第 回...

8
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Page 1: 第 回 フレッシャーさ産業論文コンクールの私を考える」をたーマに募集し、Ⅰ部(大企 業対象)とⅡ部(中堅・中及企業対象)で計

第回 フレッシャーさ産業論文コンクール

ああすすのの社社会会、、ああすすのの企企業業、、         

             ああすすのの私私をを考考ええるる

  

新常態生み出す柔軟性

Ⅰ部審査委員会(敬称略、順不同)

委員長 

相曽 益男

 (東京工業大学名誉促授떵元学長、

科学位術振興伝構顧問)委 員 

能村 幸輝

     (経済産業省経済産業政利局

産業人材政利室長)

杤働 克彦 (日本去工会議所理事・事務局長)

福島 吾郎 (日本経済団体連合会広報本部長)

篠塚 肇 (経済同友会務行役)

曽根働 幹人 (日本能率協会理事)

大川 幸弘 (日本生産性本部常務理事)

■■■■■Ⅰ 部 第 一 席 経済産業大臣賞

吉村よしむら

 純しゅん

弥や

さん(富士通九州システムズ)

Ⅰ部・受賞論文

   

﹁非富裕層が進学を

  

  

 諦めない社会を目指して﹂

親が望む学歴 

要因に

Ⅰ部・審査講評

審査委員長 相澤

 益男

 「のレッシャーこ産業幸文がれえーや」(日

刊工業新聞社主催、経済産業省・日本去工会議

所など後援)は、次世代の産業下を担う人材の

育員を目的とし、年に創設された。第回

(年度)は「あすの社会、あすの企業、あす

の私を考える」をたーマに募集し、Ⅰ部(大企

業対象)とⅡ部(中堅・中及企業対象)で計

社・編の応募があった。審査は「幸理性」

「独創性」「表現力」のほか、のレッシャーこ

らしい意気込みなどを重視した。今しか書けな

いことがある―。Ⅰ部の「第一席・経済産業大

臣合」、Ⅱ部の「第一席・日本去工会議所会頭

合」をはじめとする受合幸文編(参考文献の

│RLは割愛)を紹介する。

 要旨

 私の家庭は母子家庭

で決して裕福ではな

かた幸運にも私は

大学へ進学することが

できたが一般に非富

裕層にとて大学への

進学は難しい非富裕

層が学びを諦めざるを

得ない問題は社会で

も大きく注目を浴びて

いる

 高校卒業後に就職す

るか大学卒業後に就

職するかで生涯年収

が5000局円以上も

差が出ると言われてい

る学びを諦めないと

いう心理的な点以世

に非富裕層の貧困の

連鎖を止めるという点

でも本問題は周刻な

意味を持ち決してな

いがしろにされてはな

らない

 非富裕層の大学への

進学を阻む要因として

﹁経済的要因﹂と﹁親

の子どもに望む学歴の

低さ﹂の二つを掲げ

る本幸ではこの二

つの要因に照らし合わ

せて非富裕層が学び

を断念しないためにど

の」うな取り組みがで

きるのか具体的な対

利を域案する

 本文

 1룆進学を断念する

二つの要因

 私の家庭は母子家庭

で昔から決して裕福

ではなかたいわゆ

る母子寮で生活してい

た私は同じ母子家庭

の幼なじみが多くい

た彼らは全員大学へ

進学していない一寄

で私は母が必死に働

いて養てくれたおか

げで参学金を借りて大

学へ進学することがで

きた

 非富裕層であるにも

かかわらず幸運にも

私は進学を実現できた

が一般に非富裕層は

大学へ進学したくても

それを断念することが

多いその要因は二つ

あると考える一つ目

の要因は社会で広く

知られている﹁経済的

要因﹂である

 この要因に対し政

府は以前」り対利に取

り組んできた国立大

学では員績や家庭の

経済事情に応じた授業

料免除の措置や員績

優秀者の参学金返済を

免除などする利を導夢

している。た201

9年には非富裕層を対

象に大学の授業料を無

償化とする﹁大学等就

学支援法﹂が員立して

いるこれらのこと」

り﹁支援が整備され

たことで貧困を理由

に大学への進学を諦め

なくていい﹂との意見

を会員制交流ぎイち

︵SNS︶やつげ

で目にする

 しかし私はその意

見に同意することはで

きないなぜなら参

学金を借りて大学へ進

学した私は家族に大

きな経済的負担をかけ

てし。たからだ例

えば進学したい大学

が必ずしも地元にある

とは限らない遠寄に

ある場合は子どもが

1人暮らしをしなけれ

ばならない

 私は地元福岡から熊

本の国立大学へ進学し

たが月2局円の生活

費の仕送りを親に負担

させてし。た現在

の経済的対利のみで

は大学へ進学するこ

とは非富裕層にとて

大きな経済的負担とな

るのである以上」

り現在の経済的要因

に対する対利は有優に

伝能しておらず新た

な取り組みが必要であ

ると考える

 二つ目の要因は﹁親

の子どもに望む学歴の

低さ﹂であるここで

言う学歴とはどこの

大学を出たいかではな

くどの段階の学校。

で行きたいかを指す

本要因が子どもの進学

を阻む働因だと考える

根拠として私の経験

を挙げる

 自身が大学へ進学で

きなかたことから

母は私に﹁大学進学を

希望するなら進んでほ

しい﹂と言てくれて

いたその結果生活

が苦しい中私は普通

科高校に行く決意がで

き大学へ進学しやす

い介境で勉強できた

 一寄同じ母子家庭

の幼なじみらは親か

ら位術を身に付けられ

る工業高校や高等専門

学校への進学を交めら

れていたその結果

彼ら全員はそれらの学

校へ進学し卒業後に

就職した

 以上の経験」り私

は親の学歴に対する考

えが子どもの高校選

択の意思決定に大きな

影響を及 すと考え

るすなわち経済的

要因にかかわらず本

要因に」り大学へ進学

しやすい介境が構築し

にくいのである

 本幸では大学へ進

学したい非富裕層の子

どもがそれを断念し

なくて済むためにはど

の」うな取り組みが必

要なのかこれら二つ

の要因に照らし合わせ

て考える

 2룆﹁経済的要因﹂

の妥当性

 本可では経済的要因

の妥当性について述べ

る現在の経済的支援

の優果を確認するため

に非富裕層の進学率

を見る

 年月に内閣府が

公表した﹁子どもの貧

困に関する現状﹂で

は年度の世帯安の

子どもの大学等︵専修

学校等を含む︶進学率

が調査されている

﹁全世帯﹂の・2%

と比較して非富裕層

と想定される﹁ひとり

親家庭﹂は・5%

﹁生活保護世帯﹂は

・1%とそれぞれ低

い結果が出ている

 以上」り政府が大

学などへの進学を促す

経済的支援を具じたと

しても非富裕層にと

て大学などへの進学

は難しい問題であると

言えるつ。り政府

に」る現在の経済的支

援だけでは。だ。だ不

十分なのである

 3룆非富裕層の﹁親

の子どもに望む学歴の

低さ﹂の妥当性

 次に非富裕層は子

どもに望む学歴が低い

ことを述べる年3

月に公表されたお茶

の水女子大学に」る

年度の調査研究﹁保護

者に対する調査の結果

と学力等との関係の専

門的な分析に関する調

査研究﹂を見る

 本調査研究では及

学6年生と中学3年生

の保護者約局200

0人を対象に﹁どの段

階の学校。で進んでほ

しいか﹂という質問を

行いその結果を所得

階層安に。とめてい

る뗒大学뗓と答えた人

は富裕層で・0%

であたのに対し非

富裕層で・3%であ

り뗆떕もの差がある뗇

 安の資料を見てい

く年ひてセ促

育総合研究所の木村治

生氏に」る研究﹁低所

得世帯の高校生の進路

選択﹂を見る本研究

では高校1年生から高

校3年生の2816組

の親子を対象に世帯

年収安の希望進路を調

査・集計している

 その結果親が﹁大

卒を希望しない﹂割合

を見てみると全体で

は・7%であたの

に対し年収が300

局円以下の世帯では

・1%であた以上

」り非富裕層の親は

子どもに望む学歴が低

い傾向にあり本要因

は正しいと言える

 4룆企業による参学

金返済支援の努力

 本可では経済的要因

に対する具体的な対利

を域案する近年企

業が参学金を肩代わり

するなどの参学金返済

への支援が学生と企

業の双寄から注目され

ている

 。ず学生側の背景と

して参学金利用者の

増加に伴い卒業後に

返済できない人が増え

ている現状がある参

学金利用者は年に大

学生の5%程度だた

が年には%さ

らに年には%。で

増加しているそのう

ち9割が返済必要な貸

与型でありその中で

返済困難な学生が増え

ている近年では﹁参

学金破産﹂の文字をつ

げで見る」うにな

り累計で1局件以上

にの ている

 次に企業側の背景と

して売り化市場であ

り離職率が増加して

いる現状がある年

8月に公表された総務

省統計局の﹁労働力調

査﹂で離職率の推移

を見る

 年は4・6%だ

が年には5・5%

。で増加しているそ

の」うな中企業に在

籍し続けるほどその分

多く参学金を肩代わり

する制度に」り離職

率を低下させることが

可能となる

 私の体験談だが去

年の就職活動の際あ

るひれずIT企業

」り﹁夢社時に100

局円3年目に200

局円をそれぞれ支給す

るので参学金返済の

足しにしてほしい﹂と

域案されたことがあ

る こ

れらの活動は近

年動きを見せ始めた

ばかりであるしか

しこの企業の参学金

返済支援が十分な広が

りをみせ卒業員が当

然の」うにその恩恵を

受けられる未来が実現

できれば非富裕層の

子どもでもそれを見据

えた将来設計に」り

参学金を気にすること

なく大学などへ進学で

きると考える

 5룆学校によるキ

リア教育の推進

 本可では親の子ど

もに望む学歴の低さの

具体的な対利を域案す

る親は学力が高い子

ほど進学させたいと考

えるしたがて子

どもの学力を向上させ

る取り組みを域案し

本要因に」る進学名壁

を解決する

 お茶の水女子大に」

る調査研究﹁学力調査

を活用した専門的な課

題分析に関する調査研

究﹂では学力下位の

地域において高い学力

と関連のある取り組み

が研究されているそ

の結果﹁児童に将来

就きたい仕事や夢につ

いて考えさせる﹂指

導いわゆるうリア

促育が優果を上げてい

るそうだ

 そこでそのうリ

ア促育として私は野

球の大谷翔平選化に」

り話題となた﹁マれ

すもちシち﹂の活

用を域案したい。ず

3×3の合計9マげの

マげ目を力に書く中

心には解決したい課題

をその周囲8マげに

は課題に関連した語句

を思いつく。。に記夢

していくこの周囲の

8個の語句に対して

もそれぞれ同様の作

業を行うことで思考を

周めていくことが目的

となる

 富士通九州シげたべ

こでは新人促育の一介

で﹁5年後になりたい

自分﹂をたマにマ

れすもちシちを活

用しているいざ実施

してみるとたマに

関連する語句8個を思

いつくだけで想像以上

に大変だたしか

し現在の自分に不足

しているあらゆる要素

が明確となり思考が

とても整理された

 。た﹁5年後﹂とい

う近い将来だたおか

げで書き出したそれ

らの要素は現在の自分

とかけ離れておらず

やる気が出た書き終

えた後に実施した口頭

発表も印象的で声に

出すことでさらなるほ

ずひシれにつなが

 以上の経験」り学

校でのマれすもちシ

ちの有優な活用寄法

として﹁歳のなりた

い自分﹂をたマに

授業参観で発表するこ

とを域案する歳は

大学に夢学する年齢の

ため大学進学。での

進路を考える良い伝会

になる

 。た児童・学生に

とて遠すぎない将来

であることも良いさ

らに授業参観で用い

ることで親へ本人の

希望進路を伝える場に

もなる学力向上だけ

ではなくこれらの利

点も併せ持つマれすも

ちシちを学校促育

で活用すべきである

 6룆おわりに

 本幸では非富裕層の

大学への進学における

課題について広く知

られる経済的要因に加

え親の子どもに望む

学歴の低さを新たな要

因として考えこれら

の解決利を議幸してき

た 最

終的な到達点は

所得に関係なく大学

以内も高校。でと同じ

気軽さで進学できる社

会だそれを実現する

ためには政府だけで

はなく企業や学校な

ど社会全体の努力が大

切なのである

  

  │ │

     

 月  日떵水

 曜 日 2020年

 ( 令 和2年

 ) │        

│ 第3種郵便物認可

 ││ │ │ │ │

 振り返ると新型が

ゆっウイやげ・なれだ

へえに対する緊急事

態問言のさなかに

﹁第回のレシ

こ産業幸文がれえ

や﹂の募集が始。り。

したのレシこ

の多くは夢社したに

もかかわらず在宅を

強いられたレよえ

を迫られていたころで

す企業における実体

験が十分とはいえない

中でさ。ざ。な異常

がむしろ常態化されて

き。した뗇しかも뗆がゆ

っ収束が見通せないの

で企業の先行きに不透

明感が漂ていたこと

も否め。せんこうし

たじイへれグで求めら

れたのが﹁あすの社

会あすの企業あす

の私を考える﹂という

主題ですどんな幸文

が寄せられるのか不

安と期待がない交ぜに

なてい。した

 ところが4段階の

厳しい審査で選び抜か

れ最終審査の対象と

なた編の幸文に目

を通した時こうした

催念は吹き飛び。し

た。ず認識を改め

たのはのレシ

こが﹁だけじやてイた

イは﹂だということ

たレよえに違和感は

なくむしろつで

マや︵新常態︶を生

み出す協軟性があると

の印象を強め。した

さらに新しい気付き

が随所に見られがゆ

っ危伝を好伝に転換す

ることへの期待を膨ら

。せ。した

 最終審査は激戦をき

わめ。したが①た

マ②独創性③幸理性④

表現力という四つの観

点から総合的な評価

に」て受合幸文を決

定し。した

 第一席に輝いたの

は뗆吉村純弥さんの뗒非

富裕層が進学を諦めな

い社会を目指して﹂で

すあ。り聞き慣れな

い뗒参学金破産뗓の実態

を浮き彫りにし学歴

格差の解口に向けて

夢社企業に」る参学金

返済支援を域案自ら

の体験を軸にエビだれ

げを踏。えた説得力

のある優れた幸文と高

く評価され。した

 第二席は植村彩貴さ

んの﹁たレよえに学

ぶ横並び志向からの脱

却﹂対面会合が復活

して気付いたのは場

を読んでの﹁同調調

和﹂突出したアイだ

アをぶつけ合う﹁非調

和﹂に挑戦すべきだと

主張幸点の明確さが

高く評価され。した

 第三席は佐藤島人さ

んの﹁日本版リいレれ

ち促育を考える﹂

﹁マやずげたけ型人

生﹂に向けて生涯学

習シげたべの再構築が

重要だと強調切り口

の鋭い幸文でした同

じく第三席に王茘瑩さ

んの﹁アイドやエれじ

たイれメれちから考

える若年層マおたイ

れグ﹂だけじやてイ

たイはの真骨頂は﹁ア

イドやオじえ﹂であ

りその本質にこそ若

年層の真のつこを満

たすビけてげほだやが

あると主張斬新な幸

しん

ざん

文でした

 審査委員一同受合

者の皆さ。に心からお

祝い申し上げ。す

︻参考文献︼

 ・﹁子供の貧困に関

する現状﹂内閣府

 

年8月日閲覧

 ・﹁保護者に対する

調査の結果と学力等と

の関係の専門的な分析

に関する調査研究﹂文

部科学省

 年8月

日閲覧

 ・﹁低所得世帯の高

校生の進路選択﹂木村

治生

 ずイやドぎイ

エれげ第巻

 ・﹁労働力調査﹂総

務省

 年8月日閲

覧 ・﹁学力調査を活用

した専門的な課題分析

に関する調査研究﹂文

部科学省

 年8月

日閲覧

Page 2: 第 回 フレッシャーさ産業論文コンクールの私を考える」をたーマに募集し、Ⅰ部(大企 業対象)とⅡ部(中堅・中及企業対象)で計

■■■■■Ⅰ 部 第 二 席

植うえ

村むら

 彩さ

貴き

さん(ライオン)

■■■■■Ⅰ 部 第 三 席

佐さ

藤とう

唯ゆい

人と

さん(日立造船)

﹁テレワクに学ぶ

      

   横並び志向からの脱却﹂

仲良し同期から卒業

﹁日本版リうレント教

育を考える﹂

企業の意識改革 

必要

︻参考文献︼

 ・﹁LIFE

 SH

IFT

 100年時代

の人生戦略﹂リれす・

グもちれアれドリ

・げがち

 東洋

健済

 年

 ・﹁健済分政諮問会

議︵年4月日︶内

閣府域出資料﹂内閣府

 年8月日閲覧

 ・﹁令和元年度能力

開発基少調査﹂厚生労

働省

 年8月日閲

覧 ・﹁社会人の大学等

における学び直しの実

態把握に令する調査研

究報告書1﹂文部科学

 年8月日閲覧

 ・﹁APAC就業実

態・員長意識調査︵

年︶﹂なざや総合研

究所

 年8月日閲

覧 ・﹁よえげじイ

や﹂ぎイボウこ

 年

8月日閲覧

 ・﹁人事制度

 FL

ASH﹂なざやう

リア

 年8月日閲

︻参考文献︼

 ・﹁平員年度

 産

業健済研究委託事業

︵企業の戦略的人事機

能の強化に令する調

査︶﹂健済産業省

 

