ポータブル吸引器 power smile - amazon web services · もくじ ks-700 取扱説明書...

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もくじ

KS-700KS-700

取扱説明書

この度は『ポータブル吸引器 パワースマイル』をお買い上げいただきありがとうございます。�  ・ご使用になる前にこの取扱説明書をよくお読みください。  ・この取扱説明書の記載内容を守って製品をお使いください。  ・この取扱説明書はお読みになった後も大切に保管してください。  ・保証書は必ずお受け取りになり大切に保管してください。

必ずお読みください

製品について

お手入れ

故障かな?と思われたときは

知っておいていただきたいこと

安全上のご注意 1 - 6

ご使用方法

吸引の準備 11 - 12

吸引する 13 - 14

製品の特長 9 - 10

消毒 17 - 20保管 21 - 22

洗浄 15 - 16

製品の構成 7各部の名称 8

承認番号 21900BZX01316000

本書に記載しているイラストはイメージ図です。

修理をご依頼される前に 23 - 24

別売品について 29 - 31

仕様/別売品一覧 33 - 34記号について/廃棄について 32

点検チェックリスト 25 - 26メンテナンス 27 - 28

ポータブル吸引器

POWER SMILE

2015年11月版

1

安全上のご注意

§ ご使用前に、この『安全上のご注意』をよくお読みのうえ、正しくお使いください。

§ ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくお使い頂き、あなたや他の人々への危害  や損害を未然に防止するためのものです。

§ 注意事項は、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、誤った取り扱いをす  ると生じることが想定される内容を、『警告』『注意』の2つに区分しています。

いずれも安全に関する重要な内容ですので、必ず守ってください。

警告

注意

人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容。

人が傷害を負う可能性及び物的損害のみの発生が想定される内容。

図記号の例

分解禁止

必ず守る

記号は、禁止の行為であることを告げるものです。

左図は『分解禁止』を示します。

記号は、行為を強制したり指示したりする内容を告げる

ものです。

左図は『必ず守る事柄』を示します。

※お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見られるところに

 必ず保管してください。

安全のために

2015年11月版

禁止

分解禁止

水場使用禁止

電源プラグを抜く

2

警告●器械の操作については、医師または熟練者の指導に従うこと。  本製品は医家向けです。

●ご購入後、初めてお使いになるときや、長期間ご使用にならなかったときは 使用前に清拭・滅菌または消毒を行うこと。  本製品は未滅菌で出荷されます。

●カテーテルはエチレンオキサイドガス滅菌されており、使用は一回限りとする。 再滅菌・再使用はしないこと。

●カテーテルの包装が破損、汚損している場合や製品に破損等の異常が 認められる場合は使用しないこと。

●採血用には絶対に使用しないこと。

●食品、薬品等には使用しないこと。

●可燃性ガス雰囲気内で使用しないこと。  火災やけがの恐れがあります。

●本体やACアダプターは防水構造ではありません。 水やお湯などで丸洗いしたり、水に浸したりしないこと。  感電、ショートの恐れがあります。

●本器に異常を感じられた場合は直ちに電源を切り、電源プラグをコンセント から抜くこと。 専用充電池を装着しているときは安全を確認してから取り外すこと。  万一、故障した場合は、内部機器には触れずお買い上げの販売店にご連絡ください。

●絶対に分解や改造は行わないこと。  発火や感電、けがの恐れがあります。

必ず守る

必ずお読みください

ご使用にあたって

2015年11月版

禁止

ぬれ手禁止

感電注意

電源プラグを抜く

必ず守る

必ず守る

警告●指定のACアダプターを使用すること。

●電源は交流100V(50Hz - 60Hz)を使用すること。  異なる電圧で使用すると、感電や発煙、火災の原因になります。�  ※ACアダプター自体は、入力電圧交流240Vまで対応していますが、添付の電源コードは�   交流100V用(日本仕様)です。

●ぬれた手で電源プラグを抜き差ししないこと。�  感電の恐れがあります。

●洗浄・滅菌または消毒した部品は、十分に水洗いを行い、すみやかに乾燥� させた上、必ず清潔な場所に保管すること。�  乾燥が十分に行われていないと雑菌が繁殖し、感染の原因になります。

●エチレンオキサイドガス(EOG)滅菌しないこと。�  エアレーションが不十分な場合、残留・残存したエチレンオキサイドガスにより、人体に悪影響を  及ぼす恐れがあります。

●不安定な場所や、子供の手が届くところには置かないこと。  小さな部品を飲み込む原因になります。  万一、飲み込んだ場合はただちに医師にご相談ください。

●長期間使用しないときは、電源プラグをコンセントから抜くこと�  プラグにほこりが付着し、プラグのピンの間で放電(トラッキング現象)がおこり発火、火災の原因に�  なります。

●お手入れや、部品の取り付け・取り外しのときは、電源スイッチを『OFF』にし、� 必ず電源プラグをコンセントから抜くこと。� 専用充電池を装着しているときは安全を確認してから取り外すこと。  感電や誤動作によるけがの原因になります。

●本体及び付属品は清潔な場所で保管すること。�  雑菌が繁殖し、感染の原因になります。

電源について

お手入れと保管について

3

安全上のご注意2015年11月版

禁止

4

●小さなお子様が使用する場合は保護者の方が必ず付き添うこと。  誤った使い方により、症状が悪化する恐れがあります。

●水気を十分に切ってから組み付けること。  吸引ポンプ内に水などが吸引されると故障の原因になります。

●上蓋へは吸引瓶パッキン及びフロートストッパーを、中蓋へはフロートセットを 必ず取り付けて使用すること。

●安全瓶キャップへは安全瓶パッキンを必ず取り付けて使用すること。

●吸引以外の目的で使用しないこと。  症状が悪化する恐れがあります。

●本製品の付属品および本製品の別売品以外は使用しないこと。  正常に動作せず、症状が悪化する恐れがあります。

●本体のすき間から内部に指やものを入れないこと。  感電や故障、けがの原因になります。

●本体を布団や毛布・タオルなどでくるんだ状態で使用しないこと。  発熱や感電、故障の原因になります。

●吸引瓶容量(700mL)以上の吸引物を連続して吸引しないこと。  フロートが作動後も吸引瓶内の陰圧で吸引を続け、吸引物が溢れる恐れがあります。

●本体を落したり、強い衝撃を加えたりしないこと。  破損し、感電や故障する恐れがあります。

●吸引瓶内に陰圧が残っている状態で、電源スイッチを『ON』にしないこと。 真空計の針が『0』を指していることを確認すること。

●吸引瓶内に吸引物がいっぱいにならないよう常に監視すること。  吸引ポンプ内に吸引物が吸引されると故障の原因になります。

●安全瓶に吸引物が入った場合は直ちに電源を切り、吸引物を捨てること。  吸引ポンプ内に吸引物が吸引されると故障の原因になります。

●設定した吸引圧を変更する場合は、真空計の目盛りを見ながら徐々に調節 すること。

●本器は周囲温度+5から+35℃、相対湿度30から75%の環境で使用すること。  正常に動作せず、症状が悪化する恐れがあります。

必ず守る 必ずお読みください

ご使用にあたって

注意

ヒューズが切れる恐れがあります。

2015年11月版

必ず守る

必ず守る

●コンセントは単独で使用すること。  火災や漏電の原因になります。

●電源プラグは、根元までしっかり差し込むこと。  感電やショート、発火の原因になります。

●電源コードや電源プラグが傷んでいたり、コンセントの差し込みがゆるいときは 使用しないこと。  感電やショート、発火の原因になります。

●電源プラグを抜くときは、電源コードを持たずに、必ず電源プラグを持って 引き抜くこと。  電源コードが破損して、感電や発火の原因になります。

●電源コードを傷つけたり、破損させたり、加工したり、無理に曲げたり、 引っ張ったり、ねじったり、束ねたりしないこと。 また、重いものを載せたり、挟み込んだりしないこと。  発火、感電の恐れがあります。

