信 27年度市長施政方針 - 出雲市...3 広報いずも2015.3.20 2015.3.20 広報いずも 2...
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2015.3.20 広報いずも 22015.3.20広報いずも3
選ばれる出雲市をめざして
2月20日、出雲市議会定例会が開会し、長岡市長
が平成27年度の施政方針を表明しました。
施政方針の主な内容を所信、市政運営の重点項目
と重点的に取り組む4つの戦略プロジェクトに沿っ
て紹介します。
平成27年度市長施政方針
Ⅰ.所
信
平成17年の合併から10周年を迎
え、3月14日に記念式典を開催しま
す。合併後の本市の一体感の醸成、
地域の特性を生かしたまちづくりに
尽力いただいた皆さんにお礼申しあ
げます。
この10年間は、総合振興計画に
沿って各種事業に計画的に取り組
み、さらなる発展への基盤づくりを
進めることができました。
昨年成立した地方創生関連2法に
基づく国の総合戦略に対応する出雲
市総合戦略を策定し、人口減少問題
の克服、地域の成長力の増進に努め
ます。
続いて、市政運営の重点項目とな
る総合的な定住施策と行財政改革の
基本方針を述べます。
Ⅱ.定
住
総合的な定住施策を次の3つの視
点で進めます。
①住みやすいまちづくりを進める
「住みたい出雲」
・特に若い夫婦世帯から関心の高
い、住まい、出産、子育て、教育
分野の充実
②元気な地域、元気な産業を育てる
「住んで良かった出雲」
・
地域の絆、支え合いによる地域の
活力維持、安全・安心の確保や産
業振興による雇用創出などの支援
③出雲の魅力を全国へPRする
「出雲シティセールス」
・
出雲の歴史・文化遺産をテーマに
した新たな情報発信
Ⅲ.行財政改革の推進
集中改革期間の2年目の取組
○事務事業や補助金・負担金
・
順次、廃止・縮小するなど見直し
を実施
○使用料・手数料
・4月から市役所窓口手数料と温浴
施設使用料を改定
・その他施設の使用料は、10月から
改定を予定
○公共施設のあり方
・公共施設の統廃合や譲渡等を推進
○開かれた市政の推進
・市長ポスト、まちづくり懇談会の
開催
・広報紙や新聞での情報発信、ソー
シャルメディアの活用
Ⅳ.主要施策・主要事業
出雲未来図の将来像の実現に向
け、重点的に取り組む4つの戦略プ
ロジェクトに沿って、主要施策・主
要事業を説明します。
1.雇用創出2,000人プロジェクト
産業振興と多様な就業機会の確保
に努めます。
⑴ 商工業
足腰の強い地域産業の育成を図る
ため、地場企業の人材育成や高度化
への支援、産業創出の促進や創業支
援に取り組みます。
○製造業の振興
・地場企業の高度技術者の育成
・
医療・介護分野で、企業と教育・研
究機関、金融機関が連携した新商
品・新サービスの開発や提供を促
進
○IT産業の振興
・企業の人材確保や育成の支援
・異業種間交流やビジネスマッチン
グの取組
・企業連携による共同受注や共同開
発の促進
○中小企業の事業承継の円滑化や創
業の促進
・相談体制の強化
・セミナー、創業塾の開講
○商店街等の再生・活性化
・空き店舗対策
・事業承継を含む開業予定者への支
援拡大
・中心商店街の賑わい創出の取組
○企業誘致
・(仮称)出雲斐川中央工業団地へ
の早期企業立地の取組
・IT、事務センター等のソフト産
業系業種の誘致
○シティセールス
・市内の優れた製品や技術、農水産
品、豊富な観光資源を全国へ情報
発信
○雇用対策
・就職相談、求人情報の提供
・雇用のミスマッチの解消による職
場定着
⑵ 農林水産業
農林水産業は、環境の保全、地域
コミュニティの形成など多面的な機
能を有する基幹産業であり、その振
興に努めます。
○米等の土地利用型農業
・農地集積や集落営農組織の法人化
の推進
・飼料用米やそば、特産野菜等の経
営多角化の推進
