第3 5/07 -...
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第3回(5/07)
表作成の復習(連続データと書式)
前回のまとめ
• 習得すべきテクニック
– 複数列の列幅を同時に変更する
– 離れたセルを選択しての書式設定
– 「セルの書式設定」で罫線を引く
– 書式設定をしたセルをコピーして複製
• ポイント
– 同じ書式はまとめて設定• どこが同じ書式なのかを見極めることが重要
– 罫線の「鉛筆ツール」は使ってはだめ• 大きな表を作るときに苦労するだけ
キーボードを活用しよう(再掲)
• よく使うキー操作– [Ctrl]+[Home] シートの左上(A1)に飛ぶ
– [Ctrl]+矢印 データの端まで飛ぶ
– [Shift]+矢印 範囲指定
– [Delete] データの消去
– [F2] データの編集
– [Ctrl]+[C] 編集・コピー
– [Ctrl]+[X] 編集・切り取り
– [Ctrl]+[V] 編集・貼り付け
– [Ctrl]+[Z] 編集・元に戻す
– [Ctrl]+[S] ファイル・上書き保存
キーボード操作を強調します
• 教室パソコンを使わない授業ですが
– 今回はキーボード操作を中心に教えます
• キーボードを使って練習してください
– タッチパネルが使える場合も同様
• スマホやタブレットの人
– パソコンが使えない環境ならやむを得ません
– 今回はキーボード以外で課題作成してください
連続データの入力(1)
• 連続データを入力できる機能がある
– 「オートフィル(Auto Fill)」と呼ばれている
• 実習
– どこかのセルに“月”と入力
– セルの右下の■にマウスポインタを合わせる
– 右側にドラッグする
– 火水木…と入力される
• いろいろ試してみよう
– 1月、子、Jan
– 単なる数字はどうなるか
– 普通の文字ならどうなるか
連続データの入力(2)
• 1,2,3,4,5と連番を入れる
– 隣り合わせのセルに1と2を入力
– 両方のセルを選択
– 右下の■をドラッグ
• いろいろ試してみよう
– 1,3,5,7,9
– 100,101,102,103
連続データ(オートフィル)の実際
• セルB2に「月」を入力→右下の■を右にドラッグ
• A2に「1」、B2に「2」を入力→A1とA2を選択→右下の■を右にドラッグ
キーボードでの範囲指定
• 以下のキー操作を覚えよう– [Ctrl]+矢印 データの端まで飛ぶ
– [Shift]+矢印 範囲指定
– [Ctrl]+[Shift]+矢印 上2つの組み合わせ
• 左図の状態から右図の状態にするには
– [Ctrl]+[Shift]+[↓] [Ctrl]+[Shift]+[→]
– 「下→右」でも「右→下」でも同じ
範囲指定とコピー
• キーボードを使って範囲指定とコピーをする
– 左図の状態から右図の状態にするには
– [Ctrl]+[Shift]+[→] [Ctrl]+[C] [↓] [Enter]
• コピーと切り取りだけはキー操作を覚えよう
– コピー:Ctrl+C 切り取り:Ctrl+X
– CopyのCと覚える
– XはCの左側
範囲指定と切り貼り
• キーボードを使って範囲指定と切り貼りをする
– 左図の状態から右図の状態にするには
– [Ctrl]+[Shift]+[→] [Ctrl]+[X][Ctrl]+[←] [↓] [Enter]
• 「コピー」と「切り取り」だけ覚える
– Excelにおいては「貼り付け(Ctrl+V)」は使わない
– 貼り付け先で「Enter」を押せばよい
課題2007(4月カレンダー)
• レベル1 素材:なし 作成:2501.xlsx
– 見本のような2020年4月のカレンダーを作成する
課題2007の手順
• 最初にセルの列幅を狭くしておくこと
– 幅は適当でよいが、目安として2.5~3.0
– 複数列の列幅を同時に変える方法を使うように
• 曜日や数字は連続データとして入力する
– 「日」を入力して連続データで「日月火水木金土」に
– 1から30までを1行として一気に入力
– 切り貼りして1行を5行に作り変える
• 1行ずつ入力しないように
– 切り貼りの練習なので、「1~30」を入力すること
– できるだけマウスを使わずキーボードだけで
課題2008(4月と5月のカレンダー)
• レベル1 素材:2007.xlsx 作成:2008.xlsx
– 2020年4月と5月のカレンダーを作成する
