1.スキャンツールの操作練習 -...
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1.スキャンツールの操作練習
使用スキャンツール:
<基本操作の練習>
スキャンツールの操作をひととおり実施してみましょう
※エアフロメータのコネクタを取り外してDTCを入力させる。
分類 実施項目 チェック
基礎偏
DTC ALLダイアグの表示
フリーズデータの表示
ECUデータ
ALLデータ表示
グラフ表示
データ保存・再生
アクティブテスト 気筒毎噴射停止、VVT・OCV作動点検等
応用偏 PC連携
PC転送、保存、再生
(ALLダイアグ、フリーズデータ、ECUデータ)
グラフ解析 グラフ調整
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操作練習
(応用編)
<グラフ解析の練習> ECUデータグラフの縦軸・横軸の調整、データ再生機能を活用し、始動時及び
その前後の噴射時間、点火時期を確認してみましょう。
エンジン回転数
IG-ON 始動時 アイドル
IG-ON 始動時 アイドル
(安定後) (単位:rpm)
スタータ信号
IG-ON 始動時 アイドル
燃料噴射時間
IG-ON 始動時 アイドル
(単位:mS)
点火時期
IG-ON 始動時 アイドル
(単位:℃A)
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2.正常データの収集 実習車① ( )
エンジンの制御に必要なECUデータ値を確認しましょう(データの選択)
測定項目 IG-ON
(E/G停止) アイドル 2000RPM 単位
エンジン回転数 rpm
インテークマニホールド圧 KPa
吸入空気量 g/s
エンジン冷却水温 ℃
噴射時間 ms
サーキットオープニングリレー ON・OFF ON・OFF ON・OFF
実空燃比λ(ラムダ) 倍
A/Fセンサ電圧 V
O2センサ電圧 V
F/B補正値 %
F/B学習値 %
F/B実施状態 実施中・未実施 実施中・未実施 実施中・未実施
点火時期 ℃A
※トラブルシュートの参考値とします。データは保存しておいてください。
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2.正常データの収集 実習車② ( )
エンジンの制御に必要なECUデータ値を確認しましょう(データの選択)
測定項目 IG-ON
(E/G停止) アイドル 2000RPM 単位
エンジン回転数 rpm
インテークマニホールド圧 KPa
吸入空気量 g/s
エンジン冷却水温 ℃
噴射時間 ms
サーキットオープニングリレー ON・OFF ON・OFF ON・OFF
実空燃比λ(ラムダ) 倍
A/Fセンサ電圧 V
O2センサ電圧 V
F/B補正値 %
F/B学習値 %
F/B実施状態 実施中・未実施 実施中・未実施 実施中・未実施
点火時期 ℃A
※トラブルシュートの参考値とします。データは保存しておいてください。
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3.空燃比系センサの作動点検
アクティブテストで燃料噴射量を増減させ、空燃比系センサの作動を確認しましょう。
+24.8% -12.5%
※噴射量の増減に対するセンサの反応は?
