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日本赤十字社長崎原爆病院日本赤十字社長崎原爆諫早病院

看護部

長崎原爆病院概要・特徴

長崎原爆病院

2020年3月 グランドオープン!

2018年5月 新病棟完成移転

2020年4月 15階一般急性期開設

(18床)

7月 15階は緩和ケア病棟へ変わります(予定)

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日本赤十字社長崎原爆病院概要

•所在地:長崎市茂里町3番15号

•病床数:315床(7病棟・HCU・包括ケア病棟)

•標榜診療科:21科内科 消化器内科 脳神経内科 循環器内科 リウマチ科緩和ケア内科 外科 消化器外科 整形外科 皮膚科泌尿器科 婦人科 眼科 耳鼻咽喉科 形成外科放射線科 放射線治療科 麻酔科歯科口腔外科 病理診療科 リハビリテーション科

•職員数 :735名(2020年4月1日現在)

•看護部職員 :403名(訪問看護ステーション含む)

•医師 : 85名(研修医含む)

日本赤十字社長崎原爆病院の特徴

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● 急性期一般病院

地域包括ケア病棟設置

● 原子爆弾被爆者医療指定病院

● 地域がん診療連携拠点病院

地域医療支援病院

地域災害拠点病院

● 入院基本料 入院料1(7:1)

25:1急性期補助体制加算

● 訪問看護ステーション併設 2018年4月~

病棟紹介(315床)

15階病棟(18床):混合病棟⇒緩和ケア内科へ

14階病棟(34床):血液内科(クリーンエリア12床)

13階病棟(44床):地域包括ケア病棟 眼科

12階病棟(43床):呼吸器内科 呼吸器外科

11階病棟(43床):消化器外科 泌尿器科

10階病棟(43床):循環器 消化器 内分泌内科

9階病棟 (42床):婦人科 耳鼻咽喉科 内科 外科

8階病棟 (42床):整形外 形成外 放射線 皮膚科

5階 手術室・HCU 病棟 ( 6床 )

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病棟・外来の様子

長崎原爆病院

看護部の組織・特徴

看護要員 390名看護職員355名(臨時・パート含む)

看護補助者35名

※2020年5月1日現在

医療安全推進室

教育研修推進室

感染制御室

褥瘡対策室

緩和ケアチーム

栄養サポートチーム

医療社会事業部入退院支援センター

看護部長

看護副部長 3名総務・業務・労務担当教育担当(教育研修推進室マネジャー)医療社会事業副部長

教育担当師長

8病棟急性期一般:7病棟地域包括ケア:1病棟

HCU6床

手術場(7室)中央材料室

診療外来各科

処置・救急室紹介センター

【看護部の組織】

治療外来内視鏡室放射線科健診センター

外来を2名の師長で管理手術場・中材とHCUを1名の師長が管理

訪問看護ステーション

15階は緩和ケア病棟へ移行予定

長崎原爆病院 看護部の方針

【看護部の理念】

私たちは、赤十字の使命のもとに心のこもっ

た質の高い看護を提供します。

【看護部の展望】

赤十字看護職員として、各期(予防期・急性期・慢性期・終末期)をとおし、あらゆる場面で自ら判断し、各々が役割を発揮した看護が提供できる。

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長崎原爆病院 看護体制・方式

◆看護体制:変則2交代制 (時間帯は全病棟統一)

(救急外来のみ3交代) 日 勤 8:30~17:00

長日勤 8:00~19:50

夜 勤 19:00~9:00

◆看護方式:パートナーシップナーシングシステム

各患者をペア看護師と2人(もしくは3人)で担当し、

アセスメントやケアを相談しながら行います。

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長崎原爆諫早病院概要・特徴

日本赤十字社長崎原爆諫早病院概要

2005年4月1日 長崎県より委譲を受け、県立成人病センター多良見病院が日本赤十字社長崎原爆諌早病院として開院

所在地: 諫早市多良見町化屋986番2号

病床数 :131床(一般51床・結核20床・宿泊ドック8床

・地域包括ケア病棟39床・病床13床)

診療科:内科(循環器・消化器・呼吸器)

放射線科・リハビリテーション科

職員数:189名(2020年5月1日現在)

医師:13名 看護要員:110名

日本赤十字社長崎原爆諫早病院の特徴● 原爆被爆者援護法指定機関

● 感染症疾患対応病院:

