 D

利尻富士町 D

幌延町 D

美幌町 D

津別町 D

斜里町 D

清里町 D

小清水町 D

訓子府町 D

置戸町 D

佐呂間町 D

遠軽町 D

湧別町 D

滝上町 D

興部町 D

西興部村 D

雄武町 D

大空町 D

豊浦町 D

壮瞥町 D

白老町 D

厚真町 D

洞爺湖町 D

安平町 D

むかわ町 D

日高町 D

平取町 D

新冠町 D

浦河町 D

様似町 D

えりも町 D

新ひだか町 D

音更町 D

士幌町 D

上士幌町 D

鹿追町 D

新得町 D

清水町 D

芽室町 D

中札内村 D

更別村 D

大樹町 D

広尾町 D

幕別町 D

池田町 D

豊頃町 D

本別町 D

足寄町 D

陸別町 D

浦幌町 D

釧路町 D

厚岸町 D

浜中町 D

標茶町 D

弟子屈町 D

鶴居村 D

白糠町 D

別海町 D

中標津町 D

標津町 D

羅臼町 D

青森県 C

青森市 C

弘前市 D

八戸市 C

黒石市 D

五所川原市 D

十和田市 D

三沢市 D

むつ市 D

つがる市 D

平川市 D

平内町 D

今別町 D

蓬田村 D

外ヶ浜町 D

鰺ヶ沢町 D

深浦町 D

西目屋村 D

藤崎町 D

大鰐町 D

田舎館村 D

板柳町 D

鶴田町 D

中泊町 D

野辺地町 D

七戸町 D

六戸町 D

横浜町 D

東北町 D

六ヶ所村 D

おいらせ町 D

大間町 D

東通村 D

風間浦村 D

佐井村 D

三戸町 D

五戸町 D

田子町 D

南部町 D

階上町 D

新郷村 D

岩手県 C

盛岡市 C

宮古市 D

大船渡市 C

花巻市 D

北上市 D

久慈市 D

遠野市 D

一関市 D

陸前高田市 D

釜石市 C

二戸市 D

八幡平市 D

奥州市 D

雫石町 D

葛巻町 D

岩手町 D

滝沢村 D

紫波町 D

矢巾町 D

西和賀町 D

金ケ崎町 D

平泉町 D

藤沢町 D

住田町 D

大槌町 D

山田町 D

岩泉町 D

田野畑村 D

普代村 D

軽米町 D

野田村 D

九戸村 D

洋野町 D

一戸町 D

宮城県 B

仙台市青葉区 B

仙台市宮城野区 B

仙台市若林区 B

仙台市太白区 B

仙台市泉区 B

石巻市 D

塩竈市 B

気仙沼市 C

白石市 D

名取市 C

角田市 D

多賀城市 B

岩沼市 C

登米市 D

栗原市 D

東松島市 D

大崎市 D

蔵王町 D

七ヶ宿町 D

大河原町 C

村田町 D

柴田町 C

川崎町 D

丸森町 D

亘理町 D

山元町 D

松島町 D

七ヶ浜町 C

利府町 C

大和町 D

大郷町 D

富谷町 C

大衡村 D

色麻町 D

加美町 D

涌谷町 D

美里町 D

女川町 C

南三陸町 D

秋田県 C

秋田市 C

能代市 D

横手市 D

大館市 D

男鹿市 D

湯沢市 D

鹿角市 D

由利本荘市 D

潟上市 D

大仙市 D

北秋田市 D

にかほ市 D

仙北市 D

小坂町 D

上小阿仁村 D

藤里町 D

三種町 D

八峰町 D

五城目町 D

八郎潟町 D

井川町 D

大潟村 D

美郷町 D

羽後町 D

東成瀬村 D

山形県 C

山形市 C

米沢市 C

鶴岡市 D

酒田市 D

新庄市 D

寒河江市 D

上山市 D

村山市 D

長井市 D

天童市 C

東根市 D

尾花沢市 D

南陽市 D

山辺町 D

中山町 D

河北町 D

西川町 D

朝日町 D

大江町 D

大石田町 D

金山町 D

最上町 D

舟形町 D

真室川町 D

大蔵村 D

鮭川村 D

戸沢村 D

高畠町 D

川西町 D

小国町 D

白鷹町 D

飯豊町 D

三川町 D

庄内町 D

遊佐町 D

福島県 C

福島市 C

会津若松市 C

郡山市 C

いわき市 C

白河市 D

須賀川市 D

喜多方市 D

相馬市 D

二本松市 D

田村市 D

南相馬市 D

伊達市 D

本宮市 D

桑折町 D

国見町 D

川俣町 D

大玉村 D

鏡石町 D

天栄村 D

下郷町 D

檜枝岐村 D

只見町 D

南会津町 D

北塩原村 D

西会津町 D

磐梯町 D

猪苗代町 D

会津坂下町 D

湯川村 D

柳津町 D

三島町 D

金山町 D

昭和村 D

会津美里町 D

西郷村 D

泉崎村 D

中島村 D

矢吹町 D

棚倉町 D

矢祭町 D

塙町 D

鮫川村 D

石川町 D

玉川村 D

平田村 D

浅川町 D

古殿町 D

三春町 D

小野町 D

広野町 D

楢葉町 D

富岡町 D

川内村 D

大熊町 D

双葉町 D

浪江町 D

葛尾村 D

新地町 D

飯舘村 D

茨城県 C

水戸市 C

日立市 C

土浦市 C

古河市 C

石岡市 D

結城市 D

龍ケ崎市 C

下妻市 D

常総市 D

常陸太田市 D

高萩市 C

北茨城市 C

笠間市 D

取手市 C

牛久市 C

つくば市 C

ひたちなか市 C

鹿嶋市 C

潮来市 D

守谷市 C

常陸大宮市 D

那珂市 D

筑西市 D

坂東市 D

稲敷市 D

かすみがうら市 D

桜川市 D

神栖市 D

行方市 D

鉾田市 D

つくばみらい市 D

小美玉市 D

茨城町 D

大洗町 C

城里町 D

東海村 C

大子町 D

美浦村 D

阿見町 C

河内町 D

八千代町 D

五霞町 D

境町 D

利根町 D

栃木県 C

宇都宮市 C

足利市 C

栃木市 D

佐野市 C

鹿沼市 C

日光市 D

小山市 C

真岡市 D

大田原市 D

矢板市 D

那須塩原市 D

さくら市 D

那須烏山市 D

下野市 C

上三川町 D

西方町 D

益子町 D

茂木町 D

市貝町 D

芳賀町 D

壬生町 D

野木町 C

岩舟町 D

塩谷町 D

高根沢町 D

那須町 D

那珂川町 D

群馬県 C

前橋市 C

高崎市 C

桐生市 C

伊勢崎市 C

太田市 C

沼田市 D

館林市 C

渋川市 C

藤岡市 C

富岡市 D

安中市 D

みどり市 C

榛東村 C

吉岡町 C

上野村 D

神流町 D

下仁田町 D

南牧村 D

甘楽町 D

中之条町 D

長野原町 D

嬬恋村 D

草津町 D

高山村 D

東吾妻町 D

片品村 D

川場村 D

昭和村 D

みなかみ町 D

玉村町 C

板倉町 D

明和町 D

千代田町 D

大泉町 C

邑楽町 C

埼玉県 B

さいたま市西区 C

さいたま市北区 B

さいたま市大宮区 B

さいたま市見沼区 B

さいたま市中央区 B

さいたま市桜区 B

さいたま市浦和区 B

さいたま市南区 B

さいたま市緑区 B

さいたま市岩槻区 C

川越市 B

熊谷市 C

川口市 B

行田市 C

秩父市 C

所沢市 B

飯能市 C

加須市 C

本庄市 C

東松山市 C

春日部市 B

狭山市 B

羽生市 C

鴻巣市 C

深谷市 C

上尾市 B

草加市 B

越谷市 B

蕨市 B

戸田市 B

入間市 B

鳩ヶ谷市 B

朝霞市 B

志木市 B

和光市 B

新座市 B

桶川市 B

久喜市 C

北本市 B

八潮市 B

富士見市 B

三郷市 B

蓮田市 C

坂戸市 B

幸手市 C

鶴ヶ島市 B

日高市 C

吉川市 C

ふじみ野市 B

伊奈町 C

三芳町 B

毛呂山町 C

越生町 C

滑川町 D

嵐山町 C

小川町 C

川島町 D

吉見町 D

鳩山町 C

ときがわ町 C

横瀬町 C

皆野町 D

長瀞町 C

小鹿野町 D

東秩父村 D

美里町 D

神川町 D

上里町 C

寄居町 C

宮代町 C

白岡町 C

杉戸町 C

松伏町 C

千葉県 A

千葉市中央区 B

千葉市花見川区 B

千葉市稲毛区 B

千葉市若葉区 C

千葉市緑区 C

千葉市美浜区 A

銚子市 C

市川市 B

船橋市 B

館山市 C

木更津市 C

松戸市 B

野田市 C

茂原市 C

成田市 C

佐倉市 C

東金市 C

旭市 D

習志野市 B

柏市 B

勝浦市 C

市原市 C

流山市 B

八千代市 B

我孫子市 B

鴨川市 D

鎌ケ谷市 B

君津市 C

富津市 D

45

浦安市 A

四街道市 C

袖ケ浦市 C

八街市 C

印西市 C

白井市 C

富里市 C

南房総市 D

匝瑳市 D

香取市 D

山武市 D

いすみ市 D

酒々井町 C

栄町 C

神崎町 D

多古町 D

東庄町 D

大網白里町 C

九十九里町 C

芝山町 D

横芝光町 D

一宮町 C

睦沢町 D

長生村 D

白子町 D

長柄町 D

長南町 D

大多喜町 D

御宿町 C

鋸南町 D

東京都 A

千代田区 A

中央区 A

港区 A

新宿区 A

文京区 A

台東区 A

墨田区 A

江東区 A

品川区 A

目黒区 B

大田区 B

世田谷区 B

渋谷区 A

中野区 B

杉並区 B

豊島区 B

北区 B

荒川区 B

板橋区 B

練馬区 B

足立区 B

葛飾区 B

江戸川区 B

八王子市 B

立川市 B

武蔵野市 B

三鷹市 B

青梅市 B

府中市 B

昭島市 B

調布市 B

町田市 B

小金井市 B

小平市 B

日野市 B

東村山市 B

国分寺市 B

国立市 B

福生市 B

狛江市 B

東大和市 B

清瀬市 B

東久留米市 B

武蔵村山市 B

多摩市 B

稲城市 B

羽村市 B

あきる野市 C

西東京市 B

瑞穂町 C

日の出町 C

檜原村 D

奥多摩町 D

大島町 D

利島村 D

新島村 D

神津島村 D

三宅村 D

御蔵島村 D

八丈町 D

青ヶ島村 D

小笠原村 D

神奈川県 A

横浜市鶴見区 B

横浜市神奈川区 B

横浜市西区 A

横浜市中区 A

横浜市南区 B

横浜市保土ケ谷区 B

横浜市磯子区 B

横浜市金沢区 B

横浜市港北区 B

横浜市戸塚区 B

横浜市港南区 B

横浜市旭区 B

横浜市緑区 B

横浜市瀬谷区 B

横浜市栄区 B

横浜市泉区 B

横浜市青葉区 B

横浜市都筑区 B

川崎市川崎区 B

川崎市幸区 A

川崎市中原区 B

川崎市高津区 B

川崎市多摩区 B

川崎市宮前区 B

川崎市麻生区 B

相模原市緑区 C

相模原市中央区 B

相模原市南区 B

横須賀市 B

平塚市 B

鎌倉市 B

藤沢市 B

小田原市 C

茅ヶ崎市 B

逗子市 B

三浦市 C

秦野市 B

厚木市 B

大和市 B

伊勢原市 B

海老名市 B

座間市 B

南足柄市 C

綾瀬市 B

葉山町 B

寒川町 B

大磯町 C

二宮町 B

中井町 D

大井町 C

松田町 C

山北町 D

開成町 C

箱根町 C

真鶴町 C

湯河原町 B

愛川町 C

清川村 D

新潟県 B

新潟市北区 D

新潟市東区 B

新潟市中央区 B

新潟市江南区 C

新潟市秋葉区 C

新潟市南区 D

新潟市西区 C

新潟市西蒲区 D

長岡市 D

三条市 D

柏崎市 D

新発田市 D

小千谷市 D

加茂市 D

十日町市 D

見附市 D

村上市 D

燕市 D

糸魚川市 D

妙高市 D

五泉市 D

上越市 D

阿賀野市 D

佐渡市 D

魚沼市 D

南魚沼市 D

胎内市 D

聖籠町 D

弥彦村 D

田上町 D

阿賀町 D

出雲崎町 D

湯沢町 D

津南町 D

刈羽村 D

関川村 D

粟島浦村 D

富山県 C

富山市 C

高岡市 C

魚津市 D

氷見市 D

滑川市 D

黒部市 D

砺波市 D

小矢部市 D

南砺市 D

射水市 C

舟橋村 C

上市町 D

立山町 D

入善町 D

朝日町 D

石川県 B

金沢市 C

七尾市 D

小松市 C

輪島市 D

珠洲市 D

加賀市 C

羽咋市 D

かほく市 C

白山市 D

能美市 C

川北町 D

野々市町 B

津幡町 D

内灘町 C

志賀町 D

宝達志水町 D

中能登町 D

穴水町 D

能登町 D

福井県 C

福井市 C

敦賀市 C

小浜市 C

大野市 D

勝山市 D

鯖江市 C

あわら市 D

越前市 C

坂井市 D

永平寺町 C

池田町 D

南越前町 D

越前町 D

美浜町 D

高浜町 D

おおい町 D

若狭町 D

山梨県 B

甲府市 B

富士吉田市 C

都留市 C

山梨市 D

大月市 C

韮崎市 D

南アルプス市 C

北杜市 D

甲斐市 C

笛吹市 C

上野原市 C

甲州市 D

中央市 C

市川三郷町 D

早川町 D

身延町 D

南部町 D

富士川町 C

昭和町 C

道志村 D

西桂町 C

忍野村 C

山中湖村 D

鳴沢村 D

富士河口湖町 D

小菅村 D

丹波山村 D

長野県 C

長野市 C

松本市 C

上田市 C

岡谷市 C

飯田市 C

諏訪市 C

須坂市 C

小諸市 D

伊那市 D

駒ヶ根市 C

中野市 D

大町市 D

飯山市 D

茅野市 C

塩尻市 C

佐久市 D

千曲市 C

東御市 D

安曇野市 D

小海町 D

川上村 D

南牧村 D

南相木村 D

北相木村 D

佐久穂町 D

軽井沢町 D

御代田町 D

立科町 D

青木村 D

長和町 D

下諏訪町 C

富士見町 D

原村 D

辰野町 C

箕輪町 C

飯島町 D

南箕輪村 C

中川村 D

宮田村 D

松川町 D

高森町 D

阿南町 D

阿智村 D

平谷村 D

根羽村 D

下條村 D

売木村 D

天龍村 D

泰阜村 D

喬木村 D

豊丘村 D

大鹿村 D

上松町 D

南木曽町 D

木祖村 D

王滝村 D

大桑村 D

木曽町 D

麻績村 D

生坂村 D

山形村 D

朝日村 D

筑北村 D

池田町 D

松川村 D

白馬村 D

小谷村 D

坂城町 C

小布施町 D

高山村 D

山ノ内町 D

木島平村 D

野沢温泉村 D

信濃町 D

小川村 D

飯綱町 D

栄村 D

岐阜県 B

岐阜市 B

大垣市 C

高山市 D

多治見市 C

関市 C

中津川市 D

美濃市 C

瑞浪市 C

羽島市 C

恵那市 D

美濃加茂市 C

土岐市 C

各務原市 C

可児市 C

山県市 D

瑞穂市 C

飛騨市 D

本巣市 D

郡上市 D

下呂市 D

海津市 D

岐南町 B

笠松町 C

養老町 D

垂井町 C

関ケ原町 D

神戸町 C

輪之内町 D

安八町 D

揖斐川町 D

大野町 D

池田町 C

北方町 B

坂祝町 C

富加町 D

川辺町 C

七宗町 D

八百津町 D

白川町 D

東白川村 D

御嵩町 C

白川村 D

静岡県 B

静岡市葵区 D

静岡市駿河区 B

静岡市清水区 C

浜松市中区 B

浜松市東区 B

浜松市西区 C

浜松市南区 B

浜松市北区 D

浜松市浜北区 C

浜松市天竜区 D

沼津市 C

熱海市 B

三島市 B

富士宮市 C

伊東市 C

島田市 C

富士市 C

磐田市 C

焼津市 C

掛川市 C

藤枝市 C

御殿場市 C

袋井市 C

下田市 C

裾野市 C

湖西市 C

伊豆市 D

御前崎市 D

菊川市 D

伊豆の国市 C

牧之原市 D

東伊豆町 C

河津町 D

南伊豆町 D

松崎町 D

西伊豆町 C

函南町 C

清水町 B

長泉町 C

小山町 D

吉田町 C

川根本町 D

森町 D

愛知県 A

名古屋市千種区 B

名古屋市東区 A

名古屋市北区 A

名古屋市西区 B

名古屋市中村区 B

名古屋市中区 A

名古屋市昭和区 B

名古屋市瑞穂区 B

名古屋市熱田区 A

名古屋市中川区 B

名古屋市港区 B

名古屋市南区 B

名古屋市守山区 B

名古屋市緑区 B

名古屋市名東区 B

名古屋市天白区 B

豊橋市 C

岡崎市 C

一宮市 B

瀬戸市 B

半田市 B

春日井市 B

豊川市 C

津島市 B

碧南市 C

刈谷市 B

豊田市 C

安城市 C

西尾市 C

蒲郡市 C

犬山市 C

常滑市 C

江南市 B

小牧市 B

稲沢市 C

新城市 D

東海市 B

大府市 B

知多市 C

知立市 B

尾張旭市 B

高浜市 B

岩倉市 B

豊明市 B

日進市 B

田原市 D

愛西市 C

清須市 B

北名古屋市 B

弥富市 C

みよし市 C

あま市 B

東郷町 C

長久手町 B

豊山町 C

大口町 C

扶桑町 C

大治町 B

蟹江町 B

飛島村 D

阿久比町 C

東浦町 C

南知多町 D

美浜町 C

武豊町 C

一色町 C

吉良町 D

幡豆町 C

幸田町 C

設楽町 D

東栄町 D

豊根村 D

三重県 C

津市 C

四日市市 C

伊勢市 C

松阪市 C

桑名市 C

鈴鹿市 C

名張市 C

尾鷲市 C

亀山市 C

鳥羽市 D

熊野市 D

いなべ市 D

志摩市 C

伊賀市 D

木曽岬町 D

東員町 C

菰野町 D

朝日町 C

川越町 C

多気町 D

明和町 D

大台町 D

玉城町 D

度会町 D

大紀町 D

南伊勢町 D

紀北町 D

御浜町 D

紀宝町 C

滋賀県 B

大津市 C

彦根市 C

長浜市 D

近江八幡市 D

草津市 B

守山市 C

栗東市 C

甲賀市 D

野洲市 C

湖南市 C

高島市 D

東近江市 D

米原市 D

日野町 D

竜王町 D

愛荘町 D

豊郷町 C

甲良町 D

多賀町 D

京都府 A

京都市北区 B

京都市上京区 B

京都市左京区 B

京都市中京区 A

京都市東山区 B

京都市下京区 A

京都市南区 B

京都市右京区 B

京都市伏見区 B

京都市山科区 B

京都市西京区 B

福知山市 D

舞鶴市 C

綾部市 D

宇治市 B

宮津市 D

亀岡市 C

城陽市 B

向日市 B

長岡京市 B

八幡市 B

京田辺市 C

京丹後市 D

南丹市 D

木津川市 C

大山崎町 B

久御山町 C

井手町 C

宇治田原町 D

笠置町 D

和束町 D

精華町 C

南山城村 D

京丹波町 D

伊根町 D

与謝野町 C

大阪府 A

大阪市都島区 A

大阪市福島区 A

大阪市此花区 A

大阪市西区 A

大阪市港区 A

大阪市大正区 B

大阪市天王寺区 A

大阪市浪速区 A

大阪市西淀川区 A

大阪市東淀川区 A

大阪市東成区 B

大阪市生野区 B

大阪市旭区 B

大阪市城東区 A

大阪市阿倍野区 B

大阪市住吉区 B

大阪市東住吉区 B

大阪市西成区 B

大阪市淀川区 A

大阪市鶴見区 A

大阪市住之江区 A

大阪市平野区 A

大阪市北区 A

大阪市中央区 A

堺市堺区 B

堺市中区 B

堺市東区 B

堺市西区 B

堺市南区 B

堺市北区 B

堺市美原区 B

岸和田市 B

豊中市 B

池田市 B

吹田市 A

泉大津市 B

高槻市 B

貝塚市 B

守口市 B

枚方市 B

茨木市 B

八尾市 B

泉佐野市 B

富田林市 B

寝屋川市 B

河内長野市 B

松原市 B

大東市 B

和泉市 B

箕面市 B

柏原市 B

羽曳野市 B

門真市 B

摂津市 B

高石市 B

藤井寺市 B

東大阪市 B

泉南市 B

四條畷市 B

交野市 B

大阪狭山市 B

阪南市 B

島本町 B

豊能町 C

能勢町 D

忠岡町 B

熊取町 B

田尻町 C

岬町 C

太子町 C

河南町 C

千早赤阪村 C

兵庫県 A

神戸市東灘区 A

神戸市灘区 B

神戸市兵庫区 A

神戸市長田区 B

神戸市須磨区 B

神戸市垂水区 B

神戸市北区 C

神戸市中央区 A

神戸市西区 B

姫路市 C

尼崎市 B

明石市 B

西宮市 B

洲本市 C

芦屋市 B

伊丹市 B

相生市 C

豊岡市 D

加古川市 C

赤穂市 C

西脇市 C

宝塚市 B

三木市 C

高砂市 B

川西市 B

小野市 C

三田市 C

加西市 D

篠山市 D

養父市 D

丹波市 D

南あわじ市 D

朝来市 D

46

淡路市 D

宍粟市 D

加東市 D

たつの市 C

猪名川町 C

多可町 D

稲美町 C

播磨町 B

市川町 D

福崎町 C

神河町 D

太子町 C

上郡町 D

佐用町 D

香美町 D

新温泉町 D

奈良県 B

奈良市 B

大和高田市 B

大和郡山市 C

天理市 C

橿原市 B

桜井市 C

五條市 D

御所市 C

生駒市 B

香芝市 B

葛城市 C

宇陀市 D

山添村 D

平群町 C

三郷町 B

斑鳩町 C

安堵町 C

川西町 C

三宅町 C

田原本町 C

曽爾村 D

御杖村 D

高取町 C

明日香村 D

上牧町 B

王寺町 B

広陵町 C

河合町 C

吉野町 D

大淀町 C

下市町 D

黒滝村 D

天川村 D

野迫川村 D

十津川村 D

下北山村 D

上北山村 D

川上村 D

東吉野村 D

和歌山県 B

和歌山市 B

海南市 C

橋本市 C

有田市 C

御坊市 C

田辺市 C

新宮市 C

紀の川市 D

岩出市 C

紀美野町 D

かつらぎ町 D

九度山町 D

高野町 D

湯浅町 C

広川町 D

有田川町 D

美浜町 C

日高町 D

由良町 D

印南町 D

みなべ町 D

日高川町 D

白浜町 D

上富田町 C

すさみ町 D

那智勝浦町 C

太地町 C

古座川町 D

北山村 D

串本町 C

鳥取県 C

鳥取市 C

米子市 C

倉吉市 D

境港市 C

岩美町 D

若桜町 D

智頭町 D

八頭町 D

三朝町 D

湯梨浜町 D

琴浦町 D

北栄町 D

日吉津村 D

大山町 D

南部町 D

伯耆町 D

日南町 D

日野町 D

江府町 D

島根県 C

松江市 C

浜田市 D

出雲市 C

益田市 D

大田市 D

安来市 D

江津市 D

雲南市 D

東出雲町 D

奥出雲町 D

飯南町 D

斐川町 D

川本町 D

美郷町 D

邑南町 D

津和野町 D

吉賀町 D

海士町 D

西ノ島町 C

知夫村 D

隠岐の島町 D

岡山県 B

岡山市北区 C

岡山市中区 B

岡山市東区 C

岡山市南区 B

倉敷市 C

津山市 D

玉野市 C

笠岡市 D

井原市 D

総社市 C

高梁市 D

新見市 D

備前市 C

瀬戸内市 D

赤磐市 D

真庭市 D

美作市 D

浅口市 C

和気町 D

早島町 C

里庄町 C

矢掛町 D

新庄村 D

鏡野町 D

勝央町 D

奈義町 D

西粟倉村 D

久米南町 D

美咲町 D

吉備中央町 D

広島県 A

広島市中区 A

広島市東区 B

広島市南区 B

広島市西区 B

広島市安佐南区 B

広島市安佐北区 C

広島市安芸区 B

広島市佐伯区 C

呉市 C

竹原市 C

三原市 C

尾道市 C

福山市 C

府中市 C

三次市 D

庄原市 D

大竹市 C

東広島市 C

廿日市市 C

安芸高田市 D

江田島市 D

府中町 B

海田町 B

熊野町 C

坂町 C

安芸太田町 D

北広島町 D

大崎上島町 D

世羅町 D

神石高原町 D

山口県 C

下関市 C

宇部市 C

山口市 C

萩市 D

防府市 C

下松市 C

岩国市 C

光市 C

長門市 D

柳井市 C

美祢市 D

周南市 C

山陽小野田市 C

周防大島町 D

和木町 C

上関町 D

田布施町 D

平生町 C

阿武町 D

徳島県 C

徳島市 C

鳴門市 C

小松島市 C

阿南市 D

吉野川市 D

阿波市 D

美馬市 D

三好市 D

勝浦町 D

上勝町 D

佐那河内村 D

石井町 C

神山町 D

那賀町 D

牟岐町 C

美波町 D

海陽町 D

松茂町 C

北島町 C

藍住町 C

板野町 C

上板町 D

つるぎ町 D

東みよし町 D

香川県 B

高松市 C

丸亀市 C

坂出市 C

善通寺市 C

観音寺市 C

さぬき市 C

東かがわ市 D

三豊市 D

土庄町 D

小豆島町 C

三木町 C

直島町 C

宇多津町 B

綾川町 D

琴平町 C

多度津町 C

まんのう町 D

愛媛県 B

松山市 B

今治市 C

宇和島市 C

八幡浜市 C

新居浜市 C

西条市 C

大洲市 D

伊予市 D

四国中央市 C

西予市 D

東温市 C

上島町 D

久万高原町 D

松前町 C

砥部町 C

内子町 D

伊方町 D

松野町 D

鬼北町 D

愛南町 D

高知県 B

高知市 B

室戸市 D

安芸市 D

南国市 C

土佐市 D

須崎市 C

宿毛市 D

土佐清水市 D

四万十市 D

香南市 C

香美市 D

東洋町 D

奈半利町 C

田野町 C

安田町 D

北川村 D

馬路村 D

芸西村 D

本山町 D

大豊町 D

土佐町 D

大川村 D

いの町 D

仁淀川町 D

中土佐町 D

佐川町 D

越知町 D

檮原町 D

日高村 D

津野町 D

四万十町 D

大月町 D

三原村 D

黒潮町 D

福岡県 A

北九州市門司区 B

北九州市若松区 C

北九州市戸畑区 B

北九州市小倉北区 A

北九州市小倉南区 B

北九州市八幡東区 B

北九州市八幡西区 B

福岡市東区 B

福岡市博多区 A

福岡市中央区 A

福岡市南区 B

福岡市西区 B

福岡市城南区 B

福岡市早良区 B

大牟田市 C

久留米市 C

直方市 C

飯塚市 C

田川市 C

柳川市 C

八女市 D

筑後市 C

大川市 C

行橋市 C

豊前市 D

中間市 B

小郡市 C

筑紫野市 B

春日市 B

大野城市 B

宗像市 C

太宰府市 B

古賀市 C

福津市 C

うきは市 D

宮若市 D

嘉麻市 C

朝倉市 D

みやま市 D

糸島市 C

那珂川町 C

宇美町 C

篠栗町 B

志免町 B

須恵町 C

新宮町 C

久山町 D

粕屋町 B

芦屋町 C

水巻町 B

岡垣町 C

遠賀町 C

小竹町 C

鞍手町 C

桂川町 C

筑前町 D

東峰村 D

大刀洗町 D

大木町 D

広川町 C

香春町 C

添田町 D

糸田町 C

川崎町 C

大任町 D

赤村 D

福智町 C

苅田町 C

みやこ町 D

吉富町 C

上毛町 D

築上町 D

佐賀県 C

佐賀市 C

唐津市 D

鳥栖市 C

多久市 D

伊万里市 D

武雄市 D

鹿島市 D

小城市 D

嬉野市 D

神埼市 D

吉野ヶ里町 D

基山町 C

上峰町 C

みやき町 D

玄海町 D

有田町 D

大町町 C

江北町 D

白石町 D

太良町 D

長崎県 B

長崎市 B

佐世保市 C

島原市 C

諫早市 C

大村市 C

平戸市 D

松浦市 D

対馬市 D

壱岐市 D

五島市 D

西海市 D

雲仙市 D

南島原市 D

長与町 C

時津町 C

東彼杵町 D

川棚町 C

波佐見町 D

小値賀町 D

佐々町 C

新上五島町 D

熊本県 B

熊本市 B

八代市 C

人吉市 C

荒尾市 C

水俣市 C

玉名市 D

山鹿市 D

菊池市 D

宇土市 C

上天草市 D

宇城市 D

阿蘇市 D

天草市 D

合志市 C

美里町 D

玉東町 D

南関町 D

長洲町 C

和水町 D

大津町 D

菊陽町 C

南小国町 D

小国町 D

産山村 D

高森町 D

西原村 D

南阿蘇村 D

御船町 D

嘉島町 D

益城町 D

甲佐町 D

山都町 D

氷川町 D

芦北町 D

津奈木町 D

錦町 D

多良木町 D

湯前町 D

水上村 D

相良村 D

五木村 D

山江村 D

球磨村 D

あさぎり町 D

苓北町 D

大分県 B

大分市 C

別府市 B

中津市 C

日田市 D

佐伯市 C

臼杵市 D

津久見市 C

竹田市 D

豊後高田市 D

杵築市 D

宇佐市 D

豊後大野市 D

由布市 D

国東市 D

姫島村 D

日出町 D

九重町 D

玖珠町 D

宮崎県 C

宮崎市 C

都城市 D

延岡市 C

日南市 D

小林市 D

日向市 C

串間市 D

西都市 D

えびの市 D

三股町 C

高原町 D

国富町 D

綾町 D

高鍋町 C

新富町 D

西米良村 D

木城町 D

川南町 D

都農町 D

門川町 C

諸塚村 D

椎葉村 D

美郷町 D

高千穂町 D

日之影町 D

五ヶ瀬町 D

鹿児島県 B

鹿児島市 B

鹿屋市 D

枕崎市 D

阿久根市 D

出水市 D

指宿市 D

西之表市 D

垂水市 D

薩摩川内市 D

日置市 D

曽於市 D

霧島市 C

いちき串木野市 C

南さつま市 D

志布志市 D

奄美市 C

南九州市 D

伊佐市 D

姶良市 C

三島村 D

十島村 D

さつま町 D

長島町 D

湧水町 D

大崎町 D

東串良町 D

錦江町 D

南大隅町 D

肝付町 D

中種子町 D

南種子町 D

屋久島町 D

大和村 D

宇検村 D

瀬戸内町 D

龍郷町 D

喜界町 D

徳之島町 D

天城町 D

伊仙町 D

和泊町 D

知名町 D

与論町 D

沖縄県 B

那覇市 B

宜野湾市 B

石垣市 D

浦添市 B

名護市 C

糸満市 C

沖縄市 B

豊見城市 B

うるま市 C

宮古島市 D

南城市 C

国頭村 D

大宜味村 D

東村 D

今帰仁村 D

本部町 D

恩納村 D

宜野座村 D

金武町 C

伊江村 D

読谷村 C

嘉手納町 C

北谷町 C

北中城村 C

中城村 C

西原町 C

与那原町 B

南風原町 B

渡嘉敷村 D

座間味村 D

粟国村 D

渡名喜村 D

南大東村 D

北大東村 D

伊平屋村 D

伊是名村 D

久米島町 D

八重瀬町 C

多良間村 D

竹富町 D

与那国町 D

47

5 法第56条第1項の規定により指定された受信設備 (平成24年4月17日現在)

告示番号 設置者 設置場所(市町村緯経度) 受信周波数 有効期間

平成15年

総務省告

示第287

国立天文台 長野県南佐久郡南牧村

E1382823 N355641

1400~1427MHz

16605~16684MHz

1535~154GHz

2221~225GHz

236~240GHz

313~315GHz

425~435GHz

860~920GHz

1050~1160GHz

平成15年3月25

日~平成25年3

月24日

平成18年

総務省告

示第51号

国立大学法人

北海道大学

北海道苫小牧市

E1413549 N424025

2221~225GHz

236~240GHz

平成17年12月9

日~平成27年12

月9日

平成20年

総務省告

示第679

国立大学法人名

古屋大学

(1) 山梨県南都留郡富士河口湖町

E1383631 N352548

(2) 長野県上田市

E1381905 N363123

(3) 長野県木曽郡上松町

E1373738 N354745

(4) 愛知県豊川市

E1372158 N345017

32575~32860MHz 平成20年12月2

日~平成30年12

月1日

平成22年

総務省告

示第448

大学共同利用機

関法人 自然科

学研究機構

(1) 岩手県奥州市

E1410757 N390801

(2) 東京都小笠原村

E1421300 N270531

(3) 鹿児島県薩摩川内市

E1302624 N314452

(4) 沖縄県石垣市

E1241016 N242444

2221~225GHz

236~240GHz

425~435GHz

855~920GHz

平成22年12月10

日~平成32年12

月9日

平成24年

総務省告

示第52号

大学共同利用機

関法人 自然科

学研究機構

鹿児島県鹿児島市平川町

E1303026 N312751

236~240GHz

860~920GHz

1050~1160GHz

平成24年2月11

日~平成34年2

月10日

大学共同利用機

関法人 自然科

学研究機構

岩手県水沢市

E1410757 N390800

236~240GHz 平成24年3月19

日~平成34年3

月18日

48

第5章 主要関係法令 1 電波法(昭和25年法律第131号)

(欠格事由)

第五条 (略)

2 (略)

3 次の各号のいずれかに該当する者には無線局の免許を与えないことができる

一 この法律又は放送法(昭和二十五年法律第百三十二号)に規定する罪を犯し罰金以上の刑に処せられその執行

を終わり又はその執行を受けることがなくなつた日から二年を経過しない者

二 第七十五条第一項又は第七十六条第四項(第四号を除く)若しくは第五項(第五号を除く)の規定により無線

局の免許の取消しを受けその取消しの日から二年を経過しない者

三 第二十七条の十五第一項又は第二項(第三号を除く)の規定により認定の取消しを受けその取消しの日から二

年を経過しない者

四 第七十六条第六項(第三号を除く)の規定により第二十七条の十八第一項の登録の取消しを受けその取消しの

日から二年を経過しない者

45 (略)

(免許の申請)

第六条 (略)

2~6 (略)

7 次に掲げる無線局(総務省令で定めるものを除く)であつて総務大臣が公示する周波数を使用するものの免許の申

請は総務大臣が公示する期間内に行わなければならない

一 電気通信業務を行うことを目的として陸上に開設する移動する無線局(一又は二以上の都道府県の区域の全部を

含む区域をその移動範囲とするものに限る)

二 電気通信業務を行うことを目的として陸上に開設する移動しない無線局であつて前号に掲げる無線局を通信の

相手方とするもの

三四 (略)

8 (略)

(簡易な免許手続)

第十五条 第十三条第一項ただし書の再免許及び適合表示無線設備のみを使用する無線局その他総務省令で定める無線

局の免許については第六条及び第八条から第十二条までの規定にかかわらず総務省令で定める簡易な手続によるこ

とができる

(無線局に関する情報の公表等)

第二十五条 (略)

2 前項の規定により公表する事項のほか総務大臣は自己の無線局の開設又は周波数の変更をする場合その他総務省

令で定める場合に必要とされる混信若しくはふくそうに関する調査又は第二十七条の十二第二項第五号に規定する終

了促進措置を行おうとする者の求めに応じ当該調査又は当該終了促進措置を行うために必要な限度において当該者

に対し無線局の無線設備の工事設計その他の無線局に関する事項に係る情報であつて総務省令で定めるものを提供す

ることができる

3 前項の規定に基づき情報の提供を受けた者は当該情報を同項の調査又は終了促進措置の用に供する目的以外の目的

のために利用し又は提供してはならない

(特定基地局の開設指針)

第二十七条の十二 総務大臣は陸上に開設する移動しない無線局であつて次の各号のいずれかに掲げる事項を確保す

るために同一の者により相当数開設されることが必要であるもののうち電波の公平かつ能率的な利用を確保するた

めその円滑な開設を図ることが必要であると認められるもの(以下「特定基地局」という)について特定基地局の

開設に関する指針(以下「開設指針」という)を定めることができる

49

一 電気通信業務を行うことを目的として陸上に開設する移動する無線局(一又は二以上の都道府県の区域の全部を

含む区域をその移動範囲とするものに限る)の移動範囲における当該電気通信業務のための無線通信

二 移動受信用地上基幹放送に係る放送対象地域(放送法第九十一条第二項第二号に規定する放送対象地域をいう

次条第二項第三号において同じ)における当該移動受信用地上基幹放送の受信

2 開設指針には次に掲げる事項を定めるものとする

一 開設指針の対象とする特定基地局の範囲に関する事項

二 周波数割当計画に示される割り当てることが可能である周波数のうち当該特定基地局に使用させることとする周

波数及びその周波数の使用に関する事項(現にその周波数の全部又は一部を当該特定基地局以外の無線局が使用し

ている場合であつてその周波数について周波数割当計画において使用の期限が定められているときはその周波

数及びその期限の満了の日を含む)

三 当該特定基地局の配置及び開設時期に関する事項

四 当該特定基地局の無線設備に係る電波の能率的な利用を確保するための技術の導入に関する事項

五 第二号括弧書に規定する場合において同号括弧書に規定する日以前に当該特定基地局の開設を図ることが電波

の有効利用に資すると認められるときは当該周波数を現に使用している無線局による当該周波数の使用を同日前

に終了させるために当該特定基地局を開設しようとする者が行う費用の負担その他の措置(次条第二項第九号及び

第百十六条第八号において「終了促進措置」という)に関する事項

六 前各号に掲げるもののほか当該特定基地局の円滑な開設の推進に関する事項その他必要な事項

3 総務大臣は開設指針を定め又はこれを変更したときは遅滞なくこれを公示しなければならない

(開設計画の認定)

第二十七条の十三 特定基地局を開設しようとする者は通信系(通信の相手方を同じくする同一の者によつて開設され

る特定基地局の総体をいう次項第五号及び第四項第三号において同じ)又は放送系(放送法第九十一条第二項第三

号に規定する放送系をいう次項第五号及び第七号並びに第四項第三号において同じ)ごとに特定基地局の開設に

関する計画(以下「開設計画」という)を作成しこれを総務大臣に提出してその開設計画が適当である旨の認定

を受けることができる

2 開設計画には次に掲げる事項(移動受信用地上基幹放送をする特定基地局以外の特定基地局に係る開設計画にあつ

ては第七号及び第八号に掲げる事項を除く)を記載しなければならない

一 特定基地局が前条第一項第一号又は第二号に掲げる事項のいずれを確保するためのものであるかの別

二 特定基地局の開設を必要とする理由

三 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲又は特定基地局により行われる移動受信用地上基幹

放送に係る放送対象地域

四 希望する周波数の範囲

五 当該通信系又は当該放送系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場所及び

開設時期

六 電波の能率的な利用を確保するための技術であつて特定基地局の無線設備に用いる予定のもの

七 当該放送系に含まれるすべての特定基地局に係る無線設備の工事費及び無線局の運用費の支弁方法

八 事業計画及び事業収支見積

九 終了促進措置を行う場合にあつては当該終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法

十 その他総務省令で定める事項

3 第一項の認定の申請は総務大臣が公示する一月を下らない期間内に行わなければならない

4 総務大臣は第一項の認定の申請があつた場合においてその申請が次の各号のいずれにも適合していると認めると

きは周波数を指定して同項の認定をするものとする

一 その開設計画が開設指針に照らし適切なものであること

二 その開設計画が確実に実施される見込みがあること

三 開設計画に係る通信系又は放送系に含まれる全ての特定基地局について周波数の割当てが現に可能であり又

は早期に可能となることが確実であると認められること

5 総務大臣は前項の規定にかかわらず第一項の認定を受けようとする者が第五条第三項各号(移動受信用地上基幹

放送をする特定基地局に係る開設計画の認定を受けようとする者にあつては同条第一項各号又は第三項各号)のいず

れかに該当するときは第一項の認定をしてはならない

6 第一項の認定の有効期間は当該認定の日から起算して五年(前条第二項第二号括弧書に規定する周波数を使用する

特定基地局の開設計画の認定にあつては十年)を超えない範囲内において総務省令で定める

7 総務大臣は第一項の認定をしたときは当該認定をした日及び認定の有効期間第四項の規定により指定した周波

50

数その他総務省令で定める事項を公示するものとする

(開設計画の変更等)

第二十七条の十四 前条第一項の認定を受けた者は当該認定に係る開設計画(同条第二項第一号及び第四号に掲げる事

項を除く)を変更しようとするときは総務大臣の認定を受けなければならない

2 前条第四項の規定は前項の認定に準用するこの場合において同条第四項中「ときは周波数を指定して」とあ

るのは「ときは」と読み替えるものとする

3 総務大臣は前条第一項の認定を受けた開設計画(第一項の規定による変更の認定があつたときはその変更後のも

の以下「認定計画」という)に係る特定基地局を開設する者(以下「認定開設者」という)が周波数の指定の変更

を申請した場合において混信の除去その他特に必要があると認めるときはその指定を変更することができる

4 総務大臣は認定開設者が認定の有効期間の延長を申請した場合において特に必要があると認めるときは一年を

超えない範囲内においてその期間を延長することができる

5 総務大臣は第一項の認定(前条第七項の総務省令で定める事項についての変更に係るものに限る)をしたとき

第三項の規定により周波数の指定を変更したとき又は前項の規定により認定の有効期間を延長したときはその旨を公

示するものとする

(認定の取消し等)

第二十七条の十五 総務大臣は移動受信用地上基幹放送をする特定基地局に係る認定開設者が第五条第一項各号のいず

れかに該当するに至つたときはその認定を取り消さなければならない

2 総務大臣は認定開設者が次の各号のいずれかに該当するときはその認定を取り消すことができる

一 正当な理由がないのに認定計画に係る特定基地局を当該認定計画に従つて開設していないと認めるとき

二 不正な手段により第二十七条の十三第一項若しくは前条第一項の認定を受け又は同条第三項の規定による指定

の変更を行わせたとき

三 認定開設者が第五条第三項第一号に該当するに至つたとき

3 総務大臣は前項(第三号を除く)の規定により認定の取消しをしたときは当該認定開設者であつた者が受けて

いる他の開設計画の第二十七条の十三第一項の認定又は無線局の免許等を取り消すことができる

4 総務大臣は前三項の規定による処分をしたときは理由を記載した文書をその認定開設者に送付しなければならな

(合併等に関する規定の準用)