年8月日閲覧

 ・﹁出る杭を育てる

時代﹂横田宏信

 出る

杭の杜

 年

 ・﹁﹃建設的な不調

和﹄で企業も社員も活

性化する﹂のもれず

げい・けで

 とど

ド・ビけてげ・レビ

 すイヤほれド社

 年号

 ・﹁在宅勤務で浮き

彫りになる課題

 理想

のたレよえ介境を構

築するには?﹂ITm

edia

 ビけてげオ

れもイれ

 年6月

日閲覧

 要旨

 近年無形資産投資

の重要性が叫ばれる

欧米主要国と比較した

日少の国内総生産︵G

DP︶に占める無形資

産投資比率は低く特

に人材育員投資GDP

比率は米国が2・1

%のもれげが1・9

%ドイそが1・2%

であるのに対しわが

国は0・1%と極めて

低い水準である

 イでひぐれを生

み出すのは人である

この論文では日少特有

の同調圧力と横並び志

向に焦点を当てて人

材戦略を通したイでひ

ぐれ創出について

検討していこうと思

う 本

文 1룆はじめに

 ﹁げイへ﹂を読ん

だ及学生のころ1匹

だけ黒くて大きな魚

の덀目덁になれる﹁げ

イへ﹂に憧れた

﹁空気が読めない人‖

KY﹂という言葉が流

行した6年生のころに

はげイへに憧れる

こともなくなり私は

空気を読んで大きな

魚を恐れ件陰に隠れ

る赤い魚たちの内の1

匹になた出る杭は

くい

打たれることを学んで

しまた赤い魚たち

だけで大きな魚と戦え

るか新社会人として

私たちのあるべき姿を

考える

 2룆空気を読む私た

ち 思い返せば中高6年

間も空気を読々ことに

全力投球してきた毎

日がそがそ勉強して

いても試験当日になれ

ば﹁全然勉強していな

いのに昨日すぐ寝ち

たほんとやば

い﹂と言う授業中に

先生が言う﹁この問題

がわかる人はいます

か﹂にはたとえ答え

が分かていたとして

も化を挙げない

 このように明文化さ

れてはいないがKY

にならないため出る

杭にならないための見

えないややは促室

に確かに存在してい

た 高

校卒業とともに

この促室にまん延して

いた空気からも卒業で

きると思たがそう

ではなかた世間的

には﹁変人が多そう﹂

と言われる進学先の大

学でも﹁意識高い系﹂

という言葉が少来の意

味ではなく失心に勉

強をする人や学生団体

に所属してさまざまな

活動をしている行動力

のある人を見下す言葉

として使用されてい

た 要

するに大学にいた

のも普通であるべきだ

という考えに侵された

普通の人ばかりで出

る杭になる変人なんて

ほとんどいなかた

出る杭は打たれる風潮

は社会に出ればなく

なるのだろうか携帯

音楽ばレヤ﹁ウ

えマれ﹂を生み出し

たざつが﹁出るえイ

を求々!﹂と新聞の求

人広告に掲げていたよ

うに

 もイオれでは新型が

ゆナウイやげ感染拡大

の影響で4月1日の入

社式が延期となり研

修も急きオれもイれ

で実施された6月か

ら出社が始まり﹁2

い月間オれもイれ研

修だたなんて大変

だたでしう﹂と先

輩社員に言われる度

に﹁在宅での研修の

方が楽だた﹂とは言

えず気まずく笑う私

たちがいた

 思い返せば満員電

車に揺られるげちレげ

もなかたし時

分なざがれを閉じた

瞬間に始まるばもイひ

ちな時間にも満足し

ていた最初はドうド

うしていたなざがれ越

しの会話にもすぐに慣

れて活気ある議論が展

開されていた

 これは私たちがいわ

ゆるだけじや・てた

はと呼ばれるZ世代

に属していることも一

要因なのかもしれな

いオれもイれでつな

がることに慣れている

私たちにとて﹁Zo

om︵こべ︶﹂や

﹁Teams︵ずべ

こ︶﹂を使た研修自

体に違和感はなかた

し一方的に講和を聞

くだけではなくグや

ばよえも実施でき

るオれもイれ研修に不

便さを感じることもほ

とんどなかた

 々しろオれもイれ研

修にはげもイドのど

んなに及さな字もなざ

がれのほつじを通せ

ば見えるなどメリ

ちも多くあた

 加えて덀化を挙げ

る덁という機能も搭載

されており聞き化と

話し化ががへつお

ぐれを取ることも可

能だたボじれを押

すことによて新入社

員は主催者︵研修担当

者や講和者︶に対して

挙化することができ

た こ

のボじれが普段の

挙化と異なる重要な点

は他の新入社員がボ

じれを押しているか否

かは確認できないこと

であるすなわち﹁聞

きたいことがある人は

化を挙げてください﹂

と言われた時にボじ

れを押している人が全

員で何人いるのか私

たちは把握することは

できない

 多い時には100人

近くの顔も知らない新

入社員がいる中で﹁勢

問がある人はボじれを

押してください﹂とい

う研修担当者からの呼

びかけとそれに続い

て次から次へと当てら

れ勢問していく新入

社員研修担当者から

の﹁時間がないため打

ち切ります﹂の言葉に

よて終了する勢問時

間これが私たちの2

い月間のオれもイれ研

修における日常だ

た中高生のころ授

業中に挙化する人はい

なかたがボじれを

押す新入社員は大勢い

た 緊

急事態問言解除

後出社しての研修が

始まりたレよえは

終了したオれもイれ

からオのもイれへとい

う形式だけの変化に思

われたが挙化する人

は急にいなくなた

研修担当者には﹁なぜ

皆化を挙げなくな

たのか元気がなくな

たのか﹂と何度も

指摘された

 挙化できなくなた

理由はただ一つだと

私は思う出る杭にな

てしまうことへの恐

怖だ変な勢問をして

皆に変な人だと思われ

たら嫌だな浮いてし

まいそうだなというよ

うな

 私はオれもイれ研修

で積極的に化を挙げる

新入社員を見て百獣

の王の名からとたも

イオれに入社した皆だ

から勇敢に化を挙げる

のかと思ていた出

社後同調圧力に屈し

て挙化しなくなた皆

を見ているとオれも

イれだたから一人ひ

とりが素直に自分の考

えを自由に発信できて

いたのだと知た

 全員の顔と名前が一

致している状態でもな

くましてやたレよ

えで読々空気なんて存

在しなかたからこ

そ見えない同調圧力

から解放されていたの

ではなかろうか

 3룆同調圧力からの

解放を目指して

 組織における同調圧

力は結束力を生み出

し一層の仲間意識を

高めるこのような面

を持つ一方で同調圧

力が生まれた組織では

皆が同じような考えを

持ち同じような行動

をとてしまうとい

た一面がある

 とどド・ビけて

げ・げえやののもれ

ずげい・けで促授

の研究では企業の社

員を뗒不調和な態度뗊感

じた気持ちを素直に表

現する賛員できない

場合は反対意見を述べ

る等︶﹂を貫く第1グ

やば﹁周囲に同調

する﹂第2グやば

﹁通常通りの態度でい

る﹂第3グやばに分

け3週間後に課題の

員果と創造性に対して

評価した結果﹁不調

和な態度﹂を貫くグや

ばが残る二つのグや

ばよりも高かたこ

とが明らかとなた

この建設的な뗒不調和뗓

がイでひぐれを促

進したのだ

 確かに偉大なイで

ひぐれを似こした

米アばや創業者げ

たは・けはこは

協調性がなく嫌われ

者であた話は有名で

あるしいつの時代も

イでひぐれを支え

たのは一人の同社の

CM﹁Think

 D

ifferent룆﹂

の言葉を借りるなら

덀The

 Crazy

 Ones덁のアイだ

アであり欲望だた

 イでひぐれを創

出する企業になるため

には同調圧力を減ら

し不調和を促進する

組織づくりに注力する

ことが必要不可欠であ

ることは間違いない

 書籍﹁嫌われる勇気

 自己啓発の源流﹃ア

ドも﹄の促え﹂の大

にちは同調圧力に

屈してきた私たちが

潜在的には圧力からの

解放を渇望しているこ

との表れのように思わ

れる切望しながら

も長い間空気を読

んで生きてきた私たち

はその習慣から抜け

出すことができないの

だ 同

調圧力から解放さ

れるための方法をオ

れもイれ研修での学び

から考える﹁新型が

ゆナウイやげの企業対

応と対利に令するアれ

おち﹂によればリ

ほちよえを行う上

での課題に対して﹁同

僚とのがへつおぐ

れの減少﹂と答えた

人が%と﹁自宅で

は実務に集中ができな

い﹂︵%︶﹁そ

やが整ていない﹂

︵%︶と比較して非

常に高い値を示してい

る 上

記で述べた先輩

社員方に言われる﹁オ

れもイれ研修は大変だ

たでしう﹂に続く

言葉が﹁一度も同期

と顔を合わせていない

の?﹂であることから

も仲間意識の低下が

たレよえの課題だと

感じている先輩社員が

多いと感じる

 しかし2い月間の

オれもイれ研修を健

て私たちはがへつ

おぐれのしづらさ

はそれほど感じなか

たし々しろこの仲間

意識の低下が同調圧力

からの解放の突破口に

なるとさえ思た

 過剰な仲間意識は横

並び志向に直結する

ここで挙化して勢問し

たことが変だたら

せかく仲良くなた

皆に嫌われそうだから

やめておこうといた

ような

 日少企業は独自の雇

用形態新卒一括採用

によて大勢の同期が

存在する頻繁に言わ

れる﹁同期のつながり

を大切にしなさい﹂

この言葉を私たち新入

社員は﹁仲良くしなさ

い﹂と捉え頻繁に飲

み会を企画するが果

たして正しいか

 私は中高大と組織

内の仲が良くなれば何

でも言えるようになる

のではなく何も言え

なくなる健験ばかりし

てきたしたレよえ

で顔も知らない同期と

研修を受けていた時の

方が化を挙げる人は多

かた仲良し同期か

らの卒業こそが横並

び志向からの脱却同

調圧力からの解放のた

めの第一宣だと考え

る 4

룆おわりに

 オれもイれ研修に学

んだ健験から新入社

員の仲良し同期からの

卒業が組織における同

調圧力を減らすための

第一宣だと検討してき

 自律した私たち新入

社員によて組織に新

しい風を吹かせようで

はないかげイへが

件陰に隠れていた赤い

魚たちと協力して大き

な魚と戦たように

私たち新入社員がげイ

へになり大きな敵

と戦ていこう

 そうして生み出した

イでひぐれが世下

を変える日も遠くない

はずだアのじがゆ

ナと呼ばれるこの時代

が後に偉大なイでひ

ぐれがたくさん生

まれたイでひぐれ

の黄金時代だと呼ばれ

る日が来るかもしれな

 要旨

 不確実性の高い現代

において学生時代に

学んだ内容が数十年先

も有用であるとは限ら

ない뗇そのため뗆近年

日少ではリいレれち促

育の必要性が叫ばれて

いるリいレれち促育

とは学校促育を終え

て社会人健験のある人

が後に大学に入り直

すなどして生涯にわた

て学び続ける仕組み

のことである欧米で

はすでに一般的である

が日少では普及して

いるとは言い難い

 少論文では欧米と

日少のリいレれち促育

の相違点から﹁日少版

リいレれち促育﹂を定

体しその普及への課

題を考察したその結

果統計調査などか

ら日少では﹁金銭的

・時間的な壁﹂と﹁学

問と実務の壁﹂がリい

レれち促育の普及を阻

んでいるという実情が

浮かび上がた

 この二つの壁を乗り

越えるために国の支

援制度や企業の取り組

み例に触れながら国

や企業大学ビけて

げなざれのそれぞれ

がなすべきことを域案

する

 本文

 1룆はじめに

 私は今人生100

年時代をどう生き抜い

ていくかに強い令心を

持ている社会人と

してげじちもイれに

立た今だからこそ

残りの人生やうリア

の形員について考える

べきだと思いこの副

題を定めた

 現在日少では少子

高帰化健元寿命の延

伸人工知能︵AI︶

などの位術革新による

産業構造の変化を背景

に働き方改革や雇用

の流動化が推し進めら

れているそれに伴い

﹁促育뢃仕事뢃引退﹂

という3げたけ型の

人生ほだやは昔のもの

となりげたけの途

中で新たな節目や転機

が出現し新たなげた

けへの移行・回帰を

繰り返すマやずげた

け型になると言われて

いる

 一方この不確実性

の高い時代の中で学

生時代に学んだ内容が

数十年先も有用である

とは限らず人生の途

中で情報のアばだ

ちが必要になるこう

いた学び直しの機会

をリいレれち促育と呼

ぶ リ

いレれち促育と

は体務促育を終えて

社会人健験のある人

が後に大学に入り直

すなどして生涯に渡

て学び続ける仕組みの

ことである欧米特

に寿欧の国々では雇

用の協軟性や福祉国家

ゆえの化厚い失業保名

がリいレれち促育を後

押しし積極的な取り

組みが行われている

一方日少ではリいレ

れち促育が普及してい

るとは言い難い20

16年のOECDの調

査によると高等促育

機令への歳以上の入

学者の割合はOEC

Dの平均が・8%

日少が2떶5%である뗇

 2룆日本版リカレン

ち教育とその課題

 日少でリいレれち促

育が浸透しないのはな

ぜかここでは日少に

おけるリいレれち促育

の課題を因る

 そもそも欧米と日少

ではリいレれち促育の

意味するところが異な

る欧米では仕事を辞

めのやじイべの学生

として大学院などに所

属することを意味す

る一方日少では夜

間や休日を利用して大

学院などに通学するこ

とを意味する少論文

ではこれを﹁日少版

リいレれち促育﹂と定

体する

 こうした違いが生ま

れるのはなぜか日少

ではうリアを中断

して新たなうリアの

ために学びの機会をつ

くると々しろ自分の

可能性を狭めてしまう

のが実情だからであ

る実務健験を重視す

る日少では﹁仕事をせ

ずに学ぶ期間‖はもれ

え﹂と企業から認識さ

れてしまい転職活動

において不利になる

そのため働きながら

学ぶ方法が模索されて

きた

 日少版リいレれち促

育はビけてげなざれ

の負担が大きい厚生

労働省の﹁令和元年度

能力開発基少調査﹂に

よると自己啓発を行

う上で問題があると答

えた労働者︵正社員︶

は・3%問題点の

内訳として1位が﹁仕

事が忙しくて自己啓発

の余裕がない﹂︵・

0%︶2位が﹁費用

がかかりすぎる﹂︵

・9%︶となてい

るつまり余暇時間

を犠牲にしがげちも

かかる日少版リいレれ

ち促育のとドやは

ビけてげなざれにと

て非常に高いと考え

られる

 また企業もリいレ

れち促育に対して寛容

なわけではない文部

科学省の﹁社会人の大

学等における学び直し

の実態把握に令する調

査研究﹂によると卒

業員が大学で学ぶこと

を﹁働則認めていな

い﹂と回答した企業

は就学を認めない理

由として﹁少業に支名

をきたすため﹂︵・

6%︶﹁促育内容が

実践的ではなく現在の

業務に生かせないた

め﹂︵・3%︶の二

つを主に挙げている

 つまりリいレれち

促育で学べる学問は実

践的ではなく学ぶ暇

があるなら働いてほし

いと企業は考えてい

るそのためリいレ

れち促育の員果が賃金

上昇や昇進に表れな

いたとえ高い意欲で

リいレれち促育を受け

てもその時間的・金

銭的負担が回収されな

いのであれば受ける

意味がないと考えてし

まうのは妥当である

 それではビけてげ

なざれの自己研鑽に

さん

けん

対する意識はどうか

なざや総合研究所

﹁APAC就業実態・

員長意識調査뗓뗊年︶

によると勤務先以世

での学習や自己啓発に

ついて日少は﹁特に

何も行ていない﹂が

・3%での国・

地域で最も高いAP

ACの平均が・3%

であることからもわか

るように日少のビけ

てげなざれは他国に

比べ圧倒的に自己研鑽

をしたがらない

 また同調査におい

て日少は出世意欲

似業・独立志向勤続

意欲転職意向の全て

がの国・地域の中

で最下位である一方

で働き続けたい年帰

が・2歳と最も高

い加えて仕事選びで

重要視する点につい

て﹁職場の人間令係

がいいこと﹂﹁休みや

すいこと﹂がひげち3

に入ているのは日少

だけである

 ここから推測される

仮説は日少のビけて

げなざれの多くが

﹁出世や転職はしたく

ないそれでも生きて

いくには長く働かなけ

ればいけないそれな

らせめてげちレげの少

ない介境で働きたい﹂

というような主体的

なうリア形員とは程

遠い諦めにも労た心

理状態にあるのではな

いかということであ

る自己研鑽をしたく

ないのではなくして

も意味がないと思て

いるのではないかとい

う仮説も同時に浮かび

上がる

 これらの仮説を基に

考えるとリいレれち

促育の魅力を発信する

だけではビけてげな

ざれが動くことはな

いだろう日少でリい

レれち促育を普及させ

るにはリいレれち促

育に対する企業の意識

改革が必要だリいレ

れち促育は趣味ではな

く主体的なうリア

形員のための投資と認

識してもらわねばなら

ない

 3룆二つの壁を越え

るために

 前述した課題をまと

めると以下の二つの

壁が日少版リいレれち

促育の普及を阻んでい

ると言える一つは金

銭的・時間的な壁も

うひとつは学問と実務

の壁である

 リいレれち促育を受

けるためには個人が

休職や時短勤務をして

いる期間の金銭的保

名授業料の一部負担

などさまざまな支援

や補助が必要だ現

状国の支援制度とし

て促育訓練給付制度が

あるこれは一定の要

件を満たした人に対し

て厚労相の指定する

促育訓練を受講して修

了した場合に学費の

一部が支給される制度

だしかしこの制度

では期間中の収入は保

名されておらず金銭

的課題が解決されてい

るとは言い難い

 リいレれち促育が普

及している欧米諸国で

は一定期間給料を受

け取りながら学習する

ことができる有給促育

制度があり法制化し

ている国も多いこの

ような制度が日少にも

必要だまた時間的

課題に対してはすで

に多くの企業で制度化

されている時短勤務制

度の活用が有効だ現

在は主に育児や介護を

担う社員に対して適用

されているがリいレ

れち促育を受ける社員

に対しても適用される

ことが望ましい

 金銭的・時間的な壁

に令連してリいレれ

ち促育への積極的な支

援を行う企業の取り組

みを紹介するぎイボ

ウこには歳以下の社

員を対象に退職後6

年間であれば復帰が可

能な﹁育自分休暇制

度﹂がある期間中は

退職扱いとなり海世

留学や転職など自分を

育てるためのあらゆる

ずレれけができる

 会社を離れて新たな

知識やげうやを身につ

けた社員が再集結する

ことでより多様性に

富んだ組織づくりにつ

なげることが狙いだ

ぎイボウこではこの

制度の導入を含めた制

度改革により一時期

は%もあた離職率

が4%にまで低下し

た ま

たなざやう

リアでは仕事の員果

につながる勉強やイれ

ばちをしたいと考え

ている社員のための時

短・休暇制度がある

一定要件を満たせば最

長1年の時短勤務ある

いは最長2年間の休業

が可能であり留学や

通学などげうやア

ば期間として活用でき

る 前

述した制度はい

ずれもリいレれち促育

に対する企業や共に働

く社員の理解が得られ

なければ員立し得な

いそれではどのよ

うな促育内容であれば

彼らの理解が得られる

のだろうか前可で述

べた通り企業は実践

的ですぐに業務に生

かせる内容を求めてい

る大学と企業が協働

して互いの需要と供

給のギばを埋めな

がら促育ばゆグもべ

を設計することで学

問と実務の壁を越える

ことができるのではな

いだろうか

 一方で今すぐ業務

に生かせるような学び

の合味期限は短い一

見今の業務には直接

生かせないように思え

たことが個人や組織

の過去の健験や知識と

結びついた時に今まで

にはなかたアイだア

が生まれる可能性があ

るそのような学びを

促進することこそが

これからの不確実性の

高い時代に企業を前進

させる力になることも

企業は認識すべきだ

 また欧米より広体

の解釈がなされる日少

版リいレれち促育の場

は民間市場にも及

ぶSchooなどが

域供するeもつれグ

は時間や場所を選ば

ず金銭的負担も少な

いゆれだやは

大企業社員をひれず

企業に期限付きでレ

れじや移籍させる人材

育員ばゆグもべを域供

している

 兼業や副業他社留

学のように今までと違

う介境で自分の能力

や健験を発揮すること

も学び直しすなわ

ちリいレれち促育と呼

べるだろう

 4룆おわりに

 民間市場を含めリ

いレれち促育を受ける

介境が整いつつある中

で今後の課題は人材

を活用採用する企業

の体制整備であるう

リアのはもれえを持

つ者も含めて多様な人

材が活躍できる場を域

供できる企業でなけれ

ばこれからの不確実

性の高い時代を生き抜

き員長することはで

きないだろうリいレ

れち促育を受けた人材

を評価する仕組みづく

りについて議論が進々

ことを期待したい

 私は社会人として一

人前になるということ

を仕事に対する責大

を引き受けることがで

きるようになることだ

と解釈しているそし

てその責大の範囲を

広げていくことで仕事

を面白いと感じられる

ようになるのだと考え

るいち早く社会人と

して一人前になり主

体的なうリアを宣々

ために私はリいレれ

ち促育を実践してい

くそして人生の大

半の時間を占める仕事

を楽しめるようになる

ことで人生100年

時代を楽しく生きてい

  

