駿府城公園石垣刻印マップ 駿府城公園石垣刻印マッ ·...

Post on 04-Jan-2020

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駿府城公園石垣刻印マッ駿府城公園石垣刻印マップ

製作:静岡市 公園整備課、監修:静岡市 文化財課

坤(ひつじさる)櫓(H25年度末完成予定)

坤(ひつじさる)櫓建築ヤード

で囲まれた部分では、石に刻まれた刻印を見ること

東御門橋東御門

巽櫓

市民文化会館

中央体育館

北門橋

紅葉山庭園

附属中学校

附属小学校

静岡県庁

中堀

内堀

WC

お手植えみかん

家康公の像

二の丸橋

西門橋

葵小学校

WC

裁判所

静岡病院

JR静岡駅浅間神社裏面には刻印を用いた大名の一覧表があります。

駿府城は、家康公の命により慶長12年(1607)1月25日、三枝平右衛門昌吉、池田輝政(姫路城主52万石)越前中納言秀康(福井城主67万石)、加藤左馬助嘉明(松山城主20万石)、毛利伊勢守高政(豊後佐伯城主2万石)を奉行とし、外様大名を中心に約40大名に命じて工事を着手しました(『台徳院殿御実記』)。1月末に工事を開始し、10月末には役夫の任を解き工事が完了しました。そのため、大勢の作業員が投入されたと考えられています。他のお城を見ますと、姫路城は9年の歳月と延べ5,000万人の作業員(1日平均1万5500人)が投入され、秀吉の築いた大阪城は、30余カ国の大名に課役し日夜3万人が最盛期では7-10万人もの作業員が働いていたと伝えられています。

短期間に駿府城を築き上

げるために、大勢の作業員

はもとより、石垣に必要な

石材、建築に必要な材木、

漆喰の材料、瓦などの建築

資材が城内に集められたと

想像できます。

石に刻まれた刻印は、築

城の課役を命じられた大名

や石工たちが、工事の責任

場所を表したり、採石運搬

中の混同を防ぐためや、献

石または所有権を表すため

に家紋や家印などを彫りつ

けたものといわれています。

駿府城の石垣には約170種

券売所

参考「家康と駿府城」

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