上手なプレゼンのための ワンポイント・アドバイス
Post on 08-Jan-2016
33 Views
Preview:
DESCRIPTION
TRANSCRIPT
1
上手なプレゼンのためのワンポイント・アドバイ
ス
1.手元PCに読み上げ原稿を表示する2.無償ソフトウェア「ZoomIt」の活用3.プロフなどの携帯サイトの検索
Go!
Go!
Go!
2
1.手元PCに読み上げ原稿を表示する
Back!
印刷した発表原稿を見ながらの発表ではなく, Power Point の「ノート」を利用して発表者のパソコン画面のみに原稿を表示させる方法をご紹介します。 ※ Windows XP と Power Point 2003 を利用した場合でご紹介します。 ※発表者のパソコン画面以外にプロジェクタや大型ディスプレ等の外部接続モニタがあり, 複数モニタ表示機能に対応している必要があります。
● Windows の設定
Windows に外部接続モニタを認識させます。
● Power Point の設定
スライドショーを表示するモニタを Power Point 上で設定します。
発表者の画面にのみ、原稿が表示されます
3
● Windows の設定● 発表者パソコンを立ち上げた後,プロジェクタ等の外部接続モニタとケーブル接続します。
● 発表者パソコンのデスクトップ上の何もないところで右クリックし,表示されるメニューから「プロパティ」をクリックします。
● 「画面のプロパティ」が開くので,「設定」タブをクリックします。モニタの2(外部接続モニタ) を選択し,右クリックして開いたメニューの「接続」をクリックします。
※ この場合は,モニタの1が発表者パソコンの画面,モニタの2が外部接続モニタを示します。
4
● モニタ1(発表者パソコン画面)を選択し,「このデバイスをプライマリモニタとして使用する」 にチェックが入っていることを確認します。
● 「画面のプロパティ」 の「 OK 」を押下し,以上で Windows の設定は終了です。
5
● Power Point の設定● 発表者パソコン上で Power Point を起動し,プレゼンファイルを開きます。
● Power Point のメニューバーにある「スライドショー」のプルダウンメニューを開き,「スライドショーの設定」をクリックします。
6
● 「スライドショーの設定」が開くので,「複数モニター」の「スライドショーの表示」に「モニタ2」を設定します。また「発表者ツールを表示する」をチェックします。 ※モニタの2が外部接続モニタを示します。外部接続モニタが正常に認識されていないと 「複数モニター」内の表示がグレー表示(設定できない)状態になります。
● 「スライドショーの設定」の「 OK 」を押下し,以上で Power Point の設定は終了です。
7
● 「スライドショー」を開始すると,「モニター1」の発表者パソコンの画面には発表者ツールが表示されます。「モニター2」の外部接続モニタには 「スライドショー 」が表示が表示されます。
「モニター1」:発表者パソコンの画面
「モニター2」の外部接続モニタの画面
ノートが表示されます
Back!● 説明は以上です。
8
2.無償ソフトウェア「ZoomIt」の活用 マイクロソフトが管理するサイトから無償でダウンロードできるソフトウェア「ZoomIt」を活用することで,プレゼンの画面を拡大したり,画面に注釈を記入したりすることができます。その利用方法を説明します。
※ Windows XP 以降のパソコンで利用できます。
● 何ができるのか。
プレゼン画面の拡大表示の Zoom 機能や画面上への線の描画ができる Draw 機能、
またグループ討議などの残り時間(カウントダウン表示)する Break Timer 機能がある。
● どのように入手するのか。
マイクロソフトのサイト「 Windows Sysinternals 」からダウンロードして入手します。
● どのように使うのか。
Zoom 機能と Draw 機能、及び Break Timer 機能の使い方について解説します。
Back!
