地積測量図の作成 - fukuicompu€¦ · xml. 作成で地積測量図を作成し、図面の...
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既知点よりトラバース観測データの入力・座標登録、交点計算で
座標作成・登録、地番の作成・登録、定面積分割での地番分割を
おこないます。
その後、登記用 XML 作成で地積測量図を作成し、図面の
編集をおこない XML データ(地積測量情報)を出力
します。
本書では次ページのような地積測量図を例に
解説します。
※解説内容がオプションプログラムの
説明である場合があります。
ご了承ください。
地積測量図の作成
(XML 出力)
1.入力例の説明 ________________________________ 1 2.作業現場情報の入力 _________________________ 2
2-1 [現場管理]を起動する ___________________________________ 2 2-2 工区を作成する___________________________________________ 3 2-3 現場を作成する___________________________________________ 4
3.既知点の入力 ________________________________ 5 3-1 既知点を読み込む ________________________________________ 5 3-2 既知点の標識を設定する _________________________________ 8 3-3 既知点の点種を設定する ________________________________ 10
4.トラバース計算での座標作成・登録 ___________ 12 4-1 [トラバース計算]を起動する _____________________________ 12 4-2 既知点より観測データを入力する _________________________ 13 4-3 計算書を作成する _______________________________________ 15 4-4 座標を登録する__________________________________________ 16 4-5 計算書を印刷する _______________________________________ 18 4-6 作業データを追加する ___________________________________ 20 4-7 登録済みの初点より観測データを入力する _______________ 21 4-8 計算書を作成する _______________________________________ 22 4-9 座標を登録する__________________________________________ 23 4-10 計算書を印刷する _______________________________________ 23 4-11 [トラバース計算]を終了する _____________________________ 24 4-12 標識を設定する _________________________________________ 25
5.交点計算(新点の作成) _____________________ 26 5-1 交点計算をおこなう ______________________________________ 26 5-2 隅切計算をおこなう ______________________________________ 28 5-3 座標を登録する__________________________________________ 29 5-4 [交点計算]を終了する __________________________________ 29 5-5 標識を設定する__________________________________________ 30
6.地番の作成・登録 ___________________________ 31 6-1 地番10を登録する_______________________________________ 31 6-2 地番11を登録する_______________________________________ 34 6-3 地番12を登録する_______________________________________ 36 6-4 地番13を登録する_______________________________________ 37
地地積積測測量量図図のの作作成成 ((XXMMLL出出力力))
目次
7.面積による地番分割 _________________________ 40 7-1 定面積分割する _________________________________________ 40 7-2 地番・座標を登録する ____________________________________ 41 7-3 [定面積分割]を終了する ________________________________ 42 7-4 標識を設定する__________________________________________ 42
8.地積測量図の自動作成 _____________________ 43 8-1 [登記用XML作成]を起動する ___________________________ 43 8-2 地積測量図のスタイルを設定する ________________________ 44 8-3 地積測量図の数値条件を設定する _______________________ 44 8-4 作図する筆10-1を選択する ______________________________ 45 8-5 作図する筆10-2を選択する ______________________________ 47 8-6 求積方法・観測値の設定する ____________________________ 48 8-7 表を設定する ____________________________________________ 49 8-8 恒久的地物を選択する __________________________________ 50 8-9 基本三角点等を選択する ________________________________ 51 8-10 図枠・申請書の情報を入力する __________________________ 52 8-11 表・方位・座標系ビューを設定する ________________________ 54 8-12 用紙を割り付ける ________________________________________ 55 8-13 地積測量図を自動作成する _____________________________ 56
9.図面の編集 _________________________________ 58 9-1 文字を入力する__________________________________________ 58
10.XMLデータ出力 _____________________________ 60 10-1 XMLデータへ変換する ___________________________________ 60 10-2 [登記用XML作成]を終了する ___________________________ 62
11.現場データの保存 ___________________________ 63 11-1 現場データを保存する ___________________________________ 63
参考.地積測量図の作成 _______________________ 67 1 地積測量図の作成コマンド _______________________________ 67 2 [申請 地積図 配置]ダイアログ _________________________ 67
参考.XMLファイル書込み ______________________ 76 1 XMLデータへ変換する __________________________________ 76
1
入力例の説明
1 入力例の説明
本章では、観測データを基に下記に示す流れに従い、地積測量図を作成し、XMLデータを出力する操作を解説します。本章の入力例は、所有者(○○ ○○)の土地(公簿上で246㎡)に対して、土地を等分割して分筆登記するという想定で解説します。
