第4期ねやがわ男女共同参画プラン(素案)パブリック・コメン … ·...

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≪パブリック・コメントの概要≫ ○意見募集期間:平成22年12月15日~平成23年1月14日 ○意見提出数:(1団体・3人)96件 第4期ねやがわ男女共同参画プラン(素案)パブリック・コメント 【意見のあらましと市の考え方】 1

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Page 1: 第4期ねやがわ男女共同参画プラン(素案)パブリック・コメン … · (5)だけが市を主体にした書き方になっていないため、 「責任と豊かさを分かち合う」を「責任と豊かさを分かち合

≪パブリック・コメントの概要≫○意見募集期間:平成22年12月15日~平成23年1月14日○意見提出数:(1団体・3人)96件

第4期ねやがわ男女共同参画プラン(素案)パブリック・コメント

【意見のあらましと市の考え方】

1

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番号

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ジ該当箇所 意見のあらまし 市の考え方

1 11.プラン策定に当たって7行目

「基本理念の8項目を基本に」は言葉が重複しているため、「8項目を基本理念とし」へ修正。

「8項目を基本理念として」に修正いたします。

2 11.プラン策定に当たって7~8行目

「あらゆる施策・制度に男女共同参画の視点を反映させるよう取り組みます」は、「あらゆる施策・制度に男女共同参画の視点に立って取り組みます」に変更しては。

文章の趣旨等を精査した結果、原案どおりといたします。

3 1 基本理念(1)「男女の人権が保障される社会づくりを進める」は、「人権が保障される社会づくりを進める」では。

男女共同参画社会基本法第1条に「男女の人権」と記載されていますように、単に「人権」の問題について述べているのではなく、性別に起因する人権の問題という観点から、「男女の人権」と記載しております。

41

ほか基本理念(1)ほか 「一人一人」は、「一人ひとり 」では。

「最新公用文用字用語例集 改定常用漢字対応」(平成22年7月30日初版発行)を参照した表記にしております。

5 1基本理念(1)4~5行目

「様々な暴力が根絶される社会」は、「あらゆる暴力が根絶される社会」では。

基本理念(1)では、単に「暴力」の問題について述べているのではなく、性別に起因する暴力について記載しておりますので、原案どおりといたします。

6 1 基本理念(3)(4)

「個々の女性が自ら能力を発揮し」、「力を持った存在となることが必要」、「女性が自ら担い手となる必要」、「知識や情報を自ら得、」など、「自ら」を強調し個々の女性に努力を求めるような表現になっている。「エンパワーメント」の言葉を使い、女性の能力発揮を促すことに安易に頼ることのないプランにして欲しい。

女性の社会のあらゆる分野への社会参加・参画とエンパワーメントの必要性について記載しており、そのための環境整備等の取組をそれぞれの基本目標の課題ごとに記載しております。

7 1基本理念(3)1行目

「女性が男性と共に」は、女性が参画するためには女性自らの責任で能力を発揮しなければならないという表現に読み取れる。寝屋川市の発展を担うのは市民の責任であることから、「女性も男性も共に」に修正してほしい。

社会のあらゆる分野への女性の参加・参画の必要性に重点を置いて記載しており、そのための環境整備等の取組をそれぞれの基本目標の課題ごとに記載しております。

第4期ねやがわ男女共同参画プラン(素案)パブリック・コメント【意見のあらましと市の考え方】

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ジ該当箇所 意見のあらまし 市の考え方

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ほか基本理念(3)3行目ほか

「防災」、「まちづくり」の表現は、複合的単語として何をするかまで含んでいるので、同じように「環境」ではなく「環境保全」とし、ほかの記載箇所も「環境保全」と統一して修正してほしい。また、基本理念を「防災や環境保全、まちづくり」とするのであれば、この順番での記載に統一してほしい。

環境を環境保全に限らず幅広くとらえて記載しており、「行政の役割」につきましてはその中の「環境保全」に特化して記載しております。また、記載方法につきましては、防災、環境、まちづくりの順に統一いたします。

9 1 基本理念(4)

「エンパワーメント」は潜在能力の発揮を可能にするために、平等で公平な社会を実現しようとする意味で使われるべきものであり、男性にこそ豊かな生活を構築する新しい価値観や文化の創造が重要で、意識改革やエンパワーメントが必要なため、「女性のエンパワーメント」を「市民のエンパワーメント」または「男女のエンパワーメント」に修正してほしい。

女性のエンパワーメントに重点を置いて記載しており、男性への働きかけにつきましては基本理念(7)で記載しております。

10 1基本理念(4)1~4行目

「女性が自ら担い手となる必要」とあるが、「何の」担い手となることを求めているのかわからないため、「女性が自ら担い手となる必要があります。知識や情報を自ら得、想像力や表現力を発揮して、新しい価値観や文化を創造し、情報発信等の活動を行っていくよう、女性のエンパワーメントを促進します」を「性別にとらわれず市民一人ひとりが知識や情報を自ら得、想像力や表現力を発揮して、情報発信等の活動を行っていくことを促進します」と修正してほしい。

担い手につきましては、「価値観・文化を創造するための」様々なものが含まれるものと考えており、原案どおりといたします。

11 2 基本理念(5)

基本理念は市の取組を表現した文章になっているが、(5)だけが市を主体にした書き方になっていないため、「責任と豊かさを分かち合う」を「責任と豊かさを分かち合える環境づくりの推進を図る」と修正してほしい。

「責任と豊かさを分かち合える環境づくりを推進する」に修正いたします。

12 2 基本理念

女性が経済的基盤を得ることは人生の選択の幅を広げ、自己決定・自立する基礎になるため、女性の労働権を男女平等の権利として確立し、基本理念を9項目にして「(9)女性の働く権利を確立する」を追加する。

基本理念(5)に含まれるものと考えております。

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ジ該当箇所 意見のあらまし 市の考え方

13 2 基本理念

人口減尐・尐子高齢化社会の進行の中、老若男女、すべての人が希望に満ちた豊かな社会生活を営むための最も有効な方策が男女共同参画社会の実現であるため、基本理念を9項目にして「(9)男女共同参画により人口減尐・尐子高齢化社会に対応する」、「人口減尐社会の到来や尐子高齢化が進行する中で、すべての人が希望に満ちた豊かな社会生活を営むためには、女性がその能力を発揮し、社会の重要な担い手となり、社会を変革していく必要があります。政治、行政、経済、福祉、科学、文化など、社会のあらゆる分野における女性の参画・参加を促進します。」を加える。

