4.事業計画策定後の実施支援に関すること(指針2) 6.新たな … ·...

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経営発達支援計画の概要 実施者名 (法人番号) 羽 咋 市 商 工 会(法人番号5220005005678) 実施期間 平成29年4月1日 ~ 平成34年3月31日 事業者の減少を止め、活気と魅力あるまちを目指すために次のことを目標に経営発 達支援計画を遂行します。 1. 地域の経済動向や需要動向を把握・分析し、各支援団体と連携を図り、小規模 事業者の持続的経営を行なうための事業計画策定の支援を行ないます。 2. 地域の活力を生み出すために、新規創業者や第二創業、事業承継対象者への経 営安定を図る支援を行ないます。 3. 小規模事業者、新規創業者等の経営計画策定後のフォローアップを行い持続的 経営の推進を図ります。 事業内容 1.地域の経済動向調査に関すること(指針3) 関係機関と連携を図り、地域経済の動向などを収集・分析したデータ・結果を 地域の小規模事業者や創業予定者等に提供します。 2.経営状況の分析に関すること(指針1) 小規模事業者の経営状況を的確に把握・分析し、企業診断書を作成し事業者は 経営改善や事業実施の意思決定に活用するとともに、商工会は、指導時にカルテ として活用し経営計画策定に繋げてまいります。 3.事業計画策定支援に関すること(指針2) 既存の小規模事業者や創業者、第二創業、事業承継者に対してセミナーや個別 相談会を開催し外部機関との連携によって事業計画策定支援を行ないます。 4.事業計画策定後の実施支援に関すること(指針2) 事業計画策定後に経営指導員の定期巡回の実施により、事業計画の進捗状況に 応じた計画の見直しや専門家派遣、資金調達などに関してフォローアップを実施 します。 5.需要動向調査に関すること(指針3) 公的機関が行っている需要動向に関する調査結果を独自に整理・分析を行い、 需要動向や商品・サービス・消費者ニーズといった情報を事業計画策定時等に提 供します。 6.新たな需要の開拓に寄与する事業に関すること(指針4) 各支援機関との連携を図り、小規模事業者や新規創業者・第二創業者等の商 品・サービスのPR、地域内外における認知度アップを行なうための販路開拓支 援を行ないます。また インターネット販売等のITを活用した販路拡大支援や メディアの活用による新商品・サービスの情報発信支援を行ないます。 連 絡 先 所 〒925-8585 石川県羽咋市旭町ア139番地 電 話 番 号 (0767)22-1393 FAX番号 (0767)22-8914 ホームページURL http://hakui.shoko.or.jp 代表メールアドレス [email protected]

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経営発達支援計画の概要

実施者名

(法人番号) 羽 咋 市 商 工 会(法人番号5220005005678)

実施期間 平成29年4月1日 ~ 平成34年3月31日

目 標

事業者の減少を止め、活気と魅力あるまちを目指すために次のことを目標に経営発

達支援計画を遂行します。

1. 地域の経済動向や需要動向を把握・分析し、各支援団体と連携を図り、小規模

事業者の持続的経営を行なうための事業計画策定の支援を行ないます。

2. 地域の活力を生み出すために、新規創業者や第二創業、事業承継対象者への経

営安定を図る支援を行ないます。

3. 小規模事業者、新規創業者等の経営計画策定後のフォローアップを行い持続的

経営の推進を図ります。

事業内容

1.地域の経済動向調査に関すること(指針3)

関係機関と連携を図り、地域経済の動向などを収集・分析したデータ・結果を

地域の小規模事業者や創業予定者等に提供します。

2.経営状況の分析に関すること(指針1)

小規模事業者の経営状況を的確に把握・分析し、企業診断書を作成し事業者は

経営改善や事業実施の意思決定に活用するとともに、商工会は、指導時にカルテ

として活用し経営計画策定に繋げてまいります。

3.事業計画策定支援に関すること(指針2)

既存の小規模事業者や創業者、第二創業、事業承継者に対してセミナーや個別

相談会を開催し外部機関との連携によって事業計画策定支援を行ないます。

4.事業計画策定後の実施支援に関すること(指針2)

事業計画策定後に経営指導員の定期巡回の実施により、事業計画の進捗状況に

応じた計画の見直しや専門家派遣、資金調達などに関してフォローアップを実施

します。

5.需要動向調査に関すること(指針3)

公的機関が行っている需要動向に関する調査結果を独自に整理・分析を行い、

需要動向や商品・サービス・消費者ニーズといった情報を事業計画策定時等に提

供します。

6.新たな需要の開拓に寄与する事業に関すること(指針4)

各支援機関との連携を図り、小規模事業者や新規創業者・第二創業者等の商

品・サービスのPR、地域内外における認知度アップを行なうための販路開拓支

援を行ないます。また インターネット販売等のITを活用した販路拡大支援や

メディアの活用による新商品・サービスの情報発信支援を行ないます。

連 絡 先

住 所 〒925-8585 石川県羽咋市旭町ア139番地

電 話 番 号 (0767)22-1393

FAX番号 (0767)22-8914

ホームページURL http://hakui.shoko.or.jp

代表メールアドレス [email protected]

(別表1)

経営発達支援計画

経営発達支援事業の目標

【羽咋市の概要】

羽咋市は、石川県の中央部、能登半島の基部に位置し、東は

富山県氷見市、北に羽咋郡志賀町、鹿島郡中能登町、南に羽咋

郡宝達志水町の 1市 3町に隣接しております。

【羽咋市の沿革と人口推移】

昭和 33 年に町村合併により石川県下 7 番目の市として誕生

し、合併当時の人口は約 30,000 人でした。現在(平成 27 年 12

月 1 日現在)では、人口 22,597 人と大きく減少しています。

・位 置:東経 136 度 46 分、北緯 36 度 53 分

・面 積:91.96 ㎢

・沿 革:

1889 年 4 月 町村制施行に伴い羽咋町が誕生

1954 年 11 月 羽咋町・粟ノ保村・富永村・一ノ宮村・ 越路野村・千里浜村・上甘田村

の1町6村と下甘田村の一部(上中山地区)が、合併し羽咋町とした。

1956 年 9 月 羽咋町・邑知町と鹿島郡余喜村・鹿島路村の 2町 2村が合併し羽咋町とな

る。

1958 年 7 月 市制を施行し現羽咋市となる。

・人 口:22,597 人(平成 27 年 12 月 1 日現在)

・世帯数:8,502 世帯

羽咋市の人口推移 (H22~H27)

(石川県の人口動態石川県 県民交流課 統計情報室調べ 各年 4月 1日現在)

【羽咋市の産業】

〇交通アクセス

羽咋市内には、JR 羽咋駅、南羽咋駅、千路駅と3駅があり、国道 159 号線、249 号線、415 号

線と 3本の国道が交差するとともに、能登半島の海岸線を走る「のと里山海道」のインターチェ

ンジ(千里浜IC・柳田IC)が市内に 2箇所あり、能越自動車道など他の地域からのアクセス

もよい地域となっております。

〇産 業

羽咋市を含む、この中能登地域は、古くから繊維産業が盛んで、昭和 30 年代後半から合繊

長繊維織物の委託加工を主とした小規模機屋が増え、羽咋市のピーク時(昭和 44 年当時)は、

444 事業所、繊維関係従事者 4,433 人(羽咋市史より)の雇用があり、東北地方などから毎年多

くの女工を受け入れている企業もありました。

しかしながら、アジア振興国の追い上げによる繊維業界の慢性的な長期不況から現在では、

62 事業所(平成 27 年 12 月 1 日現在)まで減少しております。

また 商業においては、古くから中能登地域の中心的な商業集積地として、JR 羽咋駅周辺に

5つの商店街(本町通り商店会・パセオ通り商店会・中央通り商店街・駅東商店会・駅前通り商

店街)が形成され、近隣から買い物客を集めていましたが、昭和 50 年代以降、郊外型スーパー

マーケットが進出し、中心商店街の活性化が課題となっています。

羽咋市内の業種別商工業者数等の推移(H16~H26)

H16 H18 H20 H22 H24 H26

農林水産業 11 11 15 15 13 14

建設業 204 206 206 203 202 209

繊維工業 113 111 77 67 66 62

機械工業 25 26 25 15 17 16

その他工業 94 89 84 92 91 86

卸売業 58 56 50 47 46 44

小売・飲食業 448 438 419 406 382 369

金融・保険業 7 7 12 13 13 12

不動産業 17 19 18 19 21 30

運輸・通信業 31 32 31 31 31 32

サービス業 305 302 290 294 287 289

合 計 1,313 1,297 1,227 1,202 1,169 1,163

〇観 光

観光面では、国内で唯一海岸線を車で走行することができる

「千里浜なぎさドライブウェイ」や「日蓮宗妙成寺」「能登一

の宮氣多大社」「曹洞宗永光寺」など数多くの観光名所があり、

どれも国や県の指定文化財となっており、年間の観光客も約

235 万人余り(H25 羽咋市観光協会より)が訪れています。

(撮影:羽咋青年会議所)

(石川県商工会連合会発行 商工会現況より 各年 7月 1日現在)

