テクノロジー失業時代と日本の労働生産性問題(プレゼン資料)

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テクノロジー失業時代と 日本の労働生産性問題 流動化とダイナミクスへの対応が必要とされるホワイトカラー 2013年後期 欧陽ゼミ 情報マネジメント学部 現代マネジメント学科 マーケティングコース 学生番号 41215544 佐々木 康彦

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テクノロジー失業時代と日本の労働生産性問題

‐ 流動化とダイナミクスへの対応が必要とされるホワイトカラー ‐

2013年後期 欧陽ゼミ

情報マネジメント学部 現代マネジメント学科 マーケティングコース

学生番号 41215544

佐々木 康彦

2

1 社会経済生産性本部の調査

主要先進7ヶ国(G7)中最下位

日本の労働生産性

※社会経済生産性本部 「企業の生産性革新」 社会経済生産性本部生産性労働情報センター (2007/7) P26

3

1 ルクセンブルク(89,801ドル/959万円)

2 ノルウェー(61,870ドル/661万円)

3 スイス(51,224ドル/547万円)

1 日本の位置づけ

18 日本(34,311ドル/367万円)

差額592万

※社会経済生産性本部 「企業の生産性革新」 社会経済生産性本部生産性労働情報センター (2007/7) P26

4

1 アメリカとの意識・発想の違い

2 会社で働くマインドの問題

3 生産性の成果配分が不明瞭

1 その背景にあるものとして

やめる事が苦手な日本人(雇用が脅かされるなど問題外)

時間が長ければとりあえず給与が増える

合理的に働いても具体的なメリットが無い

5

1 共通する問題

生産性を高める切迫した理由は無い

労働基準法で守られている現在の労働者に

6

1 素朴な疑問と時代背景

生産性の成果は誰の手に入っているのか?

さらに、高度成長期のような

素朴な疑問

多ければ良いという時代ではない

7

1 では、今何が問題なのか?

そんななかで、労働生産性、ホワイトカラーの生産性をなぜ問題視する必要があるのか?

他方、生産性は高いとする意見もあり※門倉 貴史 「ホワイトカラーは給料ドロボーか?」 光文社 (2007/06)

8

資源をいくら使ってもいいなら、生産性を上げることはむしろ容易である。

しかし資源を使わずに福祉を高めるには並々ならぬ生産性向上の努力が必要。

1 現在における生産性問題の難しさ

※村上 元彦「生産性とは何か」日本生産性本部 (1974)

9

1 グローバル経済

2 人口減少

1 現在における生産性問題の難しさ:問題になるポイントはどこか?

新興国のコスト圧力と競争する必要に迫られている

働き手が足りない時代にどう対応していくのか?

10

1 労働人口が減る

2 機械が労働を奪う

1 現在における生産性問題の難しさ:その問題を具体的に示す

インプットが減少するなかでどう生産量を維持、増加させられるか?

中間層の仕事を機械が奪いつつある問題にどう対処するか?

本稿でフォーカスするテーマ

前述の問題にどのような対応が必要となるのか?

その対応で解決できること、新たな問題は?

11

12

1 雇われる力を維持していく必要性

2 レールから外れた人間のサバイバルは激化

2 どのような変化が求められるのか?

3 2極化した社会は成立可能なのか?

ホワイトカラーの仕事も機械で置き換え可能な時代に誰が雇われる?

20年先に多くの仕事は無くなる時代、どう生き延びるのか?

高学歴・高スキルと肉体労働の2極化が進んだ社会は成立可能か?

13

2 そこから見えてくるあるべき姿

生産性を高める思考ができる人

先が見えない時代

企業 起業

これからの時代に必要とされる人

14

2 その実現に向けて必要なこと

企業と労働者がどう手を結ぶのか?

独立・起業する人は目標が明確

新たな雇用形態の必要性

文献調査から見えてきたこと

15

16

1 特に日本はサービス産業の生産性が低い

2 ホワイトカラーの生産性は計測困難

3 文献調査から見えてきた課題・問題

3 議論が交錯

※社会経済生産性本部 「企業の生産性革新」 社会経済生産性本部生産性労働情報センター (2007/7) P32

※門倉 貴史 「ホワイトカラーは給料ドロボーか?」 光文社 (2007/06)

17

3 文献調査から見えてきた課題・問題:日本ならではの課題背景

どうイノベーションを起すかより、雇用維持が優先される

背景にある過剰雇用

抜本的な改革に繋がらない

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40

18

36歳2,002

20歳1,302

3 文献調査から見えてきた課題・問題:人口減少は待ったなし

年齢各歳別総人口:2009年10月1日現在:男女計

労働人口が減るなかでどうGDPを維持する?

