編 集 lavie編集室 2018...

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塩田跡地に車海老養殖事業を立 ち上げて45年、仁尾産商さんでは 年間約18~20t(70~80万尾)の 海老を出荷しています。今から約2 年前、香川県の名産“小豆島オリー ブ”をエサに混ぜて育てた「オリー ブ車海老」を開発し、注目を浴びて います。 養殖場長の古志さんは、「開発に は約3年を費やしました。同じ香川 ブランドに“オリーブハマチ”があり ますが、オリーブの葉を混ぜたエサ を与えているんです。でも、海老は葉 を食べなくて。そこで、オリーブ果実 の搾りかすをブレンドしたところ食 べてくれて、よりおいしい車海老を育 てることに成功しました」。 大きい所で39,000㎡もの広さがある養殖場。通常は1㎡に30~50尾のと ころを、仁尾産商さんでは1/3~1/2の密度(15~20尾)で育成しているのも 「海老にストレスがないように」という配慮から。また、何より注意しているのが 水質管理で、毎日2~3時間も池に潜って掃除をし、海老の状態を確認してい ます。 ここで古志さんから、海老の養殖と水の関係をお話いただきました。海水を 引いた池の水は茶色に濁って見えますが、これは植物性プランクトンのいる栄 養豊富な水である証拠です。日中、植物プランクトンは光合成をして酸素を作 り出します。そして夜行性である海老が夜に酸素を使って活動し、海老のエサ やフンが植物性プランクトンの栄養源となります。この循環環境のバランスを 安定させることが重要で、「“海老を育てること”は“水を育てること”なんです」 と教えてくれました。 このように大切に育てられた車海老を“活きたまま”お届けするのも、仁尾産 商さんの強み。出荷前日の午後に水揚げした良質の海老だけを、翌朝に箱詰 めし、午後には発送しています。「活きた海老は生臭さもなく、おいしさの違いを 感じていただけると思います」とのこ と。瀬戸内の太陽と小豆島オリーブ で育ったオリーブ車海老、先様の驚き と笑顔が見えてくるようです。 ▲エサやりは1日2回、掃除は毎日。 モーターによる水流は、海の波を再 現し、池の中のゴミをまとめる役割が あります。 ※商品のほとん どに同封して います。 ▲(左から)仁尾産商㈱ 三宅洋史さん、香川竜哉さん、古志晋也さん  ▲愛媛県今治市出身の古志さ ん。海老の養殖に情熱をかけ、 試行錯誤しながら「オリーブ車 海老」を開発しました。 ▲重量及び活きの良さやキズが ないか等をチェックします。1回 使っていただいた料理店からの リピート率が高いのも自慢です。 オリーブ 車海老の特徴 旨み! 甘み! すっきり感! コクのある 1 上質な 2 爽やかな 3 新鮮だからこそ味わえる お刺身がおすすめです が、火を通すと甘みが増 すので、塩焼きや蒸し焼 き、しゃぶしゃぶなども おすすめです。 「ご意見カード 」で寄せられた声をご紹介! 野菜他を用意するだけで 簡単だし、最後まで美味 しく食 べ て い ます。寒 い 冬に「鍋」は温まります。 「魚は北海道産」を譲らな い道産子の夫が愛媛の干 物を初めて口にしてびっく り。レンジで温め骨ごとい ただき、大喜び。 自分では高価なもの なのでなかなか買え ません 。は れ の 日 に 利用しています。 58年間生きてきて、 こんなにおいしいみ かんに出会えたこと は感動でした。 大変おいしく特に ジャコ天がお気に 入り。お正月に残し ています。 コープの冬ギフト カタログは 11月2回(10月29日~)で 配布いたします。コープ各店にも ございます。 お得! 光合成 O2 エサ フン 植物性 プランクトン 植物性 プランクトン コープの冬ギフト オリーブ 車海 仁尾産商 香川県仁尾の海沿いの自然豊かな場所にある、 車海老の養殖場を訪ねました。 [早期お申し込み特典受付期間] 支所/11月23日(金)まで 店舗/12月2日(日)まで 海老と植物性プランクトンの両方が 大事な関係を保っています。 「Lavie」はカタログ「リプレ」に再生されています。 このカタログは再生紙を含んでいます。 次回は12月1回号〈11月19日(月)発行〉です。 発行日●2018年11月5日(月) 発行人●生活協同組合コープえひめ 編 集●Lavie編集室 本 部●松山市朝生田町3丁目1-12☎(089)931-5201(代) ホームページアドレス http://www.coopehime.or.jp 11 3 2018 9133 9134 ギフトカタログ15ページ ※商品出荷の際にお届け先のご在宅を 確認の上、お届けします。 260g(9~13尾) 420g(14~18尾) 本体価格4,500本体価格6,800「海老を育てること」は、 「水を育てること」 9005 9507 9150 9181 9268 [ご注文受付期間] 支所・店舗/12月16日(日)まで [商品お届け期間] 11月23日(金)~12月24日(月)前後 <山彦>人気鍋トリオ <JA全農えひめ> 紅まどんな(愛媛県産) <キシモト> 「まるとっと」四国の味セット <おがた蒲鉾> 潮騒 <冨士屋> 小男鹿 ギフトカタログ4ページ ギフトカタログ11ページ ギフトカタログ17ページ ギフトカタログ19ページ ギフトカタログ26ページ 他にもご贈答にぴったりの逸品が勢ぞろい! プリップリ!

