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別冊5

身 体 障 害 者 福 祉 法

心 臓 機 能 障 が い

  

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目  次

○ 障害程度等級表                           5-1

○ 早見表                               5-2

○ 認定基準                              5-3

○ 認定要領                              5-5

○ 身体障害認定基準等の取扱に関する疑義                5―7

〇 心臓機能障害の認定(ペースメーカ等の植え込み者)に当たっての留意

事項について(平成 26年1月 21日 障企発 0121第2号)------------- 5-10

〇 心臓機能障害(ペースメーカ等植え込み者)の身体障害認定におけ

る日常生活活動の判定について (平成26年1月28日 事務連絡)------ 5-11

○ 様式集                               5-14

     ・身体障害者診断書・意見書

     

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障害程度等級表

心臓機能障害

1級心臓の機能の障害により

自己の身辺の日常生活活動が極度に制限されるもの

2級 -

3級心臓の機能の障害により

家庭内での日常生活活動が著しく制限されるもの

4級

心臓の機能の障害により

社会での日常生活活動が著しく制限されるもの

5-1

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]〔心臓機能障がい早見表〇18歳以上の者胸部X線 1級

3級

4級

※ 2011クラスについては、日本循環器学会の「不整脈の非薬物治療ガイドライン」( 年改訂版)参照※ 26 28メッツ(運動強度)については、平成 年1月 日付け厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課事務連絡  「心臓機能障害(ペースメーカ等植え込み者)の身体障害認定における日常生活活動の判定について」、  もしくは、(独)国立健康・栄養研究所の改定版「身体活動のメッツ(METs)表」参照

〇18歳未満の者 1級

3級

4級

【留意事項】  ・心臓機能障がいの障がい程度の認定は、原則として、活動能力の程度(18未満の場合は、養護の区分)  とこれを裏付ける客観的所見とにより行う。  ・メッツ(運動強度)については、これを裏付ける検査内容など詳細に記載すること。

X線所見

心電図

所見

養護の区分が(5)で、この中から6つ以上所見がある者ペースメーカ等の植え込み者

養護の区分が(4)で、この中から5つ以上所見がある者又は、心エコー図、冠動脈造影で冠動脈の狭窄もしくは、閉塞がある者

養護の区分が(2)か(3)でこの中から4つ以上所見がある者又は、心エコー図、冠動脈造影で冠動脈瘤もしくは拡張がある者

心室負荷像心房負荷像病的不整脈心筋障害像

肝腫大浮腫0.56心胸比 以上

肺血流増又は減肺静脈うっ血像

チアノーゼ

この中から1所見があり、活動能力がウの者又は、臨床所見で心臓浮腫があり、活動能力がイの者

Ⅱ又は、ペースメーカ等の植え込みがクラス の相対適応者でかつ、メッツが4以上の者

著しい発育障がい心音・心雑音の異常多呼吸又は呼吸困難

運動制限

心房細動(粗動)所見期外収縮

0.2STの低下が mV未満

運動負荷心電図における0.1STの mV以上の低下

心電図

Ⅰ Ⅱ第 誘導、第 誘導及び胸部誘導(但し、V1を除く)のいずれかのTが逆転

心電図

この中から2以上の所見があり、活動能力がオの者Ⅰ又は、ペースメーカ等を植え込みがクラス の絶対

適応者Ⅱもしくは、クラス の相対適応者でかつ、メッツが

2未満の者先天性疾患によるペースメーカ等の植え込み者又は人工弁移植、弁置換を行った者

この中から1以上の所見があり、活動能力がエの者Ⅱ又は、ペースメーカ等の植え込みがクラス の相対

適応者でかつ、メッツが4未満の者

心房細動(粗動)があり、心拍数に対する脈拍数の欠損が10以上

0.2STの低下が mV以上

0.60心胸比 以上陳旧性心筋梗塞所見脚ブロック所見完全房室ブロック所見第2度以上の不完全房室ブロック

〔身体障害認定基準〕  5-2

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(1) 18 歳以上の者の場合ア 等級表 1級に該当する障害は次のいずれかに該当するものをいう。

(ア) 次のいずれか 2つ以上の所見があり、かつ、安静時又は自己身辺の日

常生活活動でも心不全症状、狭心症症状又は繰り返しアダムスストーク

ス発作が起こるもの。

a 胸部エックス線所見で心胸比 0.60以上のもの

b 心電図で陳旧性心筋梗塞所見があるもの

c 心電図で脚ブロック所見があるもの

d 心電図で完全房室ブロック所見があるもの

e 心電図で第 2度以上の不完全房室ブロック所見があるもの

f 心電図で心房細動又は粗動所見があり、心拍数に対する脈拍数の欠

損が 10以上のもの

g 心電図で STの低下が 0.2mV以上の所見があるもの

h 心電図で第Ⅰ誘導、第Ⅱ誘導及び胸部誘導(ただしV1を除く。)

のいずれかの Tが逆転した所見があるもの

(イ) ペースメーカを植え込み、自己の身辺の日常生活活動が極度に制限さ

れるもの、先天性疾患によりペースメーカを植込みしたもの又は人工弁

移植、弁置換を行ったもの

イ 等級表 3級に該当する障害は次のいずれかに該当するものをいう。

(ア) アのaからhまでのうちいずれかの所見があり、かつ、家庭内での

極めて温和な日常生活活動には支障がないが、それ以上の活動では心不

全症状若しくは狭心症症状が起こるもの又は頻回に頻脈発作を起こし救

急医療を繰り返し必要としているもの

(イ) ペースメーカを植え込み、家庭内での日常生活活動が著しく制限され

るもの

ウ 等級表 4級に該当する障害は次のものをいう。

(ア) 次のうちいずれかの所見があり、かつ、家庭内での普通の日常生活活

動又は社会での極めて温和な日常生活活動には支障がないが、それ以上

の活動では心不全症状又は狭心症症状が起こるもの

a 心電図で心房細動又は粗動所見があるもの

b 心電図で期外収縮の所見が存続するもの

c 心電図で STの低下が 0.2mV未満の所見があるもの

d 運動負荷心電図で STの低下が 0.1mV以上の所見があるもの

(イ) 臨床所見で部分的心臓浮腫があり、かつ、家庭内での普通の日常生活

活動若しくは社会での極めて温和な日常生活活動には支障がないが、そ

れ以上の活動は著しく制限されるもの又は頻回に頻脈発作を繰り返し、

日常生活若しくは社会生活に妨げとなるもの5-3

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(ウ) ペースメーカを植え込み、社会での日常生活活動が著しく制限される