※ データ出典:人口推計(平成21年10月1日現在)‐全国:年齢(各歳),男女別人口 (総務省統計局) [単位 千人]

19

1 そもそも労働時間に働いていない?

2 収入より支出が多ければ倒産

3 文献調査から見えてきた課題・問題:現場に目を向けると

3 忙殺される人と、仕事できない人の2極化

パソコンの業務外利用が全社平均で3~4割に

労働時間に応じた支払いの問題点

雇い続けるメンタリティにおける回避不能な問題点

※坂巻久「椅子とパソコンをなくせば会社は伸びる!」 祥伝社 (2007/12)

20

1year 1month(20day) 1week 1day 1h 1 minute

19,200,000 1,600,000 400000 80,000 10,000 166.7

16,800,000 1,400,000 350000 70,000 8,750 145.8

14,400,000 1,200,000 300000 60,000 7,500 125.0

12,000,000 1,000,000 250000 50,000 6,250 104.2

9,600,000 800,000 200000 40,000 5,000 83.3

8,400,000 700,000 175000 35,000 4,375 72.9

7,200,000 600,000 150000 30,000 3,750 62.5

3 文献調査から見えてきた課題・問題:時間コスト

時間コストから考えてみる、自分に求められる結果

21

人日@50,000円の人が3人で会議を開催する1時間で18,750円が消費される。

会議に出向けば、交通費が追加となり、

その移動時間も給与支払い対象となる。

3 文献調査から見えてきた課題・問題:時間コスト

時間コストから考えてみる、生産性を意識することの重要性

22

A B C

直行は通勤扱い

世間話30分商談15分

移動60分

世間話30分商談15分

世間話30分商談15分

移動60分

会社

移動60分

会議120分

給与対象

給与対象

給与対象

この後、事務処理に60分かければ15分の残業

3 文献調査から見えてきた課題・問題:労働時間の使い方

45m÷480m=0.0938

23

4時間で完了8時間+3時間の

残業で完了

生産性は低いにも関わらず、残業代がプラスされる

生産性を高める切迫した理由は無い

空いた時間に仕事が追加され忙しさが増す

3 文献調査から見えてきた課題・問題:労働時間の使い方

24

3 文献調査から見えてきた課題・問題:ホワイトカラー・エグゼンプション

ホワイトカラー・エグゼンプション

経団連(経営側)が提言

残業ゼロ法案として大反対

(社)日本経済団体連合会「ホワイトカラーエグゼンプションに関する提言」(2005)

正社員はクビにしない、できないそろそろ限界では?

25

26

3 文献調査から見えてきた課題・問題:日本の労働慣行

一部の人間が支えているという意味では高生産性が実現されている?

正社員は極力クビにしない労働慣行

「機械との競争」時代の到来

そろそろ、雇用維持も限界になるのでは?という状況での

そもそも生産性をどの程度意識・理解しているのか?

27

28

労働生産性生産量

労働量

4 生産性とは

古い?

これまでの生産性の考え方は1人あたりの生産量の増加に重点を置いていた

29

1 新しい生産方式や技術の方式の導入

2 新しい原料・資源の開発

4 生産性とは:シュムペーターの5つの革新

3 新しい商品の開発や産業の発展

トヨタ方式・セル生産方式

海底油田・ガス田・光ファイバー・製品のリサイクル

IT関連産業・携帯電話・携帯情報端末

※社会経済生産性本部 「企業の生産性革新」 社会経済生産性本部生産性労働情報センター

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4 新しい市場や販路の開拓

5 新しい組織や制度の登場

4 生産性とは:シュムペーターの5つの革新

✔ 生産における質的な変化

インターネット通販・新興経済諸国

SOHO・フランチャイズチェーン

(=革新/イノベーション)による生産能力の飛躍的な増大

※社会経済生産性本部 「企業の生産性革新」 社会経済生産性本部生産性労働情報センター

31

1 雇用の維持・拡大

2 労使の協力と協議

4 生産性とは:生産性運動の3原則

3 成果の公正配分

生産性の向上は、究極において雇用を増大するものであるが、過渡的な過剰人員に対しては、国民経済的観 点に立って能う限り配置転換その他により、失業を防止するよう官民協力して適切な措置を講ずるものとする。