1989 年頃から「UFOによるまちおこし」として全国でも話

題にあがり、旧ソ連のルナ 24 号の月面車の予備機やランドマ

ークと してアメリカ「NASA」のマーキュリー型レッドス

トーンロケットの本物が展示されている宇宙科学博物館「コス

モアイル羽咋」に、多くの見学者が訪れております。

羽咋市の特産品には、岩ガキ(柴垣地区)やりんご(鹿島路

地区)、地酒(御祖酒造(株))などがあげられます。

2015 年 11 月には、羽咋市とはくい農業協同組合が「農業振

興に関する協定」を結び自然栽培の取り組みに力を注いでおり

ます。

中でも、2005 年 10 月にローマ法王への献上米として全国に

報道された「神子原米」がブランド米としても有名となってお

ります。

【現状と課題】

〇市内商工業者の減少

羽咋市内の商工業者数は、平成 16 年度末に 1,313 事業所だったものが、平成 26 年度末には、

1,161 事業所と 10 年間で 11.5%、152 事業所(商工会の現況より)が減少しております。

このまま何の対策も講じないままの状態が続くと 10 年後には 900 余りの事業所数になるこ

とが予想されます。

中でも商業関係事業所の減少が大きく、152 事業所のうち 93 事業所を「卸・小売業」が占

めており、これは人口減少による購買人口の減少による売上不振やモータリゼーションの進展、

郊外への大型商業施設の進出、事業主の高齢化及び後継者不在による廃業などが主な理由と思

われます。

また サービス業や繊維・機械工業の減少も大きく、これ以上の商工業者の減少は、地域の

経済活動と地域住民の生活にとって大きな影響を及ぼすことになります。

〇市内商工業者の減少を止める為の取り組み

羽咋市では、既存事業者の経営安定を図るために経営安定支援融資制度や中心市街地での創

業助成金制度などの商工業者支援対策を講じております。

一方 羽咋市商工会では、これまで地域の小規模事業者を中心に、経営安定と持続的経営を

図るために金融支援や記帳・税務・労務に関する支援の他、商店街の活性化を図るイベント事

業や、個々の事業者の課題解決に向けた専門家派遣など、小規模事業者の経営改善普及に関す

る事業を実施してまいりました。

また 既存事業者の減少を止めることだけでは、地域の活力を盛上げる事は不可能であり、

新規創業者の支援において、羽咋市や市内金融機関などと連携を図り、創業者支援、第二創業

者支援、事業承継者支援などに取り組む必要があります。

平成 27 年度に羽咋市と㈱日本政策金融公庫、市内金融機関、羽咋市商工会が連携をとり、

新規創業者や創業予定者の情報共有を図り、新規創業支援などに特化した取組を行うための「は

くい創業支援ネットワーク会議」(以下「支援ネットワーク会議」という。)を立ち上げてお

ります。

羽咋市内商工業者等の推移(H16~H26)

H16 H18 H20 H22 H24 H26

① 事業所数 1,313 1,297 1,227 1,202 1,169 1,163

② 小規模事業者数 1,161 1,142 1,077 1,073 1,038 1,037

(神子原米)

(コスモアイル羽咋)

(石川県商工会連合会発行 商工会現況より 各年 7月 1日現在)

【目 標】

〇小規模事業者等の中長期的な振興のあり方

羽咋市では、「産業の活性化、文化遺産の活用による活気と魅力あるまちを目指して、企

業誘致や既存工場の拡大支援、地場産業の振興発展に努めるとともに、商業の活性化や豊か

な自然・歴史・文化遺産の活用、のと里山海道の無料化と北陸新幹線開業に合わせた交流人

口の拡大、地域の特色を活かした農林水産業の振興、中でも農商工の連携を強化し地産地消

の推進に努めます。」(第5次羽咋市総合計画第2部基本構想より抜粋)となっております。

その中で、小規模事業者などの減少は、地域の振興発展に大きな影響を及ぼし、小規模事

業者が持続的に発展していくには、羽咋市、羽咋市商工会、市内金融機関などが連携し、消

費者ニーズを捉えた商品開発や販路開拓、イベントへの参加などを行い地域とのネットワー

クを構築することで経営基盤の強化と地域貢献が可能となります。

これは、短期的に構築できるものではなく、地域の経済情勢などの情報を収集しながら的

確に見極め、小規模事業者が地域に密着した関係の中で築きかれるもので創業者についても

同様であると思います。

地域に密着した商工会は、小規模事業者などの支援機関としてのネットワークづくりとそ

れを活かした伴走型支援体制を構築して行く必要があり、10年後、20年後においても地域の

振興発展に貢献できる小規模事業者などの育成を図ることが、地域経済の活性化に繋がり、

活気と魅力あるまちになると思っております。

〇小規模事業者等への支援目標

前記を踏まえ、地域の経済動向や需要動向を把握し、既存事業者の現状認識から企業診断

書、経営分析を行い、販売促進や販路開拓などを含めた事業計画の策定支援を行ないます。

また 既存事業者の事業承継や第二創業などの事業継続を行なうための取り組みについて

も明確に示してまいります。

事業計画策定を行った小規模事業者などには、定期的なフォローアップを行い事業継続の

推進を図っていくことを目標とします。

創業に関しては、創業前の支援は当然ですが創業後も中長期的な事業計画の策定や金融・

税務・労務などを含めた基礎的な経営知識・ノウハウ支援と定期的なフォローアップの支援

が必要だと思っております。

その他 第二創業や事業承継に関しては、専門家派遣や各種支援施策の情報提供とそれを

実行すべく、伴走型支援を行ない持続力のある事業者に育てることを目標とします。

〇小規模事業者等への支援目標達成のために

前記の目標達成のためには、経営指導員をはじめ商工会全職員の支援スキルの向上が必要

であり、なかでも現状分析、計画策定、販路開拓、販売促進などの支援能力が必要と思われ

ます。

それらをテーマとした研修会などを積極的に受講し、習得したノウハウを職員間でも共有

し、全職員が小規模事業者の課題解決に向けた取り組みをすることで、小規模事業者などへの

支援体制の確立を図る経営発達支援計画を策定いたします。

経営発達支援事業の内容及び実施期間

(1)経営発達支援事業の実施期間(平成 29 年 4 月 1 日~ 平成 34 年 3 月 31 日)

(2)経営発達支援事業の内容

Ⅰ.経営発達支援事業の内容

1.地域の経済動向調査に関すること【指針3】

【現状と課題】

地域の経済動向について、経営指導員の巡回・窓口相談及び各種会議などにおいて、出席

者からの情報を収集するだけとなっており また 各公的機関、金融機関、民間シンクタン

クなどから多くの調査・統計などの情報がありますが、この情報と経営指導員などで集めた

情報を分析し、相談時に活用をすることもありませんでした。

多くの調査・統計結果を整理し、地域の経済動向に関する情報を把握し、経営指導員が独

自に集めた情報と併せて分析し、有効活用することが課題としてあげられます。

【改善方法】

石川県や石川県商工会連合会、金融機関などが行っている経済動向調査の結果を収集し、

経営指導員による分析を行い地域の経済動向の把握を行い、地域の小規模事業者が置かれて

いる外部環境などを商工会報や商工会ホームページなどにより小規模事業者及び創業予定者

などに対して広く情報提供します。

また 経営指導員などの巡回においても情報提供として配布を行い、小規模時事業者の事

業計画策定の足掛かりとします。

【事業内容】

(1) 経済動向に関する調査結果の収集と分析(指針3)(新規事業)

(情報収集)

以下の調査及び項目については関係機関との連携を図り地域の経済動向などを収集し、

調査、分析したデータ・結果を、地域の小規模事業者並びに創業予定者などに提供します。

ⅰ.中小企業景況調査(既存)

全国商工会連合会と連携して製造・建設・小売・サービスなど業種別の業況、採算、

設備投資計画の有無などの動向を四半期毎に調査し、その結果を定期的に、業界の動向

に関する情報として提供します。

ⅱ.金融動向調査(新規)

羽咋市商工会の金融斡旋状況について調査することで、設備投資・事業投資及び資金

調達などの金融活動の実態を把握し、産業の適正な投資計画の遂行及びその所要資金の

円滑な調達に資する対策を講じるための基礎情報とします。

羽咋市商工会の金融斡旋制度としては、日本政策金融公庫融資・石川県制度融資・羽

咋市経営安定支援融資・商工貯蓄共済融資とします。

また 金融機関が発行する「調査月報」からは、石川県における「産業動向」「消費

関連」「物価」などの情報収集を行うほか、日本政策金融公庫が行う北陸3県中小企業

動向調査結果においても情報収集を行います。

これらの情報については、経営指導員において要約をおこない、巡回活動時や事業計

画策定時における外部環境に関する情報として活用します。

ⅲ.開廃業調査(既存)

企業の参入・撤退は日々繰り返されており、こうした企業の参入・撤退こそが産業構

造の転換やイノベーション促進の原動力となり得ることから、倒産・廃業及び新規開業

調査を実施することで、当会地区内で起こる事象について正確に把握します。

ⅳ.その他(既存)

その他 北陸地域の経済動向(中部経済産業局)・石川県統計調査などの各種調査事業

資料を経営指導員が分析し、小規模事業者が持つ個別の課題に応じて情報の提供を行い

ます。

(情報の整理、分析)

ⅰ.中小企業景況調査、金融実態調査、国・県などから集まる調査結果資料を経営指導員

が経営相談の時に活用できるように景況、金融など分野別に整理します。

ⅱ.各種調査結果の情報は、経営指導員が業種別に景況動向や業界の課題などを分析し、

職員全員が活用できるよう整理しデータ化します。

(情報の提供)

① 小規模事業者への巡回訪問での提供

小規模事業者を個別に巡回訪問する際に、国・県などの各種調査結果資料を提示する

とともに独自に分析したデータを、経営指導員に貸与されているタブレット端末で提示

し、経営分析の参考とします。

② 創業予定者並びに創業間もない小規模事業者(創業後1年以内)への情報提供

創業予定者などの巡回・窓口相談や「創業セミナー」などを開催した場合に受講した

参加者個々に対して、国・県などの各種調査結果資料を提示するとともに独自で分析し

たデータを課題抽出や創業計画の策定の参考になるよう提供します。

③ 全職員の情報共有

経営指導員などが分析結果をデータ化し、全職員に情報提供を行いデータの共有を図

ります。

④ 広報などによる情報提供

小規模事業者に対し、分析結果などの情報提供を広く提供する手段として、商工会ホ

ームページ、商工会報などを活用します。

(関係機関資料などからの経済動向に関する調査)

