5 - 6 経営耕地面積の状況 減少した。 に比べて21.4%(3,018ha)増加した。...

14
- 1 - Ⅰ 調査結果の概要 ~ 農業経営体の減少が続く中で、法人化や経営規模の拡大が進展 ~ 1 農林業経営体数 埼玉県の農林業経営体数(平成 27 年2月1日現在)は 37,602 経営体で、5年前 に比べて 17.1%減少した。 このうち、農業経営体数は 37,484 経営体、林業経営体数は 367 経営体となり、 5年前に比べてそれぞれ 17.0%、26.5%減少した。 図1 農林業経営体数 54,029 53,546 924 45,371 45,167 499 37,602 37,484 367 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 農林業経営体 農業経営体 林業経営体 (経営体) 17 22 27 表1 農林業経営体数 単位:経営体 組織経営 平成22 45,371 45,167 409 499 27 37,602 37,484 455 367 増減率(%) (平成27/22) △ 17.1 △ 17.0 11.2 △ 26.5 構成比(%) 平成22 100.0 99.6 0.9 1.1 27 100.0 99.7 1.2 1.0 区分 農林業経営体 農業経営体 林業経営体 注:農林業経営体、農業経営体及び林業経営体の定義については、調査の概要の「6 用語の解 説」を参照のこと 農業と林業を合わせて営んでいる経営体は、農業経営体と林業経営体にそれぞれ含まれる ため、農業経営体数と林業経営体数の合計と農林業経営体数は一致しない。

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Page 1: 5 - 6 経営耕地面積の状況 減少した。 に比べて21.4%(3,018ha)増加した。 図7 農業経営体の経営耕地面積の状況 É * 8' 14,086 É * 8' 17,104 )

- 1 -

Ⅰ 調査結果の概要

~ 農業経営体の減少が続く中で、法人化や経営規模の拡大が進展 ~

1 農林業経営体数

埼玉県の農林業経営体数(平成 27 年2月1日現在)は 37,602 経営体で、5年前

に比べて 17.1%減少した。

このうち、農業経営体数は 37,484 経営体、林業経営体数は 367 経営体となり、

5年前に比べてそれぞれ 17.0%、26.5%減少した。

図1 農林業経営体数

54,029 53,546

924

45,371 45,167

499

37,602 37,484

367 0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

農林業経営体 農業経営体 林業経営体

(経営体)

平成17年

平成22年

平成27年

表1 農林業経営体数

単位:経営体

組織経営

平成22 45,371 45,167 409 499

  27 37,602 37,484 455 367

増減率(%)

(平成27/22) △ 17.1 △ 17.0 11.2 △ 26.5

構成比(%)

平成22 100.0 99.6 0.9 1.1

  27 100.0 99.7 1.2 1.0

区分 農林業経営体農業経営体 林業経営体

注:農林業経営体、農業経営体及び林業経営体の定義については、調査の概要の「6 用語の解

説」を参照のこと。

農業と林業を合わせて営んでいる経営体は、農業経営体と林業経営体にそれぞれ含まれる

ため、農業経営体数と林業経営体数の合計と農林業経営体数は一致しない。

Page 2: 5 - 6 経営耕地面積の状況 減少した。 に比べて21.4%(3,018ha)増加した。 図7 農業経営体の経営耕地面積の状況 É * 8' 14,086 É * 8' 17,104 )

- 2 -

(経営体)