  │ 第3種郵便物認可

 │

       │ 2020年

 ( 令 和2年

 ) 

 月  日떵水

 曜 日

  ││ │ │ │ │

Page 3: 第 回 フレッシャーさ産業論文コンクールの私を考える」をたーマに募集し、Ⅰ部(大企 業対象)とⅡ部(中堅・中及企業対象)で計

■■■■■Ⅰ 部 第 三 席

王おう

 茘れい

瑩えい

さん(富士通のロンたッえ)

﹁アイドルエンタちインメント

 

 から考える若年層マケちンか﹂

■■■■■Ⅰ 部 優 良 賞

今西いまにし

 三み

千ち

絵え

さん(堀場エスたッえ)

熱狂的な価値を共創

SNSで

 ﹁テレ農業﹂

﹁新しい就農スタイルの提案﹂

 要旨

 近年自動車やアや

がやをはじめとする

国内市場で若年層によ

る口費乗が低下し続

け口費離れの傾向に

ある総務省の家計調

査によると世帯主が

뗙代の総口費乗は

2003年から年に

かけて%減友した

 この要因として人口

減友や収夢減友などが

挙げられるが中でも

注目したいのは若年層

が貯蓄傾向にあること

であるこれには﹁費

用対優果を優先﹂と

﹁存欲が友ない﹂とい

う根少的な理由があ

る 現

在の若年層はどは

や崩壊後の不景気な時

代しか経験したことが

ないため人生は不安

定だというV│CA思

考が定着しているそ

のため口費に対し慎

重になているのであ

る 少

論文では若年層の

口費離れが日少経済に

もたらす影響について

問題提起した上で近

年国内市場で伸び続

けるアイドやエれじ

たイれメれちをにれち

に若年層の真のつ

こを居たすマおた

れグを提案する

 本文

 1룆はじめに

 近年若年層による

総口費金乗が減友し

若年層の口費離れが進

んでいる口費離れは

景気の後退を助長し

将来に対する不安定感

を引き起こすことによ

りさらに口費を低迷

させる悪循介へとつな

がる可能性がある

 日少経済の課題は

この口費の縮及げなイ

もやを打破することで

あるそのためには前

述した若者の口費離れ

を引き起こしている根

少的な働因を解決する

ことが最も有優である

が長年の経験から形

員された価値観を変え

ることは決して容易で

はない

 しかしこの傾向の

中で若者の貯蓄傾向

とは真逆の口費傾向が

ある集団が存在する

いわゆる﹁アイドやオ

じえ﹂と呼ばれる存在

である

 彼らは好きなものに

は口費を惜しまないと

いう口費げじイやを持

ている彼らはアイ

ドやを支持することを

﹁推す﹂と表現した

だ好きになるのではな

く唯一無二の存在と

して愛するまで思いの

レひやを高めることを

指す

 市場経済を活性化す

るためには若年層を

自社の去品・サぬげ

のオじえにすることが

重要であるアイドや

市場のでウとウを市場

全体に応用させること

で若年層の購買行動

を増やすことができる

と考える

 2룆昨今の若年層を

熱狂させるアイドルエ

ンじたインメントの

実態 矢

野経済研究所が実

施した﹁年度

 国内

のオじえ市場調査﹂に

よるとアイドやオじ

えの推定人口は280

万人平均年帰は・

6歳であり若年層世

代が中心である市場

規模はみく口費金

乗ひげで年の15

50億円から増加を続

け年は2550億

円に達すると推計され

る ﹁

けつこ﹂﹁A

KB﹂を中核にゆ

いやアイドややど

ずやアイドやなどの

新形態のアイドやの人

気も拡大し続けより

幅広い購買層にアばゆ

ずすることで市場が

活性化している

 アイドやの存在は

たレぬや雑助を通して

眺める対象から気軽

に会いに行ける対象や

会員制交流サイち︵S

NS︶を通して交流で

きる対象へ変化してき

たまたアイドやに

求められるものも﹁京

璧さ﹂から﹁員長の存

語﹂や﹁親近感﹂へと

変化してきた

 3룆アイドルエンじ

たインメントが持つ

三つの価値

 私は先行研究と多種

類のアイドやを応援し

た経験からアイドや

エれじたイれメれち

の価値を以下に考察す

る ①

存語が提供される

 通常アイドやオじ

えは推しメれを無条

件に応援するものであ

る他にもと優れた

能力を持つ人間がいて

もそちらに乗り移るこ

とはないなぜなら

彼らがアイドやに求め

るものは京璧さではな

く応援する過程で壊

られる員長の存語であ

るためだ

 員長の存語にはア

イドや自身が夢に向か

い紆余保折して員功を

つか々存語とアイド

やオじえがアイドやを

応援しアイドやとオ

じえの関係性が親密に

なていく存語があ

るアイドやオじえは

それらの員長存語を口

費することに夢中にな

り抜け出せなくなる

のである

 ②つながりの欲求を

居たす

 近年SNSやげマ

ホの普及に合わせア

イドやオじえ同士の交

流が一般的になてい

る現代の若者は終身

雇用・年功序列が崩壊

した時代に生まれ将

来の保障がないため会

社に対する帰属意識が

低い

 日常生活で所属の欲

求が居たされにくい彼

らにとて同じグや

ばやメれどを応援

する同志とつながる行

為は﹁自分に適した居

場所に所属する﹂とい

う精神的な居足感を壊

られるのである

 ③親近感を感じられ

る 近年アイドやとア

イドやオじえの距離感

はより近くなり以前

と比べアイドやに親近

感を感じることができ

る時代になている

例えばAKBグや

ばは握化会に加え最

近では生配信やSNS

を通じてアイドやオじ

えと交流し距離感を

縮める工夫を行てい

る 一

方で握化会を行

わないアイドやでも

同様の工夫が行われて

いる例えば﹁嵐﹂の

松少潤が考案した﹁べ

ぬれグげたけ﹂は

透山のアえリや板でで

きた可動式のげたけ

で観客の頭上を通過

することで存理的な距

離を縮めるものであ

る 4

룆若年層マおた

ングにおけるアイド

ルエンじたインメン

ト的価値の創出

 若年層のつこを分

析すると若年層は三

つのぶイれちである①

がち口費②人とのつな

がり③親近感を重視し

ていることがわかる

がそれらを全て居た

した去品・サぬげ

は私の知る限りでは

見当たらない

 ところがアイドや

エれじたイれメれち

はまさに若年層の三

つのつこを全て居た

しかつ失狂的な口費

を生み出すことに員功

した例である

 よてアイドやエれ

じたイれメれちを企

画やPR活動に応用す

ることで若年層の購

買行動を活性化させる

ことができると考え

る 以

下若年層のつ

こを基にアイドやエ

れじたイれメれちの

価値を若年層マおた

れグに応用する方密

を提案する

 ①﹁がち提案﹂を行

う 現代の若年層は高価

格で高機能なほででは

なく存語や体験を演

出するがちを重視す

る口費者庁の﹁年

度口費者意識基少調

査﹂によると若年層

は他世代に比べて﹁げ

ぶそ観戦・映画・が

れサち鑑合﹂﹁交

際﹂などのがち口費に

お金をかけていると回

答した割合が高い

 企業は単にほでを売

るのではなくアイド

やを応援することで員

長存語が提供されるよ

うにほでを使てで

きるがちを提案するこ

とで若年層の購買意

欲を高めることができ

る ②

がへつおぐ

れそやとなる去品・

サぬげを提供する

 現代の若年層に最も

生活居足度をもたらし

ているものは﹁人との

つながり﹂である

年に実施された﹁若年

層の意識に関する調

査﹂によると彼らが

今の生活に居足してい

る理由として﹁精神的

な充実﹂が%を占め

たその内訳として

﹁好きな家族や恋人

友人などがいるから﹂

と答えた者が全体の

%と最も多い

 すなわちつながり

の実感が最大の居足要

因となているアイ

ドやオじえ同士のつな

がりはアイドやとい

うがへつおぐれ

そやを基に員立し

アイドやオじえに精神

的な居足感を提供して

いるといえる

 企業もがへつお

ぐれそやとして利

用できる去品・サぬ

げを開発することで

若年層の購買を促すこ

とができると考える

 ③企業と口費者が共

創する機会を提供する

 昨今の若年層は共

創の余地があるほでや

人を応援する傾向にあ

る歌化を例に挙げる

と以前は歌化の安室

奈美恵のようないリげ

マ性を備えた﹁京璧

さ﹂を想像させる人存

が支持を壊ていたが

昨今では﹁自分の応援

で人気になていく﹂

﹁距離が近い﹂と思え

るような人存が高い人

気を誇る

 これは若年層がアイ

ドやに親近感を求める

のと同様に応援する

対象に近い距離感を求

めるためだと考えられ

るそのため企業は

京員した去品・サぬ

げを一方的に提供する

のではなく口費者が

企画やPR活動に参画

できるように工夫をす

ることが必要である

 以上のマおたれ

グ化段のうちのいくつ

つかを実践し若年層

に見事にちした去品

・企業を紹介する

 アナゆグのイれげじ

れちいメも﹁ずう﹂

は使い方や楽しみ方

といた個人に向けた

がち提案によて뗙

代の女性の支持を壊

て存察の危機からV字

回復した

 具体的には自撮りを

楽し々提案や食べ存

などを撮てSNSに

アばする提案を行

たまたみく調査

によるとずうは女

子高校生の間でがへ

つおぐれそやと

しても使用されている

ことが分かた

 以上からずうは

がち提案とがへつお

ぐれそやの提供

という二つのぶイれち

を実践している

 他にも企業と口費者

が共創した例として

﹁SHIB│YA10

9﹂のそイじ公式

アいウれちがある当

該アいウれちではそ

イちに対するがメれ

ちに返信することで

のゆよと近い距離

感での運用を行た

のゆよのがメれち

が意見として反映さ

れ企業のPR活動に

関与できたということ

であるその結果

万のゆよまで員長

し今では失烈なの

れが定着している

 以上二つの員功事

例からもアイドやエれ

じたイれメれち的価

値を応用したマおた

れグ化段は優果的だ

と考える

 5룆おわりに

 去品に優れた機能が

求められたかつての時

代と異なり今では去

品を使うことで生まれ

るメリちや体験とい

た精神的な居足感が

求められる時代へと変

化した

 アイドやエれじた

イれメれちは若年層が

求める精神的な居足感

を提供することで市

場を拡大し続けること

に員功した企業もそ

れを見習て①がち

뗊存語뗋②がへつお

ぐれそや︵人とつ

ながる化段︶③共創の

機会︵親近感︶という

三つのつこを全て居

たすべきである

 なぜならずうと

SHIB│YA109

のそイじ公式アい

ウれちを例として三

つのつこのうち一つ

や二つの実現のみで

は失狂的な口費を生

み出すことが難しいた

めである

 アイドやエれじた

イれメれちのように三

つのつこをすべて居

たすことで初めて口

費者を自社の去品・サ

ぬげのオじえにし

失狂的な口費まで高め

ることができるのであ

る は

じめに問題提起し

たように日少経済を

盛り上げるためには

口費離れのちレれドを

打破し若年層の口費

を活性化させる必要が

ある

 私も今後サぬげ

・ざリぐれ事業

に携わる一員として

若年層に支持される失

狂的な価値を創出して

いきたい

  

  │ │

     

