post-graduae e 2017 - 国立大学法人 東京医科歯科 …€’113-8519...

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医学部附属病院Tokyo Medical and Dental University

■内科系診療部門血液内科、膠原病・リウマチ内科、糖尿病・内分泌・代謝内科、腎臓内科、老年病内科、消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、総合がん・緩和ケア科、遺伝子診療科

■外科系診療部門食道外科、胃外科、大腸・肛門外科、腫瘍化学療法外科、乳腺外科、小児外科、末梢血管外科、肝胆膵外科、心臓血管外科、呼吸器外科、泌尿器科、頭頸部外科、救急科、病理診断科

■感覚・皮膚・運動機能診療部門眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、形成・美容外科、整形外科、リハビリテーション科

■小児・周産・女性診療部門小児科、周産・女性診療科

■脳・神経・精神診療部門脳神経外科、神経内科、血管内治療科、精神科、心身医療科、麻酔・蘇生・ペインクリニック科

■放射線診療部門放射線治療科、放射線診断科

■救命救急センター■保健医療管理部■医療安全管理部■感染制御部■中央診療施設【各部】

薬剤部、検査部、手術部、放射線部、輸血部、リハビリテーション部、集中治療部、材料部、病理部、光学医療診療部、医療情報部、血液浄化療法部、総合診療部、高気圧治療部、難病治療部、臨床栄養部

【各センター】医療連携支援センター、臨床試験管理センター、MEセンター、細胞治療センター、不整脈センター、快眠センター、スポーツ医学診療センター、腫瘍センター、総合教育研修センター、長寿・健康人生推進センター、クオリティ・マネジメント・センター、周産期母子医療センター

■看護部

平成 28 年 6月1日現在

JR東日本:中央線・総武線(各駅停車)御茶ノ水駅下車 御茶ノ水橋口 (徒歩3分)

東京メトロ(地下鉄):丸ノ内線 御茶ノ水駅下車東京医科歯科大学方面出口 (徒歩1分)

千代田線 新御茶ノ水駅下車 B1出口 (徒歩5分) http://www.tmd.ac.jp/med/cpe/syoki/saiyo.html

東京医科歯科大学医学部附属病院総合教育研修センターTEL:03-5803-4581(直通) FAX:03-5803-0110〒113-8519 東京都文京区湯島1-5-45 E-mail: ikashika.cpe@tmd.ac.jp

御茶ノ水橋

聖橋

本 郷 通 り

医科 A 棟

医科 B 棟

3号館

5 号館

8 号館北

8 号館南

6号館

7 号館

10 号館

M&D タワー

立体駐車場歯科棟南

歯科棟北

2 号館

1 号館西1号館東

お茶の水門

交番

東京メトロ千代田線新御茶ノ水駅

JR 御茶ノ水駅

東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅

湯島門(正門)

神 田 川

聖門湯島聖堂

外 堀 通 り

診療部門・各部門

診療部門 各部門

交通アクセスとURL

問い合わせ先

平成 29 年度開始 臨床研修医募集要項 平成 28 年度 医師臨床研修マッチングスケジュール

募集人員 119名

応募資格 臨床研修マッチングに参加しマッチングIDを有する者

応募受付期間 平成28年6月13日(月)~7月15日(金)※必着

試験日の決定 平成28年7月29日(金)頃までにWeb上にて発表

試験日程 平成28年8月9日(火)、17日(水)、18日(木)のいずれか1日

試験科目 筆記試験・面接試験

出願方法 Webで実施します ホームページをご覧くださいhttp://www.tmd.ac.jp/med/cpe/syoki/saiyo.html

送付書類(郵送)

履歴書、成績証明書、卒業証明書、返信用封筒(長型3号)※�切手252円分貼付、朱書きで『特定記録』と記載してください

手続き等 日時

参加登録開始 平成28年6月16日(木)