目 的 地域の経済動向の把握

対 象 者 小規模事業者

調 査 項 目 ・直近の売上高 ・業況及び今後の見通し ・設備投資の状況及び資金繰り

調 査 資 料

調 査 名 実施期間 調査頻度

石川県統計調査

北陸3県中小企業動向調査結果

調査月報

中小企業景況調査

開廃業調査

石川県統計室

日本政策金融公庫

関係金融機関

全国県商工会連合会

石川県商工会連合会

毎月毎

四半期毎

毎月毎

四半期毎

四半期毎

活 用 方 法 販路開拓、事業計画策定、新規創業・第二創業計画策定

提 供 方 法 奇数月発行の広報、商工会ホームページ、商工会窓口、経営指導員による巡回

効 果 小規模事業者などの持続的経営を行なうための事業計画策定に係る判断資料

として活用することが出来る。

【目 標】

(経済動向調査目標回数)

項 目 現状 H29 H30 H31 H32 H33

石川県統計調査 12 12 12 12 12 12

北陸3県中小企業動向調査 4 4 4 4 4 4

調査月報 12 12 12 12 12 12

開廃業調査 4 4 4 4 4 4

中小企業景況調査 4 4 4 4 4 4

2.経営状況の分析に関すること(指針1)

【現状と課題】

小規模事業者は、これまでの経験や勘に頼ることが多く、独自の商品開発力や技術力に

乏しく、経営資源の強み・弱みや外部環境や内部環境を自社分析している小規模事業者は

少ないと言えます。

小規模事業者の経営状況に関する分析の多くは、経営指導員による金融指導斡旋や記帳

指導・決算申告指導などの相談時に決算書を基にした財務分析、資金繰りなどの現状把握

に留まっており、経営課題の抽出や課題解決に結びつける経営分析などに繋がっていない

のが現状です。

しかしながら 一部の小規模事業者においては、国・県の補助事業申請に際し事業計画

策定の支援を行なう場合もあります。

その他 創業まもない小規模事業者や第二創業者、事業承継者においても、得意技術や

サービスが地域の消費者ニーズに即しているのかといった情報が不足していると思われ

ることから、それらをフォローする対策も必要であると思われます。

【改善方法】

そこで地域の経済動向、需要動向を踏まえ、自社の強みを活かした商品・技術などの開

発や販路開拓に向けた事業計画策定に繋げるため、事業計画策定セミナーや個別相談会を

開催し経営基盤強化に前向きな小規模事業者の発掘に努めます。

また セミナー参加者を対象に、全国商工会連合会、石川県商工会連合会、金融機関な

どの支援機関や各種専門家と連携し、経営指導員が企業診断書を作成し、小規模事業者の

経営状況について現状把握を行い事業計画策定に結びつけてまいります。

【事業の内容】

(1) 経済分析を行なう項目手段(指針1)(既存事業の改善)

小規模事業者の経営状況を定量面から的確に把握するため、次の方法を用いて①損益分

岐点分析②安全性③資金繰り状況④借入金返済目途についての財務分析を行います。

そのため、経営指導員による巡回訪問を強化するほか、窓口相談、金融相談、決算・税

務申告相談などによって分析が必要である小規模事業者を選定し、ヒアリングと事業者か

ら提供された資料によって経営分析を行います。

分析項目 分 析 方 法

損益分岐点分析 ヒアリング内容や巡回や窓口相談などにおいて提供された財務資

料をもとに、中小企業基盤整備機構の中小企業ビジネス支援サイト

の「経営自己診断システム」を活用し、分析します。

主に、システム内の指標に着目することで、各々の項目について分

析を行います。

〇損益分岐点分析(収益性・生産性)

「売上高総利益率」「従業員一人当り売上高」

〇安全性 「自己資本比率」、「当座比率」

〇資金繰り状況 「資金繰り診断結果の判定」

〇借入金の返済目途 「債務償還年数」

安 全 性

資金繰り状況

借入金返済目途

また 経営分析を行った事業者に対しては、経営指導員によるフォローアップを半期

毎に行なうことが経営者自身の現状把握能力を高める意識付につながります。

(2) 経営分析・個別相談会の実施(指針1)(新規事業)

より多くの小規模事業者に事業計画策定の必要性を周知し、持続的経営を行なうため

に、後述する、専門家による事業計画策定セミナーのカリキュラム中に経営分析を行な

う項目を入れたセミナーの開催と個別相談会を実施します。

また セミナー参加者を対象に経営指導員が企業診断書を作成し、事業計画策定の基

礎資料とします。

創業まもない小規模事業者や事業承継対象者には、経営指導員や派遣制度を利用した

専門家が個別相談指導を行い経営の安定を図ってまいります。

(3)企業診断書の作成(指針2)(新規事業)

前記のセミナー受講者や経営指導員の巡回・窓口相談時にヒアリングシートを用いて、

相談事業者の経営課題の把握を行なうためにSWOT分析を行います。

SWOT分析を行った結果を基に、相談企業の企業診断書を作成し、相談事業者に提

示し課題解決に向けた事業計画の策定に繋げてまいります。

(ヒアリングシートによる聞取り調査項目例)

1.代表者の年齢、後継者の有無 6.商品・サービス等の産業財産権の有無

2.従業員数 7.過去 2年間の決算状況

3.主要取扱商品(サービス) 8.借入金の状況

4.事業所の組織体制 9.自社商品、サービスの自慢

5.設備状況及び更新時期又は予定 10.課題及び将来の目標

(企業診断書の作成)

目 的 企業診断書の作成による事業計画の策定

対 象 者 小規模事業者、新規創業者、事業承継者、第二創業者

支 援 方 法 経営課題の把握とSWOT分析による企業診断書を作成し中長期的な事

業計画の策定を行なう

支 援 内 容

・巡回・窓口相談時のヒアリングシートから経営課題の把握を行い、SWOT

分析を行う

・SWOT分析を基に企業診断書を作成する

・企業診断書を基に 5~10 年の事業計画を作成し、定期的なフォローア

ップによるモニタリングを実施する。

・モニタリングによって、専門的かつ高度な計画見直しが必要な場合は、

専門家派遣制度の活用による事業計画の再作成の支援を行なう。

効 果 持続的経営活動について考え、取り組むことによって廃業率の減少につ

なげる

【目 標】

(事業計画策定に繋げるための経済状況分析を行なう目標企業数など)

項 目 現状 H29 H30 H31 H32 H33

巡回訪問・窓口指導企業数 952 980 1,000 1,030 1,045 1,060

事業計画策定セミナー受講企業数 48 55 60 65 70 75

個別相談参加企業数 10 15 20 25 30 35

企業診断書作成目標企業数 0 6 12 15 18 24

フォローアップ目標企業数 0 6 18 33 51 75

3.事業計画策定支援に関すること(指針2)

【現状と課題】

国の平成 25 年度補正予算から実施されている、小規模事業者持続化補助金申請において、

経営指導員とともに初めて事業計画の策定を行った小規模事業者が多く、経営指導員の役割

は大きいといえます。

また 既存事業者で、金融斡旋時に事業計画の策定が必要な場合にも、経営指導員が事業

計画の策定支援を行っております。

小規模事業者は、経営活動を行なう上で事業計画の必要性を感じていないのが現状で、持

続的な経営活動を行うためには、経営状況の把握から経営課題を洗い出し、課題解決に向け

10

た事業計画が必要であり、その必要性を小規模事業者に訴え、認識してもらうことが重要と

考えております。

【改善方法】

事業計画の必要性を訴えるために、事業計画作成セミナーの受講者や経営指導員による

巡回・窓口相談時にヒアリングシートを用いてヒアリングを実施し、収集した情報を基に

SWOT分析を行います。

SWOT分析の結果を企業診断書として相談事業者に開示し、現状の経営課題について

認識してもらい、その課題解決を図るために事業計画が必要であることを訴えてまいりま

す。

相談者以外にも広く小規模事業者に事業計画策定の必要性を訴える手段として、専門家

による事業計画策定セミナーや個別相談会を開催し、また 参加を促すため案内チラシ・

リーフレットを配布し、商工会報や商工会ホームページに掲載し周知を行ってまいります。

また 策定した事業計画の進捗状況の把握を行なう為に経営指導員による定期的なフォ

ローアップを行い、新たに専門的かつ高度な課題が出てきた場合は、専門家派遣制度を活

用し事業計画の見直しを行い、小規模事業者の持続的経営を行なうための伴走型支援を実

施してまいります。

その他 新規創業者や創業まもない小規模事業者、第二創業者、事業承継者においては、

持続的経営を行なう為の事業計画作成を経営指導員や専門家派遣制度の活用によって個別

相談によって事業計画策定支援を行なってまいります。

【事業の内容】

(1) 事業計画策定セミナー・個別相談会の実施(指針2)(既存事業の改善)

地域の小規模事業者が持続的経営を行い、それによって地域経済の活性化を図るため

には、前述にもあるように事業計画の策定が必要です。

より多くの事業者に対して事業計画策定の必要性を周知するために、専門家による事

業計画策定セミナーと個別相談会を実施し、経営状況の分析から事業計画を策定しよう

とする小規模事業者の掘り起しを行います。

また セミナーなど参加者以外にも、広く事業計画策定の必要性を周知するために、

商工会報や商工会ホームページに掲載し、商工会窓口においてチラシ・リーフレットの

提供を行います。

(事業計画策定セミナー・個別相談会実施)

目 的 持続的経営を行なうための事業計画の策定が必要性であることを周知し

事業計画策定を行なう。

対 象 者 小規模事業者・新規創業者・第二創業・事業承継者

周 知 方 法

商工会広報、商工会ホームページ、経営指導員による巡回

・商工会広報に掲載 年6回(5月・7 月・9月・11 月・1月・3月)

・商工会ホームページに掲載

・経営指導員の巡回、窓口相談時に周知する

周知の内容 セミナー及び個別相談会の開催と事業計画の必要性

支 援 方 法 専門家による全体講習及び個別事業所の相談指導による支援

経営指導員による個別事業所の指導・助言

支 援 内 容

・専門家による事業計画策定セミナー 年3回実施(5月・7月・9月)

・専門家による個別相談 年3回実施(5月・7月・9月)

