ベトナムスタートアップ’s テクノロジーlive

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ベトナムスタートアップ’s テクノロジーLIVE ~第10回:メドテック(医療)編~ 2021728日(水)ベトナム時間13:0014:30/日本時間15:0016:30

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ベトナムスタートアップ’s テクノロジーLIVE~第10回:メドテック(医療)編~

2021年7月28日(水)ベトナム時間13:00~14:30/日本時間15:00~16:30

「ベトナムスタートアップ’s テクノロジーLIVE」~第10回:メドテック(医療)編~

【日 時】2021年7月28日(水)ベトナム時間13:00~14:30/日本時間15:00~16:30【主 催】ジェトロ 【参加費】無料【言 語】日本語(日越同時通訳 ※予定) 【定 員】200名【形 式】ウェビナー ※Zoom(https://zoom.us/jp-jp/meetings.html)を使用します。

免責事項:https://www.jetro.go.jp/ext_library/1/_Events/terms-ja_eng.pdf

【参加対象】ベトナム企業との協業をお考えの日本企業、支援機関 ※在日本、ベトナム、その他地域からも歓迎です。

【プログラム】※各スタートアップのプレゼン後、Vietnam-Japan Open Innovation Network共同創設者のカオ・ミン・ヴィエト氏より解説頂きますのでご参照ください。なお、プログラムは変更となる可能性がありますのでご了承下さい。

【お申込み】7月27日(火)正午(日本時間)までに、以下のURLよりお申込み下さい。※お申込み頂いた方には、開催日前日までにEメールにてアクセスURL等をお送りいたします。

https://www.jetro.go.jp/form5/pub/vha/vstl10

お問合せ先:ジェトロ・ハノイ事務所(担当:新居、福井)TEL: +84-24-3825-0630 E-mail:[email protected]

開催概要

ジェトロは、日本とASEAN等の企業によるデジタル技術を活用した連携を推進する「DXプラットフォーム」の一環として、ウェビナー「ベトナムスタートアップ’s テクノロジーLIVE」を開催します。日本企業との協業に関心のあるベトナムのスタートアップ等よりソリューションを紹介し、日越企業間の連携・事業拡大を目指します。第10回は、「メドテック(医療)」をテーマに、 2014年の起業後、O2O(Offline to Online)形式の総合ヘルスケアサービス

を提供するデジタル企業へと進化してきた「eDoctor」、自社クリニックを有し、母子などを対象にアプリ上で遠隔診療を提供する「MED247」、病院向け統合ITシステムを展開し、シリーズA(約200万ドル調達)を達成した「iSofH」を紹介します。皆様のご参加をお待ちしております。

13:00~13:05(日本時間15:00~15:05) イントロダクション・プレゼン企業紹介(ジェトロ・ハノイ事務所)

13:05~13:30(15:05~15:30) ①eDoctorプレゼンテーション

質疑応答、解説

13:30~13:55(15:30~15:55) ②MED247プレゼンテーション

質疑応答、解説

13:55~14:20(15:55~16:20) ③iSofHプレゼンテーション

質疑応答、解説

14:20~14:30(16:20~16:30) 全体コメント(ジェトロ・ハノイ事務所長 中島 丈雄)

• 2014年に設立されたeDoctorは、ベトナムで最も早期の在宅ヘルスケアソリューション及びサービスを提供するスタートアップである。設立当時はヘルスケアに関する相談窓口だけだったが、2016年からオンラインに移行してから、O2O(Offline to Online)形式の総合ヘルケアサービスを提供するデジタル企業へと進化した。

• 当社はデジタル技術と医療の専門知識の統合により、ヘルスケアとヘルスケア・エコシステムにおける患者・医師・看護師をつなぐ主要なプラットフォームになることを目標とし、同プラットフォームを通して、ユーザーが自分のニーズに合った最適なソリューションを見つけ、より健康的な生活が送れるように念願。また、オンラインとオフラインの統合により、ベトナムの医療水準の向上を図る。

• サービスとしては医療コンテンツ、医師及び医療従事者へのQ&A、医薬品コマース、各種医療検査パッケージ(検査サンプル採取看護師派遣)を提供する他、DNA Medicalの遺伝子解析や一般的な健康診断などもオンラインにて予約することができる。そして、今後スマートクリニックの運営も開始する予定だ。2021年現在、eDoctorは100以上の企業のヘルスケアパートナーとなり、利用者が268,000人以上を達した。相談役として登録した協力医師や医療従事者などが約1,000人ほどを達した。

• 2016年にFacebookより80,000USD、2017年にGoogleより50,000USDの投資を受け、投資番組「Shark Tank Vietnam」にてCyberAgent Capitalからは700,000USDの投資金額が調達できた。その他、Genesia Ventures, Bon Angels, Nextransなど様々なベンチャーキャピタルからも出資の実績がある。合計投資金額が未公開だが、100万~300万USDと想定している。

(2021年3月17日時点)