参加登録締切 平成28年8月��4日(木)�14時まで

希望順位登録受付開始

平成28年9月��8日(木)

希望順位登録中間公表前締切

平成28年9月22日(木)

中間公表 平成28年9月23日(金)

希望順位登録最終締切 平成28年10月�6日(木)�14時まで

組み合わせ結果発表 平成28年10月20日(木)

卒後臨床研修ガイド

平成29年度東京医科歯科大学医学部附属病院

2017

医療をリードし、社会に貢献する「アカデミックドクター」を養成します

理念

高度医療人に求められる幅広い臨床能力の基礎を固める

患者の痛みを理解できる国際水準の医療人の養成

将来日本の医療をリードし、社会に貢献する医師となるために、本プログラムは「社会の医療を構成する一次、二次、三次医療に求められる基本的臨床能力を身につける」ことを目標とします。教育手法に精通した熱意のある指導医、豊富な症例、整備された研修環境の下で、医師としての人格を涵養し、医学・医療の社会的ニーズを認識しつつ、日常診療で頻繁に遭遇する病気や病態に適切かつ全人的に対応できる幅広い基本的な臨床能力

(態度・技能・知識)を修得すると同時に、本学の教育目標である 「アカデミックドクターの養成」をめざします。

研修基本理念

研修目標

研修目的

POST-GRADUATE CLINICAL TRAINING GUIDE 2017

志を高く持ち一緒に研鑽を積み、成長しましょう

高い医療水準の中で優秀な医師を輩出するセンターに

 東京医科歯科大学は学部、初期臨床研修、専門研修を通じて、医学教育に力を注いでいるのはご存知の通りです。その実績は、10 年間にわたり全国 1、2 位を争う研修希望者数と100% のマッチ率を維持し続けていることに表れています。実は、初期臨床が修了したのちの専門医・認定医の新規取得者数(100 床当たり)も国立大学病院の中で 1 位です。

 救急患者搬入数、外来初診患者数も圧倒的に多く、病院理念どおりの安全良質な医療を提供し続けている自負があります。その環境のなか、同じ研修システムのもとで育った指導医やスタッフが皆さんを指導します。これからの医療を担う皆さんにとって、大変重要なはじめの 2 年間を、私たちの研修プログラムのもとで過ごされることを強く勧めます。

 医科歯科の卒後臨床研修プログラムは、毎年高いマッチ率を維持しています。2015年度の第一希望者数(中間公表108名)は全国第1位、マッチ数もフルマッチと人気の高いプログラムです。これは、たすき掛けという大学と市中病院の良いとこ取りができるプログラムであると

同時に、将来につながるプログラムであるからと考えています。ロールモデルとなる多彩な指導医陣といろいろな出身大学の数多くの同期との出会いが、皆さんのキャリア形成にプラスになるはずです。これまで多くの研修医や指導医の意見を反映させながらブラッシュアップを続けてきた当院の初期研修プログラムにぜひ皆さんも参加して、私たちと一緒にさらに磨きをかけてくれることを願っています。

 プログラムⅠは1年目を大学病院で、2年目を協力病院で研修します。初期研修の2年間は、医師としての姿勢を身につける時期でもあります。 まず1年目の大学病院では、将来新しい医療を切り拓いていく医師となるため、日々直面する疑問に

対して豊富な知識と解決法を探るスキルを身につけることが重要です。大学での症例は、解答がすでにある疾患ばかりではありません。指導医と一緒に症例にじっくりと向き合い、まとめ、プレゼンしフィードバックを受ける一年間は貴重なトレーニング期間です。またER研修では軽症から

重症患者の初期診療も十分経験します。学生に教えることで、自分も学ぶ機会を得ます。そして土台を作った上で、2年目は地域の中核病院でcommon diseaseや手技を幅広く経験し、さらにスキルに磨きをかけることができます。 また初期研修はキャリアを考える大事な期間です。大学で研修する間には横と縦の貴重な人脈を幅広く得ることができ、様々な医師としてのロールモデルに出会えます。これは3年目以降の皆さんの将来にも大きく影響するでしょう。私たち研修センターは皆さんの大切な第一歩をサポートしていきます。