9
● 何ができるのか。● 「ZoomIt」で, Zoom (画面の拡大表示)することで,画面が拡大されて表示されます。 プレゼン画面の一部を大きく引き延ばして,注目させる場合に有効です。 (下の例では4倍に拡大表示されていますが,さらに拡大表示することも可能です。)
拡大前の表示画面 拡大後の表示画面
10
● 何ができるのか。● 「ZoomIt」の Draw (プレゼン画面上への線の描画)で,画面上に線や四角形,円形 及び矢印などが書くことができます。 アンダーラインの記入,四角形,円形での囲み, 注目ポイントへの矢印などに利用します。 ペンの太さ,色の変更も可能です。
四角形,自由線の記入例 円形,矢印、直線の記入例
● Break Timer 機能は「どのように使うのか。」で説明します。
11
● どのように入手するのか。● 以下の URL でマイクロソフトのサイト「 Windows Sysinternals 」をページを開きます。 URL http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb897434
● 「 ZoomIt のダウンロード」を左クリックしてダウンロードします。
● 「ファイルのダウンロード」が開くので,「保存( S )」を押下し, ZoomIt.zip ファイルを 適当な場所(例えば,デスクトップ)に保存します。
12
● ZoomIt.exe をダブルクリックして起動します。 ※パソコンの設定により, 「 Zoom I t.exe 」は「 ZoomIt 」と表示されます。
● 保存した ZoomIt.ZIP ファイルを解凍すると,フォルダができ,そのフォルダを開くと 以下のような内容が確認できます。
※ ZIP ファイルの解凍方法「 ZIP ファイルの解凍」などでキーワードでインターネット検索すると解凍方法を詳しく説明してくれるページが見つかります。
● 起動すると,画面右下に以下のような アイコンが現れます。
13
● Zoom (プレゼン画面の拡大表示)機能 画面右下に のようなアイコンが表示されている状態で,「 Ctrl 」キーを押しながら「1」キー を押下します。これにより表示画面が4倍に拡大表示されます。
● どのように使うのか。● 画面右下に以下のようなアイコンが表示されている状態で,画面の拡大表示や線の描画 ができます。ここではデフォルト設定(初期設定)状態での使い方を説明します。 (ここでは ZoomIt の画面の拡大表示と線描画機能の使い方を説明します。)
拡大前の表示画面 拡大後の表示画面
14
● Zoom (プレゼン画面の拡大表示)機能(つづき)
「 ESC 」キーの押下,またはマウスの右クリックで拡大表示が解除されます。
マウスポインターの移動操作により,画面が左右上下に移動します。
上下の矢印キー押下,またはマウスホイール操作で拡大表示の倍率を変更できます。
プレゼンなどに利用する場合は,以下のような一連の操作になります。 ①目的のスライドに移動してから 「 Ctrl 」+ 「1」押下して拡大 ②マウスポインターの移動操作で目的の箇所に移動 ③必要があれば表示倍率を変更し ④「 ESC 」キーの押下,またはマウスの右クリックで通常画面に戻る
15
● Draw (画面上への線の描画)機能
画面右下に のようなアイコンが表示されている状態で, 「 Ctrl 」キーを押しながら 「2」キーを押下します。これにより拡大なしの状態で表示画面に描画できるようになります。 画面を拡大している状態で,マウスを左クリックすると,拡大している状態で描画できます。
「 Ctrl 」+「z」押下で最後の描画を,「e」キー押下で全ての描画を消すことができます。
スペースキーを押下すると,ポインターが画面中央に移動します。
Draw 機能を一時中断する場合は,マウスを右クリックします。(画面拡大中に描画後, 表示画面を移動する場合に有効です。)
中断中にもう一度,右クリックすると Draw 機能を終了します。「 Esc 」キー押下でも同様に終了します。
16
描画の色 操作赤 「 r 」押
下緑 「 g 」押
下青 「 b 」押
下橙 「 o 」押
下黄 「 y 」押
下ピンク 「 p 」押
下
描画の形 操作直線 「 Shift 」キーを押下しながら描画四角形 「 Ctrl 」キーを押下しながら描画円形 「 TAB 」キーを押下しながら描画矢印 「 Shift 」+「 Ctrl 」キーを押下し
ながら描画
● Draw (画面上への線の描画)機能(つづき) 以下のような操作で描画の太さ,色,描画する形を変更することができます。
描画の太さ 操作太く 「 Ctrl 」を押しながら,
「↑」(上)矢印キー または,マウスホイールを奥に回す細く 「 Ctrl 」を押しながら,
「↓」(下)矢印キー または,マウスホイールを手前に回す
また描画状態中に「 w 」または「 k 」の押下で白または黒のスケッチパッドになります。
描画の編集 操作描画のコピー 「 Ctrl 」を押しながら, 「 c 」キ
ー押下描画の保存 「 Ctrl 」を押しながら, 「 s 」キ
ー押下( PNG 形式で保存します)
17
「 Options 」を左クリックすると,以下のような画面が表示されます。
● Draw (画面上への線の描画)機能(つづき) 画面右下のアイコンをクリックすると,以下のようなメニューが表示されます。
※ 画面内のタブを切り替えることで Zoom , Draw 以外の各種機能が確認でき,デフォルト設定(初期設定)状態も変更することができます。
18
Back!
