第35期運動補強方針を確認 - kbunsha.co.jp · ⑵ れんたい...

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れ ん た い 再生紙を使用しています 20161024 日発行 410▲挨拶する高尾中央執行委員長 ▲今期も一致団結してガンバロー ▲大会に参加した女性オブザーバーの皆さん OCT.2016 No. 410 第35期定期大会号 労働組合 550-0002 大阪市西区江戸堀1丁目10番8号 パシフィックマークス肥後橋5階 TEL 06(6448)0275 FAX 06(6448)3409 発行者 高尾  伸 編集者 松葉 真也 印 刷 ㈱ 啓 文 社 第35期運動補強方針を確認 第35期運動補強方針を確認 第35期運動補強方針を確認 第35期運動補強方針を確認 第35期中央定期大会 9月10日(土)、名古屋国際会議場で「第35期 中央定期大会」が開催され、大会代議員114人が 出席しました。大会では、第35期の運動方針補強 (案)や予算(案)などについて論議を行ない、全会 一致で可決承認されました。 大会には、女性代表や関連労組代表の皆さんが オブザーバーとして参加されました。 こばやし 大会 議長団 小林代議員 (桑名支部) しらかみ 白上代議員 (長野支部)

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れ ん た い

再生紙を使用しています

2016年10月24日発行 第410号 ⑴

▲挨拶する高尾中央執行委員長

▲今期も一致団結してガンバロー

▲大会に参加した女性オブザーバーの皆さん

O C T. 2 0 1 6N o . 4 1 0

第35期定期大会号

労働組合〒550-0002 大阪市西区江戸堀1丁目10番8号 パシフィックマークス肥後橋5階 TEL 06(6448)0275 FAX 06(6448)3409 発行者 高尾  伸 編集者 松葉 真也 印 刷 ㈱ 啓 文 社

第35期運動補強方針を確認第35期運動補強方針を確認第35期運動補強方針を確認第35期運動補強方針を確認第35期中央定期大会

 9月10日(土)、名古屋国際会議場で「第35期中央定期大会」が開催され、大会代議員114人が出席しました。大会では、第35期の運動方針補強(案)や予算(案)などについて論議を行ない、全会一致で可決承認されました。 大会には、女性代表や関連労組代表の皆さんがオブザーバーとして参加されました。

こばやし

大会議長団

小林代議員(桑名支部)

しらかみ

白上代議員(長野支部)

⑵ れんたい

NTNの118上期の計画は、連結売上高3,370億円、営業利益150億円、経常利益110億円となっています。4カ月が経過した時点での進捗率は、売上高65.1%、営業利益86.1%、経常利益89.4%と、売上高も利益も現時点での目標をクリアしていますが、下期に向け、産機、自動車向けともに減産見込みであり、厳しい状況になることが予想されています。今後、会社からはさまざまな施策が提案されると思いますが、納得性、必然性、必要性を確認しながら対応を進めていきたいと考えていますので、皆さんのご理解とご支援をお願いします。

■「求心力」が問われる結果となった参院選7月の参議院議員選挙では、JAM組織内議員候補として、「藤川しんいち」氏を擁立し戦った比例区選挙や各支部の選挙区において、関わっていただいた全ての皆さんにお礼を申し上げます。結果として「藤川しんいち」は、113,045票を獲得しましたが、「当選」の2文字を勝ち取ることはできませんでした。比例区での敗北は、JAMの「組織力」やJAM加盟各労働組合の「求心力」が問われる結果と真摯に受け止めなければなりません。今回の厳しい結果をJAM本部、地方JAM、各労働組合でしっかりと総括し、課題や問題点を把握する必要があると思っています。NTN労働組合としても、今回の取り組みを無駄にしないよう、今後の政策・制度要求実現に向けたあり方について議論し総括を行なっていきたいと思っています。来年4月には、磐田支部の組織内議員「加藤文重」氏の再選に向けた選挙があります。政策・制度要求実現には、国会議員と地方議員の連携が重要です。そのためには、「加藤文重」磐田市議会議員の再選に向け、NTN全体で支援の輪を広げていただくことをお願いします。

■一定の成果を出せた年間二大闘争2015年秋闘では、事業場へのワーク・ライフ・バランス休日の導入で、労働時間の短縮が図られ、一定の成果を出すことができました。また、企業内労災補償の水準引き上げ、定年再雇用者の年金不支給期間における年特手当の引き上げ、海外労働条件の整理と改善などが確認できました。2016年春闘では、日本経済の「デフレからの脱却」と「経

済の好循環実現」のため、すべての働く者の賃金の「底上げ・底支え」と「格差是正」の実現に向け、月例賃金の引き上げを重視し、過年度に物価上昇が無いなかでの取り組みとなりました。結果、3年連続で賃金の引き上げを獲得し、今年については、再雇用者、期間社員の賃金も引き上げることができました。また、会社から「生活水準の向上を図ることも、会社の重要な課題の一つ」、「いかなる時代・環境においても、利益が出せるようにしていくことが会社の責務」との見解が示されたことは、今後の会社発展や次年度以降の秋闘・春闘交渉につながると確信しています。

■納得性のある制度に向け、議論を行なう人事諸制度の再構築については、これまで労使ワーキングチームで議論・検討した「三次まとめ案」を組合員に説明させていただきました。資料を用いた初めての職場説明であったことから、組合員から多くの質問・意見・要望をいただきました。今後も、公平・公正で納得性のある制度となるよう、労使ワーキングチームを中心に議論を行ない「三次まとめ案」への意見に対する見解を示していきたいと考えています。JAM共済の団体保障については、相互扶助の考え方を皆さんにご理解をいただき、生命保障は300万円から500万円への増額、病気入院保障2,000円/日を新設する内容にしたことから、組合員全員がより大きな安心を得ることになりました。今後も、ライフステージにあわせた保障の見直しを検討していただきたいと思います。また、ここ数年多発している自然災害の影響で、多くの地域で甚大な被害が出ています。「備えあれば憂いなし」の考え方で自然災害共済への加入や見直しをお願いします。NTN関連労組連絡会議については、NTNグループで働く仲間の「雇用や生活の安定と向上」、「生きがい・働きがいの持てる組織・社会の実現」を目指し、NTN関連労組として連携を図りながら、諸課題の解決に向け、取り組みを進めていきます。

