47 都道府県＜食のイメージ＞調査 2016...

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北海道が２年連続１位！日本酒ブーム、地元嗜好型の影響も

47 都道府県＜食のイメージ＞調査 2016 ランキング発表

【調査概要】

株式会社バイヤーズ・ガイド (所在地：東京都千代田区、代表取締役社長：永瀬正彦) は全国 15,556人の

20～69 歳の男女を対象に、都道府県別に食のイメージを把握する全国「47都道府県〈食のイメージ〉調査

2016」を昨年度に引き続き実施しました。

「47都道府県〈食のイメージ〉調査 2016」では、食全体から、米、めん類、野菜、果実、水産物、肉類、菓子

類、アルコール、料理などの 17 カテゴリ別に、〈食のイメージがある都道府県〉〈この１年間に食べて印象に残

っているもの〉を数値化したものです。これによって、全国の都道府県別の食イメージや実食による訴求を共

通のモノサシで測定できます。また、居住ブロックや性年代別に比較することで、県民性や性別、そして年代

によって異なる、地域の食に対する特徴をうかがえる結果となりました。

【TOPICS】

■「食のイメージ」「この１年間に食べて印象に残っているもの」ともにベスト３は北海道・大阪府・福岡県

昨年に引き続き〈食のイメージがある都道府県〉〈この１年間に食べて印象に残っているもの〉ともに、北海

道・大阪府・福岡県がベスト３。イメージも実際食した印象が強いものも、あまり差がない結果となった。と

くに、実食によるイメージ訴求では、１位に北海道 (28.2%)、２位に福岡県 (10.3%)、３位に大阪府

(10.2%)、４位に京都府 (9.7%)、５位に長野県 (9.5%) と、旅行や出張での来訪頻度が多い都道府県がランク

インした。これは「旅行」と「地元グルメ」がセットとなって、消費者の心に訴求していることがわかる。

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■お米のイメージは北海道が新潟県を抜く！テレビ CM「ゆめぴりか、ななつぼし」の影響か

カテゴリ別に見るとお米の〈食のイメージがある都道府県〉では、ついに北海道（14.9%）が新潟県

（14.7%）を抜いて１位に。テレビ CMで「ゆめぴりか（501件）」「ななつぼし（222 件）」「きらら 397（87

件）」といった北海道米が認知されてきたためとも考えられる。３位以降は秋田県（10.7%）、宮城県（6.2%）、

山形県（5.0%）と東北勢が続く。固有名詞で見ると依然として、新潟県のコシヒカリ（1525 件）・魚沼産コシ

ヒカリ（149 件）はダントツで強いブランド認知を証明する結果となった。

1位北海道（昨年1位） 6位千葉県（昨年7位）

2位福岡県（昨年2位） 7位沖縄県（昨年11位）

3位大阪府（昨年4位） 8位東京都（昨年9位）

4位京都府（昨年3位） 8位愛知県（昨年10位）

5位長野県（昨年6位） 10位新潟県（昨年5位）

1位北海道（昨年1位） 6位新潟県（昨年6位）

2位大阪府（昨年2位） 7位愛知県（昨年7位）

3位福岡県（昨年3位） 8位広島県（昨年9位）

4位沖縄県（昨年5位） 9位香川県（昨年14位）

5位京都府（昨年4位） 10位静岡県（昨年8位）

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■日本酒ブームが牽引！国産ワインの産地イメージも少しずつ浸透か

アルコール飲料の産地として強いイメージを持たれているものは、１位が日本酒（58.4%）という結果に。ここ

数年の日本酒ブームが牽引していると考えられる。２位はワイン（55.5%）、３位は焼酎（55.3%）、４位はウイ

スキー（41.4%）、ビールは５位（39.8%）と続く。

世代別に実飲によるイメージ訴求の１位を見ると、30代～50代男性と 50代女性はサッポロビール（59 件）

をはじめとする北海道のビール、20代男性は沖縄県の泡盛、60代男性は鹿児島県の芋焼酎、20代女性は田酒な

ど青森県の日本酒、30代女性は長野県のワイン、60代女性は山梨県のワインを挙げており、分散傾向。

1位北海道（昨年2位） 6位富山県（昨年6位）

2位新潟県（昨年1位） 7位福島県（昨年7位）

3位秋田県（昨年3位） 8位青森県（昨年11位）

4位宮城県（昨年4位） 9位石川県（昨年10位）

5位山形県（昨年5位） 9位岩手県（昨年8位）

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■調味料はやはり地元嗜好！ “ソウルフード”を挙げる人が多数