第二十七条の十六 第二十条第一項から第三項まで第六項及び第九項の規定は認定開設者について準用するこの場

合において同条第六項中「第五条及び第七条」とあるのは「第二十七条の十三第四項及び第五項」と「第二項から

前項まで」とあるのは「第二項及び第三項」と同条第九項中「第一項及び前二項」とあるのは「第二十七条の十六に

おいて準用する第一項」と読み替えるものとする

(認定計画に係る特定基地局の免許申請期間の特例)

第二十七条の十七 認定開設者が認定計画に従つて開設する特定基地局の免許の申請については第六条第七項の規定は

適用しない

(無線設備の操作)

第三十九条 第四十条の定めるところにより無線設備の操作を行うことができる無線従事者(略)以外の者は無線局(ア

マチュア無線局を除く以下この条において同じ)の無線設備の操作の監督を行う者(以下「主任無線従事者」とい

う)として選任された者であつて第四項の規定によりその選任の届出がされたものにより監督を受けなければ無線

局の無線設備の操作(簡易な操作であつて総務省令で定めるものを除く)を行つてはならないただし船舶又は航

空機が航行中であるため無線従事者を補充することができないときその他総務省令で定める場合はこの限りでない

2 モールス符号を送り又は受ける無線電信の操作その他総務省令で定める無線設備の操作は前項本文の規定にかか

わらず第四十条の定めるところにより無線従事者でなければ行つてはならない

3 主任無線従事者は第四十条の定めるところにより無線設備の操作の監督を行うことができる無線従事者であつて

総務省令で定める事由に該当しないものでなければならない

4 無線局の免許人等は主任無線従事者を選任したときは遅滞なくその旨を総務大臣に届け出なければならない

これを解任したときも同様とする

5 前項の規定によりその選任の届出がされた主任無線従事者は無線設備の操作の監督に関し総務省令で定める職務を

51

誠実に行わなければならない

6 第四項の規定によりその選任の届出がされた主任無線従事者の監督の下に無線設備の操作に従事する者は当該主任

無線従事者が前項の職務を行うため必要であると認めてする指示に従わなければならない

7 無線局(総務省令で定めるものを除く)の免許人等は第四項の規定によりその選任の届出をした主任無線従事者

に総務省令で定める期間ごとに無線設備の操作の監督に関し総務大臣の行う講習を受けさせなければならない

(無線従事者の資格)

第四十条 無線従事者の資格は次の各号に掲げる区分に応じそれぞれ当該各号に掲げる資格とする

一 無線従事者(総合) 次の資格

イ 第一級総合無線通信士

ロ 第二級総合無線通信士

ハ 第三級総合無線通信士

二三 (略)

四 無線従事者(陸上) 次の資格

イ 第一級陸上無線技術士

ロ 第二級陸上無線技術士

ハ 政令で定める陸上特殊無線技士

五 (略)

2 前項第一号から第四号までに掲げる資格を有する者の行い又はその監督を行うことができる無線設備の操作の範囲

及び同項第五号に掲げる資格を有する者の行うことができる無線設備の操作の範囲は資格別に政令で定める

(免許)

第四十一条 無線従事者になろうとする者は総務大臣の免許を受けなければならない

2 無線従事者の免許は次の各号のいずれかに該当する者(第二号から第四号までに該当する者にあつては第四十八

条第一項後段の規定により期間を定めて試験を受けさせないこととした者で当該期間を経過しないものを除く)で

なければ受けることができない

一 前条第一項の資格別に行う無線従事者国家試験に合格した者

二 前条第一項の資格(総務省令で定めるものに限る)の無線従事者の養成課程で総務大臣が総務省令で定める基

準に適合するものであることの認定をしたものを修了した者

三 前条第一項の資格(総務省令で定めるものに限る)ごとに次に掲げる学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)

に基づく学校の区分に応じ総務省令で定める無線通信に関する科目を修めて卒業した者(略)

四 前条第一項の資格(総務省令で定めるものに限る)ごとに前三号に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有する

者として総務省令で定める同項の資格及び業務経歴その他の要件を備える者

(混信等の防止)

第五十六条 無線局は他の無線局又は電波天文業務(宇宙から発する電波の受信を基礎とする天文学のための当該電波

の受信の業務をいう)の用に供する受信設備その他の総務省令で定める受信設備(無線局のものを除く)で総務大臣

が指定するものにその運用を阻害するような混信その他の妨害を与えないように運用しなければならない(略)

2~4 (略)

(電波利用料の徴収等)

第百三条の二 免許人等は電波利用料として無線局の免許等の日から起算して三十日以内及びその後毎年その免許等

の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日以下この条において「応当日」という)から起算して三十

日以内に当該無線局の免許等の日又は応当日(以下この項において「起算日」という)から始まる各一年の期間(無

線局の免許等の日が二月二十九日である場合においてその期間がうるう年の前年の三月一日から始まるときは翌年の

二月二十八日までの期間とし起算日から当該免許等の有効期間の満了の日までの期間が一年に満たない場合はその期

間とする)について別表第六の上欄に掲げる無線局の区分に従い同表の下欄に掲げる金額(起算日から当該免許等

の有効期間の満了の日までの期間が一年に満たない場合はその額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得

た額に相当する金額)を国に納めなければならない

2 前項の規定によるもののほか広範囲の地域において同一の者により相当数開設される無線局に専ら使用させること

を目的として別表第七の上欄に掲げる区域を単位として総務大臣が指定する周波数(三千メガヘルツ以下のものに限

る)の電波(以下この条において「広域専用電波」という)を使用する免許人は電波利用料として毎年十一月一

52

日までにその年の十月一日から始まる一年の期間について当該免許人に係る広域専用電波の周波数の幅のメガヘル

ツで表した数値に当該区域に応じ同表の下欄に掲げる係数を乗じて得た数値に九千五百十四万八千九百円(別表第六の

四の項又は五の項に掲げる無線局に係る広域専用電波にあつては百七十七万四千九百円)を乗じて得た額に相当する

金額を国に納めなければならないこの場合において広域専用電波を最初に使用する無線局の免許の日(無線局の周

波数の指定の変更を受けることにより当該広域専用電波を使用できることとなる場合には当該指定の変更の日以下

この項において同じ)が十月一日以外の日である場合における当該免許の日から同日以後の最初の九月末日までの期

間についてのこの項前段の規定の適用については「毎年十一月一日までにその年の十月一日から始まる一年の期間

について」とあるのは「当該広域専用電波を最初に使用する無線局の免許の日(無線局の周波数の指定の変更を受ける

ことにより当該広域専用電波を使用できることとなる場合には当該指定の変更の日以下この項において同じ)の

属する月の末日から起算して三十日以内に当該免許の日から同日以後の最初の九月末日までの期間について」と「得

た額」とあるのは「得た額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得た額」とする

3 認定計画に係る指定された周波数の電波が広域専用電波である場合において当該認定計画に係る認定開設者がその

認定を受けた日から起算して六月を経過する日(認定計画に係る指定された周波数の電波が当該認定計画に係る認定開

設者がその認定を受けた日後に広域専用電波となつた場合にあつてはその認定を受けた日から起算して六月を経過す

る日又は当該指定された周波数の電波が広域専用電波となつた日のいずれか遅い日以下この項において「六月経過日」

という)までに当該認定計画に係るいずれの特定基地局の免許も受けなかつたときは当該認定開設者を当該六月経

過日に当該広域専用電波を最初に使用する特定基地局の免許を受けた免許人とみなして前項の規定を適用する

4 (略)

5 包括免許人又は包括登録人(以下この条において「包括免許人等」という)は第一項の規定にかかわらず電波

利用料として第一号包括免許人にあつては包括免許の日の属する月の末日及びその後毎年その包括免許の日に応当す

る日(応当する日がない場合はその前日)の属する月の末日現在において開設している特定無線局の数(以下この項

及び次項において「開設無線局数」という)をその翌月の十五日までに総務大臣に届け出て当該届出が受理された

日から起算して三十日以内に第二号包括免許人にあつては包括免許の日の属する月の末日及びその後毎年その包括免

許の日に応当する日(応当する日がない場合はその前日)の属する月の末日から起算して四十五日以内に(略)それ

ぞれ当該包括免許若しくは同項の規定による登録(以下「包括免許等」という)の日又はその後毎年その包括免許等

の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日)から始まる各一年の期間(包括免許等の日が二月二十九日で

ある場合においてその期間がうるう年の前年の三月一日から始まるときは翌年の二月二十八日までの期間とし当該包

括免許等の日又はその包括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日)から当該包括免許等の有効

期間の満了の日までの期間が一年に満たない場合はその期間とする以下この項及び次項において同じ)について

第一号包括免許人にあつては四百三十円(広域専用電波を使用する無線局及び当該無線局を通信の相手方とする無線局

については二百円)に第二号包括免許人にあつては別表第六の上欄に掲げる無線局の区分に従い同表の下欄に掲げ

る金額に(略)それぞれ当該一年の期間に係る開設無線局数(略)を乗じて得た金額(当該包括免許等の日又はその包

括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日)から当該包括免許等の有効期間の満了の日までの期

間が一年に満たない場合はその額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得た額に相当する金額)を国に納

めなければならない

6 包括免許人等は前項の規定によるもののほか包括免許等の日又はその後毎年その包括免許等の日に応当する日(応

当する日がない場合はその翌日)から始まる各一年の期間において当該包括免許等の日の属する月の翌月以後の月

の末日又はその後毎年その包括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその前日)の属する月の翌月以後

の月の末日現在において開設している特定無線局又は登録局の数がそれぞれ当該一年の期間に係る開設無線局数(特定

無線局(第二十七条の二第一号に掲げる無線局に係るものに限る)にあつては既にこの項の規定による届出があつた

場合にはその届出の日以後においてはその届出に係る特定無線局の数特定無線局(同条第二号に掲げる無線局に

係るものに限る)にあつては既に特定無線局の数が開設無線局数を超えた月があつた場合にはその月の翌月以後に

おいてはその月の末日現在において開設している特定無線局の数)(略)を超えたときは電波利用料として第一

号包括免許人にあつては当該開設している特定無線局の数を当該超えた月の翌月の十五日までに総務大臣に届け出て

当該届出が受理された日から起算して三十日以内に第二号包括免許人(略)にあつては当該超えた月の末日から起算

して四十五日以内に当該超えた月から次の包括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその前日)の属

する月の前月まで又は当該包括免許等の有効期間の満了の日の翌日の属する月の前月までの期間について第一号包括

免許人にあつては四百三十円(広域専用電波を使用する無線局及び当該無線局を通信の相手方とする無線局については

二百円)に第二号包括免許人にあつては別表第六の上欄に掲げる無線局の区分に従い同表の下欄に掲げる金額に(略)

それぞれその超える特定無線局の数又は登録局の数(当該包括免許人等が他の包括免許等(当該包括免許人等の包括免

許等に係る無線局と同等の機能を有するものとして総務省令で定める無線局に係るものに限る)を受けている場合で

あつて当該超えた月の末日現在において当該他の包括免許等に基づき開設している特定無線局の数又は登録局の数が

53

当該超えた月の前月の末日現在において当該他の包括免許等に基づき開設している特定無線局の数又は登録局の数を

下回るときは当該超える特定無線局の数又は登録局の数を限度としてこれらの数からそれぞれその下回る特定無線局

の数又は登録局の数を控除した数)を乗じて得た金額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得た額に相当す

る金額を国に納めなければならない

7~42 (略)

別表第六(第百三条の二関係)

無線局の区分 金額

一 移動する無線局(三の項から五の項まで及び八の項に掲げる無線局を除く二の項

において同じ)

(略) (略)

二 移動しない無線局であつて移動する無線局又は携帯して使用するための受信設備

と通信を行うために陸上に開設するもの(六の項及び八の項に掲げる無線局を除く)

(略) (略)

三~九 (略) (略) (略)

備考

一~八 (略)

九 一の項二の項及び四の項から六の項までに掲げる無線局のうち第百三条の二第二項に規定する広域専用電波を

使用するものに係るこの表の下欄に掲げる金額は同欄に掲げる金額にかかわらず二百円とする

十 (略)

別表第七(第百三条の二関係)

区域 係数

一 北海道の区域 〇〇二九五

二 青森県岩手県宮城県秋田県山形県及び福島県の区域 〇〇五〇二

三 茨城県栃木県群馬県埼玉県千葉県東京都神奈川県及び山梨県の区域 〇四五四六

四 新潟県及び長野県の区域 〇〇二四三

五 富山県石川県及び福井県の区域 〇〇一六四

六 岐阜県静岡県愛知県及び三重県の区域 〇一一九五

七 滋賀県京都府大阪府兵庫県奈良県及び和歌山県の区域 〇一六五二

八 鳥取県島根県岡山県広島県及び山口県の区域 〇〇四〇四

九 徳島県香川県愛媛県及び高知県の区域 〇〇二一六

十 福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県及び鹿児島県の区域 〇〇七〇八

十一 沖縄県の区域 〇〇〇七五

十二~十六 (略) (略)

備考 (略)

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2 電波法施行令(平成13年政令第245号)

(政令で定める海上特殊無線技士等)

第二条 (略)

2 (略)

3 法第四十条第一項第四号ハの政令で定める陸上特殊無線技士は次のとおりとする

一 第一級陸上特殊無線技士

二 第二級陸上特殊無線技士

三 第三級陸上特殊無線技士

四 国内電信級陸上特殊無線技士

(開設計画の認定申請手数料)

第七条 法第二十七条の十三第一項の規定による認定を申請する者が納めなければならない手数料の額は一三七一〇

〇円(移動受信用地上基幹放送をする特定基地局に係る開設計画の認定を申請する場合にあつては一七四一〇〇円)

とする

2 情報通信技術利用法第三条第一項の規定により同項に規定する電子情報処理組織を使用して認定を申請する場合に

おける前項の規定の適用については同項中「一三七一〇〇」とあるのは「一三六八〇〇」と「一七四一〇〇」

とあるのは「一七三九〇〇」とする

(操作及び監督の範囲)

第三条 次の表の上欄に掲げる資格の無線従事者はそれぞれ同表の下欄に掲げる無線設備の操作(アマチュア無線局

の無線設備の操作を除く以下この項において同じ)を行い並びに当該操作のうちモールス符号を送り又は受け

る無線電信の通信操作(以下この条において「モールス符号による通信操作」という)及び法第三十九条第二項の総

務省令で定める無線設備の操作以外の操作の監督を行うことができる

資格 操作の範囲

第一級総合無線通信士 一二 (略)

三 前号に掲げる操作以外の操作で第二級陸上無線技術士の操作の範囲に属するもの

第二級総合無線通信士 一 (略)

二 次に掲げる無線設備の技術操作

イ~ハ (略)

ニ イからハまでに掲げる無線設備以外の無線設備(基幹放送局の無線設備を除く)

で空中線電力二百五十ワット以下のもの

三 (略)

(略) (略)

第一級陸上無線技術士 無線設備の技術操作

第二級陸上無線技術士 次に掲げる無線設備の技術操作

一 空中線電力二キロワット以下の無線設備(テレビジョン基幹放送局の無線設備を除

く)

二~四 (略)

第一級陸上特殊無線技士 一 陸上の無線局の空中線電力五百ワット以下の多重無線設備(多重通信を行うことが

できる無線設備でテレビジョンとして使用するものを含む)で三十メガヘルツ以上

の周波数の電波を使用するものの技術操作

二 (略)

(略) (略)

55

3 電波法関係手数料令(昭和33年政令第307号)

(無線局に関する情報提供手数料)

第五条 法第二十五条第二項の規定による情報の提供を受ける者が納めなければならない手数料の額は情報の提供の方

法に従い次の表による額とする

情報の提供の方法 情報提供手数料(単位円)

一 用紙に出力したものの交付 一三〇〇

二 フレキシブルディスクカートリッジ(日本工業規格X六二二三に適合する幅九十ミ

リメートルのものに限る)に複写したものの交付

一一五〇

三 光ディスク(日本工業規格X〇六〇六及びX六二八一に適合する直径百二十ミリメ

ートルの光ディスクの再生装置で再生することが可能なものに限る)に複写した

ものの交付

一二〇〇

(開設計画の認定申請手数料)

第七条 法第二十七条の十三第一項の規定による認定を申請する者が納めなければならない手数料の額は一三七一〇

〇円(移動受信用地上基幹放送をする特定基地局に係る開設計画の認定を申請する場合にあつては一七四一〇〇円)

とする

2 情報通信技術利用法第三条第一項の規定により同項に規定する電子情報処理組織を使用して認定を申請する場合に

おける前項の規定の適用については同項中「一三七一〇〇」とあるのは「一三六八〇〇」と「一七四一〇〇」

とあるのは「一七三九〇〇」とする

4 電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号) (公示する期間内に申請することを要しない無線局)

第六条の四 法第六条第七項の総務省令で定める無線局は次の各号に掲げるものとする

一 認定開設者が認定計画に従つて開設する特定基地局を通信の相手方とする陸上に開設する移動する無線局

二~十一 (略)

(開設計画の認定の有効期間)

第九条の二 法第二十七条の十三第六項に規定する開設計画の認定の有効期間は当該認定の日から起算して五年(法第

二十七条の十二第二項第二号括弧書に規定する周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定にあつては十年)とす

(混信若しくはふくそうに関する調査又は終了促進措置のために提供する情報)

第十一条の二の三 法第二十五条第二項の無線局に関する事項に係る情報であつて総務省令で定めるもののうち混信又

はふくそうに関する調査に係るものは別表第二号の二の二終了促進措置に係るものは別表第二号の二の三のとおりと

するただし第十一条の二第一号第二号第五号及び第六号に規定する無線局(第十条の二第二号から第五号まで

に掲げる無線局非常局及び特別業務の局を除く)のもの並びに同条第七号第八号及び第十号に規定する無線局の

うち一GHz未満の周波数を使用する無線局のものについてはこの限りでない

(開設計画の認定の公示)

第十一条の二の六 法第二十七条の十三第七項の総務省令で定める公示する事項は次のとおりとする

一 認定を受けた者の氏名又は名称

二 当該認定計画に係る特定基地局の通信の相手方である陸上に開設する移動する無線局の移動範囲又は当該認定計

画に係る特定基地局により行われる移動受信用地上基幹放送に係る放送対象地域

2 認定開設者は前項第一号に掲げる事項に変更があつたときはその旨を届け出なければならない

3 前項の届出があつたときはその旨を公示する

(指定に係る受信設備の範囲)

56

第五十条の二 法第五十六条第一項に規定する指定(以下この節において単に「指定」という)に係る受信設備は次

の各号に掲げるもの(移動するものを除く)とする

一 電波天文業務の用に供する受信設備

二 宇宙無線通信の電波の受信を行なう受信設備

(広域専用電波の指定)

第五十一条の九の九 法第百三条の二第二項の規定による周波数の指定は総務大臣が別に告示により行うものとする

(広域専用電波の周波数の幅)

第五十一条の九の十 広域専用電波の周波数の幅は広域専用電波に該当する指定周波数の電波を使用する無線局(法別

表第六の一の項二の項及び四の項から六の項までに掲げる無線局及び包括免許に係る特定無線局に限る次条におい

て同じ)であつてその無線局の免許人が同一の者であるものに係る当該指定周波数ごとの占有周波数帯(認定計画

に従つて開設された特定基地局がある場合は当該認定計画に係る指定された周波数の周波数帯を含む次項において

同じ)を合わせた周波数帯の帯域幅とする

2 前項の規定にかかわらず設備規則又は周波数割当計画において移動しない無線局の使用する電波の周波数に応じて

移動する無線局の使用する電波の周波数が定まることとされている場合において当該移動しない無線局及び当該移動

する無線局の免許人が同一の者であるときは当該移動しない無線局及び当該移動する無線局の使用する広域専用電波

の周波数の幅は次に掲げる広域専用電波に該当する指定周波数ごとの占有周波数帯を合わせた周波数帯の帯域幅とす

一 次条の規定により当該移動する無線局に係る指定周波数の電波を使用するものとされる移動範囲又は区域におい

て設置される当該移動しない無線局に係る指定周波数

二 前号に掲げる指定周波数に応じて定まる当該移動する無線局に係る指定周波数

3 法第百三条の二第三項の規定により同条第二項の規定を適用する場合における広域専用電波の周波数の幅は認定計

画に係る指定された周波数の帯域幅とする

(広域専用電波の周波数の幅の算定に用いる区域等)

第五十一条の九の十一 広域専用電波に該当する指定周波数の電波を使用する無線局については次の各号に掲げる無線

局の区分に応じそれぞれ当該各号に定める移動範囲設置場所又は区域においてそれぞれ当該無線局に係る指定周

波数の電波を使用するものとして前条及び法第百三条の二第二項の規定を適用する

一 法別表第六の一の項に掲げる無線局(第三号及び第四号に掲げるものを除く) 当該無線局の移動範囲

二 法別表第六の二の項四の項及び六の項に掲げる無線局(第五号に掲げるものを除く) 当該無線局の無線設備

の設置場所

三 法別表第六の五の項に掲げる無線局及び包括免許に係る特定無線局(次号及び第五号に掲げるものを除く) 全

国の区域

四 包括免許に係る特定無線局(法第二十七条の二第一号に掲げる無線局に係るものに限る)であつて包括免許人

が開設する第二号又は次号に掲げる無線局を通信の相手方とするもの 当該特定無線局の送信の制御を行う主たる

無線局の無線設備の設置場所を管轄する総合通信局長の管轄区域(当該包括免許において指定周波数を使用する区

域に関する条件が付与されている場合にあつては当該区域)

五 包括免許に係る特定無線局(法第二十七条の二第二号に掲げる無線局に係るものに限る) 当該特定無線局の無

線設備の設置場所とすることができる区域

2 前項の規定にかかわらず広域専用電波に該当する指定周波数の電波を使用する法別表第六の一の項二の項若しく

は六の項に掲げる無線局又は包括免許に係る特定無線局が次の各号に掲げる場合のものであるときは当該各号に定め

る区域又は設置場所において当該無線局又は当該特定無線局に係る指定周波数の電波を使用するものとして前条及び

法第百三条の二第二項の規定を適用する

一 法別表第六の一の項に掲げる無線局及び包括免許に係る特定無線局(法第二十七条の二第一号に掲げる無線局に

係るものに限る)が指定周波数を同じくするものである場合(当該無線局及び当該特定無線局の免許人が同一の者

である場合に限る) 前項の規定により当該特定無線局に係る指定周波数の電波を使用するものとされる区域

二 法別表第六の二の項又は六の項に掲げる無線局が認定計画に従つて開設されたものである場合 当該認定計画に

記載されたすべての特定基地局の無線設備の設置場所

(書類の提出)

第五十二条 法及び法の規定に基づく命令の規定により総務大臣に提出する書類であつて次の表の上欄に掲げるものに

57

関するものは同表の下欄に掲げる場所を管轄する総合通信局長をその他のもの(法第二十五条第二項に規定する終了

促進措置に係る無線局に関する情報の提供に関するもの法第二十七条の十三第一項に規定する特定基地局の開設計画

の認定に関するもの無線設備の機器の型式検定に関するもの法第三十八条の二第一項に規定する無線設備の技術基

準の策定等の申出(法第百条第五項において準用する場合を含む第三項において同じ)に関するもの並びに法第三

十八条の五第一項に規定する登録証明機関法第三十八条の三十一第二項に規定する承認証明機関法第三十九条の二

第一項に規定する指定講習機関法第四十六条第一項に規定する指定試験機関法第七十一条の三第一項に規定する指

定周波数変更対策機関法第七十一条の三の二第一項に規定する登録周波数終了対策機関法第百二条の十七第一項に

規定するセンター及び法第百二条の十八第一項に規定する指定較正機関に関するものを除く)は前条第一項に規定す

る所轄総合通信局長(以下「所轄総合通信局長」という)を経由して総務大臣に提出するものとし法及び法の規定

に基づく命令の規定により総合通信局長に提出する書類は所轄総合通信局長に提出するものとするただし法第四

条の二の規定に基づく呼出符号又は呼出名称の指定の申請に関する書類及び法第八十三条第一項に規定する異議申立

書は総務大臣に直接提出することを妨げない

(表略)

2 (略)

3 法及び法の規定に基づく命令の規定により総務大臣に提出する書類であつて法第二十五条第二項に規定する終了促

進措置に係る無線局に関する情報の提供に関するもの及び法第二十七条の十三第一項に規定する特定基地局の開設計

画の認定に関するもの並びに法第三十八条の二第一項に規定する無線設備の技術基準の策定等の申出については第一

項の規定にかかわらず任意の総合通信局長を経由して総務大臣に提出することができる

4 (略)

別表第二号の二の三(第11条の2の3関係)

対象となる無線局 情報提供項目

開設指針において定める終了促進措置に係る無線局(法第

4条第1号から第3号までに掲げる無線局が含まれるとき

は当該無線局を除く)

1 免許人等の氏名又は名称(注1)

2 免許人等の住所(注2)

3 無線局の種別

4 無線局の目的(注3)

5 無線設備の設置場所(注4)

6 電波の型式周波数及び占有周波数帯幅(注5)

7 空中線電力

8 適合表示無線設備の番号(注6)

9 開設している無線局の数(注7)

注1 氏名については請求者が認定開設者(法第27条の14第3項に規定する認定開設者をいう以下同じ)である

場合に限り提供する

2 請求者が認定開設者以外の者である場合にあつては都道府県名及び市区町村名に限り提供する

3 登録局の場合にあつては提供しない

4 移動する無線局(包括免許に係る特定無線局を除く)にあつては常置場所包括免許に係る特定無線局にあっ

ては包括免許人の事務所の所在地を提供することとするただし請求者が認定開設者以外の者である場合にあ

つては都道府県名及び市区町村名に限り提供する

5 登録局の場合にあつては周波数に限り提供する

6 技術基準適合証明番号工事設計認証番号又は技術基準適合自己確認に係る届出番号を提供する

7 包括免許に係る特定無線局又は包括登録に係る登録局の場合に限り提供する

58

5 無線局免許手続規則(昭和25年電波監理委員会規則第15号) (記載事項の省略)

第十五条 次に掲げる無線局の免許を申請しようとするときは法第六条の規定する記載事項のうち次の区分に従い

それぞれ下記の事項の記載を省略することができる

一 (略)

二 認定開設者が認定計画に従つて開設する特定基地局 開設を必要とする理由

三~九 (略)

(認定の申請)

第二十五条の四 法第二十七条の十三第一項の認定の申請をしようとする者は申請書に開設計画及びそれぞれの写し一

通を添えて総務大臣に提出しなければならない

2 法第二十七条の十三第二項第十号の総務省令で定める事項は次のとおりとする

一 運用開始の予定期日(それぞれの特定基地局の運用が開始される日のうち最も早い日の予定期日をいう)

二 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法

三 無線従事者の配置方針

四 前各号に掲げるもののほか法第二十七条の十二第二項第六号に基づき開設指針において定める事項に関する事

3 第一項の申請書の様式は別表第五号の六のとおりとし当該申請書に添付する開設計画の様式は別表第五号の七

のとおりとする

(認定書の交付)

第二十五条の五 法第二十七条の十三第四項の規定により開設計画の認定をしたときは申請者に対しその旨認定の番

号認定の年月日及び認定の有効期間を記載した認定書を交付する

(認定等の拒否の通知)

第二十五条の六 法第二十七条の十三第一項の認定の申請を審査した結果により認定を拒否したときは申請者に対し

その旨の理由を記載した文書をもつて通知する

2 前項の規定は次条及び第二十五条の八の規定に基づく認定等の申請に準用する

(開設計画の変更等の申請)

第二十五条の七 (略)

(合併等に関する規定の準用)

第二十五条の八 (略)

59

別表第五号の六 特定基地局の開設計画の認定申請書及び開設計画の様式(第25条の4関係)

特定基地局開設計画認定申請書

年 月 日

総 務 大 臣 殿

申 請 者(注2)

郵 便 番 号 フ リ ガ ナ

住 所 フ リ ガ ナ

氏 名 印 フ リ ガ ナ

代表者氏名 印

電波法第27条の13第1項の規定により特定基地局の開設計画の認定を受けたいので下記により別紙

の書類を添えて申請します

1 該当する開設指針が示された告示の件名及び番号

2 欠格事由に関する事項(注3)

注1 収入印紙については該当欄に全部を貼付できない場合は別紙に貼付する旨を記載し日本

工業規格A列4番の用紙に貼付すること

2 申請者欄の記載は次によること

(1) 住所については法人又は団体の場合は本店又は主たる事務所の所在地を記載すること

(2) 氏名を自筆で記入したときは押印を省略できる法人又は団体の場合はその商号又は

名称並びに代表者の役職名及び氏名を記載することとし代表者が氏名を自筆で記入したとき

は押印を省略できるただし申請者が法律により直接に設立された法人又は特別の法律に

より特別の設立された法人の場合は代表者の氏名の記載を要しない

(3) 申請者が外国人である場合は住所については国籍及び本邦内における居住地を記載す

るものとし氏名については自筆により記載したときは押印を省略することができる

3 欠格事由については申請者が法第5条第3項各号(移動受信用地上基幹放送をする特定基

地局に係る開設計画の認定を受けようとする者にあつては同条第1項各号又は第3項各号)に

該当しないときはその旨を記載すること

4 用紙は日本工業規格A列4番とする

収入印紙貼付欄

(注1)

60

別表第五号の七 特定基地局の開設計画の様式(第25条の4関係)

特定基地局開設計画

1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するためのも

のであるのかの別

2 特定基地局の開設を必要とする理由

(1) 提供する電気通信役務の種類(注1)

(2) 開設しようとする特定基地局の内容

ア 無線局の種別

イ 発射を予定している電波の型式

ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力

エ 伝送情報の具体的内容(注1)

(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み及びその

算出根拠(注1)

3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲又は特定基地局により行われる移動

受信用地上基幹放送に係る放送対象地域(注2)

4 希望する周波数の範囲(注3)

5 当該通信系又は当該放送系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備

の設置場所及び開設時期(注4)

6 電波の能率的な利用を確保するための技術であつて特定基地局の無線設備に用いる予定のもの

(注5)

(1) 周波数の効率的利用の方策として導入を予定している技術の具体的内容

(2) 干渉回避の方策として導入を予定している技術の具体的内容

7 当該放送系に含まれるすべての特定基地局に係る無線設備の工事費及び無線局の運用費の支弁方

法(注6)(注7)

8 事業計画及び事業収支見積り(注6)(注8)

9 終了促進措置を行う場合にあつては当該終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用

の支弁方法

10 その他の事項

(1) 運用開始の予定期日(注9)

(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法(注10)

(3) 無線従事者の配置方針

ア 無線従事者の配置場所ごとの無線従事者の資格及び人数(注11)

イ 将来的な無線従事者の確保の方法

(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項(注12)

注1 移動受信用地上基幹放送をする特定基地局の開設計画にあつては記載を要しない

2 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲については当該特定基地局によ

つて無線通信業務を行うこととしている区域以外の区域においても通信の相手方である移動す

る無線局の無線通信を可能とするために同一の開設指針に係る特定基地局の開設を予定してい

る他の事業者との業務委託契約の締結を予定している場合であつては当該他の事業者の氏名又

は名称及び当該他の事業者所属の特定基地局を通信の相手方とする場合の移動範囲を記載する

こと

3 周波数は希望する周波数の範囲を「何MHzから何MHzまで」のように記載すること

61

なお特定の周波数を希望する場合は希望する周波数の範囲に代えて希望する周波数を記載

することができる

4 認定の有効期間中における毎年度ごと市区町村ごと及び無線局の種別ごとの開設予定無線局

数を記載すること

なお既に確保している無線設備の設置場所がある場合にあつてはそれぞれ設置場所の住所

を「何市何町」等のように併せて記載すること

5 学術資料等の添付をもつて記載に代える場合はその旨を記載し別紙により添付すること

6 電気通信業務を行うことを目的とする特定基地局の開設計画にあつては記載を要しない

7 無線設備の工事費についてはその総額並びに送信設備受信設備土地及び建物等に係る費

用の内訳をそれぞれ記載すること送信設備の規模等に応じて送信設備及び受信設備の単価が異

なる場合にはそれぞれの単価及びその数量についても記載すること

8 別表第二号第1の26の欄のうち別紙(1)から(12)まで及び(15)から(18)までについて記載す

ること

9 年月日を記載すること

10 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法の記載は次によること

(1) 保守管理及び障害時の具体的な対応体制及び方法を記載すること

(2) 部内規定等がある場合において部内規定等の添付をもつて記載に代える場合はその旨

を記載し別紙により添付すること

11 既に無線従事者を有している場合にあつては当該無線従事者の資格及び人数を併せて記載す

ること

12 法第27条の12第2項第6号の規定によりその他必要な事項として開設指針に定められた事項

について具体的内容を記載すること

13 用紙は日本工業規格A列4番とする

62

6 電気通信事業法関係法令

(1) 電気通信事業法(昭和59年法律第86号) (業務の停止等の報告)

第二十八条 電気通信事業者は第八条第二項の規定により電気通信業務の一部を停止したとき又は電気通信業務に関

し通信の秘密の漏えいその他総務省令で定める重大な事故が生じたときはその旨をその理由又は原因とともに遅滞

なく総務大臣に報告しなければならない

(電気通信主任技術者)

第四十五条 電気通信事業者は事業用電気通信設備の工事維持及び運用に関する事項を監督させるため総務省令で

定めるところにより電気通信主任技術者資格者証の交付を受けている者のうちから電気通信主任技術者を選任しな

ければならないただしその事業用電気通信設備が小規模である場合その他の総務省令で定める場合はこの限りで

ない

2 電気通信事業者は前項の規定により電気通信主任技術者を選任したときは遅滞なくその旨を総務大臣に届け出

なければならないこれを解任したときも同様とする

(電気通信主任技術者資格者証)

第四十六条 電気通信主任技術者資格者証の種類は伝送交換技術及び線路技術について総務省令で定める

2 電気通信主任技術者資格者証の交付を受けている者が監督することができる電気通信設備の工事維持及び運用に関

する事項の範囲は前項の電気通信主任技術者資格者証の種類に応じて総務省令で定める

3 総務大臣は次の各号のいずれかに該当する者に対し電気通信主任技術者資格者証を交付する

一 電気通信主任技術者試験に合格した者

二 電気通信主任技術者資格者証の交付を受けようとする者の養成課程で総務大臣が総務省令で定める基準に適合

するものであることの認定をしたものを修了した者

三 前二号に掲げる者と同等以上の専門的知識及び能力を有すると総務大臣が認定した者

45 (略)

(電気通信主任技術者の義務)

第四十九条 電気通信主任技術者は事業用電気通信設備の工事維持及び運用に関する事項の監督の職務を誠実に行わ

なければならない

(2) 電気通信事業法施行規則(昭和60年郵政省令第25号) (業務の停止等の報告)

第五十七条 法第二十八条の規定による報告をしようとする者は報告を要する事由が発生した後(通信の秘密の漏えい

に係るものにあつてはそれを知つた後)速やかにその発生日時及び場所概要理由又は原因措置模様その他参考

となる事項について適当な方法により報告するとともにその詳細について次の表の上欄に掲げる報告の事由の区分に

応じそれぞれ同表の中欄に掲げる様式により同表の下欄に掲げる報告期限までに報告書を提出しなければならない

報告の事由 様式 報告期限

一 法第八条第二項の規定による電気

通信業務の一部の停止

様式第五十 法第八条第二項の規定により電気通信業務の一部を停

止した日から三十日以内

二 通信の秘密の漏えい 様式第五十の二 電気通信業務に関し通信の秘密の漏えいを知つた日か

ら三十日以内

三 第五十八条で定める重大な事故 様式第五十の三 その重大な事故が発生した日から三十日以内

(報告を要する重大な事故)

第五十八条 法第二十八条の総務省令で定める重大な事故は次のとおりとする

一 電気通信設備の故障により電気通信役務の全部又は一部(付加的な機能の提供に係るものを除く)の提供を停止

又は品質を低下させた事故(他の電気通信事業者の電気通信設備の故障によるものを含む)であつて次のいずれ

にも該当するもの

イ 当該電気通信役務の提供の停止又は品質の低下を受けた利用者の数が三万以上のもの(総務大臣が当該利用者

63

の数の把握が困難であると認めるものにあつては総務大臣が別に告示する基準に該当するもの)

ロ 当該電気通信役務の提供の停止時間又は品質の低下の時間が二時間以上のもの

二 電気通信事業者が設置した衛星海底ケーブルその他これに準ずる重要な電気通信設備の故障により当該電気

通信設備を利用するすべての通信のそ通が二時間以上不能となる事故

様式第4(第4条第3項第2号第9条第1項第2号第10条第2項第60条の2第2号関係)

提供する電気通信役務

電 気 通 信 役 務 の 種 類 提供する役務

1 加入電話

2 総合デジタル通信サービス(中継電話又は公衆電話であるもの及び国際総合デジタル通信

サービスを除く)

3 中継電話(国際電話等であるものを除く)

4 国際電話等 国際電話

国際総合デジタル通信サービス

5 公衆電話

6 携帯電話 三九世代移動通信システムを使用するもの

三九世代移動通信システムを使用するもの以外のもの

7 PHS

8 IP電話 当該IP電話の提供のために電気通信番号規則第9条第1項第1号又は

第10条第1項第2号に規定する電気通信番号を使用するもの

当該IP電話の提供のために電気通信番号規則第9条第1項第1号又は

第10条第1項第2号に規定する電気通信番号を使用するもの以外のもの

9 FMCサービス

10 インターネット接続サービス(携帯電話PHS端末インターネット接続サービスである

ものを除く)

11 FTTHアクセ

スサービス

共同住宅等内にVDSL設備その他の電気通信設備を用いるもの以外の

もの

共同住宅等内にVDSL設備その他の電気通信設備を用いるもの

12 DSLアクセスサービス

13 FWAアクセスサービス

14 CATVアクセスサービス

15 携帯電話PHS端末インターネット接続サービス(三九世代携帯電話端末インターネ

ット接続サービスであるものを除く)

16 携帯電話PHSパケット通信アクセスサービス(三九世代携帯電話パケット通信アク

セスサービスであるものを除く)

17 三九世代携帯電話端末インターネット接続サービス

18 三九世代携帯電話パケット通信アクセスサービス

19 フレームリレーサービス

20 ATM交換サービス

21 公衆無線LANアクセスサービス

22 BWAアクセスサービス

23 IP-VPNサービス

24 広域イーサネットサービス

25 専用役務 国内電気通信役務であるもの

国際電気通信役務であるもの

26 上記1から25までに掲げる電気通信役務を利用した付加価値サービス

27 インターネット関連サービス(IP電話を除く)

28 電報 (略)

29 上記1から28までに掲げる電気通信役務以外の電気通信役務

注 (略)

64

(3) 電気通信主任技術者規則(昭和60年郵政省令第27号) (電気通信主任技術者の選任等)

第三条 法第四十五条第一項の規定による電気通信主任技術者の選任は次に掲げるところによるものとする

一 次の表の上欄に掲げる事業用電気通信設備を直接に管理する事業場ごとにそれぞれ当該事業場に常に勤務する

者であつて同表の下欄に掲げるもののうちから行うこと

イ 事業用電気通信設備(線路設備及び

これに附属する設備を除く)

伝送交換主任技術者資格者証の交付を受けている者

ロ 線路設備及びこれに附属する設備 線路主任技術者資格者証の交付を受けている者

二 業務区域が一の都道府県の区域を超える電気通信事業者にあつては前号の規定によるほか事業用電気通信設

備を設置する都道府県ごとに前号の表の上欄に掲げる事業用電気通信設備の種別に応じそれぞれ当該都道府県

に常に勤務する者であつて同表の下欄に掲げるもののうちから行うこと

2 前項各号の規定にかかわらず総務大臣が別に告示する場合は前項第一号の表の上欄に掲げる事業用電気通信設備

の種別に応じ同号の規定による選任に代えて同号の事業場を直接統括する事業場ごとに電気通信主任技術者を選任し

又は当該電気通信主任技術者若しくは前項各号の規定により選任された電気通信主任技術者に他の事業場若しくは都

道府県において選任すべき電気通信主任技術者を兼ねさせることができる

(資格者証の種類)

第五条 法第四十六条第一項の電気通信主任技術者資格者証(以下「資格者証」という)の種類は伝送交換主任技術

者資格者証及び線路主任技術者資格者証とする

(4) 電気通信主任技術者選任の範囲を定める件(平成22年総務省告示第49号) 電気通信主任技術者規則(以下「規則」という)第三条第二項の規定に基づき総務大臣が別に告示する場合は次

の各項に掲げる場合の区分に応じそれぞれ当該各項に掲げる場合とする

一 規則第三条第二項の規定により電気通信主任技術者を選任し又は同条第一項第一号若しくは同条第二項の規定によ

り選任された電気通信主任技術者に他の事業場(当該事業場に常に勤務する者のうちに電気通信主任技術者資格者証の

交付を受けている者がいない場合に限る)において選任すべき電気通信主任技術者を兼ねさせる場合 次の各号のい

ずれにも適合する場合

1 規則第三条第二項の規定により選任される電気通信主任技術者又は他の事業場の電気通信主任技術者を兼務する

こととなる者(以下「兼務主任技術者等」という)が直接統括される事業場又は兼務することとなる事業場に速

やかに到達できること

2 これらの事業場において直接に管理される電気通信設備に障害が生じた場合には予備設備への切り替え等の障

害防止のための応急措置が直ちに行われること

3 これらの事業場に係る電気通信設備の工事維持及び運用上必要な事項が兼務主任技術者等に容易に連絡できる

よう措置されていること

4 これらの事業場の電気通信設備の巡視点検及び検査の結果が兼務主任技術者等に報告されること

5 その他これらの事業場が兼務主任技術者等による監督で支障ないように措置されていること

二 規則第三条第一項第一号又は同条第二項の規定により選任された電気通信主任技術者に同条第一項第二号の規定に

基づき選任すべき電気通信主任技術者を兼ねさせる場合 次の各号のいずれかの場合

1 規則第三条第一項第一号又は同条第二項の規定により選任された電気通信主任技術者の勤務する事業場がある都

道府県の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合

2 電気通信事業者が事業開始後五年以内において電気通信設備を設置する都道府県ごとに電気通信主任技術者(第

三項に規定する兼任主任技術者を含む)を選任する計画を管理規程に定めている場合であって当該計画の期間中

における利用者の数が三万未満の都道府県の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合

3 電波法施行規則(昭和二十五年電波監理委員会規則第十四号)第四条第二十号の二に規定する地球局のうち専

ら一の利用者(当該電気通信事業者との間に電気通信役務の提供を受ける契約を締結する者であって電気通信事

業者以外の者をいう)に電気通信役務の提供を行うことを目的として開設された地球局における事業用電気通信設

備が設置されている都道府県(当該都道府県内に複数の利用者に電気通信役務の提供を行うことを目的として開

設された地球局がある場合を除く)の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合

三 規則第三条第一項第二号の規定により選任された電気通信主任技術者に他の都道府県において選任すべき電気通信

主任技術者を兼ねさせる場合 総務省組織令(平成十二年政令第二百四十六号)第百三十八条第一項に規定する総合通

65

信局(北海道総合通信局を除く)の管轄区域内又は当該管轄区域と隣接する都府県(沖縄県を除く以下この項にお

いて同じ)の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合であって次の各号のいずれにも適合する場合

1 当該都府県内に設置された電気通信設備に障害が生じた場合には予備設備への切り替え等の障害防止のための

応急措置が直ちに行われること

2 当該都府県内に設置された電気通信設備の工事維持及び運用上必要な事項が当該都府県の電気通信主任技術

者を兼任することとなる者(以下「兼任主任技術者」という)に容易に連絡できるよう措置されていること

3 当該都府県内の電気通信設備の巡視点検及び検査の結果が兼任主任技術者に報告されること

4 その他当該都府県内の電気通信設備が兼任主任技術者による監督で支障ないように措置されていること

66

7 三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指

針を定める件(平成23年総務省告示第513号) 改正平成24年4月17日(平成24年総務省告示第165号)