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Page 1: 編 集 Lavie編集室 2018 オリーブ車海老...このカタログは再生紙を含んでいます。「Lavie」はカタログ「リプレ」に再生されています。 次回は12月1回号〈11月19日(月)発行〉です。発行日

 塩田跡地に車海老養殖事業を立ち上げて45年、仁尾産商さんでは年間約18~20t(70~80万尾)の海老を出荷しています。今から約2年前、香川県の名産“小豆島オリーブ”をエサに混ぜて育てた「オリーブ車海老」を開発し、注目を浴びています。 養殖場長の古志さんは、「開発には約3年を費やしました。同じ香川ブランドに“オリーブハマチ”がありますが、オリーブの葉を混ぜたエサを与えているんです。でも、海老は葉を食べなくて。そこで、オリーブ果実の搾りかすをブレンドしたところ食べてくれて、よりおいしい車海老を育てることに成功しました」。

 大きい所で39,000㎡もの広さがある養殖場。通常は1㎡に30~50尾のところを、仁尾産商さんでは1/3~1/2の密度(15~20尾)で育成しているのも「海老にストレスがないように」という配慮から。また、何より注意しているのが水質管理で、毎日2~3時間も池に潜って掃除をし、海老の状態を確認しています。 ここで古志さんから、海老の養殖と水の関係をお話いただきました。海水を引いた池の水は茶色に濁って見えますが、これは植物性プランクトンのいる栄養豊富な水である証拠です。日中、植物プランクトンは光合成をして酸素を作り出します。そして夜行性である海老が夜に酸素を使って活動し、海老のエサやフンが植物性プランクトンの栄養源となります。この循環環境のバランスを安定させることが重要で、「“海老を育てること”は“水を育てること”なんです」と教えてくれました。 このように大切に育てられた車海老を“活きたまま”お届けするのも、仁尾産商さんの強み。出荷前日の午後に水揚げした良質の海老だけを、翌朝に箱詰めし、午後には発送しています。「活きた海老は生臭さもなく、おいしさの違いを感じていただけると思います」とのこと。瀬戸内の太陽と小豆島オリーブで育ったオリーブ車海老、先様の驚きと笑顔が見えてくるようです。

▲エサやりは1日2回、掃除は毎日。モーターによる水流は、海の波を再現し、池の中のゴミをまとめる役割があります。

※商品のほとんどに同封しています。

▲(左から)仁尾産商㈱ 三宅洋史さん、香川竜哉さん、古志晋也さん 

▲愛媛県今治市出身の古志さん。海老の養殖に情熱をかけ、試行錯誤しながら「オリーブ車海老」を開発しました。

▲重量及び活きの良さやキズがないか等をチェックします。1回使っていただいた料理店からのリピート率が高いのも自慢です。

オリーブ車海老の特徴

旨み!

甘み!

すっきり感!

コクのある1

上質な2

爽やかな3

新鮮だからこそ味わえるお刺身がおすすめですが、火を通すと甘みが増すので、塩焼きや蒸し焼き、しゃぶしゃぶなどもおすすめです。

「ご意見カード※」で寄せられた声をご紹介!野菜他を用意するだけで簡単だし、最後まで美味しく食べています。寒い冬に「鍋」は温まります。

「魚は北海道産」を譲らない道産子の夫が愛媛の干物を初めて口にしてびっくり。レンジで温め骨ごといただき、大喜び。

自分では高価なものなのでなかなか買えません。はれの日に利用しています。

58年間生きてきて、こんなにおいしいみかんに出会えたことは感動でした。

大変おいしく特にジャコ天がお気に入り。お正月に残しています。 コープの冬ギフト

カタログは11月2回(10月29日~)で配布いたします。コープ各店にもございます。 お得!

光合成

O2 エサフン

植物性プランクトン

植物性プランクトン

コープの冬ギフト 活 オリーブ車海老仁尾産商

香川県仁尾の海沿いの自然豊かな場所にある、車海老の養殖場を訪ねました。

[早期お申し込み特典受付期間]支所/11月23日(金)まで 店舗/12月2日(日)まで

海老と植物性プランクトンの両方が大事な関係を保っています。

「Lavie」はカタログ「リプレ」に再生されています。このカタログは再生紙を含んでいます。 次回は12月1回号〈11月19日(月)発行〉です。

発行日●2018年11月5日(月)発行人●生活協同組合コープえひめ編 集●Lavie編集室�本 部●松山市朝生田町3丁目1-12�☎(089)931-5201(代)ホームページアドレスhttp://www.coopehime.or.jp

11月3回

2018

9133

9134

ギフトカタログ15ページ

※商品出荷の際にお届け先のご在宅を 確認の上、お届けします。

260g(9~13尾)

420g(14~18尾)

本体価格4,500円

本体価格6,800円

「海老を育てること」は、「水を育てること」

90059507 9150 9181 9268 [ご注文受付期間]支所・店舗/12月16日(日)まで

[商品お届け期間]11月23日(金)~12月24日(月)前後<山彦>人気鍋トリオ <JA全農えひめ>紅まどんな(愛媛県産)

<キシモト>「まるとっと」四国の味セット

<おがた蒲鉾>潮騒

<冨士屋>小男鹿

ギフトカタログ4ページギフトカタログ11ページ ギフトカタログ17ページ ギフトカタログ19ページ ギフトカタログ26ページ

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