365 - hyogo-min.netアプランナーの6人の専門職を配置...
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政治は変えられる政治は変えられる 市民と野党の 市民と野党の 共同で 共同で
安倍政権の暴走をストップさせたいと願う市民の声に押されて野党の共同が進む中、昨年10月の新潟知事選では野党が推す脱原発候補が当選、今年7月の仙台市長選挙でも野党が共同で推す候補
が当選しました。市民と野党の共同が政治を変える、日本に民主主義を取り戻す力です。一人一人は微力かもしれないが、決して無力ではありません。 安倍政権が執念を燃やす改憲は、権力に制限をかけて国民の自由と権利を保障するものから、国民の自由と権利を制限し国民を国家に従属させるものへと、憲法の性格を変質させようとしています。 この秋、「9条改憲阻む署名3000万」と各種選挙で、私たち一人一人が平和憲法と民主主義を守る意思を示していきましょう。
沖縄県民大会(8月12日)
市民にあたたかい神戸をつくる会・市民大集会(9月21日)
県連評議員会(9月10日)
東神戸病院リハ課「憲法Cafe」学習会
あなたの一歩であなたの一歩で変わります!変わります!
3652017年10月
自らが
先頭に
学びを力に行動
市民と
野党の
共同で
決して
あきらめ
ない!
どうせ政治は変わらない?
(2)№365 2017年10月兵庫民医連NEWS
リハはナチスや戦争に利用された歴史がある。今、自分たちがリハをできるのは平和だから、若手に平和を語るには、まず上司が学び・体験し、後輩に伝えることが大切。
基準緩和型も報酬の少なさから実施する事業所も増えず、介護保険から「卒業」させる行政対応の進行もあるなど、新総合事業へのたたかいの課題が山積している実態がある。
無低診を実施している医療機関が少ないため必要な治療を受けられない実態の中で、国保44条の適用拡大、無低診の保険薬局への適用拡大が必要。
診療所のリニューアルに向けて組合員の「つどい場」づくり、地域での平和盆踊りなど、組合員・地域が一体となった運動を進めている。
介護の人材確保について学校や学生対策、インターンシップ体験などの計画的な対策、離職対策等に取り組んでいる。
神戸医療生協の3つのこども食堂の取り組み状況を報告。立ち上げから運営の中で共通する点は、学校や地域、他団体との「地域連携」が大切。
2016医学対ムーブメントで奨学生となった医学生の決意経過と奨学生の育成方針について。兵庫民医連への理解と共感をつよめる働きかけを粘り強く進めてきた。
宝塚市がすすめるエイジフレンドリーシティーへの協働活動の一つとして宝塚医療生協の「健康まつり」を位置づけ、医師会や薬剤師会、JA、コープこうべなど様々な団体の後援や協賛を得て実施する予定。
東灘区内の6病院と2有床診療所がそれぞれの役割を明確にし連携を強める協議をおこない、病床は地域の財産であると再確認できた。互いの連携を強めていくことが地域の医療の充実・前進に不可欠。
師長会で「健康権」やSDHの視点での事例検討や民医連看護の理念
学ぶべき経験・視点に満ちた豊かな発言 9月10日(日)、神戸国際会館で開催された評議員会での発言の概要を紹介します。
木村忠勝評議員(姫路医療生協)
「セラピストと 平和活動について」
柳田進評議員(駒どり)
「新総合事業へのたたかいと対応」
山上育子評議員(尼崎医療生協)
「無料低額診療事業の 特徴と課題」
中西靖明評議員(尼崎医療生協)
「本田診療所の リニューアル大運動」
杉岡眞由美評議員(姫路医療生協)
「介護事業所における 人材確保の取り組み」江浦貴洋監事(神戸医療生協)
「こども食堂のとりくみ」
福島千尋評議員(県連事務局)
「医学対活動報告」
脇野耕一理事(宝塚医療生協)
「宝塚における行政と 協働するHPH活動」
中村勇造評議員(神戸健康共和会)
「東灘区医療フォーラムの 取り組みについて」
鈴木佐和子評議員(神戸健康共和会)
「県連診療所師長会の 活動報告」