・経営指導員による個別相談(随時)

効 果 事業計画策定の必要性を認識し事業計画策定を行なう

11

(2) 創業者、第二創業、事業承継者への支援実施(指針2)(新規事業)

地域に根ざす活気ある企業を創出するため、羽咋市が経済産業省より認定を受けた創

業支援計画に盛り込まれたもので、これを通して「はくい創業支援ネットワーク会議」

との連携強化を図ります。この会議は、産業競争力強化法に基づき羽咋市が中心となっ

て立ち上げた創業予定者の発掘から創業後のフォローアップまで事業計画策定支援を行

なってまいります。合わせて 第二創業、事業承継者の支援としてもこの支援ネットワ

ーク会議を活用し支援を行なってまいります。

また 対象者の掘り起しを行なう為に専門家による創業支援セミナーと連携支援団体

による個別相談会を実施します。

(はくい創業支援ネットワーク会議の支援内容)

【目 標】

(事業計画策定目標企業数)

項 目 現状 H29 H30 H31 H32 H33

事業計画策定セミナー受講企業数 48 55 60 65 70 75

個 別 相 談 会 参 加 企 業 数 数 10 15 20 25 30 35

事 業 計 画 策 定 企 業 数 20 27 30 30 30 30

創業・第二創業等セミナー受講者数 0 6 10 12 16 20

創業・第二創業等計画作成支援数 0 3 5 6 8 10

(経営指導員による巡回訪問・窓口相談目標件数)

項 目 現状 H29 H30 H31 H32 H33

巡回訪問件数(小規模事業者) 755 900 1,050 1,140 1,200 1,290

窓口相談件数(小規模事業者) 217 250 250 270 300 300

支援の項目 支援内容

ターゲット市場の

見つけ方

顧客ニーズの把握や市場調査の分析方法などをセミナー及び個

別相談にて行います。

ビジネスモデルの構築の

仕方

羽咋市商工会と連携機関において顧客ニーズへの対応と、採算

性についてのアドバイスを行なうとともに専門家派遣や空き店

舗情報などの提供を行います。

売れる商品・サービスの

作り方から適正価格の設

定と効果的な販売方法

セミナーによる専門的知見からのアドバイスと事業者連携によ

るマッチング支援、販路開拓の為のアドバイスを行ないます。

資金調達

新規創業者などの負担軽減を図るための資金調達として羽咋創

業支援補助金をはじめ日本政策金融公庫の創業支援融資制度の

紹介や創業補助金申請書類の作成支援を行ないます。

事業計画の作成 羽咋市、羽咋市商工会、日本政策金融公庫、連携金融機関が連

携し、事業計画作成の支援、フォローアップを行います。

許認可手続き支援 事業開始に伴う許認可に係る諸手続き支援を行ないます。

12

4.事業計画策定後の実施支援に関すること(指針2)

【現状と課題】

小規模事業者持続化補助金申請後も含めて、金融相談などで作成した事業計画について、

経営指導員の巡回や窓口訪問時に、返済状況や景況感などについてのヒアリングは行ってい

ましたが、作成した事業計画などの進捗状況を把握する目的での巡回は行っていませんでし

た。

事業計画策定後、事業計画の進捗状況の確認を行い、進捗状況に応じた計画の見直しや専

門的な課題が発生している場合には、専門家派遣制度を活用するなど、迅速な対応をとるこ

とが必要となっております。

【改善方法】

定期的なフォローアップとして経営指導員による巡回において、事業計画の進捗状況を必

ず確認し、状況に応じた計画の見直しや、専門家を入れる必要がある事案なのかを把握し、

専門家が必要な場合は、専門家派遣制度を活用し事業計画の見直し策定を行います。

また 伴走型支援の実施を行うために、国・県などの施策など事業者に必要と思われる制

度の利用提案も併せて行い、小規模事業者の持続的発展を図ります。

【事業の内容】

(1)事業計画策定後の定期巡回の実施(指針2)(既存事業改善)

小規模事業者などの抽出された課題に対し、各支援機関と連携した伴走型の指導・助

言を行ない、需要を見据え持続的発展に向けた事業計画の実施支援を行ないます。

事業計画を策定した全ての事業者を対象に、定期的に経営指導員による巡回訪問を実

施し、計画実行の有無や進捗状況について確認を行い、助言・提案を行います。

なお 事業計画策定後の期間によって、以下のとおり巡回訪問などを実施します。

① 事業計画策定後 1年目:年間12回 ② 事業計画策定後 2~3年目:年間 4回(3ヶ月に1回) ③ 事業計画策定後 4~5年目:年間 2回(6ヶ月に1回) ④ 事業計画策定後 6年目以降は、最低年1回

【目 標】

(事業計画策定後の定期巡回)

項 目 H29 H30 H31 H32 H33

事 業 計 画 策 定 企 業 数 27 30 30 30 30

事業計画策定後巡回訪問企業数 27 57 87 117 147

事業計画策定後巡回指導回数 324 468 588 708 774

(2)事業計画の実施における資金調達(指針2)(新規事業)

事業計画実施における資金調達については、「小規模事業者経営発達支援融資制度」

を活用しフォローアップを行います。

日本政策金融公庫の融資制度「小規模事業者経営発達支援融資制度」を商工会報、商工

会ホームページで広く周知するほか説明相談会を開催し制度の活用推進を図ります。

13

(3) 事業計画の実施における国・県などの補助金制度活用に向けた周知・申請支援(指針2)(新規事業)

経営指導員の巡回により小規模事業者持続化補助金、ものづくり商業・サービス革新

補助金、いしかわ産業化支援活用ファンド(活性化ファンド)などの補助金メニューを

説明し、計画書作成及び申請支援を行ない、フォローアップを行います。

【目 標】

(申請・採択目標数)

申請補助事業名 現状 H29 H30 H31 H32 H33

小規模事業者持続化補助金 申請件数 20 24 26 26 26 26

採択件数 14 20 20 20 20 20

ものづくり商業・サービス

革新事業補助金

申請件数 2 2 2 2 2 2

採択件数 0 1 1 1 2 2

いしかわ産業化資源活用推進

ファンド(活性化ファンド)

申請件数 0 1 2 2 2 2

採択件数 0 1 2 2 2 2

(4)新規創業者、第二創業者、事業承継者への定期巡回によるフォローアップ(指針2)

(既存事業の改善)

新規創業者、第二創業者、事業承継者について、巡回訪問によるヒアリングは不定期

で実施しておりますが、事業継続に対する不安解消のためには、定期的な巡回訪問など

が必要だと思われます。

創業後など一定期間を定め経営指導員による巡回訪問を実施し、事業計画における進

捗状況などの確認を行い、特に資金繰りや記帳、販路開拓などについては重要確認事項

としてヒアリングを行い、現状の把握を行ってまいります。

ヒアリング結果の状況から事業計画の見直しの必要が生じた場合は、事業計画の再策

定を行います。

また 事業計画の進捗状況については、支援ネットワーク会議にも報告し、情報の共

有を図り、創業者支援を行なってまいります。

【目 標】

(創業・第二創業対象目標企業数)

項 目 H29 H30 H31 H32 H33

創業・第二創業・事業承継対象企業数 3 5 6 8 10

フォローアップ巡回数 30 68 108 164 226

14

(新規創業者などへの定期巡回によるフォローアップ)

目 的 新規創業者の持続経営に向けた不安解消

対 象 者 新規創業者・第二創業者・事業承継者

支 援 方 法 巡回による現状把握(内容によっては、事業計画の見直し策定や資金繰

り支援を行ないます)

期 間

新規創業

創業 1年目

創業 2年目~3年目

創業 4年目~5年目

創業 5年目以降

2 ヶ月に 1回 年間 6回

3 ヶ月に 1回 年間4回

6 ヶ月に 1回 年間 2回

1 年に 1回

第 2創業

事業承継

創業又は承継 1年目

創業又は承継2年目~4年目

創業又は承継 5年目以降

3 ヶ月に 1回 年間4回

6 ヶ月に 1回 年間 2回

1 年に 1回

支 援 内 容

・経営指導員の巡回時にヒアリングシートを用いて現状を把握する。

・計画の変更や専門家の意見などが必要な場合は、専門家派遣制度を活

用し計画の見直しを実施する。

効 果 事業者の不安解消が図られ、積極的な経営に取り組める

5.需要動向調査に関すること(指針3)

【現状と課題】

小規模事業者のサービスや商品の需要を把握するための独自調査は行っておらず、巡回訪

問、窓口相談の際に、売れ筋商品や顧客の消費性向などについて、事業者からのヒアリング

のみで、十分な分析を行わないまま口頭で提供する程度に留まっていました。

今後、多様化する消費者ニーズに対応するために、需要動向などの情報収集、整理、分析

を行い、小規模事業者や創業予定者・第二創業・事業承継者に対して、市場性、実現性を見

極めた経営計画策定に繋がるよう、予定するサービスや商品の需要動向を把握する支援を行

うことが必要であり、また 公的機関などが需要動向などに関して実施した調査結果を独自

に分析し、相談事業者に積極的に提供し、より実効性の高い事業計画策定に繋げていくこと

も必要となります。

羽咋市商工会として、積極的な事業活動を実践しようとする小規模事業者や創業予定

者・第二創業・事業承継者が自社の商品やサービスに対して、ターゲットとする市場ニー

ズをより明確に把握することが出来るよう支援を行なっていくことが課題としてあげられ

ます。

【改善方法】

需要動向に関する調査を行うことは、小規模事業者や創業予定者・第二創業・事業承継

者のサービスや商品に関するニーズを把握し、新たな販路や販売促進を図る事業計画を策

定するうえでも重要なことであります。

そこで、公的機関等が行っている業界データやマーケットトレイド等の需要動向に関す

る調査結果や経営指導員が巡回や窓口相談時に得た情報をまとめた分析結果を小規模事業

者や創業予定者・第二創業・事業承継者の計画策定時に提供します。

また 羽咋市商工会全職員が相談事業者に対して支援出来るよう、分析結果をデータと

して取りまとめ、情報の共有を図ってまいります。

15

【事業の内容】

(1) 需要動向調査結果の提供(指針3)(新規事業)

