さきラボの就業規則

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就業規則 第一条(総則) 1. この就業規則(以下「当規則」という)は、労働基準法第 89 条に基づき、株式会社さ きラボ(以下「会社」という)の就業に関する事項を定めるものです。 2. 当規則に定めのない事項については、労働基準法の定めに従います。 3. 当規則ならびに労働基準法に定めのない事項については、労働者毎に、会社と労働者と の協議により決定します。 第二条(フレックスタイム制) 1. 労働時間はフレックスタイム制です。 2. 始業と終業ならびに休憩の時間は、以下の規則に従い、労働者が自主的に管理してくだ さい。 a. フレキシブルタイムは 5:00 〜 22:00 です。 b. コアタイムはありません。始業時刻と終業時刻に制限はありません。 c. 1 日に 6 時間を超えて労働する日には 45 分以上、8 時間を超えて労働する日には 60 分以上の休憩時間を設けてください。 d. 休憩の回数や時間に上限はありません。 3. 清算期間は 1 ヶ月、起算日は毎月 1 日です。 4. 標準となる 1 日の労働時間は、労働者毎に、雇用契約により定めます。 5. 労働者は、実際の労働時間を、会社の定める方法により会社に報告してください。 第三条(休日等) 1. 毎年 1 月 1 日を起点に、12 月 31 日と閏年の 2 月 29 日を除き、4 日毎に 1 サイクル、 28 日毎に 1 フレーズと定めます。1 年は 91 サイクル 13 フレーズです。 2. サイクル毎の最終日は法定休日です。 3. 毎年 12 月 31 日〜1 月 3 日と、閏年の 2 月 29 日は所定休日です。 4. 労働者は、フレーズ毎に 3 日、個人の休日を設定できます。

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Page 1: さきラボの就業規則

就業規則

第一条(総則)

1. この就業規則(以下「当規則」という)は、労働基準法第 89 条に基づき、株式会社さ

きラボ(以下「会社」という)の就業に関する事項を定めるものです。

2. 当規則に定めのない事項については、労働基準法の定めに従います。

3. 当規則ならびに労働基準法に定めのない事項については、労働者毎に、会社と労働者と

の協議により決定します。

第二条(フレックスタイム制)

1. 労働時間はフレックスタイム制です。

2. 始業と終業ならびに休憩の時間は、以下の規則に従い、労働者が自主的に管理してくだ

さい。

a. フレキシブルタイムは 5:00 〜 22:00 です。

b. コアタイムはありません。始業時刻と終業時刻に制限はありません。

c. 1 日に 6 時間を超えて労働する日には 45 分以上、8 時間を超えて労働する日には

60 分以上の休憩時間を設けてください。

d. 休憩の回数や時間に上限はありません。

3. 清算期間は 1 ヶ月、起算日は毎月 1 日です。

4. 標準となる 1 日の労働時間は、労働者毎に、雇用契約により定めます。

5. 労働者は、実際の労働時間を、会社の定める方法により会社に報告してください。

第三条(休日等)

1. 毎年 1 月 1 日を起点に、12 月 31 日と閏年の 2 月 29 日を除き、4 日毎に 1 サイクル、

28 日毎に 1 フレーズと定めます。1 年は 91 サイクル 13 フレーズです。

2. サイクル毎の最終日は法定休日です。

3. 毎年 12 月 31 日〜1 月 3 日と、閏年の 2 月 29 日は所定休日です。

4. 労働者は、フレーズ毎に 3 日、個人の休日を設定できます。

Page 2: さきラボの就業規則

5. 労働者は、個人の休日を会社の定める勤務計画表に記入し、毎フレーズ 5 日前までに会

社に提出してください。

6. 会社は、個人の休日を拒否することはありません。

第四条(休日の振替)

1. 会社と労働者が合意した場合、休日を振り替えることができます。

2. 労働者は、理由を問わず、会社に休日振替を申請できます。

3. 会社は、業務の遂行に問題が発生することが明らかな場合に限り、休日振替の申請を拒

否することができます。

4. 会社は、業務上の必要がある場合に限り、労働者に休日振替を依頼します。

5. 労働者は、理由を問わず、会社からの休日振替依頼を拒否することができます。

第五条(深夜労働)