なお、都道府県別に農林業経営体数をみると、埼玉県は全国14位である。

図2 都道府県別農林業経営体数

2 農業経営体

農業経営体のうち、家族経営体数は 37,029 経営体で、5年前に比べて 17.3%減

少した一方、組織経営体数は 455 経営体で 11.2%増加した。

表2 農業経営体数

農業経営体

法人経営 法人経営 法人経営

平成22年 45,167 387 44,758 132 409 255平成27年 37,484 508 37,029 121 455 387

増減率(%)平成27年/22年 △ 17.0 31.3 △ 17.3 △ 8.3 11.2 51.8

区 分家族経営体 組織経営体

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

茨城

新潟

長野

福島

兵庫

岩手

千葉

北海道

熊本

栃木

秋田

鹿児島

宮城

埼玉

岡山

福岡

青森

愛知

山形

静岡

岐阜

広島

愛媛

宮崎

三重

群馬

大分

和歌山

長崎

山口

香川

島根

滋賀

鳥取

徳島

京都

山梨

富山

佐賀

高知

福井

沖縄

石川

神奈川

奈良

大阪

東京

Page 3: 5 - 6 経営耕地面積の状況 減少した。 に比べて21.4%(3,018ha)増加した。 図7 農業経営体の経営耕地面積の状況 É * 8' 14,086 É * 8' 17,104 )

- 3 -

3 組織形態別農業経営体数

農業経営体を組織形態別にみると、法人化している農業経営体数は 508 経営体と

なり、5年前に比べて 31.3%(121 経営体)増加した。その内訳をみると、農事組

合法人は 74 経営体(51.0%〔25 経営体〕増加)、会社は 362 経営体(23.1%〔68

経営体〕増加)、その他の法人は 72 経営体(63.6%〔28 経営体〕増加)となった。

図3 組織形態別農業経営体数の推移

4 総農家数及び土地持ち非農家数

総農家数は 64,178 戸で、5年前に比べて 12.0%(8,779 戸)減少した。

このうち、販売農家数は 36,743 戸で、5年前に比べて 17.5%(7,771 戸)減少し、

自給的農家数は 27,435 戸で、5年前に比べて 3.5%(1,008 戸)減少した。

図4 農家数の推移

72,55263,030

52,72144,514 販売農家

36,743

20,495

21,488

26,552

28,443自給的

農 家

27,435

93,047

84,51879,273

72,957

64,178

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

80,000

90,000

100,000

平成7 12 17 22 27

(戸)

49 74

294

362

44

72

0

100

200

300

400

500

600

平成22年 27

(経営体)

←農事組合法人

←会社法人

←その他の法人387

508

Page 4: 5 - 6 経営耕地面積の状況 減少した。 に比べて21.4%(3,018ha)増加した。 図7 農業経営体の経営耕地面積の状況 É * 8' 14,086 É * 8' 17,104 )

- 4 -

-19.6 -19.0 -8.7

6.7 25.7 23.3

40.7 55.2

116.7 100.0

-100

-50

0

50

100

150

200

1ha

未満

1~2 2~3 3~5 5~10 10~20 20~30 30~50 50~100 100ha

以上

(%)

(戸)

なお、都道府県別に農家数をみると、埼玉県は全国8位である。

図5 都道府県別農家数

5 経営耕地面積規模別にみた農業経営体数の状況

経営耕地面積規模別に農業経営体数をみると、5年前に比べて3ha 以上層で増加

している。

図6 経営耕地面積規模別農業経営体数の増減率

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

長野

茨城

兵庫

新潟

福島

愛知

岩手

埼玉

鹿児島

千葉

岡山

静岡

岐阜

熊本

広島

栃木

福岡

宮城

群馬

秋田

山形

青森

北海道

三重

愛媛

大分

宮崎

山口

香川

長崎

島根

山梨

徳島

京都

和歌山

滋賀

鳥取

奈良

高知

神奈川

大阪

富山

福井

佐賀

石川

沖縄

東京

Page 5: 5 - 6 経営耕地面積の状況 減少した。 に比べて21.4%(3,018ha)増加した。 図7 農業経営体の経営耕地面積の状況 É * 8' 14,086 É * 8' 17,104 )

- 5 -

6 経営耕地面積の状況

農業経営体の経営耕地面積は 53,815ha となり、5年前に比べて 5.4%(3,058ha)