もの

(2) 18 歳未満の者の場合ア 等級表 1級に該当する障害は原則として、重い心不全、低酸素血症、アダ

ムスストークス発作又は狭心症発作で継続的医療を要するもので 次の所見、(a~n)の項目のうち 6項目以上が認められるものをいう。

a 著しい発育障害

b 心音・心雑音の異常

c 多呼吸又は呼吸困難

d 運動制限

e チアノーゼ

f 肝腫大

g 浮腫

h 胸部エックス線で心胸比 0.56以上のもの

i 胸部エックス線で肺血流量増又は減があるもの

j 胸部エックス線で肺静脈うっ血像があるもの

k 心電図で心室負荷像があるもの

l 心電図で心房負荷像があるもの

m 心電図で病的不整脈があるもの

n 心電図で心筋障害像があるもの

イ 等級表 3級に該当する障害は、原則として、継続的医療を要し、アの所見

(a~n)の項目のうち 5項目以上が認められるもの又は心エコー図、冠動

脈造影で冠動脈の狭窄若しくは閉塞があるものをいう。

ウ 等級表 4級に該当する障害は、原則として症状に応じて医療を要するか少

なくとも、1~3か月毎の間隔の観察を要し、アの所見(a~n)の項目の

うち 4項目以上が認められるもの又は心エコー図、冠動脈造影で冠動脈瘤若

しくは拡張があるものをいう

〔身体障害認定要領〕1 診断書の作成について

5-4

5-4

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身体障害者診断書においては、疾患等により永続的に心臓機能の著しい低下のある

状態について、その障害程度を認定するために必要な事項を記載する。診断書は障害

認定の正確を期するため、児童のための「18歳未満用」と成人のための「18歳以上

用」とに区分して作成する。併せて障害程度の認定に関する意見を付す。

(1) 「総括表」について

ア 「障害名」について

「心臓機能障害」と記載する。

イ 「原因となった疾病・外傷名」について

原因疾患名はできる限り正確に書く。例えば、単に心臓弁膜症という記載に

とどめず、種類のわかるものについては「僧帽弁狭窄兼閉鎖不全症」等と記載

する。また、動脈硬化症の場合は「冠動脈硬化症」といった記載とする。

傷病発生年月日は初診日でもよく、それが不明の場合は推定年月を記載する。

ウ 「参考となる経過・現症」について

傷病の発生から現状に至る経過及び現症について障害認定のうえで参考とな

る事項を摘記する。障害固定又は確定(推定)の時期については、手術を含む

治療の要否との関連をも考慮し記載する。

エ 「総合所見」について

経過及び現症からみて障害認定に必要な事項を摘記する。乳幼児期における

診断又は手術等により障害程度に変化の予測される場合は、将来再認定の時期

等を記載する。

(2) 「心臓の機能障害の状況及び所見」について

ア 「1 臨床所見」について

臨床所見については、それぞれの項目について、有無いずれかに○印を付

けること。その他の項目についても必ず記載すること。

イ 「2 胸部エックス線所見」について

胸部エックス線所見の略図は、丁寧に明確に画き、異常所見を記載する必要

がある。心胸比は必ず算出して記載すること。

ウ 「3 心電図所見」について

心電図所見については、それぞれの項目について、有無いずれかに○印を付

けること。運動負荷を実施しない場合には、その旨を記載することが必要であ

る。STの低下については、その程度を何mVと必ず記載すること。

エ 「2(3) 心エコー図、冠動脈造影所見」(18歳未満用)について

  乳幼児期における心臓機能障害の認定に重要な指標となるが、これを明記す

ること。

オ 「4 活動能力の程度(18歳以上用)について

心臓機能障害の場合には、活動能力の程度の判定が障害程度の認定に最も重

要な意味をもつので、診断書の作成に当たってはこの点を十分留意し、いずれ

5-5

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か1つの該当項目を慎重に選ぶことが必要である。

診断書の活動能力の程度と等級の関係は、次のとおりつくられているもので

ある。

ア……………非該当

イ・ウ………4級相当

エ……………3級相当

オ……………1級相当

カ 「3 養護の区分」(18歳未満用)について

  18歳未満の場合は、養護の区分の判定が障害程度の認定に極めて重要な意

味をもつので、この点に十分留意し、いずれか1つの該当項目を慎重に選ぶこ

と。

診断書の養護の区分と等級の関係は次のとおりである。

(1)………………非該当

(2)・(3)………4級相当

(4)………………3級相当

(5)………………1級相当

2 障害程度の認定について(1) 心臓機能障害の障害程度の認定は、原則として、活動能力の程度( 18歳未満

の場合は養護の区分)とこれを裏付ける客観的所見とにより行うものである。

(2) 心臓機能障害の認定においては、活動能力の程度(18歳未満の場合は養護の区

分)が重要な意味をもつので、活動能力の程度判定の妥当性を検討する必要があ

る。

活動能力の程度又は養護の区分は、診断書全体からその妥当性が裏付けられて

いることが必要であり、活動能力の判定の根拠が、現症その他から納得しがたい

場合には、診断書を作成した指定医に照会する等により慎重に検討したうえで認

定することが望ましい。

(3) 活動能力が「ア」(18歳未満の場合は養護の区分が(1))であっても、客観的

な所見から、相当程度の心臓障害の存在が十分にうかがえるような場合には、機

械的に非該当とせずに、念のために活動能力を確認するなどの取扱いが望まれる。

また、客観的所見がなく、活動能力がイ~オ又は(2)~(5)とされている場合には、

相互の関係を確認することが必要である。

(4) 乳幼児に係る障害認定は、障害の程度を判定できる年齢(概ね満 3歳)以降に

行うことを適当とするが、先天性心臓障害については、3歳未満であっても治療

によっても残存すると予想される程度をもって認定し、一定の時期に再認定を

行うことは可能である。5-6

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質     疑 回     答

[心臓機能障害]