●洗浄時の吸引においても、吸引瓶内に吸引物がいっぱいにならないよう 常に監視すること。

●滅菌または消毒の前に必ず洗浄を行うこと。  洗浄が不十分な場合、滅菌または消毒の効果が十分得られない可能性があります。

●消毒薬の希釈濃度及び浸漬時間は、各種消毒薬の添付文書に従い 用法、用量を守り正しくお使いください。  高濃度、もしくは必要以上に長時間の浸漬消毒は部品を劣化させる原因になります。

●ご不要となった本体や付属品、別売品の廃棄方法は、お住まいの市区町村 の指導に従うこと。  環境汚染の原因になります。

●薬液消毒の後は消毒薬が残らないよう十分にすすぎを行うこと。

●本体をベンジンやシンナーなど揮発性の薬品で拭かないこと。  故障の原因になります。

電源について

お手入れと保管について

5

安全上のご注意

注意

2015年11月版

禁止

発火注意

6

●煮沸消毒するときは、空焚きに注意すること。  火災を起こす原因になります。

●次の場所には設置及び保管しないこと。  ・化学薬品の保管場所やガスの発生する場所   本製品は防爆構造になっておりません。  ・水のかかる場所  ・ほこり、塩分、イオウ分、湿気などの多い場所   火災や感電の恐れがあります。  ・傾斜、振動、衝撃のある不安定な場所   転倒や落下などで破損し、故障する恐れがあります。  ・直接日光の当たる場所   日光に当たっている部分が高温になり、故障する恐れがあります。

●電子レンジを用いての煮沸消毒はしないこと。  火災を起こす原因になります。

●1年に1度は専門業者による年次点検、整備を必ず行うこと。  性能や安全性を維持できなくなります。

●使用前に必ず本体が正常かつ安全に動作することを確認すること。

●日常点検及び、保守点検(ユーザー点検)を必ず行うこと。

必ずお読みください

お手入れと保管について

保守点検について

注意

必ず守る

2015年11月版

7

製品の構成

標準付属品本体 専用ACアダプター

吸引ホース(吸引チュービング) カテーテルコネクター

カテーテル(先端具) ドキュメント関係

カテーテルホルダー ヒューズ(予備)

・取扱説明書(本書)・添付文書・保証書・ユーザー登録カード

・250V、2A・タイムラグ型・φ6×30mm

吸引ホースアダプター

ホルダーフック

※ディスポーザブル(エチレンオキサイド滅菌済み及び 一回限りで使い捨てるもの)です。※付属のカテーテルは初回使用時のお試し品です。 継続使用に際しては、医師または医療従事者の 指導のもと、適したカテーテルを使用してください。

※カテーテルホルダー取り付け状態 携帯時はホルダーフックを収納してください。※カテーテルホルダー取り付け状態 携帯時はホルダーフックを収納してください。

2015年11月版

8

本体前面

吸引瓶一式 上蓋一式

安全瓶一式

製品について

各部の名称

PUSHボタン

吸引瓶(吸引容器)

上蓋

吸引ホース口(白)(インレット)

L型ホース口(黄)

L型ホース口(黄) 安全瓶ノズル-S

安全瓶ノズル-L

真空計(吸引圧表示器)真空計

(吸引圧表示器)

調節弁ツマミ�(吸引圧調節器)調節弁ツマミ(吸引圧調節器)

吸引-安全瓶間ホースAssy(中間チュービング)

安全瓶-本体間ホースAssy(中間チュービング)

吸引瓶

まっすぐ管フロートセット

フロートガイド

フロート

中蓋

安全瓶

フロートストッパー

安全瓶キャップ

安全瓶パッキン

安全瓶

吸引瓶パッキン

上蓋

吸引ホース口(白)

本体背面

ホースノズル

プラグ受け充電池蓋

ヒューズ

ヒューズホルダー

サイレンサー蓋

排気口

電源スイッチ電源スイッチ

2015年11月版

警告

必ず守る必ず守る

注意

ON(上)

OFF

ON(下)

9

製品の特長

オーバーフロー防止装置模式図

3電源方式

フロート吸引瓶

吸引物吸引物

安全瓶安全瓶 吸引ポンプ吸引ポンプ

吸引側 排気側吸引物

●安全瓶に吸引物が入った場合は直ちに 電源を切り、吸引物を捨てること。  吸引ポンプ内に吸引物が吸引されると故障の  原因になります。

●指定のACアダプターを使用すること。

フロートストッパー

① フロート  吸引瓶内が吸引物でいっぱいになると、フロートにより吸引が停止します。② 安全瓶  フロートが正常に動作しなかった場合でも、吸引物は安全瓶にたまります。

専用ACアダプターまたは、シガーライターコード(別売品)で作動させる場合は上側にたおして『ON』

専用ACアダプターまたは、シガーライターコード(別売品)で作動させる場合は上側にたおして『ON』

専用充電池(別売品)で作動させる場合は下側にたおして『ON』

本器はオーバーフローを防止するために二重の安全装置を備えております。

2015年11月版

警告

必ず守る 必ず守る

注意

③ 本体に押し付けながら閉じます

② 上蓋を図のように角度をつけて付けて本体に差し込みます

10

ワンタッチ開閉、樹脂製吸引瓶 上蓋の正しい閉め方① パワースマイル本体を片手で支えます

吸引瓶パッキンは上蓋のリブに取り付けます。曲がって取り付けられていたり、汚れていたりするとリーク(空気漏れ)の原因になります。※リークが起こり易い場合は、一度吸引瓶パッキンを 取り外し、汚れていれば洗浄してから再度取り付けて ください。

吸引瓶パッキンは上蓋のリブに取り付けます。曲がって取り付けられていたり、汚れていたりするとリーク(空気漏れ)の原因になります。※リークが起こり易い場合は、一度吸引瓶パッキンを 取り外し、汚れていれば洗浄してから再度取り付けて ください。

製品について

吸引瓶の構造(断面図)