増 減
( )倍
増 減 増 減
実空燃比λ(ラムダ)(%)
( )V
( )V
O2センサ電圧(V)
A/Fセンサ電圧(V)
( )倍
( )倍
( )V
( )V
( )V
( )V
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4.故障診断
【不具合①】 アイドリングが不安定
設定:
症状/ダイアグ
ECUデータからの検証:
測定項目 不具合時 正常時
検証のポイント: アイドル 2000rpm アイドル 2000rpm
エンジン回転数 rpm rpm rpm rpm ① 補正値や学習値は正常時と比較し
てどうか
吸入空気量 g/s g/s g/s g/s
噴射時間 ms ms ms ms
実空燃比λ 倍 倍 倍 倍
A/Fセンサ電圧 V V V V ② 回転が高い領域ではどうか
O2センサ電圧 V V V V
F/B補正値 % % % %
F/B学習値 % % % %
F/B実施状態 実施中 実施中 実施中 実施中
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4.故障診断
【不具合②】 アイドリングが不安定
設定:
症状/ダイアグ
ECUデータから検証:
測定項目 不具合時 正常時
検証のポイント: アイドル 2000rpm アイドル 2000rpm
エンジン回転数 rpm rpm rpm rpm ① 補正値や学習値は正常時と比較
してどうか
吸入空気量 g/s g/s g/s g/s
噴射時間 ms ms ms ms
実空燃比λ 倍 倍 倍 倍
A/Fセンサ電圧 V V V V ② 回転が高い領域ではどうか
O2センサ電圧 V V V V
F/B補正値 % % % %
F/B学習値 % % % %
F/B実施状態 実施中 実施中 実施中 実施中
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4.故障診断
【不具合③】:アイドリングが不安定
設定:
症状/ダイアグ
ECUデータから検証:
測定項目 不具合時 正常時
検証のポイント: アイドル 2000rpm アイドル 2000rpm
エンジン回転数 rpm rpm rpm rpm ① 補正値や学習値は正常時と
比較してどうか
吸入空気量 g/s g/s g/s g/s
噴射時間 ms ms ms ms
インテークマニホールド圧 KPa KPa KPa KPa
実空燃比λ 倍 倍 倍 倍
A/Fセンサ電圧 V V V V ② マニホールド圧は正常時と比
較してどうか
O2センサ電圧 V V V V
F/B補正値 % % % %
F/B学習値 % % % %
F/B実施状態 実施中 実施中 実施中 実施中
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5.故障診断
【不具合】 エンジンが始動しない
設定:
症状/ダイアグ
ECUデータからの検証:
測定項目 IG-ON
(E/G停止) 始動時 【MEMO】
エンジン回転数 rpm rpm
吸入空気量 g/s g/s
エンジン冷却水温 ℃ ℃
ニュートラル判定 ON・OFF ON・OFF
噴射時間 ms ms
サーキットオープニングリレー ON・OFF ON・OFF
点火時期 ℃A ℃A
スタータ信号 ON・OFF ON・OFF
※スタータリレー、サーキットオープニングリレーのアクティブテストも活用しましょう。
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6.再現性が低い場合の故障診断 (フリーズデータの活用)
【不具合①】 時々エンスト
設定:
DTCの確認: フリーズデータの確認:
データ項目 検出点 単位 データ項目 検出点 単位 データ項目 検出点 単位
車速 Km/h 噴射時間 ms F/B補正値 %
エンジン回転数 rpm サーキットオープニ
ングリレー 点火時期 °
吸入空気量 g/s 目標空燃比 倍 スタータ信号
大気圧 kPa 実空燃比 倍 ニュートラルスタート
スイッチ
インテークマニホー
ルド圧 kPa A/Fセンサ電圧 V 失火カウンタ
冷却水温 ℃ O2センサ電圧 V ATロックアップ状態
バッテリ電圧 V F/B学習値 %
※不具合発生時のECUデータを保存、グラフ解析して発生時の状況をさらに詳しく調べましょう。
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7.再現性が低い場合の故障診断 (フリーズデータの活用)
【不具合②】 時々エンスト
設定:
DTCの確認: フリーズデータの確認:
データ項目 検出点 単位 データ項目 検出点 単位 データ項目 検出点 単位
車速 Km/h 噴射時間 ms F/B補正値 %
エンジン回転数 rpm サーキットオープニ
ングリレー 点火時期 °
吸入空気量 g/s 目標空燃比 倍 スタータ信号
大気圧 kPa 実空燃比 倍 ニュートラルスタート
スイッチ
インテークマニホー
ルド圧 kPa A/Fセンサ電圧 V 失火カウンタ
冷却水温 ℃ O2センサ電圧 V ATロックアップ状態
バッテリ電圧 V F/B学習値 %
【MEMO】
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