1.先天性心疾患による心臓機能障害をも

つ者が、満 18 歳以降に新規で手帳申請

した場合、診断書及び認定基準は、それ

ぞれ「18 歳以上用」と「18 歳未満用」

のどちらを用いるのか。

2.更生医療によって、大動脈と冠動脈の

バイパス手術を行う予定の者が、身体障

害者手帳の申請をした場合は認定できる

か。また急性心筋梗塞で緊急入院した者

が、早い時期にバイパス手術を行った場

合は、更生医療の申請と同時に障害認定

することは可能か。

3.18歳以上用の診断書の「3 心電図所

見」の「シ その他の心電図所見」及び

「ス 不整脈のあるものでは発作中の心

電図所見」の項目があるが、認定基準及

び認定要領等にはその取扱いの記載がな

いが、これらの検査データはどのように

活用されるのか。

4.ペースメーカを植え込みしたもので、

「自己の身辺の日常生活活動が極度に制

限されるもの」(1級)、「家庭内での日

常生活活動が著しく制限されるもの」(3級)、「社会での日常生活活動が著しく制

限されるもの」(4級)はどのように判断

するのか。

それぞれ「18 歳以上用」のものを使う

ことが原則であるが、成長の度合等によ

り、「18歳以上用」の診断書や認定基準を

用いることが不適当な場合は、適宜「18歳

未満用」により判定することも可能であ

る。

心臓機能障害の認定基準に該当するもの

であれば、更生医療の活用の有無に関わり

なく認定可能であるが、更生医療の適用を

目的に、心疾患の発生とほぼ同時に認定す

ることは、障害固定後の認定の原則から適

当ではない。

また、バイパス手術の実施のみをもって

心臓機能障害と認定することは適当ではな

い。

診断医が、「活動能力の程度」等につい

て判定する際の根拠となり得るとの理由か

ら、シ、スの 2項目が加えられており、必

要に応じて当該検査を実施し、記載するこ

ととなる。

(1)植え込み直後の判断については、次

のとおりとする。

「自己の身辺の日常生活活動が極度に制

限されるもの」(1級)とは、日本循環器学

会の「不整脈の非薬物治療ガイドライン」

(2011年改訂版)のクラスⅠに相当するもの

、又はクラスⅡ以下に相当するものであっ

て、身体活動能力(運動強度:メッツ)の

値が2未満のものをいう。

「家庭内での日常生活活動が著しく制限

されるもの」(3級)とは、同ガイドライン

のクラスⅡ以下に相当するものであって、

身体活動能力(運動強度:メッツ)の値が

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2以上

質     疑 回     答5-7

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5.ペースメーカを植え込みした者、又は

人工弁移植、弁置換を行った者は、18歳

未満の者の場合も同様か。

6.体内植込み(埋込み)型除細動器(I

CD)を装着したものについては、ペー

スメーカを植え込みしているものと同様

に取り扱うのか。

4未満のものをいう。

「社会での日常生活活動が著しく制限さ

れるもの」(4級)とは、同ガイドラインの

クラスⅡ以下に相当するものであって、身

体活動能力(運動強度:メッツ)の値が4

以上のものをいう。

(2)植え込みから3年以内に再認定を行

うこととするが、その際の判断については

次のとおりとする。

「自己の身辺の日常生活活動が極度に制

限されるもの」(1級)とは、身体活動能力

(運動強度:メッツ)の値が2未満のもの

をいう。

「家庭内での日常生活活動が著しく制限

されるもの」(3級)とは、身体活動能力(

運動強度:メッツ)の値が2以上4未満の

ものをいう。

「社会での日常生活活動が著しく制限さ

れるもの」(4級)とは、身体活動能力(運

動強度:メッツ)の値が4以上のものをい

う。

先天性疾患によりペースメーカを植え込

みした者は、1級として認定することとし

ており、その先天性疾患とは、18歳未満で

発症した心疾患を指すこととしている。し

たがって、ペースメーカを植え込みした

18歳未満の者は1級と認定することが適当

である。また、弁移植、弁置換術を行った

者は、年齢にかかわらずいずれも1級とし

て認定することが適当である。

同様に取り扱うことが適当である。

質     疑 回     答

5-8

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7.発作性心房細動のある「徐脈頻脈症候

群」の症例にペースメーカを植え込んだ

が、その後心房細動が恒久化し、事実上

ペースメーカの機能は用いられなくなっ

ている。この場合、再認定等の際の等級

は、どのように判定するべきか。

8.人工弁移植、弁置換に関して、

ア.牛や豚の弁を移植した場合も、人工弁

移植、弁置換として認定してよいか。

イ.また、僧帽弁閉鎖不全症により人工弁

輪移植を行った場合も、アと同様に認定

してよいか。

ウ.心臓そのものを移植した場合は、弁移

植の考え方から1級として認定するの

か。

9.本人の肺動脈弁を切除して大動脈弁に

移植し、切除した肺動脈弁の部位に生体

弁(牛の弁)を移植した場合は、「人工

弁移植、弁置換を行ったもの」に該当す

ると考えてよいか。

10.肺高血圧症に起因する肺性心によ

り、心臓機能に二次的障害が生じた場

合、検査所見及び活動能力の程度が認定

基準に該当する場合は、心臓機能障害と

して認定できるか。

認 定 基 準 の 18 歳 以 上 の 1 級 の ( イ )