最後に、提起する運動方針補強(案)を確実にやりきることを目標に、役員を中心に職場の組合員と力を合わせて活動を進めていくので、皆さんのご支援・ご協力をお願いします。

生きがい・働きがいの持てる組織・社会の実現を目指し、活動を進める 中央執行委員長 高尾  伸

たか お     のぼる

中央執行委員長挨拶(要旨)

第410号 ⑶

組合員の皆さんをはじめ、会社、多くの働く仲間のご理解とご支援を賜り、組織内議員として2期8年目の活動をしていることに感謝申し上げます。この4年間を振り返ると、最初の2年は建設産業委員会の副委員長を拝命し、議会として「中小企業、小規模企業振興基本条例」制定の副座長として条例作成に参画しました。これはJAM政策制度の取り組みにもありますが、内容的にJAMの思いと合致しているか心配でしたが、平成26年に制定することができました。昨年から、民生教育委員会の委員長を拝命し、所管する部署の課題と向き合っています。現在は、小中学校一体校構想や、子育て関連、地域包括ケアシステム構築についての検討などを行なっています。私は議員有志で結集した「磐田市スポーツ振興議員連盟」の代表をしています。しずおか市町対抗駅伝や、市内で

開催の県・全国大会で磐田市代表チームの応援、今年8月に行なわれたリオ五輪には、磐田市から卓球男子「水谷 隼選手」、女子「伊藤美誠選手」、陸上1600mリレー「加藤修也選手」が出場し、パブリックビューイングを市内で開催し、応援に駆け付けました。卓球については見事、男女ともメダルを獲得し、9月3日の磐田市内凱旋パレードでは「万歳三唱」の大役を仰せつかり、あまりの感激に万歳七唱もしてしまいました。組織内議員として、JAM、連合、NTNの政策制度に、これからもしっかりと活動してまいります。また、会派活動を中心に市民の皆さん、働く仲間の皆さんの声を聴き、声を力に、形にするよう「対話・協調・行動」で努力していきます。3選に向け、「昨日より今日、今日より明日が好きになるまち」を目指し、実直に全力投球してまいりますので、皆さんのご支援、ご協力をよろしくお願いします。

3選に向け、全力投球したい3選に向け、全力投球したい

加藤文重組織内議員が3選目の挑戦に向け決意表明か  とう  ふみ しげ

み  ま

磐田支部は、これまで地域の仲間と政策・制度実現に向け、多くの活動に取り組んできました。1995年4月に、NTNとして初めての組織内議員「八木ひろみ」を誕生させて以降、地域でのリーダー的な役割はますます高まり、その責任を果たすために精一杯の取り組みを進めてきました。2009年4月からは、組織内議員のバトンを「八木ひろみ」から「加藤文重」に引き継ぎ、これまで20年以上にわたり重責を担ってきました。組織内議員の活動は、議会や会派によるもののみでなく、組合員からの要望に応える

ための市への働きかけや、市政と会社とのパイプ役など多岐にわたります。これまで活動してきた実績や地域からの期待などを考えると、どうしても引き続き組織内議員を市政に送っていかなければなりません。NTNに働く皆さんの総意で「加藤文重」の背中を押していけるよう、ご理解・ご支援・ご協力をお願いします。 磐田支部 支部長 篠原 正剛

しのはら  まさたけ

左から加藤議員、伊藤美誠選手、全日本卓球女子代表監督 村上恭和さん●●●●●●●●●●●●●●●●

皆さんの総意で背中を押してほしい

⑷ れんたい

中央定期大会に出席いただいたご来賓の皆さん

NTN関連労組連絡会議

釡屋  忍 議長(NTN鋳造労組執行委員長)

かま や   しのぶ組織内議員

愛敬 重之桑名市議会議員

あいきょう  しげゆき組織内議員

加藤 文重磐田市議会議員

か とう   ふみ しげ特別中執

相羽 迅人JAM本部

共済グループ副グループ長

あい ば   はや と

第35期 運動補強方針のポイント今期も引き続き、①JAMの強化と発展、②生活の安心・安定、③信頼と緊張感のうえに立った、対等な労使関係の3項目を「運動の基調」とし、春闘・秋闘の年間二大闘争を柱に以下の取り組みを進めていきます。

通勤途上を含めた労働災害の撲滅通勤途上を含めた労働災害の撲滅

年間総労働時間の短縮

年間総労働時間の短縮

公正・公平・納得性の高い人事諸制度の再構築

公正・公平・納得性の高い人事諸制度の再構築

60歳台前半層の雇用制度の充実60歳台前半層の雇用制度の充実 労働時間に関する

フォロー労働時間に関する

フォロー

福利厚生制度の充実

福利厚生制度の充実

次世代育成支援策の充実と周知

次世代育成支援策の充実と周知

海外労働条件の整理と改善

海外労働条件の整理と改善

生活基盤整備に向けた政策・制度の推進

生活基盤整備に向けた政策・制度の推進

 労働組合としても、女性従業員の皆さんに高いモチベーションを持って働き続けられる環境をつくることは重要と認識している。育児や介護の面だけでなく、働き方の多様化をはじめ、男性社員の意識改革についても、会社と協議していきたい。

執行部より

 人事諸制度の再構築については、若年層からは一定の理解は得ているものの、年配層からは基礎給の減額や手当の見直しなど、先々の不安からモチベーションの向上につながらないとの意見もいただいている。出された意見を全て反映することは難しいと考えているが、公正・公平で納得性の高い制度となるよう、労使で十分な検討を重ねていただきたい。