– 新規に作成せず、2007を加工して作成すること
別のファイル名で保存
• 課題2007を作り変えて課題2008にする場合
– 「2007」を開く⇒名前を付けて保存⇒ファイル名を「2008」に書き換える⇒「保存」をクリック
• 「2008」で保存したあとで内容を編集すること
– 誤って「2007」を書き換えてしまわないようにするため
2008に書き換え
保存をクリック
課題2008をすばやく作る
• 2007を使って2008を作るには
– 4月カレンダーをコピーして5月カレンダーを作成
• 見出し部分は普通にコピー
– 「見出し」と「曜日」の2行を一度に選択するとよい
– 「4月→5月」の箇所だけ手動で書き換え
• 日付部分は2回に分けてずらしてコピー
– 「31」だけは手動入力
課題2009(2020年度カレンダー)
• レベル2 素材:2008.xlsx 作成:2009.xlsx
課題2009もコピーで作成する
• 2008を加工して作るとよい
– 2008を開く→名前を付けて保存→ファイル名:2009
• 4月5月以外はコピーで作成
– 見出し部分だけ先にコピーするとわかりやすい
– 見出しの「6月」などはオートフィルでも作成可能
• 日付部分のコピー例(4月→6月)
– どの月でもコピー2回で完成
値と書式
• セルには値と書式が記録されている
– 値とはセルに書かれた文字や数字のこと
– 書式は、文字の書式ではなくセルの書式
• Deleteキーでは値だけ消える
– [編集⇒クリア⇒書式]で書式が消える
– [編集⇒クリア⇒すべて]で値と書式が消える
• コピーすると値も書式も貼りつく
– 一方をコピーするには「形式を選択して貼り付け」
• 簡単に書式を消す方法
– 何もないセルを貼り付ける
書式のコピーとデータのコピー
• 普通のコピー
– 選択後、コピー(Ctrl+C)、コピー先で[Enter]
• 書式のコピー
– 選択後、コピー(Ctrl+C)
– 右クリックメニューから[形式を選択して貼り付け]
– [書式(T)]
• データだけコピー
– 選択後、コピー(Ctrl+C)
– 右クリックメニューから[形式を選択して貼り付け]
– [値(V)]
「形式を選択して貼り付け」は重要
• 貼り付け時に形式を選べる
– 普通の使い方は「値」か「書式」か
– 「罫線を除くすべて」も有用
• その他によく使うもの
– 列幅
– 数式の計算結果だけ使う(後日の講義で解説)
• 縦横を入れ替えるのもこの機能で
– 「行列を入れ替える」にチェックすればよい
• Excelと他ソフトの連携時も
– Excelの表を図としてWordに貼り付けたり
アイコンで貼り付け形式を選択
• 「貼り付けのオプション」のアイコン選択も可能
– 2つ目の「123」が「値」、5つ目の「絵筆」が「書式」
課題2010(年間暦・文字色)
• レベル2 素材:2009.xlsx 作成:2010.xlsx
– 書式設定では「形式を選択して貼り付け」を活用
課題2010のポイント(1)
• 課題2009に書式設定をして作成するが
– ひと月だけ先に書式設定をするほうが早い
– 残りの11ヶ月に“書式だけ”貼り付ける
課題2010のポイント(2)
• 書式貼り付けは11回しなくてもよい
– 4ヶ月分作れたらそれを8ヶ月に貼り付ければよい
– 4月→5月に貼る→6月に貼る→7月に貼る
– 4月5月6月7月→8月に貼る→12月に貼る
• 書式設定の詳細
– 月見出しは「太字」「斜体」にしている
– 曜日見出しは「字を小さく」「中央揃え」「下揃え」
課題2011(年間暦・背景色)
• レベル3 素材:2009.xlsx 作成:2011.xlsx
– 書式の貼り付けは使えないのでコツコツと作成
課題2012(縦書きカレンダー)
• レベル4 素材:2010.xlsx 作成:2012.xlsx
– 課題2010の縦横を入れ替えたカレンダー
課題2012のポイント
• 「形式を選択して貼り付け」に特別なものがある
– 最下段の「縦横を入れ替え」にチェック
– 「罫線を除くすべて」も活用しよう
今回のまとめ
• キーボード操作に慣れる
– Ctrl+Shift+矢印 Ctrl+C Ctrl+X
• 連続データの作成
– 「月火水」や「1月2月3月」など
– 「12345」は「1」と「2」だけ先に入力
• 形式を選択して貼り付け
– 基本的には「値」か「書式」を選ぶ
– 「貼り付けオプション」アイコンの「123」が「値」
– 「貼り付けオプション」アイコンの「絵筆」が「書式」