電波法(昭和二十五年法律第百三十一号)第二十七条の十二第一項の規定に基づき三九世代移動通信システムの普

及のための特定基地局の開設に関する指針を次のように定める

平成二十三年十二月十四日 総務大臣 川端 達夫

第一章 総則

一 開設指針の対象とする特定基地局の範囲に関する事項

本開設指針の対象とする特定基地局(以下単に「特定基地局」という)の範囲は無線設備規則(昭和二十五年電

波監理委員会規則第十八号)第四十九条の六の四第四十九条の六の五又は第四十九条の六の九に規定する技術基準

に係る無線設備(当該無線設備の発射する電波の中継を行う同規則第四十九条の六に規定する技術基準に係るものを

含む)を使用する基地局及び陸上移動中継局のうち次項第一号に規定する周波数を使用するものとする

二 周波数割当計画に示される割り当てることが可能である周波数のうち特定基地局に使用させることとする周波数及

びその周波数の使用に関する事項

1 特定基地局に使用させることとする周波数は九四五MHzを超え九六〇MHz以下又は七七三MHzを超え八〇三MHz以

下の周波数(当該周波数の使用は平成二十四年七月二十五日以降に限る)とする

2 特定基地局に係る前号に規定する周波数の使用区域は全国とする

3 第一号に規定する周波数のうち現に特定基地局以外の無線局が使用している場合であってその周波数について

周波数割当計画(平成二十年総務省告示第七百十四号)において使用の期限が定められている周波数及びその期限

の満了の日はそれぞれ次のとおりである

(一)(二) (略)

(三) 七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数 平成三十一年三月三十一日

第二章 九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定に係る事項

三 特定基地局の配置及び開設時期に関する事項

1 本開設指針に係る開設計画(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局のものに限る以下

この章において同じ)の認定を受けた者(以下この章において「認定開設者」という)は当該認定の日(以下

この章において「認定日」という)から四年を経過した日の属する年度の末日までに総合通信局(沖縄総合通信

事務所を含む以下同じ)の管轄区域ごとの特定基地局(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用するもの

に限る以下この章(第三号を除く)において同じ)の人口カバー率(一の市町村(特別区を含み平成二十二

年十月一日における行政区画による区域とする以下同じ)における全ての市町村事務所等(地方自治法(昭和二

十二年法律第六十七号)第四条第一項に規定する事務所並びに同法第百五十五条第一項(同法第二百八十三条第一

項において適用する場合を含む)に規定する支所及び出張所をいう以下同じ)において特定基地局(屋内その

他他の無線局の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置するものを除く)とその

通信の相手方である陸上移動局との間の通信が可能となる場合に当該一の市町村を当該通信が可能な市町村とみな

し一の総合通信局の管轄区域における当該通信が可能な市町村の人口(平成二十二年の国勢調査の結果による人

口とする以下同じ)の合計を当該一の総合通信局の管轄区域の人口で除した値をいう以下同じ)が全て百

分の五十以上になるように特定基地局を開設しなければならない

2 (略)

3 認定開設者は認定日から七年を経過した日の属する年度の末日までに三九世代移動通信システムの基地局

(特定基地局のうち無線設備規則第四十九条の六の九に規定する技術基準に係る無線設備(占有周波数帯幅が一〇

MHz以上のものに限る)を使用するものをいう以下同じ)であって九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を

使用するものの運用を開始しなければならない

四五 (略)

67

六 特定基地局の円滑な開設の推進に関する事項その他必要な事項

1~3 (略)

4 本開設指針に係る開設計画の認定は電波法第二十七条の十三第四項各号並びに前各項及び前各号に規定する事

項並びに別表第二に規定する要件を満たしている申請の数が一の場合は当該申請に対してするものとし一を超え

る場合は当該申請について別表第三に掲げる順序に従い同表に掲げる基準に適合する申請の数が一となるまで審査

した当該申請に対してするものとするなお同法第二十七条の十三第三項の規定により公示された期間(以下「申

請期間」という)内に提出された本開設指針に係る開設計画の認定の申請については前後なく受け付けたものと

して同等に扱い審査を行う

56 (略)

第三章 七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定に係る事項

七 特定基地局の配置及び開設時期に関する事項

1 本開設指針に係る開設計画(七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用する特定基地局のものに限る以下

この章において同じ)の認定を受けた者(以下この章において「認定開設者」という)は当該認定の日(以下

この章において「認定日」という)から七年を経過した日の属する年度の末日までに総合通信局の管轄区域ごと

の特定基地局(七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用するものに限る以下この章において同じ)の人口

カバー率が全て百分の八十以上になるように特定基地局を開設しなければならない

2 認定開設者は認定日から七年を経過した日の属する年度の末日までに三九世代移動通信システムの基地局

であって七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用するものの運用を開始しなければならない

八 特定基地局の無線設備に係る電波の能率的な利用を確保するための技術の導入に関する事項

特定基地局の無線設備に対しては適応多値変調及び空間多重技術その他の電波の能率的な利用を確保するための

技術を用いなければならない

九 終了促進措置に関する事項

1 認定開設者は次の(一)及び(二)に掲げる無線局による七七〇MHzを超え八〇六MHz以下の周波数の使用を第二項

第三号(三)に定める日前に終了させるためこの項に定めるところにより次の(一)及び(二)に掲げる無線局を対

象とする終了促進措置を実施しなければならない

(一) 番組素材中継を行う無線局(無線設備規則第三十七条の二十七の二十一に規定する番組素材中継を行う無線

局をいう以下同じ)であって七七〇MHzを超え八〇六MHz以下の周波数を使用するもの

(二) 無線設備規則第四十九条の十六に規定する特定ラジオマイクの無線局及び同規則第四十九条の十六の二に規

定するデジタル特定ラジオマイクの無線局

2 全ての認定開設者は前号(一)及び(二)に掲げる無線局の免許人(以下「対象免許人」という)との間の合意に

基づいて対象免許人が当該無線局について第二項第三号(三)に定める日前に次に掲げるいずれかの措置を行う

ことを条件として当該措置に係る無線局の運用の開始を確保するために必要な範囲において終了促進措置とし

て次号(一)及び(二)に掲げる費用の全部を連帯して負担しなければならない

(一) 前号(一)に掲げる無線局が使用する周波数を一二四〇MHzを超え一三〇〇MHz以下若しくは二三三〇MHz

を超え二三七〇MHz以下に変更する措置又は一二四〇MHzを超え一三〇〇MHz以下若しくは二三三〇MHzを

超え二三七〇MHz以下の周波数を使用する番組素材中継を行う無線局を開設しかつ同号(一)に掲げる無線局

を廃止若しくは当該無線局が使用する周波数を一二四〇MHzを超え一三〇〇MHz以下若しくは二三三〇MHz

を超え二三七〇MHz以下に変更する措置

(二) 前号(二)に掲げる無線局が使用する周波数を四七〇MHzを超え七一四MHz以下若しくは一二四〇MHzを超え一

二六〇MHz以下に変更する措置又は四七〇MHzを超え七一四MHz以下若しくは一二四〇MHzを超え一二六〇MHz

以下の周波数を使用するラジオマイクの無線局を開設しかつ同号(二)に掲げる無線局を廃止若しくは当該無

線局が使用する周波数を四七〇MHzを超え七一四MHz以下若しくは一二四〇MHzを超え一二六〇MHz以下に変更

する措置

3 前号の規定により認定開設者が負担する費用は同号に定める措置に係る次に掲げる費用とする

(一) 無線局の無線設備及びこれに附属する設備(当該無線局の開設に必要な受信設備伝送路設備その他の設備

68

をいう(二)において同じ)の取得に要する費用

(二) 第一号(一)及び(二)に掲げる無線局の無線設備及びこれに附属する設備の変更の工事に要する費用

4 認定開設者は終了促進措置の実施に当たって次に掲げる事項を行わなければならない

(一) (二)から(四)までに掲げる事項及び終了促進措置に係る対象免許人との合意について他の全ての認定開設

者と共同して実施することとし当該事項及び当該合意の実施方法について認定日から三月以内に他の全ての

認定開設者と協議し合意することなお終了促進措置に要した費用について一の認定開設者が負担する金額

は当該費用の総額を認定開設者の数で除した額とすること

(二) (一)の他の全ての認定開設者との合意の日から六月以内に終了促進措置の実施の概要(次号(四)の定めに

より設置した窓口の連絡先及び対応時間を含む)を対象免許人に周知させるための措置を開始すること

(三) (一)の他の全ての認定開設者との合意の日から六月以内に終了促進措置の実施手順を対象免許人に対して

通知すること

(四) (二)及び(三)に掲げる事項の実施前に対象免許人を社員その他の構成員としている法人又は団体(以下「免

許人団体」という)との間で(二)及び(三)の事項の実施について協議を行うこと

(五) 対象免許人との間で当該対象免許人が行う第二号に定める措置の内容及びその実施時期並びに当該措置に

係る終了促進措置に関する費用負担の範囲方法及び実施時期並びに当該対象免許人が当該措置を行うまでの間

に当該対象免許人の第一号(一)及び(二)に掲げる無線局と特定基地局が周波数を共用する場合の当該共用の条件

その他終了促進措置の内容について協議を行うこと

(六) 対象免許人から(五)の協議の申入れがあった場合には遅滞なく当該協議を開始すること

5 申請者(本開設指針に係る開設計画の申請者に限る以下この章において同じ)又は認定開設者は終了促進措

置の実施に関する透明性の確保を図るため次に掲げる事項を遵守しなければならない

(一) 申請者は平成二十四年総務省告示第百六十五号(三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局

の開設に関する指針を定める件の一部を改正する件)の告示のときから認定を受けるまでの間対象免許人及び

免許人団体に対し認定開設者が行う第二号に規定する費用の負担に関する協議調整等を一切行わないこと

(二) 申請者は平成二十四年総務省告示第百六十五号の告示のときから認定を受けるまでの間他の全ての申請

者に対し終了促進措置に係る前号(一)の実施方法について協議調整等を一切行わないこと

(三) 認定開設者は前号(一)により他の全ての認定開設者と合意したときはその合意の内容を示す書面の写し

を速やかに総務大臣に提出するとともにその内容をインターネットの利用その他の方法により公表すること

(四) 認定開設者は前号(一)の合意の日から一月以内に終了促進措置の実施に関する対象免許人からの問合せ

に対応するための窓口を設置し第二項第三号(三)に定める日の前日まで設置すること

(五) 認定開設者は前号(三)の通知をした場合はその通知の内容をインターネットの利用その他の方法により

公表すること

(六) 認定開設者は終了促進措置に関する費用の負担の公正が確保されるよう十分に配意することなお前号

(四)及び(五)に規定する終了促進措置の実施に関する協議において免許人団体が関与する場合には当該免許

人団体は当該関与に対して認定開設者及び対象免許人から対価を受けてはならないこと

(七) 認定開設者は前号(五)の協議により合意がなされたときはその内容を全ての認定開設者及び対象免許

人が署名若しくは記名押印した書面又は電子署名を行った電磁的記録により確認し本開設指針に係る開設計画

の認定の有効期間中当該書面又は当該電磁的記録を保管し総務大臣の求めに応じて速やかにその写しを提出

すること

(八) 認定開設者は当該認定に係る開設計画に基づく終了促進措置の完了までの間毎年度の四半期ごとに第

一号(一)及び(二)に掲げる無線局の区分に従い当該措置を実施した無線局数及び当該措置の実施に要した費用そ

の他当該措置の実施の状況を示す書類を総務大臣に提出すること

6 総務大臣は前号(八)の規定により認定開設者から提出された書類について本開設指針(七七三MHzを超え八〇

三MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画に係る部分に限る)及び当該認定に係る開設計画に基づき適

切に終了促進措置が実施されていることを確認し当該書類の概要及び確認の結果をインターネットの利用その他

の方法により公表するものとする

7 認定開設者は終了促進措置に関して対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図る

ための体制の整備その他必要な措置を講ずるよう努めなければならない

十 特定基地局の円滑な開設の推進に関する事項その他必要な事項

1 特定基地局は次に掲げる場合に開設されたものとする

(一) 第二項第一号に規定する七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数のみを使用する基地局又は陸上移動中継局

を開設した場合

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(二) 第二項第一号に規定する七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数と当該周波数とは異なる周波数とを併せて

使用する基地局又は陸上移動中継局を開設した場合

(三) 既に開設している基地局又は陸上移動中継局について第二項第一号に規定する七七三MHzを超え八〇三MHz以

下の周波数の追加又は当該周波数への変更に係る周波数の指定の変更を受けた場合

2 地域ごとに連携する複数の者がそれぞれ本開設指針に係る開設計画の認定の申請を行う場合にはこれらの申請

を一の申請とみなして本開設指針の規定を適用する

3 本開設指針に係る開設計画の認定の申請は次に定めるところにより行わなければならない

(一) 申請することができる周波数の帯域幅は一〇MHzとし電波法第二十七条の十三第二項第四号に規定する希

望する周波数の範囲として七七三MHzを超え七八三MHz以下七八三MHzを超え七九三MHz以下及び七九三MHzを超

え八〇三MHz以下の周波数を希望する順に開設計画に記載すること

(二) 申請に当たっては電波法第二十七条の十三第二項及び無線局免許手続規則第二十五条の四に定めるところ

によるほか別表第一に規定する事項について開設計画に記載しなければならない

4 本開設指針に係る開設計画の認定は電波法第二十七条の十三第四項各号並びに第一項第二項及び第七項から

前項まで並びに前各号に規定する事項並びに別表第二に規定する要件を満たしている申請に対して行うただし

当該申請(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けている者のもの

を除く)の数が三の場合は当該申請に対して認定するものとし三を超える場合は当該申請について別表第三に掲

げる順序に従い同表に掲げる基準に適合する申請の数が三となるまで審査した当該申請に対して認定するものとす

るなお申請期間内に提出された本開設指針に係る開設計画の認定の申請については前後なく受け付けたもの

として同等に扱い審査を行う

5 開設計画の認定に係る電波法第二十七条の十三第四項に基づく周波数の指定は第三号(一)により開設計画に記

載した希望する周波数の範囲に基づき行うこの場合において二以上の申請者が同じ周波数の範囲を希望すると

きは前号の別表第三に係る審査における基準への適合の度合いが高い者の希望を優先するただし当該申請者

に九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けている者が含まれる場合

はその者の申請はそれ以外の者の申請に劣後するものとする

6 認定開設者は毎年度の四半期ごとに当該認定に係る開設計画に基づく事業の進捗を示す書類を総務大臣に提

出しなければならない

7 別表第一の二4に規定するブースター障害等の防止又は解消はそれらに要する費用の負担等当該ブースター障

害等の防止又は解消に当たり必要な事項についてあらかじめ全ての認定開設者間で協議し合意した上で当該全

ての認定開設者が共同して行わなければならない

別表第一 開設計画に記載すべき事項

一 特定基地局の整備計画に関する事項

1 特定基地局の開設数に関する年度(特定基地局の最初の運用開始の日から十年を経過した日の属する年度まで

に限る以下この一及び四において同じ)の末日ごと都道府県ごと無線局の種別ごと(屋内その他他の無線局

の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置する無線局かの別を含む)及び技術基

準ごと(無線設備規則第四十九条の六の五に規定する技術基準(拡散符号速度が毎秒三八四メガチップのもので

あって六四値直交振幅変調が可能なものに限る)にあっては隣接する二の搬送波を使用すること又は複数の空中

線を使用する空間多重方式を用いることにより伝送速度を向上させるものかどうかの別同規則第四十九条の六の

九に規定する技術基準にあっては占有周波数帯幅の別を含む)の計画

2 総合通信局の管轄区域ごとの特定基地局の人口カバー率に関する市町村ごと年度の末日ごとの計画(当該計

画に係る無線局の開設数を含む)

3 別表第三の二に規定する全国の三九世代移動通信システムの基地局の人口カバー率に関する市町村ごと年

度の末日ごとの計画(当該計画に係る無線局の開設数を含む)

4 三九世代移動通信システムの基地局の運用の開始に関する計画

二 開設計画に従って円滑に特定基地局を整備するための能力に関する事項(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を

使用する特定基地局の開設計画(以下「九〇〇MHz帯開設計画」という)の申請に当たっては次の1から3まで七七

三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画(以下「七〇〇MHz帯開設計画」という)の申請

に当たっては次の1から4までに掲げる事項について記載すること)

1 特定基地局の設置場所の確保(開設に対する地域住民の合意形成に向けた取組を含む以下別表第二の二におい

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て同じ)に関する計画及びその根拠

2 特定基地局の無線設備の調達に関する計画及びその根拠

3 特定基地局の整備に係る工事業者その他の業者との協力体制の確保に関する計画及びその根拠

4 地上デジタル放送(人工衛星の無線局以外の無線局により行われるテレビジョン放送(デジタル放送に限る)を

いう以下この4において同じ)の受信電波を増幅する機器その他の受信設備に作用することにより発生する地上

デジタル放送の受信障害(以下「ブースター障害等」という)を与えるおそれのある世帯数等の規模当該ブース

ター障害等の防止又は解消に要する費用の見通し当該費用の負担に関する事項及びそれらの根拠並びに当該ブー

スター障害等を防止し又は解消するための方法当該方法の実施に関する地上デジタル放送を行う放送事業者(放

送法(昭和二十五年法律第百三十二号)第二条第二十六号に規定する放送事業者をいう)との間の連絡及び調整そ

の他のブースター障害等の防止又は解消に関する計画及びその根拠

三 電気通信設備の設置及び運用を円滑に行うための技術的能力に関する事項

1 申請者が設置しようとする無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績及び計画

2 特定基地局に係る伝送路設備交換設備端末設備その他の運用に必要な電気通信設備(電気通信事業法(昭和

五十九年法律第八十六号)第二条第二号に規定する電気通信設備をいう以下同じ)の調達及び工事に関する計画

及びその根拠

3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関する計画及びその根拠

4 電気通信主任技術者(電気通信事業法第四十五条第一項に規定する電気通信主任技術者をいう以下同じ)の選

任及び配置に関する計画及びその根拠

5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻(ふく)輳(そう)を防止し又は最

小限に抑えるための措置に関する計画及びその根拠

四 財務的基礎に関する事項

1 特定基地局の運用による電気通信事業(電気通信事業法第二条第四号に規定する電気通信事業をいう以下同じ)

により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根拠(当該電気通信事業に係る電気通信役務(同条第三号

に規定する電気通信役務をいう以下同じ)の契約数に関する事項を含む)

2 特定基地局に係る設備投資の額及び終了促進措置の実施に要する費用その他当該電気通信事業に要する費用に関

する年度ごとの見通し及びその根拠

3 当該電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠(申請者及び申請者に対する主な

出資者の財務諸表(財務諸表等の用語様式及び作成方法に関する規則(昭和三十八年大蔵省令第五十九号)第一

条第一項に規定する財務諸表をいう)その他の当該計画に従って必要な資金を確保することができることを証する

書類を別紙により添付すること)

4 当該電気通信事業に係る損益及びキャッシュフローに関する年度ごとの見通し及びその根拠

五 業務執行体制の整備に関する事項

1 法令遵守のための体制の整備に関する計画及びその根拠(法令遵守に係る内部規程がある場合は別紙により添

付すること)

2 個人情報保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠(個人情報保護に係る内部規程がある場合は別紙

により添付すること)

3 電気通信役務についての利用者からの苦情及び問合せに対する適切かつ迅速な処理を行うための体制その他の電

気通信事業の利用者の利益の保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠(電気通信事業の利用者の利益の

保護に係る内部規程がある場合は別紙により添付すること)

六 混信等の防止に関する事項

九〇〇MHz帯開設計画にあっては次の1七〇〇MHz帯開設計画にあっては次の2に掲げる無線局その他既設の無線

局(予備免許を受けているものを含む)及び電波法第五十六条第一項に規定する指定を受けている受信設備(以下「既

設の無線局等」という)の運用並びに電波の監視を阻害する混信その他の妨害を防止するための対策及び体制に関す

る計画及びその根拠

1 九〇〇MHz帯開設計画に係る無線局

(一)~(七) (略)

2 七〇〇MHz帯開設計画に係る無線局

(一) 無線設備規則第三十七条の二十七の九から第三十七条の二十七の十一までに規定する技術基準に係る無線設

備を使用する無線局

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(二) 無線設備規則第四十九条の六の三から第四十九条の六の五まで及び第四十九条の六の九に規定する技術基準

に係る無線設備を使用する基地局(七七三MHzを超え八〇三MHz以下及び八六〇MHzを超え八九〇MHz以下の周波数

を使用するものに限る)

(三) 無線設備規則第四十九条の二十二の二に規定する技術基準に係る無線設備を使用する無線局

(四) 番組素材中継を行う無線局であって七七〇MHzを超え八〇六MHz以下の周波数を使用するもの

(五) 無線設備規則第四十九条の十六及び第四十九条の十六の二に規定する技術基準に係る無線設備を使用する無

線局

七 終了促進措置に関する事項

1 第五項第二号(七〇〇MHz帯開設計画にあっては第九項第二号)に規定する費用の負担に充てることが可能な金

額の総額(以下「負担可能額」という)

2 当該費用に充てる資金の確保の計画及びその根拠(外国通貨で表示された金額は申請期間の開始日における外

国為替の売買相場により本邦通貨で表示された金額に換算することまた申請者の預金口座の残高として金融

機関が証明した書類金融機関による融資を行う旨を約する書類その他の負担可能額に相当する資金を確実に確保

することができることを証する書類を別紙により添付すること)

3 対象免許人等(七〇〇MHz帯開設計画にあっては対象免許人以下同じ)との終了促進措置の協議を開始する

無線局の割合及び終了促進措置の実施を完了する無線局の割合に関する年度ごと都道府県(第五項第一号(二)

及び(三)に掲げる無線局においては総合通信局の管轄区域)ごと第五項第一号(一)から(三)まで(七〇〇MHz帯開

設計画にあっては第九項第一号(一)及び(二))の区別ごとの計画及びその根拠

4 終了促進措置の実施に係る窓口の設置周知させるための措置及び通知の実施の確保に関する計画

5 第五項第五号(一)(七〇〇MHz帯開設計画にあっては第九項第五号(一)及び(二))に規定する事項の遵守を示す

6 対象免許人等との終了促進措置に係る協議及び合意の方法に関する計画

7 第五項(七〇〇MHz帯開設計画にあっては第九項)に定める終了促進措置に関する事項について対象免許人等

との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体制の整備その他必要な措置に関する計画

八 電波の能率的な利用の確保に関する事項

申請者に係る携帯無線通信(無線設備規則第三条第一号に規定する携帯無線通信をいう以下同じ)を行う無線局

の周波数に係る電波の能率的な利用を確保するための取組に関する計画(電波の利用状況及び利用計画を含む以下

別表第二の十において同じ)及びその根拠

九 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与に関する事項

本開設指針又は平成二十一年総務省告示第二百四十八号(三九世代移動通信システムの導入のための特定基地局

の開設に関する指針を定める件)に係る開設計画の認定を受けていない電気通信事業者(電気通信事業法第二条第五

号に規定する電気通信事業者をいい同号に規定する電気通信事業者になる見込みのある者を含む以下同じ)に対

する卸電気通信役務(同法第二十九条第一項第十号に規定する卸電気通信役務をいう以下同じ)の提供又は電気

通信設備の接続その他の方法による特定基地局の利用を促進するための具体的な計画

十 申請者の条件に関する事項

別表第二の十一の要件に対する適合を示す旨(申請者が法人又は団体である場合にあってはその役員(組合その

他これに準ずる事業体にあっては役員に相当する者を含む以下同じ)及び同表十一4の議決権の関係を示す書類

を別紙により添付すること)

十一 一から十までに定めるもののほか本開設指針に定められた事項に関する申請者のこれまでの取組の実績並びに計

画及びその根拠

別表第二 開設計画の認定の要件

一 全ての都道府県の区域において特定基地局を整備する計画及びその根拠を有していること

二 開設計画に記載された全ての特定基地局についてその円滑な整備のため設置場所の確保無線設備の調達及びそ

の整備に係る業者との協力体制の確保に関する計画(七〇〇MHz帯開設計画の認定においてはブースター障害等の防

止又は解消に関する計画を含む)及びその根拠を有していること

72

三 申請者が設置しようとする無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績又は計画を有しかつ特定基地

局の運用に必要な電気通信設備の調達及び工事並びに運用及び保守に関する計画及びその根拠を有していること

四 関係法令の規定に基づき無線従事者の配置方針並びに電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根

拠を有していること

五 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑えるため

の措置に関する計画(申請者が開設計画の認定を受けたことのある者である場合にあっては当該認定に係る開設計画

に記載されたもの以外のものを含むこと)及びその根拠を有していること

六 特定基地局の運用による電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠を有しておりか

つ当該電気通信事業に係る損益に関する年度ごとの見通しにおいて利益の生じる年度があること

七 法令遵守のための体制の整備平成十六年総務省告示第六百九十五号(電気通信事業における個人情報保護に関する

ガイドラインを定める件)に適合した個人情報保護のための体制の整備及び電気通信事業の利用者の利益の保護のため

の体制の整備に関する計画及びその根拠を有していること

八 既設の無線局等の運用及び電波の監視を阻害する混信その他の妨害を防止するため当該妨害の防止に係る対応を行

う窓口の設置及び特定基地局の設置前に当該設置に係る情報交換若しくは協議の実施又は当該妨害を防止するための

特定基地局の設置における無線設備へのフィルタの追加若しくは無線局の設置場所及び無線設備の空中線の指向方向

の調整の実施による干渉の改善等の措置を行う計画及びその根拠を有していること

九 負担可能額が次の各号に掲げる区分によりそれぞれ当該各号に定める金額以上であり当該負担可能額を確実に

確保できること

1 九〇〇MHz帯開設計画の認定 千二百億円

2 七〇〇MHz帯開設計画の認定 六百億円

十 申請者に係る携帯無線通信を行う無線局の周波数に係る電波の能率的な利用を確保するための取組に関する計画及

びその根拠を有していること(九〇〇MHz帯開設計画の認定においては第四項七〇〇MHz帯開設計画の認定においては

第八項に掲げる事項を除く)

十一 申請者が次の要件を満たしていること

1 申請者が本開設指針に係る二以上の開設計画の認定の申請(申請期間が同じものに限る以下この十一におい

て同じ)を行っていないこと

2 申請者が本開設指針に係る他の開設計画の認定の申請を行っている法人又は団体の役員ではないこと

3 申請者が法人又は団体である場合にあってはその役員が本開設指針に係る他の開設計画の認定の申請を行って

いないこと

4 申請者が法人又は団体である場合にあっては申請者により議決権の三分の一以上を保有される者申請者の議

決権を三分の一以上保有する者及び申請者の議決権を三分の一以上保有する者により議決権の三分の一以上を保有

される者(申請者を除く)(申請者と地域ごとに連携する者を除く)が本開設指針に係る開設計画の認定の申請

を行っていないことこの場合において一の者により議決権の三分の一以上を保有される者が議決権の三分の一

以上を保有する者は当該一の者により議決権の三分の一以上を保有される者と一の者の議決権を三分の一以上保

有する者の議決権を三分の一以上保有する者は当該一の者の議決権を三分の一以上保有する者と順次みなす

別表第三 開設計画の認定の審査基準

一 負担可能額(当該負担可能額に十億円未満の端数があるときはこれを切り捨てかつ九〇〇MHz帯開設計画の認定

においては二千百億円七〇〇MHz帯開設計画の認定においては千五百億円を超える額があるときはその超える額を

控除した額とする)がより大きいこと

二 認定日(九〇〇MHz帯開設計画の認定においては第三項第一号に規定する認定日七〇〇MHz帯開設計画の認定におい

ては第七項第一号に規定する認定日とする)から七年を経過した日の属する年度の末日の全国の三九世代移動通

信システムの基地局(九〇〇MHz帯開設計画の認定においては九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用するもの

七〇〇MHz帯開設計画の認定においては七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用するものに限るこの二におい

73

て同じ)の人口カバー率(一の市町村における全ての市町村事務所等において三九世代移動通信システムの基地局

(屋内その他他の無線局の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置するものを除く)

とその通信の相手方である陸上移動局との間の通信が可能となる場合に当該一の市町村を当該通信が可能な市町村と

みなし当該通信が可能な市町村の人口の合計を全国の人口で除した値をいう)を百分の五で除した値(一未満の

端数があるときはこれを一に切り上げるものとする)がより大きいこと

三 次に掲げる基準への適合の度合いが高いこと

1 終了促進措置に関する事項

第五項(七〇〇MHz帯開設計画の認定においては第九項)に定める終了促進措置に関する事項について対象免

許人等との迅速な合意形成を図るための具体的な対策及び円滑な実施を図るための具体的な体制の整備に関する計

画がより充実していること

2 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与

(一) 本開設指針又は平成二十一年総務省告示第二百四十八号に係る開設計画の認定を受けていない電気通信事業

者等多数の者に対する卸電気通信役務の提供又は電気通信設備の接続その他の方法による特定基地局の利用を

促進するための具体的な計画がより充実していること

(二) (一)のほか申請者に割り当てている周波数帯の有無及び差違並びに申請者に割り当てている周波数の幅に対

する当該周波数を利用する電気通信事業に係る契約数の程度を勘案して特定基地局を開設して電気通信事業を

行うことが電気通信事業の健全な発達と円滑な運営により寄与すること

74

8 その他関係告示

(1) 平成23年総務省告示第513号に基づく特定基地局の開設計画の認定の申請期間等を定

める件(平成24年総務省告示第167号) 電波法(昭和二十五年法律第百三十一号)第二十七条の十三第三項の規定に基づき及び同項を実施するため平成二

十三年総務省告示第五百十三号(三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針を定める件)

に基づく特定基地局の開設計画の認定の申請期間等を次のように定める

平成二十四年四月十七日 総務大臣 川端 達夫

一 周波数

七七三MHzを超え八〇三MHz以下

二 申請期間

平成二十四年四月十七日(火)八時三十分から同年五月二十五日(金)十七時十五分までの間

三 申請の提出先

総務大臣又は任意の総合通信局長若しくは沖縄総合通信事務所長

四 問合せ先

総務省総合通信基盤局電波部移動通信課 電話〇三(五二五三)五八九三

五 申請要領

開設計画の認定を受けようとする者が認定の申請を行うための要領その他の必要な事項は別に公表する

  • 第1章 申請書類の提出
    • 1 申請受付期間
    • 2 申請受付場所
    • 3 問合せ先
    • 4 留意事項
      • (1) 関係法令の適用
      • (2) 記載方法等について
      • (3) その他
          • 第2章 申請書類の作成
            • 1 全体的注意事項
              • ア 製本
              • イ 記載原則
              • ウ 定義等
                • 2 免許規則別表第5号の6認定申請書
                  • (1) 記載例
                  • (2) 注意事項
                    • ア 収入印紙
                    • イ 申請者欄
                    • ウ その他
                        • 3 免許規則別表第5号の7開設計画
                          • (1) 記載例
                          • (2) 注意事項
                            • ア 「1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するためのものであるのかの別」について
                            • イ 「2(1) 提供する電気通信役務の種類」について
                            • ウ 「2(2)ア 無線局の種別」について
                            • エ 「2(2)イ 発射を予定している電波の型式」について
                            • オ 「2(2)ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力」について
                            • カ 「2(2)エ 伝送情報の具体的内容」について
                            • キ 「2(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み及びその算出根拠」について
                            • ク 「3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲」について
                            • ケ 「4 希望する周波数の範囲」について
                            • コ 「5 当該通信系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場所及び開設時期」について
                            • サ 「6 電波の能率的な利用を確保するための技術であって特定基地局の無線設備に用いる予定のもの」について
                            • シ 「7 終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法」について
                            • ス 「8(1) 運用開始の予定期日」について
                            • セ 「8(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法」について
                            • ソ 「8(3) 無線従事者の配置方針」について
                            • タ 「8(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項」について
                                • 4 免許規則別表第5号の7開設計画(開設指針別表第一に定められた事項)
                                  • (1) 「一 特定基地局の整備計画に関する事項」について
                                    • ア 共通的注意事項
                                    • イ 様式の記載に当たっての共通的注意事項
                                    • ウ 「一1 特定基地局の開設数に関する計画」について
                                    • エ 「一2 特定基地局の人口カバー率に関する計画」について
                                    • オ 「一3 39世代移動通信システムの基地局の人口カバー率に関する計画」について
                                    • カ 「一4 39世代移動通信システムの基地局の運用の開始に関する計画」について
                                      • (2) 「二 開設計画に従って円滑に特定基地局を整備するための能力に関する事項」について
                                        • ア 「二1 特定基地局の設置場所の確保に関する計画及びその根拠」について
                                        • イ 「二2 特定基地局の無線設備の調達に関する計画及びその根拠」について
                                        • ウ 「二3 特定基地局の整備に係る工事業者その他の業者との協力体制の確保に関する計画及びその根拠」について
                                        • エ 「二4 ブースター障害等の防止又は解消に関する計画及びその根拠」について
                                          • (3) 「三 電気通信設備の設置及び運用を円滑に行うための技術的能力に関する事項」について
                                            • ア 「三1 無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績及び計画」について
                                            • イ 「三2 電気通信設備の調達及び工事に関する計画及びその根拠」について
                                            • ウ 「三3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関する計画及びその根拠」について
                                            • エ 「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」について
                                            • オ 「三5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑えるための措置に関する計画及びその根拠」について
                                              • (4) 「四 財務的基礎に関する事項」について
                                                • ア 共通的注意事項
                                                • イ 「四1 電気通信事業により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について
                                                • ウ 「四2 特定基地局に係る設備投資の額及び終了促進措置の実施に要する費用その他当該電気通信事業に要する費用に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について
                                                • エ 「四3 当該電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠」について
                                                • オ 「四4 当該電気通信事業に係る損益及びキャッシュフローに関する年度ごとの見通し及びその根拠」について
                                                  • (5) 「五 業務執行体制の整備に関する事項」について
                                                    • ア 共通的注意事項
                                                    • イ 「五1 法令遵守のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について
                                                    • ウ 「五2 個人情報保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について
                                                    • エ 「五3 電気通信事業の利用者の利益の保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について
                                                      • (6) 「六 混信等の防止に関する事項」について
                                                      • (7) 「七 終了促進措置に関する事項」について
                                                        • ア 共通的注意事項
                                                        • イ 「七1 負担可能額」について
                                                        • ウ 「七2 負担可能額に充てる資金の確保の計画及びその根拠」について
                                                        • エ 「七3 終了促進措置の協議を開始及び実施が完了する無線局の割合に関する計画及びその根拠」について
                                                        • オ 「七4 窓口の設置周知通知の実施の確保に関する計画」について
                                                        • カ 「七5 第九項第五号(一)及び(二)に規定する事項の遵守を示す旨」について
                                                        • キ 「七6 協議及び合意の方法に関する計画」について
                                                        • ク 「七7 対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体制の整備その他必要な措置に関する計画」について
                                                          • (8) 「八 電波の能率的な利用の確保に関する事項」について
                                                          • (9) 「九 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与に関する事項」について
                                                          • (10) 「十 申請者の条件に関する事項」について
                                                          • (11) 「十一 一から十までに定めるもののほか本開設指針に定められた事項に関する申請者のこれまでの取組の実績並びに計画及びその根拠」について
                                                              • 第3章 様式
                                                                • 1 様式1A(開設指針別表第一の一1関係)
                                                                • 2 様式1B(開設指針別表第一の一2及び3関係)
                                                                • 3 様式4A(開設指針別表第一の四1関係)
                                                                • 4 様式4B(開設指針別表第一の四4関係)
                                                                • 5 様式4C(開設指針別表第一の四4関係)
                                                                • 6 様式7(開設指針別表第一の七3関係)
                                                                  • 第4章 参考資料
                                                                    • 1 開設指針の骨子
                                                                      • (1) 特定基地局の範囲
                                                                      • (2) 使用する周波数
                                                                      • (3) 特定基地局の配置及び開設時期
                                                                      • (4) 電波の能率的な利用を確保するための技術の導入
                                                                      • (5) 終了促進措置
                                                                        • ア 対象となる無線局
                                                                        • イ 終了促進措置により認定開設者が負担する費用
                                                                        • ウ 終了促進措置の実施に関する事項
                                                                        • エ 終了促進措置の実施に関する透明性の確保に関する事項
                                                                        • オ その他の事項
                                                                          • (6) 開設計画の認定等
                                                                            • ア 申請できる周波数幅
                                                                            • イ 絶対審査基準競願時審査基準
                                                                              • (ア) 絶対審査基準
                                                                              • (イ) 競願時審査基準
                                                                                • ウ その他
                                                                                  • (7) 【参考】絶対審査基準について
                                                                                    • ア 電波法における規定(法第27条の13第4項)
                                                                                    • イ 開設指針における規定
                                                                                        • 2 負担可能額の算定に関する参考資料
                                                                                          • (1) 下限額上限額の基本的な算定方法
                                                                                            • ア FPU
                                                                                            • イ 特定ラジオマイク
                                                                                              • (2) 1無線局当たりの平均単価等
                                                                                                • ア FPU
                                                                                                  • (ア) 下限額におけるFPUの平均単価
                                                                                                  • (イ) 上限額におけるFPUの平均単価
                                                                                                    • イ 特定ラジオマイク
                                                                                                      • (ア) 下限額における特定ラジオマイクの平均単価
                                                                                                      • (イ) 上限額における特定ラジオマイクの平均単価
                                                                                                          • (3) 地域別の無線局数
                                                                                                            • ア FPUの無線局数
                                                                                                              • (ア) FPUの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)
                                                                                                              • (イ) 下限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                              • (ウ) 上限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                                • イ 特定ラジオマイクの無線局数
                                                                                                                  • (ア) 特定ラジオマイクの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)
                                                                                                                  • (イ) 下限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                                  • (ウ) 上限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                                    • 3 無線局免許等の検索方法
                                                                                                                    • 4 地上デジタル放送の受信障害への対策費用の推計に関する参考資料
                                                                                                                      • (1) 地上デジタル放送の受信障害(受信ブースター干渉)の概要
                                                                                                                      • (2) 受信ブースターへの干渉影響の評価
                                                                                                                        • ア  干渉影響の実証実験方法
                                                                                                                        • イ  実証実験結果
                                                                                                                          • (3) 受信ブースター対策費用の推計
                                                                                                                            • ア 推計方法
                                                                                                                            • イ 受信ブースター設置数のサンプル調査
                                                                                                                            • ウ 干渉影響場所率の計算機シミュレーション
                                                                                                                            • エ 受信ブースター対策費用の推計
                                                                                                                              • (4) シミュレーション参考資料
                                                                                                                                • ア (参考)計算機シミュレーションパラメータ
                                                                                                                                • イ (参考)受信ブースター対策費用単価の推計
                                                                                                                                • ウ (参考)地域ごとの電波伝搬区分
                                                                                                                                    • 5 法第56条第1項の規定により指定された受信設備
                                                                                                                                      • 第5章 主要関係法令
                                                                                                                                        • 1 電波法(昭和25年法律第131号)
                                                                                                                                        • 2 電波法施行令(平成13年政令第245号)
                                                                                                                                        • 3 電波法関係手数料令(昭和33年政令第307号)
                                                                                                                                        • 4 電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号)
                                                                                                                                        • 5 無線局免許手続規則(昭和25年電波監理委員会規則第15号)
                                                                                                                                        • 6 電気通信事業法関係法令
                                                                                                                                          • (1) 電気通信事業法(昭和59年法律第86号)
                                                                                                                                          • (2) 電気通信事業法施行規則(昭和60年郵政省令第25号)
                                                                                                                                          • (3) 電気通信主任技術者規則(昭和60年郵政省令第27号)
                                                                                                                                          • (4) 電気通信主任技術者選任の範囲を定める件(平成22年総務省告示第49号)
                                                                                                                                            • 7 三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針を定める件(平成23年総務省告示第513号)
                                                                                                                                            • 8 その他関係告示
                                                                                                                                              • (1) 平成23年総務省告示第513号に基づく特定基地局の開設計画の認定の申請期間等を定める件(平成24年総務省告示第167号)
Page 7: 3 9世代移動通信システムの普及のための 特定基地局の開設 ...3.9世代移動通信システムの普及のための 特定基地局の開設計画の認定申請マニュアル

3

申請を行う者は(開設指針の一部改正の)告示のときから認定を受けるまでの間終了促進措

置の対象免許人及び免許人団体に対し終了促進措置に関する費用の負担に関する協議調整等を

一切行わないことが義務付けられています(開設指針第九項第5号(一))ので留意してください

また同期間内に他の全ての申請者に対し終了促進措置の実施に係る開設指針第九項第4号(一)

の実施方法について協議調整等を一切行ってはならないことも義務付けられています(開設指針

第九項第5号(二))ので併せて留意してください

開設計画の認定制度は認定開設者が認定を受けた開設計画に係る周波数を使用する特定基地

局の免許について排他的に申請することを可能とする制度であり実際の周波数の使用については

電波法その他関係法令の規定に基づく審査を経て免許を受けることによって可能となるものです

ので留意してください

開設計画の認定に当たっては945MHzを超え960MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計

画の認定を受けている者の開設計画は他の申請者の開設計画よりも審査に当たって劣後して扱わ

れることとなりますので留意してください

申請を審査し認定する場合は官報掲載による公示を行う(法第27条の13第7項施行規則第

11条の2の6)とともに認定書を交付します(免許規則第25条の5)また認定を拒否する場

合は文書により通知します(免許規則第25条の6)

認定開設者は四半期ごとに開設計画に基づく事業の進捗状況(終了促進措置の実施状況を含

みます)を示す書類を総務大臣に提出することが義務付けられています(開設指針第九項第5号

(八)及び第十項第6号)

4

第2章 申請書類の作成 1 全体的注意事項 ア 製本

各資料の用紙は原則として日本工業規格A列4番の用紙としてください

申請書類は免許規則別表第5号の6に規定される特定基地局開設計画認定申請書に同規則別

表第5号の7に規定される特定基地局開設計画(別紙別添参考資料を含みます)を添付し

バルキーファイル等に綴じ込んで提出してください

目次を付けるページ番号を入れる仕切り紙を挿入する内容に重複があるものについては一

の書類にまとめて作成する相互の関係が分かるよう注記を付すなど適宜分かりやすい形で作成

してください

大部となるものや冊子等の資料は別添として分離し例えば「別添12(個人情報取扱規程)」

等と適宜の表題を付して申請書類に添付してください

イ 記載原則

各資料に記載する比率等の数値は本マニュアルに特段の記載の無いものは原則として小数

点第2位を四捨五入とし小数点第1位までの記載としてくださいまた整数部については3桁区

切りで「」を挿入してください

各資料に記載する金額は本マニュアルに特段の記載の無いものは原則として百万円を単位

として記載してください

各項目において開設指針等の規定により計画等の根拠を記載することとなっている事項につい

てはその計画等の内容についてできるだけ具体的な根拠の記載や裏付けとなる資料等の添付を

してください根拠が薄弱な内容については審査において考慮されないことがあります

ウ 定義等

「総合通信局」には沖縄総合通信事務所を含みます

認定日は平成24年度中であることを前提として記載してください

「特定基地局」とは773~803MHzの周波数を使用する

第3世代W-CDMA方式(設備規則第49条の6の4)の基地局

35世代HSPA方式等(設備規則第49条の6の5)の基地局

39世代LTE方式(設備規則第49条の6の9)の基地局

上記3種類の基地局の電波を中継する陸上移動中継局(設備規則第49条の6)