・ 一つずつ地番10、11、12、13を作成
し登録する。
地番の作成・登録(P.31)
・ 地番10の面積をS5、S6を通る線分と平行な線分
で等分割し、地番「10-1」「10-2」で登録する。
・ 面積分割で求められた新点(Q3、Q4)を登録 する。
面積による地番分割(P.40) 交点計算(新点の作成)(P.26)
トラバース計算での座標作成・登録(P.12)
作業現場情報の入力(P.2)
・ 現場情報を入力する。
・ トラバース計算に観測したデータ
を入力し、座標を作成して、
BLUETREND XAに登録する。
・ 既知点を入力する。
既知点の入力(P.5)
・ 交点計算により新点(S6)を、隅切
計算により新点(Q1、Q2)を求め、
登録する。
・ 現場データを保存する。
現場データの保存(P.63)
・ スタイル、数値条件で作図の条件を設定する。 ・ 地番を選択して地積測量図を作成し、CADに
配置する。 ・ 求積表などをCADに配置する
地積測量図の自動作成(P.43)
・ 作成した地積測量図の細かい部分を編集 する。
図面の編集(P.58)
・ 作成した地積測量図をオンライン申請可能な
XMLデータ(地積測量情報)に変換して、ファイ
ルに書き込む。
XMLデータ出力(P.60)
1
2
作業現場情報の入力
2 作業現場情報の入力
[BLUETREND XA 2015 現場管理]では、BLUETREND XAで作成したデータを管理します。作業現場情報を詳細に入力することで、複数の現場(または図面)が管理しやすくなります。 また、複数の現場をまとめた「工区」という単位で管理することもできます。工区は、作業現場の地区や時期などの条件によって分類することをお勧めします。
2-1
[現場管理]を起動する [BLUETREND XA 2015 現場管理]を起動します。
本書ではWindows8.1における操作例で解説します。その他の起動方法については、「\FcApp\各種資料(測量1)¥BTXA¥入門編\1_共通」フォルダーに添付されている「100_Windowsからの起動方法.pdf」を参照してください。
デスクトップ画面で[BLUETREND XA
2015 現場管理]をダブルクリックします。 1
Windows7をお使いの方は、画面左下の
[スタートボタン]-[すべてのプログラム]-
[ FukuiComputerApplication ] -
[BLUETREND XA 2015 現場管理]を
クリックして起動することができます。
1
2
2
作業現場情報の入力
工区の階層化について
[サブ工区として作成する]にチェックを入れて、所属工区で親工区を選択することにより、親工区とサブ工区の2階層で
仕分けることができます。工区数が多くなった場合でも管理がしやすくなります。
(下図の例では、親工区を「平成 26 年度分」、サブ工区を「坂井市」と設定しています。)
[工区作成]をクリックします。 1
[工区名]を入力します。 2
[OK]をクリックします。 3
2-2
工区を作成する 関連のある複数の現場データをまとめる単位として[工区]があり、親工区とサブ工区に分けて現場データを階層管
理することもできます。 工区には名称をつけることができ、作成できる工区数にも制限はありません。(ハードディスク容量に依存) 工区で現場を分けることや現場情報を詳細に入力することにより、現場データを管理しやすくなります。 (工区の使用例 : 担当者別、発注者別、地区別、年度別、月別)
現場の詳細は現場データを少なくとも1度は保存しなければ設定できません。
1
3
2
3
2
作業現場情報の入力
2-3
現場を作成する 現場を作成します。
入力した工区をクリックします。
こでは工区を新規作成したため、現
時点では現場が存在しません。
1
[現場作成]のアイコンをクリックします。 2
[現場名]など、必要な項目を入力し
ます。 3
[OK]をクリックします。
BLUETREND XA の作業ウィンドウ
がアクティブになり、[条件設定]ダイ
アログが表示されます。
4
3
作業現場の座標系を設定
することができます。
工区を選択すること
ができます。
2
1
4
起動モードについて
サーバーインストールした場合、ここで現場
占有か現場共有かを選択することが可能
です。詳細は「\FCAPP\各種資料(測量
1)¥BTXA¥入門編¥1_共通」フォルダー
の中の「101_共同作業の運用方法 .pdf」
を参照してください。
5
6
[条件設定]についての詳細は
ヘルプを参照してください。
各タブをクリックして、各項目の設定
を確認し、[OK]をクリックします。
5 6
4
3
既知点の入力
3 既知点の入力
既知点を入力します。入力例では、あらかじめ用意した座標SIMAファイル「既知点座標データ(地積測量図).sim」を読み込んで、既知点を入力します。
3-1
既知点を読み込む
ファイルの場所を指定します。 4
「既知点座標データ(地積測量
図).sim」をクリックします。 5
[開く]をクリックします。 6
座標や地番に関する設定を確認
します。 7
[OK]をクリックします。 8
[OK]をクリックします。 9
[ファイル]-[外部ファイル読込
み]-[座標地番SIMA]をクリック
します。
1 2 3
既知点を読み込みます。
入力例では、あらかじめ用意した座標SIMAファイル「既知点座標データ(地積測量図).sim」を読み込みます。
6
「既知点座標データ(地積測量図).sim」
は、インストール時にフォルダーの変更をし
ていなければ「FCAPP\各種資料(測量
1)¥BTXA\入門編(サンプルデータ)\7
_登記関連」フォルダーにコピーされます。
1
2
3
5
7
8 9
4
5
3
既知点の入力
メインメニューウィンドウの[座標管
理]をクリックします。
座標入力のセルに切り替わり、読
み込まれた座標が表示されます。
10
[座標管理]では、基準点座標が読み込
まれ、登録されたことが確認できます。
[現場プロット]では、座標の平面イメージ
(現場イメージ)が確認できます。
[選択座標を中央に表示]のチェックをオンにすると、選択し
ているセルの座標が、現場プロットの中央に表示されます。
10
6
3
既知点の入力
[計算書作成]について
選択しているセルの座標の座標プリントを作成することができます。
[OK]をクリックします。 3
プログラムフォルダーの管理
BLUETREND XA では各種データの保存先を[ツール]-[オプション]コマンドで表示されるダイアログの[既定のフォ
ルダー]ページで管理しています。
[変更]ボタンでパスを変更することが可能です。(一部、変更できないフォルダーもあります。)
[セル]をクリックします。 1
座標プリントを作成する座標を
選択し、[計算書作成]をクリッ
クします。
1 2
各設定を確認します。 4
[OK]をクリックします。 5
3
4
5
1
2
7
3
既知点の入力
3-2
既知点の標識を設定する 読み込んだ既知点の標識を設定します。
標識リストを選択する
[読込み]をクリックします。 3
読み込む標識のリストを選択します。 4
[OK]をクリックします。[杭種]ダイ
アログへ戻ります 5
読み込まれた標識のリストを確認
して、[OK]をクリックします。 6
[専用コマンド]-[杭種編集]を
クリックします。
[杭種]ダイアログが表示されます。
1 2
5
6
1
2
3
4
8
3
既知点の入力
既知点の標識を設定する
3
1
同様の操作を繰り返し、残りの既
知点の標識も左図のように設定
します。
3
No.1の[杭種]セルをダブルクリッ
クして、「金属標」をクリックします。
1 2
2
9
3
既知点の入力
3-3
既知点の点種を設定する 読み込んだ既知点の点種を設定します。
点種リストを選択する
[読込み]をクリックします。 3
読み込む点種のリストを選択しま
す。 4
[OK]をクリックします。[点種]ダイ
アログへ戻ります 5
読み込まれた点種のリストを確認
して、[OK]をクリックします。 6
[専用コマンド]-[点種編集]をク
リックします。[点種]ダイアログが
表示されます。
1 2
6
5
1
2
3
4
10
3
既知点の入力
既知点の点種を設定する
同様の操作を繰り返し、残り
の既知点の点種も左図のよ
うに設定します。
3
No.1の[点種]セルをダブル
クリックして、「三角点」をクリ
ックします。
1 2
3
1
2
11
4
