4月例会ccrcセミナー&ワークショップ報告書 · 4.参加者数...

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1 ◆ 4月例会CCRCセミナー&ワークショップ報告書 ◆ 佐渡青年会議所 地域力結束委員会 2018年4月

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◆ 4月例会CCRCセミナー&ワークショップ報告書 ◆

佐渡青年会議所 地域力結束委員会2018年4月

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▼【概要】CCRCセミナー&ワークショップについて

©2018佐渡青年会議所地域力結束委員会 All Rights Reserved 2

1.事業名 ひとが輝く多世代交流のさどづくり~CCRC (生涯活躍のまち)構想~セミナー&ワークショップ

2.日時 2018年4月15日(日))12:00~18:00

3.会場 あいぽーと佐渡 多目的ホール(佐渡市両津夷384-11)

4.参加者数 セミナー:約80名 ワークショップ:約30名①佐渡青年会議所メンバー 15名/29名(52%)②佐渡市民 約65名

5.共催 佐渡市

6.内容2017年7月24日(月)、佐渡市が市職員向けに開催したセミナーを、佐渡青年会議所と佐渡

市との共催により佐渡市民向けに再度開催した。『多世代交流』をキーワードに、CCRC=『継続的なケア付きの高齢者たちの共同体』について理解を深めるセミナーを開催することで、佐渡における『多世代交流』の有効性について考える好機とした。来賓として三浦市長、濱野企画財政部長にもご挨拶いただき共催者としてたくさんのご協力をいただいた。また、セミナー終了後はワークショップにより『ひとが輝く多世代交流のさどづくり』の実現方法について意見交換を行うことで、参加者によって具体的な解決策の糸口を探った。終了後、アンケートを回収し、多くのご意見をいただいた。アンケート結果の詳細は、佐渡青年会議所オフィシャルサイトにて公開する予定である。

7.アンケート 有効回答数46名/イベント参加者数80名(回答率:57.5%)

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▼【記録】CCRCセミナー&ワークショップ写真①

©2018佐渡青年会議所地域力結束委員会 All Rights Reserved 3

▼松田先生、桑原先生によるCCRCセミナーの様子

最初の45分間で松田先生よりCCRC概論について

のご説明。後半は桑原先生より岩手県八幡平市のCC

RC具体論についてのご説明。両論で理解を深めた。

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▼【記録】CCRCセミナー&ワークショップ写真②

▼松田先生によるCCRCワークショップの様子

『えんたくん』を活用して、5つのグループに分かれ

『佐渡○○ビレッジ』の構想についてそれぞれ考えた。

グループでの議論を通して、各アイデアを磨きあげた。

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▼【記録】CCRCセミナー&ワークショップ写真③

▼CCRCセミナー&ワークショップの様子

当日は島開きの日であり、お祭り等のイベントが目白

押しの状況の中で約80名の方々にご来場いただき、

CCRCへの理解と佐渡での実現性を考える好機とした。

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▼【記録】CCRCセミナー&ワークショップ写真④

▼松田先生によるCCRCワークショップの集合写真

5グループに分かれて使用の『えんたくん』をバック

に参加者全員で『三度のメシより佐渡が好き

』の

ポーズ。多世代で協働する連帯感を持つことができた。

!!!

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◆『えんたくん』を活用してのワーク。『佐渡○○ビレッジ』について意見交換。5~6人が一組となり膝で支え合うことで、連帯感を生む装置。カラーペンで考え方を自由に書き込んだ。

▼【記録】CCRCセミナー&ワークショップ写真⑤

◆松田先生によるファシリ

テーションの流れは以下。

①自己紹介

②セミナーで良かった点、

新しく知った事の発表

③私のCCRC構想

「佐渡○○ビレッジ」発表

④構想を実現する壁

「佐渡の問題点」 発表

⑤もっと良くなる佐渡

「課題解決アイデア」発表

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▼【参考資料】配布したチラシ&アンケート

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▲CCRCセミナー&ワークショップチラシ ▲CCRCセミナー&ワークショップアンケート用紙

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人数 割合

10代 1 2%

20代 2 4%30代 7 15%40代 10 22%50代 10 22%60代 9 20%70代以上 7 15%無回答 0 0%

合計 46 100%

▼Q1.ご年齢をおしえてください。

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・参加者は、40代と50代が最も多く10名ずつ(22%)となった。・60代、70代以上の参加も20%、15%と比較的高い割合である。・4月15日は、島開きの日であったため、祭りに直接参加する若い世代の参加が伸び悩んだ可能性がある。多世代のより多様な主体による参加者を募るために、日程選定等についても要検討である。

回答数:N=46

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▼Q2.どちらからお越しいただきましたか?