「ペースメーカを植え込み、自己の身辺の

日常生活活動が極度に制限されるもの、先

天性疾患によりペースメーカを植え込みし

たもの」、3級の(イ)「ペースメーカを

植え込み、家庭内での日常生活活動が著し

く制限されるもの」及び4級の(ウ)「ペ

ースメーカを植え込み、社会での日常生活

活動が著しく制限されるもの」の規定には

該当しないものとして、その他の規定によ

って判定することが適当である。

ア.機械弁に限らず、動物の弁(生体弁)

を移植した場合も同様に取り扱うことが

適当である。

イ.人工弁輪による弁形成術のみをもっ

て、人工弁移植、弁置換と同等に取り扱

うことは適当ではない。

ウ.心臓移植後、抗免疫療法を必要とする

期間中は、1級として取り扱うことが適

当である。

 なお、抗免疫療法を要しなくなった後、

改めて認定基準に該当する等級で再認定す

ることは適当と考えられる。

肺動脈弁を切除した部位に新たに生体弁

を移植していることから、1級として認定

することが可能である。

二次的障害であっても、その心臓機能の

障害が認定基準に該当し、かつ、永続する

ものであれば、心臓機能障害として認定す

ることが適当である。

5-9

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心 臓 機 能 障 害 の 認 定 ( ペ ー ス メ ー カ 等 植 え 込 み者 ) に 当 た っ て の 留 意 事 項 に つ い て

平 成 26 年 1 月 21 日   障 企 発 0121 第 2号

                      各 都 道 府 県 ・ 各 指 定 都

市 ・ 各 中 核 市   障 害 保 健 福 祉 主 管 部 ( 局 ) 長 宛

                          厚 生 労 働 省 社 会 ・ 援

護 局 障 害 保 健 福 祉 部 企 画 課 長 通 知

  標 記 に つ い て は 、 今 般 、 「 身 体 障 害 者 障 害 程 度等 級 表 の 解 説 ( 身 体 障 害 認 定 基 準 ) に つ い て 」( 平 成 1 5 年 1 月 1 0 日 障 発 第 0 1 1 0 0 0 1 号厚 生 労 働 省 社 会 ・ 援 護 局 障 害 保 健 福 祉 部 長 通 知 )等 を 改 正 し 、 平 成 2 6 年 4 月 1 日 か ら 適 用 す る こと と し た と こ ろ で あ る が 、 そ の 取 扱 い に 当 た っ ては 、 下 記 に 留 意 の 上 、 そ の 取 扱 い に 遺 憾 な き よ う願 い た い 。 な お 、 本 通 知 は 、 地 方 自 治 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 6 7 号 ) 第 2 4 5 条 の 4 第 1 項 の 規 定に 基 づ く 技 術 的 助 言 ( ガ イ ド ラ イ ン ) と し て 位 置づ け ら れ る も の で あ る 。

1 . ペ ー ス メ ー カ ( 体 内 植 込 み ( 埋 込 み ) 型 除 細動 器 ( I C D ) を 含 む 。 以 下 「 ペ ー ス メ ー カ等 」 と い う 。 ) を 植 え 込 ん だ こ と に よ り 身 体 障害 者 手 帳 ( 以 下 「 手 帳 」 と い う 。 ) の 交 付 を 受け た 者 か ら 、 再 認 定 の 期 限 前 や 再 認 定 後 に 、 手帳 交 付 時 に 比 較 し て そ の 障 害 程 度 に 重 大 な 変 化が 生 じ た と し て 再 交 付 の 申 請 が あ り 、 障 害 程 度に 変 化 が 認 め ら れ た 場 合 に は 、 身 体 障 害 者 福 祉法 施 行 令 第 1 0 条 第 1 項 に 基 づ き 、 手 帳 の 再 交付 を 行 う こ と と な る 。 そ の 際 は 、 当 該 再 交 付 の申 請 が 、 ペ ー ス メ ー カ 等 の 植 え 込 み か ら 3 年 以内 で あ れ ば 、 平 成 1 5 年 2 月 2 7 日 障 企 発 第 02 2 7 0 0 1 号 厚 生 労 働 省 社 会 ・ 援 護 局 障 害 保健 福 祉 部 企 画 課 長 通 知 「 身 体 障 害 認 定 基 準 等 の取 扱 い に 関 す る 疑 義 に つ い て 」 ( 以 下 「 疑 義 解釈 通 知 」 と い う 。 ) の [ 心 臓 機 能 障 害 ] の 4 の質 疑 の 回 答 ( 1 ) と 同 様 に 、 ま た 、 当 該 再 交 付

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の 申 請 が 、 ペ ー ス メ ー カ 等 の 植 え 込 み か ら 3 年よ り 後 で あ れ ば 、 同 質 疑 の 回 答 ( 2 ) と 同 様 に取 り 扱 う こ と 。

2 . ペ ー ス メ ー カ 等 を 植 え 込 み し た 者 の 等 級 の 認定 に 当 た っ て は 、 身 体 活 動 能 力 ( 運 動 強 度 : メッ ツ ) の 値 を 用 い る こ と と し て い る が 、 症 状 が重 度 か ら 軽 度 の 間 で 変 動 す る 場 合 は 、 症 状 が より 重 度 の 状 態 ( 一 番 低 い メ ッ ツ 値 ) を 用 い る こと 。

3 . 先 天 性 疾 患 に よ り ペ ー ス メ ー カ 等 を 植 え 込 みし た 者 は 、 引 き 続 き 心 臓 機 能 障 害 1 級 と 認 定 する こ と と な る が 、 先 天 性 疾 患 と は 、 1 8 歳 未 満で 発 症 し た 心 疾 患 を 指 す も の で あ る こ と 。