の学習を日常の実践と照らし合わせながらすすめてきた。現場での悩みや業務相談などをSNS(師長会グループのLINE)でタイムリーに情報交換し対応している。
兵庫民医連第49期評議員会兵庫民医連第49期評議員会
地域に根付いたセンターをめざして地域に根付いたセンターをめざして
№365(3)2017年10月 兵庫民医連NEWS
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社会福祉法人 駒どり 西代あんしんすこやかセンター 管理者 柳田 進
昨年度の相談件数は268件と年々増加
いたやどクリニックと介護センターいたやどが隣接
「あんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)」は神戸市が設置する高齢者に関する相談窓口です。概ね中学校区に1か所の割合で、市内全域に76か所設置しています。 具体的な業務は ①高齢者に関する相談窓口 ②関係機関との連携 ③要介護(要支援)認定の申請代行 ④基本チェックリストの実施 ⑤地域での支え合い活動の支援 ⑥介護予防サービス計画の作成などで、当センターは2006年に社会福祉法人駒どりとしては最初の地域包括支援センターとして神戸市から受託しました。 管轄エリアは長田区中西部で、いたやどクリニックの診療圏と重なっており、6月号で紹介されたクリエ
イト兵庫・介護センターいたやどとも連携しながら地域の高齢者のサポートを進めています。 今年度よりセンター職員が3名交代となり、フレッシュな顔ぶれになりました。現在は、主任介護支援専門員、社会福祉士、保健師または看護師、地域支え合い推進員、予防ケアプランナーの6人の専門職を配置し、それぞれが専門性を活かし連携しながら日々の業務に取り組んでいます。 昨年度の相談件数は268件で年々増加しています。介護相談を受け、ほとんどのケースが介護保険の申請を行い、必要なサービスにつなげています。困難事例に対しては、区役所に報告して近隣住民を含めた関係
機関と一緒に協議を行い、解決に向け取り組んでいます。 また、介護予防の取り組みとして地域住民に必要性を説明し、小地域単位での健康体操や茶話会などの立ち上げにも力をいれています。 国が介護費用を抑制するための仕組みとして2015年度からスタートさせた「総合事業」が進む中で、新たな負担増や要介護状態の悪化、事業所の閉鎖などがすすむことも予想されます。そのような中で介護難民を生み出さないための対応が必要です。 今後もセンター職員が地域に出向き、住民との信頼関係を構築し気軽に相談できる身近な場所として、地域に根付いたセンターをめざしていきたいと思います。
「生活と労働の視点」でしっかり学び交流「生活と労働の視点」でしっかり学び交流(4)№365 兵庫民医連 2017年10月(5)連NEWS
事例から民医連の看護実践と多職種連携をしっかり学び、交流
疾病の背後にある労働と生活について学びました
8月26日~27日、「災害医療」について現地の生の声を聞くために熊本でサマーセミナーを開催、7名の医学生が参加しました。 1日目は、くわみず病院・川上和美看護部長から震災当時の病院の状況と、震災発生時からの熊本民医連の医療活動や全国の民医連からの支援、職員のストレストリアー
8月10日に大阪で第15回近畿地協看護学生ゼミナールを開催しました。開催方針は①社会と医療の情勢を主体的に学び、知識と視野を広げよう②民医連についてもっと知ろう③近畿の看護学生と交流を深めようの3点です。兵庫から14名の学生が参加しました。 今回の学習企画は、事例を通して民医連の看護の実践を知ることを獲得目標に「家にかえりたい~事例からみる看護の役割~」をテーマに、阪神・淡路大震災で全壊状態のままの自宅から入院してきた患者さんが、施設では無く多職種で連携して住み慣れた自宅を改修して自宅に戻るまでの事例を学びました。「その人らしく」「その人の背景」にあるものを見つめようということで、阪神・淡路大震災の被害状況やその後の生活にどのよ
第15回近畿地協
看護学生
ゼミナール
薬学夏の学校
in 長崎
医学生
サマーセミナー
ジなどを学びまし
