人口変動を知ろう ― 人口減少は避けられないか ―

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人口変動を知ろう ― 人口減少は避けられないか ―. 富山 地域学研究所  所長 富山 国際大学 客員 教授  浜松誠二. 1.はじめに . 自己紹介 計画の科学を学ぶ 国の計画・・・経済企画庁、厚生省   国による総合計画の時代は既に終焉 富山県へ   県総合計画、テクノポリス計画など 富山国際 大学 富山地域学研究所   ホームページ. 人口は最も確実な将来予測. 人口は与件. 人口を与件として将来計画 地域計画では人口増加策もある. 人口趨勢に抗う動き. 人口を増やしたい、維持したい 人口増加策を手段視? - PowerPoint PPT Presentation

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人口変動を知ろう―人口減少は避けられないか―

富山地域学研究所 所長富山国際大学 客員教授

 浜松誠二

1.はじめに 自己紹介• 計画の科学を学ぶ• 国の計画・・・経済企画庁、厚生省   国による総合計画の時代は既に終焉• 富山県へ   県総合計画、テクノポリス計画など• 富山国際大学• 富山地域学研究所   ホームページ

人口は最も確実な将来予測

人口は与件• 人口を与件として将来計画

• 地域計画では人口増加策もある

人口趨勢に抗う動き• 人口を増やしたい、維持したい

• 人口増加策を手段視?     家庭を持つことができ、子供を育て易く

今後の社会変動をどう見るか• 経済活動

• 家族の機能

  限界、基調変動を受け入れようとしない

2.人口概観

総数の変化

変動要因別変化

年齢構成の変化

3.人口変動要因詳述

(1)出生

合計特殊出生率

合計特殊出生率の変化

• ユニークな子育て事業の展開

• 経済変動• 晩婚化   主体的選択• 生涯未婚化   やむを得ない選択

(2)死亡

死亡率

年齢別死亡率

2010年

(3)社会移動

県境を越える移動

県内の移動

5年前の住所

性別年齢別社会移動率

4.人口の将来予測(1) 予測方法と各率の仮定

出生率の仮定• 合計特殊出生率• 年齢配分• 出生児性比

合計特殊出生率は上がるか• 子育て環境    家族を固めるか? 多様性を許容するか?

• 本末転倒の議論

死亡率はどこまで低下するか• 平均寿命の限界?

• 健康寿命の引き伸ばし

社会移動率• 一極集中は続くか

外国人労働力

(2)人口の将来

(3)人口研究による過去の予測

合計特殊出生率の想定

平均寿命の想定

(4)人口変動への対応の不手際• ‘ 70年代後半には見えていたが対応せず

• 人口減 実際に減り始めて大騒ぎ• 年金 皆年金スタート時点で分かっていた

• 高齢化 医療保険の限界で介護保険設定• 若年人口の減少 学校の変革• 労働力人口の減少 外国人受入れ

(5)人口減少時代への対応

• 所得移転・・・・・・子育てを阻む環境自体の解消• 多様な家族の許容

• 基盤施設整備・・・・・人口減時代への対応

• 経済財政諮問会議「選択する未来」委員会      50年後1億人維持の目標

所得移転

• 消費税の活用

  社会全体で      子供を育て      高齢者を支える

多様な家族の許容

各種インフラ整備の適正化• ダム  余剰上水• 住宅  空き家急増• 土地利用 都市的土地利用の限定• 道路 交通需要減でガラ空きに

• 国土強靭化?  

5.経済社会の超長期の変動追補

• 環境の限界• フロンティアの喪失・・・低金利時代    多くの発展途上国の離陸    新たな消費財の枯渇• 金融資本等の暴走

時代の転換をどう見るか

意識の変化はどう進むか• 世代を重ねて変化

  団塊の世代の体験    『成長の限界』で意識したが    現役時代に対応せず

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