公共コミュニケーション学会 ビジュアルミーティイング研究会 #1
Post on 30-Jul-2015
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富田 誠 / 東海大学 study@tomita.me
公共コミュニケーション学会Public Relations Association for Social sectors
加川 奈央 / 早稲田大学 大学院ジャーナリズムスクール 角野 雅美 / 早稲田大学 大学院ジャーナリズムスクール 永井 結子 / 東海大学 教養学部 芸術学科 小阪 晶 / 東海大学 教養学部 芸術学科
VM ビジュアル・ミーティング研究会 紹介Study GroupVisual Meeting
2014.9.28
金ではなく、市民の地域参画だ。 人口が増えないとしても、
市民の参画により行政需要は減少し、 同じ予算額でより高度なことが可能になる。
KAWAI, Takayoshi 2014 [Facebook]
“”
Visual Meeting Study Group / Public Relations Association for Social sectors
国とか行政とか民間ではなくて、!
国も行政も民間も地方も、それから企業も、NPOも、!
自立した「みんな」で、そういう「すき間」を埋めていくような!
参加型社会のモデルを目指すのが新しい三丁目の夕日
“
”Tomomi Inada, 2014
Visual Meeting Study Group / Public Relations Association for Social sectors
背景
• 専門家、市民等、公的機関などセクター横断な議論と対話の場が求められている。
• 組織の壁を越えたコミュニティー中心の商品・サービスを作りが求められている。
• ディスカッションやワークショップなど集団での対話や協創の機会が増えた。
Future Sessions, 2014
Visual Meeting Study Group / Public Relations Association for Social sectors
コミュニティーによる対話・協創の場における課題と本研究会の目的
• 対話・協創の場では、参加者それぞれが自由に解釈し、意思決定や合意形成が曖昧なことも多い。
• 発言をすべて記録したテキスト型の議事録を掲載しても読まれず、外への発信がうまくいかない。
• 外の人に取材された場合、文脈を無視した一部の意見のみが掲載され誤解を招くこともありうる。
• 限られた時間内で発言できる人は限られている。参加者が自由に発言できる仕組みがない。
• 発言者の内容に参加者がついていけないことがある。ネット等の中継では途中参加した人が議論についていけないことがある。
参加者の合意形成と 振り返りができる
コミュニティーの外へ わかりやすく成果を伝えられる
個々の発言を正確に記録しつつ 議論の流れを俯瞰して理解できる
発言者だけでなく 参加者自らが記録に参加できる
その場で議論を俯瞰したものを 見ることができる。
Visual Meeting Study Group / Public Relations Association for Social sectors
研究会の目的と目標
対話と協創の場における、 議論の活性化と振り返り、コミュニティーの内外への共有。
本研究会はこれらを視覚化によって支援する 「ビジュアルミーティング」を実施し
手法の体系化をおこなう
熟達者でなくともビジュアルミーティングが 実施できるようにすることが最終的目標
Visual Meeting Study Group / Public Relations Association for Social sectors
特徴的な手法
タブレットデバイスやPCを使用し オンライン上で共有されるノートを用いることで 共同で書き込んだり編集できることが可能に。 熟達者でなくとも実践しやすい。 !私たち早稲田大学ジャーナリズムスクールと 東海大学デザイン学課程の合同チームは オンラインツールを用いた方法として 2つのマッピング手法を開発してきた。
Idea Mapping
Issue Mapping
Visual Meeting Study Group / Public Relations Association for Social sectors
実施例
• 有識者会議「国・行政のあり方懇談会」のビジュアルミーティング(計6回)
• 公共コミュニケーション学会 第1回
• 情報デザインフォーラム 第15回 / ワークショップの視覚化
Visual Meeting Study Group / Public Relations Association for Social sectors
Issue Mapping
• 「イシューマッピング」とは複数人の記録者が共同で参加者の発話内容を短いテキストに要約し、議題や発言間の関係性を明示させながらリアルタイムに視覚化するものである。
• 視覚化されたものは、ライブストリーミングで配信したり、PDFとして書き出して会議終了後の報告資料として活用しやすい。
• 実施に際しては、テキスト化を得意とする人とデザインが得意な人がコラボレーションするなど、未熟達者でも実施やしやすい。
複数人の記録者が共同で 議論の内容をマッピングする
Visual Meeting Study Group / Public Relations Association for Social sectors
Idea Mapping
• 「アイディアマッピング」とは、議論の参加者自らがタブレットでバイスに、意見や質問を手描きで書き込みながら議論するもの。
• 口頭での議論と平行してタブレット上での議論を深めることで限られた時間内で議論を深めることができる。
• ファシリテーターが意見を持っている参加者を事前に把握できるため司会進行がしやすい。
議論の参加者が、タブレットを用いて 発話の議論と同時に手書きを議論をする
Visual Meeting Study Group / Public Relations Association for Social sectors
社会起業家など民による社会課題の解決はどのように広がっていくのか?
研究会の今後の活動
VM手法の体系化
VMの実践
マニュアル作成ピクトグラムやデザインテンプレート作成
公的な対話・協創の場の視覚化
design4japan.orgの運営
Visual Meeting Study Group / Public Relations Association for Social sectors
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