うに影響を及ぼしたのかを、ミニ学習とA氏の背景から学びました。22年を経てなお、震災が人々の生活再建に影響を及ぼしていることに衝撃を受けたとの感想もありました。退院に向けて住み慣れた地域で、その人らしく最期まで…寄り添い、あきらめない看護それが民医連看護であることを、学生だけでなく職員も確認することができた学習会となりました。 先輩看護師と語ろう企画では、「民医連看護のエピソード」を看護師が学生に語ることで、私たちが大事にしていることと学習会で学んだことが、重なっていることがわかりました。また、実習・学習・臨床・生活に分かれて学生から質問を受け、学生が将来像を具体的にイメージ出来る場となりました。
九州沖縄地協が主催する「第24回薬学夏の学校 in 長崎」が8月26日~27日に行われ、兵庫民医連から2名の薬学奨学生が参加しました。「世界最古の職業病を考える」をテーマに、池島炭鉱の見学と、「じん肺・アスベスト関連疾患」について、長崎民医連:上戸町病院・三島一幸院長の講演を受けました。 池島は2001年に閉山した九州最後の炭鉱の島で、現在は観光スポットになっています。トロッコに乗ってトンネルに入り、炭鉱現場の生々しい状況が残る中、元炭鉱労働者のガイドを受けました。一酸化炭素中毒の対策、メタンガスによる爆発防止対策、最新の掘削機や移動手段など、炭坑としては最善の労働環境を整備した当時の状況の説明がありました。炭坑トンネルは、海底を10㎞も掘り進
た。被災者の見守り活動を行なっている「よか隊ネット熊本」の江崎太郎事務局長から、現在までの支援活動を通して見える被災者の現状と課題についてお聞きしました。夜の交流会では、兵庫民医連の東郷泰三事務局長より阪神淡路大震災~熊本地震に至る日本の災害対策の現状や問題
・ 被災者におきている問題は、震災前からあったものも多く、それが震災によって顕在化してくるという話が印象に残った。・ ストレストリアージという職員にも目を向けた取り組みが印象に残りました。・ 職員も被災者なのに負担が変わらない等、生々しい声やリアルな体験談もお聞きし、今迄で一番身近に震災を感じました。・ 未だに仮設住宅で生活している方がいて、以前の暮らしとは全く違うことが続いていることを実際に見て知った。生活環境があのままでは、いくら街が再生しても復興の実感は無いのかなと思った。・ 震災直後の医療者の苦悩や、その後のコミュニティ問題、生活再建など今回学べたことを持ち帰り、少しでも知っている人を広げていけたらと思います。
・ 事例を通して「その人らしさ」や「生活背景」を知った上で、多職種連携が必要なんだと思いました。・ 患者さんが自分で決めることが大事で、思いを言えるような関係づくりが大切だと思いました。・ 事例で、患者様の望んでいることを汲み取ることが大切だと学びました。
・ 炭坑現場で一番印象的だったのは、緊急避難所です。こんな小さな空間に多くの人が入っていたと思うと私には耐えられない。「ガスが充満したらどうするか」と問われて、死を覚悟するしか…。と思ってしまった。・ 1泊2日と短い期間でしたが、薬剤師さんの話をじっくり聞くことができ、本当に良い時間でした。2日目の講演では、「じん肺、アスベスト関連疾患とは何か」しっかり学べました。1年生の私には知らない事ばかりでした。
医学生の感想
看護学生の感想
薬学生の感想
3回目となる熊本支援行動を8月27日(日)に西原村小森仮設住宅で行い、健康チェック、医療・介護相談とアイスクリームの配布を行いました。同時に行われた熊本民医連の「仮設住宅入居者アンケート」で被災者の声が出されました。住宅を再建し仮設を退去する人もある一方で、障害者や高齢世帯など、仮設から出ることが困難な状況にある人の実態が浮き彫りになっています。
・ 仮設入居から1年たち、外からの支援が減って7月は誰も来なかった。人が集まれるきっかけづくりの支援を続けてほしい。・ 住宅再建して元の家に戻りたいがお金がネック。・ 大工さんが不足している。・ 9月末に医療費と介護費の減免が終了するが助成を継続してほしい、打ち切りは死ねということ。
被災者の声