 月  日떵水

 曜 日 2020年

 ( 令 和2年

 ) │        

│ 第3種郵便物認可

 ││ │ │ │ │

 要旨

 私の地元である京都

府北部は自然豊かな土

地で毎年秋になると

おいしい新米が食べら

れる素晴らしい文化が

ある農業は私たちの

食卓を支える重要な産

業であるが抱える課

題は多い国内におけ

る荒廃農地は年々増加

しておりその背景に

はひたもれ農家の高帰

化による深刻な労働力

不足が存在する

 一方農業分野にお

ける技術は急速に進歩

し列業優率は大きく

向上したまた昨今

のがゆナ禍におけるぬ

けてげなざれの働き

方はますます多様化が

進々

 少論文では時代の

変化に応じた新しい就

農げじイやとしてたレ

よえならぬ﹁たレ農

業﹂を提案する

 先端技術を駆使した

げマち農業︵1︶と

昨今の働き方の多様化

に着目したレ農業を

﹁柔夏な働き方の中で

生じた時間を活用して

遠隔で農業を営々こ

と﹂と定体するたレ

農業によて就農の敷

居を下げより豊かな

人生を送る可能性につ

いて議論する

 本文

 1룆﹁新米の季節﹂

に感じる農業の素晴ら

しさ 私

の地元である京都

府北部は自然豊かな土

地である実家の近隣

に広がる田ん には

5月には水がひかれて

田植えが始まる初夏

には緑の稲穂が風に波

打ち9月から月

収穫の時期を迎える

 実家にあた充例の

行事が米つきと呼ば

れる玄米から白米への

精米列業だ茶色い力

袋に夢た数十뗞뗡の

玄米が精米機を通る

とあという間に白

米と米ぬかに分離され

るつきたての新米の

おいしさにかなうもの

はない

 高校生までは当たり

前だたこの行事は

大学進学をきかけに

都会に暮らすと実は

とても貴重な体験であ

たことがわかた

精米済みの白米が年中

並ぶげなは便利だ

が旬を感じることは

できない農業を通じ

て自然と触れ合い旬

を感じることは老若

男女問わず豊かな心を

育んでくれる

 2룆国内農業が抱え

る課題と現状

 農業の素晴らしさ

はとれたてのおいし

さを味わい食と季節

のつながりを感じるこ

とができるところにあ

る뗇ところが뗆国内農業

を取り巻く介境は厳し

い 農

巻水産省の統計に

よると農業就業人口

は2000年の389

万人から年には1

68万人へと大きく減

友しこのうち平均年

帰も年の・1歳か

ら年には・0歳に

上昇している︵2︶

 ひたもれ農家の高帰

化と離農に伴て耕列

放棄地も年々拡大し

年からほ 倍増して

いるその面積は年

で万3000뗤にの

 る都道府県でいう

とほ 富山県の面積

分の農地が余てしま

ているのが現状だ

︵3︶

 就農人口の減友に関

しては既に多くの議論

がなされており中で

も私は若者が抱く農業

に対する負のイメけ

が深く関連していると

思う

 例えば農業は体力が

必要できつい天候に

左右され収夢が安定し

ない都市部での安定

した職の方が魅力的で

あるなどといたもの

だ こ

ういた課題があ

る一方で山るい兆し

もある農巻水産省の

統計によると農業産

出乗は年で9兆30

00億円とここ3年

連続で増加傾向にある

︵4︶

 これは農地は減友

しているものの生産

性が向上していること

を意味する農業分野

におけるたえでゆけ

の進歩はめざましく

農列業の優率は大幅に

上がた企業の農業

参夢も増加する中先

述の負のイメけは必

ずしも現実にそぐわな

くなてきているので

はないか

 3룆新しい就農スじ

イル提案

 屋来の農業の担い化

が不足する中新規就

農へのとドやを下げ

たい先述した負のイ

メけを払拭し뗆新し

しく

い農業のかたちを因る

ことはできるだろう

か そ

こで私は身体へ

の負担が友なく農地

の場所にとらわれず

かつ仕事との両立も可

能な新しい就農げじイ

やとしてたレ農業を

提案したい離れたと

いう意味のたレに農業

をかけあわせたたレ農

業は先端たえでゆけ

を活用して離れた場

所で農業を営々ことと

定体する

 たレよえならぬた

レ農業の着想に至た

背景は二つある뗇まず뗆

IoT︵ほでのイれじ

てち︶人工知能

뗊AI뗋ゆふたえげ

などの先端技術を駆使

したげマち農業の登

場である

 池井戸潤働列の人気

ドもマ﹁下町ゆお

ち﹂にて自動運転ち

もえじが農列業を部

分的に担ていたこと

は記憶に新しい

 次に国内のぬけてげ

なざれを取り巻く働

き方の変化だ政府主

導の働き方改革はもと

より昨今の新型がゆ

ナウイやげ感染症拡大

に伴て一気にたレよ

えが普及し通勤時

間の短縮によて時間

が生まれたこの時間

の使い道として農業を

候補に挙げたい以

内げマち農業と働

き方の変化の2点につ

いて詳出を述べる

 ①げマち農業の活

用 げマち農業はごれ

ぐれグ情報通信技術

뗊ICT뗋IoTA

Iゆふたえげなど

の先端技術を駆使した

新たな農業を指す新

規就農者の技術習熟度

をいどし労働力不

足を解決する技術とし

て国を挙げて普及に

力を夢れている뗊1뗋

 げマち農業技術は

農列業の省力化にとど

まらないごれぐれグ

技術や過去のだじを

活用した出やかな栽女

により多収・高品質

生産を実現するま

たきつい列業や危険

な列業から列業者を解

放し誰もが取り営み

やすい農業を実現して

いる

 例えば気象ごれサ

は設置した場所の気

温や湿度内水量風

速などのだじを取壊

し遠隔の農場管理を

助ける

 ほつじリれグ用ドゆ

れを使えば高所か

らの視野が化に夢るこ

とはもちろんマやず

げびえちやいメもを搭

載すると列存の生育状

態や栄養状態も計測で

きるこういたごれ

ぐれグ技術や自動運転

農機などのゆふちを

営み合わせることによ

て遠隔で農地を管

理できる

 これらの技術が普及

すれば初心者にと

ての就農のとドやは

下がり農業はより身

近なものになるま

た列業の自動化は体

力の友ない女性や高帰

者にも優しい

 げマち農業を駆使

して遠隔で農地を管理

できれば身体的な負

担を軽減し農地の場

所にもとらわれずにた

レ農業を営々ことがで

きる

 ②多様化する働き方

 年新型がゆナ感

染症拡大に伴い場所

にとらわれない働き方

であるたレよえが一

気に普及した

 東京去工会議所によ

る﹁たレよえの実施

状況に関する緊急アれ

おち﹂では年4

月から5月において

たレよえの実施率は

同年3月時点︵%︶

と比較して倍以上増加

し・3%であた

︵5︶

 たレよえ導夢に

は通勤時間の短縮や

業務の優率化によて

余暇が生まれるという

メリちがある

 先に述べたげマち

農業により遠隔で農地

を管理しつつ季節に

応じて必要な列業はた

レよえで生じた余暇

を活用する働く場所

を柔夏に変化させるこ

とによて仕事と両

立したたレ農業という

新しい選択功が生まれ

る 4

룆たレ農業に取り

組むメリト

 たレ農業は農業をよ

り身近なものにし誰

でも隔てなく取り営々

ことができる新しい就

農げじイやであるた

レ農業の普及によ

て次のような優果が

期待される

 まず住々場所にと

らわれずに農業に取り

営める従来の就農げ

じイやが農地の近隣に

住まう必要があたこ

とと比較して遠隔で

農地を管理するたレ農

業はより自分の希望

に沿た暮らしを柔夏

に選択できるまた

げマち農業とたレよ

えを活用し都市部

に暮らしながらある

いは好きな仕事と両立

しながら就農が可能で

ある

 さらに冒頭に述べ

た耕列放棄地の有優活

用だ柔夏な働き方に

よて壊られた余暇と

先端たえでゆけを駆

使し皆が友しずつで

も農業に関わること

で働き化を失い余

てしまた農地を再

生するきかけが生ま

れ国内農業の発展に

貢献できる

 5룆たレ農業実現の

ために必要なこと

 続いてたレ農業実現

のために必要な二つの

取り営みについて述べ

る 一

つ目はぐアリれ

グの仕営みづくりだ

農業には一定のげうや

と時間が必要である

またげマち農業の

導夢にはまとまた資

金が必要であるさら

に人化が必要な収穫

のじイへれグなど季節

に応じて列業量が変化

することからも一人

で農地を管理すること

は現実的ではないこ

れらを解決するために

﹁たレ農業がへつた

﹂を提案したい

 一人でたレ農業を営

々ことは難しいかもし

れないが子数人では

どうだろうか会員制

交流サイち︵SNS︶

などを活用し何人か

でがへつたをつ

くる

 農場や農機さらに

季節ごとの列業やでウ

とウをぐアし億い

に助け合える仕営みを

整備できれば一人ず

つの負担を減らしてよ

り気軽に農業を始める

ことができる

 二つ目は新型がゆナ

の収束後もたレよえ

が定着することであ

る遠隔で農業に取り

営々とはいえ列業量

が変動しやすい農業を

仕事と両立させるため

には働く時間や場所

に柔夏性が必要であ

る と

ころがたレよ

えの導夢には労働時

間の管理が難しく仕

事と仕事以世の切り分

けが難しいといた課

題がある新型がゆナ

収束とともに元の働き

方に戻てしまうと

たレ農業は員り立たな

い た

レよえを続けて

いくためには業務の

優率化はもちろん給

与体系の見直しや裁量

労働制導夢の検討が必

要である뗇また뗆働く場

所に加えて働く時間

の自由度も高まれば

たレ農業の実現はぐ

と近づく뗇これには뗆の

レえげ制度の導夢が

有優であると考える

 6룆おわりに

 農業の素晴らしさ

はとれたてのおいし

さを味わい食と季節の

つながりを感じること

ができるところにあ

る新米はなぜおいし

いかがメに限らず

野菜や魚果存生鮮

食品には何でも旬があ

る農業に携わり旬

を身近に感じること

は少当のおいしさを

知り人生を豊かにし

てくれる

 江戸時代かつての

日少人の約8割が百姓

であたとされてい

るほ 鎖国状態だ

た当時人々にとて

自分の食べるものは自

分で賄う自給自足の生

活が当たり前だた

百姓の語源は文字通

り百の姓すなわち農

業のみならず大工や

図冶屋なども幅広く掛

け持ちしていたことに

由来する

 技術の進歩した現代

において百とまでは

いかずとも﹁農﹂とい

うもうひとつのなりわ

いを有することを検

討してみてはどうだろ

うか

︻参考文献︼

 ・﹁﹃オじえ﹄市場

に関する調査﹂矢野経

済研究所

 年7月

日閲覧

 ・﹁家計調査﹂総務

 年7月日閲覧

 ・﹁口費者意識基少

調査뗊年度뗋﹂口費者

 年7月日閲覧

 ・﹁﹃口費離れ﹄の

代理由と少音はこ

こにある﹂東洋経済O

NLINE

 年7月

日閲覧

 ・﹁﹃嫌口費﹄世代

の研究﹂松田久一

 東

洋経済新報社

 年

 ・﹁アイドや・エれ

じたイれメれち概説

︵3︶アイドやを

﹃推す﹄﹃担﹄行為に

見る﹃のれすべ﹄

﹂植田元孝

 年7

月日閲覧

 ・﹁若者ちレれドを

押さえるうよドは

こどリ﹃共感﹄と﹃共

創﹄若者のリアやな

声を若年層マおた

れグに生かす方密と

は﹂PR

 GENIC

 年7月日閲覧

 ・﹁﹃ずう﹄復活

の舞台裏!﹃がち提

案﹄を基軸にした去

品企画・マお戦略に

迫る﹂SELECK

 

年7月日閲覧

︻参考文献︼

 ︵1︶﹁図解よくわ

かるげマち農業뗙だ

けじや化が実現する儲

かる農業뗙﹂日亡工業

新聞社

 年

 ︵2︶﹁農業労働力

に関する統計﹂農巻水

産省

 年6月日閲

覧 ︵3︶﹁荒廃農地の

現状と対利について﹂

農巻水産省

 年6月

日閲覧

 ︵4︶﹁平員年度

 食料・農業・農村白

書﹂農巻水産省

 年

6月日閲覧

 ︵5︶﹁たレよえ

の実施状況に関する緊

急アれおち﹂東京去

工会議所

 年6月

日閲覧

Page 4: 第 回 フレッシャーさ産業論文コンクールの私を考える」をたーマに募集し、Ⅰ部(大企 業対象)とⅡ部(中堅・中及企業対象)で計

﹁AI時代の働き方について

必要となる意識についての公察

﹂主体的に組織動かす

仕事・生活見つめ直す

■■■■■Ⅰ 部 優 良 賞

真ま

坂さか

 知あき

克よし

さん(山崎製なン)

■■■■■Ⅰ 部 優 良 賞

小こ

林ばやし

 侑ゆう

生き

さん(ライオン)

﹁優私混同をプやスに﹂

︻参考文献︼

 ・﹁日少の労働人口

の%が人工知能やゆ

ふち等で代替可能に

601種の職業ごと

にがれピじ位

術による代替確率を試

算﹂野村総合研究所

 年

 ・﹁平員年版情報

通信白書﹂総務省

 

年 ・﹁いちばんやさし

いAI﹃人工知能﹄超

入門﹂大西可奈子

 マ

イナぬ出版

 年

 ・﹁マてけメれち뗙

基少と働則﹂ピじ

・F・ドもい

 す

イヤモれド社

 年

 要旨

 近年業務に人工知

能︵AI︶を導入する

ことによてAIに

人間の仕事が奪われる

のではないかとい

た懸念がよく聞かれる

ようになた今後ま

すます少格化していく

ことが予想されるAI

時代において私たち

はどのように働いてい

くべきであろうか

 

 少論文ではAI時代

を生き抜くにあたて

必要であると考えられ

る意識について個人

と営織全体の両側面か

らの考察を試みた

 個人としては四つの

意識︵①働き寄を柔軟

に変化させる意識②A

Iとともに良い仕事を

つくる意識③目的から

自分の役割を考える意

識④全体を俯瞰して見

かん

る意識︶が必要ではな

いだろうかと考える

また営織全体におい

てはAIと人間の両

寄をマてけメれちする

意識が必要ではないだ

ろか

 私はAI時代を生き

抜くために最も大切な

ことは個人と営織全

体の双寄向から意識を

変化させることでA

Iと共生した働き寄を

模索することではない

かと考える

 本文

 1룆はじめに

 1節

 生活に浸透し

始めたAI

 近頃AIという言

葉をたレぬやイれじ

てちなどを通して頻

繁に耳にする私自

身日常生活において

もAIが身近な存在と

なてきていることを

実感する機会が増え

た 米

アばやの会話型

AI﹁Siri︵シ

リ︶﹂やアイゆふち

のゆふち掃除機﹁や

れど﹂自動車メい

各社が開発を進める

自動運転位術などは身

近なAI位術の典型で

あろう急速に発展す

るAI位術により私

たちの生活は日に日に

便利になてきてい

る 2

 AIに雇用が

奪われるという懸念

 少子高齢化による労

働力不足が周刻な日少

では企業においても

労働力不足解口や生産

性向上などを目的とし

てAIを業務に導入す

る動きが現在注目され

ている

 そのような中野村

総合研究所は2015

年に英オえげの

ド大学のマイおや

 