調味料の〈食のイメージがある都道府県〉では、昨年同様に１位が愛知県（3.9%）、２位が千葉県（2.1%）、

３位が京都府（1.9%）、４位が同率で長野県と沖縄県（1.7%）が入る。

一方、〈実食によるイメージ訴求〉を各ブロック別に見ると、北海道ブロックは北海道の「昆布醤油」、北東

北ブロックは秋田県の「しょっつる」、南東北ブロックは宮城県の「仙台味噌」、北関東・南関東ブロックとも

に千葉県の「醤油」、甲信越ブロックは長野県の「信州味噌」、北陸ブロックは石川県の「いしる」や「能登の

塩」、東海ブロックは愛知県の「八丁味噌」、近畿ブロックは和歌山県の「湯浅醤油」や「金山寺味噌」、中国ブ

ロックは広島県の「牡蠣醤油」や「オタフクソース」、四国ブロックは香川県の「醤油」、九州ブロックは福岡

県の「醤油」や「ゆず胡椒」、沖縄ブロックは沖縄県の「塩」や「コーレーグス」を挙げる。それぞれ地元の馴

染みのある調味料を挙げる人が多く、醤油ひとつとっても地域ごとの特徴がでており、故郷の味がソウルフー

ドという結果になった。

男性20代沖縄県（2.4％）…泡盛など女性20代青森県（1.6％）…田酒などの日本酒

男性30代北海道（2.8％）…サッポロビールなど女性30代長野県（1.2％）…ワインなど

男性40代北海道（1.2％）…サッポロビールなど女性40代鹿児島県（1.6％）…芋焼酎など

男性50代北海道（2.2％）…サッポロビールなど女性50代北海道（2.7％）…サッポロビールなど

男性60代鹿児島県（3.5％）…芋焼酎など女性60代山梨県（5.1％）…ワインなど

●性年代別・実飲による酒のイメージがある都道府県（複数回答）

1位愛知県（昨年7位） 6位福岡県（昨年6位）

2位千葉県（昨年2位） 6位大阪府（昨年6位）

3位京都府（昨年2位） 8位北海道（昨年8位）

4位長野県（昨年4位） 9位秋田県（昨年10位）

4位沖縄県（昨年5位） 10位広島県（昨年8位）、

兵庫県（昨年10位）

居住ブロック１位の県（パーセンテージ）…具体名

北海道北海道（4.6%）…昆布醤油など

北東北秋田県（6.4%）…しょっつるなど

南東北宮城県（2.2%）…仙台味噌など

北関東京都府（2.7%）…白みそなど

南関東千葉県（5.2%）…醤油など

甲信越長野県（10.3%）…信州味噌など

北陸石川県（5.3%）…いしる、能登の塩など

東海愛知県（17.0%）…八丁味噌など

近畿兵庫県（2.7%）…赤穂の塩など

中国広島県（5.8%）…オタフクソース、牡蠣醤油など

四国香川県（4.4%）…醤油など

九州福岡県（6.7%）…醤油、ゆず胡椒など

沖縄沖縄県（6.5%）…塩、コーレーグスなど

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■「豚骨ラーメン」や「博多うどん」など多種なイメージで、福岡県がめん類１位に