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・両津が11名(24%)と最大であった。このことから、あいぽーと佐渡に近い方の参加が約1/4を占める結果となった。

・相川/新穂が11%、佐和田/金井/畑野/羽茂が9%と続き、国仲近辺が次いでいる。

・真野/小木が6~7%、赤泊が4%と続き距離との相関が見てとれる。・広報戦略については、認知のみも含めて全島的に行う必要がある。

回答数:N=46

人数 割合

両津 11 24%

相川 5 11%新穂 5 11%佐和田 4 9%金井 4 9%畑野 4 9%羽茂 4 9%真野 3 7%小木 3 7%赤泊 2 4%その他 1 2%無回答 0 0%

合計 46 100%

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延べ人数 割合

知人から 21 37%

配布チラシ 16 28%SNS 14 25%設置チラシ 4 7%その他 2 4%

合計(延べ) 57 100%

▼Q3.本日のイベントを知ったきっかけをおしえてください。(複数回答可)

©2018佐渡青年会議所地域力結束委員会 All Rights Reserved 11

・イベントを知ったきっかけは、21名(37%)が「知人から」と回答し、直接の声かけによる効果が明らかとなった。

・配布チラシが16名(28%) 、SNSが14名(25%)と続き、チラシの効果も高く、インターネットの効果も1/4に上っている。

・設置チラシが4名(7%)と下回り、受動的な誘客よりも遥かに能動的な誘客の成果が如実に現れていることが分かる。

回答数:N=46

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▼Q4.本日のイベントはいかがでしたでしょうか?

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・イベントの感想としては、「良かった」43名(94%)が最も多く、参加者にとって満足度の高い結果となった。

・続いて、「どちらともいえない」2名(4%)と続き、「よくなかった」の回答は一つもなかった。

・圧倒的に満足である結果となったが、CCRC概論とCCRC具体例というダブル講師によるセミナーが効果的であったと言える。

人数 割合

よかった 43 93%

よくなかった 0 0%どちらともいえない 2 4%無回答 1 2%

合計 46 100%回答数:N=46

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▼Q5.講演やワークショップを通じてCCRC構想について理解を深められましたか?

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・CCRC構想についての理解としては、「はい」41名(89%)が最も多く、参加者にとって一定の理解を得られる結果となった。

・続いて、「どちらともいえない」3名(7%)と続き、「いいえ」の回答は一つもなかった。

・講演/ワークショップを通じて、CCRC構想についての理解を得られる好機となったことが見て取れる。

人数 割合

はい 41 89%

いいえ 0 0%どちらともいえない 3 7%無回答 2 4%

合計 46 100%回答数:N=46

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人数 割合

はい 40 87%

いいえ 0 0%どちらともいえない 5 11%無回答 1 2%

合計 46 100%

▼Q6.今後もこのようなイベントに参加したいですか?

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・今後もこのようなイベントに「参加したい」と回答した参加者が40名(87%)にも上った。

・「どちらともいえない」は5名(11%)と約1割。・「いいえ」との回答は一つもなかった。・無回答1名(2%)を除けば、約9割が「参加したい」との結果となったことからも、参加者の満足感を見て取れる結果となった。

回答数:N=46

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人数 割合

はい 27 59%

いいえ 2 4%どちらともいえない 16 35%無回答 1 2%

合計 46 100%

▼Q7.佐渡において、CCRC構想は実践できると思いましたか?