トラバース計算での座標作成・登録
4 トラバース計算での 座標作成・登録
[トラバース計算]で座標を作成して登録します。
本書では、既知点より結合トラバースで器械点の座標を登録してから、放射トラバースで地積の座標を作成して登録します。登録後、座標点の標識を設定します。
なお、本書では、トラバース計算のデータを手入力していますが、[電子野帳取込]で電子野帳から取り込んだデータを読み込むこともできます。
4-1
[トラバース計算]を起動する
[メニュー]をクリックします。 1
[座標計算]-[トラバース計算]-
[新規作成]をクリックします。
[トラバース計算]ウィンドウが表
示されます。
2 3 4
1
2
3
4
12
4
トラバース計算での座標作成・登録
4-2
既知点より観測データを入力する 既知点より、結合トラバースのデータを手入力して、地積の観測データの初点の座標を登録します。
[観測データ]をクリックします。 1
各項目の設定をおこないます。 2
[次へ]をクリックします。 3
[初点]の[既知点より]チェックボ
ックスをオンにして、[点番]ボック
スに「2」と入力します。
4
[初点後視点]の[既知点より]チ
ェックボックスをオンにして、[点
番]ボックスに「3」と入力します。
5
[結合点]の[既知点より]チェック
ボックスをオンにして、[点番]ボッ
クスに「4」と入力します。
6
[結合取付点]の[既知点より]チ
ェックボックスをオンにして、[点
番]ボックスに「1」と入力します。
7
[終了]をクリックします。 8
2
4 5
6 7
3
1
8
13
4
トラバース計算での座標作成・登録
左図のように[視準点名][観測
角][距離]データを入力します。 9
9
視準点名「3G0182」「3G0179」を入力すると、すでに「3G0182」
「3G0179」が存在するため、下の図のような[点名重複]ダイアログ
が表示されますので、[OK]をクリックしてください。
結合取付点の[距離]には
「0.000」を入力します。
14
4
トラバース計算での座標作成・登録
4-3
計算書を作成する トラバース計算の計算書を作成します。
[観測データ]ページを表示している状態で計算書を作成してください。
[計算書タイプ]ボックスから[2D
結合閉合 タイプ1]を選択します。 4
[計算書作成]グループの[計算
書を保存する]オプションがオン
であることを確認します。
5
[トラバース計算]タブをクリックし
ます。 6
[OK]をクリックします。 8
[ファイル]-[計算書]-[新規作
成]をクリックします。
1 2 3
次ページへ
4
5
7
8
1
2 3
6
設定内容を確認します。 7
計算書で使用するフォームについて
[計算書の作成]ダイアログの[計算書グループ]
ボックスで選択する項目によって、[計算書タイ
プ]ボックスで選択できるフォームが異なります。
このフォームは[フリーフォーマット作成]ツールで
作成することができます。[フリーフォーマット作
成]ツールについては、ヘルプを参照してください。
また、各作業データでどのようなフォームを使用し
て計算書を作成するかを確認したい場合は、[フ
リーフォーマット作成]ツールを起動してください。
簡単にフォームを確認することができます。
15
4
トラバース計算での座標作成・登録
プレビュー選択について
作成する計算書をプレビューで確認することができます。
4-4
座標を登録する 結合トラバース計算で求めた座標を登録します。
[放射点]の[プロットマーク]をクリ
ックします。
[プロットマーク設定]ダイアログが
表示されます。
1
プロットマークの形状や図面作成
時のサイズ、作図するときのペン
Noを設定してします。
2
[OK]をクリックします。
[トラバース計算座標登録]ダイア
ログへ戻ります。
3
[OK]をクリックします。 4
続き
1
3
2
4
16
4
トラバース計算での座標作成・登録
プロットマークを変更するには
[プロットマーク選択]で表示されている一覧は[プロットマーク登録]ツールで作成することができます。
[プロットマーク登録]ツールの起動は、[スタート]-[すべてのプログラム]-[FukuicomputerApplication]-
[BLUETREND XA 2015 ツール]-[プロットマーク登録]を順にクリックします
計算書のページ番号について
[データ編集]-[ページ通し]-[ページ番号]コマンドで、作成した計算書の現在のページから最終ページまで、一括
で新たにページ番号を付けたり、付け直したりすることができます。
詳しくはヘルプを参照してください。
■新しくページ番号を付ける場合の例
■ページを付け直す場合の例
座標登録のダイアログがでてこない場合
[計算書の作成]ダイアログで[座標・地番を登録する]のチェックがオフの場合、[座標登録]ダイアログが出てきませ
ん。[ファイル]-[登録]コマンドから登録してください。
プロットマークの種類をクリック
します。 1
変更後のプロットマークの形
状をクリックし[OK]をクリック
します。
2
1
2
3
3
17
4
トラバース計算での座標作成・登録
プリンター、印刷部数などを設定
します。 2
[印刷]のアイコンをクリックします。 1
4-5
計算書を印刷する トラバース計算の計算書を印刷します。
1
2
3
[OK]をクリックします。 3
18
4
トラバース計算での座標作成・登録
点名重複チェックについて
[点名重複]ダイアログは、すでに登録されている点や同じ入力データ内に同一点名がある場合に表示されます。これ
により、間違って同一点名を使用することを防ぎます。
[登録点番のチェックを行う]チェックがオフになっていると、入力データに同一点番を使用していた場合、メッセージが
表示されずに上書きされる恐れがありますので注意してください。[登録点番のチェックを行う][登録点名のチェックを
行う]チェックはオンにしておくことをお勧めします。
複数の計算書を削除するには
[ファイル]-[計算書]-[選択削除]コマンドで、複数の計算書を選択して削除することができます。
2
3
4
1
4
5
1
2
3
5
19
4
トラバース計算での座標作成・登録
4-6
作業データを追加する [トラバース計算]の作業データを追加します。
[トラバース計算]をクリックしま
す。 3
[OK]をクリックします。
[トラバース計算]の作業データ
が追加され、[トラバース計算2]
ウィンドウが表示されます。
4
1 2
3
4
[作業データ]-[新規作成]をク
リックします。
1 2
20
4
トラバース計算での座標作成・登録
4-7
登録済みの初点より観測データを入力する 登録済みの初点より、放射トラバースデータを手入力して、座標を作成し登録します。
[観測データ]をクリックします。 1
各項目の設定をおこないます。 2
[次へ]をクリックします。 3
[初点]の[既知点より]チェックボ
ックスをオンにして、[点番]ボック
スに「8」と入力します。
4
[初点後視点]の[既知点より]チ
ェックボックスをオンにして、[点
番]ボックスに「7」と入力します。
5
[終了]をクリックします。 6
下図のように[視準点名][観測
角][距離]データを入力します。 7
3
2
4 5
6
7
1
21
4
トラバース計算での座標作成・登録
4-8
計算書を作成する トラバース計算の計算書を作成します。
[観測データ]ページを表示している状態で計算書を作成してください。
[計算書タイプ]ボックスから[2D
開放 放射]を選択します。 4
[計算書作成]グループの[計算
書を保存する]オプションがオン
であることを確認します。
5
[トラバース計算]タブをクリックし
ます。 6
[OK]をクリックします。 8
[ファイル]-[計算書]-[新規作
成]をクリックします。
1 2 3
設定内容を確認します。 7
5
4
8
1
2 3
6
7
次ページへ
22
4
トラバース計算での座標作成・登録
4-9
座標を登録する トラバース計算で求めた座標を登録します。
計算書を印刷する トラバースの計算書を印刷します。
4 -10
1
2
3
プリンター、印刷部数などを設定
します。 2
[印刷]のアイコンをクリックします。 1
[OK]をクリックします。 3
続き
1
プロットマークの形状や図面作成時
のサイズ、作図するときのペンNoを
確認して、[OK]をクリックします。
1
23
4
トラバース計算での座標作成・登録
[トラバース計算]を終了する [トラバース計算]を終了します。