のいずれかをいいフェムトセル基地局及び屋内小型基地局を含みます(開設指針第一項)

「39世代移動通信システムの基地局」とは773~803MHzの周波数を使用する39世代の基地

局陸上移動中継局のうち占有周波数帯幅が10MHzのものをいいます(開設指針第三項第3号)

なお「39世代移動通信システムの導入のための特定基地局の開設指針(平成21年総務省告示第248

号)」とは異なり今回認定対象となる773~803MHzの周波数以外の周波数の基地局陸上移動中継

局は「39世代移動通信システムの基地局」に含まれないので留意してください

「地上デジタル放送」とは人工衛星の無線局以外の無線局により行われるテレビジョン放送(デ

ジタル放送)をいいます(開設指針別表第一の二4)

5

2 免許規則別表第5号の6認定申請書

(1) 記載例

特定基地局開設計画認定申請書

平成24年5月25日

総 務 大 臣 殿

申 請 者

郵 便 番 号 100-8926 フ リ ガ ナ トウキョウト チヨダク カスミガセキ 2-1-2

住 所 東京都千代田区霞が関2-1-2 フ リ ガ ナ イドウツウシンカブシキガイシャ

氏 名 移動通信株式会社 印 フ リ ガ ナ ダイヒョウトリシマリヤクシャチョウ イドウ タロウ

代表者氏名 代表取締役社長 移動 太郎 印

電波法第27条の13第1項の規定により特定基地局の開設計画の認定を受けたいので下記に

より別紙の書類を添えて申請します

1 該当する開設指針が示された告示の件名及び番号

件名39世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針を定める件

番号平成23年総務省告示第513号

2 欠格事由に関する事項

電波法第5条第3項各号の欠格事由に該当しません

収 入 印 紙

貼 付 欄

6

(2) 注意事項 ア 収入印紙

開設計画の認定申請手数料として1件につき137100円分の収入印紙を収入印紙貼付欄に貼

付してください

収入印紙の全部を収入印紙貼付欄に貼付できない場合は「収入印紙は別紙貼付」等と記載し

別紙に貼付してください

副本(写し)は収入印紙を貼付していない状態の写しとしてください

イ 申請者欄

住所については法人又は団体の場合は本店又は主たる事務所の所在地を記載してください

氏名を自筆で記入したときは押印を省略できます法人(団体)の場合はその商号(名称)

及び代表者の役職名氏名を記載し代表者が氏名を自筆で記入したときは押印を省略できます

(申請者が法律により直接に設立された法人又は特別の法律により特別の設立された法人の場合

は代表者の氏名の記載を要しません)

申請者が外国人である場合は住所については国籍及び本邦内における居住地を記載するもの

とし氏名については自筆により記載したときは押印を省略することができます

ウ その他

法第5条第3項各号の欠格事由に該当する者に対しては認定を行いません(法第27条の13第5

項)

7

3 免許規則別表第5号の7開設計画

(1) 記載例

特定基地局開設計画

1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するた

めのものであるのかの別

法第27条の12第1項第1号に掲げる事項

2 特定基地局の開設を必要とする理由

(1) 提供する電気通信役務の種類

携帯電話インターネット接続サービス(携帯電話PHS端末インターネット接続サービ

スであるものを除く)39世代携帯電話端末インターネット接続サービス39世代携帯

電話パケット通信アクセスサービス

(2) 開設しようとする特定基地局の内容

ア 無線局の種別

基地局及び陸上移動中継局

イ 発射を予定している電波の型式

5M00 X7W10M0 X7W

ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力

30W

エ 伝送情報の具体的内容

無線設備規則第49条の6の9に規定する技術基準による音声伝送及びデータ伝送

(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み

及びその算出根拠

別紙中「四1 電気通信事業により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根

拠」(timestimesページ)に併せて記載

3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲

全国

4 希望する周波数の範囲

第1希望 773MHzを超え783MHz以下

第2希望 783MHzを超え793MHz以下

第3希望 793MHzを超え803MHz以下

5 当該通信系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場

所及び開設時期

別紙中「一1 特定基地局の開設数に関する計画」及び「一2 特定基地局の人口カバー

率に関する計画」(timestimesページ)に併せて記載

8

6 電波の能率的な利用を確保するための技術であって特定基地局の無線設備に用いる予定

のもの

(1) 周波数の効率的利用の方策として導入を予定している技術の具体的内容

別紙中「八 電波の能率的な利用の確保に関する事項」(timestimesページ)に併せて記載

(2) 干渉回避の方策として導入を予定している技術の具体的内容

別紙中「六 混信等の防止に関する事項」(timestimesページ)に併せて記載

7 終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法

別紙中「七2 負担可能額に充てる資金の確保の計画及びその根拠」(timestimesページ)に併せ

て記載

8 その他の事項

(1) 運用開始の予定期日

平成26年1月1日

(サービス開始予定平成26年4月)

(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法

別紙中「三3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関す

る計画及びその根拠」及び「三5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信

設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑えるための措置に関する計画及びそ

の根拠」(timestimesページ)に併せて記載

(3) 無線従事者の配置方針

ア 無線従事者の配置場所ごとの無線従事者の資格及び人数

別紙中「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」(timestimes

ページ)に併せて記載

イ 将来的な無線従事者の確保の方法

別紙中「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」(timestimes

ページ)に併せて記載

(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項

別紙のとおり

本マニュアル上は1葉にて記載例を示していますが複数葉として構いません

(2) 注意事項 ア 「1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するた

めのものであるのかの別」について

「法第27条の12第1項第1号に掲げる事項」と記載してください

イ 「2(1) 提供する電気通信役務の種類」について

特定基地局を利用して提供する役務について電気通信事業法施行規則(昭和60年郵政省令第25

号)様式第4の表に掲げられる電気通信役務の種類から該当する可能性のあるものを全て記載して

くださいなお代表的な電気通信役務の種類は次のとおりです

9

携帯電話

インターネット接続サービス(携帯電話PHS端末インターネット接続サービスであるものを除く)

携帯電話PHS端末インターネット接続サービス(39世代携帯電話端末インターネット接続サービスであるものを除く)

携帯電話PHSパケット通信アクセスサービス(39世代携帯電話パケット通信アクセスサービスであるものを除く)

39世代携帯電話端末インターネット接続サービス

39世代携帯電話パケット通信アクセスサービス

現時点で提供することが確定しておらず将来的な市場動向等による可能性があるものはその

旨を具体的に付記してください

ウ 「2(2)ア 無線局の種別」について

「基地局」又は「基地局及び陸上移動中継局」と記載してください

陸上移動中継局を開設することが確定しておらず例えばエリア拡充等の電気通信事業の展開等

に応じて利用を検討する場合はその旨を具体的に付記してください

エ 「2(2)イ 発射を予定している電波の型式」について

発射を予定している電波の型式を次にしたがって全て記載してください

第3世代又は35世代「5M00 G7W」

39世代「5M00 X7W」又は「10M0 X7W」又は「5M00 X7W10M0 X7W」

現時点で発射することが確定しておらず将来的な市場動向等による可能性があるものはその

旨を具体的に付記してください

オ 「2(2)ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力」について

周波数帯幅又はMIMO多重数ごとに最大空中線電力が異なる場合はそれぞれ記載してください

現時点で使用することが確定していないものの将来的に空中線電力の増加を見込んでいる場合

はその旨及び増加後の最大空中線電力を具体的に付記してください

カ 「2(2)エ 伝送情報の具体的内容」について

記載例にならい使用する無線設備の規格及び音声データの別を記載してください

キ 「2(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み

及びその算出根拠」について

開設指針別表第一の四1に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてその内容

を記載してください

ク 「3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲」について

移動する無線局について包括免許制度を利用する場合には「全国」と記載してください

特定基地局によって無線通信業務を行うこととしている区域以外の区域においても通信の相手

方である移動する無線局の無線通信を可能とするために同一の開設指針に係る特定基地局の開設

を予定している他の事業者との業務委託契約の締結を予定している場合には当該他の事業者の氏

名又は名称及び当該他の事業者所属の特定基地局を通信の相手方とする場合の移動範囲を記載し

てください

10

ケ 「4 希望する周波数の範囲」について

記載例にならい次の3つの周波数帯を第1希望第2希望第3希望の順に記載してくださ

い(開設指針第十項第3号(一))

773MHzを超え783MHz以下

783MHzを超え793MHz以下

793MHzを超え803MHz以下

「773MHzを超え783MHz以下」「783MHzを超え793MHz以下」及び「793MHzを超え803MHz以下」以外

の周波数を記載しないでくださいまた同順位で複数の周波数を記載しないでください

指定の方法により記載されていない場合は申請の要件を満たしていないものとして扱います

開設計画の認定に当たっての周波数の指定方法については次のように行われます(開設指針第

十項第5号)よって全ての申請者に対して第1希望どおりに周波数を指定できない場合は競

願時審査基準(開設指針別表第3)の審査を実施し競願時審査基準への適合の度合いが高い者の

希望を優先して周波数を指定します

開設計画で記載した「希望する周波数の範囲」(開設指針第十項第3号(一))に基づいて行う

2以上の申請者が同じ周波数の範囲を希望するときは競願時審査基準への適合の度合いが高

い者の希望を優先する

申請者に945MHzを超え960MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けてい

る者が含まれる場合はその者の申請はそれ以外の者の申請に劣後する

コ 「5 当該通信系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場

所及び開設時期」について

開設指針別表第一の一1及び2に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてそ

の内容を記載してください

サ 「6 電波の能率的な利用を確保するための技術であって特定基地局の無線設備に用いる予定

のもの」について

(1)については開設指針別表第一の八に定められた事項と併せて記載する旨を記載し(2)につ

いては開設指針別表第一の六に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてその

内容を記載してください

シ 「7 終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法」について

開設指針別表第一の七2に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてその内容

を記載してください

ス 「8(1) 運用開始の予定期日」について

最初の特定基地局を運用する予定の日を年月日で記載してくださいなお平成24年7月24日

以前とすることはできません(開設指針第二項第1号)

特定基地局を利用するサービス(電気通信役務の提供)開始の時期についても併せて記載してく

ださい

セ 「8(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法」について

開設指針別表第一の三3及び5に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別紙においてそ

11

の内容を記載してください

ソ 「8(3) 無線従事者の配置方針」について

アイのいずれも開設指針別表第一の三4に定められた事項と併せて記載する旨を記載し別

紙においてその内容を記載してください

タ 「8(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項」について

「別紙のとおり」等と記載し次ページ以降に従い別紙にてその内容を記載してください

12

4 免許規則別表第5号の7開設計画(開設指針別表第一に定められた事項) 「開設指針に定められた事項に関連する事項」については開設指針別表第一(開設計画に記載すべ

き事項)に規定される項目に従い以下の注意事項を踏まえた資料を別紙として作成してください

(1) 「一 特定基地局の整備計画に関する事項」について ア 共通的注意事項

正当な理由がないのにこの整備計画に従って特定基地局を開設していないときは認定を取り

消すことがあるので注意してください(法第27条の15第2項)

特定基地局が使用する773~803MHzの周波数については既存無線局としてFPU及び特定ラジオマ

イク(デジタル特定ラジオマイクを含む以下同じ)が770~806MHzの周波数を使用しています

FPUは報道スポーツ中継などの番組素材中継に使用される可搬型システムで放送事業者

が利用しています

特定ラジオマイクは各種興行やスタジオ等において音声音響等を伝送するためのワイヤ

レスマイクシステムで放送事業者や劇場等の興行者が利用していますなお779~788MHz

又は797~806MHzの周波数を使用する(アナログ)特定ラジオマイクと770~806MHzの周波数

を使用するデジタル特定ラジオマイクがあります

FPU及び特定ラジオマイクは開設指針第9項に規定される「終了促進措置」の対象無線局とな

っていますので開設指針別表第一の七3に定められた事項として記載する終了促進措置を実施す

る必要があります

FPU及び特定ラジオマイクの周波数使用期限(平成31年3月31日)以前に特定基地局を開設する

にためには原則として終了促進措置を完了するか又は終了促進措置の実施と特定基地局の

開設についてFPU及び特定ラジオマイクの免許人と合意していることが必要となります

FPUは12GHz帯(1240~1300MHz)及び23GHz帯(2330~2370MHz)に周波数移行すること

とされており平成24年度中に移行先周波数に係る技術基準が整備されることを前提として計画

を記載してください

特定ラジオマイクは地上デジタル放送帯域のホワイトスペース等(470~714MHz)及び12GHz

帯(1240~1260MHz)に周波数移行することとされており平成24年6~7月を目途に移行先周

波数に係る技術基準が整備されることを前提として計画を記載してくださいなおホワイトス

ペースとして利用する地上テレビジョン放送用周波数帯(470~710MHz)における「ホワイトスペ

ース利用システムの共用方針」(平成24年1月24日報道発表httpwwwsoumugojps-news02k

iban09_03000117html)に基づくホワイトスペース利用システム間の運用調整制度等については平

成24年度中に整備される予定となっています

特定基地局の通信の相手方である移動する無線局が使用する718~748MHzの周波数については

平成24年7月25日以降も岩手県及び宮城県において周波数割当計画上の最終使用期限を平成25年

3月31日として地上デジタル放送に関する周波数再編が行われていますのでその使用に際しては

注意してくださいなお具体的な再編のスケジュールにつきましては[総務省 地上デジタルテ

レビ放送のご案内](httpwwwsoumugojpjoho_tsusindtv)内の[データ集]-[チャン

ネル表]-[変更予定表](httpwwwsoumugojpjoho_tsusindtvpdf090403_02_btpdf)に

て公表しています

イ 様式の記載に当たっての共通的注意事項

特定基地局の開設数は次のいずれかの場合に該当する特定基地局の数としてください(開設指

13

針第十項第1号)なお「開設した」とは無線局の免許を受け当該無線局の無線設備の設置等

に関する工事を終え電波を発射することが可能となった時を指し「指定の変更を受けた」とは

同様に指定の変更を受け(無線設備の変更の工事が必要な場合にあっては当該変更の工事の許可

を受け工事を行うことが必要です)電波を発射することが可能となった時のことですので留

意してください

773~803MHzの周波数のみを使用する基地局又は陸上移動中継局を開設した場合

773~803MHzの周波数と当該周波数とは異なる周波数とを併せて使用する基地局又は陸上移動

中継局を開設した場合

既に開設している基地局又は陸上移動中継局について773~803MHzの周波数の追加又は当該

周波数への変更に係る周波数の指定の変更を受けた場合

総合通信局の管轄区域(又は全国)における人口カバー率は開設指針第七項第1号等に基づき

エリア化された市町村の人口を総合通信局の管轄区域(又は全国)の市町村の人口の合計で除し

て算出してくださいこのとき次の点に留意してください

人口は平成22年の国勢調査の結果を用います

(平成22年国勢調査ホームページhttpwwwstatgojpdatakokusei2010)

市町村は特別区(東京23区)を含み政令指定都市の区は含みません

市町村は平成22年10月1日における行政区画とします

ある市町村の全ての市町村事務所等(いわゆる役所役場)支所出張所(いずれも地方自

治法に規定するもの)で特定基地局の利用が可能となった際に当該市町村の全域がエリア化

されたこととみなしますただしフェムトセル基地局や屋内小型基地局等による屋内向けのサ

ービス提供はエリア化とはみなしません

様式は平成24年度から平成34年度までとしていますが「特定基地局の最初の運用開始の日」

が属する年度から「特定基地局の最初の運用開始の日」から十年を経過した日の属する年度まで

に必要に応じて適宜修正してくださいなお「特定基地局の最初の運用開始の日」とは免許規

則別表第5号の7において「8(1) 運用開始の予定期日」として記載した最初の特定基地局を

運用する予定の日としてください

例) 「特定基地局の最初の運用開始の日」が「平成25年6月1日」の場合は平成25年度から平

成35年度までについて記載してください

年度末の開設数は前年度の開設数に当該年度の開設数を加えた数(累計数)を記載してくだ

さい

ウ 「一1 特定基地局の開設数に関する計画」について

エリア展開の方針等を記載するとともに様式1Aを参考として年度末ごと都道府県ごとの

特定基地局数を次の区分ごとに記載してくださいなお開設を予定していない区分については

その旨を記載してください

①基地局(第3世代) ②基地局(屋内等設置第3世代)

③基地局(35世代) ④基地局(屋内等設置35世代)

⑤基地局(高度化35世代) ⑥基地局(屋内等設置高度化35世代)

⑦基地局(39世代5MHz幅) ⑧基地局(屋内等設置39世代5MHz幅)

⑨基地局(39世代10MHz幅) ⑩基地局(屋内等設置39世代10MHz幅)

⑪陸上移動中継局

基地局は屋内その他他の無線局の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置

するか(個別免許の屋内小型基地局等も含みます)どうかの別技術基準の別により区分します

技術基準は設備規則の条単位の区分(第3世代35世代39世代)とし35世代についてはDC-HSDPAやMIMO

の利用等により概ね40Mbps以上の通信速度を実現する高度化35世代かどうかの別39世代については占有周

14

波数帯幅の別により更に区分します

陸上移動中継局は屋内等設置の別技術基準の別を問わず1区分とします

全ての都道府県の区域において認定の有効期間中に特定基地局を整備する計画であるように

記載してください(開設指針別表第二の一)

計画において都道府県間や年度間に著しい差がある場合はその理由等について具体的に記載

するように留意してください

エ 「一2 特定基地局の人口カバー率に関する計画」について

様式1Bにより年度末ごと市町村ごとの特定基地局の開設数人口カバー率を記載してくだ

さいまた様式1Bの他例えば平成31年度末のサービスエリア地図を総合通信局の管轄区域

ごとに示す等特定基地局の整備計画の概要についても可能な限りわかりやすく記載してください

年度末ごと都道府県ごとの特定基地局の開設数が様式1Aにおける当該年度末当該都道府

県での各区分の合計数と異ならないように留意してください

平成31年度末までに各総合通信局の管轄区域における人口カバー率がそれぞれ80以上とす

る必要があります(開設指針第七項第1号)

オ 「一3 39世代移動通信システムの基地局の人口カバー率に関する計画」について

様式1Bを参考として年度末ごと市町村ごとの「39世代移動通信システムの基地局」の開

設数人口カバー率を記載してくださいなお開設指針別表第一の一2に定められた事項として

記載した計画と同じである場合はその旨を記載することで代替することができます

年度末ごと都道府県ごとの「39世代移動通信システムの基地局」の開設数が様式1Aにお

ける当該年度末当該都道府県での39世代かつ10MHz幅の基地局及び陸上移動中継局の区分の合計

数と異ならないように留意してください

ここで記載した「39世代移動通信システムの基地局」の全国の人口カバー率は競願時の審査

基準として用います(開設指針別表第三の二)この審査においては平成31年度末の人口カバー

率を使用しこの際95を超え100以下90を超え95以下85を超え90以下hellipのよ

うに5単位の区分の中の人口カバー率は同じ値とみなされます

カ 「一4 39世代移動通信システムの基地局の運用の開始に関する計画」について

「39世代移動通信システムの基地局」の運用の開始期日を記載してください

開始期日は平成31年度末までとしてください(開設指針第七項第2号)

「39世代移動通信システムの基地局」を用いたサービスについて例えばサービス提供内容

開始時期エリア展開計画等に留意して記載してください

(2) 「二 開設計画に従って円滑に特定基地局を整備するための能力に関する事項」について ア 「二1 特定基地局の設置場所の確保に関する計画及びその根拠」について

特定基地局について設置場所の確保に関する基本的な考え方を記載してください

設置場所を既に確保している場合はその具体的な確保内容を記載してください

既存の無線局に併設することとする場合は例えば電源容量耐荷重機器設置場所の確保(機

器の共通化省エネ化軽量化省スペース化)貸主との契約更改に留意し具体的に記載して

ください

15

設置場所を新たに確保していく場合は例えば設置場所候補の選定方法設置場所選定に関する

現地調査の状況貸主等関係者との協議状況鉄塔鉄柱等の建設等に関する計画と実行時期や

実行体制等の根拠に留意し具体的に記載してください

既に移動体通信事業を行っている者において本特定基地局の周波数以外の周波数を使用する基

地局を新たに開設することを予定している場合は例えばその内容及び規模を踏まえ当該基地

局の設置場所の確保が特定基地局の設置場所の確保に影響を及ぼさないよう留意した計画として

ください

上記の設置場所の確保に関する記載に加え特定基地局の開設に対する地域住民の合意形成に向

けた取組についても例えば工事業者等を含めた体制の構築資料の整備や研修の実施地域住民

への説明方法等に留意し具体的に記載してください

イ 「二2 特定基地局の無線設備の調達に関する計画及びその根拠」について

特定基地局について送受信設備空中線電源設備等の無線設備の調達に関する基本的な考え

方を記載してください(基地局へのアクセス回線を含めた無線設備以外の電気通信設備につい

ては開設指針別表第一の三に定められた事項として記載してください)

例えば無線設備の調達先調達先での当該無線設備の開発状況調達規模等の計画について調

達先の納入実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠に留意し具体的に記載してく

ださい

屋内用等の無線設備を別に調達する計画としている場合は別途その計画についても記載してく

ださい

ウ 「二3 特定基地局の整備に係る工事業者その他の業者との協力体制の確保に関する計画及びそ

の根拠」について

特定基地局の整備について外部委託請負等に関する基本的な考え方を記載してください

工事の委託請負先業者工事規模等の計画の記載に当たっては業者の地域性業者や申請者

の工事実績業者との協議状況等の根拠についても留意し具体的に記載してください

エ 「二4 ブースター障害等の防止又は解消に関する計画及びその根拠」について

特定基地局及び特定基地局の通信の相手方である移動する無線局が発する電波により地上デジ

タル放送の受信電波を増幅する機器その他の受信設備に作用することにより発生する地上デジタ

ル放送の受信障害(ブースター障害等)を与えるおそれがあり認定開設者にあってはこれを防止

又は解消する必要があります

ブースター障害等のある世帯数等の規模及び当該ブースター障害等の防止解消に要する費

用の見通し当該費用の負担方法についても根拠とともにその内容を具体的に記載してください

ブースター障害等のある世帯数及び費用については地上デジタル放送の受信障害への対策費用

の推計に関する参考資料(40ページ参照)を参考としてくださいなお同参考資料は773~803MHz

の30MHz幅全てを39世代移動通信システムで利用することを前提として推計していますが開設計

画の記載に当たっては自らに割り当てられる10MHz幅で特定基地局を整備する場合に発生する可

能性のあるブースター障害等の防止又は解消に関する記載で構いません

ブースター障害等を防止解消するための方法や地上デジタル放送を行う放送事業者との間の

連絡調整等のブースター障害等を防止解消するための計画について計画の実施を可能とす

る根拠とともに具体的に記載してくださいその際例えば対策のスケジュール工事の実施内容

16

及び実施体制ブースター設置世帯に対する事前事後の周知放送事業者への基地局開設情報の

提供や情報共有等にも留意してください

(3) 「三 電気通信設備の設置及び運用を円滑に行うための技術的能力に関する事項」について ア 「三1 無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績及び計画」について

特定基地局として設置しようとする無線設備に関し技術的な検討実験標準化等の実績及び

今後の計画を具体的に記載してください

実験等の実績が無い場合は例えば今後の特定基地局の設置展開に向けての実際の無線設備

の技術的な性能検証等の方法及び実施時期について具体的に記載してください

標準化等の実績の記載に当たっては例えば申請直近の概ね3年間において寄与文書論文

学会発表の一覧を標準化分野ごとに記載する等とりまとめ方法に留意してください

イ 「三2 電気通信設備の調達及び工事に関する計画及びその根拠」について

交換設備等については例えば次の内容に留意し具体的に記載してください

設備全体の構成(設備(ネットワーク)構成図主要設備の設置場所等)

各設備の調達先調達先での当該設備の開発状況調達規模等の計画

調達先の納入実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠

伝送路設備については中継回線(バックボーン回線)と基地局へのアクセス回線(エントラン

ス回線)について例えば次の内容に留意し具体的に記載してください

調達の方針(自社調達他社調達の別使用プロトコルインタフェース等)

回線の調達先(自社調達の場合はその旨)調達規模(回線容量等)等の計画

調達先での回線設置実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠

端末設備(携帯電話端末)については例えば次の内容に留意し具体的に記載してください

設備の調達先調達先での当該設備の開発状況調達規模等の計画

調達先の納入実績や申請者の調達実績調達先との協議状況等の根拠

上記の各記載事項について既存の回線設備を活用する場合は例えば追加増設する回線

設備との区別調達先業者の地域性等に留意し具体的に記載してください

計画の記載に当たっては申請者において予測される認定の有効期間中のトラヒック増加を踏ま

えその増加への対応等の実現可能性に留意してください

ウ 「三3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関する計画及びその

根拠」について

電気通信設備(無線設備を含みます)の運用保守管理について例えば組織拠点等の体

制実施の方法等に留意し具体的に記載してくださいまた技術要員の確保について例えば

必要な要員数の見積りを明らかにしその確保の見通し等に留意し具体的に記載してください

障害時の対応については開設指針別表第一の三5に定められた事項として記載してください

外部への委託請負等を実施する場合は例えば委託請負先業者当該業者における実績必

要な技術要員の確保等に留意し具体的に記載してください

内部規程等の添付をもって記載に代える場合はそれを添付してください

17

エ 「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」について

無線従事者の配置方針及び電気通信主任技術者の選任配置方針について記載してください

既に無線従事者電気通信主任技術者を有している場合は配置場所ごとに配置(選任)先住

所資格人数を記載してくださいなお人数を重複計上している場合は実人数と延人数に

ついて明確となるように留意してください

無線従事者にあっては第1級総合無線通信士第2級総合無線通信士第1級陸上無線技術士第2級陸上無

線技術士第1級陸上特殊無線技士を電気通信主任技術者にあっては伝送交換線路を区別してください

当該無線従事者電気通信主任技術者を申請時点で有していない場合及び今後の拡充を行う

場合は例えば確保を行う時期人数資格取得に向けた教育訓練等に留意し計画と見通しを

記載してください

オ 「三5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止

し又は最小限に抑えるための措置に関する計画及びその根拠」について

障害時の対応について例えば組織拠点等の体制対応の方法等に留意し具体的に記載して

ください

地震津波等の災害及び事故の発生において設備障害通信輻輳を防止最小化するため

例えば停電対策を含む具体的な措置に関する計画当該措置の実施時期を含めた実現可能性等に留

意し具体的に記載してください

なお事故の発生に対する措置については重大な事故(電気通信事業法施行規則第58条に規定

する重大な事故)の発生の防止についても留意するほかこれまでに重大な事故の発生がある場合

には事故への対応策等にも留意し記載してください

申請者が過去に開設計画の認定を受けたことのある場合はその認定を受けた開設計画に記載さ

れた内容以外の内容を含めその部分を明確にしてください(開設指針別表第二の五)

内部規程等の添付をもって記載に代える場合はそれを添付してください

(4) 「四 財務的基礎に関する事項」について ア 共通的注意事項

年度ごとの記載を要する部分については平成24年度から「特定基地局の最初の運用開始の日」

から十年を経過した日の属する年度までとしてください

例) 「特定基地局の最初の運用開始の日」が「平成25年6月1日」の場合は平成24年度から平

成35年度までについて記載してください

既に移動体通信事業を行っている者が特定基地局を用いる電気通信事業を既存の電気通信事業

と一体的に運営する等により財務的基礎に関する事項を特定基地局部分のみ分離することが容易

でない場合は特段の記載のある場合を除いて移動体通信事業全体として記載して構いません

(既存の携帯電話事業者が700MHz帯を既存周波数帯の運用と特に区別して運用しない場合は特段

の記載のない限り全ての周波数帯での電気通信事業について記載してください)

イ 「四1 電気通信事業により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について

契約数(利用者数)について年度ごとの見通しとその算出根拠を具体的に記載してください

また例えば契約者当たりの平均利用単価(ARPU)等の収益に関する事項についても年度ごとの

見通しとその算出根拠を具体的に記載してください

18

契約数は万ARPUは円の単位で記載してください

年度ごとの見通しの記載方法については様式4Aを参考としてください

音声伝送とデータ伝送等ARPUを区分して記載する場合契約数についても当該ARPUの区分ごと

に記載してください

契約数timesARPUを電気通信事業の営業収益とする場合はその旨をそれ以外の場合はその内容及び

根拠を具体的に記載してください

ウ 「四2 特定基地局に係る設備投資の額及び終了促進措置の実施に要する費用その他当該電気通

信事業に要する費用に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について

電気通信事業に要する費用に関して年度ごとの見通しとその算出根拠を記載してくださいそ

の際特定基地局に係る設備投資の額と終了促進措置の実施に要する費用はそれぞれの費用が

明らかとなるように計画を策定してください

特定基地局に係る設備投資額については700MHz帯の特定基地局に関連する設備投資額を例え

ば次の点に留意し記載してください

算出根拠の明確化(基地局設備交換設備伝送設備情報システム研究開発等の区分)

全体の設備投資額と特定基地局に関する設備投資額との区別

機械類については単価及び台数(単価が変動する場合はその理由)

終了促進措置の実施に要する費用は開設指針第七項第2号に規定する費用(設備の取得工事

費)の他に例えば窓口等の設置終了促進措置の周知通知対象免許人との協議等の諸費用を

含んだものを記載してください

開設指針第七項第2号に規定する費用はその総額が開設指針別表第一の七1に定められた事項

として記載する額と同じとなるように留意してくださいなおその算定に当たっては負担可能額

の算定に関する参考資料(35ページ参照)を参考として開設指針別表第一の七3に定められた事

項として記載する計画に留意してください

電波利用料については例えば次のように前提をおいた上で費用を算出し記載してください

なおこの前提例は開設計画の記載を簡単にするためのもので実際の法令の適用は異なることが

あります

広域専用電波はその周波数として718~748MHz及び773~803MHzが平成24年7月25日から指

定されたものとして法第103条の2第2項及び第3項並びに施行規則第51条の9の10及び第51

条の9の11の規定に従いますなお法第103条の2第3項に規定する「六月経過日」は平成24

年12月1日として算出します

包括免許局は広域専用電波を使用する無線局として法第103条の2第5項及び第6項の規

定により算出します

上記以外の電気通信事業の営業費用についてその内容及び根拠を具体的に記載してください

エ 「四3 当該電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠」につい

開設指針別表第一の四2に定められた事項として記載した費用に充てる資金の確保計画を記載

するとともにその確実性等の根拠となる次の資料を添付等してください

申請者又は申請者の出資者の利益剰余金等の内部留保(利益剰余金等)を用いることとする場合

は例えば当該者の財務諸表等を添付してください

株式社債等を発行して資金を調達する場合は例えば調達の実績社債等の格付け引き受け

19

先との協議状況等に留意し記載するとともに例えば株式引受承諾書や社債申込証の写し等の関

係書類を添付してください

金融機関等からの資金借入や設備ファイナンスにより資金を調達する場合は例えば融資証明書

等を添付してくださいなおその際は次の点に留意してください

融資金額支払い条件(支払猶予期間の有無や支払年数等)の明記

金融機関等においてその金額の融資等を行う権限がある者の押印署名等

金融機関等の問合せ先(電話メールアドレス等)の明確化

オ 「四4 当該電気通信事業に係る損益及びキャッシュフローに関する年度ごとの見通し及び

その根拠」について

電気通信事業に係る損益計算書(様式4Bを参考としてください)及びキャッシュフロー計算

書(様式4Cを参考としてください)を年度ごとに記載してください

記載に当たっては開設指針別表第一の四1及び2に定められた事項として記載した内容を踏ま

えて補足すべき事項がある場合は具体的に記載してください

記載される計画において当期損益が利益を生じている年度が1年度以上存在することが必要で

す(開設指針別表第二の六)なお当期損益としては営業損益に電気通信事業に係る営業外

損益を加え特別損益(現時点で予定していない場合は計上不要です)を加え法人税等を調整

したいわゆる最終損益を可能な限り記載するようにしてください

(5) 「五 業務執行体制の整備に関する事項」について ア 共通的注意事項

申請者が行う電気通信事業(移動体通信事業)の運営に関する事項を対象とし業務委託先等の

申請者以外の者に対する対応にも留意して記載してください

各項目での体制の整備の記載に当たっては内部規程等が存在する場合はそれを添付してくださ

いまた規程の整備を今後行うこととする場合はその整備時期についても留意した計画を記載

してください

イ 「五1 法令遵守のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について

法令遵守(コンプライアンス)のための体制の整備例えば組織の設置研修教育の実施通

報窓口の設置等に留意し具体的に記載してくださいなおこれまでに法令遵守に関する重大な

事案があった場合は当該事案への対応についても留意して記載してください

ウ 「五2 個人情報保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について

個人情報保護のための体制の整備例えば組織の設置研修教育の実施相談窓口の設置等に

留意し具体的に記載してくださいなおこれまでに個人情報保護に関する重大な事案があった

場合は当該事案への対応についても留意して記載してください

記載に当たっては「電気通信事業における個人情報保護に関するガイドライン(平成16年総務

省告示第695号)(httpwwwsoumugojpmain_sosikijoho_tsusind_syohitelecom_perinfo_g

uideline_introhtml)」を踏まえたものとしてください

エ 「五3 電気通信事業の利用者の利益の保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」に

20

ついて

電気通信事業の利用者の利益(利用者からの苦情問合せを適切迅速に処理すること等)のた

めの体制の整備例えば組織の設置研修教育の実施応対窓口の設置等に留意し具体的に記

載してくださいなおこれまでに電気通信事業の利用者の利益の保護に関する重大な事案があっ

た場合は当該事案への対応についても留意して記載してください

(6) 「六 混信等の防止に関する事項」について 次の事項を阻害するような混信等を防止するための技術の具体的内容を記載してください

① 地上デジタル放送

② 773~803MHz(他の認定開設者)及び860~890MHzを使用する携帯電話システムの運用

③ 755~765MHzを使用するITSの運用

④ 770~806MHzを使用するFPUの運用

⑤ 770~806MHzを使用する特定ラジオマイクの運用

上記①~⑤以外の既設の無線局(予備免許を受けているものを含みます)の運用

法第56条第1項に規定する指定を受けている受信設備の運用(47ページ参照)

電波の監視

実施計画においては混信等防止の対応窓口の設置に関する計画に加え次の例を参考として電

波干渉を改善するための措置に関する計画を含むようにしてください(開設指針別表第二の八)

特定基地局の設置前に設置に関する情報交換や協議を実施すること

特定基地局の設置の際に無線設備へフィルタを追加すること

特定基地局の設置の際に無線局の設置場所空中線指向方向の調整を実施すること

記載に当たっては例えば技術能力作業人員の確保等の計画実施の確実性や情報通信審議

会の一部答申(平成24年2月17日)に示された共用条件等に留意してください

学術資料等の添付をもって記載に代える場合はその旨を記載し添付してください

(7) 「七 終了促進措置に関する事項」について ア 共通的注意事項

終了促進措置の対象となる無線局は次のとおりです(開設指針第九項第1号)

770~806MHzの周波数を使用するFPUの無線局

770~806MHzの周波数を使用する特定ラジオマイクの無線局

終了促進措置の対象となる無線局の免許人を「対象免許人」といいます(開設指針第九項第2号)

FPU又は特定ラジオマイクの免許人を構成員としている団体等を「免許人団体」といいます(開

設指針第九項第4号(四))具体的には特定ラジオマイク利用者連盟社団法人日本演劇興行協

会公益社団法人日本芸能実演家団体協議会日本舞台音響家協会及び一般社団法人日本民間放送

連盟などが該当します

全ての認定開設者は対象免許人との合意に基づき対象免許人が平成31年3月30日までに無線

局の廃止新設や周波数の変更の措置を行うことを条件として当該措置に係る無線局の運用の開

始を確保するために必要な範囲において次の費用(開設指針第九項第2号に規定する費用)の全

部を共同して負担する必要があります(開設指針第九項第2号及び第3号)

無線設備及びこれに附属する設備(受信設備伝送路設備等)の取得に要する費用

21

上記の無線設備及びこれに附属する設備の変更の工事に要する費用

認定開設者の数は申請を受け付けた段階では(審査が終わり認定を行うまでは)明らかではな

いため終了促進措置に関する内容は単独で周波数移行を行う前提で計画を記載してください

ただし終了促進措置の実施時期については開設指針第九項第4号(一)に定める他の全ての認定

開設者との協議を行う期間も考慮して記載してください

開設計画の申請予定者及び認定開設者に対しては終了促進措置に関する無線局の情報(設置場

所免許人住所使用周波数等)を求めに応じて提供することとしています(法第25条第2項

施行規則第11条の2の3及び別表第2号の2の3)なお申請から提供までに要する期間は2

週間~1か月を見込んでいますまた無線局の情報については電波利用ホームページの「無線

局等情報検索」においてもその一部を公表しています(39ページ参照)

(1)ア(共通的注意事項)を併せて確認してください

イ 「七1 負担可能額」について

開設指針第九項第2号に規定する費用として負担することが可能な金額の総額のみを「timestimes百

万円」のように記載してください

負担可能額の算定に当たっては負担可能額の算定に関する参考資料(35ページ参照)を参考と

してください

負担可能額は600億円以上であることが必要です(開設指針別表第二の九)またここで記載

した負担可能額は競願時の審査基準として用います(開設指針別表第三の一)この審査の際

10億円未満の端数及び1500億円を超える額は切り捨てて審査を行います

実際に認定開設者が負担する費用は負担可能額や600億円1500億円といった額にかかわらず

開設指針及び開設計画にしたがって対象免許人との協議の結果合意した金額を負担する必要が

あります

ウ 「七2 負担可能額に充てる資金の確保の計画及びその根拠」について

開設指針別表第一の四3に関する記載内容に準じて記載してください

資金を確実に確保することができることを証する書類としては例えば実際に申請者の預金口

座の残高として金融機関が証明した書類や金融機関による融資を行う旨を約する書類等を添付し

てください

外国通貨で表示された金額は平成24年4月17日における外国為替の売買相場により日本円に

換算し記載してください(参考日本銀行 外国為替市況 httpwwwbojorjpstatistics

marketforexfxdailyindexhtm)

エ 「七3 終了促進措置の協議を開始及び実施が完了する無線局の割合に関する計画及びその根拠」

について

様式7Aを参考としてFPUと特定ラジオマイクのそれぞれについて都道府県ごとに終了促

進措置の実施の対象となる想定無線局数を記載してくださいまたこの想定無線局数に対する

年度ごとの終了促進措置の協議を開始する無線局の割合及び終了促進措置の実施を完了する

無線局の割合を併せて記載してください

FPU及び特定ラジオマイクの両方について全国で終了促進措置の実施を完了するか又は

終了促進措置の実施と特定基地局の開設について合意するまでは773~803MHzを使用する特定基

地局を設置できませんので留意してください

22

計画の記載に当たっては負担可能額の算定に関する参考資料(35ページ参照)を参考としてく

ださい

例えば特定ラジオマイクの都道府県ごとの無線局の分布割合は全国における無線局の総数の

増減にかかわらず一定であるとする等前提条件を適宜設定した上で計画を記載してください

オ 「七4 窓口の設置周知通知の実施の確保に関する計画」について

認定日から3か月以内に開設指針第九項第4号(一)に定める他の全ての認定開設者との合意を

実施しインターネット等で公表することについて記載してください

上記の認定開設者間の合意日から1か月以内に対象免許人からの問合せに対応する窓口を設置

するため(開設指針第九項第5号(四))例えば窓口の設置時期規模運営方法要員の確保方

法要員に対する終了促進措置に関する事項の教育等に留意し具体的な計画を記載してください

上記の認定開設者間の合意日から6か月以内に終了促進措置の実施の概要(窓口の連絡先及び

対応時間を含みます)について対象免許人に周知を開始するため(開設指針第九項第4号(二))

例えば周知の開始時期継続期間周知内容周知手段等に留意し具体的な計画を記載してくだ

さい

同じく認定開設者間の合意日から6か月以内に終了促進措置の実施の手順について対象免許

人に通知を終わらせるため(開設指針第九項第4号(三))の例えば通知の実施時期通知内容

通知手段等に留意し具体的な計画を記載してくださいまた通知の内容については終了促進

措置の実施に関する透明性の確保のためインターネット等により公表することが義務付けられて

(開設指針第九項第5号(五))いますのでその点についても留意して記載してください

カ 「七5 第九項第五号(一)及び(二)に規定する事項の遵守を示す旨」について

開設指針の一部改正の告示のときから認定を受けるまでの間開設指針第九項第2号に規定する

対象免許人及び同項第4号(四)に規定する免許人団体に対し認定開設者が行う同項第二号に規定

する費用の負担に関する協議調整等を一切行っていない場合は「開設指針第九項第五号(一)に

規定する事項を遵守しています」等と記載してください

開設指針の一部改正の告示のときから認定を受けるまでの間他の全ての申請者に対し終了促

進措置の実施に係る開設指針第九項第4号(一)の実施方法について協議調整等を一切行ってはな

らないため当該実施方法について申請書の提出までに協議調整等を行った者がいるときはそ

の者の氏名又は名称(協議調整等を行った者がいない場合はその旨)を具体的に記載してくださ

いまた併せて申請書の提出から認定を受けるまでの間について「開設指針第九項第五号(二)

に規定する事項を遵守します」等と宣言してください

キ 「七6 協議及び合意の方法に関する計画」について

開設指針第九項第4号(四)及び(五)を踏まえて次の対象者に対する例えば協議の実施時期

内容方法合意事項の確認方法等の協議及び合意に関する計画を具体的に記載してください

FPUの無線局の免許人

特定ラジオマイクの無線局の免許人

免許人団体

FPU及び特定ラジオマイクの無線局の免許人が終了促進措置を行うまでの間にFPU及び特定ラジ

オマイクの無線局と周波数共用を実施することとする場合は共用条件及び当該条件の根拠等につ

いて記載してください

23

その他協議及び合意の方法に関して記載事項があれば例えば次の事項を遵守する旨や当該事

項に関連する内容等を記載してください

免許人団体との協議及び終了促進措置の対象免許人との合意の実施方法について認定日から3

か月以内に他の全ての認定開設者と協議し合意すること

終了促進措置の対象免許人から協議の申入れがあった場合に遅滞なく協議を開始すること

終了促進措置に関する費用の負担の公正が確保されるように十分に配意すること

(終了促進措置に免許人団体が関与する場合は当該免許人団体は対価を受けてはならないこと)

協議の合意書面等については全ての認定開設者及び対象免許人が記名押印等すること

合意書面等を認定の有効期間中保管し総務大臣の求めに応じて速やかに写しを提出すること

ク 「七7 対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体制の整

備その他必要な措置に関する計画」について

終了促進措置に関して対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図る

ための体制の整備その他必要な措置に関する計画を具体的に記載してください

ここでの記載内容は競願時の審査基準として用います(開設指針別表第三の三1)

(8) 「八 電波の能率的な利用の確保に関する事項」について 特定基地局の無線設備に用いる技術(適応多値変調及び空間多重技術など)について記載してく

ださい(開設指針第八項)またこれと区別して例えば次に示すような携帯無線通信を行う無

線局の周波数に係る取組についてもその技術方策の導入時期に留意し記載してください(開

設指針別表第二の十)

