メディア・リテラシー実習

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メディア・リテラシー実習 1 / 11

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Page 1: メディア・リテラシー実習

メディア・リテラシー実習

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Page 2: メディア・リテラシー実習

メディア・リテラシー実習

メディアを「読み書き」する能力

• 情報のしんぴょう

信 憑性や送り手の意図を客観的・批判的に捉える能力

⇨ 情報の受け手としてメディアを批判的に「読む」レポート

• 相手を意識した表現をし、相手の反応に応じた情報発信を行う能力⇨ 情報の送り手としてメディアを効果的に「書く」プレゼンテーション

機械情報

社会情報

生命情報

2. 表現の選択(デザイン)

4. 理解を受け入れるか否かの選択

次のコミュニケーション

前のコミュニケーション

成果メディア

伝播メディア

3. 理解の選択

1. 情報の選択

×

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Page 3: メディア・リテラシー実習

レポート

レポート

筆者の主張を伝えるために論理的・客観的に書かれた文章

主題 (theme)筆者が文章を作成する目的となる主張

• 筆者は何を伝えたいのか?• 新規性と進歩性が必要

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Page 4: メディア・リテラシー実習

レポート

アウトライン (outline)文章や発表の概略 (骨組み・筋道)のこと

• 主張をどんな表現で伝えるのか?• 主張をどんな順序で伝えるのか?• 何を根拠に主張を補強するのか?

アウトライン・レビュー

アウトラインを他者に伝える (言語化する)⇨ アウトラインで不十分な点・曖昧な点をあぶり出す

⇨ 言語化した表現を、実際に書く文章の下地にする

※ 聴き手は話し手に貢献するために質問・指摘する

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Page 5: メディア・リテラシー実習

レポート

査読 (review)誤りや曖昧な点を他者 (査読者, reviewer)に指摘してもらい、内容を改善

査読前

著者は誰かに査読を依頼する

• 著者は査読者に (書き込みのない)原稿を渡す• 査読するのは義務ではない (査読を断るのは自由)• 査読者は原稿に黒以外の色で指摘を書き込む

(引き受けた以上は遠慮無く指摘するのが査読者の礼儀)※ 原稿は必ず 2名以上に査読してもらう

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Page 6: メディア・リテラシー実習

レポート

主な査読項目

• 著者の主張 (論旨)は明瞭か?• 客観性は十分か?• 書式 (format)に沿っているか?• 読んで理解できる文章になっているか?

(句読点の付け方や文章の書き方に著者特有のクセがないか?)

査読後

査読者は著者に原稿とレビューシートを返却する

• 著者は指摘を真摯に受け止める(正しいかどうかはともかく、そう感じた人がいることは事実)

• 指摘を実際に修正するかは著者が判断する(指摘の正しさを吟味するのは著者の役目)

• 必要な修正をして原稿を再印刷し、別の人に査読を依頼する6 / 11

Page 7: メディア・リテラシー実習

レポート

レビュー手順

1 チェックリストでレポートを自己点検

2 レポートを Uhomeにコピーする3 ノート PCでレポートを印刷 (両面刷り、長辺綴じ)4 誰かにレビューを依頼し、レポートとレビューシートを渡す

5 返却されたレポートとレビューシートを基に修正

6 2.へ戻る

次回の提出物

• 添削済みの原稿 × 2• レビューシート × 2• レポートのアウトライン※ 次回は次の内容 (プレゼンテーション)に進みます※ レポートの最終締切: 9/24(木) 17:00(moodleでファイルを差し替え)

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Page 8: メディア・リテラシー実習

プレゼンテーション

プレゼンとは: Presentation.pptx

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プレゼンテーション

実習

3-5人の班でプレゼンテーションを実施• 内容: 新聞記事を導入に用いていればよい• 聴衆: (主に)クラスメート• 場所: 大講義室• 形式: 口頭発表 (発表 10分 + 質疑応答 5分 = 15分)※ 発表が 10分以内になった場合、質疑応答の時間で調整• 機材: スクリーン (4:3)、発表者用リモコン、レーザーポインタ、マイク※ 物品の持ち込み、実演などは応相談

※ タブレット PCから直接スクリーンには投影できない(情報科で投影用のノート PCを用意します)

• スライド: PowerPointで事前に作成

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Page 10: メディア・リテラシー実習

プレゼンテーション

スライド作成

プレゼン = 内容 (情報) ×技術 ×聴衆

• アウトラインを基に作成• 発表の時間配分や「時間の遅れ・余りにどう対処するか」を検討• 聴衆に「時間を割いてもらっている」ことを忘れずに!

リハーサル

発表が円滑に進むよう、実際の会場・機材で事前に確認する

• 発表場所の広さや適切な声の大きさを確認• 当日使う機材の操作法や「機材のクセ」を把握• 準備したスライドが想定通りに映るか確認• 前の発表内容を確認し、重複をなくしたり導入を工夫したりする※ 想定不足や準備不足で本番を迎えるのは危険 10 / 11

Page 11: メディア・リテラシー実習

プレゼンテーション

質疑

発表への質問を通して補足を求めたり議論を深めたりする

• 魅力ある発表なら、聴衆から質問があるはず(質問が出ないのは、聴衆ではなく発表内容に問題があるとき)

• 質問者は簡潔に質問する (必要以上に時間を取らない)• 演者は質問に丁寧に対応する

(質問したいことに答えられるよう、必要なら質問を聞き直す)※ 「貴重なお話を〜」「質問ありがとうございます」などの枕詞は不要

※ 質疑は決して「おまけ」ではない!(聴衆との議論は、時には発表以上に重要)

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