① 計画策定等支援

事業計画を策定した全ての事業者や創業予定者並びに第二創業、事業承継者などに対

し、具体的な顧客ターゲットなどの絞り込み、ニーズを行う判断材料とするために、各

公的機関(総務省・北陸財務局)や民間調査会社(㈱KSP-SP・日経テレコム)等が行っ

ている調査結果を分析し、相談時に提供、活用します。

また より具体的な支援策として、専門家派遣制度(ミラサポ、企業ドック)を活用し、

その他 経営指導員の巡回訪問時に貸与されているタブレット端末にて小規模事業者

へ情報の提供を行い、販路拡大と販売促進に繋げてまいります。

(計画策定に用いる需要動向調査資料)

調 査 名 実施機関 具体的項目 頻度

家 計 調 査 総務省 一般世帯の 1ヶ月の消費支出等 毎月

全国消費動向調査 総務省 一般世帯の消費者態動指数から物価

の見通し等 毎月

石川県内経済情勢 北陸財務局 石川県内の経済動向について 年 4回

KSP-POS

データレポート ㈱KSP-SP

マーケットトレンドレポート、テーマ

レポート、新商品売れ筋ランキング 毎月

日経POS 情報・売れ

筋商品ランキング 日経テレコン 売れ筋商品ランキング 毎週

② バイヤー紹介や専門家派遣制度の活用支援

対象事業者が開発した新商品や提供するサービス等について販路拡大や新規顧客獲得

のために専門的かつ高度な支援が必要な場合は、国・県等の専門家派遣制度を活用しま

す。

また 専門家を通じバイヤー等の紹介を行います。

【目 標】

(需要動向調査結果の活用対象企業数)

項 目 現状 H29 H30 H31 H32 H33

① 事 業 計 画 策 定 支 援 企 業 数 0 27 30 30 30 30

① 創業・第二創業等計画支援企業数 0 3 5 6 8 10

② バイヤー紹介・専門家相談企業数 0 10 11 12 12 12

16

【成 果】

需要動向調査の結果を対象事業者が事業計画策定及び創業、第二創業等計画を策定する

ための支援に活用することにより、対象事業者が需要を的確にとらえることが出来、より

実効性の高い計画や販売促進、販路開拓につなげることが出来る。

6.新たな需要の開拓に寄与する事業に関すること(指針4)

【現状と課題】

全国商工会連合会、石川県商工会連合会、各金融機関協会が主催する展示会などの出展者

募集案内などの情報提供を行っておりました。

しかし、限られた事業者へのアプローチになりがちで、他の事業者への積極的な出展への

働きかけかけは、不十分でした。

小規模事業者は、スタッフ不足や資金難から組織的な営業活動による販路開拓や販売力の

強化による新規顧客の獲得が難しい現状があり、販路拡大や新商品紹介の場としての展示

会・商談会などを積極的に活用できるようにすることが課題としてあげられます。

【改善方法】

小規模事業者の特色を生かした技術、新しく開発された商品・サービスの販路開拓、新規

顧客獲得のため、展示会・商談会の出展やIT・プレスを活用したプロモーション戦略、商

品のブラッシュアップなど商品戦略策定の支援を行ないます。

全国商工会連合会、石川県商工会連合会などが主催する商談会、展示会などの機会を有効

に活用するために、商工会報、商工会ホームページ、経営指導員の巡回、窓口相談時など様々

な機会を利用し、積極的な情報提供と出展への働きかけを行い、小規模事業者の販路開拓、

新規顧客獲得のための、出展に向けた様々な支援を実施します。

また 新商品やサービスの情報を常に発信できるようホームページの作成支援を行なう

など、小規模事業者の需要開拓に向けた必要な支援を行ない、小規模事業者の前向きな経営

姿勢の醸成を図ります。

【事業の内容】

(1) 小規模事業者の販路開拓支援(指針4)(既存事業改善)

小規模事業者の営業面による支援を行なうために、地域における生産品・販売品・特産

品・保有する技術等を県内及び全国への販路拡大に寄与することを目的に商工会をはじめ

とした各支援機関や金融機関などのマッチングイベントや物産展を活用します。

(小規模事業者の販路開拓支援の内容)

目 的:小規模事業者の販路拡大と販売促進の営業面での支援を行なう。

支援対象:小規模事業者・新規創業者・第二創業者・事業承継者など

支援内容:出展や掲載に関して出品物や販売価格、チラシ、ブースレイアウトなどの出

展や掲載内容について指導助言を行い、出店後のフォローアップとしてヒア

リングを行い消費者などの需要動向や消費者ニーズの把握を行い新商品開発

や販路開拓・拡大の一助とする。

17

〇出店先 ビジネスマッチング

対 面 いしかわ百万石物語・江戸本店 (石川県アンテナショップ)

オ ン ラ イ ン

インターネットビジネスマッチング(日本政策金融公庫)

100 万会員ネットワーク(全国商工会連合会)

対 面 北陸ビジネス街道しんきんビジネスフェア

(北陸地区信用金庫協会)

オ ン ラ イ ン 石川新商品カタログ (石川県産業創出支援機構)

一般消費者

対 面 ニッポン全国物産展 (全国商工会連合会)

オンライン ニッポンセルクト.com (全国商工会連合会)

対 面 石川のこだわりショップ〝かがやき屋本店″

(石川県産業創出支援機構)

オンライン お店ばたけ (石川県産業創出支援機構)

〇事前相談支援

小規模業者が自社の新商品やサービスの販路拡大や新規顧客獲得のための展示会等へ

の出店に際して、来場者やバイヤー等に効果的なブース内レイアウトやプレゼンテーシ

ョンを行うために、経営指導員と国・県等の専門家派遣制度を活用しながら支援を行い

ます・

〇フォローアップ

小規模事業者が自社の新商品やサービスの販路拡大や新規顧客獲得のための展示会等

への出店した展示会等において、商談した内容や来場者からの反応をヒアリングし今後

の展開について専門家の指導が必要な場合は、国・県の専門家派遣制度を活用し支援を

行います。

18

【目 標】

(ビジネスマッチング(BtoB)(小規模事業者の販路開拓支援目標企業数))

項 目 現状 H29 H30 H31 H32 H33

いしかわ百万石物語・

江戸本店

事前相談企業数 0 1 2 3 3 3

出店数 0 1 2 3 3 3

売上増加率 - +1% +1% +1% +1% +1%

商談数 - 10 20 30 30 30

新規取引件数 - 1 2 4 4 4

フォロアップ企業数 0 1 2 3 3 3

北陸ビジネス街道

しんきんビジネス

フェア

事前相談企業数 1 2 4 6 6 6

出店数 1 2 4 6 6 6

売上増加率 - +1% +1% +1% +1% +1%

商談数 - 20 40 60 60 60

新規取引件数 - 2 4 6 6 6

フォロアップ企業数 1 2 4 6 6 6

オンライン

インターネット

ビジネスマッチング

出店数 0 3 6 9 12 15

売上増加率 - +1% +1% +1% +1% +1%

商談数 - 30 60 90 120 150

新規取引件数 - 3 6 9 12 15

石川新商品カタログ

出店数 0 3 6 6 9 9

売上増加率 - +1% +1% +1% +1% +1%

商談数 - 30 60 90 120 150

新規取引件数 - 3 6 9 12 15

100 万会員

ネットワーク

出店数 92 100 110 121 133 146

売上増加率 - +1% +1% +1% +1% +1%

商談数 - 10 10 24 26 30

新規取引件数 - 1 1 2 3 3

19

(主に一般消費者をターゲットにするもの)

項 目 現状 H29 H30 H31 H32 H33

ニッポン全国物産展

事前支援企業数 0 2 2 2 2 2

出店数 0 2 2 2 2 2

売上増加率 - +1% +1% +1% +1% +1%

フォロアップ企業数 0 2 2 2 2 2

石川のこだわりショッ

プ〝かがやき屋本店″

事前支援企業数 0 1 2 2 2 2

出店数 0 1 2 2 2 2

売上増加率 - +1% +1% +1% +1% +1%

フォロアップ企業数 0 1 2 2 2 2

オンライン

ニッポンセレクト.com

出店数 7 10 13 16 19 21

売上増加率 - +1% +1% +1% +1% +1%

フォロアップ企業数 7 10 13 16 19 21

お店ばたけ

出店数 0 3 6 9 9 12

売上増加率 - +1% +1% +1% +1% +1%

フォロアップ企業数 0 3 6 9 9 12

(2)メディア活用による情報発信支援(指針4)

新規創業者、第二創業者、事業承継者などを含む小規模事業者が生産・販売する新商品

や技術、サービスなどについてメディアなどの活用が必要だと思います。

その活用を支援する事業として商工会からの情報を発信することで、それら商品・サー

ビスの信頼性が高まり、新規創業者、第二創業者、事業承継者などを含む小規模事業者の

販路開拓、新規顧客獲得につながります。

(メディア活用による情報発信支援)

目 的新規創業者、第二創業、事業承継者、小規模事業者が製造・販売を行

う新商品、技術・サービスの需要や販路拡大につなげる。

支 援 対 象 者 新規創業者、第二創業、事業承継者、小規模事業者

支 援 内 容

新規創業者、第二創業、事業承継者、小規模事業者の新商品、サービ

スに関する情報などについて、プレスリリースを作成し商工会を通じ

て地元新聞社、全国紙、地元ケーブルテレビ局などに対して提供し、

需要と販路開拓につなげます。新聞社:北國新聞、北陸中日新聞、読

売新聞社

① ケーブルテレビ局:能越ケーブルネット㈱ ② ホームページ:羽咋市、羽咋市商工会

効 果新規創業者、第二創業、事業承継者、小規模事業者の積極的な事業活

動につながる

20

【目 標】

(メディア活用よる販路開拓・販売促進を目的とした情報提供目標企業数)