 本件については、先般の職場総点検運動で各支部の執行委員の皆さんに、大変なご苦労をかけたことに、改めて感謝を申し上げる。職場からの多数の意見を踏まえ、引き続き、労使で協議していきたい。 先般の三次まとめ案の説明は、資料を用いた初めての職場説明であったことから、まだまだ理解いただいていない部分が多くあると思っている。また、人事諸制度再構築の趣旨や考え方は、これまでも何度か説明してきたが、基礎給や個々の手当の改定内容などに皆さんの意識が集中してしまい、目的や考え方が少し薄れてしまったのではないかと思っている。三次まとめ案への意見・要望に対する見解では、再構築の趣旨や考え方も踏まえ、引き続き丁寧に説明できるよう努力をしていきたい。日程面については、最終決着日ありきで進めてはいけないと考えているが、できる限り早く最終案を示せるように進めていくので、ご理解をお願いしたい。

公平・公正で納得性の高い制度へ

執行部より

運動方針補強(案)に関する運動方針補強(案)に関する 質疑・応答第410号 ⑸

東京支部 井伊谷 代議員い い や

 現在、NTNではダイバーシティの推進として、幅広い職種で女性が活躍できるよう、新卒女性社員の採用を増やしている。労働組合としても、女性の働き方の変革と、継続して働きやすい職場づくりの実現に向け、秋闘などを通じながら、さまざまな論議をお願いしたい。

女性が働きやすい職場づくりの実現へ 東京支部 井伊谷 代議員い い や

堀田 中央書記長ほった

 再構築に向け、現在示されている大きな考え方は「やる気・チャレンジを高める」ことであると認識している。制度見直しを行なうことがNTNの発展にどのようにつながるのか、再構築を行なわない場合の影響などをわかりやすく説明し、制度見直しの必要性に対する組合員の認識を高める必要があると考えている。また、新制度を通じて、これまで以上に「仕事の達成感・充実感が味わえるよう、どのような対応を図っていくのか」についても会社の考え方を引き出していただきたい。今後、労使ワーキングチームでさらに詰めていくと思うが、日程面も含め、今後の考え方についてお聞かせ願いたい。

達成感・充実感が味わえる制度へ検討を 岡山支部 角野 代議員かど の

⑷ れんたい

中央定期大会に出席いただいたご来賓の皆さん

NTN関連労組連絡会議

釡屋  忍 議長(NTN鋳造労組執行委員長)

かま や   しのぶ組織内議員

愛敬 重之桑名市議会議員

あいきょう  しげゆき組織内議員

加藤 文重磐田市議会議員

か とう   ふみ しげ特別中執

相羽 迅人JAM本部

共済グループ副グループ長

あい ば   はや と

第35期 運動補強方針のポイント今期も引き続き、①JAMの強化と発展、②生活の安心・安定、③信頼と緊張感のうえに立った、対等な労使関係の3項目を「運動の基調」とし、春闘・秋闘の年間二大闘争を柱に以下の取り組みを進めていきます。

通勤途上を含めた労働災害の撲滅通勤途上を含めた労働災害の撲滅

年間総労働時間の短縮

年間総労働時間の短縮

公正・公平・納得性の高い人事諸制度の再構築

公正・公平・納得性の高い人事諸制度の再構築

60歳台前半層の雇用制度の充実60歳台前半層の雇用制度の充実 労働時間に関する

フォロー労働時間に関する

フォロー

福利厚生制度の充実

福利厚生制度の充実

次世代育成支援策の充実と周知

次世代育成支援策の充実と周知

海外労働条件の整理と改善

海外労働条件の整理と改善

生活基盤整備に向けた政策・制度の推進

生活基盤整備に向けた政策・制度の推進

 労働組合としても、女性従業員の皆さんに高いモチベーションを持って働き続けられる環境をつくることは重要と認識している。育児や介護の面だけでなく、働き方の多様化をはじめ、男性社員の意識改革についても、会社と協議していきたい。

執行部より

 人事諸制度の再構築については、若年層からは一定の理解は得ているものの、年配層からは基礎給の減額や手当の見直しなど、先々の不安からモチベーションの向上につながらないとの意見もいただいている。出された意見を全て反映することは難しいと考えているが、公正・公平で納得性の高い制度となるよう、労使で十分な検討を重ねていただきたい。

 本件については、先般の職場総点検運動で各支部の執行委員の皆さんに、大変なご苦労をかけたことに、改めて感謝を申し上げる。職場からの多数の意見を踏まえ、引き続き、労使で協議していきたい。 先般の三次まとめ案の説明は、資料を用いた初めての職場説明であったことから、まだまだ理解いただいていない部分が多くあると思っている。また、人事諸制度再構築の趣旨や考え方は、これまでも何度か説明してきたが、基礎給や個々の手当の改定内容などに皆さんの意識が集中してしまい、目的や考え方が少し薄れてしまったのではないかと思っている。三次まとめ案への意見・要望に対する見解では、再構築の趣旨や考え方も踏まえ、引き続き丁寧に説明できるよう努力をしていきたい。日程面については、最終決着日ありきで進めてはいけないと考えているが、できる限り早く最終案を示せるように進めていくので、ご理解をお願いしたい。

公平・公正で納得性の高い制度へ

執行部より

運動方針補強(案)に関する運動方針補強(案)に関する 質疑・応答第410号 ⑸

東京支部 井伊谷 代議員い い や

 現在、NTNではダイバーシティの推進として、幅広い職種で女性が活躍できるよう、新卒女性社員の採用を増やしている。労働組合としても、女性の働き方の変革と、継続して働きやすい職場づくりの実現に向け、秋闘などを通じながら、さまざまな論議をお願いしたい。

女性が働きやすい職場づくりの実現へ 東京支部 井伊谷 代議員い い や

堀田 中央書記長ほった

 再構築に向け、現在示されている大きな考え方は「やる気・チャレンジを高める」ことであると認識している。制度見直しを行なうことがNTNの発展にどのようにつながるのか、再構築を行なわない場合の影響などをわかりやすく説明し、制度見直しの必要性に対する組合員の認識を高める必要があると考えている。また、新制度を通じて、これまで以上に「仕事の達成感・充実感が味わえるよう、どのような対応を図っていくのか」についても会社の考え方を引き出していただきたい。今後、労使ワーキングチームでさらに詰めていくと思うが、日程面も含め、今後の考え方についてお聞かせ願いたい。