● 説明は以上です。
● Break Timer 機能(カウントダウン表示)機能
画面右下のアイコンをクリックすると,以下のような メニューが表示されます。
「 Options 」を左クリックし、 「 Break 」タブを選択する と,以下のような画面が表示されます。 赤で囲んだところで、カウント時間(分単位)を設定し、 「 OK 」を押下します。
あらためて画面右下のアイコンをクリックし 「 Break Timer 」を左クリックすると、カウント画面が 以下のように表示されます。
19
● プロフなどの携帯サイトには,携帯電話専用サイトが増え,パソコンから参照ができない ように設定されています。 例えば,プレゼン資料に実態のプロフ画像を利用するような場合は,ここで紹介するような 方法から,画像を取得して下さい。
ここでは ・携帯電話からの参照に疑似するブラウザを使って参照する方法 ・携帯電話エミュレータ(携帯電話の動きを疑似するソフトウェア)を使って参照する方法 を紹介します。
※携帯電話専用サイトには,エミュレータやブラウザでは参照できないページもあります。 ※いずれの方法もソフトウェアのインストールを行います。 特に新しくブラウザをインストールする場合は,パソコンの既存設定を変更する, 目的以外のソフトウェアも一緒にインストールすることなどがあります。 事前にインストール方法を調査するなどしてから,インストールして下さい。
3.プロフなどの携帯サイトの検索
Back!
20
● ブラウザを使う方法● ウェブブラウザ「 Lunascape 」を使って参照する方法 ・以下のURLからウェブブラウザ「 Lunascape 」をダウンロードし,インストール方法に従って インストールします。 http://www.lunascape.jp/ ・インストール後,メニューバー「ツール」→ 「 Lunascape 設定」を開き,「エンジン固有」→ 「 Trident 」の「 UserAgent を変更する」をチェックし, Docomo , KDDI またはソフトバンクの 携帯電話の UserAugent に変更してから利用して下さい。
● ウェブブラウザ「 FireFox 」 + User agent switcher を使って参照する方法・ 以下のURLからウェブブラウザ「 FireFox 」をダウンロードし,インストール方法に従って インストールします。 http://mozilla.jp/firefox/・インストール後,ウェブブラウザ「 FireFox 」から以下のURLにアクセスし User Agent Switcher をダウンロードしてインストールして下さい。 http://chrispederick.com/work/user-agent-switcher/・インストール後,メニューバー「ツール」→ 「アドオン」で「アドオン」を開き, User Agent Switcher の設定ボタンを押下し, 携帯電話に応じた User Agent を追加します。・ メニューバー「ツール」→ 「 Default User Agent 」で追加設定した User Agent に変更してから 携帯サイトにアクセスします。
21
●各キャリアの携帯電話エミュレータが以下のURLからダウンロードできます。 ・ドコモ: i-mode HTML Simulator II http://www.nttdocomo.co.jp/service/imode/make/content/browser/html/tool2/ ・ソフトバンク : ウェブコンテンツビューア http://creation.mb.softbank.jp/web/web_tool.html ※ ダウンロードにはダウンモバイルクリエイションへの会員登録が必要です。 各々の携帯電話エミュレータのインストール方法は各キャリアのホームページを参照下さい。
● 携帯電話エミュレータを使う方法
● 各キャリアの携帯電話エミュレータ画面
i-mode HTML Simulator II の画面
例
ウェブコンテンツビューアの画面例
● 簡単な使い方 ・携帯電話エミュレータのソフトウェア を立ち上げ,検索サイトに移動する。 ・「プロフ (学校名)」,「掲示板 (学校名) 」, 「裏サイト (学校名) 」などをキーワードに 検索する。
※検索サイト例 Google http://www.google.co.jp/ goo http://mobile.goo.ne.jp/
● 説明は以上です。 Back!
top related