陸上移動局(携帯電話端末)の無線設備に用いる技術

特定基地局以外の携帯無線通信を行う無線局がある場合はその無線局に導入する技術

技術以外のサービス運用(小セル化多セクタ化等)により電波を能率的な利用を確保する方策

学術資料等の添付をもって記載に代える場合はその旨を記載し添付してください

(9) 「九 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与に関する事項」について 開設指針又は平成21年総務省告示第248号(39世代移動通信システムの導入のための特定基地局

の開設指針)に係る開設計画の認定を受けていない電気通信事業者に対する卸電気通信役務の提供

又は電気通信事業者間の接続その他の方法による特定基地局の利用を促進するための計画を具体

的に記載してください

ここでの記載内容は競願時の審査基準として用います(開設指針別表第三の三2(一))

(10) 「十 申請者の条件に関する事項」について 開設指針別表第二の十一の要件(申請者及びその関係者が申請を重複して行っていないこと)

に適合している場合は「開設指針別表第二の十一の要件に適合しています」等と記載してくださ

いなお開設指針別表第二の十一の要件とは具体的には申請者と次の者が申請を重複して行

っていないことです

申請者自身

申請者(法人団体)の役員(役員に相当する者を含みます)

24

申請者(法人団体)との議決権の関係が3分の1以上の繋がりとなるもの(親会社子会社

兄弟会社等のほか祖父母孫いとこ甥姪等の関係に相当するものも含みます)

申請者が法人団体である場合は次の書類を添付してください

申請者の役員(役員に相当する者を含みます)を示す書類(役員名簿等)

申請者が3分の1以上の議決権を保有する者及び申請者の議決権を3分の1以上保有する

者の氏名又は名称と議決権比率を記した一覧(それらの者が更に議決権の3分の1以上を保有

され又は保有する者がいる場合はその者の一覧を可能な限り順次付すこと)

開設指針別表第二の十一の要件に適合していない場合は認定を行うことができません

(11) 「十一 一から十までに定めるもののほか本開設指針に定められた事項に関する申請

者のこれまでの取組の実績並びに計画及びその根拠」について 申請者が他の申請者(申請者と地域ごとに連携する者)と連携して認定の申請を行いこれを

一の申請とみなすことを希望する場合は(開設指針第六項第2号)その旨を記載してください

その他開設指針に関係する事項があれば記載してください

25

第3章 様式 1 様式1A(開設指針別表第一の一1関係)

都道府県 (地方局)

平成24 年度末

平成25 年度末

平成26 年度末

平成27 年度末

平成28 年度末

平成29 年度末

平成30 年度末

平成31 年度末

平成32 年度末

平成33 年度末

平成34 年度末

01 北海道 北海道総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

02 青森県 03 岩手県 04 宮城県 05 秋田県 06 山形県 07 福島県 東北総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 08 茨城県 09 栃木県 10 群馬県 11 埼玉県 12 千葉県 13 東京都 14 神奈川県 19 山梨県

関東総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 15 新潟県 20 長野県

信越総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 16 富山県 17 石川県 18 福井県

北陸総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 21 岐阜県 22 静岡県 23 愛知県 24 三重県

東海総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 25 滋賀県 26 京都府 27 大阪府 28 兵庫県 29 奈良県 30 和歌山県 近畿総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

31 鳥取県 32 島根県 33 岡山県 34 広島県 35 山口県

中国総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 36 徳島県 37 香川県 38 愛媛県 39 高知県

四国総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 40 福岡県 41 佐賀県 42 長崎県 43 熊本県 44 大分県 45 宮崎県 46 鹿児島県 九州総合通信局 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

47 沖縄県 沖縄総合通信事務所 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

全国 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

注 標題として「基地局(第3世代)」「基地局(屋内等設置第3世代)」「基地局(35世代)」「基地局(屋内等設

置35世代)」「基地局(高度化 35世代)」「基地局(屋内等設置高度化 35世代)」「基地局(39世代5MHz

幅)」「基地局(屋内等設置39世代5MHz幅)」「基地局(39世代10MHz幅)」「基地局(屋内等設置39 世代

10MHz幅)」又は「陸上移動中継局」のいずれかを記載してください

26

2 様式1B(開設指針別表第一の一2及び3関係) 市町村名 人口

エリア 化年度

平成24 年度末

平成25 年度末

平成26 年度末

平成27 年度末

平成28 年度末

平成29 年度末

平成30 年度末

平成31 年度末

平成32 年度末

平成33 年度末

平成34 年度末

札幌市 1913545 函館市 279127 小樽市 131928 旭川市 347095 室蘭市 94535 釧路市 181169 帯広市 168057 別海町 15855 中標津町 23982 標津町 5646 羅臼町 5885

北海道 計 3303435 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

北海道 総合通信局

3303435 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

青森市 299520 弘前市 183473 八戸市 237615 田子町 6175 南部町 19853 階上町 14699 新郷村 2851

青森県 計 764186 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

盛岡市 298348 宮古市 59430 大船渡市 40737 101438 浪江町 20905 葛尾村 1531 新地町 8224 飯舘村 6209

福島県 計 36869 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

東北 総合通信局

1301008 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

水戸市 268750 日立市 193129 土浦市 143839 久米島町 8519 八重瀬町 26681 多良間村 1231 竹富町 3859 与那国町 1657

沖縄県 計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 人口カバー率 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

沖縄 総合通信事務所

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

全国 5252108 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00

注 標題として「特定基地局の人口カバー率」又は「39世代移動通信システムの基地局の人口カバー率」のいずれか

を記載してください

27

3 様式4A(開設指針別表第一の四1関係)

区分 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

音声伝送

(39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

音声伝送

(非39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

データ伝送

(39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

データ伝送

(非39世代)

契約数(万)

ARPU(円)

収入(百万円)

収入合計(百万円)

注1 区分及び年度は計画の記載にあわせ変更して使用してください

注2 平成30年度以降分については省略しています

28

4 様式4B(開設指針別表第一の四4関係) (単位百万円)

科目 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

収益

電気通信事業営業収益

音声伝送収入

データ伝送収入

その他の収入

附帯事業営業収益(注4)

営業外収益(注5)

費用

電気通信事業営業費用

営業費(注6)

施設保全費(注7)

研究開発費

減価償却費

固定資産除却費

通信設備使用料(注8)

終了促進措置費用(注9)

電波利用料

その他(注10)

租税公課(注11)

附帯事業営業費用(注4)

営業外費用(注5)

法人税等(注11)

当期損益

注1 科目及び年度は計画の記載にあわせ変更して使用してくださいなお各科目にどのような内容を含んで損益計算

を行ったのか明確となるよう補足説明を併せて記載してください

注2 平成30年度以降分については省略しています

注3 特別損失特別利益等により当期損益が収益と費用の差額と合致しない場合はその理由を記載してください

注4 端末販売修理による収入や端末調達による費用等を計上してください

注5 受取利息配当金による収入や支払利息による費用等を計上してください

注6 人件費家賃光熱費旅費等を計上してください

注7 設備の修理による費用等を計上してください

注8 通信設備に係る回線費用家賃光熱費運用保守費等を計上してください

注9 終了促進措置に要する費用を計上してください

注10 アクセスチャージ成約手数料等を計上してください

注11 租税公課は損金に算入できる租税公課を法人税等はそれ以外を計上してください

29

5 様式4C(開設指針別表第一の四4関係) (単位百万円)

区分 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

営業活動によるキャッシュフロー

投資活動によるキャッシュフロー

財務活動によるキャッシュフロー

現金及び現金同等物の期首残高

現金及び現金同等物の期末残高

注1 年度は計画の記載にあわせ変更して使用してください

注2 平成30年度以降分については省略しています

30

6 様式7(開設指針別表第一の七3関係)

都道府県 (地方局名)

想定対象 無線局数

終了促進措置の実施状況

区分 平成24 年度末

平成25 年度末

平成26 年度末

平成27 年度末

平成28 年度末

平成29 年度末

平成30 年度末

01 北海道 0 局 開始

完了

北海道 総合通信局

0 局 開始

完了

02 青森県 0 局 開始

完了

03 岩手県 0 局 開始

完了

45 宮崎県 0 局 開始

完了

46 鹿児島県 0 局 開始

完了

九州 総合通信局

0 局 開始

完了

47 沖縄県 0 局 開始

完了

沖縄 総合通信事務所

0 局 開始

完了

全国 0 局 開始

完了

注1 標題として「開設指針第九項第1号(一)に掲げる無線局(FPU)」又は「開設指針第九項第1号(二)に掲げる無

線局(特定ラジオマイク)」のいずれかを記載してください

注2 無線局の無い都道府県については行自体を省略して構いません

注3 想定対象無線局数は終了促進措置の実施を行う予定の無線局数を記載してください

注4 実施状況は年度末時点の終了促進措置の協議を開始した又は実施を完了した無線局数(累計数)を想

定対象無線局数で除した値を小数点以下第2位を四捨五入した百分率で記載してください

31

第4章 参考資料 1 開設指針の骨子

(1) 特定基地局の範囲 第3世代35世代及び39世代移動通信システムの基地局及び陸上移動中継局で下記(2)の周

波数を使用するものとする

(2) 使用する周波数 全国において773MHzを超え803MHz以下の周波数(平成24年7月25日以降に限る)とする

ただし当該周波数はFPU及び特定ラジオマイク(デジタル特定ラジオマイクを含む以下同じ)

が使用しており周波数割当計画において使用の期限が平成31年3月31日と定められている

(3) 特定基地局の配置及び開設時期 認定から7年後の年度末までに各総合通信局の管轄区域内の人口カバー率が80以上になるよ

うに特定基地局を配置しなければならない

認定から7年後の年度末までに39世代移動通信システム(占有周波数帯幅10MHz以上)の特定

基地局の運用を開始しなければならない

(4) 電波の能率的な利用を確保するための技術の導入 適応多値変調及び空間多重技術その他の電波の能率的な利用を確保するための技術を用いなけれ

ばならない

(5) 終了促進措置 ア 対象となる無線局

認定開設者は次の①及び②の無線局の周波数の使用を周波数割当計画における使用期限(平成31

年3月31日)前に終了させるため次の①及び②の無線局を対象として終了促進措置を実施しなけれ

ばならない

① 770MHzを超え806MHz以下の周波数を使用するFPUの無線局

② 770MHzを超え806MHz以下の周波数を使用する特定ラジオマイクの無線局

イ 終了促進措置により認定開設者が負担する費用

全ての認定開設者は対象免許人との合意に基づき終了促進措置として次に掲げる費用の全部

を連帯して負担しなければならない

① 無線設備及びこれに附属する設備(受信設備伝送路設備等)の取得に要する費用

② 上記①の設備の変更の工事に要する費用

ウ 終了促進措置の実施に関する事項

① 認定開設者は②及び③に掲げる事項及び終了促進措置に係る既存免許人との合意について他

の全ての認定開設者と共同して実施することとしそれらの実施方法について認定から3か月以

内に他の認定開設者と協議し合意することなお終了促進措置に要した費用について1の認

定開設者が負担する金額は当該費用の総額を認定開設者の数で除した額とすること

32

② ①の合意の日から6か月以内に終了促進措置の実施の概要を対象免許人に周知しかつ終

了促進措置の実施手順を免許人に通知すること

③ ②の実施前に免許人団体(FPU又は特定ラジオマイクの免許人を構成員としている団体)と

の間で②の事項の実施について協議を行うこと

④ FPU及び特定ラジオマイクの免許人との間で終了促進措置の内容(周波数移行のために行う

措置の内容実施時期並びに費用負担の範囲方法実施時期及び対象免許人の無線局の廃止又

は変更を行うまでの間に特定基地局と周波数を共用する場合は当該共用の条件等)について協議

を行うこと

⑤ 認定開設者は④の協議の申し入れがあった場合は遅滞なく協議を開始すること

エ 終了促進措置の実施に関する透明性の確保に関する事項

① 開設計画の申請者は認定までの間対象免許人と終了促進措置に関する費用の負担に関す

る協議調整等を一切行わないこと

② 開設計画の申請者は認定までの間他の全ての申請者と終了促進措置に係るウ①の実施方

法について協議調整等を一切行わないこと

③ 認定開設者はウ①の協議により他の全ての認定開設者と合意したときはその合意の内容を

示す書面の写しを速やかに総務大臣に提出するとともにその内容をインターネット等により公

表すること

④ 認定開設者はウ①の合意の日から1月以内に終了促進措置の実施に関する対象免許人から

の問合せに対応するための窓口を設置すること

⑤ 認定開設者はウ②の通知の内容をインターネット等により公表すること

⑥ 認定開設者は終了促進措置に関する費用の負担の公正が確保されるよう十分に配意し免許

人団体は終了促進措置の実施に関する協議に関与したことに対して認定開設者及び対象免許人

から対価を受けてはならないこと

⑦ 認定開設者はウ④の協議による合意内容を書面又は電磁的記録で確認し認定の有効期間

中保管し総務大臣の求めに応じて速やかにその写しを提出すること

⑧ 認定開設者は四半期ごとに終了促進措置を実施した無線局数やその費用等の実施状況を示

す書類を総務大臣に提出すること

オ その他の事項

総務大臣はエ⑧により提出された書類について適切に終了促進措置が実施されていることを

確認し書類概要及び確認結果をインターネット等で公表するものとする

認定開設者は対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体

制の整備等必要な措置を講ずるよう努めなければならない

33

(6) 開設計画の認定等 ア 申請できる周波数幅

申請できる周波数帯幅は10MHzとし希望する周波数の範囲として773MHzを超え783MHz以下

783MHzを超え793MHz以下及び793MHzを超え803MHz以下の周波数を希望する順に開設計画に記載する

こと

イ 絶対審査基準競願時審査基準

絶対審査基準に掲げる要件について審査を行い要件全てに適合する申請に対して認定を行う

ただし要件を満たす申請(900MHz帯認定開設者のものを除く)が3の場合は当該申請に対して

するものとし4以上の場合には競願時審査基準に掲げる各順序に従い基準に適合する申請の数

が3になるまで審査を行う

(ア) 絶対審査基準

特定基地局の設置場所確保設備調達及び設置工事体制の確保に関する計画を有していること

設備投資等に必要な資金の確保に関する計画及び開設計画の有効期間(10年間)中に単年度黒

字を達成する計画を有していること

負担可能額(終了促進措置に要する費用の負担に充てることが可能な金額の総額)が600億円

以上であり当該負担可能額を確実に確保できること

上記3に掲げる各基準に適合していること 等

(イ) 競願時審査基準

負担可能額(上限1500億円10億円単位)がより大きいこと

認定から7年後の年度末の全国の39世代移動通信システム(占有周波数帯幅10MHz以上)の

特定基地局の人口カバー率(5単位)がより大きいこと

次に掲げる基準への適合の度合いが高いこと

終了促進措置に関する事項について対象免許人との迅速な合意形成を図るための具体的な

対策及び円滑な実施を図るための具体的な体制の整備に関する計画がより充実していること

他の電気通信事業者等多数の者に対して卸電気通信役務の提供電気通信設備の接続(MVNO)

等特定基地局の利用を促進するための具体的な計画がより充実していること

周波数の割当状況(有無及び差違)及びひっ迫状況を勘案して特定基地局を開設して電気

通信事業を行うことが電気通信事業の健全な発達と円滑な運営により寄与すること

ウ その他

各認定開設者の周波数の指定は開設計画に記載した希望する周波数の範囲に基づき行うこの

場合において希望が重複した場合は競願時審査基準に係る審査における基準への適合の度合

いが高い者の希望を優先する

認定開設者は四半期ごとに開設計画に基づく事業の進捗の状況を示す書類を総務大臣に提

出しなければならない

ブースター障害等の防止又は解消に関する計画について開設計画に記載するとともにそれら

に要する費用の負担等当該ブースター障害等の防止又は解消に当たり必要な事項についてあら

かじめ全ての700MHz帯認定開設者間で協議し合意した上で共同して行わなければならない

34

(7) 【参考】絶対審査基準について ア 電波法における規定(法第27条の13第4項)

1 その開設計画が開設指針に照らし適切なものであること

2 その開設計画が確実に実施される見込みがあること

3 開設計画に係る通信系又は放送系に含まれる全ての特定基地局について周波数の割当てが現に

可能であり又は早期に可能となることが確実であると認められること

イ 開設指針における規定

第10項第4号(以下抜粋)

別表第2 開設計画の認定の要件

1 全ての都道府県の区域において特定基地局を整備する計画及びその根拠を有していること

2 開設計画に記載された全ての特定基地局についてその円滑な整備のため設置場所の確保無線設備の調達

及びその整備に係る業者との協力体制の確保に関する計画(ブースター障害等の防止又は解消に関する計画を含

む)及びその根拠を有していること

3 申請者が設置しようとする無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績又は計画を有しかつ特

定基地局の運用に必要な電気通信設備の調達及び工事並びに運用及び保守に関する計画及びその根拠を有してい

ること

4 関係法令の規定に基づき無線従事者の配置方針並びに電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及び

その根拠を有していること

5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑え

るための措置に関する計画(申請者が開設計画の認定を受けたことのある者である場合にあっては当該認定に

係る開設計画に記載されたもの以外のものを含むこと)及びその根拠を有していること

6 特定基地局の運用による電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠を有してお

りかつ当該電気通信事業に係る損益に関する年度ごとの見通しにおいて利益の生じる年度があること

7 法令遵守のための体制の整備平成16年総務省告示第695号(電気通信事業における個人情報保護に関するガイ

ドラインを定める件)に適合した個人情報保護のための体制の整備及び電気通信事業の利用者の利益の保護のた

めの体制の整備に関する計画及びその根拠を有していること

8 既設の無線局等の運用及び電波の監視を阻害する混信その他の妨害を防止するため当該妨害の防止に係る対

応を行う窓口の設置及び特定基地局の設置前に当該設置に係る情報交換若しくは協議の実施又は当該妨害を防止

するための特定基地局の設置における無線設備へのフィルタの追加若しくは無線局の設置場所及び無線設備の空

中線の指向方向の調整の実施による干渉の改善等の措置を行う計画及びその根拠を有していること

9 負担可能額が600億円以上であり当該負担可能額を確実に確保できること

10 申請者に係る携帯無線通信を行う無線局の周波数に係る電波の能率的な利用を確保するための取組に関する計

画及びその根拠を有していること(略)

11 申請者が次の要件を満たしていること(略申請者が複数申請を行ったり申請者である法人の役員等議決

権が3分の1以上の出資関係にある者が申請を行っていないこと)

4 本開設指針に係る開設計画の認定は電波法第27条の13第4項各号並びに第1項第2項及び

第7項から前項まで並びに前各号に規定する事項(骨子中1から6(1)までの事項)並びに別表

第2に規定する要件(以下参照)を満たしている申請に対して行うただし当該申請(945MHz

を超え960MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けている者のものを除

く)の数が3の場合は当該申請に対して認定するものとし3を超える場合は当該申請につい

て別表第3に掲げる順序に従い同表に掲げる基準に適合する申請の数が3となるまで審査した

当該申請に対して認定するものとするなお申請期間内に提出された本開設指針に係る開設計

画の認定の申請については前後なく受け付けたものとして同等に扱い審査を行う

35

2 負担可能額の算定に関する参考資料 開設指針別表第二の九2に規定する負担可能額の最低額(600億円)(以下「下限額」といいます)

及び同別表第三の一に規定する審査対象となる負担可能額の最高額(1500億円)(以下「上限額」とい

います)は以下の方法により算定していますので負担可能額の算定に当たってご参照下さい

以下の平均単価費用は審査に用いる下限額及び上限額を算定するために無線局の類型ごとに想定

したものであり実際の対象免許人と認定開設者との間の協議において用いられる金額又は個別の

無線局に対して認定開設者が負担すべき金額を示すものではありません個別の無線局に対して認定開

設者が負担する金額は対象免許人との協議により決定されるものであり以下の平均単価費用が適

用されるわけではありません

(1) 下限額上限額の基本的な算定方法 ア FPU

無線設備の種類ごとの1無線局当たりの平均単価 times 各区分の無線局数 の合計額

この資料においてFPUとは開設指針第九項第1号(一)の番組素材中継を行う無線局をいいます

イ 特定ラジオマイク

1無線局当たりの平均単価 times 無線局数

この資料において特定ラジオマイクとは開設指針第九項第1号(二)の特定ラジオマイク及びデジタル特

定ラジオマイクをいいます

(2) 1無線局当たりの平均単価等 総務省において実施した既存無線局の免許人及び無線設備の製造業者等に対するヒアリングアンケ

ート結果をもとに次の費用項目(開設指針第九項第3号(一)及び(二))ごとに1無線局当たりの平

均単価を算定しています

無線設備及びその附属設備の取得に要する費用(以下「取得費用」といいます)

無線設備及びその附属設備の変更の工事に要する費用(以下「工事費用」といいます)

以下に記載の単価は千円未満を四捨五入しているため内訳の合算額は内訳の金額の合計額と一致

しないことがあります

ア FPU

無線設備の種類に応じて次の3つの区分を設けそれぞれについて1無線局当たりの平均単価を

算出しました

(ア) 下限額におけるFPUの平均単価

無線設備の種類 平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

2ピースモデル+PA型 131788 千円 123429 千円 8359 千円

一体型モデル(通常型) 115584 千円 115442 千円 142 千円

一体型モデル(超小型) 116521 千円 116379 千円 142 千円

「2ピースモデル+PA型」とは制御部と高周波部が筐体として分離された送信機で必要に応じて出力を増

加させるためのPA(パワーアンプ)が用いられます

36

「一体型モデル」とは制御部と高周波部が一つの筐体に内蔵された送信機で通常型とこれよりさらに小型

化された超小型があります

全ての無線局が2330~2370MHz(以下「23GHz帯」といいます)に対応した無線設備を使用すると想定して

算出したものです

23GHz帯に対応するために増設が必要となる受信機及び伝送路設備(マイクロ波帯FPU送信機送信アンテナ)

の費用を含みます

(イ) 上限額におけるFPUの平均単価

無線設備の種類 平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

2ピースモデル+PA型 186851 千円 178784 千円 8067 千円

一体型モデル(通常型) 164074 千円 163941 千円 133 千円

一体型モデル(超小型) 165949 千円 165816 千円 133 千円

全ての無線局が1240~1300MHz(以下FPUに関する記載において「12GHz帯」といいます)及び23GHz帯に

対応した無線設備を使用すると想定して算出したものです

23GHz帯に対応するために増設が必要となる受信機及び伝送路設備の費用を含みます

イ 特定ラジオマイク

1無線局当たりの平均単価を算出しました

(ア) 下限額における特定ラジオマイクの平均単価

平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

1850 千円 1640 千円 210 千円

全ての無線局が470~710MHz帯の地上テレビジョン放送のホワイトスペース及び710~714MHz帯(以下単に「ホ

ワイトスペース」といいます)に対応した無線設備を使用すると想定して算出したものです

常設でない無線局(複数の場所で使用される無線局をいいます以下同じ)が移行先のホワイトスペースでの

使用を確保するために最小限増設が必要となる無線設備及び附属設備の費用を含みます

(イ) 上限額における特定ラジオマイクの平均単価

平均単価 (参考内訳)

取得費用 工事費用

5461 千円 5244 千円 217 千円

常設される無線局(固定の一箇所で使用される無線局をいいます)はホワイトスペースに対応した無線設備を

常設でない無線局はホワイトスペースに対応した無線設備及び1240~1260MHz(以下特定ラジオマイクに関す

る記載において「12GHz帯」といいます)に対応した無線設備を使用すると想定して算出したものです

常設でない無線局が移行先のホワイトスペースでの使用を確保するために最大限増設が必要となる無線設備及

び附属設備の費用を含みます

(3) 地域別の無線局数 下限額上限額において想定した無線局数はこれまでの無線局数の変動状況並びに総務省にお

いて実施した既存無線局の免許人及び無線設備の製造業者等に対するヒアリング及びアンケート結果

をもとに総務省において2014(平成26)年度末時点の無線局数を推計したものです(2014(平成26)年

度以降は新たに免許を行わないことを前提として推計しています)

以下の無線局数のうち過去の時点におけるものについては原則として総務省が管理する免許に

係る情報を基にしていますが総務省が管理していない情報については免許人及び無線設備の製造業

37

者等に対する調査結果を基にしているため実際の無線局数と誤差が生じる場合があります

ア FPUの無線局数

(ア) FPUの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)

地域 無線局数

2ピースモデル+PA型 一体型モデル(通常型) 一体型モデル(超小型)

01 北海道 2 局 - -

02 青森県 1 局 - -

04 宮城県 4 局 - -

07 福島県 2 局 - -

13 東京都 42 局 2 局 11 局

18 福井県 1 局 - -

22 静岡県 3 局 - -

23 愛知県 5 局 - -

27 大阪府 9 局 - 3 局

32 島根県 1 局 - -

33 岡山県 2 局 - -

34 広島県 2 局 - -

35 山口県 1 局 - -

37 香川県 1 局 1 局 -

38 愛媛県 2 局 - -

39 高知県 1 局 - -

40 福岡県 5 局 1 局 -

全国 計 84 局 4 局 14 局

無線局数は免許状に記載された常置場所のある都道府県で分類しまた各都道府県における無線設備の種

類ごとの無線局数は免許人に対して調査した結果を基にしています

無線局の移動範囲は各都道府県を超える地域が指定されている場合があります

(イ) 下限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

2ピースモデル+PA型 一体型モデル(通常型) 一体型モデル(超小型)

全国 84 局 4 局 14 局

(ア)の実績値のまま増加しないと想定した無線局数を下限値としています

(ウ) 上限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

2ピースモデル+PA型 一体型モデル(通常型) 一体型モデル(超小型)

全国 87 局 5 局 17 局

(ア)の実績値に免許人に対する調査に基づき2013(平成25)年度末までに増設されると見込まれる無線局数を

加えた数を上限値としています

(ア)の実績値からの都道府県別の増減数は2ピースモデル+PA型が東京都3局増加大阪府1局増加宮城

県1局減少一体型モデル(通常型)が福岡県1局増加一体型モデル(超小型)が東京都1局増加大阪府1

局増加福岡県1局増加です

38

イ 特定ラジオマイクの無線局数

(ア) 特定ラジオマイクの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)

地域 無線局数

地域 無線局数

(内放送事業者

の無線局数)

(内放送事業者

の無線局数)

01 北海道 534 局 306 局 25 滋賀県 124 局 28 局

02 青森県 78 局 78 局 26 京都府 276 局 55 局

03 岩手県 225 局 114 局 27 大阪府 2121 局 871 局

04 宮城県 229 局 184 局 28 兵庫県 552 局 44 局

05 秋田県 120 局 101 局 29 奈良県 106 局 19 局

06 山形県 65 局 64 局 30 和歌山県 15 局 14 局

07 福島県 126 局 106 局 31 鳥取県 46 局 42 局

08 茨城県 93 局 20 局 32 島根県 67 局 33 局

09 栃木県 76 局 42 局 33 岡山県 138 局 85 局

10 群馬県 48 局 25 局 34 広島県 363 局 184 局

11 埼玉県 304 局 22 局 35 山口県 87 局 48 局

12 千葉県 537 局 55 局 36 徳島県 111 局 58 局

13 東京都 9178 局 3570 局 37 香川県 123 局 63 局

14 神奈川県 1157 局 18 局 38 愛媛県 138 局 116 局

19 山梨県 135 局 89 局 39 高知県 67 局 45 局

15 新潟県 157 局 86 局 40 福岡県 742 局 416 局

20 長野県 225 局 86 局 41 佐賀県 27 局 27 局

16 富山県 229 局 86 局 42 長崎県 202 局 126 局

17 石川県 197 局 101 局 43 熊本県 185 局 159 局

18 福井県 97 局 77 局 44 大分県 124 局 75 局

21 岐阜県 64 局 13 局 45 宮崎県 109 局 83 局

22 静岡県 262 局 117 局 46 鹿児島県 129 局 94 局

23 愛知県 952 局 392 局 47 沖縄県 165 局 105 局

24 三重県 71 局 28 局 全国 計 21176 局 8570 局

無線局数は免許状に記載された常置場所のある都道府県で分類しています

無線局の移動範囲は各都道府県を超える地域が指定されている場合があります

免許人に対する調査によると常設でない無線局の割合は約70です

(イ) 下限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

全国 21553 局

(ア)の実績値に免許人に対する調査に基づき2013(平成25)年度末までに増設されると見込まれる無線局数を

加えた数を下限値としています

(ウ) 上限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)

地域 無線局数

全国 23157 局

(ア)の実績値に過去の増減実績を基に算出した増加率(前年比約104倍)により算出した2013(平成25)年度

末までの増加予想数を加えた数を上限値としています

39

3 無線局免許等の検索方法 開設指針に関係する無線局について免許情報を検索することができます電波利用ホームページ(ht

tpwwwtelesoumugojp)から「無線局情報検索」 rarr 「1無線局等情報検索」 rarr 「詳し

く条件を指定する」を順次クリックし「エキスパート検索」画面へアクセスしてください

httpwwwtelesoumugojpmusenSearchServletpageID=2ampSelectID=5へ直接アクセスすることも可能です

次の検索条件で目的の無線局を検索してください

対象無線局 検索条件

FPU 無線局の種別「携帯局」

無線局の目的「放送事業用」

周波数「770~806MHz」1

特定ラジオマイク又は

デジタル特定ラジオマイク

無線局の種別「陸上移動局」

周波数「770~806MHz」12

1 個々の無線局情報の表示において放送事業用の無線局の周波数は100MHz単位での公表としているため「800~

800MHz」と表示されることがありますのでご了承ください

2 個々の無線局情報の表示において占有周波数帯幅が400kHz以下のものが特定ラジオマイク(デジタル特定ラジオ

マイクを含む)ですなお占有周波数帯幅が8MHz以上のもの(平成23年度末時点では1局のみ)はFPUです

検索条件の入力

検索ボタン

40

4 地上デジタル放送の受信障害への対策費用の推計に関する参考資料

(1) 地上デジタル放送の受信障害(受信ブースター干渉)の概要 放送局から遠く離れた場所やビル影また一つのアンテナで複数のテレビ受信機で視聴する場

合等においてはテレビへの入力信号が弱くなり正常に視聴できないことがありますこのとき

受信したテレビ信号を増幅する装置(受信ブースター)によって視聴を確保しています

アンテナがテレビ信号とともにある強さ以上の携帯電

話システムの電波を受信すると受信ブースターが携帯電話

システムの電波も増幅してしまうためテレビ受信機への過

度の入力や受信ブースターの処理能力を超えたことによる

動作不良によりテレビが正常に視聴できない場合がありま

す(受信ブースター干渉)

この受信ブースター干渉に対する主な対策は次のとおりです

不要な帯域(710MHzを超える周波数)を受信しないようフィルタを受信ブースターに挿入

不要な帯域を受信しない受信ブースターに交換

(2) 受信ブースターへの干渉影響の評価 総務省が実施した携帯電話信号による受信ブースターへの干渉影響を評価する以下の実証実験か

ら受信ブースターの耐干渉特性には機種毎のばらつきがあることを確認しました

ア 干渉影響の実証実験方法

機種に依存しない結果を得るため

11機種の受信ブースターに一定入力

レベルの携帯電話(LTE)信号と地上

デジタル放送(ISDB-T)信号を同時に

入力し受信ブースターへの干渉影響

が発生しなくなるまでLTE信号を減衰

させて影響を及ぼす入力レベルを測

定しました

イ 実証実験結果

右図の測定結果より受

信ブースターへの干渉影

響が発生しなくなるLTE信

号入力レベルは次のと

おりでした

最良値-14dBm

中央値-21dBm

最悪値-32dBm

デジタルTV入力レベル-77dBm

確認するTVチャンネル52ch

<実証実験パラメータ> LTE入力信号種別 下り信号のみ

LTE入力信号レベル可変幅 -85dBm ~ -5dBm GB幅 63MHz

LTE下り信号帯域 773MHz ~ 803MHz LTE下り信号送信電力 最大(36dBmMHz)

ISDB-Tダミー波入力 [ダミー波入力ch

あり(7波) [45(46)4748495051(52)] ()のチャンネルを確認する際には入力しない

確認するTVチャンネル 46ch52ch デジタルTV入力レベル -77dBm-39dBm(フルセグ受信)

TV放送局

TV受信機

携帯電話基地局

受信ブースター

携帯電話端末

0

5

10

15

20

25

30

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

-77dBm 46ch -77dBm 52ch -39dBm 46ch -39dBm 52ch

受信ブースター番号

LTE信号入力レベル減衰量(dB

(LTE信号初期入力レベル-

5dB

m)

(デジタルTV入力レベル 確認するTVチャンネル)

-20 -14 -22 -32 -21 -25 -19 -18 -21 -18 -21 LTE信号入力レベル (-77dbm46ch)

受信ブースターへの干渉影響が発生しなくなるLTE信号入力レベル減衰量

41

(3) 受信ブースター対策費用の推計 ア 推計方法

受信障害の原因となる受信ブースターは電波法の規制対象外であり多様な規格があるため実際

に対策が必要となる件数を確定させることは困難ですが以下の方法によりおおよその費用を推計

します

① 一般家庭の受信ブースター設置数をサンプル調査から推計(商業用建物は全建物が受信ブース

ター設置と仮定)

② LTE基地局エリア内の建物の高さや密集度受信ブースターの特性等によって受信障害の発生率

が変わるため(例えば高層建物が密集している地域では携帯電話の電波が遮蔽されるため受信障

害が発生する確率は低くなる)計算機シミュレーション(モンテカルロ法)から受信ブースター

設置建物のうち受信ブースター障害の発生する確率を算出し上記①で推計した受信ブースター設

置建物数に当該確率を乗じて対策対象建物数を推計

③ 上記②により得られた対策対象建物数に1建物あたりの対策費を乗じて対策費用の総額を推計

イ 受信ブースター設置数のサンプル調査

一般家屋については電波伝搬か

ら全国の市区町村を右表の4つの区

分に分類した上で無作為抽出した

1800棟(全国300地区)で受信ブー

スター有無の実態調査を実施し受

信ブースターを用いているブースタ

ー建物率を算出しています

商業建物については一般家屋よりも数が少ないため訪問調査はせず100受信ブースター設

置と仮定しています

<受信ブースター設置数に関するサンプル調査結果>

建物区分 地区区分

TV受信実態調査により得られたサンプル数 ブースター 建物率

受信方法区分 個別受信又は 共同受信かつ 受信ブースターあり

個別受信 ケーブルテレビ 受信

共同受信 衛星受信 のみ

a b c d e edivide(a+b+c+d)

居住建物

大 都 市 (A地区)

135 104 13 0 128 508

地 方 都 市 (B地区)

399 135 6 0 354 656

郊外住宅地 (C地区)

568 146 30 0 534 718

田 園 地 域 (D地区)

174 74 16 0 174 659

商業建物 共 通 - - - - - 100

光テレビ等の通信系受信含む

地区区分 建物面積率 平均建物高 伝搬式 平均セル半径 大 都 市 (A地区)

10以上 20m以上 Ex-HATA Dense Urban

350m

地 方 都 市 (B地区)

10以上 20m未満 Ex-HATA Urban

570m

郊外住宅地 (C地区)

2以上 10未満

- Ex-HATA Suburban

850m

田 園 地 域 (D地区)

2未満 - Ex-HATA Open Area

1200m

42

ウ 干渉影響場所率の計算機シミュレーション

LTE基地局を地区毎の平均

セル半径を反映させて正則

配置しエリア内にTV受信

アンテナが設置された建物

をランダムに分布させた状

態を想定しLTE基地局が最

大電力(30MHz幅全体)で送

信した時の各建物における

干渉量を計算機シミュレー

ションし許容値を上回って

いる確率を干渉影響場所率

として算出しています

なお干渉影響を受ける場所の規模(干渉影響場所率)は受信ブースターの耐干渉特性に大き

く依存しますが実際に設置されている受信ブースターの特性毎のシェアは不明ですので受信ブ

ースターの耐干渉特性としては実証実験で得られた平均的な特性(LTE下り信号入力レベル

-21dBm)を有していると仮定しています

<計算機シュミレーションによって得られた干渉影響場所率>

一般家屋 商業建物

大 都 市 (A地区) 129 66

地 方 都 市 (B地区) 183 347

郊 外 住 宅 地 (C地区) 224 322

田 園 地 域 (D地区) 445 173

エ 受信ブースター対策費用の推計

サンプル調査から推計したブースター建物率計算機シミュレーションから得られた干渉影響場

所率を基に干渉影響を受ける一般家屋及び商業建物の建物数を推計し当該建物数にブースタ

ー対策(受信フィルタ挿入)の費用単価を乗じて受信ブースター対策費用を推計しています

<受信ブースター対策費用の推計結果 (上段一般家屋下段商業建物)>

建物数1

ブースター 建物率

受信ブースター 設置建物数 (a)times(b)

干渉影響 場所率

干渉影響 建物数 (c)times(d)

対策費用2

(e)times5万円

(a) (b) (c) (d)

小計(e)

大 都 市 (A地区)

934万 331万

508 1000

474万 331万

129 66

61万 22万

83万 42億円

地 方 都 市 (B地区)

11770万 216万

656 1000

7721万 216万

183 347

1413万 75万

1488万 744億円

郊外住宅地 (C地区)

12273万 205万

718 1000

8813万 205万

224 322

1974万 66万

2040万 1020億円

田 園 地 域 (D地区)

8158万 -

659 1000

5376万 -

445 173

2392万 -

2392万 1196億円

合 計 33887万 - 23136万 -

6003万 3002億円

1 一般家屋平成20年住宅土地統計調査(総務省)ただし一部市町村で建物数データが存在しないものについては

平成22年住民基本台帳人口世帯数における世帯数を代用としています

商業建物平成20年法人建物調査確報集計結果(国土交通省)ただし都道府県毎に建物所在地を集計しているため

建物数を電波伝搬による4つの区分に分類する際には①大都市②地方都市③郊外住宅地④田園地域の

順に該当する市区町村を含む区分に都道府県を分類して建物合計を集計

2 日本CATV技術協会工数表を参考として標準的な対策費用単価を推計しています

UHFテレビアンテナ

テレビブースタ

テレビ端子

テレビ干渉発生時のイメージ(左)ブロックノイズ(右)ブラックアウト

ブースタの干渉許容レベルP2

LTE基地局

LTE干渉波レベルP1

ランダムに配置した建物ごとにP1>P2となるかどうかを判定し影響場所率α

を算出

建物

43

(4) シミュレーション参考資料 ア (参考)計算機シミュレーションパラメータ

パラメータ名 設定値

周波数帯域 770 MHz

LTE

送信アンテナ利得 140 dBi

送信給電線損失 50 dB

アンテナパタン 情報通信審議会

アンテナパタン(垂直水平)

送信出力 51 dBm (30MHz)

アンテナ高さ 40 m

訪問調査の結果からA~D地区で使われているTV受信アンテナの種類と特徴を抽出してシミュレーションに用いた

イ (参考)受信ブースター対策費用単価の推計

日本CATV技術協会工数表ヒアリング結果等を参考として受信ブースター対策(受信フィルタ

挿入)の平均的な費用単価を推計しています

以下の考え方に基づいて推計を行い一棟あたりの対策費用は5万円と推計

フィルタ接栓の価格は一般流通商品相当額の最低額の80

工事費及び諸経費率は日本CATV技術協会工数表を参考

工事費の技術員単価は建設物価2012年2月号の主要10地区の平均単価を参考

(通信技術員B18200円日通信工14800円日いずれも日当含む)

<一棟あたりの受信フィルタ挿入工事費>

(屋外でアンテナ出力に設置)

一棟あたりの受信フィルタ挿入工事費

(屋内で受信ブースター入力に設置)

名称 金額 備考 名称 金額 備考

1 材料費 10110 円

1 材料費 10110 円

受信フィルター 8000 円 一般流通商品相当額

の最低額の80

受信フィルター 8000 円 一般流通商品相当額

の最低額の80 接栓 1630 円 接栓 1630 円

消耗品諸材料 480 円

消耗品諸材料 480 円

2 工事費 7280 円

2 工事費 11020 円

通信技術員B 1820 円 01人日日当含む 通信技術員B 3640 円 02人日日当含む

通信工 2960 円 02人日日当含む 通信工 4880 円 033人日日当含む

車両費 2500 円

車両費 2500 円

3 報告書作成 6600 円

3 報告書作成 6600 円

4 諸経費 22660 円

4 諸経費 12230 円

安全対策費 14800 円

安全対策費 4440 円

現場経費 2940 円 (1+2)times169 現場経費 3570 円 (1+2)times169

一般管理費 4920 円

一般管理費 4220 円

5 消費税 2330 円 (1~4)times5 5 消費税 2000 円 (1~4)times5

総合計 48980 円

総合計 41960 円

パラメータ名 設定値

TV

受信アンテナ利得 下表に記載

受信給電線損失 下表に記載

許容受信電力 -21 dBm

アンテナ高さ 下表に記載

アンテナパタン それぞれのアンテナのパタンを使用

シミュレーション条件 3セクタベストレイアウト

19セルラップアラウンド

8素子 14素子 20素子 高性能型 14素子

高性能型 20素子 平面アンテナ 室内アンテナ その他

使用される

アンテナの割合

大 都 市 (A地区) 07 170 674 59 52 37 0 0 地 方 都 市 (B地区) 0 371 521 43 50 08 0 08 郊 外 住 宅 地 (C地区) 02 380 479 40 83 05 0 11 田 園 地 域 (D地区) 11 425 339 11 126 17 0 69

平均

アンテナ高さ

大 都 市 (A地区) 8 m 8 m 11 m 7 m 13 m 10 m - - 地 方 都 市 (B地区) - 8 m 8 m 8 m 10 m 7 m - 5 m 郊 外 住 宅 地 (C地区) 7 m 7 m 7 m 7 m 7 m 7 m - 7 m 田 園 地 域 (D地区) 8 m 7 m 7 m 7 m 7 m 7 m - 7 m