NPO法人ING熊本支援行動を通して見えてくること
み、一日中肉体労働をこなすもので、過酷な労働現場であることは想像以上でした。 三島院長の講演では、炭坑の多い長崎で、じん肺患者を診察するに当たり「被害者救済の立場」を忘れないとし、労災や必要な制度につなげる診察に取り組んできた歴史と実例を紹介されました。検査結果だけでは原因が特定できない特発性間質性肺炎も、患者の職歴や生活環境を聞き取る中で、救済制度につなげることが出来ると語られました。薬学生は炭鉱などの過酷な労働条件で働く労働者の状況を知る機会も少なく、貴重な体験となりました。 また、「最新の薬学事情を考えよう」をテーマに、ジェネリック医薬品についてグループワークを行ないました。
点が話されました。 2日目には、NPO法人INGによる西原村小森仮設住宅でボランティア活動に合流。医学生はラフターヨガを行って被災者と交流して、「普段の生活では笑うことも無く、今日はたくさん笑ってとても楽しかった」と喜んでいただけました。
「災害医療」熊本で開催「災害医療」熊本で開催
夏休み期間中に医学生・看護学生・薬学生を対象とした企画が開催されました。兵庫民医連医学生サマーセミナーは熊本地震の被災地で「災害医療」をテーマに学習とボランティア、近畿地協看護学生ゼミナールでは事例から民医連の看護の実践を学習、薬学部奨学生は九州沖縄地協主催の「薬学夏の学校」に参加して「世界最古の職業病を考える」をテーマに「じん肺・アスベスト関連疾患」を学びました。いずれも「生活と労働の視点」で、しっかり学びながら交流を深めました。
№365(7)2017年10月 兵庫民医連NEWS
今まで介護保険も使わず独居してきた99歳祖母が心不全で入院。なんと無事独歩できるようになり、長男である父宅へ無事退院。 難聴があるものの、認知面は全くといってよいほど問題なく「来月には(一人暮らしに)もどるから!」と宣言。もちろんサービス利用は「自分で出来るからいらん!」と断固拒否。 元気すぎる99歳に周りはふりまわされています。小島 亜季恵(東神戸病院) 介護支援専門員という仕事柄、いつも事例が気になります。 2割負担の方も、生活に余裕の有る人ばかりでは無いので、極端な裕福な人以外には、2割負担は厳し過ぎると感じる事も多いです。吉野 順子(ケアプランセンターくいせ)
介護保険制度内での生活支援が困難な時、地域への発信や国会議員への要請行動は大事な取り組みですね。高齢者や家族の声を代弁して行動する役割が求められています。現場も大変でしょうが、頑張りに期待しています。渡辺 節子(駒どりOB) 夫婦二人きりの生活が一変、長女がお産のために帰ってきました。7月に初孫が生まれ、にぎやかだった二ヶ月があっと言う間に経ちました。 孫って本当にかわいいものだと、つくづく思う今日このごろです。森田 泰史(東神戸病院) いつもたのしみにまちがい探ししています。疲れた時の息抜きに最高です! ありがとうございます。奥野 治美 (介護相談室ふたば) 夏休みに「GINZA SIX」に行ってきました。広かったです(笑)。大槻 保子 (尼崎医療生協病院) 今年の夏は、気温よりも湿度にバテた夏でした。涼しく
読者の声
「決してあきらめない」「徹底して非暴力でたたかう」
を合言葉に
■ 8月号の応募者は15名で15名が正解でした。右の5名の方に図書カードを進呈。
①岡本絵美子(宝塚医療生協本部)②大槻 昌史(東神戸病院)③伊藤 由佳(東神戸病院)④左近允絢子(ふれあい薬局長田)⑤奥野 治美(介護相談室ふたば)
〈締切〉2017年11月10日(金)◇当選者は2017年12月号に掲載。〈応募〉1人1通。はがき又はEメールで。氏名、院所名(職場・職種)、OBの方は在職時の法人名を記入の上、下記へ送付して下さい。〒650-0047 神戸市中央区港島南町5丁目3-7兵庫民医連ニュース「クイズ」係☆Eメール:kikansi@hyogo-min.com※余白に、①興味深かった記事と感想、②事業所での取り組み紹介、③近況、④ニュースへのご意見等、お書き下さい。
【応募のきまり】
まちがいが7カ所。どこにあるでしょう?