 初期研修に続いて多くの皆さんが専門研修に進むと思います。これまで本学臨床研修プログラムのみならず全国から先輩たちが本学での後期研修を選択しています。それは各診療科が魅力ある診療・研究・教育を実践してきたためです。平成29年度か

ら始まる新専門医制度では本学でも内科や外科を始め18領域で専門研修プログラムが用意されているので、質の高い専門研修とその先にある研究、大学院や留学も見据えることができます。本学初期研修で自分に合った方向性を見付けて下さい。

 初期臨床研修の2年間は、“医師としてのスタート”であるとともに、医師としての自分自身の方向性を模索し、見極めていく重要な期間です。 プログラムⅡは、1年目に協力病院でcommon diseaseを中心とした内科・外科・救急などの研修を

行い臨床医としての基礎を確立した後、2年目の大学病院で研修を深め、早い時期から3年目以降の専門研修につなげていくことが可能なプログラムです。プライマリーケア・地域医療から高度専門医療まで、幅広い研修が行える診療科・実習プログラムを準備しています。“専門研修に進んで

いくための2年間”という意識をより早い時期から持ち、自分自身が興味ある診療科・診療領域に、初期臨床研修の終了を待たずに積極的に進んで行ってもらいたいと考えています。 また、“医師のあるべき姿”として個々の知識・技術の習得以上に大切なことは、医療人として相手の痛みを理解する「心」です。現場での様々な人と関わり合うことで、幅広い視点から考え、学び、実感し、揺るぎないものとして確立してください。一人一人にとって、初期臨床研修の2年間が充実したものとなるようお手伝いをしたいと考えています。

 新臨床研修制度が開始された2年目に私は当院のたすきがけプログラムⅡで研修しました。初期研修の時に習得した知識や技術、そして一緒に研修した仲間や指導医の先生方は今でも診療する上で心強い支えとなっています。研修プログラムの選

択の幅は広がり内容も年々充実してきています。皆さんが多くのことを経験し有意義な研修生活を過ごせるようサポートしていきます。

東京医科歯科大学医学部附属病院 総合教育研修センター

高橋 誠 センター長

プログラムⅠ責任者

岡田 英理子

副センター長 専門研修担当

井津井 康浩

プログラムⅡ責任者

工藤 敏文

総合診療部

北畑 富貴子

開放的で働きやすい環境の中魅力的なプログラムで成長してください

進化するプログラムと安全・安心な研修環境  医療は一次医療機関(診療所、中小規模病院)、二次医療機関(地域中

核病院)、そして三次医療機関(大学附属病院等)の連携で行われています。本プログラムは、初期研修において全ての研修医が、二次医療機関のみならず一次、三次医療機関も経験できる点が特徴です。このように役割の異なる病院を複数経験することが将来どの方向に進むにせよ非常に重要だと考えられます。さらに、卒後3年目以降の専門教育との密な連動性を保ちつつ、各診療科及び協力病院と密接に連携し、各人の希望にあった幅広い研修を組み立てることができるのも特色といえましょう。

研修目標の質の高い達成を目指す(選択)必修科研修

将来の専門を視野に入れた長期・多様な自由選択研修

幅の広い視点を養う一次~三次医療の研修

東京医科歯科大学医学部附属病院

大川 淳 病院長

東京医科歯科大学医学部附属病院

大川 淳 病院長

 東京医科歯科大学は学部、初期臨床研修、専門研修を通じて、医学教育に力を注いでいるのはご存知の通りです。その実績は、10 年間にわたり全国 1、2 位を争う研修希望者数と100% のマッチ率を維持し続けていることに表れています。実は、初期臨床が修了したのちの専門医・認定医の新規取得者数(100 床当たり)も国立大学病院の中で 1 位です。