○特産ぶどうの振興
・リースハウス事業による生産の維
持拡大と後継者確保
○畜産業の振興
・全日本ホルスタイン共進会への出
品の支援
○新規就農者対策
・青年就農給付金等による就農初期
の負担軽減
・退職後の就農をめざすシニア世代
向けアグリビジネススクール講座
を新設
○農業基盤整備
・宍道湖西岸地域で開始予定の国営
農地整備事業の検討調査に伴う、
取組の推進
○林業の振興
・市公有林の作業道の整備
・市民による森づくりの支援
○松枯れ対策
・樹幹注入と伐倒駆除による防除
○鳥獣被害対策
・県と連携した捕獲の強化
・防護ネットや電気牧柵等の設置助
成による被害対策の推進
○水産業の振興
・漁業者グループによる後継者対策
や魚価向上の取組の支援
・小伊津アマダイ、ヤマトシジミ等
のブランド力の向上
・市管理漁港長寿命化計画の策定
2.定住人口キープ17万人
プロジェクト
本市に住み続けたい、住んでみた
いと思えるまちづくりを進めます。
○地方創生の戦略策定
・将来推計をまとめた人口ビジョン
と、人口減少の課題解決につなげ
る出雲市総合戦略を策定
・市民の代表からなる推進会議を設
置○住まいづくり助成事業
・市内居住の定着(近居世帯追加)
・子育て世代等のUIターン者支援
の強化
○税制面の取組
・本市独自の新築住宅の固定資産税
課税免除制度の2年延長
○未婚化・晩婚化対策
・婚活支援や結婚支援者育成のセミ
ナー等の開催
・若年層に向けた人生設計講座の実
施○縁結び情報のシティセールス
・「ご縁ポスト」の活用
・漫画による出雲暮らしの紹介
・映画「たたら侍」の出演者等と連
携した新たな魅力の発信
○コミュニティ活動の推進
・コミュニティセンターリフレッ
シュ事業の創設
・自治会への加入促進の支援
・過疎地域等での集落支援員や過疎
地域支援専門員と連携したコミュ
ニティビジネスの創出
・地域の活性化に向けたワーク
ショップの開催や集落応援隊の派
遣
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2015.3.20 広報いずも 22015.3.20広報いずも3
選ばれる出雲市をめざして
2月20日、出雲市議会定例会が開会し、長岡市長
が平成27年度の施政方針を表明しました。
施政方針の主な内容を所信、市政運営の重点項目
と重点的に取り組む4つの戦略プロジェクトに沿っ
て紹介します。
平成27年度市長施政方針
Ⅰ.所
信
平成17年の合併から10周年を迎
え、3月14日に記念式典を開催しま
す。合併後の本市の一体感の醸成、
地域の特性を生かしたまちづくりに
尽力いただいた皆さんにお礼申しあ
げます。
この10年間は、総合振興計画に
沿って各種事業に計画的に取り組
み、さらなる発展への基盤づくりを
進めることができました。
昨年成立した地方創生関連2法に
基づく国の総合戦略に対応する出雲
市総合戦略を策定し、人口減少問題
の克服、地域の成長力の増進に努め
ます。
続いて、市政運営の重点項目とな
る総合的な定住施策と行財政改革の
基本方針を述べます。
Ⅱ.定
住
総合的な定住施策を次の3つの視
点で進めます。
①住みやすいまちづくりを進める
「住みたい出雲」
・特に若い夫婦世帯から関心の高
い、住まい、出産、子育て、教育
分野の充実
②元気な地域、元気な産業を育てる
「住んで良かった出雲」
・
地域の絆、支え合いによる地域の
活力維持、安全・安心の確保や産
業振興による雇用創出などの支援
③出雲の魅力を全国へPRする
「出雲シティセールス」
・
出雲の歴史・文化遺産をテーマに
した新たな情報発信
Ⅲ.行財政改革の推進
集中改革期間の2年目の取組
○事務事業や補助金・負担金
・
順次、廃止・縮小するなど見直し
を実施
○使用料・手数料
・4月から市役所窓口手数料と温浴
施設使用料を改定
・その他施設の使用料は、10月から
改定を予定