生産性向上のための具体的な方法については、各企業の実情に即し、労使が協力してこれを研究し、協議するものとする。

生産性向上の諸成果は、経営者、労働者および消費者に、国民経済の実情に応じて公正に分配されるものとする。

※社会経済生産性本部 「企業の生産性革新」 社会経済生産性本部生産性労働情報センター

32

4 生産性とは:生産性運動存続の危機

「機械との競争」の到来

ランキングの問題ではなく、生産性運動そのものの意義が問われている

「雇用無き景気回復」※エリク・ブリニョルフソン, アンドリュー・マカフィー「機械との競争」日経BP社(2013)

戦前と変化がない日本

33

34

5 現状から見えてくる問題:戦前をひきずる日本

“日本人なら、誰にやらせようかと決めるだけでも四日はかかる。~中略~ まあ三年でできれば好成績でしょう。だからその頭で見ると、四日間でやるということがどうしても想像がつかない。

けれどもやるというのだから、勝手にしやがれというので肚の中で笑っていた。ところがアメリカ兵はすぐ工事にかかって、たった二十七時間で仕上げてしまった。”

※永野 護 「敗戦真相記」バジリコ; 改装版 (2012/8)

35

5 現状から見えてくる問題:戦前をひきずる日本

“ところが日本では、忙しいというと会社がすぐ人を補充してやる。女の子が残業を長々としているから補充をしてくれ。

よろしい。そこでまた女の子が働く。女の子は仕事を省略する権利を持たないから幾らでも働く。そして残業残業となり、人がまたどんどん増えていく。”

※盛田 昭夫「学歴無用論」朝日新聞社 (1987/5)

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5 現状から見えてくる問題:戦前をひきずる日本

“アメリカのように人手不足の環境にあって、あれだけの大きな会社を、完全にコントロールすることはできない。

そういう意味で、アメリカのマネージメントが少人数で極めて能率的にやる方式をたてるようになった原因は、人手不足ということだと言えるだろう。”

※盛田 昭夫「学歴無用論」朝日新聞社 (1987/5)

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5 現状から見えてくる問題:いまも変わらない『失敗の本質』

1 エリートの柔軟な思考を確保できる人事教育システム

2 すぐれた者が思い切ったことのできる分権的システム

3 強力な統合システムが欠けていた

※戸部 良一, 寺本 義也, 鎌田 伸一, 杉之尾 孝生, 村井 友秀, 野中 郁次郎「失敗の本質—日本軍の組織論的研究」 中央公論社 (1991/8)

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5 現状から見えてくる問題:いまも変わらない『失敗の本質』

戦前・戦後変化無し?

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5 現状から見えてくる問題:労働基準法

労働基準法戦前の法体系(工場法)を集大成し基本的にはその考えを継承しつつもその枠組みや水準を飛躍発展させたもの。1950年を過ぎるころからの経済成長には対応して変容し展

開していくことが求められた。

IT化された現代の働き方へ対応を続けているかは大いに疑問がある

※労働省労働基準局 「労働基準行政50年の回顧」日本労務研究会

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5 現状から見えてくる問題:テクノロジー失業時代

テクノロジー失業時代ATM・セルフレジ・改札などから拡大傾向

10年間需要がもっとも落ち込んでいるのはスキル分布の中間層、ここには帳簿の記帳、銀行の窓口業務などホワイトカラーの領域に属している職種も含まれている。

※エリク・ブリニョルフソン, アンドリュー・マカフィー「機械との競争」日経BP社(2013)

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Probability of Computerisation

Employment

Management, Business, and FinancialComputer, Engineering, and ScienceEducation, Legal, Community Service, Arts, and MediaHealthcare Practitioners and TechnicalServiceSales and RelatedOffice and Administrative Support

Farming, Fishing, and ForestryConstruction and ExtractionInstallation, Maintenance, and RepairProductionTransportation and Material Moving

The distribution of BLS 2010 occupational employment over the probability of computerisation, along with the share in low, medium and high probability categories. Note that the total area under all curves is equal to total US employment.