メディア等 現状 H29 H30 H31 H32 H33

新聞社(全国紙・地方紙) 紹介企業数 0 6 9 12 15 18

売上増加率 - +1% +1% +1% +1% +1%

羽咋能越ケーブルテレビ 紹介企業数 0 3 6 9 12 12

売上増加率 - +1% +1% +1% +1% +1%

商工会ホームページ 掲載企業数 97 100 110 121 133 146

売上増加率 - +1% +1% +1% +1% +1%

Ⅱ 地域経済の活性化に資する取り組み

1. 地域経済活性化事業(指針4)

【現状と課題】

(1) 商品券事業の現状と課題

小規模事業者の売上向上と地域経済の活性化を目的

に、羽咋市、市内各商店街と連携を図り地域商品券(U

FO商品券)の販売事業を実施しております。

中でも、羽咋市の助成を受けて毎年 6月 24 日に、

プレミアム(10%)付商品券の発売を行っており、地

域住民から好評を得ている事業となっております。

しかしながら、UFO商品券取扱事業所数は、市内事

業所の約 2割程度しかなく、また商店街加盟店の中で、

UFO商品券を取り扱わない店舗もあり、UFO商品券

発行に併せて、商店街独自の販売促進事業などの実施が

難しい状況となっております。

商店街と連携し、地域消費拡大を図るためには、新た

な方法を検討することが課題としてあげられます。

(2)空き店舗対策の現状と課題

小規模小売店の後継者不足による廃業や、郊外移転などの理由から、空き店舗が増加し

ており、商店街としての形態をなさない状況になっております。

そうした中、空き店舗解消等に、羽咋市、羽咋市商店街連合会、支援ネットワーク会議

と連携を図りながら新規創業や第二創業、事業承継支援事業に取り組み、商店街の魅力復

活を図ることが課題としてあげられます。

(3)特産品開発による地域活性化事業の現状と課題

特産品開発による地域活性化事業として、市内飲食店関係者で組織されている「羽喰怪

鳥料理」、菓子製造業者で組織されている「まいもん創造塾」の活動支援を行っておりま

す。

羽喰怪鳥料理は、市内の 6 店舗の飲食店が鶏肉を使ったオリジナル料理を創作し、地域

住民や観光客等に提供しております。

UFO商品券発売日風景

平成27年度発売プレミアム付 UFO商

21

また 毎年 8 月に開催されている「羽咋まつり」(主催:羽咋まつり実行委員会)での

模擬店出店や金沢市などで開催されている物産展などに出店し、活動の周知と怪鳥料理の

普及を図っております。

まいもん創造塾は、市内 4 店舗(和菓子製造小売 2 店舗、洋菓子製造小売 2 店舗)が地

元農産物を利用したお菓子づくりや羽咋を代表するお土産品の開発を行っております。

これらの活動や商品などについて、市民の認知度は低く、PR不足と事業参加店舗が増

えてこないことが課題としてあげられます。

【改善方法】

(1) 商品券発行事業の改善方法

UFO商品券と商店街の魅力向上並びに地域消費喚起を目的とした、統一事業を実施し

ようとした場合に、商店街の中で、商品券を使用できる店舗と出来ない店舗が混在するこ

とになり、消費者にとっては混乱をまねくことになります。

消費者が混乱を起こすような事業の実施は、商店街にとっても商品券発行事業において

もマイナスになってしまいます。

そのため、商店街の中でUFO商品券を取り扱わない事業者の解消を図るために、羽咋

市商店街連合会や羽咋市商業協同組合と適時、懇談会を開催し連携をとりながら事業を実

施します。

(2) 空き店舗解消のための改善方法

空き店舗解消のための調査と活用事業を羽咋市と羽咋市商店街連合会、羽咋市商業協同

組合と随時、懇談会を開催し、情報の共有を図りながら空き店舗を解消するための事業を

実施します。

(3) 特産品開発による地域活性化事業の改善方法

特産品開発などに関係し、地名の由来とも言われている「羽咋」について地元神社で言

い伝えられている「怪鳥伝説」を組み合わせた「羽喰怪鳥料理」や地域の農産物を使用し、

創作菓子で羽咋特産菓子の創作に取り組む「まいもん創造塾」の活動支援を継続していき

ます。 地域住民への認知度向上とグループ参加事業者の募集を目的とした、市内

イベントへの参加やワークショップ事業を実施しながら、両グリープと協議しながら課題

解決に向けた取り組みを行い、地域の活性化を図ります。

【事業の内容】

(1) UFO商品券利活用促進に関するアンケート調査の実施(新規事業)

羽咋市の助成を受けて、地域の消費拡大と地域経済の活性化を目的にUFO商品券事業

が実施されて5年が経過し、商品券販売額も年々増加してきております。

しかしながら、地域消費の更なる拡大を図るためには、商品券を利用する消費者の意見

を聞きながら消費者にも、商品券を取り扱う加盟店にも、利活用しやすい商品券にする必

要があります。

そこで、商品券利用者の選択肢を拡大し、地域経済の活性化に資する取り組み策として、

UFO商品券未取扱事業者の解消と商品券活用促進を図るために、市内商店街加盟事業者

とUFO商品券を利用したお客様を対象としたアンケート調査を実施します。

アンケート調査の結果を分析し、羽咋市商店街連合会、羽咋市商業協同組合と連携を図

り、UFO商品券を出す側と利用する側の双方が利活用しやすい商品券事業を行うこと

で、UFO商品券未取扱店の解消が図られ、利用者の選択肢が増えることにより地域経済

の活性化が図られます。

また 調査した結果については、商工会報、商工会ホームページ、商工会窓口などで必

要とする小規模事業者等に配布いたします。

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(UFO商品券活用促進に関するアンケート調査)

目 的 UFO商品券未取扱店の解消と商品券利活用促進

対 象 者 UFO商品券取扱加盟店及び商品券利用顧客

調 査 期 間 毎年 7 月~9月末

調 査 方 法 加盟店:調査票郵送 消費者:加盟店配布

調査票配布方法 加盟店:郵送 消費者:加盟店頭

調 査 項 目

加盟店

・取扱加盟店としての効果 ・商品券額面価格について

・換金手数料について ・販促イベントの有無(個別)

・その他意見

消費者

・性別 ・年代 ・家族構成 ・商品券入手方法

・利用目的 ・利用金額 ・利用店種

・あればいいと思うサービス・自由意見

回 収 方 法 加盟店:巡回及びFAX 消費者:加盟店頭及び郵送

効 果 UFO商品券による地域消費拡大と地域経済の活性化

(2) 空き店舗など遊休施設調査(新規事業)

羽咋市内において廃業などの理由により空き店舗、空き工場などになってしまった所在

地や管理者などの詳細な調査を行っておらず、商工会脱退届や役職員又は会員などからの

情報提供によるものとなっており、空き店舗や空き工場となってしまった該当地などがわ

かるようなデータを作成していませんでした。

現状の空き店舗を含む遊休地を把握することは、新規創業や第二創業、事業承継を機に

移転を計画する事業者等にとって、必要なデータだと思われます。

そこで空き店舗を含む遊休地の調査を行い、調査結果をデータとして管理し、対象物

件 を新規創業・第二創業計画者などからの相談に応じて、開業先候補物件が必要な

場合に提供し、また 羽咋市を含め市内金融機関などにも提供することを可能とするため

に、羽咋市及び市内金融機関と定期的に情報交換会を開催します。

(空き店舗など遊休施設調査)

目 的 空き店舗、遊休地の解消を図り地域経済の活性化を図る

対 象 地 域 羽咋市内

調 査 期 間 上半期調査 毎年 4 月時点(7月公表)

下半期調査 毎年 11 月時点(1月公表)

連 携 先 団 体

・羽咋市 ・羽咋市商業協同組合 ・羽咋市商店街連合会

・市内金融機関(北國銀行、北陸銀行、のと共栄信用金庫、興能

信用金庫)

調 査 方 法 ・商工会役職員による巡回及び支援ネットワーク会議からの情報

公 開 手 段 羽咋市及び羽咋市商工会ホームページ

利 用 手 段 新規創業・第二創業計画者などからの相談に応じて活用、提供

効 果 空き店舗、遊休地の解消による起業家促進と地域経済の活性化

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(3)「羽喰怪鳥料理」・「まいもん創造塾」の活動支援(既存事業改善)

羽咋市内で開催されているイベントや金沢市や能登地区などで開催されているイベン

トに、グループの活動として日程などの条件が整えば出店を行っております。

しかしながら、市内外において活動しているグループの認知度は決して高いものでは

なく、グループ全体と参加事業者のPR不足が課題としてあげられます。

そこで イベント参加時におけるグループ及び商品PRの支援を行い、また出店ブー

ス内において販売だけではなく、ワークショップスペースを確保し、グループ参加事業

者が講師となってワークショップを開催し事業の取り組み内容の周知ができるよう支援

を行います。

また 参加事業者自店においても同様に少人数制のワークショップを行う支援を行

い、活動PRと販売促進を図ります。

(「羽喰怪鳥料理」・「まいもん創造塾」の活動支援)

目 的 特産品開発と地域経済の活性化

対 象 者

小規模事業者及び特産品開発グループ事業者

羽喰怪鳥料理(市内 6事業者)

羽咋まいもん創造塾(市内 4事業者)

支 援 方 法

・模擬店、展示会などへの出展に関する手続き

・事業PRチラシの作成支援

・ワークショップ事業実施に関する支援

支 援 内 容・イベントへの模擬店出店

・ワークショップの開催支援

効 果特産品開発活動におけるグループと商品の認知度アップ並びに地域

経済の活性化

【目 標】

① UFO商品券取扱加盟店及び消費者対象アンケート実施目標件数

調査期間 加盟店数 回収率・加盟店利用者

配布数 回収率・利用者

平成 29年 7月~9月 220 95%(209 件) 2,200 60%(1,320 件)

平成 30年 7月~9月 235 95%(223 件) 2,350 60%(1,410 件)