基本理念(3)、(4)、(5)及び(6)に含まれるものと考えております。

14 23.プランの目指す姿3~4行目

「男女がともにいきいきと暮らせるまちをつくる」では、「ともに」と平仮名表記で、プランの他の箇所は「共に」と漢字表記になっているが、第5次寝屋川市総合計画(試案)では平仮名で表記するのですか。

「第五次寝屋川市総合計画」では、「ともに」をひらがなで表記しております。

15 34.プラン策定の背景(1)国際的・国内的な動き

国の「第3次男女共同参画基本計画」は策定されたのでは。

国の「第3次男女共同参画基本計画」につきましては、パブリック・コメント実施後の平成22年12月17日に閣議決定されましたので、「平成17(2005)年には、平成12(2000)年に策定された「男女共同参画基本計画」が改定され、女性のチャレンジ支援、仕事と家庭・地域生活の両立支援と働き方の見直しなどを主な柱とした「男女共同参画基本計画(第2次)」が閣議決定されました。平成21(2009)年からは、平成23 (2011)年度からを計画期間とする「第3次男女共同参画基本計画」の策定に向けて、検討が進められています。」を「平成22(2010)年には、「第3次男女共同参画基本計画」が閣議決定されました。この計画は、経済社会情勢の変化等に対応した重点分野の新設や、実効性のある計画とするための各重点分野への「成果目標」の設定等を特徴としています。」に修正いたします。

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ジ該当箇所 意見のあらまし 市の考え方

16 4(2)寝屋川市の取組4~5行目

「毎年、第3期ねやがわ男女共同参画プランに基づき、施策の進捗状況について確認し公表するとともに」とあるが、平成15年〜平成21年の何月に、どんな方法で市民に情報提供されたのかを追記してもらいたい。

毎年、傍聴可能な男女共同参画審議会において報告し、資料を市民情報コーナーに設置するとともに、ホームページにも掲載しております。時期につきましては、同審議会の開催日により異なり、各年度の時期をすべて記載することは適当でないため、原案どおりといたします。

17 4(2)寝屋川市の取組5行目

「男女共同参画審議会からの御意見等をいただきながら」は、「男女共同参画審議会からの意見等を踏まえて」に変更しては。

男女共同参画審議会へ敬意を表し、この表記にしております。

18 4(2)寝屋川市の取組6行目以降

市立小・中学校全校での男女混合名簿の実施以外は、ほぼ人権文化課と「ふらっと ねやがわ」の取組内容であるが、プランでは全部局含め多くの課が担当となっているので、大きな効果があったもの、先駆的に取り組んだものなどを担当課に偏りなく追記してほしい。実施した施策をもっと広く具体的に市民が可視化できなければプランの必要性の説得力がない。

男女共同参画に関わりが深い取組を中心に掲載しております。男女混合名簿のほか、審議会等の女性委員の登用、女性職員の管理職登用、男女共同参画情報誌「ルュミエール」の作成、講座等の一時保育等、全部局を含め他の課等も関わる取組となっております。

19 4(2)寝屋川市の取組10行目

「審議会等で26.3パーセント」は、「審議会等の委員構成比率で26.3パーセント」に変更しては。

文章や前後のつながり等を精査し、原案どおりといたします。

20 5(2)寝屋川市の取組1~2行目

「男女共同参画に関する市民意識調査」を実施したとあるが、基礎資料であるならば調査概要(調査対象、標本数、抽出方法、有効回答者数、属性、回収率など)の記載が必要で、61ページ以降の参考資料としても掲載が必要。

「男女共同参画に関する市民意識調査」のほかにも様々な調査結果等を記載しており、整合性を図るため、原案どおりといたします。

21 5(2)寝屋川市の取組6~7行目

「これまで実施してきた関連施策の進捗状況を踏まえ」だけでは、市がどのように現状認識をしているかわからないため、まず第3期プランに対する点検・評価にふれるべきではないか。取り組んできた施策の評価がなされて初めてさらなる課題が明らかになり、新しいプラン策定へと進むため、第3期プランの総括評価を追記してもらいたい。

第3期ねやがわ男女共同参画プランの取組や課題、今後の方向性を踏まえた総括を行い、男女共同参画審議会で報告し、その内容を踏まえて、それぞれの基本目標の課題ごとに【現状と課題】を記載しております。

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ジ該当箇所 意見のあらまし 市の考え方

22 55.プランの概要(2)プランの位置付け④

「目標Ⅶの課題2から4」は、「目標Ⅶの課題2から課題4」では。

「基本目標Ⅶの課題2から課題4」に修正いたします。

23 7第2章 市の男女共同参画に関する現状と課題

タイトルには「市の男女共同参画に関する現状と課題」とあるが、1の表題は「市を取り巻く男女共同参画に関する現状」となり、本文にも課題は書かれていない。「市の課題」をどう認識されているのかをきちんと分析して書き込んでほしい。

第2章では男女共同参画に関わりの深い市の社会状況等の現状を記載し、課題につきましてはそれぞれの基本目標の課題ごとに【現状と課題】を記載しておりますので、第2章を「市の男女共同参画に関する現状」に修正し、「1.市を取り巻く男女共同参画に関する現状」を削除いたします。

24 8(2)人口減尐社会の到来と尐子高齢社会の進行

「合計特殊出生率」、「尐子化率」の過去と現在の推移が「高齢化率」のように記述されていれば、わかりやすいです。

「高齢化率」、「合計特殊出生率」、「尐子化率」の推移が分かりやすいよう、図を掲載しており、「高齢化率」につきましては、特にその推移が顕著なため、記載しております。

258910

第2章 市の男女共同参画に関する現状と課題

(2)では人口減尐と尐子高齢社会の進行、(3)では家族形態の多様化、結婚への意識の変化が挙げられているが、その先に、このような社会経済情勢の変化に対応する視点から、なぜ男女共同参画が必要なのかという捉え方が書かれていない。社会情勢の変化と男女共同参画社会がどのようにリンクするのか。

第2章では男女共同参画に関わりの深い社会状況等の現状を記載し、男女共同参画との具体的な関連性につきましては、それぞれの基本目標の課題ごとの【現状と課題】に記載しております。