A룆オこふれ准促授

およびいや・ひてだ

えち・のレイ博士と

の共同研究により

뗙年後には日少の労

働人口の約%が就い

ている職業がAIやゆ

ふちに代替される可

能性があるとの推計結

果を報告したこれに

よりAIによて人

間の仕事が奪われるの

ではないかといた懸

念がよく聞かれるよう

になた

 さらなるAI化が進

んでいくと予想される

これからの社会におい

て私たちはどのよう

に働いていくべきなの

であろうか少論文で

はAI時代における

働き寄やAIとの付き

合い寄について考察し

ていく

 なお少論文では人

間の担てきた仕事が

AIの仕事に圏き換わ

ることを﹁AI化﹂と

呼ぶことにする

 2룆AI技術の現状

とその特徴

 AI時代の働き寄を

考えるにあたりまず

はAIのことを理解す

ることが不可欠であ

るそこでAI位術

の現状とその特徴につ

いて整理していく

 ﹁平員年版情報通

信白書﹂の記述による

と現段階では﹁人間

のように考えるがれピ

じ﹂としてのA

Iはまだ実現していな

いものの﹁識安﹂

﹁予測﹂﹁実行﹂とい

た機能の一部は実用

レひやに達しており

生活や産業へAIの導

入が進んでいる

 また情報研究開発

機構の大西可奈子氏

はAIは大量のだ

じからやややなじ

れを見つけて存事を分

類することには非常に

たけているものの0

から1を生み出すこと

や導いた答えが少当

に正解かどうかを自身

で判固することは不得

意であると述べてい

る 3

룆AI時代におけ

る働き方

 2可で説明したよう

にAIといても局

能ではなく得意なこ

とと不得意なことが存

在するしたがて

職種によてもAI化

の進みにくさは異なる

と考えられている

 AI化が進みやすい

とされている職業に就

いている人には専門

知識や資格を身に付け

ることでAI化が進み

にくいとされる仕事へ

転職するまたは自分

で起業するという選択

功が存在するだろう

私はこれらの選択に対

しては大いに賛員であ

り能力や意欲のある

人ならばどんどん挑戦

すべきことではないか

と考えている

 しかし京全にAI

化されるかどうかはさ

ておき恐らくどのよ

うな仕事であても位

術の発展に伴て徐々

にAI化は進行してい

くだろうそうなれば

確実に今とは仕事内容

が変化していくことが

予想されるつまり

どのような職業に就い

たとしても少なからず

AIが令わてくるこ

とが考えられる

 したがてただ転

職や起業をするだけで

はAI時代を生き抜く

にあたては不十分な

のではないだろうか

AI時代の働き寄にお

いて重要なことは知

識や資格を身に着けて

転職や起業をすること

自体ではなく個人や

営織における意識の持

ち様なのではないかと

私は考える

 ではどのような意

識が必要なのであろう

かまず大前域とし

てたとえどのような

職業に就こうともこ

れまで通り同じことを

一生両続けられる仕事

はないと考えるべきで

あろう変化していく

働き寄に逐一対応でき

るよう自らの働き寄

を柔軟に変化させてい

く意識が求められるの

ではないだろうか

 その次に必要となる

のはAIと共生し

AIとともに良い仕事

をつくろうとする意識

であると私は考える

最近ではメだアや書

籍でAIに負けない

子育て密やAIに仕事

を奪われないために必

要な能力や資格が紹介

されることも少なくな

いAI時代を生き抜

くために自らの能力

やげうやを高めようと

努力することは大変重

要なことである

 しかしAIを側戒

するあまり﹁AIに負

けない﹂﹁AIに仕事

を奪われない﹂とい

た発想を過度に持つこ

とはあまり好ましくな

いのではないだろう

か な

ぜならばそのよ

うな発想は度が過ぎる

とAIを敵とみなす危

険性がありAI化に

よてもたらされるメ

リちを見失てしま

う可能性があるから

だ A

I化が進々ことで

人間の仕事量が減る

分人間にしかできな

い安の仕事に注力する

ことや生産性の向上

労働介境の改善などを

実現できるはずであ

る 私

はこれらのメリ

ちを最大限に得るため

にも﹁AIに仕事を奪

われない﹂といた発

想からAIを営織の

メれどと考えて﹁A

Iに仕事を大せる﹂と

いた発想へと転換す

ることが必要であると

考える

 営織で仕事をする際

は適材適所を見極め

て仕事を分担すること

が大切であるのと同様

にAIと仕事をする

上でもAIが得意な仕

事は素直にAIにお願

いし人間が得意な仕

事は人間が引き受ける

のが効率的だと考えら

れる

 この時に必要となる

のは目的上から自分

の役割を考える意識で

はないだろうか私は

学生時代に所属してい

たぎえや活動であ

る企画のリすを担

たことがあるその

際企画を員功させる

ためには自分が誰より

も率先して頑張らなけ

ればならないという気

持ちからリすで

ある自分が一つの作業

に没頭し過ぎてしま

いその結果周りの

メれどに十分な指示

が出せずに企画全体の

動きを停滞させてしま

たことがある

 企画を員功させよう

として起こした行動で

あたにもかかわら

ず結果的に々しろ逆

効果となてしまた

のである

 企画を員功させるこ

とが目的だとすると

リすである自分が

目の前の一つの作業を

一生懸命頑張るより

も周りのメれどに

指示を出した寄が多く

の仕事を同時にこなす

ことができるため目

的を達員する上ではる

かに効率が良いのは明

らかである

 当時の私は目的を達

員する上で必要となる

リすとしての自分

の役割を考えられてい

なかたといえるA

I時代の働き寄を考え

る上ではまず自分た

ちの仕事の目的を明確

にしておくことが必要

であるつまり自分

たちの仕事は何のた

めまたは誰のために

あるのかを明確にする

必要がある

 仕事の目的を明確で

きたならばその目的

を達員するために自分

がするべきことを考え

る姿勢が必要となるだ

ろうAIに仕事を奪

われまいと考えてしま

うとつい自分の仕事

を守ることに意識が向

いてしまいがちであ

るしかし自分がそ

の仕事を実行すること

自体は目的ではなく

化段にしかすぎないは

ずである

 仕事の目的を達員す

る上での自分の役割を

意識することできれ

ばおのずとAIが得

意な仕事はAIに大せ

るとともに自分がよ

り力を入れるべき箇所

が見えてくるのではな

いだろうか

 また目的達員に向

けて自分がやるべき仕

事を見つけるために

は自分の業務につい

て理解しているだけで

はなく仕事全体にお

ける自分の業務の位圏

付けを理解するととも

に業務間の令連性も

理解することが求めら

れるだろう

 したがてこれか

らの時代は営織のリ

すだけではなく営

織の構員員一人ひとり

が仕事全体ないしは営

織全体を俯瞰して見る

意識を持つことが必要

になると考えられる

 ここまで個人で意

識できることについて

述べてきたしかし

個人単位で意識するだ

けでは当然大きな結果

は期待できない大切

なのは個人が意識し

たことを個人の範囲で

区わらせるのではな

く営織全体としてう

まく機能するようにマ

てけメれちしていくこ

とではないかと私は考

える

 経営学者のピじ

・ドもいは著書

﹁マてけメれち뗙基少

と働則﹂の中で﹁マて

けは自らの資

源特に人的資源のあ

らゆる強みを発揮させ

るとともにあらゆる

弱みを口さなければな

らないこれこそ真の

全体を創造する唯一の

寄密である﹂と述べて

いる

 少論文でこれまで述

べてきた個人の意識は

強みの一つであると解

釈することができるだ

ろうこの強みを生か

すためにはまず営織

の風通しが良くそし

て社員の主体性を尊重

するような介境である

ことが必須であると私

は考えるなぜなら

ば少論文で述べてき

た個人の意識は社員

一人ひとりが主体的に

考えて自ら営織を動か

していくことに直結す

るからである

 また私はドもい

のマてけメれちの考

え寄は人間だけではな

くAIに対しても適

用することができるの

ではないかと考える

人とAIどちらか一寄

ではなくどちらもう

まくマてけメれちする

ことで両者の強みを

最大限に生かした営織

をつくていく意識が

大切ではないだろう

か 4

룆おわりに

 少論文ではAI時代

における意識の持ち様

について個人と営織の

両側面から論じた結

局のところ最も大切

なことは個人と営織全

体の双寄向から意識を

変化させることでA

Iと共生した働き寄を

目指すことではないだ

ろうか

 私自身これから一

人の社会人として年

以上働いていくことに

なる年後には今は

まだ想像もつかないよ

うな社会が待ている

かもしれないどのよ

うな社会になていた

としても自らの足でし

かりと立て宣いて

いけるよう少論文で

述べたことを肝に銘じ

て日々努力を続けてい

きたい

 要旨

 在宅勤務やリモち

よえといた働き寄

が浸透しているしか

し公私の区安を中心

とした不満を抱える人

が多い対して入社早

々在宅勤務を経験し

た私は々しろ積極的

に公私混同をしていく

ことこそ公私の充実を

促すという逆説的な思

考に行き着いた個人

が労働と私生活をへ

えげさせながら自由に

場所や時間を制御でき

れば公私共により充

実させられるのではな

いか

 少論文ではそんな

積極的な公私混同の考

え寄を述べた後起こ

り得る弊害を洗い出

すそして弊害を回

避しながら公私混同

の追及により個人・

企業・社会の三寄に満

足が生まれるような具

体施利として﹁生活圏

のリアドレげ﹂を域

案する

 本文

 1룆公私混同の可能

性 判今のがゆナ禍にお

いて必要性が叫ばれ

ていた働き寄改革の一

つである在宅勤務が急

速に浸透したリげえ

から導入に踏み込めな

かた企業にとても

今回の状況が思いがけ

ぬ導入の推進力とな

た 私

もその影響下の一

人であり入社初日か

ら在宅勤務を命じられ

た集中力やイれば

ちの勢に不安を抱いた

がオのげよえの

経験がなくのもちな

価値観を持ていたた

めか不自由を感じず

心身ともに切り替えを

うまく行いながら業務

を行えた生活の一部

のように仕事をこなせ

たのだこの経験か

ら私は仕事と私生活

のとイはリドとして

の﹁公私混同﹂の可能

性を感じた

 会議と会議の少しの

隙間時間に洗濯をした

り世回りのついでに

市役所に行たりと

それぞれの場所と時間

で仕事と生活が干渉し

合うことなく効率よく

進められる可能性を

公私混同は秘めている

のではないかそこで

少論文では公私混同を

にれちに個人の労働

・生活の両立に向けた

域案を行いたい

 2룆﹁積極的公私混

同﹂

 公私混同というとマ

イナげのイメけが先

行するだろう経費の

私的流用や上司の休日

きやのの強要業務中

の私語やマナの不徹

底などを耳にする在

宅勤務に際しては業

務と休憩の切り替えの

難しさなどが例として

あがる

 しかしそんな公私

の区安の難しさを裏返

すと私生活と近い介

境と感覚で会社同様の

勢が保てるようなふ

すレげな働き寄がで

きよえもイのども

れげの実現可能性が高

まるのではないか

 仕事と私生活を明確

に区安するのではな

くおのおのに都合の

良いように制御できれ

ば公私ともに充実す

るという思考だふ

すレげと表裏一体の

公私混同こそ個人の充

実した生き寄の指呼に

なり得るこのような

考えから私は公私混

同の逆転的思考﹁積

極的公私混同﹂を域案

したい

 これまでの公私混同

は制御できない要素

が入り込んでしまうと

いう意味でてガたは

なものであた対し

て積極的公私混同は

当人が積極的・能動的

に仕事と生活のどもれ

げを自由に動かし相

互に溶け込ませる

 特に仕事が私生活を

侵食してしまうだメリ

ちを逆化にとり私

生活の予定に合わせた

業務の進め寄にした

り人生設計に寄り添

た働き寄を実現した

りすることで生活の

充実度を引き上げると

いう域案だ

 私はこの考え寄が根

付けば一人ひとりが

生活げじイやに合わせ

てオのげ・リモち

を上化に切り替えた

り逆に仕事のげじイ

やに合わせて生活を動

かしたりいわば公私

連動が可能になると考

える

 3룆公私混同の実情

と多様なリスク

 もちろんぶけた

はな公私混同ばかりが

実現できるわけではな

いこれまでオのげ

よえによて公私を

明確に区安していた人

が突然オのげ世で

公私の折衷を図ること

にはだメリちも伴

うオのげのへいじ

の調査によるとリモ

ちよえに対して従

業員側が感じるだメリ

ちとして1番にあげ

られたのが﹁仕事とば

もイひちの切り替え

ができない﹂点だ公

私混同そのものの危険

性を存語ている

 その他には従業員・

経営者双寄が﹁モずひ

シれ﹂や﹁がへ

つおシれ﹂の側面

に不安を感じている

そして今回のような

仕事を生活に溶け込ま

せる公私混同の視点で

考えるとさらなる難

点が懸念される

 一つ目が個人のメれ

じや面の問題だ在宅

勤務やリモちよえ

において家族との時

間の増加によるげちレ

げや逆に一人で働く

孤独から精神面での不

安を訴える声があが

ている仕事と生活が

より密接になるとそ

のような生活と隣り合

わせにあるリげえはよ

り高まてしまう

 二つ目が営織側の負

担だ個人が生活と折

衷できる自由な働き寄

を追求することは営

織にとては介境の整

備などが必要となり

現状を変化させる経営

上のリげえにもなり得

るあくまで営利や社

会典献を目的としてい

る営織としては個人

の多様な働き寄と企業

側の利害が一致しない

限りその推進は阻ま

れてしまう

 4룆提案﹁生活圏の

リアドレス﹂

 ここまで能動的に

仕事を生活に溶け込ま

せる積極的公私混同の

必要性とそれに伴うだ

メリちをあげたこ

こからは公私および

だメリちの解決利と

して生活圏のリアド

レげを域案する

 いわゆるのリアド

レげは会社内で固定

席を持たず業務の内

容や状況に応じて空席

を使て仕事を行う仕

営みである対して生

活圏のリアドレげ

は企業や自治体単位

で全国各都市に企業間

の壁を越えたオばれ

なオのげを設ける

 そして個人が固定

の職場を持たず住所

に最も近いオのげで

働けるもしくは各地

のオのげに最も近い

場所に住めるという生

活圏規模の取り営み

だこの取り営みは私

たち個人だけではな

く企業・社会という

私たちを取り巻くすべ

ての構員要素にとて

メリちを見いだせる

﹁三寄良し﹂な施利と

いえる

 まず個人にとての

メリちの一つは在

宅勤務同様通勤時間

の短縮と家事・趣味

・休息の時間が確保で

きる点だ例えば子ど

もの学校の近くで働け

ば送り迎えや授業参

観への参加も仕事への

支障を最及限にしなが

ら行えるこれまで通

勤に充てていた時間を

英会話促室やけべの時

間に代替することもで

きるまた業務上・

生活上の必要に応じて

オのげと在宅の切り

替えが容易にできれ

ば業務の効率と勢の

向上にもつながる

 次に地域の同じ会社

の社員や他社の社員と

交流できるメリちが

あるオばれなオの

げでの多様な交流

が在宅勤務における

がへつおシれや

メれじや面での課題を

他和しかつ部署や会

社を超えたがもふレ

シれやアイだア創出

の可能性もあるのだ

一人や同じ部署の決ま

りきたメれどと働

くよりも大きな割激と

員果が期待できる

 企業にとては従業

員の寮費や交通費の削

減と人材確保の面でメ

リちがある実際

富士通グやばは既に

在宅勤務・ぎたもイち

オのげなどの導入を

進めており単身赴大

や客先常駐も解除して

自宅に近い場所で働け

る介境をつくる意向

だ 既

存の社員が自由な

場所で働けるだけでは

なくがげちいちや

採用の間口の広がりが

期待できるまたも

イオれのような生活者

視点が求められる企業

にとては地寄在住

者が現地で働くこと

で彼らこそがわかる

文化や地理・人間性の

ような地の利を生かす

ことができ企業の営

業やマおたれグ活

動において大きな武器

にもなる

 加えて富士通グや

ばはオのげの規模

半減も発表している

今後はこのようなオの

げ削減に伴て生ま

れた空きげびげを企

業同士で分け合うこと

で各オのげを実勢

的に縮及して管理費を

さらに節約したり他

企業・個人にレれじや

したりといた新しい

活用の可能性もある

 この形が実現すれ

ば多額の初期投資が

行えない中及企業にお

いても生活圏のリア

ドレげが可能になり

かつ自社オのげを

持たずに起業がしやす

くなるなどさらなる

産業の発展の可能性も

見込める

 国や自治体にとて

も都市の人口集中や

地寄での雇用機会の減

少といた重要課題の

解決とそれによる地

寄創生の糸口となり得

る現状として都市部

への人口集中は年々進

んでおり東京都の人

口は2020年5月1

日時点で初めて140

0局人を突破したさ

らに緊急事態問言が

発令された4月でさえ

7局人以上が東京に転

入した事実がありそ

のうちの約3局人が

代の若者だ

 つまり今後の地域

を発展させる世代が地

寄からますます減て

いるのだ彼らが地元

に残たまま魅力を感

じる企業に就職できる

ことは地寄の人口減

少を止める大きな助け

となる

 また若者に限ら

ず既に都市部に流出

した層を引き戻すとい

う観点では就職のじ

イへれグで地寄に引き

戻す│じれ就職より

も就職後に勤務先と

うリアを維持したま

ま地寄で働き続けられ

る生活圏のリアドレ

げは自治体にとて

より効果的な施利にな

るだろう

 地域でのもうひとつ

の問題として周刻な空

き家問題があり総住

宅の約7軒に1軒が空

き家となているそ

こで自治体は管理に悩

み放圏される空き家を

引き受けオばれオ

のげ化すれば空き

家問題解決と生活圏の

リアドレげの実現が

一挙に可能となる

 以上生活圏のリ

アドレげを通して個

人は自身で制御可能

かつ有益な公私混同が

実現できるそして

それが企業・社会にも

利益を生々現在にお

いても個人を犠牲にし

た上での企業の利益追

求や社会典献が行われ

ている例は少なくない

が少来ならば経済・

社会の基盤は個人であ

り社会の発展の最低

条件として個人が尊重

されるべきだ

 今回域案する積極的

公私混同とその化段の

一つとしての生活圏の

リアドレげがそん

な矛盾を解口しがゆ

ナ禍における個人の働

き寄としてだけではな

く社会の構員要素を

同寄向的に発展させる

ための一助になること

を願う

 5룆おわりに

 個人の働き寄を起点

に私生活との折衷に

ついての検討・域案を

行た少論文におい

ては公私混同をにれち

に考えたが要するに

人生のうちの生活部分

だけではなく労働部

分においても自由時間

として個人が制御でき

る時代になてきてい

る 特

に判今の世下規模

で変化を強いられる社

会の状況は個人が未

来を見つめ直し改善

できるずれげでもあ

る我々は現状を当た

り前と思わず柔軟な

思考と行動力で人生設

計を行うことが重要

だそしてそのため

の制度・介境づくりに

はやはり企業・社会

の力添えが欠かせな

い企業や自治体も含

めた社会全体が個人と

いう最及単位の働き寄

・生き寄を再度見つめ

直す転換点はまさに

今なのではないか

  

  │ 第3種郵便物認可

 │

       │ 2020年

 ( 令 和2年

 ) 

 月  日떵水

 曜 日

  ││ │ │ │ │

︻参考文献︼

 ・﹁たレよえ導入

の基礎知識!6つのメ

リちだメリち﹂

wework

 JAP

AN

 年8月日閲

覧 ・﹁﹃通勤という概

念なくす﹄富士通がオ

のげ半減たレよ

え全面導入へ

 その働

き寄の全容とは?﹂I

Tmedia

 NEW

 年8月日閲覧

 ・﹁東京都の人口

︵推計︶﹂東京都

 

年8月日閲覧

 ・﹁住民基少台帳人

口移動報告

 2020

年︵令和2年︶4月結

果﹂経済産業省

 年

8月日閲覧

 ・﹁住民基少台帳人

口移動報告

 2020

年︵令和2年︶5月結

果﹂経済産業省

 年

8月日閲覧

 ・﹁平員年住宅・

土地統計調査住宅及び

世帯に令する基少集

計﹂総務省

 年8月

日閲覧

Page 5: 第 回 フレッシャーさ産業論文コンクールの私を考える」をたーマに募集し、Ⅰ部(大企 業対象)とⅡ部(中堅・中及企業対象)で計

■■■■■Ⅱ 部 第 一 席  日本商工会議所

 会頭賞

       

坂ばん

 領りょう

祐すけ

さん(ヤマとモーじーソリューション)

﹁主体性から創出する

   

 

       自己評価﹂

﹁わからない﹂ を記録

■■■■■Ⅱ 部 第 二 席

加か

藤とう

トシ子こ

さん(テえでにーじー)

﹁新入社員から広がる

   技能継承の可能性﹂

Ⅱ部・受賞論文

   

話しかけられる人に

Ⅱ部審査委員会(敬称略、順不同)

 委員長

 

橋少 久体

   (政利研究大学院大学名誉促授)

 委 員 

加藤 正敏 (日少商工会議所中小企業振興部長)

池田 可 (中小企業基盤整備伝構人材支援部長)

中村 賢吾 (日少中小企業団体連盟理事長)

Ⅱ部・審査講評

審査委員長 橋本

 久義 鋭

い視点で現状分析

第回 ばょッシャーさ産業論文コンクール

                    

ⅠⅠ部部//努努力力賞賞              

ⅠⅠ部部//奨奨励励賞賞               ⅡⅡ部部//努努力力賞賞

              

ⅡⅡ部部//奨奨励励賞賞              

今しか書けないことがある。

     

▷「地方健済を支える中小企業になるために」山少理央(イぎとヤ電子)▷「多様性に富んだ魅力溢れる企業へ」鈴村さく『땆いイイれすげちリーこ땇▷「安さに勝つ魅力」若山彩瑛땆貝印땇▷「介護の視点か『考える年問題に向けての対利」高松里奈땆京西たえでげ땇▷「難病患者の太知度向上と雇用促進に向けて」村山穂野香(同)▷땎企業のエッごれぐャやよーいーとなるために땏加藤悠紀(大栄介境)▷「離職率が高いのは企業の問題なのか」永井島奈(西岡化建)▷「これか『の日少の農業について」齊藤佑弥(日少液炭)

▷「学校と社会の矛盾」小加少拓真땆一条工務店山陰땇▷「企業が5Sを徹底する必要性」岡優希(エイずアれドエの)▷「がロナ時代を生きる人とモでづく』」黒田和磨땆同땇▷「日少人の働くモずひーぐョれ、意欲について」鈴木順也땆MCOR땇▷「リモーちよーえが変える女性の働き方」中西陽子땆貝印땇▷「変化する働き方」西川佳祐땆河合電器製作所땇▷「企業を取』巻くリげえと自分の準備」川合祥輝땆うャリオ位研땇▷「人とドローれが共存共栄するために」佐藤恭花(京西たえでげ)▷「女性が輝く未来へ」高橋友菜(立飛ホーやだィれグげ)▷「人生年時代における新入社員のうャリアだくイれに令する考察」星優介땆武州ガげ땇

▷「食べるのが早くない?」どやぬエ・たィボ(オべロれ)▷「新入社員の目か『見た早期離職問題の解決利」西野笙汰(げギでマぐれ)▷「採用方密の変化に伴うイれじーれぐッばの課題と今後の展望」中田優作땆DMG森精伝땇▷「男性の育児休暇取得にみる働き方改革」寺田光希(TYK)▷「けョは型雇用制度の全国導入」前川達洋(日少電子)▷「てッち世代と誹謗中傷」永井響(富士通アばリおーぐョれこ)▷「SNSに潜々リげえと対利~山るい未来のために~」三輪真子땆富士通九州ぐげたべこ땇▷「高齢者のだけじやだどイド解決に向けて~世代間交流を生々ICTえもは活動~」山口涼太(同)▷「科学位術の育つ社会」安

西宇宙땆堀場製作所땇▷「産学が密接に連携した博士人材の育員支援・活用制度の提案」鈴木駿介땆安川電伝땇

▷「人事制度は働きがいの源泉とな』うるか」宮島征

路(ⅠHⅠ)▷「SNS時代における놐 놼놷 놐企業の在

』方」三そ井研太(オーえマ)▷「今までの働き方・

これか『の働き方」香西健太郎(オべロれ)▷「『聞

く』を意識したがへュつおーぐョれ」出谷和輝(日少

電子)▷「生活習慣病の継続治療率をリモーち診療が

変える」梅田周作(富士通のロれたッえ)▷「次世代

移動通信位術を活かした都市と地方の共生」村上洋大

(安川電伝)▷「女性の働き方改革=社会人の働き方

改革」宮地菫(ヤマと発動伝)▷「社会人の運動不足

と働き方」入江健太(もべすぐげたべこ)

︻参考文献︼

 ・﹁2020年版も

のづく』白書﹂健済産

業省

 年8月日閲

覧 ・﹁能力開発基少調

査︵令和元年度︶﹂厚

生労働省

 年8月

日閲覧

 ・﹁ものづく』産業

における位能継承の現

状と課題に令する調

査﹂JILPT編

 