平成 31年 7月~9月 270 95%(256 件) 2,700 70%(1,890 件)

平成 32年 7月~9月 290 95%(275 件) 2,900 70%(2,030 件)

平成 33年 7月~9月 320 95%(304 件) 3,200 80%(2,560 件)

② 空き店舗・遊休地情報提供目標

項 目 現状 H29 H30 H31 H32 H33

空き店舗・空き工場 調査回数 0 2 2 2 2 2

紹介目標件数 0 4 6 8 10 10

遊休地 調査回数 0 2 2 2 2 2

紹介目標件数 0 2 2 2 2 2

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③ 「羽喰怪鳥料理」・「まいもん創造塾」の活動支援目標

ⅰ 羽喰怪鳥料理

対象企業 ・現在 6 事業所 5 年間で 10 事業所とする。

支援活動 ・羽咋市内イベント出店及び県内イベント出店支援

・「いしかわてんこもりフェスタ」事業参加支援

支援内容 ・出店ブースレイアウト、PRチラシ、ポスター、プレスリリースの

作成等

ⅱ 羽咋まいもん創造塾

対象企業 ・現在 4事業所(和菓子店 2店舗 洋菓子店 2店舗)

5年間で8事業所(和菓子4店舗 洋菓子4店舗)とする。

支援活動 ・羽咋市内イベントおいて試作菓子の配布及びアンケート調査

・独自イベントの実施(体験、実演等)支援

・「道の駅」(平成 29 年 7 月オープン予定)において羽咋のお土産と

しての販売促進及び専門家派遣制度利用によるパッケージ等支援

支援内容 ・独自イベントのPRチラシ、ポスター、プレスリリースの作成等

・羽咋市との連携による販路開拓、販売促進支援

ⅲ 事業成果

「 羽喰怪鳥料理」及び「羽咋まいもん創造塾」の活動支援を行うことにより両グル

ープの活動が地域住民への認知度も高まり、グループの活動に賛同し、参加事業者が

増えることが期待でき、結果 地域の振興発展と地域経済の活性化につながります。

(地域経済活性化に向けた連携団体とその協議内容及び協議回数)

団体・組織名 連携内容等 回数

羽咋市 遊休地等調査支援及び結果データの共有

地域商品券事業支援 等 2回

羽咋市商業協同組合

空き店舗調査、結果報告

利用者等アンケート調査事業の実施 3 回 羽咋市商店街連合会

羽咋市内金融機関

Ⅲ 経営発達支援事業の円滑な実施に向けた支援力向上のための取組

1.他の支援機関との連携を通じた支援ノウハウ等の情報交換に関すること

① 経営支援全般

羽咋広域ブロックに位置付けられた志賀町商工会・富来商工会・宝達志水町商工会で「羽

咋郡市広域商工会協議会」を組織しており、事務局連絡会議・指導職部会、事務職部会の職

員研修などの実施により、支援ノウハウの共有と職員の支援スキルの向上を図っております。

② 専門家支援

小規模事業者からの専門的な課題で商工会での支援が難しい案件については、企業ドック

制度(石川県)、また中小企業基盤整備機構と連携し専門家に経営指導員が同行することに

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よって専門家の指導支援ノウハウを学ぶことが出来支援スキルの向上を図ります。

また技術的な課題については石川県工業試験場、事業承継に関する課題については石川県

事業引き継ぎ支援センターなども活用し、支援ノウハウの蓄積を図るとともに、定期的な会

合により活用事例などの共有を推進します。

③ 金融支援

日本政策金融公庫主催の「経営改善貸付推薦団体連絡協議会(通称:マル経協議会)」で県

内各商工会の経営指導員などが集まり、支援の現状、ノウハウについて情報交換を行います。

④ 地域振興支援

羽咋市、羽咋市観光協会、羽咋市商店街連合会など、地域関係機関において、各団体の支

援策などに関する情報の共有を図り、地域の面的な取り組みに繋げていきます。

【目 標】

ⅰ:広域商工会協議会開催目標回数(経営支援)

項 目 現状 H29 H30 H31 H32 H33

事務局連絡会議開催回数 6 6 6 6 6 6

指導職部会開催回数 2 3 3 3 3 3

事務職部会開催回数 2 3 3 3 3 3

職員研修会開催回数 1 2 2 2 2 2

ⅱ 専門家支援

項 目 現状 H29 H30 H31 H32 H33

経営支援連絡会(企業ドック) 4 4 4 4 4 4

中小企業基盤整備機構との懇談会 0 1 1 1 1 1

石川県工業試験場との懇談会開催回数 0 1 1 1 1 1

石川県事業引継センターとの懇談会開催回数 0 1 1 1 1 1

ⅲ 経営改善貸付推薦団体連絡協議会(金融支援)

項 目 現状 H29 H30 H31 H32 H33

経営改善貸付推薦団体連絡協議会 2 2 2 2 2 2

ⅳ 羽咋市関係団体の懇談会回数(地域振興支援)

団 体 名 現状 H29 H30 H31 H32 H33

羽咋市 1 1 1 1 1 1

羽咋市観光協会 2 2 2 2 2 2

羽咋市商店街連合会 2 2 2 2 2 2

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2.経営指導員の資質の向上等に関すること

【現状と課題】

経営指導員は、小規模事業者の課題解決を行い、経営の安定を図るための支援能力を高め

るために、石川県商工会連合会が主催する経営指導員研修会(一般・特別)を毎年受講して

おります。

また、全国商工会連合会が主催するWEB研修を含む各種研修や中小企業基盤整備機構が

実施する各種研修会や中小企業大学校にて実施される専門的な研修に、テーマや内容によっ

て参加する場合があります。

しかしながら、研修を受講するのは殆どが経営指導員であり、日々の業務上の制約もあり

全ての職員が研修受講することは不可能となっております。

経営発達支援計画の実行性を高めるためには、経営指導員をはじめ全ての職員の支援能力

向上が不可欠であり、小規模事業者の課題を抽出する問題解決スキルなどの、経営支援に係

る専門知識の習得が必須といえます。

また 日々の業務においてモチベーションを持続し、国・県・市などの中小企業施策に精

通することに加え、各種支援機関との連携を促進させる幅広いネットワーク構築力、コミュ

ニケーション力、プレゼンテーション力が必要とされます。

【改善方法】

全国商工会連合会が行うWEB研修や石川県商工会連合会が実施する経営指導員研修会

(一般コース)に補助員の受講を必須とし、支援能力の向上を図ります。

また 中小企業基盤整備機構が主催する中小企業大学校による専門研修に、5年以内に全

経営指導員を受講します。

取得した支援ノウハウを全職員が共有できるようするために、経営指導員が中心となって

毎月指導支援会議を開催し、全職員の小規模事業者への支援能力向上を図ります。

【事業の内容】

(1) 中小企業基盤整備機構が主催する認定支援機関等研修の受講【既存事業改善】

中小企業基盤整備機構が主催する専門的テーマの演習を含む机上研修に、経営指導員

が定期的に参加することはありませんでした。

「事業計画策定支援」「売上拡大支援」「地域資源活用」「創業・経営革新」などの研修

会に、全経営指導員を5年以内に参加させ、創業、経営革新、売上向上、販路拡大など

の経営発達支援能力のスキルアップを図ります。

(中小企業基盤整備機構主催の 長期 研修への派遣計画:中小企業大学校)

長期研修 現状 H29 H30 H31 H32 H33

中小企業大学校 - 1 名 0名 1 名 0名 1 名

(中小企業基盤整備機構主催の 短期 研修への派遣計画)

短期研修 現状 H29 H30 H31 H32 H33

地方開催研修 2 名 3名 2 名 3名 2 名

(2) 石川県商工会連合会が主催する研修の受講(既存事業改善)

石川県商工会連合会が実施する経営指導員研修会一般コース、特別コースへ、経営指

導員が参加し、経営支援に必要な経営・税務・労務・金融・法律などの知識や経営診断

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手法の習得に努めることにより、総合的な支援能力の向上を図るとともに県内経営指導

員とのネットワークを構築します。

また 補助員については、経営指導員研修会一般コースの受講を必須とします。

① 経営支援研修(一般コース・特別コース)への受講

ⅰ.一般コース(経営指導員必須)

国・県の施策、税制改正、社会保険制度の知識、創業支援、コミュニケーション研

修など広範囲なテーマの研修受講

ⅱ.特別コース(経営指導員20時間受講必須)

経営革新の実践、税務・金融・労務知識、創業支援、国・県の各種補助事業の事例・

申請ポイント、事業承継計画の立案、補助金を活用した各種支援事例など指定された

テーマ研修の受講

(3)経営支援連絡会議の開催(新規事業)

経営指導員が中心となって業務推進並びに経営支援をテーマにした会議を毎月1回「経

営支援連絡会議」(仮称)開催します。

各経営指導員が保持している経営発達支援などのノウハウを全職員が共有するため

に、相談指導カルテを活用し、地域や個々の事業者が持っている強みや弱みなどの情報

を共有化し、担当者の不在時でも、応対した他の経営指導員などにも相談者に関するデ

ータが確認できるように相談指導カルテに詳細を記入することを徹底し、経営発達支援

事業の遂行に役立てます。

また 経営革新・マーケティング・資金繰りなどの課題解決に向けて経営支援連絡会

議(仮称)にて情報の共有を図りOJTの手法による支援ノウハウを体験し、多くの事

例を経験することによる全職員の問題解決スキルの習得を図ります。

経営支援連絡会議の開催

項 目 現状 H29 H30 H31 H32 H33

経営支援連絡会議開催回数 0 12 12 12 12 12

【目 標】

(経営指導員の研修受講計画目標)

組 織 研 修 名 指導員 現状 H29 H30 H31 H32 H33

中小企業基

盤整備機構

中小企業大学校(長期)

地方開催研修(短期)