○公共施設のあり方
・公共施設の統廃合や譲渡等を推進
○開かれた市政の推進
・市長ポスト、まちづくり懇談会の
開催
・広報紙や新聞での情報発信、ソー
シャルメディアの活用
Ⅳ.主要施策・主要事業
出雲未来図の将来像の実現に向
け、重点的に取り組む4つの戦略プ
ロジェクトに沿って、主要施策・主
要事業を説明します。
1.雇用創出2,000人プロジェクト
産業振興と多様な就業機会の確保
に努めます。
⑴ 商工業
足腰の強い地域産業の育成を図る
ため、地場企業の人材育成や高度化
への支援、産業創出の促進や創業支
援に取り組みます。
○製造業の振興
・地場企業の高度技術者の育成
・
医療・介護分野で、企業と教育・研
究機関、金融機関が連携した新商
品・新サービスの開発や提供を促
進
○IT産業の振興
・企業の人材確保や育成の支援
・異業種間交流やビジネスマッチン
グの取組
・企業連携による共同受注や共同開
発の促進
○中小企業の事業承継の円滑化や創
業の促進
・相談体制の強化
・セミナー、創業塾の開講
○商店街等の再生・活性化
・空き店舗対策
・事業承継を含む開業予定者への支
援拡大
・中心商店街の賑わい創出の取組
○企業誘致
・(仮称)出雲斐川中央工業団地へ
の早期企業立地の取組
・IT、事務センター等のソフト産
業系業種の誘致
○シティセールス
・市内の優れた製品や技術、農水産
品、豊富な観光資源を全国へ情報
発信
○雇用対策
・就職相談、求人情報の提供
・雇用のミスマッチの解消による職
場定着
⑵ 農林水産業
農林水産業は、環境の保全、地域
コミュニティの形成など多面的な機
能を有する基幹産業であり、その振
興に努めます。
○米等の土地利用型農業
・農地集積や集落営農組織の法人化
の推進
・飼料用米やそば、特産野菜等の経
営多角化の推進
○特産ぶどうの振興
・リースハウス事業による生産の維
持拡大と後継者確保
○畜産業の振興
・全日本ホルスタイン共進会への出
品の支援
○新規就農者対策
・青年就農給付金等による就農初期
の負担軽減
・退職後の就農をめざすシニア世代
向けアグリビジネススクール講座
を新設
○農業基盤整備
・宍道湖西岸地域で開始予定の国営
農地整備事業の検討調査に伴う、
取組の推進
○林業の振興
・市公有林の作業道の整備
・市民による森づくりの支援
○松枯れ対策
・樹幹注入と伐倒駆除による防除
○鳥獣被害対策
・県と連携した捕獲の強化
・防護ネットや電気牧柵等の設置助
成による被害対策の推進
○水産業の振興
・漁業者グループによる後継者対策
や魚価向上の取組の支援
・小伊津アマダイ、ヤマトシジミ等
のブランド力の向上
・市管理漁港長寿命化計画の策定
2.定住人口キープ17万人
プロジェクト
本市に住み続けたい、住んでみた
いと思えるまちづくりを進めます。
○地方創生の戦略策定
・将来推計をまとめた人口ビジョン
と、人口減少の課題解決につなげ
る出雲市総合戦略を策定
・市民の代表からなる推進会議を設
置○住まいづくり助成事業
・市内居住の定着(近居世帯追加)
・子育て世代等のUIターン者支援
の強化
○税制面の取組
・本市独自の新築住宅の固定資産税
課税免除制度の2年延長
○未婚化・晩婚化対策
・婚活支援や結婚支援者育成のセミ
ナー等の開催
・若年層に向けた人生設計講座の実
施○縁結び情報のシティセールス
・「ご縁ポスト」の活用
・漫画による出雲暮らしの紹介
・映画「たたら侍」の出演者等と連
携した新たな魅力の発信
○コミュニティ活動の推進
・コミュニティセンターリフレッ
シュ事業の創設
・自治会への加入促進の支援
・過疎地域等での集落支援員や過疎
地域支援専門員と連携したコミュ
ニティビジネスの創出
・地域の活性化に向けたワーク
ショップの開催や集落応援隊の派
遣
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