20141004 ゼウス・ラーニングパワーlinuxサーバ構築セミナー

Post on 31-May-2015

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Linux Server Seminar in Zeus Learning Power(2014.10.4)

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Linuxサーバ構築セミナー

2014年10月4日(土)

ゼウス・ラーニングパワー

取締役専任講師 鯨井貴博

Linux・Networkの基礎から、現場経験を活かしたトラブルシュートまで幅広い講義を行います!

[プロフィール]LPIC レベル3・情報処理技術者資格などを保有し、現場ではネットワーク構築・海外メーカー国内一次代理店でのテクニカルサポート業務を

経験。現在は講師として自身がIT未経験から学んできた経験を交えた講義を行っている。

また、LPI-Japan認定トレーナー、

学校法人電波学園 東京電子専門学校 Linux担当非常勤講師、

オープンソース技術 開発研究所 、日本Nginxユーザー会としても活動中。

[保有資格]LPIC レベル3 Core(301)LPIC レベル3 Mixed Environment(302)LPIC レベル3 Security(303)LPIC レベル3 Virtualization & High Availability(304)

HTML5プロフェッショナル レベル1情報処理技術者 応用情報処理技術者/基本情報処理技術者MCP Microfoft Windows Server 2008 Active DirectoryITIL FoundationCCNA

Microsoft Office Specialist(Word2010/Excel2010)

講師紹介

講師紹介

Linux開発者のLinus Torvaldsさんと私(ゼウス・ラーニングパワーCarl先生も一緒)

in LinuxConJapanhttp://www.lpi.or.jp/news/event/page/20130529_02_report/

nginx開発者のIgor Sysoevさんと私in 日本Nginxユーザー会http://nginx-ug.jp/

ゼウス・ラーニングパワー @ZeusLearning BLOG

http://blog.zeus-learning.jp

http://opensourcetech.hatenablog.jp/

http://ameblo.jp/opensourcetech/

講師紹介

ITトレメで、LPICレベル2の問題作成などもしてます。http://jibun.atmarkit.co.jp/scenter/ittrain/129_exam_1_q.html

本日のレジュメ

①Virtualboxによる仮想マシン作成

②Linux(CentOS6.5)のインストール

③Webサーバ(apache)の構築

おまけ

WebサーバのSSL可

仮想マシン作成

①Virtualboxによる仮想マシン作成

仮想マシン作成

Virtualboxは以下のURLから

取得出来ます。

https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads

10/1時点の最新バージョンは、

4.3.16となります。

仮想マシン作成

上部の新規から仮想マシンを作成します。

仮想マシン作成

仮想マシンのスペックは以下としました。

名前:任意

メモリ:1024MB(1GB)

HDD:20GB

ネットワーク:ブリッジアダプター

CPU:PAE/NXを有効化

マシンのタイプ:Linux

マシンのバージョン:Linux 2.6/3.x(32bit)

仮想マシン作成

仮想マシン作成

Linuxのインストール

②Linux(CentOS6.5)のインストール

Linuxのインストール

CentOS6.5の入手

http://wiki.centos.org/Downloadから、

取得します。

Linuxのインストール

今回は、

CentOS-6.5-i386-bin-DVD1.isoを

使用します。

Linuxのインストール

仮想マシンのDVDドライブに、

ISOイメージをセットし、起動とします。

Linuxのインストール

Install or upgrade an existing systemを選択します。

Linuxのインストール

ディスクチェックを、Skipします

Linuxのインストール

Nextをクリックします。

Linuxのインストール

インストールに使用する言語として、

日本語を選択します。

Linuxのインストール

使用するキーボードタイプとして、

日本語を選択します。

Linuxのインストール

ストレージデバイスのタイプとして、

基本ストレージデバイスを選択します。

Linuxのインストール

データが消去される警告が出ますが、

「はい、含まれていません」を選択します。

Linuxのインストール

続いて、ネットワークの設定を行います。

Linuxのインストール

system eth0を編集します。

編集箇所は、自動起動するにチェックを入れ、

DHCPになっていることを確認します。

Linuxのインストール

タイムゾーンとして、

アジア/東京を選択します。

Linuxのインストール

rootパスワードを設定します。

Linuxのインストール

パーティションの設定をします。

Linuxのインストール

以下が、設定後のパーティション。

Linuxのインストール

警告が2回でますが、「フォーマット」、

「変更をディスクに書き込む」を選択します。

Linuxのインストール

ブートローダの設定。

特に変更の必要はありませんので。

そのまま「次へ」を選択します。

Linuxのインストールソフトウェアの選択。

Minimal(最小限)と「今すぐカスタマイズ」を

選択します。

Linuxのインストール

ベースシステム > ベースにチェック。

※お好みで変更可能

Linuxのインストール

ソフトウェアのインストールが行われます。

Linuxのインストール

インストールの完了。

再起動をクリックします。

Linuxのインストール

再起動後、loginと表示されたら、

root(使用するユーザー名)

