越境アジャイル
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越境アジャイル
Ichitani Toshihiro
市⾕聡啓
Transgrade Agile
Transgradeは造語です。 Trasgressに越えるという意味がありますが、違反を犯すなどのネガティブな 意味合いがあるため、gressの語源であるgradeを⽤いています。 これまでのあり⽅、程度(grade)を越えるという意思を込めて。
Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
http://about.me/papanda0806
Ichitani Toshihiro
市⾕聡啓
ソフトウェア開発15年SIer→サービス→受託→起業仮説検証とアジャイル開発
ギルドワークス株式会社 代表 DevLOVE コミュニティ ファウンダ ⼀般社団法⼈ アジャイルチームを⽀える会 理事
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問い
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システム開発は ⼈の企みについて 来れているか?
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事業・サービスは成⻑する システムはどうか?
Photo via VisualHunt.com
Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. Photo credit: Almond Butterscotch via VisualHunt.com / CC BY-NC-N
ベンチャー企業が描く野望
中⼤企業が描く野望
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「はじめはスタートアップで⽴ち あげたサービスも数年をかけて 成⻑軌道に乗ることができた。 ここから⼀気に事業を拡充したい。 (株式公開もしたい) 」
ベンチャー企業が描く野望
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事業拡充のためには業務システムに ⼿を⼊れないといけないが、既に 既存システムは伏魔殿と化している
ベンチャーの野望を挫くシステム
業務システムの⾒直しを⾏うにも どこから⼿をつけて、どのように 要件を詰めれば良いか分からない (硬いシステム作りに慣れていない)
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事業拡充のためには業務システムに ⼿を⼊れないといけないが、既に 既存システムは伏魔殿と化している業務システムの⾒直しを⾏うにも どこから⼿をつけて、どのように 要件を詰めれば良いか分からない (硬いシステム作りに慣れていない)
ベンチャーの野望を挫くシステム
⼿がつけられないバックエンドが 事業展開の⾜かせになり続ける
バックエンドシステムの要件の整理 設計検討が出来るチームがいない
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「ある領域においてシェアを 確保し事業を運営してきた。 が、これまで通りでこの先も やっていけるわけではない。 これまでのやり⽅に縛られず、 新たなサービスを⽴ち上げたい」
中⼤企業が描く野望
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サービス作りのための経験が浅い。 サービス作りにこれまでの業務 システム開発のプロセス、思考、 前提を置いてしまう。
中⼤企業の野望を挫くシステム
既存システムに連携の考えが無く 新サービスと繋げることが出来ない
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サービス作りのための経験が浅い。 サービス作りにこれまでの業務 システム開発のプロセス、思考、 前提を置いてしまう。
中⼤企業の野望を挫くシステム
既存システムに連携の考えが無く 新サービスと繋げることが出来ない
サービス作りに対して 作り⽅が合っていない
既存のリソース(強み)を 活かすこと出来ない
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サービス系
業務系
規模⼩ 規模⼤
交差する野望と阻むモノサービス系
スタートアップ
ヒトヤマ 乗り越えた ベンチャー
踊り場にある 中⼤企業
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サービス系
業務系
規模⼩ 規模⼤
交差する野望と阻むモノサービス系
スタートアップ
ヒトヤマ 乗り越えた ベンチャー
踊り場にある 中⼤企業
サービスの拡充にリソースを 集中。業務系は浅く、後回し
(最初の戦略としては合ってる)
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正しいものを探すためのアプローチ