4 . 植 込 み ( 埋 込 み ) 型 除 細 動 器 ( I C D ) を 植え 込 ん だ 者 で あ っ て 心 臓 機 能 障 害 3 級 又 は 4 級の 認 定 を 受 け た 者 で あ っ て も 、 手 帳 交 付 を 受 けた 後 に I C D が 作 動 し 、 再 交 付 の 申 請 が あ っ た場 合 は 、 心 臓 機 能 障 害 1 級 と 認 定 す る こ と 。た だ し 、 こ の 場 合 に お い て は 、 疑 義 解 釈 通 知 の[ 心 臓 機 能 障 害 ] の 4 の 質 疑 の 回 答 ( 2 ) に 従い 、 再 交 付 か ら 3 年 以 内 に 再 認 定 を 行 う こ と 。

心 臓 機 能 障 害 ( ペ ー ス メ ー カ 等 植 え 込 み 者 ) の身 体 障 害 認 定 に お け る 日 常 生 活 活 動 の 判 定 に つ いて

平 成 2 6 年 1 月 2 8 日   事 務

連 絡

各 都 道 府 県 ・ 各 指 定 都 市 ・ 各

中 核 市   障 害 保 健 福 祉 主 管 課

厚 生 労 働 省 社 会 ・ 援 護 局 障 害

保 健 福 祉 部 企 画 課

平 素 よ り 障 害 保 健 福 祉 行 政 の 推 進 に 御 尽 力 い ただ き 厚 く 御 礼 申 し 上 げ ま す 。心 臓 機 能 障 害 ( ペ ー ス メ ー カ 等 植 え 込 み 者 ) の 身体 障 害 認 定 基 準 の 見 直 し に 係 る 改 正 通 知 に つ い て

5-10

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は 、 平 成 2 6 年 1 月 2 1 日 付 け で お 送 り し た と ころ で す 。

こ の 改 正 後 の 身 体 障 害 認 定 基 準 に お け る 日 常 生活 活 動 の 判 定 に 必 要 な 身 体 活 動 能 力 ( メ ッ ツ ) の測 定 に 当 た っ て の 身 体 活 動 能 力 質 問 表 の 問 診 事 項等 に つ い て は 、 下 記 の 論 文 ※に お い て 示 さ れ て いる と こ ろ で す 。

心 臓 機 能 障 害 の 身 体 障 害 認 定 の た め の 医 師 の 意見 書 ・ 診 断 書 を 作 成 す る 際 に 、 身 体 活 動 能 力 ( メッ ツ ) の 測 定 の 参 考 の 一 つ に な る と 思 わ れ ま す ので 、 心 臓 機 能 障 害 の 身 体 障 害 認 定 に 関 わ る 身 体 障害 者 福 祉 法 第 1 5 条 第 1 項 に 規 定 す る 医 師 等 に 対し て 、 別 紙 に つ い て 周 知 い た だ き ま す よ う お 願 い申 し 上 げ ま す 。

※ 出 典

Sasayama S, Asanoi H, Ishizaka S, Miyagi K. Evaluation of functional capacity ofpatients with congestive heart failure. In : Yasuda H, Kawaguchi H (eds.), New aspectsin the treatment of failing heart syndrome. Springer-Verlag, Tokyo.1992. pp113–117.

5-11

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別紙

身 体 活 動 能 力質問表( Specific Activity Scale )

● 問 診 で は 、 下 記 に つ い て 質 問 し て く だ さ い 。( 少 し つ ら い 、 と て も つ ら い は ど ち ら も 「 つ らい 」 に ○ を し て く だ さ い 。 わ か ら な い も の に は「 ? 」 に ○ を し て く だ さ い )

1. 夜 、 楽 に 眠 れ ま す か ? (1Met   以 下 ) は い       つ ら い     ?2. 横 に な っ て い る と 楽 で す か ? (1Met   以 下 ) は い       つ ら い     ?3. 一 人 で 食 事 や 洗 面 が で き ま す か ? (1.6Mets) は い       つ ら い     ?4. ト イ レ は 一 人 で 楽 に で き ま す か ? (2Mets) は い       つ ら い     ?5. 着 替 え が 一 人 で で き ま す か ? (2Mets) は い       つ ら い     ?6. 炊 事 や 掃 除 が で き ま す か ? (2 ~ 3Mets) は い       つ ら い     ?7. 自 分 で 布 団 を 敷 け ま す か ? (2 ~ 3Mets) は い       つ ら い     ?8. ぞ う き ん が け は で き ま す か ? (3 ~ 4Mets) は い       つ ら い     ?9. シ ャ ワ ー を 浴 び て も 平 気 で す か ? (3 ~ 4Mets) は い       つ ら い     ?10.ラ ジ オ 体 操 を し て も 平 気 で す か ? (3 ~ 4Mets) は い       つ ら い     ?11.健 康 な 人 と 同 じ 速 度 で 平 地 を 100 ~ 200m 歩 い ても     は い       つ ら い     ?

平 気 で す か 。 (3 ~ 4Mets)12.庭 い じ り ( 軽 い 草 む し り な ど ) を し て も 平 気 で すか ? は い       つ ら い     ? (4Mets)13.一 人 で 風 呂 に 入 れ ま す か ? (4 ~ 5Mets) はい       つ ら い     ?

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14.健 康 な 人 と 同 じ 速 度 で 2 階 ま で 昇 っ て も 平 気 です か ? は い       つ ら い     ?

(5 ~ 6Mets)15.軽 い 農 作 業 ( 庭 掘 り な ど ) は で き ま す か ? (5 ~7Mets) は い       つ ら い     ?16.平 地 で 急 い で 200m 歩 い て も 平 気 で す か ? (6 ~7Mets) は い       つ ら い     ?17. 雪 か き は で き ま す か ? (6 ~ 7Mets) は い       つ ら い     ?18.テ ニ ス ( 又 は 卓 球 ) を し て も 平 気 で す か ? (6 ~7Mets) は い       つ ら い     ?19.ジ ョ ギ ン グ ( 時 速 8km 程 度 ) を 300 ~ 400m し て も 平気 は い       つ ら い     ?  で す か ? (7 ~ 8Mets)20. 水 泳 を し て も 平 気 で す か ? (7 ~ 8Mets) は い       つ ら い     ?21.な わ と び を し て も 平 気 で す か ? (8Mets   以 上 ) は い       つ ら い     ?