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・CCRC構想は実践できると思うかについて「はい」と回答した参加者が27名(59%)と約6割であった。

・「どちらともいえない」は16名(35%)と3.5割。・「いいえ」は2名(4%)に留まった。・Q.6と合わせると約3割の方は、理想論として理解できるものの、佐渡での現実を鑑みると、実現の難しさを示す結果となった。

回答数:N=46

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▼Q8.その他ご意見/ご要望/ご感想などがありましたらぜひご記入ください。

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概要 人数 割合 詳細

場所、規模、環境に色々な面を考慮し、佐渡にふさわしいCCRCの実現を望みます。健康寿命、介護予防etcにつながる施設となれば入居してみたいなと思う人たちが多くなるような気がします。便利ばかりでなく不自由を工夫し、生きる力の大切さ!!実現すれば佐渡の活性化につながるのではないでしょうか(地方創生)。意識を高められ生きがいにつながり寿命がのびる。CCRCモデルとなるような施設を希望、夢みています。

高齢化の面で世界最先端地の佐渡にこそCCRCをとり入れる必要がある。多世代交流、逆参勤交代は地方創生に有効。生きがいと健康寿命の延伸につながる。一歩踏み出す勇気が必要。

ぜひ佐渡でも高校などを含め啓発。医療・学校と共生力、多世代交流や役割が元気をつくること。

佐渡には既にCCRC構想に近い雰囲気がある地域も。「島の中の一地域」で進めるのであれば、実現性もあるような・・・。もっと多くの市民に知ってもらいたい構想だと思いました。

自分の住む地域の良いところを見直してみたいと思います。

「CCRC」を初めて聞いた。これから注目していきたい。

多世代交流、ケアしすぎない、生きがい(確かな生活感、実体)、満足することなく前進、継続することが重要だと思った。教えることは知識を深めること等地域の発展に貢献したい。

色々参考になりました。逆転の発想!!

子どもたちの居場所づくりにもつながるCCRC構想は、とても魅力的な取組みと思いました。豊かな島にするためには、リーダーが必要だと思います。しっかりした構想をもって、引っ張っていってほしいです。

自分たちの島の強みを見つめなおしてみたいと思います。

発想を変える、強みをいかす、チャレンジ。佐渡もみんなでやりたいですね。場をつくりたいと思ってます。

相川の佐州おーやり館には、大学の学生が研究調査のために宿泊しに来られる。月2回の市もその通りで開かれている。子どもの将棋教室etcも開かれている。観光、多世代、教育交流の拠点としての可能性があると考えています。これらがつながれば地域の活性化になるのではないか。佐渡市としてもぜひCCRCを進めていただきたい。

前向き 12 43%

・前向きな自由回答が12名(43%)にも上った。

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概要 人数 割合 詳細

佐渡で生活して一番の問題はプライバシーの欠如です。「人づくり」をしながら佐渡づくりのためにさらに勉強したいと思います。佐渡の人の人間性に問題がある。言葉が乱暴である。品がない。島国根性が強い。

一回来てもまた行きたいと思う佐渡になってほしい。佐渡の全てにもう一回見直しして、食べ物も冷凍品ではなく佐渡でとれるものを食べて帰れるようにしてもらいたい。

ぜひCCRCを実践してもらいたい。子どもを大学に行かせても働くところがなく、結局東京へ行ってしまった。

佐渡でのCCRCの講演ですが、小さいくくりで考えれば一軒の家の中での暮らしぶりを作り上げる上でも参考になります!ありがとうございました。87歳、84歳の両親と今後どう暮らすかという点でも参考になりました。

お金が余っているシニアがただ単に勉強したくて移住するだけの話なのか?そこから働くではなしに、「生きがいのみ」の話?貢献欲求を生む?(大学の)ブランドがないとダメ?

佐渡へ移り住んで10年余りですが、国仲の農村では集落営農の仕組みがあり、多くの人が戻って農の暮らしをしていた。そのような地域に支援を!応援を!外国の事例を挙げているけれど、佐渡は場はあると思う。多分、佐渡でずっと暮らしている人は気づかないかもしれない。そして、Iターンする人々を地域に受ける仕組み、お客ではなく、地域の維持の担い手として受けいれる。全世代の姿勢と受容が大事。お互いにありがとうと言える関係ができるオープンな地域が大切だと思う。その地域は太古からある。

