助成財団の職員が教える! 「助成申請の心得と書き方」講座 ·...

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助成財団の職員が教える!

「助成申請の心得と書き方」講座

2007年7月31日(火)於:岡崎市北部地域交流センター

日本財団経営企画グループ情報コミュニケーションチーム

荻上 健太郎http://blog.canpan.info/kaizokudan/

「助成申請の心得と書き方」講座in岡崎 2007年7月31日(火)       日本財団 荻上 健太郎 2

目次

 1.日本財団とは? 2.財務状況を把握していますか? 3.NPOの多様な資金源 4.助成金と助成財団 5.助成金の性格と特徴 6.助成金を申請する前に 7.申請書作成にあたって 8.申請書作成ワーク 9.NPOに求められる情報開示力10.CANPANのご紹介

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1.日本財団とは?

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1.日本財団とは?

•1962年設立の民間の助成財団

•正式名称は、(財)日本船舶振興会

•競艇の売上金(2.6%)をもとに活動

•国(官)ではできないことや、施策が行き届かない

問題の解決のために、「公の心」をもちながら

「民の視点」で取組んでいます。

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1.日本財団とは?

舟券購入者

競艇場でレース開催

全国24ヵ所

施行者

全国113地方自治体

舟券購入

競艇の売上金の流れ

日本財団交付金2.6%

モーターボート競走会

   交付金1.2%

公営企業金融公庫交付金1.1%

開催経費実費

施行者収益残額

売上金

的中払戻金

75%

25%

「モーターボート競走法」(1951年制定)により規定

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1.日本財団とは?

競艇場:24ヶ所

場外売り場:19ヶ所

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2.財務状況を把握していますか?

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2.財務状況を把握していますか?

お金が足りない、助成金がほしい・・でも、その前に、

「どうしてお金が足りないのか?」

「どのようにお金が足りないのか?」

「財務状況はどうなっているのか?」

・・・と聞かれたら、

みなさんはすぐに答えられるでしょうか?会計帳簿を見せられるでしょうか?

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2.財務状況を把握していますか?

助成金を申請する、助成金を期待する・・その前に、

「団体の財務状況を把握しよう!」

そのために一番効果的な方法は、

「過去3年分の決算報告をならべてみること!」

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2.財務状況を把握していますか?

過去3年分の決算報告をならべてみると・・・

・収入源の比率とその変化

・支出内容の比率とその変化

・予算規模の変化とその理由

を経年で追うことが出来るので、財務状況だけでなく、

団体の成長過程と現状、課題と対策をつかむことが可能!

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2.財務状況を把握していますか?

風邪に喩えるなら・・

「症状が分からなければ薬の処方ができない」

のと同様に、

「財務状況が分からなければ、改善の処方はできない」

そして、

「助成金は処方箋の一つ」

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3.NPOの多様な資金源

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3.NPOの多様な資金源

資金源の話の前に・・・

<NPOの「資金」以外の経営資源>

 ①ヒト

 ②もの

 ③情報

 ④人脈(ネットワーク)

 ⑤ミッション(目的、情熱)

これら資金以外の経営資源を見直し、有効活用しよう!

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3.NPOの多様な資金源

NPOの資金源は?

・政府・自治体→税収

・企業→売り上げ

・NPO→多様!

    ①会費    ④補助金、助成金

    ②寄付    ⑤委託金

    ③事業収益  ⑥融資(NPOバンク)

           ⑦税金(条例による)

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3.NPOの多様な資金源

<NPOの資金源の特徴>

 ①会費

 ②寄付

 ③事業収益

 ④補助金、助成金

 ⑤委託金

→資金源の特徴をよく理解した上で、「バランスの取れた資金源」を目指そう!

自由度

調達効率

自主財源

安定性

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4.助成金と助成財団

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4.助成金と助成財団

そもそも助成金とは?(広辞苑より)

①助成金

 事業や研究などを助けて成就させること。力を添えて成功

させること。

②補助金

 不足を補うために出す金銭。特定の事業の促進を期するた

めに、国または地方公共団体が公共団体・私的団体・個人に

交付する金銭給与。

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4.助成金と助成財団

助成財団にとって助成金とは?

・財団の存在目的を達成するため・様々な地域課題、社会的課題の解決のため・新しい社会的価値を創造するため

の「投資」であると考えている。

    ↓「お金が足りないから、助成金でも申請しよう」

では助成金はなかなか得られない!

