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一般社団法人SoLaBo Workshop自由研究 2013.8.16 日本財団CANPAN・NPOフォーラム 「一日限りのサマースクール」〜NPOのための僕らの自由研究〜

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Page 1: A 2ワークショップ

一般社団法人SoLaBo

Workshop自由研究

2013.8.16

日本財団CANPAN・NPOフォーラム「一日限りのサマースクール」〜NPOのための僕らの自由研究〜

Page 2: A 2ワークショップ

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SocialCollaborationLaboratory

社会の

集合智

研究所

横浜駅東口徒歩5分

2012 8/1設立

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3

①世代が交わる時間②社会との接点に気付く時間

社会人をおもしろく、するワークショップ。

【SoLaBoが提案すること】企業と

※従業員・企業の事業を生かしたもの

Page 4: A 2ワークショップ

ワークショップって最近多くないですか?

【最近思うこと】

なんでここまでワークショップが必要なのか。

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ワークショップとは?ワークショップは、学びや創造、問題解決やトレーニングの手法である。参加者が自発的に作業や発言をおこなえる環境が整った場において、ファシリテーターと呼ばれる司会進行役を中心に、参加者全員が体験するものとして運営される形態がポピュラー。会場は公共ホールや、スタジオ、美術館やカルチャースクール、ビルの1室、学校の教室を利用するなど様々。

workshopとは、本来「作業場」や「工房」を意味するが、現代においては参加者が経験や作業を披露したりディスカッションをしながら、スキルを伸ばす場の意味を持つようになっている[1]。 Wikipedia 抜粋

ワークショップの効果として期待されているものとして、参加者同士の体験共有、意見表出(ブレインストーミング)、創造表現、意見集約その他のコミュニケーションを深めること等がある。地方自治の分野では市⺠間の合意形成のスタイルとしても注目されている。

効果

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ワークショップ

企画コーディネーター

・ゴールの意図がある。・やり方はそれぞれ・頭と手を動かす・流動的・擬似体験・アイデアを出す

グループ化

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ワールドカフェワールド・カフェとは、Juanita Brown(アニータ・ブラウン)とDavid Isaacs(デイビッド・アイザックス)によって、1995年に開発・提唱された。

ワールド・カフェでは、リラックスした雰囲気の中、少人数に分けたテーブルで自由な対話を行い、ときどき他のテーブルのメンバーとシャッフルして対話を続けながら、参加する全員の意見や知識を集めることのできる会議手法の一つである。

<ワールドカフェの効果>1.発言しやすい2.参加者全員の意見が集まる3.共感が生まれる

ファシリテーションカレッジhttp://www.faci-colle.jp/glossary/0703216.html

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<ワールドカフェのやり方>1.準備

・四〜五人でグループを作り、テーブルに座る・テーブルの上にはテーブルクロスに見立てた模造紙と各自一本ずつのペン

2.カフェトーク・ラウンド・1ラウンドおおよそ20分で、トピックにそってカフェ的にリラックスした会話

を楽しむ・会話しながら、出たアイデアとか言葉をそれぞれが自由に模造紙に書く・1ラウンドが終わるころにテーブルに残る人(ホスト)を決め、その場に残し、

それ以外の参加者は別のテーブルへ移動・残ったホストが自分のテーブルで話された内容を新しいメンバーに説明。さら

に会話を深める・ラウンドを2〜3ラウンド繰り返す

3.最終ラウンド・最終ラウンドで、全員が最初のテーブルへもどる・別のテーブルで得られた気付きや理解を交換し、さらに全体でもシェアをする

参考文献:アニータ・ブラウン デイビッド・アイザックス著/香取一昭 川口大輔訳『ワールド・カフェ〜カフェ的会話が未来を創る〜』ヒューマンバリュー

ワールドカフェファシリテーター・必ず発言する。

・トーキングオブジェクト・アイデアを載せあう・共通点を見つけていく・視点を短い時間で・参加者の満足度は高い

シェアが優先。共感する。

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ダイヤログ(対話)

お互いの辞書の違いを明らかにするところから対話は始まります。たとえば、「人と人とのふれあいって大事だよね」「そうだね、ふれあいは大事だよね」と言っている二人がいるとしましょう。このままでは単なる会話です。ところが、「ふれあいってなんですか?」「あなたにとってのふれあいとは?」と尋ねると、一人はコミュニケーションであり、もう一人は思いやりというように、まったく違うということがよくあります。(2009,『ダイアローグ 対話する組織』,p29)

Wikipedia 抜粋

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ダイアログ

ファシリテーター・ゴールはない。・その人の意見を聞く。・受け入れる・批判ではなくその会話を深めていく・対等な立場

例)フィッシュボウル傾聴することでもある。

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対話と会話と議論平田オリザさん2012.7/5 朝日新聞インタビュー

ダイアローグ(対話)とカンバセーション(会話)は明確に違います。私なりに定義すると「会話」は親しい人同士のおしゃべり。「対話」は異なる価値観などをすり合わせる行為。しかし日本語の辞書では「【対話】向かい合って話をすること」などとされ、区別がない。日本語は、閉じた集団の中であいまいに合意を形成するのにはとても優れた言葉です。日本文化の一部ですから、悪い点ばかりではない。近代化以前の日本は、極端に人口流動性の低い社会でした。狭く閉じたムラ社会では、知り合い同士でいかにうまくやっていくかだけを考えればいいから、同化を促す「会話」のための言葉が発達し、違いを見つけてすり合わせる「対話」の言葉は生まれませんでした。対話とディベート(討論)はどこが違うか。ディベートは、自分の価値観と論理によって相手を説得し、勝つことが最終目的になる。負けた方が全面的に変わらないといけない。勝った方は変わる必要がありません。しかし対話は、勝ち負けではありません。価値観をすり合わせることによってお互いが変わり、新しい第三の価値観とでも呼ぶべきものを作り上げることが目標になります。価値観が多様化した成熟社会では討論より対話が重要ですが、日本では、変わることを潔しとしない傾向が強いですね。どうしても勝ち負けの枠組みで考え

