オール・フラッシュ・ストレージ“あるある”シリーズ ~emc編~
TRANSCRIPT
ブロケード Webinar シリーズ第2回
オール・フラッシュ・ストレージ“あるある”シリーズ~EMC編~
Brocade Webinar シリーズブロケードソーシャルコミュニケーション
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本日のゲスト&出演者のご紹介
• 木原英剛様 きはらひでたけ
• Sr. Account Manager, Emerging Technology Products Div. EMC
• XtremIO を担当
• 小宮崇博 こみやたかひろ
• Cloud Technology Officer, Brocade
• @kommy_brcd (twitter)
(声だけ出演)
• 中本滋之 なかもとしげゆき
• Principal Architect, Brocade
• @shnakamo3
本日のテーマ
• テーマ
‒ All-Flash-Storage のあるある
• どうして?
‒ All-Flash-Storage って何?
‒ All-Flash-Storageはなぜ売れているの?
‒ All-Flash-Storageで何が得するの?
‒ All-Flash-Storageのデメリットは?
‒ All-Flash-Storageの製品選定のポイントは?
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All Flash Storage のあるある
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テーマXtrem IO のポジション
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オールフラッシュに至る流れ処理性能の向上
20152001
相対指標
サーバ処理性能
(P4 1core->Xeon v3 18core)100倍
10倍
HDD容量(40GB -> 8TB)
Ethernet帯域(1G -> 4x10G)
Fibre Channel帯域(2G -> 16G)
HDD回転数(15000RPM)
CPU/HDD 性能ギャップ
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物理回転に依存する性能から、プロセッサと同じ技術ベースに
質問オールフラッシュアレイに至る製品の進化をおしえてください
また、Xtrem IO とはどういったオールフラッシュアレイなのでしょうか?
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フラッシュとハードディスクハイブリッド型アレイ• デュアルコントローラ-• 拡張性は限られる• 単一ワークロードでの利用
第2世代
スケールアップ型オールフラッシュアレイ• デュアルコントローラー• 拡張性は限られる• レスポンスが一貫しない• データサービスもしくは性能との取捨選択
第3世代
スケールアウト型オールフラッシュアレイ・マルチコントローラー・ペタバイトクラスの拡張性・複数ワークロードでの利用・常にオンのリアルタイムデータサービス
・一貫して安定したレスポンス
第4世代第1世代
http://wikibon.org/wiki/v/Evolution_of_All-Flash_Array_Architectures
第4世代に渡るフラッシュ向けアーキテクチャ
従来型ディスクアレイにフラッシュを搭載
テーマオールフラッシュアレイの意義
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ストレージのアクセス特性
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01001101101001001010101001101101001001010
1
ストレージコントローラ(少数)
ワークロード(圧倒的多数)
ボリューム(多数)
デバイスに依存した速度の読み書き
ハイパー
バイザ
ストレージクライアント(多数)
ストレージテクノロジとソリューション
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ハイパースケール
トランザクション
分析系アプリケーション、DWH、仮想化
ファイルベースストレージ、(ソフトウェアベース)スケールアウトストレージ
仮想Tape、バックアップ、
アーカイブ
リアルタイム指向
IOP
s指向
質問Xtrem IO とはどのようなアーキテクチャで、どういったソリューションに適していますか?
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5T~1PBオーバーの実効容量
チューニング不要容量と性能 データ削減レスポンス安定
1,200,000MIXED IOPS
<1msLatency
XtremIO 「スケールアウト」
“ブリック“
150,000MIXED IOPS
<1msLatency
テーマ使えるオールフラッシュとは?
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Total Cost of Ownership
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インストレーション、
設定コスト
ハードウェア調達コスト
保守サービス費用
ユーザ側運用コスト
運用設定変更
運用設定変更、運用での問題
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• FCストレージ環境の設定
‒ネットワーク
• ゾーン(アクセス制御)
‒ストレージ
• ボリューム構成
• ボリュームマッピング
‒サーバ
• 論理ボリューム構成
• マウントポイントの設定
• ファイルシステムの構成
‒アプリケーション
メーカーによってはこの部分をKnowledge Engine を使って自動化しています
• FCストレージ環境での切り分け
‒構成情報からITLネクサスの特定
‒統計情報、カウンタの確認
‒推測、モニタの設定
‒問題改善のアクション設定
質問Xtrem IO の設定や管理は今までのアレイとどのよう
に違うのでしょうか
設定の容易性と自動化、可視化等について教えて下さい
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– Brick数に依存しない全体で1Poolの構成(ThinPool)
– IO受信後のControllerやSSDに対する内部処理はIB経由により8Kブロック単位の完全均等分散処理となる
– Brick増設時には自動リバランス機能が働く
– ホットスポット発生無しで安定したレスポンスタイム(1ms以内)
設計不要なXtremIO
1 Pool 1 Pool
1 Pool
C1
C2
C3
C4
C5
C6
C7
C8
C1
C2
C3
C4
C1
C2
IBIB
IBIB
23+2
23+223+223+2
23+2
23+2
23+2
Brick増設
Brick増設
1Brick構成 2Brick構成 4Brick構成
RAIDもキャッシュヒット率もホットスポットも考慮不要なストレージ
SSD25本(23+2)
※1Brickあたりの最大性能IOSize 8KB 150000 IOPS R:W=7:3
1Brickあたり
C2(Controller)
C1(Controller)
ビジネスの安定と拡大• 性能の安定性
理由 : SSDガベージコレクション対策※1
• アジャイル開発の取り組み理由:Virtual Copy※2
• ビジネスの拡大に柔軟に対応理由:スケールアウト、Virtual Copy
→シンプルに→迅速に→コスト増を抑止(データ削減率がさらに向上)
コスト削減• HW面→ストレージ・サーバ
• ファシリティ面→省電力、省スペース
• 運用面→シンプルなストレージで内製化を実現
EMCが考えるオールフラッシュストレージ
一般的なオールフラッシュアレイでも実現可能
②サービスイン以降のフェーズ①導入フェーズ
EMC XtremIOの強み※1 XtremIOのSSDガベージコレクション対策
レイテンシ(ms)
0
10
1
1000 2000 3000 4000
50
TOTAL GB TRANSFERRED
20
30
40
一貫性ある安定した性能を実現!