めん類の〈食のイメージがある都道府県〉では、昨年同様に豚骨ラーメンや博多うどんなどの様々な麺が食

べられる福岡県が１位（13.2%）、２位が香川県（11.8%）、３位が北海道（10.0%）、４位が沖縄県（9.3%）だ

が、５位には前回６位の大阪府（7.9%）が入る。

一方、めん類で強いイメージのある種類でみると、讃岐うどんに代表される「うどん」が１位となり、実食

のイメージでも逆転して香川県が１位（8.2%）となっている。

1位福岡県（昨年1位） 6位長崎県（昨年5位）

2位香川県（昨年2位） 7位愛知県（昨年7位）

3位北海道（昨年3位） 8位長野県（昨年8位）

4位沖縄県（昨年4位） 9位岩手県（昨年9位）

5位大阪府（昨年6位） 10位山梨県（昨年12位）

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■１位「神戸牛」２位「松阪牛」とブランド牛がゆるぎない地位を確立

肉類の〈食のイメージがある都道府県〉では、昨年同様に１位が北海道（15.2%）、２位が鹿児島県（6.4%）、

３位が宮崎県（5.9%）、４位が沖縄県（5.6%）だが、５位には前回６位の宮城県（4.4%）が入る。

一方、実食によるイメージ訴求でみると、ブランド牛「神戸牛」を持つ兵庫県が１位（2.0%）、「松阪牛」を

持つ三重県が２位（1.9%）、続いて３位が北海道（1.6%）、４位が鹿児島県（1.3%）、５位に宮崎県（1.2%）とな

った。神戸牛や松阪牛といったブランド牛の広い認知は県というよりも、ブランドとしてゆるぎなく確立して

いる。

1位香川県（昨年1位） 6位長崎県（昨年2位）

2位福岡県（昨年2位） 7位長野県（昨年6位）

3位北海道（昨年6位） 8位兵庫県（昨年5位）

3位秋田県（昨年2位） 9位沖縄県（昨年13位）

5位愛知県（昨年10位） 10位山梨県（昨年14位）

●めん類で１年間に食べた中で印象に残っている都道府県（複数回答）

1位北海道（昨年1位） 6位兵庫県（昨年6位）

2位鹿児島県（昨年2位） 7位三重県（昨年8位）

3位宮崎県（昨年3位） 8位熊本県（昨年5位）

4位沖縄県（昨年4位） 9位山形県（昨年9位）

5位宮城県（昨年6位） 10位愛知県（昨年10位）

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■菓子類は「白い恋人」「六花亭」など、イメージ・実食ともに北海道が２年連続で１位

菓子類の〈食のイメージがある都道府県〉では、昨年同様に１位が北海道（12.9%）、２位が京都府（7.6%）、

３位が沖縄県（4.8%）、４位が東京都（3.7%）だが、５位には前回６位の大阪府（3.6%）が入る。

一方、実食によるイメージ訴求を世代別でみてみると、30代～50代男性 50代女性は北海道で、白い恋人

（113 件）、六花亭（32 件）、ロイズ（31 件）、マルセイバターサンド（26 件）、じゃがポックル（21件）など

多くの菓子群で圧倒的な強さを魅せる。一方、60代男女は京都の八ツ橋（82件）、和菓子（31 件）、20代女性

は東京都が１位で東京ばな奈（49件）を挙げているように、菓子類は旅行のお土産商品が強く印象づけられて

いる。

1位兵庫県（昨年1位） 6位岐阜県（昨年7位）

2位三重県（昨年1位） 7位宮城県（昨年8位）

3位北海道（昨年3位） 8位佐賀県（昨年10位）

4位鹿児島県（昨年3位）８位熊本県（昨年10位）

5位宮崎県（昨年3位） 10位山形県（昨年6位）、

沖縄県（昨年13位）

1位北海道（昨年1位） 6位長崎県（昨年5位）

2位京都府（昨年2位） 7位福岡県（昨年7位）

3位沖縄県（昨年3位） 8位広島県（昨年7位）

4位東京都（昨年4位） 9位兵庫県（昨年9位）


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■料理では「名古屋めし」が全国進出「お好み焼き」「たこ焼き」支持は変わらず強し