減少した。

都道府県別に経営耕地面積をみると、埼玉県は全国で16番目である。

また、農業経営体の経営耕地面積のうち借入耕地面積は 17,104ha となり、5年前

に比べて 21.4%(3,018ha)増加した。

図7 農業経営体の経営耕地面積の状況

借入耕地面積

14,086

借入耕地面積

17,104

経営耕地面積

56,872 経営耕地面積

53,815

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

平成22 平成27

(ha)

なお、1経営体当たりの平均経営耕地面積は 1.44ha となり、5年前に比べて 14.3%

(0.18ha)増加した。

図8 農業経営体当たりの平均経営耕地面積

0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2 1.4 1.6

平成22

平成27

(ha)

1.26

1.44

0.31(24.8)

0.46(31.8)

↑うち借入耕地面積

平成27年

平成22年年

Page 6: 5 - 6 経営耕地面積の状況 減少した。 に比べて21.4%(3,018ha)増加した。 図7 農業経営体の経営耕地面積の状況 É * 8' 14,086 É * 8' 17,104 )

- 6 -

1ha未満

22.4

1ha未満

26.7

1~2

29.4

1~2

34.4

2~3

13.1

2~3

13.6

3~5

8.9

3~5

7.9

5~10

8.0

5~10

6.1

10~30

9.6

10~30

7.0

30ha

以 上

8.6

←30ha

以 上

4.4

0 20 40 60 80 100

平成

27

平成

22

7 経営耕地面積の集積割合 農業経営体の経営耕地面積規模別に経営耕地面積の集積割合をみると、1ha 未満

の農業経営体が 22.4%、1~2ha が 29.4%、2~3ha が 13.1%、3~5ha が 8.9%、

5~10ha が 8.0%、10~30ha が 9.6%、30ha 以上が 8.6%となった。3ha 以上の農

業経営体の割合が 35.1%を占め、5 年前に比べて経営耕地面積3ha 以上の農業経営

体への集積が進んだ。

図9 経営耕地面積規模別の経営耕地面積集積割合

また、経営耕地面積規模別に農業経営体数の構成割合をみると、1 ha 未満が 54.9%、

1~2ha が 30.9%、2~3ha が 8.0%、3ha 以上が 6.2%となった。

図 10 経営耕地面積規模別農業経営体数の構成割合

1ha未満

54.9%

1ha未満

56.6%

1~2

30.9%

1~2

31.6%

2~3

8.0%

2~3

7.3%

←3ha以上

6.2%

←3ha以上

4.5%

0 20 40 60 80 100

平成 27

平成 22

【3ha 以上:25.3%】

【3ha 以上:35.1%】

(% )

(% )

Page 7: 5 - 6 経営耕地面積の状況 減少した。 に比べて21.4%(3,018ha)増加した。 図7 農業経営体の経営耕地面積の状況 É * 8' 14,086 É * 8' 17,104 )

- 7 -

2,9323,722 3,131

2,108 2,167

1,488

2,229 3,007

3,520 3,638

3,267

5,7566,176 6,767

6,923 ←土地持ち

非農家7,687

11,70712,314 12,395

12,728

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

平成7 12 17 22 27

(ha)

←自給的

農家

←販売農家

(ha)

8 耕作放棄地面積

農家及び土地持ち非農家の耕作放棄地面積は 12,728ha となり、5年前に比べて

2.7%(333ha)増加した。

図 11 耕作放棄地面積の推移

なお、都道府県別に耕作放棄地面積をみると、埼玉県は全国10位である。

図 12 都道府県別耕作放棄地面積

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

福島

茨城

千葉

北海道

岩手

青森

長野

群馬

静岡

埼玉

熊本

広島

宮城

岡山

鹿児島

長崎

新潟

愛媛

栃木

秋田

山口

愛知

大分

山形

三重

島根

福岡

兵庫

岐阜

香川

石川

山梨

佐賀

宮崎

和歌山

徳島

高知

鳥取

奈良

京都

富山

神奈川

沖縄

滋賀

福井

大阪

東京

Page 8: 5 - 6 経営耕地面積の状況 減少した。 に比べて21.4%(3,018ha)増加した。 図7 農業経営体の経営耕地面積の状況 É * 8' 14,086 É * 8' 17,104 )