症 状 が 出 現 す る 最 小 運 動 量 M e t s

Met: metabolic equivalent※ ( 代 謝 当 量 ) の 略 。 安 静 坐 位 の

酸 素 摂 取 量 ( 3.5ml/kg 体 重 / 分 ) を 1Metと し て 活 動 時

の 摂 取 量 が 何 倍 か を 示 し 、 活 動 強 度 の 指 標 と し て

用 い る 。

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身 体 活 動 能 力 質 問 表   記 入 上 の 注 意 及 び 評 価 方 法○担 当 医 師 が 身 体 活 動 能 力 質 問 表 を 見 な が ら 必 ず

問 診 し て く だ さ い 。

( こ の 質 問 表 は ア ン ケ ー ト 用 紙 で は あ り ま せ ん か

ら 、 患 者 さ ん に は 渡 さ な い で く だ さ い )

○患 者 さ ん に 問 診 し 身 体 活 動 能 力 を 判 定 す る 際 に

は 、 以 下 の 点 に ご 注 意 く だ さ い 。

1) 身 体 活 動 能 力 質 問 表 と は 、 医 師 が 患 者 に 記 載 さ

れ て い る 項 目 の 身 体 活 動 が 楽 に で き る か を 問 う

こ と に よ り 、 心 不 全 症 状 が 出 現 す る 最 小 運 動 量

を み つ け 、 Mets で 表 す も の で す 。

2) こ れ ら の 身 体 活 動 は 必 ず 患 者 の ペ ー ス で は な く 、

同 年 齢 の 健 康 な 人 と 同 じ ペ ー ス で で き る か を 問

診 し て く だ さ い 。

3) 「 わ か ら な い 」 と い う 回 答 は な る べ く 少 な く な

る よ う に 問 診 を 繰 り 返 し て く だ さ い 。 た と え ば 、

患 者 さ ん が 最 近 行 っ た こ と の 無 い 運 動 で も 、 過

去 に 行 っ た 経 験 が あ れ ば 、 今 で も で き そ う か 類

推 で き る こ と が あ り ま す 。

4) 患 者 さ ん の 答 え が 「 は い 」 か ら 「 つ ら い 」 へ 移

行 す る 問 診 項 目 に つ い て は 特 に 注 意 深 く 確 認 し

て く だ さ い 。「 つ ら い 」 と い う 答 え が は じ め て 現

れ た 項 目 の 運 動 量 ( Mets の 値 ) が 、 症 状 が 出 現 す

る 最 小 運 動 量 と な り 、 そ の 患 者 の 身 体 活 動 能 力

指 標 ( Specific Activity Scale:SAS ) に な り ま す 。

5) 最 小 運 動 量 の 決 め 手 と な る 身 体 活 動 の 質 問 項 目

は 、 そ の 心 不 全 患 者 の 症 状 を 追 跡 す る た め の key question と な り ま す の で 、 カ ル テ に 最 小 運 動 量 (Mets数 ) と 質 問 項 目 の 番 号 を 記 載 し て く だ さ い 。

key question※ と は 、 身 体 活 動 能 力 の 判 別 に 役 立 つ 質

問 項 目 で す 。 質 問 項 目 の 4 、 5 、 11 、 14 が よ く 使

わ れ る key question で す 。

6 ) Mets数 に 幅 の あ る 質 問 項 目 ( 質 問 6~ 11 、 13 ~20 ) に つ い て は 、 同 じ 質 問 項 目 で 症 状 の 強 さ が

変 化 す る 場 合 に は 、 0.5Mets    の 変 動 で 対 応 し て く だ

さ い 。

7 ) 「 少 し つ ら い 」 場 合 で も 「 つ ら い 」 と 判 断 し

て く だ さ い 。

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( 例 ) ぞ う き ん が け は で き ま す か ?

  ・ こ の 1 週 間 で 実 際 に ぞ う き ん が け を し た こ と

が あ り 、 楽 に で き た 。         →   は い

  ・ こ の 1 週 間 に し た こ と は な い が 、 今 や っ て も

楽 に で き そ う だ 。

  ・ ぞ う き ん が け を し て み た が 、 少 し つ ら か っ た 。

  ・ ぞ う き ん が け を し て み た が 、 つ ら か っ た 。  

→   つ ら い

  ・ で き そ う に な か っ た の で 、 ぞ う き ん が け は し

な か っ た 。

  ・ こ の 1 週 間 に し た こ と は な い が 、 今 の 状 態 で

は つ ら く て で き そ う に な い 。

  ・ ぞ う き ん が け を し ば ら く や っ て い な い の で 、

で き る か ど う か わ か ら な い 。   →   わ か ら な い

  ・ ぞ う き ん が け を や っ た こ と が な い の で 、 で き

る か ど う か わ か ら な い 。

( 初 め て の 測 定 の 場 合 )

「 健 康 な 人 と 同 じ 速 度 で 平 地 を 100~ 200m歩 い て も

平 気 で す か 。 (3 ~ 4Mets) 」 と い う 質 問 で 初 め て 症

状 が 認 め ら れ た 場 合 、 質 問 11 が key question と な り 、

最 小 運 動 量 で あ る SAS は 3.5Mets と 判 定 し ま す 。

( 過 去 に 測 定 し て い た こ と が あ る 場 合 )

  同 じ 11 の 質 問 項 目 で 症 状 の 強 さ が 変 化 す る 場 合 、

「 つ ら い け ど 以 前 よ り は 楽 」 の 場 合 は 4Mets に 、

「 以 前 よ り も つ ら い 」 場 合 は 3Mets と し て 下 さ い 。

以 前 と は 、 前 回 の 測 定 時 の こ と を 指 し ま す 。

様 式 第 2 号 そ の 4( 第 4条 関 係 )身 体 障 害 者 診 断 書 ・ 意 見 書 ( 心 臓 機 能 障 害 用 )