料理でイメージされる都道府県を性年代性別で見ると、20代男性と 50代女性は大阪府の「お好み焼き」や

「たこ焼き」、50代男性と 30～40代女性は愛知県の「ひつまぶし」「味噌カツ」「味噌煮込みうどん」「羽先唐揚

げ」といった名古屋グルメ、20代・60代女性は沖縄県の「ゴーヤチャンプルー」「沖縄そば」、 30代男性は広

島県の「お好み焼き」、40代男性は北海道の「ジンギスカン」「海鮮丼」「スープカレー」等、60代男性は京都

の懐石料理や京料理と分散傾向にある。ただ、ここ数年で名古屋めしの全国進出が目立っており、今後も地方

ならではの食が、全国へと波及していくのではないかという見通しが立つ。

1位北海道（昨年1位） 6位福岡県（昨年4位）

2位京都府（昨年3位） 7位宮城県（昨年7位）

3位東京都（昨年2位） 7位長崎県（昨年11位）

4位沖縄県（昨年7位） 7位広島県（昨年11位）

4位新潟県（昨年4位） 10位静岡県、兵庫県、石

川県

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【調査概要】

調査方法：インターネットによる調査（マクロミルモニター）調査対象：全国 20 ～69 歳の男女

調査時期：2016年 8月 6 日～ 8月 17日サンプル数：15,556 人

集計方法：平成 22年国勢調査市区町村人口に基づき、人口規模 30区分×男女×年代 3 区分＝ 180 区分の人

口構成に従ってウェイトバック集計を行った。

【調査の方法】

●食のイメージがある都道府県

「食のイメージがある」と答えた都道府県について、その都道府県内で生産加工されている「食材・食料

品、料理」として思い浮かぶ品目を 17品目の中からすべて選択。

●この１年間に食べて印象に残っているもの

この１年以内に食べたことがある地域産品・地域ブランド産品、料理で印象に残っているものについて、17

品目の中からいくつでも種類を選んだうえで、その産品や料理がある都道府県名を自由記入で回答。

※同じ産品・料理の種類で複数の品目がある場合は、一番印象に残ったものの都道府県名を回答。

【転載について】

※データを転載する際には、『「47都道府県〈食のイメージ〉調査 2016」( 株式会社バイヤーズ・ガイド調


2位京都府（昨年2位） 7位広島県（昨年7位）

3位沖縄県（昨年3位） 8位東京都（昨年8位）

4位北海道（昨年5位） 9位長崎県（昨年9位）

5位福岡県（昨年3位） 10位秋田県（昨年10位）

1位大阪府（昨年7位） 6位広島県（昨年8位）

2位北海道（昨年3位） 7位福岡県（昨年5位）

3位京都府（昨年2位） 7位東京都（昨年5位）

3位愛知県（昨年4位） 9位長崎県（昨年8位）

3位沖縄県（昨年1位）

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べ)』と明記いただきますようお願い申し上げます。

※内容や引用についてのお問い合わせは、下記のお問い合わせまでお願いいたします。

【株式会社バイヤーズ・ガイドについて】

株式会社バイヤーズ・ガイドは、経営理念【結】のもと、「作る人と買う人を結び、最終的に消費者と結

ぶ」、「地域と消費地を結ぶ」という出会いの機会を創出。常にお客様の結果を優先し、相互補助の精神でサー

ビスを行っています。

●会社概要

商号：株式会社バイヤーズ・ガイド代表者：代表取締役社長永瀬正彦

所在地：〒 102-0082 東京都千代田区一番町 22-3 アデックス一番町５階

設立：平成 23年 10月 7日

資本金：1000 万円

事業内容：メディア事業（ウェブサイト、フリーペーパー）、マッチング事業（商談会、求評会、試食会、展

示会）、教育事業（研修、セミナー、講演）、マーケティング事業（テスト販売、試食イベント）、調査事業

（調査設計・定性調査・定量調査）、コンサルティング事業（商品開発・販路開拓）

ＵＲＬ：http://buyersguide.jp/

【47都道府県「食のイメージ」調査に関するお問い合わせ】

株式会社バイヤーズ・ガイド担当：調査部山口、小林、佐々木

〒 102-0082 東京都千代田区一番町 22-3 アデックス一番町５階

TEL：03-6256-9494 / FAX：03-6256-9495 / E-mail：[email protected]

mailto:[email protected]

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