b-1ハワードの「田園都市」とその優劣に関して(12 n1046 孔慶驪)

21
ハハハハハ ハハハハハハハハハハ 「」 ハハハハ ハハハハハハハ ハハハハ 2 ハ 12 n ハハハ 1046

Upload: 12n1046

Post on 03-Aug-2015

291 views

Category:

Documents


1 download

TRANSCRIPT

ハワードの「田園都市」とその優劣に関して

デザイン工学部 建築学科 2 年12 n 1046 孔慶驪

エベネザー・ハワード

「 1850 年 1 月 29 日 - 1928 年 5 月 1 日)は、近代都市計画の祖とよばれる社会改良家。田園都市論において自然との共生、都市の自律性を提示し、その後の近代都市計画に多くの影響を与えることとなった。その功績はパトリック・ゲデスと並ぶ。」

田園都市とは

「郊外ではなく郊外の対立物である。いなかの引きこもり場所ではなく、効果的の都市生活のための総合された基礎である。」

都市と農村の結婚「ハワードが必要としたことはーーこれは同時にクロポトキンが宣言したようにーー都市と農村の結婚であり、農村にある心身の健康と活動性と、都市の知識と都市の技術的の便益と都市の政治的協同との結婚であった。この結婚の手段が『田園都市』であった。」

ハワードの主張「『人々を都市に牽引するなんらかの力に対して政策はうち勝つことが出来ないので、人を都市に引きつけるモノ以上の力を持って都市集中を阻止しなければならない』というもので、彼はそれを磁石を使って表現した。それが三つの磁石である。」

三つの磁石「『都市』と『農村』、それぞれを磁石として表現し、それぞれの長所を磁力として、人々を鉄針に例えた。その二つの磁石に加えて、都市と農村の長所のみを兼ね備えた『都市-農村(Town - Country)』という三つの磁石をもって都市の牽引力を表した。それこそがハワードの『三つの磁石』なのである。」

三つの磁石

構造-ハードウェア-【ダイアグラム1】

「 彼の構想によると、都市の大きさは小都市の場合、約2,400ha、中央部の400haは居住地、商業地、工業地を配置し、周囲の2,000haは農業地として開発し、中央部に人口最高30,000人、農業地の人口2,000人と想定し、人口5.3万人の母都市を中心に適当な距離( 30~ 50 km)を置き、鉄道でその間を結ぶというモノだ(はその6分の1円の中心が母都市となる)。」 

【ダイアグラム1】

「田園都市は農村に囲まれ食料を供給し、農村に都市の利便性を提供し、さらには都市の発展を抑制する(都市部を農村が囲むため)。」

【ダイアグラム2】 「中心部に公共施設を配備し、中央公園がそれを覆う。中心から放射状に伸びる並木道路と環状道路に囲まれて、5,000人ずつの居住地が6つに分断されている。 まちを二分するのが幅130mの大街路(グランドアベニュー)であり、その中に学校、教会などのコミュニティ施設が設けられている。 まち全体を取り囲む環状鉄道に面して、工業用地や市民農園が確保され、その外側の農村地域へと続いている。」

【ダイアグラム2】「公共施設とは、公会堂、コンサートホール、劇場、図書館、博物館、美術館、病院などを示している。」

「その周りの『中央公園(セントラルパーク)』は145エーカー(約5.8ha)あり、それを囲む『水晶宮(クリスタルパレス)』は公園に向かって開いている広いガラスのアーケードであり、天気の悪い時には家にこもりがちな市民を公園に連れ出すのに一役かっているのである。」

【ダイアグラム2】「大街路の左右にある黒い三日月状のも

のは住宅と大街路の接する面であり、ここまで大街路の緑が続いている。これは大街路をより我々の目に広々と広がって見えるようにするためである。」

「同心円状の道路はすべて街路樹が植えられている。」

「駅は工業地帯を走る環状鉄道と他都市とをつなぐ幹線鉄道の引き込み線となっている。」

【ダイアグラム2】 「『ただしダイアグラムは単なる示唆にすぎないので、おそらく実際とは大いに異なるであろう』とハワードは注書きをしている。このダイアグラムを見ただけの都市計画者、それに関わる人たちはそのことについて理解しようとはしていなかったとされています。いつの時代も本質を見えてない人はいるものです。」

一般都市住宅が密集すれば費用が安くすむだろというばかけたことを考えて、不必要に街路を重複させ、人びとから園地空間を奪うことに莫大な金額が浪費されていた。エーカーあたりの人口密度が 12戸である。

優れてるところ人口密度を低下させる

壮大な並木道を作り、町を二つの地域に分けた

農業のための永久空地帯を設置した

優れてるところ多くの空地をもった個人住宅が諦りなく無限に広がるものではなく、むしろよく引き締まった厳格に制限された都市的集団

「自治体自身により都市地所のすべてを永久に所有し統制し、個人へは借地の方法によりそれを処置すること。」

[公害]

「田園都市ではすべての機械が電気エネルギーで動作しているため、スモッグによる影響はないとされている。居住地と就業地が近いために(移動の自己完結)無駄な交通は発生しない。農家が都市を囲むため、都市化による弊害も抑えられるかたちとなる。」

[税金]

「過密した都市と違い、地価が低い土地でも物価が低いため市民はいままでよりも、ずっと生活がしやすくなります。しはらう税金も土地代のみというのが特徴。これこそが田園都市が他の自治体と異なる所だとハワードは述べている。」

田園都市のおける問題点都市と農村を融合して、両立して発展させるのはすごいと思うが、それからの発展や進化を考えれば、いずれに都市の発展が進み、農村と差が大きくなり、そのうち両立して共生できる環境もなくなるのではないか。いくら都市内部で消化できるとは言え、外部との交流なども必要で、外部世界との関係をなくなったらそのうち都市は滅んでしまう。と私は考えた。

ご静聴ありがとうございました