本書では、「トラバース計算2」「トラバース計算1」の作業データを順に閉じて、[トラバース計算]を終了します。
4 -11
データの保存について
BLUETREND XA での作業データはメモリ上に保存されているために、[ファイル]-[名前を付けて保存]コマンドもし
くは[ファイル]-[上書き保存]コマンドを実行するまでハードディスクに保存されていません。
ハードディスクに保存せずに、BLUETREND XA を終了したり、コンピューターの電源を切ったりするとデータが消滅し
ます。ハードディスクなどの記憶装置に保存するためには、[ファイル]-[名前を付けて保存]コマンドもしくは[ファイル]
-[上書き保存]コマンドを実行してください。
ただし、作業データ単位での保存はできません。複数の作業データを一つの現場データとして保存します。現場データ
の保存については、「現場データの保存」(P.63)を参照してください。
1
2
[データクローズ]をクリックします。
[トラバース計算1]ウィンドウが閉
じ、メインメニューへ戻ります。
2
[データクローズ]をクリックします。
[トラバース計算2]ウィンドウが閉じ、
[トラバース計算1]ウィンドウへ戻り
ます。
1
24
4
トラバース計算での座標作成・登録
標識を設定する 登録した座標の標識を設定します。
[メインメニュー]ウィンドウの[座標
管理]をクリックします。 1
同様の操作を繰り返し、残りの座
標の標識も左図のように設定しま
す。
4
標識を設定するセルをダブルクリ
ックして、座標の標識を設定しま
す。
入力例では、No.5の[杭種]セル
をダブルクリックして、[コンクリート
標]をクリックします。
2 3
4 -12
4
1
2
3
25
5
交点計算(新点の作成)
5 交点計算(新点の作成)
[交点計算]で新点を求め、求めた点を座標登録します。
交点計算の結果後に登録する座標を選択して座標登録をおこなうので、座標登録をせずに、求めた交点を利用して新たな交点計算が可能です。
入力例では、右図のように交点計算(右図:左)と隅切計算(右図:右)をおこない、S6、Q1、Q2を登録します。
5-1
交点計算をおこなう [交点計算]を起動し、登録されている座標点(S1、S5)、(S7、S8)を通る2組の直線の交点を求めます。
S1 S7 S8
S5
求点
点名をS6として登録する S6 点名をQ1、Q2
として登録する
S4 S1
距離 求点
求点
[メニュー]をクリックします。 1
[座標計算]をクリックします。 2
[交点計算]をクリックします。 3
[新規作成]をクリックします。 4
[2直線の交点]をクリックします。 5
[05:4点交点]をクリックします。 6
[OK]をクリックします。 7
5
1
2
3
4
6
7
26
5
交点計算(新点の作成)
[現場プロット]において、「S1」、
「S5」と順にクリックします。
指定した座標点の色が変わり、2点
を通る直線が表示されます。
8 9
10
現場プロットで、「S7」、「S8」と順
にクリックします。
指定した座標点の色が変わり、2
点を通る直線が表示されます。
また、「S1」、「S5」を通る直線との
交点に座標点が表示されます。
同時にセルの[点番3][点名3]
に「15」「S7」、[点番4][点名4]
に「16」「S8」と入力され、[登録
点番1]と[X1][Y1]も入力され
ます。
11
[登録点名1]に「S6」と入力しま
す。
交点の座標点に「S6」と表示され
ます。
12
本書では、現場プロットをクリックして入力します。[点番1]の
セルがアクティブになっていることを確認してください。
8
9
10
11
現場プロットを使用してセルに入力して
いきます。
同時にセルの[点番1][点名1]
に「10」「S1」、[点番2][点名2]
に「14」「S5」と入力されます。
12
27
5
交点計算(新点の作成)
5-2
隅切計算をおこなう 計算タイプを[隅切計算]に変更してから、登録されている座標点S6、S1、S4の3点で指定した角の隅切辺長を指定し隅切点を求めます。
[隅切計算]をクリックします。 3
[05:隅切計算2:隅切辺長]をク
リックします。 4
[OK]をクリックします。 5
[距離3]に「2.5」と入力します。 9
[専用コマンド]-[計算追加]をク
リックします。
1 2
10
[登録点名1]に「Q1」、[登録点
名2]に「Q2」と入力します。
11
現場プロットで、「S6」、「S1」 、
「S4」とクリックします。
6 7 8
3
6
7 8
9
10
11
2
1
4
5
現場プロットで「S6」をクリックする前に[点番1]のセル
がアクティブになっていることを確認してください。
入力した点名が現場プ
ロットに表示されます。
28
5
交点計算(新点の作成)
5-3
座標を登録する 交点計算で求めた座標を登録します。
登録する座標の情報を確認して、
[OK]をクリックします。 4
登録する座標のマーク形状を確
認して、[OK]をクリックします。 3
[ファイル]-[登録]をクリックします。
1 2
5-4
[交点計算]を終了する [交点計算]を終了します。
未登録点を使用して交点計算する
交点計算で作成した点を未登録のまま,別の交点計算に使用することができます。(交点計算で求められた点は未登
録点として、[現場プロット]に表示されます。)
未登録点を使用して計算をおこなうことで、不必要な点を管理する必要がなくなり、データの入力もスムーズにおこな
うことができます。
に使用した点など、管理する必要のない点を座標登録しないようにするには、[座標登録]ダイアログで、登録しない点
の[登録1]にカーソルを合わせてダブルクリックします。
「する」が「しない」に変更されます。
[データクローズ]をクリックします。 1
3
4
1
2
1
29
5
交点計算(新点の作成)
5-5
標識を設定する
[メインメニュー]ウィンドウの
[座標管理]をクリックします。
座標入力のセルに切り替わり
ます。
1
標識を設定するセルをダブル
クリックして、座標の標識を設
定します。
入力例では、No.22の[杭種]
セルをダブルクリックして、「コン
クリート標」をクリックします。
2 3
登録した座標の標識を設定します。
[メインメニュー]ウィンドウの
[座標管理]をクリックします。
座標入力のセルに切り替わり
ます。
4
4
1
2
3
30
6
地番の作成・登録
6 地番の作成・登録
[地番管理]では用地の登録をおこないます。
[トラバース計算]、[交点計算]プログラムで登録した座標を構成点として、右図のように地番10,11,12,13を作成、登録します。
6-1
地番10を登録する 地番10を登録します。
「登録・編集」で地番作成、登録します。
11 12 13
10
[地番管理]をクリックします。 1
[地番No.1]の[地番名]セルをク
リックして、登録する地番名(本書
では、「10」)を入力します。
2
[登録・編集]をクリックします。
登録・編集[1:10]]ダイアログの
[地番情報]の設定画面が表示
されます。
3
1
3
2
[構成点]セルをダブルクリック
すると、[登録・編集[1:10]]ダ
イアログの[構成点]の設定画
面が表示され、同様に座標を
入力することができます。
[地目]や[所有者]
などを設定すること
ができます。
31
6
地番の作成・登録
[地番名][求積属性]を確認し
ます。 4
[構成点]タブをクリックします。 5
10
座標を入力するために[現場プロ
ット]に おいて、S6→S5→S12
→S11→S8→S7→S6を順にク
リックします。
6
7 8 9 11 12
4
8
7
12
6
5
11
9 10
[現場プロット]でのクリックによって[登録・編集
[1:10]]ダイアログに点番が入力されます。
手入力でも入力できます。
32
6
地番の作成・登録
[登録終了]をクリックします。 13
[OK]をクリックします。 14
13
14
[選択地番を拡大表示]のチェックをオンにすると、選択してい
るセルの地番が、現場プロットで拡大されて表示されます。
登録された地番を現場
プロット、およびセル上で
確認することができます。
地番登録時に自動三斜する場合
地番登録時に自動三斜するかしないかは、[ツール]-[条件設定]コマンドの[共通]で設定します。
ウィンドウが重なって見えない場合
ウィンドウは移動、大きさを変更することができます。画面上部のタイトルの表示されている部分をドラッグ(マウスの左ボ
タンを押した状態でマウスを移動)するとウィンドウが移動します。また、ウィンドウの枠にマウスポインタを近づけるとマウ