出典:Carl Benedikt Frey and Michael A. Osborne:THE FUTURE OF EMPLOYMENT: HOWSUSCEPTIBLE ARE JOBS TOCOMPUTERISATION? (2013)

5 現状から見えてくる問題:テクノロジー失業時代

42

4 現状から見えてくる問題:テクノロジー失業時代

概念として

正社員の雇用環境では、ITの発達で人間はそれほど労働せずとも好待遇が継続される。

大卒であっても機械に仕事を奪われる可能性がある。また、具体的な成果を示せない人は再び好待遇の職場に採用される可能性は限りなく低い。

このような世の中に進行していると著者は考えている

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Year

Compo

sition‐adjusted

 real log weekly wages

Real, composition‐adjusted log weekly wages for full‐time full‐year workers1963‐2008 males 院卒

一流大学

大卒

高卒

高校中退

出典:Daron Acemoglu , David Autor:Skills, Tasks and Technologies:Implications for Employment and Earnings (2011)エリク・ブリニョルフソン, アンドリュー・マカフィー「機械との競争」日経BP社(2013)

5 現状から見えてくる問題:テクノロジー失業時代

44

5 現状から見えてくる問題:テクノロジー失業時代

全体として、この流れは止められないと考えられる

自身の病気、親の介護の問題など、トラブル無しで40年働き続けることが困難な場合があるなど、様々な課題が山積しているのは理解できるが、

問題解決の方向性

45

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6 問題解決の方向性:思考

「安くて良いものを作る」からの脱却

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6 問題解決の方向性:思考

“そもそも、販売価格からコストを引いたものが製品あたりの利益なのであるから、利益を得るには販売価格を高く設定するか、コストを低減するしかない。

「内」に注目する戦略に傾倒してきた日本企業の多くは、後者のコスト低減に頼り過ぎているといえるかもしれない。その点からすると、現在重要なことは、高い価格を設定できるようになることである”

※青島 矢一,加藤 俊彦「競争戦略論 一橋ビジネスレビューブックス」東洋経済新報社 (2003/3/7)

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ホワイトカラー・エグゼンプションに対する批判、懸念も多々あるが、

ホワイトカラーと業務における知識労働の割合が増加している背景を考えた場合、

「成果を出せるように好きなだけ働ける」

という生産性を意識した働き方への移行が必要と考える。

※(社)日本経済団体連合会「ホワイトカラーエグゼンプションに関する提言」(2005)

6 問題解決の方向性:思考

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知識労働とサービス労働の生産性の向上こそ、先進国の経済の最大の課題である。

(1) 必要のない仕事をやめる(2) 仕事に集中する(3) 生産性の意味を考える(4) 労働者をマネジメントのパートナーとする(5) 継続して学習する(6) 他人に教える

6 問題解決の方向性:知識労働とサービス労働の生産性

※P.F.ドラッカー ハーバード・ビジネス・レビュー 1991年11-12月号

50

もはや終身雇用は成り立たない

だが、最小限の協定では互恵の精神は失われ、企業はコスト削減ができたとしても、イノベーションと適応力に関してほとんど何も得られない。

(企業の都合だけではビジネス成果は手にすることはできない)

6 問題解決の方向性:思考

51

6 問題解決の方向性:具体的な施策

シリコンバレーで始まる雇用協定の見直し

※ハーバード・ビジネス・レビュー 2013年12月号

52

6 問題解決の方向性:具体的な施策

1 一定の“雇用期間”だけ従業員を雇う。

2 従業員が組織の外にネットワークを築くことを奨励し、場合によっては奨励金すら支払う。

3 従業員が会社を辞めた後も、生涯のキャリアを通じて元の雇い主との関係を維持する助けになるよう、活発なアルムナイ・ネットワーク(元従業員のネットワーク)をつくり出す

53

参考までに、日本では1999年に経済同友会が発表した、「第14回企業白書」において、ホワイトカラーの能力活用:“個”の生産性向上のための5項目が示されている。

(1) 「雇用形態」の多様化と個別契約化(2) 「人材調達・配置」の市場化による適時適所適材の実現(3) 「仕事配分」の契約化(4) 「評価」の成果主義化と納得性・透明性あるシステム(5) 「報酬」の成果主義化

6 問題解決の方向性:具体的な施策

54

問題提起はすでに90年代からされており、そこへの対応策も多数提示されている状態

ただし、シリコンバレー型の雇用形態においては、雇用の不安定さが従業員の起業家精神を高めることに繋がったという解釈と、その才能をいかに利用してビジネスの成果につなげて行くかという着目点の違い、そして退職後の関係性までの言及に違いがある。