新型インフルエンザ対応

● 結核指定医療機関

感染対策対応陰圧室の整備

● 4階・5階は7:1入院基本料取得

50:1急性期補助体制加算

● 3階は地域包括ケア病棟入院料1

看護補助者配置加算

● 健診事業の展開(人間ドック・一泊・日帰り)

● 訪問看護ステーション(平成28年7月開設)

長崎原爆諫早病院 病棟紹介

診療科:内科(呼吸器科、消化器科、循環器科)

リハビリテーション科、放射線科

5階病棟(39床):内科

※一般:6床 地域包括ケア病床:13床

結核:20床

4階病棟(45床):内科

※ 人間ドック(8床)

3階病棟(39床):内科

※ 地域包括ケア病棟:39床15

長崎原爆諫早病院

看護部の組織・特徴

長崎原爆諫早病院 看護部の方針【看護部の理念】

私たちは、赤十字の使命のもとに、信頼される看護を提供します

【令和2年度 看護部目標】1. 患者の意思決定を尊重した質の高い看護を提供します

2. 多職種と共同してチーム医療の充実に努めます

3. 地域・社会のニーズに応じた医療・看護の連携を推進します

4. 看護専門職として自覚と責任ある役割を果たすため自己啓発・自己研鑽に努めます

5. 赤十字活動を通して社会に貢献します

6. 教育研修施設として看護職者及び看護学生を受け入れ、相互啓発に努めます

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長崎原爆諫早病院 看護体制・方式◆看護体制

・4階・5階は7対1 入院基本料 算定

・3階は地域包括ケア病棟入院料1

・変則二交代制

◆看護方式

固定チームナーシング方式

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諫早日赤病院の様子

みんなで楽しくお仕事!

諫早日赤実践力強化の取り組み

●認知症対応力の強化

病棟でユマニチュード実践コースを受講

●食べる喜びを支える

禁食0を目指して!

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日本赤十字社について

赤十字社の事業救護員としての赤十字看護師

日本赤十字社の事業――傷つき苦しむ人に敵も味方もない――

150年前戦場に芽生えた赤十字の考えは、今日、人間のさまざまな痛み・苦しみ・悲しみに手を差し伸べる活動へと広がりました。

日本赤十字社では「苦しんでいる人を救いたい」という想いを9つの事業として展開しています。

国内災害救護国際活動

赤十字病院 献血事業

青少年赤十字救急法等の講習 ボランティア事業 社会福祉事業

看護師等の養成

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日本赤十字社法

28条

•日本赤十字社は、救護業務に従事させるために必要な者(救護員)を常時確保しておかなければならない。

29条

•救護員を確保するために、必要があるときは、医師、看護師その他の特殊技能者を養成しなければならない。

日本赤十字社定款

看護師養成規則

日本赤十字社救護看護師の使命

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救護員としての赤十字看護師の育成

日本赤十字社の医療施設等に看護師として3年以上勤務する中で、一定の救護訓練・教育を受ける (日本赤十字社 救護規則)

研修科目と教科内容 演習

赤十字概論

赤十字の歩みと活動

災害救護演習

赤十字の現況と課題

赤十字の基本原則と国際人道法

災害看護論

災害看護論

国の災害対策と日本赤十字社の救護活動

最近の災害救護活動の現況と課題

日本赤十字社救急法

救護員としての赤十字看護師

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救護員としての赤十字看護師の研修体系

看 護 師

3年以上の臨床実践 救護員としての赤十字看護師研修

救 護 員 として登録・任命

常備救護班要員として登録

・救護班要員研修・全国赤十字救護班研修・こころのケア指導者研修・全国赤十字災害医療コーディネートチーム研修・原子力災害対応基礎研修

常備救護班要員としての登録なし

救護員としての赤十字看護師

フォローアップ研修

日頃からの訓練インストラクターとして看護師が活躍

東日本大震災2011年(平成23年)3月11日14時46分発生

熊本地震①2016年(平成28年)4月14日21:26発生②2016年(平成28年)4月16日 1:25発生

衛生施設を建てました!

長崎原爆病院の看護師のフィリピンでの国際救援活動

村での保健衛生教育活動をしました!