達成感・充実感が味わえる制度へ検討を 岡山支部 角野 代議員かど の

中国・アジア地区

⑹ れんたい 第410号 ⑺

労働組合の海外事業場視察は、1992年から北米・中南米・欧州・アジア・中国の各海外事業場を定期的に訪問してきました。第34期の視察については、2016年5月に中国・アジアを訪問し、6月から7月にかけて北米を訪問しました。前期に引き続き、労使で視察を行ない、日本とは異なる文化・環境のなかで、グローバルに活躍され、海外事業を支えている海外出向者の労働条件や職場の状況、生活環境の実態を把握したうえで、抽出された諸課題については、優先順位をつけながら一つひとつ改善していくことが必要であると改めて実感しました。労働組合は、今後も海外出向者の業務や生活を側面から支援していけるよう、活動を推進していきますので、引き続いてのご理解とご協力をお願いします。

安心して海外で働ける環境づくりを目指す安心して海外で働ける環境づくりを目指す中国・アジア地区、北米地区 海外事業場視察報告

海外視察報告を行なう入江海外対策部長

▲出向者が入居されている住居の室内

▲三国志でもおなじみの襄陽城

▼女性も交替制に入って 作業に従事しています

◀洛陽市の中心にそびえ立つ「毛沢東」像恩梯恩LYC(洛陽)精密軸承有限公司

襄陽恩梯恩裕隆傳動系統有限公司

【会社データ】従業員数:約100人(うち日本人出向者数は、管理職5人、組合員4人)

【概   況】・中国の国営企業である洛陽LYCとの合弁会社として、2011年1月に設立され、NBとH/Bを製造している。

・中国国内ユーザー向けであり、価格帯はユーザーニーズに合致している。

・場内不良や調達品の不良が多く、「現地価格でNTNレベルの品質を」の合言葉で品質向上に努めている。

北米地区NTN‐BOWER CORPORATION【Macomb】(BOWER)【会社データ】従業員数:約650人(マッコーム工場)(うち日本人出向者数は、管理職6人)【概   況】・テーパ軸受、シリンドリカル、BBなど主に産機商品を製造・販売している。

・NDI向けにBJカセット立上を進めている。不良率の改善がBOWERとしての課題である。・住居は会社から車で15分圏内だが、住居の選択肢が少ないので、内示を早期化してもらいたい。

▲街中は2輪車で大混雑 ▲組合員の田中さん

NTN BEARING-SINGAPORE(PTE)LTD.【会社データ】従業員数:4人(うち日本人出向者数は、組合員1人)【概   況】・商売の8割が2輪ビジネス、1割が産機OEM、残りは

アフターマーケット向けとなっている。・ベトナムでのNTNの軸受シェアはNo.1である。・現地スタッフメインで営業を行ない、駐在員は日本との調整やサポートに回るようにしている。

【会社データ】従業員数:約230人(うち日本人出向者数は、管理職3人)

【概   況】・台湾の江申工業股份有限公司との合弁会社として、2014年に設立された。・中国3番目のCVJ製造拠点として、2015年4月から量産を開始している。・工場は襄陽の空港から3kmほどに位置し、周辺には日系企業が多く進出している。

◀第1工場の外観

第2工場の外観▶

AMERICAN NTN BEARING MFG. CORPORATION(E-MF)【会社データ】従業員数:約680人(派遣社員含む)(うち日

本人出向者数は、管理職3人、組合員11人)【概   況】・生産品目は、A/U、2SH/B、3SH/B、HUR

で、H/Bに関してはNTNが北米でNo.1のシェアを誇っている。・第1工場は設備が古いうえに、ラインごとで設備仕様が異なっており、生産効率が低い。

◀工場は建設途中です▼工場の外観

NTN DRIVESHAFT ANDERSON,INC(NDA)【会社データ】従業員数:約40人(うち日本人出向者数は、管

理職5人)【概   況】・米国3番目のCVJ製造拠点として、2015年

11月に設立された。・工場のあるアンダーソンはインディアナポリスから車で1時間程度の所に位置し、一定の就労人口を確保できる見通しである。・2017年4月の量産開始に向けて計画を進めている。

インドネシア販売 【会社データ】従業員数:約22人(うち日本人出向者数は、管理職2人、組合員1人)

【概   況】・自動車産業が伸びていることに伴い、販社の売上げ、利益も伸びている。・自動車の保有台数は年々増える一方で、交通インフラが発達していないので、渋滞がますますひどくなっている。・為替が非常に不安定なので、売り上げの予測を立てるのが難しい。▲組合員の寺田さん ▲日本食も売ってます

▲出向者の住居▲工場の外観

NTN DRIVESHAFT,INC(NDI)【会社データ】従業員数:約1,750人(派遣社員含む)

(うち日本人出向者数は、管理職7人、組合員16人)

【概   況】・生産品目は、CVJがメインで、北米市場ではまだ伸びシロがあると見込まれている。・出向者数が年々減っており、出向者個々人の負荷は高まっている。・現地人の離職率は、2%(月)程度で、近隣の日系企業と同水準である。優秀な人材の確保は、NDIに限らず近隣企業も課題となっている。

▲安全週間のTシャツ

▲出向者が入居するマンション

中国・アジア地区

⑹ れんたい 第410号 ⑺

労働組合の海外事業場視察は、1992年から北米・中南米・欧州・アジア・中国の各海外事業場を定期的に訪問してきました。第34期の視察については、2016年5月に中国・アジアを訪問し、6月から7月にかけて北米を訪問しました。前期に引き続き、労使で視察を行ない、日本とは異なる文化・環境のなかで、グローバルに活躍され、海外事業を支えている海外出向者の労働条件や職場の状況、生活環境の実態を把握したうえで、抽出された諸課題については、優先順位をつけながら一つひとつ改善していくことが必要であると改めて実感しました。労働組合は、今後も海外出向者の業務や生活を側面から支援していけるよう、活動を推進していきますので、引き続いてのご理解とご協力をお願いします。