A指導員 - 短期 短期 短期 短期 長期

B指導員 - 短期 短期 長期 短期 短期C指導員 - 長期 短期 短期 短期 短期

石川県商工

会連合会

経営指導員研修会

特別コース受講回数

(一般コースは必須)

A指導員 4 4 4 4 4 ―

B指導員 免除 4 4 ― 4 4

C指導員 4 ― 4 4 4 4

(補助員の研修派遣目標:石川県商工会連合会)

研修会名 現状 H29 H30 H31 H32 H33

経営指導員研修会(一般コース) 0名 2名 2 名 2 名 2 名 2 名 補助員等研修会 2名 2 名 2 名 2 名 2 名 2 名

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3.事業の評価及び見直しをするための仕組みに関すること

【目 的】

毎年度、本計画に記載の事業実施状況及び成果について、PDCAサイクルを回し評価・

検証を行います。

具体的には、以下の方法により毎年度行うことで、支援事業の内容が、小規模事業者に及

ぼす効果が定量的に測定できるほか、計画と実績の乖離を検証することが可能となり必要に

応じて、計画内容の見直しをすることで、持続的なローリングプランとすることが出来ます。

【事業の内容】

① 事務レベルでの評価・検証

羽咋市役所商工観光課員(1名)及び本会経営指導員(3名)、市内金融機関(北陸銀行・北國

銀行・のと共栄信用金庫・興能信用金庫)の職員(各1名)と当該年度の経営発達支援事業

の実施施状況について、年3回の経営発達支援事業検討会(仮称)を開催し、事業実施状況

及び成果につい

て評価を行います。

② 理事会等への報告による承認

当該事業年度の事業実施状況及び成果・評価・事業改善(案)を、羽咋市商工会役員会に報

告し承認を受けることにより、経営発達支援計画の内容を役員に周知することが出来、役職

員が一体となって事業内容を遂行できるようになります。

③ 商工会報、ホームページによる公表による評価・検証

経営発達支援計画についての事業の成果・評価・改善方針について、商工会報や商工会ホ

ームページに公開する。

④ 事業の評価・検証などのスケジュール

ⅰ)事務局レベルでの評価・検証

毎年度 7月・11月・3月に評価・検証を行なう。

ⅱ)理事会等への報告による承認

毎年度 8月・1月に状況報告を行い、3月期の役員会において報告承認をする。

ⅲ)商工会報・ホームページによる公表

実施項目 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10月 11月 12月 1 月 2 月 3 月

事業進捗状況確認 〇 〇 〇 〇

事務局レベル

評価・検証・改善

評価

検証

評価

検証

評価

検証

役員会報告・承認 報告 報告 〇

商工会報、ホーム

ページによる公表 会報 HP HP

※経営発達支援計画内容の修正・変更が必要な場合は適時行うこととする。

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(別表2)

経営発達支援事業の実施体制

経営発達支援事業の実施体制

(平成 28 年4月 1日 現在)

(1)組織体制

当商工会職員数は、8 名(事務局長 1 名 経営指導員 3 名 補助員 2 名 記帳指導員 1 名

事務職員 1名)です。

限られた人数で、小規模事業者の経営改善普及事業や地域振興事業を行う中で、各職員の

通常担当業務のみに専従させることは、小規模事業者にとっては、好ましくないと思われま

す。

経営発達支援計画では、補助対象職員を主担当として決めていますが、事業の実施にあた

っては、全職員の総力をもって横断的に事業実施を行う必要があります。

① 経営発達支援計画の事業を主に実際に行う人員

経営指導員 3名(主席1名・主任2名) 補助員 2名 計 5名

② 羽咋市商工会組織

事務局長 1 名 藤 田 豊 郁

経営指導員 3 名 新 田 茂、香 林 健 一、中 山 敦 司

補助員 2 名 米谷由喜美、前 京 子

記帳指導職員 1 名 赤 池 恵 子

事務職員 1 名 河崎真奈美

職員数計 8 名

(2)連絡先

羽咋市商工会 〒925-8585 石川県羽咋市旭町ア139番地

電話 (0767)22-1393 / FAX (0767)22-8914

MAIL:[email protected] HP:http://hakui.shoko.or.jp

(担当 経営指導員 新田 茂 (にった しげる))

30

(別表3)

経営発達支援事業の実施に必要な資金の額及びその調達方法

(単位 千円)

科 目 H29 年度 H30 年度 H31 年度 H32 年度 H33 年度

必要な資金の額 97,066 97,283 97,501 97,719 97,938

経営改善普及指導職員設置費 30,276 30,427 30,579 30,731 30,884

経営改善普及指導事業費 14,335 14,349 14,363 14,377 14,391

総合振興事業費 52,455 52,507 52,559 52,611 52,663

(備考)必要な資金の額については、見込み額を記載すること。

調 達 方 法

経営改善普及指導職員設置費 県補助金・市補助金

経営改善普及指導事業費 国・県補助金・市補助金・会費収入・事業受託料収入・手数料収入

総合振興事業費 市補助金・会費収入・事業受託料収入・手数料収入

(備考)調達方法については、想定される調達方法を記載すること。

31

(別表4)

商工会及び商工会議所以外の者と連携して経営発達支援事業を実施する場合の連携に関する事項

連携する内容

・経営分析及び需要動向の把握及び提供支援 ・事業計画策定などの実施に係る専門家派遣支援 ・小規模事業者のための補助事業や支援制度の提供支援 ・新商品の研究・開発に係る専門家派遣支援 ・ビジネスマッチング、商談会の他各種展示会などへの出店者の斡旋支援 ・金融支援、創業、事業承継支援 ・地域経済の活性化を図る各種事業の実施・支援 ・経営指導員など資質向上のための研修

連携者及びその役割 【行政機関】

〇連携者 羽咋市役所 商工観光課 課長 川口哲治 所在地 石川県羽咋市旭町ア200 ℡ 0767-22-1111 役 割 創業者支援 空き店舗対策支援 UFO商品券発行事業の他地域経済の活性化を図る各種

事業支援

【支援機関】

〇連携者 石川県商工会連合会 会長 田上好道 所在地 石川県金沢市鞍月2丁目20番地 石川県地場産業振興センター新館 ℡ 076-268-7300 役 割 企業ドック制度による事業計画策定の実施に係る専門家派遣、新商品の研究・開発に係る専門 家派遣、経営分析及び需要動向の把握及び提供、ビジネスマッチング、商談会など各種展示会

開催及び出店者の斡旋、指導 〇連携者 独立行政法人中小企業基盤整備機構 北陸本部 本部長 占部 治 所在地 石川県金沢市広岡 3-1-1 金沢パークビル10階 ℡ 076-223-5761 役 割 中小企業大学校や各地方会場におけるテーマ別専門研修受講斡旋(長期・短期) 〇連携者 石川県産業創出支援機構 理事長 谷本 正憲 所在地 石川県金沢市鞍月2丁目20番地 ℡ 076-267-1001 役 割 事業引継センターの活用による事業者の事業承継に関する課題解決向けた支援 〇連携者 石川県工業試験場 場長 浅井 豊樹 所在地 石川県金沢市鞍月2丁目1番地 ℡ 076-267-8081 役 割 商品開発などにおける専門的かつ高度な課題解決への指導・助言 【金融機関等】

〇連携者 株式会社北國銀行 羽咋支店 支店長 堂川賢治 所在地 石川県羽咋市旭町ア33-8 ℡ 0767-22-1188 役 割 金融支援、ビジネスマッチング、商談会の情報提供、需要動向の把握及び提供、創業支援 〇連携者 株式会社北陸銀行 羽咋支店 支店長 南 茂晴 所在地 石川県羽咋市中央町ア21-2 ℡ 0767-22-1177 役 割 金融支援、ビジネスマッチング、商談会の情報提供、需要動向の把握及び提供、創業支援 〇連携者 のと共栄信用金庫 羽咋支店 支店長 牧出淳一 所在地 石川県羽咋市本町コ86-2 ℡ 0767-22-1144 役 割 金融支援、ビジネスマッチング、商談会の情報提供、需要動向の把握及び提供、創業支援 〇連携者 興能信用金庫 羽咋支店 支店長 坂下正義 所在地 石川県羽咋市旭町コ部106-1 ℡ 0767-22-1132 役 割 金融支援、ビジネスマッチング、商談会の情報提供、需要動向の把握及び提供、創業支援 〇連携者 株式会社日本政策金融公庫 金沢支店 国民生活事業部統括 宗 靖久 所在地 石川県金沢市南町6-1 朝日生命金沢ビル℡ 076-263-7192 役 割 金融支援、ビジネスマッチング、商談会の情報提供、需要動向の把握及び提供、創業支援 〇連携者 羽咋市商店街連合会 会長 番匠久雄 所在地 石川県羽咋市旭町ア 139 羽咋市商工会館内 ℡ 0767-22-0822 役 割 UFO商品券発行事業の推進とアンケート及び空き店舗調査事業 〇連携者 羽咋市商店業協同組合 理事長 金井亮太郎 所在地 石川県羽咋市旭町ア 139 羽咋市商工会館内 ℡ 0767-22-0822 役 割 UFO商品券発行事業の推進とアンケート及び空き店舗調査事業

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連 携 体 制 図 等

市内小規模事業者を含む商工業者の持続的経営発達を目指した事業計画の策定支援や実現に

向けた伴走型支援の実施

小 規 模 事 業 者 新 規 創 業 者 第 二 創 業 者 事業承継者 等

・事業計画策定支援

・金融支援 ・販路開拓支援 ・創業支援 ・事業承継支援 ・再生支援 ・地域振興発展に関 する支援

羽 咋 市 商 工 会

石川県商工会連合会 中小企業基盤整備機構 石川県産業創出支援機構 石川県工業試験場

羽咋市役所 商工観光課 (株)日本政策金融公庫金沢支店 国民生活事業 (株)北国銀行 羽咋支店 (株)北陸銀行 羽咋支店 のと共栄信用金庫 羽咋支店 興能信用金庫 羽咋支店 羽咋市商店街連合会 羽咋市商業協同組合

相互連携