企業名 eDoctor 設立年 2014年

代表者ヴ・タン・ロン氏

(CEO, Co-founder)従業員数 80名

所在地 ホーチミン市 分野 ヘルスケア

ウェブサイト Edoctor.io 備考プレシリーズA

(合計投資金額未公開)

【こんな日本企業を探しています】●投資家(常にオープン)●同社サービス利用に関心がある日本企業●他協業に関心がある企業

ヴ・タイ・ハー氏(COO & CPO)※ウェビナー登壇予定

Copyright (C) JETRO. All rights reserved. 禁無断転載※本資料作成にはできる限り正確に記載するよう努力しておりますが、その正確性を保証するものではありません。※本資料の記載内容に関して生じた直接的、間接的、あるいは懲罰的損害および利益の喪失については、一切の責任を負いません。

登壇企業紹介① 【eDoctor】

●ベトナムには多くのメドテック(医療)スタートアップがあるが、同社の強みは自社クリニック「Med247」を有し、医師や看護師のほか薬局などをインハウスで抱えていること。現在ハノイ、ナムディン省で2院を展開し、まもなく3院目をハノイ市内に開設予定。2019年の開設後、5,000名以上が来院した。5年以内にベトナム全国10院まで拡大させるほか、スマートシティ等での展開も目指したい。

●ベトナムでは病院内の混雑が問題となっており、できれば通院せずに診療を受けたいというニーズは大きい。「Med247」ではアプローチ先を、①ウェルネスケア(健康維持):25% 、②プライマリーケア(初期治療):40%、③急患:35%と分類しており、必ずしも通院の必要がない①・②などの場合は、アプリ上で医師の遠隔診療を受けることが可能(母子や、生活習慣病の相談などを想定)。③など通院が必要な場合にも、クリニックの事前予約が可能。アプリは処方箋(紙ベース)の読み込みおよびAI分析、支払い機能なども備えており、セキュリティ対策にも注力。基本的にはBtoCをビジネスモデルとしているが、社員の福利厚生などでBtoBなどの利用も想定している。

●外国企業との協業実績はないが、シンガポールなどのVC(KK Fund等)、エンジェル投資家より出資を受けている。調達総額は100万USD未満だが、次の投資ラウンドを目指している。

※右:ハノイ市内のクリニックの様子。診療室約10部屋のほか、薬局も備わっている。

(2020年12月10日時点)

企業・製品名MED 247 COMPANY

LIMITED設立年 2019年

代表者Tuan Truong(Mr.)Co-Founder & CEO

従業員数 50名

所在地 ハノイ 分野 Medtech

ウェブサイト https://med247.vn/ 備考 シード

【こんな日本企業を探しています】●同社サービス利用に関心のある在ベトナム日本企業●投資家※現時点では技術上の協業パートナーは探していない。

Ms. Thao Nguyen, Chief Growth Officer

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登壇企業紹介② 【MED247】

企業・製品名 ISOFH 設立年 2015年

代表者 Ta Thi Van Anh (Ms.), CEO 従業員数 120名

所在地 ハノイ 分野 ヘルスケア

ウェブサイト https://isofh.com/ 備考 シリーズA

【こんな日本企業を探しています】●ベトナム医療に適用可能なデータ処理スキーム、AI、ビッグデータ活用で協業できる企業。● ベトナムで国際病院に投資したことがある日本企業。

Copyright (C) JETRO. All rights reserved. 禁無断転載※本資料作成にはできる限り正確に記載するよう努力しておりますが、その正確性を保証するものではありません。※本資料の記載内容に関して生じた直接的、間接的、あるいは懲罰的損害および利益の喪失については、一切の責任を負いません。

(2021年6月30日時点)

Ta Thi Van Anh氏 (CEO)

●病院向け統合ITシステムを提供:電子カルテ、医療機器管理、病床運用管理、診察予約、医師患者相談アプリ、案内ロボット、キオスク端末等。

●重病患者が多く業務が煩雑な公立病院のニーズに対応。ハノイ医科大学病院、E病院、110軍病院などのほか公安、国防、保健省傘下の専門・一般病院30以上が顧客。

● FPT(IT大手)などの競合企業に対し同社の特徴は、①コールセンター、電子請求書発行(保険会社に直接送信)など業務別でなくトータルシステムとしての提供② HL7基準のデータセキュリティ③操作しやすいWebベースプラットフォームまた、 ISO27001取得済。

●東証一部上場企業の麻酔記録システムを導入し、自社アプリへの統合を行った。●年間売上は100万USD以上だがR&Dコストが大きい。資金調達は2ラウンド、シリーズAまで完了、約200万ドルを調達。少なくとも

向こう1~2年は資金調達の予定なし。●年成長率30~50%を目指す。今後の計画は既存プラットフォームの改善や、各病院内に蓄積した未利用データのアーカイブ化ソ

リューションの提供。● Sao Khue Award 2017 から 2021まで5年連続受賞(ベトナムソフトウェア情報技術サービス協会主催)、「スマートヘルス2018」

第2位(保健省情報技術部主催)。

登壇企業紹介③ 【iSofH】