安心して海外で働ける環境づくりを目指す安心して海外で働ける環境づくりを目指す中国・アジア地区、北米地区 海外事業場視察報告

海外視察報告を行なう入江海外対策部長

▲出向者が入居されている住居の室内

▲三国志でもおなじみの襄陽城

▼女性も交替制に入って 作業に従事しています

◀洛陽市の中心にそびえ立つ「毛沢東」像恩梯恩LYC(洛陽)精密軸承有限公司

襄陽恩梯恩裕隆傳動系統有限公司

【会社データ】従業員数:約100人(うち日本人出向者数は、管理職5人、組合員4人)

【概   況】・中国の国営企業である洛陽LYCとの合弁会社として、2011年1月に設立され、NBとH/Bを製造している。・中国国内ユーザー向けであり、価格帯はユーザーニーズに合致している。・場内不良や調達品の不良が多く、「現地価格でNTNレベルの品質を」の合言葉で品質向上に努めている。

北米地区NTN‐BOWER CORPORATION【Macomb】(BOWER)【会社データ】従業員数:約650人(マッコーム工場)(うち日本人出向者数は、管理職6人)【概   況】・テーパ軸受、シリンドリカル、BBなど主に産機商品を製造・販売している。

・NDI向けにBJカセット立上を進めている。不良率の改善がBOWERとしての課題である。

・住居は会社から車で15分圏内だが、住居の選択肢が少ないので、内示を早期化してもらいたい。

▲街中は2輪車で大混雑 ▲組合員の田中さん

NTN BEARING-SINGAPORE(PTE)LTD.【会社データ】従業員数:4人(うち日本人出向者数は、組合員1人)【概   況】・商売の8割が2輪ビジネス、1割が産機OEM、残りは

アフターマーケット向けとなっている。・ベトナムでのNTNの軸受シェアはNo.1である。・現地スタッフメインで営業を行ない、駐在員は日本との調整やサポートに回るようにしている。

【会社データ】従業員数:約230人(うち日本人出向者数は、管理職3人)

【概   況】・台湾の江申工業股份有限公司との合弁会社として、2014年に設立された。

・中国3番目のCVJ製造拠点として、2015年4月から量産を開始している。

・工場は襄陽の空港から3kmほどに位置し、周辺には日系企業が多く進出している。

◀第1工場の外観

第2工場の外観▶

AMERICAN NTN BEARING MFG. CORPORATION(E-MF)【会社データ】従業員数:約680人(派遣社員含む)(うち日

本人出向者数は、管理職3人、組合員11人)【概   況】・生産品目は、A/U、2SH/B、3SH/B、HUR

で、H/Bに関してはNTNが北米でNo.1のシェアを誇っている。・第1工場は設備が古いうえに、ラインごとで設備仕様が異なっており、生産効率が低い。

◀工場は建設途中です▼工場の外観

NTN DRIVESHAFT ANDERSON,INC(NDA)【会社データ】従業員数:約40人(うち日本人出向者数は、管

理職5人)【概   況】・米国3番目のCVJ製造拠点として、2015年

11月に設立された。・工場のあるアンダーソンはインディアナポリスから車で1時間程度の所に位置し、一定の就労人口を確保できる見通しである。・2017年4月の量産開始に向けて計画を進めている。

インドネシア販売 【会社データ】従業員数:約22人(うち日本人出向者数は、管理職2人、組合員1人)

【概   況】・自動車産業が伸びていることに伴い、販社の売上げ、利益も伸びている。・自動車の保有台数は年々増える一方で、交通インフラが発達していないので、渋滞がますますひどくなっている。・為替が非常に不安定なので、売り上げの予測を立てるのが難しい。▲組合員の寺田さん ▲日本食も売ってます

▲出向者の住居▲工場の外観

NTN DRIVESHAFT,INC(NDI)【会社データ】従業員数:約1,750人(派遣社員含む)

(うち日本人出向者数は、管理職7人、組合員16人)

【概   況】・生産品目は、CVJがメインで、北米市場ではまだ伸びシロがあると見込まれている。

・出向者数が年々減っており、出向者個々人の負荷は高まっている。

・現地人の離職率は、2%(月)程度で、近隣の日系企業と同水準である。優秀な人材の確保は、NDIに限らず近隣企業も課題となっている。

▲安全週間のTシャツ

▲出向者が入居するマンション

⑻ れんたい 第410号 ⑼

参加した大会代議員に聞く

感想・期待・今後の抱負にし むら   けい いち

入社して27年、今回初めて代議員となり、定期大会に参加することになりました。大会では、前期の活動報告、今期の活動方針について説明があり、春闘では3年連続の賃上げ、2年連続で一時金5カ月超え、秋闘では各事業場においてはWLB休日の導入など、組合員の声を実現していく組合活動の重要性を改めて認識しました。今期は人事諸制度の再構築という重要な取り組みがあります。会社が健全でいるためにも、個人のスキルUPは必要ですが、仕事へのモチベーションを高めるためにも、公正・公平で納得性の高い制度となるよう期待しています。海外視察報告では、日常の生活環境を改善することが仕事への取り組みにつながり、海外勤務希望者も増えグローバルな人材も育つと感じました。今後も組合員と一致団結するためのパイプ役として意見をまとめ、与えられた役割をはたしていきます。

