activate leaf no.298
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アクティベート・リーフ No.298 「不朽のクリスマス・キャロル」 <制作:ファミリー・インターナショナル。英語のアクティベーテッド誌からの記事を翻訳。 "Timeless Carols" --Translated from English Activated Magazine Vol.15-12 p4-5. http://www.activated.org >TRANSCRIPT
アクティベート・リーフ No.298
TIMELESS CAROLS
不朽のクリスマス・キャロル ピーター・アムステルダム
クリスマスについて私が好きなのは、何世紀にも渡って書か
れてきた数々の美しいクリスマス・キャロルを聴いたり歌ったりすることです。私は本当にキャロルが好きで、一年を通してよく聴くほどです。名曲も多く、とても心が動かされます。最近、幾つかお気に入りの歌の歌詞をインターネットで調べていたのですが、その詞の美しさと趣旨が持つ力について、新たに気づいたことがありました。 それが何かと言うと、歌詞構成に必要な韻と反復を押さえつつも、とてもパワフルかつ繊細なメッセージが伝えられているということです。そこでは、イエスについて、そして、イエスの受肉(神が人間の肉体をまとって地上に来られたこと)や使命、
目的、力についての深い真理が語られており、また、人類に対するイエスの愛と犠牲も語られています。それは救い主と救いについての力強い証しのメッセージであるだけではなく、イエスに従う者たちにとっては、自分が信じる深い真理を思い出させてくれるものです。 これらのキャロルは、すべての人に救いをもたらすために天国を去られた方の物語を、何百年にも渡って告げてきました。そして今もなお、私たちが祝うこの日の重要性を思い起こさせてくれます。それは、地上で人間と共に人生を送られた方、私たちが永遠に生きられるようにとご自分の命を捨てられた、神の御子イエスであるキリストの誕生を祝う日なのです。美しいクリスマス・キャ
ロルには、人類に救いをもたらすために神がして下さったことについての真実が織り込まれています。 「天(あめ)には栄え」(Hark! The Herald Angels Sing)は、1739 年にチャールズ・ウェスレーによって書かれました。原曲は厳粛な雰囲気の曲ですが、ウィリアム・カミングズの手によって、フェリックス・メンデルスゾーンの曲をベースとした、現在のような喜び溢れる美しいキャロルに生まれ変わりました。そこにある、神との和解、『平和の君』
(イエス)によってもたらされた平和、イエスが王であられることの喜びのメッセージは、このクリスマス・キャロルをとても意味深いものとしています。
x
注:当記事で紹介する歌詞は、日本語の賛美歌集などにあるものではなく、英語の歌詞からの翻訳です。
© 2014 Aurora Production, Ltd. All Rights Reserved Translated from English Activated Magazine Vol.15-12 p4-5http://www.activate.jp 「アクティベート・リーフ」は、英語の「Activated」誌からの記事を翻訳したものです。その他の記事は、ホームページでご覧頂けます。
http://www.activated.org
聞け、天使たちが歌っていることを
「王としてお生まれになった方に
栄光があるように
地には平和と憐れみがあるように
神と罪人らが和解したのだ!」
喜びを持って、すべての民よ
天の勝利に加われ
天使の群れは宣言する
「キリストはベツレヘムに
生まれられた」
聞け、天使たちが歌っていることを
「王としてお生まれになった方に
栄光があるように
x 「さやかに星はきらめき」(O Holy Night)は、私のお気に入りのクリスマス・キャロルです。というより、一年中お気に入りの曲です。[原詩はプラシード・カポー(1808-1877)によってフランス語で書かれたもので、アドルフ・アダムが 1947 年に曲を付けました。] メロディーも歌詞もとてもパワフルで、イエスを信じる人すべてに希望があること、そして、主を知った人たちの人生を変えて下さるというメッセージをしっかり伝えています。ここに歌詞の一部を紹介しましょう。
x長い間、世界は罪や偽りの中で
やつれていた
主が現れ、人がその価値を
知るまでは
主は真に、互いに愛し合うことを
私たちに教えられた
主のおきては愛、主の福音は平和
主は鎖を砕かれる、
その奴隷は私たちの兄弟だから
そして主の御名により、
すべての抑圧は終りを告げる
x 以下の部分は滅多に歌われないのですが、ここにある、辛い時の慰めについての言葉は、心に触れるものです。
x王の王であられる方が卑しい飼い葉桶に横たわる私たちのすべての試練において、友となるためにお生まれになった主は私たちの必要も、弱さもご存知だあなたの王を見よ、その御前に身をかがめよ!あなたの王を見よ、その御前に身をかがめよ!
x イエスはいつも私たちのそばにおられます。人生の旅路において、試みや試練を抱えるときにも、主はいつもそこにおられます。このキャロルで歌われているように、主は私たちの友となるためにお生まれになりました。主は私たちの弱さや欠点をご存知です。私たちの全てをご存知です。良いところも、悪いところも、
醜いところも。それでも、私たちを愛して下さいます。主は私たちの人生の一部になりたいのです。私たちが困難の中で主に助けを呼ばわる時だけではなく、私たちが自分や家族、友人の勝利や達成を祝う喜びと幸せの時をも、共に過ごしたいと望んでおられるのです。 クリスマスは主イエスの誕生を思い出す時であり、一年の中でも特に、主のことや、主が私たちにして下さったすべてに思いを馳せる素晴らしい時です。しかし、クリスマス・シーズンだけに限る必要はありません。主は私たちの人生の欠くことのできない部分であり、私たちのするすべてに関わられたいのです。そして、私たちが主にそうしていただく分だけ、主はそうして下さるのです。 今年クリスマス・キャロルを歌う時には、その歌詞の意味や、イエスがして下さったこと、イエスが私たち一人ひとり、人類の一人ひとりを、深く愛して下さっていることについて、じっくり考えてみて下さい。そして、これからの一年、その思いと愛を心に抱いていることができますように。主を愛し、主の被造物を愛し、主がして下さったすべてに感謝しましょう。 キリストにあって素晴らしいクリスマスを過ごして下さい。