 救急患者搬入数、外来初診患者数も圧倒的に多く、病院理念どおりの安全良質な医療を提供し続けている自負があります。その環境のなか、同じ研修システムのもとで育った指導医やスタッフが皆さんを指導します。これからの医療を担う皆さんにとって、大変重要なはじめの 2 年間を、私たちの研修プログラムのもとで過ごされることを強く勧めます。

2 3卒後臨床研修ガイド 卒後臨床研修ガイド

研修センター教員挨拶

研修センター長挨拶病院長挨拶

臨床研修の特色

SAITAMA

TOKYO

KANAGAWA

IBARAKI

CHIBA

水戸

浦和

千葉

横浜

❷福島県郡山市�長野県中野市❾静岡県三島市

身分 非常勤職員(臨床研修医)

給与

●昨年度支給実績で295,000円程度  週5日勤務、日給に加え、臨床研修手当(1日あたり

4,000円)、その他ER及び産科当直手当(1日あたり15,000円)

●夜間休日手当あり ●賞与なし

社保●健康保険 ●厚生年金●雇用保険(労災適用あり)

休暇

●有給休暇:10日(採用日から6ヶ月継続勤務後、全勤務日の8 割以上出勤した場合に付与)

●リフレッシュ休暇3日●その他:本学の規定による無給休暇有

宿舎有(徒歩圏内)

家賃 5万円/月

図書●本学附属図書館利用可能●学内コンピューターで文献検索可能

外勤(アルバイト)

禁止

研修医の待遇卒後研修プログラム 誰もが自信を持てる有意義な経験を積める内容

東京の中心、緑多い文京地区で医の真理を追究する

協力病院

協力病院

協力病院

土浦協同病院

協力病院

東京医科歯科大学東京医科歯科大学

東京医科歯科大学

東京医科歯科大学 東京医科歯科大学

東京医科歯科大学

東京医科歯科大学

プログラムⅠ

1年目

2年目

プログラムⅡ 周産期(小児・産婦人科)プログラム

「たすきがけ」について

※研修宿舎:全69戸(単身者のみ)。プログラムⅠは全員入居可。 プログラムⅡは空きがあれば入居可。※医師賠償責任保険:病院において加入※協力病院は各病院の規定によります。

●救急・外科を2ヶ月のブロック研修●麻酔科または自由選択を2ヶ月

(定員55名予定) (定員60名予定) (定員4名予定)

●自由:�産科(NICU含む)、麻酔、小児、産婦を含む

●外科:小児外科、産婦 選択可●自由:小児、産婦 選択可

●�産 /小/精:3科から1~2科を1ヶ月ずつ●�救急当番を1ヶ月相当以上行う(救急科研修を1ヶ月行う救急ブロック型もある)

東京医科歯科大学のたすきがけ研修プログラムは、一人一人の希望に合わせて、大学病院と協力病院の研修時期を選択することができます。1年目に協力病院で救命救急やcommon�diseaseを数多く経験し、2年目に大学病院で難病症例に対する高レベルなカンファレンスや臨床研究マインドを醸成することができます。反対に1年目に大学病院で各診療科を経験し総合的な知識を蓄えてから、市中病院で実践的な力を身に付けることもできます。協力病院も首都圏に数多く、本校との連携も密接で、研修医のフォローアップ体制も万全です。

たすきがけ病院(プログラムⅠ・Ⅱ)

