解説プレゼン:真庭市スポーツ振興ビジョン2016 2020
Post on 23-Feb-2017
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解説:真庭市スポーツ振興ビジョン 2016-2020
MANIWA Sports Vision 2016-2020
高岡敦史真庭市スポーツ推進審議会副 会長
真庭市スポーツ振興計画策定委員会 委員長岡山大学教育学研究科 講師
なぜ,スポーツ振興が必要なのか?ハシビロコウ
ガラパゴスゾウガメ
チーター
ヤンバルクイナ
他の種との競争に負けて絶滅危惧に陥っている動物
IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストに載っている日本の絶滅危惧種 372種(全世界 22,000種)
http://www.konicaminolta.jp/kids/animals/
真庭のスポーツは大丈夫でしょうか?
なぜ,スポーツ振興が必要なのか?
•スポーツは人類共通の文化•明るく豊かな生活の基盤•かけがえのない生活文化
•心身の健康保持・増進•生活の張り,生きがい•地域の人と人のつながりを育み,地域を活性化することにつながる
これらの「うたい文句」で,子どもたちや若い指導者の心に響きますか?
なぜ,スポーツ振興が必要なのか?
•人口減少という危機 スポーツをする人の減少・・・
指導する人の減少・・・
支える人の減少・・・
なぜ,スポーツ振興が必要なのか?
•人口減少という危機 スポーツをする人の減少・・・
指導する人の減少・・・
支える人の減少・・・
MANIWA Sports Visionはどうやって作られたか?
• 策定委員会の組成と会議
学校体育(特に運動部活動)
地域スポーツ 競技スポーツ
北房・落合エリア
久世・勝山エリア
美甘・湯原・蒜山
エリア
・ 9人の策定委員の選出・全5回の策定委員会+全4回スポーツ推進審議会
平成 27年 4月 30日 第 1回審議会 真庭市役所平成 27年 5月 20日 第 1回策定委員会 真庭市役所平成 27年 7月 6日 第 2回策定委員会 蒜山振興局平成 27年 8月 17日 第 3回策定委員会 落合白梅体育館平成 27年 11月 10日 第 2回審議会 真庭市役所平成 27年 11月 17日 第 4回策定委員会 勝山文化センター平成 27年 12月 7日 第 5回策定委員会 湯原ふれあいセンター平成 28年 2月 4日 第 3回審議会 久世公民館平成 28年 3月 24日 第 4回審議会 真庭市役所
MANIWA Sports Visionの全体像• 期間:平成 28年 4月 1日~平成 33年 3月 31日( 5年間)(平成 32年夏:東京五輪開催)
課題認識何が問題なのか?
解決策どのように解決するか?
MANIWA Sports Visionの理念
ここが一番大切なので最後にお伝えします!
学校体育(特に運動部活動)の課題
運動部活動が衰退傾向にある。
□ スポーツの多様化、運動離れ、生徒数減少等に伴って、運動部活動加入者数が低下□加入者数減少に伴って、チーム組成が難しくなっている。□顧問教員の専門性の差が運動部活動の活動の活発さの差を生んでいる。
□顧問教員の異動に伴って、運動部活動の活発さに浮き沈みがある。□外部指導者の活用の成果に部活動間の差異がある。
□複数校合同部活動を検討するが、生徒の移動が困難で実現できない地域がある。
□小学生年代において、運動機会(時間・空間・仲間)が減少している。□小学生年代において、運動習慣が未定着である。
学校体育(特に運動部活動)
運動部活動の活性化とゴールデンエイジ期における基礎づくり
1)スポ少・中・高校運動部活動等の団体間の連携を強化しましょう。
2)地域スポーツ指導者との連携体制を構築しましょう。
3)可能な学校における複数校合同部活動を促進しましょう。
4)ゴールデンエイジ期に運動・スポーツの楽しさを身に付けさせましょう。
地域スポーツの課題スポーツに関わる人と関わらない人に
二極化している。□ 小学生年代の運動・スポーツ実施率が低下している。□ 働き盛り世代( 20 代~ 50 代)のスポーツ参加が二極化している。
□ スポーツ施設利用の重複が起こっており、特に平日夕方から夜にかけて一部スポーツ施設が混雑している。
□ 障がい者スポーツの推進が進んでいない。□ 支えるスポーツ(指導者・スポーツボランティア等)への参加が二極化している。
□ 支えるスポーツ(指導者・スポーツボランティア等)の世代交代ができていない。
□ 地域スポーツイベントの参加者数が低迷している。
地域スポーツ
スポーツに関わっていない人のスポーツ意欲とスポーツ参加可能性の向上
1)ゴールデンエイジ期の子どもたちの運動・スポーツを促進しましょう。
2)働き盛り世代のスポーツ参加意欲を向上させましょう。
3)障がい者スポーツを推進しましょう。
4)支えるスポーツ人材を発掘・育成しましょう。
5)多くの住民が参加しやすいスポーツイベントを企画・開催しましょう。
6)体育・スポーツ施設の効率的利用を促進しましょう。
競技スポーツの課題指導者不足は競技スポーツの
持続可能性の危機をもたらしている。
□ 指導者人材のバトンタッチ(世代交代と継承)が 進んでおらず、一部の指導者に責務が集中している。
□ ボランティアとしての気軽な参加や若手指導者の 参加が進んでいない。
競技スポーツ
指導者の世代間継承・世代交代の促進
1)競技団体の危機感を醸成しましょう。「絶滅危惧競技」(仮称)の指定(チーム数の減少率、登録競技者数の減少率等より)
2)指導者の仲間集めを進めましょう。指導者の情報交換と相互研鑽をする地区別スポーツ連絡協議会(仮称)の創設
(後回しにしていた)MANIWA Sports Visionの理念
スポーツは、
行政やスポーツ統括団体によって一方的に提供される<サービス>ではなく、
スポーツに関わるすべての市民によって育まれる<文化>です。
(後回しにしていた)MANIWA Sports Visionの理念
真庭市のスポーツ振興の多くの部分は、
市民の皆さんの手に委ねられています。
真庭市のスポーツ振興を自らの問題として受け止め、
市民の皆さんの活力や知恵・ノウハウをもってスポーツ振興施策を展開させていくことが重要です。
(後回しにしていた)MANIWA Sports Visionの理念
•スポーツ関連団体の運営の自律化・自立化
•スポーツ振興基本計画を各団体・各地域が 自らの特性に合わせて
具体的な実施計画(ロードマップ)に落とし込む
(後回しにしていた)MANIWA Sports Visionの理念
•真庭市体育協会員が 30年後の真庭市のスポーツの持続可能性を考え,
具体的な実施計画(ロードマップ)に落とし込む!
真庭市体育協会独自の MSV実施計画を策定します!
グループワーク
『真庭市体育協会スポーツビジョン 2016-2020 』の策定に向けて
次の課題について,解決策を考えましょう.
Q. 30年後を託せる若い指導者を増やす
① 個人で付箋にアイディアを書き出す(相談しない!)
②アイディアをテーブルの上に出す(ここでは読むだけ.説明しない)
③ ベスト 5のアイディアを選ぶ(ここで深く議論!!)
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