スポインタが矢印に変形しますので、その状態でドラッグすると大きさを変更できます。
33
6
地番の作成・登録
6-2
地番 11 を登録する 地番10の登録と同様な操作で地番11を登録します。
[地番No.2]の[地番名]セルをク
リックして、登録する地番名(本書
では、「11」)を入力します。
1
[登録・編集]をクリックします。
[登録・編集[2:11]]ダイアログ
が 表示されます。
2
[地番名][求積属性]を確認し
ます。 3
座標を入力するために[現場プロ
ット]において、Q2→Q1→S6→
S7→S4→Q2を順にクリックしま
す。
4 5 6 7 8 9 2
3
1
7 6
8 4
5
9
[現場プロット]でのクリックによって[登録・編集
[2:11]]ダイアログに点番が入力されます。
手入力でも入力できます。
[構成点]がオンになって
いることを確認します。
34
6
地番の作成・登録
6-3
地番 12を登録する 地番11の登録と同様の操作で地番12を登録します。
[地番No.3]の[地番名]セルをク
リックして、登録する地番名を入
力します。
1
[登録・編集]をクリックします。 2
[地番名][求積属性]を確認し
ます。 3
[現場プロット]において、S4→S7
→S8→S3→S4を順にクリックし
ます。
4 5 6 7 8
以降の操作については、前ページの
「地番11の登録」の⑩・⑪を参照して
ください。
7
6
4 8
2
3
5
[構成点]がオンになって
いることを確認します。
「地番11を登録する」と
同様の操作で地番を
登録します。
1
36
6
地番の作成・登録
[地番No.4]の[地番名]セルをク
リックして、登録する地番名を入
力します。
1
[登録・編集]をクリックします。 2
[地番名][求積属性]を確認し
ます。 3
[現場プロット]において、S3→S8
→S11→S2→S3を順にクリック
します。
4 5 6 7 8
以降の操作については、前ページの
「地番11の登録」の⑩・⑪を参照して
ください。
6-4
地番13を登録する 地番11の登録と同様の操作で地番13を登録します。
7
6
8
2
3
5
[構成点]がオンになって
いることを確認します。
「地番11を登録する」と
同様の操作で地番を
登録します。
1
4
37
6
地番の作成・登録
複数の地番を同時に登録する
地番を登録するコマンドには、1地番ずつ登録する[登録・編集]コマンド、複数の地番を一括して登録する[結線登録]
コマンドがあります。ここでは[結線登録]コマンドについて解説します
4
7
8
9
10
11
12
14
6
5 13
19
18
17
16
15
21
22
20
24
25
23
1
2 3
[専用コマンド]-[特殊編集]-
[結線登録]をクリックします。
1 2 3
16
S6→S7→S8→S11の順に
座標をクリックします。
17 18 19
[結線処理]、[入力]オプショ
ンがオンになっていることを確
認します。
4
14
[現場プロット]において、Q2
→Q1→S6→S5→S12→
S11→S2→S3→S4→Q2
の順に座標をクリックします。
5 ~
[結線登録]ダイアログの[ペ
ンUP]をクリックします。
線が切断されます。
15
20
[ペンUP]をクリックして、S4
→S7の順に座標をクリックし
ます。
21 22
23
[ペンUP]をクリックして、S3
→S8の順に座標をクリックし
ます。
24 25
38
6
地番の作成・登録
複数の地番を同時に登録する
地番を登録するコマンドには、1地番ずつ登録する[登録・編集]コマンド、複数の地番を一括して登録する[結線登録]
コマンドがあります。ここでは[結線登録]コマンドについて解説します
27
地番10が登録された
ことを確認します。
26
28
地番が登録されたこと
を確認します。
[地番登録]オプションをオンにし
ます。 26
[地番名]ボックスに登録する地
番名を入力します。 27
[現場プロット]において、登録す
る地番をクリックします。 28
上記、㉖㉗㉘の操作を繰り返し、
左図のように地番11、12、13を登
録します。
登録が完了したら[結線登録]ダイ
アログで[終了]をクリックして、登
録処理を終了します。
39
7
面積による地番分割
7 [定面積分割]において、S5、S6を通る線分と平行な線分で地番10の面積を等分割し、地番「10-1」「10-2」を作成します。
同時に、[定面積分割]で作成された座標Q3、Q4を登録します。
7-1
定面積分割する [定面積分割]を起動し、地番10を等分割します。
面積による地番分割
点名をQ3として登録する
点名をQ4として登録する
S6 S7 S8
S11
S12 S5
10-1 10-2
[等分割]をクリックします。 7
[メニュー]-[地番計算]-[定面
積分割]-[新規作成]をクリック
します。
1 2 3
[分割モード]が[平行]であること
を確認します。 11
[仮点番][仮点名][仮地番No]
[仮地番名]ボックスを確認して
[OK]をクリックします。
5 6
[分割数]に「2」と入力します。 12
4
10
[現場プロット]で地番10、S5、
S6とクリックします。
8
9
5
2
1
3
4
7
8
9
10
6
12
11
40
7
面積による地番分割
7-2
地番・座標を登録する 定面積分割で作成した地番および座標を登録します。
[登録]が「○」であることを確認し
ます。 3
[次へ]をクリックします。 5
登録地番No.5の[登録地番名]
を「10-1」、登録地番No.6の[登
録地番名]を「10-2」に変更しま
す。
4
[登録点番][登録点名][マーク]
を訂正、確認します。
本書では、[No.1]の[登録点名]
を「Q3」、[No.2]の[登録点名]
を「Q4」に変更します。
6
[終了]をクリックします。 7
[ファイル]-[登録]をクリックしま
す。
1 2
7
3 4
5
6
1
2
41
7
面積による地番分割
[データクローズ]をクリックします。 1
7-3
[定面積分割]を終了する [定面積分割]を終了します。
7-4
標識を設定する 登録した座標の標識を設定します。
[メインメニュー]ウィンドウの
[座標管理]をクリックします。
座標入力のセルに切り替わ
ります。
1
標識を設定するセルをダブ
ルクリックして、座標の標識
を設定します。
入力例では、No.25の[杭
種]セルをダブルクリックし
て、「コンクリート標」をクリック
します。
同様にしてNo.26の座標の
標識も左図のように設定し
ます。
2
1
2
1
42
8
地積測量図の自動作成
8 [登記用XML作成]で、地積測量図を作成します。
入力例では、地積測量図を作成する地番を選択し、CADに図面を自動作成します。
8-1
[登記用 XML 作成]を起動する
地積測量図の自動作成
[登記用XML作成]を起動します。
[メニュー]をクリックします。 1
[新規作成]をクリックします。
[登記用XML作成]ウィンドウが
表示されます。
4
[登記関連]-[登記用XML作
成]をクリックします。
2 3
1
3
2
4
[設定]-[システムカラー設定]で
背景色を白色に設定しています。
43
8
地積測量図の自動作成
左側のボックスの「共通」「表」「地
番符号・地番名称」「筆界点 名
称」「恒久的地物 名称」「基本三
角点等 名称」「距離」をクリックし
て、各項目の設定を確認します。
各項目の詳細については、ヘルプ
を参照してください。
3
[OK]をクリックします。 4
[専用コマンド]グループの[地積
図]-[スタイル]をクリックします。
1 2
8-2
地積測量図のスタイルを設定する コンピューターに図面を自動で描かせるためのスタイル(文字のサイズ、位置、向き、線の太さ等)の設定をおこないます。[書込み]ボタンで仕事内容やユーザーに合わせた設定を保存することもできます。
8-3
地積測量図の数値条件を設定する コンピューターに図面を自動で描かせるための数値条件(各数値の丸め等)の設定をおこないます。
[書込み]ボタンで仕事内容やユーザーに合わせた設定を保存することもできます。
左側のボックスの「共通」「表」「地
番符号・地番名称」「筆界点 名
称」「恒久的地物 名称」「基本三
角点等 名称」「距離」をクリックし
て、各項目の設定を確認します。
各項目の詳細については、ヘルプ
を参照してください。
3
[OK]をクリックします。 4
[専用コマンド]グループの[地積
図]-[数値条件]をクリックしま
す。
1 2
4