26 10(3)家族形態の多様化、意識の変化

「世帯構成」で、何年と何年を比べて増加・減尐しているのかが記述されていれば、わかりやすいです。

「夫婦のみ世帯」、「単独世帯(ひとり暮らし世帯)」、「女親と子ども世帯」が増加し、家族形態の多様化が経年的に進んでいることを示す趣旨で図を記載しております。

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1.プランの体系図・基本目標Ⅱ課題1・施策の方向(1)・市民・地域社会、企業 の役割

「男女の人権尊重に関する法律」は、「人権尊重に関する法律」では。

男女共同参画社会基本法第1条に、「男女の人権」と記載されていますように、単に「人権」の問題について述べているのではなく、性別に起因する人権の問題という観点から、「男女の人権」と記載しております。

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基本目標Ⅱ課題2・施策の方向(4)・市民・地域社会、企業 の役割

「性別役割」は、「性別役割分担意識」では。性別の「役割」にとらわれないことを強調するため、原案どおりといたします。

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基本目標Ⅱ課題4施策の方向(4)

「パソコンを活用した活動等の支援」は、「情報化社会への対応への支援」に変更しては。

「行政の役割」の内容を勘案し、原案どおりといたします。

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ジ該当箇所 意見のあらまし 市の考え方

30 14基本目標Ⅰ課題1【現状と課題】

一般に自治会・PTA・子ども会など地域の日々の活動の多くは女性が担っているにもかかわらず、方針決定の場には男性がつくことが多く、女性は尐ないと言われているが、現実に市のデータとしてもそうなっているのか、市民生活で身近に感じられる自治会長やPTA・子ども会会長などの女性比率の推移等を記載してほしい。

自治会長やPTA会長の具体的なデータにつきましては、プランに基づき進捗状況を公表しますので、原案どおりといたします。

31 14基本目標Ⅰ課題1【現状と課題】

市職員の管理職割合と同様に女性教員の管理職データを示してほしい。

女性教員の具体的なデータにつきましては、プランに基づき進捗状況を公表しますので、原案どおりといたします。

32 14

基本目標Ⅰ課題1【現状と課題】1~2行目

「男女が共に暮らしやすいまちを形成していくためには」は、目指すべき姿が抽象的であるため、基本目標と統一し「男女が共に参画できる社会をつくっていくためには」と明確な表現にしてもらいたい。「方針決定過程に女性の参画を促し、多様な視点を取り入れることが重要です。」は、「促し」「重要だ」と一方的な感じがするため、「方針を決定する場に女性が参画しその意見を反映することは、様々な視点や価値観を取り入れることができ、互いの人権を尊重し、男女が共同参画できる社会システムづくりにつながります」などと、なぜ女性の参画が重要なのかを市民に分かるように表現に工夫がほしい。

基本理念(1)、(4)に、人権が保障される社会づくりや新しい価値観・文化の創造には女性が担い手となることの必要性について記載しており、原案どおりといたします。

33 14

基本目標Ⅰ課題1【現状と課題】3行目

「GEM(ジェンダー・エンパワーメント指数)」の説明をもう尐し加えると、続く文章がわかりやすい。

15ページ下欄にGEMの説明を記載しております。

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・基本目標Ⅰ課題1 【現状と課題】14行目・図の表題・【目標値を設定する施 策】指標3つ目

14ページの【現状と課題】15行目は「市職員の係長以上の女性比率は」とあり、それを表す15ページ上図のタイトルは「府・市町村職員における女性管理職割合の推移」、59ページの目標値を設定する施策の指標では、「市職員の女性管理職比率」となっている。表現が統一されていないため、市職員数に占める女性管理職の割合なのか、管理職数に占める女性管理職の割合なのか、また、係長以上=管理職なのか分かりにくい。

14ページ【現状と課題】の14行目を「女性管理職(係長以上)比率は、」に、14ページ図の表題を「審議会等委員の女性委員比率の推移(国・府内市町村・市)」に、15ページ図の表題を「府・市町村職員の女性管理職比率の推移(府・市区(全国)・市)」に修正いたします。

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ジ該当箇所 意見のあらまし 市の考え方

3514~57

2.基本目標と施策の方向全体に対して

本文と照らして理解しようとした時、本文の文言と図、表のタイトルが一致していないのでわかりにくいため、私たち市民によりわかりやすくするよう、図および表については図1、図2…、表1、表2…などのように通し番号をつけて、それを根拠とする本文の文末にその番号を加えてもらいたい。

基本目標の課題ごとに図等を配置していており、原案どおりといたします。

36 15基本目標Ⅰ課題1 図

女性管理職の割合が、市職員の女性の割合に近づくようにするのが施策の目標だと思うので、「図 国・府・市町村職員における女性管理職割合の推移」の中に、【現状と課題】にある「市職員の女性比率」の推移も分かるように入れてほしい。

市職員の女性比率の具体的なデータにつきましては、プランに基づき進捗状況を公表しますので、原案どおりといたします。

3716~57

第3章 プランの体系2.基本目標と施策の方向全体に対して

実効性を高め、より推進していくためには「取組」より「施策」の方がふさわしい表現のため、「具体的取組」を「具体的施策」または「具体的事業」と修正する。

施策や事業よりも幅広い形で推進していくため、原案どおりといたします。

3816~57

2.基本目標と施策の方向全体に対して

男女共同参画審議会では新規項目を◯印で示して非常にわかりやすい資料を作成されているので、第3期までのプランの進捗状況をふまえ、継続事業と新規事業の区別がわかるように、施策の方向の表で明確に示してもらいたい。

新規項目だけでなく、引き続き推進する項目についても重要であるため、原案どおりといたします。

3916~57

2.基本目標と施策の方向全体に対して

男女共同参画審議会の資料では、施策番号として通し番号が記載されている。パブリック・コメント提出の際、またプラン策定後も担当各課へ問い合わせ等をする際にも的確に伝えられるので、通しの施策番号を記載してもらいたい。