- 8 -

683

11,684

344 319 30 3 465

7,936

281 201 32 3 0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

14000

農産物の加工 消費者に

直接販売

観光農園 貸農園・

体験農園等

農家レストラン 農家民宿

(経営体)

平 成 22 年

平 成 27 年

-11.3

-22.4 -25.3

-17.3 -19.2

-7.5

16.8

8.7

-50

-30

-10

10

30

50

50万円

未満

50~

100

100~

500

500~

1000

1000~

3000

3000~

5000

5000~

1億円

1億円

以上

(%)

9 農業生産関連事業の状況

農業経営体が取り組む農業生産関連事業の状況についてみると、農産物の加工に取

り組む農業経営体数は 465 経営体となり、5年前に比べて 31.9%(218 経営体)減少

した。また、レジャー型の事業に取り組む農業経営体数は、観光農園が 281 経営体

(18.3%〔63 経営体〕減少)、貸農園・体験農園等が 201 経営体(37.0%〔118 経営

体〕減少)となった。

図 13 農業生産関連事業への取り組み状況(複数回答)

10 農産物販売金額規模別農業経営体数

農産物販売金額規模別に農業経営体数をみると、5年前に比べて 5,000 万以上の階

層で増加した。

図 14 農産物販売金額規模別農業経営体数の増減率

Page 9: 5 - 6 経営耕地面積の状況 減少した。 に比べて21.4%(3,018ha)増加した。 図7 農業経営体の経営耕地面積の状況 É * 8' 14,086 É * 8' 17,104 )

- 9 -

11 農業経営組織別農業経営体数

農業経営組織別に農業経営体数をみると、単一経営は 25,485 経営体、複合経営は

6,271 経営体となり、5年前に比べて、それぞれ 15.0%(4,494 経営体)、10.5%(734

経営体)減少した。

表3 農業経営組織別農業経営体数

単位:経営体

平成22 36,984 29,979 7,005

  27 31,756 25,485 6,271

増減率(%)

(平成22/17) △ 14.1 △ 15.0 △ 10.5

構成比(%)

平成22 100.0 81.1 18.9

  27 100.0 80.3 19.7

単一経営(主位部門の販売

 金額が80%以上)

複合経営(主位部門の販売

 金額が80%未満)

区分販売のあった経営体

注:販売のあった経営体とは、過去 1年間で農産物の販売実績が 15万円以上の経営体のことをい

い、販売農家(経営耕地面積30a以上または農産物販売金額が年間50万円以上の農家)と

は異なる。

12 農産物の出荷先別農業経営体の構成割合

農産物売上金額1位の出荷先別に農業経営体数の構成割合をみると、農協が

44.6%となり、次いで消費者に直接販売が 15.5%、小売業者が 12.9%となってい

る。

農産物売上金額1位の出荷先についてみると、食品製造業・外食産業が5年前に

比べて増加した。

図 15 農産物売上金額 1 位の出荷先別経営体数の構成割合

41.5

8.2 13.1

14.8

0.6

18.2

3.7

44.6

7.2

12.7 12.9

0.9

15.5

6.2

0

20

40

60

農協 農協以外の

集出荷団体

卸売市場 小売業者 食品製造業・

外食産業

消費者に

直接販売

その他

(%)

平成27年

平成22年

Page 10: 5 - 6 経営耕地面積の状況 減少した。 に比べて21.4%(3,018ha)増加した。 図7 農業経営体の経営耕地面積の状況 É * 8' 14,086 É * 8' 17,104 )