「対話」と「会話」と「討論」の違いについて - さとなおwww.satonao.com/archives/2012/07/post_3434.html -

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ファシリテーションファシリテーション(英: Facilitation)は、会議、ミーティング等の場で、発言や参加を促したり、話の流れを整理したり、参加者の認識の一致を確認したりする行為で介入し、合意形成や相互理解をサポートすることにより、組織や参加者の活性化、協働を促進させる手法・技術・行為の総称。 コミュニケーションスキル以外にも、グランドルールが必要な場合の内容設定や補助、プロセスデザイン、ミーティング自体の進め方や、さらに会議の場所や参加者の選択、日程のデザインなど、オーガナイザーやリーダーの役割を含む場合もある。 会議の場に限定せずとも、日常での組織コミュニケーション全般において、ファシリテーション技術は活用することができる。 また、会議の場などで、コンテンツ(議論の内容)に対して公平な立場にたち、話し合いのプロセス(流れ)に介入してファシリテーションを行う者のことをファシリテーター(Facilitator)という。

Wikipedia 抜粋

・相互作用をつくる・流れをつくりだす・発散・収束を促す・空気を作る・参加者同士の橋渡し

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フューチャーセッションフューチャーセンターとは、企業、政府、自治体などの組織が中⻑期的な課題の解決を目指し、様々な関係者を幅広く集め、対話を通じて新たなアイデアや問題の解決手段を見つけ出し、相互協力の下で実践するために設けられる施設である。施設は一般に、研修スペースや学習スペース、ミーティングスペースなどで構成される。

Wikipedelia参照

日本では2007年に富士ゼロックス、2009年に東京海上日動システムズがフューチャーセンターを開設した。[1][2]フューチャーセンターでは所属組織や立場の異なる多様な人たち、例えば異なる省庁のスタッフや企業人、市⺠などが集まり、普段従事している組織内では決して構築されることのない関係性を形成し、横断的な対話を行って意思決定や理解の共有が行われる。その目的は創造性を発揮し、複雑化して従来の枠組みでは解決の難しい現代の様々な課題を解決することにある。例えば地球環境問題への対応や、企業や業界の枠組みを超えたイノベーション等の複雑な課題は、普段と同じ組織のメンバーと普段と同じ会議室に集まっても、過去になかった発想やアイデアを生み出し、解決に向けて実践することは困難である。そこでフューチャーセンターという多様なメンバーが集まる場をつくり、集合知を形成し、新たな知を創造しようとする取り組みが行われるようになったわけである。

フューチャーセンター

Page 14: A 2ワークショップ

フューチャーセッションファシリテーター

・未来志向・未来課題に向かって、あったら嬉しい現実的なアイデア・戦略で盛り上がる。・それぞれの立場で語り協力しあう・見たいゴールを参加者から、みつけだす。・組織内にフラットな立場をつくる。・アウトプットを共有する。

未来へ動く。他者との協働。

未来への提案者

各グループで生まれたアイデアの共有

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企業が求める企画

NPOが求める企画

適合する手段がある共通言語をみつける

Page 16: A 2ワークショップ

ワークショップの型

誰かと共有する時間。

何かをつくりあげる時間がある。なにかを体験する時間。

Something newを作り上げる

A B

C D

Page 17: A 2ワークショップ

共有

事業性が高いがアイデアが出にくい

満足度は高いが次のアクションに時間がかかる

創造

マーケティング

専門性が高いテーマ

クリエイティブ

社会性が高いテーマ

新しい気付きがあるが継続性が難しい

わかりやすいがどこにでもあるイベントになりやすい

NPO系

有志団体系

企業系

社会起業家系

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ワークショップ中のそれぞれの思惑

主催者

参加者

クライアント

ボランティア スタッフ

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ワークショップの基本の流れ

30分前 受付

00:00 スタート 趣旨説明会場説明・本日のルール

00:10 自己紹介(アイスブレイク)

00:15 ゲストトーク(意識共有)

00:45 感想シェア(全体共有)

01:00 アクティビィティ

01:20 アクティビィティ②

01:40 全体シェア

01:50 まとめ(アンケート回収)

いつも何に気をつけて流れを作っていますか?

Page 20: A 2ワークショップ

ワークショップ中の役割

ボランティア

受付

記録 レポート撮影

お金管理(お釣り)アンケート資料

誘導 会場外会場内

司会 ファシリテータータイムキーパー

会場設営 テーブル・座席配置飲み物・食べ物施設管理者とのやりとり

との連携とその役割の意義

企画者 の現場力

時間 の流れ方

温度 のつくり方

つながり の生み出し方

リズム の生み出し方

Page 21: A 2ワークショップ

ワークショップ、どこで成果をつくる?30分前 受付

00:00 スタート 趣旨説明

会場説明・本日のルール

00:10 自己紹介(アイスブレイク)

00:15 ゲストトーク(意識共有)

00:45 感想シェア(全体共有)

01:00 アクティビィティ

01:20 アクティビィティ②

01:40 全体シェア

01:50 まとめ(アンケート回収)

誰かと共有する時間。

主催者

参加者

クライアント

時間の流れと

ワークの内容の

組み合わせ

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みなさんが気をつけているワークショップのポイント

いま考えているワークショップでアイデアがほしいのは、どこ?

いつも陥ってしまう、うまくいかないワークショップでの反省点