プログラムⅡのみ

❶青梅市立総合病院❷太田西ノ内病院❸大森赤十字病院❹三楽病院❺JAとりで総合医療センター❻草加市立病院

❼土浦協同病院❽同愛記念病院❾豊島病院❿都立墨東病院⓫日産厚生会玉川病院⓬ひたちなか総合病院

⓭平塚共済病院⓮北信総合病院⓯武蔵野赤十字病院⓰友愛記念病院⓱横須賀共済病院⓲横浜市立みなと赤十字病院

❶柏市立柏病院❷川口工業総合病院❸秀和総合病院❹東京共済病院❺東芝病院❻‌‌新渡戸記念中野�総合病院❼荏原病院❽蓮田病院❾三島総合病院❿横浜南共済病院

●�年2回のヒアリングを行い、スムーズな研修が行えるようにサポート体制を整えています。●�年2回ホームカミングデーを開催し、大学病院、協力病院の研修医が一同に集まり情報交換を行っています。●�より良いプログラムを作るために定期的に研修医委員(研修医の代表者)と意見交換を行っています。

研修医の居住施設はとても充実しています。どの寮も病院から徒歩で10 ~ 15分程度という近い場所にあり、東京の中でも環境が整い、緑の多い文京地区にあるので、とても安心して研修に打ち込めます。休日には近くの下町情緒あふれる湯島天神や、根津・千駄木などを散策したり、上野の美術館めぐりをするのも、とてもいい気分転換になります。

●�産/小/精:3科から1~2科を1ヶ月ずつ●�救急当番を1ヶ月相当以上行う(1年目に三次救急病院研修を行わなかった場合、救急科研修を1ヶ月行う)

●周産期選択:� 周産期を担う診療科(小児科あるいは産婦人科)� および関連診療科

●救急(三次救急)、外科を��2ヶ月のブロック研修●麻酔科または自由選択を2ヶ月●�病院により、救急研修の仕方に��バリエーションがある

協力病院

研修サポートについて

寮生活について

周産期プログラムは、将来、小児科または産婦人科を専攻する研修医のためのコースです。1年目は大学病院または土浦協同病院で内科系・外科系を含めたローテーション研修を行い、医師として基礎となる必要な知識・手技を習得します。2年目は大学病院で小児科または産婦人科を中心に研修を行います。

小児科領域:小児科は生涯における「最初の大切な十数年」を担当する診療科です。すべての領域を幅広く診療し、こどもの健全な成長と発達を念頭におきながら、専門分野ではより高度な医療を提供します。(森尾�友宏)

産婦人科領域: NICUや小児外科を含む基礎的な研修を行い、最後の2か月で周産期・婦人科腫瘍など専門性の高い研修を行う、魅力あるプログラムとなっています。(寺内�公一)

周産期プログラム概要

内科6ヶ月

救急2ヶ月

外科2ヶ月

麻酔/自由2ヶ月

内科6ヶ月

救急2ヶ月

外科2ヶ月

麻酔/自由2ヶ月

内科6ヶ月

救急2ヶ月

小/産2ヶ月

自由2ヶ月

内科6ヶ月

救急2ヶ月

外科2ヶ月

自由2ヶ月

産/小/精1~2ヶ月

産/小/精1~2ヶ月地域

1ヶ月地域1ヶ月

自由選択9~10ヶ月

自由選択9~10ヶ月

救急当番 1ヶ月相当 救急当番 1ヶ月相当

1~2科 1~2科

地域1ヶ月

周産期選択7~8ヶ月

ステップアップ研修

2ヶ月

産/小/精1~2ヶ月

1~2科

救急当番 1ヶ月相当

4 5卒後臨床研修ガイド 卒後臨床研修ガイド

研修の特色

後期研修プログラムへのつながり高い後期研修参加率 初期研修修了者の約 8 割が当院の

後期研修へ参加しています。当大学は日本の研究機関ランキングで論文平均被引用数が常に1、2 番であり、世界をリードする研究を行っています。質の高い研究

当院の初期研修プログラムでは、一般病院と大学病院のたすきがけで回ることでcommon� diseaseから各領域の専門性の高い疾患まで幅広い症例を経験することができます。他大学出身者も多く、指導医・先輩医師との出会いを通じて、将来の医師像を形成する上でとても参考