個人レベルで出来ること。もっと小さい枠組みで何ができるか、お考えを聞きたかったです。

前列で14時半過ぎまで暖房が効かず、やや寒かったです。

4月15日は各地区祭り等があります。佐和田地区、羽茂おいらん道中、佐渡中等教育学校吹奏楽発表会等の行事があるので、日程等考えてもらいたいです。

マイクが聞き取りにくく残念でした。

1つの講演が終わったら5分で良いので、質疑応答のコーナーを設けてほしい。

佐渡青年会議所の皆様、おつかれさまでした。

松田先生や桑原先生のお話がとても良かったです。

聞き手をうまく引き込ませてあきない講演でした。

難しかったです。

広報 1 4% これからも市民に市報等でどんどんPRして下さい。

合計 28 100%

11%3

課題

運営

講演

25%7

18%5

▼Q8.その他ご意見/ご要望/ご感想などがありましたらぜひご記入ください。

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▼【総括】CCRCセミナー&ワークショップまとめ

◆佐渡青年会議所として今年度最初の公開例会を地域力結束委員会による講師例会として開催アンケートによるイベントの感想としては、『良かった』43名(94%)が最も多く、参加者にとって満足度の高い結果となったと言える。また、自由回答では『高齢化の面で世界最先端地の佐渡にこそCCRCをとり入れる必要がある。』や『もっと多くの市民に知ってもらいたい構想だと思った。』等の複数の前向きな感想を得た。松田先生によるCCRC概論と桑原先生によるCCRC具体例というダブル講師によるセミナーが効果的であったということを証明しているのではないかと思う。

◆松田先生、桑原先生よりまとめのお言葉・松田先生⇒多世代・全市民参加の『地域づくり』が求められるので、『一歩踏み出す勇気』を持って皆さんでがんばっていきましょう。・桑原先生⇒リタイアしても『担い手』として『社会や地域から必要とされる』ことであり、『貢献できること』があることが大切です。そして、『続けること』こそが命です。

◆ワークショップでの発表の意見のまとめCCRCを実現するためには地域を超えた多世代の協力が不可欠だが、若い人は結束力もあり、UIターンの人も含めて地域の壁を越えられる。何かの行動について反対する人は自分たちが困っていないからである。そういう方からは、文句しか出てこないため、結果として壁が生まれる。若い世代としては、困っているということを訴え続けるしか方法はない。隔たりを改善していくには、ワークショップ等、多世代交流の意見交換会を数多く行うことが必要だと思う。反発している人、協力してくれない人に対して『あなたたちの力が必要だ』ということを伝えることから始めるべきであるという結論に達した。

◆まさに今回が始まりであり、『継続は力なり』ということだと再認識今年度も例会が続くが、佐渡青年会議所のメンバーで力を合わせて佐渡のために良い汗をかき続けたいと思う好機となった。夏に迫る当委員会の7月例会での市民アートプロジェクトとしても『ひとが輝く多世代交流のさどづくり』を具現化するイベントとしたいと思う。

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▼【総括】佐渡青年会議所 地域力結束委員会 ロードマップ

『ひとが輝く多世代交流のさどづくり』CCRCセミナー&ワークショップの開催。

【地域力結束の社会実験】

『協働』の精神を持つアクティブシニアの方々に活躍していただき、多世代交流を促進する取り組みについて、市民の皆さまとともにJCメンバーで知見を深めることで地域力結束へとつなげる。あいぽーと佐渡にて100名程度のセミナー&ワークショップを開催する。多世代交流の可能性について模索し、win-winの関係を築く。その事業内容を多くの人に情報発信し周知を図り発展させる。

4月例会を通じて多世代交流の重要性を再認識した上で、地域間の隔たりの改善や子ども・学生・大人の交流による地域力結束の意識を高めるべく、『市民アートプロジェクト』として芸術祭に参加する。両津夷商店街のシャッター等を活用したアートスポット化、市民プロジェクトのつなぎ役としてJCメンバーが活動することで地域力結束へとつなげる。

さどの島銀河芸術祭との連携【地域力結束の構築】

【スローガン】承前啓後

~現実(いま)と向き合い、希望(みらい)を切り開こう~

【既存組織との連携強化】地域力結束委員会の成果の一つとして、

次年へとつなげていく。

4月例会

2018年1月

2018年12月

7月例会

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