3
4
3
1
2
1
2
44
8
地積測量図の自動作成
8-4
作図する筆 10-1 を選択する 作図する筆を選択します。
入力例では、まず、地番「10-1」を選択します。
[専用コマンド] グループの[地積
図]-[配置]を順にクリックします。
1 2
[筆]タブになっていることを確認
して、 現場プロットで、図面(用
紙)に配置する地番「10-1」をクリ
ックします。
3 4
地番名「10-1」をクリックします。 5
[OK]をクリックします。 6
3
4
5
6 地番10-1は地番10と重なっているために、
右図のようにクリックしたときにどちらを選択
するかを決めるダイアログが表示される場
合があります。
地番「10-1」をクリックする
前に[No.1]のセルがアクテ
ィブになっていることを確認
してください。
1
2
45
8
地積測量図の自動作成
[詳細]セルをダブルクリックしま
す。 7
[筆界点]タブで筆界点の[標識]
[値][備考]を確認します。
[標識][値][備考]セルをダブル
クリックして内容を変更することも
できます。
8
筆界線の[種別]を確認します。 10
[筆界線]タブをクリックします。 9
[OK]をクリックします。 11
8
7
11
10
9
46
8
地積測量図の自動作成
8-5
作図する筆 10-2を選択する 次に、地番「10-2」を選択します。
[No.2]のセルをクリックします。 1
現場プロットで、図面(用紙)
に配置する地番「10-2」をク
リックします。
2
地番名「10-2」をクリックします。 3
[OK]をクリックします。 4
[詳細]セルをダブルクリック
します。 5
[筆界点]タブで筆界点の
[標識][値][備考]を確認
します。
6
[筆界線]タブをクリックします。 7
1
2
3
9
4
5
6 8
7
[筆界線の[種別]を確認し
ます。 8
[OK]をクリックします。 9
47
8
地積測量図の自動作成
8-6
求積方法・観測値の設定する 求積方法、概測値表の地番、登記記録上の面積を設定します。
1
[概測値]の[地番No]ボッ
クスをクリックします。 2
地番名「10」をクリックしま
す。 4
[OK]をクリックします。 5
[詳細]をクリックします。 6
[求積方法]ボックスで求積
方法を選択します。
ここでは「直角座標法(横)」
が選択されていることを確認
します。
[筆界点]タブで筆界点の
[標識][値][備考]を確認
します。
7
現場プロットで、概測値を求
める地番「10」をクリックしま
す。
[地番選択]ダイアログが表
示されます。
(このダイアログが表示され
ない場合は、⑥に進んでくだ
さい。)
3
3
5
7
1
4
6
2
48
8
地積測量図の自動作成
8-7
表を設定する 配置する表と、配置する順番を設定します。
入力例では、基本三角点等表、求積表、概測値表、座標系表、恒久的地物表を手動配置するのですべての表が選択されていることを確認します。
1
すべての表のチェックがオン
になっていることを確認しま
す。
2
[表設定]をクリックします。
[OK]をクリックします。 3
8
筆界線の[種別]を確認します。 9
[筆界線]タブをクリックします。
[OK]をクリックします。 10
[登記記録上の面積]に地
番名「10」の登記上の面
積(ここでは、「246」)を入
力します。
11
10
9
11
8
3
2
1
49
8
地積測量図の自動作成
8-8
恒久的地物を選択する 作図する恒久的地物を選択します。
入力例では、「A1」を選択します。
1
現場プロットで、「A1」をクリ
ックします。
指定した「A1」の色が切り替
わり、セルに入力されます。
2
[恒久的地物]タブをクリック
します。
恒久的地物の設定ページに
切り替わります。
2
1
座標「A1」をクリックする前に
[No.1]のセルがアクティブ
になっていることを確認してく
ださい。
50
8
地積測量図の自動作成
8-9
基本三角点等を選択する 作図する基本三角点等を選択します。
入力例では、「3G0181」「3G0180」「3G0182」「3G0179」を選択します。
[基本三角点等]タブをクリッ
クします。 1
[測地系]ボックスで測地系
(ここでは「世界」)を選択しま
す。
2
[網図設定]をクリックします。
[網図設定]ダイアログが表
示されます。
7
[作成]のチェックをクリックし
てオンにします。 8
[自動配置]のチェックをクリ
ックしてオンにします。 9
6
現場プロットで、
「 3G0181 」 「 3G0180 」
「3G0182」「3G0179」をク
リックします。
色が切り替わり、セルに入力
されます。
3 4 5
[縦位置][横位置]に、用紙
の左上からのオフセットを入
力します
ここでは、初期値のままにし
ておきます。
10
2
9
10
12
1
4 5
7
3
6
8
11
13
[配置方法]の[縮尺指定]
をクリックします。 11
[縮尺]に「1000」と入力しま
す。 12
[OK]をクリックします。 13
51
8
地積測量図の自動作成
図枠・申請書の情報を入力する 作図する用紙の枠を選択して、地番、所在、作成者、申請人などの申請書情報を入力します。
8 -10
[線追加]をクリックします。 14
15
現場プロットで、
「3G0181」「3G0180」を
クリックします。
指 定 し た 「 3G0181 」 と
「3G0180」を結ぶ線が追
加されます。
16
17
同様の操作で、
「3G0180」「3G0182」を
クリックします。
18
19
「3G0182」「3G0179」を
クリックします。
20
1
[図面種別]で「地積測量
図」をクリックします。 2
[申請情報]タブをクリックし
ます。
申請情報の設定ページに切
り替わります。
14
1
2
16
15
17 19
18
20
52
8
地積測量図の自動作成
[所在1]「所在2」に土地の
所在、「作成者1」[作成者2]
に作成者の情報を入力しま
す。
4
[作成年月日」を確認しま
す。
右横の[<<]をクリックすると
カレンダーから選択すること
ができます。
5
[申請人1][申請人2][申
請人3]に申請人の情報を
入力します。
6
[縮尺左]に基本三角点等
の網図の縮尺、[縮尺右]に
筆の縮尺を入力します。
ここでは空白のままにしてお
きます。
7
地番の右横の[<<]をクリック
します。
[地番1][地番2]に[筆]タ
ブで選択されている地番の
「地番No. 地番名」が表示さ
れます。
3
3
4
5
6
7 [作成年月日]の右横の
[<<]をクリックすると、カレ
ンダーが表示されます。
[縮尺左]が空白のときは[基本三角点等]タブの
[網図設定]ダイアログの[縮尺]から取得します。
[縮尺右]が空白のときは[用紙割付]タブの[縮
尺]から取得します。
53
8
地積測量図の自動作成
表・方位・座標系ビューを設定する 作図する用紙の枠を選択して、地番、所在、作成者、申請人などの申請書情報を入力します。
8 -11
1
入力例では表を手動配置す
るので、[表自動配置]のチ
ェックをオフにします。
2
[測量年月日]を確認しま
す。
右横の[<<]をクリックすると
カレンダーから選択すること
ができます。
4
[座標系]ボックスで、座標
系を選択します。ここでは、
「公共座標6系」を選択しま
す。
5
[他情報]タブをクリックしま
す。
表、方位、座標系ビューの設
定ページに切り替わります。
入力例では方位マークを自
動配置するので、[方位配
置]のチェックがオンであるこ
とを確認します。
3
2
3
5
4
1
[作成年月日]の右横の
[<<]をクリックすると、カレ
ンダーが表示されます。
54
8
地積測量図の自動作成
用紙を割り付ける 作図する筆を用紙に割り付けます。
8 -12
用紙の割付をやり直す場合
用紙の割り付けをやり直す場合は、[ページ削除]ボタンをクリックしてページを削除して、再度[ページ配置]ボタンで、
用紙の割り付けをおこなってください。
1
[位置]の[右]がオンである
ことを確認します。 2
[配置方法]ボックスで「CA
D指定(0度固定)」を選択し
ます。
4
[ページ配置]をクリックしま
す。 5
[用紙割付]タブをクリックし
ます。
用紙割付の設定ページに切
り替わります。
[縮尺]に「250」と入力しま
す。
[限界縮尺]を参考にして入
力することをお勧めします。
3
7 5
2
3
4
6
1
用紙枠が表示しきれない場
合には、[縮小表示]をクリッ
クして表示範囲を広くしま
す。
また、データの位置を移動す
