03 1 断片的情報の構造化_前振りと実録kj法の流れ

京大サマーデザインスクール2014

京大サマーデザインスクール2014　

　(c)2014 西尾泰和(サイボウズ・ラボ)

西尾泰和

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断片的情報の構造化

断片的情報の構造化　

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みなさんの前にはたくさんの付箋“断片的情報”がある

断片的情報の構造化　

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これをどうするのか？

断片的情報の構造化　

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情報を構造化したい　　　組織化したい　　統合したい　　整理したい

断片的情報の構造化　

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色々な言い方はあるが要は「まとめたい」

断片的情報の構造化　

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なぜまとめられない？

断片的情報の構造化　

「まとめたい→まとめられない」のギャップはなぜ？　

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情報が多すぎて混乱人間の認知能力の限界

断片的情報の構造化　

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やり方の工夫で乗り越えよう

断片的情報の構造化　

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そこでKJ法

断片的情報の構造化　

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KJ法の流れKJ法の実践KJ法の背景

断片的情報の構造化　

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KJ法の流れKJ法の実践KJ法の背景

断片的情報の構造化　

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雰囲気をつかむために流れを追ってみよう

実録　KJ法の流れ　

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京大サマーデザインスクール2014　

実録KJ法の流れ

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今回このKJ法の資料作り自体をKJ法でやって過程を記録した

実録　KJ法の流れ　

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実録　KJ法の流れまず2分半で脳内の思いついたことを書きだしてみた(7枚)

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実録　KJ法の流れ次に25分で「発想法」を読みながら思いついたことを書きだしたり抜き書き

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実録　KJ法の流れ「そもそも何のためなの」が抜けていると思ったので2分半で書き出し

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実録　KJ法の流れさらに25分「発想法」を読む。手法の章だったので抜き書きの枚数が多い。

27分で41枚　

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実録　KJ法の流れ「知の探検学」を25分読んで付箋づくり

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実録　KJ法の流れ実は講義の全体像を練るために事前に書いていた付箋がいくつかあるので回収

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実録　KJ法の流れ適当な空いている机を見つけたのでここに広げることに決めた

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実録　KJ法の流れ付箋を広げた(6分かかった)

(実はまだホワイトボードに貼られていた付箋は合流していない)　

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実録　KJ法の流れ3分後、徐々にまとまってきた

隙間が増えたのでホワイトボードの付箋も合流させた　

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実録　KJ法の流れまとめ始めて10分経過

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実録　KJ法の流れ一部拡大

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実録　KJ法の流れ20分経過、表札は赤丸で囲むことにした

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実録　KJ法の流れどんどん束ねて表札をつけ、圧縮していく

25分やって、休憩して、再開して10分目の写真　

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実録　KJ法の流れイレギュラーな「図の付箋」が動き始める

17分目　

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実録　KJ法の流れ　

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実録　KJ法の流れ50分経過

正確には「25分のセッションの2回目が終了」途中に休憩が入っている　

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実録　KJ法の流れ「離れザル」を集めてみた

どこに入れるか悩ましい…　

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実録　KJ法の流れ空間的配置に意味をもたせた

離れザルは未解決　

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実録　KJ法の流れおおまかに2つのグループがあるが、継ぎ目にある付箋をどちらに入れるか悩む

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実録　KJ法の流れおおまかに2つのグループがあるが、継ぎ目にある付箋をどちらに入れるか悩む

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実録　KJ法の流れ75分経過、束を更に束ねて離れザルも吸収

第3セッション終了時　　

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実録　KJ法の流れあらためて空間的配置

自宅に持ち帰っているので背景が変わっている　

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実録　KJ法の流れKJ法A型(図解化)途中

よくあるクロッキー帳(30.7cmｘ25.3cm)を使っている　

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実録　KJ法の流れもう片方も空間的配置

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実録　KJ法の流れKJ法A型(図解化)完了

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実録　KJ法の流れ話の流れを描き入れた

実は図解化してから2日後。A4にコピーして書き込んでいる　

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実録　KJ法の流れ「KJ法の背景」の「まとめる」をスライド化(KJ法B型の亜種)

スライドを作る過程で机に並べた。25分、付箋23枚、スライド20枚　

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実録　KJ法の流れ「KJ法の背景」の「実験科学」「問題理解の必要」をスライド化

つなぎがスムーズでないので「実験科学は万能ではない」を追加25分、付箋18枚、スライド15枚

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実録　KJ法の流れ「KJ法の背景」の「チームワーク」「関係するかもしれない」をスライド化

25分、付箋20枚、スライド12枚

スムーズでないのでかなり組み替えた。特に「関係するかもしれない」は個人とチームの両方に入っていたので、くくりだして「KJ法の実践」の中に移動

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実録　KJ法の流れ修正された図解

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実録　KJ法の流れ「KJ法の実践」スライド作成後の図解

25分×3、付箋87枚、スライド74枚　

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実録　KJ法の流れ規模感

付箋148枚所要時間7.5時間

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実録　KJ法の流れ規模感

『発想法』p69　

2時間のブレストが数十枚～百数十枚の

付箋になる

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実録　KJ法の流れ規模感

1人でやっても2時間で百数十枚の

付箋になった

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実録　KJ法の流れ規模感

◯1個が25分　

付箋づくり◯◯◯◯まとめ作業◯◯◯　図解化　　◯◯　　スライド化◯◯◯◯◯◯　

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実録　KJ法の流れ規模感

◯1個が25分　

付箋づくり◯◯◯◯まとめ作業◯◯◯◯　図解化　　◯◯◯　　口頭説明　◯◯◯

このWSの大まかな時間配分51

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付録

付録　

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付録　

情報収集・構造化をKJ法で行って講義資料を作るとどうなるか？

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付録　

取捨選択のフェーズが含まれていない

↓資料は初期に「必要かも」と思った内容を全部含む

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付録　

出来上がりを見て「やっぱりいらない」の枝刈りが必要

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付録　

具体例

アイデアの干渉作用→付録へ移動

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付録　

第1版ができてから他の章と見比べて

　再構築（リファクタ）

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付録　

・データ集め・ラベル作り→2章にマージ

・2章にもかかれていた「チームでの書き出し法」

→3章にマージ

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付録　

スライドの再構成は16upでプリントして

再度KJ法した

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付録　

Why 16up?

付箋とほぼ同サイズになるから

その後はさみで切る回数を減らすために25upマージンなしのPDFを作るツールを作った

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付録　

「はがせるスティックのり」を試してみた→イマイチ　

未解決問題切り抜くのがめんどくさい裏に糊がついていない

↓印刷できる付箋が欲しい

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このスライドは、サイボウズ・ラボの西尾泰和と竹迫良範が、 京都大学サマーデザインスクール 2014で行った「学び方のデザイン」の講義資料の一部です。

他のスライドは http://nhiro.org/kuds2014/ で見つけることができます。

　このスライドについて

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