氏 名

日 生

男 ・

住 所

1 . 障 害 名                   心

臓 機 能 障 害

  5 0 0    

 2 . 原 因   10 20 30   40    50 

5-13

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と な

っ た

病 ・

外 傷

交 通 、 労 災 、 そ の 他

の 事 故 、 戦 傷 、 戦 災

自 然 災 害 、 疾 病 、 先

天 性 、 そ の 他 (     )60   70 80     90

    

3.疾病・外傷発生年月日   年  月  日・場所

4 . 参 考 と な る 経 過 ・ 現 症 ( エ ッ ク ス 線 写 真 及 び

検 査 所 見 を 含 む 。 )

障 害 固 定 又 は 障 害 確 定 ( 推 定 )

5. 総 合 所 見

                                      将 来

再 認 定   要 ( 重 度 化 ・ そ の 他 ) 不 要

 

再 認 定 年 月       年     月

6. そ の 他 の 参 考 と な る 合 併 症 状

  上 記 の と お り 診 断 す る 。 併 せ て 以 下 の 意 見 を

付 す 。

            年       月       日

              勤 務 先

              ( 所 在 地 ・ 名 称 ・ 電 話 番 号 )  身 体 障 害 者 福 祉 法

              診 療 担 当 科 名             科

第 15 条 指 定 医 師 氏 名                   印

  身 体 障 害 者 福 祉 法 第 15 条 第 3 項 の 意 見 〔 障

害 程 度 等 級 に つ い て も 参 考 意 見 を 記 入 〕   障害の程度は、身体障害者福祉法別表に掲げる障害に              ・ 該 当 す る (   級 相 当 )              ・ 該 当 し な い

〔 注 意 〕    1 . 障害名には現在起っている障害、例えば両眼視力障害、両耳ろう、

右上下肢麻痺、心臓機能障害等を記入し、原因となった疾病には、緑内障、先天

性難聴、脳血管障害、僧帽弁膜狭窄等原因となった疾患名を記入してください。

      2 . 障害区分や等級決定のため、大阪府から改めて診断内容についてお問

い合せする場合があります。

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  ( 該 当 す る も の を ○ で か こ む こ と 。 )  1. 臨 床 所 見

ア 動 悸(   有 ・

無   ) サ 心 音

イ 息 切 れ(   有 ・

無   ) シ そ の 他 の 臨 床 症 状

ウ 呼 吸 困 難(   有 ・

無   ) 

エ 胸 痛(   有 ・

無   )

オ 血 痰(   有 ・

無   )ス 重 い 不 整 脈 発 作 の あ

る 場 合 は 、 そ の 発 作 時

の 臨 床 症 状 、 頻 度 、 持

続 時 間 等

カ チ ア ノ ー

(   有 ・

無   )

キ 浮 腫(   有 ・

無   )

 

ク 心 拍 数 

ケ 脈 拍 数

コ 血 圧( 最 大

)

 ( 最 小

)  2 . 胸 部 エ ッ ク ス 線 所 見   (               年

月       日 )

                 心 胸 比                    

  3. 心 電 図 所 見   (          年       月      

日 ) 

陳 旧 性 心 筋

梗 塞(   有 ・ 無   )

  心 室 負 荷 像 (   有 < 右 室 、 左 室 、 両 室

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イ > ・   無   ) 

ウ心 房 負 荷 像

(   有 < 右 房 、 左 房 、 両 房

> ・   無   ) 

エ脚 ブ ロ ツ ク (   有 ・ 無   )

 

完 全 房 室 ブ

ロ ツ ク(   有 ・ 無   )

 

不 完 全 房 室

ブ ロ ツ ク(   有 第     度 ・   無   )

 

心 房 細 動

( 粗 動 ) (   有 ・ 無   )

 

ク期 外 収 縮 (   有 ・ 無   )

 

ST の 低 下 (   有     mV・   無   )

コ   第 1誘 導 、 第 2誘 導 及 び 胸 部 誘 導 ( 但 し V1を 除 く ) の い ず れ か の T の 逆 転

(   有 ・ 無   )  サ   運 動 負 荷 心 電 図 に お け る ST の 0.1mV 以 上

の 低 下

(   有 ・ 無   ) シ その他の心電図所見(著明な所見がある場合は心電図の写しを添付)

  ス 不整脈発作のある者では発作中の心電図所見(発作年月日記載)

  セ その他検査結果

  4. 活 動 能 力 の 程 度

    ア   家 庭 内 で の 普 通 の 日 常 生 活 活 動 若 し く

は 社 会 で の 極 め て 温 和 な 日 常 生 活 活 動 に つ

い て は 支 障 が な く 、 そ れ 以 上 の 活 動 で も 著

し く 制 限 さ れ る こ と が な い も の 又 は こ れ ら

の 活 動 で は 心 不 全 症 状 若 し く は 狭 心 症 症 状

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が お こ ら な い も の 。

イ   家 庭 内 で の 普 通 の 日 常 生 活 活 動 若 し く は

社 会 で の 極 め て 温 和 な 日 常 生 活 活 動 に 支 障

が な い が 、 そ れ 以 上 の 活 動 は 著 し く 制 限 さ

れ る も の 、 又 は 頻 回 に 頻 脈 発 作 を 繰 返 し 、

日 常 生 活 若 し く は 社 会 生 活 に 妨 げ と な る も

の 。

ウ   家 庭 内 で の 普 通 の 日 常 生 活 活 動 又 は 社 会

で の 極 め て 温 和 な 日 常 生 活 活 動 に は 支 障 が な

い が 、 そ れ 以 上 の 活 動 で は 心 不 全 症 状 又 は 狭

心 症 症 状 が お こ る も の 。

    エ   家 庭 内 で の 極 め て 温 和 な 日 常 生 活 活 動

に は 支 障 が な い が 、 そ れ 以 上 の 活 動 で は 心 不

全 症 状 若 し く は 狭 心 症 症 状 が お こ る も の 、 又

は 頻 回 に 頻 脈 発 作 を 起 こ し 、 救 急 医 療 を 繰 返

し 必 要 と し て い る も の 。

    オ   安 静 時 若 し く は 自 己 身 辺 の 日 常 生 活 活

動 で も 心 不 全 症 状 若 し く は 狭 心 症 症 状 が お こ

る も の 又 は 繰 返 し て ア ダ ム ス ス ト ー ク ス 発 作

が お こ る も の 。

5.   ペ ー ス メ

ー カ

(   有 ・ 無   )      手 術 年 月 日

                        年

月       日

(   有 ・ 無   )