・エンタープライズグレードのSSD(eMLC)を搭載
・SSD自身のガベージコレクション機能を採用
・大切なストレージCPUリソースはフロントエンド処理に専念
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テスト開発用コピー本番システム用データ
FREE, FASTなテスト開発
分析用コピー
FIN COPY
OPS COPY
SALES COPY
FREE, FASTな分析基盤
FIN COPY
OPS COPY
SALES COPY
REPORTS
ANALYTICS
TRENDS
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FIN COPY
OPS COPY
SALES COPY
FIN COPY
OPS COPY
SALES COPY
REPORTS
ANALYTICS
TRENDS
※2 XtremIO Virtual Copy
①性能が一貫して安定②追加容量無し③生産性の向上④開発サイクルの迅速化
【Virtual Copy運用の効果】
業界唯一のコピーアーキテクチャ!
テーマユーザ事例そして将来
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質問XtremIO の日本における事例を教えてください。
「従来のアレイではできなかったことが XtremIO で解決した」というような話がありますでしょうか?
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25© Copyright 2015 EMC Corporation. All rights reserved.
主要な課題 ソリューション Why EMCとお客さまのメリット
• 市場系分析(オラクルデータベース)システムの性能を向上
• 利用部門の拡大で高速データベースシステムの新規構築が急務となっている
• 運用コストの大幅削減
• 個別に最適化されたアーキテクチャ-インフラをなくしてプライベートクラウド化を推進
(国内事例)大手銀行のお客さま
• 次世代オールフラッシュアレイである
• スケールアウトの拡張性は将来のデータベース統合に合致する
• 市場系分析の性能問題を解決する手段となる
• リアルタイムにデータを削減する効果はとても大きい
• レイテンシーが安定していて一貫したレスポンスを得られる
• 新規
− XtremIO本番と開発
• 追加ストレージをすべてXtremIO にすることを決定した
容量の削減と安定した性能
スケールアウト容量と性能が拡張できること
26© Copyright 2015 EMC Corporation. All rights reserved.
(国内事例)金融のお客さま
トリガー
仮想サーバー。既存ストレージへ追加の案件があることを聞きつ
ける
ヒアリング
データロストや性能の問題が発生している
ことを確認
サイジング
ツールによる正確な容量削減効
果を提示
実装
お客様から喜びの声をいただく。
横展開
VDIとDB環境でも提案中
データ削減分析ツールを使って安心サイジング
データ削減率も高く、チューニングしないのにす性能が良い
27© Copyright 2015 EMC Corporation. All rights reserved.
(国内事例)損保のお客さま
トリガー
2014年に仮想デスクトップ提案の機会をいただくが、失注
再提案
既存プロジェクトが技術的理由で滞り、再提案の機会をいただく。
ご採用
検証を経て採用
実用
2015年Q2から毎期追加発注。12,000ユーザ分利用。
展開
DB, VSI, 開発基盤での採用を検討中
VDI以外のところにも展開すべきとの判断突発的な負荷をかけても一貫した性能
28© Copyright 2015 EMC Corporation. All rights reserved.
(国内事例)ユーティリティのお客さま
トリガー
仮想デスクトップ提案の機会をいただく
プレゼン
プレゼンテーションと仮想デスクトップのデモを実施させていただく
ご採用
ファーストコールから2ヶ月で採用を決定していただく
実用
IT部門でご利用。すばらしさを体感
展開
16,000ユーザの全社展開を前倒しで実施することになる
PCよりVDIが速いなんて信じられない
ディスクよりオールフラッシュが安いなら採用しない理由がない
29© Copyright 2015 EMC Corporation. All rights reserved.
(国内事例)製造業のお客さま
トリガー
仮想サーバー。既存ストレージへ追加の案件があることを聞きつ
ける
ヒアリング
データロストや性能の問題が発生している
ことを確認
サイジング
ツールによる正確な容量削減効
果を提示
提案
VNXと合わせ提案
実装
お客様から喜びの声をいただく
データ削減分析ツールを使って安心サイジング
チューニングしないのにすごく性能が良い
Q&A
30
まとめ
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オールフラッシュアレイの3つの勘所を教えてください
32
XtremIO 3つの勘所
はやい
安い
うまい
オーディエンスとブロケードに一言づつください
34
35
ありがとうございました
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