ワンタッチ開閉PUSHボタン

軽量ポリカーボネート樹脂製

吸引瓶

上蓋

リブ

吸引瓶パッキン

吸引瓶

角度を付けて

角度を付けて

押し付けながら

押し付けながら

しっかり支える

閉じる

●ご購入後、初めてお使いになるときや、 長期間ご使用にならなかったときは 使用前に清拭・滅菌または消毒を行うこと。  本製品は未滅菌で出荷されます。

●上蓋へは吸引瓶パッキン及び フロートストッパーを、中蓋へはフロートを 必ず取り付けて使用すること。

2015年11月版

警告 警告

ぬれ手禁止必ず守る

11

吸引の準備

1. 電源の準備② 電源の接続

" 電源スイッチが『OFF』になっていることを確認します。# 専用ACアダプターのピンプラグを本体のプラグ受け  に接続します。$ 電源プラグをコンセントへ差し込みます。

" 電源スイッチが『OFF』になっていることを確認します。# 専用ACアダプターのピンプラグを本体のプラグ受け  に接続します。$ 電源プラグをコンセントへ差し込みます。

"

#

$

① 設置

" 本器を水平で安定した場所に置いてください。# ホルダーフックを開きます。�$ 清潔な常水(水道水)もしくは精製水などを  入れたカテーテルホルダーをセットします。

" 本器を水平で安定した場所に置いてください。# ホルダーフックを開きます。�$ 清潔な常水(水道水)もしくは精製水などを  入れたカテーテルホルダーをセットします。

#

$

① 吸引ホースの接続

② カテーテルの接続

吸引ホースの長さは2mです。必要に応じて任意の長さに切断してご利用ください。

2. 吸引ホースの接続 吸引ホースの長さ調節について

●ぬれた手で電源プラグを抜き差ししないこと。  感電の恐れがあります。

" 吸引ホース先端の吸引ホースアダプターを  吸引ホース口(白)へ接続します。" 吸引ホース先端の吸引ホースアダプターを  吸引ホース口(白)へ接続します。

" 吸引ホースの反対側にカテーテルコネクターを接続します。  (カテーテルの種類によっては、カテーテルコネクターを使用  しないで、直接吸引ホースへ接続できる製品もあります。)# カテーテルを接続します。

"

" #

切断し余った吸引ホースは直接、吸引ホース口(白)に取り付けてご使用いただくことも可能です。吸引ホースを吸引ホース口(白)に取り付けるときは、吸引ホースの先端をお湯などにつけてから差し込むと比較的容易に取り付けられます。

数秒間お湯などにつけ柔らかくする

カットOK

●電源は交流100V(50Hz - 60Hz)を使用すること。  異なる電圧で使用すると、感電や発煙、火災�  の原因になります。 ※ACアダプター自体は、入力電圧交流240Vまで対応していますが、�  添付の電源コードは交流100V用(日本仕様)です。

2015年11月版

必ず守る

注意

~断面図~

注意

禁止

"

#%

$

12

ご使用方法

3. 吸引圧の調節

フロートが上がってしまったら

●設定した吸引圧を変更する場合は、 真空計の目盛りを見ながら徐々に調節 すること。

吸引圧の開放

① 医師の処方した吸引圧に調整

吸引圧の急激な開放などによってフロートがフロートストッパーに吸着されてしまうことがあります。(断面図)そのような場合は、"電源スイッチを『OFF』にし、#調節弁ツマミを開放側(L)に回してください。吸引圧が開放され、フロートが下がります。

"

#

●吸引瓶内に陰圧が残っている状態で、 電源スイッチを『ON』にしないこと。 真空計の針が『0』を挿していることを確認すること。  ヒューズが切れる恐れがあります。

" 電源スイッチを『ON』にし、ポンプを作動させます。# カテーテルを折り曲げ、吸引圧を上げます。$ 真空計の目盛りを見ながら、調節弁ツマミを回し、必要な圧力(医師の処方した圧力)に調節します。% 吸引圧の調整が完了しましたら、電源スイッチを『OFF』にし、静かに吸引圧を開放します。

" 電源スイッチを『ON』にし、ポンプを作動させます。# カテーテルを折り曲げ、吸引圧を上げます。$ 真空計の目盛りを見ながら、調節弁ツマミを回し、必要な圧力(医師の処方した圧力)に調節します。% 吸引圧の調整が完了しましたら、電源スイッチを『OFF』にし、静かに吸引圧を開放します。

2015年11月版

警告 警告

必ず守る 必ず守る

13

吸引する

●器械の操作については、医師または熟練者 の指導に従うこと。  本製品は医家向けです。

●ご購入後、初めてお使いになるときや、 長期間ご使用にならなかったときは 使用前に清拭・滅菌または消毒を行うこと。  本製品は未滅菌で出荷されます。

① 電源を入れる ② 通水

※吸引中は感染防止のために、ディスポーザブル手袋 などの装着を推奨します。" 電源スイッチを『ON』にし、ポンプを作動させます。

カテーテルの先端を清潔な常水もしくは精製水などにつけ、通水します。

④ 簡易洗浄とポンプ停止

" 吸引終了後はカテーテルの先端を清潔な常水  もしくは精製水などにつけ、通水してください。# 電源スイッチを『OFF』にし、ポンプを停止します。

③ 吸引する

カテーテルの先端を口腔、咽頭、鼻腔など患者の患部に挿入し、吸引を開始してください。

1. 吸引開始

"

"

#

~電源OFF~

吸引ホースをホルダーフックに挟んで固定

常水常水

常水常水

2015年11月版

警告 注意

ぬれ手禁止 必ず守る

14

2. 吸引物の捨て方

ご使用方法

●ぬれた手で電源プラグを抜き差ししないこと。  感電の恐れがあります。

① 電源の切り離し ② 吸引ホースの取り外し

" 電源スイッチが『OFF』になっていることを確認します。# 専用ACアダプターのピンプラグを本体のプラグ受け  から抜きます。$ 電源プラグをコンセントから抜きます。

" 電源スイッチが『OFF』になっていることを確認します。# 専用ACアダプターのピンプラグを本体のプラグ受け  から抜きます。$ 電源プラグをコンセントから抜きます。

" 吸引ホースを取り外します。

④ 吸引物の廃棄

" 中蓋を取り外します。# 吸引物を捨てます。

③ 吸引瓶の取り出し

" PUSHボタンを押します。# 上蓋を持ち上げます。$ 吸引瓶を取り出します。

"

"

"

#

#

$

$

" #

●安全瓶に吸引物が入った場合は直ちに 電源を切り、吸引物を捨てること。  吸引ポンプ内に吸引物が吸引されると故障

  の原因になります。

2015年11月版

警告 警告

必ず守る感電注意

15

洗浄

●洗浄・滅菌または消毒した部品は、十分に 水洗いを行い、すみやかに乾燥させた上、 必ず清潔な場所に保管すること。  乾燥が十分に行われていないと雑菌が繁殖し、  感染の原因になります。

●お手入れや、部品の取り付け・取り外しのときは、 電源スイッチを『OFF』にし、必ず電源プラグをコン セントから抜くこと。専用充電池を装着している ときは安全を確認してから取り外すこと。  感電や誤動作によるけがの原因になります。