リーンスタートアップスティーブン・G・ブランクの顧客開発モデルをベースに エリック・リース⽒が実践したプロダクト開発の⽅法論。 「Minimum Viable Product(実⽤最⼩限のプロダクト)」による 仮説検証を⾏う。プロダクトの全てを想定で作りきってしまう のではなく、検証による学びを積み重ね、ユーザーに必要と されるプロダクトに近づいていく考え⽅。
構築(Build)
計測(Measure)
学習(Learn)
Idea
CodeData 如何にしてBuild-Measure-Learnのサイクルを 無駄なく、素早く回すかに集中する。
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サービス系
業務系
規模⼩ 規模⼤
交差する野望と阻むモノサービス系
スタートアップ
ヒトヤマ 乗り越えた ベンチャー
踊り場にある 中⼤企業事業拡充、拡⼤のために
育ててこなかった業務系 システムへのテコ⼊れを始める
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サービス系
業務系
規模⼩ 規模⼤
交差する野望と阻むモノサービス系
スタートアップ
踊り場にある 中⼤企業
ヒトヤマ 乗り越えた ベンチャー
事業拡充、拡⼤のために 育ててこなかった業務系
システムへのテコ⼊れを始める
サービスをつくる⼟壌はあるが 硬いシステムをつくる作戦が⾜りない
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サービス系
業務系
規模⼩ 規模⼤
交差する野望と阻むモノサービス系
スタートアップ
ヒトヤマ 乗り越えた ベンチャー
踊り場にある 中⼤企業
既存事業の強みを棚卸し あるいは弱みを補完する
新しいサービス作りへの挑戦
Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
サービス系
業務系
規模⼩ 規模⼤
交差する野望と阻むモノサービス系
スタートアップ
ヒトヤマ 乗り越えた ベンチャー
踊り場にある 中⼤企業
既存事業の強みを棚卸し あるいは弱みを補完する
新しいサービス作りへの挑戦
サービスをリーンにスタートアップ させる経験・作戦がない
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Photo credit: jaumescar via Visual Hunt / CC BY-NC-SA
間違ったものを 間違いながらつくるDo the Wrong things Wrong = DWW
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⽬的に叶っているかどうか 怪しいモノを 間違ったやり⽅で 開発し続けられるほど 事業に許される時間も ヒトの⼈⽣も⻑くない
Photo credit: peretzp via Visualhunt.com / CC BY-SA
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戦略的越境
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[サービス→業務⽅向の作戦] 対象領域の全体感を段階的に探る 何が、どこに、どのようにあるのか? →何が⼊り(in)、何が出ていくのか(out) →どこが境界で、隣り合うのか(interface) →時系列に、何が起きて絡むのか(flow) 知識を深める活動とモノづくりを⼀致させる つくる対象・周辺の理解を深める(model) 理解と実装を漸次的(かつ反復的に)⼀致させる
戦略的越境
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戦略的越境[業務→サービス⽅向の作戦] ⾜元の全体感を把握する 何が、どこに、どのようにあるのか? →(前掲) 分かっていることを増やす活動とモノづくり を⼀致させる 仮説を⽴て検証して分かることを増やす 分かったことを漸次的(かつ反復的に)つくる
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[サービス→業務⽅向の作戦] 対象領域の全体感を探る 知識を深める活動と モノづくりを⼀致させる
戦略的越境のための技
[業務→サービス⽅向の作戦] ⾜元の全体感を把握する 分かっていることを増やす活動と モノづくりを⼀致させる
RDRA
DDD
RDRA仮説検証型
アジャイル開発
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[サービス→業務⽅向の作戦] 対象領域の全体感を探る 知識を深める活動と モノづくりを⼀致させる
戦略的越境のための技
[業務→サービス⽅向の作戦] ⾜元の全体感を把握する 分かっていることを増やす活動と モノづくりを⼀致させる
RDRA
DDD
RDRA仮説検証型
アジャイル開発
神崎 善司さん
増⽥ 亨さん
市⾕ 聡啓
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仮説検証とは?