アンテナ利得 915 dBi 1265 dBi 1435 dBi 1475 dBi 1645 dBi 835 dBi - 1035 dBi

給電線損失 2 dB 2 dB 2 dB 2 dB 2 dB 2 dB - 2 dB

44

ウ (参考)地域ごとの電波伝搬区分

電波伝搬から全国の都道府県及び市区町村を4つの区分に分類した結果は次のとおりですなお大

都市地方都市郊外住宅地及び田園地域のそれぞれの地区をABC及びDと表記しています

北海道 A

札幌市中央区 A

札幌市北区 B

札幌市東区 B

札幌市白石区 B

札幌市豊平区 B

札幌市南区 C

札幌市西区 B

札幌市厚別区 B

札幌市手稲区 B

札幌市清田区 B

函館市 C

小樽市 C

旭川市 C

室蘭市 C

釧路市 C

帯広市 D

北見市 D

夕張市 D

岩見沢市 D

網走市 D

留萌市 D

苫小牧市 C

稚内市 D

美唄市 D

芦別市 D

江別市 C

赤平市 D

紋別市 D

士別市 D

名寄市 D

三笠市 D

根室市 D

千歳市 D

滝川市 D

砂川市 D

歌志内市 D

深川市 D

富良野市 D

登別市 C

恵庭市 C

伊達市 D

北広島市 C

石狩市 D

北斗市 D

当別町 D

新篠津村 D

松前町 D

福島町 D

知内町 D

木古内町 D

七飯町 D

鹿部町 D

森町 D

八雲町 D

長万部町 D

江差町 D

上ノ国町 D

厚沢部町 D

乙部町 D

奥尻町 D

今金町 D

せたな町 D

島牧村 D

寿都町 D

黒松内町 D

蘭越町 D

ニセコ町 D

真狩村 D

留寿都村 D

喜茂別町 D

京極町 D

倶知安町 D

共和町 D

岩内町 C

泊村 D

神恵内村 D

積丹町 D

古平町 D

仁木町 D

余市町 D

赤井川村 D

南幌町 D

奈井江町 D

上砂川町 C

由仁町 D

長沼町 D

栗山町 D

月形町 D

浦臼町 D

新十津川町 D

妹背牛町 D

秩父別町 D

雨竜町 D

北竜町 D

沼田町 D

鷹栖町 D

東神楽町 D

当麻町 D

比布町 D

愛別町 D

上川町 D

東川町 D

美瑛町 D

上富良野町 D

中富良野町 D

南富良野町 D

占冠村 D

和寒町 D

剣淵町 D

下川町 D

美深町 D

音威子府村 D

中川町 D

幌加内町 D

増毛町 D

小平町 D

苫前町 D

羽幌町 D

初山別村 D

遠別町 D

天塩町 D

猿払村 D

浜頓別町 D

中頓別町 D

枝幸町 D

豊富町 D

礼文町 D

利尻町 D

利尻富士町 D

幌延町 D

美幌町 D

津別町 D

斜里町 D

清里町 D

小清水町 D

訓子府町 D

置戸町 D

佐呂間町 D

遠軽町 D

湧別町 D

滝上町 D

興部町 D

西興部村 D

雄武町 D

大空町 D

豊浦町 D

壮瞥町 D

白老町 D

厚真町 D

洞爺湖町 D

安平町 D

むかわ町 D

日高町 D

平取町 D

新冠町 D

浦河町 D

様似町 D

えりも町 D

新ひだか町 D

音更町 D

士幌町 D

上士幌町 D

鹿追町 D

新得町 D

清水町 D

芽室町 D

中札内村 D

更別村 D

大樹町 D

広尾町 D

幕別町 D

池田町 D

豊頃町 D

本別町 D

足寄町 D

陸別町 D

浦幌町 D

釧路町 D

厚岸町 D

浜中町 D

標茶町 D

弟子屈町 D

鶴居村 D

白糠町 D

別海町 D

中標津町 D

標津町 D

羅臼町 D

青森県 C

青森市 C

弘前市 D

八戸市 C

黒石市 D

五所川原市 D

十和田市 D

三沢市 D

むつ市 D

つがる市 D

平川市 D

平内町 D

今別町 D

蓬田村 D

外ヶ浜町 D

鰺ヶ沢町 D

深浦町 D

西目屋村 D

藤崎町 D

大鰐町 D

田舎館村 D

板柳町 D

鶴田町 D

中泊町 D

野辺地町 D

七戸町 D

六戸町 D

横浜町 D

東北町 D

六ヶ所村 D

おいらせ町 D

大間町 D

東通村 D

風間浦村 D

佐井村 D

三戸町 D

五戸町 D

田子町 D

南部町 D

階上町 D

新郷村 D

岩手県 C

盛岡市 C

宮古市 D

大船渡市 C

花巻市 D

北上市 D

久慈市 D

遠野市 D

一関市 D

陸前高田市 D

釜石市 C

二戸市 D

八幡平市 D

奥州市 D

雫石町 D

葛巻町 D

岩手町 D

滝沢村 D

紫波町 D

矢巾町 D

西和賀町 D

金ケ崎町 D

平泉町 D

藤沢町 D

住田町 D

大槌町 D

山田町 D

岩泉町 D

田野畑村 D

普代村 D

軽米町 D

野田村 D

九戸村 D

洋野町 D

一戸町 D

宮城県 B

仙台市青葉区 B

仙台市宮城野区 B

仙台市若林区 B

仙台市太白区 B

仙台市泉区 B

石巻市 D

塩竈市 B

気仙沼市 C

白石市 D

名取市 C

角田市 D

多賀城市 B

岩沼市 C

登米市 D

栗原市 D

東松島市 D

大崎市 D

蔵王町 D

七ヶ宿町 D

大河原町 C

村田町 D

柴田町 C

川崎町 D

丸森町 D

亘理町 D

山元町 D

松島町 D

七ヶ浜町 C

利府町 C

大和町 D

大郷町 D

富谷町 C

大衡村 D

色麻町 D

加美町 D

涌谷町 D

美里町 D

女川町 C

南三陸町 D

秋田県 C

秋田市 C

能代市 D

横手市 D

大館市 D

男鹿市 D

湯沢市 D

鹿角市 D

由利本荘市 D

潟上市 D

大仙市 D

北秋田市 D

にかほ市 D

仙北市 D

小坂町 D

上小阿仁村 D

藤里町 D

三種町 D

八峰町 D

五城目町 D

八郎潟町 D

井川町 D

大潟村 D

美郷町 D

羽後町 D

東成瀬村 D

山形県 C

山形市 C

米沢市 C

鶴岡市 D

酒田市 D

新庄市 D

寒河江市 D

上山市 D

村山市 D

長井市 D

天童市 C

東根市 D

尾花沢市 D

南陽市 D

山辺町 D

中山町 D

河北町 D

西川町 D

朝日町 D

大江町 D

大石田町 D

金山町 D

最上町 D

舟形町 D

真室川町 D

大蔵村 D

鮭川村 D

戸沢村 D

高畠町 D

川西町 D

小国町 D

白鷹町 D

飯豊町 D

三川町 D

庄内町 D

遊佐町 D

福島県 C

福島市 C

会津若松市 C

郡山市 C

いわき市 C

白河市 D

須賀川市 D

喜多方市 D

相馬市 D

二本松市 D

田村市 D

南相馬市 D

伊達市 D

本宮市 D

桑折町 D

国見町 D

川俣町 D

大玉村 D

鏡石町 D

天栄村 D

下郷町 D

檜枝岐村 D

只見町 D

南会津町 D

北塩原村 D

西会津町 D

磐梯町 D

猪苗代町 D

会津坂下町 D

湯川村 D

柳津町 D

三島町 D

金山町 D

昭和村 D

会津美里町 D

西郷村 D

泉崎村 D

中島村 D

矢吹町 D

棚倉町 D

矢祭町 D

塙町 D

鮫川村 D

石川町 D

玉川村 D

平田村 D

浅川町 D

古殿町 D

三春町 D

小野町 D

広野町 D

楢葉町 D

富岡町 D

川内村 D

大熊町 D

双葉町 D

浪江町 D

葛尾村 D

新地町 D

飯舘村 D

茨城県 C

水戸市 C

日立市 C

土浦市 C

古河市 C

石岡市 D

結城市 D

龍ケ崎市 C

下妻市 D

常総市 D

常陸太田市 D

高萩市 C

北茨城市 C

笠間市 D

取手市 C

牛久市 C

つくば市 C

ひたちなか市 C

鹿嶋市 C

潮来市 D

守谷市 C

常陸大宮市 D

那珂市 D

筑西市 D

坂東市 D

稲敷市 D

かすみがうら市 D

桜川市 D

神栖市 D

行方市 D

鉾田市 D

つくばみらい市 D

小美玉市 D

茨城町 D

大洗町 C

城里町 D

東海村 C

大子町 D

美浦村 D

阿見町 C

河内町 D

八千代町 D

五霞町 D

境町 D

利根町 D

栃木県 C

宇都宮市 C

足利市 C

栃木市 D

佐野市 C

鹿沼市 C

日光市 D

小山市 C

真岡市 D

大田原市 D

矢板市 D

那須塩原市 D

さくら市 D

那須烏山市 D

下野市 C

上三川町 D

西方町 D

益子町 D

茂木町 D

市貝町 D

芳賀町 D

壬生町 D

野木町 C

岩舟町 D

塩谷町 D

高根沢町 D

那須町 D

那珂川町 D

群馬県 C

前橋市 C

高崎市 C

桐生市 C

伊勢崎市 C

太田市 C

沼田市 D

館林市 C

渋川市 C

藤岡市 C

富岡市 D

安中市 D

みどり市 C

榛東村 C

吉岡町 C

上野村 D

神流町 D

下仁田町 D

南牧村 D

甘楽町 D

中之条町 D

長野原町 D

嬬恋村 D

草津町 D

高山村 D

東吾妻町 D

片品村 D

川場村 D

昭和村 D

みなかみ町 D

玉村町 C

板倉町 D

明和町 D

千代田町 D

大泉町 C

邑楽町 C

埼玉県 B

さいたま市西区 C

さいたま市北区 B

さいたま市大宮区 B

さいたま市見沼区 B

さいたま市中央区 B

さいたま市桜区 B

さいたま市浦和区 B

さいたま市南区 B

さいたま市緑区 B

さいたま市岩槻区 C

川越市 B

熊谷市 C

川口市 B

行田市 C

秩父市 C

所沢市 B

飯能市 C

加須市 C

本庄市 C

東松山市 C

春日部市 B

狭山市 B

羽生市 C

鴻巣市 C

深谷市 C

上尾市 B

草加市 B

越谷市 B

蕨市 B

戸田市 B

入間市 B

鳩ヶ谷市 B

朝霞市 B

志木市 B

和光市 B

新座市 B

桶川市 B

久喜市 C

北本市 B

八潮市 B

富士見市 B

三郷市 B

蓮田市 C

坂戸市 B

幸手市 C

鶴ヶ島市 B

日高市 C

吉川市 C

ふじみ野市 B

伊奈町 C

三芳町 B

毛呂山町 C

越生町 C

滑川町 D

嵐山町 C

小川町 C

川島町 D

吉見町 D

鳩山町 C

ときがわ町 C

横瀬町 C

皆野町 D

長瀞町 C

小鹿野町 D

東秩父村 D

美里町 D

神川町 D

上里町 C

寄居町 C

宮代町 C

白岡町 C

杉戸町 C

松伏町 C

千葉県 A

千葉市中央区 B

千葉市花見川区 B

千葉市稲毛区 B

千葉市若葉区 C

千葉市緑区 C

千葉市美浜区 A

銚子市 C

市川市 B

船橋市 B

館山市 C

木更津市 C

松戸市 B

野田市 C

茂原市 C

成田市 C

佐倉市 C

東金市 C

旭市 D

習志野市 B

柏市 B

勝浦市 C

市原市 C

流山市 B

八千代市 B

我孫子市 B

鴨川市 D

鎌ケ谷市 B

君津市 C

富津市 D

45

浦安市 A

四街道市 C

袖ケ浦市 C

八街市 C

印西市 C

白井市 C

富里市 C

南房総市 D

匝瑳市 D

香取市 D

山武市 D

いすみ市 D

酒々井町 C

栄町 C

神崎町 D

多古町 D

東庄町 D

大網白里町 C

九十九里町 C

芝山町 D

横芝光町 D

一宮町 C

睦沢町 D

長生村 D

白子町 D

長柄町 D

長南町 D

大多喜町 D

御宿町 C

鋸南町 D

東京都 A

千代田区 A

中央区 A

港区 A

新宿区 A

文京区 A

台東区 A

墨田区 A

江東区 A

品川区 A

目黒区 B

大田区 B

世田谷区 B

渋谷区 A

中野区 B

杉並区 B

豊島区 B

北区 B

荒川区 B

板橋区 B

練馬区 B

足立区 B

葛飾区 B

江戸川区 B

八王子市 B

立川市 B

武蔵野市 B

三鷹市 B

青梅市 B

府中市 B

昭島市 B

調布市 B

町田市 B

小金井市 B

小平市 B

日野市 B

東村山市 B

国分寺市 B

国立市 B

福生市 B

狛江市 B

東大和市 B

清瀬市 B

東久留米市 B

武蔵村山市 B

多摩市 B

稲城市 B

羽村市 B

あきる野市 C

西東京市 B

瑞穂町 C

日の出町 C

檜原村 D

奥多摩町 D

大島町 D

利島村 D

新島村 D

神津島村 D

三宅村 D

御蔵島村 D

八丈町 D

青ヶ島村 D

小笠原村 D

神奈川県 A

横浜市鶴見区 B

横浜市神奈川区 B

横浜市西区 A

横浜市中区 A

横浜市南区 B

横浜市保土ケ谷区 B

横浜市磯子区 B

横浜市金沢区 B

横浜市港北区 B

横浜市戸塚区 B

横浜市港南区 B

横浜市旭区 B

横浜市緑区 B

横浜市瀬谷区 B

横浜市栄区 B

横浜市泉区 B

横浜市青葉区 B

横浜市都筑区 B

川崎市川崎区 B

川崎市幸区 A

川崎市中原区 B

川崎市高津区 B

川崎市多摩区 B

川崎市宮前区 B

川崎市麻生区 B

相模原市緑区 C

相模原市中央区 B

相模原市南区 B

横須賀市 B

平塚市 B

鎌倉市 B

藤沢市 B

小田原市 C

茅ヶ崎市 B

逗子市 B

三浦市 C

秦野市 B

厚木市 B

大和市 B

伊勢原市 B

海老名市 B

座間市 B

南足柄市 C

綾瀬市 B

葉山町 B

寒川町 B

大磯町 C

二宮町 B

中井町 D

大井町 C

松田町 C

山北町 D

開成町 C

箱根町 C

真鶴町 C

湯河原町 B

愛川町 C

清川村 D

新潟県 B

新潟市北区 D

新潟市東区 B

新潟市中央区 B

新潟市江南区 C

新潟市秋葉区 C

新潟市南区 D

新潟市西区 C

新潟市西蒲区 D

長岡市 D

三条市 D

柏崎市 D

新発田市 D

小千谷市 D

加茂市 D

十日町市 D

見附市 D

村上市 D

燕市 D

糸魚川市 D

妙高市 D

五泉市 D

上越市 D

阿賀野市 D

佐渡市 D

魚沼市 D

南魚沼市 D

胎内市 D

聖籠町 D

弥彦村 D

田上町 D

阿賀町 D

出雲崎町 D

湯沢町 D

津南町 D

刈羽村 D

関川村 D

粟島浦村 D

富山県 C

富山市 C

高岡市 C

魚津市 D

氷見市 D

滑川市 D

黒部市 D

砺波市 D

小矢部市 D

南砺市 D

射水市 C

舟橋村 C

上市町 D

立山町 D

入善町 D

朝日町 D

石川県 B

金沢市 C

七尾市 D

小松市 C

輪島市 D

珠洲市 D

加賀市 C

羽咋市 D

かほく市 C

白山市 D

能美市 C

川北町 D

野々市町 B

津幡町 D

内灘町 C

志賀町 D

宝達志水町 D

中能登町 D

穴水町 D

能登町 D

福井県 C

福井市 C

敦賀市 C

小浜市 C

大野市 D

勝山市 D

鯖江市 C

あわら市 D

越前市 C

坂井市 D

永平寺町 C

池田町 D

南越前町 D

越前町 D

美浜町 D

高浜町 D

おおい町 D

若狭町 D

山梨県 B

甲府市 B

富士吉田市 C

都留市 C

山梨市 D

大月市 C

韮崎市 D

南アルプス市 C

北杜市 D

甲斐市 C

笛吹市 C

上野原市 C

甲州市 D

中央市 C

市川三郷町 D

早川町 D

身延町 D

南部町 D

富士川町 C

昭和町 C

道志村 D

西桂町 C

忍野村 C

山中湖村 D

鳴沢村 D

富士河口湖町 D

小菅村 D

丹波山村 D

長野県 C

長野市 C

松本市 C

上田市 C

岡谷市 C

飯田市 C

諏訪市 C

須坂市 C

小諸市 D

伊那市 D

駒ヶ根市 C

中野市 D

大町市 D

飯山市 D

茅野市 C

塩尻市 C

佐久市 D

千曲市 C

東御市 D

安曇野市 D

小海町 D

川上村 D

南牧村 D

南相木村 D

北相木村 D

佐久穂町 D

軽井沢町 D

御代田町 D

立科町 D

青木村 D

長和町 D

下諏訪町 C

富士見町 D

原村 D

辰野町 C

箕輪町 C

飯島町 D

南箕輪村 C

中川村 D

宮田村 D

松川町 D

高森町 D

阿南町 D

阿智村 D

平谷村 D

根羽村 D

下條村 D

売木村 D

天龍村 D

泰阜村 D

喬木村 D

豊丘村 D

大鹿村 D

上松町 D

南木曽町 D

木祖村 D

王滝村 D

大桑村 D

木曽町 D

麻績村 D

生坂村 D

山形村 D

朝日村 D

筑北村 D

池田町 D

松川村 D

白馬村 D

小谷村 D

坂城町 C

小布施町 D

高山村 D

山ノ内町 D

木島平村 D

野沢温泉村 D

信濃町 D

小川村 D

飯綱町 D

栄村 D

岐阜県 B

岐阜市 B

大垣市 C

高山市 D

多治見市 C

関市 C

中津川市 D

美濃市 C

瑞浪市 C

羽島市 C

恵那市 D

美濃加茂市 C

土岐市 C

各務原市 C

可児市 C

山県市 D

瑞穂市 C

飛騨市 D

本巣市 D

郡上市 D

下呂市 D

海津市 D

岐南町 B

笠松町 C

養老町 D

垂井町 C

関ケ原町 D

神戸町 C

輪之内町 D

安八町 D

揖斐川町 D

大野町 D

池田町 C

北方町 B

坂祝町 C

富加町 D

川辺町 C

七宗町 D

八百津町 D

白川町 D

東白川村 D

御嵩町 C

白川村 D

静岡県 B

静岡市葵区 D

静岡市駿河区 B

静岡市清水区 C

浜松市中区 B

浜松市東区 B

浜松市西区 C

浜松市南区 B

浜松市北区 D

浜松市浜北区 C

浜松市天竜区 D

沼津市 C

熱海市 B

三島市 B

富士宮市 C

伊東市 C

島田市 C

富士市 C

磐田市 C

焼津市 C

掛川市 C

藤枝市 C

御殿場市 C

袋井市 C

下田市 C

裾野市 C

湖西市 C

伊豆市 D

御前崎市 D

菊川市 D

伊豆の国市 C

牧之原市 D

東伊豆町 C

河津町 D

南伊豆町 D

松崎町 D

西伊豆町 C

函南町 C

清水町 B

長泉町 C

小山町 D

吉田町 C

川根本町 D

森町 D

愛知県 A

名古屋市千種区 B

名古屋市東区 A

名古屋市北区 A

名古屋市西区 B

名古屋市中村区 B

名古屋市中区 A

名古屋市昭和区 B

名古屋市瑞穂区 B

名古屋市熱田区 A

名古屋市中川区 B

名古屋市港区 B

名古屋市南区 B

名古屋市守山区 B

名古屋市緑区 B

名古屋市名東区 B

名古屋市天白区 B

豊橋市 C

岡崎市 C

一宮市 B

瀬戸市 B

半田市 B

春日井市 B

豊川市 C

津島市 B

碧南市 C

刈谷市 B

豊田市 C

安城市 C

西尾市 C

蒲郡市 C

犬山市 C

常滑市 C

江南市 B

小牧市 B

稲沢市 C

新城市 D

東海市 B

大府市 B

知多市 C

知立市 B

尾張旭市 B

高浜市 B

岩倉市 B

豊明市 B

日進市 B

田原市 D

愛西市 C

清須市 B

北名古屋市 B

弥富市 C

みよし市 C

あま市 B

東郷町 C

長久手町 B

豊山町 C

大口町 C

扶桑町 C

大治町 B

蟹江町 B

飛島村 D

阿久比町 C

東浦町 C

南知多町 D

美浜町 C

武豊町 C

一色町 C

吉良町 D

幡豆町 C

幸田町 C

設楽町 D

東栄町 D

豊根村 D

三重県 C

津市 C

四日市市 C

伊勢市 C

松阪市 C

桑名市 C

鈴鹿市 C

名張市 C

尾鷲市 C

亀山市 C

鳥羽市 D

熊野市 D

いなべ市 D

志摩市 C

伊賀市 D

木曽岬町 D

東員町 C

菰野町 D

朝日町 C

川越町 C

多気町 D

明和町 D

大台町 D

玉城町 D

度会町 D

大紀町 D

南伊勢町 D

紀北町 D

御浜町 D

紀宝町 C

滋賀県 B

大津市 C

彦根市 C

長浜市 D

近江八幡市 D

草津市 B

守山市 C

栗東市 C

甲賀市 D

野洲市 C

湖南市 C

高島市 D

東近江市 D

米原市 D

日野町 D

竜王町 D

愛荘町 D

豊郷町 C

甲良町 D

多賀町 D

京都府 A

京都市北区 B

京都市上京区 B

京都市左京区 B

京都市中京区 A

京都市東山区 B

京都市下京区 A

京都市南区 B

京都市右京区 B

京都市伏見区 B

京都市山科区 B

京都市西京区 B

福知山市 D

舞鶴市 C

綾部市 D

宇治市 B

宮津市 D

亀岡市 C

城陽市 B

向日市 B

長岡京市 B

八幡市 B

京田辺市 C

京丹後市 D

南丹市 D

木津川市 C

大山崎町 B

久御山町 C

井手町 C

宇治田原町 D

笠置町 D

和束町 D

精華町 C

南山城村 D

京丹波町 D

伊根町 D

与謝野町 C

大阪府 A

大阪市都島区 A

大阪市福島区 A

大阪市此花区 A

大阪市西区 A

大阪市港区 A

大阪市大正区 B

大阪市天王寺区 A

大阪市浪速区 A

大阪市西淀川区 A

大阪市東淀川区 A

大阪市東成区 B

大阪市生野区 B

大阪市旭区 B

大阪市城東区 A

大阪市阿倍野区 B

大阪市住吉区 B

大阪市東住吉区 B

大阪市西成区 B

大阪市淀川区 A

大阪市鶴見区 A

大阪市住之江区 A

大阪市平野区 A

大阪市北区 A

大阪市中央区 A

堺市堺区 B

堺市中区 B

堺市東区 B

堺市西区 B

堺市南区 B

堺市北区 B

堺市美原区 B

岸和田市 B

豊中市 B

池田市 B

吹田市 A

泉大津市 B

高槻市 B

貝塚市 B

守口市 B

枚方市 B

茨木市 B

八尾市 B

泉佐野市 B

富田林市 B

寝屋川市 B

河内長野市 B

松原市 B

大東市 B

和泉市 B

箕面市 B

柏原市 B

羽曳野市 B

門真市 B

摂津市 B

高石市 B

藤井寺市 B

東大阪市 B

泉南市 B

四條畷市 B

交野市 B

大阪狭山市 B

阪南市 B

島本町 B

豊能町 C

能勢町 D

忠岡町 B

熊取町 B

田尻町 C

岬町 C

太子町 C

河南町 C

千早赤阪村 C

兵庫県 A

神戸市東灘区 A

神戸市灘区 B

神戸市兵庫区 A

神戸市長田区 B

神戸市須磨区 B

神戸市垂水区 B

神戸市北区 C

神戸市中央区 A

神戸市西区 B

姫路市 C

尼崎市 B

明石市 B

西宮市 B

洲本市 C

芦屋市 B

伊丹市 B

相生市 C

豊岡市 D

加古川市 C

赤穂市 C

西脇市 C

宝塚市 B

三木市 C

高砂市 B

川西市 B

小野市 C

三田市 C

加西市 D

篠山市 D

養父市 D

丹波市 D

南あわじ市 D

朝来市 D

46

淡路市 D

宍粟市 D

加東市 D

たつの市 C

猪名川町 C

多可町 D

稲美町 C

播磨町 B

市川町 D

福崎町 C

神河町 D

太子町 C

上郡町 D

佐用町 D

香美町 D

新温泉町 D

奈良県 B

奈良市 B

大和高田市 B

大和郡山市 C

天理市 C

橿原市 B

桜井市 C

五條市 D

御所市 C

生駒市 B

香芝市 B

葛城市 C

宇陀市 D

山添村 D

平群町 C

三郷町 B

斑鳩町 C

安堵町 C

川西町 C

三宅町 C

田原本町 C

曽爾村 D

御杖村 D

高取町 C

明日香村 D

上牧町 B

王寺町 B

広陵町 C

河合町 C

吉野町 D

大淀町 C

下市町 D

黒滝村 D

天川村 D

野迫川村 D

十津川村 D

下北山村 D

上北山村 D

川上村 D

東吉野村 D

和歌山県 B

和歌山市 B

海南市 C

橋本市 C

有田市 C

御坊市 C

田辺市 C

新宮市 C

紀の川市 D

岩出市 C

紀美野町 D

かつらぎ町 D

九度山町 D

高野町 D

湯浅町 C

広川町 D

有田川町 D

美浜町 C

日高町 D

由良町 D

印南町 D

みなべ町 D

日高川町 D

白浜町 D

上富田町 C

すさみ町 D

那智勝浦町 C

太地町 C

古座川町 D

北山村 D

串本町 C

鳥取県 C

鳥取市 C

米子市 C

倉吉市 D

境港市 C

岩美町 D

若桜町 D

智頭町 D

八頭町 D

三朝町 D

湯梨浜町 D

琴浦町 D

北栄町 D

日吉津村 D

大山町 D

南部町 D

伯耆町 D

日南町 D

日野町 D

江府町 D

島根県 C

松江市 C

浜田市 D

出雲市 C

益田市 D

大田市 D

安来市 D

江津市 D

雲南市 D

東出雲町 D

奥出雲町 D

飯南町 D

斐川町 D

川本町 D

美郷町 D

邑南町 D

津和野町 D

吉賀町 D

海士町 D

西ノ島町 C

知夫村 D

隠岐の島町 D

岡山県 B

岡山市北区 C

岡山市中区 B

岡山市東区 C

岡山市南区 B

倉敷市 C

津山市 D

玉野市 C

笠岡市 D

井原市 D

総社市 C

高梁市 D

新見市 D

備前市 C

瀬戸内市 D

赤磐市 D

真庭市 D

美作市 D

浅口市 C

和気町 D

早島町 C

里庄町 C

矢掛町 D

新庄村 D

鏡野町 D

勝央町 D

奈義町 D

西粟倉村 D

久米南町 D

美咲町 D

吉備中央町 D

広島県 A

広島市中区 A

広島市東区 B

広島市南区 B

広島市西区 B

広島市安佐南区 B

広島市安佐北区 C

広島市安芸区 B

広島市佐伯区 C

呉市 C

竹原市 C

三原市 C

尾道市 C

福山市 C

府中市 C

三次市 D

庄原市 D

大竹市 C

東広島市 C

廿日市市 C

安芸高田市 D

江田島市 D

府中町 B

海田町 B

熊野町 C

坂町 C

安芸太田町 D

北広島町 D

大崎上島町 D

世羅町 D

神石高原町 D

山口県 C

下関市 C

宇部市 C

山口市 C

萩市 D

防府市 C

下松市 C

岩国市 C

光市 C

長門市 D

柳井市 C

美祢市 D

周南市 C

山陽小野田市 C

周防大島町 D

和木町 C

上関町 D

田布施町 D

平生町 C

阿武町 D

徳島県 C

徳島市 C

鳴門市 C

小松島市 C

阿南市 D

吉野川市 D

阿波市 D

美馬市 D

三好市 D

勝浦町 D

上勝町 D

佐那河内村 D

石井町 C

神山町 D

那賀町 D

牟岐町 C

美波町 D

海陽町 D

松茂町 C

北島町 C

藍住町 C

板野町 C

上板町 D

つるぎ町 D

東みよし町 D

香川県 B

高松市 C

丸亀市 C

坂出市 C

善通寺市 C

観音寺市 C

さぬき市 C

東かがわ市 D

三豊市 D

土庄町 D

小豆島町 C

三木町 C

直島町 C

宇多津町 B

綾川町 D

琴平町 C

多度津町 C

まんのう町 D

愛媛県 B

松山市 B

今治市 C

宇和島市 C

八幡浜市 C

新居浜市 C

西条市 C

大洲市 D

伊予市 D

四国中央市 C

西予市 D

東温市 C

上島町 D

久万高原町 D

松前町 C

砥部町 C

内子町 D

伊方町 D

松野町 D

鬼北町 D

愛南町 D

高知県 B

高知市 B

室戸市 D

安芸市 D

南国市 C

土佐市 D

須崎市 C

宿毛市 D

土佐清水市 D

四万十市 D

香南市 C

香美市 D

東洋町 D

奈半利町 C

田野町 C

安田町 D

北川村 D

馬路村 D

芸西村 D

本山町 D

大豊町 D

土佐町 D

大川村 D

いの町 D

仁淀川町 D

中土佐町 D

佐川町 D

越知町 D

檮原町 D

日高村 D

津野町 D

四万十町 D

大月町 D

三原村 D

黒潮町 D

福岡県 A

北九州市門司区 B

北九州市若松区 C

北九州市戸畑区 B

北九州市小倉北区 A

北九州市小倉南区 B

北九州市八幡東区 B

北九州市八幡西区 B

福岡市東区 B

福岡市博多区 A

福岡市中央区 A

福岡市南区 B

福岡市西区 B

福岡市城南区 B

福岡市早良区 B

大牟田市 C

久留米市 C

直方市 C

飯塚市 C

田川市 C

柳川市 C

八女市 D

筑後市 C

大川市 C

行橋市 C

豊前市 D

中間市 B

小郡市 C

筑紫野市 B

春日市 B

大野城市 B

宗像市 C

太宰府市 B

古賀市 C

福津市 C

うきは市 D

宮若市 D

嘉麻市 C

朝倉市 D

みやま市 D

糸島市 C

那珂川町 C

宇美町 C

篠栗町 B

志免町 B

須恵町 C

新宮町 C

久山町 D

粕屋町 B

芦屋町 C

水巻町 B

岡垣町 C

遠賀町 C

小竹町 C

鞍手町 C

桂川町 C

筑前町 D

東峰村 D

大刀洗町 D

大木町 D

広川町 C

香春町 C

添田町 D

糸田町 C

川崎町 C

大任町 D

赤村 D

福智町 C

苅田町 C

みやこ町 D

吉富町 C

上毛町 D

築上町 D

佐賀県 C

佐賀市 C

唐津市 D

鳥栖市 C

多久市 D

伊万里市 D

武雄市 D

鹿島市 D

小城市 D

嬉野市 D

神埼市 D

吉野ヶ里町 D

基山町 C

上峰町 C

みやき町 D

玄海町 D

有田町 D

大町町 C

江北町 D

白石町 D

太良町 D

長崎県 B

長崎市 B

佐世保市 C

島原市 C

諫早市 C

大村市 C

平戸市 D

松浦市 D

対馬市 D

壱岐市 D

五島市 D

西海市 D

雲仙市 D

南島原市 D

長与町 C

時津町 C

東彼杵町 D

川棚町 C

波佐見町 D

小値賀町 D

佐々町 C

新上五島町 D

熊本県 B

熊本市 B

八代市 C

人吉市 C

荒尾市 C

水俣市 C

玉名市 D

山鹿市 D

菊池市 D

宇土市 C

上天草市 D

宇城市 D

阿蘇市 D

天草市 D

合志市 C

美里町 D

玉東町 D

南関町 D

長洲町 C

和水町 D

大津町 D

菊陽町 C

南小国町 D

小国町 D

産山村 D

高森町 D

西原村 D

南阿蘇村 D

御船町 D

嘉島町 D

益城町 D

甲佐町 D

山都町 D

氷川町 D

芦北町 D

津奈木町 D

錦町 D

多良木町 D

湯前町 D

水上村 D

相良村 D

五木村 D

山江村 D

球磨村 D

あさぎり町 D

苓北町 D

大分県 B

大分市 C

別府市 B

中津市 C

日田市 D

佐伯市 C

臼杵市 D

津久見市 C

竹田市 D

豊後高田市 D

杵築市 D

宇佐市 D

豊後大野市 D

由布市 D

国東市 D

姫島村 D

日出町 D

九重町 D

玖珠町 D

宮崎県 C

宮崎市 C

都城市 D

延岡市 C

日南市 D

小林市 D

日向市 C

串間市 D

西都市 D

えびの市 D

三股町 C

高原町 D

国富町 D

綾町 D

高鍋町 C

新富町 D

西米良村 D

木城町 D

川南町 D

都農町 D

門川町 C

諸塚村 D

椎葉村 D

美郷町 D

高千穂町 D

日之影町 D

五ヶ瀬町 D

鹿児島県 B

鹿児島市 B

鹿屋市 D

枕崎市 D

阿久根市 D

出水市 D

指宿市 D

西之表市 D

垂水市 D

薩摩川内市 D

日置市 D

曽於市 D

霧島市 C

いちき串木野市 C

南さつま市 D

志布志市 D

奄美市 C

南九州市 D

伊佐市 D

姶良市 C

三島村 D

十島村 D

さつま町 D

長島町 D

湧水町 D

大崎町 D

東串良町 D

錦江町 D

南大隅町 D

肝付町 D

中種子町 D

南種子町 D

屋久島町 D

大和村 D

宇検村 D

瀬戸内町 D

龍郷町 D

喜界町 D

徳之島町 D

天城町 D

伊仙町 D

和泊町 D

知名町 D

与論町 D

沖縄県 B

那覇市 B

宜野湾市 B

石垣市 D

浦添市 B

名護市 C

糸満市 C

沖縄市 B

豊見城市 B

うるま市 C

宮古島市 D

南城市 C

国頭村 D

大宜味村 D

東村 D

今帰仁村 D

本部町 D

恩納村 D

宜野座村 D

金武町 C

伊江村 D

読谷村 C

嘉手納町 C

北谷町 C

北中城村 C

中城村 C

西原町 C

与那原町 B

南風原町 B

渡嘉敷村 D

座間味村 D

粟国村 D

渡名喜村 D

南大東村 D

北大東村 D

伊平屋村 D

伊是名村 D

久米島町 D

八重瀬町 C

多良間村 D

竹富町 D

与那国町 D

47

5 法第56条第1項の規定により指定された受信設備 (平成24年4月17日現在)

告示番号 設置者 設置場所(市町村緯経度) 受信周波数 有効期間

平成15年

総務省告

示第287

国立天文台 長野県南佐久郡南牧村

E1382823 N355641

1400~1427MHz

16605~16684MHz

1535~154GHz

2221~225GHz

236~240GHz

313~315GHz

425~435GHz

860~920GHz

1050~1160GHz

平成15年3月25

日~平成25年3

月24日

平成18年

総務省告

示第51号

国立大学法人

北海道大学

北海道苫小牧市

E1413549 N424025

2221~225GHz

236~240GHz

平成17年12月9

日~平成27年12

月9日

平成20年

総務省告

示第679

国立大学法人名

古屋大学

(1) 山梨県南都留郡富士河口湖町

E1383631 N352548

(2) 長野県上田市

E1381905 N363123

(3) 長野県木曽郡上松町

E1373738 N354745

(4) 愛知県豊川市

E1372158 N345017

32575~32860MHz 平成20年12月2

日~平成30年12

月1日

平成22年

総務省告

示第448

大学共同利用機

関法人 自然科

学研究機構

(1) 岩手県奥州市

E1410757 N390801

(2) 東京都小笠原村

E1421300 N270531

(3) 鹿児島県薩摩川内市

E1302624 N314452

(4) 沖縄県石垣市

E1241016 N242444

2221~225GHz

236~240GHz

425~435GHz

855~920GHz

平成22年12月10

日~平成32年12

月9日

平成24年

総務省告

示第52号

大学共同利用機

関法人 自然科

学研究機構

鹿児島県鹿児島市平川町

E1303026 N312751

236~240GHz

860~920GHz

1050~1160GHz

平成24年2月11

日~平成34年2

月10日

大学共同利用機

関法人 自然科

学研究機構

岩手県水沢市

E1410757 N390800

236~240GHz 平成24年3月19

日~平成34年3

月18日

48

第5章 主要関係法令 1 電波法(昭和25年法律第131号)

(欠格事由)

第五条 (略)

2 (略)

3 次の各号のいずれかに該当する者には無線局の免許を与えないことができる

一 この法律又は放送法(昭和二十五年法律第百三十二号)に規定する罪を犯し罰金以上の刑に処せられその執行

を終わり又はその執行を受けることがなくなつた日から二年を経過しない者

二 第七十五条第一項又は第七十六条第四項(第四号を除く)若しくは第五項(第五号を除く)の規定により無線

局の免許の取消しを受けその取消しの日から二年を経過しない者

三 第二十七条の十五第一項又は第二項(第三号を除く)の規定により認定の取消しを受けその取消しの日から二

年を経過しない者

四 第七十六条第六項(第三号を除く)の規定により第二十七条の十八第一項の登録の取消しを受けその取消しの

日から二年を経過しない者

45 (略)

(免許の申請)

第六条 (略)

2~6 (略)

7 次に掲げる無線局(総務省令で定めるものを除く)であつて総務大臣が公示する周波数を使用するものの免許の申

請は総務大臣が公示する期間内に行わなければならない

一 電気通信業務を行うことを目的として陸上に開設する移動する無線局(一又は二以上の都道府県の区域の全部を

含む区域をその移動範囲とするものに限る)

二 電気通信業務を行うことを目的として陸上に開設する移動しない無線局であつて前号に掲げる無線局を通信の

相手方とするもの

三四 (略)

8 (略)

(簡易な免許手続)

第十五条 第十三条第一項ただし書の再免許及び適合表示無線設備のみを使用する無線局その他総務省令で定める無線

局の免許については第六条及び第八条から第十二条までの規定にかかわらず総務省令で定める簡易な手続によるこ

とができる

(無線局に関する情報の公表等)

第二十五条 (略)

2 前項の規定により公表する事項のほか総務大臣は自己の無線局の開設又は周波数の変更をする場合その他総務省

令で定める場合に必要とされる混信若しくはふくそうに関する調査又は第二十七条の十二第二項第五号に規定する終

了促進措置を行おうとする者の求めに応じ当該調査又は当該終了促進措置を行うために必要な限度において当該者

に対し無線局の無線設備の工事設計その他の無線局に関する事項に係る情報であつて総務省令で定めるものを提供す

ることができる

3 前項の規定に基づき情報の提供を受けた者は当該情報を同項の調査又は終了促進措置の用に供する目的以外の目的

のために利用し又は提供してはならない

(特定基地局の開設指針)

第二十七条の十二 総務大臣は陸上に開設する移動しない無線局であつて次の各号のいずれかに掲げる事項を確保す

るために同一の者により相当数開設されることが必要であるもののうち電波の公平かつ能率的な利用を確保するた

めその円滑な開設を図ることが必要であると認められるもの(以下「特定基地局」という)について特定基地局の

開設に関する指針(以下「開設指針」という)を定めることができる

49

一 電気通信業務を行うことを目的として陸上に開設する移動する無線局(一又は二以上の都道府県の区域の全部を

含む区域をその移動範囲とするものに限る)の移動範囲における当該電気通信業務のための無線通信

二 移動受信用地上基幹放送に係る放送対象地域(放送法第九十一条第二項第二号に規定する放送対象地域をいう

次条第二項第三号において同じ)における当該移動受信用地上基幹放送の受信

2 開設指針には次に掲げる事項を定めるものとする

一 開設指針の対象とする特定基地局の範囲に関する事項

二 周波数割当計画に示される割り当てることが可能である周波数のうち当該特定基地局に使用させることとする周

波数及びその周波数の使用に関する事項(現にその周波数の全部又は一部を当該特定基地局以外の無線局が使用し

ている場合であつてその周波数について周波数割当計画において使用の期限が定められているときはその周波

数及びその期限の満了の日を含む)

三 当該特定基地局の配置及び開設時期に関する事項

四 当該特定基地局の無線設備に係る電波の能率的な利用を確保するための技術の導入に関する事項

五 第二号括弧書に規定する場合において同号括弧書に規定する日以前に当該特定基地局の開設を図ることが電波

の有効利用に資すると認められるときは当該周波数を現に使用している無線局による当該周波数の使用を同日前

に終了させるために当該特定基地局を開設しようとする者が行う費用の負担その他の措置(次条第二項第九号及び

第百十六条第八号において「終了促進措置」という)に関する事項

六 前各号に掲げるもののほか当該特定基地局の円滑な開設の推進に関する事項その他必要な事項

3 総務大臣は開設指針を定め又はこれを変更したときは遅滞なくこれを公示しなければならない

(開設計画の認定)

第二十七条の十三 特定基地局を開設しようとする者は通信系(通信の相手方を同じくする同一の者によつて開設され

る特定基地局の総体をいう次項第五号及び第四項第三号において同じ)又は放送系(放送法第九十一条第二項第三

号に規定する放送系をいう次項第五号及び第七号並びに第四項第三号において同じ)ごとに特定基地局の開設に

関する計画(以下「開設計画」という)を作成しこれを総務大臣に提出してその開設計画が適当である旨の認定

を受けることができる

2 開設計画には次に掲げる事項(移動受信用地上基幹放送をする特定基地局以外の特定基地局に係る開設計画にあつ

ては第七号及び第八号に掲げる事項を除く)を記載しなければならない

一 特定基地局が前条第一項第一号又は第二号に掲げる事項のいずれを確保するためのものであるかの別

二 特定基地局の開設を必要とする理由

三 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲又は特定基地局により行われる移動受信用地上基幹

放送に係る放送対象地域

四 希望する周波数の範囲

五 当該通信系又は当該放送系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場所及び

開設時期

六 電波の能率的な利用を確保するための技術であつて特定基地局の無線設備に用いる予定のもの

七 当該放送系に含まれるすべての特定基地局に係る無線設備の工事費及び無線局の運用費の支弁方法

八 事業計画及び事業収支見積

九 終了促進措置を行う場合にあつては当該終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法

十 その他総務省令で定める事項

3 第一項の認定の申請は総務大臣が公示する一月を下らない期間内に行わなければならない

4 総務大臣は第一項の認定の申請があつた場合においてその申請が次の各号のいずれにも適合していると認めると

きは周波数を指定して同項の認定をするものとする

一 その開設計画が開設指針に照らし適切なものであること

二 その開設計画が確実に実施される見込みがあること

三 開設計画に係る通信系又は放送系に含まれる全ての特定基地局について周波数の割当てが現に可能であり又

は早期に可能となることが確実であると認められること

5 総務大臣は前項の規定にかかわらず第一項の認定を受けようとする者が第五条第三項各号(移動受信用地上基幹

放送をする特定基地局に係る開設計画の認定を受けようとする者にあつては同条第一項各号又は第三項各号)のいず

れかに該当するときは第一項の認定をしてはならない

6 第一項の認定の有効期間は当該認定の日から起算して五年(前条第二項第二号括弧書に規定する周波数を使用する

特定基地局の開設計画の認定にあつては十年)を超えない範囲内において総務省令で定める

7 総務大臣は第一項の認定をしたときは当該認定をした日及び認定の有効期間第四項の規定により指定した周波

50

数その他総務省令で定める事項を公示するものとする

(開設計画の変更等)

第二十七条の十四 前条第一項の認定を受けた者は当該認定に係る開設計画(同条第二項第一号及び第四号に掲げる事

項を除く)を変更しようとするときは総務大臣の認定を受けなければならない

2 前条第四項の規定は前項の認定に準用するこの場合において同条第四項中「ときは周波数を指定して」とあ

るのは「ときは」と読み替えるものとする

3 総務大臣は前条第一項の認定を受けた開設計画(第一項の規定による変更の認定があつたときはその変更後のも

の以下「認定計画」という)に係る特定基地局を開設する者(以下「認定開設者」という)が周波数の指定の変更

を申請した場合において混信の除去その他特に必要があると認めるときはその指定を変更することができる

4 総務大臣は認定開設者が認定の有効期間の延長を申請した場合において特に必要があると認めるときは一年を

超えない範囲内においてその期間を延長することができる

5 総務大臣は第一項の認定(前条第七項の総務省令で定める事項についての変更に係るものに限る)をしたとき

第三項の規定により周波数の指定を変更したとき又は前項の規定により認定の有効期間を延長したときはその旨を公

示するものとする

(認定の取消し等)