となることも多いと思います。また世界をリードするような研究も数多く行っており、臨床だけではなく研究分野でも幅広い選択肢が用意されているため、初期研修のみならず後期研修でも当院のプログラムを選択することは大きなメリットがあると思います。

矢内 真人先生

平成21年東京医科歯科大学卒

初期研修先として複数の大学病院、市中病院の見学に足を運ぶ中で、私は出身地も出身大学も関東ではありませんでしたが、当院での初期研修を選択しました。思い返しても初期研修において学んだり触れたりした知識・手技は多岐にわたっており、それ故に初期研修は医師とし

てのその後に影響を与えうる大切な期間だったと感じています。大学病院と関連病院のたすき掛けとなっているプログラムは、基礎的知識の習得の他にも、学会発表や多くの手技の機会に恵まれるなど、双方の病院の特徴を生かした理想的な研修生活を送ることができます。

大坪 加奈先生平成24年高知大学卒

初期研修では、知識・技術の習得だけでなく、多様な社会的ニーズを理解し柔軟性を身に付けることも重要だと思います。当院での研修には、背景もスタンスも異なる人が多く集います。そのため、研修医の関わる仕事が質量ともに膨大で忙しい中でも、常に同期からはあらゆる面

で刺激をもらえ、ロールモデルとなる指導医にも出会え、日々多くの発見がありました。たすきがけプログラムにより、大学病院と市中病院の両方の長所・異なる役割を経験できることも、視野を広く持つうえで助けとなり、非常に勉強になりました。

能勢 裕里江先生平成23年東京医科歯科大学卒

初期・後期研修はその後の医師キャリア形成に大きく関わります。初期研修では教育体制が充実し、幅広い症例を経験できる施設が良いでしょう。後期研修は専門研修のスタートです。万人にマッチした研修プログラムは残念ながら存在しませんが、自身に合った研修プログラムを選

ぶことはできます。例年初期研修第一希望者数が全国トップクラス、そして初期研修修了者の約8割が後期研修へ進んでいるという事実が本院の研修プログラム、医局の魅力を端的に表しているのではないでしょうか。ぜひ見学に来て自身の肌で感じてみて下さい。

田川 泰寛先生平成23年山梨大学卒

▶︎当院の後期研修プログラムへ進んだ先生

研修医 PROFILEOpen minded

�さまざまな出身大学の学生が集う東京医科歯科大学の研修プログラムには、伝統的に全国からさまざまな出身大学の研修医たちが集まるので、オープンマインドな雰囲気でイキイキと研修を受けることができます。

At home

� 開放的な研修医室研修医室には、さまざまな出身大学の研修医たちが気軽に集い、情報交換ができるよう、開放的な空間に大きなテーブルを配置しています。休憩時間には、さまざまな医療現場で活躍する研修医たちが集まり、お互いの研修の様子について語り合っています。研修医室内のパソコンで海外ジャーナルにアクセスでき、カルテの閲覧も可能。時間を有効に利用することができます。

Supportive

� 屋根瓦方式の指導体制医師が医師を育て教えるというマインドを大切にする東京医科歯科大学では、主任指導医・指導医・レジデント・研修医・学生が、屋根瓦方式のチームを組んで研修を行っています。優秀な先輩医師たちからのていねいで親切な指導を受けることができるので、効率よく正しい医療技術を身に付けることができます。

Academic

��最先端で質の高い研究会を開催日本屈指の研究レベルを誇る東京医科歯科大学ならではの、レベルの高いカンファレンス、医学研究の最先端に触れることができる施設やプロジェクト、第一線で活躍する講師陣によるイブニングセミナー、勉強会、講演会なども数多く開催され、学究的な姿勢を保ち続けることができます。