プランにつきましては、基本目標、課題、施策の方向を設定し体系化しており、原案どおりといたします。

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ジ該当箇所 意見のあらまし 市の考え方

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基本目標Ⅰ課題1施策の方向(1)行政の役割

目標数値や努力目標が記載されているが、女性の参画を進めるにあたっての具体的な取組とは何なのか、計画の中で明らかになっていない。女性が参画しやすいように公募委員数を増やしたり、同一人への重複任命の是正を図る、また団体等に委員の推薦を依頼するときは団体の長や役職に限定せず女性の推薦についてより協力を求めるように働きかけるなどの仕組みやシステムを検討することが、「行政の役割」なのではないか。課題、施策の方向、「行政の役割」の記載内容がほぼ同じで、第3期プランの「効果的な方法を研究する」が削除されており、これでは後退した内容で具体性もなく実効性があるとは感じられない。基本理念で女性自らが能力を発揮し、力を持った存在になる必要性を強調しているが、制度等のあり方を見直すという具体的な施策がないと基本理念は個人だけに向くのではないかという危惧をいだく。

審議会等への女性委員の登用に関する目標数値を設定し、その達成に向けて様々な方策等を検討し、取り組んでまいります。

41 16

基本目標Ⅰ課題1施策の方向(1)行政の役割1つ目

最終目標は50パーセントです。現在26.3パーセントであれば、「審議会等への女性委員の登用比率30パーセント以上を目標に」は、「審議会等への女性委員の登用比率40パーセント以上を目標に」に変更しては。

30パーセントを目標数値として設定し、状況に応じて、さらに取組を進めてまいります。

42 16

基本目標Ⅰ課題1施策の方向(2)行政の役割1つ目

施策の方向(1)で審議会等への女性委員の登用比率の目標数値を書き込んでいるのと同様に、「女性職員の管理職への登用を進めます」を「市職員の女性管理職比率30パーセント以上を目標に、登用を積極的に進めます」と目標数値を具体的に記述すべきでは。

「女性職員の管理職への登用を30パーセントを目標に進めます」に修正いたします。

43 16

基本目標Ⅰ課題1施策の方向(2)市民・地域社会、企業の役割

「女性職員・教員の管理職登用について、理解を深めましょう」とあるが、具体的な取組が示されないのに市民はどうしたら深められるのか。

市の政策・方針決定過程に女性が参画する意義や、市の積極的な取組について理解を深めていただく趣旨で記載しております。

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ジ該当箇所 意見のあらまし 市の考え方

44 17基本目標Ⅰ課題2【現状と課題】 4行目

【現状と課題】で、地域において特に環境保全やまちづくりなどの分野で、日々の活動は女性が担っているにもかかわらず方針の決定の場には男性がつくことが多く、女性が尐ない状況が見られるという現状が触れられていないため、例えば「しかし、日常の暮らしの中で日々の活動は女性が担っていることが多いにも関わらず、方針決定の場には男性が占める割合が多くなっています。」を挿入する。現状把握がないと、施策の方向(2)の「行政の役割」「女性の参画を進める」も、基本理念(3)も理解できない。環境保全もまちづくりも性別に関係なく積極的に関わるべきものである。

方針決定過程への参画に女性が尐ないことを14ページの基本目標Ⅰ課題1の【現状と課題】に記載していることから、8行目に「地域における活動においては、様々な活動を担っている女性が多いにもかかわらず、」を追記いたします。

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基本目標Ⅰ課題2施策の方向(2)行政の役割1つ目

「環境保全、まちづくり等の分野においての女性の参画を進めます」とあるが、この分野では既に日々の活動は女性が担っていて、今後必要なのは方針決定過程への女性の積極的な参画拡大であると考えるので「環境保全、まちづくり等の分野において男女が共に参加・参画できるよう進めます」と修正してほしい。

御指摘の意味で「女性の参画」と記載しており、男性につきましては、施策の方向(1)に「○男性の地域活動への参加を促し、様々な市民が主体的に参加・参画できるよう働きかけます」と記載しております。

46 18基本目標Ⅱ課題1【現状と課題】

平成21年市民意識調査結果をみると、内閣府や大阪府の固定的な性別役割分担意識調査に比べて反対の割合が尐ない。その原因は何か、どこにあるのかを調査・研究する必要があると考えるため、課題のなかに調査研究の文言を入れる。

選択肢のひとつが、本市は「どちらともいえない」とあるのに対し、国、府は「わからない」とあることが原因であると考えられます。「どちらともいえない」を除くと、「どちらかといえば」を含めた賛成・反対の割合としては、本市は女性6割程度、男性5割程度が反対で、国とほぼ同様、府よりも男女共に反対の割合が高くなっております。今後とも性別役割分担意識の解消をはじめ、男女共同参画を推進してまいります。

47 19

基本目標Ⅱ課題1施策の方向(1)行政の役割

男女共同参画にかかわる基本的なものであるため、「女子差別撤廃条約」の文言を入れる。

25ページの基本目標Ⅱ課題3施策の方向(1)に「○「女子差別撤廃条約」等、女性の人権に関する国際的な条約の情報提供に努め、理解と普及を図ります」 と記載しております。

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ジ該当箇所 意見のあらまし 市の考え方

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基本目標Ⅱ課題1施策の方向(2)行政の役割4つ目

男性が尐なかった分野とはどこなのか、同じようにその具体例を入れてほしい。また、「行政の役割」は、従来は女性の尐なかった分野、男性の尐なかった分野にそれぞれが新たな活躍の場を広げて進出する「横へのチャレンジ」を支援することであり「啓発を行う」の表現はふさわしくないため、「啓発を行います」を「チャレンジを支援します」に修正してほしい。

女性の社会参加・参画に重点を置いて記載しております。また、性別に偏りのある分野へチャレンジをすることに対するためらいを無くすきっかけづくりとして啓発活動を行うものでございますので、原案どおりといたします。

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基本目標Ⅱ課題1施策の方向(3)行政の役割2つ目

「性別に基づく固定観念にとらわれず活躍した人を紹介し、慣行について考える機会を提供します」を「歴史の中や現在に生きている女性や団体を紹介することによって性別に基づく固定観念について考える機会を提供する」に変更。

「性別に基づく固定観念にとらわれず活躍した人」の中には「歴史の中や現在に生きている女性や団体」が含まれるものと考えており、御指摘の内容を踏まえて施策を実施してまいります。

50 21基本目標Ⅱ課題2【現状と課題】

男女共同参画社会を築くためには、乳幼児期から生涯の各ステージにおいて男女平等の意識や仕組みを、社会全体の中でしっかりと根付かせていく教育が必要。【現状と課題】では22ページの施策の方向(1)(2)にある、一人ひとりの人権と個性が尊重される男女平等を推進する教育・学習の必要性を先にふれておくべき。人権の視点が入っていない。