岡山支部 外輪製作課 西村 桂一さん組合活動の重要性を再認識

昨年に続き中央定期大会に参加させていただきました。大会では、前期の活動報告や今期の活動補強方針についての提案説明があり、前期の報告のなかでは政策制度に対する反省があげられました。組織内議員を失うなかで今後どのような活動をしていくかなど、真摯な議論がされました。当社を取り巻く環境も円高・株安などから悪化傾向でしたが、少しずつ持ち直している状況です。しかし、まだまだ予断を許さない厳しい経営環境になると思われます。このようなときこそ職場の声を組合全体に届けるため、日頃から職場の声に耳を傾け、組合員が安心して働きがいのある職場環境づくりに向けてがんばって取り組んでいきます。

安心して働きがいのある職場環境をつくりたい

執行委員となり、2年目の中央定期大会の出席となりました。今回の定期大会の議事のなかで、特に印象に残っているのは海外事業場視察報告です。私自身海外赴任の経験がなく、海外赴任経験者からの話を伺う機会もありましたが、海外事業場視察の報告を聞き、日本の食糧や物品などが手に入りにくい現状を目の当たりにし、海外赴任者に対する支援を充実するべきであると痛感しました。東京地区からも、家族で海外へ赴任されている組合員が数多くいます。海外で家族が安心し

て生活し、仕事に集中できる支援体制の充実など、労働組合として力になれるよう、サポートしていきたいと思います。

安心して海外赴任できる環境づくりを

おか だ   まさ ひろ

大会代議員として、昨年に続いて中央定期大会に参加しました。大会では、NTNを取り巻く情勢や経営実態を含め、前期の活動経過報告および課題、今期の運動方針補強(案)の説明を受けました。参加している各代議員から、方針に対する意見・要望に対し、執行部からの答弁、さらに質問、同様の意見を代議員が発言するなど、活発な議論を直接聞くことができ貴重な体験でした。前期は、各事業場で多くの労働災害が発生してしまいましたが、私も安全対策部の一員として、今期はゼロ災達成に向け各支部と過去災害の現状・対策などの情報共有を図りたいと思います。また、これまで以上に安全で安心できる働きやすい職場づくりに向け、組合活動に取り組んでいきたいと思います。

金剛支部 生産技術課 岡田 正博さん活発な議論を直接聞くことができた

代議員としての役割を果たしたい に かい どう  さとし

今期も大会代議員として中央定期大会に参加しました。各支部から多くの方が集まり、前期の活動報告に続き、今期の運動方針補強(案)の説明と質疑応答があり、緊張感のある大会になりました。また、中国・アジア地区、北米地区の海外視察報告を受け、NTNのグローバル化が進む中、海外出向者の労働環境改善の必要性を改めて感じました。今期も年間二大闘争を柱としながら、労働諸条件の安定・向上を含めた、仕事と生活の調和の実現、時代に沿った福利厚生制度の充実化に向け、職場と執行部をつなぐパイプ役としての自覚を深め、代議員として組合員の意見や要望を吸い上げ、組合活動にフィードバックしていけるよう精一杯がんばります。

本社支部 経営企画部 二階堂 智さん

代議員として全力で取り組みたい昨年に続き中央定期大会に出席しました。今年は名古屋で1日開催でしたが、とても内容が充実していました。前期の活動を振り返り、今期の運動方針補強(案)について説明があり、本部役員方の熱い思い・決意を間近で聞き良い経験となりました。各支部の大会代議員から質問・意見があり活発な議論が行なわれていました。特に今回

は「人事諸制度の再構築」についての質問に対し、激しい論議を交わす場面もありました。今期は、組合員一人ひとりの意見・要望を執行部へ伝えるパイプ役となり、働きやすく、働きがいのある職場に向け、努力していきます。

第35期中央定期大会

組合員と執行部の団結を高めることが重要昨年に続き、中央定期大会に参加しました。大会では、前期の活動経過、運動方針補強

(案)や会計関連などが提案され、承認されました。質疑応答では、「人事諸制度の再構築」について、中央と各支部との熱いやりとりを聞くことができ、とても良い経験になりました。2016年春闘では、世界経済の先行きが不透明な背景の中、賃金と一時金ともに一定の成果が得られたと思います。特に一時金については、5.6カ月を勝ち取ることができ、組合員の期待に応えた結果だと思います。今年に入り、為替や世界経済の影響もあり、当社の状況は決して良い状況にあるとは言えません。これまで以上に組合員皆さんと執行部の団結を高めていくことが重要であると思います。これからも代議員としての自覚を持ち、与えられた役割を果たしていきます。

ふく もり   けん ご

桑名支部 超大型製作課 福森 健吾さん

お ざわ  りょうすけ

長野支部 精密軸受製作課 小澤 亮介さん

こんどう  りょう

磐田支部 DOJ外輪製作課 近藤 涼さん

た じま   よう いち

東京支部 営業管理部 田島 洋一さん

⑻ れんたい 第410号 ⑼

参加した大会代議員に聞く

感想・期待・今後の抱負にし むら   けい いち

入社して27年、今回初めて代議員となり、定期大会に参加することになりました。大会では、前期の活動報告、今期の活動方針について説明があり、春闘では3年連続の賃上げ、2年連続で一時金5カ月超え、秋闘では各事業場においてはWLB休日の導入など、組合員の声を実現していく組合活動の重要性を改めて認識しました。今期は人事諸制度の再構築という重要な取り組みがあります。会社が健全でいるためにも、個人のスキルUPは必要ですが、仕事へのモチベーションを高めるためにも、公正・公平で納得性の高い制度となるよう期待しています。海外視察報告では、日常の生活環境を改善することが仕事への取り組みにつながり、海外勤務希望者も増えグローバルな人材も育つと感じました。今後も組合員と一致団結するためのパイプ役として意見をまとめ、与えられた役割をはたしていきます。

岡山支部 外輪製作課 西村 桂一さん組合活動の重要性を再認識

昨年に続き中央定期大会に参加させていただきました。大会では、前期の活動報告や今期の活動補強方針についての提案説明があり、前期の報告のなかでは政策制度に対する反省があげられました。組織内議員を失うなかで今後どのような活動をしていくかなど、真摯な議論がされました。当社を取り巻く環境も円高・株安などから悪化傾向でしたが、少しずつ持ち直している状況です。しかし、まだまだ予断を許さない厳しい経営環境になると思われます。このようなときこそ職場の声を組合全体に届けるため、日頃から職場の声に耳を傾け、組合員が安心して働きがいのある職場環境づくりに向けてがんばって取り組んでいきます。