まちがいさがし10月 小彦あんず作
正解者のうち5名の方に
図書カードを差し上げます。
まちがいさがし8月号の答え
なっても、脱水、熱中症に気をつけて、水分補給を心がけ
ます。伊藤 由佳(東神戸病院)
真夏の太陽が照りつける中「決してあきらめない」「徹底して非暴力でたたかおう」を合言葉に集まった150人を超える人々が歌をうたいはげましあって座り込みをしました。 午後1時を過ぎた頃、数台の車に分乗した機動隊員が現れ、座り込んで抗議を続ける人々を次々ごぼう抜きにしていきました。それでも抜け出してまた座るを何回か繰り返しました。 これが現実かと疑いたくなる異様な雰囲気の中、とうとうゲート前の通路が機動隊によって確保されてしまいました。すぐさま鉄骨や採石を
満載した大型トラックが60台、次々とゲートの中へ入っていき、これが毎日続いています。これからも引き続き全国から多くの支援が必要だと感じました。 その後辺野古沿岸の大浦湾にも足を運び現地での説明をうけました。工事は決して順調には進んでいません。海底の調査により地盤が非常に弱く再検討が必要な事。湾の中に遺跡が発見され徹底した調査が必要なこと等々。今後のたたかいの焦点は、近づく名護市長選挙、沖縄県知事選挙に絶対勝たなければならない事だと話しておられました。
最後に私は民医連のみなさんと一緒に選挙の応援に来なければと強く思いました。かけがえのないきれいな海、自然を壊してまで米軍基地を造らなければならないのかまったく理解できませんでした。(東神戸医療互助組合 社保平和委員長 北嶋寿一)
続・沖縄民医連2017年平和を守るたたかい全国支援行動
たじま医療生協
(8)№365 2017年10月兵庫民医連NEWS
みんなの笑顔のために あまの里夏祭り
「被爆・戦争の体験、平和への 思いを聞くつどい」開催
ルト、たこ焼き、焼きそば、ちらし寿司、デザートにプリン、ソーダーゼリー、家族会からは唐揚げ、飲料水と多岐に渡り出品させていただきました。ほとんど完売で大変好評でした。 施設内舞台では、踊りボランティアの雅会、なでしこグループに
は、あまの里をご利用していただいている、ご利用者、ご家族のみならず、ボランティアさん、職員、地域の皆様が笑顔になれる場をと考え「みんなの笑顔のために」を掲げました。 模擬店ではカレーライスにフランクフ
社会福祉法人虹の会
8月5日(土)、淀川花火大会に合わせ、今年も「あまの里夏祭り」を開催いたしました。あまの里各部署より夏祭り実行委員を選出して、2ヶ月に渡り全5回の委員会を設け、様々な内容を協議、準備して参りました。 今年度の夏祭りのテーマとして
よる盆踊りを披露していただき、こちらも大変好評でした。職員の出し物では毎年恒例の「ズンドコ節」、「ソーラン節」を披露させていただきました。また舞台を見学されている、ご利用者、ご家族、地域の皆様にもご参加いただき、懐かしの歌を合唱しました。 舞台終了後は、淀川花火大会を施設屋上より観覧していただき趣ある夏の風情を感じていただきました。 (あまの里 堀 文哉)
被爆体験・戦争体験をした方の高齢化が進み、その話を聞き平和の尊さを実感する場が少なくなっています。 たじま医療生協では9月2日(土)にろっぽう診療所近くの新田地区コミュニティーセンターで、医療生協の組合員や職員はもちろん、一般の若い世代の人たち、戦争を知らない世代の人たちに、「被爆・戦争の体験、平和への思いを聞くつどい」を開催し、職員や組合員、案内や新聞記事を見てきた人たちなど約40名が参加しました。 第1部では3名の方の被爆体験談を聞きました。ある被爆者は「長崎で犠牲者の搬送したとき、その臭いや折り重なる遺体の光景
は、今までに見たことのない地獄絵図だった」また、「母や子を探す泣き声が耳に残り、今でも忘れることが出来ない」と切々と語られました。 第2部では豊岡市但東町高橋村の住民が国の施策で「満蒙開拓団」に集団で満州に移住し苦難の末、集団自決をはかった実話を紙芝居で見て、体験談を聞きました。
そのほか、会場後方に原爆写真パネルを展示しました。 参加者からは、「話の中で、当時は大きくなったら国にいのちを捧げるのだと聞かされたとのことだけれど、本来国は国民のいのちを救うべきものだ」また、「このようなことは二度とあってはならない。平和の大切さを実感した」との声が出されました。 (たじま医療生協 和田 茂孔)