- 10 -

13 農業経営組織別にみた農業経営体数の状況 農業経営組織別に農業経営体数の構成割合をみると、単一経営が 80.3%となり、

5年前に比べて 0.8 ポイント減少した。

また、5年前に比べて稲作単一経営は 0.6 ポイントの低下、露地野菜単一経営は

1.1 ポイント上昇、施設野菜単一経営は 0.4 ポイントの低下となった。

図 16 農業経営組織別農業経営体数の構成割合

14 農業雇用労働力

農業経営体が過去1年間に農業経営のために雇用した者は 26,174 人であった。

このうち、常雇い(あらかじめ年間7か月以上の契約で雇った者)は 6,326 人で、

5年前に比べて 45.7%(1,985 人)増加したが、臨時雇いは 35.6%(10,948 人)減

少した。

表4 農業雇用労働力の状況

単位:人

雇用者数 常雇い 臨時雇い

平成22 35,137 4,341 30,796

  27 26,174 6,326 19,848

 増減率(%)

(平成27/22) ▲ 25.5 45.7 ▲ 35.6

区分実人数

52.2

51.6

13.5

14.6

3.0

2.6

3.3

3.6

9.1

7.8

18.9

19.7

0 20 40 60 80 100

22

27

(%)

稲作

施設野菜

果樹類

露地野菜

その他準単一複合

及び複合経営

単一経営:81.1

単一経営:80.3

平成

27

平成

22

Page 11: 5 - 6 経営耕地面積の状況 減少した。 に比べて21.4%(3,018ha)増加した。 図7 農業経営体の経営耕地面積の状況 É * 8' 14,086 É * 8' 17,104 )

- 11 -

15 主副業別農家数(販売農家)

販売農家を主副業別にみると、主業農家は 7,518 戸で、5年前に比べて 16.1%

(1,438 戸)の減少、準主業農家は 7,258 戸で 31.1%(3,273 戸)の減少、副業的農

家は 21,967 戸で 12.2%(3,060 戸)の減少となった。

この結果、販売農家数に占める構成割合は、主業農家が 20.5%、準主業農家が

19.8%、副業的農家が 59.8%となった。

図 17 主副業別農家数の構成

主業農家

7,518

(20.5%)

主業農家

8,956

(20.1%)

準主業農家

7,258

(19.8%)

準主業農家

10,531

(23.7%)

副業的農家

21,967

(59.8%)

副業的農家

25,027

(56.2%)

販売農家数計

36,743 戸

販売農家数計

44,514戸

0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000

平成

27

平成

22

(戸)

16 専兼業別農家数(販売農家)

販売農家を専兼業別にみると、専業農家は 12,474 戸で、5年前に比べて 4.5%(538

戸)の増加、第1種兼業農家は 4,042 戸で 30.6%(1,779 戸)の減少、第2種兼業農

家は 20,227 戸で 24.4%(6,530 戸)の減少となった。

この結果、販売農家数に占める構成割合は、専業農家が 33.9%、第1種兼業農家

が 11.0%、第2種兼業農家が 55.1%となった。

図 18 専兼業別農家数の構成

専業農家

12,474

(33.9%)

専業農家

11,936

(26.8%)

第 1 種兼業農家

↓ 4,042(11.0%)

第 1 種

兼業農家

5,821

(13.1%)

第 2 種

兼業農家

20,227

(55.1%)

第 2 種

兼業農家

26,757

(60.1%)

販売農家数計

36,743 戸

販売農家数計

44,514 戸

0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000

平成

27

平成

22

(戸)

Page 12: 5 - 6 経営耕地面積の状況 減少した。 に比べて21.4%(3,018ha)増加した。 図7 農業経営体の経営耕地面積の状況 É * 8' 14,086 É * 8' 17,104 )

- 12 -

(人)

17 農業就業人口(販売農家)

販売農家の農業就業人口は 58,575 人で、5年前に比べて 18.4%(13,216 人)減少

した。

また、農業就業人口の平均年齢は 66.9 歳となった。

図 19 農業就業人口の推移

なお、都道府県別に農業就業人口をみると、埼玉県は全国12位である。

図 20 都道府県別農業就業人口

120,425113,449

95,121

71,791

58,575

59.9 61.663.9

66.4

農業就業人口の

平均年齢

66.9(歳)