男女平等教育は重要であると認識して従来から推進しており、施策の方向(1)に取組を記載しておりますが、【現状と課題】の保育・教育につきましては、今なお性別により専攻分野が異なる現状を中心に記載しております。

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基本目標Ⅱ課題2・【現状と課題】・図

「図 学校種類別進学率の推移(全国)」をここに掲載する目的は何か。またパーセントの分母になるのは何なのかもわからない。課題2に対してこのデータに意味があるのであれば、【現状と課題】で説明、分析を加えてほしい。

22ページの図で、性別により大学・短期大学生の専攻分野が異なることを示す前提として、高等学校や大学等への進学率の図を記載しております。

52 22

基本目標Ⅱ課題2施策の方向(1)行政の役割

「○保育士・教職員を対象とする男女平等教育の研修の充実を図ります」を追加する。

23ページの基本目標Ⅱ課題2施策の方向(3)に「○保育所の保育士、幼稚園、小・中学校の教員を対象に男女平等を推進するため、研修の充実を図ります」と記載しております。

53 23

基本目標Ⅱ課題2施策の方向(5)行政の役割2つ目

「演劇や音楽等」に「演劇や音楽、図書、ビデオ・DVD等」と追加。

図書やビデオ・DVDなどにつきましては、「演劇や音楽等」の「等」に含まれるものと考えており、御指摘の内容を踏まえて施策を実施してまいります。

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番号

ペー

ジ該当箇所 意見のあらまし 市の考え方

54 25基本目標Ⅱ課題3施策の方向(1)行政の役割2つ目

「情報提供を行います」を「講座や情報提供を行います」と追加。

「講座や情報提供を行います」に修正いたします。

55 28

基本目標Ⅲ課題1・【現状と課題】・図

「図 共働き等世帯数の推移(全国)」が使用されているが、【現状と課題】では何も触れられていない。解説のない内容の図や表を使っても正しく読み取れないため、大阪府の「就業構造基本調査」を使用するべき。

【現状と課題】の8行目に「全国的にみると、平成9(1997)年以降、共働き世帯が過半数を超え、既婚女性の働く割合が多くなっているものの、国の資料では、」を追記し、図を【現状と課題】の記載順にいたします。

56 30

基本目標Ⅲ課題1施策の方向(1)行政の役割

企業や事業主への指導が大切なため、「○市内の企業や事業主に対して募集・採用・賃金・昇給・昇格・配置など男女平等な雇用条件の確保に向けた啓発を進めます」を追加。

30ページの基本目標Ⅲ課題1施策の方向(1)の「○「男女雇用機会均等法」を始めとする労働に関する法律や制度の周知を図り、働く場における男女共同参画を促進します」に含まれるものと考えております。

57 30

基本目標Ⅲ課題1施策の方向(2)行政の役割1つ目

学校だけでなく家庭や地域の啓発が大切なため、「児童・生徒が性別に基づく固定観念にとらわれない労働観・職業観を持てるよう指導を進めます」を「学校・家庭・地域においてジェンダーにとらわれない労働観・職業観を持てるよう指導啓発を進めます」に変更。

家庭への啓発につきましては、23ページの基本目標Ⅱ課題2施策の方向(4)に「○広報紙や情報誌、講座等を通じて、「女らしさ、男らしさ」にとらわれない、子どもの人権を尊重する家庭教育を促進します」及び「○市立校園のPTA活動へ男女共同参画の視点に立った研修への参加を働きかけます」、地域への啓発につきましては、基本目標Ⅱ課題2施策の方向(5)に「○地域等での学習機会の提供に努めます」と記載しております。

58 32

基本目標Ⅲ課題2施策の方向(1)行政の役割

「○すぐ就労できるよう保育所の定員増充実を図ります」を追加。

保育所の整備に関しては、35ページの基本目標Ⅳ課題1施策の方向(2)「○産休明け保育、育休明け保育、病児・病後児保育、夜間保育、保育時間の延長等、働く男女の多様な保育需要に対応する保育体制の整備を継続して進めます」に含まれるものと考えており、数量としても保育体制を整備していきたいと考えております。なお、平成24年4月に2か所の保育所を新設する予定にしております。

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番号

ペー

ジ該当箇所 意見のあらまし 市の考え方

59 32

基本目標Ⅲ課題2施策の方向(1)行政の役割

「行政の役割」に「相談窓口の情報提供を行う」とあり、これは国や府などの労働関係機関が実施する労働相談への誘導をさしているようにとれるが、市の労働相談窓口はどこですか。「ふらっと ねやがわ」がしていたパートタイム労働相談はどうなっていますか。第3期プランの基本目標Ⅲ-4-(1)「○労働に関する相談窓口を設置し、その充実を図ります」は達成できたのでしょうか。就労支援に相談事業は必要なため、「行政の役割」に「相談の充実」を追加してほしい。

労働に関する窓口としましては産業振興センターとなり、適切な相談窓口への誘導を行うことで対応できていると考えております。「ふらっと ねやがわ」でのパートタイム労働相談につきましては相談件数が尐ないため、平成18年度に廃止いたしました。

60343536

基本目標Ⅳ 課題1・【現状と課題】9行目・施策の方向(3)・課題2 【現状と課題】12行目

男性が育児や介護を担うことは男性自らが主体的に行うことであり、「参加」という表現では他人事のような印象を受けるため、「参加」を「参画」に修正してほしい。

御指摘のとおり、「参画」に修正いたします。

61 35

基本目標Ⅳ課題1施策の方向(2)行政の役割

「平成21年市民意識調査」では、「保育所や子育て支援センターなど、安心して働くための施設の整備を進める」の割合が高い。子育て支援は、国・自治体の大切な役割です。子どもを預けて働きたいというニーズが高いのに、実際は、預けたくてもなかなか保育所に入れない…「待機」児童が多いため、「保育所をふやすなど検討して、「待機」児童を減らす努力をする」を「行政の役割」に追加してください。

保育所の整備に関しては、35ページの基本目標Ⅳ課題1施策の方向(2)「○産休明け保育、育休明け保育、病児・病後児保育、夜間保育、保育時間の延長等、働く男女の多様な保育需要に対応する保育体制の整備を継続して進めます」に含まれるものと考えており、数量としても保育体制を整備していきたいと考えております。なお、平成24年4月に2か所の保育所を新設する予定にしております。