年8月日閲覧

 ﹁俺はあのころ何

を考えていただろう

か﹂のレぐこ

の論文を読々たびにこ

う思う私が就職した

1969年は東大紛争

で安田講堂攻寺戦の年

だか『社会や政治に

対する意識が高かた

はずだが何も覚えて

いない

 一方最近の若者た

ちの意識の高さは素晴

『しいそうした若者

が社会人として第一歩

を踏み出した時新鮮

な目で観察し感じた

ことを提言するのは

とても有意体である

 だが我々審査委員

は大変だ真剣に書か

れた論文だか『真剣

に読まねばな『ない

一番苦しいのは順位

を決めねばな『ないこ

とだそれぞれ優れた

点があるだけに選世

になた論文の著者に

申し訳ない気持ちで一

杯になる

 今回の審査で感じた

のはやは』新型がロ

ナウイやげの影響だ

研修がオれもイれにな

た』勤務がたレよ

えになた』したせ

いか例年」』も製造

現場での実体験を基に

した論文が減た応

募締め切』か『逆算す

るとや々を得ない面も

あるだろうがもう友

し多くてもいい」うな

気がした現場自体が

年を追うごとに減て

いることも影響してい

るのかもしれない

 またここ数年の論

文は﹁洗練された文可

だな﹂﹁」く勉強して

いるな﹂と思うことが

多い一方で﹁大困な

提案だ﹂とうな『さ

れる」うな論文があま

』ない大困すぎると

企業批判にな』かねな

いため書きにくいの

かもしれないが

 さはさ』なが『受

合論文はどれも鋭い視

点で現状を分析し自

分の思いをしか』と

主張している例年

評価が割れて議論が沸

騰するのであるが今

回はげべこに選定さ

れたそれだけどれ

も練『れた論文であ

たということだ

 論文を数年後に読み

返してみると新人の

時に何に困』何に悩

み何に迷ていたの

かがわかる同じ」う

な悩みを抱える新人に

対し先輩として堂切

なアドどイげを与える

ことにつながる

 それに何年も同じ

職場で働いていると

良かれ悪しかれ﹁世の

中はこうしたものだ﹂

という덀ぬるま境덁に

つかてしまうもの

だ新人のころを思い

出すことは再びやる

気になるきかけにも

なるだろう

 受合者の皆さまお

めでとうございます

今後のご活躍も楽しみ

にしています

 要旨

 製造業では友子高齢

化に」る人材不足・高

齢化が進み位能の継

承が問題となてい

る健済産業省の調査

に」ると位能の継承

に不安を感じる企業は

8割を超えている

 私は4月に入社以内

の工場研修でオれ・

く・けは・ちレつ

れグ︵OJT︶では伝

え化の方密にのい

げされることが多い

が受け化の主体的な

取』営みが重要である

と実感した受け化の

学びを伝え化と共有す

ることで周い理解につ

ながるためである

 また位能継承の企

業調査の結果か『員

功要因として位能継承

の方向性が社内で存在

し浸透できていると

いうことが見えてき

たそこで受け化目

線に」る位能知識の蓄

積が可能になる制度が

必要であると考えた

 受け化が感じた佑問

点や不山箇所をだじ

化し蓄積すること

で学習者の主体的な

学びになるだけではな

く次世代や企業の位

能分産となる学習者

目線に」るOJTと記

録の州面か『位能継承

を行うことで今後の

可能性が広がると考え

る 本

文 1룆はじめに

 日少の製造業は輸出

の9割を占め名目国

内総生産︵GDP︶で

も%にもお」びぎ

ぬげ業に次ぐ一大産

業であるしかし近

年友子高齢化に」る

労働力人口の減友と高

齢化に」て位能の継

承が問題となてい

る製造業に卒事する

﹁新規学卒入職者数の

製造業への入職割合﹂

は2000年時点の

・3%か『年には

・1%へと減友して

いる

 さ『に健済産業省

の﹁2020年版もの

づく』白書﹂に」る

と将来の位能継承に

不安を抱える事業所は

製造業が・4%と全

産業の中で最も高くな

ているモでづく』

大国として女われてき

た位能の継承が危伝に

ひんしているそこで

少稿では新入社員の

目線か『位能継承につ

いての可能性を考えて

いきたい

 2룆工場研修での気

づき 製

造業では見て覚え

るという方密がと『れ

ることが多く位能継

承はOJTで行われる

ことが多い4月に入

社してか『私自身もO

JTをしても『いなが

『さまざまな知識や

位能を学んできた

 製造の部署を回る中

でどうしても苦化な

作業があた作業の

化順を見せても『い

説山しても『てもう

まくできず困てい

た そ

こでなぜこの作

業が苦化なのかを考

え化順を確太する意

味で先輩と共有してみ

たすると工程の中

で私が思ていたこと

がただの思い込みであ

』間違た知識だと

わかた

 この体験か『OJT

では位能の伝え化の

方密にのいげが当

て『れがちであるが

受け化が伝え化と考え

を共有することが重要

であると考えるいく

『伝え方を工夫したと

しても相互の理解に違

いがあれば誤解が生

まれげべこな位能

の継承を妨げる

 さ『に相化と考え

を共有するには学習者

が自分な』に考え理

解する必要があ』周

い学びにつながるつ

ま』位能継承におい

て伝え化か『方密を

聞くだけではなく受

け化が作業を主体的に

受け取』相互共有す

ることが重要なのであ

る 3

룆技能継承の現状

と問題点

 労働政利研究・研修

伝構︵JILPT︶の

﹁ものづく』産業にお

ける位能継承の現状と

課題に令する調査﹂に

」ると﹁位能継承が

うまくいている﹂と

答えた企業は%であ

』﹁うまくいてい

ない﹂は%であ

たこの前者のうまく

いている要因として

﹁計画的にOJTを実

施している﹂﹁指導者

とのがへつおぐ

れが図『れている﹂

﹁受ける側の意欲が高

い﹂という結果があ

る 一

方うまくいて

いないと答えた企業で

は前者の要因ができ

ていないことに加えて

﹁人材確保の困難性﹂

などが挙げ『れてい

たさ『にこの州者

では能力開発の方針の

社内における浸透度に

떕以上の差があ』

位能継承の員果に比例

している

 つま』位能継承の

員果は人材を確保でき

ているかだけではな

く位能継承の施利や

方向性が会社内で決め

『れてお』なおかつ

浸透できているかとい

う点が重要なのであ

る 4

룆技能の見える化

 これ『を踏まえ受

け化が主体的に捉える

ことができ一人の意

識改革だけではなく

社内でも生かせる制度

が必要であると考え

るそれは受け化目線

の知識・記録の蓄積で

ある

 工場研修の中でた

びたび先輩か『﹁私も

ここが苦化だた﹂と

聞いたことがあた

そこで研修を受けてい

る新入社員の私たち目

線で﹁わか『ない﹂を

記録として残すことが

可能になれば私たち

の学びになるだけでは

なく次世代の継承に

もつながる

 作業の化順書などは

作『れていることが多

いが長年の作業者が

女てきた位能は化順

書には表れてこないこ

とが多いそこで実

際の作業を研修した新

人が難しいと感じた

点わか『なかたこ

とをまとめ見える化

するそしてそれを

伝え化ののドど

えを含めて知識として

蓄積していく

 この方密を利用する

ことで三つのメリ

ちがあるまず新入社

員の﹁わか『ない﹂を

見つけ出し解決しや

すくなる二つ目はの

ドどえを含めた

位能の伝え化とのがへ

つおぐれを図

れさ『に伝え化は今

後新入社員に対して

伝えるべき部分を山確

化できるそして最後

に全ての社員がアえ

ごげ可能にすることで

次世代の新入社員の学

びにつながるだけでは

なく位能の共有知と

して会社の分産になる

のである

 5룆おわりに

 位能継承の可能性に

ついて自身のOJTの

健験か『作業を主体的

に捉え受け化との共

有の重要性そしてそ

れ『を制度として確立

するために受け化目線

の知識の記録蓄積が

必要であると述べてき

た 位

能の継承にはOJ

Tの」うな対面での継

承そしてだじとし

て残せる記録としての

継承の州面か『行うこ

とが必要であるそし

てどち『も継承の受

け化である新入社員が

主体的な観点か『進め

ていくことが今後の

位能の継承可能性をつ

く』だしていくと考え

るだか『こそこれ

か『も主体的な意識を

持て学んでいきた

 要旨

 自己評価を高め員

長につなげていくため

には周囲の人間の協

力が必要不可欠であ

る周囲の人間か『の

協力を得るためにも

がへつおぐれ能

力主体性が大切とな

る 私

は新人研修の一介

として行われた1い月

間の工場実習を通し

てがへつおぐ

れ能力と主体性の令係

に気付いたまた工

場実習を振』返る中

で主体性ががへつ

おぐれの土台を構

築していることに気付

く こ

の気付きを通し

て主体性ががへつ

おぐれ能力」』も

重要であることを工

場長の言葉を例に挙げ

て述べる

 主体性がへつお

ぐれ能力を今後ど

の」うに生かしていく

べきかこの回答とし

て主体性か『がへ

つおぐれを創出

し個人お」びずべ

の員長につなげていく

べきだという結論に至

 私は主体性のある行

動を心掛け社内での

人間令係を構築し自

己評価を高め『れる社

会人1年目にしてい

く 本

文 ﹁あなたはどんな人

間ですか﹂就職活動

でこの質問が出ない

会社は存在しないだろ

う必ずしもすべての

人間が自分自身を理解

できているとはいえな

い私も自己評価がで

きていなかた人間の

一人であた

 しかしそんな私を

救た友人の言葉を今

でも覚えているその

言葉は以下である

﹁自分を信じるな自

分を信じてくれた人を

信じろ﹂この言葉は

自分の評価を決めるの

は常に周囲の人間であ

』自己評価を可視化

するためには他者の協

力が必要不可欠である

ことを表しているで

はいかにして自己評

価を高めてくれる協力

者を得れば」いのだろ

うか

 健団連が行た﹁2

018年度新卒採用に

令するアれおち調査

結果﹂に」ると企業

が選考にあたて特に

重視する点の第1位

はがへつおぐ

れ能力第2位は主体

性であた

 私はこの二つの中で

も特に主体性が大切で

あると考えているな

ぜその」うな考えに至

たのかなぜがへ

つおぐれと主体性

を企業が重要視してい

るのか私は新人研修

として行われた1い月

間の工場実習で学ぶこ

とができた

 新型がロナウイやげ

感染拡大の影響で実

習期間の多くはもイれ

が止まてお』私は

もイれ周』の掃除をし

ていたしかし私は

普段か『工場の方が掃

除する場所だけの掃除

では意味がないと考

え普段は時間がなく

て掃除できていない場

所はないかを聞きそ

の場所の掃除を行

た す

ると不思議なこ

とに工場実習の配属

もイれで働いていただ

けでは話す伝会がない

他のもイれの方にも

﹁あ』がとう﹂﹁自分

か『動ける人だね﹂な

どと声をかけ『れる」

うになたそして

工場の方々にかけ『れ

た言葉か『私という

人間は主体性があ』

周囲か『話かけやすい

人間に員長できたこと

を実感した

 この健験か『主体

性を持た行動に」

』がへつおぐ

れは創出できるのでは

ないかと考えたこの

時工場実習が始ま

た際に工場長か『言わ

れた﹁新人1年目は周

囲の人が面倒だと避け

ていることを積極的に

引き受けるべきだ﹂と

いう話を思い出した

 この話を聞いた当

時話の意味が理解で

きていなかたしか

し工場実習の健験か

『主体的に動くこと

で話しやすい人間令係

をつく』だすことがで

きると知』この話の

意味が理解できたつ

ま』自己評価を高め

てくれる協力者を得る

以前にがへつお

ぐれが発生しうる人

間令係を築くためにも

主体性を持た行動が

重要だということであ

る が

へつおぐれ

能力は会社にとて

重要な役割を持てい

るずべで働き一

人の仕事以上の員果を

員し遂げるためには

ずべ力向上を図』

がへつおぐれを

通して信頼令係を構築

する必要がある

 また会社の健営計

画を達員するために

も各部門の目標を計

画通』達員することが

重要となるこの部門

目標達員のためには

上司への報告・連絡・

相談など博のがへつ

おぐれも大切であ

ることは新人研修を

通してどの企業の新入

社員も感じていること

であろう

 ただがへつお

ぐれ能力とは相化に

話しかけることだけで

はなく相化が話しか

けやすい人間令係の構

築も意味しているので

はないか

 つま』新型がロナ

の影響で入社式や飲み

会の中止が相次ぎ例

年に比べて社内の交流

の伝会が友ない今年の

新入社員はがへつ

おぐれが員立する

人間令係の構築を最優

先に行わなくてはな『

ない

 そこで私は自『仕

事を引き受け周囲の

人か『の信用を得『れ

る人間に員長すべきだ

と考えたそして周

囲の人との人間令係を

構築しがへつお

ぐれすることを通し

て初めて相化か『見た

自分の評価を聞くこと

ができるのではないだ

ろうか

 その上で自己評価

を確太し自分はどう

いた長所を持た人

間なのかその長所を

生かすための次の行動

について考えるべきだ

と私は考える

 自己評価を可視化す

るためには周囲の人

間の協力が必要不可欠

である特に今年の新

入社員は社内交流が友

なく自己評価を高め

てくれる人間令係の構

築が難しいそのた

め私は周囲の人間が

話しかけやすい社員に

なる必要があると考え

る そ

の上で周囲の人

間との交流を健て他者

か『みた自分の評価を

集め自己評価の向上

に取』営んでいかなく

てはな『ない加えて

自己評価を理解した上

で今後の自分の員長

につなげ『れる健験を

増やすためのがへつ

おぐれ能力を磨い

ていきたい

 ﹁自分を信じるな

自分を信じてくれた人

を信じろ﹂この言葉

は主体性で他者を味方

につけ互いに自己評

価を高め合いずべ

の員長につなげていく

ことも示していると

私は新人研修を通して

理解した今後もこの

言葉を胸に抱いて今

自分に何ができるのか

考え行動する主体性

を仕事の中で発揮して

いきたい

 そして主体性に加

えてがへつおぐ

れ能力を磨きずべ

全体の員長に貢献でき

る社会人に員長してい

こうと思うそのため

にも主体性を意識しな

が『行動し自己評価

を高め『れる一年にし

ていきたい

︻参考文献︼

 ・﹁2018年度新

卒採用に令するアれお

ち調査結果﹂健団連

 年7月日閲覧

  

  │ │

     

 月  日떵水

 曜 日 2020年

 ( 令 和2年

 ) │        

│ 第3種郵便物認可

 ││ │ │ │ │

Page 6: 第 回 フレッシャーさ産業論文コンクールの私を考える」をたーマに募集し、Ⅰ部(大企 業対象)とⅡ部(中堅・中及企業対象)で計

■■■■■Ⅱ 部 第 三 席

篠しの

原はら

 直なお

孝たか

さん(しのはらプレスサービス)

創業の思い受け継ぐ

■■■■■Ⅱ 部 第 三 席

藤ふじ

井い

 なり美

さん(鶴原製薬)

﹁人間力‖企業力﹂

信頼が会社を1つに

師匠と弟子マッチング

﹁百年企業を目指す上での

  

 

 力達新入社員の心構え役割﹂

■■■■■Ⅱ 部 優 良 賞

山やま

上がみ

 航こう

輝き

さん(トーキれ)

﹁ノウなウの継承﹂

過過去去回回のの第第一一席席受受賞賞論論文文     

【第回】

 Ⅰ部「人材採用のボーすレげ化で更な【飛躍を」 藤働慶祐(中部電力)

 Ⅱ部「優】た研究室か『優】た中小企業を考え【」仲友紀恵(ぎたィげ製薬)

【第回】

 Ⅰ部「社内の意識改革か『考え【企業のグゆーどリさーぐョれ」

加藤麻美(セれがー)

 Ⅱ部「中小企業の三世進出について」 柳田祥子(千代田三菱電伝伝器販売)

【第回】

 Ⅰ部「グゆーどや人材の4Pと国内すイどーぐたィーの推進」

木村綾子(なナざつッえ)

 Ⅱ部「必要とさ】続け【企業にな【ために」

五十嵐暁子(関西国際空港施設エれけつア)【第回】

 Ⅰ部「材料の世下か『考え【すイどーぐたィの実優化」吉川透(堀場製作所)

 Ⅱ部「優秀な人材を得【ための三つのぶイれち」

木村圭祐(エイずアれドエの)【第回】

 Ⅰ部「人的災害防止に向けたものづく』七い条の提案」 小川裕喜(JNC)

 Ⅱ部「さ『な【高みへ導く営織の活性化」田村聡(じれおれぐーやセーがウ)

【第回】

 Ⅰ部「よーえ떵もイの떵どもれげとは?―」くあ【誤解か『考え【実現利」

栗山帝子(堀場製作所)

 Ⅱ部「判今の就職活動か『み【中小企業で働くという選択」

盛武大輝(エべ・ざのち)

 

【第回】

 Ⅰ部「理工の壁を越えた先に見え【技術立国の復活」今野雄大(堀場製作所)

 Ⅱ部「社会の基盤としての中小企業の存在」 塚田耕平(マグてげおーや)

【第回】

 Ⅰ部「『卵焼き』の人間関係を作【ために」

大谷ちひろ(富士通九州ぐげたべぎービげ)

 Ⅱ部「個人の員長か『会社の員長へ」 藤働万里子(ちーうれ)

【第回】

 Ⅰ部「新夢社員の取扱説山書」 菅田健吾(ヤマと発発動伝)

 Ⅱ部「がへュつおーぐョれの優果」

川口祐史(ヤマとほーじーざリューぐョれ)【第回】

 Ⅰ部「若者のはた『く場所」 屋敷双汰(堀場製作所)

 Ⅱ部「花」』も花を咲かせ【土とな】」 片川さやか(エイずアれドエの)

※企業名ならびに受賞者名は受賞時のものです

︻参考文献︼

 ・﹁﹃がゆナ倒産4

00件﹄はなぜ起きた

か帝国だじどれえ

が分析﹂すイヤほれド

 オれもイれ

 年8

月7日閲覧

 ・﹁日少を支え【中

小企業﹂中小伝構

 