① ホース内部

" ホース内部の洗浄は、中性洗剤を清潔な常水  もしくは精製水などで薄めた水溶液を吸引して  行います。# ホース内部の消毒は消毒用エタノールを吸引して  行います。

" ホース内部の洗浄は、中性洗剤を清潔な常水  もしくは精製水などで薄めた水溶液を吸引して  行います。# ホース内部の消毒は消毒用エタノールを吸引して  行います。

② ホース外部

" ホース外部の洗浄は、中性洗剤の水溶液を  用いて、柔らかいスポンジなどを使い洗浄します。# ホース外部の消毒は、酒精綿(消毒用エタノールを  含浸させた脱脂綿)で拭きます。$ 洗浄・消毒後は清潔な容器などに入れ、乾燥した  状態で保管してください。

1. 吸引ホースの洗浄・消毒

① 各種ホースの取り外し

" 吸引-安全瓶間ホースAssyを取り外します。# 安全瓶-本体間ホースAssyを取り外します。

② 上蓋の取り外しと分解

" 上蓋を取り外します。# 上蓋へ取り付けられている各部品を取り外します。

"

" #

2. 各部品の取り外し

"中性洗剤の水溶液

#消毒用エタノール

#

2015年11月版

警告 注意

必ず守る

16

3. 洗浄

③ 吸引瓶の分解 ④ 安全瓶の分解

① 各部品の洗浄 ② 本体の清掃

水か消毒用アルコールで湿らせて、軽くしぼった柔らかい布で拭き洗浄します。汚れがひどい場合は、水で湿らせた布に中性洗剤の水溶液を軽く付け、拭き洗浄を行い、清潔でよく乾いた布などで拭き取ってください。

安全瓶から安全瓶キャップを外し、安全瓶キャップから安全瓶パッキンを取り外します。

●本体やACアダプターは防水構造ではありません。 水やお湯などで丸洗いしたり、水に浸したり しないこと。  感電、ショートの恐れがあります。

●本体をベンジンやシンナーなど揮発性の 薬品で拭かないこと。  故障の原因になります。

お手入れ

水場使用禁止

" 吸引瓶から中蓋を取り外します。# 中蓋からまっすぐ管を取り外します。$ 中蓋からフロートセットを取り外します。  図のように2つのツメを内側に倒すと外れます。

"

#

$

~フロートセットの外し方~

中性洗剤の水溶液で洗浄します。※洗浄後は消毒を行なうこと。(  17ページ)

ホルダーフック(ポリプロピレン) 調節弁ツマミ(ナイロン)

PUSHボタン(ポリアセタール) 本体(ABS)

2015年11月版

警告

必ず守る禁止

注意

17

消毒

消毒・滅菌対応一覧表記号の説明 ○ = 影響なし △ = 若干の影響あり × = 影響あり�材質略称 PC = ポリカーボネート� PP = ポリプロピレン� PE = ポリエチレン� SI = シリコーンゴム� ABS= アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体� PMP= ポリメチルペンテン� PVC= ポリ塩化ビニル� EVA= エチレン酢酸ビニル共重合体

×

△△△

△×

○○○

物理的

化学的

煮沸消毒オートクレーブ滅菌

成分(一般名)

エタノール

次亜塩素酸ナトリウム

グルコン酸�クロルヘキシジン

塩化ベンザル�コニウム

塩酸アルキルジアミノエチルグリシン

消毒用エタノール

ミルトン

ヒビテン

オスバン

テゴー51※1,3

※5

※3

※1,2,3

製品例

●消毒薬の希釈濃度及び浸漬時間は、各 種消毒薬の添付文書に従い用法、用量を 守り正しくお使いください。  高濃度、もしくは必要以上に長時間の浸漬消毒  は部品を劣化させる原因になります。

●エチレンオキサイドガス(EOG)滅菌しないこと。  残留、残存したエチレンオキサイドガスにより、�  人体に悪影響を及ぼすおそれがあります。

材質 PC PP PP

上蓋

吸引瓶 安全瓶

中蓋

吸引ホース口(白)サイレンサー�BOX

フロートセット

Oリング

部品形状

および

名称

※ ここで記載している情報は正しい希釈濃度、および正しい浸漬時間で行う消毒に対する耐性です。  例えば「吸引瓶に消毒薬(次亜塩素酸ナトリウムなど)を入れた状態での吸引」などは絶対に行わないでください。  気化した消毒薬を吸い込むことで、内部機器を腐食させたり、パッキン類を劣化させるおそれがあります。※1 着色された消毒薬(ヒビテンなど)を使用すると、部品により経年にて多少変色することがありますが、物性上問題  はありません。�※2 グルコン酸クロルヘキシジンにエタノールを添加した製品もありますが、ここで記載している内容はエタノールを添加  していない製品での例です。�※3 消毒薬の希釈には新鮮で品質の良い蒸留水や滅菌精製水を用いることを推奨します。  常水(水道水,pH5.8 - 8.6)を用いた希釈ではpHの影響を受けて、消毒薬が活性化しないことがあるので注意し  てください。

2015年11月版

必ず守る必ず守る

注意 注意

18

お手入れ

×

○△○

×○

○○○

○○

○○○

×

○○△

○△○

○○

○○○

※4

※6

※4

※4

●ご不要となった本体や付属品、別売品の 廃棄方法は、お住まいの市区町村の指導 に従うこと。  環境汚染の原因になります。

●薬液消毒の後は消毒薬が残らないよう十 分にすすぎを行うこと。

PE SI ABS PMP EVA PVC+EVA or PP

Oリング

Oリング

安全瓶キャップ

サイレンサー蓋 フロートストッパー

安全瓶パッキン

吸引瓶パッキン

まっすぐ管

充電池蓋 カテーテルホルダー

吸引-安全瓶間ホースAssy

安全瓶-本体間ホースAssy

吸引ホース

カテーテルコネクター

※4 長時間の浸漬消毒時に影響を受けることがあります。  清拭消毒での使用においては問題ありません。※5 ポリカーボネート製部品の洗浄は必ず中性洗剤の水溶液で行ってください。  アルカリ性洗浄剤(例えば食器洗浄機用洗剤など)を用いますと、その濃度や温度の影響を受けながら加水分  解が進み、ヒビ割れやクラックなどが生じるおそれがあります。※6 煮沸消毒やオートクレーブ滅菌では収縮する場合がありますので、薬液消毒を推奨します。

2015年11月版

注意注意

発火注意 発火注意

19

消毒

●煮沸消毒するときは、空焚きに注意すること。  火災を起こす原因になります。

●電子レンジを用いての煮沸消毒はしないこと。  火災を起こす原因になります。

煮沸消毒のしかた

オートクレーブ滅菌のしかた

煮沸法による消毒をおすすめいたします。

" 煮沸消毒できる部品を容器(厚手の鍋など)に入れます。 部品はそれぞれ分解された状態で入れてください。�

# 容器の中の部品が完全につかるまで水を入れ沸騰させます。

$ 沸騰したらそのまま15分間以上煮沸します。

% 部品を取り出し、速やかに乾燥させます。

" オートクレーブ滅菌できる部品を滅菌バッグなどに入れます。 部品はそれぞれ分解された状態で入れてください。 また、熱による変形を防ぐため、滅菌器内部の金属部及び同時にオートクレーブ滅菌する他の部品に ぶつかり合わないように入れてください。