1. 22:00 〜 5:00 の間に労働することを深夜労働といいます。

2. 会社は、業務上の必要がある場合に限り、労働者に深夜労働を依頼します。

3. 労働者は、理由を問わず、会社からの深夜労働依頼を拒否することができます。

4. 労働者は、業務上の必要がある場合、または業務の効率等を改善できる見込みがある場

合、会社に深夜労働を申請できます。

5. 会社は、労働者の深夜労働申請について、その妥当性を評価し、深夜労働申請を承認ま

たは拒否します。

第六条(時間外労働)

1. 会社は、所定の労働時間を超える労働を要求しません。

2. 労働者は、法定労働時間を超える労働をしてはいけません。

第七条(在宅勤務)

1. 会社と労働者が合意した場合、労働時間の一部または殆どを在宅勤務とすることができ

ます。

Page 3: さきラボの就業規則

第八条(兼業)

1. 兼業を行う労働者は、会社に対して事前に申告してください。

第九条(年次有給休暇)

1. 年次有給休暇の日数は、労働基準法に定められた最低限の日数とします。

2. 年次有給休暇の基準日は、入社の月から 6 ヶ月後の 1 日です。

3. 年次有給休暇を利用する労働者は、以下の表に従い、申告期限日までに休暇の日を会社

に申告してください。

連続休暇日数 2 日以内 3 日〜5 日 6 日〜8 日 9 日以上

申告期限日 休暇 2 日前 休暇 5 日前 休暇 8 日前 休暇 12 日前

第十条(欠勤等)

1. 月給制で働く労働者の労働時間が、欠勤等により、勤務計画表に定める予定労働時間数

の 95%に満たなかった場合、労働時間の不足分を当月分の給与より控除します。

2. 欠勤等による控除の額は以下の式で計算します。

控除額 = (予定労働時間数 × 0.95- 実労働時間) × (月給の額 ÷ 予定労働時間数)

3. 労働者が労働時間を報告せず、会社が労働者の労働時間を把握できなかった場合は、欠

勤として扱います。

第十一条(賃金と手当)

1. 賃金は、労働者毎に、月給制または時給制とします。

2. 会社は、当月 1 日から当月末日までの賃金ならびに手当を、翌月 10 日までに、本人名

義の預貯金口座へ振り込みます。

3. 前項の振り込みにかかる手数料は会社が負担します。

第十二条(通勤手当)

1. 会社は、全ての労働者に対し、交通手段等を問わず、労働者の自宅から会社までの定期

代相当額を通勤手当として支給します。

2. 最寄り駅や乗り換え経路が複数ある場合、利用する可能性の高い経路の平均額を支給し

ます。

Page 4: さきラボの就業規則

3. 1,000 円未満の端数は切り上げて計算します。

4. 5,000 円未満の場合は 5,000 円を支給します。

第十三条(近隣住宅手当)

1. 会社は、公共交通機関の平均的な待ち時間を含めて会社から 25 分以内の場所に住む労

働者に、近隣住宅手当を支給します。

2. 近隣住宅手当は月 30,000 円とします。

第十四条(子ども手当)

1. 労働者が扶養している未成年の子どもの人数に応じて、子ども手当を支給します。

2. 子ども手当の支給額は以下の表の通りです。

子どもの人数 1 人 2 人 3 人以上

支給額 80,000 円 120,000 円 150,000 円

第十五条(昇給)

1. 定期的な昇給はありません。

第十六条(賞与)

1. 定期的な賞与はありません。

2. 賞与を支給する場合の対象者は、就業期間 6 ヶ月以上の労働者とします。

第十七条(退職)

1. 労働者が次のいずれかに該当するときは、退職とします。

a. 退職願を提出し、会社がそれを承認したとき。

b. 退職届を提出し、会社がそれを承認した時、または提出から 14 日経過したとき。

c. 雇用契約に期間の定めがある場合に、その期間を満了したとき。

d. 無断欠勤が 14 日以上続いたとき。

e. 連絡のつかない状態が 30 日以上続いたとき。

Page 5: さきラボの就業規則

f. 労働者が死亡したとき。

第十八条(解雇)

1. 会社は、労働者の状態が次のいずれかに該当すると判断した場合、労働者を解雇するこ

とがあります。

a. 身体または精神の障害により、業務を遂行できず、職務の転換もできないとき。

b. 正当な理由なく無断欠勤を繰り返し、業務に熱心ではないとき。

c. 業務成績が不良で、向上の見込みがなく、賃金の引き下げや労働時間の短縮等の調

整もできないとき。

d. 会社に対して事実と異なる申請や報告をしたとき。

e. 会社に対して大きな損害を与えたとき。

附則

当規則は 2017 年 2 月 9 日から実施します。