prott story ( prottができるまで )

Post on 22-Jul-2015

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Category:

Design

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Prott ができるまでStory

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株式会社グッドパッチ 代表取締役

土屋 尚史

- 3年半前にグッドパッチを起業 - 3年前にUIに事業を絞る - GunosyのUIを手がけ仕事が増える - グッドパッチは現在53名 - UIデザイン事業とProttをやってます

先週、第二子が生まれました

昨日リリースのPC Web対応をリリース

なぜProttを作ることになったのか?

時は遡ること2013年春

グッドパッチはGunosyが当たって以来

1年で約20人くらい人が増えていた

しかし、、エンジニアがいない・・

でも、Gunosyの実績などから

iOSの案件はどんどん来る

この時の大きな課題

パートナーのiOS開発エンジニアとの

コミュニケーション

・うまく伝わらない

・手戻りが多い

・実装してみたら、なんか違う

2013年春にFlintoがβローンチ

マジ便利なんですけっど!!!

そこから

グッドパッチのデザインプロセスは

一気に変わってしまった

プロトタイピングプロセスが入ったことにより

- 設計時点から動かしながら考える事ができる - デザイナーが動きや遷移、ストーリーを

動かせる事によって想像しやすくなった - クライアントや開発エンジニアとの

コミュニケーション意思疎通が劇的に改善

Flintoを使う中で出てくる不満

- チームでプロジェクト共有がしづらい - フィードバックがプロトタイプ上で返せない - なんなら、ワイヤーもツールで書けたら・・

あらゆるプロトタイピングツールを調べる

これ、自分達で作った方が理想的な

プロトタイピングツールできるんじゃね?

これから日本の会社も

プロトタイピングツールを使ったプロトタイ

ピングをプロセスに入れた方が

もっと良いサービスが世の中に生まれて来る

はずだ!

しかも、UIの会社のグッドパッチがプロトタイ

ピングツールを作るってかなり文脈合ってる

よし、もう自分達で作ろう!!

暇そうにしてたコバとまつもすを

アサイン

UIデザイナー フロントエンド

2013年10月

プロジェクトスタート

ができるまで

Prottができるまでは

数々の事件がありました・・

事件簿 その1

プロジェクトスタートしたけど・・

そもそも、エンジニアがいない!

社長に言われたからデザインはじめてるけど、

どうするんだろ?と思ってる2人

Prottはシステムよりも先に

デザインから作り始めた

まさにデザイン主導の開発スタイル

Wantedlyで募集を始めたら、ラッキーな事に

即効でエンジニア決まる

蟇目さんが入り、開発スピードが劇的に上がる

当初、乗り気じゃなかったデザイナーコバ

えー・・Flintoより

使いやすく

できるんすかね・・?

事件簿 その2

競合ツール上で自社のプロトタイピングツールを作る日々

事件簿 その3

開発当初のUI(※最初からUIは英語)

開発当初のUI(※最初からUIは英語)

開発当初のUI(※最初からUIは英語)

2014年1月ティザーをオープン

めっちゃイケてると思ってたUIが実装してみたら

全然使いづらい事件

事件簿 その4

ローンチ1ヶ月半前にして

UIを全て作り変えることに・・

今のUIの原型が出来上がる

Prottのキャラクターを作ろう!と

GithubのOctcatを書いた人に依頼

だが、ろくなキャラクターを

上げてこない事件

事件簿 その5

サンフランシスコで知り合った某アニメーショ

ンスタジオのデザイナーにお願いしてみる

Prottの公式キャラクター

TimとRoboが誕生

TimとRobo 3D version

毎週金曜日にイテレーションをやり

激論を交わす日々

2014年4月クローズドβテスト開始

事件簿 その6

バグが多すぎて、社内でも

誰も使ってくれない日々・・

事件簿 その7

なかなか出来上がらないiOSアプリ

事件簿 その8

ランディングのデザインをPO◯にパクられる

ユーザーインタビューと改善の日々

2014年10月正式ローンチ

ローンチから4ヶ月

登録ユーザー数 1万7000人世界38カ国1658都市で利用

エンタープライズ版もこんな会社に使っていただいてます。

Prottチーム

開発当初3人 → 現在14人

売上もぼちぼち立ってきてはいるが

未だに毎月600万の赤字

ユーザーに喜んでもらえるように

良いツールにするために

改善すべくガンガン投資しています。

Prottを作る上で

大切にしていること

サポート体制

フィードバックや問い合わせはすぐ対応

週一のイテレーションユーザーの声をチームで周知し、機能に反映

月1のPrott User Meetupチームがユーザーの声を直接聞く機会を大事に

海外でもWorkshopを開催

ユーザーと一緒にデザインしていく

感覚をとても大事にしています。

なぜ、グッドパッチが

大赤字を出しながらもProttを

作っているのか?

ユーザーに求められるプロダクトを作るため

コミュニケーションが活発なチームを作るために

プロトタイピングは

とても重要なプロセス

日本のデザインプロセスに

プロトタイピングを浸透させ

素晴らしいプロダクトをより多く

生み出せる土壌を作る!

Prottを日本発のサービスとして

世界中で使われるサービスに育てる!

今後追加される体験

ワイヤーフレームを作る

一つのリンク範囲に複数のジェスチャー

PSD,Sketch連携

Prottで世界に挑戦したい

UIデザイナー、エンジニア待ってます!

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