Successive

� 初期から後期への「連続性」を重視よりスムーズに研修を進めるために、初期研修に引き続いて後期研修を当病院で受けることをおすすめしています。初期研修で培ってきた知識や人間関係を生かし、後期研修プログラムでは、臨床技能だけにとどまらないリサーチマインドを持った専門医の養成をめざします。

Practical

��充実した急性期医療研修当病院は、救急車搬入患者数が国立大学病院の中で第1位。全国救命救急センター評価(平成 27 年度)においても全国第1位になりました。実践的な医療技術を身に付けるために必要な急性期医療のプログラムも、1次から3次まで多彩な症例を経験することができます。例)ICLS講習会(資格がとれます)、中心静脈カテーテル挿入講習会、人工呼吸器

講習会、酸素療法講習会、輸液シリンジポンプ講習会、造影剤安全使用講習会

研修医出身大学内訳

本学45%

32%

12%

6%

1%

4%

関東

北海道東北

中部

関西・中国・四国 九州�沖縄��������������

新井 聡大� 筑波大学卒 1年目

屋根瓦式体制による指導で上級医の先生方の鋭い視線と監督下に、常に安心して診断治療に従事することができます。指導医のみならず診療科のスタッフ全員が丁寧に教えてくれる気風があり的確なフィードバックを受けています。

齊藤 真理子� 浜松医科大学卒 1年目

教育体制が整った大病院で最先端の医療を学び、多くの症例を積みたいと思い大学病院での研修を希望しました。多くの患者様が来院、入院されるので学ぶ分野も狭くならず、自分の視野が最大限に広がり学習意欲が尽きません。

黄野 雅惠� 独協医科大学卒 1年目

柔軟な思考力で優秀な指導医の先生方、優しく丁寧に接してくれるコメデイカルの方、共に助け合う一生の仲間が多く在籍し、私の医師人生において立派な財産になると思います。寮も病院から徒歩圏内と便利です。

重松 嵩朗� 筑波大学卒 1年目

医科歯科大学は基本から教えてくださり、プレゼン後にフィードバックをしていただけることもあり、非常に勉強になっています。指導体制が非常に良く整い、意識の高い同期に囲まれて良い刺激を与え合っています。

竹下 明宏� 東京医科歯科大学卒 1年目

疾患だけでなく、上級医から関連した論文を薦めてもらったり、実際の症例を元に診断や鑑別のコツ、発表やプレゼンについても親身に時間をかけて指導してくださるので、学ぶことが多い充実した日々を送れます。

布施田 泰之� 東京医科歯科大学卒 1年目

学生時代の実習で、東京医科歯科大学全体がかなり教育的で議論のレベルが高いと感じ、研修先に決めました。当院は日本でもトップレベルの専門性を持っていると思うので、大学病院でしか学べないような症例を経験したいです。

酒井 伸� 日本医科大学卒 1年目

病院全体が研修医教育に積極的で親切な良い環境で研修することができます。当院では基礎的なことなもちろん、最先端の医療を経験し、市中病院ではcommon diseaseや地域医療についても学ぶことができます。

杉田 直人� 東京医科歯科大学卒 1年目

救急医学と集中治療に興味があるので、その分野の優秀な先生方からハイレベルな医学を学べる当院の環境はとても魅力的に映りました。先生方も研修医仲間も素晴らしく、本当に毎日学ぶことばかりで充実しています。

有松 朋之� 山梨大学卒 1年目

指導医の先生方がとても熱心に指導して下さるので、自分の知識や技術が着実に上達していることを実感できます。カンファレンスでの発表やディスカッションを通して患者さんの病態を多角的にとらえる思考力を身に付けたいです。

鈴木 美麗� 秋田大学卒 1年目

症例が豊富で教育体制が整い、大学病院と市中病院で決めかねていた自分には、双方を経験できるプログラムは大変魅力的でした。他大学出身者がすぐに馴染んで楽しく働け、様々な疾患を診る救急は毎日が新鮮で充実しています。