安心して働きがいのある職場環境をつくりたい

執行委員となり、2年目の中央定期大会の出席となりました。今回の定期大会の議事のなかで、特に印象に残っているのは海外事業場視察報告です。私自身海外赴任の経験がなく、海外赴任経験者からの話を伺う機会もありましたが、海外事業場視察の報告を聞き、日本の食糧や物品などが手に入りにくい現状を目の当たりにし、海外赴任者に対する支援を充実するべきであると痛感しました。東京地区からも、家族で海外へ赴任されている組合員が数多くいます。海外で家族が安心して生活し、仕事に集中できる支援体制の充実など、労働組合として力になれるよう、サポートしていきたいと思います。

安心して海外赴任できる環境づくりを

おか だ   まさ ひろ

大会代議員として、昨年に続いて中央定期大会に参加しました。大会では、NTNを取り巻く情勢や経営実態を含め、前期の活動経過報告および課題、今期の運動方針補強(案)の説明を受けました。参加している各代議員から、方針に対する意見・要望に対し、執行部からの答弁、さらに質問、同様の意見を代議員が発言するなど、活発な議論を直接聞くことができ貴重な体験でした。前期は、各事業場で多くの労働災害が発生してしまいましたが、私も安全対策部の一員として、今期はゼロ災達成に向け各支部と過去災害の現状・対策などの情報共有を図りたいと思います。また、これまで以上に安全で安心できる働きやすい職場づくりに向け、組合活動に取り組んでいきたいと思います。

金剛支部 生産技術課 岡田 正博さん活発な議論を直接聞くことができた

代議員としての役割を果たしたい に かい どう  さとし

今期も大会代議員として中央定期大会に参加しました。各支部から多くの方が集まり、前期の活動報告に続き、今期の運動方針補強(案)の説明と質疑応答があり、緊張感のある大会になりました。また、中国・アジア地区、北米地区の海外視察報告を受け、NTNのグローバル化が進む中、海外出向者の労働環境改善の必要性を改めて感じました。今期も年間二大闘争を柱としながら、労働諸条件の安定・向上を含めた、仕事と生活の調和の実現、時代に沿った福利厚生制度の充実化に向け、職場と執行部をつなぐパイプ役としての自覚を深め、代議員として組合員の意見や要望を吸い上げ、組合活動にフィードバックしていけるよう精一杯がんばります。

本社支部 経営企画部 二階堂 智さん

代議員として全力で取り組みたい昨年に続き中央定期大会に出席しました。今年は名古屋で1日開催でしたが、とても内容が充実していました。前期の活動を振り返り、今期の運動方針補強(案)について説明があり、本部役員方の熱い思い・決意を間近で聞き良い経験となりました。各支部の大会代議員から質問・意見があり活発な議論が行なわれていました。特に今回

は「人事諸制度の再構築」についての質問に対し、激しい論議を交わす場面もありました。今期は、組合員一人ひとりの意見・要望を執行部へ伝えるパイプ役となり、働きやすく、働きがいのある職場に向け、努力していきます。

第35期中央定期大会

組合員と執行部の団結を高めることが重要昨年に続き、中央定期大会に参加しました。大会では、前期の活動経過、運動方針補強

(案)や会計関連などが提案され、承認されました。質疑応答では、「人事諸制度の再構築」について、中央と各支部との熱いやりとりを聞くことができ、とても良い経験になりました。2016年春闘では、世界経済の先行きが不透明な背景の中、賃金と一時金ともに一定の成果が得られたと思います。特に一時金については、5.6カ月を勝ち取ることができ、組合員の期待に応えた結果だと思います。今年に入り、為替や世界経済の影響もあり、当社の状況は決して良い状況にあるとは言えません。これまで以上に組合員皆さんと執行部の団結を高めていくことが重要であると思います。これからも代議員としての自覚を持ち、与えられた役割を果たしていきます。

ふく もり   けん ご

桑名支部 超大型製作課 福森 健吾さん

お ざわ  りょうすけ

長野支部 精密軸受製作課 小澤 亮介さん

こんどう  りょう

磐田支部 DOJ外輪製作課 近藤 涼さん

た じま   よう いち

東京支部 営業管理部 田島 洋一さん

⑽ れんたい

大会に参加した

男女の垣根を越え   積極的に取り組む 初めて中央定期大会に参加し、これまで理解していなかった労働組合の活動内容や方針を1日という限定された期間のなかで説明を受け、理解することができました。特に海外事業場の視察報告は、生活環境・労働条件などを垣間見ることができ、とても良い勉強になりました。

 今回の経験を活かし、組合員として男女・部署の垣根を越えた意見交換に積極的に取り組んでいきたいと思います。

組合員の生活向上、  雇用の充実に期待 今回、初めての参加で最初は緊張していましたが、元気な挨拶や、ときどき和む場面があり、リラックスして聞き入ることができました。人事諸制度の再構築については、執行部と大会代議員の皆さんと活発な質疑が行なわれ、組合活動に対する

熱意を感じました。これからも組合員の生活向上、実情にあった雇用の充実に向けた取り組みに期待しています。

海外出向者の生活を   知ることができた 昨年に続き中央定期大会への参加となりました。 今年は1日で、前期の取り組み内容と今期の方針を駆け足で確認しました。 特に海外事業場の視察報告では、事業場の概況や、現地での生活環境について写真を通じて説明があり、現地で不慣れな生活を送りながら日々 の生産活動に取り組んでいることを知ることができました。 今後も海外進出が進むなかで、組合員の海外労働条件の整備・生活向上への取り組みに期待しています。