( ク ラ ス Ⅰ   ・   ク ラ ス Ⅱ

  ・   ク ラ ス Ⅲ )

( 運 動 強 度           メ ッ ツ

≪ メ ッ ツ を 裏 付 け る 具 体 的 な

現 症 ≫

      人 工 弁 移

植 、 弁 置 換

6 . ペ ー ス メ ー

カ の 適 応 度

7 . 身 体 活 動 能

       

様 式 第 2 号 そ の 5( 第 4条 関 係 )身 体 障 害 者 診 断 書 ・ 意 見

心 臓

機 能

(18歳

未 満 )

障害用       5-16

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氏 名年     月

日 生

住 所

1 . 障 害 名                   心

臓 機 能 障 害

 

 5 0 0    

 

2 原因となった疾病・外傷名

   10     20         30  40   50  交 通 、 労 災 、 そ の 他

の 事 故 、 戦 傷 、 戦 災

自 然 災 害 、 疾 病 、 先

天 性 、 そ の 他 (    

 60     70     80  90

      

3 疾病・外傷発生年月日   年  月  日・場 所

4   参 考 と な る 経 過 ・ 現 症 ( エ ッ ク ス 線 写 真 及 び

検 査 所 見 を 含 む 。 )

障 害 固 定 又 は 障 害 確 定 ( 推 定 )   年  月  日

5   総 合 所 見

将 来 再 認 定   要 ( 重 度 化 ・ そ の 他 ) 不 要

再 認 定 年 月         年     月

6   そ の 他 の 参 考 と な る 合 併 症 状

  上 記 の と お り 診 断 す る 。 併 せ て 以 下 の 意 見 を

付 す 。

            年       月       日

              勤 務 先

              ( 所 在 地 ・ 名 称 ・ 電 話 番 号 )  身 体 障 害 者 福 祉 法

       診療担当科名       科 第15条指定医師氏名

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  身 体 障 害 者 福 祉 法 第 15 条 第 3 項 の 意 見 〔 障

害 程 度 等 級 に つ い て も 参 考 意 見 を 記 入 〕

      障 害 の 程 度 は 、 身 体 障 害 者 福 祉 法 別 表 に

掲 げ る 障 害 に

              ・ 該 当 す る         (     級 相

当 )              ・ 該 当 し な い

〔 注 意 〕  1 . 障害名には現在起っている障害、例えば両眼視力障害、両耳ろう、右

上下肢麻痺、心臓機能障害等を記入し、原因となった疾病には、緑内障、先天性

難聴、脳血管障害、僧帽弁膜狭窄等原因となった疾患名を記入してください。

      2 . 障害区分や等級決定のため、大阪府から改めて診断内容についてお問い合せ

する場合があります。

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( 該 当 す る も の を ○ で か こ む こ と 。 )  1.   臨 床 所 見

  ア   著 し い

発 育 障 害

(   有

  ・

無   )

  オ   チ

ア ノ ー ゼ

(   有

  ・   無

)

  イ   心 音 ・

心 雑 音 の 異 常

(   有

  ・

無   )

  カ   肝

腫 大

(   有

  ・   無

)

  ウ   多 呼 吸

又 は 呼 吸 困 難

(   有

  ・

無   )

  キ   浮

(   有

  ・   無

)

  エ   運 動 制

(   有

  ・

無   ) 

  2.   検 査 所 見

    (1) 胸 部 エ ッ ク ス 線 所 見   (               年

月       日 )ア   心 胸 比 0.56 以 上

(   有   ・   無   )イ   肺 血 流 量 の 増  

(   有   ・   無   )ウ   肺 血 流 量 の 減  

(   有   ・   無   )エ   肺 静 脈 う っ 血 像

(   有   ・   無   ) 

      心 胸 比                    

  (2)   心 電 図 所 見

    ア   心 室 負 荷 像   (   有 < 右 室 、 左 室 、 両

室 > ・ 無   )    イ   心 房 負 荷 像   (   有 < 右 房 、 左 房 、 両

房 > ・ 無   )    ウ   病 的 不 整 脈   〔 種 類           〕

( 有 ・ 無 )    エ   心 筋 障 害 像   〔 所 見           〕

( 有 ・ 無 )

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  (3)   心 エ コ ー 図 、 冠 動 脈 造 影 所 見   ( 年       月       日 )    ア   冠 動 脈 の 狭 窄 又 は 閉 塞             (  有 ・ 無   )    イ   冠 動 脈 瘤 又 は 拡 張                 (  有 ・ 無   )    ウ   そ の 他

  3.   養 護 の 区 分

    (1)   6 か 月 ~ 1 年 毎 の

観 察

(5)   重 い 心 不 全 、

低 酸 素 血 症 、 ア ダ

ム ス ス ト ー ク ス 発

作 又 は 狭 心 症 発 作

で 継 続 的 医 療 を 要

す る も の

    (2)   1 か 月 ~ 3 か 月 毎

の 観 察

    (3)   症 状 に 応 じ て 要

医 療

    (4)   継 続 的 要 医 療

4. 手   術

  ペ ー ス メ ー カ

(   有   ・   無   )

  人 工 弁 移 植 、 弁 置 換

(   有   ・   無   )

手術年月日      年     月 日

5-18