0

10

20

30

40

50

60

70

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

140,000

160,000

平成7 12 17 22 27

農業就業人口の平均年齢

農業就業人口

(人 ) (歳 )

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

北海道

茨城

長野

新潟

福島

千葉

熊本

岩手

青森

愛知

栃木

埼玉

鹿児島

静岡

兵庫

福岡

秋田

宮城

山形

岡山

宮崎

群馬

愛媛

岐阜

広島

和歌山

大分

長崎

三重

香川

徳島

山口

山梨

高知

佐賀

鳥取

滋賀

島根

京都

神奈川

富山

沖縄

奈良

福井

石川

大阪

東京

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- 13 -

18 年齢別農業就業人口(販売農家)

販売農家の年齢階層別農業就業人口をみると、 15~39 歳が 3,377 人(5.8%)、40

~49 歳が 3,305 人(5.6%)、50~59 歳が 6,131 人(10.5%)、60~64 歳が 8,244 人

(14.1%)、65 歳以上が 37,518 人(64.1%)となった。この結果、農業就業人口の

平均割合は 66.9 歳となった。

図 21 年齢別農業就業人口の構成

また、農業就業人口の年齢階層別の推移をみると、5年前と比べて、 80 歳未満の

各層で減少する中で、65~69 歳層が増加している。また、高齢者層の 70~74 歳及

び 75~79 歳の各層で大きく減少している。

図 22 年齢別農業就業人口の推移

15~39歳

3,377

(5.8)

15~39歳

4,199

(5.9)

40~49歳

3,305

(5.6)

40~49歳

4,031

(5.6)

50~59歳

6,131

(10.5)

50~59歳

9,908

(13.8)

60~64歳

8,244

(14.1)

60~64歳

9,054

(12.6)

65歳以上

37,518

(64.0)

65歳以上

44,599

(62.1)

- 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000

平成27年

平成22年

農業就業人口

71,791人

【平均 66.4歳】

農業就業人口

58,575人

【平均 66.9歳】

(人)0

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

15~

29歳

30~

34

35~

39

40~

44

45~

49

50~

54

55~

59

60~

64

65~

69

70~

74

75~

79

80~

84

85歳

以上

農業就業人口

(人)

平成22

平成27

Page 14: 5 - 6 経営耕地面積の状況 減少した。 に比べて21.4%(3,018ha)増加した。 図7 農業経営体の経営耕地面積の状況 É * 8' 14,086 É * 8' 17,104 )

- 14 -

132

103

68

22 28

9 5

-15.9

-33.5 -21.8

-45.0 -34.9

-25.0

0.0

-100.0

-80.0

-60.0

-40.0

-20.0

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

100.0

-150

-100

-50

0

50

100

150

5ha未満 5~10 10~20 20~30 30~100 100~500 500ha以上

増減率

(経営体)

(%)

19 保有山林面積規模別林業経営体数

保有山林面積規模別に林業経営体数をみると、5年前に比べて 500ha 未満の各階層

で減少した。

都道府県別に保有山林面積をみると、埼玉県の保有山林面積は 20,611ha で、全国

42位である。

図 23 保有山林面積規模別林業経営体数と増減率

また、保有山林面積規模別に林業経営体数の構成割合をみると、5 ha 未満が 36.0%、

5~10ha が 28.1%、10~20ha が 18.5%、20~30ha が 6.0%、30~100ha が 7.6%、

100ha 以上が 3.8%となった。

図 24 保有山林面積規模別林業経営体数と構成割合

5ha未満

36.0%

5ha未満

31.5%

5~10ha

28.1%

5~10ha

31.1%

10~20

18.5%

10~20

17.4%

20~

30

6.0%

20~

30

8.0%

30~

100

7.6%

30~

100

8.6%

100ha以上

3.8%

100ha以上

3.4%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

平成

27

平成

22

(%)