川端 賢一� 東京医科歯科大学卒 1年目

市中病院と大学病院を1 年ずつ経験できるため、一般的な症例から珍しい症例まで触れることができ、全国から多数の研修医が集まるため横の繋がりも増えると考えて選びました。休みの日が勿体ないと思うほど充実しています。

笠松 桃子� 日本医科大学卒 1年目

全国の大学病院の中でも特に研修に力を注いでいることで有名だった当院に学生時代に見学に来て、非常に教育熱心な指導医が多かったので決めました。病態を論理的に考える思考やプレゼン能力を培い、それを市中病院で実践します。

橋本 沙和� 東京医科大学卒 1年目

医師として歩みを始める時期から学術的に恵まれた環境の中で多くの知識を吸収し、基礎を固めてその後の専門医へのステップアップを目指したいと考え志望しました。同期と支え合い切磋琢磨しながら日々成長しています。

上岡 純子� 東邦大学卒 1年目

上級医の先生方との距離が近く、疑問点はすぐに解決でき働きやすい環境です。指導経験が豊富な先生方に囲まれ、意識の高い同期が全国から集まっているので、自分ももっと努力しなければいけないと刺激を受ける日々です。

蝶名林 賢� 信州大学卒 1年目

充実した指導体制のもと自分が新たにできることが増えてく面白さに気づかされています。また、助け合える仲間が大勢いるため多くの経験と知識を一緒に培うことのできる研修です。

東 富美子� 東海大学卒 1年目

病院全体の指導体制が整い、困ったことがあっても上級医が丁寧に指導してくれます。医師となる礎を築くことのできる環境で毎日が充実しています。同期も大勢いて出身大学や背景もさまざまで雰囲気も良いです。

兒島 裕樹� 筑波大学卒 1年目

初期研修の 2 年間に大学病院と市中病院という特徴の異なる医療機関で研修できることに加えて、研修中に研究等の医学のアカデミックな面にも触れ、機会があれば学会発表も経験したいので研究が盛んな当院を選びました。

西内 洋子� 高知大学卒 1年目

指導医の先生方の手厚い指導の下で、同期と日々切磋琢磨しながら日本の最先端の医療に触れる、という初期研修にふさわしい理想の環境が整っています。少しでも本学での研修に興味があればぜひ一度、見学に来てください。

酒井 杏菜� 東京慈恵会医科大学卒 1年目

指導医や学生と一体となりチームを作る屋根瓦方式では、大学病院ならではのアカデミックな面に触れることができます。研修が始まる前は不安でしたが、総合教育研修センターのサポートやたくさんの同期に囲まれ、研修に励んでいます。

伊藤 達哉� 東京医科大学卒 2年目

医師としてのキャリアは初期研修の2 年間で終わりではなくスタートの瞬間に過ぎません。自分はマッチングの際、後期研修以降の専門科の勉強を当院で行い『偏りのない考え方』や『バランスの取れた基本的治療法』を身に付けたいと考えました。

関 隆実� 東京医科歯科大学卒 1年目

研修医の自主性を尊重しつつ、上級医の先生方から細かいフィードバックをいただける点と、カンファレンスで各疾患に対して現行の治療だけでなく、最新の知見に触れられる点が素晴らしいと思いました。

7,0008,0009,00010,000

人 /年

6,0005,0004,0003,0002,0001,000

0

国立大学附属病院 救急車搬入患者総数

平成26年度国立大学附属病院長会議データベースセンター調べ

国立大学病院No.1

東京医科歯科大学医学部附属病院他の国立大学附属病院

阿部 彩織� 東京医科歯科大学卒 1年目

救急科では毎朝研修医を対象としたレクチャーや症例検討会、実技を交えた JATEC(外傷初期診療)の講習などがあり学ぶ機会が豊富です。初療室での初期対応から急性期治療まで連続して診ることができ実践的に学べます。

6 7卒後臨床研修ガイド 卒後臨床研修ガイド

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