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4.助成金と助成財団

<助成財団の現状>

 助成財団 1,087団体

参考文献:日本の助成財団の現状-2004年度調査結果((財)助成財団センターホームページより)

低金利で助成事業費は

減少を続けている!

助成プログラムを

廃止、休止する財団も!

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5.助成金の性格と特徴

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5.助成金の性格と特徴

①単発的な資金 多くは単年度の単発的な資金。長期の場合も3年程度まで。

②管理運営費は対象外 職員給与等の人件費や事務所賃貸・光熱費等の運営費など、団体の管理運営費はほとんど対象外。

③自己負担が必要 全額助成は少なく、自己負担(自己資金)が求められる事が多い。

④使途制限がある 予算書に沿った支出が原則。使途の変更には制約が多い。

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5.助成金の性格と特徴

⑤競争的資金 助成金を求めるライバルは多い。公益法人制度改革により競争が激化することが予測される。

⑥抽選ではない 宝くじのような抽選ではなく、審査により選考。

⑦ミッションに基づく社会投資 助成財団にはミッション(目的)がある。助成金は、そのミッションに基づく社会投資。

⑧経営は厳しい 助成財団も経営は厳しい。より高い投資効果を求める傾向が強まっている。

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5.助成金の性格と特徴

⑨決定してからが大切(大変) 決定がゴールではなく、スタート。どのような成果を出すか、その成果をきちんと発信・公開するかが求められる。

⑩留意事項の遵守が求められる 各種報告、手続き方法など、様々な留意事項がある。守らないと助成金取り消しになる場合もある。

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6.助成金を申請する前に

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6.助成金を申請する前に

Q.助成金獲得の第一歩は?

A.適した制度を探すこと!

助成制度の情報を探すなら・・・

・日本財団公益コミュニティサイトCANPAN(http://canpan.info/)

・(財)助成財団センター(http://www.jfc.or.jp/)

・シーズ=市民活動を支える制度をつくる会(http://www.npoweb.jp)

・NPO活動支援センター、社会福祉施設の掲示板など

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6.助成金を申請する前に

Q.助成金獲得の第二歩は?

A.募集要項をよく読むこと!

募集要項には、・助成財団のミッション、助成制度のねらい・募集条件、要件・審査方法、審査基準・各種注意事項

が記載されている。これらは、適した制度を見つける判断材料、ヒントでもある。

「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」のことわざのとおり

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6.助成金を申請する前に

Q.助成金獲得の第三歩は?

A.事前相談すること!

募集要項を読んでみて、・これは!と思った制度を見つけたら・募集要項では良くわからない?と思ったら

早めに連絡をしてみましょう!

実は、事前相談がとても重要!

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6.助成金を申請する前に

なぜ、事前相談が重要なのか?

・募集要項では表現されていないことが分かる・特に、助成財団の性格や傾向(好み)が分かる・担当者(相談相手)という関係を構築できる・事業計画(申請書)の推敲ができる・自分たちの活動の課題が分かることもある

早めとは?

締め切り間際ではもう遅い。少なくとも、募集期間の前半までに!

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6.助成金を申請する前に

ちなみに、2007年度の日本財団の予定は?

①福祉車両 2007年7月2日(月)~8月10日(金)

②改修事業 2007年8月1日(水)~8月31日(金)

③通常募集 2007年10月~11月(詳細未定)

詳しくは、日本財団ホームページをご覧ください!http://www.nippon-foundation.or.jp/

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6.助成金を申請する前に

忘れてはいけない心構え

①不採択になっても気にしすぎない。・基本的には、制度や審査基準を合わないことが理由。・活動や人格の否定ではないので、深刻に悩みすぎない。

②不採択の理由を問い合わせる。・結果の通知には理由が記載されていない場合も多い。・問い合わせれば、ある程度は教えてもらえる。・理由を把握していないと、次も同じ結果になってしまう。・次への課題が分かることも。(転んでもただでは起きない)