7 まとめ:わかったこと

55

解雇が処罰対象になれば雇用自体がリスク

職の安定性が失われることで、適応力が向上

適応力が身につけば、流動性とダイナミズムは歓迎すべき事に

7 まとめ:職業人として自信があれば不安定さの克服は可能ではないか

不安定さが生産性向上の可能性を高める 56

解雇が処罰対象になれば雇用自体がリスク

職の安定性が失われることで、適応力が向上

適応力が身につけば、流動性とダイナミズムは歓迎すべき事に

7 まとめ:結果としてそれが全体としての生産性向上につながるはず

57

日本の労働生産性、ホワイトカラーの生産性向上の可能性を検討するなかで期間限定の雇用契約など仕組みの部分を取り上げたが、

そのような環境下でもごく一部のエリートは従来型の安定した雇用環境を手に入れるであろう。

7 まとめ

58

だが、それ以外の大多数の人が如何に文化的で自立した社会生活を送れるかを考えた場合、前述のような雇用制度と流動性が確保されたうえで、

変化に対処できる知識を身につけ、実際の人生で活用していく。

これが唯一の方法であろう。(例えば通信制の大学を卒業した人がどんどん重要なポジションで活躍できるような社会をイメージしてほしい)

7 まとめ

59

• 社会経済生産性本部 「企業の生産性革新」社会経済生産性本部生産性労働情報センター (2007/7)

• これからの賃金制度のあり方に関する研究会「ホワイトカラーの生産性向上と賃金制度」雇用情報セ

ンター(1994/8)

• 坂巻久「椅子とパソコンをなくせば会社は伸びる!」 祥伝社 (2007/12)

• エリク・ブリニョルフソン, アンドリュー・マカフィー「機械との競争」日経BP社(2013)

• 村上 元彦「生産性とは何か」日本生産性本部 (1974)

• 永野 護 「敗戦真相記」バジリコ; 改装版 (2012/8)

• 盛田 昭夫「学歴無用論」朝日新聞社 (1987/5)

• 本田 宗一郎「俺の考え」新潮社 (1996/4/25)

• 戸部 良一, 寺本 義也, 鎌田 伸一, 杉之尾 孝生, 村井 友秀, 野中 郁次郎「失敗の本質―日本軍の組

織論的研究」 中央公論社 (1991/8)

• 野中 郁次郎, 竹内 弘高「知識創造企業」 東洋経済新報社 (1996/03)

• 労働省労働基準局 「労働基準行政50年の回顧」日本労務研究会

• P.F.ドラッカー「断絶の時代」ダイヤモンド社 (1969)

• P.F.ドラッカー「断絶の時代―いま起こっていることの本質」ダイヤモンド社; 新版 (1999/09)

• P.F.ドラッカー 経営者の条件 ダイヤモンド社 (1966)

• 城 繁幸『内側から見た富士通「成果主義」の崩壊』 光文社 (2004/7/23)

• 城 繁幸「たった1%の賃下げが99%を幸せにする」東洋経済新報社 (2009/3/27)

※ 参考文献・資料

60

• ハーバード・ビジネス・レビュー 2013年12月号

• 経済同友会 第14回企業白書 (1999)

• Daron Acemoglu , David Autor:Skills, Tasks and Technologies:Implications for Employment and

Earnings (2011)

• Carl Benedikt Frey and Michael A. Osborne:THE FUTURE OF EMPLOYMENT: HOWSUSCEPTIBLE

ARE JOBS TOCOMPUTERISATION? (2013)

• (社)日本経済団体連合会「ホワイトカラーエグゼンプションに関する提言」(2005)

• 門倉 貴史 「ホワイトカラーは給料ドロボーか?」 光文社 (2007/06)

• 青島 矢一,加藤 俊彦「競争戦略論 一橋ビジネスレビューブックス」東洋経済新報社 (2003/3/7)

• (学)産業能率大学総合研究所生産性向上研究プロジェクト「仕事の生産性を高めるマネジメント」

産業能率大学出版部 (2010/8/4)

• 坂本 裕司「戦略的営業利益向上マネジメント―コストをかけずにホワイトカラーの生産性を向上させ

る」 産能大出版部 (2008/12/5)

• ジャック・ロンドン「どん底の人びと―ロンドン1902 」岩波書店 (1995/10/16)

• カール・マルクス:資本論〈第1巻(上)〉 (マルクス・コレクション) 筑摩書房 (2005/01)

• ジャレド・ダイアモンド「銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎」草思社 (2012/2/2)

• アルビン・トフラー「第三の波」日本放送出版協会 (1980/10)

• ジェフリー・ムーア「キャズム」翔泳社 (2002/1/23)

※ 参考文献・資料