# 滅菌器の添付文書、および取扱説明書に従い、滅菌を開始します。

設定温度は121℃を超えないよう注意してください。

$ 部品を取り出し、速やかに乾燥させます。※滅菌終了後の冷却は常温下で行ってください。

温度 時間

滅菌器設定条件例

115℃ 30分

121℃ 20分

2015年11月版

警告

必ず守る必ず守る

注意

20

お手入れ

薬液消毒のしかた① 部品の浸漬

※ 消毒の前に必ず洗浄を行ってください。※ 消毒薬によって使用できる部品の材質、および消毒の対象となる菌が異なります。  『消毒・滅菌対応一覧表』を参考に、各材質にあった消毒薬をご使用ください。※ 各種消毒薬の希釈濃度、および浸漬時間は、各種消毒薬付属の添付文書に従い用法、用量を守り正しく  お使いください。  高濃度もしくは必要以上に長時間の浸漬消毒は部品を劣化させる原因になります。※ 各種消毒薬の取り扱いについては、消毒薬付属の添付文書もしくは取扱説明書に従ってください。

" 部品全体が十分に浸漬できる深めの容器で行います。

# 容器は遮光性が高く、フタができるものを推奨します。

$ 管状の部品は空気が残らないように消毒液を通し、全体をつけます。

※ 消毒の前に必ず洗浄を行ってください。※ 消毒薬によって使用できる部品の材質、および消毒の対象となる菌が異なります。  『消毒・滅菌対応一覧表』を参考に、各材質にあった消毒薬をご使用ください。※ 各種消毒薬の希釈濃度、および浸漬時間は、各種消毒薬付属の添付文書に従い用法、用量を守り正しく  お使いください。  高濃度もしくは必要以上に長時間の浸漬消毒は部品を劣化させる原因になります。※ 各種消毒薬の取り扱いについては、消毒薬付属の添付文書もしくは取扱説明書に従ってください。

" 部品全体が十分に浸漬できる深めの容器で行います。

# 容器は遮光性が高く、フタができるものを推奨します。

$ 管状の部品は空気が残らないように消毒液を通し、全体をつけます。

●滅菌または消毒の前に必ず洗浄を行うこと。  洗浄が不十分な場合、滅菌または消毒の効果  が十分得られない可能性があります。

●洗浄・滅菌または消毒した部品は、十分に 水洗いを行い、速やかに乾燥させた上、必 ず清潔な場所に保管すること。  乾燥が十分に行われていないと雑菌が繁殖し、  感染の原因になります。

③ 乾燥

直射日光を避け、陰干しで十分に乾かします。

② 水洗い(すすぎ)

消毒薬が残らないよう十分にすすぎます。※ 次亜塩素酸ナトリウムや塩化ベンザルコニウムなど  の水溶液は腐食性が強いので、必ず水洗いを行い  水溶液を洗い流してください。  気化した消毒薬を吸い込むことにより、内部機器を  腐食させるおそれがあります。

消毒薬が残らないよう十分にすすぎます。※ 次亜塩素酸ナトリウムや塩化ベンザルコニウムなど  の水溶液は腐食性が強いので、必ず水洗いを行い  水溶液を洗い流してください。  気化した消毒薬を吸い込むことにより、内部機器を  腐食させるおそれがあります。

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必ず守る 必ず守る

注意 注意

21

保管

●水気を十分に切ってから組み付けること。  吸引ポンプ内に水などが吸引されると故障の  原因になります。

●安全瓶キャップへは安全瓶パッキンを必ず 取り付けて使用すること。

部品組み立てと保管① 中蓋の組み立て ② 吸引瓶の取り付け

ネブライザーキット収納ケースに収め保管します。※ネブライザーキット収納ケースもあらかじめ洗浄・乾燥 しておいてください。

" 中蓋にまっすぐ管とフロートセットを取り付けます。# フロートセットは図のようにツメがかかるまで確実に  取り付けます。

" 赤▲マークが合うように、中蓋を吸引瓶へ取り付けます。# 吸引瓶は目盛り印刷面が前面にくるように本体へ  取り付けます。

"""

"

"

"

#

#

#

④ 安全瓶の取り付け

" 安全瓶を本体へ取り付けます。

③ 安全瓶の組み立て

" 安全瓶パッキンを安全瓶キャップに置いたあと、指  先で平らになるように押し入れます。# そのまま安全瓶キャップを下に持ち、安全瓶を取り  付けます。

安全瓶パッキンを指先で平らになるように

押し入れる。

穴はフロートに向けない

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警告注意

必ず守る 禁止

22

●不安定な場所や、子供の手が届くところに� は置かないこと。  小さな部品を飲み込む原因になります。  万一、飲み込んだ場合はただちに医師にご相談  ください。

お手入れ

⑤ 上蓋の組み立て ⑥ 上蓋の取り付け

ネブライザーキット収納ケースに収め保管します。※ネブライザーキット収納ケースもあらかじめ洗浄・乾燥 しておいてください。

" 吸引ホース口(白)を上蓋の白側へ取り付けます。# フロートストッパーを上蓋内側の黄色側へ取り付け  ます。$ 吸引瓶パッキンを上蓋内側のリブに取り付けます。

" 本体のガイドに上蓋のツメを挿入し、# 本体に押し付けるようにしながら上蓋を閉じます。

"

"

"

#

#$

#

⑧ 保管

清潔な場所に保管します。

⑦ ホースの取り付け

" 安全瓶-本体間ホースAssyを本体へ挿入し、  反対側は次に図のように安全瓶キャップ手前側  へ挿入します。# 吸引-安全瓶間ホースAssyを取り付けます。

●上蓋へは吸引瓶パッキン及びフロート ストッパーを、中蓋へはフロートを必ず取り 付けて使用すること。

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23

修理をご依頼される前に

動作確認チェックリスト 修理をご依頼される前に、以下の事項を見直してください。

症状 原因 処置方法 参照

吸引ポンプが作動しない

専用ACアダプターのLEDが点灯しない

吸引ポンプは作動するが吸引しない

または吸引力が弱い

専用ACアダプターは正しく接続されていますか?

指定の専用ACアダプターを使用していますか?

コードの断線、またはアダプター本体の故障が考えられます。

専用ACアダプター本体に電源コードをしっかり差し込んでください。

専用ACアダプターの交換が必要です。アダプター本体が高温になっている場合がありますので、取り扱いには十分注意してください。

指定の専用ACアダプター以外は絶対に使用しないでください。

コンセントに電気はきていますか?

電気のきているコンセントを使用してください。

ヒューズは切れていませんか? ヒューズを交換してください。

専用充電池(別売品)をご使用の場合、充電を行いましたか?

