「先進セラミックス第124委員会」活動状況報告た124委員会主催の国際会議...
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「先進セラミックス第124委員会」活動状況報告
⑴ 設置年月日:昭和33年2月
⑵ 委 員 ⻑ 名(所属職名):矢野 豊彦(東京工業大学原子炉工学研究所・所⻑,教授)
(期間:平成26年10月〜現在に至る)
⑶ 委 員 数:75名(学界委員44名、産業界委員31名)
1.委員会趣旨・目的 セラミック材料は多種多様な機能を有してお
り、我が国はその開発と実用化において世界をリ
ードしている。しかし、その信頼性とコストに関
する問題から、当初予想されたほどには実用化が
進んでいない。このような状況下でブレークスル
ーを行うためには、特性制御、信頼性向上、コス
ト削減を行う必要がある。当委員会では、粒界・
界面からの微構造制御、粉体プロセス制御、有機
無機変換によるプロセス制御、非酸化物特性制
御、機能性材料特性制御などに関する研究を通し
て、産と学が協力してセラミック材料の理論的・
技術的ブレークスルーを探ることを目的として、
平成17年10月1⽇に「高温セラミック材料第124
委員会」から「先進セラミックス第124委員会」
に名称を変更し、(名称変更を新聞発表(平成17
年11月15⽇、⽇刊工業新聞))その活動範囲をさ
らに拡大して、成果を挙げつつある。
2.活動概要・実績 概要:
平成26年度は、研究会3回、運営委員会2回、セ
ミナー・研究会4回、学会3回、国際会議1回を開
催・共催した。 ● 研究会・講習会の開催
�平成26年4月17⽇:第145回研究会「屈折率制
御材料」(早稲田大学⻄早稲田キャンパス)、
出席30名・発表8件
�平成26年9月30⽇:第146回研究会「セラミッ
クスのシェイピング・機能付与のための粉体
材料設計」(東京工業大学田町キャンパス)、
出席47名・発表7件
�平成27年3月12⽇:第147回研究会「セラミッ
クスコーティング最前線」(東京工業大学田町
キャンパス)、出席者49名、発表7件 ● 運営委員会の開催
�平成26年7月8⽇:東京 八重洲
�平成26年11月18⽇:東京 八重洲 ● 学会・シンポジウムの共催
�平成26年5月25-28⽇:国際会議ISSNOX4
�平成26年5月31⽇:第11回バルクセラミック
ス研究会
�平成26年9月9-11⽇:⽇本セラミックス協会
第27回秋季シンポジウム「エンジニアリング
セラミックスの科学と技術」
�平成26年9月9-11⽇:⽇本セラミックス協会
第27回秋季シンポジウム「材料組織・構造を
制御する粉体プロセスの進歩」
�平成26年9月9-11⽇:⽇本セラミックス協会
第27回秋季シンポジウム「応力・ひずみの観
点からみたバルクセラミックスの材料プロセ
スと機能発現・信頼」
�平成26年9月23-25⽇:第3回バルクセラミッ
クス若手セミナー
�平成26年11月7⽇:第5回セラミックエンジニ
アリングワークショップ
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�平成27年3月18⽇:⽇本セラミックス協会
2015年年会サテライト「第13回バルクセラミ
ックス研究会」 ● 5分科会体制:平成17年度の名称変更に伴って新
たに非酸化物セラミックス分科会および機能性
セラミックス分科会を立ち上げ、5分科会体制で
委員会を運営している。分科会幹事委員の拡充
を行い、分科会活動の充実を計っている。 ● 若手研究者の育成:研究会では、講演に加えて
研究発表の場を設け、若手研究者の討論の場を
増やしている。
3.活動の成果 ● 平成25年12月9-12⽇に中国・武漢で開催され
た124委員会主催の国際会議 第5回先進セラミ
ックス国際シンポジウム(ISAC-5)の論文特集
号 を 平 成 26 年 8 月 30 ⽇ に 刊 行 し た ( Key
Engineering Materials、vol.616、⽇本セラミ
ックス協会CSJシリーズ、vol.25、掲載論文数
58報、330ページ)。
4.今後の活動方針 ● 学のシーズと産のニーズのマッチングを目指
し、産学官の媒介役として企業側ニーズを的確
に捉えた活動を行う。 ● これまでの5分科会体制(有機・無機変換、粒
界・界面現象、粉体プロセス、非酸化物セラミ
ックス、機能性セラミックスの各分科会)を見
直し、4分科会(粉体プロセス、非酸化物セラミ
ックス、機能性セラミックス、焼結・界面)に
再編することで委員会の活性化を図る。 ● 委員会ウェブサイトを整備し、活動状況など情
報発信に努める。
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