仮説の⽴案
仮説の検証
検証からの学び
学びの実装
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https://guildworks.jp/service/value/
仮説検証アプローチ + アジャイル開発
仮説キャンバスでの仮説⽴案と検証によるupdateを中⼼として、 ユーザーインタビューでの探索、ユーザーストーリーマッピングでの MVP(Minimum Viable Product)の特定を反復的に⾏う。 特定したMVPを関係者で共通認識しながら、形にするため反復的に 開発を⾏う
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探す つくる「正しいものを探す」と
「正しくつくる」その両者の時間の ⻑短組み合わせを最適化する
仮説検証型アジャイル開発
※状況(分かっていること)に応じて探すとつくるの配分、反復を決める
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サービス系
業務系
規模⼩ 規模⼤
交差する野望サービス系
スタートアップ
ヒトヤマ 乗り越えた ベンチャー
踊り場にある 中⼤企業
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サービス系
業務系
規模⼩ 規模⼤
交差する野望と阻むモノサービス系
スタートアップ
踊り場にある 中⼤企業
ヒトヤマ 乗り越えた ベンチャー
事業拡充、拡⼤のために 育ててこなかった業務系
システムへのテコ⼊れを始める
サービスをつくる⼟壌はあるが 硬いシステムをつくる作戦が⾜りない
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サービス系
業務系
規模⼩ 規模⼤
交差する野望と戦略的越境サービス系
スタートアップ
踊り場にある 中⼤企業
ヒトヤマ 乗り越えた ベンチャー
RDRA
DDD
全体感を得る → 選択ができる 理解を深めたところからつくる → 集中
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サービス系
業務系
規模⼩ 規模⼤
交差する野望と阻むモノサービス系
スタートアップ
ヒトヤマ 乗り越えた ベンチャー
踊り場にある 中⼤企業
既存事業の強みを棚卸し あるいは弱みを補完する
新しいサービス作りへの挑戦
サービスをリーンにスタートアップ させる経験・作戦がない
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サービス系
業務系
規模⼩ 規模⼤
サービス系 スタートアップ
ヒトヤマ 乗り越えた ベンチャー
踊り場にある 中⼤企業
交差する野望と戦略的越境
RDRA仮説検証型
アジャイル開発
選択肢を得る → 選択ができる 事実を踏まえて絞り込み、形にする → 集中
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事業の成⻑は、 繰り返す野望と それを⽀えるシステムの伸張 から成り⽴つ
Photo via VisualHunt
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サービス系
業務系
規模⼩ 規模⼤
交差する野望サービス系
スタートアップ
ヒトヤマ 乗り越えた ベンチャー
踊り場にある 中⼤企業
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サービス系
業務系
規模⼩ 規模⼤
繰り返し、成⻑する野望
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サービス系
業務系
規模⼩ 規模⼤
繰り返し、成⻑する野望
サービス作りでの スピード感、越境感を 業務系作りに持ち込む
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サービス系
業務系
規模⼩ 規模⼤
繰り返し、成⻑する野望
業務系システム拡充に よりデータの取り出しが
容易になりサービス作りの アドバンテージとなる
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サービス系
業務系
規模⼩ 規模⼤
繰り返し、成⻑する野望
サービスの成功から 適した業務系システムの 拡充を⾏う。サービスと 業務が両輪で事業は強化
されていく
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サービス系
業務系
規模⼩ 規模⼤
繰り返し、成⻑する野望
wwサービス作りと業務系拡充⾃体を
反復的に伸張させていく →境界を越えられる技と価値観が必要
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[サービス→業務⽅向の作戦] 対象領域の全体感を探る 知識を深める活動と モノづくりを⼀致させる
戦略的越境のための 技
[業務→サービス⽅向の作戦] ⾜元の全体感を把握する 分かっていることを増やす活動と モノづくりを⼀致させる
RDRA
DDD
RDRA仮説検証型
アジャイル開発
神崎 善司さん
増⽥ 亨さん
市⾕ 聡啓
Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.Photo credit: egisto.sani via Visual hunt / CC BY-NC-SA
今までこうだったから、 誰かが作ったシステムがこうだから、 この先は役割が違うから、 考えたことがないから、 から
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これからを⾃分で決めるために、 作ったモノに誇りを持つために、 役割の向こうにある発⾒のために、 ありたい⽅向へ向かい続けるために、
Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
越境せよ。
Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
越境せよ。「反復的なモノづくり」 からの 「反復なシステムづくり」 による 「反復的な事業成⻑」 を⽀えるのは 「越境」という意思
越境アジャイルTransgrade Agile