別売の専用充電器付属の取扱説明書に従い、充電を行ってください。

製品の稼動時間は2,000時間を越えていませんか?

吸引ポンプのモーターの寿命は使用環境などによって大きく異なりますが、約2,000時間です。内部機器には触れずお買い上げの販売店にご連絡ください。

上記以外の原因

吸引ポンプの作動不良またはリーク(空気漏れ)が考えられます。

吸引ポンプの故障など内部の異常が考えられます。内部機器には触れずお買い上げの販売店にご連絡ください。

電源スイッチは正しく入れていますか?

専用ACアダプターまたは別売のシガーラーターコードをご使用の場合は上側にたおして『ON』です。別売の専用充電池をご使用の場合は下側にたおして『ON』です。

-

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背表紙

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安全瓶などを取り外し、調節弁ツマミを(H)の方向に回した状態で吸引ポンプを作動させ、図のように本体の入口部(PUMP)を指で塞ぎます。真空計の針が-80kPa程度を示せば、吸引ポンプに異常はありません。本体外部でのリークが考えられますので、次のリーク確認チェックを行ってください。

安全瓶などを取り外し、調節弁ツマミを(H)の方向に回した状態で吸引ポンプを作動させ、図のように本体の入口部(PUMP)を指で塞ぎます。真空計の針が-80kPa程度を示せば、吸引ポンプに異常はありません。本体外部でのリークが考えられますので、次のリーク確認チェックを行ってください。

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分解禁止

警告 注意

禁止

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●絶対に分解や改造は行わないこと。  発火や感電、けがの恐れがあります。

●本製品の付属品および本製品の別売品 以外は使用しないこと。  正常に動作せず、症状が悪化する恐れがあります。

故障かな?と思われたときは

リーク確認チェックリスト 修理をご依頼される前に、以下の事項を見直してください。

チェック箇所

吸引瓶部

安全瓶部

チェック項目 処置方法 参照

安全瓶-本体間ホースAssyは正しく接続されていますか?

安全瓶キャップに安全瓶パッキンが入っていますか?また、曲がって取り付けられていませんか?

Oリングは正しく取り付けられていますか?また、亀裂など入っていませんか?

Oリングは正しく取り付けられていますか?また、亀裂など入っていませんか?

上蓋や吸引瓶などに亀裂が入っていませんか?

上記以外の原因

上蓋はPUSHボタンにロックされていますか?

安全瓶や安全瓶キャップなどに亀裂が入っていませんか?

吸引瓶パッキンは上蓋に取り付けていますか?また、曲がって取り付けられていたり、汚れていませんか?

奥まで入れ直してください。

吸引-安全瓶間ホースAssy、及び吸引ホース口(白)は正しく接続されていますか?

奥まで入れ直してください。

安全瓶パッキンを正しく取り付けてください。

安全瓶-本体間ホースAssyの交換が必要です。

亀裂など破損している部品の交換が必要です。

亀裂など破損している部品の交換が必要です。

内部機器には触れずお買い上げの販売店にご連絡ください。

吸引瓶パッキンを正しく取り付けてください。汚れている場合は洗浄してください。

中蓋及び吸引瓶が正しく本体に取り付けられているのを確認し、上蓋を閉め直してください。

吸引-安全瓶間ホースAssy、または吸引ホース口(白)の交換が必要です。

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点検チェックリスト

日常点検チェックリスト 日常点検は機器ご使用前に必ず実施してください。

点検項目 点検内容 処置方法 参照

専用ACアダプター

ACアダプター本体、コード、プラグに変形や損傷、断線などが無いこと。

断線など破損している場合は、交換してください。

吸引瓶安全瓶

フロートセット

傷、ヒビ割れなどが無いこと。

フロートが円滑に動くこと。

ヒビ割れなど破損している場合は、交換してください。

汚れがある場合は分解洗浄してください。

上蓋吸引瓶パッキン及びフロートストッパーが正しく取り付けてあること。

安全瓶キャップ

吸引ホース口(白)L型ホース口(黄)安全瓶ノズル-S安全瓶ノズル-L

安全瓶パッキンが正しく取り付けてあること。

正しく取り付けてください。汚れがある場合は洗浄してください。紛失した場合は、お買い上げの販売店もしくは巻末の営業所一覧をご参照のうえ、お近くの支店までお問い合わせください。

正しく取り付けてください。汚れがある場合は洗浄してください。紛失した場合は、お買い上げの販売店もしくは巻末の営業所一覧をご参照のうえ、お近くの支店までお問い合わせください。

真空計停止状態において、針は『0』の範囲を示していること。

電源スイッチ電源スイッチの『ON』『OFF』動作に異常の無いこと。

吸引ポンプポンプの動作音に異常の無いこと。

動作に異常がある場合は、真空計の故障が考えられます。内部機器には触れずお買い上げの販売店にご連絡ください。

動作に異常がある場合は、電源スイッチの故障が考えられます。内部機器には触れずお買い上げの販売店にご連絡ください。

動作に異常がある場合は、真空ポンプの故障などが考えられます。内部機器には触れずお買い上げの販売店にご連絡ください。

Oリングが正しく取り付けてあること。

汚れがある場合は洗浄してください。紛失した場合は、お買い上げの販売店もしくは巻末の営業所一覧をご参照のうえ、お近くの支店までお問い合わせください。

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電源投入前確認事項

電源動作確認事項

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保守(ユーザー)点検チェックリスト保守点検は使用者が行なう点検です。3ヶ月に1度実施してください。

点検項目 点検内容 処置方法 参照

サイレンサーAssy

内部に吸引液などが貯留されていないこと。

サイレンサーAssyを取り外し、洗浄してください。

サイレンサーフィルター

上蓋

著しい変色、または目詰まりなどが無いこと。

傷、ヒビ割れなどが無いこと。

サイレンサーフィルターは消耗部品です。使用頻度や使用環境によって大きく異なりますが、表面が変色してきましたら交換してください。

ヒビ割れなど破損している場合は、交換してください。

変形、ヒビ割れ、劣化などが無いこと。

チュービング

吸引瓶パッキン安全瓶パッキンまっすぐ管

フロートストッパー各種Oリング

真空計

各種ホースに折れ、ヒビ割れ、汚れなどが無いこと。

ヒビ割れなど破損している場合は、交換してください。

汚れがある場合は洗浄してください。ヒビ割れなど破損している場合は、交換してください。

調節弁ツマミ

動作状態において、カテーテルを折り曲げ、調節弁ツマミによる圧力調節が正しく行えること。

動作に異常がある場合は、調節弁ツマミなどの故障が考えられます。内部機器には触れずお買い上げの販売店にご連絡ください。

動作状態において、吸引圧力の強弱に伴い、針が円滑に動くこと。

動作に異常がある場合は、真空計の故障が考えられます。内部機器には触れずお買い上げの販売店にご連絡ください。

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#

電源投入前確認事項

電源動作確認事項

故障かな?と思われたときは

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警告

感電注意

注意

禁止

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メンテナンス

●お手入れや、部品の取り付け・取り外しのときは、 電源スイッチを『OFF』にし、必ず電源プラグをコン セントから抜くこと。専用充電池を装着している ときは安全を確認してから取り外すこと。  感電や誤動作によるけがの原因になります。