国際活動中の澤谷師長です

赤十字講習の講師・指導員

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看護補助者へミニレクチャー

新規採用者への救急法の指導

一般の方への健康生活支援講習会

日本赤十字社長崎原爆病院・長崎原爆諫早病院

看護部の教育について

看護部の教育理念

日本赤十字社長崎原爆病院および看護部の

理念に基づき、対象を全人的に理解し尊重

できる人格を涵養し、心のこもった質の高い

看護を提供できる職員を育成する。

涵養とは

水が自然に染み込むように、無理を

しないでゆっくりと養い育てること。

看護部の教育研修キャリア開発ラダー

・実践者ラダー ・管理者ラダー ・国際ラダー

全体教育

・全看護職員対象

専門領域別研修

・認定看護師によるコース別研修

・院内認定看護師研修

対象別研修

・経年別研修(2年目研修)

・IVナース研修 ・実地指導者研修

・赤十字救護看護師研修 ・長期休暇復帰者研修

・看護補助者研修 ・新任中間管理者研修

◆看護研究の支援と発表会

赤十字施設の看護キャリア開発ラダー全体構造図

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実践者 管理者 国際 教員

Ⅴ病院単位で活躍できる者

管理Ⅳ 国際Ⅳ 教員Ⅳ

管理Ⅲ 国際Ⅲ 教員Ⅲ

Ⅳ看護部単位で活躍できる者

管理Ⅱ 国際Ⅱ 教員Ⅱ

管理Ⅰ 国際Ⅰ 教員Ⅰ

Ⅲ 病棟単位で活動できる者 リーダー

Ⅱ 自立して看護活動ができる者(病棟内)

Ⅰ 指導や助言を得ながら看護活動ができる者

1)レベルⅠ(新人研修):(勤務時間内の研修)注射・食事・安全確保・救命救急処置の技術、医療機器、フィジカルアセスメント、多重課題:時間切迫シミュレーション、新人の集い、院外宿泊研修 など

2)レベルⅡフィジカルアセスメント、看護研究、看護倫理、診療報酬と看護、災害看護論、プリセプターシップ、看護過程の展開 など

3)レベルⅢリーダーシップとメンバーシップ、実習指導、退院支援 など

キャリア開発ラダー教育システム(レベルⅠ~Ⅲの研修内容)

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指定の研修終了

指標を満たす

評価会認定

赤十字の理念である「人道」を基盤とした

看護実践ができる新人の育成、

ならびに新人に関わる全ての職員が

“ひとも自分も大切にする”を

重要な価値観として、

育み育まれる組織文化の醸成を目指す。

日本赤十字社新人看護職員システムガイドラインより

新人看護職員指導体制教育担当看護副部長

実地指導者(プリセプター支援ナース)

スタッフナース

新人看護師

実地指導者(プリセプター・ナース)

看護師長

教育担当者(看護係長またはベテラン看護師)

(新人看護師教育含む)キャリア開発ラダー委員会

教育担当師長

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*マニュアルを見たり、助言を受けながら、日常ケアに

必要な基本的知識を活用し、優先度を決定すること

ができる。

*看護者の倫理綱領を知っており、対象を一個人として

尊重できる。

*自分の役割と責任を認識しながらも、自分の能力を

超えた看護が求められる場合には、支援や

指導を自ら得たり、業務内容について相談できる。

*倫理的ジレンマに陥った時、赤十字の原則に基づいて

行動しようとしている。

日本赤十字社長崎原爆病院における基本的指針

「静脈注射は医師の指示のもとに看護師が実施できる」

但し、実施できる看護師は静脈注射に関する必要な

教育、訓練を受け認定された者とする。

静脈注射を施行する全ての看護師はIVナースを取得する。

ガイドラインを作成

教育プログラムを構築

IVナースレベルⅠ①静脈穿刺、CVポートロック・抜針まで

IVナースレベルⅡ①+②抗がん剤以外のCVポート穿刺まで

IVナースレベルⅢ①+②+抗がん剤含むCVポート穿刺まで

IV教育ナース教育・評価

新人看護師が取得すべきレベル

長崎原爆病院 看護部 IVナース教育委員会

IVナースのレベル別対象者、教育方法、施行範囲レベル IVナース Ⅰ IVナース Ⅱ IVナース Ⅲ IV教育ナース

対象者 キャリア開発ラダーⅠ研修対象者臨床経験1年未満

IVナースⅠ取

得者または看護師経験1年以

上病棟経験あり

ラダーⅢ以上またはそれに準じた、かつIVナースⅡを取得している者で以下の要件を満たす者・看護師5年以上・ケモ看護経験1年以上・CVポート一般点滴穿刺経験10例、抗がん剤輸液管理10例