る場合には、[移動]をクリッ
クして表示範囲を移動しま
す。
6
用紙内側に選択した筆が納
まるように用紙枠を移動し、
クリックで確定します。
7
55
8
地積測量図の自動作成
地積測量図を自動作成する 地積測量図を自動作成します。
8 -13
配置場所を間違えた場合
用紙配置が完了する前(カーソルが表示されている状態)に表を配置し直す場合は、
マウスの右ボタンを押してポップアップメニューを表示し、[後退]をクリックします。
表が配置する前の状態に戻るので、再度表を配置します。
なお、BackSpace キーでも同様な処理をおこなうことができます。
[申請 地積図 配置]ダイアログ
の[作成]をクリックします。
CADウィンドウに戻り、地積測量
図が作成配置されます。
1
基本三角点等表、求積表、概測
値表、座標系表、恒久的地物表
を配置するためにカーソルが表示
されるので、表を配置する位置に
マウスポインタを移動してクリック
します。
2
3 4 5
6 7
基本三角点等表の配置位置をクリ
ックすると、次の表の基準点の●印
が表示されるので、順にクリックして
配置してください。
1
2
3
4
5 7
6
56
8
地積測量図の自動作成
すでに作成されているページで再作成をおこなう場合の注意
図面を再作成するときは、地積測量図のあるページ(用紙)を表示してから、[専用コマンド]-[地積図]-[配置]コマ
ンドを実行し作成すると、[変更通知]ダイアログが表示され、[修正方法]グループから下記のオプションを選択して
再作成をおこないます。各項目がどのデータに相当するのかなどの詳細はヘルプを参照してください。
[全部作り直す]
変更した配置条件をもとに、既存図面を作成し直し
ます。[専用コマンド]で編集した内容で、再配置す
るレベルと同じレベルのデータはなくなります。
[編集データを消さずに作り直す]
変更した配置条件をもとに、既存図面を作成し直し
ます。[専用コマンド]で編集した内容や追加した文
字などは、そのまま残ります。
[一部作り直す](レイヤ選択)
変更した配置条件をもとに、変更するレイヤを選択
して作成し直します。
57
9
図面の編集
9 [専用コマンド]-[地積図]-[配置]コマンドで地番を選択して図面を自動作成した後は、[専用コマンド]メニューの各コマンドで図面の細かい編集をおこないます。 入力例では、文字を入力するなど、CADの汎用機能を使って図面を仕上げる流れで解説します。
9-1
文字を入力する 「道路」などの文字を[専用コマンド]-[文字]-[入力]コマンドで入力します。
図面の編集
文字配置方法、円文字など
の文字配置に関する各種詳
細設定をおこないます。本書
では確認のみとします。
6
[フォント][サイズ]を設定しま
す。 4
[詳細設定]をクリックします。
[文字詳細設定]ダイアログ
が表示されます。
5
[OK]をクリックします。 7
[専用コマンド]グループの
[文字]-[入力]をクリックしま
す。
1 2
ツールバーで配置する文字
(本書では「道路」)を入力し
ます。
3
1
2
3
6
5
7
4
[文字列参照]をクリックし、画面に配置済みの
文字を指定することにより、その文字列が自動で
入力されます。
数回前に入力した文字列は履歴として残
っています。このボタンを押して選択するこ
とができ、より効率のよい作業ができます。
このチェックをオンにした場合には、文字列を配置
するときに、配置基準点位置を指定したあと、文字
列方向を指定することができます。(右図参照)
道路方向に平行な文字列を入力したい場合など
に便利です。なお、入力後に文字の方向角を変更
することもできます。
58
9
図面の編集
8
ピック・選択モードについて
ピックモード、選択モードについて簡単に解説します。
[ピックモード] ピックモードは、図面上で入力点や基準点をマウスでクリックするときの指示モードの指定です。
[選択モード] 選択モードでは、編集時にデータを選択するときの選択方法です。
[パック指定] 図面上でデータを選択するとき、選択対象セータをパック単位で選択するか、しないかの選択です。
[パック指定]がオフの状態でデータを選択すると、選択したデータ(線分や文字)のみが選択され
ます。
詳細設定で設定されている
基準点位置にマウスカーソル
が表示されますので、配置す
る位置でクリックします。
8
オンの状態 オフの状態
59
10 [専用コマンド]-[データ]-[土地XML書込み]コマンドで、作成した地積測量図をオンライン申請可能なXMLデータ(地積測量情報)に変換して、ファイルに書き込みます。
XML データへ変換する 作成した地積測量図をXMLデータに変換します。
XML データ出力
10-1
1
2
XMLデータを保存するフォルダ
ーを選択します。 3
[出力][ファイル名][図面種別]
[ファイルNo][ページ][ラスタ]
[ラスタ出力]を確認します。
4
[OK]をクリックします。
書き込みが実行され、終了すると確
認のメッセージが表示されます。
5
[OK]をクリックします。 6
[専用コマンド]グループの[デー
タ]-[土地XML書込み]をクリッ
クします。
1 2
3
5
4
6
「地積測量図」のファイル名は「sokuryouzu##.xml」
(ファイル名内の##は、同一申請に添付するファイル
で、図面種別毎に一意の番号)になります。
TREND REGIC 連携
TREND REGIC と連携しているときは、[XML
書き込み設定]ダイアログのタイトルに[TREND
REGIC 連携]と表示されます。
フォルダーでは TREND REGIC と連携用のパ
スが選択された状態で表示されます。
60
10
XMLデータ出力
XML データに関する注意点
XMLデータに変換する場合は、以下の点に注意してください。
●XMLファイルのデータ容量は 200KB が上限です。
●配置データの[求積区分]の設定は出力しません。従って、読込時、求積表は地積データの小数 2 桁未満を
切り捨てて表示し、配置データの求積区分は常に「宅地」になります。
●配置データの[求積]の設定は出力しません。従って、読み込み時、求積表はデータ通りですが、配置データ
の求積は常に「○」になります。
●網図は、固定レイヤ(基準点網図 マーク、基準点網図 名称、基準点網図 線、基準点網図 距離)の属性
を持つデータを固定レイヤ(一般要素)の属性を持つ、通常の線やマーク、文字要素の集まりのデータとして
出力します。従って、読み込み時、[専用コマンド]-[地積図]-[配置]コマンドの配置データとしては作成しま
せん。
●[専用コマンド]-[地積図]-[配置]コマンドの配置データがないと出力できません。
●補助線(無限補助線も含む)、補助点は出力対象外です。
●微少な円弧(半径や内角が極小なもの)は出力対象外です。
●文字の枠は、円要素として出力します。
●直線寸法・弧長寸法は、線や文字要素に分解して出力します。弧長寸法の矢印部分は線分要素に分解し
て出力します。従って、分解後の円弧部分は矢印部分をクリッピングした状態になります。
●プロットマークの既定形状(No.91~98)以外は線、円、円弧、文字要素に分解して出力します。塗潰し部分
も内部固定のピッチで線や円・円弧要素に分解して出力します。既定形状(No.91~98)は、マーク種別、座
標値と既定サイズとマークサイズより倍率を計算して出力します。
●申請情報の地番、所在、作成者、申請人は複数行の入力を単一文字列に結合して出力します。結合時の
区切り文字には改行コードを使用して出力します。
●ラスタデータは、JPEG データ(JFIF フォーマット、解像度 200dpi)で出力します。また、出力領域を以下のよ
うに変換して出力します。従って、読み込み時は、配置時の原点やサイズ・回転角とは異なります。
●概測値の面積や地積がマイナス数値になっている場合は、XMLデータにはマイナス数値が認められていな
いため、確認のメッセージが表示されます。絶対値に変換して出力する場合は[はい]、マイナス数値のまま出
力する場合は[いいえ]、処理を中止する場合は[キャンセル]をクリックします。
61
10
XMLデータ出力
[登記用XML作成]を終了する [登記用XML作成]を終了します。
10-2
[データクローズ]をクリックします。
[登記用XML作成]ウィンドウが
閉じ、メインメニューへ戻ります。
1
1
62
10
XMLデータ出力
11 現場データの保存