② ヒューズの交換

" ヒューズホルダーのつまみをプラスまたはマイナス  ドライバーで回し、ヒューズを取り出します。# 新しいヒューズと交換し、逆の手順で組み立てます。※ヒューズは必ず、当社指定品を使用すること。※交換時は、ヒューズが高温になっている場合がありま すので注意してください。※交換後、再度切れるようでしたら内部機器には触れ ずお買い上げの販売店にご連絡ください。

" ヒューズホルダーのつまみをプラスまたはマイナス  ドライバーで回し、ヒューズを取り出します。# 新しいヒューズと交換し、逆の手順で組み立てます。※ヒューズは必ず、当社指定品を使用すること。※交換時は、ヒューズが高温になっている場合がありま すので注意してください。※交換後、再度切れるようでしたら内部機器には触れ ずお買い上げの販売店にご連絡ください。

ヒューズの交換方法

① サイレンサーAssyの取り外し

" サイレンサー蓋のツマミを倒し、  サイレンサーAssyを取り外します。

② サイレンサーフィルターの交換

" サイレンサーAssyを分解し、  新しいサイレンサーフィルターに交換します。# 交換が終わりましたら逆の手順で組み立てます。  サイレンサーBOXは図の向きで組み立てます。

"

"

"

#

#

サイレンサーフィルターの交換方法

① 電源の切り離し

" 電源スイッチが『OFF』になっていることを確認します。# 専用ACアダプターのピンプラグを本体のプラグ受け  から抜きます。$ 電源プラグをコンセントから抜きます。

" 電源スイッチが『OFF』になっていることを確認します。# 専用ACアダプターのピンプラグを本体のプラグ受け  から抜きます。$ 電源プラグをコンセントから抜きます。

"

#$

・250V、2A・タイムラグ型・φ6×30mm

ヒューズ仕様

●本製品の付属品および本製品の別売品 以外は使用しないこと。  正常に動作せず、症状が悪化する恐れがあります。

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必ず守る 必ず守る

注意注意

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●上蓋へは吸引瓶パッキン及び フロートストッパーを、中蓋へはフロートセット を必ず取り付けて使用すること。

●ご不要となった本体や付属品、別売品の 廃棄方法は、お住まいの市区町村の指導 に従うこと。  環境汚染の原因になります。

分解の前に ① 分解

※フロートガイドとフロートの間に汚れがたまると フロートが円滑に摺動しなくなり、吸い込みの原因 となります。 以下の手順でフロートセットの分解メンテナンスを 行ってください。

" 左手でフロートガイドを持ち、  親指でフロートヘッド(フロートの先端部)を押えます。# 右手でフロートボディ(フロートの球形状)を持ち、  反時計回りに回しフロートを分解します。

③ 組み立て

" フロートヘッドをフロートガイドに通し、押えます。# フロートヘッドにフロートボディをねじ込みます。

② 洗浄

材質は全てPP(ポリプロピレン)です。中性洗剤の水溶液で洗浄を行ってください。洗浄後は消毒を行ってください。(  17ページ)

フロートセットの分解メンテナンス

"

"

#

#

故障かな?と思われたときは

軽く止まるところまで

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警告 警告

禁止禁止

29

別売品について

●走行中や運転者による操作は絶対に行わ ないこと。  交通事故の原因になります。

●本製品の入力電圧は直流12Vです。 直流12V車以外では絶対に使用しないこと。  発火や故障の原因になります。

② エンジン始動とシガーライターコードの接続

" 車のエンジンをかけ、アイドリング状態にします。�# シガーライターコードのピンプラグを本体のプラグ受け  に接続します。$ シガーライターコードのプラグをシガーライターソケット  に差し込みます。

" 車のエンジンをかけ、アイドリング状態にします。# シガーライターコードのピンプラグを本体のプラグ受け  に接続します。$ シガーライターコードのプラグをシガーライターソケット  に差し込みます。

④ 吸引する

以降、吸引に関する操作方法は専用ACアダプターを使用した場合と同様です。(  13ページ)

③ 電源を入れる

" 電源スイッチは専用ACアダプター使用時と同じ上  側にたおして『ON』です。

シガーライターコードの使用方法

"

"

"

# $

① 電源スイッチの確認

" 電源スイッチが『OFF』になっていることを確認してく  ださい。" 電源スイッチが『OFF』になっていることを確認してく  ださい。

DC12VDC12V

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必ず守る 必ず守る

注意警告

30

知っておいていただきたいこと

●専用充電池を使用後は必ず電源スイッチ を切ること。 長期間保管する場合は本体から外すこと。  電池を漏液させる原因になります。

●ご不要となった本体や付属品、別売品の 廃棄方法は、お住まいの市区町村の指導 に従うこと。  環境汚染の原因になります。

① 充電

専用充電器(KC-1500、KC1500m)を用いて専用充電池(KB-1500)の充電をします。専用充電器および専用充電池の取り扱いについては専用充電器付属の取扱説明書をご参照ください。※KC-1500は生産終了品です。

④ 吸引する

仕様と注意事項

以降、吸引に関する操作方法は専用ACアダプターを使用した場合と同様です。(  13ページ)以降、吸引に関する操作方法は専用ACアダプターを使用した場合と同様です。(  13ページ)

[仕様]・充電池動作時間の目安:約30分間

[注意事項]※動作が少しでも弱く感じた段階で充電してください。※電源スイッチの切り忘れに注意してください。※長期間使用しない場合は充電池を取り出してください。

③ 電源を入れる

" 電源スイッチは下側にたおして『ON』です。

専用充電池の使用方法

"

KC-1500m

KB-1500

② 専用充電池の装着

" 電源スイッチが『OFF』になっていることを確認します。# 電池蓋を開けます。$ 専用充電池を装着します。% 電池蓋を閉じます。

" 電源スイッチが『OFF』になっていることを確認します。# 電池蓋を開けます。$ 専用充電池を装着します。% 電池蓋を閉じます。

"

#

$

%

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警告

禁止 必ず守る

注意

専用キャリーバッグの特長

31

オプションパーツについて

●本体を落したり、強い衝撃を与えないこと。  破損し、故障の原因になります。

●寿命の尽きたPTFEフィルターUNITを 再使用しないこと。

② PTFEフィルターUINTの取り付け

" 吸引-安全瓶間ホースAssyが取り付けられていた  箇所へPTFEフィルターUINTを取り付けます。※PTFEフィルターUNITの寿命は、使用頻度や 使用環境によって大きく異なりますが、 表面が変色してきましたら交換してください。

PTFEフィルターUNITの使用方法

専用キャリーバッグ

① 吸引-安全瓶間ホースAssyの取り外し

" 標準付属品の吸引-安全瓶間ホースAssyを  取り外します。

" 上カバーはマジックテープによる保持なので開閉が容易です。# 確実に閉める場合は2つのバックルを使用します。$ 背面には専用充電池交換用の窓を備えております。% 自動車のヘッドレストなどに取り付けるのに便利な背面ベルトを備えております。