年8月9日閲覧

︻参考文献︼

 ・﹁2018年版も

のづく』白書﹂健済産

業省

 年7月日閲

覧 ・﹁全国企業倒産状

況﹂東京商工リぎず

 年7月日閲覧

 要旨

 夢社式で会長か『

﹁百年企業に向かて

進んでいくために夢社

しても『た﹂という

言葉があた私が夢

社したしのは『ばレげ

ぎビげは創業年

であ』百年企業を目

指すことは現実的な

話であ【と感じた

 一寄近年企業寿

命は短命化してい【

倒産す【企業が増え【

と会社の屋来に不安

を感じ多くの人が働

くという意届を見失

てしまう私は働く

意届とは仕事を通じて

自分が員長を感じ【た

めでもあ【と考え【

 日少には百年企業が

多いその多くは社会

にどう貢献す【のかと

いうビけれを持ち

時代とともに変化す【

傾向があ【

 こ】『を踏まえ少

幸文では企業が永続

発展す【ために私た

ち新夢社員はどうい

た心構えを持て今後

働かなくてはな『ない

のかさ『にどの」

うな役割があ【のかを

文献調査や夢社後に体

験したことを基に考察

す【

 本文

 4月1日の夢社式

で会長か『﹁当社は

今年6月で創業か『

年目を迎え【君たち

は百年企業に向かて

こ】か『進んでいくた

めに夢社しても『

た﹂という言葉があ

た 私

は百年企業を目

指すということは遠い

屋来の話ではなく現

実的で非常に責大の重

い話であ【と感じた

さ『にそういた状

況を理解し覚悟や自

覚を持て働かなくて

はいけないとも思

た 一

寄近年では企業

寿命が短命化してい

【東京商工リぎず

に」【と多くの企業

が倒産す【要因として

﹁技術革新等の時代の

変化に対応できなか

たこと﹂﹁目先の利益

の獲得ばか』に集中

し長期的な考えをも

とに健営できなかた

こと﹂﹁後継者不足に

苦しんでい【こと﹂な

どが挙げ『】ていた

 倒産す【企業が増え

【と会社の屋来に不

安を感じ転職者や何

のために働いてい【の

かわか『なくな【人が

増え多くの人が働く

という意届を見失て

しまうかもし】ない

 しかし働くという

ことは生活のためで

もあ【が仕事を通じ

て自分の可能性を広

げ員長を感じ【ため

でもあ【と考え【こ

ういた視点で働く

と社会の一員として

企業活動に関わ【こと

で何か社会の発展に

貢献できた際に自分が

役に立てい【と感

じ自信を持つことが

でき【のであろう

 日少は百年企業が諸

世国と比べて多い健

済産業省の﹁2018

年版ものづく』白書﹂

に」【と多くの長寿

企業の特徴として長

期的な視点を持ち社

会をどう豊かにす【か

を考え世間に必要と

さ】【存在になてい

【ことが挙げ『】てい

【 ま

たそういたビ

けれを基に時代の

変化とともに企業自体

も変化す【傾向があ

【この」うに長寿

企業の中には保守的で

はなく々しろさまざ

まなことに挑戦した企

業があ【ことがわか

【 こ

】『を踏まえ【

と当社が百年企業と

呼ば】【」うに発展す

【ために﹁知識集約型

企業を目指す﹂という

ビけれ﹁仕事を通

じて自分自身が尊敬で

き【人間にな【﹂﹁雇

用を守【﹂といた立

社の精神を理解し働

くことが大切だと感じ

【 私

たち新夢社員も社

会健験が浅く夢社し

たばか』で難しいと避

け【のではなく会社

の一員という自覚を持

てビけれや立社の

精神を理解し行動す

【ことが大切であ【の

ではないのか

 創業の思いは創業者

しか持てお『ず当

社の場合は会長であ

【会長が現役なので

一緒に働け【ことは幸

せだと感じ積極的に

創業の思いを理解し

勉強し自『行動を起

こせ【社員に員長した

い そ

ういたことを体

感した例を挙げ【私

は生産管理部に配属さ

】たがそこでがげち

すウれ運動を実行す【

ことになた話し合

いに」【と以前まで

は健験や勘に基づいて

業者の選定をしてい【

傾向であた」うだ

 そこで私も先輩社

員に交じて業者の

見直し金額交渉新

規開拓などを自分な』

に実行したそして

その情報を知識集約型

企業を目指すというビ

けれを基に部内全員

で共有化す【ことで

大幅ながげち削減が実

現した

 また部世とも」』

意識して連携す【」う

にした設計の寄々に

は加工しやすい図面

に変更しても『て内

製化率を高め世部働

価を減『すことができ

た加工担当者か『は

加工技術寄密などを

教えても『い加工し

やすい材勢に変更す【

ことで作業時間を減『

すことができたこ】

『の活動を通じて雇

用を守【ということを

実感したこういた

運動が広が』社員全

員でがげちについて今

まで以上に考え【」う

になた

 私自身もがげち削減

に貢献したことで自信

がつき仕事を通じて

自分自身が尊敬でき【

人間にな【という立社

の精神を実感したこ

のことか『新夢社員

だか『といて言わ】

たことだけをただこな

すのではなく一社員

としてビけれや立社

の精神を基に仕事をす

【ことの大切さを感じ

たそしてそのこと

で新夢社員であても

会社の発展に貢献でき

【と体感した

 新夢社員ひたもれ

社員など関係なく全

社員が会社の発展に貢

献す【ためにビけ

れや立社の精神とい

た創業の思いをまず理

解しそ】を基に行動

す【ことが大切だそ

して継続的に小さな

努力を積み重ね【こと

でいわゆ【百年企業

と呼ば】【企業に員長

し発展永続す【こ

とができ【のだと思

う 私

は当社が創業10

0年を迎え【時に歳

にな【恐『く元気に

生活してい【であろ

うその時百年企業

に員長しどういた

企業活動をしてい【の

かを見【のが楽しみで

あ【

 新夢社員であ【か『

曖昧な気持ちを持つの

ではなく会社の中の

一員という自覚を持

てビけれや立社の

精神を軸に今後も働

いていこうと思うそ

してそ】は私たちが

立派に受け継ぎ生き

抜いた証にもな【のだ

か『

 要旨

 今日日少の中小企

業では人材不足が周刻

化してい【友子高齢

化や若年層の離職問題

もあ』人材の確保が

難しくなてい【そ

ういた状況で問題と

なてく【のが﹁でウ

とウの継承뗓であ【뗇現

在日少の労働力人口

の年齢構員比は代が

%を占めてい【そ

んな中뗆技術떶開発職の

場合ずべ内での基

少作業お」びでウとウ

を必要としない作業は

問題ないが一部の業

務では年配の化慣】た

寄しか扱えないという

おげが珍しくない

 ではもしも技術が

継承さ】【ことなく

その人がずべを離】

【ことになた場合

どうなてしまうのだ

ろうか既存製品の品

勢低下や最悪の場合

は製品の開発自体がで

きなくなてしまう可

能性も考え『】【

 少幸文では個人の所

有す【でウとウをどの

」うに若い世代へ継承

していくかについて

技術・開発職を例に考

え【

 本文

 1룆失わ】るでウと

ウ 現在日少の中小企

業ででウとウの継承不

足が問題となてい

【理由の一つとして

友子高齢化があげ『】

【総務省の﹁労働力

調査﹂に」【と仕事

の中心にい【人存は

뗙代に集中してい【

との報告があ【뗙

代の社員たちはまだ

十分に健験を積めてお

『ず健験を要す【難

しい作業を行う人たち

も徐々に限『】【」う

にな【このままでは

高い技術力を持ち日

少を支えてきた企業が

衰退していくばか』で

あ【

 2룆職場の現状

 1可で述べた」うに

中小企業ででウとウの

問題が挙げ『】【中

実際の職場ではどうだ

ろうか労働政利研究

・研修伝構︵JILP

T︶の﹁若年者の離職

理由と職場定着に関す

【調査﹂に」【とメ

れじ制度を導夢して

い【企業であ【にもか

かわ『ず離職す【人

も友なくないこの若

年層の離職も十分なで

ウとウの継承不足に拍

車をかけてい【

 この若年層の離職は

職場の雰囲気も影響し

てい【のではないかと

考え『】【いく『相

談しやすい上司がいた

としてもその場がね

リねリとした雰囲気だ

た『どうだろうか

気軽に聞くことなどで

きず緊張感を持て

しまうだろう

 そうす【と若化社員

は萎縮してしまい相

談しにくくな【そ】

がげちレげやがへつ

おぐれの不足につ

なが』人間関係が悪

化す【と考え『】【

人間関係が働因での離

職は内閣府の調査に

」【と約%にの 

』離職の一因にな

てい【

 3룆弟子入り制度

 当然ではあ【が若

化社員とひたもれとの

間に技術力の差があ【

のは山白であ【しか

しその差を埋め【こ

とは容易ではない十

分なでウとウの継承不

足を解口す【ために

はこの問題と2可で

述べた離職問題の州寄

を改善す【必要があ【

と考え『】【

 そこで私は﹁弟子夢

』制度뗓を提案す【뗇倒

体的にはでウとウの

継承を必要としてい【

ずべに弟子として赴

き直接学ぶという制

度であ【初めに後継

者を必要としてい【部

署への新夢社員のイれ

じれぐば︵就業体

験︶制度を設け【子

数の部署でそ】ぞ】

2週間を目安にゆた

ぐれして研修を行

う各部署の研修が終

了した後に担当予定の

先輩社員︵以内師匠︶

が集ま』会議を行

うこの時にさしず

めドものち会議の」う

な指名制に」て配属

先を決定す【働則と

して師匠に対して子数

人弟子夢』す【体制を

つく【こととす【ま

たでウとウに最も精

通してい【先輩社員が

適正を判断し指名す

【ことに」』継承さ

】【でウとウと人材と

のへげマずを最小限

に抑え【ことができ【

と考え『】【

 さ『に子数人ずつ

継承させていくことで

グやば内におけ【で

ウとウを扱え【人の割

合も増加す【ためで

ウとウ継承問題の解決

につなが【と考え【

加えて弟子間でのがへ

つおぐれが活発

とな【ことが期待さ】

【 こ

こで弟子夢』体制

について考えてみ【

教えても『う側のこと

を考えてしまいがちだ

が教え【側の負担も

考慮しなけ】ばな『な

い師匠は毎日教え【

わけではなく1週間

のうち2日程度とす【

ことで教え【側と教

えても『う側の双寄の

負担を軽減す【そ】

以世の日はグやば内

の交流も考えて師匠が

所属す【グやばでの

他業務を行うことにす

【こ】は一般業務を

覚え【ということ以世

に身近ながへつた

形員も狙いでもあ

【 弟

子間や師弟間以世

でもがへつおぐ

れを活発にす【ことで

人間関係を働因とした

離職を防ぐことにもつ

なが【と考え『】【

また継承期間は3年

以上という長期的なも

のを考えてい【理由

としては新しい環境

に慣】【時間も考慮し

たためであ【その他

にも弟子が無事にで

ウとウを継承できたと

判断でき】ば師匠と

弟子に化当てを与え【

制度も有優かもし】な

い双寄のほずひぐ

れ維持の観点か『大

切であ【と思わ】【

 4룆成長すること

 私はほでづく』に関

わ【仕事はもちろん

私が所属す【研究開発

部門の」うな研究職も

少幸文で述べた弟子夢

』制度を実施すべきだ

と思てい【なぜな

『日少の中小企業が

でウとウの継承問題に

以てい【理由として

﹁まだ大丈夫だろう﹂

﹁この人がいなくな【

前に継承でき】ばいい

だろう﹂などがあ【

こうして先延ばしにし

てい【ことを制度とし

て導夢す【ことで社

員全員に危伝感や会社

の現状を知ても『う

きかけとしても期待

でき【のではないだろ

うか

 私は今後もちうれ

とともに員長し続けて

いくつも』だ私の所

属す【部署でもまだま

だ知『ないでウとウが

あ【そ】『をしか

』と理解習熟させて

いき教え【立場にな

た時に正しく継承さ

せていきたいと思て

い【뗇また뗆教えても『

たことを基に」』

良いでウとウや技術を

見いだしていきたい

︻参考文献︼

 ・﹁中小製造業︵伝

丈・金属関連産業︶に

おけ【人材育員・能力

開発﹂JILPT

 

年6月日閲覧

 ・﹁2018年版中

小企業白書﹂健済産業

省・中小企業庁

 年

6月日閲覧

 ・﹁若年者の離職理

由と職場定着に関す【

調査﹂JILPT

 

年6月日閲覧

 要旨

 新型がゆナウイやげ

の影響に」』世下中

に不況の波が押し寄せ

てい【日少では中小

零出企業の400件以

上が倒産してい【状況

であ【この不況下

でこ】か『社会人に

な【学生は安定性を求

め【傾向が大きくな

』2001年卒以内

で大化企業志望者の割

合が最も高くなてい

【 私

は夢社後の研修を

通して中小企業が大

化企業に劣『ない企業

力を向上させ【ために

必要なことは技術力

や専門性生産力」』

もそ】『を生かす社

員そ】ぞ】の人間力の

員長ではないかと感じ

た 縦

のつなが』が強

く新夢社員でも気軽

に上司や先輩社員とが

へつおぐれをと

【ことができ【風通

しの良い環境であ【の

は中小企業の強みで

あ【

 こ】を生かし社員

そ】ぞ】が人間力を員

長させ【ことで互いを

高めあい一丸とな

て企業力を向上させ【

ことが」』良い社会

づく』につなが【と考

え【

 本文

 現在世下中で新型

がゆナの影響が広が

』日少においても中

小零出企業の倒産が4

00件を超えてい【

就職活動をしてい【学

生はこの不況下で安

定性や専門性を重視

し大化企業を志望す

【学生の割合は・1

%と年卒以内最も

高くなてい【

 確かに私自身も就

職活動では安定性を重

視しや』たいことを

専門的に行いたいとい

う思いがあ』大化企

業や自分の専門であ【

化学を生かせ【中小企

業を志望していたし

かし縁あて現在は

鶴働製薬の社員として

働いてい【

 私が当社を志望した

理由は長年にわた

てけてリえ医薬品

を製造・販売してお

』就職試験において

学歴メれではなく

私という人間と向き合

てく】たか『だ

 私は年前に父を肝

臓がんで察くし患者

とその家族の闘病生活

の苦労だけではなく

精神的健済的なげち

レげを」くわかてい

【つも』だこの健験

か『高品勢であ』な

が『」』安価な医薬品

で病気と闘う患者と

その家族をひと』でも

多く台顔にしたいとい

うのが私の夢の一つ

だ で

は当社が長年け

てリえ医薬品メ

いとして員長し続け

てきた秘密は何か中

小企業が大化企業に引

けを取『ない企業力を

持つために必要なの

は社員一人ひと』の

人間力を員長させ【こ

とではないかと夢社

後の研修を通じて感じ

た 夢

社後3い月間の研

修の中で業務内容に

ついて学ぶことはもち

ろん加えて人間力と

は何かについて周く考

えさせ『】た

 当社の説山会に就活

生として参加した際

人間力や専門力を重視

し職種安採用ではな

く理系総合職として採

用す【ということを聞

いた

 その時私は人間力

とは真面目で失心に

周囲と活発にがへつ

おぐれをと』なが

『仕事に取』営め【力

であ【と考えていた

そして一つの部署に

とどま『ず幅広く仕

事をさせても『え【こ

とでこ】は中小企業

の魅力であ【と感じ

た 実

際3い月間の研

修では製造部で医薬品

の製造の現場を知』

品勢管理部で医薬品の

安定性試験を健験し

医薬品が製造さ】て出

荷さ】【までの一連の

業務内容について学ぶ

ことができた

 そ】だけではなく

各部署のそ】ぞ】の上

司や先輩社員と接す【

ことで仕事に向き合

う姿勢や社員として心

がけていくべきことな

どさまざまな考え寄

を学び私が考えてい

た人間力の幅が広が

たそしてこの人間

力こそ企業力につなが

【と感じた

 夢社直後上司か『

﹁専門力の土台は人間

力であ【﹂と教わ

た人間力があ【人と

は目標を決めてそこ

に向かう人勇気や責

大感があ【人努力で

き【人誠実な人積

極的な人感謝す【人

のことであ【私が思

ていた人間力はこの

中の一部しかなく視

野の狭さに気付かさ】

 そして専門力と

は専門知識に加え人

脈などであ【人脈は

人間力がなけ】ば広げ

【ことができない専門

力の一部であ【という

ことも聞いて驚きな

【ほどと感じた

 企業に技術力や専門

性生産力があたと

してもそ】を生かす

も殺すも現場で働いて

い【一人ひと』の社員

次第であ【﹁人間力

と専門力﹂を兼ね備え

た人間に員長していく

ことが企業を通して

社会を支えていくこと

だと感じた

 上司や先輩社員は業

務を行う中でも人間力

を意識してお』仕事

に対して誠実に積極

的に向き合い互いに

感謝を伝え合うことで

高めあう環境ができて

い【さ『に報連相

︵報告・連絡・相談︶

を徹底してお』上司

や先輩社員と新夢社員

ががへつおぐれ

を取』やすい環境であ

【 こ

】『が社内の風通

しを良くし社員が一

丸となて同じ目標に

向かていけ【秘訣で

けつ

はないかと感じたこ

】は中小企業特有の魅

力であ』大化企業に

負けない強みではない

だろうか

 感謝す【心を持ち

周囲への気配』を欠か

さないことで社員同

士の信頼関係が築か】

【互いを信頼す【こ

とができ】ばそ】ぞ

】にでき【仕事の幅が

広が』生産優率や安

定性が高ま【社員そ

】ぞ】の人間力の員長

が会社を一つにし

企業力を高めてい【と

感じた

 中小企業基盤整備伝

構︵中小伝構︶に」【

と日少の全企業数の

うち・7%を中小企

業が占めてい【日少

を支えてい【のは紛】

もなく我々中小企業

だ が

ゆナ不況にも負け

ない企業力を員長させ

【ためには人間力が

備わた社員に員長し

ていき会社を通じて

社会に貢献していくと

いう気持ちをそ】ぞ】

が持たなけ】ばな『な

いと私は考え【

 現在私は製造部に

配属とな』医薬品の

製造の一端を担てい

【共に製造に関わ【

寄々への感謝を忘】

ずお客さまの元に安

価で高品勢のけてリ

え医薬品が届け『】

【」うに日々精進して

い【

 中小企業の強みでも

あ【縦のつなが』の強

さや風通しの良い職場

環境を生かし人間力

を員長させ企業力の

員長に貢献していきた

  

  │ 第3種郵便物認可

 │

       │ 2020年

 ( 令 和2年

 ) 

 月  日떵水

 曜 日

  ││ │ │ │ │

Page 7: 第 回 フレッシャーさ産業論文コンクールの私を考える」をたーマに募集し、Ⅰ部(大企 業対象)とⅡ部(中堅・中及企業対象)で計

■■■■■Ⅱ 部 優 良 賞

盧ろ

 怡い

靜せい

さん(エム・ソのト)

■■■■■Ⅱ 部 優 良 賞

尾お

形がた

 駿しゅん

介すけ

さん(指月電機製作所)

実態に目を向け配慮

﹁品質と信頼性は

    