62 35

基本目標Ⅳ課題1施策の方向(2)行政の役割

「平成21年市民意識調査」では、「保育所や子育て支援センターなど、安心して働くための施設の整備を進める」の割合が高い。子育て支援は、国・自治体の大切な役割です。子どもを預けたくても保育料が高すぎて、パートなどの収入に見合わず、入所をあきらめている人も多いため、「高い保育料を見直すよう、検討する」を「行政の役割」に追加してください。

市では国が定めた保育料の一部を市が負担し、保育料を軽減しております。また、府内でも本市保育料が高水準にある訳ではございません。

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番号

ペー

ジ該当箇所 意見のあらまし 市の考え方

63 36基本目標Ⅳ課題2 図

男女間の意識格差を明確に示す事が必要なため、「図「仕事」、「家庭生活・地域活動」、「個人の生活」についての希望と現実」は、性別ごとの希望と現実のグラフ対比に修正してほしい。

希望と現実で性別による差がありますが、ここでは男女共に希望と現実が異なっていることをより重視して記載しております。

64 37

基本目標Ⅳ課題2 施策の方向(1)・行政の役割2つ目・市民・地域社会、企業 の役割

介護はワーク・ライフ・バランスの観点からも必要な視点で、36ページの【現状と課題】14行目に「男性が家事、育児、介護、地域活動等に参画していくことへの」となっており、「介護」という言葉が入っていることから、「行政の役割」、「市民・地域社会、企業の役割」の「家事等」、「家事」を「家事、育児、介護等」とするべき。

子育てにつきましては、35ページの基本目標Ⅳ課題1施策の方向(3)に「○男女が共に子育てにかかわるよう、啓発と機会の提供に努めます」、介護につきましては40ページの基本目標Ⅴ課題1施策の方向(2)に「○男女が共に参加できる介護教室を開催し、技能習得を図ります」と記載しております。

65 37

基本目標Ⅳ課題2施策の方向(1)行政の役割2つ目

「男性が家事等の実践的な知識や技術を身につける講座等の実施や情報提供に努めます」を「男性の参画が進むよう働き方や固定的な性別役割分担意識の見直しを進めるための意識啓発と家事等の実践的な知識や技術を身につける講座等の実施や情報提供に努めます」に変更。

男性の意識啓発につきましては、20ページの基本目標Ⅱ課題1施策の方向(2)に「○男性にとっての男女共同参画社会の意義や責任、男性の地域・家庭への積極的な参加・参画を促す啓発活動を進めます」、37ページの基本目標Ⅳ課題2施策の方向(2)に「○男性の職場優先の意識・ライフスタイルを見直すための啓発と情報提供に努めます」と記載しております。

66 37基本目標Ⅳ課題2施策の方向(3)

介護はワーク・ライフ・バランスの観点からも育児と同等に必要な視点で、「行政の役割」、「市民・地域社会、企業の役割」には「介護」が入っていることから、「男性の育児休業取得促進」を「男性の育児・介護休業取得促進」に修正。

「男性の育児・介護休業取得促進」に修正いたします。

67 39基本目標Ⅴ課題1下図

「図 主な介護者の要介護者との続柄、主な介護者の性別(全国)」の右側のグラフは、左側のグラフの男女比率を表しているのですか。

御意見のとおりでございます。

68 39

基本目標Ⅴ課題1施策の方向(1)行政の役割

「○高齢者虐待防止のために必要な広報活動と関係機関と連携し支援と情報提供を行います」を追加。

51ページの基本目標Ⅶ課題1施策の方向(1)に「○高齢者虐待防止のために高齢者虐待の通告義務等について広報活動に努めます」、基本目標Ⅶ課題1施策の方向(2)に「○高齢者虐待の防止に向けて関係機関と連携し、必要な支援と情報提供を行います」と記載しております。

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番号

ペー

ジ該当箇所 意見のあらまし 市の考え方

69 41基本目標Ⅴ課題2【現状と課題】

現状と課題に触れられていません。38ページの基本目標Ⅴ課題1の【現状と課題】に課題2の内容を含めて記載しております。

70 42

基本目標Ⅴ課題2施策の方向(3)市民・地域社会、企業の役割

ノーマライゼーションの意味は【用語解説】で説明しているが、「市民・地域社会、企業の役割」に「※」のついた語句を使う場合は、【現状と課題】の中で先に触れておくべき。唐突に難しい言葉が出て来る印象を受ける上に、理解しにくい。

41ページの【現状と課題】7行目の「障害のあるなしにかかわらず、共に生活し活動できる社会の構築」がノーマライゼーションの考え方にあたります。

7143

ほか

基本目標Ⅴ課題3【現状と課題】1行目ほか

43ページの【現状と課題】1行目の「単身世帯」、「ひとり親世帯」は、それぞれ10ページの(3)2行目の「単独世帯」、44ページの「行政の役割」の「ひとり親家庭」との定義に違いがなく、同じなら統一を。

「単独世帯」、「ひとり親世帯」に統一いたします。

724344

基本目標Ⅴ課題3【現状と課題】施策の方向(1)

基本理念(6)に「家族の多様化に対応した施策を充実する」と挙げているにも関わらず、施策がたいへん尐なく、課題、施策の方向(1)、「行政の役割」は同じ文言が並んでいるだけで具体的になっていない。(2)でもどのような生活支援をするのかわからない。データも母子・父子家庭のものだけで、43ページの【現状と課題】の記載も9行目「推察できる」などと不明確で不十分に感じる。基本目標に「あらゆる人が生きがいを持って安心して暮らせる環境整備」とあるので、44ページ(1)の「行政の役割」の「多様な家族形態を認め合い、分かり合うための啓発活動を行います」を「家族の形が多様化している現実を踏まえ、婚外子、セクシュアル・マイノリティなどの人々に対する偏見をなくす啓発活動を行います」へ修正し、偏見をなくし、理解が進むよう啓発活動をしてほしい。

【現状と課題】の3行目を「離婚家庭や単身の人、性同一性障害を有する人などに対する偏見をなくし、様々な家族形態があることが」に修正いたします。「行政の役割」につきましては、「多様な家族形態を認め合い、分かり合うための啓発活動を行います」に含まれるものと考えております。