" 上カバーはマジックテープによる保持なので開閉が容易です。# 確実に閉める場合は2つのバックルを使用します。$ 背面には専用充電池交換用の窓を備えております。% 自動車のヘッドレストなどに取り付けるのに便利な背面ベルトを備えております。

""

" マジックテープ

# バックル $ 電池窓

% ヘッドレスト固定用ベルト

※ ご使用前に上蓋が確実に閉まっていることを確認してください。※ ご使用前に上蓋が確実に閉まっていることを確認してください。

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知っておいていただきたいこと

記号について記号 名称

クラスⅡ機器

交流

直流

直流コネクター�極性

屋内専用

無段階調節

EMC適合

備考

廃棄について

電撃に対する保護の形式がクラスⅡであることを示す。クラスⅡ機器とは、電撃に対する保護を基礎絶縁だけに依存せず、追加保護手段を備えた機器です。

専用ACアダプターは交流100V(50Hz - 60Hz)の商用電源へ接続してください。

本製品は直流12V駆動です。

直流プラグまたはジャックの極性を示す。

B形装着部電撃に対する保護の程度が、B形装着部であることを示す。JIS T 0601-1規格に規定される、B形装着部に関する要求事項(特に許容漏れ電流)に適合しています。

専用ACアダプターは屋内専用です。

本製品はEMC規格『JIS T 0601-1-2:2002』に適合しています。ただし、他の医療機器、電子機器との併用において相互に影響を生じる場合があります。本書(取扱説明書)及び添付文書に従って正しい設置、取り扱いをしてください。

無段階に増減できる調節を示す。

注記、警告付属文書参照

操作前に関連する付属文書を参照する必要があることを示す。本書(取扱説明書)及び添付文書をよくお読みのうえ、正しくお使いください。

記号について/廃棄について

ご不要となった本体や付属品、別売品の廃棄方法は、お住まいの市区町村の指導に従ってください。環境汚染の原因になります。

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仕様

仕様承認番号 21900BZX01316000

類別 機械器具 32 医療用吸引器

一般的名称 電動式可搬型吸引器

医療機器分類 管理医療機器

販売名 ポータブル吸引器 パワースマイル

型式 KS-700

専用ACアダプター 入力:交流100V - 240V (50Hz - 60Hz) 、 出力:直流12V/2A

専用充電池(*1) 直流12V/1.5Ah

定格時間 30分

消費電流 1.3A±10%

電撃に対する保護の形式 クラスⅡ機器及び内部電源機器

電撃に対する保護の程度 B形装着部

ヒューズ定格 250V、2A、タイムラグ型

吸引瓶容量 700mL±50mL

最大吸引圧力 -80kPa±10%

排気流量 13L/min±10%

気圧 70kPaから106kPa

使用環境温湿度 +5℃ から +35℃ 30%RH から 75%RH (ただし結露なきこと)

保管環境温湿度 -10℃ から +60℃ 10%RH から 75%RH (ただし結露なきこと)

本体質量 約2.3kg (本体のみ)

外形寸法 幅約193mm × 奥行き約181mm × 高さ約237.5mm (突起部除く)

付属品吸引器本体、専用ACアダプター、吸引ホース、カテーテルコネクターカテーテルホルダー、ヒューズ(予備、1本)、カテーテル(*2)取扱説明書(本書)、添付文書、保証書、ユーザー登録カード

製造販売元 株式会社興伸工業

電源

*1:専用充電池は別売品です。*2:カテーテルは初回使用時のお試し品です。

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知っておいていただきたいこと

別売品一覧

別売品一覧

吸引ホース口(白) PP+SI

5個140030113

上蓋一式

140030161

SI

1枚

中蓋一式 -

1式140030071

カテーテルホルダー

5個入り:200190225

専用充電池のみ(140030063):1個専用充電池のみ(140030063):1個

安全瓶パッキンのみ(140030162):5個安全瓶のみ(200197843):1個

250V、2A、タイムラグ型φ6×30mm250V、2A、タイムラグ型φ6×30mm

PMP

1個200190037

吸引ホース -

1本200190082

吸引瓶 PC

1個140030073

吸引瓶パッキン

140030066

安全瓶一式 -

1式140030072

吸引-安全瓶間ホース一式 -

1式140030067

カテーテルコネクター(S-6) EVA

1個200190226

サイレンサーフィルター EVA

5個

-

1式

140030108

安全瓶-本体間ホース一式 -

1式140030068

ヒューズ -

2個

PTFEフィルターUNIT -

1式140030069

専用ACアダプター -

1個140030074

シガーライターコード -

1個140031333

吸引ホース専用洗浄ブラシ -

1本200190250

140035052

専用キャリーバッグ -

1個140030064

吸引カテーテルMT -

20本下記参照

専用充電器(充電池付) -

1式140030163

記載項目は左上から、品名・材質略称・発注番号・梱包単位です。

8Fr:34079004010Fr:34079000112Fr:34079000214Fr:340790003

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製造販売元 株式会社 興伸工業医療機器製造販売業許可番号 11B1X00009

*製品は改良のため、予告なく仕様を変更する場合 があります。*取説番号0419-15

最適な提案で医療福祉社会に貢献する

(株)新鋭工業福岡

営業所

本社 〒362-0055 埼玉県上尾市平方領領家308-2 TEL 048-725-1786 FAX 048-725-7550

東京支店 〒113-0033 東京都文京区本郷3-12-5 TEL 03-3816-0444 FAX 03-3816-0406

大阪支店 〒541-0042 大阪府大阪市中央区今橋1-6-1 TEL 06-6228-3311 FAX 06-6228-3321

札幌支店 〒060-0907 北海道札幌市東区北七条東4-28-3 TEL 011-741-7752 FAX 011-753-2703

長野支店 〒390-0835 長野県松本市高宮東5-13 TEL 0263-24-2840 FAX 0263-27-3152

新潟支店 〒951-8136 新潟県新潟市中央区関屋田町1-1 TEL 025-233-0592 FAX 025-233-0573

山陰支店 〒683-0001 鳥取県米子市皆生温泉2-20-27 TEL 0859-34-5675 FAX 0859-34-5708

岡山支店 〒700-0982 岡山県岡山市北区中島田町1-7-8 TEL 086-235-0323 FAX 086-235-0324

広島支店 広島県広島市西区庚午中4-10-36 TEL 082-275-0740 FAX 082-275-0760〒733-0822

本社 福岡県福岡市東区多の津5-11-25 TEL 092-622-0055 FAX 092-622-0052〒813-0034

沖縄支店 沖縄県浦添市仲間1-19-6 TEL 098-876-4262 FAX 098-876-6097〒901-2103

名古屋支店 愛知県名古屋市昭和区石仏町2-1-40 TEL 052-859-1333 FAX 052-859-1334〒466-0023

仙台支店 〒984-0042 宮城県仙台市若林区大和町4-9-12 TEL 022-782-4661 FAX 022-782-4662

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