IVナースⅢ

取得者かつ所属長の推薦を得た者

教育方法

自己学習、講義、演習、OJT

自己学習、講義演習、OJT

自己学習、講義OJT

自己学習、講義、演習、OJT

実施範囲

①点滴・静脈注射血管確保後の輸液管理(抜針含む)

②➂輸液ボトルの交換、接続④生食及びヘパロック

⑤点滴・静脈注射の留置針挿入、抜針⑥CVポート専用針のロック、抜針

①~⑥

⑦抗がん剤以外のCVポート

専用針の穿刺、ロック、抜針

①~⑦

⑧抗がん剤含むCV

ポート専用針の穿刺、ロック、抜針

①~⑧

⑨看護師への教育と評価

42「私たちがつくる5年後の病院」をディスカッション!

ドッヂボール大会!円陣組んでー!!

スポーツ!野外炊飯!グループワーク!みんなで楽しくリフレッシュ!

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新人看護師を指導する立場のプリセプターと支援ナースが一緒に研修を受け、新人看護師の指導について定期的に検討します。

日常的に研究的視点を持ち、看護研究に

取り組めるように支援しています。

・看護研究計画書発表会

・看護研究研修会(近隣施設へ公開)

・看護研究発表会

・院外学会、専門誌への投稿

・個別指導

*大学教員へ年間を通じて支援を依頼。

(年間契約)

目的:特定の専門分野において、根拠に基づいた看護が実践でき、

各部署のリーダーシップがとれる看護師を育成する。

対象:実践者ラダーレベルⅢ取得者・看護係長

方法:教育委員会で研修を企画、認定看護師とともに実施する。

講義・演習・実践報告

項目:褥瘡看護・退院支援・口腔ケア

抗がん剤点滴管理・疼痛緩和

感染管理(CVライン管理)

インスリン管理・ストーマ装具交換

2012年度~2017年度に、20名認定

2019年度は、3分野4名認定

2020年度は、1分野1名受講中

新任師長研修

内容:講義 病院の経営方針と現状

病院組織 効果的な部署の運営

師長に求められる役割 労務管理

他部署実習 課題取り組みと報告会

新任係長研修

内容:講義 管理と組織について 労務管理

リーダーシップ 部署の問題解決視点

師長代行業務 当直業務

課題取り組みと提出(6ヶ月間)

認定看護師研修(現在10分野 14名の認定看護師)専門分野での質の高い看護師育成、資格取得研修

がん看護、糖尿病看護、糖尿病療養指導士、NSTリウマチ看護、内視鏡技師など

実習指導者研修看護管理研修

ファーストレベル、セカンドレベル、サードレベル、赤十字九州ブロック看護管理者研修

国際救援研修、語学研修、赤十字救護研修学会・研修会への派遣

日本看護協会、長崎県看護協会

ラダーⅢ取得が条件!

導入目的◆看護師が一つの方針で動けるようにする。

⇒看護技術手順の標準化と視覚化◆業務管理を効率化する(電子化)◆個々の看護師が根拠を理解した上で看護技術を行う。

◆院内のインターネットにつながっているパソコンからフリーアクセス可能です

❤処置の前に確認することが出来る 指導に活かせる◆自宅のパソコン、スマートフォンからアクセス可

看護職員1名に1ログインIDで院外からのアクセス可能❤予習復習ができる!個々のニーズで個々のペースで

長崎:ナーシングスキル 諫早:学研

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/wEPDwUJCA0B0334

認定看護師の紹介

長崎原爆病院

10分野14名の認定看護師が活動中

●感染管理認定看護師 1名

●皮膚・排泄ケア認定看護師 2名

●緩和ケア認定看護師 2名

●がん放射線療法看護認定看護師 1名

●がん化学療法認定看護師 2名

●乳がん看護認定看護師 1名

●糖尿病看護認定看護師 2名

●訪問看護認定看護師 1名

●摂食・嚥下障害看護認定看護師 1名

●手術看護認定看護師 1名51

4分野4名の認定看護師が活動中

●慢性呼吸器疾患看護認定看護師 1名

(2019年 特定行為に係る看護師研修3区分終了)

●緩和ケア認定看護師 1名

●糖尿病看護認定看護師 1名

●感染管理認定看護師 1名

長崎原爆諫早病院

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