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番号

ペー

ジ該当箇所 意見のあらまし 市の考え方

73 43

基本目標Ⅴ課題3・【現状と課題】・図

「図 母子家庭、父子家庭の状況(市)」から、父子家庭は平成2年と比べると減尐、一方母子家庭は急速に増加していると読み取れる。これは市特有のことなのか、比率でいえば多いのか、平成17年以降の市の現状はどうなのか。市のデータを使っているのに【現状と課題】には市の現状は解説されておらず、「行政の役割」も具体的でない。

5年ごとに実施される国勢調査の結果を記載しており、平成17年度のデータが最も新しくなっております。平成12年度と平成17年度の結果を見ますと、本市におきましては母子世帯・父子世帯の数、増加割合共に全国より若干上回っており、【現状と課題】には本市の状況も踏まえて、ひとり親世帯が増加していることを記載しております。

74 44基本目標Ⅴ課題3 図

「母子世帯・父子世帯の年間就労収入の構成割合」は寝屋川市のデータはないのですか。市の現状を知るために、10ページの「図 家族類型別構成比の推移(市)」をここに再掲してほしい。

市の母子世帯・父子世帯の就労収入について記載可能なデータはございません。また、それぞれの基本目標の課題につきましては、第2章を踏まえて記載しておりますので、原案どおりといたします。

75 44

基本目標Ⅴ課題3施策の方向(2)行政の役割

43ページの【現状と課題】で母子家庭の経済的状況の厳しさを述べ、「図 母子世帯・父子世帯の年間就労収入の構成割合(全国)」を使う以上、施策の方向(2)に経済的支援を加え、支援の中身をもっと具体的にするべき。

ひとり親世帯の自立支援として、児童扶養手当の支給など経済的支援を含めて行っておりますので、原案どおりといたします。

76 45基本目標Ⅴ課題4【現状と課題】

寝屋川市に居住する外国人女性やこどもの現状を記載してほしい。

【現状と課題】の1行目に「平成23(2011)年1月1日現在、市内に在住する外国人は2,820人で、そのうち女性は1,510人、15歳未満の子どもは183人です。」を追記いたします。

77 47

基本目標Ⅵ課題2・施策の方向(3)・行政の役割

「(3)HIV/エイズ、性感染症についての予防啓発の推進」を「(3)HIV/エイズや子宮頚がんの原因となるHPVへの感染を始めとする性感染症の予防と治療に関する啓発の推進」に、「HIV/エイズや性感染症について正しい理解の浸透を図ります」を「HIV/エイズや子宮頚がんの原因となるHPVへの感染を始めとする性感染症の予防と治療に関する正しい理解と情報を提供します」に修正。

HPVへの感染による子宮頸がんの予防啓発につきましては、46ページの基本目標Ⅵ課題1施策の方向(2)の「○女性の健康づくりについての情報提供に努めます」に含まれるものと考えております。

78 47

基本目標Ⅵ課題2・施策の方向(3)・行政の役割・担当課

リプロダクティブ・ヘルス/ライツの観点から、望まない妊娠をしないように正しい知識を身につける必要があるため、「HIV /エイズ、性感染症についての」を「望まない妊娠や性感染症、HIV /エイズについての」へ修正し、施策の方向(1)と同様に、担当課に「教育指導課・人権文化課」を追加してほしい。

「望まない妊娠」の予防啓発につきましては、基本目標Ⅵ課題2施策の方向(1)の「○あらゆる世代の女性の性の自己管理、自己決定の尊重と浸透を図るため、家庭学習、学校教育、社会教育、保健事業での啓発、学習機会の提供に努めます」に含まれるものと考えております。

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番号

ペー

ジ該当箇所 意見のあらまし 市の考え方

794952

基本目標Ⅶ課題1、2【現状と課題】

49ページ、52ページ、53ページで資料として市の現状を表す図を使っているのに、【現状と課題】は一般論的な内容に終始していて、市のことに何も触れていない。市の現状と課題をどのように把握、認識されているのか。課題1、2の【現状と課題】で意識調査結果の解説を入れるべきではないか。

課題1につきましては、セクシュアル・ハラスメントやストーカー、児童買春・児童ポルノ等の経験や相談件数等の図を掲載することで、克服すべき重大な課題であることを示しております。また、課題2につきましては、配偶者や恋人からの暴力の認識や経験の図を掲載することで、DVに関して正しい知識を持つことの重要性を示しております。

805253

基本目標Ⅶ・課題2・施策の方向(1)

課題2の表題「配偶者等からの暴力(DV)に対する啓発の推進」を「配偶者等からの暴力(DV)を根絶するための啓発の推進」に修正。「暴力」を「理解する」ような表記のため、「行政の役割」の「配偶者等からの暴力(DV)に対する理解の促進」を「配偶者等からの暴力(DV)防止のための啓発の推進」に修正。

文言を精査し、基本目標Ⅶ課題2の表題を「配偶者等からの暴力(DV)根絶に向けた啓発の推進」に、施策の方向(1)を「配偶者等からの暴力(DV)防止に関する啓発の推進」に、「行政の役割」の3つ目を「○デートDV防止に関する啓発に努めます」に修正いたします。

81 52

基本目標Ⅶ課題2【現状と課題】11行目

周囲の一言は気付きのきっかけになる場合ばかりではなく、反対に二次的被害を与える場合もあるからこそ、社会全体が正しい知識を持つ必要があり、両面を書くべき。「周囲の一言が気付きのきっかけになることから」を「周囲の一言が気付きのきっかけになることや、反対に被害者に二次的被害を与えることもあることから」へ修正。

【現状と課題】の11行目を「周囲の一言が気付きのきっかけになることや、反対に不適切な対応により被害者に更なる被害(二次的被害)が生じることもあるため、」に修正いたします。

825253

基本目標Ⅶ課題2図の表題

改正DV防止法により元配偶者にも保護命令を発令できるようになっていること、また事実婚や、法律上の婚姻関係が解消された後も身の危険を感じる被害者の状況があることを考えると、52ページと53ページの図の表題の「配偶者や恋人からの暴力」を「配偶者等や恋人からの暴力」とするべきではないか。

図の「男女共同参画に関する市民意識調査」の質問内容を勘案し、原案どおりといたします。

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番号

ペー

ジ該当箇所 意見のあらまし 市の考え方

83 53

基本目標Ⅶ課題2施策の方向(1)市民・地域社会、企業の役割・1つ目・3つ目

「DVについての学習機会に参加し、理解を深めましょう」を「DVについての学習を深めましょう」または「DVについての学習会に参加し、防止するための理解を深めましょう」などと修正してほしい。どう動くかまで記載しないと、理解だけしても何も変わらないため、「デートDVに対する理解を深めましょう」を「デートDVに対する理解を深め、防止のための意識を高めましょう」に修正してほしい。