第二十七条の十五 総務大臣は移動受信用地上基幹放送をする特定基地局に係る認定開設者が第五条第一項各号のいず

れかに該当するに至つたときはその認定を取り消さなければならない

2 総務大臣は認定開設者が次の各号のいずれかに該当するときはその認定を取り消すことができる

一 正当な理由がないのに認定計画に係る特定基地局を当該認定計画に従つて開設していないと認めるとき

二 不正な手段により第二十七条の十三第一項若しくは前条第一項の認定を受け又は同条第三項の規定による指定

の変更を行わせたとき

三 認定開設者が第五条第三項第一号に該当するに至つたとき

3 総務大臣は前項(第三号を除く)の規定により認定の取消しをしたときは当該認定開設者であつた者が受けて

いる他の開設計画の第二十七条の十三第一項の認定又は無線局の免許等を取り消すことができる

4 総務大臣は前三項の規定による処分をしたときは理由を記載した文書をその認定開設者に送付しなければならな

(合併等に関する規定の準用)

第二十七条の十六 第二十条第一項から第三項まで第六項及び第九項の規定は認定開設者について準用するこの場

合において同条第六項中「第五条及び第七条」とあるのは「第二十七条の十三第四項及び第五項」と「第二項から

前項まで」とあるのは「第二項及び第三項」と同条第九項中「第一項及び前二項」とあるのは「第二十七条の十六に

おいて準用する第一項」と読み替えるものとする

(認定計画に係る特定基地局の免許申請期間の特例)

第二十七条の十七 認定開設者が認定計画に従つて開設する特定基地局の免許の申請については第六条第七項の規定は

適用しない

(無線設備の操作)

第三十九条 第四十条の定めるところにより無線設備の操作を行うことができる無線従事者(略)以外の者は無線局(ア

マチュア無線局を除く以下この条において同じ)の無線設備の操作の監督を行う者(以下「主任無線従事者」とい

う)として選任された者であつて第四項の規定によりその選任の届出がされたものにより監督を受けなければ無線

局の無線設備の操作(簡易な操作であつて総務省令で定めるものを除く)を行つてはならないただし船舶又は航

空機が航行中であるため無線従事者を補充することができないときその他総務省令で定める場合はこの限りでない

2 モールス符号を送り又は受ける無線電信の操作その他総務省令で定める無線設備の操作は前項本文の規定にかか

わらず第四十条の定めるところにより無線従事者でなければ行つてはならない

3 主任無線従事者は第四十条の定めるところにより無線設備の操作の監督を行うことができる無線従事者であつて

総務省令で定める事由に該当しないものでなければならない

4 無線局の免許人等は主任無線従事者を選任したときは遅滞なくその旨を総務大臣に届け出なければならない

これを解任したときも同様とする

5 前項の規定によりその選任の届出がされた主任無線従事者は無線設備の操作の監督に関し総務省令で定める職務を

51

誠実に行わなければならない

6 第四項の規定によりその選任の届出がされた主任無線従事者の監督の下に無線設備の操作に従事する者は当該主任

無線従事者が前項の職務を行うため必要であると認めてする指示に従わなければならない

7 無線局(総務省令で定めるものを除く)の免許人等は第四項の規定によりその選任の届出をした主任無線従事者

に総務省令で定める期間ごとに無線設備の操作の監督に関し総務大臣の行う講習を受けさせなければならない

(無線従事者の資格)

第四十条 無線従事者の資格は次の各号に掲げる区分に応じそれぞれ当該各号に掲げる資格とする

一 無線従事者(総合) 次の資格

イ 第一級総合無線通信士

ロ 第二級総合無線通信士

ハ 第三級総合無線通信士

二三 (略)

四 無線従事者(陸上) 次の資格

イ 第一級陸上無線技術士

ロ 第二級陸上無線技術士

ハ 政令で定める陸上特殊無線技士

五 (略)

2 前項第一号から第四号までに掲げる資格を有する者の行い又はその監督を行うことができる無線設備の操作の範囲

及び同項第五号に掲げる資格を有する者の行うことができる無線設備の操作の範囲は資格別に政令で定める

(免許)

第四十一条 無線従事者になろうとする者は総務大臣の免許を受けなければならない

2 無線従事者の免許は次の各号のいずれかに該当する者(第二号から第四号までに該当する者にあつては第四十八

条第一項後段の規定により期間を定めて試験を受けさせないこととした者で当該期間を経過しないものを除く)で

なければ受けることができない

一 前条第一項の資格別に行う無線従事者国家試験に合格した者

二 前条第一項の資格(総務省令で定めるものに限る)の無線従事者の養成課程で総務大臣が総務省令で定める基

準に適合するものであることの認定をしたものを修了した者

三 前条第一項の資格(総務省令で定めるものに限る)ごとに次に掲げる学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)

に基づく学校の区分に応じ総務省令で定める無線通信に関する科目を修めて卒業した者(略)

四 前条第一項の資格(総務省令で定めるものに限る)ごとに前三号に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有する

者として総務省令で定める同項の資格及び業務経歴その他の要件を備える者

(混信等の防止)

第五十六条 無線局は他の無線局又は電波天文業務(宇宙から発する電波の受信を基礎とする天文学のための当該電波

の受信の業務をいう)の用に供する受信設備その他の総務省令で定める受信設備(無線局のものを除く)で総務大臣

が指定するものにその運用を阻害するような混信その他の妨害を与えないように運用しなければならない(略)

2~4 (略)

(電波利用料の徴収等)

第百三条の二 免許人等は電波利用料として無線局の免許等の日から起算して三十日以内及びその後毎年その免許等

の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日以下この条において「応当日」という)から起算して三十

日以内に当該無線局の免許等の日又は応当日(以下この項において「起算日」という)から始まる各一年の期間(無

線局の免許等の日が二月二十九日である場合においてその期間がうるう年の前年の三月一日から始まるときは翌年の

二月二十八日までの期間とし起算日から当該免許等の有効期間の満了の日までの期間が一年に満たない場合はその期

間とする)について別表第六の上欄に掲げる無線局の区分に従い同表の下欄に掲げる金額(起算日から当該免許等

の有効期間の満了の日までの期間が一年に満たない場合はその額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得

た額に相当する金額)を国に納めなければならない

2 前項の規定によるもののほか広範囲の地域において同一の者により相当数開設される無線局に専ら使用させること

を目的として別表第七の上欄に掲げる区域を単位として総務大臣が指定する周波数(三千メガヘルツ以下のものに限

る)の電波(以下この条において「広域専用電波」という)を使用する免許人は電波利用料として毎年十一月一

52

日までにその年の十月一日から始まる一年の期間について当該免許人に係る広域専用電波の周波数の幅のメガヘル

ツで表した数値に当該区域に応じ同表の下欄に掲げる係数を乗じて得た数値に九千五百十四万八千九百円(別表第六の

四の項又は五の項に掲げる無線局に係る広域専用電波にあつては百七十七万四千九百円)を乗じて得た額に相当する

金額を国に納めなければならないこの場合において広域専用電波を最初に使用する無線局の免許の日(無線局の周

波数の指定の変更を受けることにより当該広域専用電波を使用できることとなる場合には当該指定の変更の日以下

この項において同じ)が十月一日以外の日である場合における当該免許の日から同日以後の最初の九月末日までの期

間についてのこの項前段の規定の適用については「毎年十一月一日までにその年の十月一日から始まる一年の期間

について」とあるのは「当該広域専用電波を最初に使用する無線局の免許の日(無線局の周波数の指定の変更を受ける

ことにより当該広域専用電波を使用できることとなる場合には当該指定の変更の日以下この項において同じ)の

属する月の末日から起算して三十日以内に当該免許の日から同日以後の最初の九月末日までの期間について」と「得

た額」とあるのは「得た額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得た額」とする

3 認定計画に係る指定された周波数の電波が広域専用電波である場合において当該認定計画に係る認定開設者がその

認定を受けた日から起算して六月を経過する日(認定計画に係る指定された周波数の電波が当該認定計画に係る認定開

設者がその認定を受けた日後に広域専用電波となつた場合にあつてはその認定を受けた日から起算して六月を経過す

る日又は当該指定された周波数の電波が広域専用電波となつた日のいずれか遅い日以下この項において「六月経過日」

という)までに当該認定計画に係るいずれの特定基地局の免許も受けなかつたときは当該認定開設者を当該六月経

過日に当該広域専用電波を最初に使用する特定基地局の免許を受けた免許人とみなして前項の規定を適用する

4 (略)

5 包括免許人又は包括登録人(以下この条において「包括免許人等」という)は第一項の規定にかかわらず電波

利用料として第一号包括免許人にあつては包括免許の日の属する月の末日及びその後毎年その包括免許の日に応当す

る日(応当する日がない場合はその前日)の属する月の末日現在において開設している特定無線局の数(以下この項

及び次項において「開設無線局数」という)をその翌月の十五日までに総務大臣に届け出て当該届出が受理された

日から起算して三十日以内に第二号包括免許人にあつては包括免許の日の属する月の末日及びその後毎年その包括免

許の日に応当する日(応当する日がない場合はその前日)の属する月の末日から起算して四十五日以内に(略)それ

ぞれ当該包括免許若しくは同項の規定による登録(以下「包括免許等」という)の日又はその後毎年その包括免許等

の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日)から始まる各一年の期間(包括免許等の日が二月二十九日で

ある場合においてその期間がうるう年の前年の三月一日から始まるときは翌年の二月二十八日までの期間とし当該包

括免許等の日又はその包括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日)から当該包括免許等の有効

期間の満了の日までの期間が一年に満たない場合はその期間とする以下この項及び次項において同じ)について

第一号包括免許人にあつては四百三十円(広域専用電波を使用する無線局及び当該無線局を通信の相手方とする無線局

については二百円)に第二号包括免許人にあつては別表第六の上欄に掲げる無線局の区分に従い同表の下欄に掲げ

る金額に(略)それぞれ当該一年の期間に係る開設無線局数(略)を乗じて得た金額(当該包括免許等の日又はその包

括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその翌日)から当該包括免許等の有効期間の満了の日までの期

間が一年に満たない場合はその額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得た額に相当する金額)を国に納

めなければならない

6 包括免許人等は前項の規定によるもののほか包括免許等の日又はその後毎年その包括免許等の日に応当する日(応

当する日がない場合はその翌日)から始まる各一年の期間において当該包括免許等の日の属する月の翌月以後の月

の末日又はその後毎年その包括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその前日)の属する月の翌月以後

の月の末日現在において開設している特定無線局又は登録局の数がそれぞれ当該一年の期間に係る開設無線局数(特定

無線局(第二十七条の二第一号に掲げる無線局に係るものに限る)にあつては既にこの項の規定による届出があつた

場合にはその届出の日以後においてはその届出に係る特定無線局の数特定無線局(同条第二号に掲げる無線局に

係るものに限る)にあつては既に特定無線局の数が開設無線局数を超えた月があつた場合にはその月の翌月以後に

おいてはその月の末日現在において開設している特定無線局の数)(略)を超えたときは電波利用料として第一

号包括免許人にあつては当該開設している特定無線局の数を当該超えた月の翌月の十五日までに総務大臣に届け出て

当該届出が受理された日から起算して三十日以内に第二号包括免許人(略)にあつては当該超えた月の末日から起算

して四十五日以内に当該超えた月から次の包括免許等の日に応当する日(応当する日がない場合はその前日)の属

する月の前月まで又は当該包括免許等の有効期間の満了の日の翌日の属する月の前月までの期間について第一号包括

免許人にあつては四百三十円(広域専用電波を使用する無線局及び当該無線局を通信の相手方とする無線局については

二百円)に第二号包括免許人にあつては別表第六の上欄に掲げる無線局の区分に従い同表の下欄に掲げる金額に(略)

それぞれその超える特定無線局の数又は登録局の数(当該包括免許人等が他の包括免許等(当該包括免許人等の包括免

許等に係る無線局と同等の機能を有するものとして総務省令で定める無線局に係るものに限る)を受けている場合で

あつて当該超えた月の末日現在において当該他の包括免許等に基づき開設している特定無線局の数又は登録局の数が

53

当該超えた月の前月の末日現在において当該他の包括免許等に基づき開設している特定無線局の数又は登録局の数を

下回るときは当該超える特定無線局の数又は登録局の数を限度としてこれらの数からそれぞれその下回る特定無線局

の数又は登録局の数を控除した数)を乗じて得た金額に当該期間の月数を十二で除して得た数を乗じて得た額に相当す

る金額を国に納めなければならない

7~42 (略)

別表第六(第百三条の二関係)

無線局の区分 金額

一 移動する無線局(三の項から五の項まで及び八の項に掲げる無線局を除く二の項

において同じ)

(略) (略)

二 移動しない無線局であつて移動する無線局又は携帯して使用するための受信設備

と通信を行うために陸上に開設するもの(六の項及び八の項に掲げる無線局を除く)

(略) (略)

三~九 (略) (略) (略)

備考

一~八 (略)

九 一の項二の項及び四の項から六の項までに掲げる無線局のうち第百三条の二第二項に規定する広域専用電波を

使用するものに係るこの表の下欄に掲げる金額は同欄に掲げる金額にかかわらず二百円とする

十 (略)

別表第七(第百三条の二関係)

区域 係数

一 北海道の区域 〇〇二九五

二 青森県岩手県宮城県秋田県山形県及び福島県の区域 〇〇五〇二

三 茨城県栃木県群馬県埼玉県千葉県東京都神奈川県及び山梨県の区域 〇四五四六

四 新潟県及び長野県の区域 〇〇二四三

五 富山県石川県及び福井県の区域 〇〇一六四

六 岐阜県静岡県愛知県及び三重県の区域 〇一一九五

七 滋賀県京都府大阪府兵庫県奈良県及び和歌山県の区域 〇一六五二

八 鳥取県島根県岡山県広島県及び山口県の区域 〇〇四〇四

九 徳島県香川県愛媛県及び高知県の区域 〇〇二一六

十 福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県及び鹿児島県の区域 〇〇七〇八

十一 沖縄県の区域 〇〇〇七五

十二~十六 (略) (略)

備考 (略)

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2 電波法施行令(平成13年政令第245号)

(政令で定める海上特殊無線技士等)

第二条 (略)

2 (略)

3 法第四十条第一項第四号ハの政令で定める陸上特殊無線技士は次のとおりとする

一 第一級陸上特殊無線技士

二 第二級陸上特殊無線技士

三 第三級陸上特殊無線技士

四 国内電信級陸上特殊無線技士

(開設計画の認定申請手数料)

第七条 法第二十七条の十三第一項の規定による認定を申請する者が納めなければならない手数料の額は一三七一〇

〇円(移動受信用地上基幹放送をする特定基地局に係る開設計画の認定を申請する場合にあつては一七四一〇〇円)

とする

2 情報通信技術利用法第三条第一項の規定により同項に規定する電子情報処理組織を使用して認定を申請する場合に

おける前項の規定の適用については同項中「一三七一〇〇」とあるのは「一三六八〇〇」と「一七四一〇〇」

とあるのは「一七三九〇〇」とする

(操作及び監督の範囲)

第三条 次の表の上欄に掲げる資格の無線従事者はそれぞれ同表の下欄に掲げる無線設備の操作(アマチュア無線局

の無線設備の操作を除く以下この項において同じ)を行い並びに当該操作のうちモールス符号を送り又は受け

る無線電信の通信操作(以下この条において「モールス符号による通信操作」という)及び法第三十九条第二項の総

務省令で定める無線設備の操作以外の操作の監督を行うことができる

資格 操作の範囲

第一級総合無線通信士 一二 (略)

三 前号に掲げる操作以外の操作で第二級陸上無線技術士の操作の範囲に属するもの

第二級総合無線通信士 一 (略)

二 次に掲げる無線設備の技術操作

イ~ハ (略)

ニ イからハまでに掲げる無線設備以外の無線設備(基幹放送局の無線設備を除く)

で空中線電力二百五十ワット以下のもの

三 (略)

(略) (略)

第一級陸上無線技術士 無線設備の技術操作

第二級陸上無線技術士 次に掲げる無線設備の技術操作

一 空中線電力二キロワット以下の無線設備(テレビジョン基幹放送局の無線設備を除

く)

二~四 (略)

第一級陸上特殊無線技士 一 陸上の無線局の空中線電力五百ワット以下の多重無線設備(多重通信を行うことが

できる無線設備でテレビジョンとして使用するものを含む)で三十メガヘルツ以上

の周波数の電波を使用するものの技術操作

二 (略)

(略) (略)

55

3 電波法関係手数料令(昭和33年政令第307号)

(無線局に関する情報提供手数料)

第五条 法第二十五条第二項の規定による情報の提供を受ける者が納めなければならない手数料の額は情報の提供の方

法に従い次の表による額とする

情報の提供の方法 情報提供手数料(単位円)

一 用紙に出力したものの交付 一三〇〇

二 フレキシブルディスクカートリッジ(日本工業規格X六二二三に適合する幅九十ミ

リメートルのものに限る)に複写したものの交付

一一五〇

三 光ディスク(日本工業規格X〇六〇六及びX六二八一に適合する直径百二十ミリメ

ートルの光ディスクの再生装置で再生することが可能なものに限る)に複写した

ものの交付

一二〇〇

(開設計画の認定申請手数料)

第七条 法第二十七条の十三第一項の規定による認定を申請する者が納めなければならない手数料の額は一三七一〇

〇円(移動受信用地上基幹放送をする特定基地局に係る開設計画の認定を申請する場合にあつては一七四一〇〇円)

とする

2 情報通信技術利用法第三条第一項の規定により同項に規定する電子情報処理組織を使用して認定を申請する場合に

おける前項の規定の適用については同項中「一三七一〇〇」とあるのは「一三六八〇〇」と「一七四一〇〇」

とあるのは「一七三九〇〇」とする

4 電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号) (公示する期間内に申請することを要しない無線局)

第六条の四 法第六条第七項の総務省令で定める無線局は次の各号に掲げるものとする

一 認定開設者が認定計画に従つて開設する特定基地局を通信の相手方とする陸上に開設する移動する無線局

二~十一 (略)

(開設計画の認定の有効期間)

第九条の二 法第二十七条の十三第六項に規定する開設計画の認定の有効期間は当該認定の日から起算して五年(法第

二十七条の十二第二項第二号括弧書に規定する周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定にあつては十年)とす

(混信若しくはふくそうに関する調査又は終了促進措置のために提供する情報)

第十一条の二の三 法第二十五条第二項の無線局に関する事項に係る情報であつて総務省令で定めるもののうち混信又

はふくそうに関する調査に係るものは別表第二号の二の二終了促進措置に係るものは別表第二号の二の三のとおりと

するただし第十一条の二第一号第二号第五号及び第六号に規定する無線局(第十条の二第二号から第五号まで

に掲げる無線局非常局及び特別業務の局を除く)のもの並びに同条第七号第八号及び第十号に規定する無線局の

うち一GHz未満の周波数を使用する無線局のものについてはこの限りでない

(開設計画の認定の公示)

第十一条の二の六 法第二十七条の十三第七項の総務省令で定める公示する事項は次のとおりとする

一 認定を受けた者の氏名又は名称

二 当該認定計画に係る特定基地局の通信の相手方である陸上に開設する移動する無線局の移動範囲又は当該認定計

画に係る特定基地局により行われる移動受信用地上基幹放送に係る放送対象地域

2 認定開設者は前項第一号に掲げる事項に変更があつたときはその旨を届け出なければならない

3 前項の届出があつたときはその旨を公示する

(指定に係る受信設備の範囲)

56

第五十条の二 法第五十六条第一項に規定する指定(以下この節において単に「指定」という)に係る受信設備は次

の各号に掲げるもの(移動するものを除く)とする

一 電波天文業務の用に供する受信設備

二 宇宙無線通信の電波の受信を行なう受信設備

(広域専用電波の指定)

第五十一条の九の九 法第百三条の二第二項の規定による周波数の指定は総務大臣が別に告示により行うものとする

(広域専用電波の周波数の幅)

第五十一条の九の十 広域専用電波の周波数の幅は広域専用電波に該当する指定周波数の電波を使用する無線局(法別

表第六の一の項二の項及び四の項から六の項までに掲げる無線局及び包括免許に係る特定無線局に限る次条におい

て同じ)であつてその無線局の免許人が同一の者であるものに係る当該指定周波数ごとの占有周波数帯(認定計画

に従つて開設された特定基地局がある場合は当該認定計画に係る指定された周波数の周波数帯を含む次項において

同じ)を合わせた周波数帯の帯域幅とする

2 前項の規定にかかわらず設備規則又は周波数割当計画において移動しない無線局の使用する電波の周波数に応じて

移動する無線局の使用する電波の周波数が定まることとされている場合において当該移動しない無線局及び当該移動

する無線局の免許人が同一の者であるときは当該移動しない無線局及び当該移動する無線局の使用する広域専用電波

の周波数の幅は次に掲げる広域専用電波に該当する指定周波数ごとの占有周波数帯を合わせた周波数帯の帯域幅とす

一 次条の規定により当該移動する無線局に係る指定周波数の電波を使用するものとされる移動範囲又は区域におい

て設置される当該移動しない無線局に係る指定周波数

二 前号に掲げる指定周波数に応じて定まる当該移動する無線局に係る指定周波数

3 法第百三条の二第三項の規定により同条第二項の規定を適用する場合における広域専用電波の周波数の幅は認定計

画に係る指定された周波数の帯域幅とする

(広域専用電波の周波数の幅の算定に用いる区域等)

第五十一条の九の十一 広域専用電波に該当する指定周波数の電波を使用する無線局については次の各号に掲げる無線

局の区分に応じそれぞれ当該各号に定める移動範囲設置場所又は区域においてそれぞれ当該無線局に係る指定周

波数の電波を使用するものとして前条及び法第百三条の二第二項の規定を適用する

一 法別表第六の一の項に掲げる無線局(第三号及び第四号に掲げるものを除く) 当該無線局の移動範囲

二 法別表第六の二の項四の項及び六の項に掲げる無線局(第五号に掲げるものを除く) 当該無線局の無線設備

の設置場所

三 法別表第六の五の項に掲げる無線局及び包括免許に係る特定無線局(次号及び第五号に掲げるものを除く) 全

国の区域

四 包括免許に係る特定無線局(法第二十七条の二第一号に掲げる無線局に係るものに限る)であつて包括免許人

が開設する第二号又は次号に掲げる無線局を通信の相手方とするもの 当該特定無線局の送信の制御を行う主たる

無線局の無線設備の設置場所を管轄する総合通信局長の管轄区域(当該包括免許において指定周波数を使用する区

域に関する条件が付与されている場合にあつては当該区域)

五 包括免許に係る特定無線局(法第二十七条の二第二号に掲げる無線局に係るものに限る) 当該特定無線局の無

線設備の設置場所とすることができる区域

2 前項の規定にかかわらず広域専用電波に該当する指定周波数の電波を使用する法別表第六の一の項二の項若しく

は六の項に掲げる無線局又は包括免許に係る特定無線局が次の各号に掲げる場合のものであるときは当該各号に定め

る区域又は設置場所において当該無線局又は当該特定無線局に係る指定周波数の電波を使用するものとして前条及び

法第百三条の二第二項の規定を適用する

一 法別表第六の一の項に掲げる無線局及び包括免許に係る特定無線局(法第二十七条の二第一号に掲げる無線局に

係るものに限る)が指定周波数を同じくするものである場合(当該無線局及び当該特定無線局の免許人が同一の者

である場合に限る) 前項の規定により当該特定無線局に係る指定周波数の電波を使用するものとされる区域

二 法別表第六の二の項又は六の項に掲げる無線局が認定計画に従つて開設されたものである場合 当該認定計画に

記載されたすべての特定基地局の無線設備の設置場所

(書類の提出)

第五十二条 法及び法の規定に基づく命令の規定により総務大臣に提出する書類であつて次の表の上欄に掲げるものに

57

関するものは同表の下欄に掲げる場所を管轄する総合通信局長をその他のもの(法第二十五条第二項に規定する終了

促進措置に係る無線局に関する情報の提供に関するもの法第二十七条の十三第一項に規定する特定基地局の開設計画

の認定に関するもの無線設備の機器の型式検定に関するもの法第三十八条の二第一項に規定する無線設備の技術基

準の策定等の申出(法第百条第五項において準用する場合を含む第三項において同じ)に関するもの並びに法第三

十八条の五第一項に規定する登録証明機関法第三十八条の三十一第二項に規定する承認証明機関法第三十九条の二

第一項に規定する指定講習機関法第四十六条第一項に規定する指定試験機関法第七十一条の三第一項に規定する指

定周波数変更対策機関法第七十一条の三の二第一項に規定する登録周波数終了対策機関法第百二条の十七第一項に

規定するセンター及び法第百二条の十八第一項に規定する指定較正機関に関するものを除く)は前条第一項に規定す

る所轄総合通信局長(以下「所轄総合通信局長」という)を経由して総務大臣に提出するものとし法及び法の規定

に基づく命令の規定により総合通信局長に提出する書類は所轄総合通信局長に提出するものとするただし法第四

条の二の規定に基づく呼出符号又は呼出名称の指定の申請に関する書類及び法第八十三条第一項に規定する異議申立

書は総務大臣に直接提出することを妨げない

(表略)

2 (略)

3 法及び法の規定に基づく命令の規定により総務大臣に提出する書類であつて法第二十五条第二項に規定する終了促

進措置に係る無線局に関する情報の提供に関するもの及び法第二十七条の十三第一項に規定する特定基地局の開設計

画の認定に関するもの並びに法第三十八条の二第一項に規定する無線設備の技術基準の策定等の申出については第一

項の規定にかかわらず任意の総合通信局長を経由して総務大臣に提出することができる

4 (略)

別表第二号の二の三(第11条の2の3関係)

対象となる無線局 情報提供項目

開設指針において定める終了促進措置に係る無線局(法第

4条第1号から第3号までに掲げる無線局が含まれるとき

は当該無線局を除く)

1 免許人等の氏名又は名称(注1)

2 免許人等の住所(注2)

3 無線局の種別

4 無線局の目的(注3)

5 無線設備の設置場所(注4)

6 電波の型式周波数及び占有周波数帯幅(注5)

7 空中線電力

8 適合表示無線設備の番号(注6)

9 開設している無線局の数(注7)

注1 氏名については請求者が認定開設者(法第27条の14第3項に規定する認定開設者をいう以下同じ)である

場合に限り提供する

2 請求者が認定開設者以外の者である場合にあつては都道府県名及び市区町村名に限り提供する

3 登録局の場合にあつては提供しない

4 移動する無線局(包括免許に係る特定無線局を除く)にあつては常置場所包括免許に係る特定無線局にあっ

ては包括免許人の事務所の所在地を提供することとするただし請求者が認定開設者以外の者である場合にあ

つては都道府県名及び市区町村名に限り提供する

5 登録局の場合にあつては周波数に限り提供する

6 技術基準適合証明番号工事設計認証番号又は技術基準適合自己確認に係る届出番号を提供する

7 包括免許に係る特定無線局又は包括登録に係る登録局の場合に限り提供する

58

5 無線局免許手続規則(昭和25年電波監理委員会規則第15号) (記載事項の省略)

第十五条 次に掲げる無線局の免許を申請しようとするときは法第六条の規定する記載事項のうち次の区分に従い

それぞれ下記の事項の記載を省略することができる

一 (略)

二 認定開設者が認定計画に従つて開設する特定基地局 開設を必要とする理由

三~九 (略)

(認定の申請)

第二十五条の四 法第二十七条の十三第一項の認定の申請をしようとする者は申請書に開設計画及びそれぞれの写し一

通を添えて総務大臣に提出しなければならない

2 法第二十七条の十三第二項第十号の総務省令で定める事項は次のとおりとする

一 運用開始の予定期日(それぞれの特定基地局の運用が開始される日のうち最も早い日の予定期日をいう)

二 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法

三 無線従事者の配置方針

四 前各号に掲げるもののほか法第二十七条の十二第二項第六号に基づき開設指針において定める事項に関する事

3 第一項の申請書の様式は別表第五号の六のとおりとし当該申請書に添付する開設計画の様式は別表第五号の七

のとおりとする

(認定書の交付)

第二十五条の五 法第二十七条の十三第四項の規定により開設計画の認定をしたときは申請者に対しその旨認定の番

号認定の年月日及び認定の有効期間を記載した認定書を交付する

(認定等の拒否の通知)

第二十五条の六 法第二十七条の十三第一項の認定の申請を審査した結果により認定を拒否したときは申請者に対し

その旨の理由を記載した文書をもつて通知する

2 前項の規定は次条及び第二十五条の八の規定に基づく認定等の申請に準用する

(開設計画の変更等の申請)

第二十五条の七 (略)

(合併等に関する規定の準用)

第二十五条の八 (略)

59

別表第五号の六 特定基地局の開設計画の認定申請書及び開設計画の様式(第25条の4関係)

特定基地局開設計画認定申請書

年 月 日

総 務 大 臣 殿

申 請 者(注2)

郵 便 番 号 フ リ ガ ナ

住 所 フ リ ガ ナ

氏 名 印 フ リ ガ ナ

代表者氏名 印

電波法第27条の13第1項の規定により特定基地局の開設計画の認定を受けたいので下記により別紙

の書類を添えて申請します

1 該当する開設指針が示された告示の件名及び番号

2 欠格事由に関する事項(注3)

注1 収入印紙については該当欄に全部を貼付できない場合は別紙に貼付する旨を記載し日本

工業規格A列4番の用紙に貼付すること

2 申請者欄の記載は次によること

(1) 住所については法人又は団体の場合は本店又は主たる事務所の所在地を記載すること

(2) 氏名を自筆で記入したときは押印を省略できる法人又は団体の場合はその商号又は

名称並びに代表者の役職名及び氏名を記載することとし代表者が氏名を自筆で記入したとき

は押印を省略できるただし申請者が法律により直接に設立された法人又は特別の法律に

より特別の設立された法人の場合は代表者の氏名の記載を要しない

(3) 申請者が外国人である場合は住所については国籍及び本邦内における居住地を記載す

るものとし氏名については自筆により記載したときは押印を省略することができる

3 欠格事由については申請者が法第5条第3項各号(移動受信用地上基幹放送をする特定基

地局に係る開設計画の認定を受けようとする者にあつては同条第1項各号又は第3項各号)に

該当しないときはその旨を記載すること

4 用紙は日本工業規格A列4番とする

収入印紙貼付欄

(注1)

60

別表第五号の七 特定基地局の開設計画の様式(第25条の4関係)

特定基地局開設計画

1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するためのも

のであるのかの別

2 特定基地局の開設を必要とする理由

(1) 提供する電気通信役務の種類(注1)

(2) 開設しようとする特定基地局の内容

ア 無線局の種別

イ 発射を予定している電波の型式

ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力

エ 伝送情報の具体的内容(注1)

(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み及びその

算出根拠(注1)

3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲又は特定基地局により行われる移動

受信用地上基幹放送に係る放送対象地域(注2)

4 希望する周波数の範囲(注3)

5 当該通信系又は当該放送系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備

の設置場所及び開設時期(注4)

6 電波の能率的な利用を確保するための技術であつて特定基地局の無線設備に用いる予定のもの

(注5)

(1) 周波数の効率的利用の方策として導入を予定している技術の具体的内容

(2) 干渉回避の方策として導入を予定している技術の具体的内容

7 当該放送系に含まれるすべての特定基地局に係る無線設備の工事費及び無線局の運用費の支弁方

法(注6)(注7)

8 事業計画及び事業収支見積り(注6)(注8)

9 終了促進措置を行う場合にあつては当該終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用

の支弁方法

10 その他の事項

(1) 運用開始の予定期日(注9)

(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法(注10)

(3) 無線従事者の配置方針

ア 無線従事者の配置場所ごとの無線従事者の資格及び人数(注11)

イ 将来的な無線従事者の確保の方法

(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項(注12)

注1 移動受信用地上基幹放送をする特定基地局の開設計画にあつては記載を要しない

2 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲については当該特定基地局によ

つて無線通信業務を行うこととしている区域以外の区域においても通信の相手方である移動す

る無線局の無線通信を可能とするために同一の開設指針に係る特定基地局の開設を予定してい

る他の事業者との業務委託契約の締結を予定している場合であつては当該他の事業者の氏名又

は名称及び当該他の事業者所属の特定基地局を通信の相手方とする場合の移動範囲を記載する

こと

3 周波数は希望する周波数の範囲を「何MHzから何MHzまで」のように記載すること

61

なお特定の周波数を希望する場合は希望する周波数の範囲に代えて希望する周波数を記載

することができる

4 認定の有効期間中における毎年度ごと市区町村ごと及び無線局の種別ごとの開設予定無線局

数を記載すること

なお既に確保している無線設備の設置場所がある場合にあつてはそれぞれ設置場所の住所

を「何市何町」等のように併せて記載すること

5 学術資料等の添付をもつて記載に代える場合はその旨を記載し別紙により添付すること

6 電気通信業務を行うことを目的とする特定基地局の開設計画にあつては記載を要しない

7 無線設備の工事費についてはその総額並びに送信設備受信設備土地及び建物等に係る費

用の内訳をそれぞれ記載すること送信設備の規模等に応じて送信設備及び受信設備の単価が異

なる場合にはそれぞれの単価及びその数量についても記載すること

8 別表第二号第1の26の欄のうち別紙(1)から(12)まで及び(15)から(18)までについて記載す

ること

9 年月日を記載すること

10 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法の記載は次によること

(1) 保守管理及び障害時の具体的な対応体制及び方法を記載すること

(2) 部内規定等がある場合において部内規定等の添付をもつて記載に代える場合はその旨

を記載し別紙により添付すること

11 既に無線従事者を有している場合にあつては当該無線従事者の資格及び人数を併せて記載す

ること

12 法第27条の12第2項第6号の規定によりその他必要な事項として開設指針に定められた事項

について具体的内容を記載すること

13 用紙は日本工業規格A列4番とする

62

6 電気通信事業法関係法令

(1) 電気通信事業法(昭和59年法律第86号) (業務の停止等の報告)

第二十八条 電気通信事業者は第八条第二項の規定により電気通信業務の一部を停止したとき又は電気通信業務に関

し通信の秘密の漏えいその他総務省令で定める重大な事故が生じたときはその旨をその理由又は原因とともに遅滞

なく総務大臣に報告しなければならない

(電気通信主任技術者)

第四十五条 電気通信事業者は事業用電気通信設備の工事維持及び運用に関する事項を監督させるため総務省令で

定めるところにより電気通信主任技術者資格者証の交付を受けている者のうちから電気通信主任技術者を選任しな

ければならないただしその事業用電気通信設備が小規模である場合その他の総務省令で定める場合はこの限りで

ない

2 電気通信事業者は前項の規定により電気通信主任技術者を選任したときは遅滞なくその旨を総務大臣に届け出

なければならないこれを解任したときも同様とする

(電気通信主任技術者資格者証)

第四十六条 電気通信主任技術者資格者証の種類は伝送交換技術及び線路技術について総務省令で定める

2 電気通信主任技術者資格者証の交付を受けている者が監督することができる電気通信設備の工事維持及び運用に関

する事項の範囲は前項の電気通信主任技術者資格者証の種類に応じて総務省令で定める

3 総務大臣は次の各号のいずれかに該当する者に対し電気通信主任技術者資格者証を交付する

一 電気通信主任技術者試験に合格した者

二 電気通信主任技術者資格者証の交付を受けようとする者の養成課程で総務大臣が総務省令で定める基準に適合

するものであることの認定をしたものを修了した者

三 前二号に掲げる者と同等以上の専門的知識及び能力を有すると総務大臣が認定した者

45 (略)

(電気通信主任技術者の義務)

第四十九条 電気通信主任技術者は事業用電気通信設備の工事維持及び運用に関する事項の監督の職務を誠実に行わ

なければならない

(2) 電気通信事業法施行規則(昭和60年郵政省令第25号) (業務の停止等の報告)

第五十七条 法第二十八条の規定による報告をしようとする者は報告を要する事由が発生した後(通信の秘密の漏えい

に係るものにあつてはそれを知つた後)速やかにその発生日時及び場所概要理由又は原因措置模様その他参考

となる事項について適当な方法により報告するとともにその詳細について次の表の上欄に掲げる報告の事由の区分に

応じそれぞれ同表の中欄に掲げる様式により同表の下欄に掲げる報告期限までに報告書を提出しなければならない

報告の事由 様式 報告期限

一 法第八条第二項の規定による電気

通信業務の一部の停止

様式第五十 法第八条第二項の規定により電気通信業務の一部を停

止した日から三十日以内

二 通信の秘密の漏えい 様式第五十の二 電気通信業務に関し通信の秘密の漏えいを知つた日か

ら三十日以内

三 第五十八条で定める重大な事故 様式第五十の三 その重大な事故が発生した日から三十日以内

(報告を要する重大な事故)

第五十八条 法第二十八条の総務省令で定める重大な事故は次のとおりとする

一 電気通信設備の故障により電気通信役務の全部又は一部(付加的な機能の提供に係るものを除く)の提供を停止

又は品質を低下させた事故(他の電気通信事業者の電気通信設備の故障によるものを含む)であつて次のいずれ

にも該当するもの

イ 当該電気通信役務の提供の停止又は品質の低下を受けた利用者の数が三万以上のもの(総務大臣が当該利用者

63

の数の把握が困難であると認めるものにあつては総務大臣が別に告示する基準に該当するもの)

ロ 当該電気通信役務の提供の停止時間又は品質の低下の時間が二時間以上のもの

二 電気通信事業者が設置した衛星海底ケーブルその他これに準ずる重要な電気通信設備の故障により当該電気

通信設備を利用するすべての通信のそ通が二時間以上不能となる事故

様式第4(第4条第3項第2号第9条第1項第2号第10条第2項第60条の2第2号関係)

提供する電気通信役務

電 気 通 信 役 務 の 種 類 提供する役務

1 加入電話

2 総合デジタル通信サービス(中継電話又は公衆電話であるもの及び国際総合デジタル通信

サービスを除く)

3 中継電話(国際電話等であるものを除く)

4 国際電話等 国際電話

国際総合デジタル通信サービス

5 公衆電話

6 携帯電話 三九世代移動通信システムを使用するもの

三九世代移動通信システムを使用するもの以外のもの

7 PHS

8 IP電話 当該IP電話の提供のために電気通信番号規則第9条第1項第1号又は

第10条第1項第2号に規定する電気通信番号を使用するもの

当該IP電話の提供のために電気通信番号規則第9条第1項第1号又は

第10条第1項第2号に規定する電気通信番号を使用するもの以外のもの

9 FMCサービス

10 インターネット接続サービス(携帯電話PHS端末インターネット接続サービスである

ものを除く)

11 FTTHアクセ

スサービス

共同住宅等内にVDSL設備その他の電気通信設備を用いるもの以外の

もの

共同住宅等内にVDSL設備その他の電気通信設備を用いるもの

12 DSLアクセスサービス

13 FWAアクセスサービス

14 CATVアクセスサービス

15 携帯電話PHS端末インターネット接続サービス(三九世代携帯電話端末インターネ

ット接続サービスであるものを除く)

16 携帯電話PHSパケット通信アクセスサービス(三九世代携帯電話パケット通信アク

セスサービスであるものを除く)

17 三九世代携帯電話端末インターネット接続サービス

18 三九世代携帯電話パケット通信アクセスサービス

19 フレームリレーサービス

20 ATM交換サービス

21 公衆無線LANアクセスサービス

22 BWAアクセスサービス

23 IP-VPNサービス

24 広域イーサネットサービス

25 専用役務 国内電気通信役務であるもの

国際電気通信役務であるもの

26 上記1から25までに掲げる電気通信役務を利用した付加価値サービス

27 インターネット関連サービス(IP電話を除く)

28 電報 (略)

29 上記1から28までに掲げる電気通信役務以外の電気通信役務

注 (略)

64

(3) 電気通信主任技術者規則(昭和60年郵政省令第27号) (電気通信主任技術者の選任等)

第三条 法第四十五条第一項の規定による電気通信主任技術者の選任は次に掲げるところによるものとする

一 次の表の上欄に掲げる事業用電気通信設備を直接に管理する事業場ごとにそれぞれ当該事業場に常に勤務する

者であつて同表の下欄に掲げるもののうちから行うこと

イ 事業用電気通信設備(線路設備及び

これに附属する設備を除く)

伝送交換主任技術者資格者証の交付を受けている者

ロ 線路設備及びこれに附属する設備 線路主任技術者資格者証の交付を受けている者

二 業務区域が一の都道府県の区域を超える電気通信事業者にあつては前号の規定によるほか事業用電気通信設

備を設置する都道府県ごとに前号の表の上欄に掲げる事業用電気通信設備の種別に応じそれぞれ当該都道府県

に常に勤務する者であつて同表の下欄に掲げるもののうちから行うこと

2 前項各号の規定にかかわらず総務大臣が別に告示する場合は前項第一号の表の上欄に掲げる事業用電気通信設備

の種別に応じ同号の規定による選任に代えて同号の事業場を直接統括する事業場ごとに電気通信主任技術者を選任し

又は当該電気通信主任技術者若しくは前項各号の規定により選任された電気通信主任技術者に他の事業場若しくは都

道府県において選任すべき電気通信主任技術者を兼ねさせることができる

(資格者証の種類)

第五条 法第四十六条第一項の電気通信主任技術者資格者証(以下「資格者証」という)の種類は伝送交換主任技術

者資格者証及び線路主任技術者資格者証とする

(4) 電気通信主任技術者選任の範囲を定める件(平成22年総務省告示第49号) 電気通信主任技術者規則(以下「規則」という)第三条第二項の規定に基づき総務大臣が別に告示する場合は次