及びパスワードを入力します。

LinuxのインストールGNUコマンドの紹介

ls(ディレクトリ内のファイル一覧表示)

cd(ディレクトリ移動)

pwd(カレントディレクトリ表示)

viエディタの使用方法

i(文字入力モードへの切り替え)

ESC(コマンドモードへの切り替え)

x(一文字削除)

dd(一行削除)

yy(一行コピー)

p(貼り付け)

ZZ(ファイル保存)

:set number(行番号表示)

Webサーバの構築

③Webサーバ(apache)の構築

Webサーバの構築

apache(CentOSではhttpd)をインストールします。

yum –y install httpd

実行後に、Complete!と表示されていれば問題ありません。

Webサーバの構築

続いて、設定ファイルの確認です。

/etc/httpd/conf/httpd.confにて、

以下のようになっていればOKです。

Listen 80(136行目)

ServerName www.example.com:80(276行目)

DocumentRoot /var/www/html(292行目)

DirectoryIndex index.html index.html.var(402行目)

Webサーバの構築

Webサーバの構築

続いて、コンテンツファイルの作成を行います。

コンテンツファイルは、

/var/www/htmlディレクトリ配下にindex.htmlという名前で

作成します。

内容としては、HTMLにて記述します。

Webサーバの構築

apache(httpd)の起動

/etc/init.d/httpd start

(service httpd startでも可)

apache(httpd)の起動状態の確認

netstat –ta | grep http

Webサーバの構築

iptables(FW)の設定

iptables –Fとして、FWのルールを無効化します。

無効化せずに、FWルールを追加する場合には、

iptables –I INPUT 5 –p tcp –dport 80 –m state –state

NEW –j ACCEPTとします。

Webサーバの構築

Webサーバで使用されているIPアドレスを、

ifconfigコマンドで確認します。

eth0のinet addr欄に記載されているものが、

IPアドレスとなります。

Webサーバの構築

あとは、クライアントのブラウザから、

「http://サーバのIPアドレス」でアクセスすると、

コンテンツファイル(index.html)のHTMLが解釈され、

表示されます。

WebサーバのSSL可

おまけ

WebサーバのSSL可

WebサーバのSSL可

mod_ssl(apacheのSSLモジュール)をインストールします。

yum –y install mod_ssl

実行後に、Complete!と表示されていれば問題ありません。

WebサーバのSSL可

mod_sslのインストールにて、

/etc/httpd/conf.dディレクトリ配下に

ssl.confというSSL通信用のファイルが

作成されます。

WebサーバのSSL可

ssl.confの設定を反映さえる為、

apacheを再起動します。

/etc/init.d/httpd restart

また、iptables(FW)にてhttps通信のポート(TCP443)の

ルールを追加します。

iptables –I INPUT 5 –p tcp –dport 443 –m state –state

NEW –j ACCEPT

WebサーバのSSL可

あとは、クライアントのブラウザから、

「https://サーバのIPアドレス」でアクセスすると、

例外を追加としたあと、

コンテンツファイル(index.html)のHTMLが解釈され、

表示されます。

WebサーバのSSL可

ブラウザのURL部を見ると、

鍵などのマークが表示され、

SSLによる通信の暗号化がされている事が確認出来ます。

参考資料

Linux(CentOS6.5)のインストールhttp://opensourcetech.hatenablog.jp/entry/2014/02/24/231440

その他、http://opensourcetech.hatenablog.jpでは、

nginx(webサーバ)や各種サーバの構築方法、

CentOS7のインストール方法、LPICに関することなど、

Linuxやオープンソースに関する様々な情報を紹介しています。

ゼウス・ラーニングパワーからのお知らせ

指定条件を満たすと、

受講料総額の20%(上限10万円)が

ハローワークから支給されます。

詳細は、http://www.zeus-learning.jp/。

ゼウス・ラーニングパワーからのお知らせ

また、給付金支給対象でなくても、

今回のセミナーに参加頂いた方には、

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※上記と併せて入学金も無料となります。

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