文言を精査し、それぞれ「○DVについての学習機会に参加し、正しい知識を持ちましょう」、「○デートDVに関する正しい知識を持ちましょう」に修正いたします。

84 53

基本目標Ⅶ課題2施策の方向(1)行政の役割3つ目担当課

デートDVの問題は深刻化していて、学校教育の中で非暴力や、対等な関係を目指す教育が早急に必要。教育指導課や地域教育振興課等、教育関係課との連携は必須なので、「デートDVに関する啓発に努めます」に担当課として追記してほしい。

小・中学校では、生命を大切にし、相手の意思を尊重する等の人権教育を推進しており、関係課と連携をしながら、子どもの発達段階に応じた教育を進めてまいります。また、CAP(子どもへの暴力防止プログラム)の実施に努めてまいりますので、担当課に教育指導課と地域教育振興課を追加いたします。

85 56

基本目標Ⅶ課題3施策の方向(2)行政の役割1つ目

DVは起こってからでは遅く、相談以前に防止の段階の連携が不可欠。担当課として関係各課とひとくくりにせず、教育に関わる課で別に一つの項目を作り、防止の段階から更に積極的な取組をしてほしい。

必要に応じて関係各課と連携してまいりますので、原案どおりといたします。

86 56

基本目標Ⅶ課題3施策の方向(2)行政の役割1つ目

関係機関には警察も含まれていると思います。警察の果たす役割は大きいので、「府や関係機関・庁内関係課」を「府や警察等の関係機関・庁内関係課」と、もう尐し丁寧に、また具体的に見える形としてここに書いてほしい。

連携先としましては、警察のほかにも様々な府の施設や関係機関等がございますので、原案どおりといたします。

87 57

基本目標Ⅶ課題4施策の方向(1)行政の役割

「府や関係機関等と連携して」を「府や警察等の関係機関と連携して~」と、もう尐し丁寧に具体的に書いてほしい。

連携先としましては、警察のほかにも様々な府の施設や関係機関等がございますので、原案どおりといたします。

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番号

ペー

ジ該当箇所 意見のあらまし 市の考え方

88 57

基本目標Ⅶ課題4施策の方向(2)行政の役割

「○DV被害者やその子どもへ住宅や当面の生活資金等の提供を行います」を追加。

57ページの基本目標Ⅶ課題4施策の方向(2)に、住宅の提供につきましては、「○DV被害者へ住宅に関する情報提供を行います」としてDV被害等の母子世帯及び単身世帯向けの府営住宅の募集の情報提供を行い、当面の生活資金等につきましては、「○DV被害者やその子どもへの行政手続等に関する情報提供や助言を行います」として被害者の状況等に応じて、行政等の支援や情報提供を行うことで対応してまいります。

89 57

基本目標Ⅶ課題4施策の方向(2)行政の役割1つ目担当課

DV被害者の子どもへの手続きでは、保育所・幼稚園・小学校・中学校が大きな役割を果たすため、その重要性から関係各課とひとくくりにせず、教育指導課、こども室は別記してほしい。

DV被害者やその子どもへの手続きにつきましては、置かれている状況等により、様々な課等が関わりますので、原案どおりといたします。

90 58

第4章 プランの推進1.男女共同参画推進体制の確立(2)男女共同参画審議会

「施策の進捗状況等に関する審議をしていただき、提言や御意見等を踏まえて」は、「施策の進捗状況等に関する審議を経て、その提言や意見等を踏まえて」に変更しては。

男女共同参画審議会へ敬意を表し、この表記にしております。

91 59第4章 プランの推進3.プランの進行管理①

「市民への積極的な情報提供を行うため、施策の進捗状況を取りまとめて公表します。」とあるが、プランの進捗状況を市民が可視化できることが男女共同参画社会の実現に大きな推進力となると考えるため、具体的に時期と方法を明記してほしい。

プランの進捗状況につきましては、毎年、傍聴可能な男女共同参画審議会において報告し、資料を市民情報コーナーに設置するとともに、ホームページにも掲載したいと考えております。時期につきましては、同審議会の開催日を含め、より適切な時期を検討したいと考えております。

92 59第4章 プランの推進3.プランの進行管理②

実効性を高めるために、計画し、実施し、結果を点検・評価し、次の計画に結びつけて、継続的に改善していくことが重要なため、PDCAサイクルの導入を審議会に諮ってもらいたい。

毎年、プランの進捗状況を確認するため、計画と実績を取りまとめ、各課等にヒアリングを実施するとともに、男女共同参画審議会に進捗状況を報告して御意見等をいただき、各課等にフィードバックすることで、プランの実行性を高めてまいりました。今後も、引き続き実効性を高めるよう、取り組んでまいります。

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番号

ペー

ジ該当箇所 意見のあらまし 市の考え方

93 59【目標数値を設定する施策】基本目標Ⅳ2つ目

基本目標Ⅳの「地域子育て拠点の箇所数」が現在6か所で、平成32年度までの目標数値が12か所となっているが、「寝屋川市こどもプラン後期行動計画(次世代育成支援行動計画)」では、平成29年度までに8か所と設定されている。平成29年までに2か所しか増やせないのに、平成30年から32年に4か所の拠点を増やす計画になる。この目標数値12か所の根拠になる事後計画を説明してほしい。

目標数値である12か所は、各中学校区に1か所の設置を目指すものです。また、「寝屋川市こどもプラン後期行動計画(次世代育成支援行動計画)」における平成29年度までの目標事業量につきましては、前倒しをして実施することも可能だと考えております。

94 63参考資料○市の動き

2004年に「京阪奈6市で女性のための相談窓口を開設しています」を追加してください。

他の項目の内容を勘案し、原案どおりといたします。

95 63参考資料○市の動き

2007年に「男女共同参画課を人権文化課に改称」を追加してください。

平成19年(2007年)の「○市の動き」の欄に、「○男女共同参画課を人権文化課に統合」を追加いたします。

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ほか【用語解説】

掲載順がプラン本文で出てきた順になっていないのでわかりにくいため、初めて記載された箇所で※1の記載をし、用語解説には通し番号をつけてほしい。

掲載している順に、通し番号を付けることといたします。

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