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7.申請書作成にあたって

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7.申請書作成にあたって

①募集要項をよく読む 自分たちのミッションや事業計画との適合性をもう一度確認。

②記入例を参考にする 同じ記入項目でも、助成制度によって使い方が異なる。

③申請書式を守る 申請書式は助成財団がこだわって作っているもの。文字数制限を守らない、書式を逸脱するなどは、マイナス効果となる。

④情緒的より論理的に 申請書はエッセイではなく事業計画書。情緒的な記述よりも論理的な記述が求められる。

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7.申請書作成にあたって

⑤平易な表現を心がける 専門用語の羅列はNG。分かってくれるはずではなく、分かってもらうには、という意識で、素人でも分かる表現を。

⑥解決策と実現性を具体的に記載 審査の視点は解決策と実現性。ここを具体的に分かりやすく記載することが重要。5W1Hが基本。

⑦予算書は算出根拠を明確に いまどき、○○一式□□万円ではとおらない。

⑧事業内容、予算書、スケジュールの連動性を確認 事業計画がしっかりしているかどうかは、連動性をみれば分かる。

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7.申請書作成にあたって

⑨添付資料はほどほどに 新聞掲載記事コピーなどの添付資料は有効。しかし、添付資料は程度が大事。大量の添付資料はマイナス効果になることも。

⑩読み合わせを行う 複数の目で見ることで、誤字脱字のチェックだけでなく、内容の推敲も可能。団体外部の人にも読んでもらうとなお良し。

⑪団体内部で共有する 一部のメンバーだけの動きとせず、団体内部で必ず共有する。活動計画全体の中での位置づけを明確に。

⑫期日には余裕をもって 締め切り直前に資料請求しているようではもう遅い。

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8.申請書作成ワーク

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8.申請書作成ワーク助成金申請する、寄付金を募る、会費を集める・・・

つもりになって、

 1.活動、事業のタイトル →事業名

 2.活動、事業の目的 →目的

 3.目的を達成するための手段・事業内容 →事業内容

 4.なぜ助成金が必要か? →事業成果物

 5.いくら助成金がほしいか? →収支予算

を、お配りした用紙に記入して下さい。

※内容の良し悪しではなく、「書くことで伝えること」を体感することがワークの目的です。

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8.申請書作成ワーク

記入が終わったら、

 1.隣同士で用紙を交換して下さい。

 2.交換した用紙を黙読して下さい。

  (話をしたり、補足説明をするのは禁止!)

 3.感想をお互いに伝えて下さい。

 4.全体で共有します。

※内容の良し悪しではなく、「書くことで伝えること」を体感することがワークの目的です。

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8.申請書作成ワーク

「審査担当者の心をつかむ」申請書作成のポイント

1.企画の筋道と根拠のある数字

 企画の筋道「問題→原因分析→原因解決の方法」を明確に し、かつ根拠のある数字の記載で理解を深めてもらう。

2.助成金の必要性

 資金不足の一言で片付けず、「助成金の必要性=助成金を 活用する意義」と捉え、しっかりアピールする。

3.成果やその後の展開への期待感

 助成金による事業を実施した際の成果やその先の展開を記 載し、その後の展開を期待させる。

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8.申請書作成ワーク

日本財団の申請書における各項目の作成ポイント

・事業名

事業内容(特に、主な内容と対象(者・地域))が具体的にイメージできるように記載する。

・目的

背景と課題、そして課題を解決するために、なぜその事業が必要なのかを簡潔に記載する。事業を実施することで期待される成果やその後の展開も記載する。

・目標

目的を達成するための指標として、根拠のある数字を、事業実施前と後の変化が分かるように記載する。

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8.申請書作成ワーク

日本財団の申請書における各項目の作成ポイント

・事業内容

いつ・どこで・だれが・だれに・なにを・どのように、実施するのかを簡潔に記載。目的との整合性に注意。事業の周知・成果の普及方法についても記載する。

・事業成果物

事業を実施することでできる成果物(調査レポート、マニュアル、報告書など)を記載する。その後の展開を記載するのもよい。

・収支予算

算出根拠を明確にする。対象となる経費・対象外の経費をよく確認する。事業内容やスケジュールとの整合性に注意。

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9.NPOに求められる情報開示力

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9.NPOに求められる情報開示力

<NPOとは?>

様々な地域課題、社会問題の解決を目指して活動する組織。

<現状は・・・>

情報開示がされておらず、どんな団体か分からないことが多い。

→仲間うち以上には活動が広がらず、より良い社会の実現の一翼は担えない。

→助成金の審査でも、事業計画の内容以前に、団体の素性がわからないことが大きなマイナス材料になることが多い。

「情報開示」にしっかりと取り組み、「社会から信頼される団体」になろう!

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9.NPOに求められる情報開示力

みなさんはどちらの団体が信頼できますか?