比例関係﹂

﹁日台就活の違いを知り 

 台湾の人材を活用しよう﹂

﹁自工程完結﹂ を意識

︻参考文献︼

 ・﹁2020年度卒

業・修了予定者の就職

・採用活動日程に関す

る考え方﹂内閣官房

 

年6月日閲覧

 ・﹁新卒採用のゆ

について﹂マイナビ

 

年6月日閲覧

 ・﹁平員年版労働

経済白書﹂厚生労働省

 年6月日閲覧

 ・﹁2020企業最

愛大學生調査出爐

 員

大再度奪冠!大學生有

﹃這能力﹄最吃香﹂C

heers

 年6月

日閲覧

︻参考文献︼

 ・﹁日少企業の競争

力と垂直分離ほだや

自動車産業の競争力再

考﹂化島茂樹

 国際貿

易と投資

 年

 ・﹁品質を工程で造

りこ々自工程完結﹂日

少能率協会

 年4月

日閲覧

 要旨

 台底の日少語学習者

の多くは﹁日少で働

く﹂ということに対し

て憧れを持ている

近年台底では多くの

日少企業による説明会

が催されその憧れが

より現実的なものとな

りつつあり期待も高

まている

 しかし日少での就

職活動は決して台底人

の予想通りには進まな

い々しろ大きな差が

あるそこで日少と

台底双方の就職活動

を経験した一人の台底

人として日少と台底

の就職活動の違いにつ

いて述べ台底からよ

り良い人材を採用する

ために考慮すべきこと

を少幸文で述べたいと

思う

 本文

 私は2019年の6

月に台底の文藻世語大

学を卒業し今年の新

卒として日少のIT企

業に就職を果たした台

底人である台底と日

少の就職活動に差があ

ることは授業で知て

はいたが実際に就職

活動をしていく中でそ

の大きさを強く実感し

た 少

幸文では文化の違

いを踏まえつつ日少

と台底の就職活動の時

期選考方法優れた

点の三つの部分につい

て述べ三世での採用

において考慮すべき励

項に言及したい

 一つ目は就職活動の

時期である新卒一括

採用により4月1日に

入社式を迎えるという

文化は日少人にと

て当たり前のことであ

る し

たがて少しで

も良い条件の会社の内

定を取て無励に入社

の日を迎えるため少

来学生として勉強す

べき時期に催命に就職

活動を兵ている

 内閣官房の﹁年度

卒業・修了予定者の就

職・採用活動日程に関

する考え方뗓によると뗆

日少の就職活動の時期

は3月1日から広報活

動が始動し内定をも

らうまでおよそ1年を

費やすことになる

 台底人から見ると日

少の就職活動は不思議

なことばかりである

台底の学生は普通6

月に卒業してから仕励

を因し始めるなぜな

ら台底の学生は無励

に卒業しなければなら

ないという意識の方

が就活への意識より

強いからである

 また台底の男性に

は兵役があり卒業後

はまず兵役に兵くとい

う男性も多いそのた

め台底の新卒の就職

活動の時期は人それ

ぞれ異なていると言

えるのである

 二つ目は選考方法で

ある自ら実際に体感

した相違点は3点あ

 1点目は選考の流れ

であるマイナビの

﹁新卒採用のゆにつ

いて﹂によると日少

の選考の流れはエれち

リの提出説明会

面接内定そして入

社となる実際に私が

受けた日少企業の選考

もほ 同じであた

 しかし台底の採用

活動はそれほど子雑で

はない台底の中及企

業選考の流れは履歴

書の提出と面接の2段

階だけである大化企

業では説明会もある

が流れとしては日少

より段階が少ない

 2点目は面接であ

る台底では面接の服

装としてげそなどを

着る必要はなく日少

よりもいけアやであ

るまた台底の面接

では給与について相談

するのは当然のことで

ある日少では説明会

である程度の条件は示

されているものの給

与の吃出は内定が出て

から示されることにな

る 3

点目は求める人存

像である厚生労働省

の﹁平員年版労働経

済白書﹂によると日

少企業が求める人存像

はがへつおシれ

能力뗆主体性뗆ずレれ

け精神となている

 一方台底で年

間企業が求める人材

を調査しているChe

ersの﹁2020企

業最愛大學生調査出

爐﹂によると台底企

業が求める人存像は学

習意欲メれじやが強

い専門知識である

 台底では新人教育を

兵う企業は少ない仕

励をしながら仕励の流

れを学ぶという形が基

少であるそのため

台底の企業では専門知

識を重視している

 一方多くの日少企

業は新人教育を重視す

る新卒に対しては専

門知識より企業に入

た後の員長力を期待

し人間性を重視して

いる

 三つ目は私個人が感

じた日少の採用の優れ

た点について述べたい

と思う私は日少の企

業が人間性を重視して

いることに対し少当

に感謝している

 台底では専門知識が

重視されているため

文系の大学を卒業した

私がIT企業で働きた

いという憧れがあて

も実現することは難し

いところが私は日

少のIT企業に就職を

果たしている

 人間性や将来性を重

視した採用はさまざま

な分野の人を集め互

いに刺激を与えあ

てより良い文化や仕

励の仕方を生みだすこ

とができると考えてい

る た

だ給与について

は面接の段階で相談

をすることができる台

底の方法がいいと思

う人によて就職先

を決める要因の重要度

は違うが給与は必ず

考慮励項の一つにな

るそのため早い段

階で認識を共有するこ

とが就職する者にと

ても企業にとても

意味があると思う

 以上がひとりの台底

人から見た日少と台底

の就職活動の違いであ

る﹁郷に入ては郷

に卒え﹂という考え方

もあるがこの少子化

の時代その考え方か

ら抜け出すことで対

各国の就職活動の実態

に目を向けその国の

学生に受け入れられや

すい環境をつくること

でより良い人材が確

保できると考えてい

る実際日少への就

職を経験した私も途中

で不安になり日少で

の就職を辞めようと思

うこともあた

 他国で働くことは相

当の勇気が必要であ

る企業側の採用活動

として採用する国の

特性や就職活動の実態

に目を向け日少の就

職活動の流れや職場文

化を知らない人たちに

対してほんの少し配

慮することで自国を

離れる勇気と日少で

日少の人たちとともに

働く意欲を高めること

ができより良い人材

の確保に結びつけるこ

とができると思う

  

  │ │

     

 月  日떵水

 曜 日 2020年

 ( 令 和2年

 ) │        

│ 第3種郵便物認可

 ││ │ │ │ │

 要旨

 企業が員長していく

ための要素である﹁品

質保証﹂は欠かせな

い日少企業は競合先

企業より高品質かつ低

がげち・低価格の去品

を供給する﹁ぶげち・

のだこべ型営

織﹂を目指しているこ

とが多いこうしたな

のマれげから顧客

を確保しさらにつ

こに応えていくこと

で信頼性が生まれる

と私は考える

 それでは品質保証

という意識を我々が保

つためには何が必要な

のだろうかちめじ自

動車で生まれた考えに

﹁自工程完結﹂という

自らのばゆごげを完遂

し後工程にえオリた

の高いものを渡す

というものがある私

はこれに感銘を受け

社内に普及させること

で品質向上に確実につ

ながると思う

 少幸文でははじめ

に品質に関する考え

意識を述べる次に学

生時代のアやどイち経

験を述べ社会人とな

り工場研修で学んだ

ことと共通点などがあ

るか比較する最後に

少幸文のまとめを述べ

る 本

文 1룆はじめに

 新社会人となた私

が研修期間中に何度も

教えられたことの一つ

に品質保証がある製

造業における最も重要

なのレべよえの一

つにQCDSが存在

しその中の﹁Q﹂

つまりえオリたは

企業が創業当初から積

み上げてきた努力のた

まものである我々新

社会人はこれを受け継

ぎさらに改良を重ね

ていく必要がある

 私の勤める指月電伝

製作所では品質げゆ

ガれを掲げており品

質確保でお客さまに満

足を提供することを追

求しているお客さま

に満足していただくこ

とは信頼性に比例して

いる

 製品に傷や汚れはな

いか耐電性は局全

か資料に誤りはない

か図面はわかりやす

いかこうした品質管

理を徹底することで

信頼性が向上しお客

さまに満足を提供する

ことができる

 それではあすの社

会あすの企業あす

の私につながるこうし

た考えを持続していく

ためにはどう意識し

ていけば良いのだろう

か 2

룆学生時代の経験

 私は大学時代にアや

どイちに励んでいた

薬局で接客業を3年間

続けた私には常に心

に刻んでいる言葉があ

る ア

やどイち先の経営

理念である﹁社員一人

ひとりの幸福お客さ

ま一人ひとりの幸福

そしてあらゆる人々の

幸福を願い台顔を増

やす﹂という言葉だ

 私はアやどイちを始

めたばかりのころレ

けを打つのが遅く先

輩方に化伝てもらい

ながら作業していた

作業優率が悪いとお

客さまにも先輩方にも

時間をかけてしまい

迷惑をかける

 しかし仕励中にお

客さまからは﹁ありが

とう﹂先輩からは

﹁お疲れさま﹂と感謝

の言葉をかけてもらえ

るのであるこれは日

ごろ店で買い存をする

お客さまと先輩方との

間に信頼性があり私

にも頑張てほしいと

の意図である感謝の

気持ちが店全体で飛び

交うことで私も台顔に

なり卒業員同士の幸

福へとつながるのだと

実感した

 去年中国・武漢で

発症した新型がゆナウ

イやげが現在も猛威を

振るているアやど

イち先にもお客さまが

殺到しマげえや力類

の品切れ状態が続い

た な

れえした状態が続

くと卒業員は疲弊し

台顔を増やす接客がで

きなくなる私自身も

お客さまが買われた去

品を雑に袋詰めしてし

またことがあり注

意された

 しかしそうした状

況でも常連のお客さま

の中には﹁大変な時期

にお疲れさま﹂とねぎ

らいの言葉をかけてく

れる方もいるのであ

る品質の良い接客を

続けることで企業と

お客さまとの間に信頼

関係が生まれ感謝に

つながるそこからや

りがいが生まれ品質

確保の意識が向上す

る 3

룆工場研修

 私は技術職に配属さ

れる予定だが現場で

製品が実際に営み立て

られるばゆごげを学ぶ

ため工場研修を兵

た工場内は5S︵整

理・整頓・清掃・清潔

・躾뗋が徹底されてお

しつけ

り工具や治具は種類

安大きさ安に保管さ

れていた

 またもイれには製

品が各工程に平準化さ

れた状態で流れてお

り作業に滞りがない

状態であた

 ﹁後工程の人を意識

してほでづくりに励

め﹂私が製造部の方

に﹁品質確保のために

意識していることは﹂

とたずねたところ返

てきた言葉だ製造業

は接客業とは異なり

直接お客さまと関わる

仕励ではないその

分感謝の言葉を受け

取る伝会に恵まれず

単純に作業を繰り返し

てしまう可能性があ

る 先

ほどの言葉には社

員もお客さまとして捉

えるという意識が含ま

れているちめじで生

まれた自工程完結とい

う考え方には作業者

自らが責大を持て一

つひとつの工程で悪い

ほでは作らない流さ

ないという意味が込め

られている後工程は

お客さまと捉えること

で品質を高め製造

工程全体に満足を提供

できる

 こうした意識を一人

ひとりが持つことで

必然的に5Sやあいさ

つといた基少動作に

も反映されるのだと実

感した製品にへげや

欠以がないかすはやず

えをすることは

品質確保の上で欠かせ

ない

 自工程完結の意識が

なければすはやず

えをしたとしても品

質確保はできない

%の力で製品のすはや

ずえをすれば品

質保証は%まで下が

る品質の算出式は各

工程の努力の掛け算で

あるからだ工場研修

を通して私はまず身

の回りの整理から兵

い自工程完結を意識

付けようと思た

 4룆おわりに

 品質と信頼性は比例

関係である今までに

述べてきた通りほで

づくりにおいて最も重

要な品質を確保するた

めには自工程完結が

必要である技術者と

して設計を兵うなら

ば後工程である製造

部の方々にわかりやす

い資料や図面を作員す

る体務がある

 世下規模で不景気に

以ている今信頼性

が乏しい企業は切り捨

てられるこうした状

況だからこそあすの

社会あすの企業あ

すの私に希望の光をと

もせる品質確保を徹底

した社員へと員長して

いきたい

Page 8: 第 回 フレッシャーさ産業論文コンクールの私を考える」をたーマに募集し、Ⅰ部(大企 業対象)とⅡ部(中堅・中及企業対象)で計

歴代第一席受賞論文 (1978年~2019年)歴代第一席受賞論文 (1978年~2019年)

鉄鋼業の明日に想う新日本製鐡  原谷 勤・松原 英吾

第1回

海外工場の果たす経済大国日本の責任松下電器産業  川原 正明

第7回

オジサンよ、熱く仕事を語れ電源開発  小宮 光明

第13回

将来の電力システム東京芝浦電気  望月 教志

第2回

移転技術の現地化に努力すれば日本は国際的に貢献できるバンドー化学  平松 克己

第8回

企業の発展と人材活用の関わりを中心として大同特殊鋼  山本 佳枝

第14回

イノベーションの飛翔松下電器産業  森本 拓

第3回

女性の社会進出とこれからの日本産業国際電信電話  山田 祐佳

第9回

人と企業の信頼関係三洋電機  西墻 明里

第15回

創造的な自主技術の開発と真の国際化へ東京電気化学工業  長谷川 治

第4回

消費者嗜好の変化とその対応シャープ  芦田 淳

第10回

世界村の住民として日本石油  宮崎 仁志

第16回

これからの宇宙産業NEC  坂田 洋子

第5回

拡大する製造業の役割三菱電機  池田 誉

第11回

「発信する」企業へオムロン  井上 宏之

第17回

カルチャー・ギャップと海外広報活動日産自動車  佐々木 享

第6回

PIの確立・CIからPIへ近鉄百貨店  馬場 有希子

第12回

企業の「夢を与え続ける使命」について日本石油  中村 琢磨

第18回

※企業名ならびに受賞者名は受賞時のものです

企業の技術と個人の創造性日本石油  曽根 正人

第19回

Ⅰ部 会社作り 意識作り富士通鹿児島インフォネット  紀 リン

第24回

個と器の在り方東京電力  山本 剛

第20回

Ⅱ部 二十一世紀に求められる中小企業のトップとは?アンリツエンジニアリング  中園 早苗

Ⅰ部 人間中心の生産技術でグローバルな協創をオムロン  伊藤 英明

第27回Ⅱ部 企業の成長を支えるもの -自立と人材-第一カッター興業  高橋 洋

技術革新をベースに障害者活躍の場を無限に拡げる企業のあり方NEC  丹野 和香子

第21回

Ⅰ部 技術者の「技術」とは松下システムテクノ  松井 誠二

第25回

Ⅰ部 匠の技の伝承ライオン  吉岡 秀明

第28回

五十歳定年 再就職制度のすすめ東京電力  窪島 一倫

第22回

Ⅱ部 エキスパート集団三菱電機エンジニアリング  辻本 優香

Ⅱ部 大田区の製造業から見た技術と誇りタンケンシールセーコウ  宮嶋 哲也

Ⅰ部 千二百年の叡智松下電器産業  近藤 由美

第23回

Ⅰ部 インターネット通販サイトの成功事例からお客様の満足と企業の信用を考える東京電力  杉田 晋也

第26回

Ⅰ部 国際ボランティア参加制度を積極的に導入しようモリタ  杉山 充

第29回

Ⅱ部 大企業の社内中小企業化への対抗岡本硝子  梅沢 玲子

Ⅱ部 社員の意識向上富士ゼロックス情報システム  五十嵐 誠

Ⅱ部 人間にも企業にも求められているものは「誠実」さヤマハモーターソリューション  鈴木 淑子

Ⅰ部 選ばれ続ける企業へ ~「人間くささ」が生む「信頼」~ヤマハ発動機  片平 孝輔

第30回

Ⅰ部 人材採用のボーダレス化で更なる飛躍を中部電力  藤原 慶祐

第33回

Ⅱ部 魅力ある人と企業関西尾池工業  小嶋 麻紗子

Ⅱ部 優れた研究室から優れた中小企業を考えるサティス製薬  仲 友紀恵

Ⅰ部 技術遺産の保存と継承中部電力  鈴木 武海

第31回

Ⅰ部 社内の意識改革から考える企業のグローバリゼーションセンコー  加藤 麻美

第34回

Ⅱ部 お客様視点に立つためにヤマハモーターソリューション  大茂 洋岳

Ⅱ部 中小企業の海外進出について千代田三菱電機機器販売  柳田 祥子

Ⅰ部 日本料亭の現場に学ぶ東京電力  小林 綾

第32回

Ⅰ部 グローバル人材の4Pと国内ダイバーシティーの推進パナソニック  木村 綾子

第35回

Ⅱ部 中小企業の奏でるハーモニー正興電機製作所  辻 真梨子

Ⅱ部 必要とされ続ける企業になるために関西国際空港施設エンジニア  五十嵐 暁子

Ⅰ部 材料の世界から考えるダイバーシティの実効化堀場製作所  吉川 透

第36回Ⅱ部 優秀な人材を得るための三つのポイントエイチアンドエフ  木村 圭祐

Ⅰ部 人的災害防止に向けたものづくり七カ条の提案JNC  小川 裕喜

第37回Ⅱ部 さらなる高みへ導く組織の活性化タンケンシールセーコウ  田村 聡

Ⅰ部 ワーク・ライフ・バランスとは? ~よくある誤解から考える実現策~堀場製作所  栗山 怜子

第38回Ⅱ部 昨今の就職活動からみる中小企業で働くという選択エム・ソフト  盛武 大輝

Ⅰ部 理工の壁を越えた先に見える技術立国の復活堀場製作所  今野 雄大

第39回Ⅱ部 社会の基盤としての中小企業の存在マグネスケール  塚田 耕平

Ⅰ部 『卵焼き』の人間関係を作るために富士通九州システムサービス  大谷 ちひろ

第40回Ⅱ部 個人の成長から会社の成長へトーキン  藤原 万里子

Ⅰ部 新入社員の取扱説明書ヤマハ発動機  菅田 健吾

第41回Ⅱ部 コミュニケーションの効果ヤマハモーターソリューション  川口 祐史

Ⅰ部 若者のはたらく場所堀場製作所  屋敷 尚汰

第42回Ⅱ部 花よりも花を咲かせる土となれエイチアンドエフ  片川 さやか