札幌市建設局創成川水処理センター · 下水道を活用した雪処理施設...

■ 札幌市 建設局 創成川水処理センター ■

内 容

下水道の役割

下水処理のしくみ

創成川処理場の概要

処理場における化学物質管理

下水道の役割

生活環境の改善

浸水の防除

公共用水域の水質保全

資源・施設の有効活用

水循環の創出

● 生活環境の改善清潔で快適な生活を守る

トイレの水洗化

● 公共用水域の水質保全

雨 天 時晴 天 時

川や海を汚れから守る

創成川貯留管

下水道科学館創成川処理場

汚れた初期雨水汚れた初期雨水

を一時的に貯留を一時的に貯留

雨天時対策（雨水貯留管）

管延長管延長 2.5km2.5km管管 径径 5m5m

● 浸水の防除浸水のない安全な街をつくる

昭和５６年８月２３日

（北１条西２８丁目）

浸透式下水道の設置

拡充管の敷設

ポンプ施設の拡充浸水対策

札幌市下水道事業の概要札幌市下水道事業の概要札幌市下水道事業の概要

－H17年度末－

● 処理場数

（内、２箇所はH17年度から運転管理を委託）

10箇所

● 下水道普及率 （処理人口/総人口）99.5 %

● 下水処理量

約100万ｍ3/日

１日半で札幌ドームが満杯！！

汚れた水のゆくえ汚れた水のゆくえ

家庭，工場などから処理場まで

工 場

家 庭

下水管下水管

中継ポンプ場中継ポンプ場

《下水がきれいになるまで》

下水処理のしくみ下水処理のしくみ

ごみ，砂などを除去 汚れを分解 汚泥と水を分離

最初沈殿池 反応タンク 最終沈殿池沈砂池

下水道管

約11時間かけて処理

圧送圧送

返送

最初沈殿池

砂や泥などを除去砂や泥などを除去

汚泥処理施設へ

反応タンクへ

流入下水

反応タンク

汚れ

細菌類

原生動物

川の浄化作用を凝縮

活性汚泥（最終沈殿池から）

最終沈殿池へ

最初沈殿池から

最終沈殿池

汚泥と水とを分離汚泥と水とを分離

反応タンクへ

汚泥処理施設へ

河川へ

反応タンクから

汚泥の処理処分実績（全施設）汚泥の汚泥の処理処分実績（全施設）処理処分実績（全施設）

単位：ｔ/日

脱水ケーキ

538

(196千t/年)

ｺﾝﾎﾟｽﾄ化

50

コンポスト

12緑農地利用

ー平成17年度ー

焼 却

484

焼却灰

75 ・ｺﾝｸﾘｰﾄ骨材

造成材・埋戻材

汚泥処理

セメント原料化セメント

4

創成川処理場の概要創成川処理場の概要

●● 処理人口処理人口 211,200 211,200 人人

●● 処理能力処理能力 144,000 m144,000 m33//日日

第１処理施設第１処理施設 81,000 m81,000 m33//日日

第２処理施設第２処理施設 63,000 m63,000 m33//日日

●● 排除方式排除方式 合流式合流式

●● 汚泥処理汚泥処理 濃縮後、汚泥集中濃縮後、汚泥集中

処理施設へ圧送処理施設へ圧送

施設の概要施設の概要

第２処理施設：上部のスペースをスポーツ施設に利用第２処理施設：上部のスペースをスポーツ施設に利用

（池槽）（池槽）麻生球場麻生球場

テニスコートテニスコート

下水道科学館下水道科学館（（H9.5H9.5））

第２処理施設第２処理施設（（S56.4S56.4）） 第１処理施設第１処理施設

（（S42.4S42.4））

高度処理施設高度処理施設（（H3.11H3.11））

高度処理施設（砂ろ過施設）高度処理施設（砂ろ過施設）

● 処 理 量 約100,000 m3/日

（高級処理水の約80％）

● 処理能力 120,000 m3/日

調圧槽

原水槽

ろ 過 砂

・安春川・屯田川へ（せせらぎ回復）

流入

創成川

P

流出（高度処理水）

高度処理施設の運転フロー高度処理施設の運転フロー

（高級処理水）

上向流式

支持砂利

P

P

P

・新琴似流雪溝等へ（融雪利用）

場内利用

原水渠

砂ろ過池 ろ過水槽

0

5

10

15

20

流入水 高級処理水 高度処理水

処理水質（BOD）処理水質（BOD）

（mg/L）160

8.3

2.2

除去率95％

除去率74％

（計画放流水質）

下水道法6

（排水基準）

水質汚濁防止法20除去率99％

放流水の基準

BOD：微生物が有機物を分解するときに消費する酸素の量

整備後整備後

供給量供給量 ：： 30,000 m30,000 m33//日日

（安春川＋屯田地区４河川）（安春川＋屯田地区４河川）

整備前整備前

（安春川）

高度処理水の有効利用 ①高度処理水の有効利用 ①－「せせらぎ回復」への利用－－「せせらぎ回復」への利用－

－「融雪」への利用－－「融雪」への利用－－「融雪」への利用－

■ 流雪溝（３箇所）

送水量 57,000 m3/日

高度処理水の有効利用 ②高度処理水の有効利用 ②

■ 融雪管

融雪能力 4,200 m3/日

（10tダンプで300台）

送水量 19,000 m3/日

下水道を活用した雪処理施設

熱エネルギー利用下水処理水の

熱エネルギー利用未処理下水の

流雪溝

融雪管

融雪槽

6箇所

２箇所

3箇所

下水道管投雪施設

地域密着型雪処理施設

３箇所

２箇所

約1,100万m3● 年間平均排雪量

内、下水道雪処理施設への排雪量 約230万m3（21%）

下水処理場の化学物質管理～化学物質管理のための組織～

• 組織構成イメージ

委員会（管理方針・計画を決定）

各水処理センター

部 長

建設局下水道化学物質管理委員会

事

務

局ワーキング

（実務作業・検討の実施）

報告・諮問指示・承認

計画案

方針案

とりまとめ

● 処理場全体の化学物質の挙動の把握

● 化学物質の使用量の削減

● 化学物質の流入量の削減

① 化学物質等による

環境負荷の低減

● 地域住民とのリスクコミュニケー

ションの推進③ 地域住民への情報公開

● 化学物質の危機管理体制の整備

・緊急時の連絡体制作成

・事故対応マニュアル策定

② 化学物質等の

危機管理の徹底

取組み項目化学物質管理の方針

化学物質管理計画～化学物質管理のための取組み～

基本理念「次世代を見据える」基本理念「次世代を見据える」

経営指針経営指針

１ コスト意識を磨く

２ 発想の転換を図る

３ 市民の信頼に応える

札幌市下水道事業の基本理念と経営指針

会えるよね きれいになって もう一度

札幌市下水道マスコットキャラクター札幌市下水道マスコットキャラクター

クリンちゃんクリンちゃん

終