           団体A   団体B

連絡先         ○     ×

活動理念、目標     ○     ×

主な活動内容      ○     ×

イベント案内      ○     ×

活動レポート      ○     ×

財務情報        ○     ×

ホームページ      ○     ×

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9.NPOに求められる情報開示力

助成財団も、助成金審査においては、

①事業内容

に加えて、

②団体の信用性(基盤、実績、実行力など)

をしっかり見ています!

信用性の判断には、「情報開示度合い」が重要なポイントとなります!

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9.NPOに求められる情報開示力

<何を情報開示すればよいのか?>

①自分たち(団体)は何者なのか?

 ・団体名、住所、連絡先

 ・代表者、役員

 ・設立趣旨、理念、目標、定款

 ・主な活動内容

 ・これまでの活動経歴 ・・・etc

 団体の「基本的な情報」を整備し、公開しよう!

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9.NPOに求められる情報開示力

<何を情報開示すればよいのか?>

②自分たち(団体)は何をしているのか?

 ・活動目的

 ・事業計画、年間計画

 ・活動内容の詳細 

 ・イベント案内

 ・活動レポート、活動成果

 団体の「活動・事業情報」を整備し、公開しよう!

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9.NPOに求められる情報開示力

<何を情報開示すればよいのか?>

③何にいくらお金を使っているのか?

 ・収支予算、収支決算

 ・誰から、どのように、いくらの収入

 ・何に、どのように、いくらの支出 

 ・前年度との対比

 団体の「財務情報」を整備し、公開しよう!

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9.NPOに求められる情報開示力

<参考例>

せんだい・みやぎNPOセンター(http://www.minmin.org/)

の運営する「NPO情報ライブラリー」

  http://www.minmin.org/npo/n-index.php

こちらは必見です!

情報開示とはこうあるべきなのか!が分かります。

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10.CANPANのご紹介

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10.CANPANのご紹介

話は分かったけど、

どうやって始めればいいのか・・・

日本財団公益コミュニティサイトCANPAN(カンパン)

http://canpan.info/

で始めてみませんか!?

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10.CANPANのご紹介

日本財団公益コミュニティサイトCANPAN(カンパン)とは?

公益活動に携わる、関心のある全ての人・団体のための、情報発信、情報収集、コミュニケーションを行うことができるコミュニティサイトです。

もちろん、団体の情報開示・情報発信も行えます!

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10.CANPANのご紹介

<日本財団がCANPANで実現したいこと>

①社会から信頼される情報開示をサポート 履歴書はどこで買っても同じ書式。CANPANを活用すれば、、社会から信頼を得るために求められる情報開示が可能!

②あらゆるコミュニティをつなげる CANPANを情報インフラとして活用すれば、各地域の様々なコミュニティが、CANPANを通じてつながる!

③個別にインフラ投資を行うムダの解消 インフラの開発はコストがかかる。しかも維持することはさらに大変。インフラはCANPANがお引き受けします!

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10.CANPANのご紹介

< CANPANならでは7つのメリット>

①公益専門店街への出店 総合デパートではなく公益専門店街に出店するので、ターゲット(関心度の高い人)に情報が届きやすい!

②著作権がユーザに帰属 著作権がユーザに帰属するので安心!

③情報提供者の顔が見えるサイト 原則実名でのユーザ登録!互いに責任ある、信頼できる情報発信を!

④営業広告一切なし 運営主体が日本財団という非営利団体なので、営業広告が一切ない!

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10.CANPANのご紹介

< CANPANならでは7つのメリット>

⑤月間90万ビジットの集客力 人どおりの多い商店街に無料で支店を出すのと同じ! しかもコストはほぼ0!

⑥団体のホームページへ誘導 CANPANニュースに要点を掲載し、詳細はリンクをはる ことで、団体のホームページへ誘導することができます!

⑦コミュニティとのつながり インターネットの大海に浮かぶ「絶海の孤島」ではなく、 CANPANコミュニティとのつながりが生まれる!

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10.CANPANお問い合わせ窓口

インターネット初心者の方や、パソコンの操作に不慣れな方にもぜひ利用して頂きたいので、

お電話でも気軽にお問合せ頂ける専用窓口をつくりました。

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本日はありがとうございました!

<連絡先>荻上 健太郎日本財団経営企画グループ情報コミュニケーションチーム電 話:03-6229-5305E-mail:k_ogiue@ps.nippon-foundation.or.jp ブログ:http://blog.canpan.info/kaizokudan/

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