BLUETREND XAでの作業データはメモリ上に保存されているために、[ファイル]-[名前を付けて保存]コマンドもしくは[ファイル]-[上書き保存]コマンドを実行するまでハードディスクに保存されていません。ハードディスクに保存せずに、BLUETREND XAを終了したり、コンピューターの電源を切ったりするとデータが消滅します。
[上書き保存]と[名前を付けて保存]の違いは、現場ファイル名を変えずにそのとき保存するか、名前を変えて別ファイルに保存するかです。新規の現場データでは[名前を付けて保存]、内容を変更してそのまま保存する場合は、[上書き保存]を選択します。
こまめに保存することで、不慮の事故によってシステムダウンした場合に影響が少なくて済みます。作業データを入力・変更したとき、各作業を終了するたびに保存することをお勧めします。
ただし、作業データ単位での保存はできません。[ファイル]-[名前を付けて保存]コマンドを実行して複数の作業データを1つの現場データとして保存します。
現場データを保存する 11-1
[工区]を確認します。 3
[現場名]を確認します。 4
[保存]をクリックします。 5
[OK]をクリックします。 6
[ファイル]-[名前を付けて保存]
を順にクリックします。
1 2
5
3
4
1
2
現場名には、[現場の新規作成]
ダイアログで入力した[現場名]の
文字列が表示されます。
6
63
11
現場データの保存
XAZ ファイルについて
[名前を付けて保存]ダイアログで[XAZ ファイル]を選択すると、データを xaz 形式に圧縮して指定したフォルダー
に保存することができます。
上書き保存について
上書き保存を実行すると、前回保存したデータに上書きされ、前回のデータはなくなります。
前回のデータを残す場合は、[ファイル]-[名前を付けて保存]コマンドを使用してください。
64
11
現場データの保存
地積測量図の作成
[登記用XML作成]プログラムで、地積測量図を作成する際の設定項目を解説します。
地積測量図の作成コマンド [全て]タブの[専用コマンド]グループの[地積図]-[配置]をクリックします。
[申請 地積図 配置]ダイアログが表示されます。
1
[申請 地積図 配置]ダイアログ ダイアログのタブ毎に解説します。
2
[筆]タブ
【機能概要】 求積する土地を設定します。
[詳細]セルをダブルクリックすると、[詳細]ダイアログが開いて、求積する土地の筆界線・筆界点を設定することができます。
参 考
1
2
67
参考
[筆]タブ -[詳細]ダイアログ
【筆界点】タブ
[標識]セル:境界標種別を選択します。
選択可能項目は、以下の通りです。
「石標、コンクリート標、金属標、金属プレート標、刻印標、プラスチック標、簡易、その他、-(省略)」
※座標管理の[杭種]で設定した杭種の文字列と完全に同じ場合は、自動でセットします。
[値]セル:座標値種別を選択します。
※座標管理の[プログラム]セルの値によって、下表のように自動で文字列を設定します。
文字列
実測値
計算
交点計算(割込)座標変換座標変換(BL)ヘルマート変換面積調整変換経緯度変換交点計算定面積分割凸凹補正計算
多角形座標変換用地境界点計算スライド計算境界点成果対比計算街区一連計算拡幅計算路線地番交点計算N点固定面積調整変換座標変換(世界測地系)
その他
プログラム
トラバース計算
上記以外
[備考]セル:備考を入力します。(入力可能文字数は、半角7文字)
※座標管理の[プログラム]セルの値によって、下表のように自動で文字列をセットします。
文字列 プログラム
TS値トラバース計算電子野帳座標入出力
GPS値 GPS変換
【筆界線】タブ
[種別]セル:筆界線種別を選択します。
選択可能項目は、「新規 or 既存」 です。
初期値は、「新規」に設定されています。
【筆界点】タブ 【筆界線】タブ
68
参考
【求積方法】ボックス
求積方法を選択します。
求積方法は、右表より選択します。
求積方法 文字列
直角座標法(横) 2F=Σ{Xn(Yn+1 - Yn-1)}
直角座標法(縦) 2F=Σ{Yn(Xn+1 - Xn-1)}
倍横距法 2F=Σ(Xn+1 - Xn)(Yn + Yn+1)
倍縦距法 2F=Σ(Yn+1 - Yn)(Xn + Xn+1)
【概測地】グループ
概測値表を作成する場合は、地番を選択し、その公簿面積(登記簿上の面積)を入力します。
登記記録上の面積(A) ・・・ 公簿面積
合計面積(B) ・・・ 求積した全筆の合計面積
概測値(A-B) ・・・ その誤差。
69
参考
[恒久的地物]タブ
【機能概要】
恒久的地物を選択します。
恒久的地物とは、現地における土地の特定や復元を目的とした、基礎となる永続性のある点を指します。 求積する土地の概ね100m以内に設置します。
【標識】セル
境界表種別を選択します。
選択可能項目は、以下の通りです。
「石標、コンクリート標、金属標、金属プレート標、刻印標、プラスチック標、簡易、 その他、-(省略)」
※座標管理の[杭種]で設定した杭種の文字列と完全に同じ場合は、自動でセットします。
70
参考
[基本三角点]タブ
【機能概要】
基本三角点を選択します。
基本三角点とは、三角測量が実施された際に地表に設置された基準点を指します。
【測地系】ボックス 基本三角点の座標系を選択します。
選択可能項目は、「日本測地系 or 世界測地系」です。
※初期値は、「世界測地系」に設定されています。
【種別】セル
種別を選択します。
選択可能項目は、以下の通りです。
「電子基準点、三角点、公共基準点、図根三角点、図根多角点、登記基準点」
※座標管理の[点種]で設定した点種の文字列と完全に同じ場合は、自動でセットします。
【変換】セル
座標変換の有無を選択します。
選択可能項目は、「有:○、or 無:空欄」です。
※座標管理の[プログラム]セルの値によって、以下のように自動で値をセットします。
変換 プログラム
○ 座標変換(世界測地系)
【標識】セル
標識を選択します。
選択可能項目は、以下の通りです。
「石標、コンクリート標、金属標、金属プレート標、刻印標、プラスチック標、簡易、 その他、-(省略)」
※座標管理の[杭種]で設定した杭種の文字列と完全に同じ場合は、自動でセットします。
【備考】セル
備考を入力します。(入力可能文字数は、半角7文字)
※座標管理の[プログラム]セルの値によって以下のように自動で文字列をセットします。
文字列 プログラム
TS値トラバース計算電子野帳座標入出力
GPS値 GPS変換
71
参考
【線追加・線削除】ボタン
基本三角点等の網図に対して、結線する場合は、[線追加]ボタンを選択して現場プロット上で結線します。
【網図設定】ボタン
[網図 設定]ダイアログが表示され、基本三角点等の網図の作成に関する設定をおこないます。
72
参考
[申請情報]タブ
【機能概要】
図面の申請情報を入力します。
【図面種別】ボックス
図面種別を選択します。
選択可能項目は、以下の通りです。
「土地所在図、地積測量図、土地所在図-地積測量図、地役権図面」
※選択した図面種別によって、規定サイズの用紙、図枠を自動でセットします。
■ 土地所在図
■ 地積測量図
■ 土地所在図-地積測量図 ■ 地役権図面
73
参考
XMLファイル書込み
作成した地積測量図をオンライン申請可能なXMLデータ(地積測量情報)に変換して、ファイルに書き込みます。
XML データへ変換する [全て]タブの[専用コマンド]グループの[データ]-[土地XML書込み]をクリックします。 [XML書込み設定]ダイアログが表示されます。
1
参 考
書き込み時の注意点
書き込み時の注意点について、列挙します。
【ラスタデータの書込み】
XMLファイルのデータ容量は「200KB」が上限です。
上限を超えた場合、右記のダイアログが表示されます。
[実行]ボタン:200KBを超えたファイルサイズでそのまま 出力します。
[戻る]ボタン:[XML書込み設定]ダイアログに戻ります。
※解像度が大きいモノクロ/カラーラスタが配置されている 場合に、ファイルサイズを超える可能性があります。
【データ制限】
概測値の面積や地積がマイナス数値になっている場合、XMLデータにはマイナス数値が認められていないため、右記のダイアログが表示されます。
[はい]ボタン:絶対値に変換して出力します。
[いいえ]ボタン:マイナス数値のまま出力します。
[キャンセル]ボタン:処理を中止します。
1
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参考
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