わ だ さ や か

東京支部関東自動車支社

和田紗也加さん

海外事業場の生活向上に期待 今回、初めて名古屋で開催され、1日での定期大会ということで、オブサーバーとして参加させていただきました。 大会では、組合の活動経過や運動方針補強(案)の説明があり、方針に対する中央執行委員と大会代議員の意見のやり取りの真剣さを間近で感じることができ、貴重な経験を

させていただきました。 また、海外事業場視察の説明を聞き、まだまだ、環境が整っていない現状を知り、これからの生活向上に向けた取り組みに期待したいと思いました。

ふじ もと   か よ

金剛支部生産管理課

藤本 加誉さん

やま だ   ま お

桑名支部精密樹脂

山田 麻央さん

さくら い   ゆき え

岡山支部テーパーベアリング生産管理課

櫻井 幸枝さん

組合活動の奥深さを実感 今回、女性オブザーバーとして初めて中央定期大会に参加することになり不安を感じていました。大会のなかで、1年間の活動経過報告・決算報告・海外視察の説明を聞いていくうちに、自分の知らない組合活動がたくさんあることを知り、改めて組合活動の奥深さを実感しました。堅い雰囲気かと思われた大会でしたが、話の途中で笑いが起きる和やかな雰囲気もあり、親しみの持てる大会だと感じました。 組合員として、活動に対する意識を高めることができた1日でした。

磐田支部生産技術研究所

今井やよいさん

さらなる熱い活動に期待 ここ何年か続けて参加させていただいています。 毎年、組合員の生活や職場環境を守るため、役員の皆さんをはじめ代議員の方々が尽力されている姿に感謝するとともに、その熱い取り組みに安心感を覚えます。 しかしながら、職場内では繁忙感が続いており、一人ひとりへの負担は多い状態です。希望通りの休暇取得が難しい場合には、有給休暇の切り捨てが発生してしまうこともあります。 組合員が安心して働ける職場環境の実現に向け、さらなる熱い活動を期待しています。

長野支部精密軸受製作課

川手 水保さんかわ て   みな ほ

組合活動の重要性を再認識 今回初めて中央定期大会にオブザーバーとして参加しました。 緊張感のある雰囲気の中、活動経過報告や今期の運動方針補強(案)の説明を受けました。各支部の大会代議員からの質疑応答では、新しい取り組みに対する組合員一人ひとりの意識・関心の高さを感じました。 この大会が労働組合としての課題共有の場であることや、組合活動の具体的な取り組み、重要性が理解でき、有意義な時間を過すことができました。

本社支部人事部

畑中 久代さんはたなか  ひさ よ

いま い

第410号 ⑾

代議員研修会写真で見る

 9月17日~24日の期間で、代議員研修会を全支部で開催しました。本部役員も参加し、第34期の経過報告や第35期の運動補強方針をはじめ、具体的な取り組みについて理解を深めました。また、2016年秋闘の要求項目や支部独自の要求項目について、職場の状況を含め意見交換を行ないました。

東京支部

岡山支部 磐田支部

本社支部

長野支部

金剛支部

桑名支部

⑿ れんたい

9カ月が経過し、平均取得率は11.9日~2016年有給休暇取得運動について~

 第35期がスタートしました。機関紙「れんたい」を通じて、組合活動はもとより、他支部の状況、組合員の皆さんのご

家族、趣味など、各支部間でつながっていけるように今期も継続して取り組みます。さらに読みやすく、解りやすくするため、「れんたい」アンケートにも取り組みますので、今期もよろしくお願いします。

(中央教育宣伝部長 松葉 真也)

キリトリ

氏名

支部

答え A: B:

職場

〆切11月4日㈮ 組合事務所またはお近くの代議員まで

東京支部長野支部磐田支部桑名支部本社支部金剛支部岡山支部合  計(昨  年)

対象人員 平均取得日数 平均取得率 半日休暇平均取得回数

<参考:各支部の休暇取得状況(9月15日時点)> 2016年度の有給休暇取得状況について、9月15日時点の平均取得日数は11.6日(昨年は11.7日)、平均取得率は60.8%(同61.1%)となっています。 各職場とも繁忙状況の中、前年度と同水準の結果となっており、職場の仲間で相互に理解し合い、休暇取得を推進できていると考えています。 昨年の秋闘で、事業場においてはワーク・ライフ・バランス休日が導入され、年間総実労働時間を短縮することができました。 有給休暇取得運動は、総実労働時間の短縮と、体を休め、心身をリフレッシュするための取り組みです。職場で働く皆さんが協力し合いながら、目標達成に向けて計画取得の推進をお願いします。

 時代を象徴する写真、感動的な風景、来年の干支「酉」にちなんだ写真など、新年号にふさわしい作品を大募集します。

れんたい新年号写真コンクール開催

2L以上(原則として写真:普通紙、上質紙はNG、光沢紙は可)

一席【1点】15,000円二席【2点】10,000円三席【3点】 7,000円

QUOカード

一人2点まで

当選者氏名支部名

長野支部

磐田支部

桑名支部

桑名支部

当選者氏名 支部名

本社支部

金剛支部

岡山支部

山本 芳弘さん尾坂  学さん

後藤 正利さん南  元庸さん中山 文也さん前田 英彦さん

伊藤 将樹さん

Q2字熟語になるように、□に漢字を入れてください。

学↓

外→ A →学↓目

れんたいクイズ 410号410号

大きさ

参加賞

応募点数

賞 品

11月18日(金)までに組合事務所へお持ちください。

とり

148159173615262562579665,0485,001

12.311.811.211.410.511.512.611.611.7

66.4%59.4%58.8%60.2%56.0%60.3%66.2%60.8%61.1%

2.74.13.03.02.42.83.33.03.1

あなたの写真が

新年号の表紙を飾る!

れんたい ひとことメッセージ 410 号

自↓

政→ B →療↓権

れんたいクイズ409号当選者

Q

A

1時間で燃え尽きる蚊取り線香があります。この蚊取り線香を使い30分を計ってください。

先端と真ん中の両端から火をつけ、燃え尽きた時間が30分。