の各項に掲げる場合の区分に応じそれぞれ当該各項に掲げる場合とする

一 規則第三条第二項の規定により電気通信主任技術者を選任し又は同条第一項第一号若しくは同条第二項の規定によ

り選任された電気通信主任技術者に他の事業場(当該事業場に常に勤務する者のうちに電気通信主任技術者資格者証の

交付を受けている者がいない場合に限る)において選任すべき電気通信主任技術者を兼ねさせる場合 次の各号のい

ずれにも適合する場合

1 規則第三条第二項の規定により選任される電気通信主任技術者又は他の事業場の電気通信主任技術者を兼務する

こととなる者(以下「兼務主任技術者等」という)が直接統括される事業場又は兼務することとなる事業場に速

やかに到達できること

2 これらの事業場において直接に管理される電気通信設備に障害が生じた場合には予備設備への切り替え等の障

害防止のための応急措置が直ちに行われること

3 これらの事業場に係る電気通信設備の工事維持及び運用上必要な事項が兼務主任技術者等に容易に連絡できる

よう措置されていること

4 これらの事業場の電気通信設備の巡視点検及び検査の結果が兼務主任技術者等に報告されること

5 その他これらの事業場が兼務主任技術者等による監督で支障ないように措置されていること

二 規則第三条第一項第一号又は同条第二項の規定により選任された電気通信主任技術者に同条第一項第二号の規定に

基づき選任すべき電気通信主任技術者を兼ねさせる場合 次の各号のいずれかの場合

1 規則第三条第一項第一号又は同条第二項の規定により選任された電気通信主任技術者の勤務する事業場がある都

道府県の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合

2 電気通信事業者が事業開始後五年以内において電気通信設備を設置する都道府県ごとに電気通信主任技術者(第

三項に規定する兼任主任技術者を含む)を選任する計画を管理規程に定めている場合であって当該計画の期間中

における利用者の数が三万未満の都道府県の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合

3 電波法施行規則(昭和二十五年電波監理委員会規則第十四号)第四条第二十号の二に規定する地球局のうち専

ら一の利用者(当該電気通信事業者との間に電気通信役務の提供を受ける契約を締結する者であって電気通信事

業者以外の者をいう)に電気通信役務の提供を行うことを目的として開設された地球局における事業用電気通信設

備が設置されている都道府県(当該都道府県内に複数の利用者に電気通信役務の提供を行うことを目的として開

設された地球局がある場合を除く)の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合

三 規則第三条第一項第二号の規定により選任された電気通信主任技術者に他の都道府県において選任すべき電気通信

主任技術者を兼ねさせる場合 総務省組織令(平成十二年政令第二百四十六号)第百三十八条第一項に規定する総合通

65

信局(北海道総合通信局を除く)の管轄区域内又は当該管轄区域と隣接する都府県(沖縄県を除く以下この項にお

いて同じ)の電気通信主任技術者を兼ねさせる場合であって次の各号のいずれにも適合する場合

1 当該都府県内に設置された電気通信設備に障害が生じた場合には予備設備への切り替え等の障害防止のための

応急措置が直ちに行われること

2 当該都府県内に設置された電気通信設備の工事維持及び運用上必要な事項が当該都府県の電気通信主任技術

者を兼任することとなる者(以下「兼任主任技術者」という)に容易に連絡できるよう措置されていること

3 当該都府県内の電気通信設備の巡視点検及び検査の結果が兼任主任技術者に報告されること

4 その他当該都府県内の電気通信設備が兼任主任技術者による監督で支障ないように措置されていること

66

7 三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指

針を定める件(平成23年総務省告示第513号) 改正平成24年4月17日(平成24年総務省告示第165号)

電波法(昭和二十五年法律第百三十一号)第二十七条の十二第一項の規定に基づき三九世代移動通信システムの普

及のための特定基地局の開設に関する指針を次のように定める

平成二十三年十二月十四日 総務大臣 川端 達夫

第一章 総則

一 開設指針の対象とする特定基地局の範囲に関する事項

本開設指針の対象とする特定基地局(以下単に「特定基地局」という)の範囲は無線設備規則(昭和二十五年電

波監理委員会規則第十八号)第四十九条の六の四第四十九条の六の五又は第四十九条の六の九に規定する技術基準

に係る無線設備(当該無線設備の発射する電波の中継を行う同規則第四十九条の六に規定する技術基準に係るものを

含む)を使用する基地局及び陸上移動中継局のうち次項第一号に規定する周波数を使用するものとする

二 周波数割当計画に示される割り当てることが可能である周波数のうち特定基地局に使用させることとする周波数及

びその周波数の使用に関する事項

1 特定基地局に使用させることとする周波数は九四五MHzを超え九六〇MHz以下又は七七三MHzを超え八〇三MHz以

下の周波数(当該周波数の使用は平成二十四年七月二十五日以降に限る)とする

2 特定基地局に係る前号に規定する周波数の使用区域は全国とする

3 第一号に規定する周波数のうち現に特定基地局以外の無線局が使用している場合であってその周波数について

周波数割当計画(平成二十年総務省告示第七百十四号)において使用の期限が定められている周波数及びその期限

の満了の日はそれぞれ次のとおりである

(一)(二) (略)

(三) 七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数 平成三十一年三月三十一日

第二章 九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定に係る事項

三 特定基地局の配置及び開設時期に関する事項

1 本開設指針に係る開設計画(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局のものに限る以下

この章において同じ)の認定を受けた者(以下この章において「認定開設者」という)は当該認定の日(以下

この章において「認定日」という)から四年を経過した日の属する年度の末日までに総合通信局(沖縄総合通信

事務所を含む以下同じ)の管轄区域ごとの特定基地局(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用するもの

に限る以下この章(第三号を除く)において同じ)の人口カバー率(一の市町村(特別区を含み平成二十二

年十月一日における行政区画による区域とする以下同じ)における全ての市町村事務所等(地方自治法(昭和二

十二年法律第六十七号)第四条第一項に規定する事務所並びに同法第百五十五条第一項(同法第二百八十三条第一

項において適用する場合を含む)に規定する支所及び出張所をいう以下同じ)において特定基地局(屋内その

他他の無線局の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置するものを除く)とその

通信の相手方である陸上移動局との間の通信が可能となる場合に当該一の市町村を当該通信が可能な市町村とみな

し一の総合通信局の管轄区域における当該通信が可能な市町村の人口(平成二十二年の国勢調査の結果による人

口とする以下同じ)の合計を当該一の総合通信局の管轄区域の人口で除した値をいう以下同じ)が全て百

分の五十以上になるように特定基地局を開設しなければならない

2 (略)

3 認定開設者は認定日から七年を経過した日の属する年度の末日までに三九世代移動通信システムの基地局

(特定基地局のうち無線設備規則第四十九条の六の九に規定する技術基準に係る無線設備(占有周波数帯幅が一〇

MHz以上のものに限る)を使用するものをいう以下同じ)であって九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を

使用するものの運用を開始しなければならない

四五 (略)

67

六 特定基地局の円滑な開設の推進に関する事項その他必要な事項

1~3 (略)

4 本開設指針に係る開設計画の認定は電波法第二十七条の十三第四項各号並びに前各項及び前各号に規定する事

項並びに別表第二に規定する要件を満たしている申請の数が一の場合は当該申請に対してするものとし一を超え

る場合は当該申請について別表第三に掲げる順序に従い同表に掲げる基準に適合する申請の数が一となるまで審査

した当該申請に対してするものとするなお同法第二十七条の十三第三項の規定により公示された期間(以下「申

請期間」という)内に提出された本開設指針に係る開設計画の認定の申請については前後なく受け付けたものと

して同等に扱い審査を行う

56 (略)

第三章 七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定に係る事項

七 特定基地局の配置及び開設時期に関する事項

1 本開設指針に係る開設計画(七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用する特定基地局のものに限る以下

この章において同じ)の認定を受けた者(以下この章において「認定開設者」という)は当該認定の日(以下

この章において「認定日」という)から七年を経過した日の属する年度の末日までに総合通信局の管轄区域ごと

の特定基地局(七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用するものに限る以下この章において同じ)の人口

カバー率が全て百分の八十以上になるように特定基地局を開設しなければならない

2 認定開設者は認定日から七年を経過した日の属する年度の末日までに三九世代移動通信システムの基地局

であって七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用するものの運用を開始しなければならない

八 特定基地局の無線設備に係る電波の能率的な利用を確保するための技術の導入に関する事項

特定基地局の無線設備に対しては適応多値変調及び空間多重技術その他の電波の能率的な利用を確保するための

技術を用いなければならない

九 終了促進措置に関する事項

1 認定開設者は次の(一)及び(二)に掲げる無線局による七七〇MHzを超え八〇六MHz以下の周波数の使用を第二項

第三号(三)に定める日前に終了させるためこの項に定めるところにより次の(一)及び(二)に掲げる無線局を対

象とする終了促進措置を実施しなければならない

(一) 番組素材中継を行う無線局(無線設備規則第三十七条の二十七の二十一に規定する番組素材中継を行う無線

局をいう以下同じ)であって七七〇MHzを超え八〇六MHz以下の周波数を使用するもの

(二) 無線設備規則第四十九条の十六に規定する特定ラジオマイクの無線局及び同規則第四十九条の十六の二に規

定するデジタル特定ラジオマイクの無線局

2 全ての認定開設者は前号(一)及び(二)に掲げる無線局の免許人(以下「対象免許人」という)との間の合意に

基づいて対象免許人が当該無線局について第二項第三号(三)に定める日前に次に掲げるいずれかの措置を行う

ことを条件として当該措置に係る無線局の運用の開始を確保するために必要な範囲において終了促進措置とし

て次号(一)及び(二)に掲げる費用の全部を連帯して負担しなければならない

(一) 前号(一)に掲げる無線局が使用する周波数を一二四〇MHzを超え一三〇〇MHz以下若しくは二三三〇MHz

を超え二三七〇MHz以下に変更する措置又は一二四〇MHzを超え一三〇〇MHz以下若しくは二三三〇MHzを

超え二三七〇MHz以下の周波数を使用する番組素材中継を行う無線局を開設しかつ同号(一)に掲げる無線局

を廃止若しくは当該無線局が使用する周波数を一二四〇MHzを超え一三〇〇MHz以下若しくは二三三〇MHz

を超え二三七〇MHz以下に変更する措置

(二) 前号(二)に掲げる無線局が使用する周波数を四七〇MHzを超え七一四MHz以下若しくは一二四〇MHzを超え一

二六〇MHz以下に変更する措置又は四七〇MHzを超え七一四MHz以下若しくは一二四〇MHzを超え一二六〇MHz

以下の周波数を使用するラジオマイクの無線局を開設しかつ同号(二)に掲げる無線局を廃止若しくは当該無

線局が使用する周波数を四七〇MHzを超え七一四MHz以下若しくは一二四〇MHzを超え一二六〇MHz以下に変更

する措置

3 前号の規定により認定開設者が負担する費用は同号に定める措置に係る次に掲げる費用とする

(一) 無線局の無線設備及びこれに附属する設備(当該無線局の開設に必要な受信設備伝送路設備その他の設備

68

をいう(二)において同じ)の取得に要する費用

(二) 第一号(一)及び(二)に掲げる無線局の無線設備及びこれに附属する設備の変更の工事に要する費用

4 認定開設者は終了促進措置の実施に当たって次に掲げる事項を行わなければならない

(一) (二)から(四)までに掲げる事項及び終了促進措置に係る対象免許人との合意について他の全ての認定開設

者と共同して実施することとし当該事項及び当該合意の実施方法について認定日から三月以内に他の全ての

認定開設者と協議し合意することなお終了促進措置に要した費用について一の認定開設者が負担する金額

は当該費用の総額を認定開設者の数で除した額とすること

(二) (一)の他の全ての認定開設者との合意の日から六月以内に終了促進措置の実施の概要(次号(四)の定めに

より設置した窓口の連絡先及び対応時間を含む)を対象免許人に周知させるための措置を開始すること

(三) (一)の他の全ての認定開設者との合意の日から六月以内に終了促進措置の実施手順を対象免許人に対して

通知すること

(四) (二)及び(三)に掲げる事項の実施前に対象免許人を社員その他の構成員としている法人又は団体(以下「免

許人団体」という)との間で(二)及び(三)の事項の実施について協議を行うこと

(五) 対象免許人との間で当該対象免許人が行う第二号に定める措置の内容及びその実施時期並びに当該措置に

係る終了促進措置に関する費用負担の範囲方法及び実施時期並びに当該対象免許人が当該措置を行うまでの間

に当該対象免許人の第一号(一)及び(二)に掲げる無線局と特定基地局が周波数を共用する場合の当該共用の条件

その他終了促進措置の内容について協議を行うこと

(六) 対象免許人から(五)の協議の申入れがあった場合には遅滞なく当該協議を開始すること

5 申請者(本開設指針に係る開設計画の申請者に限る以下この章において同じ)又は認定開設者は終了促進措

置の実施に関する透明性の確保を図るため次に掲げる事項を遵守しなければならない

(一) 申請者は平成二十四年総務省告示第百六十五号(三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局

の開設に関する指針を定める件の一部を改正する件)の告示のときから認定を受けるまでの間対象免許人及び

免許人団体に対し認定開設者が行う第二号に規定する費用の負担に関する協議調整等を一切行わないこと

(二) 申請者は平成二十四年総務省告示第百六十五号の告示のときから認定を受けるまでの間他の全ての申請

者に対し終了促進措置に係る前号(一)の実施方法について協議調整等を一切行わないこと

(三) 認定開設者は前号(一)により他の全ての認定開設者と合意したときはその合意の内容を示す書面の写し

を速やかに総務大臣に提出するとともにその内容をインターネットの利用その他の方法により公表すること

(四) 認定開設者は前号(一)の合意の日から一月以内に終了促進措置の実施に関する対象免許人からの問合せ

に対応するための窓口を設置し第二項第三号(三)に定める日の前日まで設置すること

(五) 認定開設者は前号(三)の通知をした場合はその通知の内容をインターネットの利用その他の方法により

公表すること

(六) 認定開設者は終了促進措置に関する費用の負担の公正が確保されるよう十分に配意することなお前号

(四)及び(五)に規定する終了促進措置の実施に関する協議において免許人団体が関与する場合には当該免許

人団体は当該関与に対して認定開設者及び対象免許人から対価を受けてはならないこと

(七) 認定開設者は前号(五)の協議により合意がなされたときはその内容を全ての認定開設者及び対象免許

人が署名若しくは記名押印した書面又は電子署名を行った電磁的記録により確認し本開設指針に係る開設計画

の認定の有効期間中当該書面又は当該電磁的記録を保管し総務大臣の求めに応じて速やかにその写しを提出

すること

(八) 認定開設者は当該認定に係る開設計画に基づく終了促進措置の完了までの間毎年度の四半期ごとに第

一号(一)及び(二)に掲げる無線局の区分に従い当該措置を実施した無線局数及び当該措置の実施に要した費用そ

の他当該措置の実施の状況を示す書類を総務大臣に提出すること

6 総務大臣は前号(八)の規定により認定開設者から提出された書類について本開設指針(七七三MHzを超え八〇

三MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画に係る部分に限る)及び当該認定に係る開設計画に基づき適

切に終了促進措置が実施されていることを確認し当該書類の概要及び確認の結果をインターネットの利用その他

の方法により公表するものとする

7 認定開設者は終了促進措置に関して対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図る

ための体制の整備その他必要な措置を講ずるよう努めなければならない

十 特定基地局の円滑な開設の推進に関する事項その他必要な事項

1 特定基地局は次に掲げる場合に開設されたものとする

(一) 第二項第一号に規定する七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数のみを使用する基地局又は陸上移動中継局

を開設した場合

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(二) 第二項第一号に規定する七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数と当該周波数とは異なる周波数とを併せて

使用する基地局又は陸上移動中継局を開設した場合

(三) 既に開設している基地局又は陸上移動中継局について第二項第一号に規定する七七三MHzを超え八〇三MHz以

下の周波数の追加又は当該周波数への変更に係る周波数の指定の変更を受けた場合

2 地域ごとに連携する複数の者がそれぞれ本開設指針に係る開設計画の認定の申請を行う場合にはこれらの申請

を一の申請とみなして本開設指針の規定を適用する

3 本開設指針に係る開設計画の認定の申請は次に定めるところにより行わなければならない

(一) 申請することができる周波数の帯域幅は一〇MHzとし電波法第二十七条の十三第二項第四号に規定する希

望する周波数の範囲として七七三MHzを超え七八三MHz以下七八三MHzを超え七九三MHz以下及び七九三MHzを超

え八〇三MHz以下の周波数を希望する順に開設計画に記載すること

(二) 申請に当たっては電波法第二十七条の十三第二項及び無線局免許手続規則第二十五条の四に定めるところ

によるほか別表第一に規定する事項について開設計画に記載しなければならない

4 本開設指針に係る開設計画の認定は電波法第二十七条の十三第四項各号並びに第一項第二項及び第七項から

前項まで並びに前各号に規定する事項並びに別表第二に規定する要件を満たしている申請に対して行うただし

当該申請(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けている者のもの

を除く)の数が三の場合は当該申請に対して認定するものとし三を超える場合は当該申請について別表第三に掲

げる順序に従い同表に掲げる基準に適合する申請の数が三となるまで審査した当該申請に対して認定するものとす

るなお申請期間内に提出された本開設指針に係る開設計画の認定の申請については前後なく受け付けたもの

として同等に扱い審査を行う

5 開設計画の認定に係る電波法第二十七条の十三第四項に基づく周波数の指定は第三号(一)により開設計画に記

載した希望する周波数の範囲に基づき行うこの場合において二以上の申請者が同じ周波数の範囲を希望すると

きは前号の別表第三に係る審査における基準への適合の度合いが高い者の希望を優先するただし当該申請者

に九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けている者が含まれる場合

はその者の申請はそれ以外の者の申請に劣後するものとする

6 認定開設者は毎年度の四半期ごとに当該認定に係る開設計画に基づく事業の進捗を示す書類を総務大臣に提

出しなければならない

7 別表第一の二4に規定するブースター障害等の防止又は解消はそれらに要する費用の負担等当該ブースター障

害等の防止又は解消に当たり必要な事項についてあらかじめ全ての認定開設者間で協議し合意した上で当該全

ての認定開設者が共同して行わなければならない

別表第一 開設計画に記載すべき事項

一 特定基地局の整備計画に関する事項

1 特定基地局の開設数に関する年度(特定基地局の最初の運用開始の日から十年を経過した日の属する年度まで

に限る以下この一及び四において同じ)の末日ごと都道府県ごと無線局の種別ごと(屋内その他他の無線局

の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置する無線局かの別を含む)及び技術基

準ごと(無線設備規則第四十九条の六の五に規定する技術基準(拡散符号速度が毎秒三八四メガチップのもので

あって六四値直交振幅変調が可能なものに限る)にあっては隣接する二の搬送波を使用すること又は複数の空中

線を使用する空間多重方式を用いることにより伝送速度を向上させるものかどうかの別同規則第四十九条の六の

九に規定する技術基準にあっては占有周波数帯幅の別を含む)の計画

2 総合通信局の管轄区域ごとの特定基地局の人口カバー率に関する市町村ごと年度の末日ごとの計画(当該計

画に係る無線局の開設数を含む)

3 別表第三の二に規定する全国の三九世代移動通信システムの基地局の人口カバー率に関する市町村ごと年

度の末日ごとの計画(当該計画に係る無線局の開設数を含む)

4 三九世代移動通信システムの基地局の運用の開始に関する計画

二 開設計画に従って円滑に特定基地局を整備するための能力に関する事項(九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を

使用する特定基地局の開設計画(以下「九〇〇MHz帯開設計画」という)の申請に当たっては次の1から3まで七七

三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画(以下「七〇〇MHz帯開設計画」という)の申請

に当たっては次の1から4までに掲げる事項について記載すること)

1 特定基地局の設置場所の確保(開設に対する地域住民の合意形成に向けた取組を含む以下別表第二の二におい

70

て同じ)に関する計画及びその根拠

2 特定基地局の無線設備の調達に関する計画及びその根拠

3 特定基地局の整備に係る工事業者その他の業者との協力体制の確保に関する計画及びその根拠

4 地上デジタル放送(人工衛星の無線局以外の無線局により行われるテレビジョン放送(デジタル放送に限る)を

いう以下この4において同じ)の受信電波を増幅する機器その他の受信設備に作用することにより発生する地上

デジタル放送の受信障害(以下「ブースター障害等」という)を与えるおそれのある世帯数等の規模当該ブース

ター障害等の防止又は解消に要する費用の見通し当該費用の負担に関する事項及びそれらの根拠並びに当該ブー

スター障害等を防止し又は解消するための方法当該方法の実施に関する地上デジタル放送を行う放送事業者(放

送法(昭和二十五年法律第百三十二号)第二条第二十六号に規定する放送事業者をいう)との間の連絡及び調整そ

の他のブースター障害等の防止又は解消に関する計画及びその根拠

三 電気通信設備の設置及び運用を円滑に行うための技術的能力に関する事項

1 申請者が設置しようとする無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績及び計画

2 特定基地局に係る伝送路設備交換設備端末設備その他の運用に必要な電気通信設備(電気通信事業法(昭和

五十九年法律第八十六号)第二条第二号に規定する電気通信設備をいう以下同じ)の調達及び工事に関する計画

及びその根拠

3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関する計画及びその根拠

4 電気通信主任技術者(電気通信事業法第四十五条第一項に規定する電気通信主任技術者をいう以下同じ)の選

任及び配置に関する計画及びその根拠

5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻(ふく)輳(そう)を防止し又は最

小限に抑えるための措置に関する計画及びその根拠

四 財務的基礎に関する事項

1 特定基地局の運用による電気通信事業(電気通信事業法第二条第四号に規定する電気通信事業をいう以下同じ)

により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根拠(当該電気通信事業に係る電気通信役務(同条第三号

に規定する電気通信役務をいう以下同じ)の契約数に関する事項を含む)

2 特定基地局に係る設備投資の額及び終了促進措置の実施に要する費用その他当該電気通信事業に要する費用に関

する年度ごとの見通し及びその根拠

3 当該電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠(申請者及び申請者に対する主な

出資者の財務諸表(財務諸表等の用語様式及び作成方法に関する規則(昭和三十八年大蔵省令第五十九号)第一

条第一項に規定する財務諸表をいう)その他の当該計画に従って必要な資金を確保することができることを証する

書類を別紙により添付すること)

4 当該電気通信事業に係る損益及びキャッシュフローに関する年度ごとの見通し及びその根拠

五 業務執行体制の整備に関する事項

1 法令遵守のための体制の整備に関する計画及びその根拠(法令遵守に係る内部規程がある場合は別紙により添

付すること)

2 個人情報保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠(個人情報保護に係る内部規程がある場合は別紙

により添付すること)

3 電気通信役務についての利用者からの苦情及び問合せに対する適切かつ迅速な処理を行うための体制その他の電

気通信事業の利用者の利益の保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠(電気通信事業の利用者の利益の

保護に係る内部規程がある場合は別紙により添付すること)

六 混信等の防止に関する事項

九〇〇MHz帯開設計画にあっては次の1七〇〇MHz帯開設計画にあっては次の2に掲げる無線局その他既設の無線

局(予備免許を受けているものを含む)及び電波法第五十六条第一項に規定する指定を受けている受信設備(以下「既

設の無線局等」という)の運用並びに電波の監視を阻害する混信その他の妨害を防止するための対策及び体制に関す

る計画及びその根拠

1 九〇〇MHz帯開設計画に係る無線局

(一)~(七) (略)

2 七〇〇MHz帯開設計画に係る無線局

(一) 無線設備規則第三十七条の二十七の九から第三十七条の二十七の十一までに規定する技術基準に係る無線設

備を使用する無線局

71

(二) 無線設備規則第四十九条の六の三から第四十九条の六の五まで及び第四十九条の六の九に規定する技術基準

に係る無線設備を使用する基地局(七七三MHzを超え八〇三MHz以下及び八六〇MHzを超え八九〇MHz以下の周波数

を使用するものに限る)

(三) 無線設備規則第四十九条の二十二の二に規定する技術基準に係る無線設備を使用する無線局

(四) 番組素材中継を行う無線局であって七七〇MHzを超え八〇六MHz以下の周波数を使用するもの

(五) 無線設備規則第四十九条の十六及び第四十九条の十六の二に規定する技術基準に係る無線設備を使用する無

線局

七 終了促進措置に関する事項

1 第五項第二号(七〇〇MHz帯開設計画にあっては第九項第二号)に規定する費用の負担に充てることが可能な金

額の総額(以下「負担可能額」という)

2 当該費用に充てる資金の確保の計画及びその根拠(外国通貨で表示された金額は申請期間の開始日における外

国為替の売買相場により本邦通貨で表示された金額に換算することまた申請者の預金口座の残高として金融

機関が証明した書類金融機関による融資を行う旨を約する書類その他の負担可能額に相当する資金を確実に確保

することができることを証する書類を別紙により添付すること)

3 対象免許人等(七〇〇MHz帯開設計画にあっては対象免許人以下同じ)との終了促進措置の協議を開始する

無線局の割合及び終了促進措置の実施を完了する無線局の割合に関する年度ごと都道府県(第五項第一号(二)

及び(三)に掲げる無線局においては総合通信局の管轄区域)ごと第五項第一号(一)から(三)まで(七〇〇MHz帯開

設計画にあっては第九項第一号(一)及び(二))の区別ごとの計画及びその根拠

4 終了促進措置の実施に係る窓口の設置周知させるための措置及び通知の実施の確保に関する計画

5 第五項第五号(一)(七〇〇MHz帯開設計画にあっては第九項第五号(一)及び(二))に規定する事項の遵守を示す

6 対象免許人等との終了促進措置に係る協議及び合意の方法に関する計画

7 第五項(七〇〇MHz帯開設計画にあっては第九項)に定める終了促進措置に関する事項について対象免許人等

との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体制の整備その他必要な措置に関する計画

八 電波の能率的な利用の確保に関する事項

申請者に係る携帯無線通信(無線設備規則第三条第一号に規定する携帯無線通信をいう以下同じ)を行う無線局

の周波数に係る電波の能率的な利用を確保するための取組に関する計画(電波の利用状況及び利用計画を含む以下

別表第二の十において同じ)及びその根拠

九 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与に関する事項

本開設指針又は平成二十一年総務省告示第二百四十八号(三九世代移動通信システムの導入のための特定基地局

の開設に関する指針を定める件)に係る開設計画の認定を受けていない電気通信事業者(電気通信事業法第二条第五

号に規定する電気通信事業者をいい同号に規定する電気通信事業者になる見込みのある者を含む以下同じ)に対

する卸電気通信役務(同法第二十九条第一項第十号に規定する卸電気通信役務をいう以下同じ)の提供又は電気

通信設備の接続その他の方法による特定基地局の利用を促進するための具体的な計画

十 申請者の条件に関する事項

別表第二の十一の要件に対する適合を示す旨(申請者が法人又は団体である場合にあってはその役員(組合その

他これに準ずる事業体にあっては役員に相当する者を含む以下同じ)及び同表十一4の議決権の関係を示す書類

を別紙により添付すること)

十一 一から十までに定めるもののほか本開設指針に定められた事項に関する申請者のこれまでの取組の実績並びに計

画及びその根拠

別表第二 開設計画の認定の要件

一 全ての都道府県の区域において特定基地局を整備する計画及びその根拠を有していること

二 開設計画に記載された全ての特定基地局についてその円滑な整備のため設置場所の確保無線設備の調達及びそ

の整備に係る業者との協力体制の確保に関する計画(七〇〇MHz帯開設計画の認定においてはブースター障害等の防

止又は解消に関する計画を含む)及びその根拠を有していること

72

三 申請者が設置しようとする無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績又は計画を有しかつ特定基地

局の運用に必要な電気通信設備の調達及び工事並びに運用及び保守に関する計画及びその根拠を有していること

四 関係法令の規定に基づき無線従事者の配置方針並びに電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根

拠を有していること

五 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑えるため

の措置に関する計画(申請者が開設計画の認定を受けたことのある者である場合にあっては当該認定に係る開設計画

に記載されたもの以外のものを含むこと)及びその根拠を有していること

六 特定基地局の運用による電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠を有しておりか

つ当該電気通信事業に係る損益に関する年度ごとの見通しにおいて利益の生じる年度があること

七 法令遵守のための体制の整備平成十六年総務省告示第六百九十五号(電気通信事業における個人情報保護に関する

ガイドラインを定める件)に適合した個人情報保護のための体制の整備及び電気通信事業の利用者の利益の保護のため

の体制の整備に関する計画及びその根拠を有していること

八 既設の無線局等の運用及び電波の監視を阻害する混信その他の妨害を防止するため当該妨害の防止に係る対応を行

う窓口の設置及び特定基地局の設置前に当該設置に係る情報交換若しくは協議の実施又は当該妨害を防止するための

特定基地局の設置における無線設備へのフィルタの追加若しくは無線局の設置場所及び無線設備の空中線の指向方向

の調整の実施による干渉の改善等の措置を行う計画及びその根拠を有していること

九 負担可能額が次の各号に掲げる区分によりそれぞれ当該各号に定める金額以上であり当該負担可能額を確実に

確保できること

1 九〇〇MHz帯開設計画の認定 千二百億円

2 七〇〇MHz帯開設計画の認定 六百億円

十 申請者に係る携帯無線通信を行う無線局の周波数に係る電波の能率的な利用を確保するための取組に関する計画及

びその根拠を有していること(九〇〇MHz帯開設計画の認定においては第四項七〇〇MHz帯開設計画の認定においては

第八項に掲げる事項を除く)

十一 申請者が次の要件を満たしていること

1 申請者が本開設指針に係る二以上の開設計画の認定の申請(申請期間が同じものに限る以下この十一におい

て同じ)を行っていないこと

2 申請者が本開設指針に係る他の開設計画の認定の申請を行っている法人又は団体の役員ではないこと

3 申請者が法人又は団体である場合にあってはその役員が本開設指針に係る他の開設計画の認定の申請を行って

いないこと

4 申請者が法人又は団体である場合にあっては申請者により議決権の三分の一以上を保有される者申請者の議

決権を三分の一以上保有する者及び申請者の議決権を三分の一以上保有する者により議決権の三分の一以上を保有

される者(申請者を除く)(申請者と地域ごとに連携する者を除く)が本開設指針に係る開設計画の認定の申請

を行っていないことこの場合において一の者により議決権の三分の一以上を保有される者が議決権の三分の一

以上を保有する者は当該一の者により議決権の三分の一以上を保有される者と一の者の議決権を三分の一以上保

有する者の議決権を三分の一以上保有する者は当該一の者の議決権を三分の一以上保有する者と順次みなす

別表第三 開設計画の認定の審査基準

一 負担可能額(当該負担可能額に十億円未満の端数があるときはこれを切り捨てかつ九〇〇MHz帯開設計画の認定

においては二千百億円七〇〇MHz帯開設計画の認定においては千五百億円を超える額があるときはその超える額を

控除した額とする)がより大きいこと

二 認定日(九〇〇MHz帯開設計画の認定においては第三項第一号に規定する認定日七〇〇MHz帯開設計画の認定におい

ては第七項第一号に規定する認定日とする)から七年を経過した日の属する年度の末日の全国の三九世代移動通

信システムの基地局(九〇〇MHz帯開設計画の認定においては九四五MHzを超え九六〇MHz以下の周波数を使用するもの

七〇〇MHz帯開設計画の認定においては七七三MHzを超え八〇三MHz以下の周波数を使用するものに限るこの二におい

73

て同じ)の人口カバー率(一の市町村における全ての市町村事務所等において三九世代移動通信システムの基地局

(屋内その他他の無線局の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えるおそれがない場所に設置するものを除く)

とその通信の相手方である陸上移動局との間の通信が可能となる場合に当該一の市町村を当該通信が可能な市町村と

みなし当該通信が可能な市町村の人口の合計を全国の人口で除した値をいう)を百分の五で除した値(一未満の

端数があるときはこれを一に切り上げるものとする)がより大きいこと

三 次に掲げる基準への適合の度合いが高いこと

1 終了促進措置に関する事項

第五項(七〇〇MHz帯開設計画の認定においては第九項)に定める終了促進措置に関する事項について対象免

許人等との迅速な合意形成を図るための具体的な対策及び円滑な実施を図るための具体的な体制の整備に関する計

画がより充実していること

2 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与

(一) 本開設指針又は平成二十一年総務省告示第二百四十八号に係る開設計画の認定を受けていない電気通信事業

者等多数の者に対する卸電気通信役務の提供又は電気通信設備の接続その他の方法による特定基地局の利用を

促進するための具体的な計画がより充実していること

(二) (一)のほか申請者に割り当てている周波数帯の有無及び差違並びに申請者に割り当てている周波数の幅に対

する当該周波数を利用する電気通信事業に係る契約数の程度を勘案して特定基地局を開設して電気通信事業を

行うことが電気通信事業の健全な発達と円滑な運営により寄与すること

74

8 その他関係告示

(1) 平成23年総務省告示第513号に基づく特定基地局の開設計画の認定の申請期間等を定

める件(平成24年総務省告示第167号) 電波法(昭和二十五年法律第百三十一号)第二十七条の十三第三項の規定に基づき及び同項を実施するため平成二

十三年総務省告示第五百十三号(三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針を定める件)

に基づく特定基地局の開設計画の認定の申請期間等を次のように定める

平成二十四年四月十七日 総務大臣 川端 達夫

一 周波数

七七三MHzを超え八〇三MHz以下

二 申請期間

平成二十四年四月十七日(火)八時三十分から同年五月二十五日(金)十七時十五分までの間

三 申請の提出先

総務大臣又は任意の総合通信局長若しくは沖縄総合通信事務所長

四 問合せ先

総務省総合通信基盤局電波部移動通信課 電話〇三(五二五三)五八九三

五 申請要領

開設計画の認定を受けようとする者が認定の申請を行うための要領その他の必要な事項は別に公表する

  • 第1章 申請書類の提出
    • 1 申請受付期間
    • 2 申請受付場所
    • 3 問合せ先
    • 4 留意事項
      • (1) 関係法令の適用
      • (2) 記載方法等について
      • (3) その他
          • 第2章 申請書類の作成
            • 1 全体的注意事項
              • ア 製本
              • イ 記載原則
              • ウ 定義等
                • 2 免許規則別表第5号の6認定申請書
                  • (1) 記載例
                  • (2) 注意事項
                    • ア 収入印紙
                    • イ 申請者欄
                    • ウ その他
                        • 3 免許規則別表第5号の7開設計画
                          • (1) 記載例
                          • (2) 注意事項
                            • ア 「1 特定基地局が法第27条の12第1項第1号又は第2号に掲げる事項のいずれかを確保するためのものであるのかの別」について
                            • イ 「2(1) 提供する電気通信役務の種類」について
                            • ウ 「2(2)ア 無線局の種別」について
                            • エ 「2(2)イ 発射を予定している電波の型式」について
                            • オ 「2(2)ウ 使用しようとする最大の値の空中線電力」について
                            • カ 「2(2)エ 伝送情報の具体的内容」について
                            • キ 「2(3) 業務開始の日以降5年以内の日を含む毎年度又は毎事業年度における利用者数見込み及びその算出根拠」について
                            • ク 「3 特定基地局の通信の相手方である移動する無線局の移動範囲」について
                            • ケ 「4 希望する周波数の範囲」について
                            • コ 「5 当該通信系に含まれる特定基地局の総数並びにそれぞれの特定基地局の無線設備の設置場所及び開設時期」について
                            • サ 「6 電波の能率的な利用を確保するための技術であって特定基地局の無線設備に用いる予定のもの」について
                            • シ 「7 終了促進措置の内容及び当該終了促進措置に要する費用の支弁方法」について
                            • ス 「8(1) 運用開始の予定期日」について
                            • セ 「8(2) 無線設備の保守管理及び障害時の対応の体制及び方法」について
                            • ソ 「8(3) 無線従事者の配置方針」について
                            • タ 「8(4) その他必要な事項として開設指針に定められた事項に関連する事項」について
                                • 4 免許規則別表第5号の7開設計画(開設指針別表第一に定められた事項)
                                  • (1) 「一 特定基地局の整備計画に関する事項」について
                                    • ア 共通的注意事項
                                    • イ 様式の記載に当たっての共通的注意事項
                                    • ウ 「一1 特定基地局の開設数に関する計画」について
                                    • エ 「一2 特定基地局の人口カバー率に関する計画」について
                                    • オ 「一3 39世代移動通信システムの基地局の人口カバー率に関する計画」について
                                    • カ 「一4 39世代移動通信システムの基地局の運用の開始に関する計画」について
                                      • (2) 「二 開設計画に従って円滑に特定基地局を整備するための能力に関する事項」について
                                        • ア 「二1 特定基地局の設置場所の確保に関する計画及びその根拠」について
                                        • イ 「二2 特定基地局の無線設備の調達に関する計画及びその根拠」について
                                        • ウ 「二3 特定基地局の整備に係る工事業者その他の業者との協力体制の確保に関する計画及びその根拠」について
                                        • エ 「二4 ブースター障害等の防止又は解消に関する計画及びその根拠」について
                                          • (3) 「三 電気通信設備の設置及び運用を円滑に行うための技術的能力に関する事項」について
                                            • ア 「三1 無線設備に関する技術的な検討実験標準化等の実績及び計画」について
                                            • イ 「三2 電気通信設備の調達及び工事に関する計画及びその根拠」について
                                            • ウ 「三3 電気通信設備の運用及び保守管理のために必要な技術要員の確保に関する計画及びその根拠」について
                                            • エ 「三4 電気通信主任技術者の選任及び配置に関する計画及びその根拠」について
                                            • オ 「三5 天災その他の災害及び事故の発生時における電気通信設備の障害及び通信の輻輳を防止し又は最小限に抑えるための措置に関する計画及びその根拠」について
                                              • (4) 「四 財務的基礎に関する事項」について
                                                • ア 共通的注意事項
                                                • イ 「四1 電気通信事業により生ずる収益に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について
                                                • ウ 「四2 特定基地局に係る設備投資の額及び終了促進措置の実施に要する費用その他当該電気通信事業に要する費用に関する年度ごとの見通し及びその根拠」について
                                                • エ 「四3 当該電気通信事業に要する費用に充てる資金の確保に関する計画及びその根拠」について
                                                • オ 「四4 当該電気通信事業に係る損益及びキャッシュフローに関する年度ごとの見通し及びその根拠」について
                                                  • (5) 「五 業務執行体制の整備に関する事項」について
                                                    • ア 共通的注意事項
                                                    • イ 「五1 法令遵守のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について
                                                    • ウ 「五2 個人情報保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について
                                                    • エ 「五3 電気通信事業の利用者の利益の保護のための体制の整備に関する計画及びその根拠」について
                                                      • (6) 「六 混信等の防止に関する事項」について
                                                      • (7) 「七 終了促進措置に関する事項」について
                                                        • ア 共通的注意事項
                                                        • イ 「七1 負担可能額」について
                                                        • ウ 「七2 負担可能額に充てる資金の確保の計画及びその根拠」について
                                                        • エ 「七3 終了促進措置の協議を開始及び実施が完了する無線局の割合に関する計画及びその根拠」について
                                                        • オ 「七4 窓口の設置周知通知の実施の確保に関する計画」について
                                                        • カ 「七5 第九項第五号(一)及び(二)に規定する事項の遵守を示す旨」について
                                                        • キ 「七6 協議及び合意の方法に関する計画」について
                                                        • ク 「七7 対象免許人との迅速な合意形成を図るための対策及び円滑な実施を図るための体制の整備その他必要な措置に関する計画」について
                                                          • (8) 「八 電波の能率的な利用の確保に関する事項」について
                                                          • (9) 「九 電気通信事業の健全な発達と円滑な運営への寄与に関する事項」について
                                                          • (10) 「十 申請者の条件に関する事項」について
                                                          • (11) 「十一 一から十までに定めるもののほか本開設指針に定められた事項に関する申請者のこれまでの取組の実績並びに計画及びその根拠」について
                                                              • 第3章 様式
                                                                • 1 様式1A(開設指針別表第一の一1関係)
                                                                • 2 様式1B(開設指針別表第一の一2及び3関係)
                                                                • 3 様式4A(開設指針別表第一の四1関係)
                                                                • 4 様式4B(開設指針別表第一の四4関係)
                                                                • 5 様式4C(開設指針別表第一の四4関係)
                                                                • 6 様式7(開設指針別表第一の七3関係)
                                                                  • 第4章 参考資料
                                                                    • 1 開設指針の骨子
                                                                      • (1) 特定基地局の範囲
                                                                      • (2) 使用する周波数
                                                                      • (3) 特定基地局の配置及び開設時期
                                                                      • (4) 電波の能率的な利用を確保するための技術の導入
                                                                      • (5) 終了促進措置
                                                                        • ア 対象となる無線局
                                                                        • イ 終了促進措置により認定開設者が負担する費用
                                                                        • ウ 終了促進措置の実施に関する事項
                                                                        • エ 終了促進措置の実施に関する透明性の確保に関する事項
                                                                        • オ その他の事項
                                                                          • (6) 開設計画の認定等
                                                                            • ア 申請できる周波数幅
                                                                            • イ 絶対審査基準競願時審査基準
                                                                              • (ア) 絶対審査基準
                                                                              • (イ) 競願時審査基準
                                                                                • ウ その他
                                                                                  • (7) 【参考】絶対審査基準について
                                                                                    • ア 電波法における規定(法第27条の13第4項)
                                                                                    • イ 開設指針における規定
                                                                                        • 2 負担可能額の算定に関する参考資料
                                                                                          • (1) 下限額上限額の基本的な算定方法
                                                                                            • ア FPU
                                                                                            • イ 特定ラジオマイク
                                                                                              • (2) 1無線局当たりの平均単価等
                                                                                                • ア FPU
                                                                                                  • (ア) 下限額におけるFPUの平均単価
                                                                                                  • (イ) 上限額におけるFPUの平均単価
                                                                                                    • イ 特定ラジオマイク
                                                                                                      • (ア) 下限額における特定ラジオマイクの平均単価
                                                                                                      • (イ) 上限額における特定ラジオマイクの平均単価
                                                                                                          • (3) 地域別の無線局数
                                                                                                            • ア FPUの無線局数
                                                                                                              • (ア) FPUの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)
                                                                                                              • (イ) 下限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                              • (ウ) 上限額におけるFPUの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                                • イ 特定ラジオマイクの無線局数
                                                                                                                  • (ア) 特定ラジオマイクの無線局数の実績値(2012(平成24)年1月末時点)
                                                                                                                  • (イ) 下限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                                  • (ウ) 上限額における特定ラジオマイクの無線局数の推定値(2013(平成25)年度末時点)
                                                                                                                    • 3 無線局免許等の検索方法
                                                                                                                    • 4 地上デジタル放送の受信障害への対策費用の推計に関する参考資料
                                                                                                                      • (1) 地上デジタル放送の受信障害(受信ブースター干渉)の概要
                                                                                                                      • (2) 受信ブースターへの干渉影響の評価
                                                                                                                        • ア  干渉影響の実証実験方法
                                                                                                                        • イ  実証実験結果
                                                                                                                          • (3) 受信ブースター対策費用の推計
                                                                                                                            • ア 推計方法
                                                                                                                            • イ 受信ブースター設置数のサンプル調査
                                                                                                                            • ウ 干渉影響場所率の計算機シミュレーション
                                                                                                                            • エ 受信ブースター対策費用の推計
                                                                                                                              • (4) シミュレーション参考資料
                                                                                                                                • ア (参考)計算機シミュレーションパラメータ
                                                                                                                                • イ (参考)受信ブースター対策費用単価の推計
                                                                                                                                • ウ (参考)地域ごとの電波伝搬区分
                                                                                                                                    • 5 法第56条第1項の規定により指定された受信設備
                                                                                                                                      • 第5章 主要関係法令
                                                                                                                                        • 1 電波法(昭和25年法律第131号)
                                                                                                                                        • 2 電波法施行令(平成13年政令第245号)
                                                                                                                                        • 3 電波法関係手数料令(昭和33年政令第307号)
                                                                                                                                        • 4 電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号)
                                                                                                                                        • 5 無線局免許手続規則(昭和25年電波監理委員会規則第15号)
                                                                                                                                        • 6 電気通信事業法関係法令
                                                                                                                                          • (1) 電気通信事業法(昭和59年法律第86号)
                                                                                                                                          • (2) 電気通信事業法施行規則(昭和60年郵政省令第25号)
                                                                                                                                          • (3) 電気通信主任技術者規則(昭和60年郵政省令第27号)
                                                                                                                                          • (4) 電気通信主任技術者選任の範囲を定める件(平成22年総務省告示第49号)
                                                                                                                                            • 7 三九世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する指針を定める件(平成23年総務省告示第513号)
                                                                                                                                            • 8 その他関係告示
                                                                                                                                              • (1) 平成23年総務省告示第513号に基づく特定基地局の開設計画の認定の申請期間等を定める件(平成24年総務省告示第167号)
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